JPH10331966A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH10331966A
JPH10331966A JP15166297A JP15166297A JPH10331966A JP H10331966 A JPH10331966 A JP H10331966A JP 15166297 A JP15166297 A JP 15166297A JP 15166297 A JP15166297 A JP 15166297A JP H10331966 A JPH10331966 A JP H10331966A
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JP
Japan
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automatic transmission
select
control device
current
select position
Prior art date
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Application number
JP15166297A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Ueda
義明 植田
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置側で自動変速機の故障を認識するこ
とができない。 【解決手段】 セレクトポジションを運転者の意思によ
り選択されたセレクトポジションとして検出するセレク
トポジション検出手段11と、セレクトポジション検出
手段11により検出したセレクトポジションに応じて自
動変速機による変速パターンを制御する変速パターン制
御手段12と、現在のセレクトポジションを検知する現
在ポジション検知手段13と、セレクトポジション検出
手段11にて検出された運転者の意思としてのセレクト
ポジションと、現在ポジション検知手段13にて検知さ
れたセレクトポジションとが合致しているか否かを判定
するポジション合致判定手段14と、ポジション合致判
定手段14にて両セレクトポジションが合致していなけ
れば、この自動変速機を故障と判定する故障判定手段1
5とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れる自動変速機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような自動変速機の制御装置
によれば、運転席に配置したセレクトレバーのレバー操
作、例えばNレンジからDレンジにレバー操作すると、
自動変速機内のセレクトポジションが、運転者の意思と
してDレンジに選択されたものとして、これを検出し、
運転者がクラッチング締結操作を行わずとも、そのセレ
クトポジションをドライブに変更して、車両を前進方向
に走行させるように自動変速機の締結要素を自動操作す
る。
【0003】また、NレンジからRレンジにレバー操作
されると、自動変速機内のセレクトポジションが、運転
者の意思としてRレンジに選択されたものとして、これ
を検出し、そのセレクトポジションをRレンジに変更し
て、車両を後進方向に走行させるように自動変速機の締
結要素を自動操作する。また、Dレンジ又はRレンジか
らNレンジにレバー操作されると、自動変速機のセレク
トポジションが、運転者の意思としてNレンジに選択さ
れて、これを検出し、そのセレクトポジションをNレン
ジに変更すべく締結要素を操作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動変速機の制御装置によれば、例えば運転者
がRレンジ又はDレンジからNレンジにレバー操作を行
ったにもかかわらず、自動変速機内の締結要素の締結操
作が運転者の意思に反して行われなかったり、Nレンジ
からDレンジ又はRレンジにレバー操作を行ったにもか
かわらず、自動変速機内の締結要素が解放されたままで
あったりする場合があり、これらを運転者として認識す
ることができないという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、自動変速機内の締結
要素の締結操作が運転者の意思に反して行われなかった
り、自動変速機内の締結要素が解放されたままであった
りする場合を運転者として認識することができる自動変
速機の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る自動変速機の制御装置は、
セレクトポジションを運転者の意思により選択されたセ
レクトポジションとして検出するセレクトポジション検
出手段と、このセレクトポジション検出手段により検出
したセレクトポジションに応じて自動変速機による変速
パターンを制御する変速パターン制御手段と、自動変速
機による現在のセレクトポジションを検知する現在ポジ
ション検知手段と、前記セレクトポジション検出手段に
て検出された前記運転者の意思としてのセレクトポジシ
ョンと、前記現在ポジション検知手段にて検知された前
記セレクトポジションとが合致しているか否かを判定す
るポジション合致判定手段と、前記ポジション合致判定
手段にて前記両セレクトポジションが合致していないと
き、この自動変速機を故障と判定する故障判定手段とを
有する。
【0007】かかる構成により、セレクトポジション検
出手段にて検出された、運転者の意思により選択された
セレクトポジションと、現在ポジション検知手段にて検
知された自動変速機による現在のセレクトポジションと
が合致しているか否かをポジション合致判定手段で判定
し、そのセレクトポジションが合致していない場合に
は、この自動変速機が故障しているものと判断すること
ができて、制御装置側で自動変速機の故障を確実に認識
することができる。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る自動変速機の制御装置は、請求項1に
記載の自動変速機の制御装置において、前記現在ポジシ
ョン検知手段は、自動変速機に設けた加速度センサから
の加速変化状況を自動変速機内部の締結要素の締結/解
放によるショックとして検出し、この検出結果に基づい
て現在のセレクトポジションを検出する。
【0009】かかる構成により、前記現在ポジション検
知手段が、自動変速機に設けた加速度センサからの加速
変化状況を自動変速機内部の締結要素の締結/解放によ
るショックとして検出し、この検出結果に基づいて現在
のセレクトポジションを検出するようになって、上記し
た請求項1の発明の作用と同様な作用を奏し得る。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る自動変速機の制御装置は、請求項1又
は請求項2に記載の自動変速機の制御装置において、前
記故障判定手段にて自動変速機が故障したと判定される
と、自動変速機の故障を警告する警告手段を有すること
を特徴とする。
【0011】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、この警告手段は、例
えば運転席に配置された、この故障を警告表示する表示
パネル又は表示ランプや、警報音で故障を報知する警報
ブザー等に相当するものであり、運転者側にも自動変速
機の故障を認識させることができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る自動変速機の制御装置は、請求項1又
は請求項2又は請求項3に記載の自動変速機の制御装置
において、前記現在ポジション検出手段を自動変速機に
直接取付けるか、または制御装置に内蔵して、その制御
装置を自動変速機に直接取付けた。
【0013】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、自動変速機内部の締
結要素の締結/解放によるショックを容易に検出するこ
とができ、自動変速機の故障判断の精度を向上させるこ
とができる。さらに、加速度センサを取り付けた制御装
置を自動変速機に直接取付けることにより、加速度セン
サ及び制御装置間のハーネスが不必要となり、その製品
コストを低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明における自動変速機
の制御装置を図面に基づいて説明する。図1は本発明の
自動変速機の制御装置におけるクレーム対応図、図2は
自動変速機の制御装置の概略構成を示す説明図である。
【0015】図1において自動変速機の制御装置10
は、セレクトポジションを運転者の意思により選択され
たセレクトポジションとして検出するセレクトポジショ
ン検出手段11と、このセレクトポジション検出手段1
1により検出したセレクトポジションに応じて自動変速
機による変速パターンを制御する変速パターン制御手段
12と、自動変速機による現在のセレクトポジションを
検知する現在ポジション検知手段13と、前記セレクト
ポジション検出手段11にて検出された前記運転者の意
思としてのセレクトポジションと、前記現在ポジション
検知手段13にて検知された前記セレクトポジションと
が合致しているか否かを判定するポジション合致判定手
段14と、前記ポジション合致判定手段14にて前記両
セレクトポジションが合致していないとき、この自動変
速機を故障と判定する故障判定手段15と、この故障判
定手段15にて自動変速機が故障したと判定されると、
自動変速機の故障を警告する警告手段16と、前記故障
判定手段15にて自動変速機が故障したと判定される
と、自動変速機の現在セレクトポジションを、この現在
セレクトポジションと相反するセレクトポジションに変
更するように、前記変速パターン制御手段12を制御す
る制御手段17とを有するものである。
【0016】図2においてエンジン21に取付けられた
自動変速機22の制御装置23は、運転席に配置された
セレクトレバーのレバー操作に応じて、セレクトポジシ
ョンを変更するセレクトポジション信号を検出するセレ
クトポジション検出手段11であるセレクトポジション
信号検出部24と、前記セレクトポジション信号に応じ
て自動変速機22のセレクトポジションを変更制御す
る、つまり自動変速機内部の締結要素の締結動作又は開
放動作を制御する変速指令信号を出力する変速パターン
制御手段12であるメカニカル制御部25と、この自動
変速機22に取付けられた加速度センサ26からの加速
変化状況を自動変速機内部の締結要素の締結/解放によ
るショックとして検出し、この検出結果に基づいて現在
のセレクトポジションを検知する現在ポジション検知手
段13である現在ポジション検出部27と、この制御装
置23全体を制御すると共に、前記セレクトポジション
信号検出部24にて検出されたレバー操作に関わるセレ
クトポジションと、前記現在ポジション検出部27にて
検出された現在セレクトポジションとが合致しているか
否かを判定し、この判定結果に基づいて自動変速機22
が正常であるか否かを判定する制御部28とを有してい
る。なお、図1に示すポジション合致判定手段14、故
障判定手段15及び制御手段17は、図2に示す制御部
28に相当するものである。
【0017】また、運転席には、自動変速機22の故障
を運転者に通知する、警告ランプ(図示せず)が設けて
ある。尚、この警告ランプは、前記制御部28によって
点灯制御されるものである。
【0018】前記セレクトポジション信号検出部24
は、運転者のレバー操作によって、セレクトポジション
信号に応じて、運転者が意図するセレクトポジションを
検出するものである。
【0019】前記現在ポジション検出部27は、前記加
速度センサ26からの検出値から後述するG変化(加速
度変化)を検出し、このG変化に基づいて、自動変速機
22による現在のセレクトポジション(ニュートラル、
ドライブ又はリバース)を検出するものである。
【0020】この現在ポジション検出部27によるG変
化の検出方法としては、図3(a)に示すように加速度
センサ26による前回の最大検出値(G MAX)から
現在検出値(G READ)を減算し、その算出値が正
側検出閾値(G PLUS)を上回った場合に正側のG
変化を検出したものと認識することができる。
【0021】また、現在ポジション検出部27におい
て、図3(b)に示すように、加速度センサ26による
前回の最小検出値(G MIN)から現在検出値(G
READ)を減算し、その算出値が負側検出閾値(G
MINS)を下回った場合に負側のG変化を検出したも
のと認識することができる。
【0022】図4は自動変速機22が正常なクラッチン
グ動作をした場合の現在ポジション検出部27よるG変
化検出動作を端的に示す説明図である。
【0023】現在ポジション検出部27は、セレクトレ
バーがニュートラル(Nレンジ)からドライブ(Dレン
ジ)にレバー操作された場合、又はリバース(Rレン
ジ)からニュートラル(Nレンジ)にレバー操作された
場合に、自動変速機22にて正常なクラッチング動作が
行われると、図4(a)に示すような正側のG変化を検
出することができるものである。
【0024】また、現在ポジション検出部27は、セレ
クトレバーがニュートラルからリバースにレバー操作さ
れた場合、又はドライブからニュートラルにレバー操作
された場合に、自動変速機22にて正常なクラッチング
動作が行われると、図4(b)に示すような負側のG変
化を検出することができるものである。
【0025】図5は自動変速機22が異常なクラッチン
グ動作をした場合の現在ポジション検出部27によるG
変化検出動作を端的に示す説明図である。
【0026】また、現在ポジション検出部27は、セレ
クトレバーがニュートラルからドライブ又はリバースに
レバー操作されたにも関わらず、自動変速機22にて正
常なクラッチング動作が行われないと、図5(a)に示
すようにG変化を検出しない。
【0027】また、現在ポジション検出部27は、セレ
クトレバーがニュートラルからドライブにレバー操作さ
れたにも関わらず、自動変速機22にて正常なクラッチ
ング動作が行われないと、図5(b)に示すような負側
のG変化を検出する。また、現在ポジション検出部27
は、ニュートラルからリバースにレバー操作されたにも
関わらず、自動変速機22にて正常なクラッチング動作
が行われないと、図5(c)に示すような正側のG変化
を検出する。
【0028】また、現在ポジション検出部27は、ドラ
イブ又はリバースからニュートラルにレバー操作された
にも関わらず、自動変速機22にて正常なクラッチング
動作が行われないと、図5(d)に示すようにG変化を
検出しない。
【0029】現在ポジション検出部27は、ドライブか
らニュートラルにレバー操作されたにも関わらず、自動
変速機22にて正常なクラッチング動作が行われない
と、図5(e)に示すような正側のG変化を検出する。
また、現在ポジション検出部27は、リバースからニュ
ートラルにレバー操作されたにも関わらず、自動変速機
22にて正常なクラッチング動作が行われないと、図5
(f)に示すような負側のG変化を検出する。
【0030】このように現在ポジション検出部27によ
れば、図4及び図5に示すようにG変化を検出すること
により、自動変速機22による現在のセレクトポジショ
ンを検出するものである。
【0031】前記制御部28は、運転者のレバー操作に
よるセレクトポジションと現在のセレクトポジションと
が合致しているか否かを判定し、この判定結果に基づい
て自動変速機22が正常であるか否かを認識するもので
ある。〔表1〕は自動変速機22が故障であるか否かを
判別する故障判定表である。
【表1】
【0032】この故障判定表は、制御部28内部のメモ
リ(図示せず)に記憶されており、“0”から“4”ま
での5つの故障判定ルートを有している。
【0033】さらに、各故障判定ルートは、正側のG変
化を検出したか否かを示す正側G変化フラグと、負側の
G変化を検出したか否かを示す負側G変化フラグと、自
動変速機22の故障を認識したか否かを示す故障認識フ
ラグとを有している。
【0034】この故障判定表によれば、正側のG変化を
検出すると、正側G変化フラグを“1”に設定し、負側
のG変化を検出すると、負側G変化フラグを“1”に設
定し、故障であれば故障判定フラグ(FAIL FLA
G)を“1”に設定するものである。
【0035】故障判定ルート“0”とは、エンジン起動
時の初期状態を示すものであり、故障判定ルートは
“0”に設定してある。尚、この初期状態においては、
前回の最大検出値(G MAX)、前回の最小検出値
(G MIN)、現在検出値(GREAD)をクリアー
にし、さらに故障判定フラグを“0”に設定してある。
【0036】故障判定ルート“1”とは、セレクトレバ
ーがニュートラルからドライブにレバー操作された状態
を示すものであり、正側G変化フラグが“0”の場合に
は故障判定フラグを“1”に設定し、正側G変化フラグ
が“1”の場合には故障判定フラグを“0”に設定する
ものである。
【0037】故障判定ルート“2”とは、セレクトレバ
ーがニュートラルからリバースにレバー操作された状態
を示すものであり、負側G変化フラグが“0”の場合に
は故障判定フラグを“1”に設定し、負側G変化フラグ
が“1”の場合には故障判定フラグを“0”に設定する
ものである。
【0038】故障判定ルート“3”とは、セレクトレバ
ーがドライブからニュートラルにレバー操作された状態
を示すものであり、負側G変化フラグが“0”の場合に
は故障判定フラグを“1”に設定し、故障判定フラグを
“1”に設定し、負側変化フラグが“1”の場合には故
障判定フラグを“0”に設定するものである。
【0039】故障判定ルート“4”とは、セレクトレバ
ーがリバースからニュートラルにレバー操作された状態
を示すものであり、正側G変化フラグが“0”の場合に
は故障判定フラグを“1”に設定し、正側G変化フラグ
が“1”の場合には故障判定フラグを“0”に設定する
ものである。
【0040】次に、本発明の実施の形態例に示す自動変
速機の制御装置の変速機故障判定処理における動作につ
いて説明する。図6及び図7は変速機故障検出処理にお
ける制御部28の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0041】この変速機故障検出処理とは、運転席に配
置したセレクトレバーのレバー操作によってセレクトポ
ジションを変更したにも関わらず、実際に自動変速機側
でセレクトポジションが変更されなかった場合に自動変
速機の故障を運転者に警告する処理である。
【0042】図6において制御部28は、セレクトレバ
ーによるレバー操作を検出すると、前記セレクトポジシ
ョン信号検出部24にて、このレバー操作によるセレク
トポジション、つまり今回レンジを読み込み(ステップ
S1)、前回レンジがニュートラルであるか否かを判定
する(ステップS2)。尚、前回レンジとは、前記レバ
ー操作直前のセレクトポジションに相当するものであ
る。
【0043】前回レンジがニュートラルであれば、ステ
ップS1にて読み込まれた今回レンジがニュートラルで
あるか否かを判定する(ステップS3)。今回レンジが
ニュートラルでなければ、今回レンジがリバースである
か否かを判定する(ステップS4)。今回レンジがリバ
ースであれば、ニュートラルからリバースにレバー操作
が行われたと判断して、故障判定ルートを“2”に設定
し(ステップS5)、セレクトタイマーをクリアーにし
て、そのタイマーをスタートする(ステップS6)。
尚、このセレクトタイマーは制御部28の内部にあるも
のとする。
【0044】次にタイマースタート後、前記加速度セン
サ26からの現在検出値を現在ポジション検出部27に
て読み込み(ステップS7)、前回データとしての現在
ポジション検出部27にて読み込まれた最大検出値(G
MAX)及び最小検出値(G MIN)をクリアーに
し(ステップS8)、図7に示すBに移行する。
【0045】また、ステップS4にて今回レンジがリバ
ースでなければ、ニュートラルからドライブにレバー操
作が行われたと判断して、故障判定ルートを“1”に設
定し(ステップS9)、ステップS6に移行する。
【0046】また、ステップS2にて前回レンジがニュ
ートラルでなければ、前回レンジがリバースであるか否
かを判定する(ステップS10)。前回レンジがリバー
スであれば、今回レンジがニュートラルであるか否かを
判定する(ステップS11)。今回レンジがニュートラ
ルであれば、リバースからニュートラルにレバー操作が
行われたと判断して、故障判定ルートを“4”に設定し
(ステップS12)、ステップS6に移行する。
【0047】また、ステップS10にて前回レンジがリ
バースでなければ、前回レンジをドライブと判断し、今
回レンジがニュートラルであるか否かを判定する(ステ
ップS13)。今回レンジがニュートラルであれば、ド
ライブからニュートラルにレバー操作が行われたと判断
して、故障判定ルートを“3”に設定し(ステップS1
4)、ステップS6に移行する。
【0048】また、ステップS3にて今回レンジがニュ
ートラルであれば、セレクトタイマーが1秒間以上経過
したか否かを判定する(ステップS15)。セレクトタ
イマーが1秒間以上経過したのであれば、セレクトタイ
マーをストップし(ステップS16)、図7に示すAに
移行する。
【0049】また、ステップS15にてセレクトタイマ
ーが1秒間以上経過したのでなければ、前記加速度セン
サ26からの現在検出値を現在ポジション検出部27に
て読み込み、現在検出値が前回の最大検出値よりも大き
ければ、この現在検出値を最大検出値として更新すると
共に、現在検出値が前回の最小検出値よりも小さけれ
ば、この現在検出値を最小検出値として更新し(ステッ
プS17)、図7に示すBに移行する。
【0050】また、ステップS11にて今回レンジがニ
ュートラルでなければ、ドライブと判断して、ステップ
S15に移行する。また、ステップS13にて今回レン
ジがニュートラルでなければ、ドライブと判断して、ス
テップS15に移行する。
【0051】図7に示すAにおいて制御装置は、故障判
定ルートが“0”に設定されているか否かを判定する
(ステップS18)。故障判定ルートが“0”でなけれ
ば、現在設定中の故障判定ルートから故障判定表及び現
在検出中のG変化に基づいて故障判定フラグ(FAIL
−FLAG)を設定し(ステップS19)、現在設定中
の故障判定フラグが“1”であるか否かを判定する(ス
テップS20)。故障判定フラグが“1”であれば、運
転者に自動変速機の故障を通知するために、運転席に配
置した故障警告用ランプを点灯表示し(ステップS2
1)、故障判定ルートを“0”に設定し(ステップS2
2)、他の制御動作を行った後(ステップS23)、こ
の処理動作を終了する。
【0052】また、ステップS18にて故障判定ルート
が“0”であれば、又はステップS20にて故障判定フ
ラグが“0”であれば、この自動変速機のクラッチング
動作を正常と判断して、故障判定ルートを“0”に設定
し(ステップS24)、ステップS23に移行する。
【0053】上記した実施の形態例によれば、セレクト
レバーにてレバー操作されたセレクトポジションと、実
際上の自動変速機にて作動中の現在セレクトポジション
とが合致しているか否かを判定し、これら検出されたセ
レクトポジションが合致していなければ、この自動変速
機を故障しているものと判断して、警告表示用ランプを
点灯表示するようにしたので、運転席のユーザーは自動
変速機の異常を認識することができる。
【0054】また、上記した実施の形態例においては、
制御装置23を自動変速機22と離して取付るようにし
たが、図8に示すように加速度センサ26を内蔵した制
御装置23を自動変速機22に直接取り付けるようにし
ても良く、この場合には自動変速機22及び制御装置2
3間のハーネスが必要なく、非常に経済的である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る自動変速機の制御装置によれば、セレクトポジショ
ン検出手段にて検出された、運転者の意思により選択さ
れたセレクトポジションと、現在ポジション検知手段に
て検知された自動変速機による現在のセレクトポジショ
ンとが合致しているか否かをポジション合致判定手段で
判定し、そのセレクトポジションが合致していない場合
には、この自動変速機が故障しているものと判断するこ
とができて、制御装置側で自動変速機の故障を確実に認
識することができる。
【0056】また、請求項2の発明に係る自動変速機の
制御装置によれば、前記現在ポジション検知手段が、自
動変速機に設けた加速度センサからの加速変化状況を自
動変速機内部の締結要素の締結/解放によるショックと
して検出し、この検出結果に基づいて現在のセレクトポ
ジションを検出するようになって、上記した請求項1の
発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【0057】また、請求項3の発明に係る自動変速機の
制御装置によれば、請求項1の発明の効果と同様な効果
を奏し得るばかりか、この警告手段は、例えば運転席に
配置された、この故障を警告表示する表示パネル又は表
示ランプや、警報音で故障を報知する警報ブザー等に相
当するものであり、運転者側にも自動変速機の故障を認
識させることができる。
【0058】また、請求項4の発明に係る自動変速機の
制御装置によれば、請求項1の発明の効果と同様な効果
を奏し得るばかりか、自動変速機内部の締結要素の締結
/解放によるショックを容易に検出することができ、自
動変速機の故障判断の精度を向上させることができる。
さらに、加速度センサを取り付けた制御装置を自動変速
機に直接取付けることにより、加速度センサ及び制御装
置間のハーネスが不必要となり、その製品コストを低減
することができる。加速度センサ及び制御装置間のハー
ネスが不必要となり、その製品コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動変速機の制御装置におけるク
レーム対応図である。
【図2】本発明に係る自動変速機の制御装置における実
施の形態例を示す説明図である。
【図3】(a)は同実施の形態例における現在ポジショ
ン検出部の正側のG変化の説明図である。(b)は同実
施の形態例における現在ポジション検出部の負側のG変
化の説明図である。
【図4】同実施の形態例における自動変速機が正常なク
ラッチング動作をした場合の現在ポジション検出部によ
るG変化検出動作を端的に示す説明図であって、(a)
はニュートラルからドライブにレバー操作された場合、
又はリバースからニュートラルにレバー操作された場合
に検出された正側のG変化であり、(b)はニュートラ
ルからリバースにレバー操作された場合、又はドライブ
からニュートラルにレバー操作された場合に検出された
負側のG変化である。
【図5】同実施の形態における自動変速機が異常なクラ
ッチング動作をした場合の現在ポジション検出部による
G変化検出動作を端的に示す説明図であって、(a)は
ニュートラルからドライブ又はリバースにレバー操作さ
れたときにG変化が検出されない場合であり、(b)は
ニュートラルからドライブにレバー操作された場合に検
出された負側のG変化であり、(c)はニュートラルか
らリバースにレバー操作された場合に検出された正側の
G変化であり、(d)はドライブ又はリバースからニュ
ートラルにレバー操作された場合に検出されたG変化で
あり、(e)はドライブからニュートラルにレバー操作
された場合に検出された正側のG変化であり、(f)は
リバースからニュートラルにレバー操作された場合に検
出された負側のG変化である。
【図6】同実施の形態における自動変速機の制御装置内
部の変速機故障検出処理における制御部の処理動作を示
すフローチャートである。
【図7】同実施の形態における自動変速機の制御装置内
部の変速機故障検出処理における制御部の処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】本発明に係る自動変速機の制御装置における他
の実施の形態例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 制御装置 11 セレクトポジション検出手段 12 変速パターン制御手段 13 現在ポジション検知手段 14 ポジション合致判定手段 15 故障判定手段 16 警告手段(警告表示用ランプ) 17 制御手段 22 自動変速機 23 制御装置 24 セレクトポジション信号検出部(セレクトポジシ
ョン検出手段) 25 メカニカル制御部(変速パターン制御手段) 26 加速度センサ 27 現在ポジション検出部(現在ポジション検知手
段) 28 制御部(ポジション合致判定手段、故障判定手
段、制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セレクトポジションを運転者の意思によ
    り選択されたセレクトポジションとして検出するセレク
    トポジション検出手段と、 このセレクトポジション検出手段により検出したセレク
    トポジションに応じて自動変速機による変速パターンを
    制御する変速パターン制御手段と、 自動変速機による現在のセレクトポジションを検知する
    現在ポジション検知手段と、 前記セレクトポジション検出手段にて検出された前記運
    転者の意思としてのセレクトポジションと、前記現在ポ
    ジション検知手段にて検知された前記セレクトポジショ
    ンとが合致しているか否かを判定するポジション合致判
    定手段と、 前記ポジション合致判定手段にて前記両セレクトポジシ
    ョンが合致していないとき、この自動変速機を故障と判
    定する故障判定手段とを有することを特徴とする自動変
    速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記現在ポジション検知手段は、自動変
    速機に設けた加速度センサからの加速変化状況を自動変
    速機内部の締結要素の締結/解放によるショックとして
    検出し、この検出結果に基づいて現在のセレクトポジシ
    ョンを検出する請求項1に記載の自動変速機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記故障判定手段にて自動変速機が故障
    したと判定されると、自動変速機の故障を警告する警告
    手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記現在ポジション検出手段を自動変速
    機に直接取付けるか、または制御装置に内蔵して、その
    制御装置を自動変速機に直接取付けた請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の自動変速機の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344805A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Denso Corp 自動変速機用故障検出装置
WO2009139250A1 (ja) * 2008-05-13 2009-11-19 トヨタ自動車株式会社 シフト切換機構の異常判定装置および異常判定方法

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