JPH10332049A - チューブクランプ - Google Patents
チューブクランプInfo
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- JPH10332049A JPH10332049A JP9141699A JP14169997A JPH10332049A JP H10332049 A JPH10332049 A JP H10332049A JP 9141699 A JP9141699 A JP 9141699A JP 14169997 A JP14169997 A JP 14169997A JP H10332049 A JPH10332049 A JP H10332049A
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- locking
- mounting portion
- locking shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボディからの取り外し作業を容易に行うこと
ができるようにする。 【解決手段】 係止軸1を受け入れる取付け部3の内部
には係止爪9が左右対称に対をなして設けられ、係止軸
1の鍔縁2に係止可能となっている。取付け部3におけ
るチューブ保持部4と隣接しない側の面には窓部10を
開設し、ここから係止軸1を退出可能としておく。常に
は、窓部10に設けられたブリッジ片11が窓部10間
に橋絡されているため、取付け部3内が係止軸1の差し
込みに伴って拡開することがなく、したがって係止爪9
と鍔縁2とは良好な係合状態が確保されている。
ができるようにする。 【解決手段】 係止軸1を受け入れる取付け部3の内部
には係止爪9が左右対称に対をなして設けられ、係止軸
1の鍔縁2に係止可能となっている。取付け部3におけ
るチューブ保持部4と隣接しない側の面には窓部10を
開設し、ここから係止軸1を退出可能としておく。常に
は、窓部10に設けられたブリッジ片11が窓部10間
に橋絡されているため、取付け部3内が係止軸1の差し
込みに伴って拡開することがなく、したがって係止爪9
と鍔縁2とは良好な係合状態が確保されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チューブクラン
プに関するものである。
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のフロア下面には燃料
チューブ、ブレーキチューブ等の各種配管が配され、こ
れらは樹脂製のチューブクランプによってボディB側に
固定されてきた。図5はよく知られるタイプのチューブ
クランプ50を示すものであり、このチューブクランプ
50はボディB側から立設されたスタッドボルト51を
利用して固定される。すなわち、チューブクランプ50
の中央部はスタッドボルト51を受け入れて係合する取
付け部52となっており、その両側には片側2個ずつの
チューブ保持溝53を備えたチューブ保持部54となっ
ている。各チューブ保持溝53はボディBと対向する側
が差し込み側となって開口し、その開口部分には撓み可
能な押さえ片55が形成され内部に収容されたチューブ
の外周面を押さえ込むことで、チューブの抜け落ちを防
止している。また、取付け部52内には左右で対をなす
複数対の係止爪56が設けられており、スタッドボルト
51のねじ軸に係合するようになっていた。
チューブ、ブレーキチューブ等の各種配管が配され、こ
れらは樹脂製のチューブクランプによってボディB側に
固定されてきた。図5はよく知られるタイプのチューブ
クランプ50を示すものであり、このチューブクランプ
50はボディB側から立設されたスタッドボルト51を
利用して固定される。すなわち、チューブクランプ50
の中央部はスタッドボルト51を受け入れて係合する取
付け部52となっており、その両側には片側2個ずつの
チューブ保持溝53を備えたチューブ保持部54となっ
ている。各チューブ保持溝53はボディBと対向する側
が差し込み側となって開口し、その開口部分には撓み可
能な押さえ片55が形成され内部に収容されたチューブ
の外周面を押さえ込むことで、チューブの抜け落ちを防
止している。また、取付け部52内には左右で対をなす
複数対の係止爪56が設けられており、スタッドボルト
51のねじ軸に係合するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した係
止爪56はスタッドボルト51が取付け部52内に挿入
される場合には、各係止爪56は拡開方向に撓み変形す
るため、比較的軽い押し込み力で挿入が可能であるが、
チューブクランプ50に抜き取り方向の力を作用させた
場合には、係止爪56にはその突出方向に沿う方向、つ
まり圧縮方向の力が作用する。しかし、この力の作用方
向は係止爪56を変形させにくい方向であることから、
チューブクランプ50を上方へ抜き取るのはきわめて困
難なことであった。そこで、チューブクランプ50が損
傷を受けて交換等の必要が生じた場合には、チューブを
外した後、チューブクランプ50を回転させてスタッド
ボルト51から解離させねばならない煩わしさがあっ
た。
止爪56はスタッドボルト51が取付け部52内に挿入
される場合には、各係止爪56は拡開方向に撓み変形す
るため、比較的軽い押し込み力で挿入が可能であるが、
チューブクランプ50に抜き取り方向の力を作用させた
場合には、係止爪56にはその突出方向に沿う方向、つ
まり圧縮方向の力が作用する。しかし、この力の作用方
向は係止爪56を変形させにくい方向であることから、
チューブクランプ50を上方へ抜き取るのはきわめて困
難なことであった。そこで、チューブクランプ50が損
傷を受けて交換等の必要が生じた場合には、チューブを
外した後、チューブクランプ50を回転させてスタッド
ボルト51から解離させねばならない煩わしさがあっ
た。
【0004】また、従来の取付け部52ではスタッドボ
ルト51との位置決めを行う構造は設定されていないた
め、スタッドボルト51と取付け部52との間で芯ずれ
を生じていることがある。特に、従来のチューブクラン
プ50ではスタッドボルト51の先端側、つまり取付け
部52の天井面が開放しているため、チューブクランプ
50がふらつきやすい。したがって、芯ずれあるいはこ
うしたふらつきが大きくなると、スタッドボルト51は
一方側に並ぶ係止爪56に偏って係止し、他方側のもの
の係止状況が甘くなるため、結果としてスタッドボルト
51に対する係止状況が不安定になることがあった。
ルト51との位置決めを行う構造は設定されていないた
め、スタッドボルト51と取付け部52との間で芯ずれ
を生じていることがある。特に、従来のチューブクラン
プ50ではスタッドボルト51の先端側、つまり取付け
部52の天井面が開放しているため、チューブクランプ
50がふらつきやすい。したがって、芯ずれあるいはこ
うしたふらつきが大きくなると、スタッドボルト51は
一方側に並ぶ係止爪56に偏って係止し、他方側のもの
の係止状況が甘くなるため、結果としてスタッドボルト
51に対する係止状況が不安定になることがあった。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、ボ
ディ側からの取り外しが容易であり、またボディ側に対
して安定した係止状況を得ることができるチューブクラ
ンプを提供することである。
発工夫されたものであり、その目的とするところは、ボ
ディ側からの取り外しが容易であり、またボディ側に対
して安定した係止状況を得ることができるチューブクラ
ンプを提供することである。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、チューブを保持するためのチュ
ーブ保持部と、下面に開口する差し込み口よりボディ側
から立設された係止軸を受け入れ可能であり、かつその
内部において前記チューブの軸線方向と直交する向きの
対向壁面には前記係止軸と係合可能な少なくとも一対の
係止爪が対向して設けられた取付け部とを備えてなり、
かつ前記係止爪対は係止軸の軸方向への抜けを規制する
状態で係合するものの、前記チューブの軸線方向へは係
合解離を許容するように形成される一方、前記取付け部
内に受け入れられた係止軸を前記チューブの軸線と平行
な方向に沿って退出させるために、取付け部におけるチ
ューブの軸線と平行な壁面には取り外し用の窓部が前記
差し込み口に連通して開設されるとともに、この窓部に
はその開口縁同士を開閉可能に橋絡するブリッジ片が設
けられていることを特徴とするものである。
めの請求項1の発明は、チューブを保持するためのチュ
ーブ保持部と、下面に開口する差し込み口よりボディ側
から立設された係止軸を受け入れ可能であり、かつその
内部において前記チューブの軸線方向と直交する向きの
対向壁面には前記係止軸と係合可能な少なくとも一対の
係止爪が対向して設けられた取付け部とを備えてなり、
かつ前記係止爪対は係止軸の軸方向への抜けを規制する
状態で係合するものの、前記チューブの軸線方向へは係
合解離を許容するように形成される一方、前記取付け部
内に受け入れられた係止軸を前記チューブの軸線と平行
な方向に沿って退出させるために、取付け部におけるチ
ューブの軸線と平行な壁面には取り外し用の窓部が前記
差し込み口に連通して開設されるとともに、この窓部に
はその開口縁同士を開閉可能に橋絡するブリッジ片が設
けられていることを特徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記取付け部の天井面には前記係止軸の先
端部を嵌め込んでチューブクランプ全体の位置決めを行
う位置決め凹部が設けられていることを特徴とするもの
である。
のにおいて、前記取付け部の天井面には前記係止軸の先
端部を嵌め込んでチューブクランプ全体の位置決めを行
う位置決め凹部が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0007】さらに請求項3の発明は、請求項1または
2記載のものにおいて、前記ブリッジ片は、その一端側
は前記窓部の一方の開口縁部にヒンジを介して接続さ
れ、他端側には窓部の他方の開口縁部に係合可能なロッ
ク爪が形成されていることを特徴とするものである。
2記載のものにおいて、前記ブリッジ片は、その一端側
は前記窓部の一方の開口縁部にヒンジを介して接続さ
れ、他端側には窓部の他方の開口縁部に係合可能なロッ
ク爪が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、チュ
ーブがチューブ保持部内に保持された状態で、差し込み
口に係止軸の先端を適合させて押し込む。すると、対向
する係止爪が係止軸と係合するため、チューブクランプ
全体、つまりはチューブがボディ側に固定される。
ーブがチューブ保持部内に保持された状態で、差し込み
口に係止軸の先端を適合させて押し込む。すると、対向
する係止爪が係止軸と係合するため、チューブクランプ
全体、つまりはチューブがボディ側に固定される。
【0009】この場合、ブリッジ片によって窓部の開口
縁同士は橋絡されているため、取付け部は対向する係止
爪対間の間隔を広げる方向の変形が規制されている。し
たがって、係止軸に対する係止状況が安定したものとな
る。
縁同士は橋絡されているため、取付け部は対向する係止
爪対間の間隔を広げる方向の変形が規制されている。し
たがって、係止軸に対する係止状況が安定したものとな
る。
【0010】逆に、係止軸からチューブクランプを取り
外す必要が生じた場合には、ブリッジ片を開放してやれ
ば、窓部が開放状態となる。この状態で、チューブクラ
ンプをチューブの軸線方向に移動してやると、係止爪は
係止軸との係合が解除されるため、係止軸を窓部から退
出させることができる。かくして、チューブクランプが
係止軸から解離されるため、従来のようにチューブクラ
ンプを回転させなくとも、ボディ側からの固定を解除で
きる。
外す必要が生じた場合には、ブリッジ片を開放してやれ
ば、窓部が開放状態となる。この状態で、チューブクラ
ンプをチューブの軸線方向に移動してやると、係止爪は
係止軸との係合が解除されるため、係止軸を窓部から退
出させることができる。かくして、チューブクランプが
係止軸から解離されるため、従来のようにチューブクラ
ンプを回転させなくとも、ボディ側からの固定を解除で
きる。
【0011】また、請求項2の発明によれば、係止軸が
取り付け部内に受け入れられているときには、その先端
部が位置決め凹部内に嵌め込まれているため、係止軸と
チューブクランプとは正規の位置関係に矯正される。し
たがって、係止軸と係止爪とは正規の係止状態が得ら
れ、片側の係止爪に偏って係止するようなことがなく、
正規の係止状況が得られる。
取り付け部内に受け入れられているときには、その先端
部が位置決め凹部内に嵌め込まれているため、係止軸と
チューブクランプとは正規の位置関係に矯正される。し
たがって、係止軸と係止爪とは正規の係止状態が得ら
れ、片側の係止爪に偏って係止するようなことがなく、
正規の係止状況が得られる。
【0012】さらに請求項3の発明によれば、係止軸を
取付け部内へ挿入する場合には、ロック爪と窓部の開口
縁とを係合させブリッジ片を閉止状態に保持しておき、
逆に係止軸を取付け部から退出させる場合には、ロック
爪と窓部の開口縁との係合を解除してブリッジ片を開放
させておけばよい。
取付け部内へ挿入する場合には、ロック爪と窓部の開口
縁とを係合させブリッジ片を閉止状態に保持しておき、
逆に係止軸を取付け部から退出させる場合には、ロック
爪と窓部の開口縁との係合を解除してブリッジ片を開放
させておけばよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。本実施形態におけるチュー
ブクランプC(合成樹脂材によって一体に形成されてい
る。)は、自動車の床下配管を保持するために使用され
るものであり、ボディBから垂下する係止軸を利用して
複数本のチューブT(この実施形態では4本)を一括し
てボディBに固定することができる。
〜図4に基づいて説明する。本実施形態におけるチュー
ブクランプC(合成樹脂材によって一体に形成されてい
る。)は、自動車の床下配管を保持するために使用され
るものであり、ボディBから垂下する係止軸を利用して
複数本のチューブT(この実施形態では4本)を一括し
てボディBに固定することができる。
【0014】但し、係止軸1は図2等に示されるよう
に、長さ方向に等ピッチ間隔で図示4段の鍔縁2を有し
ており、各鍔縁2は軸部の全周に沿ってかつ軸部の軸線
と直交するようにして張り出している。
に、長さ方向に等ピッチ間隔で図示4段の鍔縁2を有し
ており、各鍔縁2は軸部の全周に沿ってかつ軸部の軸線
と直交するようにして張り出している。
【0015】さて、チューブクランプCはその中央部に
係止軸1を受け入れて、これと係止する取付け部3が配
され、その両側にそれぞれ片側2本ずつのチューブTを
保持するチューブ保持部4を配した構造となっている。
係止軸1を受け入れて、これと係止する取付け部3が配
され、その両側にそれぞれ片側2本ずつのチューブTを
保持するチューブ保持部4を配した構造となっている。
【0016】まず、チューブ保持部4から説明すると、
チューブ保持部4はこの実施形態においては片側2個ず
つ、計4個の保持溝5を有している。各保持溝5はボデ
ィBと対向する側(図1では下側)へ開放されて内部へ
チューブTを取り込むことができるようになっている。
また、保持溝5は保持対象となるチューブTの外径に応
じて複数の内径をもったものが設定され、その内周面は
対応するチューブTの外周面のほぼ半周分と密着する範
囲にわたって形成されている。そして、その入り口側に
は拡開方向への撓み変形が許容された押さえ片6が設け
られている。なお、図1のものでは右端に位置する保持
溝5に関しては、最大径のチューブTの保持を行う関係
上、このもののみは押さえ片6が2つ対称に設けられて
いるが、残りのものは1つずつ設けられている。また、
この押さえ片6は保持溝5の全長さ範囲にわたって設け
られるとともに、その先端は各保持溝5の中心軸に向け
て突出しており、チューブTが嵌め入れられるときには
外方へ退避変形して嵌め入れが許容されるが、チューブ
Tが内部に保持されている状態では、復帰してチューブ
Tの外周面に突き当てられチューブTの抜け止めの役割
を果たすようになっている。
チューブ保持部4はこの実施形態においては片側2個ず
つ、計4個の保持溝5を有している。各保持溝5はボデ
ィBと対向する側(図1では下側)へ開放されて内部へ
チューブTを取り込むことができるようになっている。
また、保持溝5は保持対象となるチューブTの外径に応
じて複数の内径をもったものが設定され、その内周面は
対応するチューブTの外周面のほぼ半周分と密着する範
囲にわたって形成されている。そして、その入り口側に
は拡開方向への撓み変形が許容された押さえ片6が設け
られている。なお、図1のものでは右端に位置する保持
溝5に関しては、最大径のチューブTの保持を行う関係
上、このもののみは押さえ片6が2つ対称に設けられて
いるが、残りのものは1つずつ設けられている。また、
この押さえ片6は保持溝5の全長さ範囲にわたって設け
られるとともに、その先端は各保持溝5の中心軸に向け
て突出しており、チューブTが嵌め入れられるときには
外方へ退避変形して嵌め入れが許容されるが、チューブ
Tが内部に保持されている状態では、復帰してチューブ
Tの外周面に突き当てられチューブTの抜け止めの役割
を果たすようになっている。
【0017】取付け部3とチューブ保持部4とは上面が
面一で連続するように形成されるが、ボディBと対向す
る側はチューブ保持部4の下端レベルよりさらに下方へ
突出するように形成されている。したがって、チューブ
クランプC全体はチューブ保持部4がボディBから浮き
上がった状態で装着される。このため、取付け部3にお
けるボディBと対向する側の端部の両側面からはボディ
Bに当接する支持脚7が斜めに張り出しており、チュー
ブクランプCの取付け姿勢の安定化が図られている。
面一で連続するように形成されるが、ボディBと対向す
る側はチューブ保持部4の下端レベルよりさらに下方へ
突出するように形成されている。したがって、チューブ
クランプC全体はチューブ保持部4がボディBから浮き
上がった状態で装着される。このため、取付け部3にお
けるボディBと対向する側の端部の両側面からはボディ
Bに当接する支持脚7が斜めに張り出しており、チュー
ブクランプCの取付け姿勢の安定化が図られている。
【0018】取付け部3はその内部に係止軸1を受け入
れることができるよう、ボディBと対向する側、つまり
係止軸1と対向する側の面が開口して差し込み口8とな
っている。また、取付け部3内において左右に対向する
両側面(チューブT保持溝5の軸線方向と直交する方向
の面)には、左右で対をなす係止爪9が図示3対配され
ており、対をなす係止爪9は係止軸1の鍔縁2のピッチ
に合わせて高さ方向のピッチが設定されている。各係止
爪9はそれぞれ斜め上向きに突出しており、係止軸1が
取り付け部内に差し込まれるときには拡開方向へ撓み変
形し、鍔縁2が対応する係止爪9を通過して復帰したと
きには鍔縁2の下側にそれぞれ係止する。これにより、
チューブクランプC全体が係止軸1に対して抜け止め状
態で保持されることになる。
れることができるよう、ボディBと対向する側、つまり
係止軸1と対向する側の面が開口して差し込み口8とな
っている。また、取付け部3内において左右に対向する
両側面(チューブT保持溝5の軸線方向と直交する方向
の面)には、左右で対をなす係止爪9が図示3対配され
ており、対をなす係止爪9は係止軸1の鍔縁2のピッチ
に合わせて高さ方向のピッチが設定されている。各係止
爪9はそれぞれ斜め上向きに突出しており、係止軸1が
取り付け部内に差し込まれるときには拡開方向へ撓み変
形し、鍔縁2が対応する係止爪9を通過して復帰したと
きには鍔縁2の下側にそれぞれ係止する。これにより、
チューブクランプC全体が係止軸1に対して抜け止め状
態で保持されることになる。
【0019】一方、取付け部3の側壁のうちチューブT
の軸線方向に対向する両面も全面が開放してそれぞれ窓
部10となっているとともに、この両窓部10は差し込
み口8と連通して係止軸1をチューブクランプC外へ退
出可能としている。また、窓部10の開口縁の下端部に
は窓部10を開閉するためのブリッジ片11が設けられ
ている。このブリッジ片11の一端部は窓部10の開口
縁の一方側にヒンジ11Aを介して接続され、水平面内
で回動可能となっている。また、ブリッジ片11の他端
部にはロック爪11Bが形成され、ブリッジ片11が閉
じられたときには窓部10の開口縁の他方側に突出形成
された引掛け部10Aと解離可能に係止することができ
る。つまり、ブリッジ片11は窓部10の差し込み口8
寄りの開口部分を橋絡することで、係止軸1の差し込み
に伴う取付け部3の拡開変形を規制する役割を果たし、
もって係止爪9と係止軸1の鍔縁2との良好な係合状況
を確保するようにしている。
の軸線方向に対向する両面も全面が開放してそれぞれ窓
部10となっているとともに、この両窓部10は差し込
み口8と連通して係止軸1をチューブクランプC外へ退
出可能としている。また、窓部10の開口縁の下端部に
は窓部10を開閉するためのブリッジ片11が設けられ
ている。このブリッジ片11の一端部は窓部10の開口
縁の一方側にヒンジ11Aを介して接続され、水平面内
で回動可能となっている。また、ブリッジ片11の他端
部にはロック爪11Bが形成され、ブリッジ片11が閉
じられたときには窓部10の開口縁の他方側に突出形成
された引掛け部10Aと解離可能に係止することができ
る。つまり、ブリッジ片11は窓部10の差し込み口8
寄りの開口部分を橋絡することで、係止軸1の差し込み
に伴う取付け部3の拡開変形を規制する役割を果たし、
もって係止爪9と係止軸1の鍔縁2との良好な係合状況
を確保するようにしている。
【0020】また、取付け部3の天井面の中央部にはチ
ューブTの軸線方向と平行に位置決め溝12が凹設さ
れ、その両端は共に外方へ開放している。この位置決め
溝12は係止軸1の先端部をほぼ隙間なく嵌め入れ可能
な幅に設定され、係止軸1に対するチューブクランプC
の位置決めを行う。
ューブTの軸線方向と平行に位置決め溝12が凹設さ
れ、その両端は共に外方へ開放している。この位置決め
溝12は係止軸1の先端部をほぼ隙間なく嵌め入れ可能
な幅に設定され、係止軸1に対するチューブクランプC
の位置決めを行う。
【0021】次に、上記のように構成されたチューブク
ランプCの作用効果を具体的に説明する。
ランプCの作用効果を具体的に説明する。
【0022】自動車用配管としてのチューブTをボディ
Bに固定させる場合には、対応する保持溝5を選択して
チューブTを押し込む。すると、押さえ片6が拡開しつ
つチューブTを受け入れ、チューブTが押さえ片6を通
過して保持溝5内に適合して収容されると、押さえ片6
は弾性復帰してチューブTの外周面に突き当てられ、こ
れによってチューブTは保持溝5内に抜け止めされた状
態で保持される。
Bに固定させる場合には、対応する保持溝5を選択して
チューブTを押し込む。すると、押さえ片6が拡開しつ
つチューブTを受け入れ、チューブTが押さえ片6を通
過して保持溝5内に適合して収容されると、押さえ片6
は弾性復帰してチューブTの外周面に突き当てられ、こ
れによってチューブTは保持溝5内に抜け止めされた状
態で保持される。
【0023】上記のようにしてチューブTがチューブク
ランプC内に保持されれば、チューブクランプCの差し
込み口8を係止軸1の先端に適合させ、そのまま押し込
む。すると、各係止爪9が拡開変形しつつ係止軸1を受
け入れ、取付け部3の底面がボディBに当接するまで押
し込まれ、各鍔縁2が対応する各係止爪9にそれぞれ係
止すれば、チューブクランプC全体は係止軸1に対して
抜け止めされ、つまりはボディBに対して固定される。
ランプC内に保持されれば、チューブクランプCの差し
込み口8を係止軸1の先端に適合させ、そのまま押し込
む。すると、各係止爪9が拡開変形しつつ係止軸1を受
け入れ、取付け部3の底面がボディBに当接するまで押
し込まれ、各鍔縁2が対応する各係止爪9にそれぞれ係
止すれば、チューブクランプC全体は係止軸1に対して
抜け止めされ、つまりはボディBに対して固定される。
【0024】ところで、この実施の形態では窓部10が
差し込み口8と連通しているため、取付け部3の下部側
は拡開変形が懸念されるところであるが、係止軸1の差
し込みがなされるときには、予めブリッジ片11は窓部
10に対して橋絡した状態にある。したがって、係止軸
1への差し込みに伴って取付け部3が拡開変形すること
はなく、このため係止爪9と鍔縁2とは良好な引掛かり
代が確保されており、係止軸1に対しては確実な抜け止
めが達成される。
差し込み口8と連通しているため、取付け部3の下部側
は拡開変形が懸念されるところであるが、係止軸1の差
し込みがなされるときには、予めブリッジ片11は窓部
10に対して橋絡した状態にある。したがって、係止軸
1への差し込みに伴って取付け部3が拡開変形すること
はなく、このため係止爪9と鍔縁2とは良好な引掛かり
代が確保されており、係止軸1に対しては確実な抜け止
めが達成される。
【0025】また、係止軸1が上記のようにして取付け
部3内に正規深さまで差し込まれると、係止軸1の先端
は位置決め凹部内に突入される。これにより、係止軸1
は常に取り付け部に対して合芯状態で差し込まれるた
め、つまり係止軸1と取付け部3とは正規の位置関係で
組み付けがなされるため、左右の係止爪9は係止軸1に
対して左右均等な引掛かり代をもって係止する。したが
って、左右の係止力がバランスし、全体として安定した
係止状態となる。
部3内に正規深さまで差し込まれると、係止軸1の先端
は位置決め凹部内に突入される。これにより、係止軸1
は常に取り付け部に対して合芯状態で差し込まれるた
め、つまり係止軸1と取付け部3とは正規の位置関係で
組み付けがなされるため、左右の係止爪9は係止軸1に
対して左右均等な引掛かり代をもって係止する。したが
って、左右の係止力がバランスし、全体として安定した
係止状態となる。
【0026】一方、チューブクランプCに交換等の必要
が生じた場合には、まずいずれか一方の側のブリッジ片
11のロック爪11Bと引掛け部10Aとの係合を解い
てブリッジ片11を開き、窓部10を全開状態にしてお
く。そして、チューブクランプCを開いた側の窓部10
と反対方向へ移動させれば、係止軸1は鍔縁2を各係止
爪9と水平方向へ摺接させながら相対的に移動する。そ
して、係止爪9部分を通過すれば鍔縁2との係合が解離
し、ついには係止軸1は窓部10を通して取付け部3か
ら退出する。かくして、チューブクランプCと係止軸1
とが解離する結果、チューブクランプCがボディBから
取り外されるため、最後に保持溝5からチューブTを外
してやれば、新たなチューブクランプCとの交換が可能
となる。
が生じた場合には、まずいずれか一方の側のブリッジ片
11のロック爪11Bと引掛け部10Aとの係合を解い
てブリッジ片11を開き、窓部10を全開状態にしてお
く。そして、チューブクランプCを開いた側の窓部10
と反対方向へ移動させれば、係止軸1は鍔縁2を各係止
爪9と水平方向へ摺接させながら相対的に移動する。そ
して、係止爪9部分を通過すれば鍔縁2との係合が解離
し、ついには係止軸1は窓部10を通して取付け部3か
ら退出する。かくして、チューブクランプCと係止軸1
とが解離する結果、チューブクランプCがボディBから
取り外されるため、最後に保持溝5からチューブTを外
してやれば、新たなチューブクランプCとの交換が可能
となる。
【0027】このように本実施形態のチューブクランプ
Cによれば、ブリッジ片11を解離させて窓部10を開
放させておきさえすれば、係止軸1との解離に際しては
従来のようにチューブクランプCを回転させなくとも、
単に側方へ移動させるだけでよい。このため、チューブ
クランプCの取り外し作業が簡単となる。
Cによれば、ブリッジ片11を解離させて窓部10を開
放させておきさえすれば、係止軸1との解離に際しては
従来のようにチューブクランプCを回転させなくとも、
単に側方へ移動させるだけでよい。このため、チューブ
クランプCの取り外し作業が簡単となる。
【0028】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0029】本実施形態では窓部10を一対設けた
が、片側のみであってもよい。このようにすれば取付け
部3の変形に対する強度が向上するため、係止軸1との
係止状況をより安定化させることができる。
が、片側のみであってもよい。このようにすれば取付け
部3の変形に対する強度が向上するため、係止軸1との
係止状況をより安定化させることができる。
【0030】位置決め溝12に係止軸1の先端を誘い
込むようなガイドを設けてもよい。このようにすれば、
係止軸1と取付け部3との間で位置ずれがあったとして
も、このような位置ずれを円滑に吸収して矯正動作を行
わせることができる。
込むようなガイドを設けてもよい。このようにすれば、
係止軸1と取付け部3との間で位置ずれがあったとして
も、このような位置ずれを円滑に吸収して矯正動作を行
わせることができる。
【0031】係止軸1はこの実施形態のように鍔縁2
を複数段、備えたものである必要はなく、一段のみであ
ってもよく、要は係止爪9との係合が可能であればよい
のであって、係止軸1の高さのばらつきを考慮しないの
であれば、係止爪9も少なくとも左右に一対あれば足り
る。
を複数段、備えたものである必要はなく、一段のみであ
ってもよく、要は係止爪9との係合が可能であればよい
のであって、係止軸1の高さのばらつきを考慮しないの
であれば、係止爪9も少なくとも左右に一対あれば足り
る。
【図1】チューブクランプの斜視図
【図2】同じく正面図
【図3】取付け部を拡大して示す平断面図
【図4】係止軸の位置決め状況を拡大して示す断面図
【図5】従来のチューブクランプを示す斜視図
【図6】同じく取付け部を拡大して示す断面図
1…係止軸 3…取付け部 4…チューブ保持部 8…差し込み口 9…係止爪 10…窓部 11…ブリッジ片 12…位置決め溝
Claims (3)
- 【請求項1】 チューブを保持するためのチューブ保持
部と、 下面に開口する差し込み口よりボディ側から立設された
係止軸を受け入れ可能であり、かつその内部において前
記チューブの軸線方向と直交する向きの対向壁面には前
記係止軸と係合可能な少なくとも一対の係止爪が対向し
て設けられた取付け部とを備えてなり、 かつ前記係止爪対は係止軸の軸方向への抜けを規制する
状態で係合するものの、前記チューブの軸線方向へは係
合解離を許容するように形成される一方、 前記取付け部内に受け入れられた係止軸を前記チューブ
の軸線と平行な方向に沿って退出させるために、取付け
部におけるチューブの軸線と平行な壁面には取り外し用
の窓部が前記差し込み口に連通して開設されるととも
に、この窓部にはその開口縁同士を開閉可能に橋絡する
ブリッジ片が設けられていることを特徴とするチューブ
クランプ。 - 【請求項2】 前記取付け部の天井面には前記係止軸の
先端部を嵌め込んでチューブクランプ全体の位置決めを
行う位置決め凹部が設けられていることを特徴とする請
求項1記載のチューブクランプ。 - 【請求項3】 前記ブリッジ片は、その一端側は前記窓
部の一方の開口縁部にヒンジを介して接続され、他端側
には窓部の他方の開口縁部に係合可能なロック爪が形成
されていることを特徴とする請求項1または2記載のチ
ューブクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141699A JPH10332049A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チューブクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141699A JPH10332049A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チューブクランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332049A true JPH10332049A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15298156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9141699A Pending JPH10332049A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チューブクランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332049A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633954B1 (ko) | 2004-06-28 | 2006-10-16 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 연료 및 브레이크 튜브 고정장치 |
| KR101711340B1 (ko) * | 2016-07-26 | 2017-03-02 | 주식회사 세림인더스트리 | 튜브 고정 클립 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9141699A patent/JPH10332049A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633954B1 (ko) | 2004-06-28 | 2006-10-16 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 연료 및 브레이크 튜브 고정장치 |
| KR101711340B1 (ko) * | 2016-07-26 | 2017-03-02 | 주식회사 세림인더스트리 | 튜브 고정 클립 |
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