JPH10334232A - 画像信号中の遷移領域を処理する方法 - Google Patents

画像信号中の遷移領域を処理する方法

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JPH10334232A
JPH10334232A JP10144274A JP14427498A JPH10334232A JP H10334232 A JPH10334232 A JP H10334232A JP 10144274 A JP10144274 A JP 10144274A JP 14427498 A JP14427498 A JP 14427498A JP H10334232 A JPH10334232 A JP H10334232A
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processing
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gradient
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JP10144274A
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Carlos Correa
コーレア カルロス
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Deutsche Thomson Brandt GmbH
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Deutsche Thomson Brandt GmbH
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters

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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各画像信号のサンプリングクロックレートで
動作し、簡単な回路で実施されうる、ディジタル画像信
号中の遷移領域を処理する方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 画像信号は一連のディジタル画素値から
なる。処理画素値を含む多数の隣接画素値は処理ブロッ
クを形成するよう組み合わせられる。修正された画素値
は処理画素値に対して計算される。このため、遷移領域
を画成するために最初に最大及び最小の画素値が計算さ
れる。遷移領域は次に画素値の大きさに基づいて多数の
セクションへ分割される。最後に、処理画素値が配置さ
れるセクションが決定される。処理画素値は、所定の転
移関数に従って処理画素値を増加させるか、減少させる
か又は変化させないままであるよう、対応する修正値が
割り当てられる。方法は特に、画像信号エッジ修正、及
びビデオ画像中の色遷移を改善する例に基づいて説明さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル画像信号
中の遷移領域を処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、請求項1の包括的なタイプの
画像信号中の遷移領域を処理する方法に基づく。画像信
号エッジ修正の方法は、例えばドイツ国特許第40 3
9 122 C2号明細書に記載されている。上記特許
明細書から既知の方法の場合、ビデオ信号のディジタル
化されたルミナンス信号は4つの直列接続された遅延回
路中で遅延される。遅延されたルミナンス信号は下流
段、即ち減算回路、絶対値回路、比較器及び乗算回路の
中で処理される。これらの処理段はエッジの開始及びエ
ッジの終端を画成するために使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エッジの開始が識別さ
れると、遅延されていないルミナンス信号の代わりに遅
延されたルミナンス信号のうちの1つが出力されるよう
制御信号が生成される。この結果、1つのサンプル値か
ら次のサンプル値への遷移の上方ルミナンス値は、実質
的に中間値を出力する必要なしに出力されるため、画像
信号中の遷移の勾配が増加される。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記において引用される
従来の技術に基づいて、本発明は、可能な限り夫々の画
像信号のサンプリングクロックレートで動作し、回路に
関して実施が容易であり、特に画像信号中の遷移(エッ
ジ)を識別するために複雑な回路を必要としない、ディ
ジタル画像信号中の遷移領域を処理する方法を特定する
ことを目的とする。
【0005】従来の技術より既知の方法と対照に、本発
明による方法であって請求項1の特徴を有する方法は、
各画素を個々に通常のサンプリングクロックレートで処
理し、このため回路に関して実施が容易であるという利
点を有する。画素の処理に関しては、遷移の中のこの画
素の位置は無関係である。回路要素は、画像信号中の遷
移が何であるかを定義し、画像中のそのような遷移を検
出する必要はない。方法のこの特徴はまた画像信号中で
生ずる雑音に対する感度の悪さを与える。
【0006】従属する請求項に記載される手段は方法の
更なる改善を可能にする。本発明による方法に基づき、
遷移領域は単に当該の処理ブロック中の最大及び最小の
画素値によって画成される。請求項2に従って、遷移領
域を上方及び下方のセクションに分割することは、遷移
の勾配を増加させるために修正値を割り当てることを容
易にさせる。この場合、上記処理画素が遷移の上方セク
ションのうちの1つに配置されていれば処理画素値には
正の修正値が割り当てられ、従って上記処理画素値が遷
移の下方セクションのうちの1つに配置されていれば負
の修正値が割り当てられる。結果として、遷移の勾配は
簡単に増加される。
【0007】画成された遷移領域を上方及び下方のセク
ションに分割することは、処理ブロック中の最小及び最
大の画素値の間の平均値を決定し、この平均値を上方及
び下方のセクションの間の境界として使用することによ
って簡単に達成される。本方法は、有利に画像信号中の
エッジ勾配を増加させるために使用されうる。この場
合、画像信号は主にビデオ信号のルミナンス信号であ
る。
【0008】ルミナンス信号のエッジ勾配が増加される
状態では、処理画素値の夫々の修正値を最大及び最小の
画像値の間の差の関数として選択することが有利であ
る。この場合、最大及び最小の画素値の間の差がゼロに
向かうとき、エッジ勾配増加関数は徐々にゼロに向か
う。これはビデオ画像中の人間の顔に対する不自然な望
ましくない効果を避けるためにエッジ勾配増加手段を使
用することを可能にする。
【0009】請求項6に記載される方法は、ルミナンス
信号用の方法の特定的な実施に対して有利である。結果
として画素値の遷移を修正する特定の転移関数は、異な
る勾配、特に実質的にゼロでない2つの勾配を有し、画
像中のより高い周波数における望ましくないエイリアシ
ング効果(aliasing effect)が防止さ
れる。
【0010】方法はまた請求項9に記載されるように、
画像信号中の色遷移を改善するために有利に使用されう
る。クロミナンス信号のより高い水平周波数におけるエ
イリアシング効果は人間の目によって見えにくいため、
この場合、方法を簡単化することが可能である。実施す
ることが容易な簡単化された方法は、請求項10に記載
される。
【0011】請求項11による方法は、下流切換ユニッ
トの更なる簡単化をもたらす。サンプル値の数を2倍す
ることは特に、ルミナンス及びクロミナンス信号を処理
する(例えばこれらの信号を対応するRGB信号に変換
する)ために下流回路部分の同じ処理クロックレートを
使用する可能性をもたらす。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の典型的な実施例を説明する。まず画像信号エッジ修正
回路の例に基づいて本発明を説明する。ビデオ画像、特
にテレビジョン画像の場合、ビデオ信号(複合ビデオ信
号)はルミナンス信号Y及びクロミナンス信号Cへと変
換されることが一般的に既知である。ここで使用される
エッジ修正方法の場合、最初はまだアナログ形式である
ルミナンス信号Yは、サンプリングされ、量子化される
ことによってディジタル化される。次にディジタル回路
を使用してエッジ修正が実行される。従って以下の説明
の前提条件は、ルミナンス信号Yはディジタル形式でエ
ッジ修正回路へ供給されることである。
【0013】図1中の参照番号10は、ルミナンス信号
Y中の遷移の一般的な形状を表わす。ルミナンス信号が
カラー画像管へ出力されるとき、最終的にそのような遷
移は画像中のエッジを表わし、即ち画像中の比較的暗い
領域から画像中の明るい領域への急な変化を識別するこ
とが可能である。様々な画素のルミナンス値は図1の縦
座標に示される。Y0は最も低いルミナンス値を示す。
Y6は生じうる最も高いルミナンス値を示す。図1の横
座標は実質的に位置座標を表わし、即ちビデオラインの
画素の数はX軸上にプロットされ、その場合簡単化のた
め、ルミナンス信号の異なる画素への分割は詳細には図
示されていない。図示される遷移10は比較的少ない
(9個の画素エレメントの大きさのオーダの)画素エレ
メントによって形成される。ルミナンス信号の帯域制限
(例えば伝送されたテレビ画像の場合は5MHzまで)
は、ルミナンス信号中の多数の細部を伝送する能力の損
失をもたらし、従って遷移は図1に図示される線形のグ
ラフ形状を有する。
【0014】従って上述の画像エッジにおいてコントラ
ストを増加させるために、上述の遷移の後処理を行うこ
とが望ましい。画像エッジ修正のためにここで使用され
る方法は、遷移が図1中の参照番号11によって示され
る形状を有するような方法によってルミナンス信号を後
処理することによって実行される。このための手順は以
下の通りである。まず、隣接画素値のブロック中で、最
小及び最大のルミナンス値を有する画素が決定される。
【0015】図2はこれに関する処理ブロックを示す。
図2中、Y10は例えばライン1中のゼロの位置で生ず
る画素値を示す。従って例えばY14はライン1中の処
理ブロック中の第5の位置で生ずる画素値を示す。全体
として処理ブロックは、中央ライン中の9個の連続する
画素値と、Y14と番号付けされた画素に垂直方向に隣
接する画素Y04及びY24とからなる。そのような処
理ブロックは中央に配置される画素Y14に対する修正
された画素値を計算するために使用される。次の修正さ
れた画素値を計算するとき、処理ブロックは実際はここ
では番号Y15を有する画素が新しい処理ブロックの中
央に配置されるようシフトされている。
【0016】まず、処理ブロック中の最小及び最大の画
素値が決定される。しかしながらこの場合、Y10乃至
Y18と番号付けされた画素値及びY04、Y24のみ
が考慮される。図1によれば、Y6は画素に対して生ず
る最大ルミナンス値であり、Y0は生ずる最小ルミナン
ス値である。最小及び最大の画素値の間の平均値は次の
段階で決定される。この値は図1中の値Y3に対応す
る。定義された平均値Y3は遷移を上方セクションと下
方セクションとに分割する。
【0017】次に上方及び下方のセクションは適当な方
法でより細かいセクションへ分割される。これは処理ブ
ロック中の2つの隣接する画素値間の大きさに関して最
も大きな差を決定することによって行われる。このよう
にして獲得された値はまた最大画素値Y6と最小画素値
Y0との間の差から引き算され、その結果は4で割り算
される。これは遷移の上方セクション及び下方セクショ
ンを更に分割するのに使用されるパラメータPを生成す
る。この結果、制限値Y1,Y2,Y3,Y4及びY5
によって図1に示される分割が得られる。
【0018】次に、処理画素値Y14が配置される下方
セクションに関する決定が行われる。これに基づいて、
この処理画素値は正又は負の修正値に対して割り当てら
れる。図1に示されるように、遷移の修正値は上方セク
ションでは正であり、一方、対照的に下方セクションで
は負である。最後に、このようにして獲得された修正値
は元の処理画素値Y14に加えられる。
【0019】図1から明らかであるように、値Y5及び
Y6の間のセクションに配置されるルミナンス値に対し
ては、実質的にルミナンス値Y6に等しい値を処理画素
値に対して割り当てる修正値が決定される。同様の状況
ははルミナンス値Y0とY1との間のセクションに適用
される。この場合、処理画素値は実質的にルミナンス値
(Y0)に対応する値が割り当てられる。
【0020】Y1からY2までのセクションでは、処理
画素値に対して、結果としての画素値が実質的に下方シ
フトされ、元の遷移と同じ勾配を有する線形関数上にあ
るような修正値が割り当てられる。同様の状況は再び値
Y4及びY5の間のセクションに適用される。しかしな
がらこの場合、処理画素値を上方にシフトする修正値が
決定される。
【0021】処理画素値のルミナンス値が値Y2及びY
3の間のセクションに配置される場合、処理画素値を元
の遷移の線形関数の勾配よりも2倍大きな勾配を有する
線形関数上にマップする負の修正値が決定される。この
線形関数は遷移の平均値Y3を通る。同様の状況は、値
Y3及びY4の間のセクションに配置される処理画素値
に適用される。しかしながらこの場合、処理画素値は上
方シフトされる。
【0022】以下、本方法の数学的実施の特定的な例を
式に基づいて説明する。この場合、様々なセクションに
おける修正値の割り当ては「if−then−els
e」命令によって表わされる。この命令は当業者によっ
て、多くのコンピュータプログラミング言語から周知で
ある。使用される値UC_ER_CTRLは、選択さ
れ、−128乃至+127の整数値を取りうるパラメー
タを表わすことに注意すべきである。ここで使用される
べき値はアルゴリズムに対して1回だけ決定される。こ
のパラメータの最適化は次に、例えば特殊カラー画像管
を有する特殊テレビジョンシャーシといった製品開発の
間に実行される。最適動作のために、このパラメータ値
はしばしば値0に近似する。UC_ER_CTRLに対
して値−128が選択される場合、エッジ勾配増加関数
はスイッチオフされていることを意味する。これは中間
値ER_GAIN及びYERに対する式から明らかであ
る。本例の場合、Y0及びY6に対するルミナンス値は
0乃至128の整数値に関する。
【0023】計算アルゴリズムは以下の通りである。
【0024】
【数1】
【0025】上述の方法はビデオ信号受信器内の回路に
よって実行される。図3はこの回路の概略的なブロック
図を示す。参照番号20は各処理画素値に対して上述の
計算アルゴリズムを実行する実際の修正回路を示す。参
照番号21は最適化されたパラメータUC_ER_CT
RLが入力される制御レジスタを示す。参照番号22は
制御ユニットを示す。この制御ユニット22は例えば、
パラメータUC_ER_CTRLを制御レジスタ21へ
入れるようプログラムするために使用される。このため
に、制御ユニット22はアドレス、データ及び制御バス
23を通じて修正回路20に接続される。修正回路20
はアナログ信号のサンプリングに使用されるサンプリン
グクロックレートと同じサンプリングクロックレートで
動作する。修正された画素値はこのように、入力YIN
を通じて修正回路20へ読み込むために使用されたクロ
ックレートと同じクロックレートで修正回路20の出力
YOUTに現れる。
【0026】処理ブロック中の最大及び最小のルミナン
ス値の探索、並びに2つの隣接画素値の間の最大差分値
の探索は図4に示される回路を使用して修正回路20中
で実行される。参照番号30は実質的に、Y05乃至Y
10と番号付けされた全ての画素値が記憶されるシフト
レジスタメモリを示す。従ってY10と番号付けされた
画素値はこの回路の出力に現れる。夫々の場合の参照番
号31は画素値に対するメモリ位置を示す。夫々の段3
1の出力に現れるルミナンス値は夫々の場合図の左側の
縁に示される。全ての段30,31及び30はシフトレ
ジスタメモリとして組織化されている。画素Y24に対
するルミナンス値は最後のシフトレジスタメモリ30の
出力に現れる。参照番号32は最大値選択回路を示す。
最大値評価回路32の最初の列は当該の処理ブロック中
の最大ルミナンス値Y6の選択を表わす。参照番号33
は最小値選択回路を示す。
【0027】図4に示されるように、最小値選択回路3
3を有する列は最小ルミナンス値Y0を決定する。参照
番号34は減算及び大きさ形成段を示す。値A,B,C
乃至Jのうちの1つは各段において計算される。これら
の値のうちの最も大きな値は最後の列の最大値評価回路
32によって決定される。図4によれば決定された値Y
6,Y0,YI及びMはこのように回路の出力に現れ
る。これらの値は次の処理段へ送られる。
【0028】上記の次の処理段は図5に示される。図5
中の参照番号35はインバータを示す。図5中の加算器
回路は参照番号36によって示される。更に、入力デー
タを加算し、続けて4で割り算する回路が示されてい
る。これらの処理段は参照番号38で示される。参照番
号37は入力値を加算し、続けて2で割り算する処理段
を示す。参照番号39は、入力値の大きさが形成され、
2で割り算される処理段を示す。最後に参照番号40は
入力値が値128によって割り算される処理段を示す。
最後に参照番号41はまた入力値を他の入力値と掛け算
する乗算段を示す。再び、更なる段として、最大値選択
回路32と、最小値選択回路33とが存在する。図示さ
れる回路は上述の計算アルゴリズムの第2の部分を実行
し、それにより処理画素値Y14に対する修正されたル
ミナンス値はその出力YOUTに出力される。図5の回
路を更に詳細に考慮すれば、最大値選択回路及び最小値
選択回路の図示される構造は、「if−then−el
se」命令を有する上述の計算アルゴリズムの割り当て
処理に対応することがわかる。
【0029】次に、ビデオ信号中の色遷移を改善する方
法の一例を使用して本発明による方法を説明する。図6
は色遷移を示す。参照番号10は色遷移をその元の形式
で示す。再び位置座標は横軸上にプロットされる。画素
の夫々のクロミナンス値はこの場合縦軸上に示される。
簡単化のため、横軸は画素値に分割されずに示される。
既知であるように、この場合クロミナンス信号の帯域制
限はルミナンス信号の場合よりも更に徹底的である。テ
レビ信号のクロミナンス信号に対する伝送帯域幅は、例
えば約1.3MHzである。しかしながら、人間の目は
色遷移に対して非常に鈍く反応するため、色遷移はルミ
ナンス伝送に対して複雑な方法で改善される必要はな
い。本方法は従って、幾らか簡単な転移関数を使用す
る。色遷移を修正するために使用される転移関数は図6
中参照番号11を有する。参照番号C0は遷移の最小ク
ロミナンス値を示す。参照番号C4は遷移の最大クロミ
ナンス値を示す。参照番号C2は最大クロミナンス値C
4と最小クロミナンス値C0との間の平均値を示す。平
均値C2は再び、遷移の上方セクションと下方セクショ
ンとの間を区別するために使用される。上方セクション
及び下方セクションは、この場合2つのセクションに分
割される。ここではビデオライン中の9個の連続する画
素値の連続のみが処理ブロックとして考慮される。対応
する処理ブロックは図7に示される。
【0030】色遷移を改善するために使用される方法
は、実質的には上述のエッジ修正に対する方法と同じで
ある。図7に図示される処理ブロック中の値C04に対
応する現在の処理画素に対して、再び関連するクロミナ
ンス値の遷移が配置されるセクションを見つけるために
決定が行われる。クロミナンス値C04が値C0及びC
1の間のセクションに配置される場合、図6に図示さ
れ、小さな勾配を有する線形関数へ元の処理画素値をマ
ップする負の修正値が割り当てられる。同様の状況はク
ロミナンス値C3及びC4の間のセクションに配置され
る処理画素値に適用される。しかしながらこの場合、正
の修正値が割り当てられる。
【0031】クロミナンス値C1及びC2の間のセクシ
ョンに配置される画素値を処理するために、図6に示さ
れ、元の遷移と比較して約4倍増加された勾配を有する
線形関数上へ現在の処理画素値をマップする値が割り当
てられる。このセクションでは負の修正値が割り当てら
れる。これに対して、クロミナンス値C2及びC3の間
の最初の上方セクションでは対応する正の修正値が割り
当てられる。
【0032】以下、色遷移を改善する上述方法の特定的
な数学的実施を式に基づいて示す。計算アルゴリズムは
以下の通りである。
【0033】
【数2】
【0034】アルゴリズムは、2つのクロミナンス値C
TI0及びCTI1が夫々の場合に出力値として計算さ
れるよう設計されている。2つの修正クロミナンス値は
このように1つの処理画素値毎に出力に存在する。下流
段が同じクロック周波数で動作しうるよう、サンプリン
グ周波数は2倍にされる。サンプリングレート比率の
4:4:4の増加は、色差分信号U,Vと比較してルミ
ナンス信号Yのサンプリングレートの増加に特に対応す
る。これは既知のように今日の4:2:2テレビジョン
方式では色差分信号はルミナンスサンプリングレートと
比較して半分のサンプリングレートで獲得されるためで
ある。出力される修正されたルミナンス値及びクロミナ
ンス値が対応するRGB信号に変換され、最後にディジ
タル/アナログ変換器を通じてカラー画像管へ出力され
る場合、計算変換及びディジタル/アナログ変換は全て
同じクロック周波数で実行されうるため、この回路はか
なり簡単にされる。
【0035】計算アルゴリズムで使用されるパラメータ
UC_CTI_GAINは再び特殊テレビジョンシャー
シ及び特殊カラー画像管の製品開発において色遷移を改
善する方法を最適化するために使用されうる。方法の回
路実施は、上述のエッジ修正方法の回路の実施と非常に
よく似ている。図8はこの回路の概略的なブロック図を
示す。この例の参照番号は図3と同じ構成要素を示す。
【0036】図9は再び、最大及び最小値を決定するた
めに使用される第1の回路部分、並びに中間値CI0及
びCI1及び平均値C2を示す。再び、参照番号は図4
と同じ構成要素を示す。出力値CTI0及びCTI1を
計算する回路部分は図10及び図11に示される。再
び、図10及び図11中の参照番号は前の図面と同様で
ある。参照番号42は入力値を−3倍する乗算段を示
す。参照番号43は入力値を64で割り算する処理段を
示す。2つの回路段の動作の方法は、夫々の場合、夫々
の図面から直接理解されよう。上述の回路実施は夫々、
本発明による方法の最適化された変形例を表わす。
【0037】方法は様々に変更されうる。例えば処理ブ
ロックは他の実施とは異なって選択されうる。従って当
該の画素値は、例えば処理ブロックの中に5,7又は9
個の隣接画素値を有するとして拡張されうる。計算アル
ゴリズム及び対応する回路部分は変えられねばならな
い。図1及び図6に示される図と対照に、遷移領域とし
て、高い画素値を有する領域から低い画素値を有する領
域への遷移を考慮することが可能である。
【0038】方法は多数のテレビ信号受信器に使用され
うる。或いは、コンピュータモニタ等の画像改善手段と
して使用されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ信号中のエッジ勾配増加方法のための転
移関数を表わす図である。
【図2】ビデオ信号中のエッジ勾配増加方法の処理ブロ
ックを示す図である。
【図3】ビデオ信号中のエッジ勾配増加方法を実行する
ための装置を示す概略的なブロック図である。
【図4】エッジ勾配増加方法の第1のセクションを示す
詳細ブロック図である。
【図5】エッジ勾配増加方法の第2のセクションを示す
詳細ブロック図である。
【図6】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法の転移関
数を表わす図である。
【図7】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法の処理ブ
ロックを示す図である。
【図8】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法を実行す
る装置を示す概略的なブロック図である。
【図9】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法の第1の
セクションを示す詳細ブロック図である。
【図10】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法の第2
のセクションを示す詳細ブロック図である。
【図11】ビデオ画像中の色遷移を改善する方法の第3
のセクションを示す詳細ブロック図である。
【符号の説明】
10 ルミナンス信号中の遷移 11 転移関数 20 修正回路 21 制御レジスタ 22 制御ユニット 23 アドレス、データ及び制御バス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のディジタル画素値からなる画像信
    号中の遷移領域を処理する方法であって、 修正された画素値が計算されるべき処理画素値(Y1
    4,C04)を囲む多数の隣接画素値(Y04,Y10
    乃至Y18,Y24;C00乃至C08)を、処理ブロ
    ックを形成するよう組み合わせる段階と、 該処理ブロックの中で、遷移領域(Y0乃至Y6;C0
    乃至C4)を画成する最大及び最小の画素値(Y0,Y
    6;C0,C4)を決定する段階と、 画素値の大きさに基づいて遷移領域を多数のセクション
    に分割する段階と、 該処理画素値(Y14,C04)が配置されるセクショ
    ンに関する決定が行われ、該処理画素値(Y14,C0
    4)は所定の転移関数(11)に従って処理画素値を増
    加させるか、減少させるか、又は変化させないよう対応
    する修正値が割り当てられる段階とを有することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 遷移領域を多数の上方及び下方のセクシ
    ョンに分割する段階と、 該処理画素値(Y14,C04)が遷移の該上方セクシ
    ョンのうちの1つにある状態では、該処理画素値(Y1
    4,C04)に対して正の修正値を割り当てる段階と、 該処理画素値(Y14,C04)が遷移の該下方セクシ
    ョンのうちの1つにある状態では、該処理画素値(Y1
    4,C04)に対して負の修正値を割り当てる段階とか
    らなる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該処理ブロック中の該最大及び最小の画
    素値(Y6,Y0;C4,C0)の間の、該上方及び下
    方のセクションを互いに分離する平均値(Y3,C2)
    を決定する段階からなる、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ビデオ信号のルミナンス信号に対応する
    画像信号中のエッジ勾配を増加させるために使用され
    る、請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 該修正値は該最大及び最小の画素値の間
    の差の関数として選択される、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 該遷移領域(Y0乃至Y6;C0乃至C
    4)を6つのセクションへ分割し、 転移関数は第1の下方セクション及び第3の上方セクシ
    ョンでは略一定のグラフ形状を有し、第2の下方セクシ
    ョン及び第2の上方セクションでは第1の勾配の線形グ
    ラフ形状を有し、第3の下方セクション及び第1の上方
    セクションでは第2の勾配の線形グラフ形状を有し、第
    1の勾配の大きさは第2の勾配の大きさよりも小さいよ
    う選択される、請求項4又は5記載の方法。
  7. 【請求項7】 処理されていない遷移の勾配に対応する
    第1の勾配及び処理されていない遷移の勾配に対する第
    2の勾配は約2倍だけ増加される、請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 該処理ブロックは、夫々が9個の連続す
    る画素値を有する3つの連続するビデオラインからな
    り、該処理画素値はマトリックスの中央に配置される画
    素値のマトリックスから選択される、請求項4乃至7の
    うちいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ビデオ信号のクロミナンス信号に対応す
    る画像信号中の色遷移を改善するために使用される、請
    求項1乃至3のうちいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 該遷移領域を4つのセクションに分割
    し、 第1の下方セクション及び第2の上方セクションでは第
    3の勾配の線形グラフ形状を有し、第2の下方セクショ
    ン及び第1の上方セクションでは第4の勾配の線形グラ
    フ形状を有し、上記第3の勾配の大きさは上記第4の勾
    配の大きさよりも小さいよう選択される、請求項9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 処理されていない遷移の勾配に対応す
    る上記第4の勾配を4倍する段階からなる、請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 該処理ブロックはビデオライン中の9
    個の連続する画素値(C00乃至C08)からなり、該
    処理画素(04)は該9個の画素値(C00乃至C0
    8)の中央に配置される、請求項9又は10記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 クロミナンス信号の分解能を改善する
    ために、処理画素値(04)のほかに、該処理画素値
    (C04)と次の画素値(C05)との間に配置される
    更なる画素値(CTI1)を計算する段階を有する、請
    求項12記載の方法。
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