JPH10275626A - 積層燃料電池 - Google Patents
積層燃料電池Info
- Publication number
- JPH10275626A JPH10275626A JP9080256A JP8025697A JPH10275626A JP H10275626 A JPH10275626 A JP H10275626A JP 9080256 A JP9080256 A JP 9080256A JP 8025697 A JP8025697 A JP 8025697A JP H10275626 A JPH10275626 A JP H10275626A
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- JP
- Japan
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- cathode
- anode
- electrolyte
- gas
- plate
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マニホールド接続部材や端部部材の電解質に
よる腐食を簡単な方法で防止する。 【解決手段】 電解質板35をアノード電極36とカソ
ード電極33で挟んだ単電池をセパレータ板18を介し
て積層し、これを電池端部であるアノード端板39とカ
ソード端板46で挟み、アノード電極およびカソード電
極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くア
ノードガス流路37およびカソードガス流路34を有す
る電池積層体、該電池積層体を各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、並び
に各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するそれぞ
れのマニホールド41を備え、電池外部から各マニホー
ルドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホ
ールド給排機構44と各マニホールドとの接続を全てカ
ソード端板またはカソード側端部部材で行なった。
よる腐食を簡単な方法で防止する。 【解決手段】 電解質板35をアノード電極36とカソ
ード電極33で挟んだ単電池をセパレータ板18を介し
て積層し、これを電池端部であるアノード端板39とカ
ソード端板46で挟み、アノード電極およびカソード電
極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くア
ノードガス流路37およびカソードガス流路34を有す
る電池積層体、該電池積層体を各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、並び
に各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するそれぞ
れのマニホールド41を備え、電池外部から各マニホー
ルドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホ
ールド給排機構44と各マニホールドとの接続を全てカ
ソード端板またはカソード側端部部材で行なった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層燃料電池に関
し、特にマニホールドの接続部や端部部材の電解質に対
する腐食対策に関するものである。
し、特にマニホールドの接続部や端部部材の電解質に対
する腐食対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平5−225997
号公報に示された第1の従来例による積層燃料電池を示
す構成図であり、図において、1および2は締付架構、
3は締付ロッド、4はナット、5は加圧バネ、6は上部
締付板、7は下部締付板、8および9は断熱材、10、
11、12ならびに13は柔軟性を有するチューブ、1
4、15、16ならびに17はガスヘッダである。
号公報に示された第1の従来例による積層燃料電池を示
す構成図であり、図において、1および2は締付架構、
3は締付ロッド、4はナット、5は加圧バネ、6は上部
締付板、7は下部締付板、8および9は断熱材、10、
11、12ならびに13は柔軟性を有するチューブ、1
4、15、16ならびに17はガスヘッダである。
【0003】次に図13の構造について説明する。燃料
電池の単電池をセパレータ板を介して積層してなるスタ
ックSを、薄板とした上下の締付板6と7で挾持させ、
且つこれら上下の締付板6と7の外側に高温でも若干の
弾性を有するセラミックス断熱材8、9を配置し、上下
の断熱材8、9と上下の締付板6、7とスタックSを積
層した状態で上下の締付架構1、2間に設置し、上下の
締付架構1、2同士を、加圧バネ5付きの締付ロッド3
を介して締め付け、スタックSに一定の締付力を付与さ
せるようにした構成である。
電池の単電池をセパレータ板を介して積層してなるスタ
ックSを、薄板とした上下の締付板6と7で挾持させ、
且つこれら上下の締付板6と7の外側に高温でも若干の
弾性を有するセラミックス断熱材8、9を配置し、上下
の断熱材8、9と上下の締付板6、7とスタックSを積
層した状態で上下の締付架構1、2間に設置し、上下の
締付架構1、2同士を、加圧バネ5付きの締付ロッド3
を介して締め付け、スタックSに一定の締付力を付与さ
せるようにした構成である。
【0004】また、図14は例えば特開平7−2308
21号公報に示された第2の従来例による積層燃料電池
を説明する構成図であり、また、図15はマニホールド
からのガス給排気管接続部の拡大図である。図におい
て、18はセパレータ板、19はマニホールドリング、
6は上部締付板、7は下部締付板、20は起電部分、2
1はマニホールド部分、22は締付ベローズ、23は集
電端板、24,25は電気絶縁板、26は弾性体であ
る。27は電池ユニットであり、電池積層体を複数のユ
ニットに分けて構成している。28は各電池ユニットの
マニホールドにガスを給排する中間ヘッダー、29は燃
料ガス、30は燃料ガス配管、31は伸縮継手、32は
伸縮管である。
21号公報に示された第2の従来例による積層燃料電池
を説明する構成図であり、また、図15はマニホールド
からのガス給排気管接続部の拡大図である。図におい
て、18はセパレータ板、19はマニホールドリング、
6は上部締付板、7は下部締付板、20は起電部分、2
1はマニホールド部分、22は締付ベローズ、23は集
電端板、24,25は電気絶縁板、26は弾性体であ
る。27は電池ユニットであり、電池積層体を複数のユ
ニットに分けて構成している。28は各電池ユニットの
マニホールドにガスを給排する中間ヘッダー、29は燃
料ガス、30は燃料ガス配管、31は伸縮継手、32は
伸縮管である。
【0005】次に図14および図15の構造について説
明する。スタックにおいて、局所的に起電部分20に高
さの高いところがあると、その周辺部に締付圧のかから
ないところが生じるため、電気集電端板23と電気絶縁
板24の間に弾性体26を介装する。この弾性体26は
自由に変形可能なものであるので、起電部分20におい
て局所的に高さの高いところでは弾性体26が収縮変形
して、起電部分20全体により均一な締付圧を作用さ
せ、起電部分20の密着性を向上させるよう構成したも
のである。また、ガス給排気用中間ヘッダー28と電池
ユニット27の間を繋ぐ配管には弾性体26によって伸
縮可能なように伸縮管32を使用している。
明する。スタックにおいて、局所的に起電部分20に高
さの高いところがあると、その周辺部に締付圧のかから
ないところが生じるため、電気集電端板23と電気絶縁
板24の間に弾性体26を介装する。この弾性体26は
自由に変形可能なものであるので、起電部分20におい
て局所的に高さの高いところでは弾性体26が収縮変形
して、起電部分20全体により均一な締付圧を作用さ
せ、起電部分20の密着性を向上させるよう構成したも
のである。また、ガス給排気用中間ヘッダー28と電池
ユニット27の間を繋ぐ配管には弾性体26によって伸
縮可能なように伸縮管32を使用している。
【0006】また、図16は第3の従来例によるウエッ
トシール内部マニホールドタイプの積層燃料電池を説明
する構造図であり、図において、33はカソード電極、
34はカソードガス流路、35は電解質板、36はアノ
ード電極、37はアノードガス流路、38はレール支持
材、39はアノード端板、180はレール部である。4
0は耐電解質腐食処理(以下、耐食処理と略す)部であ
り、アノード端板39に隣接するレール部180からア
ノード端板39の側面にかけて施されている。41はガ
ス給排気マニホールド、42はヒータ板、43は断熱
材、44はマニホールドガス給排気配管である。
トシール内部マニホールドタイプの積層燃料電池を説明
する構造図であり、図において、33はカソード電極、
34はカソードガス流路、35は電解質板、36はアノ
ード電極、37はアノードガス流路、38はレール支持
材、39はアノード端板、180はレール部である。4
0は耐電解質腐食処理(以下、耐食処理と略す)部であ
り、アノード端板39に隣接するレール部180からア
ノード端板39の側面にかけて施されている。41はガ
ス給排気マニホールド、42はヒータ板、43は断熱
材、44はマニホールドガス給排気配管である。
【0007】次に図16の構造について説明する。ウエ
ットシール内部マニホールドタイプの燃料電池の場合、
電解質による腐食反応を抑止するために、例えばセパレ
ータ板18表面、アノード端板39表面、およびマニホ
ールド41周辺部材等が直接電解質に接する部分および
その近傍に耐食性部材を使用するかまたは耐食処理をす
る。また、電池積層体の両端部である端板39は、電解
質の浸透等を考慮して側面に耐食処理40を施してお
り、その長さは経験的に端部の電解質板35から60m
m程度以上としている。
ットシール内部マニホールドタイプの燃料電池の場合、
電解質による腐食反応を抑止するために、例えばセパレ
ータ板18表面、アノード端板39表面、およびマニホ
ールド41周辺部材等が直接電解質に接する部分および
その近傍に耐食性部材を使用するかまたは耐食処理をす
る。また、電池積層体の両端部である端板39は、電解
質の浸透等を考慮して側面に耐食処理40を施してお
り、その長さは経験的に端部の電解質板35から60m
m程度以上としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、溶融炭酸塩型
燃料電池を考えると、電池アノードおよびカソードで
は、発電状態で以下の反応が進行する。 (アノード) H2 + CO3 2- ⇔ H2O + CO2 + 2e- (カソード) 1/2O2 + CO2 + 2e- ⇔ CO3 2- 従って、電位的な見地から電解質は電池反応に伴って電
解質板35内をカソード33からアノード36へ移動す
るため、セパレータ板18のアノード側ならびにアノー
ド端板39周辺部材は電解質雰囲気に浸されやすくな
る。
燃料電池を考えると、電池アノードおよびカソードで
は、発電状態で以下の反応が進行する。 (アノード) H2 + CO3 2- ⇔ H2O + CO2 + 2e- (カソード) 1/2O2 + CO2 + 2e- ⇔ CO3 2- 従って、電位的な見地から電解質は電池反応に伴って電
解質板35内をカソード33からアノード36へ移動す
るため、セパレータ板18のアノード側ならびにアノー
ド端板39周辺部材は電解質雰囲気に浸されやすくな
る。
【0009】第1の従来例による積層型燃料電池は、ス
タック締付板6,7部が15mm以下でかつその外側に
セラミックス断熱材8,9が配置された構成となってい
る。締付板6,7に電解質に対する腐食対策がなされて
いなければ締付板6,7が直接腐食される。一方、電解
質腐食対策がなされていても上記締付板6,7外側に設
置された断熱材8,9までの表面距離が電解質伝播を防
ぐのに必要とされる距離に対して十分でない。また断熱
材8,9は多孔質であることから電解質を吸収しやすい
性質を有する。この結果、電解質が断熱材8,9に浸透
し断熱材8,9自身が脆性化し、その柔軟性を失うばか
りかその周辺部材の腐食を進行させる。一方、電池反応
部では電解質が不足し特性低下を招く等の問題があっ
た。一般に、電解液で満たされる電解質板は内部抵抗を
低く抑えるため2mm以下の厚さで製作される。一方、ス
タック上下端に設けられた断熱材8,9は、放熱を防ぐ
ために100mm以上の厚さが必要である。ゆえに、単純に
厚みだけで考えても、片側の端部の断熱材で単電池50枚
以上の電解質を保持できることになる。表1にステンレ
ス母材表面にアルミを溶射後に熱処理をして拡散層を形
成するという耐食処理を施した端板表面での電解質浸透
性を3KW〜100KWクラスの溶融炭酸塩型燃料電池スタック
にて運転時間約2000〜13000程度の試験終了後に分析し
た結果を示す。なお、試験は内部改質型および外部改質
型、内部マニホールド型および外部マニホールド型のそ
れぞれについて行なった。表からも明らかなように、ア
ノード側では電解質の浸透性が大きく耐食処理を施した
表面を伝った浸透を防ぐには約60mm以上の距離が必要で
ある。特に電解質の吸収性に優れた部材が隣接した場
合、約80mm以上の距離が確保されなければならない。つ
まりスタック締付板6,7が必要以上に薄い場合、電解
質の浸透を防止する有効長さが不十分となるため締付板
6,7部の表面を伝って電解質が浸透し、電解質保持能
力が高い断熱材8,9に移動する。その結果、断熱材
8,9自身が脆性になり柔軟性が失われるばかりかそれ
に接する部材例えば加圧板等は、電解質によって腐食雰
囲気にさらされることになる。特に、アノード端板側
は、電解質雰囲気にさらされ易く、腐食の進行度が激し
い。一方、カソード端板側では電解質の吸収性を有さな
い部材を使用すれば約20mm以上、仮に吸収性に富んだ部
材を使用しても、約40mm以上の有効長さを確保できれば
良いことが表1より分かる。
タック締付板6,7部が15mm以下でかつその外側に
セラミックス断熱材8,9が配置された構成となってい
る。締付板6,7に電解質に対する腐食対策がなされて
いなければ締付板6,7が直接腐食される。一方、電解
質腐食対策がなされていても上記締付板6,7外側に設
置された断熱材8,9までの表面距離が電解質伝播を防
ぐのに必要とされる距離に対して十分でない。また断熱
材8,9は多孔質であることから電解質を吸収しやすい
性質を有する。この結果、電解質が断熱材8,9に浸透
し断熱材8,9自身が脆性化し、その柔軟性を失うばか
りかその周辺部材の腐食を進行させる。一方、電池反応
部では電解質が不足し特性低下を招く等の問題があっ
た。一般に、電解液で満たされる電解質板は内部抵抗を
低く抑えるため2mm以下の厚さで製作される。一方、ス
タック上下端に設けられた断熱材8,9は、放熱を防ぐ
ために100mm以上の厚さが必要である。ゆえに、単純に
厚みだけで考えても、片側の端部の断熱材で単電池50枚
以上の電解質を保持できることになる。表1にステンレ
ス母材表面にアルミを溶射後に熱処理をして拡散層を形
成するという耐食処理を施した端板表面での電解質浸透
性を3KW〜100KWクラスの溶融炭酸塩型燃料電池スタック
にて運転時間約2000〜13000程度の試験終了後に分析し
た結果を示す。なお、試験は内部改質型および外部改質
型、内部マニホールド型および外部マニホールド型のそ
れぞれについて行なった。表からも明らかなように、ア
ノード側では電解質の浸透性が大きく耐食処理を施した
表面を伝った浸透を防ぐには約60mm以上の距離が必要で
ある。特に電解質の吸収性に優れた部材が隣接した場
合、約80mm以上の距離が確保されなければならない。つ
まりスタック締付板6,7が必要以上に薄い場合、電解
質の浸透を防止する有効長さが不十分となるため締付板
6,7部の表面を伝って電解質が浸透し、電解質保持能
力が高い断熱材8,9に移動する。その結果、断熱材
8,9自身が脆性になり柔軟性が失われるばかりかそれ
に接する部材例えば加圧板等は、電解質によって腐食雰
囲気にさらされることになる。特に、アノード端板側
は、電解質雰囲気にさらされ易く、腐食の進行度が激し
い。一方、カソード端板側では電解質の吸収性を有さな
い部材を使用すれば約20mm以上、仮に吸収性に富んだ部
材を使用しても、約40mm以上の有効長さを確保できれば
良いことが表1より分かる。
【0010】
【表1】
【0011】また、第2の従来例による積層型燃料電池
では、第1の従来例と同様、弾性体26が電解質雰囲気
に浸されるため、電気集電板23および弾性体26材料
に耐食処理を施すかもしくは電解質に対する耐腐食性材
料(以下、耐食性材料と略す)を使用しなければなら
ず、余分な製造コストがかかった。また、内部マニホー
ルド方式における配管との取出し接合部での耐食処理も
複雑な手順が必要であった。実際、例えばアノード端板
側よりガスを給排気する場合、マニホールドと配管の接
合部、集電端板および伸縮管32には電解質に対して耐
食処理を施すかまたは耐食性材料を使用しなければなら
ない。伸縮管32に耐食性材料例えばアルミ含有合金を
使用する場合、溶接が困難であるばかりか部材の曲げ強
度が低下し熱伸縮性に対して脆性化する。また、均一な
厚みの伸縮管32を製作するのが難しいことから割れが
発生しやすくなる。さらに伸縮管32は一般的な金属材
料を素材としても高価である上に、材料素材及び加工・
製作の両面から、よりコスト高となる。一方、電解質に
対する耐食処理を施す場合、表面が比較的脆性化される
ため例えば伸縮管32は繰返しの曲げや伸縮に対して処
理表面に亀裂が入り易く、その亀裂部が母材まで進行す
ることで腐食が発生しやすくなる。また、伸縮管32に
耐食処理を施すこと自体、死角が生じるため均一な処理
が困難でありまた欠陥も発生しやすい。一般に電解質に
対する耐食処理は、表面にアルミ拡散層を形成して耐食
性を高める方法がある。母材例えばステンレス表面にア
ルミを付着させた後に熱処理をして拡散層を形成させ
る。部材組立作業において、集電端板と伸縮管32を接
合した後に電解質に対する耐食処理をする手順では、部
材のハンドリングが不安定、表面処理時ならびに熱処理
時等に部材の設置方法が複雑になるなど実用的でない。
一方、各部材を一度耐食処理をした後接合する場合、接
合面の耐食性が別途問題となる。従って、接合部に改め
て耐食処理を施さなければならず製作工数の増加、コス
ト高、そしてハンドリングの不安定性等の問題が発生す
る。
では、第1の従来例と同様、弾性体26が電解質雰囲気
に浸されるため、電気集電板23および弾性体26材料
に耐食処理を施すかもしくは電解質に対する耐腐食性材
料(以下、耐食性材料と略す)を使用しなければなら
ず、余分な製造コストがかかった。また、内部マニホー
ルド方式における配管との取出し接合部での耐食処理も
複雑な手順が必要であった。実際、例えばアノード端板
側よりガスを給排気する場合、マニホールドと配管の接
合部、集電端板および伸縮管32には電解質に対して耐
食処理を施すかまたは耐食性材料を使用しなければなら
ない。伸縮管32に耐食性材料例えばアルミ含有合金を
使用する場合、溶接が困難であるばかりか部材の曲げ強
度が低下し熱伸縮性に対して脆性化する。また、均一な
厚みの伸縮管32を製作するのが難しいことから割れが
発生しやすくなる。さらに伸縮管32は一般的な金属材
料を素材としても高価である上に、材料素材及び加工・
製作の両面から、よりコスト高となる。一方、電解質に
対する耐食処理を施す場合、表面が比較的脆性化される
ため例えば伸縮管32は繰返しの曲げや伸縮に対して処
理表面に亀裂が入り易く、その亀裂部が母材まで進行す
ることで腐食が発生しやすくなる。また、伸縮管32に
耐食処理を施すこと自体、死角が生じるため均一な処理
が困難でありまた欠陥も発生しやすい。一般に電解質に
対する耐食処理は、表面にアルミ拡散層を形成して耐食
性を高める方法がある。母材例えばステンレス表面にア
ルミを付着させた後に熱処理をして拡散層を形成させ
る。部材組立作業において、集電端板と伸縮管32を接
合した後に電解質に対する耐食処理をする手順では、部
材のハンドリングが不安定、表面処理時ならびに熱処理
時等に部材の設置方法が複雑になるなど実用的でない。
一方、各部材を一度耐食処理をした後接合する場合、接
合面の耐食性が別途問題となる。従って、接合部に改め
て耐食処理を施さなければならず製作工数の増加、コス
ト高、そしてハンドリングの不安定性等の問題が発生す
る。
【0012】また、第3の従来例による積層型燃料電池
では、端板39部に電解質板35より約60mmの長さ分以
上の耐食処理を施す必要があるため端板39自体を厚く
設計しなければならなかった。結果として端板39自体
が重量物になり、また上記処理を施さなければならない
ことから部材製造および電池組立て時のハンドリングに
難があるばかりか製作コストも高くつくなどの問題があ
った。実際、ステンレスの部材を使用した場合、1m2級
の単電池を構成する端板39は約1トンの重量となる。
耐食処理を施す熱処理工程で炉のベッドに載せた場合ベ
ッド自体がたわむなどの問題が生じ、より耐荷重性に優
れたベッドが要求される。また、熱処理工程に限らず部
材の上げ下ろしおよび反転にはクレーン等の設備が必要
となり、ハンドリングに時間がかかり、結果的に製作コ
ストの上昇につながる。また、重量当りの単価基準で考
えると材料コストも高くつく。
では、端板39部に電解質板35より約60mmの長さ分以
上の耐食処理を施す必要があるため端板39自体を厚く
設計しなければならなかった。結果として端板39自体
が重量物になり、また上記処理を施さなければならない
ことから部材製造および電池組立て時のハンドリングに
難があるばかりか製作コストも高くつくなどの問題があ
った。実際、ステンレスの部材を使用した場合、1m2級
の単電池を構成する端板39は約1トンの重量となる。
耐食処理を施す熱処理工程で炉のベッドに載せた場合ベ
ッド自体がたわむなどの問題が生じ、より耐荷重性に優
れたベッドが要求される。また、熱処理工程に限らず部
材の上げ下ろしおよび反転にはクレーン等の設備が必要
となり、ハンドリングに時間がかかり、結果的に製作コ
ストの上昇につながる。また、重量当りの単価基準で考
えると材料コストも高くつく。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、マニホールド接続部材や端部部
材の電解質による腐食を簡単な方法で防止し、耐食性に
優れた積層燃料電池を提供することを目的とする。
ためになされたもので、マニホールド接続部材や端部部
材の電解質による腐食を簡単な方法で防止し、耐食性に
優れた積層燃料電池を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、電解質板
をアノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレ
ータ板を介して積層し、これを電池端部であるアノード
端板とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカ
ソード電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガス
を導くアノードガス流路およびカソードガス流路を有す
る電池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟
み込むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、
並びに上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出す
るそれぞれのマニホールドを備えた積層燃料電池におい
て、電池外部から上記各マニホールドへそれぞれのガス
の給排を行なうそれぞれのマニホールド給排機構と各マ
ニホールドとの接続を全て上記カソード端板またはカソ
ード側端部部材で行なったものである。
をアノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレ
ータ板を介して積層し、これを電池端部であるアノード
端板とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカ
ソード電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガス
を導くアノードガス流路およびカソードガス流路を有す
る電池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟
み込むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、
並びに上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出す
るそれぞれのマニホールドを備えた積層燃料電池におい
て、電池外部から上記各マニホールドへそれぞれのガス
の給排を行なうそれぞれのマニホールド給排機構と各マ
ニホールドとの接続を全て上記カソード端板またはカソ
ード側端部部材で行なったものである。
【0015】また、第2の発明は、電解質板をアノード
電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ板を介
して積層し、これを電池端部であるアノード端板とカソ
ード端板で挟み、上記アノード電極およびカソード電極
にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くアノ
ードガス流路およびカソードガス流路を有する電池積層
体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込むアノ
ード側端部部材およびカソード側端部部材、上記電池積
層体に挿入され直接パイプで供給される燃料ガスを改質
して上記アノードガス流路に供給する改質器、並びに上
記カソードガス流路にカソードガスを供給・排出するマ
ニホールドおよび上記アノードガス流路のアノードガス
を排出するマニホールドを備えた内部改質方式の積層燃
料電池において、電池外部から上記各マニホールドへそ
れぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホールド給
排機構と各マニホールドとの接続を全て上記カソード端
板またはカソード側端部部材で行なったものである。
電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ板を介
して積層し、これを電池端部であるアノード端板とカソ
ード端板で挟み、上記アノード電極およびカソード電極
にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くアノ
ードガス流路およびカソードガス流路を有する電池積層
体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込むアノ
ード側端部部材およびカソード側端部部材、上記電池積
層体に挿入され直接パイプで供給される燃料ガスを改質
して上記アノードガス流路に供給する改質器、並びに上
記カソードガス流路にカソードガスを供給・排出するマ
ニホールドおよび上記アノードガス流路のアノードガス
を排出するマニホールドを備えた内部改質方式の積層燃
料電池において、電池外部から上記各マニホールドへそ
れぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホールド給
排機構と各マニホールドとの接続を全て上記カソード端
板またはカソード側端部部材で行なったものである。
【0016】また、第3の発明は、マニホールドは電池
積層体内部を積層方向に貫通する形で構成されているも
のである。
積層体内部を積層方向に貫通する形で構成されているも
のである。
【0017】また、第4の発明は、電解質板をアノード
電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ板を介
して積層し、これを電池端部であるアノード端板とカソ
ード端板で挟み、上記アノード電極およびカソード電極
にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くアノ
ードガス流路およびカソードガス流路を有する電池積層
体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込むアノ
ード側端部部材およびカソード側端部部材、並びに上記
各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するマニホー
ルドを備えた積層燃料電池において、少なくとも上記ア
ノード側端部部材に電解質が漏洩するのを防止する電解
質遮蔽体を備えたものである。
電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ板を介
して積層し、これを電池端部であるアノード端板とカソ
ード端板で挟み、上記アノード電極およびカソード電極
にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導くアノ
ードガス流路およびカソードガス流路を有する電池積層
体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込むアノ
ード側端部部材およびカソード側端部部材、並びに上記
各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するマニホー
ルドを備えた積層燃料電池において、少なくとも上記ア
ノード側端部部材に電解質が漏洩するのを防止する電解
質遮蔽体を備えたものである。
【0018】また、第5の発明は、電解質遮蔽体は電池
積層体の側面から突出した縁を有するものである。
積層体の側面から突出した縁を有するものである。
【0019】また、第6の発明は、縁は電池積層体の積
層面に対して端部部材側に屈曲しているものである。
層面に対して端部部材側に屈曲しているものである。
【0020】また、第7の発明は、縁は端板または端板
に隣接されたレールと一体的に形成されているものであ
る。
に隣接されたレールと一体的に形成されているものであ
る。
【0021】また、第8の発明は、縁は、耐食性材料ま
たは電解質に対する耐食処理を施した非耐食性材料で形
成されているものである。
たは電解質に対する耐食処理を施した非耐食性材料で形
成されているものである。
【0022】また、第9の発明は、電解質に対する耐食
処理は縁の一部を除いて施されているものである。
処理は縁の一部を除いて施されているものである。
【0023】また、第10の発明は、カソード側の端部
部材には電解質に対する耐食処理を施さないまたは耐食
性材料を用いないものである。
部材には電解質に対する耐食処理を施さないまたは耐食
性材料を用いないものである。
【0024】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による積層
燃料電池の要部の構成を示す断面図である。図におい
て、18はセパレータ板、180はレール部、24は電
気絶縁板、31は伸縮配管、33はカソード電極、34
はカソードガス流路、35は電解質板、36はアノード
電極、37はアノードガス流路、38はレール部180
に充填されたレール支持材、39はアノード端板、41
はガス給排気マニホールド、42はヒータ板、43は断
熱材、44はマニホールドガス給排気配管、45は加圧
板、46はカソード端板である。
燃料電池の要部の構成を示す断面図である。図におい
て、18はセパレータ板、180はレール部、24は電
気絶縁板、31は伸縮配管、33はカソード電極、34
はカソードガス流路、35は電解質板、36はアノード
電極、37はアノードガス流路、38はレール部180
に充填されたレール支持材、39はアノード端板、41
はガス給排気マニホールド、42はヒータ板、43は断
熱材、44はマニホールドガス給排気配管、45は加圧
板、46はカソード端板である。
【0025】本実施の形態では、電解質板35をアノー
ド電極36とカソード電極33で挟んだ単電池をセパレ
ータ板18を介して積層し、これを電池端部であるアノ
ード端板39とカソード端板46で挟み、アノード電極
36およびカソード電極33にそれぞれアノードガスお
よびカソードガスを導くアノードガス流路37およびカ
ソードガス流路34を設けて電池積層体を構成してい
る。また、電気絶縁板24、ヒータ板42、断熱材4
3、および加圧板45により電池積層体を各端板39,
46の両側から挟み込むアノード側端部部材およびカソ
ード側端部部材を構成している。また、マニホールド4
1は電池積層体内部を積層方向に貫通する形で構成され
た内部マニホールドであり、マニホールドガス給排気配
管44との接続は伸縮配管31を介してカソード端板4
6で行われている。なお、図では1つのマニホールドに
ついてしか記載していないが全てのマニホールドのマニ
ホールドガス給排気配管との接続が図と同様にカソード
端板46で行われている。
ド電極36とカソード電極33で挟んだ単電池をセパレ
ータ板18を介して積層し、これを電池端部であるアノ
ード端板39とカソード端板46で挟み、アノード電極
36およびカソード電極33にそれぞれアノードガスお
よびカソードガスを導くアノードガス流路37およびカ
ソードガス流路34を設けて電池積層体を構成してい
る。また、電気絶縁板24、ヒータ板42、断熱材4
3、および加圧板45により電池積層体を各端板39,
46の両側から挟み込むアノード側端部部材およびカソ
ード側端部部材を構成している。また、マニホールド4
1は電池積層体内部を積層方向に貫通する形で構成され
た内部マニホールドであり、マニホールドガス給排気配
管44との接続は伸縮配管31を介してカソード端板4
6で行われている。なお、図では1つのマニホールドに
ついてしか記載していないが全てのマニホールドのマニ
ホールドガス給排気配管との接続が図と同様にカソード
端板46で行われている。
【0026】電池積層体のカソード側端部について詳細
に説明すると、カソード電極33、カソードガス流路3
4、レール部180、レール支持材38およびカソード
端板46からなるカソード端板ユニットU1と、通常の
セパレータ板ユニットU2とが電解質板35を挟んで対
向配置されている。上記ユニットU1,U2間では電位
差を有しており、特に溶融炭酸塩型燃料電池の場合、カ
ソード側からアノード側へ電解質が移動する。従って、
カソード端板46側はアノード端板39に比べて電解質
雰囲気から遠隔となる。そこで、電解質の少ないカソー
ド端板46側よりガスを排気することでプロセスガスの
流れに起因する電解質の消耗ならびに電位的に起る電解
質の漏洩を抑止することができ、電池反応部での電解質
不足による特性低下を防ぐことができる。同時に、ガス
給排気用配管31,44における接合部やその近傍での
耐食処理が不要となり、製作コスト低減および接合部で
の腐食に起因する電池特性の低下を軽減できる。
に説明すると、カソード電極33、カソードガス流路3
4、レール部180、レール支持材38およびカソード
端板46からなるカソード端板ユニットU1と、通常の
セパレータ板ユニットU2とが電解質板35を挟んで対
向配置されている。上記ユニットU1,U2間では電位
差を有しており、特に溶融炭酸塩型燃料電池の場合、カ
ソード側からアノード側へ電解質が移動する。従って、
カソード端板46側はアノード端板39に比べて電解質
雰囲気から遠隔となる。そこで、電解質の少ないカソー
ド端板46側よりガスを排気することでプロセスガスの
流れに起因する電解質の消耗ならびに電位的に起る電解
質の漏洩を抑止することができ、電池反応部での電解質
不足による特性低下を防ぐことができる。同時に、ガス
給排気用配管31,44における接合部やその近傍での
耐食処理が不要となり、製作コスト低減および接合部で
の腐食に起因する電池特性の低下を軽減できる。
【0027】なお、単電池を多数積層する場合には、図
15で示したように、電池積層体を複数のユニット27
に分け、これらのユニット27を中間ヘッダ28を介し
て積層する場合があるが、この場合も各ユニット27の
マニホールドへのガスの給排気はカソード端板や中間ヘ
ッダ28を含めたカソード側端部部材で行なうとよく、
上記と同様の効果が得られる。
15で示したように、電池積層体を複数のユニット27
に分け、これらのユニット27を中間ヘッダ28を介し
て積層する場合があるが、この場合も各ユニット27の
マニホールドへのガスの給排気はカソード端板や中間ヘ
ッダ28を含めたカソード側端部部材で行なうとよく、
上記と同様の効果が得られる。
【0028】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。図において、410はマニホールド接続配管であ
り、カソード端板46に例えば溶接等により接合され、
上部締付板6、電気絶縁板24、ヒータ板42、および
断熱材43を貫通して電池積層体外部に延び、マニホー
ルド41と伸縮配管31とを接続している。燃料電池の
場合、電解質による腐食反応を抑止するために、例えば
セパレータ板18表面、アノード端板39表面、および
マニホールド41周辺部材等が直接電解質に接する部分
およびその近傍に耐食性部材を使用するかまたは耐食処
理をするのは従来と同様であり、以下の実施の形態では
特に説明しないが同様である。本実施の形態では、カソ
ード端板46側の耐食処理40は最小限にとどめ、アノ
ード端板39側のみ図16で示したような従来通りの耐
食処理40を施している。実際に本方式を採用した積層
燃料電池は、カソード端板46は耐食処理40を施した
6mmの厚さの部材とし、処理を施さない10mmのステンレ
ス母材である上部締付け板6との組合せで構成した。約
2,600時間運転経過後の分析結果で、上部締付け板6に
は電解質の浸透は見られなかった。また、耐食処理を施
さなかった配管410とカソード端板46との溶接部も
問題は見られなかった。本実施の形態のようにカソード
端板46に6mmと薄い板を用いることで電池運転に伴う
の熱歪でカソード端板46が反った場合にも容易にその
反りを押さえることができる。なお、スタック面圧の管
理範囲(約1〜3Kg/cm2)でカソード端板46の歪を抑
え込むには15mm以下が望ましいことが、例えば第1の従
来例で示した特開平5−225997号公報に記載され
ている。
2による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。図において、410はマニホールド接続配管であ
り、カソード端板46に例えば溶接等により接合され、
上部締付板6、電気絶縁板24、ヒータ板42、および
断熱材43を貫通して電池積層体外部に延び、マニホー
ルド41と伸縮配管31とを接続している。燃料電池の
場合、電解質による腐食反応を抑止するために、例えば
セパレータ板18表面、アノード端板39表面、および
マニホールド41周辺部材等が直接電解質に接する部分
およびその近傍に耐食性部材を使用するかまたは耐食処
理をするのは従来と同様であり、以下の実施の形態では
特に説明しないが同様である。本実施の形態では、カソ
ード端板46側の耐食処理40は最小限にとどめ、アノ
ード端板39側のみ図16で示したような従来通りの耐
食処理40を施している。実際に本方式を採用した積層
燃料電池は、カソード端板46は耐食処理40を施した
6mmの厚さの部材とし、処理を施さない10mmのステンレ
ス母材である上部締付け板6との組合せで構成した。約
2,600時間運転経過後の分析結果で、上部締付け板6に
は電解質の浸透は見られなかった。また、耐食処理を施
さなかった配管410とカソード端板46との溶接部も
問題は見られなかった。本実施の形態のようにカソード
端板46に6mmと薄い板を用いることで電池運転に伴う
の熱歪でカソード端板46が反った場合にも容易にその
反りを押さえることができる。なお、スタック面圧の管
理範囲(約1〜3Kg/cm2)でカソード端板46の歪を抑
え込むには15mm以下が望ましいことが、例えば第1の従
来例で示した特開平5−225997号公報に記載され
ている。
【0029】実施の形態3.図3は本発明の実施の形態
3による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。図において、47はカソード端板46およびアノー
ド端板39の外側にそれぞれ配置された電解質遮蔽体で
あり、電池積層体の側面から突出した縁470を有す
る。26は弾性体であり、電解質遮蔽体47と上部締付
板6および下部締付板7との間にそれぞれ挿入されてい
る。電解質遮蔽体47は、端板39,46表面を伝わっ
てくる電解質の浸透を遮蔽し、端部部材(弾性体26、
締付板6,7、電気絶縁板24、ヒータ板42、断熱材
43、および加圧板45等)ならびに配管31,44接
続部等の部材が腐食雰囲気に侵されるのを防止する。ま
た、端板39,46自体の薄板化が図れ、ハンドリング
が容易で熱歪による反りも小さくなる。さらに、電解質
遮蔽体47の外側に配した構成部材に電解質に対する耐
食処理が不要となり、締付板等の重量部材へ耐食処理が
不要になることから、ハンドリングが容易になるととも
に製作コストの低減になる。もちろん耐食性部材を用い
なくてもよいため、安価な材料が適用できる。さらに、
耐食処理の絶対必要長さに対して十分な距離が自由に設
定可能であることから、端部部材等の構造設計に自由度
が増し、薄板化が図れ部材精度の向上ならびに積層電池
全体の軽量化が図れる。本図ではスタックの両端部にお
いて、電解質板35から電解質遮蔽体47までの表面部
つまりレール部180の表面とアノード端板39の側面
並びにカソード端板46の側面について、特に明示して
いないが上記表面部に耐食性部材を使用するかまたは耐
食処理を施すことは従来と同じである。また、電解質遮
蔽体47とアノード端板39またはカソード端板46を
単純に積層する場合は、背面つまり互いの接触面にも適
当な範囲で耐食性部材を使用するかまたは耐食処理を施
すことは言うまでもない。以下の実施の形態では特に説
明しないが同じである。なお、電解質遮蔽体47は薄板
構造でも製作可能であり、耐食性材料を用いた場合、表
1より、端部の電解質板35から端部部材までの距離を
カソード端板46側で40mm以上、アノード端板39側で
80mm以上確保できるように縁470の長さを設定すれ
ば、電解質の浸透がほとんどない状態が維持できる。ま
た、耐食性材料を用いる代わりに耐食処理を施しても同
様である。さらに、耐食処理を縁470の一部例えば先
端部を除いて施せば、漏洩した電解質がこの部分で非耐
食性材料と反応することにより消費されるので、電池積
層体に影響を与える部分での腐食を防止できる。なお、
耐食性材料としては例えばアルミ含有合金等の金属やタ
ンタル基含有複合材料等の複合材料やセラミックス等が
挙げられ、耐食処理としてはアルミ拡散層の形成等が挙
げられる。また、縁470を電池積層体の積層面に対し
て端部部材側に屈曲させることにより、屈曲させない場
合に比べて積層体側面からの突出長さが短くて電解質の
伝播距離を稼ぐことができ、さらに端部部材側に屈曲さ
せることにより電池積層体との短絡もしにくい。さら
に、電解質遮蔽体47自身(すなわち縁470)が電解
質凝固点より低い温度となるような長さならびに温度が
確保できれば、電解質による浸透を完全に抑えることが
できる。
3による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。図において、47はカソード端板46およびアノー
ド端板39の外側にそれぞれ配置された電解質遮蔽体で
あり、電池積層体の側面から突出した縁470を有す
る。26は弾性体であり、電解質遮蔽体47と上部締付
板6および下部締付板7との間にそれぞれ挿入されてい
る。電解質遮蔽体47は、端板39,46表面を伝わっ
てくる電解質の浸透を遮蔽し、端部部材(弾性体26、
締付板6,7、電気絶縁板24、ヒータ板42、断熱材
43、および加圧板45等)ならびに配管31,44接
続部等の部材が腐食雰囲気に侵されるのを防止する。ま
た、端板39,46自体の薄板化が図れ、ハンドリング
が容易で熱歪による反りも小さくなる。さらに、電解質
遮蔽体47の外側に配した構成部材に電解質に対する耐
食処理が不要となり、締付板等の重量部材へ耐食処理が
不要になることから、ハンドリングが容易になるととも
に製作コストの低減になる。もちろん耐食性部材を用い
なくてもよいため、安価な材料が適用できる。さらに、
耐食処理の絶対必要長さに対して十分な距離が自由に設
定可能であることから、端部部材等の構造設計に自由度
が増し、薄板化が図れ部材精度の向上ならびに積層電池
全体の軽量化が図れる。本図ではスタックの両端部にお
いて、電解質板35から電解質遮蔽体47までの表面部
つまりレール部180の表面とアノード端板39の側面
並びにカソード端板46の側面について、特に明示して
いないが上記表面部に耐食性部材を使用するかまたは耐
食処理を施すことは従来と同じである。また、電解質遮
蔽体47とアノード端板39またはカソード端板46を
単純に積層する場合は、背面つまり互いの接触面にも適
当な範囲で耐食性部材を使用するかまたは耐食処理を施
すことは言うまでもない。以下の実施の形態では特に説
明しないが同じである。なお、電解質遮蔽体47は薄板
構造でも製作可能であり、耐食性材料を用いた場合、表
1より、端部の電解質板35から端部部材までの距離を
カソード端板46側で40mm以上、アノード端板39側で
80mm以上確保できるように縁470の長さを設定すれ
ば、電解質の浸透がほとんどない状態が維持できる。ま
た、耐食性材料を用いる代わりに耐食処理を施しても同
様である。さらに、耐食処理を縁470の一部例えば先
端部を除いて施せば、漏洩した電解質がこの部分で非耐
食性材料と反応することにより消費されるので、電池積
層体に影響を与える部分での腐食を防止できる。なお、
耐食性材料としては例えばアルミ含有合金等の金属やタ
ンタル基含有複合材料等の複合材料やセラミックス等が
挙げられ、耐食処理としてはアルミ拡散層の形成等が挙
げられる。また、縁470を電池積層体の積層面に対し
て端部部材側に屈曲させることにより、屈曲させない場
合に比べて積層体側面からの突出長さが短くて電解質の
伝播距離を稼ぐことができ、さらに端部部材側に屈曲さ
せることにより電池積層体との短絡もしにくい。さら
に、電解質遮蔽体47自身(すなわち縁470)が電解
質凝固点より低い温度となるような長さならびに温度が
確保できれば、電解質による浸透を完全に抑えることが
できる。
【0030】実施の形態4.図4は本発明の実施の形態
4による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では図3の締付板6,7や弾性体26
が無く、端板39,46と絶縁板24の間に電解質遮蔽
体47を挿入しており、この場合にも上記実施の形態3
と同様に、電解質が端部部材(電気絶縁板24、ヒータ
板42、断熱材43、および加圧板45等)に漏洩する
のを防止でき、カソード端板46およびアノード端板3
9に隣接した位置に電解質を吸収しやすい部材例えば断
熱材43やマイカ部材でできたヒータ板42等を配置す
るような構成とした積層電池を設計することが可能とな
る。なお、電解質遮蔽体47に絶縁材料を使用するかも
しくは絶縁処理を施せば絶縁板24は不要になる。
4による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では図3の締付板6,7や弾性体26
が無く、端板39,46と絶縁板24の間に電解質遮蔽
体47を挿入しており、この場合にも上記実施の形態3
と同様に、電解質が端部部材(電気絶縁板24、ヒータ
板42、断熱材43、および加圧板45等)に漏洩する
のを防止でき、カソード端板46およびアノード端板3
9に隣接した位置に電解質を吸収しやすい部材例えば断
熱材43やマイカ部材でできたヒータ板42等を配置す
るような構成とした積層電池を設計することが可能とな
る。なお、電解質遮蔽体47に絶縁材料を使用するかも
しくは絶縁処理を施せば絶縁板24は不要になる。
【0031】実施の形態5.図5は本発明の実施の形態
5による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、端板39、46に縁470を溶接等により接合し
て、端板と電解質遮蔽板を一体として兼用した構造であ
る。これによって部材点数を減らして実施の形態3、4
と同等の効果が得られる。
5による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、端板39、46に縁470を溶接等により接合し
て、端板と電解質遮蔽板を一体として兼用した構造であ
る。これによって部材点数を減らして実施の形態3、4
と同等の効果が得られる。
【0032】実施の形態6.図6は本発明の実施の形態
6による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、端板39、46を一回り大きく形成して縁470と
し、端板と電解質遮蔽板を一体として兼用した構造であ
る。簡単に形成でき、しかも部材点数を減らして実施の
形態3、4と同等の効果が得られる。なお、縁470を
例えばプレス等により実施の形態3〜5と同様に端部部
材側に屈曲させてもよい。
6による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、端板39、46を一回り大きく形成して縁470と
し、端板と電解質遮蔽板を一体として兼用した構造であ
る。簡単に形成でき、しかも部材点数を減らして実施の
形態3、4と同等の効果が得られる。なお、縁470を
例えばプレス等により実施の形態3〜5と同様に端部部
材側に屈曲させてもよい。
【0033】実施の形態7.図7は本発明の実施の形態
7による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、レール180を延長して縁470とし、レールと電
解質遮蔽板を一体として兼用した構造である。簡単に形
成でき、しかも部材点数を減らして実施の形態3、4と
同等の効果が得られる。なお、縁470を例えばプレス
等により実施の形態3〜5と同様に端部部材側に屈曲さ
せてもよい。
7による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
り、レール180を延長して縁470とし、レールと電
解質遮蔽板を一体として兼用した構造である。簡単に形
成でき、しかも部材点数を減らして実施の形態3、4と
同等の効果が得られる。なお、縁470を例えばプレス
等により実施の形態3〜5と同様に端部部材側に屈曲さ
せてもよい。
【0034】実施の形態8.図8は本発明の実施の形態
8による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では、カソード端板46側からマニホ
ールドガスの給排気を行い、またアノード端板39側の
みに電解質遮蔽体47を設けている。カソード端板46
に接続されたマニホールド接続配管410が弾性体2
6、締付板6、絶縁板24、ヒータ板42、および断熱
材43を貫通して外部につながる構成である。この場
合、アノード端板39側には電解質遮蔽体47で電解質
の浸透が防止できることから上記遮蔽体47の外側に隣
接した位置に弾性体26として電解質吸収性を有する例
えば断熱材を使用できる。また、カソード端板46の外
側に特に電解質吸収性のない部材を使用するならば電解
質に対する耐食部40の有効長さ(端部の電解質板35
からの距離)を20mm程度以上とればカソード端板46側
には電解質遮蔽体は不要となる。さらに、カソード端板
46の厚みならびに耐食部40長さを適当な値に設計に
すれば、配管接続溶接部にも電解質腐食への対策は不要
となる。
8による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では、カソード端板46側からマニホ
ールドガスの給排気を行い、またアノード端板39側の
みに電解質遮蔽体47を設けている。カソード端板46
に接続されたマニホールド接続配管410が弾性体2
6、締付板6、絶縁板24、ヒータ板42、および断熱
材43を貫通して外部につながる構成である。この場
合、アノード端板39側には電解質遮蔽体47で電解質
の浸透が防止できることから上記遮蔽体47の外側に隣
接した位置に弾性体26として電解質吸収性を有する例
えば断熱材を使用できる。また、カソード端板46の外
側に特に電解質吸収性のない部材を使用するならば電解
質に対する耐食部40の有効長さ(端部の電解質板35
からの距離)を20mm程度以上とればカソード端板46側
には電解質遮蔽体は不要となる。さらに、カソード端板
46の厚みならびに耐食部40長さを適当な値に設計に
すれば、配管接続溶接部にも電解質腐食への対策は不要
となる。
【0035】実施の形態9.図9は本発明の実施の形態
9による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では、上部締付板6にガス通過流路を
設け、この通過流路を経由してガスの給排気を行なうよ
うにしている。これによって断熱材43の加工が不要と
なり、断熱材43の割れ等が防止できるため、加圧板4
5から印加される締付け圧力に均一性が得られる。
9による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図であ
る。本実施の形態では、上部締付板6にガス通過流路を
設け、この通過流路を経由してガスの給排気を行なうよ
うにしている。これによって断熱材43の加工が不要と
なり、断熱材43の割れ等が防止できるため、加圧板4
5から印加される締付け圧力に均一性が得られる。
【0036】実施の形態10.図10は本発明の実施の
形態10による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図
である。本実施の形態では、カソード端板46側である
上部締付板6にガス通過穴を設け、この通過穴にマニホ
ールド接続配管410を通してガスの給排気を行なうよ
うにしている。従って、締付板6とマニホールド接続配
管410は分離した構成である。これによってカソード
端板46の熱歪みを積層電池外部の伸縮配管31で吸収
させることができる。
形態10による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図
である。本実施の形態では、カソード端板46側である
上部締付板6にガス通過穴を設け、この通過穴にマニホ
ールド接続配管410を通してガスの給排気を行なうよ
うにしている。従って、締付板6とマニホールド接続配
管410は分離した構成である。これによってカソード
端板46の熱歪みを積層電池外部の伸縮配管31で吸収
させることができる。
【0037】実施の形態11.図11は本発明の実施の
形態11による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図
である。本実施の形態では、カソード端板46に接合さ
れたマニホールド接続配管410を、断熱材43ならび
に上部加圧板45を通過して積層電池外部に取り出すよ
うに構成している。カソード端板46および加圧板45
で加圧することで締付板が不要となる。また、マニホー
ルドと外部の間のレール部の印加に関して十分な締付け
圧力の伝達が行える。
形態11による積層燃料電池の要部の構成を示す断面図
である。本実施の形態では、カソード端板46に接合さ
れたマニホールド接続配管410を、断熱材43ならび
に上部加圧板45を通過して積層電池外部に取り出すよ
うに構成している。カソード端板46および加圧板45
で加圧することで締付板が不要となる。また、マニホー
ルドと外部の間のレール部の印加に関して十分な締付け
圧力の伝達が行える。
【0038】なお、上記実施の形態8〜11では、電解
質遮蔽体47をアノード端板39側のみに設けた場合を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カ
ソード端板46側にも設けてもよい。また、ヒータ板4
2や絶縁板24等の端部部材の配置ならびに構造は特に
限定されるものではない。さらに、電解質遮蔽体47を
設けずにカソード端板46外側に電解質吸収性のある材
料を用いるときは、耐食部長さを40mm以上として構成す
る。さらに、これらの実施の形態で耐食処理40を施し
た場合を示したが、もちろんこれに限定されるものでは
なく耐食性材料を使用してもよい。
質遮蔽体47をアノード端板39側のみに設けた場合を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カ
ソード端板46側にも設けてもよい。また、ヒータ板4
2や絶縁板24等の端部部材の配置ならびに構造は特に
限定されるものではない。さらに、電解質遮蔽体47を
設けずにカソード端板46外側に電解質吸収性のある材
料を用いるときは、耐食部長さを40mm以上として構成す
る。さらに、これらの実施の形態で耐食処理40を施し
た場合を示したが、もちろんこれに限定されるものでは
なく耐食性材料を使用してもよい。
【0039】実施の形態12.図12は本発明の実施の
形態12による内部改質方式の積層燃料電池の構成を示
す斜視図である。図において、1は締付架構、3は締付
ロッド、4はナット、5は加圧バネ、30は燃料ガス配
管、48はアノードガス流路にアノードガスを供給する
アノードガス入口マニホールド、49はアノードガスを
排出するアノードガス出口マニホールド、50はカソー
ドガス流路にカソードガスを供給するカソードガス入口
マニホールド、51はカソードガスを排出するカソード
ガス出口マニホールドである。52は電池積層体に挿入
された平板状の改質器52であり、燃料ガス配管30で
直接供給される燃料ガスを改質してアノードガスとし、
アノードガス入口マニホールド48からアノードガス流
路に供給する。本実施の形態では、燃料ガスの供給配管
30は電池積層体のアノード入口マニホールド48に直
接接続されない構成であるが、他のマニホールド給排気
配管とマニホールド49,50,51との接続は全てカ
ソード端板46側で行っている。また、電解質遮蔽体4
7をアノード端板39の外側に設けている。よって、上
記各実施の形態と同様に、マニホールドの接続を電解質
プアーなカソード側で行なうことにより接続部材の電解
質による腐食を低減でき、さらに、特に電解質リッチと
なるアノード側においては電解質遮蔽体47によって端
部部材が電解質によって腐食されるのを防止できる。
形態12による内部改質方式の積層燃料電池の構成を示
す斜視図である。図において、1は締付架構、3は締付
ロッド、4はナット、5は加圧バネ、30は燃料ガス配
管、48はアノードガス流路にアノードガスを供給する
アノードガス入口マニホールド、49はアノードガスを
排出するアノードガス出口マニホールド、50はカソー
ドガス流路にカソードガスを供給するカソードガス入口
マニホールド、51はカソードガスを排出するカソード
ガス出口マニホールドである。52は電池積層体に挿入
された平板状の改質器52であり、燃料ガス配管30で
直接供給される燃料ガスを改質してアノードガスとし、
アノードガス入口マニホールド48からアノードガス流
路に供給する。本実施の形態では、燃料ガスの供給配管
30は電池積層体のアノード入口マニホールド48に直
接接続されない構成であるが、他のマニホールド給排気
配管とマニホールド49,50,51との接続は全てカ
ソード端板46側で行っている。また、電解質遮蔽体4
7をアノード端板39の外側に設けている。よって、上
記各実施の形態と同様に、マニホールドの接続を電解質
プアーなカソード側で行なうことにより接続部材の電解
質による腐食を低減でき、さらに、特に電解質リッチと
なるアノード側においては電解質遮蔽体47によって端
部部材が電解質によって腐食されるのを防止できる。
【0040】なお、上記各実施の形態では、内部マニホ
ールド方式の場合について説明したが、電池積層体の側
面にマニホールドが取り付けられた外部マニホールド方
式の場合にも適用でき、この場合には電池外部から各マ
ニホールドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれの
マニホールド給排機構と各マニホールドとの接続をカソ
ード端板側で行なうとよい。
ールド方式の場合について説明したが、電池積層体の側
面にマニホールドが取り付けられた外部マニホールド方
式の場合にも適用でき、この場合には電池外部から各マ
ニホールドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれの
マニホールド給排機構と各マニホールドとの接続をカソ
ード端板側で行なうとよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、電
解質板をアノード電極とカソード電極で挟んだ単電池を
セパレータ板を介して積層し、これを電池端部であるア
ノード端板とカソード端板で挟み、上記アノード電極お
よびカソード電極にそれぞれアノードガスおよびカソー
ドガスを導くアノードガス流路およびカソードガス流路
を有する電池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側
から挟み込むアノード側端部部材およびカソード側端部
部材、並びに上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・
排出するそれぞれのマニホールドを備えた積層燃料電池
において、電池外部から上記各マニホールドへそれぞれ
のガスの給排を行なうそれぞれのマニホールド給排機構
と各マニホールドとの接続を全て上記カソード端板また
はカソード側端部部材で行なったので、マニホールドの
接続を電解質プアーなカソード側で行なうことにより接
続部材の電解質による腐食を低減できる。
解質板をアノード電極とカソード電極で挟んだ単電池を
セパレータ板を介して積層し、これを電池端部であるア
ノード端板とカソード端板で挟み、上記アノード電極お
よびカソード電極にそれぞれアノードガスおよびカソー
ドガスを導くアノードガス流路およびカソードガス流路
を有する電池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側
から挟み込むアノード側端部部材およびカソード側端部
部材、並びに上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・
排出するそれぞれのマニホールドを備えた積層燃料電池
において、電池外部から上記各マニホールドへそれぞれ
のガスの給排を行なうそれぞれのマニホールド給排機構
と各マニホールドとの接続を全て上記カソード端板また
はカソード側端部部材で行なったので、マニホールドの
接続を電解質プアーなカソード側で行なうことにより接
続部材の電解質による腐食を低減できる。
【0042】また、第2の発明によれば、電解質板をア
ノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ
板を介して積層し、これを電池端部であるアノード端板
とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカソー
ド電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導
くアノードガス流路およびカソードガス流路を有する電
池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、上記
電池積層体に挿入され直接パイプで供給される燃料ガス
を改質して上記アノードガス流路に供給する改質器、並
びに上記カソードガス流路にカソードガスを供給・排出
するマニホールドおよび上記アノードガス流路のアノー
ドガスを排出するマニホールドを備えた内部改質方式の
積層燃料電池において、電池外部から上記各マニホール
ドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホー
ルド給排機構と各マニホールドとの接続を全て上記カソ
ード端板またはカソード側端部部材で行なったので、マ
ニホールドの接続を電解質プアーなカソード側で行なう
ことにより接続部材の電解質による腐食を低減できる。
ノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ
板を介して積層し、これを電池端部であるアノード端板
とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカソー
ド電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導
くアノードガス流路およびカソードガス流路を有する電
池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、上記
電池積層体に挿入され直接パイプで供給される燃料ガス
を改質して上記アノードガス流路に供給する改質器、並
びに上記カソードガス流路にカソードガスを供給・排出
するマニホールドおよび上記アノードガス流路のアノー
ドガスを排出するマニホールドを備えた内部改質方式の
積層燃料電池において、電池外部から上記各マニホール
ドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニホー
ルド給排機構と各マニホールドとの接続を全て上記カソ
ード端板またはカソード側端部部材で行なったので、マ
ニホールドの接続を電解質プアーなカソード側で行なう
ことにより接続部材の電解質による腐食を低減できる。
【0043】また、第3の発明によれば、マニホールド
は電池積層体内部を積層方向に貫通する形で構成されて
いるので、マニホールドの接続を電解質プアーなカソー
ド側で行なうことにより接続部材の電解質による腐食を
低減できる。
は電池積層体内部を積層方向に貫通する形で構成されて
いるので、マニホールドの接続を電解質プアーなカソー
ド側で行なうことにより接続部材の電解質による腐食を
低減できる。
【0044】また、第4の発明によれば、電解質板をア
ノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ
板を介して積層し、これを電池端部であるアノード端板
とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカソー
ド電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導
くアノードガス流路およびカソードガス流路を有する電
池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、並び
に上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するマ
ニホールドを備えた積層燃料電池において、少なくとも
上記アノード側端部部材に電解質が漏洩するのを防止す
る電解質遮蔽体を備えたので、特に電解質リッチとなる
アノード側において端部部材が電解質によって腐食され
るのを防止できる。
ノード電極とカソード電極で挟んだ単電池をセパレータ
板を介して積層し、これを電池端部であるアノード端板
とカソード端板で挟み、上記アノード電極およびカソー
ド電極にそれぞれアノードガスおよびカソードガスを導
くアノードガス流路およびカソードガス流路を有する電
池積層体、該電池積層体を上記各端板の両側から挟み込
むアノード側端部部材およびカソード側端部部材、並び
に上記各ガス流路にそれぞれのガスを供給・排出するマ
ニホールドを備えた積層燃料電池において、少なくとも
上記アノード側端部部材に電解質が漏洩するのを防止す
る電解質遮蔽体を備えたので、特に電解質リッチとなる
アノード側において端部部材が電解質によって腐食され
るのを防止できる。
【0045】また、第5の発明によれば、電解質遮蔽体
は電池積層体の側面から突出した縁を有するので、縁に
よって電解質の伝播距離を稼いで電解質の漏洩を防止で
きる。
は電池積層体の側面から突出した縁を有するので、縁に
よって電解質の伝播距離を稼いで電解質の漏洩を防止で
きる。
【0046】また、第6の発明によれば、縁は電池積層
体の積層面に対して端部部材側に屈曲しているので、縁
を屈曲させることにより積層体の体積をあまり大きくし
ないで電解質の伝播距離を稼ぐことができ、また、端部
部材側に屈曲させることにより電池積層体との短絡もし
難いという効果がある。
体の積層面に対して端部部材側に屈曲しているので、縁
を屈曲させることにより積層体の体積をあまり大きくし
ないで電解質の伝播距離を稼ぐことができ、また、端部
部材側に屈曲させることにより電池積層体との短絡もし
難いという効果がある。
【0047】また、第7の発明によれば、縁は端板また
は端板に隣接されたレールと一体的に形成されているの
で、縁を有する遮蔽体を挿入するのに比べて部品点数を
減らすことができる。
は端板に隣接されたレールと一体的に形成されているの
で、縁を有する遮蔽体を挿入するのに比べて部品点数を
減らすことができる。
【0048】また、第8の発明によれば、縁は、耐食性
材料または電解質に対する耐食処理を施した非耐食性材
料で形成されているので、長時間運転しても縁が腐食す
ることがない。
材料または電解質に対する耐食処理を施した非耐食性材
料で形成されているので、長時間運転しても縁が腐食す
ることがない。
【0049】また、第9の発明によれば、電解質に対す
る耐食処理は縁の一部を除いて施されているので、漏洩
した電解質が縁の非耐食性材料露出部と反応することに
より消費される、先端から他の部分に分散するのを防止
できる。
る耐食処理は縁の一部を除いて施されているので、漏洩
した電解質が縁の非耐食性材料露出部と反応することに
より消費される、先端から他の部分に分散するのを防止
できる。
【0050】また、第10の発明によれば、カソード側
の端部部材には電解質に対する耐食処理を施さないまた
は耐食性材料を用いないので、電解質プアーなカソード
側は耐食処理や耐食性材料を用いなくても腐食の心配が
なく、製作コストの低減が図れる。
の端部部材には電解質に対する耐食処理を施さないまた
は耐食性材料を用いないので、電解質プアーなカソード
側は耐食処理や耐食性材料を用いなくても腐食の心配が
なく、製作コストの低減が図れる。
【図1】 本発明の実施の形態1による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態6による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態7による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態8による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態9による積層燃料電池の
要部の構成を示す断面図である。
要部の構成を示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態10による積層燃料電
池の要部の構成を示す断面図である。
池の要部の構成を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態11による積層燃料電
池の要部の構成を示す断面図である。
池の要部の構成を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態12による積層燃料電
池の要部の構成を示す斜視図である。
池の要部の構成を示す斜視図である。
【図13】 第1の従来例による積層燃料電池の構成図
である。
である。
【図14】 第2の従来例による積層燃料電池の構成図
である。
である。
【図15】 図14の要部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図16】 第3の従来例による積層燃料電池の要部の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
1,2 締付架構、 3 締付ロット、 4 ナット、
5 加圧バネ、 6上部締付板、 7 下部締付板、
8,9 断熱材、 10〜13 柔軟性チューブ、
14〜17 ガスヘッダ、 18 セパレータ板、 1
80 レール、19 マニホールドリング、 20 起
電部分、 21 マニホールド部分、24,25 電気
絶縁板、 26 弾性体、 27 電池ユニット、 2
8中間ヘッダー、 29 燃料ガス、 30 燃料ガス
配管、 31 伸縮配管、32 伸縮管、 33 カソ
ード電極、 34 カソードガス流路、 35電解質
板、 36 アノード電極、 37 アノードガス流
路、 38 レール支持材、 39 アノード端板、
40 耐食処理部、 41 ガス給排気マニホールド、
42 ヒータ板、 43 断熱材、 44 マニホー
ルドガス給排気配管、 45 加圧板、 46 カソー
ド端板、 47 電解質遮蔽体、 470 縁、 48
アノード入口マニホールド、 49 アノード出口マ
ニホールド、 50 カソード入口マニホールド、 5
1 カソード出口マニホールド、 52 平板型改質
器。
5 加圧バネ、 6上部締付板、 7 下部締付板、
8,9 断熱材、 10〜13 柔軟性チューブ、
14〜17 ガスヘッダ、 18 セパレータ板、 1
80 レール、19 マニホールドリング、 20 起
電部分、 21 マニホールド部分、24,25 電気
絶縁板、 26 弾性体、 27 電池ユニット、 2
8中間ヘッダー、 29 燃料ガス、 30 燃料ガス
配管、 31 伸縮配管、32 伸縮管、 33 カソ
ード電極、 34 カソードガス流路、 35電解質
板、 36 アノード電極、 37 アノードガス流
路、 38 レール支持材、 39 アノード端板、
40 耐食処理部、 41 ガス給排気マニホールド、
42 ヒータ板、 43 断熱材、 44 マニホー
ルドガス給排気配管、 45 加圧板、 46 カソー
ド端板、 47 電解質遮蔽体、 470 縁、 48
アノード入口マニホールド、 49 アノード出口マ
ニホールド、 50 カソード入口マニホールド、 5
1 カソード出口マニホールド、 52 平板型改質
器。
Claims (10)
- 【請求項1】 電解質板をアノード電極とカソード電極
で挟んだ単電池をセパレータ板を介して積層し、これを
電池端部であるアノード端板とカソード端板で挟み、上
記アノード電極およびカソード電極にそれぞれアノード
ガスおよびカソードガスを導くアノードガス流路および
カソードガス流路を有する電池積層体、該電池積層体を
上記各端板の両側から挟み込むアノード側端部部材およ
びカソード側端部部材、並びに上記各ガス流路にそれぞ
れのガスを供給・排出するそれぞれのマニホールドを備
えた積層燃料電池において、電池外部から上記各マニホ
ールドへそれぞれのガスの給排を行なうそれぞれのマニ
ホールド給排機構と各マニホールドとの接続を全て上記
カソード端板またはカソード側端部部材で行なったこと
を特徴とする積層燃料電池。 - 【請求項2】 電解質板をアノード電極とカソード電極
で挟んだ単電池をセパレータ板を介して積層し、これを
電池端部であるアノード端板とカソード端板で挟み、上
記アノード電極およびカソード電極にそれぞれアノード
ガスおよびカソードガスを導くアノードガス流路および
カソードガス流路を有する電池積層体、該電池積層体を
上記各端板の両側から挟み込むアノード側端部部材およ
びカソード側端部部材、上記電池積層体に挿入され直接
パイプで供給される燃料ガスを改質して上記アノードガ
ス流路に供給する改質器、並びに上記カソードガス流路
にカソードガスを供給・排出するマニホールドおよび上
記アノードガス流路のアノードガスを排出するマニホー
ルドを備えた内部改質方式の積層燃料電池において、電
池外部から上記各マニホールドへそれぞれのガスの給排
を行なうそれぞれのマニホールド給排機構と各マニホー
ルドとの接続を全て上記カソード端板またはカソード側
端部部材で行なったことを特徴とする積層燃料電池。 - 【請求項3】 マニホールドは電池積層体内部を積層方
向に貫通する形で構成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の積層燃料電池。 - 【請求項4】 電解質板をアノード電極とカソード電極
で挟んだ単電池をセパレータ板を介して積層し、これを
電池端部であるアノード端板とカソード端板で挟み、上
記アノード電極およびカソード電極にそれぞれアノード
ガスおよびカソードガスを導くアノードガス流路および
カソードガス流路を有する電池積層体、該電池積層体を
上記各端板の両側から挟み込むアノード側端部部材およ
びカソード側端部部材、並びに上記各ガス流路にそれぞ
れのガスを供給・排出するマニホールドを備えた積層燃
料電池において、少なくとも上記アノード側端部部材に
電解質が漏洩するのを防止する電解質遮蔽体を備えたを
特徴とする積層燃料電池。 - 【請求項5】 電解質遮蔽体は電池積層体の側面から突
出した縁を有することを特徴とする請求項4記載の積層
燃料電池。 - 【請求項6】 縁は電池積層体の積層面に対して端部部
材側に屈曲していることを特徴とする請求項5記載の積
層燃料電池。 - 【請求項7】 縁は端板または端板に隣接されたレール
と一体的に形成されていることを特徴とする請求項5ま
たは6記載の積層燃料電池。 - 【請求項8】 縁は、耐食性材料または電解質に対する
耐食処理を施した非耐食性材料で形成されていることを
特徴とする請求項5ないし7の何れかに記載の積層燃料
電池。 - 【請求項9】 電解質に対する耐食処理は縁の一部を除
いて施されていることを特徴とする請求項8記載の積層
燃料電池。 - 【請求項10】 カソード側の端部部材には電解質に対
する耐食処理を施さないまたは耐食性材料を用いないこ
とを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載の積層
燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080256A JPH10275626A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 積層燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080256A JPH10275626A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 積層燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275626A true JPH10275626A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13713243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080256A Pending JPH10275626A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 積層燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275626A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6770396B2 (en) | 2001-09-11 | 2004-08-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Polymer electrolyte fuel cell |
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1997
- 1997-03-31 JP JP9080256A patent/JPH10275626A/ja active Pending
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