JPH10336519A - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

撮像素子及び撮像装置

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JPH10336519A
JPH10336519A JP9144287A JP14428797A JPH10336519A JP H10336519 A JPH10336519 A JP H10336519A JP 9144287 A JP9144287 A JP 9144287A JP 14428797 A JP14428797 A JP 14428797A JP H10336519 A JPH10336519 A JP H10336519A
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JP
Japan
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register
control signal
signal
circuit
vertical transfer
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JP9144287A
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English (en)
Inventor
Shigetoshi Noda
重利 納田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は撮像素子に関し、簡易な構成で容易に
多種のビデオフオーマツトに対応した画像信号を生成し
得るようにする。 【解決手段】配線切換制御信号(Sc)に基づいてレジ
スタ制御信号(e1〜e6)を垂直転送レジスタ(1
2)の所望のレジスタに供給する接続切換回路(13)
を設け、当該接続切換回路を使用してレジスタ制御信号
を供給するレジスタの位置を制御すると共に、レジスタ
制御信号の論理レベルを制御するようにしたことによ
り、画像信号の水平ライン数を所望のビデオフオーマツ
トに合わせて自由に変更することができる。かくするに
つき簡易な構成で容易に多種のビデオフオーマツトに対
応した画像信号を生成し得る撮像素子(10)を実現し
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術(図18〜図20) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)撮像素子の実施の形態 (1−1)撮像素子の全体構成(図1及び図2) (1−1−1)HDTV方式(図3〜図6) (1−1−2)ATV−p方式(図7〜図9) (1−1−3)ATV−i方式(図10及び図11) (1−1−4)EDTVII−p方式(図12及び図1
3) (1−2)動作及び効果 (2)撮像装置の実施の形態 (2−1)スイツチ切換型のカメラ(図14) (2−2)プログラマブル・タイミングジエネレータ型
のカメラ(図15) (2−3)FPGA・タイミングジエネレータ型のカメ
ラ(図16) (3)他の実施の形態(図17) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像素子及び撮像装
置に関し、特にCCD素子(Charge Coupled Device :
入力された光学信号の光量に対応する電荷を蓄積し、こ
れを転送して出力することにより、当該光学信号に応じ
た画像信号を生成する撮像素子)や当該CCD素子を用
いたカメラに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】近年、放送の分野においては、放送経路
が多様化し、従来のように地上放送だけでなく、衛星放
送、CATV(Community Antenna Television system
:いわゆるケーブルテレビ放送)、インターネツト放
送等も提供されている。また双方向サービスもインター
ネツト等の回線ネツトワークを介して可能になり、近年
のマルチメデイアの普及に伴つて放送情報もオーデイオ
データやビデオデータだけでなく、例えばコンピユータ
グラフイツクス(以下、CGと呼ぶ)のような文字図形
データ、コードデータ等も混在してきている。さらにこ
れらの発展に伴つて、仮想スタジオや仮想カメラ等、C
Gと実在被写体とを混合させた仮想空間での映像制作も
進みつつあり、マルチメデイア情報や仮想空間表現等も
放送やネツトワークサービスの分野に応用されつつあ
る。
【0005】仮想スタジオや仮想カメラは、スタジオ設
備を非常にコンパクトかつ安価に構成でき、放送局のみ
ならず、大学や企業、インターネツト放送ホーム等、多
伎に渡る分野に大量に販売展開され、将来は家庭のワー
ルド・ワイド・ウエーブ・ホーム(wwwホーム)にも
パーソナルコンピユータを主体としたシステムとして適
用され、量販型低価格の巨大マーケツトに展開されるこ
とも予測される。
【0006】また近年のマルチメデイアの普及によつて
様々なビデオ信号のフオーマツトが存在し、それら多様
なフオーマツトのビデオ信号を出力できるデイジタル動
画カメラが要求されつつある。仮想カメラ等、今後のマ
ルチメデイアの分野では、コンピユータによつて生成さ
れたCGとの融合が図られ、プログレツシブ(順次走
査、又はノンインターレースとも呼ぶ)のビデオ信号
等、新しいビデオフオーマツトが複数普及すると思われ
る。
【0007】現状考えられているビデオフオーマツトと
しても、図18に示すように、HDTV(High Definit
ion Television)長方格子型方式、HDTV正方格子型
方式、ATV−p(Advanced Television progressive
)正方格子型方式、ETV−p1(Enhanced Televisi
on progressive 1 )方式、ETV−p2正方格子型方
式、EDTVII−p(Enhanced Definition Television
2 progressive )長方格子型方式、EDTVII−p2
長方格子型方式、NTSC−D1長方格子型方式、PC
−SVGA(Personal Computer Super Video Graphics
Array)方式等、様々な方式がある。なお、日本では主
に長方格子型画素配列が押し進められており、米国では
主にコンピユータとの整合性を優先させて正方格子型画
素配列が押し進められている。CGと融合するマルチメ
デイアやバーチヤルビデオの分野では、正方格子型と順
次走査が有利となるため、今後はプログレツシブの方式
が伸びると思われる。
【0008】ところでこのようにビデオフオーマツトと
しては複数のフオーマツトが提案されているが、ビデオ
信号を生成するためのCCD素子としては、図19に示
すように、いずれか1つのフオーマツトのビデオ信号を
生成するように回路構成が固定化されており、これら複
数のフオーマツトのビデオ信号を生成し得る、いわゆる
マルチフオーマツト対応の構成にはなつていないのが現
状である。
【0009】ここで図19に示した従来のCCD素子に
ついて具体的に説明する。なお、このCCD素子1は、
例えば水平ライン数が1125本でインターレース走査式の
HDTV方式に対応したCCD素子であるとして説明す
る。まずこのCCD素子1は、水平方向の画素数に対応
した数(HDTV方式では2200個)だけ設けられた複数
の垂直転送部2A〜2Nと、当該垂直転送部2A〜2N
から水平ライン単位で転送されてきた電荷を順次受け取
り、これを水平方向に順次シフトして出力する水平転送
部3と、当該水平転送部3から出力された電荷に基づい
てCCD出力信号S1を出力するバツフアアンプ4とに
よつて構成される。
【0010】各垂直転送部2A〜2Nは基本的に同一の
構成を有しており、この図19に示すように、垂直方向
の画素数に対応した数(HDTV方式では1125個)のフ
オトセンサ5A〜5Nを有している。このフオトセンサ
5A〜5Nは入力される光学信号の光量に対応した電荷
を蓄積する素子であり、それぞれに接続されたリード・
アウト・ゲート6A〜6Nを介してその蓄積された電荷
を読み出し得るようになされている。なお、フオトセン
サ5A〜5Nにはそれぞれオーバフロー・コントロール
・ゲート7A〜7Nも接続されており、フオトセンサ5
A〜5Nに蓄積された不要な電荷は当該オーバフロー・
コントロール・ゲート7A〜7Nを介してオーバフロー
・ドレイン8に捨てられるようになされている。
【0011】リード・アウト・ゲート6A〜6Nにはフ
イールド区間に1回の割合でゲート制御信号Sgが供給
されるようになされており、当該ゲート制御信号Sgが
供給されると、リード・アウト・ゲート6A〜6Nはフ
オトセンサ5A〜5Nに蓄積されている電荷を一括して
垂直転送レジスタ9のレジスタV1又はV3に転送する
ようになされている。因みに、ゲート制御信号Sgは、
後述するレジスタ制御信号e1〜e4と別配線によつて
供給されるのではなく、実際にはレジスタ制御信号e1
〜e4に重畳されて供給される。
【0012】垂直転送レジスタ9は複数のレジスタを垂
直方向に接続した回路であり、外部から供給されるレジ
スタ制御信号e1〜e4に基づいて、リード・アウト・
ゲート6A〜6Nから受けた電荷を順に垂直方向にシフ
トして行く。かくして各垂直転送部2A〜2Nの垂直転
送レジスタ9に転送された電荷は、レジスタ制御信号e
1〜e4による所定の転送シーケンスに基づいて順次垂
直方向にシフトされ、これによつて水平ライン単位で水
平転送部3に転送される。
【0013】水平転送部3においては、垂直転送部2A
〜2Nから水平ライン単位で順次転送されてくる電荷を
受け取り、これを順次水平方向にシフトして行くことに
より当該電荷をバツフアアンプ4に出力する。これによ
り1フイールド分のCCD出力信号S1がバツフアアン
プ4から出力される。このような処理を1フイールド毎
に順に繰り返して行くことにより、光学信号によつて示
される画像に応じた電荷成分を含んだCCD出力信号S
1が生成される。
【0014】このようにしてCCD素子1においては、
例えばHDTV方式であれば、1125×2200個のフオトセ
ンサ5A〜5Nを設け、当該フオトセンサに蓄積された
電荷を順次転送して出力することにより、1125×2200画
素からなるHDTV方式のビデオ信号に対応したCCD
出力信号S1を出力するようになされている。
【0015】ところでこのようにビデオフオーマツト毎
に固定化されたCCD素子1によつて生成されたCCD
出力信号S1から他のビデオフオーマツトのビデオ信号
を生成する場合には、従来、CCD素子1の後段にレー
ト変換器を設け、当該レート変換器によつてサンプリン
グレートを変更することにより画素数を変更し、これに
よつて他のビデオフオーマツトのビデオ信号を生成する
ようになされている。
【0016】ここでこのレート変換器によるレート変換
原理を図20に示す。例えば図20(A)に示すように
サンプリング周波数fcでサンプリングされた元データ
に対して2/3のダウンレート変換を施すことにより、
当該元データをサンプリング周波数fdでサンプリング
された新データに変更する場合には、レート変換器は、
まず図20(B)に示すように、元のサンプリング点の
間に零データを挿入することにより周波数fcと周波数
fdの最小公倍数の周波数に元データをアツプコンバー
トする。この場合、最小公倍数の周波数は2fcとなる
ので、レート変換器としては2倍オーバーサンプリング
することになる。次にレート変換器は、図20(C)に
示すように、オーバーサンプリングしたデータに対して
周波数2fc、4fc、……の帯域に通過帯域特性を有
する離散ローパスフイルタをかけることにより、サンプ
リング周波数fcの時の高調波成分を除去し、オーバー
サンプリングによるデータ成分だけを残す。次にレート
変換器は、図20(D)に示すように、ローパスフイル
タをかけたデータに対して1/3間隔で間引き処理を施
すことにより2/3のダウンレート変換を施した新デー
タを生成する。このような一連の処理により、レート変
換器はサンプリングレートを変更して画素数を減らし、
これによつて他のビデオフオーマツトのビデオ信号を生
成する。
【0017】なお、上述の原理説明では、零挿入処理を
行うと説明したが、零挿入処理は実際には省略され、ロ
ーパスフイルタにおける係数時変演算によつてこれを実
現するのが一般的な方法である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
にCCD素子1の後段にレート変換器を設けることによ
つて他のビデオフオーマツトのビデオ信号を生成する方
法では、レート変換器の分だけ回路規模が大きくなると
共に、レート変換器においてフオーマツト変換のために
煩雑な制御処理を行わなければならないといつた不都合
がある。特に、多種多様のビデオフオーマツトに対応さ
せようとすると、ゲート数が増えて回路規模がさらに大
きくなると共に、制御処理自体もその分だけ増えてさら
に煩雑になる。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で容易に多種のビデオフオーマツトに対
応した画像信号を生成し得る撮像素子及び撮像装置を提
案しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、水平及び垂直方向に画素に対応し
て複数配置され、入力された光学信号の光量に対応する
電荷を蓄積するフオトセンサと、垂直ライン毎にそれぞ
れ設けられ、複数のレジスタを接続することにより形成
されてなり、当該垂直ラインに位置するフオトセンサか
ら受けた電荷を順に垂直方向にシフトする垂直転送レジ
スタと、垂直転送レジスタ毎にそれぞれ設けられ、配線
切換制御信号に基づいて内部の接続状態を切り換えるこ
とによつて入力されるレジスタ制御信号を垂直転送レジ
スタの所望のレジスタに供給する接続切換回路と、それ
ぞれの垂直転送レジスタから水平ライン単位で転送され
てくる電荷を受け、当該電荷を順に水平方向にシフトし
て出力することにより光学信号に応じた画像信号を出力
する水平転送回路とを設け、配線切換制御信号によつて
レジスタ制御信号を供給するレジスタの位置を制御する
と共に、レジスタ制御信号の論理レベルを制御すること
により所望の水平ライン数を有する画像信号を生成する
ようにした。
【0021】このようにして配線切換制御信号に基づい
てレジスタ制御信号を垂直転送レジスタの所望のレジス
タに供給する接続切換回路を設け、当該接続切換回路を
使用してレジスタ制御信号を供給するレジスタの位置を
制御すると共に、レジスタ制御信号の論理レベルを制御
するようにしたことにより、画像信号の水平ライン数を
所望のビデオフオーマツトに合わせて自由に変更するこ
とができる。
【0022】また本発明においては、水平及び垂直方向
に画素に対応して複数配置され、入力された光学信号の
光量に対応する電荷を蓄積するフオトセンサと、垂直ラ
イン毎にそれぞれ設けられ、複数のレジスタを接続する
ことにより形成されてなり、当該垂直ラインに位置する
フオトセンサから受けた電荷を順に垂直方向にシフトす
る垂直転送レジスタと、垂直転送レジスタ毎にそれぞれ
設けられ、配線切換制御信号に基づいて内部の接続状態
を切り換えることによつて入力されるレジスタ制御信号
を垂直転送レジスタの所望のレジスタに供給する接続切
換回路と、それぞれの垂直転送レジスタから水平ライン
単位で転送されてくる電荷を受け、当該電荷を順に水平
方向にシフトして出力することにより光学信号に応じた
画像信号を出力する水平転送回路とを有し、配線切換制
御信号によつてレジスタ制御信号を供給するレジスタの
位置を制御すると共に、レジスタ制御信号の論理レベル
を制御することにより所望の水平ライン数を有する画像
信号を生成する撮像素子と、入力されるモード切換信号
に基づいて、所望のビデオフオーマツトに対応したレジ
スタ制御信号及び配線切換制御信号を生成して出力する
タイミングジエネレータ回路とを設けるようにした。
【0023】このようにしてレジスタ制御信号を供給す
るレジスタの位置を制御すると共に、レジスタ制御信号
の論理レベルを制御することにより所望の水平ライン数
を有する画像信号を生成し得る撮像素子と、モード切換
信号に基づいて所望のビデオフオーマツトに対応したレ
ジスタ制御信号及び配線切換制御信号を生成してこれを
当該撮像素子に出力するタイミングジエネレータ回路と
を設けるようにしたことにより、ユーザが希望するビデ
オフオーマツトに合わせて水平ライン数を容易に変更し
得るので、ユーザが希望するビデオフオーマツトに合つ
た画像信号を容易に生成し得る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0025】(1)撮像素子の実施の形態 この項では、まず撮像素子の実施の形態について説明す
る。
【0026】(1−1)撮像素子の全体構成 図19との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、10は全体として本発明を適用したCCD素子を示
し、大きく分けて水平方向の画素数分(例えば最大画素
数を有するHDTV方式に対応させて2200個)だけ設け
られた複数の垂直転送部11A〜11Nと、当該垂直転
送部11A〜11Nから水平ライン単位で転送されてき
た電荷を順次受け取り、これを水平方向に順次シフトし
て出力する水平転送部3と、当該水平転送部3から出力
された電荷に基づいてCCD出力信号S10を出力する
バツフアアンプ4とによつて構成される。
【0027】垂直転送部11A〜11Nはそれぞれ同一
の構成を有し、この図1に示すように、それぞれフオト
センサ5、リード・アウト・ゲート6、垂直転送レジス
タ12及び接続切換回路13を有している。フオトセン
サ5は入力される光学信号の光量に対応した電荷を蓄積
する素子である。リード・アウト・ゲート6はそのフオ
トセンサ6に蓄積されている電荷を読み出すための回路
であり、外部から所定のタイミングでゲート制御信号S
gが供給されると、当該ゲート制御信号Sgに応答して
フオトセンサ5から電荷を読み出し、これを垂直転送レ
ジスタ12に転送するようになされている。
【0028】垂直転送レジスタ12には接続切換回路1
3を介してレジスタ制御信号e1〜e6が供給されるよ
うになされており、垂直転送レジスタ12はそのレジス
タ制御信号e1〜e6に基づいた所定の転送シーケンス
で電荷を垂直方向に順にシフトして行くようになされて
いる。接続切換回路13は例えばプログラマブル・クロ
ススイツチ回路からなり、外部から供給される配線切換
制御信号Scに基づいて出力ラインを所望の入力ライン
に接続し、これによつて入力ラインを介して受けたレジ
スタ制御信号e1〜e6を垂直転送レジスタ12内の所
望のレジスタに供給し得るようになされている。
【0029】各垂直転送部11A〜11N内の垂直転送
レジスタ12に蓄積された電荷は、上述したような垂直
方向のシフトにより水平ライン単位で順に水平転送部3
に転送される。水平転送部3は、垂直転送部11A〜1
1Nから受けた電荷を例えば2相制御方式に基づいて順
に水平方向にシフトして行くことにより、当該電荷をバ
ツフアアンプ4に出力する。かくしてバツフアアンプ4
によつてこの供給される電荷を順に出力することによ
り、CCD素子10は光学信号が示す画像に応じた電荷
成分(すなわち画像信号成分)を含んだCCD出力信号
S10を出力するようになされている。
【0030】ここで垂直転送部11A〜11Nの構成に
ついて図2を用いて具体的に説明する。但し、垂直転送
部11A〜11Nは基本的に同一の構成を有しているの
で、ここでは垂直転送部11Aについてのみ説明する。
【0031】図19との対応部分に同一符号を付して示
す図2に示すように、垂直転送部11Aには垂直方向の
画素数に対応した数(例えば最大画素数を有するHDT
V方式に対応させて1125個)のフオトセンサ5A〜5N
が設けられている。このフオトセンサ5A〜5Nはそれ
ぞれ入力される光学信号の光量に対応した電荷を蓄積す
るようになされており、その電荷をリード・アウト・ゲ
ート6A〜6Nを介して読み出し得るようになされてい
る。なお、実際上、フオトセンサ5A〜5Nにはそれぞ
れオーバフロー・コントロール・ゲート7A〜7Nも接
続されており、フオトセンサ5A〜5Nに蓄積された不
要な電荷は当該オーバフロー・コントロール・ゲート7
A〜7Nを介してオーバフロー・ドレイン8に捨てられ
るようになされている。
【0032】リード・アウト・ゲート6A〜6Nにはフ
イールド又はフレーム区間に1回の割合でゲート制御信
号Sgが供給されるようになされており、リード・アウ
ト・ゲート6A〜6Nはそのゲート制御信号Sgに応答
してフオトセンサ5から電荷を読み出し、これを垂直転
送レジスタ12に転送するようになされている。なお、
このゲート制御信号Sgは実際には後述するレジスタ制
御信号e1〜e6に重畳されており、このためゲート制
御信号Sgは実際には垂直転送レジスタ12を介してリ
ード・アウト・ゲート6A〜6Nに供給されるようにな
つている。
【0033】垂直転送レジスタ12は複数のレジスタを
垂直方向に接続した回路である。この垂直転送レジスタ
12においては、リード・アウト・ゲート6A〜6Nか
らの電荷を当該垂直転送レジスタ12の奇数番目のレジ
スタに入力するようになつており、接続切換回路13を
介して供給されるレジスタ制御信号e1〜e6に基づい
てその電荷を垂直方向にシフトして行く。これにより各
垂直転送部11A〜11Nの垂直転送レジスタ12に転
送された電荷は、レジスタ制御信号e1〜e6による所
定の転送シーケンスに基づいて順次垂直方向にシフトさ
れ、これによつて水平ライン単位で水平転送部3に転送
される。
【0034】接続切換回路13は例えばプログラマブル
・クロススイツチ回路からなり、垂直転送レジスタ12
のレジスタ数に応じた出力ラインと、当該出力ラインに
対して交差するように配置された6本の入力ラインとを
有しており、外部から供給される配線切換制御信号Sc
に基づいて所望のクロスポイント(図中×印で示す)の
ところで入力ラインと出力ラインとを接続し得るように
なされている。これにより接続切換回路13は入力ライ
ンを介して受けたレジスタ制御信号e1〜e6を所望の
出力ラインに出力することができる。
【0035】ここでこのような構成を有するCCD素子
10においては、以下に説明するような制御手順を実行
することにより、各種ビデオフオーマツトに対応したC
CD出力信号S10を生成する。
【0036】(1−1−1)HDTV方式 まず水平ライン数が1125本で走査方式がインターレース
走査からなるHDTV方式に対応したCCD出力信号S
10を生成する場合には、配線切換制御信号Scに基づ
いて接続切換回路13の接続状態を制御することによ
り、当該接続切換回路13の接続状態を図3に示すよう
に設定する。すなわちn=0、1、2、……として垂直
転送レジスタ12の(4n+1)番目のレジスタ(以
下、このレジスタをレジスタV1とする)に接続される
出力ラインを第1の入力ラインに接続し、垂直転送レジ
スタ12の(4n+2)番目のレジスタ(以下、このレ
ジスタをレジスタV2とする)に接続される出力ライン
を第2の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の
(4n+3)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレ
ジスタV3とする)に接続される出力ラインを第3の入
力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の(4n+
4)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタV
4とする)に接続される出力ラインを第4の入力ライン
に接続する。
【0037】このような接続状態に設定することによ
り、まずレジスタ制御信号e1を垂直転送レジスタ12
のレジスタV1に供給し得るようにし、レジスタ制御信
号e2を垂直転送レジスタ12のレジスタV2に供給し
得るようにし、レジスタ制御信号e3を垂直転送レジス
タ12のレジスタV3に供給し得るようにし、レジスタ
制御信号e4を垂直転送レジスタ12のレジスタV4に
供給し得るようにする。
【0038】そしてこのような接続状態に設定した後、
図4〜図6に示すような制御手順を実行することにより
HDTV方式に対応したCCD出力信号S10を生成す
る。まず図4に示す時点t1において論理レベル「H」
のゲート制御信号Sgを供給すると共に、論理レベル
「H」のレジスタ制御信号e1、e3及び論理レベル
「L」のレジスタ制御信号e2、e4を供給することに
より、フオトセンサ5A〜5Nの電荷をリード・アウト
・ゲート6A〜6Nを介して読み出し、これを垂直転送
レジスタ12のレジスタV1、V3に一括転送する。
【0039】この場合、リード・アウト・ゲート6A〜
6Nは論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを受ける
と転送モードに遷移し、フオトセンサ5A〜5Nの電荷
を読み出して垂直転送レジスタ12のレジスタV1、V
3に転送する。また垂直転送レジスタ12の各レジスタ
V1〜V4は論理レベル「H」のレジスタ制御信号e1
〜e4を受けるとポテンシヤル井戸が深くなつて電荷を
蓄積し得る状態になり、論理レベル「L」のレジスタ制
御信号e1〜e4を受けるとポテンシヤル井戸が浅くな
つて電荷を蓄積し得ない状態になる。従つて、時点t1
において論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを供給
すると共に、論理レベル「H」のレジスタ制御信号e
1、e3を供給すると、フオトセンサ5A〜5Nの電荷
をレジスタV1、V3に転送して蓄積し得る。
【0040】ここでこのときの各レジスタV1〜V4の
ポテンシヤル井戸の状況を図5(A)に示す。時点t1
においては論理レベル「H」のレジスタ制御信号e1、
e3が供給されるので、この図5(A)に示すように、
レジスタV1、V3のポテンシヤル井戸は深くなり、こ
れにより当該レジスタV1、V3はオン状態になつて転
送されてくる電荷を蓄積する。なお、図5においては、
斜線部分が蓄積された電荷を示している。一方、レジス
タV2、V4に関しては、論理レベル「L」のレジスタ
制御信号e2、e4が供給されるので、ポテンシヤル井
戸は浅くなり、電荷を蓄積し得ない状態になる。
【0041】続いて図4に示す時点t2においてゲート
制御信号Sgを論理レベル「L」に切り換えると共に、
レジスタ制御信号e2を論理レベル「H」に切り換える
ことにより、レジスタV2のポテンシヤル井戸を深くし
て電荷を蓄積し得る状態にする。これにより図5(B)
に示すように、レジスタV1とレジスタV3の間に位置
するレジスタV2がオン状態となつてレジスタV1、V
3に蓄積されていた電荷が合成され、平均化される。こ
の処理により、垂直方向に隣り合う画素の電荷が合成さ
れ、水平ライン数が1125/2本からなる第1フイールドの
電荷成分が生成される。なお、水平転送部3においてこ
の電荷を取り込む場合には、図中示す▽印の位置をサン
プリングポイントとすれば良い。
【0042】続いて図4に示す時点t3以降においては
レジスタ制御信号e1〜e4の論理レベルを順次制御す
ることにより、このようにして生成された第1フイール
ドの電荷成分の垂直転送処理を開始する。すなわちまず
時点t3においてレジスタ制御信号e1を論理レベル
「L」に切り換えることにより、図5(C)に示すよう
に、レジスタV1のポテンシヤル井戸を浅くして当該レ
ジスタV1をオフ状態にし、レジスタV2、V3だけに
電荷を溜める。次に図4に示す時点t4においてレジス
タ制御信号e4を論理レベル「H」に切り換えることに
より、図5(D)に示すように、レジスタV4のポテン
シヤル井戸を深くして当該レジスタV4をオン状態にす
る。これによりレジスタV2、V3、V4に電荷が溜ま
り、その結果、レジスタ1個分だけ電荷が垂直方向にシ
フトする。因みに、この図5においては右方向が垂直転
送レジスタ12の垂直下方を示している。
【0043】続いて図4に示す時点t5においてレジス
タ制御信号e2を論理レベル「L」に切り換えることに
より、図5(E)に示すように、レジスタV2のポテン
シヤル井戸を浅くして当該レジスタV2をオフ状態に
し、レジスタV3、V4だけに電荷を溜める。次に図4
に示す時点t6においてレジスタ制御信号e1を論理レ
ベル「H」に切り換えることにより、図5(F)に示す
ように、レジスタV1のポテンシヤル井戸を深くして当
該レジスタV1をオン状態にする。これによりレジスタ
V3、V4、V1に電荷が溜まり、その結果、図5
(D)に示した状態に比してレジスタ1個分だけ電荷が
垂直方向にシフトする。以下同様に、各レジスタ制御信
号e1〜e4の論理レベルを制御することにより、電荷
を垂直方向にシフトして行く。
【0044】次に第2フイールドの場合にも、同様にし
て論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを供給すると
共に、論理レベル「H」のレジスタ制御信号e1、e3
及び論理レベル「L」のレジスタ制御信号e2、e4を
供給することにより、図6(A)に示すように、フオト
センサ5A〜5Nの電荷をリード・アウト・ゲート6A
〜6Nを介して読み出し、これを垂直転送レジスタ12
のレジスタV1、V3に一括転送する。次にゲート制御
信号Sgを論理レベル「L」に切り換えると共に、レジ
スタ制御信号e4を論理レベル「H」に切り換えること
により、図6(B)に示すように、レジスタV4をオン
状態にし、レジスタV3、V1に蓄積されていた電荷を
合成して平均化する。この処理により、第1フイールド
とは異なる組み合わせで隣り合う画素の電荷を合成し、
水平ライン数が1125/2本からなる第2フイールドの電荷
成分を生成する。以降の垂直転送に関しては、同様に、
レジスタ制御信号e1〜e4の論理レベルを制御するこ
とにより、レジスタ1個分ずつ電荷をシフトして行く。
【0045】このような制御手順を順に実行して行くこ
とにより、このCCD素子10では、各垂直転送部11
A〜11Nの各フオトセンサ5A〜5Nから電荷を読み
出して垂直方向に転送し、これによつて水平ライン数が
1125本でインターレース走査のHDTV方式に対応した
CCD出力信号S10を生成する。
【0046】(1−1−2)ATV−p方式 次にこの項では、水平ライン数が750(=1125×2/3)本で
走査方式がプログレツシブ(すなわち順次走査)からな
るATV−p方式に対応したCCD出力信号S10を生
成する場合について説明する。この方式の場合には、ま
ず配線切換制御信号Scに基づいて接続切換回路13の
接続状態を制御することにより、当該接続切換回路13
の接続状態を図7に示すように設定する。すなわちn=
0、1、2、……として垂直転送レジスタ12の(6n
+1)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタ
V1とする)に接続される出力ラインを第1の入力ライ
ンに接続し、垂直転送レジスタ12の(6n+2)番目
のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタV2とす
る)に接続される出力ラインを第2の入力ラインに接続
し、垂直転送レジスタ12の(6n+3)番目のレジス
タ(以下、このレジスタをレジスタV3とする)に接続
される出力ラインを第3の入力ラインに接続し、垂直転
送レジスタ12の(6n+4)番目のレジスタ(以下、
このレジスタをレジスタV4とする)に接続される出力
ラインを第4の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ
12の(6n+5)番目のレジスタ(以下、このレジス
タをレジスタV5とする)に接続される出力ラインを第
5の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の(6
n+6)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレジス
タV6とする)に接続される出力ラインを第6の入力ラ
インに接続する。
【0047】このような接続状態に設定することによ
り、まずレジスタ制御信号e1を垂直転送レジスタ12
のレジスタV1に供給し得るようにし、レジスタ制御信
号e2を垂直転送レジスタ12のレジスタV2に供給し
得るようにし、レジスタ制御信号e3を垂直転送レジス
タ12のレジスタV3に供給し得るようにし、レジスタ
制御信号e4を垂直転送レジスタ12のレジスタV4に
供給し得るようにし、レジスタ制御信号e5を垂直転送
レジスタ12のレジスタV5に供給し得るようにし、レ
ジスタ制御信号e6を垂直転送レジスタ12のレジスタ
V6に供給し得るようにする。
【0048】そしてこのような接続状態に設定した後、
図8及び図9に示すような制御手順を実行することによ
りATV−p方式に対応したCCD出力信号S10を生
成する。まず図8に示す時点t1において論理レベル
「H」のゲート制御信号Sgを供給すると共に、論理レ
ベル「H」のレジスタ制御信号e1、e3、e5及び論
理レベル「L」のレジスタ制御信号e2、e4、e6を
供給することにより、フオトセンサ5A〜5Nの電荷を
リード・アウト・ゲート6A〜6Nを介して読み出し、
これを垂直転送レジスタのレジスタV1、V3、V5に
一括転送する。
【0049】この場合、リード・アウト・ゲート6A〜
6Nは論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを受ける
と転送モードに遷移し、フオトセンサ5A〜5Nの電荷
を読み出して垂直転送レジスタ12のレジスタV1、V
3、V5に転送する。また垂直転送レジスタ12の各レ
ジスタV1〜V6は論理レベル「H」のレジスタ制御信
号e1〜e6を受けるとポテンシヤル井戸が深くなつて
電荷を蓄積し得る状態になり、論理レベル「L」のレジ
スタ制御信号e1〜e6を受けるとポテンシヤル井戸が
浅くなつて電荷を蓄積し得ない状態になる。従つて、時
点t1において論理レベル「H」のゲート制御信号Sg
を供給すると共に、論理レベル「H」のレジスタ制御信
号e1、e3、e5を供給すると、フオトセンサ5A〜
5Nの電荷をレジスタV1、V3、V5に転送して蓄積
し得る。
【0050】ここでこのときの各レジスタV1〜V6の
ポテンシヤル井戸の状況を図9(A)に示す。時点t1
においては論理レベル「H」のレジスタ制御信号e1、
e3、e5が供給されるので、この図9(A)に示すよ
うに、レジスタV1、V3、V5のポテンシヤル井戸が
深くなり、これにより当該レジスタV1、V3、V5は
オン状態になつて転送されてくる電荷を蓄積する。な
お、図9においても、斜線部分が蓄積された電荷を示し
ている。一方、レジスタV2、V4、V6に関しては、
論理レベル「L」のレジスタ制御信号e2、e4、e6
が供給されるので、ポテンシヤル井戸が浅くなり、電荷
を蓄積し得ない状態になる。
【0051】続いて図8に示す時点t2においてゲート
制御信号Sgを論理レベル「L」に切り換えると共に、
レジスタ制御信号e4を論理レベル「H」に切り換える
ことにより、レジスタV4のポテンシヤル井戸を深くし
て電荷を蓄積し得る状態にする。これにより図9(B)
に示すように、レジスタV3とレジスタV5の間に位置
するレジスタV4がオン状態となつてレジスタV3、V
5に蓄積されていた電荷が合成され、平均化される。こ
の処理により、垂直方向の画素数が2/3倍になり、水
平ライン数が750(=1125×2/3)本からなるATV−p方
式に対応した電荷成分が生成される。つまりこの第2段
階の処理は、従来のレート変換器を使用した方法におけ
る直線補間と水平ライン数変換に対応している。
【0052】因みに、この場合には、図中示す▽印の位
置がサンプリングポイントとなるが、次に説明する垂直
転送処理によつてP点のレベルがQ点のレベルに比べて
半分になるので、当該▽印の位置でサンプリングした
後、P点に関してはレベルを2倍にすることによりレベ
ル調整を行うようになつている。
【0053】続いて図8に示す時点t3以降においては
レジスタ制御信号e1〜e6の論理レベルを順次制御す
ることにより、このようにして生成されたATV−p方
式の電荷成分の垂直転送処理を開始する。すなわちまず
時点t3においてレジスタ制御信号e3を論理レベル
「L」に切り換えることにより、図9(C)に示すよう
に、レジスタV3のポテンシヤル井戸を浅くして当該レ
ジスタV3をオフ状態にし、レジスタV1とレジスタV
4、V5だけに電荷を溜める。次に図8に示す時点t4
においてレジスタ制御信号e2を論理レベル「H」に切
り換えることにより、図9(D)に示すように、レジス
タV2のポテンシヤル井戸を深くして当該レジスタV2
をオン状態にする。これによりレジスタV1、V2とレ
ジスタV4、V5に電荷が溜まる。
【0054】続いて図8に示す時点t5においてレジス
タ制御信号e1、e4を論理レベル「L」に切り換える
ことにより、図9(E)に示すように、レジスタV1、
V4のポテンシヤル井戸を浅くして当該レジスタV1、
V4をオフ状態にし、レジスタV2とレジスタV5だけ
に電荷を溜める。次に図8に示す時点t6においてレジ
スタ制御信号e3、e6を論理レベル「H」に切り換え
ることにより、図9(F)に示すように、レジスタV
3、V6のポテンシヤル井戸を深くして当該レジスタV
3、V6をオン状態にする。これによりレジスタV2、
V3とレジスタV5、V6に電荷が溜まり、その結果、
図9(D)に示した状態に比してレジスタ1個分だけ電
荷が垂直方向にシフトする。
【0055】続いて図8に示す時点t7においてレジス
タ制御信号e2、e5を論理レベル「L」に切り換える
ことにより、図9(G)に示すように、レジスタV2、
V5をオフ状態にし、レジスタV3とレジスタV6だけ
に電荷を溜める。次に図8に示す時点t8においてレジ
スタ制御信号e4、e1を論理レベル「H」に切り換え
ることにより、図9(H)に示すように、レジスタV
4、V1をオン状態にする。これによりレジスタV3、
V4とレジスタV6、V1に電荷が溜まり、図9(F)
に示した状態に比してレジスタ1個分だけ電荷が垂直方
向にシフトする。以下、同様に、各レジスタ制御信号e
1〜e6の論理レベルを制御することにより、電荷を垂
直方向にシフトして行く。
【0056】このようにしてこのCCD素子10では、
各フオトセンサ5A〜5Nから読み出した電荷を合成す
ることによつて水平ライン数を750 本に変換した後、そ
の電荷を順に垂直方向に転送して行くことにより、水平
ライン数が750 本でプログレツシブ走査のATV−p方
式に対応したCCD出力信号S10を生成する。
【0057】(1−1−3)ATV−i方式 次にこの項では、水平ライン数が750 本で走査方式がイ
ンターレースからなるATV−i方式に対応したCCD
出力信号S10を生成する場合について説明する。この
方式の場合には、まず配線切換制御信号Scに基づいて
接続切換回路13の接続状態を制御することにより、当
該接続切換回路13の接続状態を図10に示すように設
定する。すなわちn=0、1、2、……として垂直転送
レジスタ12の(6n+1)番目のレジスタ(以下、こ
のレジスタをレジスタV1とする)に接続される出力ラ
インを第1の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ1
2の(6n+2)番目のレジスタ(以下、このレジスタ
をレジスタV2とする)に接続される出力ラインを第2
の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の(6n
+3)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタ
V3とする)に接続される出力ラインを第3の入力ライ
ンに接続し、垂直転送レジスタ12の(6n+4)番目
のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタV4とす
る)に接続される出力ラインを第4の入力ラインに接続
し、垂直転送レジスタ12の(6n+5)番目のレジス
タ(以下、このレジスタをレジスタV5とする)に接続
される出力ラインを第5の入力ラインに接続し、垂直転
送レジスタ12の(6n+6)番目のレジスタ(以下、
このレジスタをレジスタV6とする)に接続される出力
ラインを第6の入力ラインに接続する。
【0058】このような接続状態に設定することによ
り、まずレジスタ制御信号e1を垂直転送レジスタ12
のレジスタV1に供給し得るようにし、レジスタ制御信
号e2を垂直転送レジスタ12のレジスタV2に供給し
得るようにし、レジスタ制御信号e3を垂直転送レジス
タ12のレジスタV3に供給し得るようにし、レジスタ
制御信号e4を垂直転送レジスタ12のレジスタV4に
供給し得るようにし、レジスタ制御信号e5を垂直転送
レジスタ12のレジスタV5に供給し得るようにし、レ
ジスタ制御信号e6を垂直転送レジスタ12のレジスタ
V6に供給し得るようにする。
【0059】そしてこのような接続状態に設定した後、
図11に示すような制御手順を実行することによりAT
V−i方式に対応したCCD出力信号S10を生成す
る。まず図11(A)に示すように、レジスタV1に接
続されるリード・アウト・ゲート6A、6D、……に対
してだけ論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを供給
することによりフオトセンサ5A、5D、……に蓄積さ
れている電荷だけを選択的に垂直転送レジスタ12のレ
ジスタV1に転送する。因みに、レジスタV1に接続さ
れるリード・アウト・ゲート6A、6D、……に対して
だけ論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを供給する
場合には、レジスタ制御信号e1だけにゲート制御信号
Sgを重畳すれば良い。
【0060】続いて図11(B)に示すように、論理レ
ベル「H」のレジスタ制御信号e2、e6を供給するこ
とにより、レジスタV1の前後に位置するレジスタV
2、V6をオン状態にする。これによりレジスタV1に
蓄積されていた電荷がレジスタV5〜V6、V1〜V3
に分散されて蓄積され、水平ライン数が1125/3本からな
る第1フイールドの電荷成分が生成される。次に図11
(C)に示すように、レジスタ制御信号e4を論理レベ
ル「H」に切り換えると共に、レジスタ制御信号e5を
論理レベル「L」に切り換えることにより、レジスタV
4をオン状態、レジスタV5をオフ状態に切り換える。
これによりレジスタV5〜V6、V1〜V3に蓄積され
ていた電荷がレジスタV6、V1〜V4に蓄積されるよ
うになり、その結果、レジスタ1個分だけ電荷が垂直方
向にシフトする。以下同様に、各レジスタ制御信号e1
〜e6の論理レベルを制御することにより、電荷を垂直
方向に順にシフトして行く。
【0061】次に第2フイールドの場合には、図11
(D)に示すように、レジスタV3、V5に接続される
リード・アウト・ゲート6B、6C、6E、6F、……
に対してだけ論理レベル「H」のゲート制御信号Sgを
供給することによりフオトセンサ5B、5C、5E、5
F、……に蓄積されている電荷だけを選択的に垂直転送
レジスタ12のレジスタV3、V5に転送する。因み
に、レジスタV3、V5に接続されるリード・アウト・
ゲート6B、6C、6E、6F、……に対してだけ論理
レベル「H」のゲート制御信号Sgを供給する場合に
は、レジスタ制御信号e3、e5だけにゲート制御信号
Sgを重畳すれば良い。
【0062】続いて図11(E)に示すように、論理レ
ベル「H」のレジスタ制御信号e4、e6を供給するこ
とによりレジスタV4、V6をオン状態にする。これに
よりレジスタV3、V5に蓄積されていた電荷が合成さ
れて水平ライン数が半分に変換され、水平ライン数が11
25/3 (=1125×2/3 ×1/2)本からなる第2フイールドの
電荷成分が生成される。次に図11(F)に示すよう
に、レジスタ制御信号e2を論理レベル「H」に切り換
えると共に、レジスタ制御信号e3を論理レベル「L」
に切り換えることにより、レジスタV2をオン状態、レ
ジスタV3をオフ状態に切り換える。これによりレジス
タV3〜V6、V1に蓄積されていた電荷がレジスタV
4〜V6、V1〜V2に蓄積されるようになり、その結
果、レジスタ1個分だけ電荷が垂直方向にシフトする。
以下同様に、各レジスタ制御信号e1〜e6の論理レベ
ルを制御することにより、電荷を垂直方向に順にシフト
して行く。
【0063】このようにしてこのCCD素子10では、
フオトセンサ5A〜5Nに蓄積されている電荷を選択的
に垂直転送レジスタ12に転送することにより第1フイ
ールドの電荷成分を生成してこれを垂直方向に転送し、
続いてフオトセンサ5A〜5Nに蓄積されている電荷を
選択的に垂直転送レジスタ12に転送することにより第
2フイールドの電荷成分を生成し、この第2フイールド
の電荷成分に合成処理を加えて水平ライン数を半分に減
らした後、垂直方向に転送する。このような処理によ
り、このCCD素子10は、水平ライン数が750(=1125
×2/3)本でインターレース走査のATV−i方式に対応
したCCD出力信号S10を生成する。
【0064】因みに、第1フイールドの場合には図中示
すP点がサンプリングポイントとなり、第2フイールド
の場合には図中示すQ点がサンプリングポイントとなる
が、図11から明らかなように、第2フイールドの場合
には2つのフオトセンサの電荷を合成しているので、P
点よりもQ点の方がレベルが高くなつている。そのため
P点に関してはレベルを2倍にすることによりレベル調
整を行うようになつている。
【0065】(1−1−4)EDTVII−p方式 次にこの項では、水平ライン数が 525本で走査方式がプ
ログレツシブからなるEDTVII−p方式に対応したC
CD出力信号S10を生成する場合について説明する。
この方式の場合には、まず配線切換制御信号Scに基づ
いて接続切換回路13の接続状態を制御することによ
り、当該接続切換回路13の接続状態を図12に示すよ
うに設定する。すなわちn=0、1、2、……として垂
直転送レジスタ12の(4n+1)番目のレジスタ(以
下、このレジスタをレジスタV1とする)に接続される
出力ラインを第1の入力ラインに接続し、垂直転送レジ
スタ12の(4n+2)番目のレジスタ(以下、このレ
ジスタをレジスタV2とする)に接続される出力ライン
を第2の入力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の
(4n+3)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレ
ジスタV3とする)に接続される出力ラインを第3の入
力ラインに接続し、垂直転送レジスタ12の(4n+
4)番目のレジスタ(以下、このレジスタをレジスタV
4とする)に接続される出力ラインを第4の入力ライン
に接続する。
【0066】このような接続状態に設定することによ
り、まずレジスタ制御信号e1を垂直転送レジスタ12
のレジスタV1に供給し得るようにし、レジスタ制御信
号e2を垂直転送レジスタ12のレジスタV2に供給し
得るようにし、レジスタ制御信号e3を垂直転送レジス
タ12のレジスタV3に供給し得るようにし、レジスタ
制御信号e4を垂直転送レジスタ12のレジスタV4に
供給し得るようにする。
【0067】そしてこのような接続状態に設定した後、
図13に示すような制御手順を実行することによりED
TVII−p方式に対応したCCD出力信号S10を生成
する。まず図13(A)に示すように、論理レベル
「H」のゲート制御信号Sgを供給することによりフオ
トセンサ5A、5B、……に蓄積されている電荷を垂直
転送レジスタ12のレジスタV1、V3に転送する。そ
の際、HDTV方式に対応した1125本の水平ラインのう
ち有効部分を含む1050本の水平ラインだけを選択的に転
送するように、所定のリード・アウト・ゲートにだけゲ
ート制御信号Sgを供給する。これにより図13(A)
に示す第1段階の時点で水平ライン数が1050本に変換さ
れる。
【0068】続いて図13(B)に示すように、論理レ
ベル「H」のレジスタ制御信号e2を供給することによ
り、レジスタV1、V3の間に位置するレジスタV2を
オン状態にする。これによりレジスタV1、V3に蓄積
されていた電荷が合成され、平均化される。この処理に
より、垂直方向に隣り合う画素の電荷が合成され、水平
ライン数が525(=1050/2) 本からなるEDTVII−p方
式に対応した電荷成分が生成される。次に図13(C)
に示すように、レジスタ制御信号e4を論理レベル
「H」に切り換えると共に、レジスタ制御信号e1を論
理レベル「L」に切り換えることにより、レジスタV4
をオン状態、レジスタV1をオフ状態に切り換える。こ
れによりレジスタV1〜V3に蓄積されていた電荷がレ
ジスタV2〜V4に蓄積されるようになり、その結果、
レジスタ1個分だけ電荷が垂直方向にシフトする。以下
同様に、各レジスタ制御信号e1〜e4の論理レベルを
制御することにより、電荷を垂直方向に順にシフトして
行く。
【0069】このようにしてこのCCD素子10では、
フオトセンサ5A〜5Nに蓄積されている電荷を選択的
に垂直転送レジスタ12に転送することにより水平ライ
ン数が1050本からなる電荷成分を生成し、これを合成処
理して水平ライン数を半分に減らした後、垂直転送レジ
スタ12によつて垂直方向に転送する。このような処理
により、このCCD素子10は、水平ライン数が525 本
でプログレツシブ走査のEDTVII−p方式に対応した
CCD出力信号S10を生成する。
【0070】(1−2)動作及び効果 以上の構成において、このCCD素子10では、接続切
換回路13を設け、当該接続切換回路13の接続状態を
所望の状態に切り換えることにより、垂直転送レジスタ
12を構成する所望のレジスタにレジスタ制御信号e1
〜e6を供給する。そしてレジスタ制御信号e1〜e6
の論理レベルを生成しようとするビデオフオーマツトに
合わせて制御することにより、当該生成しようとするビ
デオフオーマツトに合致したCCD出力信号S10を得
る。
【0071】このようにしてこのCCD素子10におい
ては、生成しようとするビデオフオーマツトに合わせ
て、接続切換回路13の接続状態を制御してレジスタ制
御信号e1〜e6を供給する垂直転送レジスタ12のレ
ジスタ位置を制御すると共に、当該レジスタ制御信号e
1〜e6の論理レベルを制御するようにしたことによ
り、簡易な構成で容易に水平ライン数変換及び走査方式
変換を行うことができ、水平ライン数や走査方式を生成
しようとするビデオフオーマツトに合わせて自由に変更
することができ、かくして簡易な構成で所望のビデオフ
オーマツトに対応したCCD出力信号S10を生成し得
る。
【0072】因みに、現在の殆どのCG画像がコンピユ
ータのノンインターレース処理によつて生成されている
ため、CG画像との合成処理を行う場合には、ノンイン
ターレース処理によつて生成した画像の方が有利であ
る。これは、効率的かつ最高画質なものを提供する意味
で非常に重要な要素であり、これにより今後の仮想カメ
ラやCG画像を扱う全ての機器はノンインターレース処
理が主流となると思われる。従つてその意味では、本発
明を適用したCCD素子10のように、水平ライン数や
走査方式を自由に変更し得るCCD素子は大いに有効に
なると思われる。
【0073】またこのようにCCD素子10では、プロ
グラマブルに変換処理が行えるので、従来のようにレー
ト変換器を用いなくても多種のビデオフオーマツトに対
応したCCD出力信号S10を生成し得る。従つて、そ
の分だけCCD素子を簡単安価かつ小型化し得る。さら
にこのCCD素子10では、インターレース走査のHD
TV方式のCCD出力信号からダウンレート変換によつ
てプログレツシブのCCD出力信号を当該CCD素子1
0内部で生成し得るので、従来のように外部にレート変
換器を設けて変換処理を行う場合に比べて、動き適応補
間処理等の複雑な処理を行う必要もなく、また残像等の
画質劣化も回避し得るといつた利点もある。
【0074】以上の構成によれば、接続切換回路13を
設け、生成しようとするビデオフオーマツトに合わせ
て、当該接続切換回路13の接続状態を制御してレジス
タ制御信号e1〜e6を供給するレジスタ位置を制御す
ると共に、当該レジスタ制御信号e1〜e6の論理レベ
ルを制御するようにしたことにより、従来のようにレー
ト変換器を用いる方法に比して、簡易な構成で容易に多
種のビデオフオーマツトに対応したCCD出力信号S1
0を生成し得るCCD素子10を実現し得る。
【0075】(2)撮像装置の実施の形態 この項では、先に説明したCCD素子10を撮像装置と
してのカメラに適用した場合の実施の形態について説明
する。
【0076】(2−1)スイツチ切換型のカメラ 図14において、20は全体として本発明を適用したカ
メラを示し、大きく分けてタイミングジエネレータ回路
21、CCDドライブ回路22、上述したマルチフオー
マツト対応のCCD素子10、相関二重サンプリング回
路(CDS)23及び利得切換回路24によつて構成さ
れる。
【0077】タイミングジエネレータ回路21はCCD
素子10、相関二重サンプリング回路23及び利得切換
回路24の動作を制御するための制御信号を生成する回
路である。このタイミングジエネレータ回路21は内部
に各ビデオフオーマツトに対応した制御信号を発生する
複数のタイミングジエネレータ回路21A〜21Cを有
しており、外部から供給されるモード切換信号S20に
応じてこれらのタイミングジエネレータ回路21A〜2
1Cの中から所望のタイミングジエネレータ回路を選択
することによりユーザが希望するビデオフオーマツトに
合つた制御信号を生成するようになされている。
【0078】具体的には、タイミングジエネレータ回路
21は内部にHDTV用の制御信号S21を発生するH
DTV用タイミングジエネレータ回路21A、ATV−
p用の制御信号S22を発生するATV−p用タイミン
グジエネレータ回路21B、EDTVII−p用の制御信
号S23を発生するEDTVII−p用タイミングジエネ
レータ回路21C等を有していると共に、これらのタイ
ミングジエネレータ回路21A〜21Cが発生した制御
信号S21〜S23のうち所望の制御信号を選択するた
めの選択スイツチ21Dと当該選択した制御信号を出力
するためのインターフエイス回路21Eとを有してい
る。
【0079】このタイミングジエネレータ回路21に
は、例えばユーザがモード切換スイツチ(図示せず)を
操作することによつて生成されたモード切換信号S20
(このモード切換信号S20はユーザが希望するビデオ
フオーマツトを示している)が入力されており、これを
選択スイツチ21D及びインターフエイス回路21Eに
供給するようになされている。
【0080】選択スイツチ21Dは、モード切換信号S
20に基づいて、制御信号S21〜S23のうち所望さ
れているビデオフオーマツトに対応した制御信号を選択
し、これをインターフエイス回路21Eに供給する。因
みに、制御信号S21〜S23はいずれも1つの制御信
号から構成されているのではなく、相関二重サンプリン
グ回路23を駆動するためのサンプリングタイミング信
号、利得切換回路24の動作を制御するための利得切換
制御信号、CCD素子10を駆動するためのゲート制御
信号、レジスタ制御信号及びその他のCCD制御信号
(このその他のCCD制御信号はCCD素子10にとつ
て必ずしも必要な信号ではない)からなつている。
【0081】インターフエイス回路21Eは選択スイツ
チ21Dを介して供給される制御信号のうちサンプリン
グタイミング信号S24を相関二重サンプリング回路2
3に供給し、利得切換制御信号S25を利得切換回路2
4に供給する。またインターフエイス回路21Eは供給
される制御信号のうちゲート制御信号Sg′、レジスタ
制御信号e′及びその他のCCD制御信号S26をCC
Dドライブ回路22に供給する。さらにインターフエイ
ス回路21Eはモード切換信号S20に基づいて所望さ
れているビデオフオーマツトに合つた配線切換制御信号
Scを生成し、これをCCDドライブ回路22に供給す
る。
【0082】このようにしてタイミングジエネレータ回
路21は、モード切換信号S20に基づいて選択動作を
行うことによりユーザが希望するビデオフオーマツトに
合つた制御信号を出力するようになされている。
【0083】CCDドライブ回路22は、タイミングジ
エネレータ回路21から供給されるゲート制御信号S
g′、レジスタ制御信号e′、配線切換制御信号Sc′
及びその他のCCD制御信号S26に基づいて、実際に
CCD素子10を駆動するためめの制御信号を生成する
回路である。CCDドライブ回路22は、内部に第1〜
第3のドライブ回路22A〜22Cを有しており、ゲー
ト制御信号Sg′及びレジスタ制御信号e′を第1のド
ライブ回路22Aに入力し、配線切換制御信号Sc′を
第2のドライブ回路22Bに入力し、その他のCCD制
御信号S26を第3のドライブ回路22Cに入力するよ
うになされている。
【0084】第1のドライブ回路22Aは、レジスタ制
御信号e′にゲート制御信号Sg′を重畳した後、その
信号を所定の電圧及び電流を有する信号に変換すること
により、CCD素子10を駆動し得るだけの電圧及び電
流を有し、かつゲート制御信号Sgが重畳されたレジス
タ制御信号e(上述したCCD素子10の例では、レジ
スタ制御信号e1〜e6)を生成し、これをCCD素子
10に出力する。第2のドライブ回路22Bは、配線切
換制御信号Sc′をCCD素子10を駆動し得るだけの
電圧及び電流を有する配線切換制御信号Scに変換し、
これをCCD素子10に出力する。同様に、第3のドラ
イブ回路22Cは、その他のCCD制御信号S26をC
CD素子10を駆動し得るだけの電圧及び電流を有する
CCD制御信号S27に変換し、これをCCD素子10
に出力する。
【0085】CCD素子10はこれらの制御信号e、S
c及びS27に基づいて動作することによりユーザが希
望するビデオフオーマツトに合つたCCD出力信号S1
0を生成し、これを相関二重サンプリング回路23に出
力する。相関二重サンプリング回路23は、タイミング
ジエネレータ回路21から出力されるサンプリングタイ
ミング信号S24に基づいてCCD出力信号S10をサ
ンプリングすることにより当該CCD出力信号S10に
含まれるノイズ成分を除去し、画像成分のみからなる画
像信号S28を出力する。
【0086】利得切換回路24は、水平ブランキング信
号に同期した利得切換制御信号S25に基づいて水平ラ
イン毎に利得を切り換えて画像信号S28を増幅する。
これによりCCD素子10における電荷合成処理等によ
つて水平ライン毎に信号レベルが異なつている画像信号
S28の信号レベルを調整することができる。かくして
この利得調整した画像信号を利得切換回路24から出力
することにより、このカメラ20では、ユーザが希望す
るビデオフオーマツトに合つた画像信号S29が得られ
る。
【0087】以上の構成において、このカメラ20で
は、各ビデオフオーマツトに対応した制御信号を発生す
る複数のタイミングジエネレータ回路21A〜21Cを
内部に有するタイミングジエネレータ回路21を設け、
モード切換信号S20に基づいて、タイミングジエネレ
ータ回路21A〜21Cで発生した制御信号S21〜S
23のうち所望の制御信号を選択する。これによりユー
ザが希望するビデオフオーマツトに合つた制御信号を生
成し得る。従つてこの制御信号をCCDドライブ回路2
2を介してマルチフオーマツト対応のCCD素子10に
供給すると共に、相関二重サンプリング回路23や利得
切換回路24に供給すれば、ユーザが希望するビデオフ
オーマツトに合つた画像信号S29を容易に生成し得
る。
【0088】またこのカメラ20では、利得切換回路2
4を設け、水平ライン毎に利得を切り換えて画像信号S
28を増幅するようにしたことにより、CCD素子10
の電荷合成処理等によつて水平ライン毎に信号レベルが
異なつている画像信号S28の信号レベルを容易に調整
することができる。
【0089】かくして以上の構成によれば、タイミング
ジエネレータ回路21A〜21Cで発生した各ビデオフ
オーマツトに対応した制御信号S21〜S23をモード
切換信号S20に基づいて選択し、これをマルチフオー
マツト対応のCCD素子10に供給するようにしたこと
により、モード切換信号S20によつてビデオフオーマ
ツトを指定しさえすればユーザが希望するビデオフオー
マツトに合つた画像信号S29を容易に生成し得る。か
くするにつき簡易な構成で容易に多種のビデオフオーマ
ツトに対応した画像信号S29を生成し得るカメラ20
を実現し得る。
【0090】(2−2)プログラマブル・タイミングジ
エネレータ型のカメラ 図14との対応部分に同一符号を付して示す図15にお
いて、30は全体として本発明を適用したカメラを示
し、大きく分けてマイクロプロセツサ31、プログラマ
ブル・タイミングジエネレータ回路32、CCDドライ
ブ回路22、上述したマルチフオーマツト対応のCCD
素子10、相関二重サンプリング回路(CDS)23及
び利得切換回路24によつて構成され、当該マイクロプ
ロセツサ31及びプログラマブル・タイミングジエネレ
ータ回路32を除いて先のスイツチ切換型のカメラ20
とほぼ同様の構成を有している。
【0091】プログラマブル・タイミングジエネレータ
回路32は内部にカウンタ回路を有しており、当該カウ
ンタ回路のレジスタに設定された設定値に基づいてゲー
ト制御信号Sg′、レジスタ制御信号e′、配線切換制
御信号Sc′、その他のCCD制御信号S26、サンプ
リングタイミング信号S24及び利得切換制御信号S2
5を生成するようになされている。
【0092】マイクロプロセツサ31は、外部から供給
されるモード切換信号S20に基づいてレジスタ制御信
号S31をプログラマブル・タイミングジエネレータ回
路32に出力することにより、ユーザが希望しているビ
デオフオーマツトに合つた設定値を当該プログラマブル
・タイミングジエネレータ回路32のレジスタに設定す
るようになされている。
【0093】以上の構成において、ユーザが希望するビ
デオフオーマツトを示すモード切換信号S20を供給す
ると、マイクロプロセツサ31はその所望されているビ
デオフオーマツトに応じた設定値をプログラマブル・タ
イミングジエネレータ回路32のレジスタに設定する。
これによりプログラマブル・タイミングジエネレータ回
路32は、その設定値に基づいて動作することにより所
望されているビデオフオーマツトに合つたゲート制御信
号Sg′、レジスタ制御信号e′、配線切換制御信号S
c′、その他のCCD制御信号S26、サンプリングタ
イミング信号S24及び利得切換制御信号S25を生成
する。従つてこれらの制御信号をCCDドライブ回路2
2を介してマルチフオーマツト対応のCCD素子10に
供給すると共に、相関二重サンプリング回路23や利得
切換回路24に供給すれば、ユーザが希望するビデオフ
オーマツトに合つた画像信号S29を容易に生成し得
る。
【0094】かくして以上の構成によれば、レジスタに
設定された設定値に基づいて所望の制御信号を生成する
プログラマブル・タイミングジエネレータ回路32と、
当該プログラマブル・タイミングジエネレータ回路32
のレジスタにユーザが希望するビデオフオーマツトに合
つた設定値を設定するマイクロプロセツサ31とを設
け、当該プログラマブル・タイミングジエネレータ回路
32で生成した制御信号をマルチフオーマツト対応のC
CD素子10に供給するようにしたことにより、簡易な
構成で容易に多種のビデオフオーマツトに対応した画像
信号S29を生成し得るカメラ30を実現し得る。
【0095】(2−3)FPGA・タイミングジエネレ
ータ型のカメラ 図14との対応部分に同一符号を付して示す図16にお
いて、40は全体として本発明を適用したカメラを示
し、大きく分けてマイクロプロセツサ41、フイールド
・プログラマブル・ゲートアレイ型のタイミングジエネ
レータ回路(以下、これをFPGA・TG回路と呼ぶ)
42、CCDドライブ回路22、上述したマルチフオー
マツト対応のCCD素子10、相関二重サンプリング回
路(CDS)23及び利得切換回路24によつて構成さ
れ、当該マイクロプロセツサ41及びFPGA・TG回
路42を除いて先のスイツチ切換型のカメラ20とほぼ
同様の構成を有している。
【0096】FPGA・TG回路42はユーザが希望す
るビデオフオーマツトに対応した制御信号(すなわちゲ
ート制御信号Sg′、レジスタ制御信号e′、配線切換
制御信号Sc′、その他のCCD制御信号S26、サン
プリングタイミング信号S24及び利得切換制御信号S
25)を生成する回路である。このFPGA・TG回路
42はフイールド・プログラマブル・ゲートアレイと呼
ばれる回路構造を自由に変更し得る回路によつて形成さ
れており、これによりユーザが希望するビデオフオーマ
ツトに合わせて回路構造をプログラミングしてその希望
するビデオフオーマツトに合つた制御信号を生成し得る
ようになされている。
【0097】因みに、フイールド・プログラマブル・ゲ
ートアレイは、複数の回路ブロツクと配線ブロツクをチ
ツプ上に規則的に配列した構成でなり、回路ブロツク及
び配線ブロツクの内部には回路の電気的な接続又は非接
続をプログラムし得るデバイスが多数配置されており、
これによりこれらのデバイスをプログラムすることによ
つて回路構造を自由に変更することができるようになつ
ている。このようなフイールド・プログラマブル・ゲー
トアレイには回路構造を1回だけプログラムし得るライ
トワンス型のものと、何回でも自由にプログラムし得る
最書込み可能型のものがあるが、FPGA・TG回路4
2に採用されている回路は後者の最書込み可能型のもの
である。
【0098】マイクロプロセツサ41はFPGA・TG
回路42の回路構造をユーザが希望するビデオフオーマ
ツトに合つた制御信号を生成し得るように変更するため
の回路である。このマイクロプロセツサ41の内部に
は、各ビデオフオーマツトに対応した回路構造を示すプ
ログラムデータが格納されたメモリが内蔵されており、
外部からモード切換信号S20が供給されると、当該モ
ード切換信号S20に基づいて、ユーザが希望するビデ
オフオーマツトのプログラムデータを読み出し、これを
プログラミング信号S41としてFPGA・TG回路4
2に送出する。これによりマイクロプロセツサ41は、
FPGA・TG回路42の回路構造をユーザが希望する
ビデオフオーマツトに合つた構造に変更し得、当該FP
GA・TG回路42からそのビデオフオーマツトの制御
信号を出力させることができる。
【0099】因みに、このカメラ40においては、例え
ばパーソナルコンピユータ等のコンピユータ装置をこの
カメラ40に接続することによりプログラムデータS4
2をマイクロプロセツサ41のメモリにダウンロードし
得るようになされている。このため新たなビデオフオー
マツトが規格化された場合でも、そのビデオフオーマツ
トに対応したプログラムデータS42をマイクロプロセ
ツサ41のメモリにダウンロードすれば、当該プログラ
ムデータS42に基づいてFPGA・TG回路42の回
路構造を変更し得、その新たなビデオフオーマツトに合
つた画像信号S29を容易に生成し得る。従つてこのカ
メラ40の場合には、一段と汎用性を向上させることが
できる。
【0100】以上の構成において、ユーザが希望するビ
デオフオーマツトを示すモード切換信号S20を供給す
ると、マイクロプロセツサ41はその所望されているビ
デオフオーマツトに対応したプログラムデータを内部の
メモリから読み出し、これをプログラミング信号S41
としてFPGA・TG回路42にダウンロードする。こ
れを受けてFPGA・TG回路42は、内部の回路構造
をその所望されているビデオフオーマツトに合わせて変
更する。これによりFPGA・TG回路42は、ユーザ
が希望しているビデオフオーマツトに合つたゲート制御
信号Sg′、レジスタ制御信号e′、配線切換制御信号
Sc′、その他のCCD制御信号S26、サンプリング
タイミング信号S24及び利得切換制御信号S25を生
成し得る。従つてこれらの制御信号をCCDドライブ回
路22を介してマルチフオーマツト対応のCCD素子1
0に供給すると共に、相関二重サンプリング回路23や
利得切換回路24に供給すれば、ユーザが希望するビデ
オフオーマツトに合つた画像信号S29を容易に生成し
得る。
【0101】またこのカメラ40の場合には、FPGA
・TG回路42の回路構造を決定するプログラムデータ
を外部からダウンロードし得るようにしたことにより、
新たなビデオフオーマツトが規格化された場合でも、そ
の新たなビデオフオーマツトに対応したプログラムデー
タをダウンロードしさえすれば新たなビデオフオーマツ
トにいつでも対応することができる。従つて新たなビデ
オフオーマツトが規格化されることによつてこのカメラ
40が使えなくなることを回避し得、資源の有効利用に
貢献し得る。またこのカメラ40が廃棄されることを回
避し得ることから環境保全の面においても有益である。
【0102】かくして以上の構成によれば、マイクロプ
ロセツサ41を介してFPGA・TG回路42にプログ
ラムデータをダウンロードして当該FPGA・TG回路
42の回路構造をユーザが希望するビデオフオーマツト
に合わせて変更し、そのFPGA・TG回路42によつ
て生成した制御信号をマルチフオーマツト対応のCCD
素子10に供給するようにしたことにより、簡易な構成
で容易に多種のビデオフオーマツトに対応した画像信号
S29を生成し得るカメラ40を実現し得る。
【0103】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ビデオフオーマツト
がATV−i方式のときに図11に示すような転送シー
ケンスを実行した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、図17に示すような転送シーケンスを実行す
るようにしても良い。すなわち第1フイールドに関して
はフオトセンサ5A〜5Nの電荷を全て垂直転送レジス
タ12の各レジスタV1、V3、V5に転送し、このレ
ジスタV1、V3、V5の電荷を合成して順に転送する
ようにし、第2フイールドに関してはフオトセンサ5A
〜5Nの電荷を選択的に垂直転送レジスタ12のレジス
タV3、V5に転送し、このこのレジスタV3、V5の
電荷を合成して順に転送するようにしても良い。因み
に、この場合には、第1フイールドの方が第2のフイー
ルドに比して信号レベルが1.5 倍になつているので、Q
点の信号レベルを1.5倍にしてレベル調整すれば良い。
【0104】また上述の実施の形態においては、水平ラ
イン数変換すなわち垂直方向の画素数変換についてだけ
説明したが、垂直ライン数変換すなわち水平方向の画素
数変換を行う場合には、上述した水平ライン数変換と同
様の処理を水平転送部3において行えば良い。またこれ
以外の方法として、次に説明するような方法を適用する
ようにしても良い。すなわち水平方向に関してはアナロ
グ信号となるので、ローパスフイルタとアナログデイジ
タル変換器を用いてデイジタル化した後、所望のタツプ
数を有する1次元補間ローパスフイルタによつてデイジ
タル水平レート変換することにより水平方向の画素数を
変換するようにしても良い。因みに、この方法の方が、
水平ライン数変換と同様の処理を適用する場合に比して
一段と構成を簡易にすることができる。
【0105】また上述の実施の形態においては、接続切
換回路13としてプログラマブル・クロススイツチ回路
を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、セレクタ回路等、その他の回路を用いるようにして
も良い。要は、配線切換制御信号に基づいて内部の接続
状態を切り換えることによつて入力されるレジスタ制御
信号を垂直転送レジスタの所望のレジスタに供給し得る
ような接続切換回路を設けるようにすれば、上述の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0106】また上述の実施の形態においては、垂直転
送部11A〜11Nがフオトセンサ5A〜5Nを含むも
のとして説明したが、本発明はこれに限らず、垂直転送
部11A〜11Nがフオトセンサ5A〜5Nを含まない
ものとしても良い。要は、水平及び垂直方向に画素に対
応して複数配置され、入力された光学信号の光量に対応
する電荷を蓄積するフオトセンサを設けるようにすれ
ば、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0107】また上述の実施の形態においては、垂直転
送レジスタ12を有する垂直転送部11A〜11Nを複
数設けた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、垂直ライン毎にそれぞれ設けられ、複数のレジスタ
を接続することにより形成されてなり、当該垂直ライン
に位置するフオトセンサから受けた電荷を順に垂直方向
にシフトする垂直転送レジスタを設けるようにすれば、
上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0108】また上述の実施の形態においては、垂直転
送部11A〜11Nから送られてくる電荷を水平方向に
シフトする水平転送部3を設けた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、それぞれの垂直転送レジス
タから水平ライン単位で転送されてくる電荷を受け、当
該電荷を順に水平方向にシフトして出力することにより
入力される光学信号に応じた画像信号を出力する水平転
送回路を設けるようにすれば上述の場合と同様の効果を
得ることができる。
【0109】また上述の実施の形態においては、各ビデ
オフオーマツトに対応した制御信号S21〜S23を発
生する複数のタイミングジエネレータ回路21A〜21
Cと、モード切換信号S20に基づいて制御信号S21
〜S23を選択するための選択スイツチと、選択した制
御信号S21、S22又はS23を出力すると共にモー
ド切換信号S20に基づいて配線切換制御信号Sc′を
生成するインターフエイス回路21Eとを有するタイミ
ングジエネレータ回路21を設けた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、各ビデオフオーマツトに対
応したレジスタ制御信号を発生する複数の信号発生器
と、モード切換信号に基づいて、複数の信号発生器で発
生した複数のレジスタ制御信号のうち所望のレジスタ制
御信号を選択する選択スイツチと、モード切換信号に基
づいて配線切換制御信号を生成する信号生成器とを有す
るタイミングジエネレータ回路を設けるようにすれば、
上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0110】また上述の実施の形態においては、プログ
ラマブル・タイミングジエネレータ回路32の設定値を
マイクロプロセツサ31によつて設定することにより所
望のビデオフオーマツトに対応した制御信号(Sg′、
e′、Sc′及びS26)を生成した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、設定された設定値に基づ
いてレジスタ制御信号及び配線切換制御信号を生成する
カウンタからなるタイミングジエネレータ回路を設け、
モード切換信号に基づいて所望のビデオフオーマツトに
合つた設定値を設定することにより所望のビデオフオー
マツトに合つたレジスタ制御信号及び配線切換制御信号
を生成するようにすれば、上述の場合と同様の効果を得
ることができる。
【0111】また上述の実施の形態においては、マイク
ロプロセツサ41によつてFPGA・TG回路にプログ
ラムデータをダウンロードすることにより所望のビデオ
フオーマツトに対応した制御信号(Sg′、e′、S
c′及びS26)を生成した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、供給されるプログラムデータに基
づいて内部の回路構造を変更し得るフイールド・プログ
ラマブル・ゲートアレイからなるタイミングジエネレー
タ回路を設け、モード切換信号に基づいて所望のビデオ
フオーマツトに合つたプログラムデータをフイールド・
プログラマブル・ゲートアレイに供給することにより所
望のビデオフオーマツトに合つたレジスタ制御信号及び
配線切換制御信号を生成するようにすれば、上述の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0112】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、配線切換
制御信号に基づいてレジスタ制御信号を垂直転送レジス
タの所望のレジスタに供給する接続切換回路を設け、当
該接続切換回路を使用してレジスタ制御信号を供給する
レジスタの位置を制御すると共に、レジスタ制御信号の
論理レベルを制御するようにしたことにより、画像信号
の水平ライン数を所望のビデオフオーマツトに合わせて
自由に変更し得、かくして簡易な構成で容易に多種のビ
デオフオーマツトに対応した画像信号を生成し得る撮像
素子を実現し得る。
【0113】またレジスタ制御信号を供給するレジスタ
の位置を制御すると共に、レジスタ制御信号の論理レベ
ルを制御することにより所望の水平ライン数を有する画
像信号を生成し得る撮像素子と、モード切換信号に基づ
いて所望のビデオフオーマツトに対応したレジスタ制御
信号及び配線切換制御信号を生成してこれを当該撮像素
子に出力するタイミングジエネレータ回路とを設けるよ
うにしたことにより、ユーザが希望するビデオフオーマ
ツトに合わせて水平ライン数を容易に変更し得るので、
ユーザが希望するビデオフオーマツトに合つた画像信号
を容易に生成し得る。かくするにつき簡易な構成で容易
に多種のビデオフオーマツトに対応した画像信号を生成
し得る撮像装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCCD素子の構成を示すブロ
ツク図である。
【図2】垂直転送部の構成を示す回路図である。
【図3】HDTV方式のときの接続切換回路の接続状態
を示す回路図である。
【図4】HDTV方式のときのレジスタ制御信号を示す
信号波形図である。
【図5】HDTV方式のときの垂直転送レジスタの状態
を示す状態遷移図である。
【図6】HDTV方式のときの垂直転送レジスタの状態
を示す状態遷移図である。
【図7】ATV−p方式のときの接続切換回路の接続状
態を示す回路図である。
【図8】ATV−p方式のときのレジスタ制御信号を示
す信号波形図である。
【図9】ATV−p方式のときの垂直転送レジスタの状
態を示す状態遷移図である。
【図10】ATV−i方式のときの接続切換回路の接続
状態を示す回路図である。
【図11】ATV−i方式のときの垂直転送レジスタの
状態を示す状態遷移図である。
【図12】EDTVII−p方式のときの接続切換回路の
接続状態を示す回路図である。
【図13】EDTVII−p方式のときの垂直転送レジス
タの状態を示す状態遷移図である。
【図14】本発明のCCD素子を実装したスイツチ切換
型のカメラを示すブロツク図である。
【図15】本発明のCCD素子を実装したプログラマブ
ル・TG型のカメラを示すブロツク図である。
【図16】本発明のCCD素子を実装したFPGA・T
G型のカメラを示すブロツク図である。
【図17】ATV−i方式のときの他の制御手順の説明
に供する状態遷移図である。
【図18】各種のビデオフオーマツトを示す図表であ
る。
【図19】従来のCCD素子の構成を示すブロツク図で
ある。
【図20】レート変換器のレート変換原理の説明に供す
る特性曲線図である。
【符号の説明】
1、10……CCD素子、2A〜2N、11A〜11N
……垂直転送部、3……水平転送部、4……バツフアア
ンプ、5、5A〜5N……フオトセンサ、6、6A〜6
N……リード・アウト・ゲート、7A〜7N……オーバ
フロー・コントロール・ゲート、8……オーバフロー・
ドレイン、9、12……垂直転送レジスタ、13……接
続切換回路、20、30、40……カメラ、21……タ
イミングジエネレータ回路、22……CCDドライブ回
路、23……相関二重サンプリング回路、24……利得
切換回路、31、41……マイクロプロセツサ、32…
…プログラマブル・タイミングジエネレータ回路、41
……FPGA・TG回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平及び垂直方向に画素に対応して複数配
    置され、入力された光学信号の光量に対応する電荷を蓄
    積するフオトセンサと、 垂直ライン毎にそれぞれ設けられ、複数のレジスタを接
    続することにより形成されてなり、当該垂直ラインに位
    置する上記フオトセンサから受けた電荷を順に垂直方向
    にシフトする垂直転送レジスタと、 上記垂直転送レジスタ毎にそれぞれ設けられ、配線切換
    制御信号に基づいて内部の接続状態を切り換えることに
    よつて入力されるレジスタ制御信号を上記垂直転送レジ
    スタの所望のレジスタに供給する接続切換回路と、 それぞれの上記垂直転送レジスタから水平ライン単位で
    転送されてくる電荷を受け、当該電荷を順に水平方向に
    シフトして出力することにより上記光学信号に応じた画
    像信号を出力する水平転送回路とを具え、 上記配線切換制御信号によつて上記レジスタ制御信号を
    供給する上記レジスタの位置を制御すると共に、上記レ
    ジスタ制御信号の論理レベルを制御することにより所望
    の水平ライン数を有する上記画像信号を生成することを
    特徴とする撮像素子。
  2. 【請求項2】上記接続切換回路は、 6つの入力ラインと、上記垂直転送レジスタの各レジス
    タに接続される複数の出力ラインとを有し、上記配線切
    換制御信号に基づいて上記出力ラインをそれぞれ所望の
    上記入力ラインに接続することにより当該入力ラインに
    入力された上記レジスタ制御信号を所望の上記レジスタ
    に供給することを特徴とする請求項1に記載の撮像素
    子。
  3. 【請求項3】上記垂直転送レジスタは、 上記レジスタ制御信号に基づいて上記電荷を合成するこ
    とにより水平ライン数を変換することを特徴とする請求
    項1に記載の撮像素子。
  4. 【請求項4】水平及び垂直方向に画素に対応して複数配
    置され、入力された光学信号の光量に対応する電荷を蓄
    積するフオトセンサと、 垂直ライン毎にそれぞれ設けられ、複数のレジスタを接
    続することにより形成されてなり、当該垂直ラインに位
    置する上記フオトセンサから受けた電荷を順に垂直方向
    にシフトする垂直転送レジスタと、 上記垂直転送レジスタ毎にそれぞれ設けられ、配線切換
    制御信号に基づいて内部の接続状態を切り換えることに
    よつて入力されるレジスタ制御信号を上記垂直転送レジ
    スタの所望のレジスタに供給する接続切換回路と、 それぞれの上記垂直転送レジスタから水平ライン単位で
    転送されてくる電荷を受け、当該電荷を順に水平方向に
    シフトして出力することにより上記光学信号に応じた画
    像信号を出力する水平転送回路とを有し、上記配線切換
    制御信号によつて上記レジスタ制御信号を供給する上記
    レジスタの位置を制御すると共に、上記レジスタ制御信
    号の論理レベルを制御することにより所望の水平ライン
    数を有する上記画像信号を生成する撮像素子と、入力さ
    れるモード切換信号に基づいて、所望のビデオフオーマ
    ツトに対応した上記レジスタ制御信号及び上記配線切換
    制御信号を生成して出力するタイミングジエネレータ回
    路とを具えることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】上記接続切換回路は、 6つの入力ラインと、上記垂直転送レジスタの各レジス
    タに接続される複数の出力ラインとを有し、上記配線切
    換制御信号に基づいて上記出力ラインをそれぞれ所望の
    上記入力ラインに接続することにより当該入力ラインに
    入力された上記レジスタ制御信号を所望の上記レジスタ
    に供給することを特徴とする請求項4に記載の撮像装
    置。
  6. 【請求項6】上記垂直転送レジスタは、 上記レジスタ制御信号に基づいて上記電荷を合成するこ
    とにより水平ライン数を変換することを特徴とする請求
    項4に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】水平ライン毎に利得を切り換えて上記水平
    転送回路から出力される上記画像信号を増幅する利得切
    換回路を具えることを特徴とする請求項4に記載の撮像
    装置。
  8. 【請求項8】上記タイミングジエネレータ回路は、 各ビデオフオーマツトに対応した上記レジスタ制御信号
    を発生する複数の信号発生器と、 上記モード切換信号に基づいて、上記複数の信号発生器
    で発生した複数の上記レジスタ制御信号のうち所望のレ
    ジスタ制御信号を選択する選択スイツチと、 上記モード切換信号に基づいて、上記配線切換制御信号
    を生成する信号生成器とを具えることを特徴とする請求
    項4に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】上記タイミングジエネレータ回路は、設定
    された設定値に基づいて上記レジスタ制御信号及び上記
    配線切換制御信号を生成するカウンタからなり、 上記モード切換信号に基づいて、所望のビデオフオーマ
    ツトに合つた上記設定値を設定することにより所望のビ
    デオフオーマツトに合つた上記レジスタ制御信号及び上
    記配線切換制御信号を生成することを特徴とする請求項
    4に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】上記タイミングジエネレータ回路は、供
    給されるプログラムデータに基づいて内部の回路構造を
    変更し得るフイールド・プログラマブル・ゲートアレイ
    からなり、 上記モード切換信号に基づいて、所望のビデオフオーマ
    ツトに合つた上記プログラムデータを上記フイールド・
    プログラマブル・ゲートアレイに供給することにより所
    望のビデオフオーマツトに合つた上記レジスタ制御信号
    及び上記配線切換制御信号を生成することを特徴とする
    請求項4に記載の撮像装置。
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