JPH10337174A - 製麹装置 - Google Patents
製麹装置Info
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- JPH10337174A JPH10337174A JP16336997A JP16336997A JPH10337174A JP H10337174 A JPH10337174 A JP H10337174A JP 16336997 A JP16336997 A JP 16336997A JP 16336997 A JP16336997 A JP 16336997A JP H10337174 A JPH10337174 A JP H10337174A
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンベア上を搬送される麹層が、それぞれの
場所によって状態が変わることに起因する麹菌の成育の
差による製品としての麹が不均等であるといった問題が
あった。 【解決手段】 平行で互いに反対方向に傾斜した状態で
装置された第1、第2のコンベア5、6を隣接して配置
すると共に、一方のコンベア5又は6から他方のコンベ
ア6又は5に麹を移送し、コンベア5、6上の麹層に通
風する製麹装置において、各コンベア5、6毎に麹層の
搬送箇所を保温材15で熱遮断すると共に、麹層を搬送
するコンベア5、6の下側を複数の区画46に分割し
て、区画46に送風用ブロワー49からの空気を麹層に
送出する空気分散パイプ47を設け、かつ、前記区画4
6における品温を検出する温度センサ14を設置し、こ
の温度センサよりの信号で前記送風用ブロワー49には
送出空気の制御手段を設けた製麹装置である。
場所によって状態が変わることに起因する麹菌の成育の
差による製品としての麹が不均等であるといった問題が
あった。 【解決手段】 平行で互いに反対方向に傾斜した状態で
装置された第1、第2のコンベア5、6を隣接して配置
すると共に、一方のコンベア5又は6から他方のコンベ
ア6又は5に麹を移送し、コンベア5、6上の麹層に通
風する製麹装置において、各コンベア5、6毎に麹層の
搬送箇所を保温材15で熱遮断すると共に、麹層を搬送
するコンベア5、6の下側を複数の区画46に分割し
て、区画46に送風用ブロワー49からの空気を麹層に
送出する空気分散パイプ47を設け、かつ、前記区画4
6における品温を検出する温度センサ14を設置し、こ
の温度センサよりの信号で前記送風用ブロワー49には
送出空気の制御手段を設けた製麹装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製麹装置に係り、更
に詳しくは麹を自動的、かつ、希望する品質に製造する
ことができるように構成した製麹装置に関するものであ
る。
に詳しくは麹を自動的、かつ、希望する品質に製造する
ことができるように構成した製麹装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】麹は麹菌を接種された蒸米を箱の中に収
容し、適温に保って麹菌を繁殖させることにより製造さ
れていた。このような箱作りは古くから行われていたも
のであるが生産能率が極めて悪く、現在はベルトコンベ
ア等を用いて自動的に麹を製造するのが一般的である。
容し、適温に保って麹菌を繁殖させることにより製造さ
れていた。このような箱作りは古くから行われていたも
のであるが生産能率が極めて悪く、現在はベルトコンベ
ア等を用いて自動的に麹を製造するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】麹の成育に際して品温
が上るのは、麹菌が繁殖する麹の成育熱のためで、この
麹の成育熱を制御するために強制通風を行うのである
が、一つの製麹装置に対して一つの送風装置で強制通風
を行うと、麹菌の繁殖が麹層の厚さ、麹をほぐした時の
粒のばらつき、製麹中の乾燥に生じるクラック等で麹層
を通過する風量が異なってしまうので、均一な麹の成育
の制御が困難であった。
が上るのは、麹菌が繁殖する麹の成育熱のためで、この
麹の成育熱を制御するために強制通風を行うのである
が、一つの製麹装置に対して一つの送風装置で強制通風
を行うと、麹菌の繁殖が麹層の厚さ、麹をほぐした時の
粒のばらつき、製麹中の乾燥に生じるクラック等で麹層
を通過する風量が異なってしまうので、均一な麹の成育
の制御が困難であった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、原料である米の引込
み又は盛込み、温度の部分差、麹菌の付着量の差、蒸米
の仕上り状態の変化ばかりでなく、麹層の厚さ、粒のバ
ラツキ、クラック等にも対応して、コンベア上を搬送さ
れる麹層の場所による成育速度の違いによる温度の相違
に対しても、その場所への通風を制御して希望する最適
な品質の麹が得られるようにした製麹装置を提供せんと
するにある。
もので、その目的とするところは、原料である米の引込
み又は盛込み、温度の部分差、麹菌の付着量の差、蒸米
の仕上り状態の変化ばかりでなく、麹層の厚さ、粒のバ
ラツキ、クラック等にも対応して、コンベア上を搬送さ
れる麹層の場所による成育速度の違いによる温度の相違
に対しても、その場所への通風を制御して希望する最適
な品質の麹が得られるようにした製麹装置を提供せんと
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製麹装置は前記
した目的を達成せんとするもので、その手段は、平行で
互いに反対方向に傾斜した状態で装置された複数のコン
ベアを隣接して配置すると共に、一方のコンベアから他
方のコンベアに麹を移送し、コンベア上の麹層に通風す
る製麹装置において、各コンベア毎に麹層の搬送箇所を
熱遮断すると共に、麹層を搬送するコンベアの下側を複
数の区画に分割し、該区画に送風用ブロワーからの空気
を麹層に送出する送出部を設け、かつ、前記区画の所望
個所に品温を検出する温度センサを設置し、この温度セ
ンサよりの信号で前記送風用ブロワーからの送出空気を
制御するための制御手段を設けたものである。
した目的を達成せんとするもので、その手段は、平行で
互いに反対方向に傾斜した状態で装置された複数のコン
ベアを隣接して配置すると共に、一方のコンベアから他
方のコンベアに麹を移送し、コンベア上の麹層に通風す
る製麹装置において、各コンベア毎に麹層の搬送箇所を
熱遮断すると共に、麹層を搬送するコンベアの下側を複
数の区画に分割し、該区画に送風用ブロワーからの空気
を麹層に送出する送出部を設け、かつ、前記区画の所望
個所に品温を検出する温度センサを設置し、この温度セ
ンサよりの信号で前記送風用ブロワーからの送出空気を
制御するための制御手段を設けたものである。
【0006】また、前記送風用ブロワーは前記2つ、ま
たは、それ以上の区画に送風を行うようにすることが望
ましく、さらに、前記区画からの排気を前記送風用ブロ
ワーの吸引力によって行うようにしてもよい。また、前
記区画に空気を送出する送出部が空気分散パイプで構成
されていることが望ましく、さらに、前記空気分散パイ
プを多孔焼結フィルタで構成し、かつ、前記多孔焼結フ
ィルタの通風抵抗値を麹層の空気通過抵抗値より大とす
ることが望ましい。
たは、それ以上の区画に送風を行うようにすることが望
ましく、さらに、前記区画からの排気を前記送風用ブロ
ワーの吸引力によって行うようにしてもよい。また、前
記区画に空気を送出する送出部が空気分散パイプで構成
されていることが望ましく、さらに、前記空気分散パイ
プを多孔焼結フィルタで構成し、かつ、前記多孔焼結フ
ィルタの通風抵抗値を麹層の空気通過抵抗値より大とす
ることが望ましい。
【0007】以下、本発明に係る製麹装置の実施の形態
を図面と共に説明する。この実施の形態においては、製
麹装置1は密封されたケ―シング2を備えており、この
ケ―シング2の上端部の一部には排気ダンパ3が、下側
の一部には吸気ダンパ4が設けられている。
を図面と共に説明する。この実施の形態においては、製
麹装置1は密封されたケ―シング2を備えており、この
ケ―シング2の上端部の一部には排気ダンパ3が、下側
の一部には吸気ダンパ4が設けられている。
【0008】図1のようにケ―シング2内には第1及び
第2のコンベア5、6が平行に、かつ、側面から見ると
反対方向に傾斜し、交差した状態で配置されているもの
で、各第1及び第2のコンベア5、6はそれぞれ平行に
配置されたフレ―ム7、7を有している。
第2のコンベア5、6が平行に、かつ、側面から見ると
反対方向に傾斜し、交差した状態で配置されているもの
で、各第1及び第2のコンベア5、6はそれぞれ平行に
配置されたフレ―ム7、7を有している。
【0009】これらフレ―ム7、7の前後の端部には、
それぞれロ―ラ8、8が回転自在に設けられており、こ
れらロ―ラ8、8間には、例えば、粗目ステンレスネッ
トの上に着脱可能な状態で通気性の良い布を貼着し、あ
るいは、細目で蒸米が落下しない程度のステンレスや合
成樹脂のネットで構成したベルト9がエンドレスの状態
で張架されている。
それぞれロ―ラ8、8が回転自在に設けられており、こ
れらロ―ラ8、8間には、例えば、粗目ステンレスネッ
トの上に着脱可能な状態で通気性の良い布を貼着し、あ
るいは、細目で蒸米が落下しない程度のステンレスや合
成樹脂のネットで構成したベルト9がエンドレスの状態
で張架されている。
【0010】それぞれのコンベア5、6のうち低い位置
に位置するロ―ラ8は可変速モ―タ10によりベルト1
1を介して回転され、また、それぞれのコンベア5、6
の両側にはフレ―ム7、7からそれぞれ側板12、12
が所定高さで平行に突設されている。
に位置するロ―ラ8は可変速モ―タ10によりベルト1
1を介して回転され、また、それぞれのコンベア5、6
の両側にはフレ―ム7、7からそれぞれ側板12、12
が所定高さで平行に突設されている。
【0011】前記第1のコンベア5、第2のコンベア6
の上面側には、それぞれ左右の側板12に達する保温材
15を形成してあるので、コンベア5、6による搬送部
はそれぞれが他の場所から温度的に隔離されている。
の上面側には、それぞれ左右の側板12に達する保温材
15を形成してあるので、コンベア5、6による搬送部
はそれぞれが他の場所から温度的に隔離されている。
【0012】また、第1のコンベア5、第2のコンベア
6のそれぞれの高い側の下側に位置して断面がU字状の
枠体19が水平に横架されており、この枠体19は第2
図のように2つのコンベア5、6の幅を合わせただけの
長さを有している。
6のそれぞれの高い側の下側に位置して断面がU字状の
枠体19が水平に横架されており、この枠体19は第2
図のように2つのコンベア5、6の幅を合わせただけの
長さを有している。
【0013】この第1のコンベア5の高い側の下側に位
置する枠体19には第2のコンベア6側の底面と、第2
のコンベア6の高い側の下側に位置する枠体19には第
1のコンベア5側の底面とに、それぞれ開口部19aが
形成されている。
置する枠体19には第2のコンベア6側の底面と、第2
のコンベア6の高い側の下側に位置する枠体19には第
1のコンベア5側の底面とに、それぞれ開口部19aが
形成されている。
【0014】枠体19内にはスクリュ軸20が回転自在
に軸承された状態で収容され、この枠体19とスクリュ
軸20とでスクリュフィ―ダを構成されている。そし
て、このスクリュ軸20の一端とモ―タ21の出力軸と
の間にはベルト(チェ―ン)22が張架されている。
に軸承された状態で収容され、この枠体19とスクリュ
軸20とでスクリュフィ―ダを構成されている。そし
て、このスクリュ軸20の一端とモ―タ21の出力軸と
の間にはベルト(チェ―ン)22が張架されている。
【0015】さらに、第1のコンベア5、第2のコンベ
ア6の高い側の終端にはピン16aを多数放射状に植立
したクラッシャー軸16が設けられ、このクラッシャー
軸16はギアモーター17に直結され、クラッシャー軸
16が駆動される。
ア6の高い側の終端にはピン16aを多数放射状に植立
したクラッシャー軸16が設けられ、このクラッシャー
軸16はギアモーター17に直結され、クラッシャー軸
16が駆動される。
【0016】また、前記枠体19の第1のコンベア5の
高い側の端部には、外側に開閉可能な回動板24が取付
けられており、この回動板24は第1図に示すように第
1のコンベア5の左右両側の側板12の高い方の位置に
ある端縁に接した状態と、これから離れた位置とに開閉
可能である。
高い側の端部には、外側に開閉可能な回動板24が取付
けられており、この回動板24は第1図に示すように第
1のコンベア5の左右両側の側板12の高い方の位置に
ある端縁に接した状態と、これから離れた位置とに開閉
可能である。
【0017】そして、この回動板24に対応した位置に
おいて、ケ―シング2の側面には扉25が開閉自在に取
付けられており、これを開くと入口26が開き、回動板
24を入口26側に倒し、麹を供給することができる。
おいて、ケ―シング2の側面には扉25が開閉自在に取
付けられており、これを開くと入口26が開き、回動板
24を入口26側に倒し、麹を供給することができる。
【0018】一方、枠体19の第2のコンベア6の低い
側の端部には、回動板27が開閉自在に取付けられてお
り、この回動板27は第1図に実線で示すように第2の
コンベア6の低い側の端部を閉塞する位置と、2点鎖線
で示した開放する位置とに回動可能である。
側の端部には、回動板27が開閉自在に取付けられてお
り、この回動板27は第1図に実線で示すように第2の
コンベア6の低い側の端部を閉塞する位置と、2点鎖線
で示した開放する位置とに回動可能である。
【0019】この回動板27と対応した位置において、
ケ―シング2の側面には扉28が開閉自在に設けられて
おり、扉28を外側に開けば出口29を開口させること
ができる。
ケ―シング2の側面には扉28が開閉自在に設けられて
おり、扉28を外側に開けば出口29を開口させること
ができる。
【0020】扉28の下方においてケ―シング2の外側
には、傾斜した状態でスライド板30が設けられてお
り、スライド板30はケ―シング2側が高くなるように
配置され、かつ、このスライド板30は扉28を開くと
出口29を通ってケ―シング2内に挿入することがで
き、第2のコンベア6側において枠体19の下側に臨ま
せることができる。
には、傾斜した状態でスライド板30が設けられてお
り、スライド板30はケ―シング2側が高くなるように
配置され、かつ、このスライド板30は扉28を開くと
出口29を通ってケ―シング2内に挿入することがで
き、第2のコンベア6側において枠体19の下側に臨ま
せることができる。
【0021】また、第1のコンベア5の低い側の端部は
端板36で、第2のコンベア6の高い側の端部は保温材
15の延長部によって閉塞され、更に第1及び第2のコ
ンベア5、6の中央部と低い方の端部はそれぞれ支柱3
8、39によって固定されている。
端板36で、第2のコンベア6の高い側の端部は保温材
15の延長部によって閉塞され、更に第1及び第2のコ
ンベア5、6の中央部と低い方の端部はそれぞれ支柱3
8、39によって固定されている。
【0022】ケーシング2内には加湿パイプ40が配置
され、この加湿パイプ40には他数の長孔が形成されて
おり、内部に供給されるスチ―ム又は水霧を噴出する。
され、この加湿パイプ40には他数の長孔が形成されて
おり、内部に供給されるスチ―ム又は水霧を噴出する。
【0023】この加湿パイプ40の下方に冷却を兼ねた
除湿器41が、および、この除湿器41と並んで加温器
42が配置され、この加温器42はスチ―ム又は電気式
のヒ―タとして構成されている。また、ケ―シング2の
頂部の内面からは炭酸ガスセンサ43、温度センサ4
4、湿度センサ45が吊り下げられている。
除湿器41が、および、この除湿器41と並んで加温器
42が配置され、この加温器42はスチ―ム又は電気式
のヒ―タとして構成されている。また、ケ―シング2の
頂部の内面からは炭酸ガスセンサ43、温度センサ4
4、湿度センサ45が吊り下げられている。
【0024】前記第1のコンベア5と第2のコンベア6
のフレーム7には、蒸米を搬送するベルト9の下側にお
いて仕切り板により複数の区画46(図1、図2では第
1のコンベア5、第2のコンベア6共に4区画)に区画
されており、各区画46の中央にはフィルターを兼ねる
空気分散パイプ47が側面から差し込まれている。
のフレーム7には、蒸米を搬送するベルト9の下側にお
いて仕切り板により複数の区画46(図1、図2では第
1のコンベア5、第2のコンベア6共に4区画)に区画
されており、各区画46の中央にはフィルターを兼ねる
空気分散パイプ47が側面から差し込まれている。
【0025】この空気分散パイプ47は多孔焼結フィル
ター等が用いられ、1台の送風用ブロワー49に2本の
送風ダクト48で2本の空気分散パイプ47が接続さ
れ、その2本の空気分散パイプ47に接続している区画
46の上方において側板12に開口が設けられ、この開
口から排気循環ダクト50を介してその区画46に送風
する送風用ブロワー48に接続される。
ター等が用いられ、1台の送風用ブロワー49に2本の
送風ダクト48で2本の空気分散パイプ47が接続さ
れ、その2本の空気分散パイプ47に接続している区画
46の上方において側板12に開口が設けられ、この開
口から排気循環ダクト50を介してその区画46に送風
する送風用ブロワー48に接続される。
【0026】そして、送風用ブロワー49には、吸入側
において開閉可能な吸気ダンパー51が設けられてお
り、この吸気ダンパー51を開くと、排気循環ダクト5
0からの空気とケーシング2内の空気とが混入した状態
で送風ダクト48に送風される。なお、第1図中符号5
2は区画46毎に設けられた掃除口で、通常は閉じられ
ている。
において開閉可能な吸気ダンパー51が設けられてお
り、この吸気ダンパー51を開くと、排気循環ダクト5
0からの空気とケーシング2内の空気とが混入した状態
で送風ダクト48に送風される。なお、第1図中符号5
2は区画46毎に設けられた掃除口で、通常は閉じられ
ている。
【0027】前記側板12には、2本の空気分散パイプ
47毎に上部に支持梁13が設けられていて、この支持
梁13から垂下した状態で温度センサ14が高さ調節可
能な状態に取り付けられ、その上下の調節で温度センサ
14はベルト9上の蒸米内に挿入され、品温の測定が可
能となっている。
47毎に上部に支持梁13が設けられていて、この支持
梁13から垂下した状態で温度センサ14が高さ調節可
能な状態に取り付けられ、その上下の調節で温度センサ
14はベルト9上の蒸米内に挿入され、品温の測定が可
能となっている。
【0028】次に以上のように構成された製麹装置の動
作について説明する。先ず、第1及び第2のコンベア
5、6を作動させた状態で出口29側の扉28を閉じ、
スライド板30をケ―シング2の外側にスライドさせ、
かつ、下側に位置する回動板27を閉じて第2のコンベ
ア6の低い位置側の端部を閉塞しておく。
作について説明する。先ず、第1及び第2のコンベア
5、6を作動させた状態で出口29側の扉28を閉じ、
スライド板30をケ―シング2の外側にスライドさせ、
かつ、下側に位置する回動板27を閉じて第2のコンベ
ア6の低い位置側の端部を閉塞しておく。
【0029】この状態で第1のコンベア5を第1図にお
いて反時計方向へ走行させ、第2のコンベア6を時計方
向に走行させておく。次いで、入口26の扉25を開
き、回動板24を入口26側へ倒して傾斜させ回動板2
4上を滑べらせて蒸米を送り込む。
いて反時計方向へ走行させ、第2のコンベア6を時計方
向に走行させておく。次いで、入口26の扉25を開
き、回動板24を入口26側へ倒して傾斜させ回動板2
4上を滑べらせて蒸米を送り込む。
【0030】すると、蒸米はまず枠体19内に供給さ
れ、モ―タ21によって回転するスクリュ軸20により
第2のコンベア6の低い側の端部上に送られ(図2にお
いて上から下に送られる)、枠体19の底面に形成され
た開口部19aから第2のコンベア6上に落下する。
れ、モ―タ21によって回転するスクリュ軸20により
第2のコンベア6の低い側の端部上に送られ(図2にお
いて上から下に送られる)、枠体19の底面に形成され
た開口部19aから第2のコンベア6上に落下する。
【0031】この時、第2のコンベア6上の麹菌を接種
済みの蒸米は一定の厚みになるようにクラッシャ軸16
のピン16aによって供給される。そして、第2のコン
ベア6上に落下した蒸米は低い位置から高い位置へと運
ばれ、高い位置にある端部の枠体19内に落下する。
済みの蒸米は一定の厚みになるようにクラッシャ軸16
のピン16aによって供給される。そして、第2のコン
ベア6上に落下した蒸米は低い位置から高い位置へと運
ばれ、高い位置にある端部の枠体19内に落下する。
【0032】落下した蒸米はモ―タ21によって回転さ
れるスクリュ軸20によって第1のコンベア5の低い側
の端部の上部へと運ばれ、枠体19の底面に形成された
開口部19aから第1のコンベア5上に落下し、かつ、
クラッシャ軸16のピン16aによって一定の厚みとな
るように調整される。
れるスクリュ軸20によって第1のコンベア5の低い側
の端部の上部へと運ばれ、枠体19の底面に形成された
開口部19aから第1のコンベア5上に落下し、かつ、
クラッシャ軸16のピン16aによって一定の厚みとな
るように調整される。
【0033】そして、第1のコンベア5によって再び高
い位置まで運ばれた後、第2のコンベア6上に落下し、
前記した動作が繰り返し行なわれる。なお、一定量の蒸
米を供給した後は、回動板24と扉25を閉じる。
い位置まで運ばれた後、第2のコンベア6上に落下し、
前記した動作が繰り返し行なわれる。なお、一定量の蒸
米を供給した後は、回動板24と扉25を閉じる。
【0034】前記したように第1および第2のコンベア
5,6を移動しながら製麹を行なうものであるが、製麹
はコンベアを停止、または、超低速例えば毎時1m程度
で走行させるものであり炭酸ガスセンサ43、温度セン
サ44、湿度センサ45などによりケ―シング2内の状
態を検出し、温度センサ14によって製麹装置全体とし
ての蒸米の品温を検出しつつ製麹を行なう。
5,6を移動しながら製麹を行なうものであるが、製麹
はコンベアを停止、または、超低速例えば毎時1m程度
で走行させるものであり炭酸ガスセンサ43、温度セン
サ44、湿度センサ45などによりケ―シング2内の状
態を検出し、温度センサ14によって製麹装置全体とし
ての蒸米の品温を検出しつつ製麹を行なう。
【0035】そして、設定された品温と、この品温に到
達するまで最小時間と最大時間を設定し、品温が設定温
度に到達するとコンベアのスピ―ドを早くし、到達して
いない時にはコンベアの速度を遅い、若しくは停止した
状態に保持する。
達するまで最小時間と最大時間を設定し、品温が設定温
度に到達するとコンベアのスピ―ドを早くし、到達して
いない時にはコンベアの速度を遅い、若しくは停止した
状態に保持する。
【0036】このような製麹に際して、一方のコンベア
から他方のコンベアへ蒸米が移動する場合にはクラッシ
ャー軸16に設けたピン16aが所定の厚みにかなった
蒸米はほぐして粒状化を促進し、ベルト9上の麹層への
流通が均一化されるようにし、かつ、麹菌の繁殖による
熱と炭酸ガスを発散させる。
から他方のコンベアへ蒸米が移動する場合にはクラッシ
ャー軸16に設けたピン16aが所定の厚みにかなった
蒸米はほぐして粒状化を促進し、ベルト9上の麹層への
流通が均一化されるようにし、かつ、麹菌の繁殖による
熱と炭酸ガスを発散させる。
【0037】このようにして麹の製造が行なわれるが、
麹菌の繁殖が旺盛で、設定品温に到達するまでの時間が
設定最小時間より早い場合にはケ―シング2内の温度、
湿度の両方又はいずれか一方を低くし、麹の自然放熱を
促進させる。
麹菌の繁殖が旺盛で、設定品温に到達するまでの時間が
設定最小時間より早い場合にはケ―シング2内の温度、
湿度の両方又はいずれか一方を低くし、麹の自然放熱を
促進させる。
【0038】反対に設定した最大時間で設定品温に到達
しない場合には温度、湿度、または、何れか一方を高く
し、麹の成育を助長させるようにするが、これらの操作
は加湿パイプ40、除湿器41、加温器42等をコント
ロ―ルして行ない、温度と湿度のコントロ―ルの他に炭
酸ガスの制御は炭酸ガスセンサ43により排気ダンパ
3、吸気ダンパ4を連動させることにより行なう。
しない場合には温度、湿度、または、何れか一方を高く
し、麹の成育を助長させるようにするが、これらの操作
は加湿パイプ40、除湿器41、加温器42等をコント
ロ―ルして行ない、温度と湿度のコントロ―ルの他に炭
酸ガスの制御は炭酸ガスセンサ43により排気ダンパ
3、吸気ダンパ4を連動させることにより行なう。
【0039】しかしながら、前記のような製麹に際して
蒸米の層の厚さが製麹装置への蒸米の投入時のバラツキ
等で完全に均一化されず、あるいは、蒸米同志のくっつ
き具合による粒の大きさのバラツキ、強制通風によるく
っついた層に生じるクラックの出来具合などに起因して
蒸米の場所によって送風時の空気抵抗に差が生じてしま
う。
蒸米の層の厚さが製麹装置への蒸米の投入時のバラツキ
等で完全に均一化されず、あるいは、蒸米同志のくっつ
き具合による粒の大きさのバラツキ、強制通風によるく
っついた層に生じるクラックの出来具合などに起因して
蒸米の場所によって送風時の空気抵抗に差が生じてしま
う。
【0040】そのため、空気抵抗の少ない場所に対して
通風が集中し、従って空気抵抗の大きい場所に対しての
通風が減少するので、一つのコンベア上においても均一
な麹の成育は困難になり、製麹装置内での麹菌の成育に
差を生じて蒸米の上昇温度が異なるようになる。
通風が集中し、従って空気抵抗の大きい場所に対しての
通風が減少するので、一つのコンベア上においても均一
な麹の成育は困難になり、製麹装置内での麹菌の成育に
差を生じて蒸米の上昇温度が異なるようになる。
【0041】そこで、コンベアのベルト9の下側を複数
の区画46に区画して、各区画46に対応してベルト9
の上部に設けた温度センサ14を上下して麹層内に挿入
し、各区画46毎にその上を搬送される麹層の温度を測
定し、麹菌の成育程度を判断する。
の区画46に区画して、各区画46に対応してベルト9
の上部に設けた温度センサ14を上下して麹層内に挿入
し、各区画46毎にその上を搬送される麹層の温度を測
定し、麹菌の成育程度を判断する。
【0042】前記の蒸米の温度の測定で蒸米の温度が高
すぎると判断し、あるいは、低すぎると判断した場合に
は、各区画46の送風用ブロワー49を作動して、その
区画46の上を搬送又は置かれている蒸米への通風を行
う。すなわち、各区画46での麹層を下から上に流れる
空気の調節で、各区画46毎にその上を搬送又は置かれ
た麹の成育の調整を行うものである。
すぎると判断し、あるいは、低すぎると判断した場合に
は、各区画46の送風用ブロワー49を作動して、その
区画46の上を搬送又は置かれている蒸米への通風を行
う。すなわち、各区画46での麹層を下から上に流れる
空気の調節で、各区画46毎にその上を搬送又は置かれ
た麹の成育の調整を行うものである。
【0043】一方、送風用ブロワー49においては、麹
が乾燥ぎみの時には吸引ダンパー51を締め、排気循環
ダクト50よりの湿度の高い排気を取り入れ、この高い
湿度の排気を蒸米に送風することで、麹層に湿度を与え
る。
が乾燥ぎみの時には吸引ダンパー51を締め、排気循環
ダクト50よりの湿度の高い排気を取り入れ、この高い
湿度の排気を蒸米に送風することで、麹層に湿度を与え
る。
【0044】吸引ダンパー51を開けば、ケーシング2
内の空気を多く区画46に送ることができ、製麹工程の
後半に必要な麹の水分の蒸発を助けることが可能とな
る。
内の空気を多く区画46に送ることができ、製麹工程の
後半に必要な麹の水分の蒸発を助けることが可能とな
る。
【0045】しかし、第1のコンベア5の高い側の枠体
19に送り込まれた蒸米は、均一な厚さとはならず、し
かも蒸米のくっつき具合も均一ではないので、麹の育成
のための送風による空気流通量が場所によって異なる。
19に送り込まれた蒸米は、均一な厚さとはならず、し
かも蒸米のくっつき具合も均一ではないので、麹の育成
のための送風による空気流通量が場所によって異なる。
【0046】そこで、コンベア上の麹層の区画46毎に
送風を制御することにより、その場所での麹の成育状態
に応じた通風が可能となり、製麹装置全体での均一な麹
菌の育成が行われる。
送風を制御することにより、その場所での麹の成育状態
に応じた通風が可能となり、製麹装置全体での均一な麹
菌の育成が行われる。
【0047】ここで、空気分散パイプである多孔焼結フ
ィルタの通風抵抗値を、麹層の最大厚みをも通過できる
大きさに設定したことにより、麹層が厚くなっても十分
な通風が行なえる。
ィルタの通風抵抗値を、麹層の最大厚みをも通過できる
大きさに設定したことにより、麹層が厚くなっても十分
な通風が行なえる。
【0048】さらに、ある区画46で空気が逃げてしま
って通風が行われなくなっても、その区画46での温度
制御不良となるだけで、他の区画46に対しては必要な
通風が行われるので、麹の成育に支障を来すことはな
い。
って通風が行われなくなっても、その区画46での温度
制御不良となるだけで、他の区画46に対しては必要な
通風が行われるので、麹の成育に支障を来すことはな
い。
【0049】このようにして、麹が求める品質に成育さ
れた場合には扉28を開き、出口29を開け、回動板2
7を出口29側へ開き、スライド板30を枠体19の下
側へスライドさせる。
れた場合には扉28を開き、出口29を開け、回動板2
7を出口29側へ開き、スライド板30を枠体19の下
側へスライドさせる。
【0050】すると、枠体19の底面に形成された開口
部19aから落下する麹は第2のコンベア6上に達せ
ず、スライド板30上に落下し、出口29から外方へ排
出されるもので、この時にはベルトコンベア5、6を比
較的高速で走行させれば、麹を短時間で排出させること
ができる。
部19aから落下する麹は第2のコンベア6上に達せ
ず、スライド板30上に落下し、出口29から外方へ排
出されるもので、この時にはベルトコンベア5、6を比
較的高速で走行させれば、麹を短時間で排出させること
ができる。
【0051】麹の排出が終われば扉28を閉じ、スライ
ド板30をもとの状態に戻し、蒸米を供給して前述した
のと同様の動作を繰り返し、麹の製造を行なえば良い。
ド板30をもとの状態に戻し、蒸米を供給して前述した
のと同様の動作を繰り返し、麹の製造を行なえば良い。
【0052】
【発明の効果】本発明は前記したように、複数のベルト
コンベアを平行に、かつ、互いに反対方向に傾斜させた
状態で隣接して配置すると共に、一方のコンベアから他
方のコンベアに麹を移送し、コンベア上の麹層に通風す
る製麹装置において、コンベアベルトの下面の区画毎に
送風させ、麹菌の成育状態に適応した送風を行うように
したので、原料である米の性質、蒸米の仕上り状態の変
化のみならず、コンベア上における蒸米の状態の不揃い
に対しても、最適な温度状態で麹菌の育成を行うことが
でき、従って、均一で、かつ、上質な麹を連続的に製造
できる。
コンベアを平行に、かつ、互いに反対方向に傾斜させた
状態で隣接して配置すると共に、一方のコンベアから他
方のコンベアに麹を移送し、コンベア上の麹層に通風す
る製麹装置において、コンベアベルトの下面の区画毎に
送風させ、麹菌の成育状態に適応した送風を行うように
したので、原料である米の性質、蒸米の仕上り状態の変
化のみならず、コンベア上における蒸米の状態の不揃い
に対しても、最適な温度状態で麹菌の育成を行うことが
でき、従って、均一で、かつ、上質な麹を連続的に製造
できる。
【0053】また、空気分散パイプである多孔焼結フィ
ルタの通風抵抗値を、麹層の最大厚みをも通過できる大
きさ以上に設定したことにより、麹層が厚くなっても十
分な通風が行なえ、従って、麹層の厚みに関係なく十分
な通風により、より最適な温度状態で麹菌の育成を行な
うことができる等の効果を有するものである。
ルタの通風抵抗値を、麹層の最大厚みをも通過できる大
きさ以上に設定したことにより、麹層が厚くなっても十
分な通風が行なえ、従って、麹層の厚みに関係なく十分
な通風により、より最適な温度状態で麹菌の育成を行な
うことができる等の効果を有するものである。
【図1】本発明の1実施の形態の側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の正面図である。
5 第1のコンベア 6 第2のコンベア 14 温度センサ 19 枠体(スクリュフィーダ) 20 スクリュ軸(スクリュフィーダ) 46 区画 47 空気分散パイプ 49 送風用ブリワー
Claims (5)
- 【請求項1】 平行で互いに反対方向に傾斜した状態で
装置された複数のコンベアを隣接して配置すると共に、
一方のコンベアから他方のコンベアに麹を移送し、コン
ベア上の麹層に通風する製麹装置において、各コンベア
毎に麹層の搬送箇所を熱遮断すると共に、麹層を搬送す
るコンベアの下側を複数の区画に分割し、該区画に送風
用ブロワーからの空気を麹層に送出する送出部を設け、
かつ、前記区画の所望個所に品温を検出する温度センサ
を設置し、この温度センサよりの信号で前記送風用ブロ
ワーからの送出空気を制御するための制御手段を設けた
ことを特徴とする製麹装置。 - 【請求項2】 前記送風用ブロワーは前記2つ、また
は、それ以上の区画に送風を行うようにしたことを特徴
とする請求項1記載の製麹装置。 - 【請求項3】 前記区画に空気を送出する送出部が空気
分散パイプで構成されていることを特徴とする請求項1
記載の製麹装置。 - 【請求項4】 前記空気分散パイプを多孔焼結フィルタ
で構成したことを特徴とする請求項4記載の製麹装置。 - 【請求項5】 前記多孔焼結フィルタの通風抵抗値を麹
層の空気通過抵抗値より大としたことを特徴とする請求
項5記載の製麹装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16336997A JPH10337174A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 製麹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16336997A JPH10337174A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 製麹装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337174A true JPH10337174A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15772586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16336997A Pending JPH10337174A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 製麹装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10337174A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101684658B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2016-12-08 | 정수동 | 누룩 제조설비 |
| CN108330066A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-07-27 | 江苏辉强新能源科技有限公司 | 一种整体式智能温控蒸料通风制曲机 |
| JP7066078B1 (ja) * | 2022-03-09 | 2022-05-12 | 有限会社塚本鑛吉商店 | 製麹装置 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP16336997A patent/JPH10337174A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101684658B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2016-12-08 | 정수동 | 누룩 제조설비 |
| CN108330066A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-07-27 | 江苏辉强新能源科技有限公司 | 一种整体式智能温控蒸料通风制曲机 |
| JP7066078B1 (ja) * | 2022-03-09 | 2022-05-12 | 有限会社塚本鑛吉商店 | 製麹装置 |
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