JPH10340736A - 燃料電池装置 - Google Patents

燃料電池装置

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JPH10340736A
JPH10340736A JP9147882A JP14788297A JPH10340736A JP H10340736 A JPH10340736 A JP H10340736A JP 9147882 A JP9147882 A JP 9147882A JP 14788297 A JP14788297 A JP 14788297A JP H10340736 A JPH10340736 A JP H10340736A
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JP
Japan
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end plate
fuel cell
fuel
oxidizing gas
cell device
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JP9147882A
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Mitsuie Matsumura
光家 松村
Tatsunori Okada
達典 岡田
Toshio Shinoki
俊雄 篠木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0247Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した電流取り出しが可能な燃料電池装置
を得る。 【解決手段】 電解質板27を燃料ガス電極28と酸化
ガス電極29で挟持するとともに、両電極28、29の
外側に燃料ガス流路および酸化ガス流路を設け、両流路
に燃料ガスおよび酸化ガスをそれぞれ流通させて化学反
応により発電させる平板状の燃料電池単電池34を、複
数段積重して積重方向両側から酸化ガス電極29または
燃料ガス電極28のいずれかにそれぞれ接続される内端
板36、35および内端板36、35の外側に緩衝スペ
ーサ41、40を介して配設される外端板39、38が
積重されてなる一対の酸化ガス側端板43および燃料ガ
ス側端板42で挟持して所定の締付力を付与してなる燃
料電池積層体44を備えた燃料電池装置において、酸化
ガス側端板43の内端板36より出力電流を導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料電池単電池
を複数段積重し、両側から端板を介し締め付けて構成さ
れる燃料電池装置に係り、特に端板部の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平8−55631号公
報に示された従来の燃料電池装置の概略構成を示す正面
図、図9は図8におけるA部の詳細を示す断面図、図1
0は燃料電池装置の端板の構成を示す断面図である。図
において、1はセラミックス多孔体に電解質であるアル
カリ炭酸塩が含浸された電解質板、2はNi系の多孔性
部材でなる燃料ガス電極、3はNiO系の多孔性部材で
なる酸化ガス電極で、燃料ガス電極2とで電解質板1を
挟持するように配設されている。
【0003】4は燃料ガス電極2の外側に配置され燃料
ガス流路を形成するコルゲート板、5は酸化ガス電極3
の外側に配置され酸化ガス流路を形成するコルゲート板
であり、これら両コルゲート板4、5の両電極2、3の
外縁から外方に延在するソフトフレーム7、6により周
囲を覆われている。そして、上記1〜5で燃料電池単電
池8が構成され、この燃料電池単電池8は所定の数だけ
複数段積重されている。9、10は最上段および最下段
に配置される各燃料電池単電池8、8の各ソフトフレー
ム7、6と、その外側に配置される各端板基板11、1
1とでそれぞれ形成される一対の内端板、12、13は
各内端板9、10の外側に緩衝スペーサ14を介してそ
れぞれ配置される一対の外端板であり、内端板9、緩衝
スペーサ14および外端板12で燃料ガス側端板15
が、内端板10、緩衝スペーサ14および外端板13で
酸化ガス側端板16がそれぞれ構成されている。
【0004】上記のようにして積重された燃料ガス側端
板15、複数の燃料電池単電池8および酸化ガス側端板
で燃料電池積層体17が構成され、その両側に断熱部材
18、18をそれぞれ配置するとともに、燃料ガス側端
板15の上方に配置されたクッション部材19を介して
締付機構20により、燃料電池積層体17には所定の圧
力が付与されている。21は図10に示すように外端板
13内に形成され一端が外部に開口する第1の流路、2
2はこの第1の流路21から上方に緩衝スペーサ14お
よび内端板10を横切るように貫通された第2の流路、
23は一端が外端板13に、他端が内端板10にそれぞ
れ固着され第2の流路22を囲繞するように配設される
金属製のベローズである。
【0005】そして、これら21〜23で酸化ガスのガ
ス導入路24が構成され、このガス導入路24は燃料電
池積層体17内に配設されるガスマニホルド25を介し
て各燃料電池単電池8内のコルゲート板5内に連通され
ている。一方、第1の流路21の開口端側は、外端板1
3に固着されたガス接続配管26内を貫通する貫通穴2
6a内を介してガス供給源(図示せず)に連通されてい
る。なお、図10は酸化ガス側端板16の構成について
示されているが、燃料ガス側端板15においても、図示
はしないが同様にしてガス導入路が構成され燃料ガス供
給源に連通されている。
【0006】次に、上記のように構成された従来の燃料
電池装置の動作について説明する。まず燃料ガス側の導
入路(図示せず)および酸化ガス側のガス導入路24か
らそれぞれ燃料ガスおよび酸化ガスを導入し、ガスマニ
ホルド25を介してそれぞれガス流路を形成する各コル
ゲート板4、5内に流通させる。すると、各コルゲート
板4、5に隣接された燃料ガス電極2および酸化ガス電
極3では、それぞれ以下に示す電気化学反応が行われ電
流が生成される。 H2+CO3 2-→H2O+CO2+2e- 1/2O2+CO2+2e-→CO3 2- このようにして各燃料電池単電池8内でそれぞれ1V程
度の起電力が発生し、これら各燃料電池単電池8は複数
個が直列に接続され、燃料電池積層体17の両端部に配
設される外端板12、13を介して、外端板12側の電
流導出部材(図示せず)および外端板13側の電流導出
部材26から直流電流が導出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料電池装置は
以上のように、両端板15、16を構成する各内端板
9、10、緩衝スペーサ14および各外端板12、13
を導電性の金属材料で形成するとともに、各部材間を適
宜必要な個所において溶接接合し、電流導出部材までの
電流路を確保できるように構成されている。そして、燃
料電池積層体17の動作温度は600〜700℃と高
く、各部材表面の酸化により表面部の電気抵抗が高くな
るため、各部材間の溶接接合は抵抗損失の小さい電流路
を確保するという点で必要不可欠である。
【0008】しかしながら、このような溶接接合による
各部材間の拘束はコスト高となる上に、柔構造である多
層構造の長所を損なうとともに、緩衝スペーサ14の材
料が導電性の金属材料に限定されるという制約があるた
め、両端板15、16の各内端板9、10および各外端
板12、13の熱歪みによる反りを吸収し、燃料電池積
層体17の締め付け面圧力を均一に保ち燃料電池単電池
8間の接触を良好に保つという本来の緩衝機能を十分に
得ることが困難である等という問題点があった。
【0009】又、ガス導入路24の気密性は、一端が外
端板23に、他端が内端板10にそれぞれ固着され、第
2の流路22を囲繞するように配置される金属製のベロ
ーズ23により保たれ、内端板10の外端板13に対す
る柔軟性もこのベローズ23により確保されている。し
かしながら、ベローズ23は他部材の伸縮の吸収を自身
の長さ方向の変形で行う構造となっているので、所定寸
法の伸縮を吸収するにはある程度のベローズ長さが必要
であるため、各外端板12、13を薄くすることが困難
であり、長時間の運転を考慮した厚めの肉厚のものが必
要になる等、特殊仕様のベローズが必要となりコスト高
が避けられないという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、良好な電気伝導性を保持し且つ
十分な柔構造機能を得ることが可能な端板を有する燃料
電池装置を提供することを目的とするものであり、又、
特殊なベローズ等の高価な部材を用いることなく且つ簡
素な構造で端板の薄型化が可能な柔軟な流路接続構造を
有する燃料電池装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る燃料電池装置は、電解質板を燃料ガス電極と酸化ガス
電極で挟持するとともに、両電極の外側に燃料ガス流路
および酸化ガス流路を設け、両流路に燃料ガスおよび酸
化ガスをそれぞれ流通させて化学反応により発電させる
平板状の燃料電池単電池を、複数段積重して積重方向両
側から酸化ガス電極または燃料ガス電極のいずれかにそ
れぞれ接続される内端板および内端板の外側に緩衝スペ
ーサを介して配設される外端板が積重されてなる一対の
酸化ガス側端板および燃料ガス側端板で挟持して所定の
締付力を付与してなる燃料電池積層体を備えた燃料電池
装置において、端板の内端板より出力電流を導出するよ
うにしたものである。
【0012】又、この発明の請求項2に係る燃料電池装
置は、請求項1において、緩衝スペーサをセラミックス
繊維材料で形成したものである。
【0013】又、この発明の請求項3に係る燃料電池装
置は、請求項1において、内端板と緩衝スペーサとの間
に電解質耐食性に優れた金属製の板状部材を介在させた
ものである。
【0014】又、この発明の請求項4に係る燃料電池装
置は、請求項3において、板状部材を緩衝スペーサの外
縁より外方に突出し且つ内端板から離れる方向に折曲し
て形成したものである。
【0015】又、この発明の請求項5に係る燃料電池装
置は、請求項1において、緩衝スペーサを波状の金属製
の板状部材を複数段積重して形成したものである。
【0016】又、この発明の請求項6に係る燃料電池装
置は、請求項5において、各波状部材の間に平板状部材
を介装させるようにしたものである。
【0017】又、この発明の請求項7に係る燃料電池装
置は、請求項1において、出力電流の導出部を内端板の
複数箇所に設けるようにしたものである。
【0018】又、この発明の請求項8に係る燃料電池装
置は、電解質板を燃料ガス電極と酸化ガス電極で挟持す
るとともに、両電極の外側に燃料ガス流路および酸化ガ
ス流路を設け、両流路に燃料ガスおよび酸化ガスをそれ
ぞれ流通させて化学反応により発電させる平板状の燃料
電池単電池を、複数段積重して積重方向両側から酸化ガ
ス電極または燃料ガス電極のいずれかにそれぞれ接続さ
れる内端板および内端板の外側に緩衝スペーサを介して
配設される外端板が積重されてなる一対の酸化ガス側端
板および燃料ガス側端板で挟持して所定の締付力を付与
してなる燃料電池積層体を備えた燃料電池装置におい
て、外端板内に形成され一端が外部に開口する第1の流
路と、第1の流路に連結され緩衝スペーサおよび内端板
を横切るように貫通された第2の流路と、一端が外端板
に固着され第2の流路を囲繞するように配設される筒状
部材および内周側が筒状部材の他端側に、外周側が内端
板にそれぞれ固着された弾性を有する円環状部材でなり
第2の流路を燃料電池積層体内に配設されるガスマニホ
ルドと連結させる連結部とでガス導入路を形成し、ガス
導入路から両ガスのいずれか一方をそれぞれ対応するガ
ス流路内に導入するようにしたものである。
【0019】又、この発明の請求項9に係る燃料電池装
置は、請求項8において、ガス導入路を酸化ガス側端板
および燃料ガス側端板のいずれか一方にのみ設けるよう
にしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
燃料電池装置の要部の構成を示す断面図である。図にお
いて、27はセラミックス多孔体に電解質であるアルカ
リ炭酸塩が含浸された電解質板、28はNi系の多孔性
部材でなる燃料ガス電極、29はNiO系の多孔性部材
でなる酸化ガス電極で、燃料ガス電極28とで電解質板
27を挟持している。30は燃料ガス電極28の外側に
配置され燃料ガス流路を形成するコルゲート板、31は
酸化ガス電極29の外側に配置され酸化ガス流路を形成
するコルゲート板であり、これら両コルゲート板30、
31は両電極28、29の外縁から外方に延在するソフ
トフレーム32、33により周囲を覆われている。
【0021】そして、上記27〜31で燃料電池単電池
34が構成され、この燃料電池単電池34は所定の数だ
け複数段積重されている。35、36は最上段および最
下段に配置される各燃料電池単電池34、34の各ソフ
トフレーム32、33と、その外側に配置される各端板
基板37、37とで形成される一対の内端板で、電流導
出部材を兼ねている。38、39は各内端板35、36
の外側に緩衝スペーサ40、41を介してそれぞれ配置
される一対の外端板であり、内端板35、緩衝スペーサ
40および外端板38で燃料ガス側端板42が、内端板
36、緩衝スペーサ41および外端板39で酸化ガス側
端板43がそれぞれ構成されている。なお、上記緩衝ス
ペーサ40、41は例えばセラミックス繊維フェルト/
クロス材等のようなセラミックス繊維材料で形成されて
いる。
【0022】上記のようにして積重された燃料ガス側端
板42、複数の燃料電池単電池34および酸化ガス側端
板43で燃料電池積層体44が構成され、その両側に図
示はしないが従来装置と同様にして、断熱部材をそれぞ
れ配置するとともに、クッション部材を介して締め付け
機構により、燃料電池積層体44には所定の圧力が付与
されている。45は外端板39内に形成され一端が外部
に開口し、ガス接続配管46を介して酸化ガス供給源
(図示せず)と連結される第1の流路、47はこの第1
の流路45から上方に緩衝スペーサ41および内端板3
6を横切るように貫通された第2の流路、48は一端が
外端板39に固着され第2の流路47を囲繞するように
配設される筒状部材、49は内周側が筒状部材48の他
端側に、外周側が内端板36の端板基板37にそれぞれ
固着された例えば板状バネ部材等のような弾性を有する
円環状部材で、筒状部材48と共に連結部50を構成し
ている。
【0023】そして、これら45、47、50で酸化ガ
スのガス導入路51が構成され、このガス導入路51は
燃料電池積層体44内に配設されるマニホルド(図示せ
ず)を介して各燃料電池単電池34内のコルゲート板3
1内にそれぞれ連通されている。なお、上記ガス導入路
51は酸化ガスを導入するために設けられたものである
が、燃料ガスを導入するためのガス導入路も、図示はし
ないが酸化ガス側端板43内に設けられており、ガス導
入路51と同様に一方はガス接続配管を介して燃料ガス
供給源に、他方はマニホルドを介して各燃料電池単電池
34内のコルゲート板30内にそれぞれ連結されてい
る。
【0024】次に、上記のように構成された実施の形態
1における燃料電池装置の動作について説明する。まず
燃料ガス側の導入路(図示せず)および酸化ガス側のガ
ス導入路51からそれぞれ燃料ガスおよび酸化ガスを導
入し、ガスマニホルド(図示せず)を介してそれぞれガ
ス流路を形成する各コルゲート板30、31内に流通さ
せる。すると、各コルゲート板30、31に隣接された
燃料ガス電極28および酸化ガス電極29では、それぞ
れ以下に示す電気化学反応が行われ電流が生成される。 H2+CO3 2-→H2O+CO2+2e- 1/2O2+CO2+2e-→CO3 2- このようにして各燃料電池単電池34内でそれぞれ1V
程度の起電力が発生し、これら各燃料電池単電池34は
複数個が直列に接続され、燃料電池積層体44の両端部
に配設される内端板35、36の各端板基板37、37
を介して直流電流が導出される。
【0025】又、上記のように構成された実施の形態1
における燃料電池装置の各端板42、43においては、
内端板35、36の各端板基板37は集電板としての機
能、緩衝スペーサ40、41および外端板38、39は
燃料電池積層体44を締め付ける機能というように、機
能がそれぞれ分担されている。以下、端板基板37およ
び緩衝スペーサ40、41について詳しく説明する。ま
ず、端板基板37は熱歪みにより反った場合でも、締付
機構による締め付け面圧(1.5〜3.5kg/cm2
程度)で十分反りが矯正できるよう、厚みはできるだけ
薄い方が好ましく、また、集電板として機能する場合、
電流を導く導電経路の電圧低下を小さくする必要上、適
当な厚みを有することが望ましい等、厚みの選定は重要
である。
【0026】そして、柔軟性の面から検討すると、例え
ば端板基板37の熱歪矩形単位の代表長さが1m程度、
燃料電池積層体44の平均設定締め付け面圧が2kg/
cm2、端板基板37の表裏面間の温度勾配が1.3℃
/cm2の場合、厚みとして15mm以下程度が、柔軟
さの面から好ましい。又、集電板としての機能面から検
討すると、例えば電圧低下を0.15V以下、平均電流
密度を0.15A/cm2とすると、最大集電距離が
0.7mの時の厚みは約2mm以上、最大集電距離が
1.4mの時の厚みは約9mm以上必要となり、端板基
板37の厚みは最大集電距離に大きく依存し、端板基板
37の辺の代表長さが1m程度、最大集電距離が1.4
m程度の場合、9〜15mm程度の範囲の厚みが適切で
ある。
【0027】次に、緩衝スペーサ40、41の機能は、
熱歪みや部材の加工歪み等の原因により現実的に不可避
に存在する部材表面の凹凸を吸収し、この凹凸に起因す
る内端板35、36と外端板38、39の間の締め付け
面圧のばらつきを解消することにある。図2中の曲線A
はセラミックス繊維フェルト/クロス材等のようなセラ
ミックス材料で形成された緩衝スペーサ40、41の面
圧に対する縮み率を、曲線Bは従来から用いられている
金属材料で形成された緩衝スペーサ(コルゲート板形
状、1.7mm高さ、1層)の縮み率をそれぞれ示す。
【0028】図から明らかなように、セラミックス繊維
材料で形成された緩衝スペーサ40、41は従来のもの
と比較し数十倍の可撓性を有しており、凹凸を吸収する
緩衝材としての機能が大きい。これは、セラミックス繊
維材料は繊維内および繊維間に微細な空隙を多く有して
おり、面圧印加時に個々の繊維がバネのように面圧に応
じて適宜屈曲し、全体的には空隙率が減少するためであ
り、電池の動作状態における2〜3kg/cm2程度の
面圧での締め付け状態においては、例えば空隙率が80
〜90%程度まで減少して厚みが収縮し可撓性を示す。
【0029】そして、現実的なコストでの加工面から言
えば1m2級の平板部材では例えば±0.2mmの凹凸
が考えられ、また、昇温等の非定常動作時には最大0.
5mm程度の反りが端板部材に生じると考えられる。し
たがって、緩衝スペーサ40、41は最大0.5mm程
度の凹凸を吸収できる機能を有することが望ましい。従
来の緩衝スペーサでこのような機能を満たすには100
mm程度の厚みが必要となり、端板42、43全体の厚
み(例えば数10〜100mm程度)から考えて、かな
り非現実的なものとなり、また、逆にそれ以下の薄いも
のにすると緩衝材としての機能は不十分なものとなる。
しかしながら、セラミックス繊維材料で形成された緩衝
スペーサ40、41は、僅かな厚み(例えば締め付け
時、数〜10mm程度)で十分な可撓性が得られ、柔軟
且つ薄型の端板42、43が得られる。
【0030】さらに又、外端板39内に形成されたガス
導入路51の構成についても、端板の柔軟性を損なうこ
となく簡素な構造で形成できるように工夫されている。
すなわち、多層構造の酸化ガス側端板43では、内端板
36または外端板39の凹凸に応じて緩衝スペーサ41
が積層方向に適宜伸縮し、電池部にかかる締め付け面圧
が一定に保たれる。このため、連結部50は緩衝スペー
サ41の伸縮を許容できるように構成されている。すな
わち、連結部50は一端が外端板39に固着された筒状
部材48と、内周側が筒状部材48の他端側に、外周側
が端板基板37にそれぞれ固着された弾性を有する円環
状部材49とで構成し、この円環状部材49の弾性によ
り柔軟性を持たせている。
【0031】今、環状部材49をステンレス材料で形成
する場合、ステンレス材料の経時的な腐食厚みを勘案
し、燃料電池の目標寿命(例えば4万時間)を考慮して
0.3mm程度以上の厚みが必要となる。そして、この
厚みは素材の腐食性と目標寿命との関係により決定され
る。円環状部材49の長さ(図1中lで示す)は必要と
する柔軟性により算出され、例えば0.3mmの厚みの
ステンレス平板を用い、連結部51において最大±0.
5mmの緩衝スペーサ41の動きを許容するには長さと
して30mm程度を必要とする。また、この長さが第2
の流路47の開口面積内に許容できない場合は、図に示
すように外周側の一部を必要に応じて端板基板37の下
面に重複させるようにすることもできる。
【0032】図3中の曲線Aは上記のように構成された
実施の形態1における燃料電池における酸化ガス側端板
43に隣接する燃料電池単電池34の熱サイクル試験
(室温←→650℃)による電圧低下(電流密度150
mA/cm2)を、曲線Bは図9に示す従来構造の内端
板から直接電流を取り出すようにした構造の電圧低下
を、曲線Cは従来構造の電圧低下をそれぞれ示す。図か
ら明らかなように、従来の燃料電池では熱サイクルの前
後で、熱歪み等による反りのため端板内の積層部材間に
接触不良を生じ電圧低下が大きい。又、従来構造の内端
板から直接電流を取り出すようにした構造のものでは、
端板内の積層部材間の接触不良が電流の流れに関係なく
なるため、電圧低下が大きく改善されている。さらに
又、実施の形態1における構造のものでは、より柔軟な
セラミックス繊維材料による緩衝スペーサ41が用いら
れているため、十分な緩衝機能により一層の改善された
電池電圧の安定性を示している。
【0033】このように上記実施の形態1によれば、酸
化ガス側端板43の内端板36より出力電流を導出する
ようにしているので、電圧低下の原因となる内部抵抗の
主な発生箇所であった構成部材間の接触部を経ることな
く外部に取り出すことができ、経時的に安定した電流取
り出しが可能になる。又、緩衝スペーサ40、41をセ
ラミックス繊維材料で形成するようにしたので、僅かな
厚みで十分な可撓性を得ることができ、柔軟且つ薄型の
端板42、43を得ることが可能になる。
【0034】又、連結部50を、一端が外端板39に固
着され第2の流路47を囲繞するように配設される筒状
部材48と、内周側が筒状部材48の他端側に、外周側
が内端板36の端板基板37に固着された弾性を有する
円環状部材49とで構成したので、特殊なベローズ等の
ような高価な部材を用いることなく、且つ簡素な構造で
端板の薄型化が可能な流路接続構造を得ることができ
る。さらに又、燃料ガスおよび酸化ガスの給排気を行う
例えばガス導入路51を、酸化ガス側端板43側のみに
設けるようにしているので、燃料ガス側端板42に連結
部50を設ける必要がなくなり、緩衝スペーサ40の有
する柔軟性をそのまま十分に発揮することができる。
【0035】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2における燃料電池装置の要部の構成を示す断面図で
ある。図において、上記実施の形態1におけると同様な
部分は同一符号を付して説明を省略する。52は内端板
36と緩衝スペーサ41との間に介在される金属製の板
状部材で、表面処理を施すことにより電解質腐食性が図
られており、又、板状部材52は緩衝スペーサ41の外
縁より外方に突出するとともに、内端板36から離れる
方向に折曲されている。
【0036】上記実施の形態1で述べたように、内端板
36に集電機能を持たせ、緩衝スペーサ41に導電性を
不要とさせることが特徴であるが、反面、緩衝スペーサ
41をセラミックス繊維材料で形成した場合、セラミッ
クス繊維材料は多孔体であり且つ電解質と大きな反応性
を有するため、電解質板27から緩衝スペーサ41への
電解質の移動に注意を払う必要がある。そして、本実施
の形態2における板状部材52は、端板基板37の外周
の表面を伝って伝搬する電解質の伝搬距離を長くして、
伝搬する電解量を低減するために設けられている。
【0037】電解質の伝搬を実質的に零にするために必
要な伝搬距離は、隣接する部材の種類に依存する。そし
て、燃料ガスのガス導入路側に隣接する場合には、燃料
電池装置を含む周囲の雰囲気にも大きく依存するが、例
えば通常の大気である場合60mm程度以上の伝搬距離
を確保する必要があるので、板状部材52の先端を内端
板36から離れる方向に折曲して庇を設けることが望ま
しい。また、酸化ガスのガス流路51においても同様の
雰囲気である場合、20mm以上の伝搬距離を確保する
ことが望ましい。
【0038】このように上記実施の形態2によれば、内
端板36と緩衝スペーサ41との間に表面処理を施して
電解質腐食性の向上が図られた金属製の板状部材52を
介在させたので、電解質の伝搬距離を長くして伝搬する
電解質量を低減し電解質の消耗を抑制することが可能に
なる。さらに、板状部材52を緩衝スペーサ41の外縁
より外方に突出させるとともに、内端板36から離れる
方向に折曲させて庇を形成するようにしたので、電解質
の伝搬距離をより長くして電解質の消耗をより抑制する
ことが可能になる。
【0039】なお、上記したように板状部材52を設け
たことにより、電解質の消耗を抑制することが可能にな
ることは勿論のこと、外端板や後述の金属材料による緩
衝スペーサに、耐電解質性能を改善するためのアルミ合
金処理を施したり、高価な耐食性材料を用いる必要も無
くなる等、コスト低減も可能になる。
【0040】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3における燃料電池装置の緩衝スペーサ部の構成を示
す斜視図、図6は図5における緩衝スペーサ部の変形例
の構成を示す概略図である。図において、53は折り曲
げ加工やプレス加工により板状に形成された金属製の板
状部材で、例えば3〜5枚程度以上を積重することによ
り、緩衝スペーサ54が構成されている。
【0041】上記のように、板状に形成された金属製の
板状部材53を積重して構成された緩衝スペーサ54
は、多層構造としたことにより単層の場合と比べ、板状
部材53単体にかかる面圧分布が大きく変化するために
大きな可撓性を有し、単層構造の緩衝スペーサよりも大
幅に有効に緩衝機能を示す。そして、上記各実施の形態
1、2におけるように内端板から直接電流を取り出す端
板構造においては、金属製の板状部材53を複数枚積重
して緩衝スペーサ54を構成しても、端板内における内
部抵抗増大の問題や、部材間の溶接作業増加等の悪影響
を与えることもなく、緩衝スペーサとしての柔軟性を増
大できるという長所があり、無機材料でなる緩衝スペー
サに比べ、燃料電池積層体の積層時における可撓性が適
度で、端板の組立や連結部の連結作業が容易となり、特
に燃料ガスや酸化ガスの導入路を有する端板用の緩衝ス
ペーサとして適している。
【0042】又、図6に示すように図5における各板状
部材53の間に、薄い平板状部材55をそれぞれ介在さ
せて緩衝スペーサ56を構成するようにしても良く、平
板状部材55を介在させることにより、面圧印加時には
板状部材53のみならず平板状部材55も撓むため、板
状部材53のみを積重させた図5における緩衝スペーサ
54よりさらに大きな可撓性を示す。
【0043】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4における燃料電池装置の要部の概略構成を示す平面
図である。図において、57は外形が長方形で、その4
隅に燃料ガスの入口および出口側ガスマニホルド58
a、58b、および酸化ガスの入口および出口側ガスマ
ニホルド59a、59bがそれぞれ形成された内端板の
端板基板、60は各ガスマニホルド58a、58b、5
9a、59bに囲まれた有効電極部に相当する領域、6
1は端板基板57に設けられた4個の電流の導出部であ
る。
【0044】内端板の柔軟性、コスト面、重量面からは
より薄い内端板の採用が好ましく、端板基板形状や電流
取り出し部の位置を検討し、端板基板における最大集電
距離を小さくすることが重要となる。上記のように構成
される実施の形態4における端板基板57には、電流を
取り出すための導出部61が4箇所設けられているの
で、有効電極部としての領域60から取り出される電流
が、端板基板57を通過する最大距離である最大集電距
離は、設置箇所数に応じて短くなり厚みを薄くできる。
すなわち、例えば端板基板57の外形寸法を1m×1.
8m、材料をステンレスとした場合、電流の導出部61
が1箇所の場合は最大集電距離が1.3m程度であるの
に対して、4箇所設けた場合には最大集電距離は0.7
m程度となり、端板基板厚みを約1/3に薄くできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、電解質板を燃料ガス電極と酸化ガス電極で挟持す
るとともに、両電極の外側に燃料ガス流路および酸化ガ
ス流路を設け、両流路に燃料ガスおよび酸化ガスをそれ
ぞれ流通させて化学反応により発電させる平板状の燃料
電池単電池を、複数段積重して積重方向両側から酸化ガ
ス電極または燃料ガス電極のいずれかにそれぞれ接続さ
れる内端板および内端板の外側に緩衝スペーサを介して
配設される外端板が積重されてなる一対の酸化ガス側端
板および燃料ガス側端板で挟持して所定の締付力を付与
してなる燃料電池積層体を備えた燃料電池装置におい
て、端板の内端板より出力電流を導出するようにしたの
で、経時的に安定した電流取り出しが可能な燃料電池装
置を提供することができる。
【0046】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、緩衝スペーサをセラミックス繊維材料で形
成したので、僅かな厚みで十分な可撓性を得ることがで
き、柔軟且つ薄型の端板を得ることが可能な燃料電池装
置を提供することができる。
【0047】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、内端板と緩衝スペーサとの間に電解質耐食
性に優れた金属製の板状部材を介在させたので、電解質
の消耗を抑制することが可能な燃料電池装置を提供する
ことができる。
【0048】又、この発明の請求項4によれば、請求項
3において、板状部材を緩衝スペーサの外縁より外方に
突出し且つ内端板から離れる方向に折曲して形成したの
で、電解質の消耗をさらに抑制することが可能な燃料電
池装置を提供することができる。
【0049】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1において、緩衝スペーサを波状の金属製の板状部材を
複数段積重して形成したので、可撓性を十分に得ること
が可能であることは勿論のこと、端板の組立や連結部の
連結作業が容易な燃料電池装置を提供することができ
る。
【0050】又、この発明の請求項6によれば、請求項
5において、各波状部材の間に平板状部材を介装させる
ようにしたので、さらに可撓性をさらに十分に得ること
が可能であることは勿論のこと、端板の組立や連結部の
連結作業が容易な燃料電池装置を提供することができ
る。
【0051】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1において、出力電流の導出部を内端板の複数箇所に設
けるようにしたので、最大集電距離を短縮し端板基板の
厚みを薄くすることが可能な燃料電池装置を提供するこ
とができる。
【0052】又、この発明の請求項8によれば、電解質
板を燃料ガス電極と酸化ガス電極で挟持するとともに、
両電極の外側に燃料ガス流路および酸化ガス流路を設
け、両流路に燃料ガスおよび酸化ガスをそれぞれ流通さ
せて化学反応により発電させる平板状の燃料電池単電池
を、複数段積重して積重方向両側から酸化ガス電極また
は燃料ガス電極のいずれかにそれぞれ接続される内端板
および内端板の外側に緩衝スペーサを介して配設される
外端板が積重されてなる一対の酸化ガス側端板および燃
料ガス側端板で挟持して所定の締付力を付与してなる燃
料電池積層体を備えた燃料電池装置において、外端板内
に形成され一端が外部に開口する第1の流路と、第1の
流路に連結され緩衝スペーサおよび内端板を横切るよう
に貫通された第2の流路と、一端が外端板に固着され第
2の流路を囲繞するように配設される筒状部材および内
周側が筒状部材の他端側に、外周側が内端板にそれぞれ
固着された弾性を有する円環状部材でなり第2の流路を
燃料電池積層体内に配設されるガスマニホルドと連結さ
せる連結部とでガス導入路を形成し、ガス導入路から両
ガスのいずれか一方をそれぞれ対応するガス流路内に導
入するようにしたので、高価な部材を用いることなく、
且つ簡単な構造で端板の薄型化ができる流路接続構造を
得ることが可能な燃料電池装置を提供することができ
る。
【0053】又、この発明の請求項9によれば、請求項
8において、ガス導入路を酸化ガス側端板および燃料ガ
ス側端板のいずれか一方にのみ設けるようにしたので、
他方の端板に連結部を設ける必要がなくなり、緩衝スペ
ーサの有する柔軟性を十分に発揮することが可能な燃料
電池装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における燃料電池装
置の要部の構成を示す断面図である。
【図2】 図1における緩衝スペーサの面圧に対する縮
み率を従来の緩衝スペーサの縮み率と比較して示す特性
図である。
【図3】 図1における酸化ガス側端板に隣接する燃料
電池単電池の電圧低下を従来のものと比較して示す特性
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における燃料電池装
置の要部の構成を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における燃料電池装
置の緩衝スペーサ部の構成を示す斜視図である。
【図6】 図5における緩衝スペーサ部の変形例の構成
を示す概略図である。
【図7】 この発明の実施の形態4における燃料電池装
置の要部の概略構成を示す平面図である。
【図8】 従来の燃料電池装置の概略構成を示す正面図
である。
【図9】 図8におけるA部の詳細を示す断面図であ
る。
【図10】 図8における燃料電池装置の端板の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
27 電解質板、28 燃料ガス電極、29 酸化ガス
電極、34 燃料電池単電池、35,36 内端板、3
7,57 端板基板、38,39 外端板、40,4
1,54,56 緩衝スペーサ、42 燃料ガス側端
板、43 酸化ガス側端板、44 燃料電池積層体、4
5 第1の流路、47 第2の流路、48 筒状部材、
49 円環状部材、50 連結部、51 ガス導入路、
52,53 板状部材、55 平板状部材、61 導出
部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質板を燃料ガス電極と酸化ガス電極
    で挟持するとともに、上記両電極の外側に燃料ガス流路
    および酸化ガス流路を設け、上記両流路に燃料ガスおよ
    び酸化ガスをそれぞれ流通させて化学反応により発電さ
    せる平板状の燃料電池単電池を、複数段積重して積重方
    向両側から上記酸化ガス電極または燃料ガス電極のいず
    れかにそれぞれ接続される内端板および上記内端板の外
    側に緩衝スペーサを介して配設される外端板が積重され
    てなる一対の酸化ガス側端板および燃料ガス側端板で挟
    持して所定の締付力を付与してなる燃料電池積層体を備
    えた燃料電池装置において、上記端板の内端板より出力
    電流を導出するようにしたことを特徴とする燃料電池装
    置。
  2. 【請求項2】 緩衝スペーサは、セラミックス繊維材料
    で形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料
    電池装置。
  3. 【請求項3】 内端板と緩衝スペーサとの間に電解質耐
    食性に優れた金属製の板状部材を介在させたことを特徴
    とする請求項1記載の燃料電池装置。
  4. 【請求項4】 板状部材は、緩衝スペーサの外縁より外
    方に突出し且つ内端板から離れる方向に折曲して形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の燃料電池装
    置。
  5. 【請求項5】 緩衝スペーサは、波状の金属製の板状部
    材を複数段積重して形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の燃料電池装置。
  6. 【請求項6】 各波状部材の間には平板状部材がそれぞ
    れ介装されていることを特徴とする請求項5記載の燃料
    電池装置。
  7. 【請求項7】 出力電流の導出部は内端板の複数箇所に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃料電
    池装置。
  8. 【請求項8】 電解質板を燃料ガス電極と酸化ガス電極
    で挟持するとともに、上記両電極の外側に燃料ガス流路
    および酸化ガス流路を設け、上記両流路に燃料ガスおよ
    び酸化ガスをそれぞれ流通させて化学反応により発電さ
    せる平板状の燃料電池単電池を、複数段積重して積重方
    向両側から上記酸化ガス電極または燃料ガス電極のいず
    れかにそれぞれ接続される内端板および上記内端板の外
    側に緩衝スペーサを介して配設される外端板が積重され
    てなる一対の酸化ガス側端板および燃料ガス側端板で挟
    持して所定の締付力を付与してなる燃料電池積層体を備
    えた燃料電池装置において、上記外端板内に形成され一
    端が外部に開口する第1の流路と、上記第1の流路に連
    結され上記緩衝スペーサおよび内端板を横切るように貫
    通された第2の流路と、一端が外端板に固着され上記第
    2の流路を囲繞するように配設される筒状部材および内
    周側が上記筒状部材の他端側に、外周側が上記内端板に
    それぞれ固着された弾性を有する円環状部材でなり上記
    第2の流路を上記燃料電池積層体内に配設されるガスマ
    ニホルドと連結させる連結部とでガス導入路を形成し、
    上記ガス導入路から上記両ガスのいずれか一方をそれぞ
    れ対応する上記ガス流路内に導入するようにしたことを
    特徴とする燃料電池装置。
  9. 【請求項9】 ガス導入路は、酸化ガス側端板および燃
    料ガス側端板のいずれか一方にのみ設けられていること
    を特徴とする請求項8記載の燃料電池装置。
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