JPH10332019A - 高温用バルブ - Google Patents

高温用バルブ

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JPH10332019A
JPH10332019A JP14284897A JP14284897A JPH10332019A JP H10332019 A JPH10332019 A JP H10332019A JP 14284897 A JP14284897 A JP 14284897A JP 14284897 A JP14284897 A JP 14284897A JP H10332019 A JPH10332019 A JP H10332019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve box
outer flange
flange
valve seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP14284897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Babe
朋樹 馬部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁箱の内部における低温の上流側からこの上
流側よりも大径の高温の下流側に向けて円筒状の弁箱弁
座が形成され、この弁箱弁座の外フランジと、この外フ
ランジに接続される内筒の内フランジとに大きな熱応力
が発生することを防止する。 【解決手段】 内筒13の内フランジ14と弁箱弁座6
の外フランジ15とが周方向に複数のボルト31にて相
互に締結される。この締結部における内フランジ側と外
フランジ側とに、弁箱弁座6が低温の上流側から高温の
下流側に向けて次第に拡径するように熱変形したとき
に、この熱変形に応じて内フランジ側と外フランジ側と
を互いに摺動させる、横断面が円弧状の摺動面24、2
5がそれぞれ形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高温用バルブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】火力発電のための設備などにおいて設け
られる高温用バルブとして、たとえば図7に示すような
ものが知られている。この図7の高温用バルブにおい
て、1は上流側弁箱、2は下流側弁箱で、両者はボルト
3により締結されることで一体化されている。上流側弁
箱1の内部には上流側低温ガスのための横断面円形の流
路4が形成され、また下流側弁箱2の内部には下流側高
温ガスのための横断面円形の流路5が形成されている。
【0003】下流側弁箱2の内部には円筒状の弁箱弁座
6が設けられ、この弁箱弁座6はボルト7によって下流
側弁箱2の内部に取り付けられている。この弁箱弁座6
の上流側部分は、下流側弁箱2に形成された貫通孔8を
介して、上流側弁箱1の流路4に連通されている。また
弁箱弁座6の下流側の先端には、環状のシート面9が形
成されている。下流側弁箱2の内部にはシート面9に着
座可能な弁体10が配置され、この弁体10は、上流側
弁箱1を貫通して弁箱外へ導かれる弁棒11によって開
閉操作可能なように構成されている。
【0004】弁箱弁座6に連通する上流側弁箱1の流路
4の部分に比べ、この弁箱弁座6よりも下流側における
下流側弁箱2の流路5の方が大径に形成されている。そ
して、この下流側弁箱2の内周面には、下流側高温ガス
の保有する熱が外部に逃げるのを防止するための断熱層
12が配置されている。また断熱層12の内周面は、こ
の断熱層12が下流側高温ガスに直接に晒されるのを防
止してこの断熱層12を保護するための内筒13にて覆
われている。
【0005】図8に詳細に示すように、内筒13には弁
箱弁座6の外周側の位置において内フランジ14が形成
されており、また弁箱弁座6には、この内フランジ14
に対応して外フランジ15が形成されている。これら内
フランジ14と外フランジ15とは互いに重ね合わさ
れ、周方向に複数のボルト16によって互いに締結され
ている。内筒13の内フランジ14に対応して、断熱層
12にも内フランジ17が形成され、この内筒13の内
フランジ14を通って熱が逃げることが防止されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
の高温用バルブにおいては、弁箱弁座6の上流側部分す
なわち貫通孔8に近い部分は上流側低温ガスの影響を受
けて低温の状態にあり、これに対し弁箱弁座6の下流側
部分すなわちシート面9およびその近傍の部分は下流側
高温ガスの影響を受けて高温になる。この結果、図9に
示すように、弁閉状態において弁箱弁座6は、熱膨張に
よって、上流側部分から下流側部分に向けて次第に拡径
するテーパ形状に変形し、中心軸方向18に対する傾き
19が生じる。このため、相互にボルト結合されている
内筒13の内フランジ14およびその周辺と弁箱弁座6
の外フランジ15およびその周辺とに、熱による大きな
曲げ応力が発生するという問題点がある。
【0007】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、上記のような大きな熱応力の発生を防止すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、弁箱の内部における低温の上流側からこの上
流側よりも大径の高温の下流側に向けて円筒状の弁箱弁
座が形成され、この弁箱弁座の下流側の先端にシート面
が形成され、前記弁箱弁座の外周に外フランジが形成さ
れ、弁箱弁座よりも下流側の弁箱の内面に断熱層が配置
され、この断熱層の内面が内筒で覆われ、この内筒の内
周に内フランジが形成され、この内フランジと前記外フ
ランジとが周方向に複数のボルトにて相互に締結され、
この締結部における内フランジ側と外フランジ側とに、
前記弁箱弁座が前記低温の上流側から高温の下流側に向
けて次第に拡径するように熱変形したときに、この熱変
形に応じて前記内フランジ側と外フランジ側とを互いに
摺動させる、横断面が円弧状の摺動面がそれぞれ形成さ
れているようにしたものである。
【0009】このような構成であると、弁箱弁座が特に
弁閉状態において低温の上流側から高温の下流側に向け
て次第に拡径するようにテーパ形状に熱変形しても、そ
れに応じて内筒の内フランジ側と弁箱弁座の外フランジ
側とが横断面円弧状の摺動面に沿って互いに摺動するた
め、大きな熱応力の発生が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図6にもとづき、図7〜図9に示した部材と同一の
部材には同一の参照番号を付して、詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、弁箱弁座6の外フラン
ジ15の一端面および他端面にはそれぞれ突部21、2
2が一体に形成され、これら突部21、22によって、
中心の一致した横断面円弧状の一対の凸状の摺動面2
3、24が形成されている。
【0012】内筒13の内フランジ14には、弁箱弁座
6の外フランジ15における一方の摺動面24に接する
横断面円弧状の凹状の摺動面25が形成されている。ま
た、弁箱弁座6の外フランジ15における内フランジ1
4とは反対側の突部21に対応して座板26が設けられ
ており、この座板26には、突部21の摺動面23に接
する横断面円弧状の凹状の摺動面27が形成されてい
る。
【0013】座板26と外フランジ15と内フランジ1
4とには、弁箱弁座6の周方向に沿った複数の位置にお
いて、弁箱弁座6の軸心方向のボルト孔28、29、3
0がそれぞれ形成されている。そして、これらのボルト
孔28、29、30を通るボルト31と、ナット32と
によって、これら座板26と外フランジ15と内フラン
ジ14とは、適度の力で固定されている。
【0014】この固定状態において、摺動面23、2
4、25、27を除いた他の部分では、外フランジ15
と座板26との間、および外フランジ15と内フランジ
14との間において、それぞれある程度の隙間33、3
4が形成されている。また外フランジ15のボルト孔2
9は、他のボルト孔29、30よりも大径に形成されて
いる。
【0015】このような構成において、特に弁閉状態で
図2に示すように円筒状の弁箱弁座6がテーパ状に熱変
形し、中心軸方向18に対する傾き19が生じた場合に
は、それに応じて、この弁箱弁座6の外フランジ15の
突部21、22の摺動面23、24と、内筒13の内フ
ランジ14の摺動面25および座板26の摺動面27と
が相互に摺動する。このような摺動が起こることによっ
て、内筒13の内フランジ14およびその周辺と、弁箱
弁座6の外フランジ15およびその周辺とに大きな熱応
力が発生することが防止される。
【0016】このとき、上述のように座板26と外フラ
ンジ15と内フランジ14とはボルト31とナット32
とによって適度の力で固定されているだけであり、外フ
ランジ15と座板26および内フランジ14との間には
隙間33、34が形成されており、しかも外フランジ1
5のボルト孔29は他のボルト孔29、30よりも大径
に形成されているため、支障無く円滑に摺動を行うこと
が可能であり、効果的に熱応力の発生を防止することが
できる。
【0017】また、弁箱弁座6の外フランジ15と内筒
13の内フランジ14とは、このように相互に摺動可能
に構成されているにもかかわらず、ボルト31およびナ
ット32によって相互に固定されているため、弁を開状
態としたときに通過流体によって内筒13が振動したり
しない利点がある。しかも弁箱弁座6の外フランジ15
と内筒13の内フランジ14とが相互に摺動状態で接触
しているため、下流側高温ガスが断熱層12に流入する
ことが防止される。
【0018】図3に示すように、弁箱弁座6の外フラン
ジ15の突部21、22は、この外フランジ15の周方
向にわたって畝状に形成することができる。このとき
は、内筒13の内フランジ14の摺動面25も、これに
対応して周方向に連続した溝状に形成される。なお、座
板26は、理想的には外フランジ15の全周に沿ったリ
ング状に形成すれば、図2に示す摺動時にボルト31が
傾かなくて済む利点があるが、その場合は、外フランジ
15を越えて所定位置に設置することができない。そこ
で、たとえば周方向に2分割した半円リング状などの構
成とするのが現実的である。あるいは、各ボルト31ご
とに設けた構成とすることもできる。
【0019】または、図4に示すように、突部21、2
2を各ボルト孔29ごとに対応して周方向に複数形成
し、摺動面23、24を球面状に形成することもでき
る。この場合は、内筒13の内フランジ14の摺動面2
5も、これに対応した球面状の凹部となる。座板26
は、上記と同様の構成とすることができる。
【0020】図5に示すように、外フランジ15の突部
21、22は、この外フランジ15とは別体の部材で構
成することもできる。また図6に示すように、内筒13
の内フランジ14と座板26とに突部35、36を形成
して凸状の摺動面25、27を形成するとともに、弁箱
弁座6の外フランジ15に凹状の摺動面23、24を形
成することもできる。かつ、この場合も、突部35、3
6は周方向に連続したものや球面状のものとすることが
でき、また別体で構成することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によると、内筒の内
フランジと弁箱弁座の外フランジとが周方向に複数のボ
ルトにて相互に締結され、この締結部における内フラン
ジ側と外フランジ側とに、前記弁箱弁座が低温の上流側
から高温の下流側に向けて次第に拡径するように熱変形
したときに、この熱変形に応じて前記内フランジ側と外
フランジ側とを互いに摺動させる、横断面が円弧状の摺
動面がそれぞれ形成されているようにしたため、これら
内フランジ側と外フランジ側とに大きな熱応力が発生す
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の高温用バルブの要部の断
面図である。
【図2】図1に示される部分に熱変形が生じた状態を示
す断面図である。
【図3】図1における弁箱弁座およびその外フランジの
一例を示す斜視図である。
【図4】図1における弁箱弁座およびその外フランジの
他の例を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の高温用バルブの要部
の断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態の高温用バルブ
の要部の断面図である。
【図7】従来の高温用バルブの断面図である。
【図8】図7における要部の拡大図である。
【図9】図8に示される部分に熱変形が生じた状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
6 弁箱弁座 9 シート面 12 断熱層 13 内筒 14 内フランジ 15 外フランジ 23 摺動面 24 摺動面 25 摺動面 27 摺動面 31 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱の内部における低温の上流側からこ
    の上流側よりも大径の高温の下流側に向けて円筒状の弁
    箱弁座が形成され、この弁箱弁座の下流側の先端にシー
    ト面が形成され、前記弁箱弁座の外周に外フランジが形
    成され、弁箱弁座よりも下流側の弁箱の内面に断熱層が
    配置され、この断熱層の内面が内筒で覆われ、この内筒
    の内周に内フランジが形成され、この内フランジと前記
    外フランジとが周方向に複数のボルトにて相互に締結さ
    れ、この締結部における内フランジ側と外フランジ側と
    に、前記弁箱弁座が前記低温の上流側から高温の下流側
    に向けて次第に拡径するように熱変形したときに、この
    熱変形に応じて前記内フランジ側と外フランジ側とを互
    いに摺動させる、横断面が円弧状の摺動面がそれぞれ形
    成されていることを特徴とする高温用バルブ。
  2. 【請求項2】 横断面が円弧状の摺動面は、内フランジ
    側と外フランジ側との全周にわたって環状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の高温用バルブ。
  3. 【請求項3】 横断面が円弧状の摺動面は、それぞれの
    ボルト締結部ごとに設けられた球面にて形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の高温用バルブ。
JP14284897A 1997-06-02 1997-06-02 高温用バルブ Pending JPH10332019A (ja)

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