JPH10340998A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH10340998A
JPH10340998A JP10005986A JP598698A JPH10340998A JP H10340998 A JPH10340998 A JP H10340998A JP 10005986 A JP10005986 A JP 10005986A JP 598698 A JP598698 A JP 598698A JP H10340998 A JPH10340998 A JP H10340998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
misfet
type
well
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10005986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4253052B2 (ja
JPH10340998A5 (ja
Inventor
Mitsuhiro Noguchi
充宏 野口
Yukito Owaki
幸人 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP00598698A priority Critical patent/JP4253052B2/ja
Priority to TW087105307A priority patent/TW421891B/zh
Priority to KR1019980013407A priority patent/KR100305254B1/ko
Priority to US09/056,632 priority patent/US6040610A/en
Publication of JPH10340998A publication Critical patent/JPH10340998A/ja
Publication of JPH10340998A5 publication Critical patent/JPH10340998A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4253052B2 publication Critical patent/JP4253052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0021Modifications of threshold
    • H03K19/0027Modifications of threshold in field effect transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/01Manufacture or treatment
    • H10D84/0123Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs
    • H10D84/0126Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs the components including insulated gates, e.g. IGFETs
    • H10D84/0165Integrating together multiple components covered by H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integrating multiple IGBTs the components including insulated gates, e.g. IGFETs the components including complementary IGFETs, e.g. CMOS devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/01Manufacture or treatment
    • H10D84/02Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies
    • H10D84/03Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies using Group IV technology, e.g. silicon technology or silicon-carbide [SiC] technology
    • H10D84/038Manufacture or treatment characterised by using material-based technologies using Group IV technology, e.g. silicon technology or silicon-carbide [SiC] technology using silicon technology, e.g. SiGe
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/80Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
    • H10D84/82Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components
    • H10D84/83Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components of only insulated-gate FETs [IGFET]
    • H10D84/85Complementary IGFETs, e.g. CMOS

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が低下に伴う遅延時間τpdの増加を
防止することができ、かつゲートに印加される最大電界
を一定以下に保つ回路構成を可能にする。 【解決手段】 ソース・ドレインの一方が0Vの接地端
に接続され、他方が抵抗素子10を介してVDDの電源端
に接続されたn型MISFET4と、このn型MISF
ET4のウェル又はボディ電極に接続され、アクティブ
時とスタンドバイ時でそれぞれ異なる電圧を発生するバ
イアス電圧発生回路7とを、同一チップ上に形成してな
る半導体装置であって、n型MISFET4のスタンド
バイ状態のしきい値Vths はアクティブ状態のしきい値
tha よりも高く、n型MISFET4のゲートに印加
される電圧は0VとVDDの2つの定常状態をとり、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha となるようにVDDが設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電圧電源で高速
スイッチングを行う半導体装置に係わり、特に1V以下
の電源に対応した半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、論理回路の一つとして、MISF
ETからなるインバータが広く用いられている。このイ
ンバータは、図1に示すように、電源端(VDD)と接地
端(0V)との間に、n(チャネル)型MISFET4
とp(チャネル)型MISFET5を直列接続し、各々
のMISFET4,5のソース・ドレインの共通接続部
をインバータ出力端とし、各々のMISFET4,5の
ゲートを共通接続してインバータ入力端6としている。
【0003】図1に示すようなMISFETのインバー
タでは、電源電圧をVDDとすると、消費電力PはVDD 2
に比例する。また、電源電圧VDDを高く保ったままゲー
ト絶縁膜を薄膜化して高速化しようとすると、ゲート絶
縁膜に印加される電界が増大し、ゲートの電界破壊,ゲ
ートのリーク電流の増大,耐圧不良等を生じる。よっ
て、ゲート電界を一定以下に保ちながら電源電圧を低下
させることは、低消費電力化及び信頼性向上のために有
効であることが知られている。
【0004】一方、図1のようなスタティックインバー
タの遅延時間τpdは、次段の負荷容量をCL 、p型MI
SFET及びn型MISFETのしきい値をVthとし
て、 τpd=kCL DD/(VDD−Vthn (k:比例定数,
n=1〜2) で与えられる。インバータの入力端6の電圧は0からV
DDまで変化する。以上から、VDDが例えば1V以下の低
電圧の電源では、しきい値Vthと電源電圧VDDとの差が
縮小するためにτpdが増大し、従って高速動作が困難と
なる。
【0005】また、CMOS回路においては電源電圧を
低下させ低電力化を図ることが盛んに研究されており、
動作速度を損なわずに低電圧動作させるためには、しき
い値Vthを下げることが必要である。しかし、Vthを下
げすぎると、トランジスタのソース及びドレイン電極を
貫通するサブスレッショルド電流を充分遮断することが
できなくなる。ここで、Siのpn接合の順方向電圧以
下での用途では、例えば図35に示すような回路が、良
好なカットオフ特性を得るのに有効であることが知られ
ている(F.Assaderathi,D.Sinitsky,S.Parke,J.Bokor,
P.K.Ko,and C.Hu,IEDM Technical Digest,809,(199
4))。この図35の回路を簡単に説明する。
【0006】図35において、トランジスタQ1,Q2
のそれぞれのゲートと基板又はボディ電極とは互いに電
気的に接続されている。この構造を、本明細書では以
後、(GST:Gate-Substrate Tie)トランジスタと呼
ぶことにする。また、Q1はpチャネル型MISFE
T、Q2はnチャネル型MISFETからなり、これら
はCMOSインバータを構成している。
【0007】図35のQ2の構造では、ゲートに正電圧
DDが印加された場合には、基板にも正電圧が印加され
る。よって、基板バイアス効果によって、基板電圧を0
Vと保った場合よりもしきい値が低下し、電流駆動能力
がより上昇する。また、ゲート電圧が0Vの場合には、
基板電圧も0Vとなるため、基板バイアス電圧を0Vに
保った場合と同じリーク電流となり、基板バイアス電圧
を一定値に固定した回路よりもON/OFF比が向上す
る。
【0008】ところが、本回路では、スタンドバイ時の
リーク電流は基板電圧を0Vとした値で決まる。例え
ば、アクティブ時に基板電圧をVDD、スタンドバイ時に
基板電圧を0Vよりも負に印加した回路よりも、スタン
ドバイ時の基板バイアス電圧がよりアクティブ時の基板
バイアス電圧に近いため、基板バイアス効果によるしき
い値上昇量が小さく、スタンドバイ時のソースとドレイ
ンとの間の貫通電流によるリーク電流が大きくなる。
【0009】また、図36のように、図35のインバー
タを縦続接続した回路では、スタンドバイ時のリーク電
流の別の問題が生じることがある。図36の回路におい
て、トランジスタQ1,Q2で形成された第1のインバ
ータの出力は、トランジスタQ3,Q4で形成された第
2のインバータ入力に縦続接続され、ノード112を形
成している。なお、Q1,Q3はpチャネル型MISF
ETからなり、Q2,Q4はnチャネル型MISFET
からなり、それぞれCMOSインバータとなっている。
【0010】第1のインバータの入力ノード101’の
電圧を論理反転電圧より高い電圧、例えばVDDとする
と、第2のインバータ入力ノード112はほぼ0Vとな
る。この場合、トランジスタQ3はp型MISFETか
ら形成されているため、電源電圧VDDの電圧源に接続さ
れたノード106’と基板電極102との間のQ3のp
n接合が順方向にバイアスされ、順方向ダイオード電流
が流れる。ここで、Q2のトランジスタは、ゲート及び
基板電極ともに正にバイアスされており、しきい値が低
いオン状態になっている。このため、Q3の順方向ダイ
オード電流がQ2を通じて、接地電圧ノード106へ定
常電流が流れる。この電流経路を図36では実線矢印で
示している。逆に、ノード101’の電圧が反転電圧よ
りも低い電圧の場合、トランジスタQ4及びQ1を通じ
て同様に貫通電流が流れる。
【0011】さらに本回路でも、スタンドバイ時のリー
ク電流は、基板電圧を0Vとした値で決まり、例えばア
クティブ時に基板電圧をVDD、スタンドバイ時に基板電
圧を負に印加した回路よりスタンドバイ時のリーク電流
が大きくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、MI
SFETのインバータのような論理回路においては、ゲ
ート絶縁膜を薄膜化して高速化しようとすると、ゲート
絶縁膜に印加される電界が増大し、ゲートの破壊やリー
ク電流増大等を招く。また、電源電圧VDDを低電圧化す
ると遅延時間τpdの増大を招く。つまり、しきい値電圧
を固定した論理回路では、電源電圧VDDを低電圧化しつ
つ遅延時間τpdを減少することは困難であった。また、
ゲートと基板を接続したGSTトランジスタのみを用い
た論理回路においては、アクティブ時の電流駆動能力を
確保したままスタンドバイ時の貫通電流を小さくするの
は困難であった。
【0013】本発明は、上記問題を解決すべくなされた
もので、その目的とするところは、電源電圧の低下に伴
う遅延時間τpdの増加を防止することができ、かつゲー
トに印加される最大電界を一定以下に保つ回路構成を可
能にした半導体装置を提供することにある。
【0014】また本発明の他の目的は、スタンドバイ時
の貫通電流を小さくし、かつアクティブ時の電流駆動能
力を確保し、かつアクティブ時のリーク電流も小さく保
つ回路構成を可能にした半導体装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(構成)本発明の骨子は、基板バイアスを変化させ、し
きい値Vthをアクティブ(active)時とスタンドバイ
(standby )時に変化させるトランジスタを用いること
によって、電源電圧が低下してもアクティブ時の電流駆
動能力を向上することにある。しきい値を変化させるト
ランジスタに対して電源電圧と遅延時間との関係を明ら
かにしたこと、また基板バイアスを特に順方向バイアス
に変化させることに対する諸問題を解決する回路構成法
を実現したところに本発明の特徴がある。
【0016】また本発明の別の骨子は、基板バイアスの
変化によって、しきい値Vthをアクティブ時とスタンド
バイ時に変化させるトランジスタ(以後、基板バイアス
変化トランジスタと呼ぶ)とGSTトランジスタとを組
み合わせることにある。基板バイアス変化トランジスタ
の基板バイアスを負に印加することによって、スタンド
バイ時に貫通電流をGSTトランジスタと従来トランジ
スタの組み合わせよりも小さくし、基板バイアスを浅く
印加した基板バイアス変化トランジスタとGSTトラン
ジスタを用いてアクティブ時に電流駆動能力を確保し、
従来構造では困難だったアクティブ時/スタンドバイ時
のリーク電流の低減と電流駆動能力の向上を両立させた
ところに本発明の特徴がある。そして、本発明は次のよ
うな構成を採用している。
【0017】(1)ソース・ドレインの一方がインピー
ダンス素子を介してVDDの電圧を有する第1の電流供給
ノードに接続され、他方が0Vの第2の電流供給ノード
に接続されたn型MISFETと、このn型MISFE
Tのウェル又はボディ電極に接続され、アクティブ時と
スタンドバイ時でそれぞれ異なる電圧を発生するバイア
ス電圧発生回路を切り換えるスイッチ素子とを、同一チ
ップ上に形成してなる半導体装置であって、前記n型M
ISFETのスタンドバイ状態のしきい値Vth s はアク
ティブ状態のしきい値Vtha よりも高く、前記n型MI
SFETのゲートに印加される電圧は2つの定常状態を
とり、その低い方の電圧を0V、高い方の電圧をVDD
し、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha なる関係が満たされることを特徴とする。
【0018】(1-1) インピーダンス素子は、ソース・ド
レインの一方とゲートが接続されたMISFET又は抵
抗素子であること。 (1-2) インピーダンス素子は、p型MISFETであ
り、このp型MISFETのゲートはn型MISFET
のゲートに接続されていること。 (1-3) n型MISFETのウェル電圧はVDDよりも高く
なること。
【0019】(2)ソース・ドレインの一方が0Vの第
2の電流供給ノードに接続され、他方がインピーダンス
素子を介してVDDの電圧を有する第2の電流供給ノード
に接続されたp型MISFETと、このp型MISFE
Tのウェル又はボディ電極に接続され、アクティブ時と
スタンドバイ時でそれぞれ異なる電圧を発生するバイア
ス電圧発生回路を切り換えるスイッチ素子とを、同一チ
ップ上に形成してなる半導体装置であって、前記p型M
ISFETのスタンドバイ状態のしきい値Vth s はアク
ティブ状態のしきい値Vtha よりも高く、前記p型MI
SFETのゲートに印加される電圧は2つの定常状態を
とり、その低い方の電圧を0V,高い方の電圧をVDD
し、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha なる関係が満たされることを特徴とする。
【0020】(2-1) インピーダンス素子は、ソース・ド
レインの一方とゲートが接続されたMISFET又は抵
抗素子であること。 (2-2) インピーダンス素子は、n型MISFETであ
り、このn型MISFETのゲートはp型MISFET
のゲートに接続されていること。 (2-3) p型MISFETのウェル電圧は0Vよりも低く
なること。
【0021】(3)同一チップ上にMISFETを含む
論理回路,降圧回路,n型MISFET及びp型MIS
FETからなる基板バイアス制御回路を形成した半導体
装置であって、前記基板バイアス制御回路のp型MIS
FETのソース・ドレインの一方は第1の電流供給ノー
ドに接続され、n型MISFETのソース・ドレインの
一方は第2の電流供給ノードに接続され、かつこれらの
MISFETのゲートはアクティブ/スタンドバイ制御
入力端に共通接続され、これらソース・ドレインの他方
は共通接続されて前記論理回路のMISFETの基板又
はボディ電極に接続され、前記論理回路の電源端子の一
方は前記降圧回路の電流電圧出力部に接続され、他方は
第1又は第2の電流供給ノードのいずれかに接続されて
いることを特徴とする。
【0022】(3-1) 基板バイアス制御回路は、発振周波
数又はデューティ比の異なる2つの発振器と、これらの
発振器の出力をアクティブ/スタンドバイ制御入力によ
って切り替えて、p型MISFET及びn型MISFE
Tからなるインバータの入力に供給する切り替え回路を
有すること。 (3-2) 基板バイアス制御回路は、p型MISFET及び
n型MISFETからなるインバータに、電源電圧より
も高い電圧を印加するための昇圧回路を有すること。 (3-3) 第1の電流供給ノードはVDDの電圧であり、第2
の電流供給ノードは0Vであること。
【0023】(4)MISFETを含む論理回路と、こ
の論理回路に供給される電源電圧VDDより高い電圧を与
える第1の電圧供給ノードと、VDDより低い電圧を与え
る第2の電圧供給ノードと、アクティブ/スタンドバイ
の2つの状態入力に対応して、第1の電圧供給ノードと
第2の電圧供給ノードの出力のいずれか一方を選択し、
前記論理回路のMISFETの基板又はボディ電極に与
える選択回路と、前記論理回路のMISFETの基板又
はボディ電極にソース・ドレインの一方が接続された充
電用MISFETとを、同一チップ上に形成してなる半
導体装置であって、前記充電用MISFETは、スタン
ドバイ状態からアクティブ状態への遷移する時に遮断状
態から導通状態となり、該MISFETのソース・ドレ
インの他方は0V以上VDD以下に保たれていることを特
徴とする。
【0024】(5)アクティブ状態とスタンドバイ状態
とで選択的に動作するMISFETを含む論理回路と、
スタンドバイ状態に対応する電圧を有する第1の電圧供
給ノードと、アクティブ状態に対応する電圧を有する第
2の電圧供給ノードと、第1及び第2の電圧供給ノード
の出力のいずれか一方を選択し、前記論理回路のMIS
FETの基板又はボディ電極に与える切り替えスイッチ
回路とを、同一チップ上に形成してなる半導体装置であ
って、前記切り替えスイッチ回路は、p型MISFET
及びn型MISFETからなり、第1の電圧供給ノード
の出力は該n型MISFETのソース・ドレインの一方
と接続され、第2の電圧供給ノードの出力は該p型MI
SFETのソース・ドレインの一方と接続され、前記p
型MISFET及びn型MISFETのソース・ドレイ
ンの他方は共通接続されて前記論理回路のMISFET
の基板又はボディ電極に接続され、前記p型MISFE
T及びn型MISFETのゲートは共通接続され、アク
ティブ/スタンドバイの2つの状態の制御入力端に接続
され、該制御入力端の電圧は前記論理回路の接地電位と
電源電位との範囲内にあることを特徴とする。
【0025】(5-1) 第1の電圧供給ノードは、スタンド
バイ状態においては負電圧V1を発生し、そのアクティ
ブ状態の電圧V2はスタンドバイ時よりも正の電圧とな
り、第2の電圧供給ノードの出力は、アクティブ状態に
おいて正電圧V3を発生し、そのスタンドバイ状態の電
圧はアクティブ状態よりも負の電圧V4となり、選択回
路の第1の電圧供給ノードをV1に固定して制御信号を
変化させた場合、遮断状態から導通状態に変化する制御
入力電圧をVth1 とし、選択回路の第1の電圧供給ノー
ドをV2に固定して制御信号を変化させた場合、遮断状
態から導通状態に変化する制御入力電圧をVth2 とし、
選択回路の第2の電圧供給ノードをV3に固定して制御
信号を変化させた場合、遮断状態から導通状態に変化す
る制御入力電圧をVth3 とし、選択回路の第2の電圧供
給ノードをV4に固定して制御信号を変化させた場合、
遮断状態から導通状態に変化する制御入力電圧をVth4
とし、制御信号のスタンドバイ定常時電圧をVs、アク
ティブ状態電圧をVaとして、Vth1 <Vs かつVth3
>Va であって、(Vth2 >Va かつVth1 <Va)又
は(Vth3 >Vs 又はVth4 <Vs )の少なくとも一方
が成立すること。
【0026】(6)p型MISFET,n型MISFE
T,及び抵抗素子を同一チップ上に形成してなる半導体
装置であって、前記p型MISFETのソース・ドレイ
ンの一方は第1の電流供給ノードに接続され、前記n型
MISFETのソース・ドレインの一方は第2の電流供
給ノードに接続され、前記各MISFETのソース・ド
レインの他方は共通接続され、前記p型MISFETの
ウェル又はボディ電極及び前記n型MISFETのウェ
ル又はボディ電極の少なくとも一方は、前記抵抗素子を
介して各MISFETのソース・ドレインの共通接続部
に接続され、前記各MISFETのゲートは共通接続さ
れてインバータの入力を形成し、前記ウェル又はボディ
電極の全静電容量と前記抵抗素子の抵抗の積は、前記イ
ンバータのゲート遅延時間よりも長く、入力信号が定常
な状態では前記ウェル又はボディ電極の電圧は前記共通
接続されたソース・ドレインの電圧と一致することを特
徴とする。
【0027】(6-1) 第1の電流供給ノードは論理回路の
電源ノードVDDとなり、第2の電流供給ノードは論理回
路の接地ノードとなること。 (6-2) 抵抗素子は、MISFETのソース・ドレイン電
極が形成されている半導体領域と同一層のpn構造から
なること。
【0028】(7)第1導電型半導体層上に第1導電型
と第2導電型の各ウェルを隣接して設け、第1導電型ウ
ェルに第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウ
ェルに第1導電チャネル型MISFETと共にダイオー
ドを形成し電流供給ノードを有する半導体装置であっ
て、前記MISFETの少なくとも一方は、アクティブ
状態とスタンドバイ状態とで選択的に動作し、第1導電
チャネル型MISFETのソース・ドレインは前記電流
供給ノードと接続され、前記ダイオード素子の一方は前
記電流供給ノードと接続され、第2導電型ウェルとダイ
オード素子の他方が接続され、前記ダイオード素子の順
方向は、第1導電チャネル型MISFETのソース・ド
レインと第2導電型ウェルのpn接合の順方向と一致す
るよう形成され、ダイオード素子の順方向電圧は、第1
導電チャネル型MISFETのソース・ドレインと第2
導電型ウェルで形成されたpn接合の順方向電圧よりも
低くなるようにし、第1導電チャネル型MISFETの
ソース・ドレインと第2導電型ウェル電極には、アクテ
ィブ状態には順バイアスが選択的に印加されることを特
徴とする。
【0029】(8)第1導電型半導体層上に第1導電型
と第2導電型の各ウェルを隣接して設け、第1導電型ウ
ェルに第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウ
ェルに第1導電チャネル型MISFETと共にダイオー
ドを形成した半導体装置であって、前記MISFETの
少なくとも一方は、アクティブ状態とスタンドバイ状態
とで選択的に動作し、第1導電型ウェルと前記ダイオー
ド素子の一方が接続され、第2導電型ウェルと前記ダイ
オード素子の他の一方が接続され、前記各MISFET
のソース・ドレインの一方は共通接続され、前記ダイオ
ード素子の順方向は、第1導電型ウェルと第2導電型ウ
ェルのpn接合の順方向と一致するよう形成され、前記
ダイオード素子の順方向電圧は、第1導電型ウェルと第
2導電型ウェルで形成されたpn接合の順方向電圧より
も低くなるようにし、第1導電型ウェル電極と第2導電
型ウェル電極に、アクティブ時には順バイアス、スタン
ドバイ時には逆バイアスが印加されることを特徴とす
る。
【0030】(9)第1導電型半導体層上に第1導電型
と第2導電型の各ウェルを隣接して配置し、第1導電型
ウェルに第2導電チャネル型MISFET、第2導電型
ウェルに第1導電チャネル型MISFETを形成し、さ
らにスイッチ回路を形成した半導体装置であって、前記
MISFETの少なくとも一方は、アクティブ状態とス
タンドバイ状態とで選択的に動作し、第2導電型ウェル
と前記スイッチ回路の一方が接続され、第1導電型ウェ
ルと前記スイッチ回路の他方が接続され、前記各MIS
FETのソース・ドレイン一方は共通接続され、前記ス
イッチ回路はアクティブ状態からスタンドバイ状態に遷
移する時に遮断状態から導通状態となり、第2導電型ウ
ェルと第1導電型ウェルに、アクティブ時には順バイア
ス、スタンドバイ時には逆バイアスが印加されることを
特徴とする。
【0031】(10)第1導電型半導体層上に第1導電型
と第2導電型の各ウェルを隣接して配置し、第1導電型
ウェルに第2導電チャネル型MISFET、第2導電型
ウェルに第1導電チャネル型MISFETを形成し、さ
らに第1の電圧供給ノード及び第2の電圧供給ノードを
形成した半導体装置であって、第1導電チャネル型及び
第2導電チャネル型のMISFETの少なくとも一方
は、アクティブ状態とスタンドバイ状態とで選択的に動
作し、第2導電型ウェルと第1のバイアス電圧発生回路
の出力が第1の電圧供給ノードを介して接続され、第1
導電型ウェルと第2のバイアス電圧発生回路の出力が第
2の電圧供給ノードを介して接続され、第1のバイアス
電圧発生回路の電流駆動能力は、第2のバイアス電圧発
生回路の出力電圧の値により変化し、第2導電型ウェル
と第1導電型ウェルに、アクティブ時には順バイアス、
スタンドバイ時には逆バイアスが印加されることを特徴
とする。
【0032】(11)同一チップ上に、第1及び第2のM
ISFETと電圧供給ノードを形成した半導体装置であ
って、第1のMISFETのゲートとウェル電極又はゲ
ートとボディ電極が接続され、第1のMISFETのソ
ースと第2のMISFETのドレインが接続され、第2
のMISFETのソースは電流供給ノードに接続され、
第2のMISFETのウェル又はボディ電極の電圧は、
前記電圧供給ノードによりスタンドバイ時とアクティブ
時で少なくとも2つの定常状態をとり、第2MISFE
Tのスタンドバイ時のしきい値をVths とし、第1のM
ISFETのしきい値をVthとするときVth<Vths
なるように設定され、第2のMISFETのゲートの電
圧は、スタンドバイ時とアクティブ時で少なくとも2つ
の定常状態をとり、第2のMISFETがスタンドバイ
時に遮断状態となり、アクティブ時に導通状態となるよ
うに設定されていることを特徴とする。
【0033】(11-1)第1のMISFETは、ゲートとウ
ェル電極又はゲートボディ電極が接続され、かつソース
及びドレインを共有しゲートを独立にして複数個並列接
続されていること。 (11-2)第1のMISFETと第2のMISFETの多数
キャリアの導電型が同一であること。 (11-3)第2のMISFETのアクティブ時のしきい値を
tha とすると、Vth>Vtha となること。 (11-4)第2のMISFETのウェル又はボディ電極は、
第2のMISFETのソース電極に対し、スタンバイ時
に逆バイアスを印加されており、アクティブ時に順バイ
アスを印加されていること。 (11-5)第1のMISFETのソース電極と第2のMIS
FETのドレイン電極とが接続されたノードに第3のM
ISFETのソース電極が接続され、第3のMISFE
Tのゲート電極とウェル又はボディ電極とが接続され、
第3のMISFETは第1のMISFETと同一チップ
上に形成されていること。 (11-6)第2のMISFETのゲート電圧がスタンバイ時
にそのソース電極に対し負のバイアスを印加されている
こと。
【0034】(12)同一チップ上に形成された第1〜第
3のMISFETと電圧供給ノードを形成した半導体装
置であって、第1のMISFETのゲートとウェル電極
又はゲートとボディ電極が接続され、第1のMISFE
Tのドレインと第2のMISFETのソース電極及び第
3のMISFETのゲートが接続され、第2のMISF
ETのドレインは電流供給ノードに接続され、第1のM
ISFETと第3のMISFETの多数キャリアの導電
型が同一であり、第3のMISFETのウェル又はボデ
ィ電極は前記電圧供給ノードに接続され、そのゲートと
は独立に電位を与えられ、スタンドバイ時とアクティブ
時で少なくとも2つの定常状態を取ることを特徴とす
る。
【0035】(12-1)第1のMISFETは、ゲートとウ
ェル又はボディ電極とが接続され、かつソース及びドレ
インを共有しゲートを独立にして複数個並列接続されて
いること。 (12-2)第4のMISFETのゲート電極が第3のMIS
FETのゲート電極に接続され、第4のMISFETの
ソースドレイン電極の一方が、第3のMISFETのド
レイン電極と接続され、第4のMISFETのウェル又
はボディ電極は第4のMISFETのゲートと独立に電
位を与えられること。
【0036】(13)第1導電型の半導体基板上に第1導
電型の第1の領域と第2の導電型の第2の領域が形成さ
れ、第1の領域は半導体基板と第2の領域によって分離
して形成され、第1の領域上に第1導電型の第3の領域
及び第2導電型の第4の領域が形成され、第2の領域上
に第1導電型の第5の領域及び第2導電型の第6の領域
が形成されており、第3、第4、第5、第6の領域がそ
れぞれ素子分離領域により分離されていることを特徴と
する半導体装置。
【0037】(作用)本発明によれば、前記(1)
(2)の構成を採用することにより、電源電圧を低下さ
せてもゲート遅延時間が増加せず、ゲート電界を一定以
下に保つことができる。よって、高速で、ゲート耐圧や
ゲート絶縁膜を流れる電荷量が一定でも、ゲート絶縁膜
に対する信頼性の高い回路を形成できる。また、電源電
圧を低下させることが可能なため、ドレイン電界による
ホットキャリア発生も抑えることができ、よりトランジ
スタの信頼性を向上できる。さらに、前記(3)〜
(5)の構成を採用することにより、電源電圧が低下し
てもアクティブ・スタンドバイ状態で基板バイアスの変
化量を大きく確保でき、スタンドバイ時の低消費電力化
が可能となる。
【0038】また、前記(6)の構成を採用することに
より、入力の立ち上がりではしきい値を下げ、立ち下が
りではしきい値を上げることができ、これによって入力
信号の立ち上がり時間又は立ち下がり時間が遅い場合の
ゲート遅延時間を短縮することが可能となる。
【0039】また、前記(7)(8)の構成を採用する
ことにより、基板バイアスコントロールを実現する際に
問題となるラッチアップを解消することが可能となる。
【0040】また、前記(9)(10)の構成を採用する
ことにより、ウェル間の容量結合によるオーバーシュー
トやアンダーシュートを抑制することでき、これにより
ラッチアップを解消することが可能となる。
【0041】また、前記(11)(12)の構成を採用する
ことにより、ゲート遅延時間の増大を抑え、高集積化を
実現することができる。さらに、従来例の基板バイアス
の変化のないトランジスタを縦続接続した構造よりもス
タンドバイ時及びアクティブ時の両方でリーク電流を減
少させ、アクティブ時に電流駆動能力を確保することが
できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0043】(実施形態1)本発明者らは、しきい値V
thをアクティブ時とスタンドバイ時に変化させるMIS
FETを用いた論理回路を形成することによって、負荷
容量が一定の条件の下で、VDDが低下してもτpdを小さ
くし、かつゲート絶縁膜にかかる最大電界Emax を一定
にする方法を新たに見出した。図3にその回路構成例を
示す。
【0044】図3(a)において、n(チャネル)型M
ISFET4のゲート電極はp(チャネル)型MISF
ET5のゲート電極と接続され、インバータの入力電極
6(IN)となっている。さらに、n型MISFET4
のドレイン電極はp型MISFET5のドレイン電極と
接続されており、インバータの出力(OUT)となって
いる。また、n型MISFET4のソースば電極0V
(第2の電流供給ノード)に接続され、p型MISFE
T5のソース電極はVDD(第1の電流供給ノード)に接
続されている。これら構成より、スタティック型のイン
バータを構成している。
【0045】図3(a)の構造に特徴的なことは、n型
MISFET4の基板電極が可変のバイアス電源Gに接
続されていることである。この電源Gは、基板バイアス
効果によってトランジスタのしきい値を変化させるのに
用いており、アクティブ時とスタンドバイ時に対応し
て、少なくとも2値の電圧を出力するようになってい
る。ここで、n型MISFETのスタンドバイ時のしき
い値はV1 、アクティブ時のしきい値はV1 −ΔVとな
っているとする。
【0046】次に、本発明の方法を説明する前に、ゲー
ト絶縁膜に加わる最大電界Emax が電源電圧やMISF
ET構造にどのように依存するかを、図2のn型MIS
FETのゲート−p型ウェル間バンドダイアグラムを例
として説明する。なお、(実施形態1,2)において
は、ウェル電極と便宜的に表記した電極は、SOI(si
licon-on-insulator)構造上の部分空乏化トランジスタ
におけるボディ電極や、チャネル下に形成したバックゲ
ート電極、SOI絶縁膜の下に形成したバックゲート電
極を代わりに用いても構わない。
【0047】図2(a)は、ゲート絶縁膜1と半導体2
のMIS界面のバンドダイアグラムである。図2で、E
c は伝導帯下端を、Ev は価電子帯上端を示し、図2中
斜線で示した部分は半導体中の空乏層電荷を、QB は該
空乏層電荷をゲート絶縁膜1に垂直な方向で積分した面
密度を示す。ソースから測ったゲート電圧をVG とし、
トラップによる電荷を少ないとして無視すると、ゲート
絶縁膜に印加される電界Ei は次のように表される。
【0048】 Ei =(VG −Ψs −VFB)/ti …(1) 式(1)でti はゲート絶縁膜1の膜厚、VFBはMIS
キャパシタのフラットバンド電圧、Ψs は半導体2の表
面バンド曲がり量とする。
【0049】ここで、VG ≧V1 の場合、ミッドギャッ
プから測った半導体2のフェルミレベルをφF として、
表面に反転層が形成されるため、Ψs 〜2φF と固定さ
れ、式(1)は以下のように、 Ei =(VG −2φF −VFB)/ti …(2) しきい値V1 に依存しない値となる。
【0050】一方、VG <V1 の場合には、表面が空乏
化し、反転層が形成されていないため、Ψs <2φF
なる。ここで、VG を一定とした場合、表面バンド曲が
りΨs はしきい値が上昇するほど小さくなるため、しき
い値上昇に伴いEi は上昇する。特に、図1のCMOS
インバータの場合、VG =VDDとなるから、図2(b)
のようにVDD<V1 の場合Ei は上昇し、VDD≧V1
場合Ei は一定値となる。
【0051】スタンドバイ時においては、サブスレショ
ルドリーク電流を減らすため、更にウェルとpn接合の
拡散リーク電流を減らすためには、しきい値V1 を上昇
させるのが望ましく、ゲート絶縁膜電界破壊やリーク電
流の増大や耐圧不良を生じるのを防ぐために、Ei の絶
対値を低く抑え、VDD≧V1 とするのが望ましい。図3
の4で示すn型MISFETの場合、これら条件を両方
とも満たすには、VDD=V1 とするのが望ましい。
【0052】ちなみに、ゲート絶縁膜の信頼性保持に必
要なVDD≧V1 という条件は、論理回路でスタンドバイ
時にデータを保持する場合にも望ましい。例えば、図3
(a)のインバータの場合、出力が0Vとなっている状
態で、アクティブ状態からスタンドバイ状態に変化させ
ることを考える。ここで、スタンドバイ状態において、
p型MISFET5の負荷CL へ流れ込むリーク電流を
0 とする。電源電圧VDDよりもV1 が低い場合には、
n型MISFET4は導通状態なので電流駆動能力は維
持されるが、電源電圧VDDよりもV1 が高くなると、n
型MISFET4は遮断状態、即ちサブスレショルドリ
ーク領域になって、電流駆動能力が激減し、その流れる
電流値の制御は非常に困難になる。このため、p型MI
SFET5の負荷CL へ流れ込むリーク電流によって出
力電圧が上昇し、次段の論理回路の入力しきい値を越え
てしまうとデータが破壊されやすくなる。
【0053】ここで、VDDは、例えば外部電源電圧の変
動や並列して接続された論理回路の電流消費によって、
例えば5〜10%程度変動する。またさらに、電池駆動
されるデバイスは、電源電圧の変動幅が10%以上と大
きいため、Ei の絶対値は電源電圧変動に対する余裕を
確保することが望ましい。また、しきい値も、例えば図
2の基板2の不純物の数の統計揺らぎによって、一般的
にV1 =βVDDとするように定数β(≦1)を定めるの
が良いことが判る。
【0054】次に、VDDを低下させてもτpdを小さく
し、かつゲート絶縁膜にかかる最大電界Emax を一定に
する条件を示す。
【0055】まず、V1 =βVDDとするようにスタンド
バイ時のしきい値を定めた後、アクティブ時で、図3で
ソース・ドレインとウェルとの接合が順バイアス方向に
なるように基板バイアスをスタンドバイ時よりも印加し
た場合を考える。この、アクティブ時とスタンドバイ時
に基板バイアスを変化させる方法自体については、例え
ば特開平6−216346号公報や特開平6−8957
4号公報などで公知であるが、本発明者らは、VDDを一
定として基板バイアスを順バイアス方向に印加してもゲ
ート絶縁膜電界が増加しないことを新たに見出した。
【0056】つまり、基板バイアスを順方向に印加した
場合、反転層が形成されている場合には式(2)よりE
i は一定となる。
【0057】次に、アクティブ時、基板バイアス印加に
より、n型MISFETのしきい値が(V1 −ΔV)と
なるとして、入力6が0VからVDDまで変化する場合、
出力の遅延時間τpdは、次のように表される。
【0058】 τpd=γCL DD/{VDD−(V1 −ΔV)}e =γCL DD/{(1−β)VDD+ΔV}e …(3) ここで、γはVDDや基板バイアス電圧に依存しない定数
で、eは1より大きく2以下のパラメータであり、特に
長チャネルトランジスタではeは2となり、キャリア速
度が速度飽和するに従い1に近づき、一般には1.3〜
1.5の値をとる。ΔVは、しきい値のスタンドバイ時
とアクティブ時の差に相当し、基板バイアスに依存する
がVDDには殆ど依存しない。
【0059】図4にΔVが0、即ち基板バイアスを変化
させない従来の場合と、ΔVが有限の正の定数の場合の
τpdのVDD依存性を示す。従来例では、VDDが減少する
とτpdはVDD (1-e) に依存して増加するのに対し、本発
明者らは、 VDD<ΔV/{(e−1)(1−β)} …(4) の範囲で、ΔVが有限の正の定数の場合には、負荷容量
L が一定の条件でもVDDが減少するとτpdは減少する
ことを初めて見出した。なお、この式(4)において、
スタンドバイ時のしきい値をVths 、アクティブ時のし
きい値をVtha とし、e=2とすると、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha …(5) となる。
【0060】上記の発見は、図3(b)で示すp型MI
SFETでも、入力6がVDDから0Vまで変化する場合
の出力の遅延時間τpdを考えれば、全く同様に成り立
つ。図3(b)は図3(a)で基板バイアスをアクティ
ブとスタンドバイ状態で変化する端子を、n型MISF
ETではなくp型MISFETに形成した例である。こ
の電源は基板バイアス効果によってトランジスタのしき
い値を変化させるのに用いており、少なくとも2値の電
圧を出力するようになっている。ここで、p型MISF
ETのスタンドバイ時のしきい値Vths はV1 、アクテ
ィブ時のしきい値Vtha はV1 −ΔVとなっているとす
る。
【0061】ここで、τpdを減少させるには、ΔVが電
源電圧に依存せず、一定の値を得られる回路が望まし
い。よって、望ましい基板電圧を変化させる回路構成と
しては、図5(a)に示すように、n型MISFET4
及びp型MISFET5に各々第1,第2の基板バイア
ス電圧発生回路7,8をそれぞれ接続し、基板バイアス
電圧発生回路7,8にはアクティブ/スタンドバイの選
択入力を設けるようにすればよい。また、図5(b)に
示すように、基板バイアス発生回路7のみにアクティブ
/スタンドバイの選択入力を設けてもよい。さらに、図
5(c)に示すように、n型MISFET4のみに基板
バイアス発生回路7を設け、この基板バイアス発生回路
7にアクティブ/スタンドバイの選択入力を設けてもよ
い。
【0062】また、上記ではCMOSインバータについ
ての回路を示したが、式(3)は、いわゆるnMOS回
路でも成立する。よって、図6(a)のようなデプレッ
ション型のMOS負荷9を用いたnMOSインバータで
も良いし、図6(b)のような抵抗負荷10を用いたイ
ンバータでも良い。また、図5(a)〜(c)におい
て、n型MISFET側の基板バイアスコントロールで
はなく、図3(b)と同様にp型MISFET側の基板
バイアスコントロールを行っても良い。
【0063】また、τpdを減少させるには、図7に示す
ように、降圧回路15を設けて論理回路14に印加する
電圧を下げるようにしても良い。図7(a)は降圧回路
及び制御回路の構成を示し、(b)は論理回路部を示し
ている。図7において、11は基準電圧発生回路を、1
2は電圧出力と基準電圧とを比較する比較器を、13は
比較出力を増幅するトランジスタを、18は内部電源電
圧ノードを示す。11の基準電圧発生回路の出力は12
の比較器の入力に接続されている。これらは、点線の1
5で示すブロックで降圧回路として機能し、内部電源電
圧ノード18が論理回路14に接続されている。図では
比較出力を増幅するトランジスタ13としてp型MIS
FETを示したが、pnpバイポーラトランジスタをそ
の代わりに用い、エミッタを外部VDD端子へ、ベースを
12の出力へ、コレクタを内部電源ノード18に接続し
てもよい。
【0064】また、図7において、16はp型MISF
ET、17はn型MISFETであり、これらはインバ
ータを構成するように外部電源VDDと接地端との間に接
続されている。このインバータにはアクティブ/スタン
ドバイ制御信号が入力され、インバータの出力は論理回
路回路14に基板バイアスを与えるノード19に接続さ
れる。そして、アクティブ/スタンドバイ制御入力によ
って、ノード19は外部VDDから0Vまで変化すること
ができるようになっている。
【0065】論理回路14に供給される内部電源電圧は
0Vより大きく外部VDDよりも小さい電圧を取るので、
このような構成によって、基板バイアス電圧を内部電源
電圧よりも高い電圧から0Vまで変化することができ、
電源電圧よりも広い範囲の基板バイアス電圧を印加する
制御回路20を形成することができる。このようにする
ことにより、しきい値変化量ΔVを、電源電圧範囲で基
板バイアスを印加した場合より増大することができる。
【0066】ここで、本発明者らは、図7(a)に示す
ような降圧回路を用いた場合に、降圧回路を用いない場
合よりもインバータの負荷容量の充放電電力に対して低
消費電力化が実現できることを見出した。これを図15
を参照して説明する。
【0067】図15(a)及び(b)では、p型MIS
FET5とn型MISFET4とが接続されてインバー
タが形成されており、その入力は周波数fの矩形波発振
器22に接続されているとする。なお、図15(a)に
おいて発振器22の電圧は0VとVDLの2値をとり、図
15(b)においては0VとVDDの2値をとるとする。
また、図15(a)では、pMOSFETの一方は、降
圧回路15の出力(OUT)に接続され、VDDよりも低
いVDLの電位となっているとする。また、降圧回路15
には電流平滑化するための容量が並列接続され、条件と
して、前記インバータのゲート遅延に比較して十分長い
時定数で降圧回路15が応答し、ほぼ一定の直流電流I
が降圧回路15を通じて供給されているとする。
【0068】このとき、図15(a)のインバータの負
荷容量CL の充放電電流によって消費される電力は、f
L DL 2 となる。また、インバータを通過する電荷は
単位時間当りfCL DLとなるから、これが降圧回路を
流れる電流Iと等しくなり、降圧回路によって消費され
る電流はfCL DL(VDD−VDL)となる。よって、図
15(a)の回路で負荷容量の充放電電流によって消費
される全電力は、前記2つの成分の和、即ちfCL DL
DDとなる。一方、降圧回路を用いない図15(b)の
回路の場合、回路で負荷容量の充放電電流によって消費
される全電力はfCL DD 2 となる。ここで、一般にV
DL<VDDだから、降圧回路を用いた方が、負荷容量の充
放電電流によって消費される電力を小さくすることがで
きる。
【0069】ここで、従来単に外部電源電圧VDDを低下
させる場合には、τpdが増大する問題があった。しか
し、本発明の動作条件、即ちVDL<ΔV/{(e−1)
(1−β)}の範囲を満たすようにし、かつ本実施形態
の図15(a)の回路構成を用いれば、外部電源電圧V
DDを一定にした場合においても、τpdを小さくし、かつ
負荷容量の充放電電流によって消費される全電力を小さ
くすることができる。また、このような構成にすること
によって、配線を流れる電流Iも減少するため、配線の
エレクトロンマイグレーションや信頼性の問題も緩和す
ることができる。
【0070】さらに、図7(a)の構成では、基板バイ
アス端子19の電圧は外部電圧から昇圧の必要なく形成
できる。よって、発振器やチャージポンプを必要とする
昇圧回路を形成するよりも簡単で、低インピーダンスな
電源線を用いることができ、結果として高速低消費電力
で基板電圧を変化できる。
【0071】論理回路14の構成としては、例えば、図
5(a)(b)(c)のような構造の他に、図7(b)
のようなインバータのp型MISFET5の基板端子を
基板バイアス変化端子19に接続する構造が挙げられ
る。図7(a)及び(b)の構造を組み合わせることに
よって、基板バイアスを、p型MISFET5のソース
・ドレインと基板とのpn接合が順方向にバイアスされ
る電圧から、逆方向の電圧まで変化させることができ
る。
【0072】また、基板バイアス制御回路としては、図
8(a)及び(b)に示すような基板バイアス制御回路
20も考えられる。図8(a)では、発振周波数、又は
デューティ比の異なる発振器23と発振器24をアクテ
ィブ/スタンドバイ制御入力によって切り替え、基板バ
イアス電圧ドライブ用のトランジスタ16及び17の入
力に接続することによって、外部VDDから0Vまでの間
の中間の電圧を基板バイアス電圧として与えることがで
きる。また、これらの基板バイアス電圧出力19を発振
器のフィードバック入力に用いることによって、安定し
た電圧を供給することができる。
【0073】また、図8(b)では、前述の発振器2
3,24のいずれか一方をアクティブ/スタンドバイ制
御入力によって選択的に動作させて、基板バイアス電圧
をアクティブ/スタンドバイに適した出力を切り替え
る。この場合、一方の発振器23,24を停止すること
ができるので、より低消費電力をはかることができる。
【0074】また、図7(a)では、VDD側に降圧回路
を挿入した例を示したが、これとは逆に図9のように、
接地側に降圧回路を挿入してもよい。このような構成を
とることによって、p型トランジスタよりも電流駆動能
力の高いn型トランジスタを降圧回路出力段13に用い
ることができ、より応答時間が短く素子面積の小さい回
路を実現することができる。また、図9では比較出力を
増幅するトランジスタ13としてn型MISFETを示
したが、npnバイポーラトランジスタで代替してエミ
ッタを外部接地端子へ、ベースを12の出力へ、コレク
タを内部電源ノード18に接続してもよい。
【0075】さらに、図9で示すように、例えば基板バ
イアス発生回路ブロック20のp型MISFET17の
MISFET16と接続されていないソース・ドレイン
端子は、例えば昇圧回路21の出力と接続してもよい。
ここで、昇圧回路21はスタンドバイ状態の基板バイア
ス電圧を生成する方が、アクティブ状態の基板バイアス
電圧を生成するよりも電流駆動能力が小さくて済むので
望ましい。
【0076】これら構成をとることによって、論理回路
14の電源電圧範囲を越える基板バイアス電圧を印加す
ることができ、より大きなΔVを確保することができ、
かつ高速でスタンドバイからアクティブ状態に遷移する
ことができる。
【0077】更に、外部電圧VDDが低い場合には、ΔV
を大きく確保するために、図10(a)のようにVDD
りも高い電圧VB2を昇圧回路21で発生し、論理回路の
n型MISFET4のウェル電圧としてアクティブ時に
加えてもよい。図10(a)において、昇圧回路21は
DDを入力とし昇圧電圧をVB2を発生させる。また、出
力電圧をVB1とした他の基板バイアス発生回路7と昇圧
回路21は切り替えスイッチを介してn型MISFET
4のウェル端子19に接続されている。また、この切り
替えスイッチは、アクティブとスタンドバイの制御入力
によって、n型MISFET4のウェル電圧をそれぞ
れ、VB2及びVB1に切り替えるようになっている。
【0078】電源電圧範囲を越えるスタンドバイ電圧と
アクティブ電圧に切り替える切り替えスイッチについて
は、後に図14を説明する時に詳細に述べる。
【0079】図10から図13に対応する実施形態の特
長は、昇圧回路の出力と基板端子19との間ではなく、
電源VDDと基板端子19との間にスイッチング素子が形
成されている点である。このように素子を形成すること
によって、電流供給能力が低く出力インピーダンスの高
い昇圧回路よりも低インピーダンスの電源線VDDによっ
てp型ウェル4を充電することができ、スタンドバイ状
態からアクティブ状態の切り替えを高速化することがで
きる。また、昇圧回路の電流駆動能力が小さくても済む
ので、キャパシタを利用したチャージポンプ回路による
昇圧法では、より小さな面積のキャパシタで昇圧回路を
形成でき、高集積化及び低消費電力化が図れる。
【0080】ここで、昇圧回路の出力にMISFETを
形成した場合は、MISFETの一方のソース・ドレイ
ン電極電圧がVB2で、MISFETの他の一方のソース
・ドレイン電圧がVsub である場合でも遮断状態が確保
できなければならないが、図10(a)の構成では、一
方のソース・ドレイン電極電圧をVB2からVDDまで下げ
ることができ、ソース・ドレイン間パンチスルーや基板
バイアス効果によるしきい値の変化量の減少、ゲート絶
縁膜信頼性の向上が期待できる。
【0081】図10(a)では、VDDとn型MISFE
T4のウェル端子19にトランジスタ(スイッチング素
子)5' を形成し、そのゲート電極をアクティブ/スタ
ンドバイ制御入力に対してワンショットパルスを発生す
る回路に接続することによって、スタンドバイ時からア
クティブ時への遷移時間を短くでき、電源電圧の変動に
も遷移時間の増大を抑えることができる。ここで、ワン
ショットパルスの発生は、図10(b)のタイミングチ
ャートで示すように、スタンドバイ時からアクティブ時
に変化することで生じ、そのパルス継続時間は、ウェル
端子19の電位がVB1からVDDまでの範囲内となるよう
に決める。一般的に消費電力を小さくした昇圧回路の出
力インピーダンスに対し、外部電源VDD線のインピーダ
ンスが小さいため、VDDの電圧まではより速く充電する
ことができる。
【0082】ここで、簡単のために論理回路の代表とし
て、図10(a)ではインバータで示したが、勿論NA
NDやNOR、パスゲート回路などのロジックでも構わ
ず、ウェルの極性が一致した複数の論理回路で用いるこ
とができる。なお、ワンショットパルスの発生回路につ
いては、例えば特開平8−204140号公報等で公知
であり、ここではその詳細は省略する。
【0083】さらに、昇圧回路21を用いた実施形態の
変形例としては、図11(a)で与えられる回路が考え
られる。図11(b)にはそのタイミングチャートを示
す。これは、ノード19のVsub の電圧によって、パル
ス発生回路の動作を制御している。ここで、p型MIS
FETのしきい値をVtbp として前記パルス発生回路の
パルスがVDDから0Vになるのは、スタンドバイ時から
アクティブ時に変化することで生じ、パルスが0Vから
DDになるのは、Vsub があるしきい値(VDD
tbp )以上になった時となる。このような構成とすれ
ば、トランジスタ5がonからoffとなる基板電圧V
sub を(VDD−Vthp )に保つことができ、Vsub は電
源電圧VDDが変化しても常にVthp だけの電圧余裕があ
り、昇圧回路21から基板端子19を通じてVDD電源線
に流れる漏洩電流を防ぐことができ、消費電力を小さく
できる。
【0084】さらに、図11(a)の回路変形例を図1
2(a)に示す。図12(a)はVDD線にp型MISF
ET5''のソース・ドレイン電極の一方が接続され、他
のソース・ドレイン電極の一方とゲート電極が接続さ
れ、トランジスタのしきい値Vthp を有する整流性ダイ
オードとなっている。図12(b)にタイミングチャー
トを示す。このダイオード5''とトランジスタスイッチ
5"'が直列接続され、ウェル端子19に接続されてい
る。このような構成にすることにより、ここで、このト
ランジスタ5''と5''' が両方とも導通状態となるの
は、アクティブの時で、かつ、Vsub 端子が(VDD−V
thp )以下の場合である。よって、この構成でも、図1
1(a)で示したのと同様、スタンドバイからアクティ
ブに変化するときに高速に充電することができる。
【0085】勿論、図12(a)のMOSダイオード
5''を、図13のようにpn接合ダイオードやショット
キーバリアダイオードとしても良いし、p型MISFE
Tではなく、n型MISFETで形成したMOSダイオ
ードでもよい。
【0086】また、図12(a)では、アクティブ/ス
タンドバイ制御入力を、昇圧回路21及び基板バイアス
回路7に入力している。本発明者らは、この切り替えス
イッチと電源の構成についても新たな構成を考案した。
このアクティブ/スタンドバイ制御入力は、昇圧回路2
1に対しては、アクティブの場合に電流駆動能力を向上
し、スタンドバイ時には電流駆動能力を低下、又は昇圧
を停止するようにし、この出力電圧をVa1とする。一
方、スタンドバイ基板バイアス回路7に対しては、スタ
ンドバイの場合に電流駆動能力を向上し、アクティブの
時には電流駆動能力を低下、又はバイアス電圧発生を停
止するようにし、この出力電圧をVa2とする。このよう
に両回路21及び7の出力電圧を制御することにより、
切り替えスイッチのVsub とVa1及びVa2間にかかる電
圧を、両回路21及び7が常に動作している場合に比
べ、低下させることができる。
【0087】例えば、両バイアス回路の電流駆動能力が
変化せず動作する従来例では、アクティブ時には、V
sub 及びVa2にVB2が、Va1にVB1が印加され、電流切
り替えスイッチはVa1を遮断しなければならない。よっ
て、n型MISFETのパスゲート回路を用いた図14
のようなスイッチでは、アクティブ時の前記n型MIS
FETのゲート電圧をVGA、トランジスタのしきい値を
thn として、VGA−Vthn <VB1を満たすように設定
する必要がある。ここで、VGAとして、基板バイアスを
印加する論理回路と共通として0VからVDDであると考
えると、VB1>−Vthn の範囲にVB1は限定される。こ
のVB1の限定を外すには、VGAに0V以下を印加する必
要がある。
【0088】ところが、図12(a)の回路を用い、ア
クティブ時にスタンドバイ基板バイアス回路7のバイア
ス電圧発生を停止した場合には、図12(b)のよう
に、Va1はVB1よりも0Vに近づく(この電圧をVB3
する)ので、電流切り替えスイッチの遮断能力は低くて
もよい。逆に、スタンドバイ時に昇圧回路21のバイア
ス電圧発生を停止した場合には、図12(b)のよう
に、Va2はVB2よりも0Vに近づく(この電圧をVB4
する)ので、Vsub 電圧VB1とVa2との差が小さくな
り、両回路が動作している場合に比べ、電流切り替えス
イッチの遮断能力は低くてもよい。
【0089】よって、スイッチ用MISFETのゲート
電圧の昇圧又は負電圧を印加をしなくても、例えば図1
4のような単純なスイッチ回路でスイッチングをするこ
とができる。この場合、例えば切り替えスイッチのゲー
トに入力されるアクティブ/スタンドバイ状態制御入力
(負論理)の論理電圧振幅を0VとVDDとし、p型MI
SFET5のしきい値Vthp をVB4−VDD<Vthp <V
B2を満たすようにし、さらにn型MISFET4のしき
い値Vthn を−VB3<Vthn <VDD−VB1とするように
設定すれば良い。
【0090】このように設定することによって、論理回
路のMISFETを同じしきい値で切り替え信号入力を
0VとVDDの範囲のトランジスタを、切り替えスイッチ
のトランジスタとして用いることができ、切り替えスイ
ッチ用の昇圧電源や負電圧発生、及び電圧コンバータも
必要なくなる。さらに、スイッチ回路内のMISFET
のゲート電圧の昇圧も必要ないため、ゲート絶縁膜に対
する信頼性も確保できる。
【0091】図14ではnウェルに関して順方向バイア
スを加える切り替えスイッチにp型MISFETを用
い、逆方向バイアスを加える切り替えスイッチにn型M
ISFETを用いたが、相補的に、pウェルに関して
は、順方向バイアスを加える切り替えスイッチにn型M
ISFETを用い、逆方向バイアスを加える切り替えス
イッチにp型MISFETを用いればよい。
【0092】また、典型的な均一濃度のウェルのMOS
FETにおいては、基板濃度をNAと、半導体の誘電率
をεs 、ソース電極から測ったスタンドバイ時の基板電
圧をVBSS 、アクティブ時の基板電圧をVBSa 、電気素
量をqとして、ΔVは次のように表わされる。
【0093】 ΔV=(2εs qNA 0.5 (ti /εi ){(2φF −VBSS 0.5 −(2φF −VBSa 0.5 )} …(6) 例えば1×1018cm-3の基板濃度でti =6nmのシ
リコンMOSFETでは、VBSS =−1VでVBSa =0
Vとすると、ΔVは0.43V程度となる。ここで、β
=0.8、即ちV1 =0.8VDDを満たすn型MOSF
ETを考えると、e≦2の条件から、VDD<ΔV/
{(e−1)(1−β)}≦2.15V以下でVDD低下
に従いτpdも低下する。さらに、例えばΔV=0.2
[V]、V1 =0.8VDD,e=2の条件では、VDD
0.5VとVDD=0.4Vを比較すると、VDD=0.4
Vの方がγCL DD/{(1−β)VDD+ΔV}e は小
さくなり、MISFETをデプレッション型にしなくて
もエンハンスメント型MISFETでも電源電圧を低下
させると高速化することができる領域が存在する。
【0094】なお、通常のMOSFETの基板定数(2
εs qNA 0.5 (ti /εi )は、0.1〜1[V
0.5 ]だから、基板バイアス電圧の変化量が電源電圧V
DDよりも大きくなり、前記バイアス電圧発生回路は昇圧
回路、又は外部電圧から降圧する図7のような回路が望
ましい。また、一般に、e≦2の条件より、VDD<ΔV
/(1−β)の範囲では、本実施形態の条件を満たし、
DD低下に従いτpdも低下する。
【0095】ここで、シリコンMOSFETで、基板濃
度を1×1019cm-3以下にするのがソース・ドレイン
電極と基板電極間のトンネルリークを防ぐのに望まし
い。この基板濃度条件においても、基板バイアスを0.
6〜−3Vの範囲で変化させると、ΔVとしては、ti
=6nmでは、0Vから6V程度まで変化させることが
でき、本実施形態の条件、つまりVDD<ΔV/(1−
β)を満たす電源電圧は6V以下で容易に実現すること
ができる。
【0096】なお、本実施形態は、速度飽和が起こる短
チャネル領域で、速度飽和が起きない領域よりもより高
いVDDでτpdが減少する効果が生じる。これは、短チャ
ネル領域でeが2から1に近づくために、VDDの上限の
ΔV/{(e−1)(1−β)}が上昇するためであ
る。
【0097】(実施形態2)本実施形態では、入力信号
が傾きを持っているときのCMOS論理回路のゲート遅
延時間τpdを減らす回路構成について述べる。τpdを減
らすには、論理回路の電流駆動能力を向上させることの
他に、論理反転しきい値Vinv を下げることが必要なこ
とは公知である(MOS集積回路の基礎(武石喜幸・原
央監修),p.44)。以下、これについてCMOSインバ
ータを例にして簡単に説明する。
【0098】図16(a)は、図1の構造で示されるC
MOSインバータ(図中に挿入図で示す)の入出力特性
を示している。ここで、入力反転電圧Vinv の定義とし
て、入力電圧がVinv の時入力電圧が出力電圧と等しく
なる電圧とする。一般的に、図1のn型MISFET4
ととp型MISFET5の電流駆動能力やしきい値に差
がある場合には、図16(a)に示すようにVinv は必
ずしもVDD/2とはならない。
【0099】図16(b)は、前記インバータに対する
入力波形及び出力波形を模式的に示す図である。ここ
で、入力波形の傾きをαi 、出力波形の傾きをαo
し、入出力は0VからVDDまで変化するとする。入力が
inv 以下だと、n型MISFETの電流駆動能力がp
型MISFETの電流駆動能力より低いので、出力はほ
ぼVDDに固定され、負荷容量の放電は行われない。入力
がVinv 以上になると急激にn型MISFETの電流駆
動能力が増すので、負荷容量の放電が開始される。よっ
て、この時のインバータ遅延τpdを入力波形がVDD/2
となった時間から、出力波形がVDD/2となった時間と
すると、τpdは以下の式で表わされる。
【0100】 τpd=(2Vinv −VDD)/2αi +VDD/2αo …(7) 式(7)より、入力が0VからVDDの方向、即ち立ち上
がりの方向に変化する場合、Vinv を0Vの近くまで下
げることによって高速化できることが明らかである。ま
た、逆に入力がVDDから0Vの方向、即ち立ち下がりの
方向に変化する場合、Vinv をVDDの近くまで上昇させ
ることによって高速化できる。
【0101】以上の特性を実現する実施形態として、図
17(a)の回路が挙げられる。図17(a)におい
て、n型MISFET4のゲート電極はp型MISFE
T5のゲート電極と接続され、インバータの入力電極6
となっている。さらに、n型MISFET4のソース・
ドレイン電極の一方は、p型MISFET5のソース・
ドレイン電極の一方と接続されており、インバータの出
力となっている。また、n型MISFET4のソース・
ドレイン電極のもう一方は0Vに接続され、p型MIS
FET5のソース・ドレイン電極のもう一方はVDDに接
続されている。これらの構成より、スタティック型のイ
ンバータを構成している。
【0102】図17(a)の構造に特徴的なことは、n
型MISFET4のウェル電極又はp型MISFET5
のウェル電極が、前記インバータの出力と抵抗素子10
を介して接続され、出力電圧を基板バイアス電圧にフィ
ードバックしていることである。また、この抵抗素子1
0の抵抗Rと、抵抗素子10が接続された各ウェルの全
容量Cw の積RCw は、急峻な0VからVDDまでのステ
ップ入力を与えた場合のインバータ遅延時間に比較し長
くなるようになっており、かつ入力が定常な状態では、
前記ウェル電極又はボディ電極の電圧はインバータの出
力電圧に等しくなっている。
【0103】また、本実施形態で説明する図17(a)
(b)、図19(a)、図20(a)(b)の例では、
ソース・ドレイン接合と基板との接合を順方向にバイア
スするようになるため、順方向バイアスによるリーク電
流を減らすためには、Siを半導体として用いた場合に
は、電源電圧VDDを0.6V以下で用いるのが望まし
い。さらに、現在の高速スイッチング回路でゲート遅延
τpdが典型的に10〜100ps程度であることや、次
段のウェル容量Cw がMISFETのチャネル幅1μm
当たり1〜100fFであることを考えると、抵抗素子
10の大きさとして、MISFETのチャネル幅1μm
当たり100Ω以上が望ましい。
【0104】次に、本回路の動作を説明する。図18
は、図17(a)に対応するインバータ入力電圧Vin
n型MISFET4のウェル電圧Vsub 、インバータ出
力電圧Vout の時間変化の関係を示した図である。ま
ず、入力が0Vの時、出力はVDDになっているので、ウ
ェル電圧の初期値も定常状態としてVDDになっている。
次に、入力が傾きαi で0VからVDDまで上昇すると、
n型MISFET4のゲート容量をCg 、n型MISF
ET4のp型ウェルに関する全容量をCtot として、n
型MISFET4のしきい値電圧Vthにゲート電圧が達
するまで、容量結合により、Cg / Ctot αi の傾きで
ウェル電圧も上昇する。この結果、n型MISFET4
のp型ウェルがより正にバイアスされることになり、基
板バイアス効果によってしきい値が低下し、基板バイア
スをVDDに固定した場合よりも電流駆動能力が増す。
【0105】一方、p型MISFET5は、ゲート電圧
の上昇分だけ電流駆動能力が減少する。これらにより、
インバータ反転電圧Vinv が0Vに近づき、負荷容量に
蓄えられた電荷を放電する遅延時間が、基板バイアスを
DDに固定した場合に比較して短くなる。さらに、イン
バータ入力VinがVinv より大きくなると、抵抗10を
通じて前記ウェルに蓄えられた電荷がRCw の時定数で
出力端子へ放電されるので最終的にはVsub はVout
同じ電位である0Vとなる。Vsub =0Vの場合、V
sub =VDDの場合よりも反転電圧Vinv は上昇するの
で、今度は入力がVDDから0Vに変化する場合のスイッ
チング速度は向上する。
【0106】なお、図17(a)の変形例としては、抵
抗素子10をn型MISFET4とp型MISFET5
で共通化して、両ウェルを短絡する図17(b)の回路
が挙げられる。この回路では、抵抗素子10の数を減ら
すことができ、インバータ面積を縮小することができ
る。図17(b)の回路構成では、入力が傾きαi で0
VからVDDまで上昇する場合、スイッチング初期におい
ては、p型MISFET5のチャネル反転層が既に形成
されているため、n型MISFET4の基板バイアス電
圧はVDDに固定され、容量結合によるn型MISFET
4のしきい値低下の効果はない。しかし、反転電圧V
inv は、Vsub の定常状態の変化に従って、入力電圧が
0Vの時低く、VDDの場合に高く変化し、高速スイッチ
ング動作できる特徴は保持される。
【0107】なお、従来より、インバータを形成するM
ISFETのウェル電極にインバータの入力を接続する
例は公知である(特開平6−085262号公報)。本
実施形態では、インバータの入力をウェル電極に接続す
る公知例に比較して、入力はウェル電極とは接続されて
いないため、ウェルとドレイン間の帰還容量、即ちミラ
ー容量成分の増大がない。このため、より高速にスイッ
チング動作を行うことができる。
【0108】また、本実施形態の変形例としては、図1
9(a)で示す例が挙げられる。図19(a)では、p
型MISFET5のウェル電極を抵抗10を介してイン
バータの出力と接続され、n型MISFET4のウェル
電極は他の基板バイアス回路7と接続されている。この
ように片方のウェルのみを論理出力端子に接続したもの
でもよい。勿論、n型MISFET4のウェル電極を抵
抗10を介してインバータの出力と接続し、p型MIS
FET5は他の基板バイアス回路7と接続している構成
や、第1のバイアス回路7を電源線、つまり0VやVDD
の電源で代用した構成でもよい。
【0109】図19(b)は、さらに、インバータの出
力を抵抗10' ,10''による分割によって電圧を降圧
し、抵抗10を介してn型MISFET4のウェル電極
に接続した例である。このようにすることにより、抵抗
分割によってp型MISFET5のウェルに印加される
電圧をVDDよりも低下させることができ、VDDを、p型
MISFET5のソース・ドレイン接合とウェル電極の
pn接合の順方向電圧よりも上昇させることができる。
【0110】また、抵抗の代わりに、図19(c)のよ
うに第3,第4のMISFET26,28を用いること
もできる。この場合、n型MISFET4のウェル電極
は、第3のMISFET26のソース・ドレイン電極の
一方と接続され、MISFET26のソース・ドレイン
電極の他の一方は、インバータの出力と接続されてい
る。また、MISFET26のしきい値をVthとして、
MISFET26のゲート端子27には前記しきい値よ
りも高い電圧V1 が印加されている。ここで、MISF
ET26のドレイン−ソース間抵抗Rと、MISFET
26が接続されたウェルの全容量Cw の積RCw は、急
峻な0VからVDDまでのステップ入力を与えた場合の4
及び5で形成されたインバータのゲート遅延時間に比較
し長くなるようになっている。
【0111】同様に第4のMISFET28のソース・
ドレイン電極の一方とp型MISFET5のウェル電極
が接続され、MISFET28のソース・ドレイン電極
の他の一方はインバータの出力と接続されている。ま
た、MISFET28のゲート端子29にはMISFE
T28のしきい値よりも低い電圧が印加されている。
【0112】ここで、MISFET26は、出力電圧V
out が(V1 −Vth)よりも低い時に導通し、高いとき
に遮断されるので、Vsub は電源電圧VDDに関わらず
(V1−Vth)に上限が固定される。よって、電源電圧
DDが変動しても一定の基板バイアス電圧を得ることが
できる。図19(c)のp型MISFET5、及び電圧
リミッタp型MISFET28についても同様に動作す
ることは明らかであろう。
【0113】さらに、本実施形態の応用として、インバ
ータのみならずNANDゲート及びNORゲートなどの
多入力論理ゲート構造でも用いることができる。例え
ば、図20(a)に2入力NANDゲートを、図20
(b)に2入力NORゲートを示す。動作は図19
(a)と同様なので省略するが、図20(a)では抵抗
10をそれぞれのウェルに形成した場合、図20(b)
は同種のウェルで抵抗10を共通化した場合を示してい
る。
【0114】また、本実施形態では、例えば図17
(a)の回路構成を実現するには、図21に示す素子構
造が挙げられる。図21では、例えばSiからなる半導
体基板上に形成されたp型ウェル31及びn型ウェル3
2の上部に、例えばシリコン酸化膜又は窒化膜からなる
ゲート絶縁膜40を介して、例えばB又はP不純物を添
加したポリシリコンからなるゲート電極41が形成され
ている。
【0115】ゲート電極の両側には、例えばAs又はB
をイオン注入して形成した前記ウェルと逆の導電性を有
するソース・ドレイン層33,36が形成されており、
ソース・ドレイン層33,36の上部には、例えばCo
SiやTiSiからなるシリサイド層37が形成されて
いる。さらに、n型MISFETのソース・ドレイン層
の一方の33は、例えばW,Ti,TiN,Alを含む
金属で形成された配線39を介してp型MISFETの
ソース・ドレイン層の一方の36に接続されている。p
型ウェル31とn型ウェル32との間には、例えばシリ
サイド酸化膜からなる素子分離絶縁体層38が形成され
ている。
【0116】本実施形態で特徴的なことは、前記配線層
の接続されたソース・ドレイン電極33又は36の空乏
層が及ぶ範囲内に、ウェルと同じ導電性を有する、例え
ばAs又はBを添加した高濃度不純物添加層34又は3
5のいずれかが形成されており、ソース・ドレイン電極
と高濃度不純物添加層との間にトンネル電流が流れるこ
と、及び配線39は高濃度不純物添加層34,35に対
して直接接続されておらず、シリサイド層37は前記高
濃度不純物添加層34とソース・ドレイン層33を接続
していない点、及びシリサイド層37は前記高濃度不純
物添加層35とソース・ドレイン層36を接続していな
い点にある。
【0117】このような構造にすることによって、前記
高濃度不純物添加層35とソース・ドレイン層36との
間の抵抗は、シリサイド37によって決定される抵抗よ
りも高く、35と36との間のpn接合のトンネルリー
クで決まる抵抗を得ることができる。
【0118】次に、図22(a)(b)(c)を用い
て、この実施形態の半導体構造の製造工程を説明する。
【0119】まず、例えばボロン濃度1015cm-3のp
型層を形成した半導体を準備する。次いで、p型ウェル
領域31にボロンを1012〜1015cm-2程度イオン注
入、n型ウェル領域32にリンを1012〜1015cm-2
程度イオン注入してウェル拡散し、ウェル領域の濃度を
最適化する。イオン注入のエネルギーは、例えば100
eVから1000eVとの間とする。これらウェル領域
の濃度は1015cm-3〜1019cm-3とすればよい。次
いで、半導体層の表面を酸化し、例えば0.01〜0.
05μmの厚さのSi酸化膜を作成する。さらに、トレ
ンチのマスク材となるシリコン窒化膜又はシリコン膜を
例えば0.03〜0.5μm堆積する。
【0120】次いで、例えばトレンチ分離からなる素子
分離38を形成する。トレンチ分離の深さは例えば0.
1〜2μmの間とし、素子分離のトレンチを形成後、例
えばシリコン酸化膜からなる絶縁膜を0.1〜4μm堆
積する。この後、領域38の高さに比べ±0.3μmの
高さの範囲に入るようにエッチバック又はポリッシング
によって素子分離トレンチ以外を取り除く。次いで、ト
レンチのマスク材を、例えば反応性エッチングによって
取り除く。次いで、p型ウェル領域31にボロンやイン
ジウムをイオン注入、n型ウェル領域32にリンや砒
素,アンチモンをイオン注入してウェル拡散し、チャネ
ル領域及びウェル領域の濃度を最適化してもよい。
【0121】次いで、半導体層の表面を、例えば1〜2
0nm酸化又は窒化してゲート絶縁膜40を形成する。
ゲート絶縁膜としては、堆積法によって形成してもよ
い。次いで、ゲート電極41となる多結晶シリコン膜を
全面に堆積し、リン又はボロンをイオン注入してこれを
低抵抗化する。さらに、リソグラフィーと反応性イオン
エッチングにより加工して、ゲート電極を形成し、これ
により図22(a)の形状を得る。
【0122】次いで、図22(b)に示すように、レジ
スト42を全面に塗布後、リソグラフィを行い、例えば
n型不純物である砒素,アンチモン,又はリンを、例え
ば加速電圧1〜100eVで1013〜1016cm-2イオ
ン注入してn型ソース・ドレイン層33及びn型領域3
5を作成する。このように33と35を同時形成するこ
とによって、33及び35を独立に作成した場合よりも
工程数を減らすことができる。さらに、レジスト42を
全面に塗布後、リソグラフィを行い、例えばp型不純物
であるボロン又はBF2 、インジウムを加速電圧1〜1
00eV、1013〜1016cm-2イオン注入してp型ソ
ース・ドレイン層36及びp型領域34を作成する。こ
こで、35と36の距離及び33と34との距離はトン
ネルリーク電流が流れる程度、0nm〜0.3μm程度
とする。
【0123】さらに、シリサイドを33及び36上のソ
ース・ドレイン上に選択的に形成するために、例えば全
面にシリコン酸化膜からなる絶縁膜43を0.01〜1
μmの厚さで堆積後、リソグラフィとエッチングによっ
て、層34及び層35上に膜43が残るようパターニン
グする。その後、例えばCoかTiを0.01〜0.3
μm全面堆積し、400度以上の熱工程を経ることによ
って選択的にソース・ドレイン上にCoSi又はTiS
iを形成し、残った金属をエッチングによって取り除き
図22(c)の形状を得る。
【0124】この後は図示しないが、層間絶縁膜を堆積
した後、リソグラフィーと反応性イオンエッチングによ
り配線コンタクト44を形成、さらに例えばAlやWか
らなる金属を堆積し、上部の配線層を形成して完成す
る。
【0125】図21の構成の変形例としては、例えばシ
リサイド層37を設けない図23(a)の構成が挙げら
れる。この構成では、コンタクト44を基板と異なる導
電タイプのソース・ドレイン層33又は36に接続し、
基板と同じ導電タイプのソース・ドレイン層34又は3
5には接続しないことが必要である。図23(a)の変
形例では、従来のCMOSプロセスから工程増加なしに
構造を作成でき、シリサイド金属原子混入による応力の
増大や、欠陥形成又は接合リークの悪化もない。
【0126】さらに、他の変形例としては、絶縁体層4
2上に形成した半導体薄膜をトランジスタ活性領域とし
た図23(b)で示す変形例がある。この変形例で、半
導体薄膜の厚さは、例えば、0.05μmから1μm程
度の厚さで、ソース・ドレイン層33,36の拡散容量
低減のために、ソース・ドレイン層が形成する空乏層が
達する程度の深さであることが望ましい。この構成で
は、個々のトランジスタ領域は素子分離領域38で完全
に分離されるため、個々のトランジスタのボディ電位を
制御しやすい構造と言える。
【0127】(実施形態3)表面チャネルn型トランジ
スタのしきい値Vthは、εi をゲート絶縁膜の誘電率と
して、Vth=2φF +VFB−QB i /εi で与えられ
る。ここで、しきい値を低下させて、アクティブ時の電
流駆動能力を向上するには、p型ウェルの空乏層中のア
クセプタ面密度(−QB )を減少させればよい。この方
法としては、例えばn型ソース・ドレイン電極とp型ウ
ェル間で順バイアスになる方向に基板バイアス電圧を印
加すればよい。ところが、アクティブ時に異なる導電型
の接触した複数ウェルが形成された構造で順バイアス印
加を行うと、ラッチアップやウェル電圧が不安定になる
問題が生じ、特に順バイアス印加時に問題となる。これ
を以下に説明する。
【0128】図24(a)は接触したウェルに形成され
た相補型MIS回路の素子構造断面を示している。前述
した実施形態と同一部分には同一の符号を付して、その
詳しい説明は省略する。図24(a)において、電極4
5はpウェル31に形成されたn型MISFETのソー
ス・ドレイン電極の一方であり、0Vに接続されてい
る。電極46' はnウェル32に形成されたp型MIS
FETのソース・ドレイン電極の一方であり、p型半導
体からなり、VDDに接続されている。また、p型ウェル
31とn型ウェル32は、p層47を介してpn接合が
形成されている。ここで、p型ウェル31とn型ウェル
32は直接接触していてもよいし、接触していなくても
よい。また、n型ウェル32はn型ウェル電極35を介
してVss発生回路8に、pウェル31はp型ウェル電極
34を介してVBB発生回路7に接続されている。
【0129】ここで、p型電極46' ,n型ウェル3
2,及びp層47はpnp縦型トランジスタQ1を形成
している。また、n型ウェル32,p層47,及びn型
電極45はnpn横型トランジスタQ2を形成してい
る。これらは互いにベース及びコレクタが接続され寄生
サイリスタ構造を形成し、図24(b)のような等価回
路を描くことができる。ここでαFP,αPNをそれぞれ、
Q1,Q2の順方向ベース接地直流電流増幅率、Ico
両トランジスタの逆方向飽和電流の和、Iw1をn型ウェ
ル32からVss発生回路8に流れる電流、Is1をVBB
生回路7からp型ウェル31へ流れる電流、さらに電源
DDから流れ込む電流、即ちラッチアップを維持するた
めに必要な電流、いわゆる保持電流をIH とすると、次
の式が成り立つ。
【0130】 IH =(Ico−αFP・Iw1−αFN・Is1)/(αFP+αFN−1) …(8) ここまでは公知であり、例えば文献(小柳光正著「サブ
ミクロンデバイスI」(丸善、1987年)p.182-183
)にも述べられている。また、一般にウェル深さより
も素子分離間隔が広い構成では、縦型トランジスタQ1
の方がベース領域が横方向に形成されたQ2よりもベー
ス幅が短いため、電流増幅率がより大きくなり、αFP
αFN>0が成立する。
【0131】式(8)において、保持電流IH は大きい
方がラッチアップが起こりにくくなる。本発明者らは、
縦型トランジスタのベースとなる層32を順方向にバイ
アスすると、横方向バイポーラトランジスタのベース、
つまりp層47に同じ電流量を注入した場合よりもラッ
チアップが生じやすいことを見出した。これは、式
(8)及びαFP>αFNの関係から、Is1=0かつIw1
0 (>0)の条件の方が、Iw1=0かつIs1=I
0 (>0)の条件よりもIH は小さくなることによる。
よって、ラッチアップを防止するには、縦型トランジス
タのベースとなる層を順バイアス条件にしないことが重
要となる。
【0132】そこで、基板を順方向にバイアスする場合
に、ラッチアップ耐性を持たせる1つの実施形態を図2
5に示す。図25(b)で示すように、縦方向に寄生p
npトランジスタQ1のベース端子とショットキーバリ
アダイオード49のカソード端子が接続され、ショット
キーバリアダイオード49のアノード端子が電源VDD
子と接続されており、このダイオード49は縦方向に寄
生トランジスタが形成されるウェルに選択的に形成され
ている。
【0133】例えば、n型半導体に対するSiのショッ
トキーバリアダイオードの順方向電圧VSFは0.3〜
0.4Vと、Siのpn接合の順方向電圧(〜0.6
V)よりも低い。そこで、n型ウェル32はVDDに比べ
(VDD−VSF)以下にはならないため、p型MISFE
Tのソース・ドレイン層46,46' からの注入される
電流を抑えることができ、ラッチアップが起こりにくく
なる。また、ショットキーバリアダイオードは多数キャ
リアデバイスでpn接合ダイオードのように空間電荷層
の電荷蓄積を伴わないので、電源電圧の変動にも高速に
追従し動作する。さらに、ショットキー接合では、n型
ウェルに対する多数キャリアである電子が電流に寄与す
るので、pn接合で注入される正孔よりもラッチアップ
が起こりにくい。
【0134】図25(a)に図25(b)で示した回路
の素子構造断面の例を示す。この図は、基本的には図2
4(a)と同じであるが、n型ウェル32に形成された
p型MISFETのVDDに接続されるp型半導体からな
るソース・ドレイン電極の一方46' の上に金属又は導
電性金属−半導体化合物膜48がオーミック接触となる
ように形成されている。さらに、金属又は導電性金属−
半導体化合物膜48はn型ウェル32上にも形成され、
n型ウェル32とショットキー接合を形成している。導
電性膜48のn型ウェル上の部分は、ソース・ドレイン
電極の一方46' に接して形成されてもよいし、分離し
た領域として、ソース・ドレイン電極と同じ導電性を持
つ電極を新たに形成し、該電極とn型ウェル間とでショ
ットキーバリア接合を形成してもよい。
【0135】導電性膜48の材料としては、例えばW,
TiSi,TiN,Ti,WSi,CoSi,Alを用
い、n型ウェル32の基板表面濃度を1018cm-3以下
にすれば形成することができる。例えば、TiSiやC
oSiでソース・ドレイン電極の上にシリサイド形成す
る場合には、そのシリサイドプロセスでショットキーバ
リアダイオード49を形成することができ、シリサイド
プロセスを用いた論理回路形成工程に対して製造工程の
増加なく本実施形態を実現できる。
【0136】この実施形態の変形例としては、図26
(b)のように、ショットキーバリアダイオードを、例
えばpn接合のビルトインポテンシャル(built-in pot
ential)が前記ウェルとソース・ドレイン接合よりも小
さいpn接合ダイオードで置き換えてもよい。この例と
しては、例えばGeを注入したシリコン上に形成したp
n接合ダイオードや、ドーパント不純物添加量を、例え
ば1018cm-3より多くし、バンドギャップナローイン
グを生じさせたpn接合ダイオードが挙げられる。
【0137】図26(a)に図26(b)で示した回路
の素子構造断面の例を示す。この図は、基本的には図2
4(a)と同じであるが、nウェル32に形成されたp
型MISFETのVDDに接続されるp型半導体からなる
電極46' とnウェル32の両方の領域に渡って、例え
ばGeが1018〜1022cm-3程度添加されSiGe層
51が形成されている(図中の破線部分)。なお、電極
46' は、ソース・ドレイン層と共用してもよいし、分
離して形成されてもよい。ここで、p型電極46,4
6' に対するnウェル32のビルトインポテンシャル
は、層51が形成されていない場合よりも、層51が形
成されている場合に低くなるようにする。
【0138】このような条件において、例えばn型半導
体に対する51層を介した順方向電圧VSFは、SiGe
のバンドギャップがSiより狭いため、Siのpn接合
の順方向電圧(〜0.6V)よりも低くなる。そこで、
Nウェル32はVDDに比べ(VDD−VSF)以下にはなら
ないため、p型MISFETのソース・ドレイン層46
からの注入される電流を抑えることができ、ラッチアッ
プが起こりにくくなる。
【0139】基板を順方向にバイアスする場合に、ラッ
チアップ耐性を持たせる他の実施形態を図27に示す。
図27(b)で示すように、縦方向に寄生pnpトラン
ジスタQ1のベース端子にp型MISFET50のソー
ス・ドレイン端子の一方とゲート電極が接続され、MI
SFET50の他のソース・ドレイン端子の一方が電源
DD端子と接続されている。このMISFET50のし
きい値をVthp とし、|Vthp |はpn接合の順方向電
圧よりも低くしておく。すると、VDD−Vthp以下でト
ランジスタ50が導通状態になり、n型ウェル32はV
DDに比べ(VDD−Vthp )以下にはならないため、p型
MISFETのソース・ドレイン層46,46' からの
注入される電流を抑えることができ、ラッチアップが起
こりにくくなる。
【0140】図27(a)に図27(b)で示した回路
の素子構造断面の例を示す。この図では、nウェル32
に形成されたp型MISFETのVSS発生回路に、MI
SFET50のゲート電極41とソース・ドレイン電極
46が接続され、MISFET50のソース・ドレイン
電極の他の一方である46' にVDDが形成されている。
この構造では、他のp型MISFET5と同じプロセス
で電圧クランプトランジスタ50を形成でき、製造工程
を増加させずに回路を形成できる。
【0141】(実施形態4)異なる導電型の接触した複
数ウェルが形成された構造で、アクティブ状態とスタン
ドバイ状態との遷移で、実施形態3の問題以外にも、独
立した基板バイアス回路を複数ウェルに接続した場合、
ラッチアップやウェル電圧が不安定になる問題が生じる
ことを本発明者らは見出した。このことを以下に説明す
る。
【0142】図28(a)は異なる2つのウェルが接し
たMISFETの素子構造断面で、図24(a)と同一
の構造なので、詳細は省略する。この構造において、p
型層47とn型ウェル32とが大きな拡散容量C1 を有
している。ここで、n型ウェル32はn型ウェル電極3
5を介してVss発生回路8に、pウェル31はp型ウェ
ル電極34を介してVBB発生回路7に接続されている。
【0143】ここで、図28(b)で示すように、VBB
発生回路の電圧はアクティブ状態からスタンドバイ状態
に変化するにつれ、Vactive1 からVstandby1に下降す
るとし、Vss発生回路の電圧はVactive2 からV
standby2に上昇するとする。図28(b)では、これら
は両ウェルに容量性結合がないものとしての出力を示し
ている。ここで、VBB発生回路の電圧の単位時間当たり
の減少量をΔV/Δtとし、n型ウェル32の全容量を
tot とすると、Vss発生回路8の電流供給能力がVBB
発生回路7の電流供給能力よりも非常に小さい場合、n
型ウェル32はp型層47とn型ウェル32の容量結合
によって、(ΔV/Δt)・(C1 /Ctot )だけ電位
減少する。このため、n型ウェル32の電位がV
active2 よりも下がるため、よりn型ウェル32が順方
向にバイアスされラッチアップが生じる。
【0144】逆に、スタンドバイ状態からアクティブ状
態に変化する場合には、VBB発生回路7の電流供給能力
よりも非常に小さい場合、n型ウェル32の電位がV
standb y2よりも逆方向にバイアスされ、ゲートに印加さ
れる電界が増大し、ゲート絶縁膜の耐圧劣化や、スイッ
チング時間の増大、n型MISFETのソース・ドレイ
ン電流46,46’とn型ウェル32とのブレークダウ
ン現象を引き起こす。
【0145】以上の問題点、特にラッチアップの問題点
を解決する実施形態の回路を図29に示す。図29
(a)で示すように、n型ウェル32とショットキーバ
リアダイオード49のカソード端子が接続され、このシ
ョットキーバリアダイオード49のアノード端子がp型
ウェル31又はp型層47に接続されている。このダイ
オード49は縦方向に寄生トランジスタが形成されるウ
ェルに選択的に形成されている。例えば、n型半導体に
対するSiのショットキーバリアダイオードの順方向電
圧VSFは0.3〜0.4Vと、Siのpn接合の順方向
電圧(〜0.6V)よりも低い。
【0146】そこで、p型ウェル31のn型ウェル32
に対する順方向電圧はVSF以上にはならないため、図2
9(b)のタイミングチャートで示すように、アクティ
ブ状態からスタンドバイ状態に変化する場合にラッチア
ップが起こりにくくなる。また、ショットキーバリアダ
イオードは多数キャリアデバイスでpn接合ダイオード
のように空間電荷層の電荷蓄積を伴わないので、電源電
圧の変動にも高速に追従し動作する。さらに、ショット
キー接合では、n型ウェルに対する多数キャリアである
電子が電流に寄与するので、pn接合で注入される正孔
よりもラッチアップが起こりにくい。
【0147】図30に図29(a)で示した回路の素子
構造断面の例を示す。この図は、基本的には図24
(a)と同じであるが、n型ウェル32の上に金属又は
導電性金属−半導体化合物膜48がオーミック接触とな
るように形成され、n型ウェル32とショットキーバリ
ア接合を形成している。導電性膜48はさらに、VBB
生回路7と接続されている。導電性膜48の材料として
は、例えばW,TiSi,TiN,Ti,WSi,Co
Si,Alを用い、n型ウェル32の基板表面濃度を1
18cm-3以下にすれば形成することができる。例え
ば、TiSiやCoSiでソース・ドレイン電極の上に
シリサイド形成する場合には、そのシリサイドプロセス
でショットキーバリアダイオード49を形成することが
でき、シリサイドプロセスを用いた論理回路形成工程に
対して製造工程の増加なく本実施形態を実現できる。
【0148】この実施形態の変形例としては、ショット
キーバリアダイオードを、例えば前記図26(b)で説
明したのと同様に、pn接合のビルトインポテンシャル
が前記ウェルとソース・ドレイン接合よりも小さいpn
接合ダイオードで置き換えてもよい。
【0149】基板を順方向にバイアスする場合に、ラッ
チアップ耐性を持たせる他の実施形態を図31に示す。
図31(b)で示すように、n型ウェル32にp型MI
SFET5”のソース・ドレイン端子の一方とゲート電
極が接続され、MISFET5”の他のソース・ドレイ
ン端子の一方がp型ウェル31と接続されている。この
MISFET5”のしきい値をVthp とし、|Vthp
はpn接合の順方向電圧よりも低くしておく。すると、
DD−Vthp 以下でトランジスタ5”が導通状態にな
り、n型ウェル32とp型ウェル31との間の順方向電
圧はVthp 以上にはならないため、図29の実施形態と
同様にラッチアップを抑えることができる。
【0150】図31(a)では、p型ウェル31にn型
MISFET4”のソース・ドレイン端子の一方とゲー
ト電極が接続され、MISFET4”の他のソース・ド
レイン端子の一方がn型ウェル32と接続されている。
このMISFET4”のしきい値をVthn とし、Vthn
はpn接合の順方向電圧よりも低くしておく。すると、
thn 以上でトランジスタ4”が導通状態になり、n型
ウェル32とp型ウェル31との間の順方向電圧はV
thn 以上にはならないため、図29の実施形態と同様に
ラッチアップを抑えることができる。
【0151】これら図31(a)(b)の構造では、他
のMOSFET45と同じプロセスで電圧クランプトラ
ンジスタ4”,5”を形成でき、製造工程を増加させず
に回路を形成できる。
【0152】さらに、図32に、両ウェルの電位差を固
定するために、前記2つのウェルを短絡するスイッチ回
路52を設けた例を示す。図32では、アクティブ/ス
タンドバイ制御入力からアクティブからスタンドバイ、
又はスタンドバイからアクティブへ変化するエッジを検
出回路54が接続され、さらにその出力からパルス発生
回路53が接続され、さらに、その出力がスイッチ回路
52の入力に接続されている。
【0153】このスイッチ回路52は図33のタイミン
グチャートように、アクティブからスタンドバイ、又は
スタンドバイからアクティブへ変化する時に、前記2つ
のウェルの電位を短絡するよう動作し、n型ウェル32
とp型ウェル31との電位を等しくする方向に働く。例
えばn型ウェル32については、スタンドバイ時にp型
ウェル31の方がより負にバイアスされているので、結
果として、活性状態に変化した場合、両ウェルを接続し
ない場合に比べてn型ウェル32の電位は低下し、ウェ
ル間容量結合によるオーバーシュート及びアンダーシュ
ートを抑えることができる。
【0154】勿論、パルス発生回路については、一定パ
ルス幅を発生するワンショットパルス発生回路の他に、
出力電圧を制御入力としてパルス幅を変調する回路を使
ってもよい。
【0155】上記までの実施形態4では、両ウェル間に
形成されたコンデンサを短絡しているので、電源線に放
出する電荷量がバイアス回路を単独に形成した場合より
も少なく、より電源線を微細化・エレクトロマイグレー
ションに対する高信頼性化を保つことができる。
【0156】また、外部電源供給する電荷量を減らすこ
とができるので、より低消費電力化が可能になる。さら
に、電源ノイズを小さくできるので、より低ノイズの回
路を実現できる。
【0157】また、別の変形例としては、図34のよう
に、例えば第2のバイアス発生回路8の出力のウェル電
圧を制御入力として、もう一方のバイアス発生回路7の
出力を制御に用い、第1のバイアス発生回路7の駆動力
を制御してもよい。第2のバイアス回路8の回路構成に
ついては、例えばバイアス回路をチャージポンプ回路で
構成し、その発振器の周波数やデューティ比を電圧制御
入力として制御すればよい。
【0158】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では、主にp型層47に
形成されたp型ウェル31及びn型ウェル32について
示したが、n型層47形成されたp型ウェル31及びn
型ウェル32についてもCMOS回路については、全く
相補的に同様に成立する。
【0159】実施形態では、絶縁膜38,40,43の
形成法としては、熱酸化による酸化膜形成法、30ke
V程度の低加速エネルギーで酸素を注入した酸化膜を形
成してもよいし、絶縁膜を堆積する方法で形成してもよ
いし、シリコン窒化膜を堆積する方法、これらを組み合
わせてもよい。また、素子分離膜や絶縁膜形成法自身
は、シリコンをシリコン酸化膜やシリコン窒化膜に変換
するこれら以外の方法、例えば酸素イオンを堆積したシ
リコンに注入する方法や、堆積したシリコンを酸化する
方法を用いてもかまわない。また、勿論、この絶縁膜に
シリコン窒化膜その他タンタル酸化膜、チタン酸化膜、
チタン酸ストロンチウムやチタン酸バリウム、チタン酸
ジルコニウム鉛などの強誘電体膜、常誘電体膜の単層膜
またはそれらの複合膜を用いることもできる。
【0160】実施形態としては、素子分離絶縁膜38と
してトレンチ分離の素子分離を用いた例を示したが、L
OCOS素子分離膜や、リセスド(Recessed)LOCO
Sや改良LOCOS法、トレンチ分離の素子分離やフィ
ールドシールド分離を用いてもよいし、これらを組み合
わせてもよい。
【0161】実施形態では、p型Si基板上に半導体構
造を形成したが、代わりにn型Si基板やGaAs基
板、InP基板を用いてもよい。
【0162】さらに、配線39及びゲート電極41は、
多結晶シリコン以外の単結晶シリコン、ポーラスシリコ
ン、アモルファスシリコン、SiGe混晶、GaAs,
W,Ta,Ti,Hf,Co,Pt,Pdの金属あるい
はシリサイドを用いることもできる。また、これらの積
層構造にしてもよい。
【0163】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、様々に変形して実施することができる。
【0164】(実施形態5)図37は、本発明の第5の
実施形態に係わるインバータの回路構成例を示す図であ
る。図37において、n型MISFET(Q2)は、ゲ
ート電極と基板電極が接続され、GSTトランジスタと
なっている。なお、以下の実施形態においては、基板電
極と便宜的に表記した電極は、SOI(silicon-On-Ins
ulator)構造上の部分空乏化トランジスタにおけるボデ
ィ電極や、チャネル下に形成したバックゲート電極を代
わりに用いても構わない。
【0165】ここで図37において、Q2のソース電極
は、リーク電流を低減させるn型MISFETトランジ
スタ(Q3)のドレイン電極と接続されている。Q3の
ソース電極は、電流供給ノード106と接続されてい
る。さらに、Q3の基板電極は、基板電圧供給ノード1
07と接続されている。このノード107の電圧は、ア
クティブとスタンドバイ時に2つの電圧の定常値を持
ち、例えば電圧源104と接続されている。また、この
電圧源104はアクティブとスタンドバイ時を制御する
ための制御入力ノード105と接続されている。
【0166】制御入力ノード105は遅延回路113を
介してノード103と接続され、ノード103はQ3の
ゲート電極と接続されている。このノード103は、基
板電圧がアクティブ時の電圧範囲に入る場合にVactive
となっており、基板電圧がより負になり、前記範囲から
外れしきい値上昇のため高速動作ができない場合にはV
standby となるように形成されている。そこで、このノ
ード103を、例えば高速動作が必要な回路のアクティ
ブ動作を保証するアクティブ/スタンドバイ制御信号と
して用いることができる。
【0167】トランジスタQ3は、トランジスタQ2の
ソース電圧の切り替え回路となっており、Q3のスタン
バイ時のしきい値電圧をQ2のしきい値電圧よりも高く
することによって、スタンバイ時のリーク電流を小さく
することができる。また、電流駆動能力を向上させるた
めには、アクティブ時のQ3のしきい値電圧をQ2のし
きい値電圧よりも低くすることが望ましい。
【0168】なお、Q2のドレイン電極は、Q1のソー
ス又はドレイン電極と接続されている。また、Q1のゲ
ート電極とQ2のゲート電極が接続され、Q1はQ2と
異なる伝導性のキャリアを用いたMISFET、即ちp
型MISFETとなっており、Q1とQ2でCMOSイ
ンバータを構成している。
【0169】次に、図39を用いて本回路の動作を説明
する。まず、制御ノード105がスタンバイ状態の電圧
からアクティブ時の電圧に変化するとする。制御ノード
105のスタンバイ時の電圧及びアクティブ時の電圧
は、0VからVDDの間にあることが、他の論理回路との
電圧の整合性から電圧レベルの変換が不要で望ましく、
例えばスタンバイ時の電圧Vstandby としては0Vと
し、アクティブ時の電圧VactiveとしてはVDDとする。
このため、電圧源104の出力電圧、即ちノード107
の電圧は、アクティブのVactive2 からスタンバイの値
standby2へ基板電極とソース電極がより逆方向にバイ
アスされる方向に変化する。
【0170】ここで、ノード107のVactive2 とV
standby2との電圧差は、VDDよりも大きくなることが高
い駆動力を維持し、リーク電流を小さくするのに望まし
く、基板バイアスをスタンドバイ時に例えば−3VDD
ら0V、アクティブ時に0Vから0.25V程度の正の
電圧を印加することが望ましい。
【0171】図40にQ2とQ3の基板バイアスを固定
した従来例を示す。ここで、Q2,Q3のしきい値をV
th1 ,Vth2 とし、チャネル幅W1 ,W2 とする。従来
例では、サブスレッショルドリーク電流を減少させ、W
2 を小さく保ちチップ面積を小さくするのは困難である
ことをまず説明する。図40では、n型MISFET
(Q2)のソース電極は、スタンバイリーク電流を低減
させるn型MISFET(Q3)のドレイン電極とつな
がっている。また、Q3のソース電極は電流供給ノード
106と接続されている。さらに、Q3の基板電極は基
板電圧供給ノード107と接続されている。このノード
107の電圧は、アクティブとスタンドバイ時に変化し
ない電源、例えば電圧源104と接続されている。ま
た、ノード103は、アクティブ/スタンドバイ制御入
力と接続されており、アクティブ時にはVDDとなり、ス
タンドバイ時には0Vとなるとする。
【0172】この従来の構造は、例えば文献(S.Mutoh
te al."1-V Power Supply High-Speed Digital Circuit
Technology with Multi-Threshold Voltage CMOS",IEE
E J.Solid-State Circuits,vol.30,no.8,pp.847-854,Au
g.1995)で公知である。この従来構造では、Q3の基板
電圧ノード107の電圧が電圧源104に接続され固定
されており、Q3のしきい値Vth2 が固定されているこ
と、及びQ2の基板電圧も固定され、しきい値Vth1
固定されていることが本発明と異なる。
【0173】図41に、Vth1 =0.2VDDとし、Q
2,Q3のサブスレッショルドスイング係数を共に10
0mV/decadeとし、Q2のソース電圧上昇による基板
バイアス効果を無視した必要なチャネル幅比W2 /W1
のシミュレーション結果を示す。ここで、アクティブ時
のサブスレッショルドリーク電流による消費電力を、Q
1,Q2によるCMOSインバータの負荷容量のスイッ
チング電流による消費電力より十分小さく、例えば10
%程度に抑制する条件から、かつインバータの遅延時間
を短くする条件から、Vth1 は従来典型的には0.1〜
0.3VDDと選ばれる。そこでここでは、0.2VDD
した。
【0174】図41の横軸は、電源電圧VDDで正規化し
たQ3のしきい値Vth2 を、縦軸はQ2に比較したQ3
のチャネル相対幅を示す。Q3を挿入すると、Q2のソ
ース側の直列抵抗が増大し、Q2の飽和電流が減少しゲ
ート遅延時間が増大する。このゲート遅延時間増大をQ
3挿入がない場合の95%に保つための条件を、図41
の実線で示す。また、図41の点線は、スタンバイ時の
リーク電流を、Q3を挿入しない場合に比較して1/1
000に減少させるのに必要な条件である。
【0175】これらの両条件を満たすには、チャネル幅
の比W2 /W1 が45以上が必要とされる。よって、Q
2に比較しQ3が大面積を有することとなり、高集積化
は困難となる。さらに、図41の破線は、スタンバイ時
のリーク電流を、Q3を挿入しない場合に比較して1/
10000に減少させるのに必要な条件である。これら
の両条件を満たすには、チャネル幅の比W2 /W1 が7
0以上が必要とされ、従来例では、サブスレッショルド
リーク電流を小さく保ち、高集積化を行うのは困難とな
る。
【0176】一方、図37に示す本実施形態では、Q2
としてGSTトランジスタを用いている。このためこの
構造では、ゲートに正電圧VDDが印加された場合には、
基板にも正電圧が印加される。よって、基板バイアス効
果によって、この時基板電圧を0Vと保った場合よりも
しきい値が低下し、アクティブ時の電流駆動能力がより
上昇する。また、ゲート電圧が0Vの場合には、基板電
圧も0Vとなるため、基板バイアス電圧を0Vと保った
場合のリーク電流となる。よって、Q2の基板バイアス
電圧を一定値に固定した従来例よりもON/OFF比が
向上し、アクティブ時のサブスレッショルドリーク電流
を小さく、かつアクティブ時の電流駆動能力を大きくす
るようにしきい値を設定することができる。
【0177】また、図40の従来例のQ3の基板バイア
スを変化させない場合と比較すると、本実施形態ではア
クティブ時にQ3の基板バイアスを制御し、スタンバイ
時よりも基板バイアス電圧を、基板とソース電極との間
の電圧方向がより順方向となるように印加している。よ
って、基板バイアス効果によって、アクティブ時にはQ
3のしきい値を低く、スタンバイ時にはQ3のしきい値
を高くすることができる。よって、アクティブ時にはQ
3のしきい値を低くし、チャネル幅の比W2 /W1 が小
さくても、Q2のソース側の直列抵抗が増大を防ぎ、ゲ
ート遅延時間の増大を抑え、かつQ3の面積を抑えて高
集積化を実現することができる。
【0178】さらに、スタンバイ時にはQ3のしきい値
を高くし、サブスレッショルドリーク電流を小さく保つ
ことができる。例えば、W2 /W1 =20とし、スタン
バイ時のQ3のしきい値を0.8VDDとし、アクティブ
時のQ3のしきい値を0.1VDDとすれば、スタンバイ
時のリーク電流をQ3を挿入しない場合に比較して1/
10000以下にし、かつアクティブ時の駆動電流をQ
3を挿入しない場合の95%以上に保つことができるこ
とが、図41から読み取れる。このスタンドバイ時の低
リーク電流とアクティブ時の高駆動電流の特性は、基板
バイアス電圧を固定し、リーク電流遮断トランジスタQ
3のゲート電圧入力が0VからVDDの間で変化するトラ
ンジスタでは得ることが非常に困難である。
【0179】以上から、本実施形態の構造を用いること
により、リーク電流による消費電力が小さくかつ高速に
動作する回路を実現できる。よって、本発明のGSTト
ランジスタと基板バイアス変化トランジスタを縦続接続
した構造では、従来例の基板バイアスの変化のないトラ
ンジスタを縦続接続した構造よりもスタンドバイ時及び
アクティブ時の両方で貫通電流を減少させ、アクティブ
時に電流駆動能力を確保できる。さらに、後述する実施
形態6と比較して、Q3のゲート電極に接続されたノー
ド103の電圧が0VからVDDであり、論理回路に用い
られる電圧範囲に限られているため、ゲート電極に電圧
を印加するためのバイアス発生回路が必要なく、容易に
かつ素子数を少なく回路を構成することができる。
【0180】さらに、後述する実施形態6と比較して、
ゲート電圧範囲が0VからVDDに限られ、ドレイン電圧
範囲が0VからVDDに限られるので、Q3のゲート絶縁
膜に印加される電圧が、ドレイン端において絶対値がV
DD以下に限られるため、ゲート絶縁膜のトンネルリーク
電流増大や耐圧破壊などの問題を起こすことも少ない。
【0181】なお、本実施形態において、通常、基板電
極ノード107はゲート電極ノード103に比較して大
きな容量を持ち、電圧源104の電流供給能力は、0V
やVDD電源の供給ノード106,106’に比較して小
さいので、アクティブ状態の定常状態となるまで容量充
電のための時間遅れt2を生ずる。図37の遅延回路1
13は、基板電極ノード107が十分アクティブ電圧の
定常状態になってからゲート電極をアクティブ状態の電
圧にすることによって、アクティブ電圧で動作する回路
の基板バイアスが十分印加されていないことによる遅延
時間の増大を防ぐための回路である。この回路の遅延時
間t1はt2よりも大きいことが動作安定のため望まし
く、遅延回路113を挿入することが望ましい。
【0182】さらに、負の電圧Vstandby2を発生させる
場合、Vactive2 を発生させる場合よりも電圧源104
の電流供給能力は一般的に小さいため、アクティブ状態
からスタンドバイ状態となるまでの時間t3はスタンド
バイからアクティブ状態になるまでの時間t2にくらべ
十分長くなる。例えば、文献(日経エレクトロニクス1
997年7月28日号、125ページ)に、基板バイア
スを変化させる回路の遅延時間が実測されており、例え
ばt2は1μS以下、t3は100μS以上と報告され
ている。そこで、図37の遅延回路113のアクティブ
からスタンドバイへの遷移時間t4をt3よりも短くす
ることによって、アクティブ状態からスタンドバイ状態
への遷移時間内でQ3を流れる貫通電流を減少させるこ
とができる。
【0183】ここで、遅延回路113の実現方法の例を
図38(a)(b)(c)に示す。例えば、図38
(a)に示すように、インバータを2個若しくは偶数個
直列にしてゲート遅延によって時間遅れt1を生成して
もよいし、図38(b)に示すように、図38(a)の
インバータの間に、例えばRC(抵抗108,キャパシ
タ109)からなる遅延回路を挿入してもよい。また、
図38(c)に示すように、入力ノード105との積を
とることによって、ノード103がVactiveからV
standby になる時間t4をVstandby からVactiveにな
る時間t1よりも短縮してもよい。
【0184】次に、図42に本施形態の変形例1を示
す。この変形例1は、Q1の回路構成が本実施形態とは
異なっており、Q1のゲート電極と基板電極102が接
続されGSTトランジスタとなっており、入力はプリチ
ャージ反転入力と接続されている。ここで、Q1とQ2
の点線で囲まれた部分はダイナミックインバータを構成
しており、ダイナミックインバータについては、例えば
文献(S.Thompson et al.,1997 Symposium on VLSI Tec
hnology Digest of Technical Papers,p.69 )で公知で
ある。
【0185】この回路では、まずプリチャージ反転入力
の電圧を低下させ、Q1のトランジスタを導通状態にし
た後に、プリチャージ反転入力の電圧を上昇させ、Q1
のトランジスタを遮断状態にし、Q1とQ2との接続ノ
ードに電荷を蓄積する。その後に、Q2の入力に論理信
号を与えることにより、前記接続ノードの電荷を論理信
号に応じてQ2でディスチャージすることによって、入
力の反転信号となる出力信号を得る。変形例1でも、本
実施形態のスタティックインバータと同様に、スタンド
バイ時及びアクティブ時の両方で貫通電流を減少させ、
アクティブ時に電流駆動能力を確保できる。また、ダイ
ナミックインバータの特徴、即ち入力がQ2のゲートの
容量を駆動するだけでよく、Q1のゲート容量を駆動す
る必要がなく高速動作可能な特徴がある。
【0186】次に、図43に本実施形態の変形例2を示
す。この変形例2は変形例1と同様のダイナミック回路
である。ここで、Q2のソース電極とQ2’,Q2”の
ソース電極とが接続されるよう、またQ2のドレイン電
極がQ2’,Q2”とのドレイン電極が接続されるよう
にGSTトランジスタを並列に接続することによって、
IN1,IN2,IN3を入力とした3入力NORを実
現している。さらに、本変形例では変形例1と異なり、
Q1としてGSTトランジスタではなく基板バイアス変
化トランジスタを用いている。このようにすることによ
って、Q1が導通状態になった場合に、Q1とQ2の接
続ノードからQ1のドレイン電極から基板電極を通じて
流れるpn接合順方向リーク電流を低減することができ
る。
【0187】さらに、図44に変形例2と特性比較する
従来例のスタティック3入力NOR回路を示す。従来例
の多入力(ここではn入力とする)NOR回路では、1
入力のインバータと比較して、立ち上がり及び立ち下が
りの遅延時間を等しく、Q2のチャネル幅をインバータ
と同じと設計すると、p型MISFET(Q1)のゲー
ト幅を約n倍に大きく確保する必要がある。
【0188】これは、例えば図44では、Q1,Q
1’,Q1”が直列に接続されているので、単位チャネ
ル幅当たりのチャネル抵抗がQ1単独の場合の約3倍と
なるためである。さらに、p型MISFETの単位チャ
ネル幅当たりの電流駆動能力はn型MISFETのもの
に比較して小さいので、例えば1.3倍から2倍の幅の
p型MISFETを用意する必要がある。そこで、図4
4の多入力スタティックNOR回路の入力容量は、p型
MISFETのゲート容量の増加のため図43の変形例
2よりも大きくなる。
【0189】図45に、図43と図44との回路をファ
ンアウト1のインバータで駆動し、電源電圧VDDを変化
させて入力に対するゲート遅延時間を比較した結果を示
す。図45において、実線が図43のダイナミック回路
の遅延時間であり、破線が図44のスタティック回路の
遅延時間であり、ダイナミック回路Q2のしきい値を
0.3V、スタティック回路Q2のしきい値は0.2V
DD以下を仮定しており、ダイナミック回路の方がしきい
値が高くQ2を通じて流れるアクティブ時のサブスレッ
ショルド電流も小さい。この条件でも図45に示すよう
に、図43のダイナミック回路の方が0.5Vから0.
7Vの範囲で遅延時間が小さくなり、低消費電力かつ高
速動作が可能となるのが分る。
【0190】次に、図46に本実施形態の変形例3を示
す。この例では、実施形態に加え、p型MISFET
(Q1)のソース電極にp型MISFET(Q4)のド
レイン電極を接続し、Q4のソース電極を電流供給ノー
ド106’に接続している。さらに、Q4の基板電極は
基板電圧供給ノード107’と接続されている。このノ
ード107’の電圧は、アクティブとスタンドバイ時に
2つの電圧の定常値を持ち、例えば電圧源104’と接
続されている。また、この電圧源104’はアクティブ
とスタンドバイ時を制御するための制御入力ノード10
5と接続されている。また、Q3のゲート電極はインバ
ータ114を介してノード103と接続されている。
【0191】ノード103は、基板電圧がアクティブ時
の電圧範囲に入る場合にVactiveとなっており、基板電
圧がより負になり、前記範囲から外れしきい値上昇のた
め高速動作ができない場合にはVstandby となるように
形成されている。そこで、このノード103を、例えば
高速動作が必要な回路のアクティブ動作を保証するアク
ティブ/スタンドバイ制御信号として用いることができ
る。
【0192】トランジスタQ4は、トランジスタQ1の
ソース電圧の切り替え回路となっており、Q4のスタン
バイ時のしきい値電圧をQ1のしきい値電圧よりも高く
することによって、スタンバイ時のリーク電流を小さく
することができる。
【0193】この変形例3では、Q1とQ2の両方のソ
ース端子にリーク電流カット用トランジスタQ3及びQ
4を挿入しているので、入力がスタンバイ時に確定しな
いランダムな論理回路に適用できる。もちろん、p型M
ISFETQ1のみリーク電流遮断トランジスタQ4を
挿入しても、Q1に対するリーク電流の低減効果は得ら
れる。
【0194】図47は、本実施形態の構造を、1枚の半
導体p型基板133上に実現した断面例である。図47
において、130はn型MISFETで形成された基板
バイアス変化トランジスタを示し、131はn型MIS
FETで形成されたGSTトランジスタを、132はp
型MISFETで形成されたGSTトランジスタを示
し、これらは1枚の半導体p型基板133上に形成され
ている。
【0195】ここで、図47において、120は例えば
SiO2 やSiNで形成された素子分離領域を示し、こ
の素子分離領域120は、121で示すp型ウェル領域
及び122で示すn型ウェル領域を分離する程度深く形
成されており、その深さは、例えば0.01〜2μm程
度とする。また、領域121及び領域122のウェハ内
部には、さらに深いp型ウェル領域123と深いn型ウ
ェル領域124が形成されている。これらの領域123
及び124は、GSTトランジスタ131間、132
間、及び131と132との間のウェル間分離を実現す
るためのものである。
【0196】GSTトランジスタの領域では、p型ウェ
ル領域121の下部にはn型ウェル領域124が接する
ように形成されており、n型ウェル領域122の下部に
はp型ウェル領域123が接するように形成されてい
る。また、GSTトランジスタの領域では、p型ウェル
領域121とp型ウェル領域123とが分離して形成さ
れ、n型ウェル領域122とn型ウェル領域124とが
分離して形成されている。これら構造によってGSTト
ランジスタの領域では、それぞれのp型ウェル領域12
1及びn型ウェル領域122に独立に基板バイアスが与
えられるようになっている。
【0197】また、n型MISFET130の領域で
は、p型ウェル領域121の下部にはp型ウェル領域1
23が接するように形成されおり、隣接するMISFE
T130でp型ウェル領域が連続して形成され、2つの
MISFET共通に基板バイアスを与えることが可能に
なっている。また、図示はしないが、n型ウェル領域1
22の下部にはp型ウェル領域124が接するように形
成されており、隣接するp型MISFET基板バイアス
変化トランジスタでn型ウェル領域が連続して形成さ
れ、複数のMISFET共通に基板バイアスを与えるこ
とが可能になっている。
【0198】また、基板表面上には、MISFETを構
成するために、ゲート絶縁膜128及びゲート電極12
7、さらにゲート電極とソース・ドレイン電極を電気的
に絶縁を保ち寄生容量を小さくするための絶縁体領域1
29がそれぞれ形成されている。さらに、n型MISF
ET130,131を構成する部分には、ソース・ドレ
イン電極となるn型層125がゲート電極127の両側
に形成され、p型MISFET132を形成する部分に
は、ソース・ドレイン電極となるp型層126がゲート
電極127の両側に形成されている。また、深いp型ウ
ェル領域123への電気的バイアスを加えるために、浅
いp型ウェル領域121とp型層126’が形成されて
おり、これらは図の右端に示されている。また、深いn
型ウェル領域124への電気的バイアスを加えるため
に、浅いn型ウェル領域122とn型層125’が形成
されており、これらは図の左端に示されている。
【0199】本実施形態では、GSTトランジスタの深
いn型ウェル領域124が、基板バイアス変化トランジ
スタの深いn型ウェル領域124と接続して描かれてい
るが、勿論これらは互いに分離していてもよく、分離し
た場合には深いn型ウェル領域124のそれぞれに独立
に電位を加えることができる。
【0200】また、本実施形態構造の従来にない特徴と
して、p型ウェル領域123とp型基板133との間に
はn型ウェル領域124が形成されており、領域123
がp型基板133に対して独立に電圧印加ができるよう
になっている。ここで、上記構造では、GSTトランジ
スタ131が形成されているp型ウェル領域121より
もn型ウェル領域124の電圧を例えば0.1〜1V高
くし、それらに逆バイアスを加え、領域121と領域1
24とのpn接合容量を小さく保ち、寄生容量を小さく
保つことで高速化できる。
【0201】さらに、GSTトランジスタ132が形成
されているn型ウェル領域122よりもp型ウェル領域
123の電圧を例えば0.1〜1V低くし、逆バイアス
を加え、領域122と領域123とのpn接合容量を小
さく保ち、寄生容量を小さく保つことでトランジスタ動
作を高速化できる。
【0202】これらは、基板133と独立に電圧を設定
することができ、各p型ウェル領域123と各n型ウェ
ル領域124を電気的に分離することができる。このた
め、同一チップ上に形成された他のp型ウェル領域12
3やn型ウェル領域124から発生する少数キャリアが
分離された他のウェルに及ぶことなくラッチアップやソ
フトエラーの誤動作を防ぐことができる。また基板と、
回路や配線の容量的結合によって、電源投入時に基板電
圧が電源電圧方向に変動し、各ウェルがラッチアップす
る問題を防ぐことができる。
【0203】勿論、本構造では、p型ウェル領域とn型
ウェル領域、及びp型基板の極性を全て逆にした構造で
もよい。
【0204】次に、図48〜図51を用いて、この半導
体構造の製造工程を説明する。まず、例えばボロン濃度
1015cm-3のp型層133を形成した半導体を準備す
る。次いで、半導体領域の表面を酸化し、例えば0.0
1〜0.05μmの厚さのSi酸化膜を作成する。さら
に、トレンチのマスク材となるシリコン窒化膜又はシリ
コン膜を、例えば0.03〜0.5μm堆積する。
【0205】次いで、例えばトレンチ分離からなる素子
分離120を形成する。トレンチ分離の深さは、例えば
0.1〜2μmの間とし、素子分離のトレンチを形成
後、例えばシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜からなる
絶縁膜を0.1〜4μm堆積する。この後、半導体基板
133とシリコン酸化膜界面に比べ±0.3μmの高さ
の範囲に入るようにエッチバック又はポリッシングによ
って素子分離トレンチ以外の部分を取り除く。次いで、
トレンチのマスク材を、例えば反応性エッチングによっ
て取り除く。
【0206】次いで、半導体領域の表面を酸化し、例え
ば0.01〜0.05μmの厚さのSi酸化膜又は窒化
膜134を作成する。次いで、レジスト135を全面に
塗布後にリソグラフィを行い、続いてボロンやインジウ
ムを、例えば加速電圧30〜2000eV、1013〜1
16cm-2イオン注入してp型ウェル領域123を形成
する。打ち込み深さは、少なくとも素子分離120の底
面より下にp型層が達する深さにし、複数の素子分離1
20の下にp型ウェル領域が連続して形成されるように
する。
【0207】さらに、例えばリン又は砒素を、例えば加
速電圧50〜2000eV、1013〜1016cm-2イオ
ン注入してp型層より基板内部にあるn型ウェル領域1
24を形成する。打ち込み深さは、p型ウェル領域12
3よりも基板内に形成されるようにする。リン又は砒素
は一価の正イオンではなく、二価の正イオンとして注入
し、加速電圧を下げてもよい。このようにして、図48
に示す断面構造が形成される。
【0208】次いで、図49に示すように、再びレジス
ト135を全面に塗布後にリソグラフィを行い、続いて
リン,砒素又はアンチモンを、例えば加速電圧30〜2
000eV、1013〜1016cm-2イオン注入してn型
ウェル領域124’を形成する。打ち込み深さは、少な
くとも素子分離120の底面より下にn型層が達する深
さにする。また、p型ウェル領域123がn型ウェル領
域124及び124’に囲まれてp型基板133と電気
的に分離されるようにする。この後に、イオン注入欠陥
回復のための700〜1100℃、10秒〜60分程度
の熱工程を加えてもよい。
【0209】次いで、レジスト135を灰化して取り除
いた後、図50に示すように、再びレジスト135を全
面に塗布後にリソグラフィを行い、続いてボロンやイン
ジウムを、例えば加速電圧30〜500eV、1013
1016cm-2イオン注入してp型ウェル領域121を形
成する。ここで、p型ウェル領域121とn型ウェル領
域124との境界は、素子分離120の底面より表面に
近く形成されるようにする。このようにすることによっ
て、GSTトランジスタの個々のウェル分離が実現でき
る。p型ウェル領域121とp型ウェル領域123と
は、間にn型層が挿入されることなく接触するよう形成
されるようにする。
【0210】このように形成することで、n型MISF
ETのGSTトランジスタ131の個々のウェルとウェ
ル分離、n型MISFET基板バイアス変化トランジス
タ130のウェル、及び図の右端に示されているp型ウ
ェル領域123に対して電気的バイアスを加えるための
浅いp型ウェル領域121が同時に形成できる。
【0211】次いで、レジスト135を灰化して取り除
いた後、図51に示すように、再びレジスト135を全
面に塗布後にリソグラフィを行い、続いてリン,砒素又
はアンチモンを、例えば加速電圧30〜500eV、1
13〜1016cm-2イオン注入してn型ウェル領域12
2を形成する。ここで、n型ウェル領域122とp型ウ
ェル領域123との境界は、素子分離120の底面より
表面に近く形成されるようにする。このようにすること
によって、GSTトランジスタの個々のウェル分離が実
現できる。n型ウェル領域122とn型ウェル領域12
4とは、間にp型層123が挿入されることなく接触す
るよう形成されるようにする。
【0212】このように形成することで、p型MISF
ETのGSTトランジスタ132の個々のウェルとウェ
ル分離、p型MISFETのウェル、及び図の左端に示
されているn型ウェル領域124に対して電気的バイア
スを加えるための浅いn型ウェル領域122が同時に形
成できる。ここで、図47の左端の浅いn型ウェル領域
122では、勿論、p型MISFETで形成された基板
バイアス変化トランジスタを作ることが可能であり、こ
のn型ウェル領域122は基板133の電位とは独立に
電圧印加できることは明らかである。
【0213】本実施形態における製造工程上の新たな点
は、以上述べたように、僅か4つのリソグラフィマスク
を用いることで、p型及びn型両方のGSTトランジス
タのウェルを形成するのと同時に、p型及びn型両方の
基板バイアス変化トランジスタのウェルを形成でき、さ
らにこれらがp型基板133と独立にバイアス電圧を印
加でき、さらにその電圧印加を行う端子を表面から取り
出せることにある。また、マスク数が少ないため、従来
に比較して工程短縮が可能になり、さらにGSTトラン
ジスタと基板バイアス変化トランジスタの間の合わせず
れ精度を、本実施形態よりも多くのリソグラフィステッ
プを用いた場合よりも向上させることができ、よりチッ
プ面積を縮小することができる。
【0214】このため、本実施形態で説明した、基板バ
イアス変化トランジスタとGSTトランジスタのCMO
S回路を単一チップ上に集積可能となり、よりチップ面
積を小さくし高速化することができる。
【0215】次いで、上記したウェル形成後に、イオン
注入欠陥回復のための700〜1100℃、10秒〜6
0分程度の熱工程を加えてもよい。さらに、レジスト1
35を灰化して取り除き、例えば弗化アンモニウム溶液
で絶縁膜134を剥離した後、半導体層の表面を、例え
ば3〜100nm酸化又は窒化してゲート絶縁膜128
を形成し、ゲート電極127となる多結晶シリコン膜を
全面に堆積し、リン又はボロンをイオン注入してこれを
低抵抗化する。この上に、例えばシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜からなる絶縁膜129を10〜300nm全
面堆積してもよい。
【0216】さらに、リソグラフィーと反応性イオンエ
ッチングにより加工して、ゲート電極を形成する。例え
ば、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜からなる絶縁膜1
29を、例えば1〜300nm全面堆積し、異方性イオ
ンエッチングによってゲート電極の側壁に選択的に残す
ようにする。この絶縁膜129は、ゲート上面と側面を
囲む形となり、ゲートとソース・ドレイン電極との短絡
を防ぎ容量性結合を弱くする働きがあり、より信頼性が
高く高速な論理回路が実現できる。
【0217】次いで、レジストを全面に塗布後にリソグ
ラフィを行い、例えばn型不純物である砒素,リン,又
はアンチモンを、例えば加速電圧1〜30eV、1013
〜1016cm-2イオン注入してn型ソース・ドレイン層
125及びn型ウェルコンタクト層125’を作成す
る。さらに、レジストを全面に塗布後、リソグラフィを
行い、例えばp型不純物であるボロン又はBF2 、イン
ジウムを加速電圧1〜30eV、1013〜1016cm-2
イオン注入してp形ソース・ドレイン層126及びp型
ウェルコンタクト層126’を作成することにより、前
記図47の形状を得る。
【0218】この後は図示しないが、例えばCoかTi
を0.01〜0.3μm全面堆積し、600℃以上の熱
工程を経ることによってソース・ドレイン上に選択的に
CoSi又はTiSiを形成し、残った金属をエッチン
グによって取り除き、ソース・ドレインにシリサイドを
形成して低抵抗化してもよい。そして、層間絶縁膜を堆
積した後、リソグラフィーと反応性イオンエッチングに
より配線コンタクトを形成、さらに例えばAlやWから
なる金属を堆積し、上部の配線層を形成して完成する。
【0219】本断面構造例として、例えば素子分離幅を
0.1μm、素子分離深さを0.2μmとし、基板13
3のボロン濃度を1×1015cm-3とし、p型領域より
基板側に形成されたn型ウェル領域124として、ピー
ク深さ0.5μm、ピーク濃度が2×1017cm-3、ピ
ーク濃度の半分となる半値幅を0.1μmとなるよう
に、例えばリンをイオン注入して形成する。さらに、p
型ウェル領域123として、ピーク深さ0.25μm、
ピーク濃度が5×1017cm-3、ピーク濃度の半分とな
る半値幅を0.07μmとなるように例えばボロンをイ
オン注入して形成する。加えて、n型ウェル領域12
4’として、ピーク深さ0.25μm、ピーク濃度が5
×1017cm-3、ピーク濃度の半分となる半値幅を0.
09μmとなるように、例えばリンをイオン注入して形
成する。
【0220】また、浅いp型ウェル領域121として、
ピーク深さ0.13μm、ピーク濃度が1×1018cm
-3、ピーク濃度の半分となる半値幅を0.05μmとな
るように例えばボロンをイオン注入して形成する。さら
に、浅いn型ウェル領域122として、ピーク深さ0.
13μm、ピーク濃度が1×1018cm-3、ピーク濃度
の半分となる半値幅を0.05μmとなるように例えば
リンをイオン注入して形成する。
【0221】また、n型ソース・ドレイン層125、及
びn型ウェル領域122に対するn型コンタクト層12
5’として、例えば砒素又はリンをピーク深さ0.01
μm、ピーク濃度が2×1020cm-3、濃度が1×10
18cm-3となるまでのピーク深さから測った幅が0.0
5μmとなるようにイオン注入する。さらに、p型ソー
ス・ドレイン層126、及びn型ウェル領域121に対
するp型コンタクト層126’として、例えばボロン又
はBF2 をピーク深さ0.01μm、ピーク濃度が2×
1020cm-3、濃度が1×1018cm-3となるまでのピ
ーク深さから測った幅が0.05μmとなるようにイオ
ン注入する。
【0222】このような構造で、n型ソース・ドレイン
層125に0V、p型ウェル領域121に0.6V、n
型ウェル領域124に0.6V、p型ウェル領域123
に0V、n型ウェル領域122に0V、p型ソース・ド
レイン層126に0.6V加えても、n型ソース・ドレ
イン層125からのリーク電流を10-7A/μm2
下、p型ソース・ドレイン層126からのリーク電流を
10-7A/μm2 以下に抑えることができ、電源電圧V
DDが0.6Vではラッチアップが生じない。
【0223】また、このリーク電流はnpn及びpnp
バイポーラトランジスタ動作による電流であるため、n
型ソース・ドレイン層125に0Vより高く0.6Vよ
りも低い電圧を加え、p型ソース・ドレイン層0Vより
高く0.6Vよりも低い電圧を加えると、n型ソース・
ドレイン層125に0V、p型ソース・ドレイン層12
6に0.6V加えた場合に比較してリーク電流を大きく
低減できる。よって、例えば前記図46のQ3,Q4で
示したリークカットトランジスタを挿入することによっ
て、GSTトランジスタのソース・ドレイン電圧を0V
より高く0.6Vよりも低い電圧にすることができ、G
STトランジスタのソース・ドレイン電極からウェルへ
流れるリーク電流をGSTトランジスタ単独よりも大き
く低減できる。
【0224】(実施形態6)図52は、本発明の第6の
実施形態に係わる論理回路の構成を示す図である。本実
施形態は実施形態5の図46と、リーク電流遮断トラン
ジスタQ3,Q4のゲート電圧の印加方法が異なってい
る。なお、実施形態5と同一部分には、同一符号をつけ
て詳しい説明は省略する。
【0225】図52において、Q3のゲート電極143
は、スイッチ回路を介して、負バイアス電源140、及
びそれよりも正の電圧を与えるノード142と二者択一
で接続される。ここで、ノード142としては、図52
では、例えば電源VDDの電圧を与えるノードとしてい
る。ここで、前記スイッチ回路は、遅延回路103の出
力141を制御入力としており、アクティブ時には、ノ
ード142と143が接続されるよう、スタンバイ時に
はノード140と143が接続されるよう制御してい
る。
【0226】さらに、図52において、Q4のゲート電
極143’は、スイッチ回路を介して電源電圧VDDより
も正のバイアス電源140’、及びそれよりも負の電圧
を与えるノード142’と二者択一で接続される。ここ
で、ノード142’として図52では、例えば0Vの電
圧を与えるノードとしている。前記スイッチ回路は、遅
延回路103の出力141をインバータ114で反転し
た出力141’を制御入力としており、アクティブ時に
はノード142’と143’が接続されるように、スタ
ンバイ時にはノード140’と143’が接続されるよ
うに制御している。
【0227】Q3,Q4のゲート電圧印加回路は、独立
に形成してもよく、Q3又はQ4の片側のみ本実施形態
の構造をとり、もう一方を前記図46の構造のQ3又は
Q4のようにしてもよい。
【0228】本実施形態のアクティブ時の動作は、実施
形態5と同じであるので省略する。スタンバイ時には、
Q3のゲート電圧が実施形態5の0Vよりも負バイアス
となるため、よりQ3のサブスレッショルドリーク電流
を減らすことができる。さらに、スタンバイ時には、Q
4のゲート電圧が実施形態5のVDDよりも正バイアスと
なるため、よりQ4のサブスレッショルドリーク電流を
減らすことができる。また、ゲート容量が基板の容量よ
りも小さい場合には、ゲート電圧を負にする方がリーク
電流を減少させるための充放電電荷量を減らすことがで
き、スタンドバイ/アクティブ動作切替え時の消費電力
を小さく高速動作させることができる。また、基板バイ
アス発生回路104,104’の電流供給能力が小さく
ても十分カットオフでき、その面積を小さくできる。
【0229】本実施形態においても、Q3,Q4には基
板バイアスを変化するトランジスタを用い、ドレインリ
ーク電流を削減している。これは、微細MISFETで
は、基板バイアスを変化させる方法が、ゲート電圧を負
に印加する方法よりも信頼性を損なわずそれらのトラン
ジスタのドレインリークを減少させるのに有効な手段だ
からである。これを、図53を用いて説明する。
【0230】図53(a)は、基板バイアスによってリ
ーク電流を低減する実施形態5及び実施形態6のQ3の
回路を模式的に示す。ここで、Q3のドレイン電極は正
の電圧、例えば0.1〜5VのVDDに接続されていると
し、トランジスタのしきい値を正とし、ゲート電圧を0
Vとして、トランジスタを遮断状態にしているとする。
そして、基板バイアスVsub を負に印加することによっ
て、ドレインリーク電流を減少させる。これに対し、図
53(b)では、基板バイアスは固定、例えば0Vと
し、ゲート電圧VG を負に印加し、ドレイン電流を減少
させている。この両者での、ドレイン電流ID とゲート
電圧VG の関係を図53(c)に示す。
【0231】n型MISFETにおいては、ゲート電圧
を負に印加することによって、サブスレッショルドリー
ク電流はより低減できる。このサブスレッショルドリー
ク電流は、図53(c)において、ゲート電圧に対し正
の傾きで示されている。しかし、微細トランジスタにお
いては、ドレイン電圧を印加した状態でゲート電圧を負
に印加すると、ドレイン電極の表面がゲート電圧で強く
反転した層を通じてドレイン電極と基板電極との間にト
ンネルリーク電流、いわゆるGIDL(Gate-Induced D
rain Leakage current)が流れる。このGIDLは、ゲ
ート電圧がより負になると、より大きくなり、図53
(c)において、ゲート電圧に対し負の傾きで示されて
いる。GIDLについては、例えば文献(J.Chen,T.Y.C
han,I.C.Chen,P.K.Ko and C.Hu,"Subbreakdown Drain L
eakeage Current in MOSFET",IEEEElectron Device Let
ters,vol.EDL-8.No.11,November,pp.515-517,1987)で
公知である。
【0232】GIDLは、ゲート電圧がより負に印加さ
れ、ゲート電圧とドレイン電圧との差が大きくなると大
きくなるため、図53(c)の実線で示すように、図5
3(b)の基板電圧を0Vに固定のトランジスタでは、
ドレインリーク電流は、ドレイン電圧とゲート電圧で決
まる極小値ID2までしか減少できない。これに対し、基
板電圧を負に印加しドレインリーク電流を削減する回路
では、ゲート電圧とドレイン電圧との差は変化しないた
め、基板バイアス印加によるGIDLの増大は殆ど生じ
ない。よって、図53(c)の点線で示すように、しき
い値が正にシフトする基板バイアス効果によって、ゲー
ト電圧が0Vでもサブスレッショルドリーク電流を低減
できる。よって、ゲート電圧を負に印加する場合より
も、ゲート電圧を0V印加した場合にはGIDLを減少
させることができ、全体として、ドレインのリーク電流
をID2よりも減少したID1まで小さくすることができ
る。
【0233】(実施形態7)図54に本発明の第7の実
施形態を示す。本実施形態は、実施形態5の図43の回
路をドミノ回路に適用した例である。なお、実施形態5
及び実施形態6と同一部分には同一符号を付して、その
詳しい説明は省略する。
【0234】図54において、Q2とQ1の接続ノード
147は、p型MISFET(Q5)のゲート電極及び
n型MISFET(Q6)のゲート電極と接続されてい
る。ここで、Q5のドレイン電極はQ6のドレイン電極
と接続され、これらはスタティックインバータとなって
いる。さらに、Q5の基板電極は基板電極供給ノード1
46と接続されている。このノード146の電圧は、ア
クティブとスタンドバイ時に2つの電圧の定常値を持
ち、例えば電圧源104''と接続されている。また、こ
の電圧源104''はアクティブとスタンドバイ時を制御
するための制御入力ノード105と接続されている。
【0235】また、Q6の基板電極は、基板電圧供給ノ
ード145と接続されている。このノード145の電圧
は、アクティブとスタンドバイ時に2つの電圧の定常値
を持ち、例えば電圧源104''' と接続されている。ま
た、この電圧源104''' はアクティブとスタンドバイ
時を制御するための制御入力ノード105と接続されて
いる。即ち、Q5とQ6は基板バイアス変化トランジス
タとなっている。
【0236】このスタティックインバータは、次段の論
理回路の駆動能力増大及び論理振幅増大、又は前段ダイ
ナミックNOR回路の遅い立ち上がり波形を整形し速い
立ち下がり波形を得るためのものである。図の147ノ
ードより左側は、図43と同じであり、ダイナミック回
路の動作は実施形態5で説明したものと同じなので省略
する。よって、図の147ノードより左側は、実施形態
5及び実施形態6で説明した他の構成を用いてもよい。
【0237】本実施形態で特徴となる点は、Q2はGS
Tトランジスタで形成され、Q5,Q6はゲート電極と
基板電極が電気的に接続されていないトランジスタで形
成されている点である。このようにすることにより、G
STトランジスタのみでインバータを構成した場合の貫
通電流経路を経つことができる。これを図54を用いて
説明する。
【0238】まず、図54において、IN1からIN3
のいずれかが“H”レベル、例えばVDDとなっていると
する。この時、Q2,Q2’又はQ2”のいずれかは導
通状態となっており、ノード147の電位はVDDより減
少し、Q2のドレインとQ1のドレインとが接続されて
いるノード147からQ3を通じてグランドレベルに電
流が流れる。ここで本実施形態では、Q5のトランジス
タがGSTトランジスタではなく、基板バイアス可変ト
ランジスタで形成されているので、前記図36で示した
ような、Q5を通じたVDDとゲート電極間に流れる貫通
電流は生じない。よって、貫通電流によってノード14
7の電位が上昇し、論理的に誤動作をするのを防ぐこと
ができ、かつ貫通電流によるリークを防止できる。
【0239】また次に、IN1からIN3の全てが
“L”レベル、例えば0Vとなっているとする。この
時、Q2,Q2’又はQ2”の全てが遮断状態となって
おり、ノード147の電位はほぼVDDとなっている。こ
こで本実施形態では、Q6のトランジスタがGSTトラ
ンジスタではなく、基板バイアス可変トランジスタで形
成されているので、Q6のゲート電極から基板電極を通
じてソース電極へ流れる貫通電流は生じない。よって、
貫通電流によってノード147の電位が下降し論理的に
誤動作をするのを防ぐことができ、かつ貫通電流による
リークを防止できる。
【0240】図55に、本実施形態の変形例を示す。こ
の変形例では、図54に示した3入力ORを一般化した
ものである。図55において、148はGSTトランジ
スタで形成された直列又は並列接続回路を示している。
これらは、図中INx(x=1,2…n)で示されたゲ
ート及び基板電極が接続された入力を持つn型MISF
ETトランジスタのソース・ドレイン電極を縦続接続又
は並列接続して論理回路を形成する。この148の回路
ブロックの例としては、例えば図56で示す回路が挙げ
られる。
【0241】この回路は、n型MISFETトランジス
タQ2のドレイン電極とn型MISFETトランジスタ
Q2”のソース電極とが直列接続されており、さらにそ
れらにn型MISFETトランジスタQ2’のソース・
ドレイン電極が並列接続されている。この回路では、I
N1とIN3との両方がVDD、又はIN2がVDDの時に
147ノードと106ノードが導通する。よって、この
ような回路でAND,OR回路が実現でき、任意の非反
転論理回路を合成することができる。
【0242】図55において、回路ブロック148の出
力ノード147は、例えばCMOSインバータからなる
回路ブロック149の入力に接続されている。ここで、
重要なことは、149の回路ブロックはGSTトランジ
スタではなく、ゲートと基板端子とに別の電圧を印加で
きるトランジスタによってゲート入力が形成されている
ことである。このようにすることにより、本実施形態で
説明したように、回路ブロック149の電源ノードから
ノード147への貫通電流によってノード147の電位
が変化し論理的に誤動作をするのを防ぐことができ、か
つ貫通電流によるリークを防止できる。
【0243】もちろん、回路ブロック149としては、
インバータではなく他の論理回路、例えばNORやNA
NDなどで形成しても、回路ブロック149のノード1
47に対する入力が、ゲート電極と基板端子と別の電圧
を印加できるトランジスタによって形成されていればよ
い。
【0244】図57は、本実施形態の別の変形例であ
り、Q3と回路ブロック148との間に、GSTトラン
ジスタ(Q5)が挿入されている点が先の変形例と異な
っている。すなわち、Q5のソース電極はQ3のドレイ
ン電極と接続され、Q5のドレイン電極は回路ブロック
148と接続されている。また、Q5のゲートと基板電
極は互いに接続され、Q1のゲートと基板電極と接続さ
れプリチャージ反転入力となっている。
【0245】この回路は、いわゆるドミノ論理回路とな
っており、回路ブロック148に直列接続されたQ5が
Q1と同期して駆動されているため、プリチャージ反転
入力が0V又はVDDの定常状態で、電源VDDから0Vへ
貫通する電流が流れず、より低消費電力を図ることがで
きる。また、Q1として、GSTトランジスタを用いる
ことにより、アクティブ時に、基板バイアス変化トラン
ジスタよりも、より高いON/OFF比が実現できる。
【0246】以上説明したようにまた、本発明の実施形
態5及び実施形態6の構造を用いれば、サブスレッショ
ルドリークを減少させるために縦続接続するリーク減少
トランジスタQ3のチャネル幅が小さくても、ゲート遅
延時間の増大を抑え、かつQ3の面積を抑えて高集積化
を実現することができる。さらに、スタンバイ時にはQ
3のしきい値を高くし、サブスレッショルドリーク電流
を小さく保つことができる。また、GSTトランジスタ
と基板バイアス変化トランジスタを縦続接続した構造で
は、従来例の基板バイアスの変化のないトランジスタを
縦続接続した構造よりもスタンドバイ時およびアクティ
ブ時の両方でリーク電流を減少させ、アクティブ時に電
流駆動能力を確保できる。
【0247】さらに、実施形態5の変形例2の構造を用
いれば、従来のスタティックNOR回路よりも高速かつ
低消費電力なダイナミックNOR回路が実現できる。
【0248】加えて、実施形態5を実現するウェル構造
を用いれば、半導体基板上に、GSTトランジスタと基
板バイアス変化トランジスタをCMOSで4つのリソグ
ラフィマスクでウェル領域を形成でき、別々に形成した
場合よりも工程数を削減でき、工程数を短縮できる。さ
らに、GSTトランジスタと基板バイアス変化トランジ
スタの間のウェルの合わせ精度を、実施形態よりも多く
のリソグラフィステップを用いた場合よりも向上させる
ことができ、よりチップ面積を縮小することができる。
このため、基板バイアス変化トランジスタとGSTトラ
ンジスタのCMOS回路を単一チップ上に集積可能とな
り、よりチップ面積を小さくしソース・ドレイン部の拡
散容量による遅延、配線遅延を小さくし、高速化するこ
とができる。
【0249】また、これらウェルは半導体基板と独立に
電圧を設定することでき、各p型領域と各n型領域を電
気的に分離することができる。このため、同一チップ上
に形成された他のp型領域やn型領域から発生する少数
キャリアの電気的に分離したウェルへの注入を防ぐこと
ができ、ラッチアップやソフトエラーの誤動作を防ぐこ
とができる。また基板と、回路や配線の容量的結合によ
って、電源投入時に基板電圧が電源電圧方向に変動し、
ラッチアップする問題を防ぐことができる。
【0250】また、実施形態7の構造を用いれば、GS
Tトランジスタを縦続接続した場合に問題となる貫通電
流の問題がなくより、低消費電力化を図ることができ
る。
【0251】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態5〜7では、絶縁膜12
9,120,128,134の形成法としては、熱酸化
による酸化膜形成法、30keV程度の低加速エネルギ
ーで酸素を注入した酸化膜を形成してもよいし、絶縁膜
を堆積する方法で形成してもよいし、シリコン窒化膜を
堆積する方法、これらを組み合わせてもよい。さらに、
素子分離膜や絶縁膜形成法自身は、シリコンをシリコン
酸化膜やシリコン窒化膜に変換するこれら以外の方法、
例えば酸素イオンを堆積したシリコンに注入する方法
や、堆積したシリコンを酸化する方法を用いてもかまわ
ない。また、勿論この絶縁膜にシリコン窒化膜その他、
タンタル酸化膜,チタン酸化膜,チタン酸化膜,チタン
酸ストロンチウムやチタン酸バリウム,チタン酸ジルコ
ニウム鉛などの強誘電体膜、常誘電体膜の単層膜又はそ
れらの複合膜を用いることもできる。
【0252】実施形態としては、素子分離としてトレン
チ分離の素子分離を用いた例を示したが、LOCOS分
離法やリセスドLOCOSや改良LOCOS法、メサ分
離、トレンチ分離の素子分離やフィールドシールド分離
を用いてもよいし、これらを組み合わせてもよい。
【0253】実施形態では、半導体層133としてp型
Si基板を用いたが、代わりにn型Si基板やSOI基
板,GaAs基板,InP基板,SiGe混晶基板,S
iGeC混晶基板を用いてもよい。また、n型MISF
ETの代わりにp型MISFETに適用してもよく、そ
の場合、上述の実施形態のn型をp型、p型をn型と読
み替え、さらに、ドーピング不純物種のAs,P,Sb
をIn,Bのいずれかと読み替え、イオン注入の場合に
はAs,P,SbをIn,B,BF2 のいずれかと読み
替えればよい。
【0254】また、各層125,126,125’,1
26’,及びゲート電極127は、単結晶シリコン,多
結晶シリコン,ポーラスシリコン,アモルファスシリコ
ン,SiGe混晶,SiGeC混晶,GaAs,W,T
a,Ti,Hf,Co,Pt,Pdの金属或いはそのシ
リサイドを用いることもできる。また、これらの積層構
造にしてもよい。
【0255】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、様々に変形して実施することができる。
【0256】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
源電圧を低下させてもゲート遅延時間τpdが増加せず、
ゲート電界を一定以下に保つことができる。よって、高
速でゲート耐圧やゲートを流れる電流量に関する信頼性
の高い回路を形成できる。また、電源電圧を低下させる
ことが可能なため、ドレイン電界によるホットキャリア
発生も抑えることができ、よりトランジスタの信頼性を
向上できる。さらに本発明によれば、基板バイアスコン
トロールを実現する際に問題となるラッチアップの問題
を解消することができる。
【0257】また本発明によれば、ゲート遅延時間の増
大を抑え、高集積化を実現することができ、さらに従来
例の基板バイアスの変化のないトランジスタを縦続接続
した構造よりもスタンドバイ時及びアクティブ時の両方
でリーク電流を減少させ、アクティブ時に電流駆動能力
を確保することができる。従って、スタンドバイ時の貫
通電流を小さくし、かつアクティブ時の電流駆動能力を
確保し、かつアクティブ時のリーク電流も小さく保つ回
路構成を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のMISFETインバータの回路構成を示
す図。
【図2】n型MIS構造におけるバンドダイアグラムと
絶縁膜電界のしきい値依存性を示す図。
【図3】第1の実施形態に係わるインバータの回路構成
例を示す図。
【図4】第1の実施形態において、インバータ遅延の基
板バイアスを変化させる効果を説明するための図。
【図5】第1の実施形態に係わるインバータの回路構成
例を示す図。
【図6】第1の実施形態に係わるインバータの回路構成
例を示す図。
【図7】第1の実施形態における基板バイアスを制御す
る回路ブロックと論理回路の構成例を示す図。
【図8】第1の実施形態における基板バイアスを制御す
る回路ブロックの構成例を示す図。
【図9】第1の実施形態における基板バイアスを制御す
る回路ブロックの構成例を示す図。
【図10】第1の実施形態における基板バイアスを変化
させる回路構成例とタイミングチャートを示す図。
【図11】第1の実施形態における基板バイアスを変化
させる回路構成例とタイミングチャートを示す図。
【図12】第1の実施形態における基板バイアスを変化
させる回路構成例とタイミングチャートを示す図。
【図13】第1の実施形態における基板バイアスを変化
させる回路構成例を示す図。
【図14】第1の実施形態における切り替えスイッチの
回路構成例を示す図。
【図15】第1の実施形態において、降圧回路を用いる
ことによる低消費電力化を説明するための図。
【図16】インバータの入出力特性と入力が一定の傾き
を有する場合の回路遅延を説明するための図。
【図17】第2の実施形態における高速スイッチング回
路の構成例を示す図。
【図18】図17のインバータの入力が一定の傾きを有
する場合の基板バイアスと回路遅延を示す図。
【図19】第2の実施形態における高速スイッチング回
路の構成例を示す図。
【図20】第2の実施形態における高速スイッチング回
路の構成例を示す図。
【図21】第2の実施形態における素子構造断面を示す
図。
【図22】図21の素子の製造工程を示す図。
【図23】第2の実施形態における高速スイッチング回
路の構成例を示す図。
【図24】ウェルが接する構造でラッチアップが生じる
ことを説明するための図。
【図25】第3の実施形態における素子構造断面と寄生
サイリスタ構造の等価回路を示す図。
【図26】第3の実施形態における素子構造断面と寄生
サイリスタ構造の等価回路を示す図。
【図27】第3の実施形態における半導体装置の素子構
造断面と寄生サイリスタ構造の等価回路を示す図。
【図28】従来の問題を説明するための素子構造断面と
タイミングチャートを示す図。
【図29】第4の実施形態における半導体装置の回路構
成とタイミングチャートを示す図。
【図30】第4の実施形態における半導体装置の素子構
造断面を示す図。
【図31】第4の実施形態における半導体装置の回路構
成を示す図。
【図32】第4の実施形態における半導体装置の回路構
成を示す図。
【図33】第4の実施形態における半導体装置のタイミ
ングチャートを示す図。
【図34】第4の実施形態における半導体装置の回路構
成を示す図。
【図35】GSTトランジスタで構成されたスタティッ
クインバータの従来例を示す図。
【図36】GSTトランジスタで構成されたスタティッ
クインバータの問題点を説明するための図。
【図37】第5の実施形態に係わるインバータの回路構
成例を示す図。
【図38】第5の実施形態における遅延回路の例を示す
図。
【図39】第5の実施形態における動作タイミングを示
す図。
【図40】従来の多しきい値CMOS回路を示す図。
【図41】リークカットオフトランジスタ沿う乳児のし
きい値に対するチャネル相対相対依存性を示す図。
【図42】第5の実施形態の変形例1を示す図。
【図43】第5の実施形態の変形例2を示す図。
【図44】図43の変形例2と比較したスタティック3
入力NOR回路を示す図。
【図45】図42及び図43のNOR回路の遅延時間の
電源電圧依存性を示す図。
【図46】第5の実施形態の変形例3を示す図。
【図47】第5の実施形態を実現するウェル構造の断面
図。
【図48】第5の実施形態を実現するウェル構造の製造
工程を示す断面図。
【図49】第5の実施形態を実現するウェル構造の製造
工程を示す断面図。
【図50】第5の実施形態を実現するウェル構造の製造
工程を示す断面図。
【図51】第5の実施形態を実現するウェル構造の製造
工程を示す断面図。
【図52】第6の実施形態に係わる論理回路の構成を示
す図。
【図53】第6の実施形態の動作を説明するための図。
【図54】第7の実施形態に係わる論理回路の構成を示
す図。
【図55】第7の実施形態の変形例を示す図。
【図56】図55の機能ブロックの例を示す図。
【図57】第7の実施形態の別の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…ゲート絶縁膜 2…半導体 3…ゲート電極 4…n型MISFET 5…p型MISFET 6…インバータ入力端 7…第1の基板バイアス発生回路 8…第2の基板バイアス発生回路 9…MOS負荷 10…抵抗 11…基準電圧発生回路 12…比較器 13…増幅トランジスタ 14…論理回路 15…降圧回路 16…p型MISFET(バイアス電圧ドライブ用) 17…n型MISFET(バイアス電圧ドライブ用) 18…内部電源電圧ノード 19…ノード 20…基板バイアス制御回路 21…昇圧回路 22,23,24…矩形波発振器 101…制御入力ノード 102…基板電極 103…ゲート電極ノード 104…電圧源 105…制御入力ノード 106…電流供給ノード 107…基板電圧供給ノード 113…遅延回路 114…インバータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一チップ上に、n型MISFET,イン
    ピーダンス素子及びスイッチ素子を形成した半導体装置
    であって、 前記n型MISFETのソース・ドレインの一方は前記
    インピーダンス素子を介してVDDの電圧を有する第1の
    電流供給ノードに接続され、他方は0Vの第2の電流供
    給ノードに接続され、 前記n型MISFETのウェル又はボディ電極は、アク
    ティブ時とスタンドバイ時の少なくとも2つの状態をと
    り、それぞれ異なる電圧を発生させるバイアス電圧発生
    回路と前記スイッチ素子を介して接続され、 前記n型MISFETのスタンドバイ状態のしきい値V
    ths はアクティブ状態のしきい値Vtha よりも高く、 前記n型MISFETのゲートに印加される電圧は2つ
    の定常状態をとり、その高い方の電圧をVDDとし、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha なる関係が満たされることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】同一チップ上に、p型MISFET,イン
    ピーダンス素子及びスイッチ素子を形成した半導体装置
    であって、 前記p型MISFETのソース・ドレインの一方は前記
    インピーダンス素子を介して0Vを有する第2の電流供
    給ノードに接続され、他方はVDDの電圧を有する第1の
    電流供給ノードに接続され、 前記p型MISFETのウェル又はボディ電極は、アク
    ティブ時とスタンドバイ時の少なくとも2つの状態をと
    り、それぞれ異なる電圧を発生させるバイアス電圧発生
    回路と前記スイッチ素子を介して接続され、 前記p型MISFETのスタンドバイ状態のしきい値V
    ths はアクティブ状態のしきい値Vtha よりも高く、 前記p型MISFETのゲートに印加される電圧は2つ
    の定常状態をとり、その低い方の電圧を0V,高い方の
    電圧をVDDとし、 VDD(1−Vths /VDD)<Vths −Vtha なる関係が満たされたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】同一チップ上にMISFETを含む論理回
    路,降圧回路,n型MISFET及びp型MISFET
    からなる基板バイアス制御回路を形成した半導体装置で
    あって、 前記基板バイアス制御回路のp型MISFETのソース
    ・ドレインの一方は第1の電流供給ノードに接続され、
    n型MISFETのソース・ドレインの一方は第2の電
    流供給ノードに接続され、かつこれらのMISFETの
    ゲートはアクティブ/スタンドバイ制御入力端に共通接
    続され、ソース・ドレインの他方は共通接続されて前記
    論理回路のMISFETの基板又はボディ電極に接続さ
    れ、 前記論理回路の電源端子の一方は前記降圧回路の電流電
    圧出力部に接続され、他方は第1又は第2の電流供給ノ
    ードのいずれかに接続されていることを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】MISFETを含む論理回路と、この論理
    回路に供給される電源電圧VDDより高い電圧を与える第
    1の電圧供給ノードと、VDDより低い電圧を与える第2
    の電圧供給ノードと、アクティブ/スタンドバイの2つ
    の状態入力に対応して、第1の電圧供給ノードと第2の
    電圧供給ノードの出力のいずれか一方を選択し、前記論
    理回路のMISFETの基板又はボディ電極に与える選
    択回路と、前記論理回路のMISFETの基板又はボデ
    ィ電極にソース・ドレインの一方が接続された充電用M
    ISFETとを、同一チップ上に形成してなる半導体装
    置であって、 前記充電用MISFETは、スタンドバイ状態からアク
    ティブ状態への遷移する時に遮断状態から導通状態とな
    り、該MISFETのソース・ドレインの他方は0V以
    上VDD以下に保たれていることを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】アクティブ状態とスタンドバイ状態とで選
    択的に動作するMISFETを含む論理回路と、スタン
    ドバイ状態に対応する電圧を与える第1の電圧供給ノー
    ドと、アクティブ状態に対応する電圧を与える第2の電
    圧供給ノードと、第1及び第2の電圧供給ノードのいず
    れか一方を選択し、前記論理回路のMISFETの基板
    又はボディ電極に与える切り替えスイッチ回路とを、同
    一チップ上に形成してなる半導体装置であって、 前記切り替えスイッチ回路は、p型MISFET及びn
    型MISFETからなり、第1の電圧供給ノードは該n
    型MISFETのソース・ドレインの一方と接続され、
    第2の電圧供給ノードは該p型MISFETのソース・
    ドレインの一方と接続され、 前記p型MISFET及びn型MISFETのソース・
    ドレインの他方は共通接続されて前記論理回路のMIS
    FETの基板又はボディ電極に接続され、前記p型MI
    SFET及びn型MISFETのゲートは共通接続さ
    れ、アクティブ/スタンドバイの2つの状態の制御入力
    端に接続され、該制御入力端の電圧は前記論理回路の接
    地電位から電源電位の範囲にあることを特徴とする半導
    体装置。
  6. 【請求項6】p型MISFET,n型MISFET,及
    び抵抗素子を同一チップ上に形成してなる半導体装置で
    あって、 前記p型MISFETのソース・ドレインの一方は第1
    の電流供給ノードに接続され、前記n型MISFETの
    ソース・ドレインの一方は第2の電流供給ノードに接続
    され、前記各MISFETのソース・ドレインの他方は
    共通接続され、前記p型MISFETのウェル又はボデ
    ィ電極及び前記n型MISFETのウェル又はボディ電
    極の少なくとも一方は、前記抵抗素子を介して各MIS
    FETのソース・ドレインの共通接続部に接続され、前
    記各MISFETのゲートは共通接続されてインバータ
    の入力を形成し、 前記ウェル又はボディ電極の全静電容量と前記抵抗素子
    の抵抗の積は、前記インバータのゲート遅延時間よりも
    長く、入力信号が定常状態では前記ウェル又はボディ電
    極の電圧は前記共通接続されたソース・ドレインの電圧
    と一致することを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】第1導電型半導体層上に第1導電型と第2
    導電型の各ウェルを隣接して設け、第1導電型ウェルに
    第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウェルに
    第1導電チャネル型MISFETと共にダイオードを形
    成し電流供給ノードを有する半導体装置であって、 前記MISFETの少なくとも一方は、アクティブ状態
    とスタンドバイ状態とで選択的に動作し、 第1導電チャネル型MISFETのソース・ドレインは
    前記電流供給ノードに接続され、前記ダイオード素子の
    一方は前記電流供給ノードに接続され、第2導電型ウェ
    ルとダイオード素子の他方が接続され、 ダイオード素子の順方向は、第1導電チャネル型MIS
    FETのソース・ドレインと第2導電型ウェルのpn接
    合の順方向と一致するよう形成され、 ダイオード素子の順方向電圧は、第1導電チャネル型M
    ISFETのソース・ドレインと第2導電型ウェルで形
    成されたpn接合の順方向電圧よりも低くなるように
    し、 第1導電チャネル型MISFETのソース・ドレインと
    第2導電型ウェル電極には、アクティブ状態には順バイ
    アスが選択的に印加されることを特徴とする半導体装
    置。
  8. 【請求項8】第1導電型半導体層上に第1導電型と第2
    導電型の各ウェルを隣接して設け、第1導電型ウェルに
    第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウェルに
    第1導電チャネル型MISFETと共にダイオードを形
    成した半導体装置であって、 前記MISFETの少なくとも一方は、アクティブ状態
    とスタンドバイ状態とで選択的に動作し、 第1導電型ウェルと前記ダイオード素子の一方が接続さ
    れ、第2導電型ウェルと前記ダイオード素子の他の一方
    が接続され、前記各MISFETのソース・ドレインの
    一方は共通接続され、 前記ダイオード素子の順方向は、第1導電型ウェルと第
    2導電型ウェルのpn接合の順方向と一致するよう形成
    され、前記ダイオード素子の順方向電圧は、第1導電型
    ウェルと第2導電型ウェルで形成されたpn接合の順方
    向電圧よりも低くなるようにし、 第1導電型ウェル電極と第2導電型ウェル電極に、アク
    ティブ時には順バイアス、スタンドバイ時には逆バイア
    スが印加されることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】第1導電型半導体層上に第1導電型と第2
    導電型の各ウェルを隣接して配置し、第1導電型ウェル
    に第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウェル
    に第1導電チャネル型MISFETを形成し、さらにス
    イッチ回路を形成した半導体装置であって、 前記MISFETの少なくとも一方は、アクティブ状態
    とスタンドバイ状態とで選択的に動作し、第2導電型ウ
    ェルと前記スイッチ回路の一方が接続され、第1導電型
    ウェルと前記スイッチ回路の他方が接続され、前記各M
    ISFETのソース・ドレイン一方は共通接続され、 前記スイッチ回路はアクティブ状態からスタンドバイ状
    態に遷移する時に遮断状態から導通状態となり、第2導
    電型ウェルと第1導電型ウェルに、アクティブ時には順
    バイアス、スタンドバイ時には逆バイアスが印加される
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】第1導電型半導体層上に第1導電型と第
    2導電型の各ウェルを隣接して配置し、第1導電型ウェ
    ルに第2導電チャネル型MISFET、第2導電型ウェ
    ルに第1導電チャネル型MISFETを形成し、さらに
    第1の電圧供給ノード及び第2の電圧供給ノードを形成
    した半導体装置であって、 第1導電チャネル型及び第2導電チャネル型のMISF
    ETの少なくとも一方は、アクティブ状態とスタンドバ
    イ状態とで選択的に動作し、第2導電型ウェルと第1の
    バイアス電圧発生回路の出力が第1の電圧供給ノードを
    介して接続され、第1導電型ウェルと第2の電圧発生回
    路の出力が第2の電圧供給ノードを介して接続され、 第1のバイアス電圧発生回路の電流駆動能力は、第2の
    バイアス電圧発生回路の出力電圧の値により変化し、第
    2導電型ウェルと第1導電型ウェルに、アクティブ時に
    は順バイアス、スタンドバイ時には逆バイアスが印加さ
    れることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】同一チップ上に、第1及び第2のMIS
    FETと電圧供給ノードを形成した半導体装置であっ
    て、 第1のMISFETのゲートとウェル電極又はゲートと
    ボディ電極が接続され、第1のMISFETのソースと
    第2のMISFETのドレインが接続され、第2のMI
    SFETのソースは電流供給ノードに接続され、 第2のMISFETのウェル又はボディ電極は、前記電
    圧供給ノードに接続され、スタンドバイ時とアクティブ
    時で少なくとも2つの定常状態をとり、第2MISFE
    Tのスタンドバイ時のしきい値をVths とし、第1のM
    ISFETのしきい値をVthとするときVth<Vths
    なるように設定され、 第2のMISFETのゲートの電圧は、スタンドバイ時
    とアクティブ時で少なくとも2つの定常状態をとり、第
    2のMISFETがスタンドバイ時に遮断状態となり、
    アクティブ時に導通状態となるように設定されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】同一チップ上に形成された第1〜第3の
    MISFETと電圧供給ノードを形成した半導体装置で
    あって、 第1のMISFETのゲートとウェル電極又はゲートと
    ボディ電極が接続され、第1のMISFETのドレイン
    と第2のMISFETのソース電極及び第3のMISF
    ETのゲートが接続され、第2のMISFETのドレイ
    ンは電流供給ノードに接続され、 第1のMISFETと第3のMISFETの多数キャリ
    アの導電型が同一であり、第3のMISFETのウェル
    又はボディ電極は、前記電圧供給ノードに接続され、そ
    のゲートとは独立に電位を与えられ、スタンドバイ時と
    アクティブ時で少なくとも2つの定常状態を取ることを
    特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】第1のMISFETは、ゲートとウェル
    電極又はゲートとボディ電極が接続され、かつソース及
    びドレインを共有しゲートを独立にして複数個並列接続
    されていることを特徴とする請求項11又は12記載の
    半導体装置。
JP00598698A 1997-04-08 1998-01-14 半導体装置 Expired - Fee Related JP4253052B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00598698A JP4253052B2 (ja) 1997-04-08 1998-01-14 半導体装置
TW087105307A TW421891B (en) 1997-04-08 1998-04-08 Semiconductor apparatus
KR1019980013407A KR100305254B1 (ko) 1997-04-08 1998-04-08 반도체장치
US09/056,632 US6040610A (en) 1997-04-08 1998-04-08 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-89538 1997-04-08
JP8953897 1997-04-08
JP00598698A JP4253052B2 (ja) 1997-04-08 1998-01-14 半導体装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH10340998A true JPH10340998A (ja) 1998-12-22
JPH10340998A5 JPH10340998A5 (ja) 2005-06-16
JP4253052B2 JP4253052B2 (ja) 2009-04-08

Family

ID=26340036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00598698A Expired - Fee Related JP4253052B2 (ja) 1997-04-08 1998-01-14 半導体装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6040610A (ja)
JP (1) JP4253052B2 (ja)
KR (1) KR100305254B1 (ja)
TW (1) TW421891B (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083872A (ja) * 2000-06-22 2002-03-22 Hitachi Ltd 半導体集積回路
WO2002035606A1 (fr) 2000-10-23 2002-05-02 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif a semi-conducteurs et procede de production dudit dispositif
JP2003303898A (ja) * 1999-04-20 2003-10-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 本体スイッチ式soi(絶縁体上シリコン)回路及びその形成方法
EP1037273A3 (de) * 1999-03-15 2004-09-08 Infineon Technologies AG Leseverstärkeranordnung mit Feldeffekttransistor mit kurzer Kanallänge und einstellbarer Einsatzspannung
US6969893B2 (en) 2000-11-16 2005-11-29 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device and portable electronic apparatus
US6985026B2 (en) 2001-08-06 2006-01-10 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device and cellular terminal using the same
US7084465B2 (en) 2000-12-26 2006-08-01 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device having device isolation region and portable electronic device
JP2007097194A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Hynix Semiconductor Inc 内部電圧発生回路
KR100763503B1 (ko) 2005-05-26 2007-10-05 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 장치 및 그 제조 방법, 반도체 장치의 설계 방법, 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 컴퓨터에 의해 판독 가능한 기록 매체
WO2008114379A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Fujitsu Limited インバータ回路および平衡入力型インバータ回路
JP2008547152A (ja) * 2005-06-24 2008-12-25 モーシス,インコーポレーテッド ロジックプロセスで埋め込まれたdramのためのワード線ドライバ
JP2009049859A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Seiko Epson Corp 電気回路、電気回路の駆動方法、表示装置および電子機器。
JP2009049861A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Seiko Epson Corp 電気回路、電気回路の駆動方法、表示装置および電子機器。
JP2009099815A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2009100502A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電源切替装置およびこれを用いた電源システム
US7732864B2 (en) 2005-08-01 2010-06-08 Renesas Technology Corp. Semiconductor device and semiconductor integrated circuit using the same
US7755147B2 (en) 2005-06-10 2010-07-13 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device, semiconductor system and semiconductor device manufacturing method
JP2013507001A (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 スボルタ,インコーポレーテッド 電子デバイス及びシステム、並びにその製造方法及び使用方法
JP2013511163A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 スボルタ,インコーポレーテッド 電子デバイス及びシステム、並びにその製造方法及び使用方法
JP2014116792A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体集積回路及び論理回路
US8975128B2 (en) 2009-09-30 2015-03-10 Suvolta, Inc. Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
JP2018055747A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US10325986B2 (en) 2009-09-30 2019-06-18 Mie Fujitsu Semiconductor Limited Advanced transistors with punch through suppression
JP2022115875A (ja) * 2006-09-29 2022-08-09 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Families Citing this family (100)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100568075B1 (ko) * 1996-11-26 2006-10-24 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 반도체집적회로장치
US6768165B1 (en) 1997-08-01 2004-07-27 Saifun Semiconductors Ltd. Two bit non-volatile electrically erasable and programmable semiconductor memory cell utilizing asymmetrical charge trapping
JP2000133725A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
US6587994B1 (en) * 1999-03-09 2003-07-01 Fujitsu Limited Hot-carrier degradation simulation of a semiconductor device
JP4439031B2 (ja) * 1999-04-15 2010-03-24 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
US6171910B1 (en) * 1999-07-21 2001-01-09 Motorola Inc. Method for forming a semiconductor device
US6225852B1 (en) * 1999-10-01 2001-05-01 Advanced Micro Devices, Inc. Use of biased high threshold voltage transistor to eliminate standby current in low voltage integrated circuits
US6552397B1 (en) * 2000-06-23 2003-04-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Charge pump device formed on silicon-on-insulator and operation method
JP2002359247A (ja) * 2000-07-10 2002-12-13 Canon Inc 半導体部材、半導体装置およびそれらの製造方法
US6720596B2 (en) * 2000-10-17 2004-04-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for driving the same
EP1217662A1 (en) * 2000-12-21 2002-06-26 Universite Catholique De Louvain Ultra-low power basic blocks and their uses
US6537901B2 (en) * 2000-12-29 2003-03-25 Hynix Semiconductor Inc. Method of manufacturing a transistor in a semiconductor device
US6552879B2 (en) 2001-01-23 2003-04-22 International Business Machines Corporation Variable voltage threshold ESD protection
US6703670B1 (en) 2001-04-03 2004-03-09 National Semiconductor Corporation Depletion-mode transistor that eliminates the need to separately set the threshold voltage of the depletion-mode transistor
US6584017B2 (en) 2001-04-05 2003-06-24 Saifun Semiconductors Ltd. Method for programming a reference cell
US6791396B2 (en) * 2001-10-24 2004-09-14 Saifun Semiconductors Ltd. Stack element circuit
JP4097417B2 (ja) * 2001-10-26 2008-06-11 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
US20030098489A1 (en) * 2001-11-29 2003-05-29 International Business Machines Corporation High temperature processing compatible metal gate electrode for pFETS and methods for fabrication
EP1435664A1 (en) * 2002-01-21 2004-07-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device
US6700818B2 (en) 2002-01-31 2004-03-02 Saifun Semiconductors Ltd. Method for operating a memory device
US6933744B2 (en) * 2002-06-11 2005-08-23 The Regents Of The University Of Michigan Low-leakage integrated circuits and dynamic logic circuits
US6917544B2 (en) 2002-07-10 2005-07-12 Saifun Semiconductors Ltd. Multiple use memory chip
US8089129B2 (en) * 2002-08-14 2012-01-03 Advanced Analogic Technologies, Inc. Isolated CMOS transistors
US20040036131A1 (en) * 2002-08-23 2004-02-26 Micron Technology, Inc. Electrostatic discharge protection devices having transistors with textured surfaces
US7136304B2 (en) 2002-10-29 2006-11-14 Saifun Semiconductor Ltd Method, system and circuit for programming a non-volatile memory array
US20040151032A1 (en) * 2003-01-30 2004-08-05 Yan Polansky High speed and low noise output buffer
US7178004B2 (en) 2003-01-31 2007-02-13 Yan Polansky Memory array programming circuit and a method for using the circuit
US6885244B2 (en) 2003-03-24 2005-04-26 Saifun Semiconductors Ltd. Operational amplifier with fast rise time
JP4046634B2 (ja) * 2003-04-08 2008-02-13 Necエレクトロニクス株式会社 電圧制御型容量素子及び半導体集積回路
US7142464B2 (en) 2003-04-29 2006-11-28 Saifun Semiconductors Ltd. Apparatus and methods for multi-level sensing in a memory array
US6906966B2 (en) 2003-06-16 2005-06-14 Saifun Semiconductors Ltd. Fast discharge for program and verification
US7123532B2 (en) 2003-09-16 2006-10-17 Saifun Semiconductors Ltd. Operating array cells with matched reference cells
US7050319B2 (en) * 2003-12-03 2006-05-23 Micron Technology, Inc. Memory architecture and method of manufacture and operation thereof
JP4744807B2 (ja) * 2004-01-06 2011-08-10 パナソニック株式会社 半導体集積回路装置
JP4065242B2 (ja) * 2004-01-06 2008-03-19 松下電器産業株式会社 電源ノイズを抑えた半導体集積回路の設計方法
US7216310B2 (en) * 2004-01-07 2007-05-08 Texas Instruments Incorporated Design method and system for optimum performance in integrated circuits that use power management
US7176728B2 (en) * 2004-02-10 2007-02-13 Saifun Semiconductors Ltd High voltage low power driver
US8339102B2 (en) * 2004-02-10 2012-12-25 Spansion Israel Ltd System and method for regulating loading on an integrated circuit power supply
US7652930B2 (en) * 2004-04-01 2010-01-26 Saifun Semiconductors Ltd. Method, circuit and system for erasing one or more non-volatile memory cells
US7190212B2 (en) * 2004-06-08 2007-03-13 Saifun Semiconductors Ltd Power-up and BGREF circuitry
US7256438B2 (en) * 2004-06-08 2007-08-14 Saifun Semiconductors Ltd MOS capacitor with reduced parasitic capacitance
US7187595B2 (en) * 2004-06-08 2007-03-06 Saifun Semiconductors Ltd. Replenishment for internal voltage
US7317633B2 (en) 2004-07-06 2008-01-08 Saifun Semiconductors Ltd Protection of NROM devices from charge damage
US7095655B2 (en) * 2004-08-12 2006-08-22 Saifun Semiconductors Ltd. Dynamic matching of signal path and reference path for sensing
US20060068551A1 (en) * 2004-09-27 2006-03-30 Saifun Semiconductors, Ltd. Method for embedding NROM
US7638850B2 (en) 2004-10-14 2009-12-29 Saifun Semiconductors Ltd. Non-volatile memory structure and method of fabrication
US20060091490A1 (en) * 2004-11-03 2006-05-04 Hung-Wei Chen Self-aligned gated p-i-n diode for ultra-fast switching
US7535765B2 (en) 2004-12-09 2009-05-19 Saifun Semiconductors Ltd. Non-volatile memory device and method for reading cells
CN1838323A (zh) 2005-01-19 2006-09-27 赛芬半导体有限公司 可预防固定模式编程的方法
US8466505B2 (en) * 2005-03-10 2013-06-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Multi-level flash memory cell capable of fast programming
US8053812B2 (en) 2005-03-17 2011-11-08 Spansion Israel Ltd Contact in planar NROM technology
US20070141788A1 (en) * 2005-05-25 2007-06-21 Ilan Bloom Method for embedding non-volatile memory with logic circuitry
US8400841B2 (en) * 2005-06-15 2013-03-19 Spansion Israel Ltd. Device to program adjacent storage cells of different NROM cells
US7486098B2 (en) * 2005-06-16 2009-02-03 International Business Machines Corporation Integrated circuit testing method using well bias modification
US7184313B2 (en) * 2005-06-17 2007-02-27 Saifun Semiconductors Ltd. Method circuit and system for compensating for temperature induced margin loss in non-volatile memory cells
EP1746645A3 (en) 2005-07-18 2009-01-21 Saifun Semiconductors Ltd. Memory array with sub-minimum feature size word line spacing and method of fabrication
WO2007014053A2 (en) * 2005-07-22 2007-02-01 Nanopower Technologies, Inc. High sensitivity rfid tag integrated circuits
US20070036007A1 (en) * 2005-08-09 2007-02-15 Saifun Semiconductors, Ltd. Sticky bit buffer
US7668017B2 (en) 2005-08-17 2010-02-23 Saifun Semiconductors Ltd. Method of erasing non-volatile memory cells
US7221138B2 (en) 2005-09-27 2007-05-22 Saifun Semiconductors Ltd Method and apparatus for measuring charge pump output current
US7250666B2 (en) * 2005-11-15 2007-07-31 International Business Machines Corporation Schottky barrier diode and method of forming a Schottky barrier diode
US7352627B2 (en) * 2006-01-03 2008-04-01 Saifon Semiconductors Ltd. Method, system, and circuit for operating a non-volatile memory array
US7808818B2 (en) 2006-01-12 2010-10-05 Saifun Semiconductors Ltd. Secondary injection for NROM
US20070173017A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Saifun Semiconductors, Ltd. Advanced non-volatile memory array and method of fabrication thereof
US7692961B2 (en) 2006-02-21 2010-04-06 Saifun Semiconductors Ltd. Method, circuit and device for disturb-control of programming nonvolatile memory cells by hot-hole injection (HHI) and by channel hot-electron (CHE) injection
US7760554B2 (en) 2006-02-21 2010-07-20 Saifun Semiconductors Ltd. NROM non-volatile memory and mode of operation
US8253452B2 (en) 2006-02-21 2012-08-28 Spansion Israel Ltd Circuit and method for powering up an integrated circuit and an integrated circuit utilizing same
US7638835B2 (en) 2006-02-28 2009-12-29 Saifun Semiconductors Ltd. Double density NROM with nitride strips (DDNS)
US7701779B2 (en) 2006-04-27 2010-04-20 Sajfun Semiconductors Ltd. Method for programming a reference cell
US7605579B2 (en) 2006-09-18 2009-10-20 Saifun Semiconductors Ltd. Measuring and controlling current consumption and output current of charge pumps
US20080116528A1 (en) * 2006-11-22 2008-05-22 Tsuneichiro Sano Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2009032962A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Panasonic Corp 半導体装置及びその製造方法
KR100897303B1 (ko) * 2008-04-10 2009-05-14 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치의 파워-업 신호 발생장치
JP5233604B2 (ja) * 2008-11-13 2013-07-10 富士通株式会社 半導体装置
JP5372578B2 (ja) 2009-04-09 2013-12-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP5531848B2 (ja) * 2010-08-06 2014-06-25 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置、半導体集積回路装置、SRAM、Dt−MOSトランジスタの製造方法
JP2012195326A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 半導体装置
US8891266B2 (en) * 2012-03-13 2014-11-18 International Business Machines Corporation Monolithic high voltage multiplier having high voltage semiconductor diodes and high-k capacitors
US9110486B2 (en) * 2012-09-06 2015-08-18 Freescale Semiconductor, Inc. Bandgap reference circuit with startup circuit and method of operation
EP3329598A4 (en) 2015-07-29 2019-07-31 Circuit Seed, LLC COMPLEMENTARY POWER FIELD EFFECT TRANSISTOR DEVICES AND AMPLIFIERS
WO2017019981A1 (en) * 2015-07-30 2017-02-02 Circuit Seed, Llc Reference generator and current source transistor based on complementary current field-effect transistor devices
US10491177B2 (en) 2015-07-30 2019-11-26 Circuit Seed, Llc Multi-stage and feed forward compensated complementary current field effect transistor amplifiers
CN108141180A (zh) 2015-07-30 2018-06-08 电路种子有限责任公司 基于互补电流场效应晶体管装置的低噪声跨阻抗放大器
US10161994B2 (en) * 2016-06-14 2018-12-25 Formfactor Beaverton, Inc. Systems and methods for electrically testing electromigration in an electromigration test structure
US10564213B2 (en) * 2017-02-27 2020-02-18 International Business Machines Corporation Dielectric breakdown monitor
US10050612B1 (en) * 2017-04-06 2018-08-14 Texas Instruments Incorporated Resistor-capacitor (RC) delay circuit with a precharge mode
US10659045B2 (en) * 2017-06-27 2020-05-19 Silicon Laboratories Inc. Apparatus with electronic circuitry having reduced leakage current and associated methods
TWI640012B (zh) * 2017-11-16 2018-11-01 華邦電子股份有限公司 非揮發性記憶體的區塊解碼器與位準移位器
KR102044629B1 (ko) * 2018-05-09 2019-11-13 광운대학교 산학협력단 낮은 온-저항을 갖는 cmos 스위치
US10446236B1 (en) * 2018-06-28 2019-10-15 Micron Technology, Inc. Memory device and method of operation
CN118763088A (zh) * 2019-05-22 2024-10-11 群创光电股份有限公司 放射线感测装置
JP7222847B2 (ja) * 2019-08-26 2023-02-15 株式会社東芝 半導体装置
CN112509982B (zh) * 2019-09-13 2025-01-14 杭州士兰集昕微电子有限公司 半导体器件及其制造方法
CN112510040B (zh) * 2019-09-13 2023-03-24 杭州士兰集昕微电子有限公司 半导体器件及其制造方法
CN112509981B (zh) * 2019-09-13 2024-05-31 杭州士兰集昕微电子有限公司 半导体器件及其制造方法
EP4033661B1 (en) 2020-11-25 2024-01-24 Changxin Memory Technologies, Inc. Control circuit and delay circuit
US11681313B2 (en) 2020-11-25 2023-06-20 Changxin Memory Technologies, Inc. Voltage generating circuit, inverter, delay circuit, and logic gate circuit
EP4033312B1 (en) 2020-11-25 2024-08-21 Changxin Memory Technologies, Inc. Control circuit and delay circuit
EP4033664B1 (en) * 2020-11-25 2024-01-10 Changxin Memory Technologies, Inc. Potential generation circuit, inverter, delay circuit, and logic gate circuit
CN114553216B (zh) * 2020-11-25 2025-02-07 长鑫存储技术有限公司 电位产生电路、反相器、延时电路和逻辑门电路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4092548A (en) * 1977-03-15 1978-05-30 International Business Machines Corporation Substrate bias modulation to improve mosfet circuit performance
US4460835A (en) * 1980-05-13 1984-07-17 Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device with low power consumption in a standby mode using an on-chip substrate bias generator
US4660835A (en) * 1984-09-13 1987-04-28 Locurto Anthony F Tethered ball golf practice device
JPH06216346A (ja) * 1992-11-30 1994-08-05 Sony Corp 半導体装置
JP3175521B2 (ja) * 1995-01-27 2001-06-11 日本電気株式会社 シリコン・オン・インシュレータ半導体装置及びバイアス電圧発生回路

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1037273A3 (de) * 1999-03-15 2004-09-08 Infineon Technologies AG Leseverstärkeranordnung mit Feldeffekttransistor mit kurzer Kanallänge und einstellbarer Einsatzspannung
JP2003303898A (ja) * 1999-04-20 2003-10-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 本体スイッチ式soi(絶縁体上シリコン)回路及びその形成方法
US8634170B2 (en) 2000-06-22 2014-01-21 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit
US8139327B2 (en) 2000-06-22 2012-03-20 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit
JP2002083872A (ja) * 2000-06-22 2002-03-22 Hitachi Ltd 半導体集積回路
WO2002035606A1 (fr) 2000-10-23 2002-05-02 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif a semi-conducteurs et procede de production dudit dispositif
US6876055B2 (en) 2000-10-23 2005-04-05 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device and its production method
KR100543564B1 (ko) * 2000-10-23 2006-01-20 샤프 가부시키가이샤 반도체장치 및 그 제조방법
US6969893B2 (en) 2000-11-16 2005-11-29 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device and portable electronic apparatus
US7084465B2 (en) 2000-12-26 2006-08-01 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device having device isolation region and portable electronic device
US6985026B2 (en) 2001-08-06 2006-01-10 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device and cellular terminal using the same
KR100763503B1 (ko) 2005-05-26 2007-10-05 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 장치 및 그 제조 방법, 반도체 장치의 설계 방법, 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 컴퓨터에 의해 판독 가능한 기록 매체
US7755147B2 (en) 2005-06-10 2010-07-13 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device, semiconductor system and semiconductor device manufacturing method
JP2012181918A (ja) * 2005-06-24 2012-09-20 Mosys Inc ロジックプロセスで埋め込まれたdramのためのワード線ドライバ
JP2008547152A (ja) * 2005-06-24 2008-12-25 モーシス,インコーポレーテッド ロジックプロセスで埋め込まれたdramのためのワード線ドライバ
US7808045B2 (en) 2005-08-01 2010-10-05 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and semiconductor integrated circuit using the same
US7943996B2 (en) 2005-08-01 2011-05-17 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and semiconductor integrated circuit using the same
US7732864B2 (en) 2005-08-01 2010-06-08 Renesas Technology Corp. Semiconductor device and semiconductor integrated circuit using the same
US8508283B2 (en) 2005-08-01 2013-08-13 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device with back-gate voltage control of a logic circuit
JP2007097194A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Hynix Semiconductor Inc 内部電圧発生回路
JP2022115875A (ja) * 2006-09-29 2022-08-09 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
US7847616B2 (en) 2007-03-19 2010-12-07 Fujitsu Limited Inverter circuit and balanced input inverter circuit
WO2008114379A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Fujitsu Limited インバータ回路および平衡入力型インバータ回路
JPWO2008114379A1 (ja) * 2007-03-19 2010-07-01 富士通株式会社 インバータ回路および平衡入力型インバータ回路
JP2009049859A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Seiko Epson Corp 電気回路、電気回路の駆動方法、表示装置および電子機器。
JP2009049861A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Seiko Epson Corp 電気回路、電気回路の駆動方法、表示装置および電子機器。
JP2009100502A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電源切替装置およびこれを用いた電源システム
JP2009099815A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
US8975128B2 (en) 2009-09-30 2015-03-10 Suvolta, Inc. Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
US10074568B2 (en) 2009-09-30 2018-09-11 Mie Fujitsu Semiconductor Limited Electronic devices and systems, and methods for making and using same
US10217668B2 (en) 2009-09-30 2019-02-26 Mie Fujitsu Semiconductor Limited Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
US10224244B2 (en) 2009-09-30 2019-03-05 Mie Fujitsu Semiconductor Limited Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
US10325986B2 (en) 2009-09-30 2019-06-18 Mie Fujitsu Semiconductor Limited Advanced transistors with punch through suppression
US11062950B2 (en) 2009-09-30 2021-07-13 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
JP2013507001A (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 スボルタ,インコーポレーテッド 電子デバイス及びシステム、並びにその製造方法及び使用方法
US11887895B2 (en) 2009-09-30 2024-01-30 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Electronic devices and systems, and methods for making and using the same
JP2013511163A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 スボルタ,インコーポレーテッド 電子デバイス及びシステム、並びにその製造方法及び使用方法
JP2015195403A (ja) * 2009-11-17 2015-11-05 スボルタ,インコーポレーテッド 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2014116792A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体集積回路及び論理回路
JP2018055747A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR19980081420A (ko) 1998-11-25
KR100305254B1 (ko) 2001-11-02
JP4253052B2 (ja) 2009-04-08
TW421891B (en) 2001-02-11
US6040610A (en) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4253052B2 (ja) 半導体装置
JP3159749B2 (ja) 集積回路
KR100288818B1 (ko) 반도체 집적회로
US4439692A (en) Feedback-controlled substrate bias generator
US5814899A (en) SOI-type semiconductor device with variable threshold voltages
US4327368A (en) CMOS Transistor pair with reverse biased substrate to prevent latch-up
JP2939086B2 (ja) 半導体装置
EP0145004A2 (en) Bipolar Transistor-Field Effect Transistor Composite Circuit
JP2000058842A (ja) 半導体装置
US20050007839A1 (en) Semiconductor switching devices
JP2000022160A (ja) 半導体集積回路及びその製造方法
JPH0685177A (ja) 半導体集積回路装置
EP0431290B1 (en) MOS switching circuit having gate enhanced lateral bipolar transistor
JP3257842B2 (ja) ダイナミック絶縁回路を設けた半導体電子デバイス
US4072868A (en) FET inverter with isolated substrate load
JP2710113B2 (ja) 相補性回路技術による集積回路
US6657240B1 (en) Gate-controlled, negative resistance diode device using band-to-band tunneling
US4138782A (en) Inverter with improved load line characteristic
US5583363A (en) Inverter gate circuit of a bi-CMOS structure having common layers between fets and bipolar transistors
US5422507A (en) Electrical isolation in integrated circuits
JPH0441505B2 (ja)
US5002897A (en) Method of making a complementary metal electrode semiconductor device
US4951114A (en) Complementary metal electrode semiconductor device
JP4542736B2 (ja) 半導体装置
JPH0245972A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees