JPH10333530A - プロセスカートリッジのシャッター機構及びその開放方法 - Google Patents

プロセスカートリッジのシャッター機構及びその開放方法

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JPH10333530A
JPH10333530A JP10079359A JP7935998A JPH10333530A JP H10333530 A JPH10333530 A JP H10333530A JP 10079359 A JP10079359 A JP 10079359A JP 7935998 A JP7935998 A JP 7935998A JP H10333530 A JPH10333530 A JP H10333530A
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process cartridge
shutter
opening
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Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図った画像形成装置で使用するプロ
セスカートリッジにおいて、感光体ドラムを保護するシ
ャッター機構を狭い設置スペース内に設ける。 【解決手段】 一端をプロセスカートリッジ3のケース
10に回動自在に連結したアーム部材30の他端にシャ
ッター部材29を回動自在に連結し、アーム部材30を
回動させることによりシャッター部材29を開口部24
を閉止する閉止位置と開口部24を開放する開放位置と
へ移動させる。シャッター部材29をケース10の外周
面に押し付ける向きに付勢部材32で付勢する。アーム
部材30を回動させてシャッター部材29を閉止位置か
ら開放位置へ移動させるとき、シャッター部材29はケ
ース10の外周面に押し付けた状態に維持され、シャッ
ター部材29が常にケース10の外周面に近接して位置
することになり、シャッター部材29の設置スペースが
狭くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラムと現
像ローラとをケース内に収納したプロセスカートリッジ
のシャッター機構及びシャッター開放方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置では、感光体ドラムと現像ローラとを1つのケース内
に収納し、これらの感光体ドラムや現像ローラの交換を
ケースごと同時に行うようにしたプロセスカートリッジ
が普及している。このようなプロセスカートリッジに
は、このプロセスカートリッジを画像形成装置内に装着
したときに感光体ドラムを画像形成装置内の転写部材に
接触させる開口部がケースに形成されている。
【0003】感光体ドラムに手や物が触れると、その個
所での画像形成が不良となり、転写紙などに転写された
画像にスジなどが生じるようになる。そこで、プロセス
カートリッジの開口部を覆うシャッターを設け、プロセ
スカートリッジを画像形成装置内に装着する前はシャッ
ターで開口部を覆い、プロセスカートリッジを画像形成
装置内に装着する直前に、又は、装着する過程でシャッ
ターを開放するようにしたプロセスカートリッジが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年では、画像
形成装置の小型化により、プロセスカートリッジも小型
化されるとともに画像形成装置内に装着したプロセスカ
ートリッジの周囲には各種の機構が近接して配置されて
いる。
【0005】このため、小型化を図った画像形成装置で
使用するプロセスカートリッジにおいては、開口部を覆
うシャッターを設けることが困難になっている。
【0006】そこで本発明は、小型化を図った画像形成
装置で使用するプロセスカートリッジのシャッター機構
及びその開放方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
感光体ドラムと現像ローラとをケース内に収納し、画像
形成装置内に装着されたときに前記感光体ドラムを前記
画像形成装置内の転写部材に対向させる開口部を前記ケ
ースに形成したプロセスカートリッジにおいて、一端を
前記ケースに回動自在に連結して他端にシャッター部材
が回動自在に連結されてこのシャッター部材を前記開口
部を閉止する閉止位置と前記開口部を開放する開放位置
とへ移動させるアーム部材と、前記シャッター部材を前
記ケースの外周面に押し付ける向きに付勢する付勢部材
とを設けた。従って、アーム部材を回動させ、シャッタ
ー部材を閉止位置から開放位置へ移動させるとき、シャ
ッター部材はケースの外周面に押し付けられた状態に維
持される。このため、シャッター部材が常にケースの外
周面に近接して位置することになり、シャッター部材の
設置スペースが狭くなる。
【0008】請求項2記載の発明のプロセスカートリッ
ジのシャッター開放方法は、感光体ドラムと現像ローラ
とを収納したプロセスカートリッジのケースにおける前
記感光体ドラムと対向する位置に開口部を形成し、前記
開口部を開閉自在に覆うシャッター部材と前記ケースに
連結されて前記シャッター部材を移動自在に保持するア
ーム部材と前記シャッター部材を前記ケースの外周面に
押し付ける向きに付勢する付勢部材とを設け、前記プロ
セスカートリッジを画像形成装置内に装着する過程で前
記シャッター部材を前記プロセスカートリッジと一体に
移動しないように保持することにより前記シャッター部
材を前記開口部を閉止する閉止位置から前記開口部を開
放する開放位置へ前記ケースの外周面に押し付けながら
相対的に移動させるようにした。また、請求項3記載の
発明のプロセスカートリッジのシャッター開放方法は、
感光体ドラムと現像ローラとを収納するプロセスカート
リッジを画像形成装置内に装着する過程で、前記プロセ
スカートリッジを所定の経路に案内し、前記プロセスカ
ートリッジを前記画像形成装置内に装着する過程で、前
記画像形成装置側に設けられた感光体ドラムと対向する
前記プロセスカートリッジのケースに形成された開口部
を開閉自在に覆うシャッター部材を塞き止めてこのシャ
ッター部材を前記開口部を閉止する閉止位置から前記開
口部を開放する開放位置に相対的に移動させ、前記閉止
位置から前記開放位置への前記シャッター部材の移動過
程で、このシャッター部材を前記ケースの外周面に押し
付ける。従って、プロセスカートリッジを画像形成装置
内に装着するとき、シャッター部材が自動的に開口部の
閉止位置から開口部の開放位置へ移動する。また、この
シャッター部材の移動時において、シャッター部材は常
にケースの外周面に近接して位置する。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
プロセスカートリッジを画像形成装置内に装着する過程
で前記画像形成装置に形成された前記プロセスカートリ
ッジを着脱するためのガイドに係合し、シャッター部材
を閉止位置から開放位置へ移動させるように作用する力
を前記ガイドから受ける突起をアーム部材に設けた。従
って、プロセスカートリッジを画像形成装置内に装着す
る過程でシャッター部材を閉止位置から開放位置へ移動
させるための機構としては、アーム部材に突起を形成す
るだけでよく、非常に簡単な構成によりシャッター部材
が閉止位置から開放位置へ移動する。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
感光体ドラムの一端に回転駆動力が伝達されるギヤを設
けるとともに他端にフランジを形成し、これらのギヤと
フランジとの外径寸法を前記感光体ドラムの外径寸法よ
り大きくした。従って、シャッター部材が移動すると
き、シャッター部材の両端部がギヤとフランジとの外周
面に摺接し、シャッター部材と感光体ドラムとの接触が
防止される。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
シャッター部材の先端側両端部に、ギヤとフランジとの
外周面に摺接する突起を形成した。従って、シャッター
部材が移動するとき、シャッター部材の先端部と感光体
ドラムとの間の隙間が大きくなり、シャッター部材の先
端部と感光体ドラムとの接触がより一層防止される。な
お、シャッター部材の先端部とは、シャッター部材が閉
止位置へ向けて移動するときにおける移動方向の前方部
をいう。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
ギヤの外周面に摺接する突起の先端部に前記ギヤに噛み
合わない大きさのアール部を形成した。従って、シャッ
ター部材を移動するときに突起がギヤの外周面に摺接し
ても、その突起がギヤに噛み合って移動動作が妨げられ
るということなく、シャッター部材の移動がスムーズに
行われる。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
閉止位置に移動したシャッター部材の先端部が開口部の
周縁部に重なるようにした。従って、シャッター部材を
閉止位置へ移動させてあるとき、シャッター部材に外力
が作用してもシャッター部材が感光体ドラムに接触する
位置まで撓まず、シャッター部材が感光体ドラムに接触
することによる感光体ドラム表面への傷付きが防止され
る。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明のプロセスカートリッジのシャッター機構において、
指先を入れる把持用開口部を備えた把手をケースの上面
部に形成し、画像形成装置内に装着されたプロセスカー
トリッジにおける開放位置へ移動したシャッター部材の
後端部が前記把持用開口部側に突出しないようにした。
従って、把手を把持してプロセスカートリッジを画像形
成装置内に着脱する場合、指先がシャッター部材の後端
部に当たらず、プロセスカートリッジの着脱操作をスム
ーズに行える。なお、シャッター部材の後端部とは、シ
ャッター部材が開放位置へ向けて移動するときにおける
移動方向の前方部をいう。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。まず、図7に基づいて、本発明のプロ
セスカートリッジを使用する画像形成装置の内部構造を
説明する。画像形成装置の本体ケース1の上部には原稿
の画像を読み取る画像読取装置2が装着され、本体ケー
ス1の内部にはプロセスカートリッジ3が着脱自在に装
着されている。プロセスカートリッジ3の下方には、転
写用紙を案内する用紙搬送路4が形成されている。
【0016】前記画像読取装置2は、画像読取部5と、
この画像読取部5に原稿を供給する原稿トレイ6とを有
し、この原稿トレイ6は、支点軸7を中心として実線で
示した水平位置と二点鎖線で示した起立位置とへ回動し
得るように支持されている。なお、原稿トレイ6は、図
示しないストッパにより、実線で示した水平位置と二点
鎖線で示した起立位置とで安定するように構成されてい
る。
【0017】前記プロセスカートリッジ3は、感光体ケ
ース8と現像ケース9とを連結したケース10内に各種
のプロセス部材を収納したもので、感光体ケース8内に
は、回転駆動される感光体ドラム11と、この感光体ド
ラム11の周囲を一様に帯電させる帯電ローラ12等が
収納されている。現像ケース9内には、現像剤を収納す
る現像剤収納部13が一体に形成され、この現像剤収納
部13内の現像剤を撹拌するアジテータ14、前記感光
体ドラム11の外周面に接する現像ローラ15、現像剤
収納部13内の現像剤を現像ローラ15へ補給する補給
ローラ16、現像ローラ15の外周面に接触する現像ブ
レード17等が収納されている。
【0018】前記本体ケース1内における前記プロセス
カートリッジ3の周囲には、前記感光体ドラム11の外
周面に静電潜像を形成するレーザ書込ユニット18、前
記現像ローラ15から現像剤を供給されて顕像化された
感光体ドラム11上のトナー像を転写用紙に転写させる
転写部材である転写ローラ19、転写用紙を斜めに載置
した状態で支える給紙トレイ20、転写用紙を給紙する
給紙ローラ21、給紙された転写用紙に転写されたトナ
ー像を定着させる定着部22、定着部22を通過した転
写用紙が排紙される受け板23等が設けられている。前
記ケース10には、前記感光体ドラム11と前記転写ロ
ーラ19とを対向させて接触させる開口部24が形成さ
れている。
【0019】また、前記本体ケース1内の側板には、前
記プロセスカートリッジ3を本体ケース1内に着脱する
際のガイド25,26が左右に2本ずつ形成されてい
る。前記ケース10の左右両側面には、前記ガイド2
5,26に係合するガイドピン27,28が2本ずつ形
成されている。なお、前記プロセスカートリッジ3の着
脱は前記受け板23側から行われ、着脱の際には受け板
23を回動させて着脱側を開放する。
【0020】つぎに、前記プロセスカートリッジ3には
前記開口部24を開閉するシャッター部材29が設けら
れており、このシャッター部材29の取付構造を図1な
いし図6に基づいて詳しく説明する。前記ケース10の
左右両側にはアーム部材30の一端が支軸31により回
動自在に連結され、左右のアーム部材30の他端は連結
フレーム30aにより連結され、さらに、アーム部材3
0の他端には前記シャッター部材29が回動自在に連結
されている。前記シャッター部材29の前記アーム部材
30への連結部には付勢部材であるスプリング32が取
り付けられ、このスプリング32によりシャッター部材
29は前記ケース10の外周面に押し付けられる向きに
付勢されている。前記アーム部材30の前記ケース10
への連結部には、前記シャッター部材29が前記開口部
24を閉止する閉止位置へ移動する方向へ前記アーム部
材30を付勢するスプリング33が取り付けられてい
る。前記シャッター部材29が閉止位置へ移動している
とき、図1及び図2に示すように、シャッター部材29
の先端部が開口部24の周縁部に重なっている。ここで
いうシャッター部材29の先端部とは、シャッター部材
29が閉止位置へ向けて移動するときにおける移動方向
の前方部をいう。
【0021】前記アーム部材30には、プロセスカート
リッジ3を本体ケース1内に着脱する際に前記ガイド2
6に係合する突起34が形成されている。プロセスカー
トリッジ3を本体ケース1内に取り付けるとき、ガイド
26に係合した突起34がガイド26から力を受け、シ
ャッター部材29を閉止位置から開放位置へ移動させる
ようにアーム部材30が回動する。
【0022】ここで、開口部24から露出する感光体ド
ラム11とシャッター部材29との位置関係を図8及び
図9に基づいて説明する。まず、図8に示すように、前
記感光体ドラム11の一端には、この感光体ドラム11
に回転駆動力を伝達するためのギヤ35が固定されてい
る。また、感光体ドラム11の他端には、フランジ36
が固定されている。これらのギヤ35とフランジ36と
の外径寸法は、感光体ドラム11の外径寸法より大きく
形成されている。ついで、図9に示すように、前記シャ
ッター部材29の先端側両端部には、前記ギヤ35とフ
ランジ36との外周面に摺接する突起37a,37bが
形成されている。ギヤ35の外周面に摺接する突起37
aの先端部には、前記ギヤ35に噛み合わない大きさの
アール部38が形成されている。このような構造上、移
動するシャッター部材29は感光体ドラム11に接触せ
ず、むしろシャッター部材29と感光体ドラム11との
間には大きな隙間が生ずる。
【0023】つぎに、前記ケース10の上面部には、プ
ロセスカートリッジ3を本体ケース1内に着脱する際な
どに把持する把手39が形成され、把手39には、図9
に示すように把手39を把持する際に指先を挿入する把
持用開口部40が形成されている。本体ケース1内に装
着されたプロセスカートリッジ3においては、アーム部
材30の回動に伴ってシャッター部材29が図9に示す
開放位置へ移動している。シャッター部材29が開放位
置へ移動しているとき、シャッター部材29の後端部及
び連結フレーム30aは、前記把持用開口部40側に突
出しないように位置決めされている。なお、シャッター
部材29の後端部とは、シャッター部材29が開放位置
へ向けて移動するときにおける移動方向の前方部をい
う。
【0024】このような構成において、図1、図2は、
プロセスカートリッジ3を本体ケース1内に装着する操
作の初期状態を示すもので、図1では一方のガイドピン
27のみがガイド25に嵌合され、図2では、図1の状
態からプロセスカートリッジ3を本体ケース1内へ少し
押し込むことにより、他方のガイドピン28もガイド2
6に嵌合されている。これらの状態のとき、アーム部材
30はスプリング33の付勢力により所定位置に回動し
ており、シャッター部材29は開口部24を閉止してい
る。シャッター部材29は、スプリング32の付勢力に
よりケース10の外周面に押し付けられた状態に維持さ
れ、さらに、シャッター部材29の先端部が開口部24
の周縁部に重なっている。
【0025】従って、プロセスカートリッジ3を本体ケ
ース1内に取り付ける前には、開口部24がシャッター
部材29で閉止されているため、開口部24から誤って
指や物を入り込ませて感光体ドラム11を傷付けるとい
うことが防止される。また、シャッター部材29の先端
部が開口部24の周縁部に重なっているため、閉止位置
に位置しているシャッター部材29が外側から押されて
も、シャッター部材29が大きく撓んで感光体ドラム1
1に接触するということが防止される。
【0026】図3ないし図5は、プロセスカートリッジ
3を本体ケース1内に押し込むことにより、アーム部材
30の突起34がガイド26に係合した後の状態であ
る。突起34がガイド26に係合すると、プロセスカー
トリッジ3を本体ケース1内へ押し込むことに伴って突
起34にはガイド26から力を受け、この力の作用によ
り、アーム部材30は支軸31の周りに上方へ回動し、
シャッター部材29が開口部24の閉止位置から開放位
置へ向けて次第に移動する。図3は開口部24が半開さ
れた状態、図4及び図5は開口部24が全開された状態
である。シャッター部材29が開放位置へ向けて移動す
る過程において、シャッター部材29はスプリング32
の付勢力によりケース10の外周面に押し付けられた状
態を維持される。
【0027】図6は、プロセスカートリッジ3が本体ケ
ース1内に装着された状態であり、ガイドピン27,2
8がガイド25,26の奥部に係合することにより、プ
ロセスカートリッジ3の保持状態が安定する。シャッタ
ー部材29は開口部24を開放させる開放位置へ移動
し、スプリング32の付勢力によってケース10の外周
面に押し付けられている。従って、プロセスカートリッ
ジ3を本体ケース1内に取り付ける過程でシャッター部
材29は開口部24の閉止位置から開放位置へ移動する
が、シャッター部材29は常にスプリング32の付勢力
によってケース10の外周面に押し付けられ、常にケー
ス10の外周面に近接して位置することとなり、シャッ
ター部材29の設置スペースを非常に小さくできる。こ
のため、画像形成装置全体の小型化を図るとともにプロ
セスカートリッジ3の小型化を図った場合においても、
このプロセスカートリッジ3にシャッター部材29を設
けることができる。
【0028】つぎに、シャッター部材29が閉止位置か
ら開放位置へ移動するとき、シャッター部材29の先端
側両端部に形成された突起37a,37bがギヤ35と
フランジ36との外周面に摺接する。このため、シャッ
ター部材29が閉止位置から開放位置へ移動する過程に
おけるシャッター部材29の先端部と感光体ドラム11
の外周面との間の隙間を大きくとることができ、感光体
ドラム11とシャッター部材29との接触を防止でき
る。さらに、ギヤ35の外周面に摺接する突起37aの
先端部にアール部38を形成したので、シャッター部材
29が移動する過程で突起37aの先端部がギヤ35に
噛み合って移動動作が妨げられるということを防止でき
る。特に、メンテナンスのためにプロセスカートリッジ
3を本体ケース1外へ一旦取り出すような場合、その取
り出し時に突起37aの先端部がギヤ35と噛み合うこ
とが防止され、シャッター部材29が開口部24の閉止
位置にスムーズに移動する。
【0029】本体ケース1内の装着位置に取り付けられ
たプロセスカートリッジ3においては、開放位置へ移動
したシャッター部材29の後端部と連結フレーム30a
とが把持用開口部40より突出しないように位置決めさ
れている。従って、プロセスカートリッジ3を本体ケー
ス1内に着脱するために把持用開口部40に指先を入れ
て把手39をつかむ場合、指先がシャッター部材29の
後端部や連結フレーム30aに当たらず、プロセスカー
トリッジ3の着脱をスムーズに行える。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明のプロセスカートリ
ッジのシャッター機構によれば、アーム部材を回動させ
てシャッター部材を閉止位置から開放位置へ移動させる
とき、シャッター部材をケースの外周面に押し付けた状
態に維持することができ、このため、シャッター部材が
常にケースの外周面に近接して位置することになり、シ
ャッター部材の設置スペースが狭くなり、画像形成装置
全体の小型化を図るとともにプロセスカートリッジの小
型化を図った場合においても、このプロセスカートリッ
ジにシャッター部材を設けることができる。
【0031】請求項2又は3記載の発明のプロセスカー
トリッジのシャッター開放方法によれば、プロセスカー
トリッジを画像形成装置内に装着する過程でシャッター
部材をプロセスカートリッジと一体に移動しないように
保持することによりシャッター部材を開口部の閉止位置
から開口部の開放位置へケースの外周面に押し付けなが
ら相対的に移動させるようにしたので、プロセスカート
リッジを画像形成装置内に装着するときにシャッター部
材を自動的に開口部の閉止位置から開口部の開放位置へ
移動させることができ、しかも、シャッター部材を常に
ケースの外周面に近接して位置させることができるた
め、シャッター部材の設置スペースを狭くすることがで
き、画像形成装置全体の小型化を図るとともにプロセス
カートリッジの小型化を図った場合においても、このプ
ロセスカートリッジにシャッター部材を設けることがで
きる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、プロセスカートリッジを画像形成装置内に装着す
る過程で画像形成装置に形成されたプロセスカートリッ
ジを着脱するためのガイドに係合し、シャッター部材を
閉止位置から開放位置へ移動させるように作用する力を
ガイドから受ける突起をアーム部材に設けたので、プロ
セスカートリッジを画像形成装置内に装着する過程でシ
ャッター部材を閉止位置から開放位置へ移動させるため
の機構としては、アーム部材に突起を形成するだけでよ
く、非常に簡単な構成によりシャッター部材を閉止位置
から開放位置へ移動させることができる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、感光体ドラムの一端に回転駆動力が伝達されるギ
ヤを設けるとともに他端にフランジを形成し、これらの
ギヤとフランジとの外径寸法を感光体ドラムの外径寸法
より大きくしたので、シャッター部材が移動するとき、
シャッター部材の両端部がギヤとフランジとの外周面に
摺接するため、シャッター部材の移動時におけるシャッ
ター部材と感光体ドラムとの接触を防止することがで
き、そのような接触による感光体ドラムの傷付きを防止
できる。
【0034】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、シャッター部材の先端側両端部に、ギヤとフラン
ジとの外周面に摺接する突起を形成したので、シャッタ
ー部材が移動するとき、シャッター部材の先端部と感光
体ドラムとの間の隙間が大きくなり、シャッター部材の
移動時におけるシャッター部材の先端部と感光体ドラム
との接触をより一層確実に防止することができる。
【0035】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、ギヤの外周面に摺接する突起の先端部にギヤに噛
み合わない大きさのアール部を形成したので、シャッタ
ー部材が移動するときに突起がギヤの外周面に摺接して
も、その突起がギヤに噛み合って移動動作が妨げられる
ということなく、シャッター部材の移動をスムーズに行
わせることができる。
【0036】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、閉止位置に移動したシャッター部材の先端部が開
口部の周縁部に重なるようにしたので、シャッター部材
を閉止位置へ移動させてあるときにシャッター部材に外
力が作用してもシャッター部材が撓んで感光体ドラムに
接触するということを防止でき、シャッター部材が感光
体ドラムに接触することによる感光体ドラムの傷付きを
防止できる。
【0037】請求項9記載の発明によれば、請求項1記
載の発明のプロセスカートリッジのシャッター機構にお
いて、指先を入れる把持用開口部を備えた把手をケース
の上面部に形成し、画像形成装置内に装着されたプロセ
スカートリッジにおける開放位置へ移動したシャッター
部材の後端部が把持用開口部側に突出しないようにした
ので、把手を把持してプロセスカートリッジを画像形成
装置内へ着脱するとき、把手を把持する指先がシャッタ
ー部材の後端部に当たらず、プロセスカートリッジの着
脱をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを画像形成装置内に装着
するために一方のガイドピンのみをガイドに嵌合させた
状態を示す側面図である。
【図2】プロセスカートリッジを図1の状態から本体ケ
ース内に押し込み、二個のガイドピンをガイドに嵌合さ
せた状態を示す側面図である。
【図3】プロセスカートリッジを図2の状態からさらに
本体ケース内に押し込み、シャッター部材が開放位置へ
向けて移動して開口部が半開された状態を示す側面図で
ある。
【図4】プロセスカートリッジを図3の状態からさらに
本体ケース内に押し込み、開口部が全開された状態を示
す側面図である。
【図5】プロセスカートリッジを図4の状態からさらに
本体ケース内に押し込んだ状態を示す側面図である。
【図6】プロセスカートリッジの装着が完了してシャッ
ター部材が開放位置へ移動した状態を示す側面図であ
る。
【図7】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の内部構造を示す側面図である。
【図8】感光体ドラムの正面図である。
【図9】把手の把持用開口部と開放位置へ移動したシャ
ッター部材の後端部との位置関係、及び、感光体ドラム
とシャッター部材との形状を示す正面図である。
【符号の説明】
3 プロセスカートリッジ 10 ケース 11 感光体ドラム 15 現像ローラ 19 転写部材 24 開口部 26 ガイド 29 シャッター部材 30 アーム部材 32 付勢部材 34 突起 35 ギヤ 36 フランジ 37a,37b 突起 38 アール部 39 把手 40 把持用開口部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと現像ローラとをケース内
    に収納し、画像形成装置内に装着されたときに前記感光
    体ドラムを前記画像形成装置内の転写部材に対向させる
    開口部を前記ケースに形成したプロセスカートリッジに
    おいて、一端を前記ケースに回動自在に連結して他端に
    シャッター部材が回動自在に連結されてこのシャッター
    部材を前記開口部を閉止する閉止位置と前記開口部を開
    放する開放位置とへ移動させるアーム部材と、前記シャ
    ッター部材を前記ケースの外周面に押し付ける向きに付
    勢する付勢部材とを設けたことを特徴とするプロセスカ
    ートリッジのシャッター機構。
  2. 【請求項2】 感光体ドラムと現像ローラとを収納した
    プロセスカートリッジのケースにおける前記感光体ドラ
    ムと対向する位置に開口部を形成し、前記開口部を開閉
    自在に覆うシャッター部材と前記ケースに連結されて前
    記シャッター部材を移動自在に保持するアーム部材と前
    記シャッター部材を前記ケースの外周面に押し付ける向
    きに付勢する付勢部材とを設け、前記プロセスカートリ
    ッジを画像形成装置内に装着する過程で前記シャッター
    部材を前記プロセスカートリッジと一体に移動しないよ
    うに保持することにより前記シャッター部材を前記開口
    部を閉止する閉止位置から前記開口部を開放する開放位
    置へ前記ケースの外周面に押し付けながら相対的に移動
    させるようにしたことを特徴とするプロセスカートリッ
    ジのシャッター開放方法。
  3. 【請求項3】 感光体ドラムと現像ローラとを収納する
    プロセスカートリッジを画像形成装置内に装着する過程
    で、前記プロセスカートリッジを所定の経路に案内し、 前記プロセスカートリッジを前記画像形成装置内に装着
    する過程で、前記画像形成装置側に設けられた感光体ド
    ラムと対向する前記プロセスカートリッジのケースに形
    成された開口部を開閉自在に覆うシャッター部材を塞き
    止めてこのシャッター部材を前記開口部を閉止する閉止
    位置から前記開口部を開放する開放位置に相対的に移動
    させ、 前記閉止位置から前記開放位置への前記シャッター部材
    の移動過程で、このシャッター部材を前記ケースの外周
    面に押し付ける、プロセスカートリッジのシャッター開
    放方法。
  4. 【請求項4】 プロセスカートリッジを画像形成装置内
    に装着する過程で前記画像形成装置に形成された前記プ
    ロセスカートリッジを着脱するためのガイドに係合し、
    シャッター部材を閉止位置から開放位置へ移動させるよ
    うに作用する力を前記ガイドから受ける突起をアーム部
    材に設けたことを特徴とする請求項1記載のプロセスカ
    ートリッジのシャッター機構。
  5. 【請求項5】 感光体ドラムの一端に回転駆動力が伝達
    されるギヤを設けるとともに他端にフランジを形成し、
    これらのギヤとフランジとの外径寸法を前記感光体ドラ
    ムの外径寸法より大きくしたことを特徴とする請求項1
    記載のプロセスカートリッジのシャッター機構。
  6. 【請求項6】 シャッター部材の先端側両端部に、ギヤ
    とフランジとの外周面に摺接する突起を形成したことを
    特徴とする請求項5記載のプロセスカートリッジのシャ
    ッター機構。
  7. 【請求項7】 ギヤの外周面に摺接する突起の先端部に
    前記ギヤに噛み合わない大きさのアール部を形成したこ
    とを特徴とする請求項6記載のプロセスカートリッジの
    シャッター機構。
  8. 【請求項8】 閉止位置に移動したシャッター部材の先
    端部が開口部の周縁部に重なるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のプロセスカートリッジのシャッター
    機構。
  9. 【請求項9】 指先を入れる把持用開口部を備えた把手
    をケースの上面部に形成し、画像形成装置内に装着され
    たプロセスカートリッジにおける開放位置へ移動したシ
    ャッター部材の後端部が前記把持用開口部側に突出しな
    いようにしたことを特徴とする請求項1記載のプロセス
    カートリッジのシャッター機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011123361A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012208362A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2019015857A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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