JPH1033534A - 超音波装置 - Google Patents

超音波装置

Info

Publication number
JPH1033534A
JPH1033534A JP8198181A JP19818196A JPH1033534A JP H1033534 A JPH1033534 A JP H1033534A JP 8198181 A JP8198181 A JP 8198181A JP 19818196 A JP19818196 A JP 19818196A JP H1033534 A JPH1033534 A JP H1033534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
value
ultrasonic
storage means
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8198181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3869046B2 (ja
Inventor
Ryuichi Shinomura
▲隆▼一 篠村
Yuichi Miwa
祐一 三和
Satoshi Tamano
聡 玉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP19818196A priority Critical patent/JP3869046B2/ja
Publication of JPH1033534A publication Critical patent/JPH1033534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3869046B2 publication Critical patent/JP3869046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル化された受波ビ−ムの形成に使用
する受波フォーカスデータを軽減した超音波装置を提供
すること。 【解決手段】 超音波振動子と、超音波信号をデジタル
信号に変換する変換手段と、該出力を格納する受波デー
タ格納手段と、該受波データを加算する信号加算手段
と、該信号を所定の順番に出力する出力制御手段と、該
出力信号の超音波画像を表示する表示手段とを有する超
音波装置であって、前記受波信号データの内、一番目に
読み出す受波信号データのアドレス値を格納する初期ア
ドレス格納手段と、各フォーカス段毎のアドレス値の差
分値を格納する差分値格納手段と、前記一番目に読み出
すアドレス値あるいは前段のアドレス値と前記差分値と
を加算するアドレス加算手段とを具備し、前記初期アド
レス格納手段に格納されるアドレス値と、前記差分値と
に基づいて、受波信号データを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波装置に関
し、特に、超音波により物体を非破壊検査する装置、あ
るいは、医療診断に用いる超音波診断装置等の信号処理
装置のディジタル化に適用して有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波装置は、図11に示すよう
に、被検体に超音波を送波および受波する短冊状の超音
波振動子が複数個配列された超音波探触子1と、超音波
の送波と受波とを切り替えるアナログ送受切り替え回路
2と、各超音波振動子を駆動する送波回路3と、各超音
波振動子によって受波された受波信号に対して、各超音
波振動子間のフォーカス点(受波フォーカス点)までの
到達時間を補正するm個の受波信号処理手段4と、各受
波処理手段の出力を加算し一つの信号に合成する加算手
段5と、フィルタリング、圧縮、エッジ強調、時間可変
増幅、スキャン変換等の信号処理を行う信号処理手段6
と、処理後の信号を画像情報として表示する表示手段7
とから構成されていた。
【0003】なお、前述するm個の受波信号処理手段4
は、それぞれ1個に対して超音波振動子が1個接続され
ていた。
【0004】送波回路3に駆動された超音波振動子は、
各超音波振動子ごとに設定された遅延時間で決定される
送波フォーカス点の位置および送波方向(ビーム方向)
に、超音波を送波する。
【0005】一方、被験者の生体内で反射された超音波
は、超音波探触子1に設けられた各超音波振動子で受波
された後、アナログ送受切り替え回路2により、それぞ
れに超音波振動子に接続される受波信号処理手段4に導
かれる。
【0006】各超音波振動子に対応した受波信号処理手
段4は、それぞれ所定量の遅延時間を持つ遅延手段を有
しており、受波信号をアナログ信号のままで処理する場
合はアナログ遅延線のタップを選択するにより、基準と
なる超音波振動子との遅延を行なっていた。なお、この
ときの遅延データは、タップ選択データとなっていた。
【0007】一方、受波信号をディジタル処理する場合
は、まず、受波信号をA/D変換手段でサンプリング
(A/D変換)した後、このデジタル信号をメモリに書
き込み、このメモリからの読みだしアドレスを各受波信
号処理手段間で変えることにより、遅延を行なってい
た。
【0008】なお、このときの遅延データは、メモリの
読み出しアドレスであった。
【0009】次に、遅延を与えられた受波信号は、位相
をそろえた後、加算手段5で加算され、受波超音波ビー
ムとなる。
【0010】その後、整相加算された受波信号は、信号
処理手段6により、前述するフィルタリング、圧縮、エ
ッジ強調、時間可変増幅、スキャン変換等の信号処理を
施される。
【0011】以上の操作を超音波ビームの方向を順次ず
らしながら走査することにより、表示手段7に断層像を
表示する。
【0012】ただし、前述する各手段は、全体制御手段
29により制御される。
【0013】従来のディジタル処理を行う超音波装置で
は、回路部品の定数のバラツキ、回路部品の定数の温度
ドリフト、能動回路部品の飽和等のアナログ回路では回
避できない不具合を解消することが試みられている。
【0014】しかしながら、単に信号処理をディジタル
化した場合、従来のアナログ回路を使用する超音波装置
と同様に、整相精度(遅延精度)10ns以上を実現す
るためには、100MHz以上の高速なADC(アナロ
グ−ディジタル変換器、A/D変換器)が必要となる。
【0015】したがって、低速のADCでディジタル化
し、信号処理(補間処理)で高精度な整相を実現する方
法が知られている。
【0016】この方法では、基本的にはサンプリングさ
れたデータがメモリに記憶され、読み出し、あるいは書
き込みのアドレスによって、サンプリング単位での受波
信号の遅延が行なわれる。
【0017】しかしながら、このサンプリング周期で遅
延の精度が得られない場合には、各種の補間処理により
受波信号の微小遅延がなされる。あるいは、サンプリン
グクロックを多層にし、この多層クロックの時間差で微
小遅延を行い、メモリに記憶しサンプリング単位で受波
信号の遅延を行なうという波面同期(凹面)サンプル技
術も知られている。
【0018】前述する方法を用いる場合、従来ではメモ
リの読み出しアドレスを直接外部より受波信号のフォー
カス切り替えに応じて与えていた。
【0019】以下、図12は従来の超音波装置の受波処
理手段の概略構成を示すブロック図を示し、メモリの読
み出しアドレスの指定方法を説明する。なお、図12に
示す受波処理手段は、補間によって微小遅延を行う構成
となっている。
【0020】図12に示す受波処理手段では、受波信号
はADC9により量子化(サンプリング)され、遅延メ
モリ10に書き込まれていた。このとき、遅延メモリ1
0に書き込まれるアドレスは、メモリアドレス設定部1
3で設定されていた。同様に、読み出しアドレスもま
た、メモリアドレス設定部13で別に設定されていた。
【0021】たとえば、読み出し時に受波信号に遅延を
与える場合、まず、遅延を与える読み出しアドレスが、
受波フォーカスデータメモリ32より読み出され、遅延
メモリ10のアドレスが設定される。
【0022】次に、このアドレスから遅延メモリ10の
読み出しアドレスを順次カウントアップし、遅延メモリ
10から受波データが順次読み出される。受波フォーカ
スが切り替わるとき、再び、遅延メモリ10の読みだし
アドレスを受波フォーカスデータメモリ32から、同様
に読み出していく。
【0023】一方、補間手段11は、補間係数メモリ1
6から読み出された各種係数に基づいて、遅延メモリ1
0から読み出された受波データを補間処理することによ
って、低速のADCでディジタル化した受波データから
高精度な整相を得ていた。
【0024】次に、補間係数メモリ16から補間係数を
読み出す手順を、図12に基づいて説明すると、まず、
受波フォーカスデータメモリ32から補間係数メモリ1
6のアドレスが読み出される。
【0025】次に、このアドレスに基づいて、補間係数
メモリ16から補間係数を読み出し、この補間係数を補
間手段11に出力する。補間手段11では、入力された
補間係数に基づいて、補間演算を行うことにより、微小
な遅延を補正した受波信号を出力する。
【0026】このとき、たとえば、ADCのサンプルク
ロックが高速、あるいは、多層クロックで隣接間でのA
DC間のサンプルクロックの差が小さい場合等のよう
に、遅延メモリ10での遅延量子化単位が所望の微小遅
延の精度を満たしている場合には、補間手段11および
その制御系は不要となる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0028】従来の超音波装置では、ADCのサンプル
クロックが低速であるために、計測値すなわち遅延メモ
リ10に格納される計測データから超音波像を生成する
際に、遅延メモリ10から読み出した計測データを補間
するための補間手段11、および、補間手段11に補間
に必要な補間係数を与えるための手段が必要となる。
【0029】一方、従来の超音波装置では、図12に示
すように、遅延メモリ10、補間係数メモリ16のアド
レスを受波フォーカスデータとして受波フォーカスデー
タメモリ32に全て記憶していたので、たとえば、遅延
メモリ10の容量が8kワードのときには、13bit
のアドレスデータが必要となる。
【0030】したがって、受波信号を遅延させるための
受波フォーカスデータがフォーカス段数とラスタ数との
積の数だけ必要となるので、受波フォーカスデータメモ
リ32の容量が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0031】また、受波フォーカスデータメモリ32の
容量が大きくなるので、受波処理手段を構成する回路が
占める面積が大きくなってしまうという問題があった。
【0032】本発明の第1の目的は、ディジタル化され
た受波ビ−ムの形成に使用する受波フォーカスデータを
軽減した超音波装置を提供することにある。
【0033】本発明の第2の目的は、受波信号処理手段
を構成する回路の面積が小さい超音波装置を提供するこ
とにある。
【0034】本発明の第3の目的は、各処理手段におけ
る超音波診断装置個々に特有の時間ばらつきを補正した
超音波装置を提供することにある。
【0035】本発明の第4の目的は、被検体内の各部位
で音速分布が異なることにより生じる遅延誤差を補正す
ることが可能な超音波装置を提供することにある。
【0036】本発明の第5の目的は、遅延メモリの記憶
容量が小さい超音波装置を提供することにある。
【0037】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0038】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0039】(1)超音波を送波および受波する複数の
超音波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号
を各々デジタル信号に変換する複数の変換手段と、該変
換手段の出力を格納する複数の受波データ格納手段と、
該受波データ格納手段に格納される受波データを読み出
して加算する信号加算手段と、該加算した信号を所定の
順番に出力する出力制御手段と、該出力信号に基づいた
超音波画像を表示する表示手段とを有する超音波装置で
あって、前記受波データ格納手段に格納される受波信号
データの内、一番目に読み出す受波信号データのアドレ
ス値を格納する初期アドレス格納手段と、各フォーカス
段毎のアドレス値の差分値を格納する差分値格納手段
と、前記一番目に読み出すアドレス値あるいは前段のア
ドレス値と前記差分値とを加算するアドレス加算手段と
を具備し、前記受波信号データ読み出し時には、前記初
期アドレス格納手段に格納されるアドレス値あるいはフ
ォーカス前段のアドレス値と、前記差分値格納手段に格
納される差分値とに基づいて、前記フォーカス段に該当
する受波信号データを順次読み出して遅延処置する。
【0040】(2)超音波を送波および受波する複数の
超音波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号
をデジタル信号に変換する変換手段と、該変換手段の出
力を格納する格納手段と、該格納手段に格納される受波
信号を読み出して遅延し、該遅延された受波信号に補間
処理する補間処理手段と、該補間処理後の複数の受波信
号を加算する信号加算手段と、該加算した信号を所定の
順番に出力する出力制御手段と、該出力信号に基づいた
超音波画像を表示する表示手段とを有する超音波装置で
あって、補間係数を格納する補間係数格納手段と、該補
間係数格納手段に格納される補間係数の内、1番目に読
み出す補間係数アドレス値を格納する初期補間係数アド
レス格納手段と、各フォーカス段毎の補間係数アドレス
値の差分値を格納する補間係数差分値格納手段と、前記
一番目に読み出す補間係数のアドレス値あるいは前段の
補間係数のアドレス値と前記差分値とを加算する補間係
数アドレス加算手段とを具備し、補間係数読み出し時に
は、前記初期補間係数アドレス格納手段に格納される補
間係数アドレス値あるいは前段のアドレス値と、前記補
間係数差分値格納手段に格納される差分値とに基づい
て、前記フォーカス段に該当する補間係数を読み出し、
前記格納手段から読み出された受波信号を補間処理す
る。
【0041】(3)超音波を送波および受波する複数の
超音波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号
をデジタル信号に変換する変換手段と、該変換手段の出
力を格納する格納手段と、該格納手段に格納される受波
信号を読み出し順番に補間処理する補間処理手段と、該
補間処理後の複数の受波信号を加算する信号加算手段
と、該加算した信号を所定の順番に出力する出力制御手
段と、該出力信号に基づいた超音波画像を表示する表示
手段とを有する超音波装置であって、前記受波データ格
納手段に格納される受波信号データの内、一番目に読み
出す受波信号データのアドレス値を格納する初期アドレ
ス格納手段と、各フォーカス段毎のアドレス値の差分値
を格納する差分値格納手段と、前記一番目に読み出すア
ドレス値あるいは前段のアドレス値と前記差分値とを加
算するアドレス加算手段と、補間係数を格納する補間係
数格納手段と、該補間係数格納手段に格納される補間係
数の内、1番目に読み出す補間係数アドレス値を格納す
る初期補間係数アドレス格納手段と、各フォーカス段毎
の補間係数アドレス値の差分値を格納する補間係数差分
値格納手段と、前記一番目に読み出す補間係数のアドレ
ス値あるいは前段の補間係数のアドレス値と前記差分値
とを加算する補間係数アドレス加算手段とを具備し、前
記受波信号データ読み出し時には、前記初期アドレス格
納手段に格納されるアドレス値あるいはフォーカス前段
のアドレス値と、前記差分値格納手段に格納される差分
値とに基づいて、前記フォーカス段に該当する受波信号
データを順次読み出すと共に、前記初期補間係数アドレ
ス格納手段に格納される補間係数アドレス値あるいは前
段のアドレス値と、前記補間係数差分値格納手段に格納
される差分値とに基づいて、前記フォーカス段に該当す
る補間係数を読み出し、前記格納手段から読み出された
受波信号を補間処理する。
【0042】(4)前述する(1)ないし(3)のいず
れかに記載の超音波装置において、複数の超音波振動子
により受信された受信信号を遅延し位相合わせをした受
信信号における各超音波振動子間の前記受信信号の位相
ずれを検出する位相ずれ検出手段と、該位相ずれ検出手
段の出力値に基づいて、位相ずれの補正値に相当するア
ドレス値を計算する補正アドレス計算手段と、該補正ア
ドレス値を格納する位相ずれアドレス値格納手段と、該
位相ずれアドレス値に基づいて、前記アドレス加算手段
および前記補間係数アドレス加算手段に入力する差分値
を補正する手段とを具備する。
【0043】(5)前述する(1)ないし(4)のいず
れかに記載の超音波装置において、装置ごとの個体差に
基づく超音波計測特性を予め計測し、該計測値に基づい
て算出した補正値に相当するアドレス値を格納するばら
つき値アドレス格納手段と、該ばらつき値アドレス格納
手段のアドレス値に基づいて、前記初期アドレス値およ
び前記初期補間係数アドレス値を補正する手段とを具備
する。
【0044】(6)前述する(1)ないし(5)のいず
れかに記載の超音波装置において、前記受波データ格納
手段は、前記変換手段でデジタル信号に変換した超音波
信号を所定の容量内で順番に格納していき、変換後の超
音波信号が前記受波データ格納手段の容量を超えたとき
には、前記受波データ格納手段の先頭から容量を超えた
分の超音波信号を格納する手段である。
【0045】(7)前述する(6)に記載の超音波装置
において、前記アドレス加算手段の出力するアドレス値
と前記受波データ格納手段の容量とを比較し、前記アド
レス加算手段の出力するアドレス値が前記受波データ格
納手段の容量を越えるアドレス値となった場合、該越え
たアドレス値から前記受波データ格納手段の容量分のア
ドレス値を減算し、該アドレス値に基づいて、前記フォ
ーカス段に該当する受波信号データを順次読み出す読み
出しアドレス設定手段を具備する。
【0046】前述した(1)の手段によれば、初期アド
レス格納手段に格納される一番目に読み出す受波信号デ
ータのアドレス値、すなわち、前記受波データ格納手段
に格納される受波信号データの内、一番目に読み出す受
波信号データのアドレス値と、差分格納手段に格納され
る各フォーカス段毎のアドレス値の差分値とを加算する
アドレス加算手段の出力値を、受波データ格納手段に入
力する読み出しアドレスとすることにより、まず、受波
データ格納手段から1番目のフォーカス段に該当する受
波信号データを読み出し、それ以降は、アドレス加算手
段が出力する1段前のフォーカス段の読み出しアドレス
と差分値との加算値を受波データ格納手段から受波信号
データを読み出す際のアドレス値とするので、各フォー
カス段を読み出すためのアドレス値を全て格納しておく
ための手段が必要なくなるので、ディジタル化された受
波ビ−ムの形成に使用する受波フォーカスデータの内、
読み出しアドレス値を格納しておく手段の容量分が軽減
できる。
【0047】したがって、変換手段と、受波データ格納
手段と、受波データ格納手段から受波データを読み出す
ためのアドレス値を指定するための手段とからなる受波
信号処理手段を構成するの回路の面積を小さくできる。
【0048】前述した(2)の手段によれば、初期補間
係数アドレス格納手段に格納され、1番目に読み出され
ることになる補間係数のアドレス値と、補間係数差分値
格納手段に格納される各フォーカス段毎の補間係数アド
レス値とを加算する補間係数アドレス加算手段の出力値
を、補間係数格納手段に入力する読み出しアドレスとす
ることにより、まず、補間係数格納手段から1番目のフ
ォーカス段に該当する補間係数を読み出し、それ以降
は、補間係数アドレス加算手段が出力する1段前のフォ
ーカス段の読み出しアドレスと差分値との加算値を、補
間係数格納手段から補間係数を読み出す際のアドレス値
とするので、各フォーカス段を読み出すための補間係数
アドレス値を全て格納しておくための手段が必要なくな
るので、低速のA/D変換器を用いた場合であっても、
ディジタル化された受波ビ−ムの形成に使用する受波フ
ォーカスデータの内、補間係数の読み出しアドレス値を
格納しておく手段の容量分が軽減できる。
【0049】したがって、変換手段と、補間手段と、補
間係数格納手段と、補間係数格納手段から補間係数を読
み出すためのアドレス値を指定するための手段とからな
る受波信号処理手段を構成するの回路の面積を小さくで
きる。
【0050】前述した(3)の手段によれば、初期アド
レス格納手段に格納される一番目に読み出す受波信号デ
ータのアドレス値、すなわち、前記受波データ格納手段
に格納される受波信号データの内、一番目に読み出す受
波信号データのアドレス値と、差分格納手段に格納され
る各フォーカス段毎のアドレス値の差分値とを加算する
アドレス加算手段の出力値を、受波データ格納手段に入
力する読み出しアドレスとすることにより、まず、受波
データ格納手段から1番目のフォーカス段に該当する受
波信号データを読み出し、それ以降は、アドレス加算手
段が出力する1段前のフォーカス段の読み出しアドレス
と差分値との加算値を受波データ格納手段から受波信号
データを読み出す際のアドレス値とするので、各フォー
カス段を読み出すためのアドレス値を全て格納しておく
ための手段が必要なくなるので、ディジタル化された受
波ビ−ムの形成に使用する受波フォーカスデータの内、
読み出しアドレス値を格納しておく手段の容量分が軽減
できる。
【0051】また、初期補間係数アドレス格納手段に格
納され、1番目に読み出されることになる補間係数のア
ドレス値と、補間係数差分値格納手段に格納される各フ
ォーカス段毎の補間係数アドレス値とを加算する補間係
数アドレス加算手段の出力値を、補間係数格納手段に入
力する読み出しアドレスとすることにより、まず、補間
係数格納手段から1番目のフォーカス段に該当する補間
係数を読み出し、それ以降は、補間係数アドレス加算手
段が出力する1段前のフォーカス段の読み出しアドレス
と差分値との加算値を、補間係数格納手段から補間係数
を読み出す際のアドレス値とするので、各フォーカス段
を読み出すための補間係数アドレス値を全て格納してお
くための手段が必要なくなるので、低速のA/D変換器
を用いた場合であっても、ディジタル化された受波ビ−
ムの形成に使用する受波フォーカスデータの内、補間係
数の読み出しアドレス値を格納しておく手段の容量分が
軽減できる。
【0052】したがって、変換手段と、受波データ格納
手段と、受波データ格納手段から受波データを読み出す
ためのアドレス値を指定するための手段と、補間手段
と、補間係数格納手段と、補間係数格納手段から補間係
数を読み出すためのアドレス値を指定するための手段と
からなる受波信号処理手段を構成するの回路の面積を小
さくできる。
【0053】前述した(4)の手段によれば、前述する
効果に加え、各超音波振動子間の位相ずれを検出する位
相ずれ検出手段の出力値に基づいて、補正アドレス計算
手段が計算する位相ずれの補正値に相当するアドレス値
を格納する位相ずれアドレス値格納手段に格納される位
相ずれアドレス値に基づいて、アドレス加算手段および
補間係数アドレス加算手段に入力する差分値を補正する
手段が、アドレス加算手段および補間係数アドレス加算
手段に入力する差分値をそれぞれ補正するので、被検体
内の各部位で音速分布が異なることにより生じる遅延誤
差を補正することができる。
【0054】前述した(5)の手段によれば、たとえ
ば、装置の出荷前等の予め計測した装置ごとの個体差に
基づく超音波計測特性を補正するためのアドレス値をば
らつき値アドレス格納手段に格納しておき、装置の使用
時に、初期アドレス値および初期補間係数アドレス値を
補正する手段が、このばらつき値アドレス格納手段のア
ドレス値に基づいて、初期アドレス値および初期補間係
数アドレス値を補正するので、各処理手段における超音
波診断装置個々に特有の時間ばらつきを補正できる。
【0055】また、このとき前述する効果もある。
【0056】前述した(6)および(7)の手段によれ
ば、受波データ格納手段は、変換手段でデジタル信号に
変換した超音波信号を所定の容量内で順番に格納してい
き、変換後の超音波信号が前記受波データ格納手段の容
量を超えたときには、受波データ格納手段の先頭から容
量を超えた分の超音波信号を格納する手段であり、この
とき、読み出しアドレス設定手段がアドレス加算手段の
出力するアドレス値と受波データ格納手段の容量とを比
較し、アドレス加算手段の出力するアドレス値が受波デ
ータ格納手段の容量を越えるアドレス値となった場合、
越えたアドレス値から受波データ格納手段の容量分のア
ドレス値を減算し、アドレス値に基づいて、フォーカス
段に該当する受波信号データを順次読み出すので、受波
データ格納手段(遅延メモリ)の記憶容量を小さくでき
る。
【0057】また、このとき前述する効果もある。
【0058】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。
【0060】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0061】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の超音波装置の概略構成を示すブロック図であり、
1は超音波探触子、2はアナログ送受切り替え回路、3
は送波回路、4は受波信号処理手段、5は加算手段(信
号加算手段)、6は信号処理手段(出力制御手段)、7
は表示手段、29は全体制御手段を示す。
【0062】図1において、超音波探触子1は周知の超
音波探触子であり、複数個の短冊状の超音波振動子から
構成される。超音波振動子は送波回路3からアナログ送
受切り替え回路2を介して供給される駆動信号に対応す
る超音波を発生し、図示しない被検体に送波する。ま
た、被検体の内部すなわち生体内で反射されてくる超音
波を電気信号に変換する。
【0063】アナログ送受切り替え回路2は周知の切り
替え回路であり、全体制御手段29の制御出力(指示)
に基づいて、送波回路3から出力される駆動信号を超音
波探触子の各超音波振動子に伝達する系と、超音波振動
子から出力されるアナログの受波信号を受波信号処理手
段に伝達する系とを切り替える。
【0064】送波回路3は、全体制御手段29の制御出
力に基づいて、送波フォーカス点までの各振動子間の到
達時間差を補正する遅延時間差で、超音波探触子1の各
超音波振動子を駆動する駆動信号を発生し出力する周知
の送波回路である。
【0065】受波信号処理手段4は、各超音波振動子に
1個づつ接続されており、各超音波振動子によって受波
したアナログの受波信号をデジタルの受波信号(以下、
受波信号と略記する)すなわちデジタルデータに変換し
た後、各超音波振動子で受波された受波信号に対する各
素子間(超音波振動子間)の受波フォーカス点までの到
達時間を補正するための遅延処理を行い、次に、低速の
ADCでの変換に伴う欠落信号の補間処理を行う手段で
あり、詳細については後述する。
【0066】加算手段5は、全体制御手段29の制御出
力に基づいて、m個の各受波信号処理手段4から出力さ
れる補間処理後の受波信号を加算する手段であり、本実
施の形態1においては図示しない情報処理装置上で実行
されるプログラムによって実現する。
【0067】加算手段5は、受波信号処理手段4から出
力される補間処理および位相揃え後の受波信号の整相加
算を行った後、補間処理後の受波信号から受波超音波ビ
ームを作成する。
【0068】信号処理手段6は、フィルタリング、圧
縮、エッジ強調、時間可変増幅およびスキャン変換等の
画像補正処理を行った後、この補正処理後の受波信号を
表示手段に出力するためのビデオ信号に変換する手段で
ある。本実施の形態1においては、信号処理手段6は、
前述する画像補正処理は図示しない情報処理装置上で実
行されるプログラムによって実現し、画像補正処理後の
受波信号をビデオ信号に変換する処理は周知の変換手段
によって実現する。
【0069】表示手段7は周知の表示手段であり、たと
えば、CRT(Cathode Ray Tube)を
用いた、いわゆる、カラーCRTディスプレイ装置であ
る。
【0070】全体制御手段29は、アナログ送受切り替
え回路2、送波回路3、受波信号処理手段4、加算手段
5、信号処理手段6および表示手段7の動作を制御する
手段であり、本実施の形態1においては、たとえば、情
報処理装置上で実行されるプログラムの内で、特に、こ
の情報処理装置に接続される外部機器であるアナログ送
受切り替え回路2および送波回路3を制御する手段であ
る。
【0071】次に、図1に基づいて、本実施の形態1の
超音波装置の動作を説明すると、まず、送波回路3は各
超音波振動子を送波フォーカス点までの各超音波振動子
間の到達時間差を補正する遅延時間差で、超音波探触子
1の各超音波振動子を駆動し、図示しない被検体に超音
波を送波する。また、このとき送波回路3は、超音波ビ
ームの方向をも制御する。
【0072】被検体からの反射信号は、超音波探触子1
の各超音波振動子で受波され、アナログ送受切り替え回
路2を介して受波信号処理手段4に導かれる。
【0073】受波信号処理手段4では、まず、入力され
たアナログ信号である受波信号を図示しないADCによ
ってデジタル信号に変換する。次に、デジタル信号に変
換された受波信号(以下、特記しない場合は、デジタル
信号に変換された受波信号をただ単に受波信号と記す)
は、各超音波振動子のフォーカス点までの到達時間差を
遅延により補正し、サンプリング間隔以下の微小遅延を
補間処理によって行った後、加算手段5に出力される。
【0074】加算手段5に入力された受波信号は、加算
手段5でいわゆる整相加算された後、次の信号処理手段
6でフィルタリング、圧縮、エッジ強調、時間可変増幅
およびスキャン変換等の画像補正処理が行われ、その後
ビデオ信号に変換され表示手段7に表示される。
【0075】このとき、表示手段7には、加算手段5に
よって整相加算された超音波ビームが、たとえば、その
方向を順次ずらしながら走査されることによって、断層
像が表示される。
【0076】図2および図3は本発明の実施の形態1の
受波信号処理手段の1チャンネル分の概略構成を示すブ
ロック図であり、特に、図2は受波信号処理手段の1チ
ャンネル分の基本構成を説明するためのブロック図であ
り、図3は実施の形態1の受波信号処理手段の概略構成
を示すブロック図である。
【0077】図2および図3において、9はアナログ−
ディジタル変換器(ADC、A/D変換器、変換手
段)、10は遅延メモリ(受波データ格納手段)、11
は補間手段、12は第1の初期値記憶手段(初期アドレ
ス格納手段)、13はメモリアドレス設定手段(読み出
しアドレス設定手段)、14はアドレス加算手段、15
は第1の差分データ付与手段(差分値格納手段)、16
は補間係数メモリ(補間係数格納手段)、17は補間デ
ータアドレス加算手段(補間係数アドレス加算手段)、
18は第2の差分データ付与手段(補間係数差分値格納
手段)、19は第2の初期値記憶手段(初期補間係数ア
ドレス格納手段)、24は第1のセレクタ、25は第2
のセレクタ、28は差分受波フォーカスデータ手段を示
す。
【0078】図2および図3におけるADC9は周知の
A/D変換器であり、本実施の形態1においては、低速
のA/D変換器を使用する。
【0079】遅延メモリ10は、デジタル信号に変換さ
れた受波信号を格納する周知のメモリであり、たとえ
ば、読み書き可能な周知の半導体メモリを使用する。
【0080】補間手段11は、補間係数メモリ16から
読み出される補間係数に基づいて、遅延メモリから読み
出される受波信号に対する微小遅延を行う手段であり、
たとえば、情報処理装置で実行されるプログラムによっ
て実現可能である。
【0081】第1の初期値記憶手段12は、ラスタが切
り替わり、受波の読み出しが開始されるときの遅延メモ
リ10の読み出し開始アドレスを予め記憶しておく手段
であり、たとえば、該当素子が第1の受波フォーカス点
までの基準素子との到達時間差(遅延量)によって計算
されたアドレス値が格納される。
【0082】メモリアドレス設定手段13は、遅延メモ
リ10に格納される受波信号の読み出しアドレスを設定
する手段であり、たとえば、周知のラッチ回路と周知の
カウンタ回路とから構成される。
【0083】また、このメモリアドレス設定手段13
は、後述するサンプリングクロックに同期して、出力値
を更新する。
【0084】アドレス加算手段14は、第1のセレクタ
24から出力されるアドレス値と、差分データ付与手段
15により付与される差分データ(アドレス値)とに基
づいて、遅延メモリ10に格納される受波信号の読み出
しアドレス値を計算する手段であり、たとえば、周知の
加算器で構成する。
【0085】第1の差分データ付与部15は、差分受波
フォーカスデータ手段28から出力される差分データ、
すなわち、自分自身の前のデータとの差分値をアドレス
加算手段14に出力するための手段であり、本実施の形
態1においては、周知のラッチ回路によって実現する。
【0086】補間係数メモリ16は、所定の補間係数
(補間データ)が格納されているメモリであり、たとえ
ば、読み書き可能な半導体メモリを使用することにより
実現する。
【0087】補間データアドレス加算手段17は、補間
係数メモリ16から補間データを読み出す際の読み出し
アドレスを設定する手段であり、本実施の形態1におい
ては、第2のセレクタ25から出力されるデータと、第
2の差分データ付与手段18から出力されるデータとを
加算し、アドレスデータとする。
【0088】第2の差分データ付与手段18は、差分受
波フォーカスデータ手段28から出力される補間係数の
差分データ、すなわち、自分自身の前のデータとの差分
値を補間データアドレス加算手段17に出力するための
手段であり、本実施の形態1においては、周知の読み書
き可能な周知のラッチ回路によって実現する。
【0089】第2の初期値記憶手段19は、ラスタが切
り替わり、受波の読み出しが開始されるときの補間係数
メモリ16の読み出し開始アドレスを予め記憶しておく
手段であり、たとえば、微少遅延を実現する補間演算に
必要な係数のアドレス値が格納される。
【0090】差分受波フォーカスデータ手段28は、第
1の差分データ付与手段15および第2の差分データ付
与手段18に、それぞれ遅延メモリの読み出しアドレス
の差分データおよび補間メモリの読み出しアドレスの差
分データを出力する手段である。
【0091】ただし、遅延メモリの読み出しアドレスの
差分データおよび補間メモリの読み出しアドレスの差分
データは、後述する図示しないフォーカスデータメモリ
内に格納されているか、図示しない演算部によって演算
されるものである。
【0092】第1のセレクタ24は、アドレス加算手段
14に入力するアドレス値を切り替える周知の手段であ
り、第1の初期値記憶手段12に格納される読み出しア
ドレスの初期値と、メモリアドレス設定手段13とから
出力されるアドレス値と選択しアドレス加算手段14に
入力する。
【0093】このとき第1のセレクタ24は、ラスタが
切り替わり、受波の読み出しが開始されるときは第1の
初期値記憶手段12に格納される読み出しアドレスの初
期値を選択し、それ以降はメモリアドレス設定手段13
から出力されるアドレス値を選択する。
【0094】第2のセレクタ25は、補間データアドレ
ス加算手段17に入力するアドレス値を切り替える周知
の手段であり、第2の初期値記憶手段19に格納される
補間データアドレスの初期値と、補間係数メモリ16と
から出力されるアドレス値と選択し補間データアドレス
加算手段17に入力する。
【0095】このとき第2のセレクタ25は、ラスタが
切り替わり、受波の読み出しが開始されるときは第2の
初期値記憶手段19に格納される補間データの読み出し
アドレスの初期値を選択し、それ以降は補間係数メモリ
16から出力されるアドレス値を選択する。
【0096】次に、図8に本実施の形態1の受波信号処
理手段の動作を説明するための図を示し、以下、図8に
基づいて、本実施の形態1の受波信号処理手段の動作を
説明すると、まず、受波信号は、ADC9により量子化
され、遅延メモリ10に書き込まれる。
【0097】このときの書き込みアドレスは、メモリア
ドレス設定部13で設定される。また、読み出しアドレ
スもメモリアドレス設定部13で設定される。
【0098】たとえば、図8に示すように、遅延メモリ
10の読み出しアドレスによりチャンネル間の受波信号
に遅延を与える場合、受波ビームのフォカース切り替え
時に、切り替えられる次の受波フォーカス段の読み出し
開始アドレスA111が、アドレス加算部14の出力と
して与えられ、切り替えパルスに同期して遅延メモリ1
0のアドレスA111に記憶されているデータが読み出
される。
【0099】なお、前述するアドレスA111におい
て、添字は左側から順番にそれぞれ、チャンネル番号、
ラスタ番号、フォーカス段番号を示す。
【0100】すなわち、第1のセレクタ24が第1の初
期値記憶手段に格納されるアドレス値をアドレス加算手
段14に入力するとともに、差分受波フォーカスデータ
手段が第1の差分データ付与手段15に差分データを出
力する。
【0101】次に、メモリアドレス設定手段13が、A
DC9のサンプリングクロックまたはデータ読み出しク
ロックを計数して、読み出しアドレスA111をA11
1+1、A111+2、…、と順番に更新して、遅延メ
モリ10に出力することにより、受波データが読み出さ
れて補間手段11へと順次入力される。
【0102】次の受波フォーカス段に移行するときに
は、同様に遅延メモリ10の読み出し開始アドレスA1
12がアドレス加算部14の出力として与えられ、受波
フォーカスの切り替えパルスに同期して、遅延メモリ1
0のアドレスA112から読み出しが開始される。
【0103】この間、受波フォーカスの切り替えに伴
い、受波フォーカスデータの欠如が起こらないようにタ
イミングが設定されることはいうまでもない。
【0104】従来は、この受波フォーカスの切り替えに
伴う開始アドレスは、図12に示したように、受波フォ
ーカスデータメモリ32にアドレスデータとして記憶し
ていた。
【0105】一方、本実施の形態1では、ラスタが切り
替わり、受波の読み出しが開始されるときの読み出し開
始アドレスを、予め初期値記憶部12、19に記憶して
おく。
【0106】すなわち、受波フォーカスの遅延を計算す
る基準となる超音波振動子に対する読み出しアドレスの
差、たとえば、256が初期値であり、受波信号の受波
フォーカスの2段目が基準チャンネルに対して、アドレ
スの差がたとえば240、受波信号のサンプリング周期
がT(ns)(ただし、nsは10~9秒を示す)とした
場合、最初の受波フォーカスの遅延量は256×T(n
s)、2段目は240×T(ns)となる。
【0107】したがって、本実施の形態1では、256
を初期値として第1の初期値記憶手段12に記憶してお
き、2段目の受波フォーカス切り替えの時、初段のアド
レス256の2段目の遅延量240との差分値を差分デ
ータ付与部15より、アドレス加算手段14に与える。
【0108】遅延メモリ10に与える受波フォーカス2
段目の受波フォーカスデータは、256と240との差
である16が、第1の差分データ付与手段15よりアド
レス加算手段14に与えられる。また、受波フォーカス
切り替え時の遅延メモリ10のアドレスを第1のセレク
タ24により選択し、アドレス加算に与えられ、遅延メ
モリに与えられるアドレスが計算され、メモリアドレス
設定手段13により遅延メモリ10に与えられる。
【0109】これにより、遅延メモリのアドレスとして
240を2進数で表すために、8bitのアドレスデー
タが必要であったものが、読み出しアドレスの差である
16を2進数で表すための4bitのアドレスデータで
すむので、データ数を減らせる。
【0110】次に、受波信号処理手段4をhチャンネ
ル、ラスタ数をM、受波フォーカス段数をnとした場合
の1番目のチャンネルについて説明する。
【0111】まず、1番目のラスタの1番目の受波フォ
ーカスデータに対する遅延メモリ読みだし開始アドレス
が、予め全体制御手段29より入力され、第1の初期値
記憶手段12に記憶されている。
【0112】これは、電源投入時、超音波探触子を判定
して、全体制御手段29にある図示しないROMから転
送される。
【0113】なお、第1の初期値記憶手段12および第
2の初期値記憶手段19は、全ラスタの各受波フォーカ
スデータの初期値を記憶しておいてもよい。
【0114】また、図示しない情報処理装置の演算部
(CPU、DSP)で、超音波探触子データに関連す
る、周波数、振動子ピッチ、走査タイプ等のデータから
演算により与えてもよい。
【0115】1番目のラスタの受波フォーカスの1段目
の受波フォーカスデータは、この場合、遅延メモリ10
の最初の読み出しアドレスA111を第1の初期値記憶
手段12から読み出し、アドレス加算手段14に入力す
る。
【0116】一方、差分データΔA111が、差分受波
フォーカスデータ部28から第1の差分データ付与手段
15に入力され、差分データΔA111が第1の差分デ
ータ付与手段15からアドレス加算手段14に入力さ
れ、メモリアドレス設定手段13の出力であるA111
と、第1の差分データ付与手段の出力であるΔA111
とが加算される。このとき、受波フォーカスの段数は1
なので、当然ΔA111は0である。
【0117】したがって、読み出し開始クロックに同期
して、遅延メモリ10からアドレスA111に記憶され
た受波信号が読み出される。
【0118】一方、補間手段11においても遅延メモリ
10の制御と同様であるが、一般に補間は、種々の係数
を設定する必要があるので、受波フォーカス位置が変わ
るまで、すなわち、受波フォーカスの段数が変わるま
で、それまでの係数が記憶されている補間係数メモリ1
6のアドレスは一定である。ただし、遅延メモリの場合
は、受波フォーカスデータは同様に切り替え開始時に一
つ与えるが、遅延メモリ10の読み出しアドレスは、基
本的にサンプリングクロックでカウントアップされてい
く。
【0119】第2の初期値記憶手段19に1番目のラス
タの受波フォーカスの1段目の受波フォーカスデータで
ある補間係数B111が記憶されており、読み出された
データが補間データアドレス加算手段17に入力され、
差分データであるΔB111が差分受波フォーカスデー
タ手段28から第2の差分データ付与手段18に入力さ
れ、差分データΔB111が第2の差分データ付与手段
18から補間アドレス加算手段17に入力され、第2の
セレクタ25の出力であるB111と、第2の差分デー
タ付与手段の出力であるΔB111とが加算される。
【0120】このとき、受波フォーカスの段数は1なの
で当然ΔB111は0である。したがって、読み出し開
始クロックに同期して補間係数メモリ16のB111の
アドレスに記憶されている補間データが補間手段11に
設定され、補間処理される。
【0121】なお、補間データは、補間方法により異な
り、1個の場合もあるし複数の場合もある。
【0122】次に、受波フォーカス段が1だけ進んだ2
段目の場合について、図2および図3に基づいて説明す
る。
【0123】遅延記憶部10の読み出しアドレスは、次
の受波フォーカスの切り替えまでにk個の受波信号を処
理すると仮定すると、切り替え時の遅延記憶部10の読
み出しアドレスは、A111+kである。
【0124】2段目の差分受波フォーカスデータがΔA
112とすると、A111+kを差分の基準とする必要
が生じる。すなわち、実際に遅延メモリ10の読み出し
に必要なアドレスは、A111+k+ΔA112であ
る。
【0125】したがって、遅延記憶部10のアドレスで
あるメモリアドレス設定手段13の出力を第1のセレク
タ24に入力し、初段の受波フォーカスのみ初期値を選
択し、次の受波フォーカスの段からは、遅延記憶部10
のアドレスを選択することによって、遅延メモリ10に
付与すべき遅延アドレスを実現する。
【0126】また、遅延メモリ10を、受波ビーム形成
において必要な最大遅延時間を実現するワード数より少
し多めにしたワード数で構成したメモリとした場合に
は、アドレス加算手段14および補間アドレス加算手段
17の出力が、その遅延メモリ10の最大ワード数(最
大アドレス数)を超えた場合、この超えた分のアドレス
をデータとしてメモリアドレス設定手段13や、補間係
数メモリのアドレスとして与えることによって、遅延メ
モリ10の容量を小さくできる。
【0127】このとき、受波データの遅延メモリへの書
き込みは、最大アドレスを超えたら最初の0アドレスに
戻ることになる。
【0128】補間手段11においても遅延メモリの制御
と同様であり、図3に示すように、補間係数メモリ16
のアドレスを第2のセレクタ25でフィードバックする
ことで実現する。
【0129】本実施の形態1において、同時に複数の受
波ビームを形成する場合、前述するように構成した受波
信号処理手段4と、加算手段5とを複数ビーム分だけ並
列に設け、各々で遅延メモリ10、補間手段11の受波
フォーカスデータの付与を前述の複ビームでない場合と
同様の処理を行なうことにより、受波フォーカスデータ
の軽減を実現できる。
【0130】また、受波信号処理手段4の1個分の回路
を使用して、受波データの処理を時分割処理して行なう
場合は、受波開始の受波フォーカスデータの初期値を同
時に形成するビーム数の分だけ第1の初期値記憶手段1
2および第2の初期値記憶手段19に記憶しておき、遅
延制御手段10、補間手段11による制御(このときの
制御は、アドレス制御、補間係数の読み出し制御であ
る)は、時分割で処理する。
【0131】本実施の形態1に用いるフォーカスデータ
メモリのメモリ構成の一例を図10に示し、以下、図1
0に基づいて、フォーカスデータメモリの概略構成を説
明する。
【0132】なお、図10に示すフォーカスデータメモ
リは、たとえば、1ワードが8ビットのメモリであり、
第1および第2の初期値記憶手段12、19に記憶され
るアドレス初期値が8ビット、第1および第2の差分デ
ータ付与手段15、18に記憶される差分が4ビットで
ある。
【0133】フォーカスデータメモリのアドレス0(ゼ
ロ)に第1番目のラスタの遅延メモリ10の読み出しア
ドレス初期値A111、アドレス1に補間係数メモリア
ドレスB111を、アドレス2に、遅延メモリ10の読
み出しアドレスΔA111、補間係数メモリアドレスΔ
B111、アドレス3に、同じく1番目のラスタのフォ
ーカス2段目の差分データがはいる。
【0134】フォーカス段数をnとした場合、メモリア
ドレスn+2に2番目のラスタのデータが1番目のラス
タと同様の順番に入る。
【0135】また、ラスタの数がMであるとする場合、
これをM回繰り返す構成となる。
【0136】以上、図10に示すように、本実施の形態
1においては、フォーカスデータメモリに格納するアド
レス情報は、ラスタの数とそれぞれ同数の第1および第
2の初期値記憶手段12、19に記憶されるアドレス初
期値が8ビットであり、他の差分は4ビットとなるの
で、フォーカスデータメモリを低減できる。
【0137】したがって、受波信号処理手段を構成する
回路規模を小さくできる。
【0138】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2の受波信号処理手段の1チャンネル分の概略構成を
示すブロック図であり、20は第1の検出時間誤差付与
手段(位相ずれアドレス値格納手段)、21は第2の検
出時間誤差付与手段(位相ずれアドレス値格納手段)を
示す。
【0139】図4において、第1の検出時間誤差付与手
段20は、生体内の音速不均一により生じる受波フォー
カスのぼけを補正するためのアドレス値を格納する手段
であり、特に、遅延メモリ10に格納される受波信号を
読み出す際の隣接チャンネル間での検出時間の誤差分に
相当するアドレス値を格納する。
【0140】第2の検出時間誤差付与手段21は、生体
内の音速不均一により生じる受波フォーカスのぼけを補
正するためのアドレス値を格納する手段であり、特に、
補間手段11に与える補間データを選択する際の隣接チ
ャンネル間での検出時間の誤差分に相当するアドレス値
を格納する。
【0141】なお、本実施の形態2の第1の検出時間誤
差付与手段20および第2の検出時間誤差付与手段21
に格納するアドレス値の算出方法については、後述す
る。
【0142】図5は、隣接チャンネル間での検出時間の
誤差分に相当するアドレス値を求める手段の一例の概略
構成を示すブロック図であり、22は相関器(位相ずれ
検出手段)、23は受波フォーカスデータ変換手段(補
正アドレス計算手段)を示す。
【0143】図5において、相関器22は隣接チャンネ
ルの遅延後の信号間の位相差を求める周知の相関器であ
り、本実施の形態においては、隣接する超音波振動子に
接続する受波信号処理手段4の出力に基づいて、隣接チ
ャンネルの遅延後の信号間の位相差を求める。また、そ
の出力は、受波フォーカスデータ変換手段23に接続さ
れる。
【0144】受波フォーカスデータ変換手段23は、相
関器22の位相差出力に基づいて、時間差および補間係
数に対応するアドレス値を求める手段であり、たとえ
ば、情報処理装置で実行されるプログラム、あるいは、
予め周知のROM(ReadOnly Memory)
に格納したデータを読み出すことによって実現可能であ
る。
【0145】次に、図4および図5に基づいて、本実施
の形態2の受波信号処理手段4の動作を説明すると、受
波フォーカスデータは、生体内の音速を均一とみなした
想定音速によって、受波フォーカス点までの距離差によ
る遅延時間を計算し、各振動子で受波する受波信号に与
えて、受波フォーカスを実現している。このとき、送波
も同様である。
【0146】しかしながら、実際には生体内の音速の不
均一の存在のために、遅延時間に誤差を生じ超音波ビー
ムが正しく受波フォーカスされないということが周知で
あり、本実施の形態2では、遅延した後で隣接する超音
波振動子間の位相差を検出(遅延時間が正しければ位相
差0)して、想定音速より求めた遅延時間を補正する方
法を適用している。
【0147】したがって、図5に示すように、相関器2
2によって、まず、受波信号処理手段4による隣接チャ
ンネルの遅延後の信号間の位相差を求め、次に、この位
相差を受波フォーカスデータ変換手段23で時間差およ
び補間係数に変換した後、各々のアドレス値を求める。
【0148】このときの時間差は、サンプリング時間で
量子化して遅延メモリ10のアドレス増減分値とでき
る。また、補間係数値も補間係数メモリ16の係数値の
量子化単位で量子化して、その値を補間係数メモリのア
ドレスの増減分値とする。
【0149】前述するようにして求めた増減分値のアド
レス値を、図4に示す第1および第2の検出時間誤差付
与手段20、21に保持する。
【0150】次に、前述する実施の形態1で説明した受
波フォーカスデータの第1および第2の差分データ付与
手段15、18より与えられる差分値と、第1および第
2のセレクタ24、25で選択された受波フォーカス開
始アドレスとを、各々の加算器すなわちアドレス加算手
段14および補間データアドレス加算手段17で加算す
ることにより、生体不均一による受波フォーカスデータ
のずれを補正する。
【0151】このとき、たとえば、第1番目の受波信号
処理手段4と第2番目の受波信号処理手段4とで遅延時
間の誤差としてΔC、補間係数の誤差をアドレス変換し
てΔDが、それぞれ検出された場合、チャンネル2すな
わち第2番目の受波信号処理手段4の1番目のラスタで
2段目の受波フォーカスは以下に示すようになる。
【0152】次の受波フォーカスの切り替えまでにk個
の受波信号を処理すると仮定すると、切り替え時の遅延
メモリ10の読み出しアドレスは、A211+kとな
る。
【0153】2段目の差分受波フォーカスデータがΔA
212とすると、必要なアドレスは、A211+k+Δ
A212+ΔCとなり、一方、補間係数メモリ16のア
ドレスは、B211+ΔB212+ΔDとなる。
【0154】すなわち、第1の検出時間誤差付与手段2
0にはΔCが、第2の検出時間誤差付与手段21にはΔ
Dが格納され、差分データと共にそれぞれアドレス加算
手段14および補間データアドレス加算手段17に出力
される。
【0155】したがって、遅延メモリ10から読み出さ
れる受波信号、および、この受波信号に補間を行うため
に補間係数メモリ16から読み出される補間係数に含ま
れることになる生体不均一による受波フォーカスデータ
のずれを、より少ないメモリ量で補正できる。
【0156】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3の受波信号処理手段の1チャンネル分の概略構成を
示すブロック図であり、26は第1の初期処理ばらつき
付与手段(ばらつき値アドレス格納手段)、27は第2
の初期処理ばらつき付与手段(ばらつき値アドレス格納
手段)を示す。
【0157】図6において、第1の初期処理ばらつき付
与手段26は、各超音波振動子から各受波信号処理手段
4に至るまでの受波信号の初期の時点における各超音波
診断装置に固有の誤差を補正するための定数を格納して
おく手段であり、特に、遅延メモリ10に格納される受
波信号を読み出す際の各超音波診断装置に固有の誤差を
補正するための定数を格納する。
【0158】第2の初期処理ばらつき付与手段27は、
各超音波振動子から各受波信号処理手段4に至るまでの
受波信号の初期の時点における各超音波診断装置に固有
の誤差を補正するための定数を格納しておく手段であ
り、特に、補間係数メモリ16に格納される補間係数を
読み出す際の各超音波診断装置に固有の誤差を補正する
ための定数を格納する。
【0159】なお、本実施の形態3においては、第1の
初期処理ばらつき付与手段26および第2の初期処理ば
らつき付与手段27は、遅延メモリ10および補間係数
メモリ16の読み出しアドレス値を補正するための定数
を格納する手段であり、たとえば、全体制御手段29の
図示しない記憶部に記憶しておき、超音波装置の電源投
入と共に主メモリ上に読み出すことにより実現する。
【0160】また、第1および第2の初期処理ばらつき
手段26,27のデータは、オフセットとして、それぞ
れ第1および第2の初期値記憶手段12,19に図示し
ない加算器により加算されるものである。
【0161】次に、図6に基づいて、本実施の形態3の
受波信号処理手段4の動作を説明すると、まず、各超音
波振動子から各受波信号処理手段4に至るまでの受波信
号の初期の時点における超音波診断装置に固有の誤差、
すなわち、受波回路での受波信号の初期処理ばらつきの
補正について説明する。
【0162】受波回路の初期処理ばらつきすなわち誤差
を検出するには、種々の方法が考えられるが、本実施の
形態3では、たとえば、生体内の音速の不均一補正の検
出手段である実施の形態2の図5に示す相関処理を用い
る。
【0163】すなわち、超音波装置の出荷時の検査や、
超音波装置の電源投入時に隣接する超音波振動子間の位
相差をを測定するものである。
【0164】前者の場合、たとえば、超音波探触子1を
水槽にセットし、次に、平板ターゲットをこの超音波探
触子1と平行にセットした後、超音波の送受波を行な
う。このとき、ある程度超音波装置をエージングしてお
くことにより、受波を行うアナログ回路部分の温度差に
よる特性の変化の影響がないようにして、すなわち、超
音波装置全体の温度が落ち着いてから隣接する超音波振
動子間の位相差の測定を行なう。
【0165】このとき、予め設定した特定のラスタで、
図5に示す相関器22よって計測した位相差が超音波装
置特有の遅延時間のばらつきの値となる。
【0166】このばらつきの値が受波フォーカスデータ
手段23によって、受波フォーカスデータの誤差アドレ
スに変換される。変換後の誤差アドレスの値は、前述す
るように、たとえば、全体制御手段29の図示しない記
憶部に記憶しておき、超音波装置の使用時にその値を読
み出し、第1および第2の初期処理ばらつき付与手段2
6、27にセットする。
【0167】すなわち、実施の形態3の超音波装置に接
続される超音波探触子全てについて、予め装置の出荷前
の段階で装置毎に特有の遅延時間のばらつきの測定を行
ない、得られた遅延時間のばらつきを装置内のたとえば
外部記憶装置等に記憶しておく。
【0168】超音波装置の使用時には、たとえば、全体
制御手段29の図示しない選択手段が接続される超音波
探触子1を認識して、その超音波探触子1を接続した時
に該当する遅延時間ばらつきデータを選択し、第1およ
び第2の初期処理ばらつき付与手段26、27に選択し
た超音波探触子1を接続した時の遅延時間ばらつきデー
タをセットすることによって、超音波装置特有の遅延時
間のばらつきを補正できる。
【0169】ただし、遅延時間ばらつきデータは、セク
タ走査のときには口径移動がないので超音波振動子から
受波信号の通過経路が一定であるので、ラスタによらず
一定と考えられ、診断開始時に第1および第2の初期処
理ばらつき付与手段26、27に一度記憶する。
【0170】一方、リニア等の口径移動のある超音波探
触子1を用いる場合は、各受波信号処理段4までの経路
が異なるので、ラスタ毎に補正値を診断開始時に第1お
よび第2の初期処理ばらつき付与手段26、27に記憶
しておく。
【0171】診断開始時に第1および第2の初期処理ば
らつき付与手段26、27に口径移動に伴う経路の違い
による遅延時間の誤差が少ないと考えられる場合には、
セクタ走査の場合と同様に、超音波装置特有の遅延時間
のばらつきデータは一つでよい。また、このときの補正
アドレスは、全体制御手段29において、初期値に取り
入れてから各受波信号処理手段4の第1および第2の初
期値記憶手段12、19に転送してもよいことはいうま
でもない。
【0172】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4の受波信号処理手段の1チャンネル分の動作を説明
するための図であり、図7(a)は受波信号処理手段の
1チャンネル分の概略構成を示すブロック図であり、図
7(b)は多層サンプリングクロックの選択の方法を説
明するための図である。
【0173】図7において、31は多層サンプリングク
ロック発生手段、33は誤差補正付与手段を示ており、
多層サンプリングクロック発生手段31は、周知の多層
クロック発生手段である。
【0174】誤差補正付与手段33は、超音波装置固有
の特性ばらつきや、生体の音速不均一による遅延時間誤
差を補正するために必要な遅延時間を有するサンプリン
グクロックを選択する手段であり、詳細は後述する。
【0175】本実施の形態4の受波信号処理手段は、微
小遅延を補間処理ではなく、公知技術であるサンプリン
グクロックを多層有して、基準となる受波信号処理手段
4のADCサンプリングクロックから所定の微小時間ず
れたクロックを選択し、このクロックで受波信号をサン
プリングすることによって、基準となる超音波振動子と
の遅延時間をサンプリング時間間隔より小さな微小遅延
を実現し、そのサンプリングされた受波信号を遅延メモ
リ10に記憶し、遅延を受波信号の遅延をサンプリング
間隔で行う、周知の波面同期サンプル(凹面サンプル)
へ本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0176】ただし、本実施の形態4においては、AD
C9のサンプリングクロックは、サンプリングクロック
発生手段31により与えられる。
【0177】次に、図7(b)に基づいて実施の形態4
の受波信号処理手段の動作を説明すると、この図に示す
ように、サンプリングクロックの周期はTであり、ΔT
時間単位でずらしたサンプリングクロックを複数もつ。
【0178】なお、本実施の形態4では、サンプリング
クロックは4層とする。
【0179】各受波信号処理手段4のADC9は、その
4層のサンプリングクロックのどれかを選択する。この
4層のサンプリングクロックを選択するためには、2b
itの制御信号が必要となる。このサンプリングクロッ
クの選択データが、受波フォーカスデータの一つであ
る。
【0180】さらには、サンプリング間隔での遅延が、
前述の場合と同じであり、第1の初期値記憶手段12、
第1の差分データ付与手段15、アドレス加算手段14
およびメモリアドレス設定手段13により与えられる。
【0181】サンプリングクロック発生手段31は4層
のサンプリングクロックを選択する選択データに、前述
するのと同様に、超音波装置固有の特性ばらつきや、生
体の音速不均一による遅延時間誤差を補正するための補
正値を検出し、サンプリング周期で量子化した余りをさ
らに、多層サンプリングクロックの差ΔTで量子化し、
後者の値でサンプリングクロックを補正する(選択する
データ)データに、受波フォーカスデータ変換手段23
で変換する。
【0182】受波フォーカスデータ変換手段23は、変
換されたサンプリングクロック選択データを差補正付与
部33に与える。
【0183】たとえば、サンプリング間隔40ns、多
層クロック間の差ΔTがΔT=10ns、想定音速によ
る差分遅延量が220nsの場合、Tでの量子化によ
り、アドレスが5で、その余りは20nsとなり、微小
遅延が20nsとなる。
【0184】このとき、遅延メモリ10の遅延量は20
0nsとなる。
【0185】また、微小遅延クロック選択データが2
(微小遅延クロック選択データ=1、2、3でそれぞ
れ、基準チャンネルとのクロック差が10ns、20n
s、30nsとする)、遅延メモリ10の差分アドレス
が、200ns/40ns=5となる。
【0186】種々の誤差の合計が+90nsであった場
合、−90nsの補正が必要となる。
【0187】したがって、90/40=2余り10ns
であるから、サンプリングクロック発生手段31に与え
る微小遅延クロック選択データに−1を与え、2−1=
1であり、10nsのずれのサンプリングクロックが選
択される。
【0188】また、遅延メモリ10の検出時間誤差に
は、−2が入力される。
【0189】この結果として、5−2=3が差分データ
となり、補正がされることになる。
【0190】以上に示す実施の形態1〜4において、各
受波信号処理手段4を一つあるいは複数チャンネル集積
することにより、超音波診断装置を小形、低価格化でき
ることはいうまでもない。
【0191】また、この集積化ASICには、制御手段
として、CPU(CentralProcessing
Unit、中央演算装置)、または、DSP(Dig
ital Signal Processer、)の様
な演算手段を集積して、受波フォーカスデータや生体内
の音速の不均一の検出の演算等を行わせることにより、
超音波診断装置の受波フォーカスの全体制御を軽減でき
ることはいうまでもない。
【0192】さらには、基板単位、超音波装置全体での
CPU制御でもよい。
【0193】また、本実施の形態では、ADC9のサン
プリングクロックと、後段の受波処理のクロックは同じ
ものとしてその動作の説明をしたが、たとえば、図9に
示すように、ADC9の後に、複素ミキシング手段34
を設け、この出力により複素信号とし、低周波(あるい
はゼロ周波数)に移動することによって、オーバーサン
プリングを実現し、低周波に移動してフィルタ35でそ
の成分を抽出した後、デシメートして信号数を減らし、
その後の遅延メモリ10、補間手段11のクロックを遅
くすることもできる。
【0194】このとき、クロックはそのままでもよいこ
とはいうまでもない。
【0195】また、ゼロ周波数に移動した受信信号を遅
延メモリ10に移動し、前述と同様に読み出しでサンプ
リング間隔の遅延をし、その複素信号を補間手段11で
処理する。この処理は位相を回転する処理となる。
【0196】なお、本実施の形態の超音波装置は、セク
タ走査方式の超音波装置であるが、口径移動するリニア
方式およびコンベックス方式等の他の方式の超音波装置
にも適用可能なことはいうまでもない。
【0197】また、本発明は低速のADCの内でも、そ
のサンプリング周期が、たとえば、20MHzから60
MHzのものに対して、特に、前述する効果が顕著とな
る。
【0198】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0199】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0200】(1)超音波装置において、ディジタル化
された受波ビ−ムの形成に使用する受波フォーカスデー
タを軽減できる。
【0201】(2)超音波装置において、受波信号処理
手段を構成する回路の面積を小さくできる。
【0202】(3)超音波装置において、各処理手段に
おける超音波診断装置個々に特有の時間ばらつきを補正
できる。
【0203】(4)超音波装置において、被検体内の各
部位で音速分布が異なることにより生じる遅延誤差を補
正できる。
【0204】(5)超音波装置において、遅延メモリの
記憶容量を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の超音波装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の受波信号処理手段の1チャンネ
ル分の基本構成を説明するためのブロック図である。
【図3】実施の形態1の受波信号処理手段の概略構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2の受波信号処理手段の1
チャンネル分の概略構成を示すブロック図である。
【図5】隣接チャンネル間での検出時間の誤差分に相当
するアドレス値を求める手段の一例の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3の受波信号処理手段の1
チャンネル分の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態4の受波信号処理手段の1
チャンネル分の動作を説明するための図である。
【図8】本実施の形態1の受波信号処理手段の動作を説
明するための図である。
【図9】ADCのサンプリングクロックと後段の受波信
号処理手段のクロックとが異なる超音波装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態1のフォーカスデータメモリの
メモリ構成の一例を示す図である。
【図11】従来の超音波装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図12】従来の超音波装置の受波処理手段の概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…超音波探触子、2…アナログ送受切り替え回路、3
…送波回路、4…受波信号処理手段、5…加算手段、6
…信号処理手段、7…表示手段、9…アナログ−ディジ
タル変換器、10…遅延メモリ、11…補間手段、12
…第1の初期値記憶手段、13…メモリアドレス設定手
段、14…アドレス加算手段、15…第1の差分データ
付与手段、16…補間係数メモリ、17…補間データア
ドレス加算手段、18…第2の差分データ付与手段、1
9…第2の初期値記憶手段、20…第1の検出時間誤差
付与手段、21…第2の検出時間誤差付与手段、22…
相関器、23…受波フォーカスデータ変換手段、24…
第1のセレクタ、25…第2のセレクタ、26…第1の
初期処理ばらつき付与手段、27…第2の初期処理ばら
つき付与手段、28…差分受波フォーカスデータ手段、
29…全体制御手段、31…多層サンプリングクロック
発生手段、32…受波フォーカスデータメモリ、33…
誤差補正付与手段、34…複素ミキシング手段、35…
フィルタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送波および受波する複数の超音
    波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号を各
    々デジタル信号に変換する複数の変換手段と、該変換手
    段の出力を格納する複数の受波データ格納手段と、該受
    波データ格納手段に格納される受波データを読み出して
    加算する信号加算手段と、該加算した信号を所定の順番
    に出力する出力制御手段と、該出力信号に基づいた超音
    波画像を表示する表示手段とを有する超音波装置であっ
    て、 前記受波データ格納手段に格納される受波信号データの
    内、一番目に読み出す受波信号データのアドレス値を格
    納する初期アドレス格納手段と、各フォーカス段毎のア
    ドレス値の差分値を格納する差分値格納手段と、前記一
    番目に読み出すアドレス値あるいは前段のアドレス値と
    前記差分値とを加算するアドレス加算手段とを具備し、
    前記受波信号データ読み出し時には、前記初期アドレス
    格納手段に格納されるアドレス値あるいはフォーカス前
    段のアドレス値と、前記差分値格納手段に格納される差
    分値とに基づいて、前記フォーカス段に該当する受波信
    号データを順次読み出して遅延処置することを特徴とす
    る超音波装置。
  2. 【請求項2】 超音波を送波および受波する複数の超音
    波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号をデ
    ジタル信号に変換する変換手段と、該変換手段の出力を
    格納する格納手段と、該格納手段に格納される受波信号
    を読み出して遅延し、該遅延された受波信号に補間処理
    する補間処理手段と、該補間処理後の複数の受波信号を
    加算する信号加算手段と、該加算した信号を所定の順番
    に出力する出力制御手段と、該出力信号に基づいた超音
    波画像を表示する表示手段とを有する超音波装置であっ
    て、 補間係数を格納する補間係数格納手段と、該補間係数格
    納手段に格納される補間係数の内、1番目に読み出す補
    間係数アドレス値を格納する初期補間係数アドレス格納
    手段と、各フォーカス段毎の補間係数アドレス値の差分
    値を格納する補間係数差分値格納手段と、前記一番目に
    読み出す補間係数のアドレス値あるいは前段の補間係数
    のアドレス値と前記差分値とを加算する補間係数アドレ
    ス加算手段とを具備し、補間係数読み出し時には、前記
    初期補間係数アドレス格納手段に格納される補間係数ア
    ドレス値あるいは前段のアドレス値と、前記補間係数差
    分値格納手段に格納される差分値とに基づいて、前記フ
    ォーカス段に該当する補間係数を読み出し、前記格納手
    段から読み出された受波信号を補間処理することを特徴
    とする超音波装置。
  3. 【請求項3】 超音波を送波および受波する複数の超音
    波振動子と、該超音波振動子が受波した超音波信号をデ
    ジタル信号に変換する変換手段と、該変換手段の出力を
    格納する格納手段と、該格納手段に格納される受波信号
    を読み出し順番に補間処理する補間処理手段と、該補間
    処理後の複数の受波信号を加算する信号加算手段と、該
    加算した信号を所定の順番に出力する出力制御手段と、
    該出力信号に基づいた超音波画像を表示する表示手段と
    を有する超音波装置であって、 前記受波データ格納手段に格納される受波信号データの
    内、一番目に読み出す受波信号データのアドレス値を格
    納する初期アドレス格納手段と、各フォーカス段毎のア
    ドレス値の差分値を格納する差分値格納手段と、前記一
    番目に読み出すアドレス値あるいは前段のアドレス値と
    前記差分値とを加算するアドレス加算手段と、補間係数
    を格納する補間係数格納手段と、該補間係数格納手段に
    格納される補間係数の内、1番目に読み出す補間係数ア
    ドレス値を格納する初期補間係数アドレス格納手段と、
    各フォーカス段毎の補間係数アドレス値の差分値を格納
    する補間係数差分値格納手段と、前記一番目に読み出す
    補間係数のアドレス値あるいは前段の補間係数のアドレ
    ス値と前記差分値とを加算する補間係数アドレス加算手
    段とを具備し、前記受波信号データ読み出し時には、前
    記初期アドレス格納手段に格納されるアドレス値あるい
    はフォーカス前段のアドレス値と、前記差分値格納手段
    に格納される差分値とに基づいて、前記フォーカス段に
    該当する受波信号データを順次読み出すと共に、前記初
    期補間係数アドレス格納手段に格納される補間係数アド
    レス値あるいは前段のアドレス値と、前記補間係数差分
    値格納手段に格納される差分値とに基づいて、前記フォ
    ーカス段に該当する補間係数を読み出し、前記格納手段
    から読み出された受波信号を補間処理することを特徴と
    する超音波装置。
  4. 【請求項4】 複数の超音波振動子により受信された受
    信信号を遅延し位相合わせをした受信信号における各超
    音波振動子間の前記受信信号の位相ずれを検出する位相
    ずれ検出手段と、該位相ずれ検出手段の出力値に基づい
    て、位相ずれの補正値に相当するアドレス値を計算する
    補正アドレス計算手段と、該補正アドレス値を格納する
    位相ずれアドレス値格納手段と、該位相ずれアドレス値
    に基づいて、前記アドレス加算手段および前記補間係数
    アドレス加算手段に入力する差分値を補正する手段とを
    具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の超音波装置。
  5. 【請求項5】 装置ごとの個体差に基づく超音波計測特
    性を予め計測し、該計測値に基づいて算出した補正値に
    相当するアドレス値を格納するばらつき値アドレス格納
    手段と、該ばらつき値アドレス格納手段のアドレス値に
    基づいて、前記初期アドレス値および前記初期補間係数
    アドレス値を補正する手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1項に記載の超音波装
    置。
  6. 【請求項6】 前記受波データ格納手段は、前記変換手
    段でデジタル信号に変換した超音波信号を所定の容量内
    で順番に格納していき、変換後の超音波信号が前記受波
    データ格納手段の容量を超えたときには、前記受波デー
    タ格納手段の先頭から容量を超えた分の超音波信号を格
    納する手段であることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1項に記載の超音波装置。
  7. 【請求項7】 前記アドレス加算手段の出力するアドレ
    ス値と前記受波データ格納手段の容量とを比較し、前記
    アドレス加算手段の出力するアドレス値が前記受波デー
    タ格納手段の容量を越えるアドレス値となった場合、該
    越えたアドレス値から前記受波データ格納手段の容量分
    のアドレス値を減算し、該アドレス値に基づいて、前記
    フォーカス段に該当する受波信号データを順次読み出す
    読み出しアドレス設定手段を具備することを特徴とする
    請求項6に記載の超音波装置。
JP19818196A 1996-07-26 1996-07-26 超音波装置 Expired - Fee Related JP3869046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19818196A JP3869046B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 超音波装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19818196A JP3869046B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 超音波装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1033534A true JPH1033534A (ja) 1998-02-10
JP3869046B2 JP3869046B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=16386834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19818196A Expired - Fee Related JP3869046B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 超音波装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3869046B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143164A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Aloka Co Ltd 超音波骨評価装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143164A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Aloka Co Ltd 超音波骨評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3869046B2 (ja) 2007-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4127034A (en) Digital rectilinear ultrasonic imaging system
US5469851A (en) Time multiplexed digital ultrasound beamformer
US20080137482A1 (en) Time multiplexed method and device for beamforming
US6491634B1 (en) Sub-beamforming apparatus and method for a portable ultrasound imaging system
US7508737B1 (en) Ultrasound receive beamformer
JPS62280650A (ja) 超音波信号の遅延方法および装置
JPH0854459A (ja) ビーム整形器およびビーム整形器の信号を生成する方法
JP2770391B2 (ja) 超音波撮像装置
US5831168A (en) Ultrasound signal processor
US4752896A (en) Ultrasonic imaging device
JPH03123879A (ja) 超音波エコーグラフ装置
CN110731796A (zh) 超声波诊断装置及超声波探头
JP3976897B2 (ja) 超音波装置
US5050611A (en) Ultrasonic imaging apparatus
JPH1033534A (ja) 超音波装置
US5891041A (en) Ultrasonic imaging system adapted for use with ultrasonic probes having different center frequencies
JPH11113900A (ja) 超音波診断装置
JPH0515532A (ja) ソフトウエア処理による整相加算器
JP3276503B2 (ja) 超音波診断装置
JP3600994B2 (ja) 超音波診断装置
JP4395558B2 (ja) 超音波診断装置
JPH08173431A (ja) 超音波診断装置
JP2630408B2 (ja) 超音波診断装置
JP2751295B2 (ja) ダイナミックフォーカス方式超音波診断装置
JPH1075952A (ja) 超音波断層装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040518

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061012

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees