JPH1033997A - 脱ぷ装置 - Google Patents
脱ぷ装置Info
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- JPH1033997A JPH1033997A JP8209384A JP20938496A JPH1033997A JP H1033997 A JPH1033997 A JP H1033997A JP 8209384 A JP8209384 A JP 8209384A JP 20938496 A JP20938496 A JP 20938496A JP H1033997 A JPH1033997 A JP H1033997A
- Authority
- JP
- Japan
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- pair
- guide chute
- rubber
- rubber roll
- rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B3/00—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
- B02B3/04—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers
- B02B3/045—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers cooperating rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B7/00—Auxiliary devices
- B02B7/02—Feeding or discharging devices
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 砕粒の発生が少なく、効率の高い脱ぷ装置の
提供。 【解決手段】固定側、可動側の一対のゴムロール7,8
間に穀粒を供給する案内シュート13を備え、案内シュ
ート13の傾斜を、案内シュート13から投出される穀
粒の投出線Sが一対のゴムロール7,8の回転中心軸を
結ぶロール軸線Rと略垂直となるように、かつ、穀粒を
処理能力を満足してロール周速度を超えない範囲の速度
に加速する角度とする。投出線Sを一対のゴムロール間
の間隙の中点Mと交差する位置を中心に両側へ10mm
の範囲に配置したり、一対のゴムロールの新品時接点位
置Tと交換時期接点位置Uとの中間位置に設定すること
がある。
提供。 【解決手段】固定側、可動側の一対のゴムロール7,8
間に穀粒を供給する案内シュート13を備え、案内シュ
ート13の傾斜を、案内シュート13から投出される穀
粒の投出線Sが一対のゴムロール7,8の回転中心軸を
結ぶロール軸線Rと略垂直となるように、かつ、穀粒を
処理能力を満足してロール周速度を超えない範囲の速度
に加速する角度とする。投出線Sを一対のゴムロール間
の間隙の中点Mと交差する位置を中心に両側へ10mm
の範囲に配置したり、一対のゴムロールの新品時接点位
置Tと交換時期接点位置Uとの中間位置に設定すること
がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒の脱ぷ装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の脱ぷ装置は、間隔を遠近調節可能
にした一対のゴムロールの上方に供給タンクを設け、こ
のタンクから穀粒を繰り込みロール、流量調整バルブを
介して一対のゴムロール間に供給し、一対のゴムロール
を互いに逆方向で且つ異なる周速度で回転させ、脱ぷを
行うようにしている。この場合、供給タンクから供給さ
れる穀粒は繰り込みロール及び流量調整バルブを介して
一対のゴムロール間に送りこまれるだけであることか
ら、穀粒は不規則な姿勢で且つ厚みの不規則な層をなし
てロール間に供給される。
にした一対のゴムロールの上方に供給タンクを設け、こ
のタンクから穀粒を繰り込みロール、流量調整バルブを
介して一対のゴムロール間に供給し、一対のゴムロール
を互いに逆方向で且つ異なる周速度で回転させ、脱ぷを
行うようにしている。この場合、供給タンクから供給さ
れる穀粒は繰り込みロール及び流量調整バルブを介して
一対のゴムロール間に送りこまれるだけであることか
ら、穀粒は不規則な姿勢で且つ厚みの不規則な層をなし
てロール間に供給される。
【0003】このため、穀粒の中にはゴムロール7,8
(図2)の表面に大きな角度で衝突して跳ね返り、これ
を何度も繰り返して(乱反射して)すぐには一対のゴム
ロールの間隙に噛み込まれないものが多く出る。また、
穀粒の投入角度(穀粒の投出線Sの角度……図3)が一
対のゴムロール軸間を結ぶ線(ロール軸線R)に対して
傾斜していても同様に乱反射が生じる(図3)。このよ
うに姿勢の乱れた穀粒、特に長粒米等ではゴムロール
7,8間で砕粒となる可能性が高い。また、送り込まれ
る穀粒の量にムラがあり、多量に噛み込まれたときは、
穀粒がゴムロール7,8間で重なりあって砕粒や肌摺れ
が発生したり、少ない場合には脱ぷ圧力が足りず脱ぷ率
が低くなるなど、脱ぷ作用が均一にならない。
(図2)の表面に大きな角度で衝突して跳ね返り、これ
を何度も繰り返して(乱反射して)すぐには一対のゴム
ロールの間隙に噛み込まれないものが多く出る。また、
穀粒の投入角度(穀粒の投出線Sの角度……図3)が一
対のゴムロール軸間を結ぶ線(ロール軸線R)に対して
傾斜していても同様に乱反射が生じる(図3)。このよ
うに姿勢の乱れた穀粒、特に長粒米等ではゴムロール
7,8間で砕粒となる可能性が高い。また、送り込まれ
る穀粒の量にムラがあり、多量に噛み込まれたときは、
穀粒がゴムロール7,8間で重なりあって砕粒や肌摺れ
が発生したり、少ない場合には脱ぷ圧力が足りず脱ぷ率
が低くなるなど、脱ぷ作用が均一にならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一対のゴムロール7,
8間に穀粒を、必要な処理量を維持して均一に、また、
穀粒の姿勢を揃えて供給すること、ゴムロール箇所での
穀粒の乱反射をなくすことにより、砕粒を少なく、か
つ、脱ぷ率の良い脱ぷ装置の提供を課題とする。
8間に穀粒を、必要な処理量を維持して均一に、また、
穀粒の姿勢を揃えて供給すること、ゴムロール箇所での
穀粒の乱反射をなくすことにより、砕粒を少なく、か
つ、脱ぷ率の良い脱ぷ装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】一対のゴムロール7,8
間に穀粒を供給して脱ぷを行う脱ぷ装置1とする。一対
のゴムロール7,8は、軸位置が移動しない固定側ゴム
ロール7とこのゴムロールに向けて軸位置が変位するよ
うに付勢された可動側ゴムロール8とする。一対のゴム
ロールの材質および脱ぷに必要な機構は従来のものと格
別に異なる所はない。脱ぷ前の穀粒を収容した供給タン
ク3は一対のゴムロール7,8の上方に配置し、供給タ
ンク3と一対のゴムロール7,8の間に案内シュート1
3を配置する。
間に穀粒を供給して脱ぷを行う脱ぷ装置1とする。一対
のゴムロール7,8は、軸位置が移動しない固定側ゴム
ロール7とこのゴムロールに向けて軸位置が変位するよ
うに付勢された可動側ゴムロール8とする。一対のゴム
ロールの材質および脱ぷに必要な機構は従来のものと格
別に異なる所はない。脱ぷ前の穀粒を収容した供給タン
ク3は一対のゴムロール7,8の上方に配置し、供給タ
ンク3と一対のゴムロール7,8の間に案内シュート1
3を配置する。
【0006】案内シュート13は、ステンレスやアルミ
合金の金属あるいはポリエチレンなど滑面性の合成樹脂
を素材とし、穀粒を供給タンク3から一対のゴムロール
7,8間に誘導し供給する。課題解決のための第1の手
段として、案内シュート13に、供給タンク3の穀粒を
一定の幅で均一な厚さの層にし、かつ、所定の速度で一
対のゴムロール7,8間に供給する機能を持たせる。こ
の機能は、案内シュート13の素材的な滑面性や滑面の
幅と長さおよび構造で影響を受けるが、これらが定まっ
ておれば、すなわち、採用する案内シュート13が定ま
れば、主として案内シュート13の傾斜角度を調整する
ことによって設定することができる。
合金の金属あるいはポリエチレンなど滑面性の合成樹脂
を素材とし、穀粒を供給タンク3から一対のゴムロール
7,8間に誘導し供給する。課題解決のための第1の手
段として、案内シュート13に、供給タンク3の穀粒を
一定の幅で均一な厚さの層にし、かつ、所定の速度で一
対のゴムロール7,8間に供給する機能を持たせる。こ
の機能は、案内シュート13の素材的な滑面性や滑面の
幅と長さおよび構造で影響を受けるが、これらが定まっ
ておれば、すなわち、採用する案内シュート13が定ま
れば、主として案内シュート13の傾斜角度を調整する
ことによって設定することができる。
【0007】そして、案内シュート13は、これにより
案内されて飛び出す穀粒の方向(投出線S)が、一対の
ゴムロール7,8間の間隙の中点M(図4)と垂直に交
差するように配置し、その傾斜を、一対のゴムロール
7,8に供給する穀粒の速度が、脱ぷ装置に予定される
処理能力を満足してロール周速度を超えない範囲の速度
に穀粒を加速する角度とする。脱ぷ装置に予定される処
理能力は所定時間内に脱ぷ処理できると期待できる量で
あり、穀粒の速度の他に案内シュート13の幅および層
の厚さによるから、逆に、幅および層厚が定まれば、穀
粒の速度が定まる。通常、一対のゴムロール7,8の幅
は一定であり、したがって、案内シュートの幅も一定で
ある。また、この場合、層の厚さは流量調整バルブの開
度で定まる。
案内されて飛び出す穀粒の方向(投出線S)が、一対の
ゴムロール7,8間の間隙の中点M(図4)と垂直に交
差するように配置し、その傾斜を、一対のゴムロール
7,8に供給する穀粒の速度が、脱ぷ装置に予定される
処理能力を満足してロール周速度を超えない範囲の速度
に穀粒を加速する角度とする。脱ぷ装置に予定される処
理能力は所定時間内に脱ぷ処理できると期待できる量で
あり、穀粒の速度の他に案内シュート13の幅および層
の厚さによるから、逆に、幅および層厚が定まれば、穀
粒の速度が定まる。通常、一対のゴムロール7,8の幅
は一定であり、したがって、案内シュートの幅も一定で
ある。また、この場合、層の厚さは流量調整バルブの開
度で定まる。
【0008】なお、10インチロール(幅254mm)で
幅いっぱいに1層で穀粒を処理するとして、5ton/hの
処理は5.5m/sの穀粒速度が必要であり、7ton/hの
場合は7.5m/sの穀粒速度が必要である。一方、ゴム
ロールは通常、9〜10m/sの周速度でほぼ一定に回転
している。実施形態では、穀粒速度として5.0〜9.
5m/s間の値が選択される。
幅いっぱいに1層で穀粒を処理するとして、5ton/hの
処理は5.5m/sの穀粒速度が必要であり、7ton/hの
場合は7.5m/sの穀粒速度が必要である。一方、ゴム
ロールは通常、9〜10m/sの周速度でほぼ一定に回転
している。実施形態では、穀粒速度として5.0〜9.
5m/s間の値が選択される。
【0009】この構成であると、供給タンク3からの穀
粒は案内シュート13を流れる間に滑面の流路いっぱい
に薄く均一に広がり、かつ、各穀粒の長手方向が流動方
向に揃った姿勢で一対のゴムロール7,8の周面にロー
ル周速度よりも少し遅い速度で衝突する。このとき、穀
粒の移動方向とロールの回転方向がほぼ一致する順方向
であることと、衝突時の速度がロール周速度よりも少し
遅く受ける反力が小さいことから、大きく跳ね飛ぶこと
がなく、一対のゴムロール7,8間に誘導される穀粒姿
勢の乱れが少ない(図4)。穀粒の投出線S、すなわ
ち、案内シュート13の傾斜は、手動又は動力機構によ
ってゴムロールとの相対位置を変えることなく一体的に
変更可能とすることがある。
粒は案内シュート13を流れる間に滑面の流路いっぱい
に薄く均一に広がり、かつ、各穀粒の長手方向が流動方
向に揃った姿勢で一対のゴムロール7,8の周面にロー
ル周速度よりも少し遅い速度で衝突する。このとき、穀
粒の移動方向とロールの回転方向がほぼ一致する順方向
であることと、衝突時の速度がロール周速度よりも少し
遅く受ける反力が小さいことから、大きく跳ね飛ぶこと
がなく、一対のゴムロール7,8間に誘導される穀粒姿
勢の乱れが少ない(図4)。穀粒の投出線S、すなわ
ち、案内シュート13の傾斜は、手動又は動力機構によ
ってゴムロールとの相対位置を変えることなく一体的に
変更可能とすることがある。
【0010】課題解決の第2の手段は、上方の供給タン
ク3から一対のゴムロール7,8間に穀粒を供給する案
内シュート13を備える点は同じであるが、案内シュー
ト13から投出される穀粒の投出線Sが一対のゴムロー
ル7,8の回転中心軸を結ぶロール軸線Rと略垂直とな
るように、かつ、一対のゴムロール7,8間の間隙の中
点Mと交差する位置を中心に両側へ10mmの範囲に位
置することである(図5)。
ク3から一対のゴムロール7,8間に穀粒を供給する案
内シュート13を備える点は同じであるが、案内シュー
ト13から投出される穀粒の投出線Sが一対のゴムロー
ル7,8の回転中心軸を結ぶロール軸線Rと略垂直とな
るように、かつ、一対のゴムロール7,8間の間隙の中
点Mと交差する位置を中心に両側へ10mmの範囲に位
置することである(図5)。
【0011】この範囲であると、穀粒がゴムロール7,
8と衝突した位置のゴムロール周面に対する接線Pと穀
粒の投出線Sのなす角度が、0°(投出線Sが前記の中
点Mを通過する位置)〜23°(投出線Sが中点通過位
置から、10mm平行移動した位置)の範囲に収まる。そ
して、この範囲の角度であると、ゴムロール7,8に衝
突する穀粒は、その反射方向がいずれも一対のゴムロー
ル7,8間の間隙の方向であり、衝突して反射するもの
もほぼ1回の反射で脱ぷ領域に噛み込まれるので(図
4,6)、穀粒に姿勢の乱れが少ない。
8と衝突した位置のゴムロール周面に対する接線Pと穀
粒の投出線Sのなす角度が、0°(投出線Sが前記の中
点Mを通過する位置)〜23°(投出線Sが中点通過位
置から、10mm平行移動した位置)の範囲に収まる。そ
して、この範囲の角度であると、ゴムロール7,8に衝
突する穀粒は、その反射方向がいずれも一対のゴムロー
ル7,8間の間隙の方向であり、衝突して反射するもの
もほぼ1回の反射で脱ぷ領域に噛み込まれるので(図
4,6)、穀粒に姿勢の乱れが少ない。
【0012】なお、両側へ10mm、すなわち、+10mm
〜−10mmの範囲に配置する穀粒の投出線Sは、相互に
平行であり、ロール軸線Rと垂直に交差する。このよう
に設定した穀粒の投出線Sは、一対のゴムロール7,8
の摩耗にともない+10mm〜−10mmの範囲から外れる
場合があるが、手動操作あるいはゴムロール7,8の摩
耗程度を検出するセンサーを備えた自動追従機構によ
り、案内シュートを平行移動させて、前記の範囲に収め
る。
〜−10mmの範囲に配置する穀粒の投出線Sは、相互に
平行であり、ロール軸線Rと垂直に交差する。このよう
に設定した穀粒の投出線Sは、一対のゴムロール7,8
の摩耗にともない+10mm〜−10mmの範囲から外れる
場合があるが、手動操作あるいはゴムロール7,8の摩
耗程度を検出するセンサーを備えた自動追従機構によ
り、案内シュートを平行移動させて、前記の範囲に収め
る。
【0013】課題解決の第3の手段は、上方の供給タン
クから一対のゴムロール7,8間に穀粒を供給する案内
シュート13を備える点は、同じであるが、案内シュー
ト13から投出される穀粒の投出線Sをロール軸線Rと
略垂直となるように、かつ、一対のゴムロール7,8の
新品時接点位置Tと交換時期接点位置Uとの中間位置V
に設定することである(図7)。なお、実際には、一対
のゴムロール7,8間には常時5mm程度の間隙がある。
クから一対のゴムロール7,8間に穀粒を供給する案内
シュート13を備える点は、同じであるが、案内シュー
ト13から投出される穀粒の投出線Sをロール軸線Rと
略垂直となるように、かつ、一対のゴムロール7,8の
新品時接点位置Tと交換時期接点位置Uとの中間位置V
に設定することである(図7)。なお、実際には、一対
のゴムロール7,8間には常時5mm程度の間隙がある。
【0014】この構成であると、穀粒の投出線Sを一定
位置に設定しておいても、一対のゴムロール7,8の摩
耗にかかわらずに、ゴムロール周面との交点(衝突点)
におけるゴムロール円周に対する接線Pとの角度を、常
時、0〜23°の範囲に抑制しておくことができ、穀粒
の乱反射がない。すなわち、通常使用の10インチゴム
ロールは、新品時のゴム層の厚さが約23mm、使用でき
る摩耗の限度が約20mm減であるから、新品時の接点位
置Tから固定側ゴムロール7側へ10mmシフトした位置に
投出線Sを設定しておけば、当初、一対のゴムロール
7,8の接点位置から10mmプラス側にシフトしていた
投出線Sは、摩耗程度の中間時期では接点Vを通過し、
摩耗の最終段階では、マイナス側に10mmシフトする。
位置に設定しておいても、一対のゴムロール7,8の摩
耗にかかわらずに、ゴムロール周面との交点(衝突点)
におけるゴムロール円周に対する接線Pとの角度を、常
時、0〜23°の範囲に抑制しておくことができ、穀粒
の乱反射がない。すなわち、通常使用の10インチゴム
ロールは、新品時のゴム層の厚さが約23mm、使用でき
る摩耗の限度が約20mm減であるから、新品時の接点位
置Tから固定側ゴムロール7側へ10mmシフトした位置に
投出線Sを設定しておけば、当初、一対のゴムロール
7,8の接点位置から10mmプラス側にシフトしていた
投出線Sは、摩耗程度の中間時期では接点Vを通過し、
摩耗の最終段階では、マイナス側に10mmシフトする。
【0015】穀粒の整列をより確かなものにするために
案内シュート13の穀粒の案内面に投出線Sに平行な複
数の条溝を設けることがある。案内シュート13及び可
動側のゴムロール8の移動機構の配設位置等を考慮する
と固定側ゴムロール7を下側に配置した方が、脱ぷ装置
をコンパクトに効率よく構成することができる。
案内シュート13の穀粒の案内面に投出線Sに平行な複
数の条溝を設けることがある。案内シュート13及び可
動側のゴムロール8の移動機構の配設位置等を考慮する
と固定側ゴムロール7を下側に配置した方が、脱ぷ装置
をコンパクトに効率よく構成することができる。
【0016】また、通常、固定側ゴムロール7を可動側
ゴムロール8よりも高速にするので、上方の可動側ゴム
ロール8に衝突する穀粒は周速度が小さい側のゴムロー
ルに衝突することになり、固定側ゴムロール7を上側と
した場合に比べて乱反射の程度が低い。また、反射した
穀粒が高速の固定側ゴムロール7に接触するときは、す
でに速度が減殺されているので、さらに乱反射すること
がなく、結果として、固定側ゴムロールを下側に配置し
た方が脱ぷ効率が向上する。
ゴムロール8よりも高速にするので、上方の可動側ゴム
ロール8に衝突する穀粒は周速度が小さい側のゴムロー
ルに衝突することになり、固定側ゴムロール7を上側と
した場合に比べて乱反射の程度が低い。また、反射した
穀粒が高速の固定側ゴムロール7に接触するときは、す
でに速度が減殺されているので、さらに乱反射すること
がなく、結果として、固定側ゴムロールを下側に配置し
た方が脱ぷ効率が向上する。
【0017】図8は、穀粒の投出線Sをロール軸線Rと
垂直に配置し、一対のゴムロール7,8間の間隙の中点
Mを中心にプラス側とマイナス側へそれぞれ5mmと10
mmに平行移動させた位置とした場合の、脱ぷ率と砕米率
を実験によって求めたものである。ロール軸線Rは、固
定側ゴムロール7側が低く、固定側ゴムロール7を高速
側としている。図9は、これと対比するために、ロール
軸線Rを水平に、穀粒の投出線Sをロール軸線Rに対し
て約60°に傾斜して交わるように配置した場合の実験
結果である。投出線Sは中央の一本が一対のゴムロール
7,8間の中点Mを通過し、他はこれと平行に、プラス
方向、マイナス方向共に5mmと10mmの間隔をとって設
定している。供試穀粒は平成7年産インディカ米(中流
種)であり、ゴムロール間隙0.5mmとし、5ton/h
で供給した。さらに、図10は、図8と図9における砕
米率をグラフにしたものである。なお、図8,9におい
て、脱ぷ率は、脱ぷ率=〔(整玄米+砕粒)/(整玄米
+砕粒+整籾×0.8)〕×100(%)である。「×
0.8」は整籾中の20%は籾殻重量との設定である。
また、砕米率=〔砕粒/(砕粒+整玄米)〕×100
(%)である。
垂直に配置し、一対のゴムロール7,8間の間隙の中点
Mを中心にプラス側とマイナス側へそれぞれ5mmと10
mmに平行移動させた位置とした場合の、脱ぷ率と砕米率
を実験によって求めたものである。ロール軸線Rは、固
定側ゴムロール7側が低く、固定側ゴムロール7を高速
側としている。図9は、これと対比するために、ロール
軸線Rを水平に、穀粒の投出線Sをロール軸線Rに対し
て約60°に傾斜して交わるように配置した場合の実験
結果である。投出線Sは中央の一本が一対のゴムロール
7,8間の中点Mを通過し、他はこれと平行に、プラス
方向、マイナス方向共に5mmと10mmの間隔をとって設
定している。供試穀粒は平成7年産インディカ米(中流
種)であり、ゴムロール間隙0.5mmとし、5ton/h
で供給した。さらに、図10は、図8と図9における砕
米率をグラフにしたものである。なお、図8,9におい
て、脱ぷ率は、脱ぷ率=〔(整玄米+砕粒)/(整玄米
+砕粒+整籾×0.8)〕×100(%)である。「×
0.8」は整籾中の20%は籾殻重量との設定である。
また、砕米率=〔砕粒/(砕粒+整玄米)〕×100
(%)である。
【0018】これらのデータを比較すると、投出線Sを
ロール軸線Rに直交させ、ロール軸線Rを固定側ゴムロ
ール7側を低く傾斜させた場合の方が脱ぷ率、砕米率共
に成績の良いことが分かる。また、いずれも、脱ぷ率が
高く、砕米率が低い。特に砕米率は、一対のゴムロール
7,8間の中点Mを中心にプラス、マイナス10mmの範
囲とその範囲外の−15mm,+15mmの領域では大きな
差異のあることが分かる。
ロール軸線Rに直交させ、ロール軸線Rを固定側ゴムロ
ール7側を低く傾斜させた場合の方が脱ぷ率、砕米率共
に成績の良いことが分かる。また、いずれも、脱ぷ率が
高く、砕米率が低い。特に砕米率は、一対のゴムロール
7,8間の中点Mを中心にプラス、マイナス10mmの範
囲とその範囲外の−15mm,+15mmの領域では大きな
差異のあることが分かる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は脱ぷ装置1を概略で示し、
機枠2の上部に供給ホッパー3を取り付け、機枠2の内
部に基板4が下部を支点5として垂直面で回動可能に取
り付けてある。符号6は基板4の傾動装置であり、モー
ター6aで螺軸6bを回転して基板4を左右に傾動す
る。モーター6aは機枠2の外部に設けた手動スイッチ
で正逆に回転できる様になっている。
機枠2の上部に供給ホッパー3を取り付け、機枠2の内
部に基板4が下部を支点5として垂直面で回動可能に取
り付けてある。符号6は基板4の傾動装置であり、モー
ター6aで螺軸6bを回転して基板4を左右に傾動す
る。モーター6aは機枠2の外部に設けた手動スイッチ
で正逆に回転できる様になっている。
【0020】基板4の下部には固定側ゴムロール7と可
動側ゴムロール8(新品時直径254mm、交換時直径2
31mm、ゴム層厚20mm、幅254mm、ウレタンゴム、
800rpm)の一対のゴムロールを配置し、上方が噛
み込み側、下方が排出側となるように対向して駆動回転
させる。固定側ゴムロール7はその回転軸9を基板4の
定位置に軸支し、可動側ゴムロール8は回転軸10を揺
動板11の先端部に軸支している。揺動板11は、下部
を支点12で支持しており、固定側ゴムロール7側へ付
勢することができる。この実施形態において、固定側ゴ
ムロール7は可動側ゴムロール8に対して低い位置にあ
って、固定側ゴムロール7の回転軸9と可動側ゴムロー
ル8の回転軸10を結ぶロール軸線Rは傾斜している。
動側ゴムロール8(新品時直径254mm、交換時直径2
31mm、ゴム層厚20mm、幅254mm、ウレタンゴム、
800rpm)の一対のゴムロールを配置し、上方が噛
み込み側、下方が排出側となるように対向して駆動回転
させる。固定側ゴムロール7はその回転軸9を基板4の
定位置に軸支し、可動側ゴムロール8は回転軸10を揺
動板11の先端部に軸支している。揺動板11は、下部
を支点12で支持しており、固定側ゴムロール7側へ付
勢することができる。この実施形態において、固定側ゴ
ムロール7は可動側ゴムロール8に対して低い位置にあ
って、固定側ゴムロール7の回転軸9と可動側ゴムロー
ル8の回転軸10を結ぶロール軸線Rは傾斜している。
【0021】一対のゴムロール7,8の上方に案内シュ
ート13(ステンレス製 幅248mm, 長さ740mm)
を、その穀粒投出線Sが固定側ゴムロール7と可動側ゴ
ムロール8間の間隙の中点Mを通り、ロール軸線Rと垂
直に交わるように配置する。案内シュート13は、モー
ター14aと螺軸14bを備えたシフト装置14,14
で基板4に取り付けてある。モーター14aは、機枠2
の外部に設けた手動スイッチによって、正逆に回転する
ことができる。したがって、シフト装置14,14によ
って案内シュート13を投出線Sと平行に移動させるこ
とができる。また、傾動装置6で基板4を傾動すること
により、案内シュート13の傾斜角度を調整することが
できる。このとき、一対のゴムロール7,8も案内シュ
ート13との相対位置を維持して共に傾動するので、ロ
ール軸線Rに対して投出線Sが直交する状態は変わらな
い。
ート13(ステンレス製 幅248mm, 長さ740mm)
を、その穀粒投出線Sが固定側ゴムロール7と可動側ゴ
ムロール8間の間隙の中点Mを通り、ロール軸線Rと垂
直に交わるように配置する。案内シュート13は、モー
ター14aと螺軸14bを備えたシフト装置14,14
で基板4に取り付けてある。モーター14aは、機枠2
の外部に設けた手動スイッチによって、正逆に回転する
ことができる。したがって、シフト装置14,14によ
って案内シュート13を投出線Sと平行に移動させるこ
とができる。また、傾動装置6で基板4を傾動すること
により、案内シュート13の傾斜角度を調整することが
できる。このとき、一対のゴムロール7,8も案内シュ
ート13との相対位置を維持して共に傾動するので、ロ
ール軸線Rに対して投出線Sが直交する状態は変わらな
い。
【0022】供給タンク3と案内シュート16の間には
穀粒供給装置15を設ける。穀粒供給装置15は、上方
から、流量調整バルブ16、繰り込みロール17および
棚板18を備え、供給タンク3内の穀粒(主として、籾
米)は、流量を調整して連続的に棚板18上に繰り出さ
れ、棚板18の先端から案内シュート13に供給され
る。
穀粒供給装置15を設ける。穀粒供給装置15は、上方
から、流量調整バルブ16、繰り込みロール17および
棚板18を備え、供給タンク3内の穀粒(主として、籾
米)は、流量を調整して連続的に棚板18上に繰り出さ
れ、棚板18の先端から案内シュート13に供給され
る。
【0023】したがって、今、流量調整バルブ13を開
いて脱ぷ作業を開始すると、供給タンク3の穀粒は、棚
板18から案内シュート13に流れる。そして、穀粒は
案内シュート13の先端から投出線Sに沿って、固定側
ゴムロール7と可動側ゴムロール8間の間隙(噛み込み
側)に供給される。供給される穀粒は、棚板18と案内
シュート13の傾斜で加速され、かつ、棚板18と案内
シュート13の作用によって、案内シュート13の幅い
っぱいにほぼ一層の帯状になって流れ落ちる。各穀粒は
案内シュート13を流れる間に穀粒の長軸方向を投出線
に揃えて流れるようになる。
いて脱ぷ作業を開始すると、供給タンク3の穀粒は、棚
板18から案内シュート13に流れる。そして、穀粒は
案内シュート13の先端から投出線Sに沿って、固定側
ゴムロール7と可動側ゴムロール8間の間隙(噛み込み
側)に供給される。供給される穀粒は、棚板18と案内
シュート13の傾斜で加速され、かつ、棚板18と案内
シュート13の作用によって、案内シュート13の幅い
っぱいにほぼ一層の帯状になって流れ落ちる。各穀粒は
案内シュート13を流れる間に穀粒の長軸方向を投出線
に揃えて流れるようになる。
【0024】一対のロール間に噛み込まれた穀粒は、一
対のロール7,8の差速と圧力で脱ぷされ、下方に排出
される。このとき、供給する穀粒をインディカ米とし1
0インチゴムロールの脱ぷ装置で5ton/hの脱ぷ処理能
力として説明する。一対のゴムロール7,8の周速度
は、10インチの可動側ゴムロール8(低速側)で9.
0〜10.6m/sとなっている。また、案内シュート
13の傾斜を一対のゴムロール7,8間に投げ出される
穀粒の速度が5ton/hを処理できる供給量となるように
傾動装置6を操作して穀粒速度5.5m/sとなるよう
に調整する。この値は、必要とする脱ぷ処理能力5ton
/h(設定値)に要する低速ロールの周速度9.0〜1
0.6m/sよりも小さい。
対のロール7,8の差速と圧力で脱ぷされ、下方に排出
される。このとき、供給する穀粒をインディカ米とし1
0インチゴムロールの脱ぷ装置で5ton/hの脱ぷ処理能
力として説明する。一対のゴムロール7,8の周速度
は、10インチの可動側ゴムロール8(低速側)で9.
0〜10.6m/sとなっている。また、案内シュート
13の傾斜を一対のゴムロール7,8間に投げ出される
穀粒の速度が5ton/hを処理できる供給量となるように
傾動装置6を操作して穀粒速度5.5m/sとなるよう
に調整する。この値は、必要とする脱ぷ処理能力5ton
/h(設定値)に要する低速ロールの周速度9.0〜1
0.6m/sよりも小さい。
【0025】投げ出される穀粒の速度が、ゴムロールの
周速度よりも小さいことと、案内シュート13を投出線
Sに沿って配置し、投出線Sのこの位置が一対のゴムロ
ール7,8間の間隙の中点Mと交差する位置を中心に両
側へ10mmの範囲にあることから、一対のゴムロール
7,8の周面に衝突する穀粒が乱反射することなく、投
出線Sの方向に穀粒の長軸を揃えた格好で一対のゴムロ
ール7,8間に噛み込まれるので、砕粒の発生すること
が少ない。また、穀粒は案内シュートによって幅の広い
ほぼ一層の状態で一対のゴムロール7,8間に供給され
るので、量が多すぎることによる砕粒の発生や肌ズレの
発生が少なく、量が不足するために発生する不完全脱ぷ
の穀粒も少なくなるので、脱ぷ効率が向上する(第1の
作動例)。
周速度よりも小さいことと、案内シュート13を投出線
Sに沿って配置し、投出線Sのこの位置が一対のゴムロ
ール7,8間の間隙の中点Mと交差する位置を中心に両
側へ10mmの範囲にあることから、一対のゴムロール
7,8の周面に衝突する穀粒が乱反射することなく、投
出線Sの方向に穀粒の長軸を揃えた格好で一対のゴムロ
ール7,8間に噛み込まれるので、砕粒の発生すること
が少ない。また、穀粒は案内シュートによって幅の広い
ほぼ一層の状態で一対のゴムロール7,8間に供給され
るので、量が多すぎることによる砕粒の発生や肌ズレの
発生が少なく、量が不足するために発生する不完全脱ぷ
の穀粒も少なくなるので、脱ぷ効率が向上する(第1の
作動例)。
【0026】また、案内シュート13をシフト装置14
で基板4に取り付けているので、案内シュート13を平
行に移動して、投出線Sを一対のゴムロール7,8の新
品時接点位置Tと摩耗が進んだ後の交換時期接点位置U
との中間位置Vに設定することができる。この設定であ
ると、一対のゴムロール7,8の摩耗によって、接点位
置が移動しても、投出線Sは常に一対のゴムロール7,
8間の間隙の中点と交差する位置を中心に両側へ10m
mの範囲に位置することとなる。これによって、穀粒の
乱反射が少なく、砕粒が少なく、また、効率の良い脱ぷ
を行うことができる(第2の作動例)。
で基板4に取り付けているので、案内シュート13を平
行に移動して、投出線Sを一対のゴムロール7,8の新
品時接点位置Tと摩耗が進んだ後の交換時期接点位置U
との中間位置Vに設定することができる。この設定であ
ると、一対のゴムロール7,8の摩耗によって、接点位
置が移動しても、投出線Sは常に一対のゴムロール7,
8間の間隙の中点と交差する位置を中心に両側へ10m
mの範囲に位置することとなる。これによって、穀粒の
乱反射が少なく、砕粒が少なく、また、効率の良い脱ぷ
を行うことができる(第2の作動例)。
【0027】以上、実施形態について説明したが、第1
の作動例のように案内シュート13の投出線Sを常に一
対のゴムロール7,8間の間隙の中点Mと交差させる必
要のあるときは、ゴムロール7、8のいずれか一方の摩
耗を検出してその検出値に基づいてシフト装置14を自
動的に駆動するようにしても良い。その際、摩耗の程度
を検出するセンサーとしては、レバー先端に取り付けた
ローラーをゴムロールの周面に当接し、レバーの他端側
でローラーの変位を取り出す、タッチセンサーの機構が
採用しやすい。案内シュート13は一対のゴムロール
7,8の摩耗につれて平行に移動する。しかし、その投
出線Sはロール軸線Rと直行し、かつ、常時、一対のゴ
ムロール7,8間の間隙の中点Mを通過する。
の作動例のように案内シュート13の投出線Sを常に一
対のゴムロール7,8間の間隙の中点Mと交差させる必
要のあるときは、ゴムロール7、8のいずれか一方の摩
耗を検出してその検出値に基づいてシフト装置14を自
動的に駆動するようにしても良い。その際、摩耗の程度
を検出するセンサーとしては、レバー先端に取り付けた
ローラーをゴムロールの周面に当接し、レバーの他端側
でローラーの変位を取り出す、タッチセンサーの機構が
採用しやすい。案内シュート13は一対のゴムロール
7,8の摩耗につれて平行に移動する。しかし、その投
出線Sはロール軸線Rと直行し、かつ、常時、一対のゴ
ムロール7,8間の間隙の中点Mを通過する。
【0028】また、実施形態は、課題を解決する手段で
示した3つの手段をいずれも実行できる構造として示し
たが、それぞれの解決手段を1つずつ備えた独立の構造
にすることもできる。
示した3つの手段をいずれも実行できる構造として示し
たが、それぞれの解決手段を1つずつ備えた独立の構造
にすることもできる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、案内シ
ュートから、一対のゴムロール間隙に供給される穀粒の
速度がゴムロールの周面速度よりも低く、また、穀粒の
投出線Sが、ロール軸線Rと直交しているので、ゴムロ
ールの周面に衝突する穀粒の乱反射が少ない。これによ
り、砕粒の発生が少なく、脱ぷ効率が高い。
ュートから、一対のゴムロール間隙に供給される穀粒の
速度がゴムロールの周面速度よりも低く、また、穀粒の
投出線Sが、ロール軸線Rと直交しているので、ゴムロ
ールの周面に衝突する穀粒の乱反射が少ない。これによ
り、砕粒の発生が少なく、脱ぷ効率が高い。
【0030】請求項2に記載の構成によれば、穀粒の投
出線Sが、ロール軸線Rと直交しており、さらに、投出
線Sの配置範囲が一対のゴムロール間の間隙の中点Mを
通る場合を中心としてその両側の狭い範囲に限定されて
いるので、案内シュートから投げ出され、ロール周面に
衝突する穀粒に乱反射がほとんど生じない。これによ
り、脱ぷ効率が高く、また、穀粒の姿勢が乱れないこと
により、脱ぷ作業における砕粒率が低くなる。
出線Sが、ロール軸線Rと直交しており、さらに、投出
線Sの配置範囲が一対のゴムロール間の間隙の中点Mを
通る場合を中心としてその両側の狭い範囲に限定されて
いるので、案内シュートから投げ出され、ロール周面に
衝突する穀粒に乱反射がほとんど生じない。これによ
り、脱ぷ効率が高く、また、穀粒の姿勢が乱れないこと
により、脱ぷ作業における砕粒率が低くなる。
【0031】請求項3に記載の構成によれば、案内シュ
ートの位置を固定し、投出線Sを一定の位置に固定して
あってもても一対のゴムロールの接点位置が摩耗によっ
て移動するにもかかわらず、投出線Sの位置は、常時穀
粒の乱反射が抑制される領域にあり、脱ぷ装置の機枠内
において案内シュートの位置を当初から固定しておくこ
とができ、脱ぷ装置の構造を簡素にすることができる。
請求項4に記載の構成によれば、ロール周面に衝突する
穀粒の反射が弱く、穀粒の姿勢が乱れないので、砕粒率
が低くなる。また、脱ぷ効率も高くなる。
ートの位置を固定し、投出線Sを一定の位置に固定して
あってもても一対のゴムロールの接点位置が摩耗によっ
て移動するにもかかわらず、投出線Sの位置は、常時穀
粒の乱反射が抑制される領域にあり、脱ぷ装置の機枠内
において案内シュートの位置を当初から固定しておくこ
とができ、脱ぷ装置の構造を簡素にすることができる。
請求項4に記載の構成によれば、ロール周面に衝突する
穀粒の反射が弱く、穀粒の姿勢が乱れないので、砕粒率
が低くなる。また、脱ぷ効率も高くなる。
【0032】請求項5に記載の構成によれば、案内シュ
ートの滑面の状況や穀粒の水分状況などに応じて、最適
の傾斜度を選択することができ、砕粒率を低く、脱ぷ率
を高く維持することができる。請求項6に記載の構成に
よれば、一対のゴムロールに対して最適の状態あるいは
最適の領域に穀粒の投出線Sの位置を調整することがで
き、砕粒率を低く、脱ぷ率を高く維持することができ
る。
ートの滑面の状況や穀粒の水分状況などに応じて、最適
の傾斜度を選択することができ、砕粒率を低く、脱ぷ率
を高く維持することができる。請求項6に記載の構成に
よれば、一対のゴムロールに対して最適の状態あるいは
最適の領域に穀粒の投出線Sの位置を調整することがで
き、砕粒率を低く、脱ぷ率を高く維持することができ
る。
【0033】請求項7,8に記載の構成によれば、穀粒
の投出線Sを自動的に最適位置に設定しておくことがで
きるから、常時、砕粒率を低く、脱ぷ率を高く維持する
ことができる。請求項9に記載の構成によれば、一対の
ゴムロール間に供給される穀粒の姿勢が長軸を投出線S
の方向として確実に揃うので、砕粒率がより低くなり、
また、脱ぷ効率も向上する。
の投出線Sを自動的に最適位置に設定しておくことがで
きるから、常時、砕粒率を低く、脱ぷ率を高く維持する
ことができる。請求項9に記載の構成によれば、一対の
ゴムロール間に供給される穀粒の姿勢が長軸を投出線S
の方向として確実に揃うので、砕粒率がより低くなり、
また、脱ぷ効率も向上する。
【図1】脱ぷ装置を概略で示す正面図
【図2】穀粒の乱反射状態を示す要部の正面図(従来
例)
例)
【図3】穀粒の投出線Sとロール軸線Rが垂直でない場
合の要部の正面図
合の要部の正面図
【図4】穀粒の投出線Sとロール軸線Rが垂直である場
合の要部の正面図
合の要部の正面図
【図5】穀粒の投出線Sが位置する最適領域を説明する
ための正面図
ための正面図
【図6】データを得るための配置を示す要部の正面図
【図7】一対のゴムロールの摩耗による接点の移動と穀
粒の投出線Sとの位置関係を説明するための図
粒の投出線Sとの位置関係を説明するための図
【図8】実験結果を示す図(ロール軸線Rと投出線Sが
垂直)
垂直)
【図9】実験結果を示す図(ロール軸線Rと投出線Sが
垂直でない。図3相当)
垂直でない。図3相当)
【図10】実験結果(図8、図9)における砕米率をグ
ラフ化したものである。
ラフ化したものである。
1 脱ぷ装置 2 機枠 3 供給タンク 4 基板 5 支点 6 傾動装置 7 固定側ゴムロール 8 可動側ゴムロール 9 回転軸 10 回転軸 11 揺動板 12 支点 13 案内シュート 14 シフト装置 15 穀粒供給装置 16 流量調整バルブ 17 繰り込みロール 18 棚板 R ロール軸線 S 投出線 M 中点 P 接線 T 新品時接点位置 U 交換時期接点位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 頼岡 誠治 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内
Claims (9)
- 【請求項1】 軸位置が移動しない固定側ゴムロールと
固定側ゴムロールに向けて軸位置が変位するように付勢
された可動側ゴムロールを備え、これら一対のゴムロー
ル間に穀粒を供給して籾摺を行う脱ぷ装置であって、上
方の供給タンクから、一対のゴムロール間に穀粒を供給
する案内シュートを備え、案内シュートは、案内シュー
トから投出される穀粒の投出線が、一対のゴムロールの
回転中心軸を結ぶ直線と略垂直となるように、かつ、穀
粒を処理能力を満足してロール周速度を超えない範囲の
速度に加速する傾斜としてあることを特徴とした脱ぷ装
置。 - 【請求項2】 軸位置が移動しない固定側ゴムロールと
固定側ゴムロールに向けて軸位置が変位するように付勢
された可動側ゴムロールを備え、これら一対のゴムロー
ル間に穀粒を供給して籾摺を行う脱ぷ装置であって、上
方の供給タンクから一対のゴムロール間に穀粒を供給す
る案内シュートを備え、案内シュートから投出される穀
粒の投出線が、一対のゴムロールの回転中心軸を結ぶ直
線と略垂直となるように、かつ、一対のゴムロール間の
間隙の中点と交差する位置を中心に、両側へ10mmの
範囲に位置するように配置してあることを特徴とした脱
ぷ装置。 - 【請求項3】 軸位置が移動しない固定側ゴムロールと
固定側ゴムロールに向けて軸位置が変位するように付勢
された可動側ゴムロールを備え、これら一対のゴムロー
ル間に穀粒を供給して籾摺を行う脱ぷ装置であって、上
方の供給タンクから一対のゴムロール間に穀粒を供給す
る案内シュートを備え、案内シュートから投出される穀
粒の投出線を、一対のゴムロールの回転中心軸を結ぶ直
線と略垂直となるように、かつ、一対のゴムロールの新
品時接点位置と交換時期接点位置との中間位置に設定し
てあることを特徴とした脱ぷ装置。 - 【請求項4】 可動側ゴムロールに対して固定側ゴムロ
ールを下側に配置し、かつ、可動側ゴムロールよりも回
転速度を大きくしてあることを特徴とした請求項1〜3
のいずれか一つに記載の脱ぷ装置。 - 【請求項5】 案内シュートの傾斜角度を変更可能とし
てあることを特徴とした請求項1に記載の脱ぷ装置。 - 【請求項6】 案内シュートを平行移動可能としてある
ことを特徴とした請求項2又は3のいずれか一つに記載
の脱ぷ装置。 - 【請求項7】 一対のゴムロールのどちらか一方のゴム
ロールの径を検出するセンサを設け、センサで検出され
るゴムロールの径によって、案内シュートの位置もしく
は傾斜角を変え案内シュートから投出される穀粒の投出
線を調整するようにした請求項1又は2に記載の脱ぷ装
置。 - 【請求項8】 ゴムロールの径を検出するセンサは、ゴ
ムロールの径を電気的に検出し、検出信号に基づいてモ
ータを駆動制御し、案内シュートの位置もしくは傾斜角
を変える請求項7に記載の脱ぷ装置。 - 【請求項9】 案内シュートは、穀粒の案内面に条溝が
設けられ穀粒を進行方に対して長手方向に整列させるよ
うに構成されている請求項1〜9のいずれか一つに記載
の脱ぷ装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209384A JPH1033997A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 脱ぷ装置 |
| US08/890,700 US5873301A (en) | 1996-07-22 | 1997-07-11 | Roll type husking apparatus with inclined guide chute |
| TW086109907A TW369438B (en) | 1996-05-23 | 1997-07-14 | Roll type husking apparatus with inclined guide chute |
| EP97112291A EP0820814B2 (en) | 1996-07-22 | 1997-07-17 | Roll type husking apparatus with inclined guide chute |
| ES97112291T ES2171788T5 (es) | 1996-07-22 | 1997-07-17 | Aparato de desvainado del tipo de rodillos con dispositivo de caida inclinado. |
| DE69709998T DE69709998T3 (de) | 1996-07-22 | 1997-07-17 | Walzenschälmaschine mit geneigter Leiteinrichtung |
| MYPI97003249A MY114747A (en) | 1996-07-22 | 1997-07-18 | Roll type husking apparatus with inclined guide chute |
| MXPA/A/1997/005488A MXPA97005488A (en) | 1996-07-22 | 1997-07-18 | Roller type discarding device with ramp guide inclin |
| BR9704041A BR9704041A (pt) | 1996-07-22 | 1997-07-21 | Aparelho de descascamento de cereais |
| CNB971147280A CN1145533C (zh) | 1996-07-22 | 1997-07-21 | 有倾斜滑槽的辊式脱壳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209384A JPH1033997A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 脱ぷ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033997A true JPH1033997A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16572027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8209384A Pending JPH1033997A (ja) | 1996-05-23 | 1996-07-22 | 脱ぷ装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5873301A (ja) |
| EP (1) | EP0820814B2 (ja) |
| JP (1) | JPH1033997A (ja) |
| CN (1) | CN1145533C (ja) |
| BR (1) | BR9704041A (ja) |
| DE (1) | DE69709998T3 (ja) |
| ES (1) | ES2171788T5 (ja) |
| MY (1) | MY114747A (ja) |
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| JP2018058029A (ja) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | バンドー化学株式会社 | 一対の籾摺りロール |
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| RU2188710C2 (ru) * | 1999-12-22 | 2002-09-10 | Всероссийский научно-исследовательский и проектно-технологический институт рапса | Машина для обрушивания семян |
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