JPH10337683A - マニピュレータ - Google Patents

マニピュレータ

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JPH10337683A
JPH10337683A JP14929897A JP14929897A JPH10337683A JP H10337683 A JPH10337683 A JP H10337683A JP 14929897 A JP14929897 A JP 14929897A JP 14929897 A JP14929897 A JP 14929897A JP H10337683 A JPH10337683 A JP H10337683A
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manipulator
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cylinder unit
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Ken Onishi
献 大西
Takashi Shibayama
俊 柴山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】腐食性を有する雰囲気中においてもカバーが不
必要で、かつ修理に必要とされる手間と時間を抑制でき
るマニピュレータを提供する。 【解決手段】マニピュレータ1は複数のモジュールを直
列に連結している。モジュールの連結部分は連結機構7
を備えている。連結機構7は一方のモジュール8に設け
られたシリンダユニット9と他方のモジュール10に設
けられた結合孔11とOリング12と鋼球20とから構
成されている。シリンダユニット9はフレーム13に設
けた中空状部材14とピストン15とを備えている。中
空状部材14の端部に鋼球20を遊挿している。結合孔
11はフレーム31に設けられ傾斜面32を備えてい
る。フレーム13,31はコネクタ33,34と連通孔
35,36とを備えている。Oリング12はコネクタ3
3,34、連通孔35,36及びシリンダユニット9と
を包囲してフレーム31に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学プラント等に
おいて、酸やアルカリ雰囲気が充満した環境下で清掃、
検査及び補修などの作業に用いられるマニピュレータに
関する。
【0002】
【従来の技術】核燃料の再処理工場などに代表される化
学プラントなどにおいて、酸やアルカリ雰囲気が充満し
た施設内では、アルミ合金や鉄からなる機械が腐食して
しまうため、ステンレスなどの耐腐食性材料からなる機
械が用いられている。
【0003】こうした環境下の施設において、前述した
機械の清掃、検査及び補修には、人間にかわって外部か
ら操作できるマニピュレータが用いられている。このマ
ニピュレータは、その内部をすべて耐腐食性材料によっ
て構成することは不可能であるため、全体または部分的
に弾性を有するカバーなどで覆って、前述した酸やアル
カリなどの腐食性を有する雰囲気に直接さらされないよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したマニピュレー
タの一部または全体を覆うカバーは、マニピュレータの
可動範囲を制限するとともに、動作に対して妨げとな
る。このため、マニピュレータは、その性能を十分に発
揮していない。
【0005】また、マニピュレータの一部だけが故障し
た場合には、酸やアルカリなどの腐食性を有する雰囲気
が人体に対し厳しい環境であるため、その場での修理は
行わずに、マニピュレータ全体を交換していた。
【0006】このマニピュレータ全体を交換する作業
は、非常に大きな手間と長い時間が必要であるため、マ
ニピュレータで実施していた作業の進捗状況に大きな影
響をおよぼしてしまう。
【0007】従って本発明の目的は、腐食性を有する雰
囲気のなかにおいてもカバーが不必要で、かつ部分的な
故障時に全体を交換することなく修理できるとともに、
修理に必要とされる手間と時間とを抑制することができ
るマニピュレータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のマニピュレ
ータは、複数のモジュールを直列に連結してなるマニピ
ュレータにおいて、前記モジュールの外殻を形成するフ
レームの外表面が耐腐食性材料で構成され、前記モジュ
ール相互の連結部分には、各モジュールに必要な電気配
線などの連結とともに各モジュールのフレーム間を気密
状態に保つ連結機構を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の本発明のマニピュレータ
は、請求項1に記載のマニピュレータにおいて、前記マ
ニピュレータの内部に気体を送込むことによりマニピュ
レータの内部を外部より高い圧力に保つ気体圧送手段を
備えたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1から図3を参照して説明する。図1に示すよう
に、例えばプラント内の清掃、検査及び補修などに用い
られるマニピュレータ1は、その軸方向に5つのモジュ
ール2,3,4,5,6に分割でき、かつこれらのモジ
ュール2,3,4,5,6が相互に直列に連結して構成
されるとともに、図示しない操作部などによって、自在
に遠隔操作されるようになっている。
【0011】前記モジュール2,3,4,5,6はそれ
ぞれ重量が略5kgであるとともに、図示中の矢印J方
向からみたときの、つまり軸方向の投影面がほぼ直径2
00mmの円におさまっている。このため、前記マニピ
ュレータ1はプラントの比較的小さな気密ハッチから作
業対象施設内に出し入れ自在となっている。
【0012】また、前記モジュール2,3,4,5,6
相互の連結部分a,b,c,dには、図2及び図3に示
す連結機構7を設けて、前記モジュール2,3,4,
5,6を相互に連結・分離するようになっている。
【0013】前記連結機構7は、一方のモジュール8に
設けられ伸縮自在なシリンダユニット9と、他方のモジ
ュール10に設けられた結合孔11と、シール部材とし
てのOリング12と、シリンダユニット9の伸縮によっ
てマニピュレータ1の外周方向に突出する係合子として
の鋼球20とから構成されている。
【0014】シリンダユニット9は、中空状部材14
と、この中空状部材14内に遊挿されたピストン15な
どを備えている。中空状部材14は、前記一方のモジュ
ール8の外殻を構成するフレーム13において、前記他
方のモジュール10に相対する端面13aのほぼ中央に
一体に形成されている。フレーム13は、少なくとも外
表面がステンレスなどの耐腐食性材料からなる。
【0015】前記中空状部材14は、前記モジュール1
0側に開口する有底筒状に形成されているとともに、モ
ジュール8の軸方向のほぼ中央に仕切壁16を設けてい
る。この仕切壁16は、中空状部材14内の空間を、図
2において右側(マニピュレータ1の基端側)に位置す
る第1の空間17と、左側(マニピュレータ1の先端
側)に位置する第2の空間18とに分割している。
【0016】また、仕切壁16は、ほぼ中央に、前記ピ
ストン15の後述する連結軸24を摺動自在とする摺動
孔19を設けている。この摺動孔19と連結軸24との
間にはパッキン39が設けられており、前記第1の空間
17と第2の空間18との間の気密を確保している。
【0017】前記中空状部材14の前記モジュール10
側に位置する端部には、前記鋼球20を遊挿した孔21
を周方向に略等間隔に設けている。この孔21は、それ
ぞれ、中空状部材14の外周側に位置する開口径が前記
鋼球20の径に比べて若干小さく形成されている。
【0018】前記ピストン15は、前記鋼球20に当接
するヘッド部22と、前記第1の空間17に挿入される
基部23と、前記ヘッド部22と基部23とを互いに連
結する連結軸24とを一体に備えている。
【0019】ヘッド部22は、前記モジュール10に向
かって次第に先細となるようにテーパを有し、かつこの
テーパを形成するテーパ面25において、前記鋼球20
と接している。
【0020】このテーパ面25は、図3に示すように、
前記ピストン15が前記モジュール10に向かって押出
された際に、鋼球20をマニピュレータ1の外周方向に
突出するようになっている。この際、前記孔21の外周
側に位置する開口径が前記鋼球20の径より若干小さく
形成されているので、前記鋼球20は中空状部材14か
ら外れることがない。
【0021】前記基部23は、その外周面23aにパッ
キン26を設けて、前記中空状部材14の壁面14aと
の間の気密を確保している。基部23は、前記第1の空
間17を、図示中の右側(マニピュレータ1の基端側)
に位置する後部エアー室27と、図示中の左側(マニピ
ュレータ1の先端側)に位置する前部エアー室40とに
分割している。
【0022】また、前記中空状部材14の壁面14aに
は、前記前部エアー室40と前記後部エアー室27と
に、それぞれ気体を供給するガス供給管28,29が接
続している。このガス供給管28,29は、互いに連結
するモジュール2,3,4,5,6内を通って前述した
操作部のガス供給源30に接続している。このガス供給
源30は、前記ガス供給管28,29に清浄な気体を供
給するようになっている。
【0023】このように構成されることによって、前記
ピストン15は、前記ガス供給源30からガス供給管2
8,29を通って、前記前部エアー室40及び後部エア
ー室27に清浄な気体が供給されることによって、図示
中の矢印Sに沿って伸縮自在となっている。
【0024】前記結合孔11は、前記モジュール10の
外殻を構成するフレーム31において、前記モジュール
8の端面13aに相対する端面31aのほぼ中央に設け
られている。フレーム31は、少なくとも外表面がステ
ンレスなどの耐腐食性材料からなる。
【0025】結合孔11は、前記中空状部材14を挿入
できるように、この中空状部材14の外径より大きい孔
に形成されているとともに、前記端面31aから離れる
にしたがって開口径が拡大する傾斜面32を有してい
る。この傾斜面32は、図3に示すように、ピストン1
5によって鋼球20が突出された場合に、鋼球20と密
接するようになっている。
【0026】また、前記モジュール8,10の互いに相
対する端面13a,31aには、コネクタ33,34と
連通孔35,36とがそれぞれ設けられている。前記コ
ネクタ33,34は、それぞれ配線37,38を接続し
ており、図3に示すようにモジュール8,10が互いに
連結した場合に、互いに係合するとともに、前記操作部
から前記モジュール2,3,4,5,6のそれぞれに必
要な信号を伝達するようになっている。
【0027】前記連通孔35,36は、図3に示すよう
にモジュール8,10が互いに連結した場合に、フレー
ム13,31内を互いに連通するとともに、モジュール
8より先端側に位置するモジュール10などのガス供給
管(図示せず)などを通すようになっている。
【0028】前記モジュール8,10の端面13a,3
1aのうち一方には、前記Oリング12が設けられてい
る。このOリング12は、前記コネクタ33,34、シ
リンダユニット9及び連通孔35,36を包囲するよう
に設けられている。
【0029】前記Oリング12は、図3に示すようにモ
ジュール8,10が互いに連結した際に、端面13a,
31aに密着することによって前記フレーム13,31
の内部を外部から気密を有して遮断するようになってい
る。なお、図示例において、Oリング12は、結合孔1
1を有するモジュール10のフレーム31に設けられて
いるが、前記シリンダユニット9を有するモジュール8
のフレーム13に設けられても良い。
【0030】また、図1に示すように、前記モジュール
2,3,4,5,6のうち最も基端側に位置するモジュ
ール6は前記ガス供給源30とは別のガス供給源41に
接続している。このガス供給源41は、前記モジュール
6内に清浄な気体を供給するようになっている。供給さ
れた清浄な気体は前記連通孔35,36などを通って、
マニピュレータ1内に充満することとなる。なお、ガス
供給源41と連通孔35,36とで本明細書中に記した
気体圧送手段を構成している。
【0031】また、前記ガス供給源30,41はスイッ
チ操作などによって、前記ガス供給管28,29及びモ
ジュール6内に気体を供給するか否かを容易に切り換え
るようになっている。
【0032】なお、本実施形態においては、図1に示す
ように、全長がほぼ1mでかつ関節を7つ有するととも
に5つのモジュール2,3,4,5,6に分割可能なマ
ニピュレータ1を示しているが、複数のモジュールに分
割可能なものであれば全長が1mより長くても短くて
も、関節が7つより多くても少なくても良い。
【0033】前述した構成によれば、モジュール8,1
0を互いに連結する際は、モジュール8,10の端面1
3a,31aを互いに近付けた状態において、シリンダ
ユニット9の後部エアー室27にガス供給源30から気
体を注入する。するとピストン15がモジュール10に
向かって押出されテーパ面25が鋼球20をマニピュレ
ータ1の外周方向に突出することとなる。
【0034】そして、この鋼球20が前記結合孔11の
傾斜面32に当接することとなる。前記傾斜面32は、
結合孔11の開口径が端面31aから離れるのにしたが
って拡大するように形成されているので、前記モジュー
ル10をモジュール8に向かって付勢しながら、前記鋼
球20は結合孔11に係合することとなる。
【0035】この後、略同時に、Oリング12が端面1
3a,31aによって押され、モジュール8,10のフ
レーム13,31間の気密を確保して、このフレーム1
3,31が互いに気密状態に保たれるとともに、連通孔
35,36がフレーム13,31の内部を連通すること
となる。
【0036】そして、前記ガス供給源41からマニピュ
レータ1の内部に清浄な気体を供給して、このマニピュ
レータ1の内部の圧力を、外部の圧力より例えば0.0
1MPaなどの比較的低い圧力だけ、高い状態に維持す
る。
【0037】また、前述したモジュール8,10同士の
連結とともに、前記コネクタ33,34は互いに係合
し、モジュール8,10が互いに電気的に連結すること
となる。
【0038】モジュール8,10を互いに分離する際に
は、前記ガス供給源30から前記前部エアー室40に気
体を供給する。すると、供給された気体はピストン15
をモジュール8に向かって押し戻すこととなる。ピスト
ン15のテーパ面25が鋼球20を突出しなくなり、モ
ジュール8,10間の連結が解除されることとなる。
【0039】前述したように、モジュール8,10は、
鋼球20及び結合孔11などによって互いに機械的に連
結されるとともに、コネクタ33,34が互いに係合す
ることによって電気的にも連結される。モジュール8,
10が互いに連結された時には、Oリング12によって
フレーム13,31の内部は、外部から遮断される。
【0040】ここで、フレーム13,31は、少なくと
も外表面がステンレスなどの耐腐食性材料からなるた
め、酸やアルカリなどの腐食性を有する雰囲気中におい
ても、腐食されないとともに、フレーム13,31の内
部がOリング12によって外部から遮断されかつガス供
給源41から清浄な気体を送込まれて外部より高い圧力
に保たれているので、腐食性を有する雰囲気がマニピュ
レータ1の内部に浸入することがない。
【0041】このため、マニピュレータ1の内部の機器
を構成する材質が何であっても、腐食性を有する雰囲気
中において、一部または全体を覆うカバーを用いる必要
がない。
【0042】したがって、マニピュレータ1の可動範囲
に制限が加わったり、動作が妨げられなくなって、マニ
ピュレータ1が本来有する機能を十分に発揮できるよう
になるため、マニピュレータ1を用いた作業の効率が向
上することとなる。
【0043】また、マニピュレータ1が直列に連結され
るモジュール2,3,4,5,6によって構成され、前
記モジュール2,3,4,5,6を連結する連結機構7
は、ガス供給源30から操作されるシリンダユニット9
によって連結・分離が動作される。
【0044】前記ガス供給源30のスイッチ操作などに
よって、シリンダユニット9を動作するための気体の供
給先(前部エアー室40、後部エアー室27)を容易に
切り換えることができるので、モジュール2,3,4,
5,6同士の連結・分離を容易に切り換えることができ
る。
【0045】このため、遠隔操作の別の手動マニピュレ
ータや分厚いグローブをつけた人間の手によって、容易
にモジュール2,3,4,5,6の交換が行えることと
なる。
【0046】したがって、一部のモジュールが故障した
場合では、故障したモジュールと交換するモジュールを
腐食性を有する雰囲気中に持ち込んで、遠隔操作の別の
手動マニピュレータなどを用いて交換して、マニピュレ
ータ1の修理を行うことができる。
【0047】このため、マニピュレータ1全体を交換す
ることなく容易に修理できるので、修理に必要とされる
手間と時間を抑制することとなって、作業の進捗状況に
対する影響を抑制することができる。
【0048】また、人間がモジュールを交換する場合に
も、作業に必要とされる手間と時間を抑制するので、人
体に対する影響を抑制することができる。前述した実施
形態によれば、次の構成が得られる。 (付記1)複数のモジュールを直列に連結してなるマニ
ピュレータにおいて、前記モジュールの外殻を形成する
フレームの外表面が耐腐食性材料で構成され、前記モジ
ュール相互の連結部分には、各モジュールに必要な電気
配線などの連結とともに各モジュールのフレーム間を気
密状態に保つ連結機構を備えたことを特徴とするマニピ
ュレータ。 (付記2)前記マニピュレータの内部に気体を送込むこ
とにより、マニピュレータの内部を外部より高い圧力に
保つ気体圧送手段を備えたことを特徴とする付記1記載
のマニピュレータ。 (付記3)前記連結機構が、相互に連結されるモジュー
ルのうち一方のモジュールに設けられ伸縮自在なシリン
ダユニットと、前記シリンダユニットの伸縮によってマ
ニピュレータの外周方向に突出する係合子と、他方のモ
ジュールに設けられ前記係合子と係合する結合孔と、前
記モジュールのうち片方のモジュールに設けられかつ前
記係合子と結合孔とが互いに係合した際に前記フレーム
間を気密状態に保つシール部材とからなることを特徴と
する付記1記載のマニピュレータ。
【0049】付記に記載されたマニピュレータは、モジ
ュールのフレームの外表面が耐腐食性材料によって構成
され、かつ前記フレーム間を互いに気密状態に保つの
で、カバーを用いなくても腐食性を有する雰囲気が内部
に浸入することがない。したがって、マニピュレータが
本来有する機能を十分に発揮できるようになるので、作
業の効率が向上することとなる。
【0050】また、マニピュレータを複数のモジュール
によって構成したので、故障したモジュールのみを交換
することによって容易に修理でき、修理に必要とされる
手間と時間とを抑制することができる。
【0051】さらに、マニピュレータの内部の圧力を外
部より高い圧力に保つので、腐食性を有する雰囲気中に
おいて、カバーを用いなくてもより確実に腐食性を有す
る雰囲気が内部に浸入することがない。
【0052】また、シリンダユニットの伸縮によって係
合子と結合孔とが互いに係合し、かつシール部材がフレ
ーム間を気密状態に保つので、腐食性を有する雰囲気中
において、カバーを用いなくてもこの腐食性を有する雰
囲気が内部により確実に浸入することがない。
【0053】したがって、マニピュレータの可動範囲の
制限や動作に対する妨げがなくなり、マニピュレータが
本来有する機能を十分に発揮できるようになって、マニ
ピュレータを使用した作業の効率が向上することとな
る。
【0054】
【発明の効果】本発明の作業用マニピュレータは、マニ
ピュレータを構成するモジュールのフレームの外表面が
耐腐食性材料によって構成され、このモジュール相互の
連結部分が前記フレーム間を気密状態に保つ連結機構を
備えているので、腐食性を有する雰囲気中において、カ
バーを用いなくても、腐食性を有する雰囲気が内部に浸
入することがない。
【0055】したがって、マニピュレータの可動範囲の
制限や動作に対する妨げがなくなり、マニピュレータが
本来有する機能を十分に発揮できるようになるので、マ
ニピュレータを使用した作業の効率が向上することとな
る。
【0056】また、マニピュレータを複数のモジュール
によって構成しかつ連結機構の連結とともに電気配線も
連結されるので、一部のモジュールが故障した際に、マ
ニピュレータ全体を交換せずに、故障したモジュールの
みを腐食性を有する雰囲気中で交換でき、容易にマニピ
ュレータを修理できる。したがって、修理に必要とされ
る手間と時間とを抑制することとなって、マニピュレー
タで実施していた作業の進捗状況に与える影響を抑制す
ることができる。
【0057】さらに、前述した効果に加え、モジュール
相互が互いに連結した際に、気体圧送手段がマニピュレ
ータの内部の圧力を外部より高い圧力に保つので、腐食
性を有する雰囲気中において、カバーを用いなくても、
腐食性を有する雰囲気がマニピュレータの内部により確
実に浸入しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すマニピュレータの側
面図。
【図2】図1に示されたマニピュレータの連結機構を示
す側断面図。
【図3】図2示された連結機構が連結した状態を示す側
断面図。
【符号の説明】
1…マニピュレータ 2…モジュール 3…モジュール 4…モジュール 5…モジュール 6…モジュール 7…連結機構 8…モジュール 9…シリンダユニット 10…モジュール 11…結合孔 12…Oリング(シール部材) 13…フレーム 20…鋼球(係合子) 31…フレーム 35…連通孔(気体圧送手段) 36…連通孔(気体圧送手段) 41…ガス供給源(気体圧送手段) a…連結部分 b…連結部分 c…連結部分 d…連結部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のモジュールを直列に連結してなるマ
    ニピュレータにおいて、 前記モジュールの外殻を形成するフレームの外表面が耐
    腐食性材料で構成され、 前記モジュール相互の連結部分には、各モジュールに必
    要な電気配線などの連結とともに各モジュールのフレー
    ム間を気密状態に保つ連結機構を備えたことを特徴とす
    るマニピュレータ。
  2. 【請求項2】前記マニピュレータの内部に気体を送込む
    ことによりマニピュレータの内部を外部より高い圧力に
    保つ気体圧送手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のマニピュレータ。
JP14929897A 1997-06-06 1997-06-06 マニピュレータ Expired - Lifetime JP3697024B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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