JPH10336510A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH10336510A
JPH10336510A JP9145201A JP14520197A JPH10336510A JP H10336510 A JPH10336510 A JP H10336510A JP 9145201 A JP9145201 A JP 9145201A JP 14520197 A JP14520197 A JP 14520197A JP H10336510 A JPH10336510 A JP H10336510A
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JP
Japan
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solid
camera shake
imaging device
state imaging
ccd
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JP9145201A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ueno
博之 上野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像装置を低速シャッタ駆動で動作させ
ても、ブレの無い静止画像を撮像することができる。 【解決手段】 CCD53の露光期間の直前に、CCD
53からの現撮像データs1とその直前の撮像データと
を比較する手振れ傾向取得期間を設ける。駆動制御回路
56では、その手振れ傾向取得期間の数垂直期間で各画
素の時間的なズレ(手振れ)が検知され、その結果、手
振れの傾向情報がわかる。その傾向情報(予測値)が手
振れ制御回路55を介して光学系52へ供給され、露光
期間中の光学系52の手振れ補正制御に反映する。ま
た、手振れ傾向取得期間では、間引き読み出し駆動によ
り2倍速でCCD53から信号電荷が読み出されるた
め、1/2の時間で読み出すことができる。そして、露
光期間中に蓄積された電荷は、読み出し期間で読み出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に電子スチル
カメラおよびコンピュータ用のカメラといった映像機器
における光学系制御を用いて手振れ補正機能を実現する
ようにした固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にビデオカメラや電子スチルカメラ
では、撮像装置として固体撮像装置が用いられる。固体
撮像装置による映像の撮像における手振れ補正制御手段
には、電子式と光学式がある。電子式には、半導体メモ
リを使って画枠を移動するメモリ制御方式と、CCD
(固体撮像素子、Charge Coupled Device )から映像信
号を読み出すタイミングを変えるCCD駆動制御方式と
がある。また、光学式には、本体の動きに合わせてレン
ズ自体を動かすジンバルメカ方式と、2枚のガラスの間
に高屈折率の液体を封入し蛇腹でつなぎ、その2枚のガ
ラスをそれぞれ縦と横に回転軸を付けて自由に動くよう
にしたアクティブ・プリズムをカメラ・レンズの前に配
置するようにしたアクティブ・プリズム方式がある。
【0003】また、手振れ検出の方法としては、半導体
メモリを利用し、画像処理で被写体の移動量と方向を検
出する動きベクトル検出と、角速度センサによってカメ
ラ本体の揺れを直接検出する角速度検出とがある。従
来、特に動画像を対象とした固体撮像装置においては、
上述の手振れ補正制御手段と手振れ検出とを組み合わせ
て手振れ補正を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子スチル
カメラの場合、一般に静止画像を対象にその撮像を行う
ことが多くなる。一見、手振れ補正とは縁が無くなるか
のようであるが、実際には、フィルムカメラの例でも見
られるように、機材を用いてカメラを固定しなかった場
合、やはり手振れ現象は生じる可能性が残っている。そ
して、これは低速シャッタ駆動を想定した場合、さらに
大きな問題となる。
【0005】従って、この発明の目的は、静止画像を撮
像する際、特に低速シャッタ駆動を行う場合にも、ブレ
の無い画像を得ることが可能な固体撮像装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、撮像データを出力する固体撮像素子と、固体撮像素
子に画像を収斂する光学手段と、固体撮像素子の露光期
間の直前に、読み出される撮像データに基づいて露光期
間における手振れ補正制御を行う制御手段とからなるこ
とを特徴とする固体撮像装置である。
【0007】低速シャッタ駆動を行う際に、その露光期
間の直前の手振れ傾向取得期間において数垂直期間に渡
って手振れの動きの傾向情報を取得する。この傾向情報
が手振れ補正制御の予測値として露光期間に反映され
る。
【0008】さらに、手振れ傾向取得期間において、よ
り精度を上げるため、全画素読み出しと、ライン数が間
引かれる間引き読み出しとが選択的に可能となるCCD
を用いて、このCCDをn倍速で駆動する。この場合通
常駆動と同じ時間内において、n倍の情報を得ることと
なるので、より詳細な手振れの傾向情報を得ることがで
き、その傾向情報がより詳細な手振れ補正制御の予測値
として露光期間に反映される。
【0009】さらにまた、より精度を上げるため、ズレ
具合の検知に最低限必要な水平期間分を除いて、高速掃
き出し駆動を行わせる。この場合も、垂直期間当りの単
位時間を短縮できるため、通常駆動と同じ時間内におい
て、より詳細な手振れの傾向情報を得ることができ、そ
の傾向情報がより詳細な手振れ補正制御の予測値として
露光期間に反映される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。まず、この発明の説明
を容易とするため、概略図である図1を用いてこの発明
に用いられるn倍速の読み出しが可能なCCDの一例を
説明する。この一例では、CCD1はインターライン方
式を採用し、イメージエリアに2次元配列されたフォト
センサ(例えばフォトダイオード)2と、フォトセンサ
2の間に設けられ、フォトセンサ2からの信号電荷を水
平CCD(水平転送部)4へ転送するための垂直CCD
(垂直転送部)3と、水平CCD4に接続されたバッフ
ァアンプ5とを有する。
【0011】フォトセンサ2には、後述するような配列
の色フィルタを通った撮像光が入射する。一つのフォト
センサ2と垂直CCD3中の1ビットとが対応するよう
に構成され、各フォトセンサ2からの信号電荷を混合す
ることなく垂直CCD3に読み出し、全画素の信号を混
合することなく順次、水平CCD4に転送することが可
能とされている。そして、水平CCD4を駆動すること
によって、信号をフローティングディフュージョンエリ
アであるバッファアンプ5に転送し、順次電圧に変換し
て出力する。
【0012】CCD1の単位画素の平面図を図2に示
し、垂直CCD3の構造を図3に示す。垂直CCD3
は、例えば3層電極3相駆動の構成とされている。図2
において、6は、垂直CCD3の転送チャンネル、7
は、各画素間、並びに画素および転送チャンネル間を分
離するためのチャンネルストッパ、8、9および10
は、それぞれ垂直CCD3の転送ゲートである。転送ゲ
ート9は、読み出しゲートを兼用している。なお、図2
では、遮光膜等についての図示が省略されている。転送
ゲート8、9、10は、図3に示すように、第1、第2
および第3の多結晶シリコン電極を加工して形成され
る。これらの転送ゲート8、9、10に対して、垂直駆
動パルスφV1 、φV2 、φV3 がそれぞれ印加され
る。
【0013】フォトセンサ2から垂直CCD3へ信号を
読み出す場合、フォトセンサ2に隣接した転送ゲート、
すなわち、読み出しゲートを兼ねる転送ゲート9に対し
て、垂直転送クロックφV2 のハイレベルより高いバイ
アス電圧(読み出しパルスと称する)を印加する。ゲー
ト9に読み出しパルスを供給すると、1つの画素が垂直
CCD3の1ビットに対応しているので、全てのフォト
センサ2から信号電荷が垂直CCD3に読み出される。
水平CCD4は、転送クロックφH1 、φH2によっ
て、1ライン分のデータを出力する。なお、水平CCD
4としては、例えば複合チャンネル水平CCD構造を採
用することができる。その場合、出力部が2チャンネル
の構成とされる。
【0014】上述したCCDは、全画素の信号を混合す
ることなく順次出力することができるので、電子スチル
カメラ、画像取込みに適している。しかしながら、上述
したように、インターレース出力を行う同じ画素数のビ
デオカメラ用撮像素子と比較して、同じクロックで電荷
の転送を行うと、1画面(画面の上端から下端まで)の
出力時間が倍となる。この一例では、手振れの傾向情報
を得るための撮像信号として、水平ライン数を減少させ
ることによって、1画面の撮像信号を高速に出力するも
のであり、且つ、このライン間引きの場合に、カラーフ
ィルタの配列で規定される垂直方向の色シーケンスが崩
れることがないようにするものである。
【0015】上述した全画素読み出し可能なCCDにお
いて、ライン数を間引くためには、フォトセンサ2から
の信号電荷の読み出しに寄与している転送ゲート(第2
の多結晶シリコン)9に対する配線を二つに分けること
によって可能である。色の繰り返し周期をNで表す。図
4は、上下2画素で1周期となる(N=2)の場合にこ
の発明を適用した撮像素子の一例である。
【0016】単板式のCCDの色フィルタの配列として
は、R(赤色を通すフィルタ)、G(緑色を通すフィル
タ)、B(青色を通すフィルタ)を図5Aに示すように
配列したもの(ベイヤ方式)が知られている。全体の半
分の画素に感度の高いGのフィルタを配置する。また、
図5Bに示す補色市松配置の色フィルタも知られてい
る。図5Bにおいて、Ye、Cy、Mgは、それぞれ黄
色、シアン、マゼンタのフィルタである。図5Bに示す
補色フィルタは、原色フィルタに比して解像度を高める
ことができるので、ビデオカメラに採用されることが多
い。一方、図5Aに示す原色フィルタは、色の再現性の
点で優れ、電子スチルカメラに採用されることが多い。
【0017】この発明は、原色フィルタを有する単板式
撮像素子、および補色フィルタを有する単板式撮像素子
の何れに対しても適用できる。さらに、図示しないが、
Gのフィルタを備えた撮像素子と、RおよびBのフィル
タの配列を備えた撮像素子とからなり、二つの撮像素子
の位置関係が水平方向、または水平および垂直方向に画
素ピッチの1/2だけずらされた方式の撮像素子(いわ
ゆる空間絵素ずらし方式)に対しても適用することがで
きる。
【0018】図5Aの配列は、垂直方向の色の繰り返し
周期Nが(N=2)であり、図5Bの配列は、(N=
4)である。図4は、(N=2)であって、垂直方向の
1列のフォトセンサ2、垂直CCD3および垂直CCD
3のゲートのバス配線を1列の一部に関して示した模式
図である。フォトセンサ2のうちで左上コーナーに斜線
部を設けたものが一つの色フィルタ例えばGのフィルタ
に対応し、斜線部を設けないものが他の色フィルタ、例
えばBのフィルタと対応している。垂直CCD3は、上
述したように3層電極3相駆動形式のもので、CCDの
開口画素(遮光されていない画素)に隣接して3ビット
のゲートを有する。また、垂直CCD3は、第1の領域
Aと、第2の領域Bを含む。第1の領域Aは、ゲート2
1、22、23からなり、第2の領域Bは、ゲート3
1、32、33からなる。ゲート22および32が転送
兼読み出しゲートである。41、42、42´、43
は、垂直転送用の駆動パルスφV1 、φV2 、φV
2 ´、φV3 がそれぞれ供給されるバス配線である。
【0019】ゲート21および31がバス配線41に接
続され、ゲート23および33がバス配線43に接続さ
れる。これらのバス配線41、43には、それぞれ駆動
パルスφV1 、φV3 が供給される。駆動パルスφV2
に関して、2本のバス42および42´が設けられる。
第1の領域Aとは、転送兼読み出しゲート22がバス4
2と接続されるものを指し、第2の領域Bは、転送兼読
み出しゲート32がバス42´と接続されるものを指
す。なお、図4では、簡略化のために、バスラインが片
側しか描かれていないが、フォトセンサ2の両側にバス
ラインを配して、両側駆動するのが普通である。
【0020】この発明では、ライン間引きのために、第
1の領域Aがm(m=1,2,3,・・・)並んだ範囲
と、第2の領域BがN×a並んだ範囲とが垂直方向に交
互に形成される。図4に示す例は、(N=2、m=3、
a=2)の場合である。なお、mおよびaの値を任意に
選ぶことができるが、mおよびaを大きな値としても、
(m+N×a)が有効画素数の垂直画素数より小さいこ
とが必要である。
【0021】上述した一例において、第1の動作モー
ド、すなわち、全画素の信号を読み出すフルフレームの
動作時では、垂直CCD3の第1の領域Aおよび第2の
領域Bの両者にフォトセンサ2から信号が読み出され
る。そのためには、バス配線42および42´を通じて
ゲート22および32の両者に読み出しパルスが印加さ
れる。この場合、色フィルタの配列の順序と対応する色
シーケンス、例えばG、B、G、B、・・・のシーケン
スでもって色信号が出力される。
【0022】一方、第2の動作モード、すなわち、ライ
ン間引き動作時では、第1の領域Aのゲート22にのみ
バス配線42を介して読み出しパルスが印加される。従
って、mの範囲から信号が読み出され、N×aの範囲か
らは、信号が読み出されない。図4の例では、(m=
3)ラインから信号が発生し、(N×a=4)ラインか
ら信号が発生しない。間引かれるライン数が色の繰り返
し同期Nの整数倍であるので、ライン間引きの場合の撮
像出力の色信号の順序は、フルフレーム読み出しと同一
の関係に保たれる。
【0023】図6A〜図6Cは、撮像素子を駆動する場
合のタイミングを示し、図6Aがフルフレームの読み出
しを行う場合のタイミングを示す。各水平ブランキング
期間において、ラインシフトパルスLSとしての3相の
駆動パルスφV1 、φV2 、φV2 ´、φV3 が垂直C
CD3の第1の領域Aのゲート21、22および23
と、第2の領域Bのゲート31、32および33にそれ
ぞれ供給される。また、読み出しパルスも1V毎にゲー
ト22および32との両者に対して印加される。この読
み出しパルスによって、全てのフォトセンサから信号電
荷が垂直CCD3に読み出される。図6Bの詳細なタイ
ミングチャートに示すように、水平ブランキング期間内
で発生する駆動パルスφV1 、φV2 、φV2 ´、φV
3 が3相のものであり、1つのラインシフト期間によっ
て1ライン分電荷のシフトがなされる。フルフレームの
読み出し時には、各水平ブランキング期間内で、1ライ
ンシフトがなされる。
【0024】一方、ライン間引きの読み出しの場合で
は、図6Cに示すように、第1の領域Aのゲート22に
のみ読み出しパルスが印加される。それによって、第1
の領域Aに隣接したフォトセンサのみから信号電荷が読
み出される。ライン間引きの場合では、間引かれたライ
ンの垂直CCDには、信号電荷が読み出されず、無信号
となる。この無信号期間は、ラインシフト動作を複数回
繰り返すことによって除去できる。
【0025】例えば、図4に示す色配列の場合には、H
1で示される3画素分の電荷、具体的には、ひとつの第
1の領域Aの信号電荷と、2つの第2の領域Bの無信号
を、図7に示すように、第1の水平期間H1においてラ
インシフトパルスLSを3回供給することにより、水平
CCD4において合成する。同様に、第2の水平期間H
2においてラインシフトパルスLSを3回供給すること
により、ひとつの第1の領域Aの信号電荷と、2つの第
2の領域Bの無信号を、水平CCD4において合成す
る。また、第3の水平期間H3において、ラインシフト
パルスLSを1回供給することにより、ひとつの第1の
領域Aの信号電荷を1水平期間に水平CCD4に供給す
る。従って、各水平期間において、ひとつの第1の領域
からの信号電荷が、色シーケンスが変わることなく出力
されることになる。この図7に示す期間の動作が3水平
期間毎に繰り返される。
【0026】上述したこの発明に係るCCDは、実際の
出力となるライン数を減少することができるので、垂直
CCD3の第1の領域Aの並ぶ数m、第2の領域Bの並
ぶ数N×aの値を選ぶことによって、1フィールドのテ
レビジョンの水平走査線数以下に出力撮像信号のライン
数を抑えることができる。ベイヤ方式の色フィルタ配列
のような(N=2)の場合を例に出力ライン数の一例を
説明する。
【0027】図8に示すように、有効画素数(垂直×水
平)が(480×640)のVGA(Video Graphics Ar
ray)対応の撮像素子に対してこの発明を適用した場合で
は、(a=1、m=2)とされる。従って、ライン間引
きモードでは、出力ライン数を半分の240ラインとで
きる。図9に、図8に示す撮像素子の場合の垂直1列の
垂直CCDの構造を、図10に図9に示す撮像素子を第
2の動作モードで駆動するための駆動パルスのタイミン
グチャートを示す。尚、図4と対応する部分には、同一
の符号を付してその説明を省略する。この場合、各水平
期間において、2回ラインシフトパルスLSが供給され
る。また、第2の動作モードにおいて、第1の水平期間
H1には、Rのみの信号が、第2の水平期間H2には、
Gのみの信号が読み出される。この図9に示す例では、
各水平期間に加算されるライン数が同じなので、色ずれ
の問題などが生じない。
【0028】上述したようなCCDを適用したこの発明
の実施の一形態を、図11に示す固体撮像装置の概略構
成図を用いて説明する。51に示す固体撮像装置は、C
CD(固体撮像素子)53と、そこに画像を収斂する光
学系52と、このCCD53と光学系52とを制御する
手振れ制御回路55と、CCD53を駆動するタイミン
グ発生回路54と、これら全体の駆動を制御する駆動制
御回路56とから構成される。例えば、光学系52は、
手振れ補正を含む。具体的には、光学式のジンバルメカ
方式またはアクティブ・プリズム方式などの公知のもの
を使用できる。さらにこの発明では、これらに限らず、
光軸を制御例えば光軸を移動させたり、光軸を曲げたり
できるようなものであればどのようなものでも良い。
【0029】そして、各ブロック間には、CCD53か
ら出力される撮像データs1と、CCD53を駆動する
タイミング信号s2と、手振れ補正を行うように、光学
系52を制御するための手振れ制御信号s3と、タイミ
ング発生回路54の駆動を制御する駆動制御信号s4
と、手振れ制御回路55に与えられる駆動制御データs
5とが存在する。
【0030】この固体撮像装置51の動作を説明する。
まず、光学系52で収斂された画像がCCD53に供給
される。この光学系52では、手振れ制御信号s3によ
って光軸を曲げるために、レンズを変形(拡張/収縮)
することが可能なものが使用されている。CCD53
は、タイミング発生回路54の発生するタイミング信号
s2に応じた駆動を行い、撮像データs1を出力する。
そして、これを受け取った駆動制御回路56は、撮像デ
ータs1とその直前の撮像データとからその各画素の時
間的なズレ具合を検知し、その手振れ傾向を駆動制御デ
ータ(傾向情報)s5として手振れ制御回路55へ出力
する。手振れ制御回路55は、そのデータを元に光学系
52に対して、手振れ補正のフィードバックをかける。
一方で、駆動制御回路56は、タイミング発生回路54
に対して駆動制御信号s4を出力し、上述した処理を果
たす役割も持っている。
【0031】駆動制御回路56では、CCD53から供
給された現撮像データs1とその直前の撮像データとの
比較を行う。例えば、図示しないが駆動制御回路56に
結合された半導体メモリを利用し、画像処理で被写体の
移動量と方向を検出する。具体的には、現フレームとそ
の直前のフレームとの差分をとり、画像の動き(手振
れ)を検出し、その検出結果を駆動制御データs5とし
て手振れ制御回路55へ供給する。このとき、5ライン
上側にズレていたとすると、手振れ制御回路55からの
手振れ制御信号s3によって、光軸を5ライン分曲げる
ように光学系52の例えばアクティブ・プリズム方式を
制御することによって、静止画像がCCD53へ収斂さ
れる。このように、手振れ補正は制御される。
【0032】なお、図11に示す概略構成図は、この発
明の実施の一形態を示すものであるので、その構成は、
種々の変形が可能である。例えば、駆動制御回路56に
ついては、撮像データs1とその直前の撮像データとか
らそのズレ具合を検知する信号処理を果たし、その結果
から手振れ補正回路55へ供給する手振れ駆動データs
5を生成する部分と、タイミング発生回路54を制御す
るための駆動制御信号s4を生成する所謂マイコン(マ
イクロコンピュータ)部分とを分割しても良い。あるい
は、タイミング発生回路54と、手振れ制御回路55と
を統合した枠組みにすることも考えられる。具体的に、
これらをICとして分割する、あるいは統合するといっ
た変形も可能である。
【0033】次に、この発明の実施の形態における固体
撮像装置の駆動の遷移をタイミングチャートを用いて説
明する。まず、図12は、固体撮像装置の駆動の遷移の
実施の一形態のタイミングチャートを示す。一般に、低
速シャッタを実現する場合、駆動制御回路56は、タイ
ミング発生回路54に対して駆動制御信号s4を供給
し、これによって発生させたタイミング信号によってC
CD53を制御して実現する。すなわち、図12中の露
光期間t12に示すように、1垂直期間の長さを越えて
任意のm垂直期間(m:整数)で読み出し信号を発生さ
せず、CCD53に電荷を蓄積する。そして、任意の露
光期間t12が経過したところで、読み出し信号を発生
させ、その後の1垂直期間(読み出し期間t13)で蓄
積された電荷を読み出すようになされる。
【0034】ここで、露光期間t12に着目すると、通
常駆動の遷移において、読み出し間隔は、1垂直期間に
1回の割合で発生するが、この通常駆動の遷移時より読
み出し間隔が長いということで、撮像時にブレが生じる
可能性は大きくなることが予想される。これは通常のフ
ィルムカメラの撮影を考えると、容易に想像できる。つ
まり、特に静止映像の撮像に関して、こうした露光期間
t12において手振れ補正制御への要求は高いと言え
る。ところが、図12を見てもわかる通り、この露光期
間t12においては、読み出し信号が発生していないた
め、CCD53より読み出される情報がない。すなわ
ち、露光期間t12中の信号に応じて手振れ補正制御を
行いたいが、読み出し信号が発生していないため、リア
ルタイムに手振れ補正制御を行うことができない。
【0035】もちろん、別途手振れ補正制御専用にCC
Dを設けるとか、後段の信号処理系において低速シャッ
タ的な信号処理を施すなど、方法は考えられる。しかし
ながら、この発明では、露光期間t12の直前の数垂直
期間(手振れ傾向取得期間t11)で、手振れ補正用に
ズレ具合の傾向情報を取得し、この傾向情報を予測値と
して実際に露光期間t12中に光学系52の手振れ補正
制御に反映するものである。
【0036】さて、図12の手振れ傾向取得期間t11
においては、その固体撮像装置の駆動は通常の固体撮像
装置の駆動と差異はない。これはすなわち、手振れ補正
の精度を上げようと、より多くの情報を取得するため
に、垂直期間数を増やすことによって、単純にその分よ
り多くの時間が費やされる。それによって、取得される
手振れの傾向情報が大雑把な情報になってしまうことが
懸念される。そこで、これらの点を解決するために、こ
の発明の実施の一形態においては、この手振れ傾向取得
期間t11において上述したCCDの間引き読み出しモ
ードを用いて、n倍速の読み出しを行うようにしてい
る。
【0037】n倍速の読み出しによる固体撮像装置の駆
動の遷移の一例および他の例を図13および図14のタ
イミングチャートを用いて説明する。図13および図1
4のタイミングチャートには、垂直期間信号、水平期間
信号、読み出し信号および垂直転送信号が示されてい
る。また、図13A中および図14A中の円で囲まれた
部分を拡大したものを図13Bおよび図14Bに示す。
【0038】ここでは、上述したように、垂直方向の一
部の画素列からのみ信号電荷を読み出す、間引き読み出
し駆動ができるCCDを用いるものである。一例とし
て、間引き読み出し駆動によって2倍速の読み出しとな
るCCDを用いると、図13に示すように手振れ傾向取
得期間t21は、期間t11と同じ垂直期間数であって
も、時間としては1/2になる。このように、間引き読
み出し駆動によって読み出され、1/2となった信号電
荷の現フレームと直前のフレームとを比較して、手振れ
の傾向情報を得ることができる。つまり、通常の読み出
しの1垂直期間と同じ時間内に、より詳細な手振れの傾
向情報を得ることができる。
【0039】この傾向情報は、間引き読み出しによって
信号電荷が1/2に減少したものを比較した結果得るこ
とができたものであるが、同じラインのデータを比較し
た結果得ることができるものであるので、信号電荷が1
/2に減少したことはそれほど問題にはならない。
【0040】そして、手振れ傾向取得期間t21の直
後、得られた傾向情報によって手振れ補正制御がなされ
る露光期間t22を経て、読み出し期間t23におい
て、蓄積された電荷が読み出される。このような駆動の
遷移は、駆動制御回路56によって全て制御されるもの
である。
【0041】さらに、図14に示すように、n倍速駆動
を行う手振れ傾向取得期間t31において、ある一定の
水平期間分だけ通常駆動、あるいはn倍速駆動を行い、
その前後の部分は高速掃き出し駆動を行うことで、1垂
直期間としての時間を短縮する応用も考えられる。この
図14は、説明を容易とするために垂直期間を2つとし
たが、高速掃き出し駆動ができるCCDを使用している
ため複数の垂直期間、例えば4つまたは5つの垂直期間
が上述した通常の1垂直期間内に起こるようにしても良
い。このとき、4つまたは5つのフレームから手振れの
傾向情報を得ることができる。つまり、通常の読み出し
の1垂直期間と同じ時間内に、より詳細な手振れの傾向
情報を得ることができる。
【0042】また、この傾向情報は、高速掃き出しによ
って信号電荷がかなり減少したものを比較した結果得る
ことができたものであるが、同じラインのデータを比較
した結果得ることができるものであるので、信号電荷が
かなり減少したことはそれほど問題にはならない。
【0043】そして、手振れ傾向取得期間t31の直
後、得られた傾向情報によって手振れ補正制御がなされ
る露光期間t32を経て、読み出し期間t33におい
て、蓄積された電荷が読み出される。このような駆動の
遷移は、駆動制御回路56によって全て制御されるもの
である。
【0044】このとき、手振れの傾向情報を把握するの
に最低限必要な水平期間の数が、全水平期間の数に対し
て比較的少ない、例えば画角の中央の100本程度の場
合など、高画素系の全画素読み出し方式のCCD固体撮
像装置を用いる場合に、読み出しの単位時間を短縮でき
るという点で有効な駆動方法である。
【0045】なお、上述した実施の一形態では、代表的
な例として低速シャッタの場合を示したが、無論高速シ
ャッタの場合でも、この駆動方法を利用することは可能
である。例えば、電子スチルカメラでは、図15に示す
ように、各画素の信号電荷を垂直CCD中で混合せずに
同一時刻に独立に読み出す、所謂全画素読み出し方式の
CCD固体撮像装置が用いられている。これは、図16
に示すような従来よりビデオカメラ等で主に利用されて
きた、フィールド読み出し方式のCCDを用いた撮像装
置に比べ、同じ画素数の場合でも垂直方向にて2画素の
信号電荷を混合しないので解像度は高くできるが、撮像
信号の出力に2倍の時間を要するという欠点がある。将
来的に高画素系に推移した際、1垂直期間がそれに伴っ
て長時間になることが予想される。従って、この発明に
依れば、従来低速シャッタと定義されていた露光期間を
高速シャッタの枠組みの中で実現することも可能であ
る。故に、この駆動方法は、高速シャッタの場合でも、
有効なものとなり得る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に依れ
ば、低速シャッタの露光期間の直前の数垂直期間におい
て手振れの動きの傾向情報を取得し、これを実際の露光
期間中の手振れ補正に反映することにより、特に静止画
像を撮像する際、ブレの無い画像を得ることが可能とな
る。また、高速シャッタの場合にも、この手振れ補正は
有効に適用することが可能である。
【0047】また、この発明に依れば、露光期間の直前
に手振れの傾向情報を得ることができる手振れ傾向取得
期間を設けて、その傾向情報を用いて露光期間に手振れ
補正を行うようにしているため、手振れを検出するため
のジャイロセンサ等のセンサを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例の概略的構成を示す略線図であ
る。
【図2】この発明の一例の1画素の部分の拡大平面図で
ある。
【図3】この発明の一例の垂直CCDの構造を示す略線
図である。
【図4】この発明の一例の垂直1列のバス配線を示す略
線図である。
【図5】この発明を適用することができる色フィルタの
一例および他の例を示す略線図である。
【図6】この発明の一例を駆動するための駆動パルスの
タイミングチャートである。
【図7】図4に示す撮像素子の駆動パルスのタイミング
チャートである。
【図8】この発明の具体的な一例を示す略線図である。
【図9】図8に示す撮像素子の垂直1列のバス配線を示
す略線図である。
【図10】図8に示す撮像素子の駆動パルスのタイミン
グチャートである。
【図11】この発明の固体撮像装置の実施の一形態を示
すブロック図である。
【図12】この発明の固体撮像装置の駆動の遷移の実施
の一形態を示したタイミングチャートである。
【図13】この発明の固体撮像装置の駆動の遷移の実施
の一形態の一例を示したタイミングチャートである。
【図14】この発明の固体撮像装置の駆動の遷移の実施
の一形態の他の例を示したタイミングチャートである。
【図15】全画素読み出し方式の説明に用いる略線図で
ある。
【図16】フィールド読み出し方式の説明に用いる略線
図である。
【符号の説明】
51・・・固体撮像装置、52・・・光学系、53・・
・CCD(固体撮像素子)、54・・・タイミング発生
回路、55・・・手振れ制御回路、56・・・駆動制御
回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像データを出力する固体撮像素子と、 上記固体撮像素子に画像を収斂する光学手段と、 上記固体撮像素子の露光期間の直前に、読み出される上
    記撮像データに基づいて上記露光期間における手振れ補
    正制御を行う制御手段とからなることを特徴とする固体
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記光学手段は、光学的に手振れを補正する光学的補正
    手段を含み、 上記露光期間に、上記光学的補正手段を制御することに
    よって手振れ補正を行うようにすることを特徴とする固
    体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記露光期間の直前に、上記固体撮像素子より得られる
    情報から各画素の時間的なズレを検知し、 上記ズレの傾向情報を把握するようにしたことを特徴と
    する固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 低速シャッタ駆動とすることを特徴とする固体撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記ズレを検知する際、n(nは整数)倍速の読み出し
    駆動を行うタイミング発生手段を有することを特徴とす
    る固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記ズレを検知する際、検知に最低限必要な水平期間分
    以外の部分を高速掃き出し駆動を行うタイミング発生手
    段を有することを特徴とする固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記手振れ補正制御は、検知した上記ズレの傾向情報を
    反映するようにしたことを特徴とする固体撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111456A (ja) * 2006-01-19 2006-04-27 Daifuku Co Ltd 棚設備の出し入れ装置
JP2006143476A (ja) * 2006-01-19 2006-06-08 Daifuku Co Ltd 棚設備の出し入れ装置
US7623154B2 (en) 2005-06-30 2009-11-24 Olympus Imaging Corp. Electronic blurring correction apparatus

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