JPH10339097A - 歩床部を有するシールドトンネルの施工方法及びセグメント - Google Patents

歩床部を有するシールドトンネルの施工方法及びセグメント

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JPH10339097A
JPH10339097A JP9163410A JP16341097A JPH10339097A JP H10339097 A JPH10339097 A JP H10339097A JP 9163410 A JP9163410 A JP 9163410A JP 16341097 A JP16341097 A JP 16341097A JP H10339097 A JPH10339097 A JP H10339097A
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tunnel
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shield
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Masaaki Abe
昌明 阿部
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Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドトンネルの歩床構築作業の工程を短
縮する。 【解決手段】 シールド掘削機の後端位置において、歩
床部を構成するインバートコンクリート12が一体的に
形成されたセグメント11をトンネルインバート位置に
配置し、このセグメント11を基準として残りのセグメ
ント10を円周方向に連結してリングを閉合させる。シ
ールド掘削機の掘進に従って閉合リングをトンネル軸線
方向に連結させて、トンネル1次覆工と同時にトンネル
内に歩床部を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩床部を有するシー
ルドトンネルの施工方法及びセグメントに係り、特に電
力用のシールド洞道のように電線敷設用あるいは保守点
検用の歩廊として用いられる歩床部分を覆工と同時に設
けるようにしたシールドトンネルの施工方法及び同方法
に用いるセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力用のシールド洞道は図9にそ
の設備配置断面を示したように、電力線等の各種ケーブ
ル55の敷設及び洞道供用時の保守管理用としてトンネ
ル50内のインバート51部分に歩床52が設けられて
いる。この歩床52は通常、シールドトンネル50の一
次覆工完了後に歩床となる歩床部分を現場打ちコンクリ
ートあるいはプレキャストコンクリートブロックによっ
て構築したものである。通常は、この歩床部の一部にラ
ック等を組み立てて、電力線を配置し、ラックに沿って
歩行できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、シー
ルドトンネルの延長が長距離化する傾向にある。したが
って、シールドトンネル工事の全体工程に対して歩床部
の現場施工の占める割合が大きくなってきた。このた
め、この歩床部の施工期間を短縮することが全体工程を
短縮するために、重要な要素となってきた。
【0004】そこで、本発明の目的は、このような要請
に応えるために、シールドトンネルの一次覆工施工と同
時に、歩床部を施工しようとするシールドトンネルの施
工方法及び同方法のために使用するセグメントを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はシールド掘削機の後端位置において、歩床
部が一体的に形成されたセグメントをインバート位置に
配置し、該セグメントを基準として残りのセグメントを
円周方向に連結してリングを閉合させ、前記シールド掘
削機の掘進に従って前記リングをトンネル軸線方向に連
結させて、トンネル1次覆工と同時にトンネル内に歩床
部を形成するようにしたことを特徴とする。
【0006】上記施工を行うために、セグメントはシー
ルドトンネルのインバート位置に設置され、あらかじめ
内面位置に歩床部が一体的に形成されたものとしたこと
を特徴とする。
【0007】このとき、前記歩床部はプレキャストコン
クリートとして一体的に形成されたものであることが好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の歩床部を有するシ
ールドトンネルの一実施の形態について、添付図面を参
照して説明する。図1は、本発明のシールドトンネル1
の覆工構造を示した斜視図である。セグメント10のト
ンネル内面側の形状が理解できるように、リング状に閉
合させるセグメント10の一部を外した状態が示されて
いる。
【0009】図1及びその端面図である図2に示したよ
うに本実施の形態において、図示しないシールド掘削機
の本体の後端位置において、1次覆工として組み立てら
れるセグメント10は5ピースを1リングとして閉合さ
れるようになっている。また、セグメント10のうち、
インバートに設置されるセグメント11にはあらかじめ
歩床部としてのインバートコンクリート12が一体的に
形成されている。このインバートコンクリート12は図
示したように、円弧状の一般形状のプレキャスト鉄筋コ
ンクリート製セグメント11に付加するように一体的に
構築されたインバート荷重を負担する床状部分である。
このインバートコンクリート12部分は図2に示したよ
うに、セグメント組立時に上面が水平となるように図示
しないセグメント組立装置によってインバートの所定位
置に据え付けられる。
【0010】図1、図2に示したセグメント組立例で
は、まず、インバートコンクリート12が水平な歩床面
を構成するようにインバートセグメント11を配置し、
これを基準として円周方向に残りのセグメント10を連
結してリングを閉合する。セグメント10間の円周方向
継手15位置は図1に示したように、トンネル軸線方向
に隣接するリングのセグメント間継手15の位置と同一
位置になるようして組み立てられている。また、1リン
グ当たりのセグメント10、11の分割ピッチは、図2
に示しように例えば5ピースの場合には各セグメントは
72°になるように等角度分割されており、Kセグメン
トは設けられていない。また、本実施の形態では、セグ
メント10の天端位置での連結部分をトンネル軸線方向
に対して所定のテーパー継手16となっている。これに
より、隣接するリング間のズレを防止することができ
る。なお、鉄筋コンクリートセグメントの断面としては
従来からある箱型断面及び平板型断面のいずれをも採用
することができる。また、鋼製セグメントにおいて歩床
部を構成するように所定の鋼材を組み立てたものをイン
バートセグメント11とすることも可能である。また、
歩床部の材質としてはコンクリート一体製品の他、鋼
製、合成樹脂製品等が適用可能である。鋼製、合成樹脂
製品の場合にもセグメント製造時に一体的に形成させて
もよいし、工場における後工程作業でコンクリートセグ
メントあるいは鋼製セグメントに取り付けるようにして
もよい。
【0011】図3はセグメント10、11の継手位置を
リング間で千鳥状配置とした例を示した斜視図、図4は
同端面図である。図3に示した千鳥組みのセグメント1
0は図4に示したようにインバートセグメント11の向
きを左右に入れ替えることによりその他のセグメント1
0の配置位置が決定できる。このように継手位置を隣接
セグメント間において千鳥組みにすることにより、継手
位置で隣接リングによる添え梁効果を見込むことができ
る。セグメント10のリング間の連結には公知のボルト
継手14(図5他参照)を用いることができる。
【0012】図5はリング間を連結した状態のインバー
トセグメント11及びインバートセグメント12部分を
示した一部縦断面図である。図5に示したように、イン
バートセグメント11同士はセグメントの端面に設けら
れた継手ボックス13内でボルト継手14によって接合
されている。この継手ボックス13内でのボルト締結作
業を行うための作業空間17が確保されている。この結
果、インバートコンクリート12の幅W1はセグメント
11の幅W2より僅かに狭くなっている。この作業空間
17はセグメント間の連結が完了した後にプレキャスト
コンクリート蓋板20や金属製グレーチングによって覆
われるようになっている。なお、これらの蓋板20は必
ずしも必要ではなく、また作業空間17内に軽量モルタ
ルや砂利等を充填してもよい。このときインバートコン
クリート12には各歩床部間を連通するように水抜き孔
21が設けられているので、水の流下が妨げられないよ
うにすることが重要である。
【0013】図6はシールド掘進機の蛇行運転によって
生じた蛇行部分を修正するために用いられる蛇行修正用
セグメント18を用いた例を示した一部縦断面図であ
る。同図に示したように、蛇行修正用セグメント18に
はインバートコンクリート12は設けられていない。こ
の蛇行修正用セグメント18を挟むようにして両端に連
結されたインバートセグメント11間に大型のプレキャ
ストコンクリート板を蓋板として架設し、蛇行修正用セ
グメント18を覆うようになっている。
【0014】図7の各図はインバートコンクリート12
部分を軽量化した変形例を示したものである。図7
(a)に示したインバートセグメント11はインバート
コンクリート12の上面に所定の凹所19が形成されて
いる。この凹所19を覆うようにしてプレキャストコン
クリート蓋板22等を被せるようになっている。凹所1
9を設けることにより、インバートセグメント11の重
量増加を抑えることができる。図7(b)は各インバー
トセグメント11のトンネル軸線方向の中央位置にプレ
キャスト蓋板支持部24を形成した変形例を示してい
る。このプレキャスト蓋板支持部24はプレキャストコ
ンクリート蓋板23をトンネル軸線方向に連続して敷設
した際の支持部分となる。この結果、歩床部はプレキャ
ストコンクリート板23が連続的に敷設された構造とな
る。図7に示したいずれの例でも将来的に施工される電
力線用ラックの所定の荷重を見込んでプレキャストコン
クリート蓋板22、23の設計を行う。
【0015】図8はセグメント10、11間の継手とし
てワンタッチ継手30を用いた例を示したものである。
同図に示したように隣接するセグメント10間をピン−
ホゾ継手のようなワンタッチ継手30で連結する場合に
は、既に構築されているリング状のセグメントの端面に
新たなセグメントが直接押し当てられるように連結され
る。したがって、図5に示したようなボルト接合用の作
業空間は不要となり、インバートコンクリート12間の
隙間を埋めるための充填作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歩床部を有するシールドトンネル
の一実施の態様を示した斜視図。
【図2】図1の端面線II-IIに沿ってセグメントの組立
状態を示した端面図。
【図3】本発明による歩床部を有するシールドトンネル
の他の実施の態様を示した斜視図。
【図4】図3の端面線IV-IVに沿ってセグメントの組立
状態を示した端面図。
【図5】インバートセグメントの連結状態(ボルト継
手)を示した部分縦断面。
【図6】蛇行修正用セグメントの連結状態(ボルト継
手)を示した部分縦断面。
【図7】軽量インバートセグメントの連結状態(ボルト
継手)を示した部分縦断面。
【図8】インバートセグメントの連結状態(ワンタッチ
継手)を示した部分縦断面。
【図9】従来のシールドトンネル内に電力線ケーブル等
が敷設された状態の一例を示した設備配置断面図。
【符号の説明】
1 シールドトンネル 10 セグメント 11 インバートセグメント 12 インバートコンクリート 15 セグメント間継手 16 テーパー継手 20,22,23 蓋板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド掘削機の後端位置において、歩床
    部が一体的に形成されたセグメントをインバート位置に
    配置し、該セグメントを基準として残りのセグメントを
    円周方向に連結してリングを閉合させ、前記シールド掘
    削機の掘進に従って前記リングをトンネル軸線方向に連
    結させて、トンネル1次覆工と同時にトンネル内に歩床
    部を形成するようにしたことを特徴とする歩床部を有す
    るシールドトンネルの施工方法。
  2. 【請求項2】シールドトンネルのインバート位置に設置
    され、あらかじめ内面位置に歩床部が一体的に形成され
    たことを特徴とする歩床部を有するセグメント。
  3. 【請求項3】前記歩床部はプレキャストコンクリートと
    して一体的に形成されたことを特徴とする請求項2記載
    のセグメント。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104790974A (zh) * 2015-04-29 2015-07-22 浙江省交通规划设计研究院 一种采用特殊纵向连接件的城市地铁重叠盾构隧道管片结构
JP2016084653A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社大林組 インバートブロックおよびインバートブロックの固定方法
JP2017043966A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 株式会社夏目建設 埋め込みボルトの取り付け方法及び取り付け構造
CN116607964A (zh) * 2023-06-20 2023-08-18 中铁十五局集团有限公司 一种盾构负环组合式管片的施工方法

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