JPH10339845A - モニタ観察型顕微鏡 - Google Patents

モニタ観察型顕微鏡

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JPH10339845A
JPH10339845A JP9150724A JP15072497A JPH10339845A JP H10339845 A JPH10339845 A JP H10339845A JP 9150724 A JP9150724 A JP 9150724A JP 15072497 A JP15072497 A JP 15072497A JP H10339845 A JPH10339845 A JP H10339845A
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observation
image
objective lens
microscope
monitor
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Takashi Yoneyama
貴 米山
Takashi Nagano
隆 長野
Hideaki Endo
英明 遠藤
Atsuhiro Tsuchiya
敦宏 土屋
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】観察や操作がしやすく、省スペースでコストア
ップすることがないモニタ観察型顕微鏡を提供すること
にある。 【解決手段】観察すべき標本を照明する光源と、前記標
本を積載するステージと、前記ステージを上下左右方向
に移動可能とするステージ操作手段と、前記標本を観察
する対物レンズと、前記対物レンズからの標本光像を結
像させる結像光学系と、対物レンズ等を切り換える観察
条件切り換え操作手段と、前記結像光学系により得られ
る画像信号を表示するモニタとを具備したモニタ観察型
顕微鏡において、前記光源から前記結像光学系までの光
軸を床面に対して水平とし、前記ステージ操作手段と前
記観察条件切り換え操作手段を顕微鏡本体の特定の1面
に集中させたモニタ観察型顕微鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモニタ観察に適した
モニタ観察型顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図22に示すような接眼レンズ0
51、ステージ052、レボルバ053を有し、モニタ
を備えていない通常の顕微鏡050を用いてステージ0
52の上の図示しない標本を観察する場合には、観察者
が接眼レンズ051をのぞき込んで標本を検視する方法
がある。
【0003】また、接眼レンズを備えておらず、モニタ
を備えた顕微鏡で観察する方法がある。
【0004】この後者のモニタ観察は検鏡者が接眼レン
ズをのぞき込む方法より以下の点で有効であり、モニタ
観察が広く使用されつつある。
【0005】(1)観察時の検鏡者の姿勢に制限がない
ので疲労しにくく、作業効率が向上する。
【0006】(2)肉眼では見えない例えば赤外・紫外
領域や微小な傷などが画像処理等により観察可能とな
る。
【0007】(3)複数の人間が同時に観察できるので
情報が伝え易くなる。
【0008】特に(1)、(2)の項目は、ウェハの検
査員や細胞の異常などを検査するいわゆるスクリーナに
は、モニタ観察を行うにあたって非常に重要な要素とな
る。そこで、モニタ観察に関して、現在までに様々な発
明が出願されている。
【0009】例えば特開平5−127087号公報には
顕微鏡による被写体像をモニタ観察を主体とするモニタ
観察型顕微鏡が開示されている。また特開平7−199
077号公報には、モニタ観察等における操作性の向上
を目的としたモニタ観察型顕微鏡が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平5−127087号公報に代表されるモニタ観
察を主体とするモニタ観察型顕微鏡では、モニタ観察し
ながら顕微鏡操作することにおいて支障が生じる。
【0011】図21(a),(b)は、これを説明する
ための図であり、図21(a)はカメラ021を有する
顕微鏡本体020とモニタ030を床面040に対して
水平に設置した場合を示し、図21(b)は顕微鏡本体
020とモニタ030を床面040に対して垂直に設置
した場合を示している。
【0012】図21のモニタ観察型顕微鏡において、モ
ニタ観察を行いながら顕微鏡操作を行う場合の動作手順
は以下のようになる。
【0013】1)標本をステージにセットする。
【0014】2)対物レンズを目的の倍率とする。
【0015】3)対物レンズに応じた例えばフィルタ、
視野絞り、開口絞りの調整を行う。 4)モニタを見る。
【0016】5)モニタ上でピントが合うように標本を
のせたステージを調整する。
【0017】6)標本位置を観察すべき位置にする。
【0018】以上述べた動作は、通常の観察動作であ
り、この場合観察者は顕微鏡操作のたびに顕微鏡に視線
を向け、標本観察のたびに同図中の点線で示す様にモニ
タに視線をむけることになる。従って、同図に示した顕
微鏡とモニタの位置関係では必ず視線をむける度に上下
あるいは左右に大きく首振りを行わなければならず、当
初の目的である観察者の疲労軽減による作業効率の向上
の効果がなくなってしまう。
【0019】また、顕微鏡に馴れた観察者で顕微鏡に視
線を向けずに操作できても、体の姿勢がモニタを正面と
して、操作する手が側方に伸びたり、モニタを見上げた
りするため、結局目的である観察者の疲労軽減には役立
たないことになってしまう。一方、顕微鏡の操作性を向
上させた特開平7−199077号公報では、観察者が
操作する部位を電動化し、観察者が各部位を電気的に集
中制御できるコントロールユニットを設けることによ
り、上記の問題を解決している。しかし、この解決策で
は、各部位の電動化による装置の大型化やコストアップ
が必ず生じてしまう。
【0020】そこで、本発明は以上のような実情に応じ
てなされたもので、観察や操作がしやすく、省スペース
でコストアップすることがないモニタ観察型顕微鏡を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、観察すべき標本を照明
する光源と、前記標本を積載するステージと、前記ステ
ージを上下左右方向に移動可能とするステージ操作手段
と、前記標本を観察する対物レンズと、前記対物レンズ
からの標本光像を結像させる結像光学系と、対物レンズ
等を切り換える観察条件切り換え操作手段と、前記結像
光学系により得られる画像信号を表示するモニタと、を
具備したモニタ観察型顕微鏡において、前記光源から前
記結像光学系までの光軸を床面に対して水平とし、前記
ステージ操作手段と前記観察条件切り換え操作手段を顕
微鏡本体の特定の1面に集中させたことを特徴とするモ
ニタ観察型顕微鏡である。
【0022】請求項1に対応する発明によれば、顕微鏡
本体の高さを低くすることができ、顕微鏡本体の上や
後、またはそれに類する場所にモニタを置くことができ
る。さらにモニタに向かいながら、視線をほぼ変えずに
顕微鏡操作が可能となる。
【0023】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、観察すべき標本を照明する光源と、前記標
本を積載するステージと、前記ステージを上下左右方向
に移動可能とするステージ操作手段と、前記標本を観察
する対物レンズと、前記対物レンズからの標本光像を結
像させる結像光学系と、対物レンズ等を切り換える観察
条件切り換え操作手段と、前記結像光学系により得られ
る画像信号を表示するモニタと、を具備したモニタ観察
型顕微鏡において、標本像を高倍率で拡大、投影するた
めの対物レンズ、及び、前記対物レンズの投影像を観察
する手段を含む第1の光学系と、前記対物レンズを透過
せずに、前記標本像を低倍率で投影するためのマクロレ
ンズ、及び、前記マクロレンズの投影像を観察する手段
を含む第2の光学系を備え、前記第1の光学系と前記第
2の光学系を切換えて観察可能としたことを特徴とする
モニタ観察型顕微鏡である。
【0024】請求項2に対応する発明によれば、第1お
よび第2の光学系を切換えて観察可能としたため、マク
ロ観察が専用の光学系となり、マクロレンズの配置の制
約がなく、従来の低倍率対物レンズよりも低倍で、より
広い実視野で観察可能となり、大面積の標本でも、標本
の全体像が捕らえられ、また高倍率の観察と低倍率のマ
クロ観察を顕微鏡という1つの装置内で切換可能である
ため、わざわざ他のマクロ観察装置を使用して観察する
必要がなく、高倍率観察したい部位を標本全体の中から
探すことが容易になる。
【0025】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、観察すべき標本を照明する光源と、前記標
本を積載するステージと、前記ステージを上下左右方向
に移動可能とするステージ操作手段と、前記標本を観察
する対物レンズと、前記対物レンズからの標本光像を結
像させる結像光学系と、対物レンズ等を切り換える観察
条件切り換え操作手段と、前記結像光学系により得られ
る画像信号を表示するモニタと、を具備したモニタ観察
型顕微鏡において、標本像を高倍率で拡大、投影するた
めの対物レンズ、及び、前記対物レンズの投影像を観察
する手段を含む第1の光学系と、前記対物レンズを透過
せずに、前記標本像を低倍率で投影するためのマクロレ
ンズ、及び、前記マクロレンズの投影像を観察する手段
を含む第2の光学系と、を備え、該モニタに前記第1お
よび第2の光学系から得られるマクロ観察画像とミクロ
観察画像が同時に表示されるようにしたモニタ観察型顕
微鏡である。
【0026】請求項3に対応する発明によれば、モニタ
上にマクロ観察画像とミクロ観察画像が同時に表示され
るので、検鏡者はモニタを見るだけで、常に拡大された
標本像と、標本の全体像における現在の顕微鏡の情報も
同一画面上で確認できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>図1および図2は、いずれも本発明
のモニタ観察型顕微鏡の第1の実施形態を、説明するた
めの図で、透過検鏡に適用した構成を示している。図1
はその正面図であり、図2はそのモニタ部以外の詳細図
である。
【0028】同図の顕微鏡の構成は、概略観察すべき標
本(被写体)Sを照明する光源1と、前記標本Sを積載
するステージ7と、前記ステージ7を上下左右に観察者
が移動可能とするステージ操作ノブ8と、前記標本Sを
観察する対物レンズ10と、前記対物レンズ10からの
被写体光像を結像させる結像レンズ11と、テレビ(T
V)カメラ12からなる結像光学系と、対物レンズ10
等を観察者が切り換える後述する観察条件切り換え操作
手段を具備している。
【0029】観察条件切り換え操作手段は、NDフィル
タ切換スイッチ05、視野絞り調整ダイヤル06、開口
絞り調整ダイヤル07、調光スイッチ08、ステージ操
作ノブ8、対物レンズレボルバ(以下単にレボルバと称
する)9からなっている。
【0030】そして、前記光源1から前記結像光学系の
TVカメラ12までの光軸を床面に対して水平とし、前
記ステージ操作手段と前記観察条件切り換え操作手段を
顕微鏡本体04の特定の1面例えば顕微鏡本体04の正
面にに集中させたことを特徴とするモニタ観察型顕微鏡
である。
【0031】以下、具体的に説明する。テレビ(TV)
モニタ01、テレビ(TV)カメラ12、光源1、顕微
鏡本体04、NDフィルタ切換スイッチ05、視野絞り
調整ダイヤル06、開口絞り調整ダイヤル07、調光ス
イッチ08、ステージ操作ノブ09、レボルバ9、焦準
ハンドル13を備えている。
【0032】開口絞り4および視野絞り3は、対物レン
ズ10の倍率・種類によって自由にその径を変えられる
様に、開口絞り調整ダイヤル07や視野絞り調整ダイヤ
ル06がそれぞれ設置されている。さらに、レボルボ9
には複数の対物レンズ10が装着可能となっており、観
察者が図示しない対物レンズ選択ダイヤルを操作するこ
とにより、目的の対物レンズを選択できる構成となって
いる。
【0033】図から明らかなように、NDフィルタ切換
スイッチ05、視野絞り調整ダイヤル06、開口絞り調
整ダイヤル07、調光スイッチ08、ステージ操作ノブ
8、対物レンズレボルバ9は、観察者が顕微鏡操作をモ
ニタ01から目を離さず行うことができるように、顕微
鏡本体04の正面部位に集中させた状態に配置されてい
る。
【0034】このような構成のものにおいて、光源1か
ら発せられた照明光がフィルタ2、視野絞り3及び図示
しないコレクタレンズ、開口絞り4を通過し、コンデン
サレンズ5に入射する。コンデンサレンズ5を通った照
明光は、標本保持装置6およびステージ7に積載されて
いる標本Sに入射する。ステージ7は、観察者がステー
ジ操作ノブ8を操作することにより、同図の一点鎖線で
表わした光軸に対して垂直方向に自由に走査可能となっ
ている。標本Sを透過した光像はレボルバ9に装着され
ている対物レンズ10を介し、結像レンズ11により、
撮像素子が内蔵されているTVカメラ12に結像する。
対物レンズ10は、観察者が焦準ハンドル13の操作に
より、光軸方向の移動が可能となっており、観察者は焦
準ハンドル13を操作することにより、標本Sにピント
合わせをおこなう。
【0035】また、開口絞り4および視野絞り3は、対
物レンズ10の倍率・種類によって自由にその径を変え
られる様に、開口絞り調整ダイヤル07や視野絞り調整
ダイヤル06がそれぞれ設置されている。さらに、レボ
ルボ9には複数の対物レンズ10が装着可能となってお
り、観察者が図示しない対物レンズ選択ダイヤルを操作
することにより、目的の対物レンズ10を選択できる構
成となっている。
【0036】次に、本実施形態のモニタ観察型顕微鏡の
特徴である光学部分と操作部分に詳細に説明する。本実
施形態の光学系は、光源1と結像レンズ11を結ぶ光軸
が、顕微鏡のフレーム03をのせる机や防振台等に水平
になっている。従って、前述した図22に示すような従
来の顕微鏡に比較して顕微鏡自体050の高さが1/4
以下に抑えられる様になっている。
【0037】また、光軸を水平方向に設定することによ
り、従来の顕微鏡に比べて以下の点で有利となる。
【0038】a)顕微鏡050の高さが低く設定可能で
ある b)透過照明の場合、光軸を折り返す必要がなくなり、
照明光が劣化せず低コスト化が可能となる。
【0039】c)落射検鏡で光源等に比較的重量のある
レーザーを使用する時に、床面に設置可能のまま簡単
に、レーザー光源を使用することが可能となる。
【0040】d)床面とフレームの設置面積が大きくと
れるため、振動に強くなる。
【0041】e)熱によるフレームの変形が起きにく
い。
【0042】f)対物レンズが無限遠の場合、対物レン
ズと結像レンズの間に、中間レンズ等が簡単に構成でき
る。
【0043】さらに、本実施形態のモニタ観察型顕微鏡
の光学系の観察条件を変化させる操作について説明す
る。図3は本実施形態の顕微鏡の観察者が操作する操作
部分のみ図示したものである。同図の様に光学系観察条
件切り換え操作部、例えばフィルタ切換スイッチ05、
視野絞り調整ダイヤル06、開口絞り調整ダイヤル0
7、照射光の強さを調整する調光スイッチ08、標本走
査に必要なステージ操作ノブ8、対物レンズ駆動による
ピント合わせ用の焦準ハンドル13、対物レンズ切換ダ
イヤル010は、全て顕微鏡本体04の正面に集中して
おり、且つ操作部を観察者が見ずに(いわゆるブライン
ドタッチ)操作可能なようなレイアウトになっている。
【0044】以上の様な、光学系および操作部レイアウ
トである本発明の顕微鏡システムを用いてモニタ観察を
行った場合の顕微鏡本体04とモニタ01の位置関係を
図4に示す。同図では顕微鏡本体04とTVモニタ01
の位置関係は観察者に対して前後であるが、TVモニタ
01を顕微鏡本体04の真上おいても同様である。同図
の様に、観察者が以下に示す作業手順を行ない、顕微鏡
に視線を移した場合でも、図中の破線で示した様にほと
んど目線を換えるだけで、顕微鏡観察と顕微鏡操作が可
能となる。
【0045】イ)標本をセットする。
【0046】ロ)対物レンズを目的の倍率とする。
【0047】ハ)対物レンズに応じた例えばフィルタ、
開口絞りなどの調整を行う。
【0048】ニ)モニタをみる。
【0049】ホ)モニタ上でピントが合うように標本を
のせたステージを調整する。
【0050】ヘ)標本位置を観察すべき位置にする。
【0051】また、顕微鏡の操作部のレイアウトがモニ
タを見るだけのいわゆるブラインドタッチが可能なよう
にレイアウトされているため、顕微鏡操作が慣れれば、
モニタ画面から目線を離さずに顕微鏡操作を行うことが
可能である。
【0052】従って、本発明の顕微鏡システムでは、従
来の顕微鏡システムの様な目線を写すことにより首振り
運動や不自然な姿勢をせずに顕微鏡観察および操作がで
きるため、観察者の疲労が激減し、作業性が飛躍的に向
上する。
【0053】なお、前述の第1の実施形態では、ステー
ジ操作をステージ操作ノブ8で行ない、対物レンズ10
の駆動にピント合わせを行っているが、これをハンドル
にしたり、ピント合わせをステージにより行っても同様
の効果を得ることができる。また、第1の実施形態では
光学系の操作部を図3の様に示しているが、これのレイ
アウトが光学素子の位置により変化したり、観察条件に
より操作部が増加しても操作部を顕微鏡本体の一面にレ
イアウトしていれば、第1の実施形態の効果に変わりが
無いのは明白である。
【0054】さらに、第1の実施形態の標本保持装置6
は、ステージ7に設置された標本保持装置(スライダ式
のもの、ラック式のもの)によって行っているが、これ
を標本吸着によって標本固定しても同様の効果が得られ
る。
【0055】また第1の実施形態では全ての顕微鏡操作
部を手動で行っているが、その一部を電動化するなど、
操作のレイウトを本実施形態と変化させても、顕微鏡の
光軸を落射・透過に関わらず床面に対して水平にし、顕
微鏡の高さを抑えモニタを配置するなど種々変形可能で
ある。
【0056】<第2の実施形態>第2の実施形態の構成
を図5に示す。本実施形態の構成はほぼ第1実施形態と
同様なので、本実施形態では、第1実施形態とは異なる
モニタ積載台214について説明する。
【0057】同図に示すように本実施形態のモニタ積載
台214は光軸を床面に対して水平にした顕微鏡のフレ
ームと一体となっている。またモニタ積載台214は顕
微鏡に対する接続部分の公知の技術で、モニタ積載台2
14の高さを調整できる高さ調整機構215を備えてい
る。これ以外の構成は、第1の実施形態と同一で、光源
201、フィルタ202、視野絞り203、開口絞り2
04、コンデンサレンズ205、標本保持装置206、
ステージ207、ステージ操作ノブ208、レボルバ2
09、対物レンズ210、結像レンズ211、焦準ハン
ドル213を備えている。
【0058】本実施形態における顕微鏡システムを用い
てモニタ観察を行った場合の顕微鏡とTVモニタの位置
関係を図6に示す。同図の様に本実施形態の顕微鏡シス
テムでは、顕微鏡本体04の上にTVモニタ01を配置
できるため、本発明の目的である観察者が顕微鏡操作と
モニタ観察を疲労することなく自然に同時に行うことが
可能であり、且つTVモニタ01を配置する分のスペー
スを省くことができる。
【0059】また、顕微鏡の真上に配置されたモニタ積
載台214は、空気中の廛やホコリが、顕微鏡の光学素
子に舞い降りてくることを、未然に防ぐ為、防廛効果も
ある。さらに、モニタ積載台214の高さ調整機構21
5により、観察者の体格に合わせた顕微鏡とTVモニタ
01のレイアウトが可能になる。そのため、作業効率を
より向上させることができる。
【0060】なお、上述の実施形態では、モニタ積載台
214と顕微鏡フレームの装脱着について、示していな
いがこれを顕微鏡の光学素子の清掃のため、モニタ積載
台214を簡単に取り外せる構成にしても、本実施形態
の効果が同様なのは明白である。また本実施形態ではモ
ニタ積載台214の材質に付いて示していないが、これ
を断熱効果があるものにすれば、顕微鏡に熱を伝えるこ
となく、本発明の目的が達成できるなど、種々変形可能
である。
【0061】本発明は、上述した実施形態に限定される
ことなく、本発明の要旨である顕微鏡の光軸を床面に対
して水平にし、顕微鏡の高さを抑えモニタを配置する構
成を逸脱しない限り種々の変形が可能である。
【0062】以上述べた本発明の第1および第2の実施
形態によれば、モニタ観察型顕微鏡において、観察者が
顕微鏡操作とモニタ観察を効率良く行えるため、作業効
率が飛躍的に向上するモニタ観察型顕微鏡をコストアッ
プまたは装置を大型化することない。
【0063】<第3の実施形態>図7および図8はいず
れも本発明の第3の実施形態に関わるモニタ観察型顕微
鏡の全体構成を示すもので、図7はその斜視図であり、
図8はその概略構成図である。
【0064】本実施形態の概略構成は、複数の異なる倍
率の例えば対物レンズ10とレボルバ9からなる投影光
学系を観察光路内へ挿脱自在に切り換え可能な切換手段
と、前記観察光路の光軸に対して垂直な平面内で移動可
能な標本Sを積載するステージ7とを備えたモニタ観察
型顕微鏡において、ステージ7の前記平面内での位置を
検出するステージ位置検出手段例えばステージ変位量検
出器28,29と、前記観察光路内へ挿入された投影光
学系の倍率を検出する倍率検出手段例えば対物レンズ指
示部19と、前記複数の投影光学系の内、高倍率で結像
された標本像、及び低倍率で結像された標本像を光電変
換し、それぞれ第1、第2の画像信号として出力する光
電変換手段例えばイメージセンサ34,35と、前記第
1、第2の画像信号をそれぞれ第1、第2の画像として
記憶する画像記憶手段例えばメモリ25,36と、前記
ステージ位置検出手段からのステージ位置情報と、前記
倍率検出手段からの投影光学系の倍率情報に基づいて、
前記第2の画像の範囲内における、前記第1の画像に相
当する範囲を示す観察画像範囲指定信号を、前記画像記
憶手段に対して出力する観察画像範囲指定信号発生手段
例えばCPU(中央処理装置)30と、前記観察画像範
囲指定信号を受けた前記画像記憶手段からの複数の画像
に対して合成処理を行う画像処理手段例えば画像処理部
26と、前記画像処理手段からの画像信号を表示する表
示手段例えばTVモニタ27を具備したものである。
【0065】このような構成となっているので、検鏡者
は、従来の接眼レンズによる種々の制限を受けず、TV
モニタ27を見るだけで常に拡大された標本像と、標本
の全体像における現在の観察位置および観察範囲を確認
できる。
【0066】以下、本実施形態について具体的に説明す
る。顕微鏡フレーム38以外の光学要素、ステージ7、
レボルバ9等の構成、作用は前述した第1、第2の実施
形態とほとんど同一であり、透過照明用光源1をミラー
を介さずに行っている点と、落射照明用光源44、落射
照明レンズ40、ハーフミラー31により、落射照明を
行っている点のみ異なるため、その説明は省略する。本
実施形態において特徴的な部分は、観察光軸39、高倍
観察光軸50、低倍観察光軸41、落射照明光軸49の
全ての光軸が水平な机上面に対して平行であり、フレー
ム38が上面である1面のみ開口状態となった、箱型の
一体構造であることである。
【0067】透過照明用光源1から出射された照明光
は、コリメータレンズ42、視野絞り3、開口絞り4、
コンデンサレンズ5を通過してステージ7に支持されて
いる標本Sを照射する。標本Sはステージ7に固定され
ており、ステージ7は、光軸に垂直な、直交する2方向
に移動可能となっている。
【0068】標本Sの観察光はレボルバ9に装着された
対物レンズ10を通過し、ハーフミラー31,32を通
過した後、結像レンズ33によりイメージセンサ34に
結像される。
【0069】一方、落射検鏡の場合、落射照明用光源4
4から出射された照明光は、コリメータレンズ45、視
野絞り46、開口絞り47、コンデンサレンズ18を通
過した後、ハーフミラー31で反射され、対物レンズ1
0を通過して標本Sを照射する。
【0070】レボルバ9は、焦準部48によって光軸方
向(図中A)に移動可能である。また対物レンズ指示部
19からの対物レンズ指定信号に応じて、観察光路に挿
入すべき対物レンズ10を選択可能となっている。
【0071】さらにレボルバ9は、光路切り換え指示部
20からの信号により、観察光路からの退避、及び復帰
(図中Bの方向)が可能となっている。
【0072】レボルバ9が観察光路から退避された場
合、標本像はハーフミラー31,32、ミラー21を介
し、低倍結像レンズ22によりイメージセンサ35上に
結像される。
【0073】ここで、低倍結像レンズ22は焦点深度は
非常に深いため、常に標本Sにピントが合った状態とな
っている。
【0074】イメージセンサ35及び34で光電変換さ
れた各々の観察像は、画像データとしてそれぞれメモリ
36,25に格納される。
【0075】また、画像処理部26は、前記メモリ36
及び25に格納された画像データを読み出し、これらの
画像に電気的処理を行った後、画像をモニタ27に表示
する。
【0076】一方ステージ7には、光軸に垂直な直交す
る2方向に対するステージ位置を検出する、ステージ変
位量検出器28,29が設置されており、それぞれの方
向におけるステージ位置情報をCPU30に送信する。
【0077】CPU30は前記ステージ変位量検出器2
8,29からのステージ位置情報、及び前記対物レンズ
指示部19からの対物レンズ倍率情報を検出し、これら
の情報に応じた信号をメモリ36に送信する。
【0078】以上の様に構成されたモニタ観察型顕微鏡
における、実際の動作を以下に示す。
【0079】検鏡者は、始めに標本Sをステージ7にセ
ットし、顕微鏡本体、またはその周辺に備え付けられ
た、図示しないマクロ画像取り込みスイッチを押す。前
記マクロ画像取り込みスイッチからの信号を受け、光路
切り換え指示部20によりレボルバ9が観察光路から退
避され、観察光路は対物レンズ10を通過しない広範囲
の標本像(以下マクロ画像と呼ぶ)を得るための、マク
ロ画像用光路に切り換えられる。即ち、標本像は低倍結
像レンズ22によってイメージセンサ35上に結像され
る。イメージセンサ35により光電変換された標本のマ
クロ画像は、図9に示す様な静止画像としてメモリ36
に記憶される。
【0080】その後、前記光路切り換え指示部20によ
り、レボルバ9は観察光路に挿入され、対物レンズ10
を通過する光路に切り換えられる、これにより、レボル
バ9に装着された種々の対物レンズ10による標本観察
が可能となる。
【0081】検鏡者は、TVモニタ27を見ながら、焦
準部48を操作してレボルバ9を光軸方向に移動させ、
標本Sにピントを合わせた後、観察を行う。観察像は対
物レンズ指示部19によって指定された対物レンズ10
を通過する光路(以下、リアルタイム画像用光路と呼
ぶ)を通過し、ハーフミラー31,32を通過した後、
結像レンズ33によりイメージセンサ34に標本像(以
下、リアルタイム画像と呼ぶ)を結像する。イメージセ
ンサ34からの光電変換信号は、図10に示すような画
像としてメモリ25に一旦記憶される。
【0082】検鏡者がステージ7を移動させると、前記
ステージ変位量検出器28,29からCPU30に、光
軸に直交する2方向に対するそれぞれのステージ位置に
相当する信号が送信される。CPU30は、前記信号か
ら、メモリ36に記憶されているマクロ画像における現
在の観察位置を算出、また対物レンズ指示部19からの
対物レンズ10の倍率情報から、前記マイクロ画像内の
現在の観察範囲を示す枠の大きさを決定しメモリ36に
送信する。
【0083】さらにCPU30は、対物レンズ10の倍
率を示す信号をメモリ36に送信する。
【0084】従って、メモリ36に記憶された、図9に
示した標本のマクロ画像は、前記マクロ画像に対する、
リアルタイム画像の観察位置及び範囲が合成表示され
た、図11に示す様なマクロ画像となる。同図中のFで
示した枠が、現在のリアルタイム画像に対応する前記マ
クロ画像内の観察位置、及び範囲である。また、同図中
Gで示した範囲には対物レンズ10の倍率が表示され
る。
【0085】画像処理部26ではメモリ25に一旦記憶
された標本画像と、メモリ36において、CPU30に
より上記の処理がなされた画像とを重ねて、モニタ27
に表示する。上記の作業によって作製されたモニタ27
上の画像は、図12に示すように、リアルタイム画像を
図中Aの範囲、標本のマクロ画像をFの範囲外のGに示
す位置、さらに対物レンズ倍率情報を、Iに示す位置に
表示させた画像となる。
【0086】また、CPU30は、常にステージ変位量
検出器28,29からの信号、及び前記対物レンズ倍率
情報信号を検出しており、ステージ7が動かされた場
合、あるいは対物レンズ10の倍率の変更が行われた場
合には、即座にメモリ36に対する一連の作業を繰り返
す。
【0087】以上の様な動作により、検鏡者はモニタ2
7に表示された、対物レンズ10に応じたリアルタイム
画像と、対物レンズ10に影響されない標本Sの全体像
に対する現在の観察位置、及び範囲、さらに現在の対物
レンズ倍率情報信号を一度に見ながら検鏡を行うことが
可能となる。
【0088】従って、検鏡者は、従来の接眼レンズによ
る種々の制限を受けず、モニタ27を見るだけで、常に
拡大された標本像と、標本の全体像における現在の観察
位置、及び範囲を確認できるため、標本の観察位置を把
握するために、無駄にステージ7を移動させたり、標本
S内に観察位置があっても、ピントが合っていないため
に画像が現れていないこと等を容易に判断できるため、
顕微鏡観察を快適に、しかも効率良く行うことが可能と
なる。
【0089】また、本実施形態において表示した顕微鏡
の情報は、対物レンズ10の情報のみであるが、例えば
検鏡法や、光量、各種光学素子の有無などの情報を、そ
れぞれの箇所につけたセンサや、外部入力装置などから
の信号により、前記モニタ27上に表示させることが可
能である。
【0090】さらに、本実施形態においてモニタ27上
に表示した標本像、マクロ像、及び対物レンズ倍率情報
の表示位置、及び大きさは、本実施形態において指定さ
れた位置、及び大きさに限られたものではなく、任意の
配置とすることが可能である。
【0091】ここで、以上述べた第3の実施形態は、次
のような従来の技術の問題点を解決するためなされたも
のである。
【0092】現在、微細な試料を拡大観察することので
きる顕微鏡は、生物分野の研究を初め医療分野や工業分
野の検査工程等で幅広く利用されている。このような顕
微鏡は、例えば特開平7−199077号公報(第1の
公知例)に開示されている様に、観察像の撮影のための
写真撮影装置や、顕微鏡の各可動部を自動制御するため
の外部コントロール装置等、種々の装置が顕微鏡を主体
としてシステム化されている場合も多い。
【0093】いずれの場合にも、検鏡者は、通常顕微鏡
本体に装着してある接眼レンズ部(以下BIと呼ぶ)を
直接覗いて標本を観察する。BIは顕微鏡本体の所定の
位置に固定されているため、検鏡法の変更や光量の調
整、また観察標本や各光学素子の着脱等の際には、BI
から目を離し、所定の操作を行った後、再度BIを覗い
て検鏡を行うことになるため、種々の操作をしながら顕
微鏡観察を行う際、作業効率の低下、検鏡者の疲労につ
ながる。
【0094】この第1の公知例等の問題を解決するため
に、例えば特開平5−34601号公報(第2の公知
例)に開示されている様に、顕微鏡の各種機能を電気的
に動作させる操作スイッチを顕微鏡本体に集中させ、且
つ各動作部の状態をBIの視野内の一部に情報として表
示させることで、検鏡者がBIから目を離さずに顕微鏡
観察を行える様にしものがある。
【0095】しかしながらこの第2の公知例による方法
では、各種機能を持った多数の操作スイッチを、顕微鏡
本体に配置した比較的数の少ない操作部に集中させたあ
るため、1つの操作部に対して機能の選択や操作が複雑
となり、さらにBIを覗きながらの作業となると、検鏡
者にはある程度の熟練を要することになる。またBIの
視野範囲には制限があり、多くの情報を視野に表示させ
ることは困難である。その他BIによる検鏡では、各々
の検鏡者に合わせての眼幅調整や視度調整、検鏡者が観
察を行う際の姿勢(目の位置)が制限される、また複数
の検鏡者が同時に観察できないこと等の問題がある。
【0096】これに対して、公知の技術である、標本の
観察像をモニタ上に表示させる方法は上記の問題点を解
決できる有効な手段である。この方法では、CCD等の
撮像素子面上に対物光学系を通過させた標本像を結像さ
せ、前記撮像素子からの画像信号を顕微鏡本体とは別に
設置したモニタ上に表示させている。
【0097】しかしながら、モニタによる観察手段にお
いても以下の様な問題点が残る。
【0098】通常、高倍率の対物レンズを使用して標本
を観察したい場合、所望の観察位置を探す為には、例え
ば比較的低倍率の対物レンズにおいて予め所望の観察位
置を視野の中心に移動させておき、その後高倍率の対物
レンズで観察を行う等の方法が一般的であるが、作業時
間はその分多く費やされてしまう。
【0099】さらに、高倍率の対物レンズにおいて現在
観察している位置が、標本内のどの位置であるかを把握
する場合にも、一旦低倍率の対物レンズに変更して広範
囲の標本像とし、その中心付近である高倍率での観察位
置を把握する、あるいは顕微鏡のステージ上にセットさ
れている標本を横から見て、対物レンズの先端が標本の
どの部分にあるかで、おおよその観察位置を把握する様
な作業が必要となり、無駄な時間が費やされることにな
る。
【0100】また、高倍率の対物レンズでは焦点深度が
浅いため、ピント位置から離れた場所では、標本像が全
く見えないことがあるが、この時検鏡者は、標本が観察
視野内からはずれているために画像が見えないのか、ま
た前述した様にピントからはずれているために画像が見
えないのかの判断をすることが困難である。
【0101】これらの問題に対しては、特開平5−12
7087号公報(第3の公知例)に開示されている様
に、対物レンズを通過した標本像をさらに低倍率、高倍
率の2つの光路に分割し、高倍率の光路からの観察像を
モニタ上に表示すると共に、現在の観察位置、及び観察
範囲を、別のモニタ上に表示した、低倍率の光路からの
比較的広範囲での観察像の中に表示する様な方法があ
る。
【0102】この第3の公知例による方法によれば、高
倍率での標本の第1観察像と、それよりも低倍率での標
本の第2観察像における第1観察像の位置、及び範囲が
2つのモニタを交互に見ることにより、第2の公知例の
問題を解決しようとしている。
【0103】しかしながら、第3の公知例による方法で
は、低倍率の観察像と、高倍率での観察像を各々別の2
つのモニタに表示し、2つのモニタを交互に見なくては
ならない為、頭部を動かし、視線を大きく変えなくては
ならず、疲労の軽減度が低い。又、モニタが2つ必要な
為、机上スペースも大きく損なわれる。
【0104】さらに第3の公知例の方法は、低倍率の観
察像も高倍率の観察像も対物レンズを介して投影されて
いるため、低倍率の観察は対物レンズの実視野に制限さ
れ、標本の全体像を観察できる程の広視野を得ることは
難しい。一般に顕微鏡の対物レンズの視野数は、20〜
25程度であり、例えばラットの脳全体の切片などφ1
00程度の標本の全体像を観察しようとした場合、対物
レンズの倍率は(100/20〜25)=0.2〜0.
25倍である必要がある。
【0105】ところが、対物レンズの同焦点距離(標本
から対物レンズ取付胴付までの距離)は、一般に50m
m前後、光学的鏡筒長(対物レンズ取付胴付から対物レ
ンズ像面までの距離)は150mm前後で、0.2〜
0.25倍の対物レンズを設計しようとすると、近軸的
な関係式より、対物レンズの主点の位置を、対物レンズ
の取付胴付よりも100mm以上像面側に配さなくては
ならず、つまりは、レンズを主点位置近辺に配さないと
収差の少ない自然な設計とはならない。
【0106】しかしながら、実際には対物レンズのレン
ズは、標本から対物レンズ取付胴付内に配設されなくて
はならず、パワーの強い凹レンズを使用し、収差を補正
するため、レンズ枚数の多い高価な対物レンズとなって
しまう。もちろん視野数を大きくしたり、同焦点距離を
長くしたりすることでも対応できるが、顕微鏡の装置全
体が大型化し好ましくない。
【0107】又、実開昭48−75652号公報(第4
の公知例)に記載のごとく、対物レンズを通過した後、
レンズを切換えて変倍を行う手段もある。しかし、対物
レンズの像をビデオカメラ等のイメージセンサのサイズ
に合せて縮小し、対物レンズの全視野を取込んで観察す
るのには有効であるが、やはり、前記の低倍率の対物レ
ンズにより観察する場合と同様、実視野は対物レンズに
制限され、それ以上大きい実視野を得ることは不可能で
ある。対物レンズの像をさらに高倍率に拡大する場合
も、解像力を決定するNA(開口数)は、対物レンズに
よって制限される為、解像力は向上せず、単に倍率を大
きくするだけでは、あまり意味がない。
【0108】又、マクロ観察専用に作られたマクロ観察
装置は公知の装置として存在するが、高倍率の観察はで
きず、1台の装置で、低倍率、高倍率を簡単に切換えて
観察することは不可能であった。
【0109】以上述べた第3の実施形態によれば、高倍
率、高解像で拡大観察したい部位を、標本全体の中から
容易に探すことができ、又、従来の低倍率対物レンズよ
りも、より広い実視野で観察することができ、又これら
をより簡易な操作で安価に実現できるモニタ観察型顕微
鏡が得られる。
【0110】なお、第3の実施形態は光源から結像光学
系までの光軸が床面に対して垂直、水平であるに関わら
ず、同様の効果を得ることが可能である。
【0111】また、第3の実施形態においては、リアル
タイム画像用光路と、マクロ画像用光路との切り換え
を、レボルバ9を観察光路から退避させることで実現さ
せているが、例えばステージ7の移動により、上記の2
種類の光路を実現させる等、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、種々の変形が可能である。
【0112】<第4の実施形態>次に図13に基づき第
4の実施形態を説明する。
【0113】イメージセンサによるモニタの表示までの
構成、作用は、第2の実施形態と同じため省略し、本実
施形態以降は、主に、低倍率観察光学系、高倍率観察光
学系、及びその切換手段を含む、顕微鏡本体部の説明を
行う。
【0114】図13は、本実施形態の顕微鏡全体の構成
を表している。
【0115】光源1から出射された照明光は、コリメー
タレンズ2、視野絞り3、ミラー52、窓レンズ53を
含む鏡微鏡フレーム38に内蔵された透過照明54を介
し、さらに開口絞り4を備えたコンデンサレンズ5を介
して標本Sに照射される。
【0116】次に標本Sに照射された光線は、標本Sか
ら出射され、高倍率の第1の光学系と、低倍率の第2の
光学系の2つの投影観察光学系を選択的に透過し、標本
像を形成する。
【0117】まず第1の光学系の経路から説明する。標
本Sから出射した光線は、観察光軸39上に配された対
物レンズ10により、レボルバ9を介して、イメージセ
ンサ34の受光面34a上に、標本Sの投影像を形成す
る。ここで、ミラー51は、高倍観察光軸50上に挿脱
自在にフレーム38に保持されており、第1の光学系に
よる観察の場合は、ミラー51は高倍観察光軸50上か
らは退避させておく。又、対物レンズ10はレボルバ9
に複数本保持されており、レボルバ回転軸9aを中心に
レボルバ9を回転させることにより、任意の倍率の対物
レンズ10を、観察光軸39上へ選択的に挿脱可能とな
っている。
【0118】さらにレボルバ9は、レボルバ全体が図1
3の矢印の方向にスライド可能となっており、観察光軸
39上へ、挿脱できる様になっている。レボルバ9が、
観察光軸39上に挿入された状態では、複数の対物レン
ズ10の内の1つの光軸が、観察光軸と一致する様、図
示しないクリック機構により位置決されている。第1の
光学系による観察の場合は、レボルバ9は観察光軸39
上へ挿入された状態にしておく。
【0119】次に、第2の光学系の経路を説明する。標
本Sから出射した光線は、観察光軸39上を進み、ミラ
ー51により、その光軸が90°偏向され、次に低倍観
察光軸41上を進む。その後、低倍結像レンズ22によ
り、ミラー21による90°の偏向を介して、標本Sの
像がイメージセンサ35の受光面35a上に投影され
る。
【0120】この第2の光学系による観察の場合は当
然、ミラー51は、観察光軸39上へ挿入され、レボル
バ9は、観察光軸39上から退避した状態にしておく。
レボルバ9が退避した状態においては、この第2の光学
系の有効光線束をレボルバ9が規制しないことはもちろ
んである。
【0121】以上の様な構成、作用により検鏡者は、レ
ボルバ9の挿脱、ミラー51の挿脱という簡単な操作
で、対物レンズ10を介した高倍率の第1の光学系と、
対物レンズ10を介さない、低倍率のマクロ像が得られ
る第2の光学系を切換えて、イメージセンサ34,35
を介してモニタ上で観察することが可能となる。又、レ
ボルバ9全体を退避させることにより第2のマクロ観察
光学系の有効光線束を確保しているため、観察光軸39
上に十分広い空間を確保でき、より低倍率で広視野のマ
クロ観察が可能となる。
【0122】又,マクロ観察光学系を対物レンズ10、
レボルバ9を介さずに配設しているため、対物レンズ1
0、レボルバ9に、マクロ観察光学系を透過させる為の
専用の穴等が不要となり、対物レンズ10、レボルバ9
が大型することもなく、又、対物レンズ10、レボルバ
9に装着可能な対物レンズの本数も制約されることがな
い。
【0123】又、第3の実施形態の様に、第1の光学系
も、第2の光学系も、ハーフミラーを介してしいないた
め、より明るい観察が可能となる。
【0124】<第5の実施形態>次に第5の実施形態を
図14、図15に基づき説明する。
【0125】第4の実施形態と同一構成、作用の部分
は、同一符号、名称を付し、その説明は省略し、本実施
形態に特徴的な部分に関してのみ説明を行う。
【0126】図14は本実施形態の顕微鏡本体部全体の
構成を示す図である。標本Sを照明する部分は、実施形
態と全く同一である。標本Sから出射された光線は、対
物レンズ10を介して高倍率で観察する為の第1の光学
系と、対物レンズ10を介さず、低倍率でマクロ像を観
察する為の第2の光学系(マクロ観察光学系)を選択的
に透過し、標本像を形成する。
【0127】まず第1の光学系から説明する。
【0128】標本Sから出射した光線は、観察光軸39
上に配設された対物レンズ10によりフレーム38に保
持されたレボルバ9、ハーフミラー55を介して、イメ
ージセンサ34の受光面34a上に標本Sの像を形成す
る。ここで、対物レンズ10はレボルバ9に複数本保持
されており、レボルバ回転軸9aを中心にレボルバ9を
回転させることにより、任意の倍率の対物レンズ10を
観察光軸39上へ選択的に挿脱可能となっている。
【0129】図15はレボルバ9を図14中の矢視Cの
方向から見た図である。
【0130】前述した様に、レボルバ9には複数本の対
物レンズ10が保持されているが9b〜9dは、その対
物レンズ10を取付け、対物レンズの有光光束を透過さ
せる為の穴である。9eも、他の対物レンズ取付穴9b
〜9dと同様、その穴中心がレボルバ回転軸9aを中心
とした同心円状に配されており、観察光軸39上に挿脱
可能となっているが、後述する第2の光学系(マクロ観
察光学系)の有効光線束が透過可能な様な穴径を大きく
したマクロ観察用透過穴9eである。
【0131】次に第2の光学系(マクロ観察光学系)の
経路を説明する。
【0132】レボルバ回転軸9aはレボルバ9を回転さ
せ、あらかじめ前述したマクロ観察用透過穴9eの中心
が、観察光軸39上に配された状態にしておく。標本S
から出射した光線はレボルバ9を介して観察光軸39上
を進み、ハーフミラー55により、光量の50%が反射
され、その観察光軸39の光軸が90°偏光され、次に
低倍観察光軸41上を進む。その後、低倍結像レンズ2
2により、ミラー21による90°の偏向を介して、標
本Sの像が、イメージセンサ35の受光面35a上に投
影される。
【0133】以上のような構成、作用により、検鏡者
は、レボルバ9を回転させるという、従来の一般的な対
物レンズのみによる観察を行う顕微鏡と同様の簡単な操
作で、対物レンズ10を介した高倍率の第1の光学系
と、対物レンズ10を介さない、低倍率のマクロ像が得
られる第2の光学系を切換えて、イメージセンサ34,
35を介してモニタ上で観察することが可能となる。
【0134】又、対物レンズ10、レボルバ9の穴の内
の1つを大きくするだけで、従来の一般的な対物レンズ
10のみによる観察を行う顕微鏡に大きな変更を加える
ことなく、例えば、レボルバのみを交換するなど安価に
実施できる。
【0135】<第6の実施形態>次に第6の実施形態を
図16に基づき説明する。
【0136】第4、第5の実施形態と同一構成、作用の
部分は、同一名称、符号を付し、その説明は省略し、本
実施形態に特徴的な部分に関してのみ説明を行う。
【0137】図16は、本実施形態の顕微鏡の全体の構
成を示す図である。標本Sを照明する部分、及びレボル
バ9部は、第4の実施形態と全く同一である。標本Sか
ら出射した光線は、対物レンズ10を介して高倍率で観
察する為の第1の光学系と、対物レンズ10を介さず、
低倍率でマクロ像を観察する為の第2の光学系(マクロ
観察光学系)を選択的に透過し、標本像を形成する。図
16は、第1の光学系で観察している状態を表してい
る。
【0138】まず第1の光学系から説明する。標本Sか
ら出射された光線は、観察光軸39上に配された対物レ
ンズ10により、フレーム38に保持されたレボルバ9
の対物レンズ取付穴9b〜9dを介して、イメージセン
サ34の受光面34a上に標本Sの像を形成する。
【0139】ここで、低倍結像レンズ22は、観察光軸
39上へ挿脱自在に切換可能な状態で、フレーム38に
保持されている。第1の光学系による観察の場合には、
低倍結像レンズ22は観察光軸39から退避した状態に
しておく。
【0140】次に、第2の光学系(マクロ観察光学系)
の経路を説明する。レボルバ回転軸9aはレボルバ9を
回転させ、あらかじめマクロ観察用透過穴9eの中心
が、観察光軸39上に配された状態にし、低倍率結像レ
ンズ22は観察光軸39上へ挿入した状態にしておく。
標本Sから出射した光線は、レボルバ9のマクロ観察用
透過穴9eを介して観察光軸39上を進み、低倍結像レ
ンズ22により、標本Sの像を、イメージセンサ34の
受光面34a上に形成する。
【0141】以上の様な構成、作用により、検鏡者は、
レボルバ9の回転による対物レンズ10の挿脱と、低倍
結像レンズ22の挿脱により、対物レンズ10を介した
高倍率の第1の光学系と対物レンズ10を介さない低倍
率のマクロ像が得られる第2の光学系を切換えて、イメ
ージセンサ34を介してモニタ上で観察することができ
る。
【0142】第6の実施形態によれば、低倍結像レンズ
22を観察光軸39上へ挿脱可能としたため、第1の光
学系、第2の光学系共に、ミラー等を介さず、より明る
い観察ができ、又、1つのイメージセンサ34で、各々
の像を捉えることができ、省スペースで安価なモニタ観
察型顕微鏡を提供できる。
【0143】<第7実施形態>次に第7の実施形態を図
17に基づき説明する。
【0144】第4、第5、第6の実施形態と同一構成、
作用の部分は、同一符号、名称を付し、その説明は省略
し、本実施形態に特徴的な部分に関してのみ説明する。
【0145】図17は、本実施形態の顕微鏡全体の構成
を表す図である。標本Sを照明する部分、及びレボルバ
9は、第5、第6の実施形態と構成、作用共全く同一で
あり、第1の光学系と第2の光学系が存在し、それらを
切換えて観察を行う点も同じである。まず第1の光学系
から説明する。対物レンズ10は、第4〜6の実施形態
と異なり、無限遠に像を結ぶ、無限遠対物レンズであ
る。標本Sから出射した光線は、観察光軸39上に配さ
れた対物レンズ10により平行光線となり、レボルバ9
を介して観察光軸39上を進み、低倍結像レンズ22に
より、イメージセンサ34の受光面34a上に、標本S
の像を形成する。
【0146】ここに、低倍結像レンズ22は図中矢印で
示す様に観察光軸39上を移動可能にフレーム38に保
持されており、第1の光学系による観察の場合は、結像
レンズ22の後側焦点位置が、イメージセンサ34の受
光面34aと一致し、対物レンズ10の像が投影される
状態にしておく。
【0147】次に第2の光学系(マクロ観察光学系)の
経路を説明する。レボルバ回転軸9aは、レボルバ9を
回転させあらかじめ、マクロ観察用透過穴9eの中心が
観察光軸39上に配された状態にしておく。標本Sから
出射した光線は、レボルバ9のマクロ観察用透過穴9e
を介して、観察光軸39上を進み、結像レンズ22によ
り、標本Sの像をイメージセンサ34の受光面34a上
に形成する。ここで結像レンズ22は、第1の光学系
と、観察光軸39上の同一位置でも、イメージセンサ3
4の受光面34aが、標本像の深度内に入っていれば問
題ないが、深度から外れる場合は、結像レンズ22を、
対物レンズ10側に移動させ標本Sの像が受光面34a
に投影される位置とする。
【0148】以上の構成、作用により、検鏡者は、レボ
ルバ9の回転による対物レンズ10の挿脱と、必要に応
じて結像レンズ22の移動により、対物レンズ10を介
した高倍率の第1の光学系と対物レンズ10を介さな
い、低倍率のマクロ像が得られる第2の光学系を切換え
て、イメージセンサ34を介してモニタ上で観察するこ
とができる。なお、図中61は対物レンズ結像光線であ
り、62はマクロ観察結像光線である。
【0149】第7の実施形態によれば、対物レンズ10
の像を結像させる為の結像レンズ22と、標本Sのマク
ロ像を投影するためのマクロレンズを結像レンズとして
共通に使用しているため、安価であり、又前述した通
り、場合によっては結像レンズ22の移動の必要はな
く、レボルバ9の回転のみで、第1、第2の光学系が切
換可能であり、操作が簡易である。
【0150】<第8実施形態>次に第8の実施形態を図
18に基づき説明する。第4〜7の実施形態と同一構
成、作用の部分は、同一名称、符号を付し、その説明は
省略し、本実施形態に特徴的な部分に関してのみ説明を
行う。図18は、本実施形態の顕微鏡全体の構成を表す
図である。高倍観察を行う場合の標本Sを照明する透過
照明54、コンデンサレンズ5は第4〜7の実施形態と
全く同一である。レボルバ9は、第4の実施形態とほぼ
同じであり、観察光軸に対してレボルバ9を挿脱する為
のスライド機構がない点のみ異なる。さらに、高倍率の
第1の光学系と低倍率の第2の光学系が存在し、それら
を切換えて観察を行う点も同じである。まず第1の光学
系から説明する。標本Sから出射した光線は、高倍観察
光軸50上に配された対物レンズ10により、レボルバ
9を介してイメージセンサ34の受光面34aの上に、
標本Sの投影像を形成する。
【0151】次に、第2の光学系の経路を説明する。こ
こでステージ7は、ステージ固定部7bをステージ可動
部7aから構成されており、高倍観察光軸50及び低倍
観察光軸41に対して垂直な面内で、固定部7bが対し
て可動部7aが、移動可能となっており、図示しないク
リック位置決機構により、標本Sを低倍観察光軸41上
へ位置決可能であり、又、高倍観察光軸50上の元の位
置にも位置決再現可能となっている。さらに、低倍観察
光軸41上には、標本Sの下方に、平面蛍光灯や、ガラ
スファイバーと導光板を組合せた光源に代表される面状
の広範囲を照明できる低倍用照明光源63が配設されて
いる。
【0152】以上の構成により、第2の光学系は、ステ
ージ7の移動により、低倍観察光軸41上に標本Sは配
設され、低倍照明用光源63により照明される。さらに
標本Sを出射した光線は、フレーム38に設けられた低
倍透過穴38aを透過し、低倍観察光軸41上を進み、
低倍結像レンズ22によりイメージセンサ35の受光面
35a上へ、標本Sの投影像を形成する。
【0153】以上の様な構成、作用により、検鏡者は、
ステージ7を移動することにより、対物レンズ10を介
した高倍率の第1の光学系と、対物レンズ10は介さな
い、低倍率のマクロ像が得られる第2の光学系を切換え
て、イメージセンサ34,35を介してモニタ上で観察
を行うことができる。本実施形態によれば対物レンズ1
0を観察光路から退避させ、マクロ観察用の低倍結像レ
ンズ22を観察光路に挿入するという2つの動作を行う
ことなく、ステージ7の移動という1つの動作で、より
簡単に第1、第2の光学系による観察の切換が行える。
【0154】<第9の実施形態>次に第9の実施形態を
図7に基づき説明する。本実施形態ではレボルバ9の挿
脱により、光学系の切換を行う第4の実施形態と、ステ
ージ7の移動により光学系の切換えを行う第8の実施形
態を複合したものである。顕微鏡フレーム38以外の光
学要素、ステージ、レボルバ等の構成、作用はほとんど
同一であり、透過照明をミラーを介さずに行っている点
と、落射照明用光源44、落射照明レンズ40、ハーフ
ミラー31により、落射照明を行っている点のみ異なる
ため、その説明は省略する。本実施形態において特徴的
な部分は、観察光軸39、高倍観察光軸50、低倍観察
光軸41、落射照明光軸49の全ての光軸が水平な机上
面に対して平行であり、フレーム38が上面である1面
のみ開口状態となった、箱型の一体構造であることであ
る。
【0155】以上の様な構成、作用によれば、顕微鏡の
フレーム38が低姿勢で各構成要素が1つの水平な面上
に配されている為、鋼性が高く、安定しており、例えば
図13に示す第4の実施形態や、図18に示す第8の実
施形態に示す様にレボルバ6や、ステージ7を退避する
スペースを確保する為にフレーム38のふところ寸法l
が長くなり、m寸法が短くなって、フレーム38の鋼性
が低下する心配もない。又、マクロ観察光学系や、落射
照明などの配置も剛性の低下を心配することなく自由に
配置でき、例えば、標本へのピント合せの操作を行う焦
準部48などの各操作部の操作性を優先した配置を行う
ことができる。
【0156】以上述べた第9の実施形態によれば、照
明、観察光軸が、水平な机上面に対して平行な面内に配
設され、鏡微鏡のフレームが、低姿勢で各構成要素が、
1つの水平な面上に配されているため、剛性が高く、安
定しており、対物レンズレボルバの退避スペースや、標
本積載ステージの移動スペース、マクロ観察光学系のス
ペースが容易に確保でき、各部の操作性を向上させる為
の配置の自由度も増すことができる。
【0157】<第10の実施形態>本実施例におけるモ
ニタ観察型顕微鏡の全体構成は、前述の第3の実施形態
を示す図7および図8と同様であるため、ここではこれ
らと異なる、CPU30、及びメモリ36における動
作、またモニタ27における表示方法について説明す
る。
【0158】検鏡者が複数の標本について比較検討する
場合、本発明の第3の実施形態において説明した様な1
種類のマクロ画像表示では、標本像の比較ができない。
また、1つの標本の経時変化等を観察したい場合は、始
めに記憶した標本のマクロ画像と、現在の標本の状態が
異なってくるおそれがある。
【0159】本実施形態は上記の様な場合等に有効なマ
クロ像の表示方法について説明したものであり、以下に
複数の異なる標本について比較検討したい場合の動作に
ついて説明する。
【0160】検鏡者が任意の対物レンズ倍率において観
察中、標本を交換した場合、第3の実施形態と同様、前
記マクロ画像取り込みスイッチを押すことにより、前記
光路切り換え指示部20が作動し、対物レンズ10を通
過しないマクロ画像用光路に切り換えた後、再度マクロ
画像の取り込みを行う。
【0161】イメージセンサ35により光電交換された
標本のマクロ画像を記憶するメモリ36は、複数の画像
を記憶可能としてあり、例えば5種類の異なる標本のマ
クロ画像を記憶した場合、図19に示す様な画像とな
る。
【0162】図19のHは、現在観察している標本Sに
対するマクロ像であることを表示するものであり、CP
U30からのマクロ標本指示信号によって表示される。
【0163】CPU30は、これまでにメモリ36に記
録してある複数のマクロ画像と、新しく記憶されたマク
ロ画像とを比較し、その形状や色彩、明るさ等が以前に
記憶されたマクロ画像と同一であると判断した場合、前
記の新しく記憶されたマクロ画像は消去し、前記マクロ
標本指示信号をメモリ36に送信する様な動作を行う。
【0164】一方、新しく記憶されたマクロ画像が、以
前に記憶されたマクロ画像と異なると判断した場合は、
前記の新しく記憶されたマクロ画像に対して前記マクロ
標本指示信号をメモリ36に送信する。
【0165】さらにCPU30は、第3の実施形態と同
様、指定した現在のマクロ画像内に図19のKで示す様
な、現在のリアルタイム画像に対する観察位置、及び範
囲を示す枠の大きさを決定し、メモリ36に送信する。
【0166】さらにCPU30は、対物レンズ10の倍
率を示す情報信号をメモリ36に送信する。
【0167】その後、第3の実施形態と同様、前記光路
切り換え指示部20により、対物レンズ10を通過する
リアルタイム画像用光路に切り換えられ、レボルバ9に
装着された種々の対物レンズ10による標本観察が可能
となる。
【0168】従って、画像処理部26によって作製され
たモニタ27上の画像は、図20に示す様になる。ま
た、第10の実施形態においても、CPU30は常にス
テージ変位量検出器28,29からのステージ位置信
号、及び前記対物レンズ倍率情報信号を検出しており、
ステージ7が動かされた場合、あるいは対物レンズ倍率
の変更が行われた場合には、即座にメモリ36に対する
一連の作業を繰り返す。
【0169】以上述べた第10の実施形態では、複数の
異なる標本Sの場合について説明したが、前述したよう
な、1つの標本Sの経時変化等を観察したい場合にも容
易に対応できる。即ち、メモリ36に新たに取り込んだ
マクロ画像を順次更新し、最新のマクロ画像に対して、
前記マクロ標本指示信号、及び現在のリアルタイム画像
に対する観察位置、及び範囲を示す枠を表示すればよ
い。
【0170】以上の様な方法により、検鏡者はモニタ2
7に表示された対物レンズ10に応じたリアルタイム画
像と、これに対するマクロ画像内の観察位置及び範囲、
さらに過去に記憶された複数のマクロ画像、及び現在の
対物レンズ倍率情報をモニタ27上の同一画面で見るこ
とができる。
【0171】従って、検鏡者は、複数の標本Sにおける
比較検討の際、繰り返し標本Sを交換せずに効率良く顕
微鏡観察ができる。また、1種類の標本Sにおける経時
変化等の観察も同一画面上で効率良く行うことができ
る。
【0172】また、第3の実施形態における効果と同
様、検鏡者は従来のBIによる種々の制限を受けず、モ
ニタを見るだけで常に拡大された標本像と、標本の全体
像における現在の観察位置、及び範囲を確認できるた
め、標本の観察位置を把握するために、無駄にステージ
を移動させたり、標本内に観察位置があっても、ピント
が合っていないために画像が現れていないこと等を容易
に判断できるため、顕微鏡観察を快適に、しかも効率良
く行うことが可能となる。
【0173】さらに、第10の実施形態においてモニタ
27上に表示した標本像、マクロ画像、及び対物レンズ
倍率情報の表示位置及び大きさ、あるいはマクロ画像の
枚数は、本実施形態において指定された位置に限られた
ものではなく、任意に変化させられるものとする。
【0174】また、本実施形態についても第3の実施形
態と同様、光源から結像光学系までの光軸が床面に対し
て垂直、水平であるに関わらず、同様の効果を得ること
が可能である。
【0175】また、本実施形態において表示した顕微鏡
の情報は、対物レンズ10の情報のみであるが、例えば
検鏡法や、光量、各種光学素子の有無などの情報を、そ
れぞれの箇所につけたセンサや、外部入力装置などから
の信号により、前記モニタ上に表示させることが可能で
ある。
【0176】本実施形態は、前述した従来の技術と同一
の構成の場合におけるモニタ観察型顕微鏡の問題点を解
決するためなされたものである。
【0177】すなわち、前述した従来の技術の方法で
は、低倍率、高倍率の2光路共に、対物レンズを通過す
るため、両者共、対物レンズの倍率、及び視野数に依存
する。即ち高倍の対物レンズを使用する場合、前記高倍
率の光路での観察像が前記低倍率の光路での観察像の中
のどの位置であるかは認識できても、前記低倍率の光路
での観察像自体が既に高倍の対物レンズを通過している
ため、結果として高倍率の観察像となり、標本の全体像
の中での観察位置は把握できない。
【0178】さらに、2台のモニタを設置し、これらを
交互にみなければならないためも検鏡者の疲労軽減度は
低く、作業スペースも広く取らなければならない。
【0179】これに対して本発明の第10の実施形態に
よれば、対物レンズ倍率に応じた標本の画像をモニタ上
に表示すると共に、対物レンズ倍率に依存しない、低倍
率での広範囲の標本像(以下マクロ像と呼ぶ)を前記標
本画像と同一画面上に表示し、現在の観察位置、及び観
察範囲を前記マクロ像の中に表示させることにより、検
鏡者はモニタを見るだけで、常に拡大された標本像と、
標本の全体像における現在の観察位置、及び範囲を確認
できる。さらに、現在の検鏡法や対物レンズの情報等も
同一画面上に表示するため、検鏡者は顕微鏡の状態を即
座に確認できる。
【0180】即ち本発明の第10の実施形態によれば、
BI主体による検鏡作業の問題を解決し、検鏡者がモニ
タを監視するだけで顕微鏡観察を快適に行える様なモニ
タ観察型顕微鏡を提供することができる。
【0181】本発明は、前述した請求項のみならず、次
の請求項も含まれることは言うまでもない。すなわち、
請求項4のモニタ観察型顕微鏡は、観察すべき標本を照
明する光源と、前記標本を積載するステージと、前記ス
テージを上下左右方向に移動可能とするステージ操作手
段と、前記標本を観察する対物レンズと、前記対物レン
ズからの標本光像を結像させる結像光学系と、対物レン
ズ等を切り換える観察条件切り換え操作手段と、前記結
像光学系により得られる画像信号を表示するモニタとを
具備したモニタ観察型顕微鏡において、前記光源から前
記結像光学系までの光軸を床面に対して水平とし、前記
ステージ操作手段と前記観察条件切り換え操作手段を顕
微鏡本体の特定の1面に集中させ、前記モニタを積載す
るためのモニタ積載台を具備し、前記モニタ積載台と顕
微鏡のフレームを一体化させたことを特徴とするもので
ある。
【0182】請求項4に対応する発明によれば、顕微鏡
本体との省スペース化およびコストダウンが可能にな
る。
【0183】請求項5のモニタ観察型顕微鏡は、観察す
べき標本を照明する光源と、前記標本を積載するステー
ジと、前記ステージを上下左右方向に移動可能とするス
テージ操作手段と、前記標本を観察する対物レンズと、
前記対物レンズからの標本光像を結像させる結像光学系
と、対物レンズ等を切り換える観察条件切り換え操作手
段と、前記結像光学系により得られる画像信号を表示す
るモニタとを具備したモニタ観察型顕微鏡において、前
記光源から前記結像光学系までの光軸を床面に対して水
平とし、前記ステージ操作手段と前記観察条件切り換え
操作手段を顕微鏡本体の特定の1面に集中させ、モニタ
位置調整機構を具備したことを特徴とするものである。
【0184】請求項5のモニタ観察型顕微鏡によれば、
観察者の体格に合わせて、モニタと顕微鏡本体との配置
が可能である。
【0185】請求項6のモニタ観察型顕微鏡は、複数の
異なる倍率の投影光学系を観察光路内へ挿脱自在に切り
換え可能な切換手段と、前記観察光路の光軸に対して垂
直な平面内で移動可能な標本積載ステージとを備えた光
学顕微鏡において、前記標本積載ステージの前記平面内
での位置を検出するステージ位置検出手段と、前記観察
光路内へ挿入された投影光学系の倍率を検出する倍率検
出手段と、前記複数の投影光学系の内、高倍率で結像さ
れた標本像、及び低倍率で結像された標本像を光電変換
し、それぞれ第1、第2の画像信号として出力する少な
くとも1つの光電変換手段と、前記第1、第2の画像信
号をそれぞれ第1、第2の画像として記憶する少なくと
も1つの画像記憶手段と、前記ステージ位置検出手段か
らのステージ位置情報と、前記倍率検出手段からの投影
光学系の倍率情報に基づいて、前記第2の画像の範囲内
における、前記第1の画像に相当する範囲を示す観察画
像範囲指定信号を、前記画像記憶手段に対して出力する
観察画像範囲指定信号発生手段と、前記観察画像範囲指
定信号を受けた前記画像記憶手段からの複数の画像に対
して合成処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段
からの画像信号を表示する表示手段と、標本像を高倍率
で拡大、投影する為の対物レンズ、及び、前記対物レン
ズの投影像を観察する手段を含む第1の光学系と、前記
対物レンズを透過せずに、標本像を低倍率で投影する為
のマクロレンズ、及び、前記マクロレンズの投影像を観
察する手段を含む第2の光学系とを具備し、前記第1の
光学系と前記第2の光学系を切換えて観察可能としたこ
とを特徴とするものである。
【0186】請求項6に対応する発明によれば、低倍率
の観察時に、対物レンズによる実視野の制限がなく、よ
り広視野の低倍率の観察ができ、また一つの顕微鏡内
で、高倍率の切換も行うことができる。
【0187】請求項7のモニタ観察型顕微鏡は、複数の
異なる種類、倍率の対物レンズの内の任意の前記対物レ
ンズを観察光軸上へ挿脱自在に切換え可能な対物レンズ
レボルバを備えた光学顕微鏡において、前記対物レンズ
レボルバに配された複数の対物レンズの光線束を透過せ
しめる穴の内、少なくとも1つを、前記2項記載の第2
の光学系(マクロ観察光学系)の有効光線束が透過可能
である大径の穴としたことを特徴とするものである。
【0188】請求項7に対応する発明によれば、対物レ
ンズレボルバを切換えるという簡単な操作で第2の光学
系に切換が可能である。
【0189】請求項8のモニタ観察型顕微鏡は、複数の
異なる種類、倍率の対物レンズの内の任意の前記対物レ
ンズを観察光軸上へ挿脱自在に切換え可能とした対物レ
ンズレボルバを備えた光学顕微鏡において、前記対物レ
ンズレボルバを前記観察光軸へ挿脱自在に切換え可能と
し、且つ、対物レンズレボルバ退避時には、請求項4記
載の第2の光学系(マクロ観察光学系)の有効光線束
が、前記観察光軸上において透過可能に確保されている
ことを特徴とするものである。
【0190】請求項8に対応する発明によれば、対物レ
ンズレボルバを挿脱するという簡易な操作で第2の光学
系に切換が可能である。
【0191】請求項9のモニタ観察型顕微鏡は、請求項
4記載のモニタ観察型顕微鏡において、前記標本積載ス
テージの、前記観察光路の光軸に対して垂直な平面内で
の移動により、第1の光学系と第2の光学系を切換え可
能としたことを特徴とするものである。
【0192】請求項10のモニタ観察型顕微鏡は、請求
項4〜請求項9のいずれかに記載のモニタ観察型顕微鏡
において、前記対物レンズを含む全ての観察光軸及び照
明光軸が、水平な机上面に対して平行であることを特徴
とするものである。
【0193】請求項11のモニタ観察型顕微鏡は、複数
の異なる倍率の投影光学系を観察光路内へ挿脱自在に切
り換え可能な切換手段と、前記観察光路の光軸に対して
垂直な平面内で移動可能な標本積載ステージとを備えた
光学顕微鏡において、前記標本積載ステージの前記平面
内での位置を検出するステージ位置検出手段と、前記観
察光路内へ挿入された投影光学系の倍率を検出する倍率
検出手段と、前記複数の投影光学系の内、高倍率で結像
された標本像、及び低倍率で結像された標本像を光電変
換し、それぞれ第1、第2の画像信号として出力する少
なくとも1つの光電変換手段と、前記第1、第2の画像
信号をそれぞれ第1、第2の画像として記憶する少なく
とも1つの画像記憶手段と、前記ステージ位置検出手段
からのステージ位置情報と、前記倍率検出手段からの投
影光学系の倍率情報に基づいて、前記第2の画像の範囲
内における、前記第1の画像に相当する範囲を示す観察
画像範囲指定信号を、前記画像記憶手段に対して出力す
る観察画像範囲指定信号発生手段と、前記観察画像範囲
指定信号を受けた前記画像記憶手段からの複数の画像に
対して合成処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手
段からの画像信号を表示する表示手段と、前記画像記憶
手段を、複数の標本に対する前記光電変換素子からの画
像信号を静止画像として記憶することが可能とし、且つ
少なくとも1つの、現在の顕微鏡の情報を記憶すること
が可能である様な構成としたものである。
【0194】請求項11に対応する発明によれば、検鏡
者は、同一画面上に表示された複数の標本のマクロ像を
見ながら、複数の標本の相対比較、例えば染色状態や形
状の比較が行えるため、再度標本を交換して各種状態を
比較する手間が省け、効率の良い標本の比較検討を行う
ことが可能になる。また、請求項11に対応する発明に
よれば、1種類の標本に対する複数のマクロ画像を同一
画面上に表示することも可能であるため、標本の経時変
化等の観察も、同一画面上で効率良く行うことが可能と
なる。さらに請求項11に対応する発明によれば、検鏡
者は現在の顕微鏡の状態、例えば検鏡法や、対物レンズ
倍率等の各種情報を、顕微鏡の各部分を調べず、モニタ
を見るだけで確認できるため、各種光学素子の設定ミス
の回避、作業時間の短縮疲労の軽減が可能となる。
【0195】請求項12のモニタ観察型顕微鏡は、請求
項4記載のモニタ観察型顕微鏡において、光源から結像
光学系までの光軸が床面に対して水平である様な構成と
したものである。
【0196】請求項12に対応する発明によれば、顕微
鏡本体の高さを低くすることができ、顕微鏡本体の上や
後方、またはそれに類する場所等、モニタを設置する場
所の自由度が向上する。従って顕微鏡システム全体の省
スペース化も可能となる。さらにモニタに向かいながら
視線をほぼ変えることなく、検鏡を行うことも可能とな
る。また、請求項12に対応する発明によれば、前記光
路切り換え手段等の構成を比較的容易にすることが可能
であるため、顕微鏡のコストダウンが可能となる。
【0197】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、観察や操作
がしやすく、省スペースでコストアップすることがない
モニタ観察型顕微鏡を提供することができる。
【0198】具体的には、請求項1に対応する発明によ
れば、顕微鏡本体の高さを低くすることができ、顕微鏡
本体の上や後、またはそれに類する場所にモニタを置く
ことができ、さらにモニタに向かいながら、視線をほぼ
変えずに顕微鏡操作が可能となる。
【0199】請求項2に対応する発明によれば、第1お
よび第2の光学系を切換えて観察可能としたため、マク
ロ観察が専用の光学系となり、マクロレンズの配置の制
約がなく、従来の低倍率対物レンズよりも低倍で、より
広い実視野で観察可能となり、大面積の標本でも、標本
の全体像が捕らえられ、また高倍率の観察と低倍率のマ
クロ観察を顕微鏡という1つの装置内で切換可能である
ため、わざわざ他のマクロ観察装置を使用して観察する
必要がなく、高倍率観察したい部位を標本全体の中から
探すことが容易になる。
【0200】請求項3に対応する発明によれば、モニタ
上にマクロ観察画像とミクロ観察画像が同時に表示され
るので、検鏡者はモニタを見るだけで、常に拡大された
標本像と、標本の全体像における現在の顕微鏡の情報も
同一画面上で確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第1の実施形態
を示す正面図。
【図2】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第1の実施形態
のモニタ部以外の詳細図。
【図3】図1および図2のモニタ観察型顕微鏡の観察者
が操作する操作する操作部分のみを示す正面図。
【図4】図1および図2のモニタ観察型顕微鏡の作用効
果を説明するための図。
【図5】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第2の実施形態
を示す側面図。
【図6】図5のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説明す
るための図。
【図7】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第3の実施形態
を示す斜視図。
【図8】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第3の実施形態
を示す概略構成図。
【図9】図8のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説明す
るための図。
【図10】図8のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説明
するための図。
【図11】図8のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説明
するための図。
【図12】図8のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説明
するための図。
【図13】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第4の実施形
態を示す概略構成図。
【図14】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第5の実施形
態を示す概略構成図。
【図15】図14のモニタ観察型顕微鏡の作用効果を説
明するための図。
【図16】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第6の実施形
態を示す概略構成図。
【図17】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第7の実施形
態を示す概略構成図。
【図18】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第8の実施形
態を示す概略構成図。
【図19】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第10の実施
形態を説明するためのモニタの表示状態を示す図。
【図20】本発明のモニタ観察型顕微鏡の第10の実施
形態を説明するためのモニタの表示状態を示す図。
【図21】(a),(b)はそれぞれ異なる従来のモニ
タ観察型顕微鏡を示す側面図。
【図22】本発明の実施形態の作用効果を説明するため
の従来の顕微鏡の側面図。
【符号の説明】
01…TVモニタ 02…モニタ載置台 03…フレーム 04…顕微鏡本体 05…NDフィルタ切換スイッチ 06…視野絞り調整ダイヤル 07…開口絞り調整ダイヤル 08…調光スイッチ 09…ステージ操作ノブ 010…対物レンズ切換ダイヤル 1…透過照明用光源 2…フィルタ 3…視野絞り 4…開口絞り 5…コンデンサレンズ 6…標本保持装置 7…ステージ 8…ステージ操作ノブ 9…対物レンズレボルバ 10…対物レンズ 11…結像レンズ 12…TVカメラ 13…焦準ハンドル 18…コンデンサレンズ 19…対物レンズ指示部 20…光路切り換え指示部 21…ミラー 22…低倍結像レンズ 23…イメージセンサ 25…メモリ 26…画像処理部 27…TVモニタ 28,29…ステージ変位量検出器 30…CPU 31,32…ハーフミラー 33…結像レンズ 34,35,37…イメージセンサ 36…メモリ 38…フレーム 39…観察光軸 40…落射照明レンズ 41…低倍観察光軸 42…コリメータレンズ 44…落射照明用光源 45…コリメータレンズ 46…視野絞り 47…開口絞り 48…焦準部 49…落射照明光軸 50…高倍観察光軸 51,52…ミラー 53…窓レンズ 54…透過照明 55…ハーフミラー 61…対物レンズ結像光線 62…マクロ観察結像光線 63…低倍用照明光源 201…光源 202…フィルタ 203…視野絞り 204…開口絞り 205…コンデンサレンズ 206…標本保持装置 207…ステージ 208…ステージ操作ノブ 209…レボルバ 210…対物レンズ 211…結像レンズ 212…TVカメラ 213…焦準ハンドル 215…高さ調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 敦宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察すべき標本を照明する光源と、 前記標本を積載するステージと、 前記ステージを上下左右方向に移動可能とするステージ
    操作手段と、 前記標本を観察する対物レンズと、 前記対物レンズからの標本光像を結像させる結像光学系
    と、 対物レンズ等を切り換える観察条件切り換え操作手段
    と、 前記結像光学系により得られる画像信号を表示するモニ
    タと、 を具備したモニタ観察型顕微鏡において、 前記光源から前記結像光学系までの光軸を床面に対して
    水平とし、前記ステージ操作手段と前記観察条件切り換
    え操作手段を顕微鏡本体の特定の1面に集中させたこと
    を特徴とするモニタ観察型顕微鏡。
  2. 【請求項2】 観察すべき標本を照明する光源と、 前記標本を積載するステージと、 前記ステージを上下左右方向に移動可能とするステージ
    操作手段と、 前記標本を観察する対物レンズと、 前記対物レンズからの標本光像を結像させる結像光学系
    と、 対物レンズ等を切り換える観察条件切り換え操作手段
    と、 前記結像光学系により得られる画像信号を表示するモニ
    タと、 を具備したモニタ観察型顕微鏡において、 標本像を高倍率で拡大、投影するための対物レンズ、及
    び、前記対物レンズの投影像を観察する手段を含む第1
    の光学系と、 前記対物レンズを透過せずに、前記標本像を低倍率で投
    影するためのマクロレンズ、及び、前記マクロレンズの
    投影像を観察する手段を含む第2の光学系を備え、前記
    第1の光学系と前記第2の光学系を切換えて観察可能と
    したことを特徴とするモニタ観察型顕微鏡。
  3. 【請求項3】 観察すべき標本を照明する光源と、 前記標本を積載するステージと、 前記ステージを上下左右方向に移動可能とするステージ
    操作手段と、 前記標本を観察する対物レンズと、 前記対物レンズからの標本光像を結像させる結像光学系
    と、 対物レンズ等を切り換える観察条件切り換え操作手段
    と、 前記結像光学系により得られる画像信号を表示するモニ
    タと、を具備したモニタ観察型顕微鏡において、 標本像を高倍率で拡大、投影するための対物レンズ、及
    び、前記対物レンズの投影像を観察する手段を含む第1
    の光学系と、 前記対物レンズを透過せずに、前記標本像を低倍率で投
    影するためのマクロレンズ、及び、前記マクロレンズの
    投影像を観察する手段を含む第2の光学系と、 を備え、該モニタに前記第1および第2の光学系から得
    られるマクロ観察画像とミクロ観察画像が同時に表示さ
    れるようにしたモニタ観察型顕微鏡。
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