JPH10337797A - 独立発泡体シート、救命胴衣および水陸両用作業衣 - Google Patents
独立発泡体シート、救命胴衣および水陸両用作業衣Info
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- JPH10337797A JPH10337797A JP9146747A JP14674797A JPH10337797A JP H10337797 A JPH10337797 A JP H10337797A JP 9146747 A JP9146747 A JP 9146747A JP 14674797 A JP14674797 A JP 14674797A JP H10337797 A JPH10337797 A JP H10337797A
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- A41D13/012—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches for aquatic activities, e.g. with buoyancy aids
- A41D13/0125—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches for aquatic activities, e.g. with buoyancy aids with buoyancy aids
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/56—After-treatment of articles, e.g. for altering the shape
- B29C44/5627—After-treatment of articles, e.g. for altering the shape by mechanical deformation, e.g. crushing, embossing, stretching
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、柔軟性、フィット性、クッション性
および形態自由度のいずれにも優れた性能を合わせ持
ち、クッション性および種々の形態へのフィット性に富
み、かつ、衣料用途では、柔軟性およびファッション性
に優れた素材として実用できる独立発泡体シートを提供
せんとするものであり、さらにそれからなる救命胴衣、
ウェットスーツおよび水陸両用作業衣を提供せんとする
ものである。 【解決手段】本発明の独立発泡体シートは、1mm以上の
厚みを有する独立発泡体シートであって、該独立発泡体
シートの少なくとも片面に少なくとも2方向に切り込み
線を有し、該切り込み線の線密度が0.5本〜8本/c
mで、かつ、該切り込み線の線幅が少なくとも1mmであ
ることを特徴とするものであり、また、本発明の救命胴
衣、ウェットスーツおよび水陸両用作業衣は、かかる独
立発泡体シートで構成されていることを特徴とするもの
である。
および形態自由度のいずれにも優れた性能を合わせ持
ち、クッション性および種々の形態へのフィット性に富
み、かつ、衣料用途では、柔軟性およびファッション性
に優れた素材として実用できる独立発泡体シートを提供
せんとするものであり、さらにそれからなる救命胴衣、
ウェットスーツおよび水陸両用作業衣を提供せんとする
ものである。 【解決手段】本発明の独立発泡体シートは、1mm以上の
厚みを有する独立発泡体シートであって、該独立発泡体
シートの少なくとも片面に少なくとも2方向に切り込み
線を有し、該切り込み線の線密度が0.5本〜8本/c
mで、かつ、該切り込み線の線幅が少なくとも1mmであ
ることを特徴とするものであり、また、本発明の救命胴
衣、ウェットスーツおよび水陸両用作業衣は、かかる独
立発泡体シートで構成されていることを特徴とするもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性、フィット
性に優れ、かつ、形態自由度の大きい、クッション性、
保温性ならびに浮力機能に優れた独立発泡体シートに関
し、さらにこれを使用してなる救命胴衣、ウェットスー
ツおよび水陸両用作業衣に関するものである。
性に優れ、かつ、形態自由度の大きい、クッション性、
保温性ならびに浮力機能に優れた独立発泡体シートに関
し、さらにこれを使用してなる救命胴衣、ウェットスー
ツおよび水陸両用作業衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クッション材や保温材ならびに浮力体と
して、発泡体シートは、従来より好都合に利用されてお
り、たとえば包装材、土木建材、さらには救命胴衣など
として市販されているものがある。
して、発泡体シートは、従来より好都合に利用されてお
り、たとえば包装材、土木建材、さらには救命胴衣など
として市販されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらが従来
技術で採用されている独立発泡体シートは、表面形状を
変更することなく、そのまま採用、実用されているもの
ばかりであり、柔軟性、フィット性、形態自由度などを
考慮したものは存在しない。
技術で採用されている独立発泡体シートは、表面形状を
変更することなく、そのまま採用、実用されているもの
ばかりであり、柔軟性、フィット性、形態自由度などを
考慮したものは存在しない。
【0004】したがって、従来の救命胴衣は、単に浮き
袋をくっつけた程度のファッション性に乏しいものでし
かなく、とても衣料として実用できないようなものであ
った。
袋をくっつけた程度のファッション性に乏しいものでし
かなく、とても衣料として実用できないようなものであ
った。
【0005】本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、
柔軟性、フィット性、クッション性および形態自由度の
いずれにも優れた性能を合わせ持ち、クッション性およ
び種々の形態へのフィット性に富み、かつ、衣料用途で
は、柔軟性およびファッション性に優れた素材として実
用できる独立発泡体シートを提供せんとするものであ
り、さらにそれからなる救命胴衣、ウェットスーツおよ
び水陸両用作業衣を提供せんとするものである。
柔軟性、フィット性、クッション性および形態自由度の
いずれにも優れた性能を合わせ持ち、クッション性およ
び種々の形態へのフィット性に富み、かつ、衣料用途で
は、柔軟性およびファッション性に優れた素材として実
用できる独立発泡体シートを提供せんとするものであ
り、さらにそれからなる救命胴衣、ウェットスーツおよ
び水陸両用作業衣を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の独立発泡体シートは、1mm以上
の厚みを有する独立発泡体シートであって、該独立発泡
体シートの少なくとも片面に少なくとも2方向に切り込
み線を有し、該切り込み線の線密度が0.5本〜8本/
cmで、かつ、該切り込み線の線幅が少なくとも1mmで
あることを特徴とするものであり、また、本発明の救命
胴衣、ウェットスーツおよび水陸両用作業衣は、かかる
独立発泡体シートで構成されていることを特徴とするも
のである。
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の独立発泡体シートは、1mm以上
の厚みを有する独立発泡体シートであって、該独立発泡
体シートの少なくとも片面に少なくとも2方向に切り込
み線を有し、該切り込み線の線密度が0.5本〜8本/
cmで、かつ、該切り込み線の線幅が少なくとも1mmで
あることを特徴とするものであり、また、本発明の救命
胴衣、ウェットスーツおよび水陸両用作業衣は、かかる
独立発泡体シートで構成されていることを特徴とするも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、従来技術での前記課題
について鋭意検討したところ、独立発泡体シートの表面
に切り込み線を入れたところ、切り込み線に直交する方
向での柔軟性が大幅に改善される事実を究明し、本発明
に到達したものである。
について鋭意検討したところ、独立発泡体シートの表面
に切り込み線を入れたところ、切り込み線に直交する方
向での柔軟性が大幅に改善される事実を究明し、本発明
に到達したものである。
【0008】かかる切り込み線は、一方向に入れると、
該切り込み線に直交する方向のみが柔軟化し、さらに二
軸方向など二方向以上の方向に入れると該二方向以上の
方向に柔軟化される。
該切り込み線に直交する方向のみが柔軟化し、さらに二
軸方向など二方向以上の方向に入れると該二方向以上の
方向に柔軟化される。
【0009】本発明でいう独立発泡体シートは、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレン酢酸ビニルエス
テル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリメチルメタアクリレートなどの熱可塑性樹脂やその
共重合体、さらにはポリウレタンなどのエラストマー、
各種合成ゴムや各種天然ゴムなどのゴム類を使用するこ
とができる。
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレン酢酸ビニルエス
テル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリメチルメタアクリレートなどの熱可塑性樹脂やその
共重合体、さらにはポリウレタンなどのエラストマー、
各種合成ゴムや各種天然ゴムなどのゴム類を使用するこ
とができる。
【0010】該独立発泡体シートは、連続体でもバッチ
式で得られれたものでも、いずれでもよく、さらに、必
要な厚みにスライスしたものを使用してもさしつかえな
い。さらに、かかる独立発泡体シートにおいて、裁断や
積層、接着などの取り扱い性は、通常の発泡体シートと
同様に取り扱うことができるので、現有設備をそのまま
使用することができる。
式で得られれたものでも、いずれでもよく、さらに、必
要な厚みにスライスしたものを使用してもさしつかえな
い。さらに、かかる独立発泡体シートにおいて、裁断や
積層、接着などの取り扱い性は、通常の発泡体シートと
同様に取り扱うことができるので、現有設備をそのまま
使用することができる。
【0011】本発明は、かかる独立発泡体シートとして
は、少なくとも1mmの厚さを有するものが使用され、好
ましくは5〜30mm、さらに好ましくは10〜25mmの
厚さのシートが使用される。かかるシート厚みは、用途
によって増減されるものであり、たとえば分厚いシート
を望む場合には、本発明の切り込み線入り独立発泡体シ
ートを複数枚そのまま積層して、所望の厚さにして使用
するのが好ましい。
は、少なくとも1mmの厚さを有するものが使用され、好
ましくは5〜30mm、さらに好ましくは10〜25mmの
厚さのシートが使用される。かかるシート厚みは、用途
によって増減されるものであり、たとえば分厚いシート
を望む場合には、本発明の切り込み線入り独立発泡体シ
ートを複数枚そのまま積層して、所望の厚さにして使用
するのが好ましい。
【0012】かかる切り込み線は、少なくとも2方向に
付与したものが使用されるが、さらに多方向に切り込み
線を設けてもさしつかえない。かかる切り込み線の線密
度は0.1本/cm以上、好ましくは0.5本/cm〜8本
/cm、さらに好ましくは1本/cm〜3本/cmの範囲で付
与されたものが、柔軟性、フィット性、クッション性お
よび形態自由度の上から使用される。
付与したものが使用されるが、さらに多方向に切り込み
線を設けてもさしつかえない。かかる切り込み線の線密
度は0.1本/cm以上、好ましくは0.5本/cm〜8本
/cm、さらに好ましくは1本/cm〜3本/cmの範囲で付
与されたものが、柔軟性、フィット性、クッション性お
よび形態自由度の上から使用される。
【0013】0.5本/cm未満では、該切り込み線で仕
切られたブロック片が大きくなり過ぎ、シートを曲げた
時多角形状になり体への密着性が悪くなりよくない。ま
た、8本/cmを越えると、残存する独立発泡体の量が大
きく減少するため、浮力等独立発泡体の性質が発現させ
にくくなり好ましくない。
切られたブロック片が大きくなり過ぎ、シートを曲げた
時多角形状になり体への密着性が悪くなりよくない。ま
た、8本/cmを越えると、残存する独立発泡体の量が大
きく減少するため、浮力等独立発泡体の性質が発現させ
にくくなり好ましくない。
【0014】かかる切り込み線の線幅は、少なくとも1
mm、好ましくは1.5〜3mmであるものが、柔軟性、フ
ィット性、クッション性および形態自由度の上から使用
される。かかる切り込み線の線幅が、1mm未満になると
シートを曲げた時、直ぐに隣り合う凸部分の頭が接触し
曲率の小さい曲げには対応できにくくなる。
mm、好ましくは1.5〜3mmであるものが、柔軟性、フ
ィット性、クッション性および形態自由度の上から使用
される。かかる切り込み線の線幅が、1mm未満になると
シートを曲げた時、直ぐに隣り合う凸部分の頭が接触し
曲率の小さい曲げには対応できにくくなる。
【0015】かかる切り込み線の深さは、使用する独立
発泡体シートの厚さに対して好ましくは0.2〜0.9
5の割合、さらに好ましくは0.7〜0.9の割合であ
るものが、柔軟性、引っ張りによる破断強度の上からよ
い。
発泡体シートの厚さに対して好ましくは0.2〜0.9
5の割合、さらに好ましくは0.7〜0.9の割合であ
るものが、柔軟性、引っ張りによる破断強度の上からよ
い。
【0016】かかる切り込み線の独立発泡体シート面上
で形成されるパターンは、別に二方向以上の方向に形成
されているパターンであればよいが、好ましくはに格子
状あるいはモザイク状であるのが、上述の効果の上から
よいが、機械加工の容易性からはタテ線、ヨコ線、斜め
線により構成することが好ましい。但し可能であれば部
分線の集合体たとえば6角形型、あるいはその他の多角
形型、円形型等何れの形態であっても機能的に特別問題
が生ずるものではない。
で形成されるパターンは、別に二方向以上の方向に形成
されているパターンであればよいが、好ましくはに格子
状あるいはモザイク状であるのが、上述の効果の上から
よいが、機械加工の容易性からはタテ線、ヨコ線、斜め
線により構成することが好ましい。但し可能であれば部
分線の集合体たとえば6角形型、あるいはその他の多角
形型、円形型等何れの形態であっても機能的に特別問題
が生ずるものではない。
【0017】かかる切り込み線は、少なくとも一方をテ
ーパー状に切り込んで形成したものが、より小さな曲率
の曲げに対応でき、かつ、柔軟なシートを提供すること
がてるので好ましい。
ーパー状に切り込んで形成したものが、より小さな曲率
の曲げに対応でき、かつ、柔軟なシートを提供すること
がてるので好ましい。
【0018】次に、本発明の独立発泡体シートを図面に
より説明する。
より説明する。
【0019】図1は、本発明の独立発泡体シートの一部
分を示す斜視図である。
分を示す斜視図である。
【0020】1は独立発泡体シート、2は切り込み溝、
3は独立発泡体に接着された布帛体である。
3は独立発泡体に接着された布帛体である。
【0021】該布帛体は、あってもなくても用途に応じ
て適宜使用すればよい。
て適宜使用すればよい。
【0022】図2は、その他の切り込み線のパターンを
示したものである。図3は、切り込み線を形成する手段
の一例を示したものである。4は切り込み刃でああり通
常は金属製の円盤である。切り込み線の形成は、この円
盤を回転させながら移動させることにより円盤の厚み分
の幅の切り込み線が得られる。
示したものである。図3は、切り込み線を形成する手段
の一例を示したものである。4は切り込み刃でああり通
常は金属製の円盤である。切り込み線の形成は、この円
盤を回転させながら移動させることにより円盤の厚み分
の幅の切り込み線が得られる。
【0023】図4は、切り込み刃の形状がテーパー状の
ものと、切り込み刃先端部が丸みをおびたR形状になっ
たものの切り込み刃の形状を示した図である。このよう
に切り込み線の断面形状は、円盤の断面形状によって自
由に決定される。
ものと、切り込み刃先端部が丸みをおびたR形状になっ
たものの切り込み刃の形状を示した図である。このよう
に切り込み線の断面形状は、円盤の断面形状によって自
由に決定される。
【0024】本発明の独立発泡体シートに、必要に応じ
て、布帛やシートなどの繊維構造体を複合させることが
できる。かかる繊維構造体を切り込み面および/または
反対面に積層して複合することにより、該独立発泡体シ
ートの応用範囲を大幅に拡大することができる。特に切
り込み面と反対面に布帛を接着複合すると、極めて実用
的である。かかる繊維構造体材料、積層方法および接着
方法などは、該独立発泡体シートの柔軟性を維持するた
め考慮したものを使用するのが好ましい。例えば、かか
る繊維構造体として、分厚く緻密な織物はそれ自体剛性
が大きく、かかる材料を複合すると、該独立発泡体シー
トの柔軟性を損なうことになり好ましくない。むしろ極
く薄い低目付な柔軟性に優れた編み物あるいは織物が好
ましい。
て、布帛やシートなどの繊維構造体を複合させることが
できる。かかる繊維構造体を切り込み面および/または
反対面に積層して複合することにより、該独立発泡体シ
ートの応用範囲を大幅に拡大することができる。特に切
り込み面と反対面に布帛を接着複合すると、極めて実用
的である。かかる繊維構造体材料、積層方法および接着
方法などは、該独立発泡体シートの柔軟性を維持するた
め考慮したものを使用するのが好ましい。例えば、かか
る繊維構造体として、分厚く緻密な織物はそれ自体剛性
が大きく、かかる材料を複合すると、該独立発泡体シー
トの柔軟性を損なうことになり好ましくない。むしろ極
く薄い低目付な柔軟性に優れた編み物あるいは織物が好
ましい。
【0025】一方接着方法についても同様の考え方で接
着剤自体の剛性ができるだけ発現しない方法で行う必要
があり、例えば、接着剤は硬化後も柔軟な材料を使用す
るのが好ましい。さらに接着剤は、必ずしも全面塗布す
る必要はなく、部分塗布となるメッシュ状、ドット状等
に塗布すると、該独立発泡体シートの柔軟性を損なうこ
とがなくてよい。この他に接着剤を使用しないフレーム
接着方式を採用することもできる。
着剤自体の剛性ができるだけ発現しない方法で行う必要
があり、例えば、接着剤は硬化後も柔軟な材料を使用す
るのが好ましい。さらに接着剤は、必ずしも全面塗布す
る必要はなく、部分塗布となるメッシュ状、ドット状等
に塗布すると、該独立発泡体シートの柔軟性を損なうこ
とがなくてよい。この他に接着剤を使用しないフレーム
接着方式を採用することもできる。
【0026】ここで、独立発泡体シートの柔軟性を計測
する方法について説明する。まず、サンプルとして、本
発明の独立発泡シートを、30cm×63cmにカットし、
これを切り込み線の存在する側を外側にして円筒形状を
作成する。その突き合わせ部分は、接着剤でしっかり密
着させる。一方、未加工品も同様にして円筒形状のもの
を作成しておく。
する方法について説明する。まず、サンプルとして、本
発明の独立発泡シートを、30cm×63cmにカットし、
これを切り込み線の存在する側を外側にして円筒形状を
作成する。その突き合わせ部分は、接着剤でしっかり密
着させる。一方、未加工品も同様にして円筒形状のもの
を作成しておく。
【0027】以上のように、本発明の独立発泡体シート
に切り込み線を入れたものは、確かに切り込み線の部分
の浮力の損失があるが、これは極僅かで、それ以上に形
態自由度が飛躍的に向上する効果は絶大なるものがあ
る。この効果を最大限利用した用途として救命胴衣(防
弾救命胴衣を含む)、水陸両用作業衣が考えられる。現
在の救命胴衣にしろ、ウェットスーツなどの水陸両用作
業衣にしろ浮力体は、ほとんどが分厚い板状の独立発泡
体シートであるため、それ自身の柔軟性が極めて乏し
く、ゴツゴツした状態で、たとえば前屈みになろうとし
ても、自由に動けないものがほとんどである。これに対
して本発明の独立発泡体シートは、自由に動けて、着用
していることを感じさせないほど、操用性にすぐれたも
のである。
に切り込み線を入れたものは、確かに切り込み線の部分
の浮力の損失があるが、これは極僅かで、それ以上に形
態自由度が飛躍的に向上する効果は絶大なるものがあ
る。この効果を最大限利用した用途として救命胴衣(防
弾救命胴衣を含む)、水陸両用作業衣が考えられる。現
在の救命胴衣にしろ、ウェットスーツなどの水陸両用作
業衣にしろ浮力体は、ほとんどが分厚い板状の独立発泡
体シートであるため、それ自身の柔軟性が極めて乏し
く、ゴツゴツした状態で、たとえば前屈みになろうとし
ても、自由に動けないものがほとんどである。これに対
して本発明の独立発泡体シートは、自由に動けて、着用
していることを感じさせないほど、操用性にすぐれたも
のである。
【0028】本発明の独立発泡体シートの別の用途とし
ては、敷物のバッキング材としても有効である。通常、
バッキング材としてクッション性のある発泡体を全面に
貼り合わせるが、この場合、バイメタル効果が発現し
て、シートそのものが反るという問題があったが、本発
明の独立発泡体シートを用いれば膨張係数の違いによる
伸縮度は、構造による吸収があるため反りを未然に防止
するという効果を発揮する。本発明の独立発泡体シート
は、たとえばパイプに積層する際にも、何重にも巻き付
けて使用することができ、その場合、全面接着でも部分
接着でも、いずれの接着方法を採用しても歪みや反りが
発生しないという利点がある。かかる本発明の独立発泡
体シートは、現有設備をそのまま使用して、たとえば裁
断や積層接着加工をすることができる。
ては、敷物のバッキング材としても有効である。通常、
バッキング材としてクッション性のある発泡体を全面に
貼り合わせるが、この場合、バイメタル効果が発現し
て、シートそのものが反るという問題があったが、本発
明の独立発泡体シートを用いれば膨張係数の違いによる
伸縮度は、構造による吸収があるため反りを未然に防止
するという効果を発揮する。本発明の独立発泡体シート
は、たとえばパイプに積層する際にも、何重にも巻き付
けて使用することができ、その場合、全面接着でも部分
接着でも、いずれの接着方法を採用しても歪みや反りが
発生しないという利点がある。かかる本発明の独立発泡
体シートは、現有設備をそのまま使用して、たとえば裁
断や積層接着加工をすることができる。
【0029】本発明の独立発泡体シートは、上述以外の
用途として保温性を利用して通常の衣料用材料とした
り、さらに土木建築用材料としても広く応用展開するこ
とができるものである。
用途として保温性を利用して通常の衣料用材料とした
り、さらに土木建築用材料としても広く応用展開するこ
とができるものである。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。
説明する。
【0031】実施例1 独立発泡体シート素材に東レ製“ペフ3020BNO”
の60cm×60cm平板を用いて切り込み線形成装置に通
した。切り込み線形成条件は、2mm厚み、直径200cm
φの金属製円盤を2cm間隔に配置し、回転数50rpm
とし、工程速度10m/min 、切り込み深さが18mmと
なるように設定し、該独立発泡体シートをタテ方向とヨ
コ方向に通して、格子状の切り込み線が入った独立発泡
体シートを得た。
の60cm×60cm平板を用いて切り込み線形成装置に通
した。切り込み線形成条件は、2mm厚み、直径200cm
φの金属製円盤を2cm間隔に配置し、回転数50rpm
とし、工程速度10m/min 、切り込み深さが18mmと
なるように設定し、該独立発泡体シートをタテ方向とヨ
コ方向に通して、格子状の切り込み線が入った独立発泡
体シートを得た。
【0032】この独立発泡体シートの柔軟性を測定する
ため、シートを丸め直径30cm、高さ30cmの円筒を作
り、下記測定方法に従い座屈応力を計測した。
ため、シートを丸め直径30cm、高さ30cmの円筒を作
り、下記測定方法に従い座屈応力を計測した。
【0033】すなわち座屈応力の計測は、オートグラフ
(定速度引張試験機)を用い、サンプルを圧縮して、発
生する応力の第1次降伏点の値を座屈応力とする。第1
次降伏点が明瞭でない場合は、3cm圧縮時点の応力を座
屈応力とする。該オートグラフには、円筒形状のサンプ
ルを均一に圧縮することができるように、円筒形の切り
口に相応する30cmφの金属板を取り付けておく。圧縮
速度は、10cm/minの一定速度で行った。得られた座
屈応力は、150gであった。
(定速度引張試験機)を用い、サンプルを圧縮して、発
生する応力の第1次降伏点の値を座屈応力とする。第1
次降伏点が明瞭でない場合は、3cm圧縮時点の応力を座
屈応力とする。該オートグラフには、円筒形状のサンプ
ルを均一に圧縮することができるように、円筒形の切り
口に相応する30cmφの金属板を取り付けておく。圧縮
速度は、10cm/minの一定速度で行った。得られた座
屈応力は、150gであった。
【0034】比較例1 実施例1の独立発泡体シートに切り込み加工を施さない
以外は実施例1と同様の操作を行い座屈応力を測定し
た。得られた座屈応力は、4100gで、これは実施例
1の25倍以上も柔軟性が異なることを意味するもので
あった。
以外は実施例1と同様の操作を行い座屈応力を測定し
た。得られた座屈応力は、4100gで、これは実施例
1の25倍以上も柔軟性が異なることを意味するもので
あった。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、多方向に自由自在な柔
軟性を有するという特徴を生かして、救命胴衣や水際作
業や水中作業に使用する、たとえばウェットスーツなど
の作業衣や船上での作業衣としても有効に利用すること
ができる。
軟性を有するという特徴を生かして、救命胴衣や水際作
業や水中作業に使用する、たとえばウェットスーツなど
の作業衣や船上での作業衣としても有効に利用すること
ができる。
【図1】 本発明の独立発泡体シートの部分斜視図であ
る。
る。
【図2】 各種切り込み線のパターンを示した模式図で
ある。
ある。
【図3】 切り込み線を形成する手段の一例を示したも
のである。
のである。
【図4】 切り込み線を形成する際の代表的な切り込み
刃の断面形状を示したものである。
刃の断面形状を示したものである。
1 : 切り込み線で仕切られた独立発泡体のブロック
片 2 : 切り込み線 3 : 独立発泡体裏面に接着された布帛体 4 : 切り込み刃
片 2 : 切り込み線 3 : 独立発泡体裏面に接着された布帛体 4 : 切り込み刃
Claims (11)
- 【請求項1】1mm以上の厚みを有する独立発泡体シート
であって、該独立発泡体シートの少なくとも片面に少な
くとも2方向に切り込み線を有し、該切り込み線の線密
度が0.1本/cm以上で、かつ、該切り込み線の線幅が
少なくとも1mmであることを特徴とする独立発泡体シー
ト。 - 【請求項2】該切り込み線が、格子状あるいはモザイク
状パターンで付与されていることを特徴とする請求項1
記載の独立発泡体シート。 - 【請求項3】該切り込み線が、少なくとも一方をテーパ
ー状に切り込んで形成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の独立発泡体シート。 - 【請求項4】該切り込み線が、該独立発泡体シートの厚
みの0.2〜0.95の割合の深さを有することを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の独立発泡体シー
ト。 - 【請求項5】該切り込み線を有する独立発泡体シートの
少なくとも片面に繊維構造体が積層されていることを特
徴とする請求項1記載の独立発泡体シート - 【請求項6】該独立発泡体が、熱可塑性樹脂およびその
共重合体、エラストマーおよびゴム類で構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の独立発泡体シート。 - 【請求項7】該独立発泡体が、衣料用材料である請求項
1記載の独立発泡体シート。 - 【請求項8】該独立発泡体が、土木建築用材料である請
求項1記載の独立発泡体シート。 - 【請求項9】請求項1〜6のいずれかに記載の独立発泡
体シートで構成されていることを特徴とする救命胴衣。 - 【請求項10】請求項1〜6のいずれかに記載の独立発
泡体シートで構成されていることを特徴とする水陸両用
作業衣。 - 【請求項11】該水陸両用作業衣が、ウェットスーツで
ある請求項10記載の水陸両用作業衣。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146747A JPH10337797A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 独立発泡体シート、救命胴衣および水陸両用作業衣 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146747A JPH10337797A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 独立発泡体シート、救命胴衣および水陸両用作業衣 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337797A true JPH10337797A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15414689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9146747A Pending JPH10337797A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 独立発泡体シート、救命胴衣および水陸両用作業衣 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10337797A (ja) |
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