JPH10334231A - ハーフトーン処理方法 - Google Patents

ハーフトーン処理方法

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JPH10334231A
JPH10334231A JP10132083A JP13208398A JPH10334231A JP H10334231 A JPH10334231 A JP H10334231A JP 10132083 A JP10132083 A JP 10132083A JP 13208398 A JP13208398 A JP 13208398A JP H10334231 A JPH10334231 A JP H10334231A
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    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列誤差拡散によるハーフトーン処理方法を
実現する。 【解決手段】 連続階調画像の列510を切れ目520で少な
くとも4つの連続階調セグメントに分割する。カットフ
ィルター500を切れ目520の左側に隣接するセグメントの
最端画素に、ノーマルフィルター100を連続階調セグメ
ント230内の他の画素に適用する。この誤差拡散フィル
ターを用いることにより、出力2値画像の質を犠牲にす
ることなく、ある特定の画像列内のすべての画素を並列
処理し、ハーフトーン処理の時間を低減できる。本発明
の実施形態では、データは1つの画像列内にあり、SIMD
アーキテクチャにおいて並列処理の速度を上げる形式に
迅速に配列し直すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル画像処理に
関し、特にハーフトーン画像を形成するための連続階調
画像のハーフトーン処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハーフトーン処理は連続階調画像をその
オリジナルの連続階調画像のように見える2値画像に変
換する処理である。誤差拡散はデジタルハーフトーニン
グアルゴリズムの1つの重要な種類であり、連続階調画
像のグレーレベルをしきい値処理し、しきい値処理によ
る誤差を近傍の未処理の画素に分散させることによって
連続階調画像をレンダリング(render)する。誤差拡散
処理については、マサチューセッツ州、CambridgeのMIT
Press刊行のR. Ulichney著“Digital Halftoning"(19
87年)239ページを参照されたい。
【0003】誤差拡散実行時に誤差の分散に用いられる
“重み"の集合を誤差拡散フィルタと呼ぶ。たとえば誤
差拡散フィルタとして、標準的なFloyd/Steinbergフィ
ルタ100には、図6に示すように位置150にある画素の近
傍の画素への誤差の拡散に適用される4つの重み110、1
20、130、140が含まれる。重みについては、R.W. Floy
d、L. Steinberg著“An Adaptive Algorithm for Spaci
al Grey Scale"Proc. SID、Vol. 17/2、75-77ページ(1
976年)を参照されたい。
【0004】文献には多くの誤差拡散フィルタが報告さ
れている。他の例をいくつか挙げると、J.F. Jarvis、
C.N. JudiceおよびW.H. Ninke著“A Survey of Techniq
ues for the Display of Continuous-tone Pictures on
Bilevel Displays"、Computer Graphics and Image Pr
ocessing、Vol. 5、13-40(1976年)、P. Stucki著“ME
CCA-Multiple-error Correcting Computation Algorith
m for Bilevel Image Hardcopy Reproduction"Research
Report RZ1060、IBM Reseacrh Laboratory(スイス、
チューリッヒ)刊(1981年)、R.L. Stevenson、G.R. A
rce著“Binary Display of Hexagonally Sampled Conti
nuous-Tone Images"J. Opt. Soc. Am. A、Vol. 2、 No.
7、 1009-1013ページ(1985年)、およびP.W. Wong著
“AdaptiveError Diffusion and its Application in M
ultiresolution Rendering" IEEETransactions on Imag
e Processing、Vol. 5、1184-1196ページ(1996年7
月)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さまざまな誤差拡散ハ
ーフトーン処理技術が存在するが、それらすべてにおい
て連続階調画像の処理に無視できない時間を要してしま
うという共通の問題点がある。この問題点は、誤差拡散
フィルタが通常連続階調画像中の各画素に順次適用され
ることに起因する。
【0006】カラー連続階調画像の場合、ハーフトーン
処理時間はグレーレベル連続階調画像のハーフトーン処
理時間よりさらに長くなる。これは、カラー連続階調画
像のハーフトーン処理には分離誤差拡散が通常実行され
るためである。分離誤差拡散処理においては、カラー連
続階調画像はまず別々の色チャンネルに分離される。次
に、それぞれの色チャンネルについて別々の誤差拡散ハ
ーフトーン画像が形成される。したがって、3つの色チ
ャンネルが存在する通常の場合には、分離誤差拡散ハー
フトーン処理の実行には、誤差拡散を同数の画素を有す
るグレーレベル連続階調画像に対して実行する場合に比
べて少なくともその3倍の時間がかかる。
【0007】このように、誤差拡散ハーフトーン処理技
術に付随する順次処理の負担によって、ハーフトーン画
像の出力装置の出力速度が制約され、また多くの用途に
おいて、これらハーフトーン処理を行う装置は使用が困
難である。
【0008】したがって、ハーフトーン処理に要する時
間量を低減することによって誤差拡散ハーフトーン画像
化処理を改善することのできる技術が必要とされてい
る。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ハーフトーン処理に要する時間量を低減することに
よって誤差拡散ハーフトーン画像化処理を改善すること
を目的とする。詳しくは、この処理時間の低減によっ
て、出力2値画像の質を犠牲にすることなく、画像列内
の誤差拡散の並列性を達成することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】ハーフトーン処理に要す
る時間量を低減することによって誤差拡散ハーフトーン
画像を改善する方法および装置を以下に説明する。この
処理時間の短縮は画像列内の誤差拡散に並列性を持たせ
ることによって出力2値画像の質を犠牲にすることなく
達成される。
【0011】この誤差拡散ハーフトーン画像を改善する
方法は各画像列を多数のセグメントに切り分け、これら
切り分けられたセグメントに対して誤差拡散を並列して
実行するというものである。この切り分けられたセグメ
ントの切れ目直前の画素にはカットフィルタ、そしてそ
れ以外の画素にはノーマルフィルタの2つの異なる誤差
拡散フィルタが用いられる。セグメント間の依存性はカ
ットフィルタがその右の近傍画素に対してゼロの重みを
持つようにすることによってなくなる。誤差拡散フィル
タであるノーマルフィルタは高品質の出力2値画像を供
給する任意のフィルタとすることができる。
【0012】切れ目におけるバンディングアーティファ
クト(banding artifacts)は、カットフィルタの設計
に配慮することによって最小限に抑さえられる。また、
このバンディングアーティファクトは画像列ごとに切れ
目の位置を変えるか、列ごとに異なるカットフィルタを
用いるか、あるいは切れ目の両側2つの画素にノイズ成
分を加えることによって低減することができる。
【0013】あるいは、ほとんどの場合においてバンデ
ィングアーティファクトを完全に除去することのできる
カットフィルタが用いられる。この設計では、多くの可
能なフィルタが評価され、最良のカットフィルタが系統
的に用いられる。
【0014】さらに、ほとんどの並列処理アーキテクチ
ャは並列処理すべきデータがメモリ内で隣接する場合に
データを高速実行する。従来の誤差拡散においては、入
力データ、出力データ、誤差データおよびしきい値デー
タは画像列間で拡散される。その結果、データをメモリ
内で隣接させることが困難であり時間がかかる。本発明
の方法では、データは1つの画像列内にあり、並列処理
の速度を上げる形式に迅速に配列し直すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図8を
参照して以下に説明する。しかし、当業者には本発明は
ここで限定された実施形態の範囲には留まらず、これら
の図面を参照して進める以下の詳細な説明は例示を目的
とするものに過ぎないことは明らかであろう。
【0016】図1は本発明に係る誤差拡散並列処理の一
実施形態を示す。図1において、並列ハーフトーン処理
装置200は連続階調画像210を処理してハーフトーン画像
270を形成し、このハーフトーン画像270が出力装置280
上で出力される。
【0017】並列ハーフトーン処理装置200の動作につ
いて以下にさらに詳細に説明する。簡単にいえば、分離
装置220が連続階調画像210を連続階調セグメント230に
分離する。並列処理装置240が連続階調セグメント230を
並列処理して対応するハーフトーンセグメント250を形
成する。併合装置260がハーフトーンセグメント250を併
合してハーフトーン画像270を形成する。
【0018】誤差拡散アルゴリズムの画像列間における
並列性について述べる。その一例として、図7にFloyd/S
teinberg誤差拡散の並列性、及び図8に2項誤差拡散の
並列性を示す。たとえば、図7において、Floyd/Stenbe
rg誤差拡散を用いると、連続階調画像210内の画素320、
330、340および350を含む斜線上のすべての画素を並列
して処理することができる。誤差拡散フィルタであるノ
ーマルフィルタ100(図6参照)が画素310に適用される
とき、重みを含む誤差拡散情報が画素330、340、360お
よび370について計算されるため、ダイアゴナルコンス
トレイント(diagonal constraint)が発生する。この
誤差拡散情報の一部は画素340へフィルタ100を適用する
ために必要とされる。したがって、画素340は画素310の
処理が完了するまで処理できない。
【0019】同様に、図8では2項誤差拡散を行なうと
連続階調画像210内の画素420、430、440および450を含
む斜線上のすべての画素を並列処理することができる。
この場合も、フィルタ400が画素410に適用されるとき、
誤差拡散情報が画素430および440について計算されるた
めダイアゴナルコンストレイントが発生する。この誤差
拡散情報の一部は画素440へフィルタ400を適用するため
に必要とされる。したがって、画素440は画素410の処理
が完了するまで処理できない。
【0020】並列的な誤差拡散は、Intelアーキテクチ
ャMMX技術(MMXはCalifornia, Santa ClaraのIntel Co
rporationの商標)等の単一命令多重データ(Signal-In
struction-Multiple-Data、SIMD)アーキテクチャに適
している。Intel Corporationの“Intel Architechture
MMX Technology-Programmer's Reference Manual"(19
96年)を参照されたい。残念ながら、並列な誤差拡散の
ほとんどの実施態様では画像全体をバッファに記憶する
ことはない。したがって、並列性はバッファに記憶され
る列の数によって制限される。
【0021】理論的には、右の近傍画素に対して0の重
みを有する誤差拡散フィルタを用いることによってある
画像列内の誤差拡散の並列性を得ることができる。この
誤差拡散フィルタを用いると、ある特定の画像列内のす
べての画素を並列処理することができる。しかし、実験
によって右の近傍画素に対する重みは非常に重要であ
り、重みを0に設定すると出力2値画像が許容できない
ものになることがわかっている。
【0022】本発明は出力2値画像の質を犠牲にするこ
となく、ある画像列内の誤差拡散の並列性を達成する方
法を提案するものである。この方法では各画素列を多数
のセグメントに切り分け、これら多数のセグメントを並
列して誤差拡散する。この切り分けられたセグメントの
切れ目の直前の画素にはカットフィルタ、そしてそれ以
外の画素にはノーマルフィルタの2つの異なる誤差拡散
フィルタが用いられる。セグメント間の依存性をなくす
ために、カットフィルタの右の近傍画素に対する重みは
0でなければならない。誤差拡散フィルタであるノーマ
ルフィルタは高品質の出力2値画像を供給する任意のフ
ィルタとすることができる。
【0023】図2は本発明の一実施形態に係る4項のノ
ーマルフィルタと3項のカットフィルタの用途を示す。
図2には連続階調画像の列510の一部を示す。連続階調
画像の列510は切れ目520で少なくとも4つの連続階調セ
グメント230に分割されている。3加重フィルタ500が切
れ目520の左側に隣接するセグメントの最端画素に対し
カットフィルタとして適用される。4加重フィルタ100
が連続階調セグメント230内の他の画素に対しノーマル
フィルタとして適用される。
【0024】カットフィルタの設計に注意しないと、切
れ目に沿ってバンディングアーティファクトが生じるこ
とが実験によってわかっている。バンディングアーティ
ファクトは画像列ごとに切れ目の位置を変更するか、列
ごとに異なるカットフィルタを用いるか、あるいは切れ
目の両側の2つの画素にノイズ成分を加えることによっ
て低減することができる。
【0025】これら上記の方法を実施することでバンデ
ィングアーティファクトは確実に低減される。あるい
は、多くの場合、バンディングアーティファクトはカッ
トフィルタの選択に注意を払うことによって完全に除去
することができる。この設計法では、多くの可能なフィ
ルタが評価され、最良のものが系統的に選択される。
【0026】本発明においては、カットフィルタについ
ては右の近傍画素に対する重みがゼロでなければならな
いこと以外に制限はないが、ノーマルフィルタと同様な
カットフィルタの使用が提案される。この提案を実行す
る方法の一つとして、右の近傍画素の既存の重みを他の
重みに配分しなおす方法がある。たとえば、図3は本発
明の一実施形態に係るFloyd/Steinbergフィルタ100(図
6参照)と同様な実施可能なカットフィルタを示す。こ
の例では、Floyd/Steinbergフィルタ内の右近傍画素に
対する重み7/16は、右下の画素610に対してはxとして、
下の画素620に対してはyとして、そして残りが左下の画
素630に対して分配し直される。
【0027】カットフィルタを評価するには、このカッ
トフィルタを分類する基準を設けることが望ましい。バ
ンディングアーティファクトはカットフィルタによって
発生する唯一深刻な問題であるため、本発明では各カッ
トフィルタにバンディングアーティファクトの深刻さに
関する品質指標を割り当てる基準を提案する。かかる品
質指標の計算方法の一実施形態には以下に述べるAからD
のステップがある。
【0028】ステップA:バンディングアーティファク
トは均一あるいは均一に近い領域でより目に付きやすい
ため、このステップAでは0から255の範囲の均一なグレ
ーレベルの256の画像を生成する。次に、各画像を目標
ノーマルフィルタおよび候補カットフィルタを用いて誤
差拡散する。
【0029】ステップB:バンディングアーティファク
トは通常切れ目の片側のドットが他の側のドットより多
くなることによって発生するため、切れ目の両側のドッ
トを計数することによってバンディングアーティファク
トがどの程度目に付きやすくなるかを見積ることができ
る。ドット数および総画素数から、切れ目の一方の側の
すべてのアーティファクトの知覚グレーレベルを得るこ
とができる。この知覚グレーレベルが実際のグレーレベ
ルに近いほど、バンディングアーティファクトは目立ち
にくい。一実施形態では、この品質指標は知覚グレーレ
ベルと実際のグレーレベルとの比率として定義される。
この品質指標が1.0に近いほど、カットフィルタは良好
なものとされる。
【0030】ステップC:ステップBから、256の異なる
グレーレベルのそれぞれについて1つずつの計256の品
質指標がある。全体的品質指標はこれら250の品質指標
の関数である。バンディングアーティファクトは明かる
い領域でより目に付きやすいため、一実施形態では重み
はグレーレベルに比例するものとされる。最後に、全体
的品質指標を[0,1]に正規化することができる。
【0031】ステップD:最良のカットフィルタとは全
体的品質指標が1に最も近く、個々の品質指標が1から
大きく外れない阻止条件をパスするものである。
【0032】本発明には従来の誤差拡散法に比べていく
つかの利点がある。本発明は高度の並列性を有する。し
たがって、SIMDアーキテクチャに対して処理速度が向上
する。
【0033】さらに、従来の誤差拡散法は画像列内の並
列性がないためバッファメモリの限られたSIMDアーキテ
クチャでの実施には適していない。この新規の方法には
かかる制約がない。
【0034】またさらに、ほとんどのSIMDアーキテクチ
ャは並列処理すべきデータがメモリ内で隣接する場合に
データを高速実行する。従来の誤差拡散においては、入
力データ、出力データ、誤差データおよびしきい値デー
タは画像列間で分散される。その結果、従来の方法では
これらをメモリ内で隣接させることが困難である。本発
明の方法では、データは画像列内にあり、したがって容
易に配列し直すことができる。
【0035】本発明は任意のSIMDアーキテクチャおよび
任意の一般的な並列処理アーキテクチャにおいて実施可
能である。理論的には、適当な並列処理ハードウエアが
利用可能であれば、カラー画像のすべてのチャンネルの
すべての列のすべてのセグメントを同時に並列処理する
ことができる。しかし、ほとんどの用途では利用できる
ハードウエアが限られるため達成しうる並列性が制限さ
れることが考えられる。以下に、本発明の一実施形態を
MMXアーキテクチャにおいて実施した場合に発生する問
題を説明する。
【0036】一実施形態において、処理すべき各画像列
は画素数を64(あるいは128)で割ることができるよう
に拡張される。各画像列は8つ(あるいは16)のセグメ
ントに切り分けられる。そして、その列のすべてのセグ
メントが2項のノーマルフィルタおよびカットフィルタ
を用いて並列的に誤差拡散される。一実施形態におい
て、ノーマルフィルタは右に0.5および下に0.5重み付け
され、カットフィルタは下に1.0および右下に0.0重み付
けされる。誤差拡散はオフセットカッティングパターン
の双方向的なものである。画素数を偶数で除算可能とす
るために追加される余分な画素は列が処理された後破棄
される。
【0037】IntelアーキテクチャMMX技術は57の新たな
演算コードと1つの新たな64ビット4倍長語データタイ
プを有する。このIntelアーキテクチャMMX技術は、8バ
イト(8×8ビット)、4つのワード(4×16ビッ
ト)、あるいは2つの倍長語(2×32ビット)のデータ
を並列処理することのできるSIMDアーキテクチャであ
る。8つの新たな64ビットレジスタ(既存の80ビット浮
動小数点レジスタの仮数部)が用いられる。並列性は、
SIMDの演算コードのサポートおよび複数の実行ユニット
および複数のMMXプロセッサのサポートからなる。
【0038】一実施形態において、並列的誤差拡散をMM
Xアーキテクチャに最適化するには、変数をワードから
バイトに変換する。条件付き分岐はMMX命令集合によっ
てサポートされないため、誤差拡散コードからは条件付
き分岐は除外される。たとえば、条件付き分岐 if(a>b)c = dは c + = ((a>b)&0x1)*(d-c) として条件付き分岐なしに実行することができる。
【0039】同様に、条件付き分岐 if(a>b)[raster | = 0x80;a- = 255]は、 b = a>b;raster | = 0x80&b;a- = b;//bはバイト変
数、 であるため条件付き分岐なしで実施可能である。
【0040】バイトが連続するメモリアドレスに記憶さ
れるとき、MMXメモリからのロードは非MMXメモリからの
ロードより高速である。MMXアーキテクチャのこの側面
によって、図7および図8を参照して説明した方法を用
いた各画像列の並列処理を行う際に、達成しうる処理速
度の向上が制限される。これは必要なデータ(処理時に
用いられるデータ)がそのような実施態様に対しては不
明確な構造を有するためである。したがって、MMXメモ
リからのロードの利点を十分に活用することができな
い。あるいは、必要なバイトをMMXメモリにロードされ
る連続するメモリアドレスに記憶するために、データ配
置するための大量に時間消費する処置を実行しなければ
ならない。
【0041】一方、ある列のセグメントがノーマルフィ
ルタおよびカットフィルタを用いて並列処理されると
き、バイトは最低限の事前処理を行なうだけでMMXメモ
リにロードすべき連続するメモリアドレスに記憶するこ
とができる。ある列の平行したセグメントに誤差拡散を
実行するには4種類のデータ、すなわち、連続階調セグ
メントからの入力データ、ハーフトーンセグメントのた
めの出力データ、誤差データおよびしきい値データが必
要である。
【0042】図4は本発明の一実施形態にかかる並列処
理を容易にするための誤差拡散中に誤差データを連続的
に配置する態様を示す。誤差データ710は通常連続階調
列内の対応する画素と同じ順序で記憶される。しかし、
MMXアーキテクチャ使用時の処理を容易にするために、
誤差データをセグメント内の画素位置に基づいてグルー
プ化する(720)ことができる。たとえば、この列の各
セグメントの最初の画素730に対応する誤差データがグ
ループ化される(740)。このようにして、ノーマルフ
ィルタをその列の各連続階調セグメントの最初の画素73
0に同時に適用すると、この最初の画素730に対するすべ
ての誤差データを1つのロード命令を用いてMMXレジス
タに転送することができる。同様に、この列の各セグメ
ントの最後の画素750に対応する誤差データがグループ
化される(760)。このようにして、カットフィルタを
その列の各連続階調セグメントの最後の画素750に同時
に適用すると、その最後の画素750に対するすべての誤
差データを1つのロード命令を用いてMMXレジスタに転
送することができる。
【0043】図5は本発明の一実施形態において実施さ
れる並列誤差拡散を容易にするためのしきい値データの
配列態様を示す。ハーフトーン処理に先だって1つのし
きい値表を一旦構築することができる。まず、1つの連
続階調セグメントのしきい値表810が構築される。次
に、あるセグメント内のある特定の画素位置のしきい値
データをその列内の同時処理しグループ化すべきセグメ
ントの数に相当する回数だけ再生するようにしきい値デ
ータが複製される。たとえば、この列の各セグメントの
最初の画素830に対応するしきい値データがグループ化
される(820)。このようにして、ノーマルフィルタを
その列の各連続階調セグメントの最初の画素830に同時
に適用すると、この最初の画素830に対するすべてのし
きい値データを1つのロード命令を用いてMMXレジスタ
に転送することができる。
【0044】さらに、カラー連続階調画像の分離誤差拡
散の場合、入力データは面分離中にチャンネルによって
分離されるように配置し直すことができる。出力データ
がその後アンパックされることはいうまでもない。
【0045】以上の説明から本発明のさまざまな特徴お
よび利点が明らかであろう。したがって、特許請求の範
囲は本発明のかかる特徴および利点のすべてを含むもの
である。さらに、当業者には多くの改変が容易に考案可
能であるため、本発明はここに図示および説明した構造
および動作に厳密に限定されるものではない。したがっ
て、かかる適切な変更態様および均等物はすべて本発明
の範囲に該当するものとみなすことができる。
【0046】11以下に本発明の実施の形態を要約する。 1. ハーフトーン画像(270)を形成するための連続
階調画像(210)のハーフトーン処理方法であって、前
記連続階調画像の連続階調列を各々が最端画素および他
の画素を有する複数の連続階調セグメントに分割するス
テップと、前記連続階調セグメントの各々について、当
該複数の連続階調セグメントから複数のハーフトーンセ
グメント(250)を並列して形成するステップであっ
て、前記最端画素にカットフィルタ(500)を、前記他
の画素にノーマルフィルタ(100)をそれぞれ適用する
ことによって対応するハーフトーンセグメントが形成さ
れるステップと、前記ハーフトーン画像(270)のハー
フトーン列を形成するため前記複数のハーフトーンセグ
メントを併合するステップとからなることを特徴とする
ハーフトーン処理方法。
【0047】2. 誤差データをグループ化して前記複
数のハーフトーンセグメントの並列的形成を容易にする
ステップを含む上記1に記載のハーフトーン処理方法。
【0048】3. しきい値データをグループ化して前
記複数のハーフトーンセグメントの並列的形成を容易に
するステップを含む上記1に記載のハーフトーン処理方
法。
【0049】4. 前記連続階調画像はグレースケール
連続階調画像であることを特徴とする上記1に記載のハ
ーフトーン処理方法。
【0050】5. 前記連続階調画像は複数のチャンネ
ルを有するカラー連続階調画像であり、前記ハーフトー
ン画像は前記チャンネルの1つについて形成されること
を特徴とする上記1に記載のハーフトーン処理方法。
【0051】6. 前記連続階調セグメントは前記連続
階調画像の隣接する列について、前記連続階調セグメン
トの最端画素が互い違いに配列するように異なる態様に
形成されることを特徴とする上記1に記載のハーフトー
ン処理方法。
【0052】7. 異なる前記カットフィルタが前記連
続階調画像の隣接する列の前記連続階調セグメントの最
端画素に適用される上記1に記載のハーフトーン処理方
法。
【0053】8. 前記連続階調セグメントの形成時に
前記最端画素の近傍の画素にノイズ成分が加えられる上
記1に記載のハーフトーン処理方法。
【0054】9. 前記カットフィルタは複数の候補カ
ットフィルタを上記1に規定するような一連の連続階調
画像に別々に適用し、ある所定の基準にしたがってバン
ディングアーティファクトを低減する候補カットフィル
タを選択することによって複数の候補カットフィルタの
中から選択されることを特徴とする上記1に記載のハー
フトーン処理方法。
【0055】10.連続階調画像(210)をハーフトー
ン処理してハーフトーン画像(270)を形成する処理装
置であって、前記連続階調画像の連続階調列を各々が最
端画素および他の画素を有する複数の連続階調セグメン
トに分割する手段と、前記連続階調セグメントの各々に
ついて、前記複数の連続階調セグメントから複数のハー
フトーンセグメント(250)を並列して形成する手段で
あって、前記最端画素にカットフィルタ(500)を前記
他の画素にノーマルフィルタ(100)を適用することに
よって対応するハーフトーンセグメントを形成する手段
と、前記複数のハーフトーンセグメントを併合して前記
ハーフトーン画像(270)のハーフトーン列を形成する
手段とを有することを特徴とするハーフトーン画像形成
処理装置。
【0056】
【発明の効果】本発明では、各画素列を複数のセグメン
トに分割し、セグメントの切れ目の直前の画素にはカッ
トフィルタ、それ以外の画素にはノーマルフィルタを用
いて、これら多数のセグメントを並列して誤差拡散す
る。これによりハーフトーン処理に要する時間量を低減
することができ、誤差拡散ハーフトーン画像化処理を改
善できる。詳しくは、この処理時間の低減によって、出
力2値画像の質を犠牲にすることなく、画像列内の誤差
拡散の並列性を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る誤差拡散並列処理の一実施形態を
示す図である。
【図2】本発明の一実施形態において実施される4項ノ
ーマルフィルタおよび3項カットフィルタの用途を示す
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るFloyd/Steinbergフ
ィルタと同様な実施可能なカットフィルタを示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態において、誤差拡散時に並
列処理を容易にするために実施される誤差データの連続
配置の態様を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態において実施される並列誤
差拡散を容易にするためのしきい値データの配列態様を
示す図である。
【図6】本発明に係るノーマルフィルタとして用いるの
に適したFloyd/Steinberg誤差拡散フィルタの図であ
る。
【図7】Floyd/Steinberg誤差拡散の並列性を示す図で
ある。
【図8】2項誤差拡散の並列性を示す図である。
【符号の説明】
100 ノーマルフィルタ 210 連続階調画像 230 連続階調セグメント 240 並列処理装置 250 ハーフトーンセグメント 270 ハーフトーン画像 500 カットフィルタ 510 連続階調画像の列 520 連続階調画像の列の切れ目 710 誤差データ 720 誤差データのグループ化 810 しきい値表 820 しきい値データのグループ化

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハーフトーン画像(270)を形成するため
    の連続階調画像(210)のハーフトーン処理方法であっ
    て、 前記連続階調画像の連続階調列を各々が最端画素および
    他の画素を有する複数の連続階調セグメントに分割する
    ステップと、 前記連続階調セグメントの各々について、当該複数の連
    続階調セグメントから複数のハーフトーンセグメント
    (250)を並列して形成するステップであって、前記最
    端画素にカットフィルタ(500)を前記他の画素にノー
    マルフィルタ(100)をそれぞれ適用することによって
    対応するハーフトーンセグメントが形成されるステップ
    と、 前記ハーフトーン画像(270)のハーフトーン列を形成
    するため前記複数のハーフトーンセグメントを併合する
    ステップとからなることを特徴とするハーフトーン処理
    方法。
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