JPH10339576A - 循環式穀物乾燥装置 - Google Patents

循環式穀物乾燥装置

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Publication number
JPH10339576A
JPH10339576A JP14555897A JP14555897A JPH10339576A JP H10339576 A JPH10339576 A JP H10339576A JP 14555897 A JP14555897 A JP 14555897A JP 14555897 A JP14555897 A JP 14555897A JP H10339576 A JPH10339576 A JP H10339576A
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JP
Japan
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grain
discharge
shutter
discharged
amount
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JP14555897A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Waichiro Matsuda
和一郎 松田
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀物の排出量を排出後の作業(処理)能力に
応じた最適値に設定して効率良く排出することができる
循環式穀物乾燥装置を得る。 【解決手段】 循環式穀物乾燥装置10では、シャッタ
ドラム50から繰り出された穀物は昇降機56によって
持ち上げられた後に排出シャッタ74を介して排出され
る。シャッタドラム50はその回転状態(回転周期また
は回転速度)を、操作盤88に設けられた排出量調節ダ
イヤルの操作によって任意に変更することができる。こ
れにより、シャッタドラム50から繰り出される穀物量
が変更され、結果的に穀物排出量が変更できる。したが
って、排出後の作業(処理)能力に応じた最適量の穀物
を効率良く排出することができ、例えば袋詰め作業に支
障をきたすことがなく、またスローワ等の搬送機が詰ま
ったり排出時間が長くなることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環式穀物乾燥装置に係
り、特に穀物流下路の下部に配置された繰出弁によって
穀物を繰り出して循環させる循環式穀物乾燥装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な循環式穀物乾燥装置は図7に示
されるように、穀物槽110の下部に複数の流下路11
2が備えられ、穀物は流下路112を自然流下しながら
水分を除去されるようになっている。この流下路112
を流下した穀物は、流下路112の下部に配置されて往
復回転されるシャッタドラム(繰出弁)114の働きで
交互に流下路112から下方へ繰り出され、さらにスク
リユーコンベヤ116や昇降機118等の搬送装置によ
って装置の上部へ搬送された後に、再度穀物槽110へ
送り込まれるようになっている。穀物はこの循環で徐々
に水分を除去されて乾燥されることになる。
【0003】穀物の乾燥処理が終了した後には、シャッ
タドラム114、スクリユーコンベヤ116や昇降機1
18によって再度装置の上部へ搬送され、昇降機118
の上部に設けられた排出口120から装置外へ排出され
る構成である。
【0004】装置外へ排出された穀物は、例えば作業者
によってそのまま袋詰めされたり、籾摺機へ搬送供給し
て籾摺り処理される。あるいは、排出口120にスロー
ワやスクリュー搬送機等を取り付けてこれらの搬送機に
よってさらに排出・搬送する場合もある。
【0005】ところで、従来の上記装置では、前述の如
く乾燥処理終了後に穀物を装置外へ排出する際には、排
出運転スイッチの操作によって、排出口120が開放さ
れると共にシャッタドラム114が作動されて一旦穀物
を穀物槽110から繰り出した後に昇降機118によっ
て搬送して排出口120から順次排出される構成である
が、排出口120から排出される穀物量が一定であった
ため、不便や無駄を生じる場合があった。
【0006】すなわち、例えば排出された穀物を袋詰め
する場合に、排出量が作業者の体力や熟練度、あるいは
人数等の作業能力に応じた適切量よりも多い場合には、
袋詰め作業に支障をきたすことになり、一方、排出量が
作業者の作業能力よりも少ない場合には、作業能力が余
ることになり作業に無駄が生じる。
【0007】またこれと同様に、排出された穀物をその
まま籾摺機へ搬送供給して籾摺り処理する場合にも、前
記排出量が籾摺機の処理能力に対応していなければ、不
便を生じたり効率が悪くなる場合があった。
【0008】さらに、排出口120にスローワやスクリ
ュー搬送機を取り付けてこれらの搬送機によって排出・
搬送する場合であっても、前記排出量が搬送機の処理
(搬送)能力に対応していなければ、搬送機が詰まった
り、排出時間が必要以上に懸かってしまうことになる。
【0009】またさらに、単位容積当たりの穀物重量
は、穀物の種類によって差異がある。したがって、前述
の如く排出口120にスローワやスクリュー搬送機を取
り付けてこれらの搬送機によって排出・搬送する場合
に、例えば籾に対応して排出量を設定しても、麦を排出
する場合には負荷(重量)が増加するため、そのままで
は搬送機が詰まる恐れがあり、スローワやスクリュー搬
送機への流入量を調節する必要がある。この場合、スロ
ーワ等の取付け位置(排出口120)は高所にあるた
め、前記流入量の調節作業が煩雑であった。また、前記
流入量よりも排出口120からの排出量が多い場合には
余分な穀物は再び穀物槽110へ送り返されて装置内を
不要に再循環することになるため、穀物が損傷する可能
性もあり、また無駄な動力を消費することにもなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、穀物の排出量を排出後の作業(処理)能力に応じ
た最適量に設定して効率良く排出することができる循環
式穀物乾燥装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る循環式穀物
乾燥装置は、穀物槽に連通された穀物流下路の下部に配
置され、回転することによって順次穀物を下方へ繰り出
す繰出弁と、前記繰出弁と前記穀物槽との間に設けら
れ、前記繰出弁から繰り出された穀物を前記穀物槽へ搬
送する搬送手段と、前記搬送手段による穀物の搬送経路
の途中に配置され、開放状態では前記搬送手段によって
搬送された穀物を装置外へ排出する排出シャッタと、を
備えた循環式穀物乾燥装置において、前記排出シャッタ
の開放状態において前記繰出弁の回転状態を制御して穀
物の繰り出し量を変更する排出量調節手段を備えたこと
を特徴としている。
【0012】上記構成の循環式穀物乾燥装置では、穀物
排出時には、繰出弁及び搬送手段が作動されて穀物槽内
の穀物が順次排出シャッタへ送られ、さらに排出シャッ
タが開放されて穀物が装置外へ排出される。
【0013】ここで、装置内において穀物槽から排出シ
ャッタへ送られる穀物量は、繰出弁の回転状態に依存し
ている。すなわち、繰出弁の回転状態を変更して繰り出
し量を増加すれば、排出シャッタへ送られる穀物量すな
わち排出量も増加し、繰出弁の繰り出し量を減少すれ
ば、排出シャッタからの排出量も減少される。さらに、
この繰出弁の回転状態は、排出量調節手段によって制御
されて変更される。したがって、排出量調節手段によっ
て繰出弁の回転状態を変更することにより、穀物の排出
量を任意に設定することができる。
【0014】これにより、例えば、排出された穀物を袋
詰めする場合には、排出量が作業者の体力や熟練度、あ
るいは人数等の作業能力に応じた適切量となるように設
定することができ、袋詰め作業に支障をきたすことがな
く、また作業能力が余って無駄が生じることもない。
【0015】またこれと同様に、排出された穀物をその
まま籾摺機へ搬送供給して籾摺り処理する場合にも、前
記排出量を籾摺機の処理能力に対応させることができ、
効率よく排出することができる。
【0016】さらに、排出シャッタにスローワやスクリ
ュー搬送機を取り付けてこれらの搬送機によって排出・
搬送する場合であっても、前記排出量を搬送機の処理
(搬送)能力に対応させることができ、搬送機が詰まっ
たり排出時間が必要以上に長くなることもない。
【0017】またさらに、異なる種類の穀物を処理する
場合であっても、各穀物の種類に応じて繰出弁の回転状
態を変更することにより、穀物の排出量を最適量に設定
することができる。
【0018】このように、本発明に係る循環式穀物乾燥
装置は、穀物の排出量を排出後の作業(処理)能力に応
じた最適量に設定して効率良く排出することができる。
【0019】なお、繰出弁の回転状態を変更する態様と
しては、繰出弁の回転周期を増減させたり、あるいは繰
出弁の回転速度を増減させることで実現できる。これに
より、穀物の排出量を変更することができる。
【0020】また、排出量調節手段としては、装置の操
作盤に設けられ繰出弁の回転状態を制御する排出量調節
ダイヤルによって構成することができる。これにより、
排出量調節ダイヤルによって繰出弁の回転状態(回転周
期あるいは回転速度)を変更して穀物の排出量を任意に
設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る循環式穀物
乾燥装置10の全体斜視図が示されており、図2及び図
3には循環式穀物乾燥装置10の全体断面図が示されて
いる。
【0022】循環式穀物乾燥装置10の機体12は、左
右一対の側壁14、前面壁16、後面壁18、天井壁2
0及び底壁22によって構成される循環式穀物乾燥装置
10の外枠で、上下に高く前後に長い箱状とされてい
る。
【0023】機体12の上部内洞は穀物槽24となって
いる。また下部には乾燥部26が配設されている。乾燥
部26には、左右の機壁14の上下方向略中央部内面か
ら左右方向中央部位に向け傾斜して下降する一対の通気
性の排風路隔壁28が正面視(図3)において漏斗状に
形成され、機体前後方向(前面壁16と後面壁18との
間)に架け渡されている。この排風路隔壁28と側壁1
4との間に排風路32が形成されている。
【0024】排風路隔壁28の機体内方側には、排風路
隔壁28と平行すなわち側壁14に対して傾斜する一対
の通気性の導風路隔壁34が排風路隔壁28と同様に機
体前後方向に架け渡されている。導風路隔壁34の上部
は機体内方に向けて屈曲し、さらに上端部は互いに連続
結合されている。このため対向する導風路隔壁34によ
って囲まれる部分が正面視において菱形状の導風路38
となっている。
【0025】排風路隔壁28上部と導風路隔壁34上部
との間には、左右一対の導風路隔壁40によって一対の
補助導風路44が導風路38と同様に正面視菱形状に形
成されている。これら導風路と排風路との間は穀槽24
内の穀物が流下する流下路46となっている。
【0026】排風路隔壁28及び導風路隔壁34の後面
壁18側端部は図2に示す如く内部壁47に連結されて
いる。このため導風路38及び流下路46は機体後方側
の端部が遮蔽されている。従って流下路46内の穀物は
導風路38、44から送られる乾燥風を受けながら流下
路46下方へ流下し、送られた乾燥風は穀物の水分を吸
収して穀物を乾燥した後に排風路32から排出されるよ
うになっている。
【0027】前面壁16には導風連通路64が形成さ
れ、この導風連通路64の下端部に乾燥風発生用のバー
ナー66が配設されている。この導風連通路64は機体
12内の導風路38、44の長手方向一端と連通してい
る。このため、バーナー66によって発生した乾燥風は
導風連通路64を通って導風路38、44へ共に送り込
まれるようになっている。
【0028】後面壁18には送風機取付台69が配置さ
れており、内部壁47とによって排風路32と連通する
排風連通路68が形成されている。この排風連通路68
の中央部には排風用の吸引排風機70が配設されてい
る。このため、吸引排風機70はバーナー66からの乾
燥風を吸引して各導風路から排風路へと送給し、排風連
通路68を介して循環式穀物乾燥装置10外へ排出する
ようになっている。
【0029】流下路46の各下端は、前記排風路隔壁2
8と導風路隔壁34の下端傾斜部間に形成される流出口
48を経て繰出弁としてのシャッタドラム50へ連結さ
れている。
【0030】シャッタドラム50は軸心が水平とされた
中空円筒状であり、外周一部に所定幅寸法で軸方向に沿
ったスリツト状の切欠が形成されている。このシャッタ
ドラム50は軸心回りに回転して切欠と前記流出口48
とが対面することにより、切欠を通して流下路46内の
穀物がシャッタドラム50の内部に流入し、さらにシャ
ッタドラム50が回転して切欠が下向きに位置する状態
となることにより流入した穀物が排出されるようになっ
ている。
【0031】シャッタドラム50の下方には、機壁14
間の中央部へ向けて下向きにテーパーとなった一対の張
込流し板52が配置されている。また機壁14の下部に
は張込ホツパ62が配設され、循環式穀物乾燥装置10
内へ穀物を張込むことができる。このため、シャッタド
ラム50から排出された穀物及び張込ホツパ62から張
込まれた穀物は、張込流し板52によって機壁14間の
略中央部に搬送される構成である。
【0032】張込流し板52の各下方端には穀物搬送用
の下スクリューコンベヤ54が配設されている。下スク
リューコンベヤ54は循環式穀物乾燥装置10の装置長
手方向に渡って配設されており、外周の螺旋羽根の間へ
入り込む穀物を前面壁16側へと送り出すようになって
いる。
【0033】前面壁16の外側には、下スクリューコン
ベヤ54に連結して搬送された穀物を受け取れるように
搬送手段としての昇降機56が立設している。この昇降
機56内には、一定間隔で穀物搬送用バケツト57が無
端ベルトへ取りつけられており、下スクリューコンベヤ
54から送り出され下端部に堆積した穀物を循環式穀物
乾燥装置10の最上部まで持上搬送できるようになって
いる。
【0034】昇降機56の上端部には上スクリューコン
ベヤ58の一端が対応しており、持上げ搬送された穀物
を受け取るようになっている。この上スクリューコンベ
ヤ58の他端は循環式穀物乾燥装置10の長手方向中央
部まで延長されており、この上スクリューコンベヤ58
の他端直下へ軸心が垂直の回転式均分機60が配置され
ている。したがって上スクリューコンベヤ58によって
循環式穀物乾燥装置10の上方中央部まで搬送された穀
物は、回転式均分機60上へ落下し、回転式均分機60
の回転時に遠心力で循環式穀物乾燥装置10内の穀物槽
24内へ均等に放散分配されることになる。
【0035】昇降機56の上端部、すなわち上スクリュ
ーコンベヤ58の一端下方には、穀物排出口72が設け
られている。この穀物排出口72内には、排出シャッタ
74が配置されている。排出シャッタ74は、開閉移動
することによって穀物排出口72を閉鎖または開放状態
とすることができ、開放状態では昇降機56によって持
上げ搬送された穀物を装置外へ排出することができる。
【0036】穀物排出口72には排出ホース76が連結
されており、排出された乾燥処理後の穀物を所望の位置
へ取り出せるようになっている。
【0037】一方、機体12の前面側(前面壁16)に
は、制御手段としての操作盤88が配置されている。操
作盤88には図示を省略した制御回路が内蔵されてお
り、さらに、図4に示す如く、電源スイッチ90が設け
られると共に、モニタ部92、プログラムタイマ部9
4、作業選択ボタン部96、及び設定ダイヤル部98が
設けられている。
【0038】モニタ部92は各種データをデジタル表示
する。プログラムタイマ部94は各ボタン操作により運
転プログラムを設定できる。また、作業選択ボタン部9
6には、張込、送風、循環、乾燥、排出、停止の各スイ
ッチが設けられており、前記循環系装置(シャッタドラ
ム50、下スクリューコンベヤ54、昇降機56、上ス
クリューコンベヤ58、回転式均分機60)を駆動操作
できると共に、バーナー66及び吸引排風機70を駆動
することができ、さらに、排出運転時(排出スイッチ操
作時)には排出シャッタ74を開放させることができ
る。
【0039】また、設定ダイヤル部98には、穀物切換
ダイヤル100、穀物量設定ダイヤル102、水分設定
ダイヤル104、及び排出量調節手段としての排出量調
節ダイヤル106が設けられている。
【0040】穀物切換ダイヤル100は、乾燥する穀物
の種類に応じて、籾あるいは麦に設定することができ、
これによりその穀物の水分値の換算及び過速乾燥防止制
御が自動的に行われるようになっている。また、穀物量
設定ダイヤル102は、張り込んだ穀物量にダイヤル目
盛りを合わせることにより、その時の外気温度と穀物量
とから適切な熱風温度の設定が行われるようになってい
る。さらに、水分設定ダイヤル104は、乾燥運転する
際に目標とする水分値に合わせることにより、穀物の水
分値が設定された仕上げ水分値と同等またはそれ以下に
なった場合に装置を自動的に停止することができるよう
になっている。
【0041】さらに、排出量調節ダイヤル106は、排
出運転する際に(すなわち、排出スイッチが操作され排
出シャッタ74が開放された状態において)所望とする
排出量にダイヤル目盛りを合わせることにより、シャッ
タドラム50の回転状態(回転周期または回転速度)を
変更して穀物の繰り出し量(すなわち、排出量)を任意
に設定することができるようになっている。
【0042】次に上記構成の循環式穀物乾燥装置10の
作用を説明する。穀物を張込むため循環式穀物乾燥装置
10の循環系装置のうち、下スクリューコンベヤ54、
昇降機56、上スクリューコンベヤ58及び回転式均分
機60を駆動させる。そして循環式穀物乾燥装置10の
下方側面にある張込ホツパ62を開放して穀物を機体1
2内へ張込む。張込まれた穀物は張込流し板52に案内
されて下スクリューコンベヤ54配設位置へ搬送され
る。搬送された穀物は下スクリューコンベヤ54によっ
て逐次昇降機56側に搬送され、さらに回転する昇降機
56のバケツト57で掬われて持ち上げ搬送される。
【0043】昇降機56によって機体12の上方に持上
げ搬送された穀物は上スクリューコンベヤ58によって
機体12の上方中央部に送られ、回転式均分機60によ
って機体内の穀物槽24へ貯蔵される。この場合、排出
シャッタ74は閉鎖移動されて穀物排出口72は閉鎖状
態とされているため、昇降機56によって持上げ搬送さ
れた穀物が穀物排出口72から装置外へ排出されること
はない。
【0044】さらにここで、張込終了後シャッタドラム
50を回転させて穀物を繰り出す。そして機体12に連
結されたバーナー66を点火すると共に吸引排風機70
を駆動すると、乾燥風は吸引排風機70に吸引されて導
風連通路64を経て導風路38へ送り込まれる。導風路
38に送り込まれた乾燥風は導風路隔壁34を通過し、
流下路46内の穀物に直接供給される。ここで穀物の乾
燥処理が行われる。穀物の水分を吸収した後の乾燥風
は、排風路隔壁28を通過し排風路32を経て排風連通
路68へ至り、循環式穀物乾燥装置10外へ排出され
る。
【0045】一方流下路46内の穀物は、シャッタドラ
ム50の回転により流出口48を通過後再び張込流し板
52によって案内搬送される。搬送された穀物は、必要
に応じて所望の含水率に達するまで機体12内で前述の
循環作用が繰り返される。
【0046】乾燥処理が終了した後には、穀物排出処理
を行なう。すなわち、操作盤88の排出スイッチの操作
によって排出シャッタ74を開放移動して穀物排出口7
2を開放状態とする。流下路46を流下した穀物は、シ
ャッタドラム50へ流入してシャッタドラム50の作動
によって下方へ繰り出されて下スクリューコンベヤ54
へ送り込まれる。シャッタドラム50から放出され下ス
クリューコンベヤ54へ送り込まれた穀物は、再び昇降
機56によって持ち上げ搬送された後、穀物排出口72
から装置外へ排出される。
【0047】この場合、循環式穀物乾燥装置10では、
排出量調節ダイヤル106を操作することにより、穀物
の排出量を任意に設定することができる。
【0048】すなわち、装置内において穀物槽24から
排出シャッタ74へ送られる穀物量は、シャッタドラム
50の回転状態に依存している。つまり、シャッタドラ
ム50の回転状態(回転周期または回転速度)を変更し
て繰り出し量を増加すれば、排出シャッタ74へ送られ
る穀物量すなわち排出量も増加し、シャッタドラム50
の繰り出し量を減少すれば、排出シャッタ74からの排
出量も減少される。さらに、このシャッタドラム50の
回転状態は、排出量調節ダイヤル106によって制御さ
れて変更される。したがって、排出量調節ダイヤル10
6によってシャッタドラム50の回転状態を変更するこ
とにより、穀物の排出量を任意に設定することができ
る。
【0049】これにより、例えば、排出された穀物を袋
詰めする場合には、排出量が作業者の体力や熟練度、あ
るいは人数等の作業能力に応じた適切量となるように設
定することができ、袋詰め作業に支障をきたすことがな
く、また作業能力が余って無駄が生じることもない。
【0050】またこれと同様に、排出された穀物をその
まま籾摺機(図示省略)へ搬送供給して籾摺り処理する
場合にも、前記排出量を籾摺機の処理能力に対応させる
ことができ、効率よく排出することができる。
【0051】さらに、図5に示す如く、この循環式穀物
乾燥装置10の穀物排出口72にスローワ108(ある
いは、図示を省略したスクリュー搬送機)を取り付けて
これらの搬送機によって排出・搬送する場合であって
も、前記排出量をスローワ108等の搬送機の処理(搬
送)能力に対応させることができ、スローワ108が詰
まったり排出時間が必要以上に長くなることもない。
【0052】またさらに、異なる種類の穀物を処理する
場合であっても、各穀物の種類に応じてシャッタドラム
50の回転状態を変更することにより、穀物の排出量を
最適量に設定することができる。
【0053】このように、本実施の形態に係る循環式穀
物乾燥装置10は、穀物の排出量を排出後の作業(処
理)能力に応じた最適量に設定して効率良く排出するこ
とができる。
【0054】なお、前記実施の形態においては、排出量
調節手段としての排出量調節ダイヤル106を穀物切換
ダイヤル100や水分設定ダイヤル104等と独立して
設けた構成としたが、これに限らず、他の設定ダイヤル
と併用(兼用)して設ける構成とすることもできる。例
えば、図6に示す如く、排出量調節ダイヤル106を穀
物量設定ダイヤル102と併用(兼用)して設ける構成
としてもよい。この場合には、乾燥運転時等には穀物量
設定ダイヤル102として操作され、排出運転時には排
出量調節ダイヤル106として操作される。
【0055】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る循環式穀
物乾燥装置は、穀物の排出量を排出後の作業(処理)能
力に応じた最適量に設定して効率良く排出することがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
の縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
の図2の3−3線に沿った縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
の操作盤の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
にスローワが取り付けられた状態を示す全体斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る循環式穀物乾燥装置
の操作盤の変形例を示す図4に対応した正面図である。
【図7】従来の循環式穀物乾燥装置の一部破断した正面
図である。
【符号の説明】
10 循環式穀物乾燥装置 24 穀物槽 26 乾燥部 46 流下路 50 シャッタドラム(繰出弁) 54 下スクリューコンベヤ(搬送手段) 56 昇降機(搬送手段) 66 バーナー 70 吸引排風機 72 穀物排出口 74 排出シャッタ 88 操作盤 98 設定ダイヤル部 102 穀物量設定ダイヤル 106 排出量調節ダイヤル(排出量調節手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物槽に連通された穀物流下路の下部に
    配置され、回転することによって順次穀物を下方へ繰り
    出す繰出弁と、 前記繰出弁と前記穀物槽との間に設けられ、前記繰出弁
    から繰り出された穀物を前記穀物槽へ搬送する搬送手段
    と、 前記搬送手段による穀物の搬送経路の途中に配置され、
    開放状態では前記搬送手段によって搬送された穀物を装
    置外へ排出する排出シャッタと、 を備えた循環式穀物乾燥装置において、 前記排出シャッタの開放状態において前記繰出弁の回転
    状態を制御して穀物の繰り出し量を変更する排出量調節
    手段を備えたことを特徴とする循環式穀物乾燥装置。
JP14555897A 1997-06-03 1997-06-03 循環式穀物乾燥装置 Pending JPH10339576A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14555897A JPH10339576A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 循環式穀物乾燥装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007078316A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Yamamoto Co Ltd 穀物乾燥装置

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