JPH10334106A - 関連語提示装置及び関連語提示用プログラムを記録した媒体 - Google Patents

関連語提示装置及び関連語提示用プログラムを記録した媒体

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JPH10334106A
JPH10334106A JP9137301A JP13730197A JPH10334106A JP H10334106 A JPH10334106 A JP H10334106A JP 9137301 A JP9137301 A JP 9137301A JP 13730197 A JP13730197 A JP 13730197A JP H10334106 A JPH10334106 A JP H10334106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索漏れの軽減と検索結果の絞り込みの両目
的を効果的に達成できるような関連語を提示できるよう
にする。 【解決手段】 検索条件受取手段2は、検索条件「S」
を受け取る。文書検索手段3は、検索条件受取手段2が
受け取った検索条件に適合する文書集合「X」を文書格
納手段1から取得する。関連語計算手段4は、検索条件
受取手段2が受け取った検索条件に関連性の高い単語を
関連語として、関連語集合「Wn」を取得する。出現数
計算手段5は、関連語計算手段4から得られた関連語集
合中の各関連語の、文書検索手段3が取得した文書集合
中での出現数「R(Wn)」を計算する。関連語選定手
段6は、文書検索手段3から得られた文書集合の文書数
「N」と、出現数計算手段5から得られた各関連語の出
現数とを変数とする計算式を用いて、関連語を選択す
る。関連語表示手段7は、関連語選定手段6が選択した
関連語を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は関連語提示装置及び
関連語提示用プログラムを記録した媒体に関し、特に検
索条件に関連する単語を提示する関連語提示装置及びコ
ンピュータに検索条件に関連する単語を提示させるため
の関連語提示用プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】膨大な量の文書を対象とする検索システ
ムでは、一般にキーワードによる検索方法が用いられて
いる。検索条件として任意のキーワード(検索語)を検
索システムに入力すると、文書内容に検索語を含む全て
の文書が検索結果として得られる。この方式による検索
は、全文検索と呼ばれている。また、各文書に対して検
索用のキーワードを予め付加しておき、入力された検索
語と一致するキーワードが付加された文書を検索結果と
する方式も広く用いられている。
【0003】このような検索システムで検索結果として
得られるのは、ユーザによって入力された検索後と完全
に一致する語を含んでいる文書か、あるいは、ユーザが
入力したキーワードと完全に一致する語が検索用のキー
ワードとして付加されている文書のみである。そのた
め、検索語とキーワード間の完全一致が要求されると、
必ずしもユーザが求める全ての文書を網羅的に得られる
とはいえない。
【0004】そこで、「特開平2−297290号公
報」において提案されているように、検索漏れを防ぐた
めに、関連語辞書を用いることにより検索語の関連語を
ユーザに提示し、より検索意図に合致する検索式の作成
を促す方式が用いられている。
【0005】例えば、ユーザが入力した検索語が「SG
ML」の場合、関連語辞書から「SGML」の関連語と
して「HTML」「ODA」「構造化文書」等を取得
し、ユーザに提示する。提示された関連語の中からユー
ザが適切であると判断した関連語を「SGML」と論理
和演算子で接続することによって、検索漏れの軽減を図
る。このように、検索式に対して、提示された関連語の
いくつかを論理和演算子で接続することによって、検索
漏れを防ぐことが可能となる。
【0006】また、提示された関連語は、検索漏れの軽
減を目的とする以外に、検索結果の絞り込みを補助する
ためにも用いることもできる。すなわち、検索結果とし
て得られる文書数が多すぎる場合に、検索式に対して、
提示された関連語のいくつかを論理積演算子で接続する
ことによって、適切な絞り込みが可能となる。
【0007】このように、ユーザは、検索結果の数の多
少により、検索漏れを防ぐのか検索結果の絞り込みを行
うのかを判断し、適切な関連語を選択して検索式に接続
していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検索漏れを
防ぐ場合と、検索結果の絞り込みを行う場合とでは、検
索式に接続すべき関連語が異なってくる。そのため、ユ
ーザが提示を望む関連語も異なる。一般に、検索結果が
少ない場合には、検索漏れを防ぐために、広範かつ詳細
な関連語の提示が望まれる。これに対し、検索結果が多
い場合には、検索結果を絞り込むことに重点が置かれ、
広範あるいは詳細な関連語よりも、検索結果を適切な量
に絞り込むことが可能となる関連語の提示が望まれる。
【0009】しかし、上記の従来技術では、検索結果の
多少に関係なく常に固定的に設定された関連語が提示さ
れるため、どの関連語を検索式に接続すべきかを的確に
判断することができない。すなわち、検索漏れの軽減と
検索結果の絞り込みの両目的を効果的に達成する検索式
を作成するのが簡単ではなかった。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、検索漏れの軽減と検索結果の絞り込みの両目
的を効果的に達成できるような関連語を提示する関連語
提示装置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、検索漏れの軽
減と検索結果の絞り込みの両目的を効果的に達成できる
ような関連語の提示をコンピュータに行わせるための関
連語提示用プログラムを記録した媒体を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、検索条件に関連する単語を提示する関連
語提示装置において、複数の文書を格納する文書格納手
段と、入力された検索条件を受け取る検索条件受取手段
と、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合
する文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索
手段と、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に
関連性の高い単語を関連語として、関連語集合を取得す
る関連語計算手段と、前記文書検索手段から得られた文
書集合の中で、前記関連語計算手段が取得した関連語集
合中の各関連語を含んでいる文書の数である出現数
を、、関連語ごとに計算する出現数計算手段と、前記文
書検索手段が取得した文書集合の文書数と、前記出現数
計算手段から得られた各関連語の出現数とを変数とする
計算式を用いて、表示すべき関連語を選択する関連語選
定手段と、前記関連語選定手段が選択した関連語を表示
装置に表示する関連語表示手段と、を有することを特徴
とする関連語提示装置が提供される。
【0013】この関連語提示装置によれば、検索条件が
入力されると、その検索条件が検索条件受取手段で受け
取られる。すると、文書検索手段が、検索条件受取手段
が受け取った検索条件に適合する文書集合を文書格納手
段から取得する。さらに、関連語計算手段が、検索条件
受取手段が受け取った検索条件に関連性の高い単語を関
連語として、関連語集合を取得する。すると、出現数計
算手段により、関連語計算手段が取得した関連語集合中
の各関連語の、文書検索手段から得られた文書集合中で
の出現数が計算される。そして、関連語選定手段によ
り、文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、出現
数計算手段から得られた各関連語の出現数とを変数とす
る計算式を用いて、表示すべき関連語が選択される。選
択された関連語は、関連語表示手段により、表示装置に
表示される。
【0014】これにより、文書検索手段が取得した文書
集合の文書数と、出現数計算手段から得られた各関連語
の出現数とに応じて、表示される関連語を絞り込むこと
ができる。
【0015】また、検索条件に関連する単語の提示をコ
ンピュータに行わせるための関連語提示用プログラムを
記録した媒体において、複数の文書を格納する文書格納
手段、入力された検索条件を受け取る検索条件受取手
段、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合
する文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索
手段、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に関
連性の高い単語を関連語として、関連語集合を取得する
関連語計算手段、前記文書検索手段から得られた文書集
合の中で、前記関連語計算手段が取得した関連語集合中
の各関連語を含んでいる文書の数である出現数を、関連
語ごとに計算する出現数計算手段、前記文書検索手段が
取得した文書集合の文書数と、前記出現数計算手段から
得られた各関連語の出現数とを変数とする計算式を用い
て、表示すべき関連語を選択する関連語選定手段、前記
関連語選定手段が選択した関連語を表示装置に表示する
関連語表示手段、としてコンピュータを機能させるため
の関連語提示用プログラムを記録した媒体が提供され
る。
【0016】この媒体に記録された関連語提示用プログ
ラムをコンピュータに実行させれば、複数の文書を格納
する文書格納手段と、入力された検索条件を受け取る検
索条件受取手段と、検索条件受取手段が受け取った検索
条件に適合する文書集合を前記文書格納手段から取得す
る文書検索手段と、検索条件受取手段が受け取った検索
条件に関連性の高い単語を関連語として、関連語集合を
取得する関連語計算手段と、関連語計算手段が取得した
関連語集合中の各関連語の、文書検索手段から得られた
文書集合中での出現数を計算する出現数計算手段と、文
書検索手段が取得した文書集合の文書数と、出現数計算
手段から得られた各関連語の出現数とを変数とする計算
式を用いて、表示すべき関連語を選択する関連語選定手
段と、関連語選定手段が選択した関連語を表示装置に表
示する関連語表示手段と、がコンピュータによって実現
される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の原理構成
図である。文書格納手段1は、複数の文書を格納する。
検索条件受取手段2は、キーボードなどを用いてユーザ
が入力した検索条件「S」を受け取る。文書検索手段3
は、検索条件受取手段2が受け取った検索条件「S」に
適合する文書集合「X」を文書格納手段1から取得す
る。関連語計算手段4は、検索条件受取手段2が受け取
った検索条件「S」に関連性の高い単語を関連語とし
て、関連語集合「Wn」を取得する。例えば、関連語辞
書を用いて、検索条件に含まれる単語の関連語を抽出し
て関連語集合とする。出現数計算手段5は、関連語計算
手段4から得られた関連語集合「Wn」中の各関連語
の、文書検索手段3が取得した文書集合中での出現数
「R(Wn)」を計算する。
【0018】関連語選定手段6は、文書検索手段3から
得られた文書集合の文書数「N」と、出現数計算手段5
から得られた各関連語の出現数「R(Wn)」とを変数
とする計算式を用いて、表示すべき関連語を選択する。
例えば、文書検索手段3が取得した文書集合の文書数の
増加に従い値が段階的に増加する下限値G1(N)を定
めるとともに、文書検索手段3が取得した文書集合の文
書数の増加に従い値が段階的に減少する上限値G2
(N)を定める。そして、出現数が下限値以上、上限値
以下である関連語が選択されるような計算式を用いて、
表示すべき関連語を選択する。
【0019】関連語表示手段7は、関連語選定手段6が
選択した関連語を表示装置に表示する。このような構成
の関連語提示装置によれば、検索漏れの軽減と検索結果
の絞り込みの両目的に有効な関連語が表示装置に表示さ
れる。すなわち、検索結果Nが多い場合には、検索結果
中で出現数の多い関連語が提示される。これは、検索結
果を徐々に絞り込む際に有効な関連語提示となる。
【0020】また、検索結果Nが少数の場合には、出現
数の少ない関連語が提示される。これは、検索漏れの軽
減を目的として検索式に論理和接続する際に有効な、よ
り広範な関連語提示となる。
【0021】図2は、本発明の第2の原理構成図であ
る。この図に示した構成の図1の構成との大きな相違
は、関連語計算処理と出現数計算処理との処理順序が逆
になっている点である。それに伴って、出現数の計算対
象が関連語集合であったのが、文書集合に含まれる単語
集合(関連語計算処理の実行前であるため)になってい
る。ただし、この図の説明では、関連語集合と同じ記号
「Wn」で文書集合に含まれる単語の集合を示す。
【0022】文書格納手段11は、複数の文書を格納す
る。検索条件受取手段12は、入力された検索条件
「S」を受け取る。文書検索手段13は、検索条件受取
手段12が受け取った検索条件に適合する文書集合
「X」を文書格納手段11から取得する。出現数計算手
段14は、文書検索手段13が取得した文書集合中に存
在する全ての単語の集合を「Wn」とし、各単語の文書
集合中での出現数「R(Wn)」を計算する。
【0023】関連語候補選定手段15は、文書検索手段
13が取得した文書集合の文書数「N」と、出現数計算
手段14から得られた各単語の出現数「R(Wn)」と
を変数とする計算式を用いて、表示すべき関連語候補を
選択する。
【0024】関連語計算手段16は、以下の手順で関連
語候補の中から関連語を抽出する。まず、文書検索手段
13が取得した文書の数である第1の値と、文書検索手
段13が取得した文書の中で、各関連語候補を含んでい
る文書の数である関連語候補ごとの第2の値と、文書格
納手段11に格納されている文書の中で、各関連語候補
を含んでいる文書の数である関連語候補ごとの第3の値
とを取得する。次に、第1の値と第3の値との積あるい
は和である第4の値を関連語候補ごとに計算し、第2の
値と第4の値との比率に基づいて、検索条件受取手段1
2が受け取った検索条件と各関連語候補との間の関連度
を計算する。そして、関連度の高い関連語候補を関連語
として抽出する。関連度を計算するための計算式には、
後述する拡張相互情報量、拡張Dice−coeffi
cientおよび拡張t−scoreを用いることがで
きる。
【0025】関連語表示手段17は、関連語計算手段1
6が抽出した関連語を表示装置に表示する。このような
関連語提示装置によれば、関連度を計算する前に関連語
候補の選定を行っているため、関連度計算が不要な関連
語に対しての関連度計算処理を省略することが可能とな
る。したがって、複雑な関連度計算を行う場合であって
も、文書の絞り込み等に有効な関連語の表示を高速に行
うことができる。
【0026】図3は、本発明の第3の原理構成図であ
る。この関連語提示装置は、文書格納手段21、検索条
件受取手段22、文書検索手段23、出現数計算手段2
4、関連語候補選定手段25、関連語計算手段26、関
連語対出現数計算手段27、関連語間関連度計算手段2
8、及び関連語表示手段29を有している。ここで、文
書格納手段21、検索条件受取手段22、文書検索手段
23、出現数計算手段24、関連語候補選定手段25、
関連語計算手段26については、図2に示した同名の構
成要素と同じ機能を有しているため説明省略し、他の構
成要素について以下に説明する。
【0027】関連語対出現数計算手段27は、任意の関
連語が指定されると、指定された特定関連語と、関連語
計算手段26から得られた関連語集合中の他の関連語と
の同時出現数を、文書検索手段23が取得した文書集合
を対象に計算する。
【0028】関連語間関連度計算手段28は、出現数計
算手段24から得られた各関連語の出現数と、関連語対
出現数計算手段27から得られた特定関連語と他の関連
語との間の同時出現数とを変数とする計算式に基づいて
関連語間関連度を計算し、特定関連語に対して関連語間
関連度の高い関連語を抽出する。
【0029】関連語表示手段29は、関連語計算手段2
6が抽出した関連語を表示装置に表示するとともに、関
連語間関連度計算手段28が抽出した関連語をも表示装
置に表示する。
【0030】このような関連語提示装置により、ユーザ
は、任意の関連語を指定すれば、その関連語と一定の関
係にある別の関連語を知ることができ、検索式に対して
論理演算子で接続すべき関連語を容易に選択できる。
【0031】なお、この図の構成は、図2の構成に、関
連語対出現数計算手段と関連語間関連度計算手段とを追
加し、関連語表示手段の機能を追加したものであるが、
同様の手段及び機能を、図1の構成に追加することも可
能である。
【0032】また、上記の各原理構成の構成要素の機能
は、各処理機能の命令が記述されたプログラムをコンピ
ュータで実行することにより実現できる。その場合、プ
ログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に
格納しておく。記録媒体としては、半導体記憶装置や、
磁気記録装置、あるいは光ディスク等を用いることがで
きる。
【0033】ところで、本発明の関連語計算手段では、
本来単語間の類似度として用いる統計量である相互情報
量、Dice−coefficientおよびt−sc
oreを拡張することによって、検索式と単語の間の類
似度を計算し、類似度の高いものを関連語とすることが
できる。相互情報量、Dice−coefficien
tおよびt−scoreを単語間の類似度計算に用いた
例として、「春野,山崎:辞書と統計を用いた対訳アラ
イメント,情報処理学会自然言語処理研究会研究報告,
96−NL−112,pp.23−30(199
6)」、「大森,堤,中西:統計情報を用いた対訳単語
辞書の作成,言語処理学会第2回年次大会発表論文集,
pp.49−52(1996)」等を挙げることができ
る。
【0034】以下に、相互情報量などを本願発明に適用
するための拡張方法について説明する。単語word1
とword2の間の相互情報量(MI)は、
【0035】
【数1】
【0036】と定義される。ただし、全検索対象文書数
をM、word1とword2を共に含む文書数をa、
word1のみを含む文書数をb、word2のみを含
む文書数をcとした場合、
【0037】
【数2】
【0038】
【数3】
【0039】
【数4】
【0040】である。これに対して本発明では、検索式
Sと単語wordの間の相互情報量(MI0 )を、
【0041】
【数5】
【0042】と定義する。ただし、全検索対象文書数を
M、wordを含みかつ検索式Sから得られる文書の数
をa0 、検索式Sから得られる文書のうちwordを含
まない文書の数をb0 、wordを含む文書のうち検索
式Sから得られる文書を除いた文書の数をc0 とした場
合、
【0043】
【数6】
【0044】
【数7】
【0045】
【数8】
【0046】である。ここで、「a0 +b0 」が図2の
説明における「第1の値」に相当し、「a0 」が「第2
の値」に相当し、「a0 +c0 」が「第3の値」に相当
する。したがって、式(5)は、
【0047】
【数9】
【0048】とすることにより、全検索対象文書数M、
「第1の値」、「第2の値」及び「第3の値」を変数と
する計算式となる。相互情報量と同様に単語間の類似度
を求める統計量として、Dice−coefficie
ntおよびt−scoreを挙げることができる。Di
ce−coefficient(DC)およびt−sc
ore(TS)は、
【0049】
【数10】
【0050】
【数11】
【0051】と定義される。これらについても、相互情
報量と同様に、検索式と単語の間の類似度計算するため
に以下のような拡張を施すことが可能である。
【0052】
【数12】
【0053】
【数13】
【0054】MI0 (S,word),DC0 (S,wor
d),TS0 (S,word)のいずれも、その値が大きい
ほど検索式Sと単語wordの間に高い類似性があるこ
とを意味する。以後、MI0 (S,word)を「拡張相互
情報量」、DC0 (S,word)を「拡張DC」、TS0
(S,word)を「拡張TS」と呼ぶこととする。なお、
相互情報量と同様に、拡張DCと拡張TSとをそれぞ
れ、
【0055】
【数14】
【0056】
【数15】
【0057】と表すことができる。式(14)から分か
るように、拡張DCを求める際には、全検索対象文書数
Mは不要である。次に、本発明の関連語提示装置の実施
の形態を具体的に説明する。
【0058】図4は、本発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。これは、図3に示した構成に基づい
た実施の形態である。文書格納手段31は、電子化され
た検索対象文書の内容を形態素解析手段32によって付
加される文書識別子と対にして格納する記憶装置であ
る。
【0059】形態素解析手段32は、文書格納手段31
に格納されている各文書に文書識別子を付加した上で、
各文書に形態素解析処理を施して自立語(キーワードと
なるべき語)を抽出し、対応する文書識別子と対にして
格納する。
【0060】索引構造生成手段33は、形態素解析手段
32での形態素解析処理結果を基に、索引構造として、
単語−単語識別子リスト34a、単語識別子−文書識別
子リスト34b、文書識別子−単語識別子リスト34c
を作成する。
【0061】索引構造格納手段34は、索引構造生成手
段33によって作成された単語−単語識別子リスト34
a、単語識別子−文書識別子リスト34b、文書識別子
−単語識別子リスト34cを格納する記憶装置である。
【0062】単語−単語識別子リスト34aは、単語文
字列とその単語を特定するための単語識別子の対応関係
を記述したリストである。単語識別子−文書識別子リス
ト34bは、各単語識別子について、その単語識別子で
示される単語文字列を含む文書の文書識別子の集合を記
述したリストである。
【0063】文書識別子−単語識別子リスト34cは、
各文書識別子について、その文書識別子で示される文書
に含まれる単語の単語識別子の集合を記述したリストで
ある。
【0064】検索条件受取手段41は、単語を論理和演
算子あるいは論理積演算子で接続することによって構成
される検索条件(検索式)の入力を、キーボードなどの
入力装置から受け付けるユーザインタフェースである。
【0065】文書検索手段42は、検索条件受取手段4
1に入力された検索条件に適合する全ての文書の文書識
別子を、単語−単語識別子リスト34a及び単語識別子
−文書識別子リスト34bを参照して取得し、取得した
文書識別子集合を保存する。また、関連語候補選定手段
45に対しては、保存した文書識別子集合中の識別子数
を渡す。関連語計算手段46に対しては、保存した文書
識別子集合中の識別子数を渡すと共に、関連語計算手段
46から与えられる単語識別子に対応する単語を含む文
書の総数を渡す。関連語対出現数計算手段47に対して
は、関連語対出現数計算手段47から与えられる単語識
別子対を含む文書であり、かつ、保存した文書識別子集
合に含まれる文書の総数を渡す。
【0066】文書内単語検索手段43は、文書検索手段
42から得られる検索条件に適合する文書集合の各文書
に含まれる単語の識別子集合を、文書識別子−単語識別
子リスト34cを参照して取得し、それらを連接して1
つの単語識別子集合とする。
【0067】単語出現数計算手段44は、文書内単語検
索手段43から得られた単語識別子集合中での各単語識
別子の出現数を計算し、単語識別子と出現数とを対にし
てリストを作成する。
【0068】関連語候補選定手段45は、単語出現数計
算手段44から得られた各単語識別子に対応する出現数
と、文書検索手段42から得られた検索条件に適合する
文書識別子の総数とから、関連語の候補となる単語識別
子を計算する。
【0069】関連語計算手段46は、関連語候補選定手
段45によって計算された関連語の候補となる各単語識
別子に対応する出現数と、文書検索手段42から得られ
た検索条件に適合する文書識別子の総数と、文書検索手
段42から得られた単語識別子に対応する単語を含む文
書数の3つの値を基に、検索条件受取手段41に入力さ
れた検索条件と関連語候補選定手段45によって計算さ
れた各関連語候補単語との間の拡張相互情報量を計算す
る。そして、予め定められた閾値よりも大きい拡張相互
情報量を持つ関連語候補単語を関連語とする。
【0070】関連語対出現数計算手段47は、関連語計
算手段46から各関連語の出現数を取得し、さらに、検
索条件受取手段41に入力された検索条件に適合する文
書集合の中で、任意の2つの関連語の対を同時に含む文
書数を、文書検索手段42から取得する。
【0071】関連語間関連度計算手段48は、関連語対
出現数計算手段47から得られる検索条件に適合する文
書集合での、各関連語の出現数と各関連語対を含む文書
数を基に、関連語間の関連度(関連性)を計算する。
【0072】関連語表示手段49は、関連語計算手段4
6で計算された各関連語を、関連語間関連度計算手段4
8によって計算された関連語間関連度に従って出力する
ユーザインタフェースである。
【0073】検索結果表示手段50は、文書検索手段4
2から得られる検索条件受取手段41に入力された検索
条件に適合する文書集合を、文書格納手段31を参照し
て出力するユーザインタフェースである。
【0074】なお、上記の各構成要素の有している機能
は、コンピュータが所定のプログラムモジュールを実行
することによって実現される機能である。そして、これ
らを実現するためのコンピュータプログラムは、半導体
メモリや磁気記録媒体などの記録媒体に記録されてい
る。ただし、文書格納手段31と索引構造格納手段34
とは、実際のHDD(ハードディスク装置)などの記憶
装置を制御することにより実現される機能である。
【0075】また、図4の関連語提示装置の各構成要素
は、図3の構成要素に対して次のような関係にある。文
書格納手段31及び索引構造格納手段34が文書格納手
段21に対応する。検索条件受取手段41が検索条件受
取手段22に対応する。文書検索手段42が文書検索手
段23に対応する。文書内単語検索手段43及び単語出
現数計算手段44が出現数計算手段24に対応する。関
連語候補選定手段45が関連語候補選定手段25に対応
する。関連語計算手段46が関連語計算手段26に対応
する。関連語対出現数計算手段47が関連語対出現数計
算手段27に対応する。関連語間関連度計算手段48が
関連語間関連度計算手段28に対応する。関連語表示手
段49が関連語表示手段29に対応する。
【0076】ここで、本実施の形態では関連文書検索を
行う前に、予め索引構造の生成処理を実行しておく必要
がある。そこで、まず索引構造の生成処理について説明
する。
【0077】索引構造の生成処理の前提として、形態素
解析結果リストが生成されていなければならない。図5
は、形態素解析手段32に格納される形態素解析結果リ
スト32aの例を示す図である。形態素解析手段32
は、文書格納手段31に格納されている各検索対象文書
に識別子を割当てた上で、それぞれの文書に形態素解析
処理を施して自立語を抽出し、対応する文書識別子と対
にして格納する。ただし、同一文書中から同一の自立語
が複数回抽出された場合は、2回目以降の抽出結果を無
視し、一つの文書識別子に対応する自立語が重複するこ
とはないものとする。
【0078】この形態素解析結果リスト32aを基に、
索引構造生成手段33が各種索引構造を生成する。図6
〜図8に索引構造生成手段33により作成され、索引構
造格納手段34に格納される索引構造の例を示す。なお
図6〜図8中のデータは、図5のデータに基づいて作成
された例となっている。
【0079】図6は、単語−単語識別子リストの例を示
す図である。単語−単語識別子リスト34aには、抽出
された単語と、その単語に割り当てられた識別子とが組
となって格納されている。
【0080】図7は、単語識別子−文書識別子リストの
例を示す図である。単語識別子−文書識別子リスト34
bには、単語識別子と、その単語識別子が割り当てられ
ている単語を含む文書の識別子(文書識別子)が組とな
って格納されている。
【0081】図8は、文書識別子−単語識別子リストの
例を示す図である。文書識別子−単語識別子リスト34
cには、文書識別子と、その文書識別子が割り当てられ
ている文書に含まれる単語の単語識別子とが組となって
格納されている。
【0082】索引構造生成手段33による索引構造の生
成アルゴリズムは以下の通りである。図9は、索引構造
の生成アルゴリズムを示すフローチャートである。 [S1]単語−単語識別子リスト34aの生成処理 形態素解析手段32に格納されている形態素解析結果リ
スト中の全単語を、重複なく、かつ、単語文字列の持つ
値の順にソートしたリストを作成する。各単語に対し
て、リストの先頭から順に1で始まる自然数を単語識別
子として割当てる。 [S2]文書識別子−単語識別子リスト34cの生成処
理 形態素解析手段32に格納されている形態素解析結果リ
スト中の各単語をステップS1で割当てた単語識別子で
置き換え、各文書識別子ごとに対応する単語識別子を小
さい値順にソートする。 [S3]単語識別子−文書識別子リスト34bの生成処
理 単語識別子を1から順に並べ、各単語識別子に対応する
単語が含まれる文書の文書識別子を、ステップS2で作
成した文書識別子−単語識別子リスト34cを参照して
抽出し、単語識別子と対にして格納する。
【0083】以上のアルゴリズムにより、索引構造が生
成される。索引構造の生成処理が行われた後、検索条件
受取手段41は検索式の入力が可能となる。そして、利
用者がキーボードなどの入力装置を用いて所望の検索式
を入力し、検索開始の指令を行うと、関連語の提示処理
が開始される。
【0084】図10、図11に、検索条件受取手段41
に入力された検索式から関連文書を求めるためのアルゴ
リズムを示す。図10は、本発明の処理手順を示すフロ
ーチャートの前半であり、図11は、本発明の処理手順
を示すフローチャートの後半である。以下、図10、図
11の各ステップについて説明する。なお、以下の説明
において、単語−単語識別子リスト34aをL1、単語
識別子−文書識別子リスト34bをL2、文書識別子−
単語識別子リスト34cをL3と記述する。 [S11]検索条件受取手段41が、単語を論理積演算
子あるいは論理和演算子で結合した検索式を受け取る。
この検索式をSと呼ぶことにする。 [S12]文書検索手段42が、Sに適合する文書の文
書識別子を、L1およびL2を参照して取得する。得ら
れた文書識別子集合をXと呼び、集合Xの要素数をNと
する。 [S13]ステップS12においてN=0であればステ
ップS14へ進み、そうでなければステップS15へ進
む。 [S14]関連語表示手段49が、Sの関連文書がない
旨の表示を行い、終了する。 [S15]文書内単語検索手段43が、Xに属する各文
書識別子に対応する全ての単語識別子を、L3を参照し
て取得する。取得した単語識別子の集合をYとする。 [S16]単語出現数計算手段44が、Yに属する単語
識別子の重複を取り除き、各単語識別子の重複回数を記
録する。重複の取り除かれた単語識別子集合を新たにY
とし、Yの要素Wn(n=1,2,・・・,P)の重複
回数をR(Wn)とする。ただし、PはYの要素数とす
る。 [S17]関連語候補選定手段45が、G1(N)≦R
(Wn)≦G2(N)を満たさないWnをYの要素から
取り除き、得られた集合を新たにYとし、Yの要素Wn
(n=1,2,・・,P)の重複回数をR(Wn)とす
る。ただし、Pを新たにYの要素数とする。ここで、G
1(x)はxについての増加(階段)関数、G2(x)
はxについての減少(階段)関数である。
【0085】例えば、G1(x)とG2(x)とを以下
のような関数とすることができる。
【0086】
【数16】G1(x)=[(20×n−19≦x≦20
×n)を満たす自然数n]
【0087】
【数17】
【0088】[S18]文書検索手段42が、Yに属す
る全単語識別子Wn(n=1,2,・・・,P)に関し
て、Wnに対応する文書識別子の総数をL2から取得す
る。そして、Yの要素Wnに対応する文書識別子数をF
(Wn)とする。 [S19]関連語計算手段46が、Yに属する単語識別
子Wn(n=1,2,・・・,P)について、全検索対
象文書数をMとして、
【0089】
【数18】
【0090】
【数19】 prob(Wn)=F(Wn)/M・・・・(19) を計算し、これらの値をWnと組にしてリストとする。
また、
【0091】
【数20】prob(S)=N/M・・・・(20) を計算する。 [S20]関連語計算手段46が、Yに属する各単語識
別子Wn(n=1,2,・・・,P)について、式
(5)に従って、拡張相互情報量MI0 (S,Wn)を
計算する。 [S21]予め設定された閾値Tに関して、T≦MI0
(S,Wn)を満たすWn(n=1,2,3・・・,
P)が存在すればステップS22へ、存在しなければス
テップS23へ進む。 [S22]関連語表示手段49が、T≦MI0 (S,W
n)を満たすWn(n=1,2,3・・・,P)に対応
する単語をMI0 (S,Wn)の値が大きいものから順
にSの関連語として出力し、終了する。 [S23]関連語表示手段49が、Sの関連文書がない
旨の表示を行い、終了する。
【0092】以上の処理により、検索式から関連語を得
ることが可能となる。しかも、ステップS17によっ
て、検索式Sに適合する文書(検索結果)が多い場合に
は、検索結果中で出現数の多い単語を基に関連語計算を
行うことになり、検索結果を徐々に絞り込む際に有効な
関連語の提示が可能となる。なお、極端に出現数が多い
単語はありふれた単語であるため関連語として提示する
には不適切であるとして除外されている。ステップS1
7の式の中のG2は、このような極端に出現数の高い単
語を取り除くための関数である。
【0093】また、検索結果が少ない場合には、出現数
の少ない単語を含めて関連語の計算を行うことにより、
検索漏れを軽減することを目的として検索式に論理和接
続するための関連語を、より広い範囲で提示することが
可能となる。
【0094】関連語対出現数計算手段47及び関連語間
関連度計算手段48による関連語間関連度(関連語間の
関係)を求めるアルゴリズムは以下の通りである。図1
2は、関連語間関連度の算出手順を示すフローチャート
である。 [S31]上記のステップS11〜S23までの処理に
より得られたSの関連語集合をZとし、Zの要素をVm
(m=,2,3・・・ Q)とする。ただし、QはZの要素
数とする。 [S32]関連語対出現数計算手段47が、任意の2つ
の関連語の対(Vm1,Vm2)(m1=1,2,…,
Q,m2=1,2,…,Q,m1≠m2)に関して、V
m1とVm2を同時に含む文書であり、かつステップS
12で得られたXに対応する文書集合に属する文書の総
数(=R2(Vm1,Vm2))を取得する。 [S33]関連語間関連度計算手段48が、Vm(m=
1,2,…,Q)に関して、upper(Vm),lo
wer(Vm),equivalent(Vm),si
milar(Vm)を求める。ここで、upper(V
m),lower(Vm),equivalent(V
m),similar(Vm)はそれぞれ以下の条件を
満たすVn(n=1,2,…,Q)を要素とするZの部
分集合である。 upper(Vm):Tu1≦R(Vn)/R(V
m),Tu2≦R2(Vm,Vn)/R(Vm) lower(Vm):Tl1≦R(Vm)/R(V
n),Tl2≦R2(Vm,Vn)/R(Vm) equivalent(Vm):Tr1≦R(Vn)/
R(Vm)≦Tr2,R2(Vm,Vn)/R(Vm)
≦Tr3 similar(Vm):Ts1≦R(Vn)/R(V
m)≦Ts2,Ts3≦R2(Vm,Vn)/R(V
m) ただし、Tu1,Tu2(≦1),Tl1,Tl2(≦
1),Tr1,Tr2(≧Tr1),Tr3,Ts1,
Ts2(≧Ts1),Ts3は予め設定された定数であ
る。
【0095】例えば、以下のような定数を設定する。 Tu1=Tl1=4 Tu2=Tl2=Tr1=Ts1=Ts3=0.9 Tr2=Ts2=1.1 Tr3=0.1 上記の各式は、次のような意味を持っている。
【0096】upper(Vm)は、Vmを含む文書よ
りも多量の文書に含まれており、且つ、Vmを含む文書
のほとんどに含まれた関連語である。lower(V
m)は、Vmを含む文書よりも少量の文書にしか含まれ
ておらず、且つ、その関連語を含む文書のほとんどにV
mも含まれているような関連語である。
【0097】equivalent(Vm)は、Vmと
同程度の数の文書に含まれており、且つ、Vmと同じ文
書に含まれることはほとんど無いような関連語である。
similar(Vm)は、Vmと同程度の数の文書に
含まれており、且つ、Vmを含む文書のほとんどに含ま
れている関連語である。
【0098】図13は、関連語VnとVmとの関係を概
念的に示す図である。なお、各文書集合は、全て検索式
Sに適合する文書集合Xに含まれている。(A)は、e
quivalent(Vm)に含まれる関連語Vnを含
む文書集合61と、関連語Vmを含む文書集合71との
関係を示している。この図のように、関連語Vnを含む
文書集合61と関連語Vmを含む文書集合71とは、ほ
とんど同じ量の文書を有している。そして、両方の文書
集合に含まれる文書の数は、微量である(若しくは全く
ない)。
【0099】(B)は、similar(Vm)に含ま
れる関連語Vnを含む文書集合62と、関連語Vmを含
む文書集合72との関係を示している。この図のよう
に、関連語Vnを含む文書集合62と関連語Vmを含む
文書集合72とは、ほとんど同じ量の文書を有してい
る。そして、一方の関連語を含む文書のほとんどが他方
の関連語を含んでいる。
【0100】(C)は、upper(Vm)に含まれる
関連語Vnを含む文書集合63と、関連語Vmを含む文
書集合73との関係を示している。この図のように、関
連語Vmを含む文書集合73のほとんどが、関連語Vn
を含む文書集合63にも含まれている。しかも、関連語
Vnを含む文書集合63の方が、多量の文書を有してい
る。
【0101】(D)は、lower(Vm)に含まれる
関連語Vnを含む文書集合64と、関連語Vmを含む文
書集合74との関係を示している。この図のように、関
連語Vnを含む文書集合64のほとんどが、関連語Vm
を含む文書集合74にも含まれている。しかも、関連語
Vnを含む文書集合74の方が、多量の文書を有してい
る。
【0102】これらの関係を関連語と共にユーザに提示
すれば、検索結果が多い場合に絞り込みを行うための関
連語を、ユーザがより適切に選択できる。。次に、上記
のように分類された関連語をユーザに提示する場合のユ
ーザインタフェースについて説明する。
【0103】図14は、関連語検索画面を示す図であ
る。この関連語検索画面80は、3つのサブウィンドウ
81〜83に分かれている。サブウィンドウ81は、検
索式入力用のウィンドウであり、テキスト入力フィール
ド81aと、検索ボタン81bとが設けられている。ユ
ーザは、キーボードなどの入力装置を用いて、テキスト
入力フィールド81aに検索式を入力し、検索ボタン8
1bを押下することにより、検索指令を入力できる。こ
のサブウィンドウ81によって検索条件受取手段41に
対応する機能が提供される。
【0104】サブウィンドウ82には、関連語表示フィ
ールド82aと関連語関係表示フィールド82bとが設
けられている。関連語表示フィールド82aには、テキ
スト入力フィールド81aに入力された検索式に関連す
る関連語が表示される。関連語関係表示フィールド82
bには、関連語表示フィールド82a内の選択された関
連語に対して、所定の関係を有する関連語が表示され
る。
【0105】サブウィンドウ83は、検索結果表示用の
ウィンドウである。このサブウィンドウ83には、テキ
スト入力フィールド81aに入力された検索式に適合す
る文書情報が表示される。
【0106】このようなユーザインターフェースによ
り、文書の検索を行うユーザは、まずキーボードなどの
入力装置を用いて、テキスト入力フィールド81aに検
索式を入力し、検索ボタン81bを押下する。すると、
検索条件受取手段41によって、検索式が関連文書検索
装置で受け取られる。すると、ステップS11〜S23
の処理が実行される。その処理の結果得られた関連語
が、サブウィンドウ82中の関連語表示フィールド82
aに表示される。また、サブウィンドウ83には、ステ
ップS12で得られた文書識別子集合Xに対応する文書
集合の文書情報が表示される。
【0107】関連語フィールド82aに表示された関連
語の1つを選択することにより、ステップS21〜S2
3の処理が行われる。その結果、指定された関連語のu
pper(Vm),lower(Vm),equiva
lent(Vm),similar(Vm)に属する関
連語が得られる。これらの関連語は、関連語関係表示フ
ィールド82bに表示される。
【0108】図15は、「飛行機」を検索式として入力
した場合の表示例を示す図である。テキスト入力フィー
ルド81aには、入力された検索式「飛行機」が表示さ
れている。関連語表示フィールド82aには、「飛行
機」から得られた関連語が表示されている。サブウィン
ドウ83には、「飛行機」を含む文書の文書情報が表示
されている。
【0109】この例では、検索結果が多いため、ステッ
プS17の処理によって検索結果中の出現数が高い単語
を関連語の候補として関連語計算が行われる。したがっ
て、表示された関連語を用いて絞り込みを行った場合
(元の検索式に論理積演算子で接続した場合)でも、過
度の絞り込みとはならず、検索漏れの極端な増大を防止
できる。
【0110】図16は、関連語「主翼」を指定した場合
の表示例を示す図である。ユーザが、関連語表示フィー
ルド82aの中の「主翼」をマウスカーソルで指定する
と、関連語関係表示フィールド82bには、「主翼」と
の間に所定の関係(upper,lower,equi
valent,similar)を有する関連語が表示
される。ユーザは、これらの関係を参照しながら、絞り
込みを行うための検索式を作成する。これにより、適切
な検索式を作成できる。
【0111】図17は、「(戦闘機andコックピット
andミサイル)」を検索式として入力した場合の表示
例を示す図である。テキスト入力フィールド81aに
は、入力された検索式「(戦闘機andコックピットa
ndミサイル)」が表示されている。関連語表示フィー
ルド82aには、「(戦闘機andコックピットand
ミサイル)」から得られた関連語が表示されている。サ
ブウィンドウ83には、「戦闘機」、「コックピッ
ト」、「ミサイル」の全てを含む文書の文書情報が表示
されている。
【0112】この場合、検索結果が少ないため、ステッ
プS17の処理によって、検索結果中の出現頻度が少な
い単語も含めて関連語計算が行われる。したがって、詳
細な関連語が表示されることになり、ユーザが必要と思
われる関連語を検索式に追加(論理和演算子で接続)す
ることによって、ノイズ(検索目的に合致しない文書)
の少ない検索結果を得ることが可能となる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明の関連語提示
装置では、文書検索手段が取得した文書集合の文書数
と、出現数計算手段から得られた各関連語の出現数とを
変数とする計算式を用いて、表示すべき関連語を選択す
るようにしたため、検索条件に適合する文書の多少や、
関連語の出現頻度に応じて表示される関連語を変えるこ
とができる。そのため、検索結果の絞り込みに有効な関
連語を選択的に提示することが可能となり、ユーザは、
検索漏れの軽減と検索結果の絞り込みの両目的を効果的
に達成できる。
【0114】また、本発明の関連語提示用プログラムを
記録した媒体は、記録された関連語提示用プログラムを
コンピュータで実行することにより、そのコンピュータ
は、文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、出現
数計算手段から得られた各関連語の出現数とを変数とす
る計算式を用いて、関連語を選択的に表示できるように
なる。その結果、検索結果の絞り込みに有効な関連語の
提示を、コンピュータに行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の原理構成図である。
【図3】本発明の第3の原理構成図である。
【図4】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】形態素解析手段に格納される形態素解析結果リ
ストの例を示す図である。
【図6】単語−単語識別子リストの例を示す図である。
【図7】単語識別子−文書識別子リストの例を示す図で
ある。
【図8】文書識別子−単語識別子リストの例を示す図で
ある。
【図9】索引構造の生成アルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の処理手順を示すフローチャートの前
半であり
【図11】本発明の処理手順を示すフローチャートの後
半である。
【図12】関連語間関連度の算出手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】関連語VnとVmとの関係を概念的に示す図
である。(A)はequivalent(Vm)に含ま
れる関連語Vnを含む文書集合と関連語Vmを含む文書
集合との関係を示している。(B)はsimilar
(Vm)に含まれる関連語Vnを含む文書集合と関連語
Vmを含む文書集合との関係を示している。(C)はu
pper(Vm)に含まれる関連語Vnを含む文書集合
と関連語Vmを含む文書集合との関係を示している。
(D)はlower(Vm)に含まれる関連語Vnを含
む文書集合と関連語Vmを含む文書集合との関係を示し
ている。
【図14】関連語検索画面を示す図である。
【図15】「飛行機」を検索式として入力した場合の表
示例を示す図である。
【図16】関連語「主翼」を指定した場合の表示例を示
す図である。
【図17】「(戦闘機andコックピットandミサイ
ル)」を検索式として入力した場合の表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 文書格納手段 2 検索条件受取手段 3 文書検索手段 4 関連語計算手段 5 出現数計算手段 6 関連語選定手段 7 関連語表示手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索条件に関連する単語を提示する関連
    語提示装置において、 複数の文書を格納する文書格納手段と、 入力された検索条件を受け取る検索条件受取手段と、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合する
    文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索手段
    と、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に関連性の
    高い単語を関連語として、関連語集合を取得する関連語
    計算手段と、 前記文書検索手段から得られた文書集合の中で、前記関
    連語計算手段が取得した関連語集合中の各関連語を含ん
    でいる文書の数である出現数を、関連語ごとに計算する
    出現数計算手段と、 前記文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、前記
    出現数計算手段から得られた各関連語の出現数とを変数
    とする計算式を用いて、表示すべき関連語を選択する関
    連語選定手段と、 前記関連語選定手段が選択した関連語を表示装置に表示
    する関連語表示手段と、 を有することを特徴とする関連語提示装置。
  2. 【請求項2】 前記関連語選定手段は、前記文書検索手
    段が取得した文書集合の文書数の増加に従い値が段階的
    に増加する下限値を定め、出現数が下限値以上である関
    連語が選択されるような計算式を用いて、表示すべき関
    連語を選択することを特徴とする請求項1記載の関連語
    提示装置。
  3. 【請求項3】 前記関連語選定手段は、前記文書検索手
    段が取得した文書集合の文書数の増加に従い値が段階的
    に減少する上限値を定め、出現数が上限値以下である関
    連語が選択されるような計算式を用いて、表示すべき関
    連語を選択することを特徴とする請求項1記載の関連語
    提示装置。
  4. 【請求項4】 任意の関連語が指定されると、指定され
    た特定関連語と、前記関連語計算手段から得られた関連
    語集合中の他の関連語との同時出現数を、前記文書検索
    手段が取得した文書集合を対象に計算する関連語対出現
    数計算手段と、 前記出現数計算手段から得られた各関連語の出現数と、
    前記関連語対出現数計算手段から得られた特定関連語と
    他の関連語との間の同時出現数とを変数とする計算式に
    基づいて関連語間関連度を計算し、特定関連語との間の
    関連語間関連度の高い関連語を抽出する関連語間関連度
    計算手段と、をさらに有し、 前記関連度表示手段は、前記関連語計算手段が抽出した
    関連語を表示装置に表示するとともに、前記関連語間関
    連度計算手段が抽出した関連語をも表示装置に表示す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の関連語提示装置。
  5. 【請求項5】 検索条件に関連する単語を提示する関連
    語提示装置において、複数の文書を格納する文書格納手
    段と、 入力された検索条件を受け取る検索条件受取手段と、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合する
    文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索手段
    と、 前記文書検索手段が取得した文書集合中に存在する各単
    語を含んでいる文書の数である出現数を、単語ごとに計
    算する出現数計算手段と、 前記文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、前記
    出現数計算手段から得られた各単語の出現数とを変数と
    する計算式を用いて、関連語候補を選択する関連語候補
    選定手段と、 前記文書検索手段が取得した文書の数である第1の値
    と、前記出現数計算手段が取得した関連語候補ごとの出
    現数である第2の値と、前記文書格納手段に格納されて
    いる文書の中で、各関連語候補を含んでいる文書の数で
    ある関連語候補ごとの第3の値とを取得し、第1の値と
    第3の値との積あるいは和である第4の値を関連語候補
    ごとに計算し、第2の値と第4の値との比率に基づい
    て、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件と各関
    連語候補との間の関連度を計算し、関連度の高い関連語
    候補を関連語として抽出する関連語計算手段と、 前記関連語計算手段が抽出した関連語を表示装置に表示
    する関連語表示手段と、 を有することを特徴とする関連語提示装置。
  6. 【請求項6】 前記関連語候補選定手段は、前記文書検
    索手段が取得した文書集合の文書数の増加に従い値が段
    階的に増加する下限値を定め、出現数が下限値以上であ
    る関連語が選択されるような計算式を用いて、表示すべ
    き関連語を選択することを特徴とする請求項5記載の関
    連語提示装置。
  7. 【請求項7】 前記関連語候補選定手段は、前記文書検
    索手段が取得した文書集合の文書数の増加に従い値が段
    階的に減少する上限値を定め、出現数が上限値以下であ
    る関連語が選択されるような計算式を用いて、表示すべ
    き関連語を選択することを特徴とする請求項5記載の関
    連語提示装置。
  8. 【請求項8】 前記関連語計算手段は、前記文書格納手
    段に格納されている全ての文書の数をMとし、第1の値
    をα、関連語候補ごとの第2の値をβ、関連語候補ごと
    の第3の値をγとした場合に、以下の計算式、 拡張相互情報量=log2 {(Mβ)/(αγ)} で求められる拡張相互情報量の値を、前記検索条件受取
    手段が受け取った検索条件と各関連語候補との間の関連
    度とすることを特徴とする請求項5記載の関連語提示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記関連語計算手段は、前記文書格納手
    段に格納されている全ての文書の数をMとし、第1の値
    をα、関連語候補ごとの第2の値をβ、関連語候補ごと
    の第3の値をγとした場合に、 拡張TS(t-score) =M{( Mβ−αγ)/(αγ)} で求められる拡張TSの値を、前記検索条件受取手段が
    受け取った検索条件と各関連語候補との間の関連度とす
    ることを特徴とする請求項5記載の関連語提示装置。
  10. 【請求項10】 前記関連語計算手段は、第1の値を
    α、関連語候補ごとの第2の値をβ、関連語候補ごとの
    第3の値をγとした場合に、以下の計算式、 拡張DC(Dice-coefficent) =2β/( α+γ) で求められる拡張DCの値を、前記検索条件受取手段が
    受け取った検索条件と各関連語候補との間の関連度とす
    ることを特徴とする請求項5記載の関連語提示装置。
  11. 【請求項11】 任意の関連語が指定されると、指定さ
    れた特定関連語と、前記関連語計算手段から得られた関
    連語集合中の他の関連語との同時出現数を、前記文書検
    索手段が取得した文書集合を対象に計算する関連語対出
    現数計算手段と、 前記出現数計算手段から得られた各関連語の出現数と、
    前記関連語対出現数計算手段から得られた特定関連語と
    他の関連語との間の同時出現数とを変数とする計算式に
    基づいて関連語間関連度を計算し、特定関連語との間の
    関連語間関連度の高い関連語を抽出する関連語間関連度
    計算手段と、をさらに有し、 前記関連度表示手段は、前記関連語計算手段が抽出した
    関連語を表示装置に表示するとともに、前記関連語間関
    連度計算手段が抽出した関連語をも表示装置に表示す
    る、 ことを特徴とする請求項5記載の関連語提示装置。
  12. 【請求項12】 検索条件に関連する単語の提示をコン
    ピュータに行わせるための関連語提示用プログラムを記
    録した媒体において、 複数の文書を格納する文書格納手段、 入力された検索条件を受け取る検索条件受取手段、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合する
    文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索手
    段、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に関連性の
    高い単語を関連語として、関連語集合を取得する関連語
    計算手段、 前記文書検索手段から得られた文書集合の中で、前記関
    連語計算手段が取得した関連語集合中の各関連語を含ん
    でいる文書の数である出現数を、関連語ごとに計算する
    出現数計算手段、 前記文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、前記
    出現数計算手段から得られた各関連語の出現数とを変数
    とする計算式を用いて、表示すべき関連語を選択する関
    連語選定手段、 前記関連語選定手段が選択した関連語を表示装置に表示
    する関連語表示手段、としてコンピュータを機能させる
    ための関連語提示用プログラムを記録した媒体。
  13. 【請求項13】 検索条件に関連する単語の提示をコン
    ピュータに行わせるための関連語提示用プログラムを記
    録した媒体において、 複数の文書を格納する文書格納手段、 入力された検索条件を受け取る検索条件受取手段、 前記検索条件受取手段が受け取った検索条件に適合する
    文書集合を前記文書格納手段から取得する文書検索手
    段、 前記文書検索手段が取得した文書集合中に存在する各単
    語を含んでいる文書の数である出現数を、単語ごとに計
    算する出現数計算手段と、 前記文書検索手段が取得した文書集合の文書数と、前記
    出現数計算手段から得られた各単語の出現数とを変数と
    する計算式を用いて、関連語候補を選択する関連語候補
    選定手段、 前記文書検索手段が取得した文書の数である第1の値
    と、前記出現数計算手段が取得した関連語候補ごとの出
    現数である第2の値と、前記文書格納手段に格納されて
    いる文書の中で、各関連語候補を含んでいる文書の数で
    ある関連語候補ごとの第3の値とを取得し、第1の値と
    第3の値との積あるいは和である第4の値を関連語候補
    ごとに計算し、第2の値と第4の値との比率に基づい
    て、前記検索条件受取手段が受け取った検索条件と各関
    連語候補との間の関連度を計算し、関連度の高い関連語
    候補を関連語として抽出する関連語計算手段、 前記関連語計算手段が抽出した関連語を表示装置に表示
    する関連語表示手段、としてコンピュータを機能させる
    ための関連語提示用プログラムを記録した媒体。
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