JPH10334A - ガス浄化装置及びガス浄化方法 - Google Patents
ガス浄化装置及びガス浄化方法Info
- Publication number
- JPH10334A JPH10334A JP8155189A JP15518996A JPH10334A JP H10334 A JPH10334 A JP H10334A JP 8155189 A JP8155189 A JP 8155189A JP 15518996 A JP15518996 A JP 15518996A JP H10334 A JPH10334 A JP H10334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nox
- gas
- absorbing
- exhaust gas
- dust
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】設置スペースの自由度が大きく省スペースが可
能であるとともに、低コストである車両の排ガス浄化装
置を実現する。 【解決手段】排ガス中のNOxの一部は、NOx酸化手
段3によりNO2に酸化された後、吸収部4内を循環す
る吸収液に吸収されると共に、排ガス中に含まれる煤塵
成分が取り除かれる。その後、培養部8で培養された水
中光合成生物と吸収液とを混合する。水中光合成生物は
吸収液中のNO2を光合成作用により生物固定化し、固
定物となった回収物13として回収手段12により回収
される。これにより、排ガス浄化処理が完了する。
能であるとともに、低コストである車両の排ガス浄化装
置を実現する。 【解決手段】排ガス中のNOxの一部は、NOx酸化手
段3によりNO2に酸化された後、吸収部4内を循環す
る吸収液に吸収されると共に、排ガス中に含まれる煤塵
成分が取り除かれる。その後、培養部8で培養された水
中光合成生物と吸収液とを混合する。水中光合成生物は
吸収液中のNO2を光合成作用により生物固定化し、固
定物となった回収物13として回収手段12により回収
される。これにより、排ガス浄化処理が完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両か
ら排出される煤塵や低濃度のNOXを含むガスを浄化す
るガス浄化装置およびガス浄化方法に関する。
ら排出される煤塵や低濃度のNOXを含むガスを浄化す
るガス浄化装置およびガス浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通量の増加に伴い、自動車トン
ネル、交差点、屋内駐車場や高速道路等の特に交通量の
頻繁な場所、すなわち自動車の排気ガスの濃度の高くな
る場所において、ガス中の煤塵やNOxの処理が問題と
なっている。従来、自動車トンネル等においては、送風
機を用いてトンネル内部のガスをトンネル外に排出する
か、あるいは電気除塵機を付設して、煤塵を取り除いて
いた。ところで煤塵の処理については、従前より火力発
電所等では高濃度の煤塵やNOxを含むガスを処理して
いたが、自動車の排気ガス等に要求される低濃度の煤塵
やNOxの処理についてはまだ不十分であり、自動車等
の車両の排ガスのガス浄化装置の開発が必要となってい
る。
ネル、交差点、屋内駐車場や高速道路等の特に交通量の
頻繁な場所、すなわち自動車の排気ガスの濃度の高くな
る場所において、ガス中の煤塵やNOxの処理が問題と
なっている。従来、自動車トンネル等においては、送風
機を用いてトンネル内部のガスをトンネル外に排出する
か、あるいは電気除塵機を付設して、煤塵を取り除いて
いた。ところで煤塵の処理については、従前より火力発
電所等では高濃度の煤塵やNOxを含むガスを処理して
いたが、自動車の排気ガス等に要求される低濃度の煤塵
やNOxの処理についてはまだ不十分であり、自動車等
の車両の排ガスのガス浄化装置の開発が必要となってい
る。
【0003】そこで、特開平5−192535号公報や
特開平4−250822号公報に、吸着剤にNOxを吸
着させ、この吸着したNOxを脱離した後、還元剤によ
り窒素と水に還元してガスを浄化することが記載されて
いる。
特開平4−250822号公報に、吸着剤にNOxを吸
着させ、この吸着したNOxを脱離した後、還元剤によ
り窒素と水に還元してガスを浄化することが記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の低濃
度脱硝方法においては、吸着剤が複数にモジュール化さ
れており、大半のモジュールは吸着剤にNOxを吸着さ
せるモジュールである。一部のモジュールのNOxの吸
着量が所定の値に達すると吸着したNOxを脱離し、高
濃度に濃縮したNOxを形成する。この高濃度のNOx
を、還元触媒を用いて選択接触還元し、窒素と水に還元
する。吸着モジュールは、吸着剤のNOx吸着量が所定
値に達すると、還元モジュールに切り替えられる。また
還元作用が終了したモジュールは、吸着モジュールに切
り替えられ、この手順が連続的に繰り返されることによ
り吸着剤のNOx吸着と再生が連続的に行われる。
度脱硝方法においては、吸着剤が複数にモジュール化さ
れており、大半のモジュールは吸着剤にNOxを吸着さ
せるモジュールである。一部のモジュールのNOxの吸
着量が所定の値に達すると吸着したNOxを脱離し、高
濃度に濃縮したNOxを形成する。この高濃度のNOx
を、還元触媒を用いて選択接触還元し、窒素と水に還元
する。吸着モジュールは、吸着剤のNOx吸着量が所定
値に達すると、還元モジュールに切り替えられる。また
還元作用が終了したモジュールは、吸着モジュールに切
り替えられ、この手順が連続的に繰り返されることによ
り吸着剤のNOx吸着と再生が連続的に行われる。
【0005】しかし、この方法においては、吸着剤自体
のコストが高いため、システム全体のコストが非常に高
くなる。そして、現在の吸着剤の性能が不十分なため所
要量だけNOxを吸着するため、あるいは所要時間吸着
を持続するためには、吸着剤の量が膨大になる。例え
ば、吸着剤中へのガスの滞留時間を長くするためには、
吸着剤のガスの流れ方向の長さが長いことが必要で、吸
着部分に要するスペースが大きくなり、装置全体が非常
に大きくなる。そのために広大な設置スペースを要する
という不具合がある。
のコストが高いため、システム全体のコストが非常に高
くなる。そして、現在の吸着剤の性能が不十分なため所
要量だけNOxを吸着するため、あるいは所要時間吸着
を持続するためには、吸着剤の量が膨大になる。例え
ば、吸着剤中へのガスの滞留時間を長くするためには、
吸着剤のガスの流れ方向の長さが長いことが必要で、吸
着部分に要するスペースが大きくなり、装置全体が非常
に大きくなる。そのために広大な設置スペースを要する
という不具合がある。
【0006】また、吸着剤の脱離のためには、非常に多
くのエネルギを必要とし、ランニングコストが大きくな
る。◆さらに、吸着剤を使用して吸着および還元するの
で、吸着剤の吸着や再生のための設備を同一スペースに
設ける必要があり、空間利用において大幅に自由度が制
限されるという不具合がある。
くのエネルギを必要とし、ランニングコストが大きくな
る。◆さらに、吸着剤を使用して吸着および還元するの
で、吸着剤の吸着や再生のための設備を同一スペースに
設ける必要があり、空間利用において大幅に自由度が制
限されるという不具合がある。
【0007】本発明の目的は、自然に存在する水中の微
細な水中光合成生物や自然エネルギを利用して、装置コ
スト、ランニングコスト及びイニシャルコストを低減す
ることにある。◆また、本発明の他の目的は、排ガス浄
化装置をコンパクト化し、設置スペースに自由度を与え
ることにより設置スペースの有効利用を可能とすること
にある。◆さらに、他の目的は、必要水を再循環して利
用し、ユーティリティを低減し、ガスの浄化性能を低下
させることなく安全に運転できるガス浄化装置を実現す
ることにある。
細な水中光合成生物や自然エネルギを利用して、装置コ
スト、ランニングコスト及びイニシャルコストを低減す
ることにある。◆また、本発明の他の目的は、排ガス浄
化装置をコンパクト化し、設置スペースに自由度を与え
ることにより設置スペースの有効利用を可能とすること
にある。◆さらに、他の目的は、必要水を再循環して利
用し、ユーティリティを低減し、ガスの浄化性能を低下
させることなく安全に運転できるガス浄化装置を実現す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、NOxおよび煤塵を含む車両
からの排ガスを浄化するガス浄化装置において、排ガス
中のNOxをNO2に酸化する酸化手段と、NO2を生物
固定化する生物固定化手段とを備えたものである。そし
て好ましくは、酸化手段で生成されたNO2を吸収液に
吸収する吸収手段を、生物固定化手段に水中光合成生物
の培養手段を設け、吸収手段と培養手段とを別体にす
る、吸収手段は吸収液の循環手段を有する、生物固定化
手段により固定化されたNO2を回収する回収手段を設
ける、吸収手段に煤塵を分離する分離手段を設ける、ま
たは、分離手段は吸収液をスプレー噴射させる噴射手段
を備えるものである。
の本発明の第1の態様は、NOxおよび煤塵を含む車両
からの排ガスを浄化するガス浄化装置において、排ガス
中のNOxをNO2に酸化する酸化手段と、NO2を生物
固定化する生物固定化手段とを備えたものである。そし
て好ましくは、酸化手段で生成されたNO2を吸収液に
吸収する吸収手段を、生物固定化手段に水中光合成生物
の培養手段を設け、吸収手段と培養手段とを別体にす
る、吸収手段は吸収液の循環手段を有する、生物固定化
手段により固定化されたNO2を回収する回収手段を設
ける、吸収手段に煤塵を分離する分離手段を設ける、ま
たは、分離手段は吸収液をスプレー噴射させる噴射手段
を備えるものである。
【0009】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様は、NOxおよび煤塵を含む車両からの排ガスを浄
化するガス浄化方法において、排ガス中のNOxをNO
2に酸化し、この酸化したNO2を吸収液に吸収し、この
吸収液に吸収されたNO2を微生物中に吸収させ、この
微生物を回収するものである。
態様は、NOxおよび煤塵を含む車両からの排ガスを浄
化するガス浄化方法において、排ガス中のNOxをNO
2に酸化し、この酸化したNO2を吸収液に吸収し、この
吸収液に吸収されたNO2を微生物中に吸収させ、この
微生物を回収するものである。
【0010】本発明では、自然に存在する水中の微細な
水中光合成生物を用い、その光合成を利用してNOxが
除去される。従って、従来のNOx除去に用いられてい
た吸着剤を使う方法に比較して、装置コストが低下す
る。また、従来の吸着剤を使用したNOx除去方法のよ
うに、脱離のための高温化あるいは減圧する必要がな
く、その分省エネルギ化されランニングコストが低減す
る。除塵とNOx吸収を同時に行い、設備をコンパクト
化している。NOxを吸収する吸収部と水中の微細な水
中光合成生物を培養する培養部を分離独立したので、吸
収部と培養部を別のスペースに設置可能となり、設置ス
ペースを有効に活用できる。
水中光合成生物を用い、その光合成を利用してNOxが
除去される。従って、従来のNOx除去に用いられてい
た吸着剤を使う方法に比較して、装置コストが低下す
る。また、従来の吸着剤を使用したNOx除去方法のよ
うに、脱離のための高温化あるいは減圧する必要がな
く、その分省エネルギ化されランニングコストが低減す
る。除塵とNOx吸収を同時に行い、設備をコンパクト
化している。NOxを吸収する吸収部と水中の微細な水
中光合成生物を培養する培養部を分離独立したので、吸
収部と培養部を別のスペースに設置可能となり、設置ス
ペースを有効に活用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、本発明に係るガス浄化装置のブ
ロック図である。ガス1は煤塵やNOxを含む空気であ
り、ブロワ17によりガス入口2から吸引される。吸引
されたガス1は、NOx酸化手段3によりガス中のNO
xの一部または全部がNO2に酸化される。これは後述
の吸収液が通常NOよりNO2をよく吸収するために行
う操作であり、吸収性能を上げるためである。しかし、
吸収液がNO2に酸化しなくても十分な吸収性能を示す
場合にはこの操作を省略してもよい。NOx酸化手段3
は、オゾンを添加する方法でもよいし、あるいは放電に
より酸化するものでもよい。酸化されたNO2を含有す
るガス及び煤塵は吸収部4に送り込まれる。
いて説明する。図1は、本発明に係るガス浄化装置のブ
ロック図である。ガス1は煤塵やNOxを含む空気であ
り、ブロワ17によりガス入口2から吸引される。吸引
されたガス1は、NOx酸化手段3によりガス中のNO
xの一部または全部がNO2に酸化される。これは後述
の吸収液が通常NOよりNO2をよく吸収するために行
う操作であり、吸収性能を上げるためである。しかし、
吸収液がNO2に酸化しなくても十分な吸収性能を示す
場合にはこの操作を省略してもよい。NOx酸化手段3
は、オゾンを添加する方法でもよいし、あるいは放電に
より酸化するものでもよい。酸化されたNO2を含有す
るガス及び煤塵は吸収部4に送り込まれる。
【0012】図2に、吸収部4の構造の詳細を示す。吸
収部4は、吸収液26をスプレー21を用いて噴射する
スプレー式の吸収塔を備えている。煤塵やNO2を含有
するガス27が吸収部4に送り込まれると、スプレー2
1から吸収液26が噴射される。吸収液26は水等の中
性のものでもよいし、苛性ソーダ、炭酸水や亜硫酸ナト
リウム等のアルカリ性のものでもよい。スプレー21か
ら噴射された吸収液26は、煤塵やNO2を含有するガ
ス27中のNO2と気液接触して化学反応し、反応生成
物を吸収液26中に吸収する。また、煤塵やNO2を含
有するガス27中の煤塵は、スプレー21の噴射により
生じた吸収液26の液滴と慣性衝突してガス中から除去
される。NO2を吸収した吸収液26及び煤塵は、タン
ク22に貯留される。タンク22に貯留された吸収液2
6は、循環ポンプ20により再びスプレー21に導か
れ、スプレー21から噴射される。この操作を吸収液2
6の吸収性能が低下し所定値に達するまで繰り返す。
収部4は、吸収液26をスプレー21を用いて噴射する
スプレー式の吸収塔を備えている。煤塵やNO2を含有
するガス27が吸収部4に送り込まれると、スプレー2
1から吸収液26が噴射される。吸収液26は水等の中
性のものでもよいし、苛性ソーダ、炭酸水や亜硫酸ナト
リウム等のアルカリ性のものでもよい。スプレー21か
ら噴射された吸収液26は、煤塵やNO2を含有するガ
ス27中のNO2と気液接触して化学反応し、反応生成
物を吸収液26中に吸収する。また、煤塵やNO2を含
有するガス27中の煤塵は、スプレー21の噴射により
生じた吸収液26の液滴と慣性衝突してガス中から除去
される。NO2を吸収した吸収液26及び煤塵は、タン
ク22に貯留される。タンク22に貯留された吸収液2
6は、循環ポンプ20により再びスプレー21に導か
れ、スプレー21から噴射される。この操作を吸収液2
6の吸収性能が低下し所定値に達するまで繰り返す。
【0013】NO2や煤塵が除去されたガスは、ガス出
口5から浄化ガス6として大気に放出され、ガスの浄化
が完了する。吸収性能の低下した吸収液26は、ろ過手
段23により、煤塵等の不純物が取り除かれた後、連絡
配管25を経てNO2を含有する溶液7として培養部8
に送られる。取り除かれた不純物等は、廃物24として
回収処理される。吸収部4においては、新たに吸収剤添
加手段16により吸収液26が補充され、これら一連の
操作により、連続的にNO2が吸収されるとともに煤塵
が除去される。この吸収部においては、NO2の吸収と
煤塵の除去を同時に実行しているので、吸収と除塵のた
めの設備を別個に用意する必要がなく、設備コストの低
減と設置スペースの低減が可能である。
口5から浄化ガス6として大気に放出され、ガスの浄化
が完了する。吸収性能の低下した吸収液26は、ろ過手
段23により、煤塵等の不純物が取り除かれた後、連絡
配管25を経てNO2を含有する溶液7として培養部8
に送られる。取り除かれた不純物等は、廃物24として
回収処理される。吸収部4においては、新たに吸収剤添
加手段16により吸収液26が補充され、これら一連の
操作により、連続的にNO2が吸収されるとともに煤塵
が除去される。この吸収部においては、NO2の吸収と
煤塵の除去を同時に実行しているので、吸収と除塵のた
めの設備を別個に用意する必要がなく、設備コストの低
減と設置スペースの低減が可能である。
【0014】ところで、NO2を吸収部4で吸収した吸
収液は、培養部8に導かれるが、本発明ではこの吸収部
4と培養部8とを分離独立して設けているので、吸収部
4と培養部8をそれぞれ別の設置スペースに配置でき
る。これにより、設置スペースを有効に利用でき、狭い
空間しかない場合でも、吸収部4あるいは培養部8さえ
別個の場所であっても設置できるのであれば、ガス浄化
設備を実現できる。
収液は、培養部8に導かれるが、本発明ではこの吸収部
4と培養部8とを分離独立して設けているので、吸収部
4と培養部8をそれぞれ別の設置スペースに配置でき
る。これにより、設置スペースを有効に利用でき、狭い
空間しかない場合でも、吸収部4あるいは培養部8さえ
別個の場所であっても設置できるのであれば、ガス浄化
設備を実現できる。
【0015】培養部8は、オ−プンポンド方式のもので
もよいし、培養槽でもよい。培養部8内には微細な水中
光合成生物が培養されており、培養部8で培養された微
細な水中光合成生物は、光源14から受けた光により、
溶液中のNO2を必要窒素源として光合成する。光源1
4としては、直接太陽光を用いてもよいし、集光装置を
用いてもよく、蛍光灯などの人工光源を用いてもよい。
光を照射する方法としては、培養部8の内部から照射す
る方法でも、外部から照射する方法のいずれでもよい。
もよいし、培養槽でもよい。培養部8内には微細な水中
光合成生物が培養されており、培養部8で培養された微
細な水中光合成生物は、光源14から受けた光により、
溶液中のNO2を必要窒素源として光合成する。光源1
4としては、直接太陽光を用いてもよいし、集光装置を
用いてもよく、蛍光灯などの人工光源を用いてもよい。
光を照射する方法としては、培養部8の内部から照射す
る方法でも、外部から照射する方法のいずれでもよい。
【0016】微細な水中光合成生物の光合成に必要なリ
ンなどの物質は、栄養源添加手段15から必要に応じて
補給される。微細な水中光合成生物は、光合成によりN
O2を消費してO2を放出し、NO2が生物固定化され
る。また、光合成により細胞分裂して増殖した結果、余
剰となった微細な水中光合成生物あるいは老廃した微細
な水中光合成生物は、固液分離手段10により微細な水
中光合成生物と溶液に分離される。微細な水中光合成生
物は、回収手段12により回収物13として回収され
る。
ンなどの物質は、栄養源添加手段15から必要に応じて
補給される。微細な水中光合成生物は、光合成によりN
O2を消費してO2を放出し、NO2が生物固定化され
る。また、光合成により細胞分裂して増殖した結果、余
剰となった微細な水中光合成生物あるいは老廃した微細
な水中光合成生物は、固液分離手段10により微細な水
中光合成生物と溶液に分離される。微細な水中光合成生
物は、回収手段12により回収物13として回収され
る。
【0017】固液分離手段10において分離された溶液
の一部または全部は、再循環溶液9として吸収部4に循
環される。これにより、吸収部において必要となる水の
必要ユーティリティが軽減され、ランニングコストが低
減される。再循環溶液9中には吸収剤や栄養源等の物質
が含まれており、循環を繰り返すとそれらの物質が蓄積
される。そこで、吸収剤等の物質が所定濃度に達した
ら、廃液11として廃液処理を施した後に放流する。
の一部または全部は、再循環溶液9として吸収部4に循
環される。これにより、吸収部において必要となる水の
必要ユーティリティが軽減され、ランニングコストが低
減される。再循環溶液9中には吸収剤や栄養源等の物質
が含まれており、循環を繰り返すとそれらの物質が蓄積
される。そこで、吸収剤等の物質が所定濃度に達した
ら、廃液11として廃液処理を施した後に放流する。
【0018】この一連の動作を繰り返すことにより、自
動車等の車両から排出される低濃度の排ガスを効率的に
かつ簡素な構成で除去できる。つまり、本実施例によれ
ば、自然に存在する水中の微細な水中光合成生物の光合
成作用を利用したので、NOxの除去が可能である。従
って、従来のNOx除去方法で用いていた吸着剤を使う
方法に比較して、装置コストを下げることができる。ま
た、従来の吸着剤を使用したNOx除去方法のように、
吸着剤に付着したNOxを脱離するために、吸着剤を高
温あるいは減圧する必要がなく、ランニングコストを低
減できる。
動車等の車両から排出される低濃度の排ガスを効率的に
かつ簡素な構成で除去できる。つまり、本実施例によれ
ば、自然に存在する水中の微細な水中光合成生物の光合
成作用を利用したので、NOxの除去が可能である。従
って、従来のNOx除去方法で用いていた吸着剤を使う
方法に比較して、装置コストを下げることができる。ま
た、従来の吸着剤を使用したNOx除去方法のように、
吸着剤に付着したNOxを脱離するために、吸着剤を高
温あるいは減圧する必要がなく、ランニングコストを低
減できる。
【0019】また、除塵とNOxの吸収を同時に行える
ので、設備がコンパクトになり、設置スペースの省スペ
ースが可能である。そして、NOxを吸収する吸収部と
水中の微細な水中光合成生物を培養する培養部を分離独
立させたので、吸収部と培養部を別のスペースに設置で
き、設置スペースをの有効に活用できる。さらに、培養
部で使用した溶液を吸収部に再循環させており、必要ユ
ーティリティが低減できるとともに、NOxの窒素と水
への還元剤として使用されるアンモニアや尿素が不要と
なり、安全性とともに信頼性も高められる。
ので、設備がコンパクトになり、設置スペースの省スペ
ースが可能である。そして、NOxを吸収する吸収部と
水中の微細な水中光合成生物を培養する培養部を分離独
立させたので、吸収部と培養部を別のスペースに設置で
き、設置スペースをの有効に活用できる。さらに、培養
部で使用した溶液を吸収部に再循環させており、必要ユ
ーティリティが低減できるとともに、NOxの窒素と水
への還元剤として使用されるアンモニアや尿素が不要と
なり、安全性とともに信頼性も高められる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ガス浄化装置において
自然に存在する水中の微細な水中光合成生物の光合成を
利用しているので、NOxの効率的な除去が可能であ
る。従って、従来の吸着剤を使う方法に比較して、装置
コストを下げることができる。◆また、従来の吸着剤を
使用した方法のように、吸着剤に付着したNOxを脱離
するために、吸着剤を高温にあるいは減圧する必要がな
いのでランニングコストを低減できる。
自然に存在する水中の微細な水中光合成生物の光合成を
利用しているので、NOxの効率的な除去が可能であ
る。従って、従来の吸着剤を使う方法に比較して、装置
コストを下げることができる。◆また、従来の吸着剤を
使用した方法のように、吸着剤に付着したNOxを脱離
するために、吸着剤を高温にあるいは減圧する必要がな
いのでランニングコストを低減できる。
【0021】さらに、本発明によれば、以下の各効果も
ある。◆ 除塵とNOxの吸収を同時に行えるので、設備がコン
パクトとなり省設置スペース化が可能となる。◆ NOxを吸収する吸収部と水中の微細な水中光合成生
物を培養する培養部を分離独立できるので、吸収部と培
養部を別のスペースに設置でき、設置スペースを有効に
活用できる。◆ 培養部で使用した溶液を吸収部に再循環させると、必
要ユーティリティを低減できる。◆ 還元剤を使用しないので、安全性が高く信頼性が高
い。
ある。◆ 除塵とNOxの吸収を同時に行えるので、設備がコン
パクトとなり省設置スペース化が可能となる。◆ NOxを吸収する吸収部と水中の微細な水中光合成生
物を培養する培養部を分離独立できるので、吸収部と培
養部を別のスペースに設置でき、設置スペースを有効に
活用できる。◆ 培養部で使用した溶液を吸収部に再循環させると、必
要ユーティリティを低減できる。◆ 還元剤を使用しないので、安全性が高く信頼性が高
い。
【図1】本発明に係るガス浄化装置の一実施例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1に示した吸収部の詳細を示す図である。
1……処理ガス、2……ガス入口、3……NOx酸化手
段、4……吸収部、5……ガス出口、6……浄化ガス、
7……NO2含有溶液、8……培養部、9……再循環溶
液、10……固液分離手段、11……廃液、12……回
収手段、13……回収物、14……光源、15……栄養
源添加手段、16……吸収剤添加手段、17……ブロ
ワ、20……循環ポンプ、21スプレー、22……タン
ク、23……ろ過手段、24……廃物、25……連絡配
管、26……吸収液、27……煤塵やNO2を含有する
ガス。
段、4……吸収部、5……ガス出口、6……浄化ガス、
7……NO2含有溶液、8……培養部、9……再循環溶
液、10……固液分離手段、11……廃液、12……回
収手段、13……回収物、14……光源、15……栄養
源添加手段、16……吸収剤添加手段、17……ブロ
ワ、20……循環ポンプ、21スプレー、22……タン
ク、23……ろ過手段、24……廃物、25……連絡配
管、26……吸収液、27……煤塵やNO2を含有する
ガス。
フロントページの続き (72)発明者 雪竹 次太 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 難波 勝 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】NOxおよび煤塵を含む車両からの排ガス
を浄化するガス浄化装置において、 前記排ガス中のNOxをNO2に酸化する酸化手段と、
前記NO2を生物固定化する生物固定化手段とを備えた
ことを特徴とするガス浄化装置。 - 【請求項2】前記酸化手段で生成されたNO2を吸収液
に吸収する吸収手段を、前記生物固定化手段に水中光合
成生物の培養手段を設け、前記吸収手段と前記培養手段
とを別体にしたことを特徴とする請求項1に記載のガス
浄化装置。 - 【請求項3】前記吸収手段は吸収液の循環手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載のガス浄化装置。 - 【請求項4】前記生物固定化手段により固定化されたN
O2を回収する回収手段を設けたことを特徴とする請求
項1ないし3のいずれか1項に記載のガス浄化装置。 - 【請求項5】前記吸収手段に煤塵を分離する分離手段を
設けたことを特徴とする請求項2または3に記載のガス
浄化装置。 - 【請求項6】前記分離手段は吸収液をスプレー噴射させ
る噴射手段を備えたことを特徴とする請求項2、3、ま
たは5に記載のガス浄化装置。 - 【請求項7】NOxおよび煤塵を含む車両からの排ガス
を浄化するガス浄化方法において、 排ガス中のNOxをNO2に酸化し、この酸化したNO2
を吸収液に吸収し、この吸収液に吸収されたNO2を微
生物中に吸収させ、この微生物を回収することを特徴と
するガス浄化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155189A JPH10334A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ガス浄化装置及びガス浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155189A JPH10334A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ガス浄化装置及びガス浄化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334A true JPH10334A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15600442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8155189A Pending JPH10334A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ガス浄化装置及びガス浄化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115386465A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-25 | 上海化工院环境工程有限公司 | 一种工业尾气中碳源氮源固定系统及其应用 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8155189A patent/JPH10334A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115386465A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-25 | 上海化工院环境工程有限公司 | 一种工业尾气中碳源氮源固定系统及其应用 |
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