JPH10341424A - Catv電源供給システム - Google Patents

Catv電源供給システム

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JPH10341424A
JPH10341424A JP9148150A JP14815097A JPH10341424A JP H10341424 A JPH10341424 A JP H10341424A JP 9148150 A JP9148150 A JP 9148150A JP 14815097 A JP14815097 A JP 14815097A JP H10341424 A JPH10341424 A JP H10341424A
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JP
Japan
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power supply
power
center station
supply system
catv
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Application number
JP9148150A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Mitani
義則 三谷
Yasuo Taguchi
保夫 田口
Yuzo Tomita
雄三 冨田
Koichi Kato
耕市 加藤
Hiroshi Sato
佐藤  寛
Isao Chihara
勲 千原
Takeshi Kuwayama
毅 桑山
Soji Ishii
宗司 石井
Yasutoshi Yuasa
康利 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Kandenko Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Kandenko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害等の異常事態が発生しても、システムダ
ウンを防止する。 【解決手段】 光・電力複合ケーブル31を介してCA
TVのセンタ局10と接続された複数の光ノード20〜
28に電力を供給するCATV電源供給システムにおい
て、災害の各避難区域に、光ノードを1つずつ配設する
とともに、センタ局と各光ノードとを光・電力複合ケー
ブルでループ状に接続し、CATVの電源供給をセンタ
局から各光ノードへ一括して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを介し
てCATVのセンタ局と接続された複数のノードに電力
を供給するCATV電源供給システムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種のCATVシステム
では、CATVシステム用伝送装置からなる各ノードが
それぞれ自局の商用電力によって各機器に供給してい
た。ところが、上記システムでは、停電等が発生する
と、各ノードがダウンしてしまい、光信号の通信が行え
ないことがある。
【0003】そこで、従来では、センタ局から個別にA
C60VもしくはAC30Vの給電電圧で同軸システム
に給電するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記システ
ムでは、給電電圧がAC60VもしくはAC30Vであ
るため、電圧容量が少なく、1系統の給電系でまかなえ
るCATVシステム用伝送装置の数量が限定されてしま
うという問題点があった。また、上記システムでは、電
力会社からの電力の受電状態によって上記システム運用
状態がかなり左右されてしまう問題点もあった。
【0005】また、これらの問題点を解決するために、
電源供給器のバックアップ時間を大きくすると、各電源
供給器のバッテリがかなり大きくなってしまい、実現が
困難になるという問題点があった。さらに、CATVシ
ステムを構成するには、電源供給器がかなりの数量必要
になり、システムの運用及び保守にかなりの労力を必要
するという問題点もあった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、災害等の異常事態が発生しても、システムダウンを
生じないCATV電源供給システムを提供することを目
的とする。また、本発明の他の目的は、災害時に、CA
TVシステムがその災害の情報を伝送することができる
CATV電源供給システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、光ファイバからなる光伝送路を介して
CATVのセンタ局と接続された複数のノードに電力を
供給するCATV電源供給システムにおいて、例えば災
害時の各避難区域に、少なくとも1つ設けられた前記各
ノードに前記センタ局から電力を一括して供給させる電
源供給系統部を備える。
【0008】すなわち、災害等で例えば商用電力の停電
が発生しても、センタ局から電力が各ノードに一括して
供給され、光信号の通信が可能となる。また、本発明で
は、給電電圧を昇圧(例えばAC600V)した後に前
記供給を行うのが好ましい。また、本発明では、センタ
局は、自局内に商用電源及びバックアップ電源による電
力を供給する無停電電源を有し、電源供給系統部は、通
常時には商用電源による電力を前記各ノードに一括して
供給させ、商用電源の異常時には、例えば自家発電のバ
ックアップ電源による電力を前記各ノードに一括して供
給させることが好ましい。
【0009】また、本発明では、電源供給系統部は、前
記給電状態を監視する監視手段を有するのが好ましい。
また、本発明では、電源供給系統部は、電力線と光ファ
イバとを複合させた複合ケーブルを用いて前記センタ局
と前記各ノードとをスター状に接続させてシステムを構
築し、前記センタ局から前記各ノードに電力を供給させ
ることが好ましい。
【0010】また、本発明では、前記複合ケーブルを用
いて前記センタ局と前記各ノードとをループ状に接続さ
せるとともに、前記センタ局と少なくとも1つの前記ノ
ード間を電力線で接続させてシステムを構築し、前記セ
ンタ局から前記各ノードに電力を供給させることが好ま
しい。さらに、本発明では、電源供給系統部は、前記セ
ンタ局からの電力線を分岐させる分岐部を有し、該電力
線は、前記分岐部で分岐される複数対の導体からなるこ
とが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るCATV電源供給シ
ステムを図1乃至図6の図面に基づいて説明する。図1
は、本発明に係るCATV電源供給システムの第1実施
例を示す構成図である。図において、上記CATV電源
供給システムは、CATVのセンタ局10と各光ノード
20〜28とは、分岐部30を介して、例えば光・電力
複合ケーブル(以下、単に「複合ケーブル」という)3
1でループ状に接続されている。複合ケーブル31は、
情報伝送用の光ファイバケーブルと電力ケーブル311
とを複合したものが用いられている。
【0012】なお、上記システムを構成するための前提
条件として、複合ケーブル31の電力ケーブルは、サイ
ズが8mm2の電力線心としており、センタ局10から
分岐部30までは、2線の導体、その後のループ状の部
分は4線の導体での構成としている。上記ループは、1
点開放ループを構成しており、例えばノード24,25
間が開放されるものとする。また、例えば各光ノード2
0〜28の消費電力は、150VA以下とし、後述する
電源を有するセンタ局10からの給電電圧は、AC44
0Vとしている。
【0013】ここで、センタ局10から分岐部30まで
を1条の電力ケーブルで構成したのは、センタ局10か
らループ状に2条の電力ケーブルを出力すると、光ノー
ド数が多くなるとセンタ局10から出力ケーブル数が増
加し、電力ケーブル共架が不可能になるといった不具合
を考慮したためである。また、光ノード数が少ない場合
には、分岐部30を配置することなく、センタ局10か
らループ状に複合ケーブルを出力することも可能とな
る。
【0014】なお、本実施例では、複合ケーブルで接続
されるループは、複数で構成することも可能である。ま
た、分岐部30からの電力ケーブルは、2条に限らず、
例えば4条以上の複数対の電力ケーブルに構成すること
も可能である。図2は、上記システムを構築するセンタ
局10の構成を示すブロック図である。図2のセンタ局
10において、101は、商用電源AC及び例えばディ
ーゼル発電機EGによるバックアップ電源を供給する無
停電電源装置であり、分電盤102は、無停電電源装置
101から供給される給電電圧を各種設備電源(LAN
チャネル設備電源103、電話チャネル設備電源10
4、ヘッドエンド設備電源105及び光伝送設備電源1
06)に分配している。107〜109は、上記各設備
電源によって稼働して例えば多重化された信号をデジタ
ル変調して出力する各種RF設備(LANチャネル用R
F設備、電話チャネル用RF設備、及びヘッドエンド用
RF設備等)であり、混合分配器110は、これらRF
設備からの信号を混合分配している。これらの機器は、
CATVヘッドエンド機器部を構成している。
【0015】無停電電源装置101のバックアップ電源
には、災害時等の停電を予想して、1週間程度CATV
システムに電力を供給できる電源を用いるものとする。
また、上記バックアップ電源には、例えば太陽電池アレ
イによる電源を用いることも可能であり、さらにディー
ゼル発電機と太陽電池アレイを併用させて用いることも
可能である。
【0016】また、111は、入力する信号を混合分配
する混合分配器であり、分配器で112は、混合分配器
111からの信号を分配している。光送信器113,1
14は、上記分配された信号を光カプラ115,116
を介して光送信している。また、117は、信号を混合
する混合器で、118,119は、光信号を受光する光
受光器である。これらの機器は、光伝送機器部を構成し
ている。
【0017】なお、上記複合ケーブル31をループ状に
構成するシステムを構築するにあたり、光伝送系は、光
伝送損失によって伝送可能な距離が制限される。センタ
局10は、各光ノードまでの伝送距離が長い場合には、
1つのノードに対して2台の光送信器を使用し、伝送距
離が短い場合には、光分配器を用いて1台の光送信器で
ループ構成をとることが可能となる。
【0018】光送信器113,114及び光受信器11
8,119は、図1に示したように1つの光ノードに対
して、右回り及び左回りの複合ケーブル31内の光ファ
イバケーブル各2心を使用して運用するように構成され
ている。なお、上記光ファイバケーブルを各2心構成と
したのは、右回り及び左回りの各ルートに対して、下り
及び上りそれぞれ1心ずつ使用するためである。光送信
器113,114は、光カプラ115,116及び光コ
ネクタ接続盤120を介して、また光受光器118,1
19は、光コネクタ接続盤120を介して複合ケーブル
31と接続されている。光信号は、光コネクタ接続盤1
20、単心−多心変換部121、融着部122及びケー
ブル引留・分離部123を介してセンタ局10と複合ケ
ーブル31間で伝送されている。
【0019】また、124は、分電盤102から分配さ
れた給電電圧を例えば440Vに昇圧する変圧器で、1
25は、複合ケーブル31のうちの電力ケーブル311
の電圧及び電流を検出する電流電圧検出器であり、監視
・制御用シーケンサ127は、インターフェース回路1
26を介して入力する電流電圧検出器125からの電圧
信号に基づいて電力ケーブル311の給電状態を監視し
ている。128は、シーケンサ127の制御によって各
光ノード20〜28及び分岐部30とのデータ通信をポ
ーリングにより行うポーリング装置であり、FSK送信
器129は、ポーリング装置128からのデータ信号を
FSK変調し、光ノードに送信している。PSK受信器
130は、光ノードからのデータ信号をPSK受信して
復調し、そのデータ信号をポーリング装置128に出力
している。FSK送信器129及びPSK受信器130
は、混合分配器111とそれぞれ接続されている。これ
らの機器は、センタ局10側の電源供給系統部131を
構成している。
【0020】なお、本実施例では、上記変圧器124に
よる給電電圧の昇圧を440Vとしたが、本発明はこれ
にかぎらず、給電電圧を例えば600V程度まで昇圧す
るタイトランスを用いることが可能である。この場合に
は、30〜50Km程度のCATVシステムにも本発明
のCATV電源供給システムを適用することが可能とな
る。
【0021】シーケンサ127は、電流電圧検出器12
5からの電力ケーブル311の給電状態に基づいて、無
停電電源装置101内の切り替え制御を行い、商用電源
又はディーゼル発電機によるバックアップ電源を電力ケ
ーブル311に供給させている。すなわち、シーケンサ
127は、通常時には商用電源による電力を、ループ状
に構成された複合ケーブル31を介して、各光ノード2
0〜28に一括して供給させており、また、停電等の商
用電源の異常時にはバックアップ電源による電力を、複
合ケーブル31を介して、上記各光ノードに一括して供
給させている。
【0022】また、シーケンサ127は、ポーリング装
置128のポーリングによって各光ノード20〜28及
び分岐部30から取り込んだデータに基づき、各光ノー
ド20〜28及び分岐部30での電力の供給状態を監視
しており、上記データには、各光ノード20〜28や分
岐部30内及びこれら機器が接続されている電力ケーブ
ルでの短絡、地絡、断線等の情報からなっている。これ
により、シーケンサ127は、事故の種類や発生個所を
検出し、各光ノード20〜28や分岐部30に対して送
電方向の選択や電力ケーブルとの接続状態の変更を、光
伝送機器部から複合ケーブル31の光ファイバケーブル
を介して指示することが可能となる。また、シーケンサ
は、ポーリング装置で受けたデータの解析を行い、その
解析結果を例えば図示しないモニタに表示することによ
ってシステム管理者に通知することも可能である。
【0023】図3は、図1に示した各光ノードの構成を
示すブロック図である。なお、各光ノードの構成は、と
もに同一の構成からなる。図において、201は、セン
タ局10からの複合ケーブル31が右回り及び左回りに
よって接続される電力・光ファイバ分岐クロージャであ
り、クロージャ201は、電力ケーブル202,203
と光ファイバケーブル312とをそれぞれ分岐してい
る。電力ケーブル202,203には、ループ内の電圧
系統の監視を電流電圧検出器204が接続されている。
電流電圧検出器204は、ループの配電方向を切り替え
るラッチリレーからなるスイッチ205,206と、各
電力ケーブル202,203に接続された変流器20
7,208と、変流器207,208からの電流信号と
後述するバッテリユニット215からの電圧信号が入力
し、スイッチ205,206をオン・オフ制御する計測
・制御回路209と、接点インターフェース210と、
これら機器に電源を供給する電源211とから構成され
ている。なお、図1において、通常の場合、光ノード2
0〜23,26〜28の計測・制御回路209では、ス
イッチ205,206とをともにオン状態に、光ノード
24の計測・制御回路では、光ノード23側のスイッチ
205をオン状態、光ノード25側のスイッチ206を
オフ状態に、また光ノード25の計測・制御回路では、
光ノード24側のスイッチ205をオフ状態、光ノード
26側のスイッチ206をオン状態に制御して、電力ケ
ーブルの1点開放ループを可能にしている。また、事故
等の異常が発生した場合には、各光ノードの計測・制御
回路209は、センタ局10からの切り替え指示に応じ
て、スイッチ205,206のオン・オフを制御して、
事故の回避を図っている。
【0024】また、212は、降圧用の変圧器であり、
AC/DCコンバータ213は、変圧器212で降圧さ
れたAC電圧をDC電圧に変換して電源211,214
及び219に供給している。バッテリユニット215
は、バックアップ電源を有し、事故発生から再送電まで
の送電停止時間での各電源のバックアップを行う。ま
た、バッテリユニット215は、AC/DCコンバータ
213に接続されて降圧された電圧を検出しており、検
出した電圧信号を接点インターフェース210を介して
計測・制御回路209に出力している。216は、RF
モデムで、RFモデム216は、計測・制御回路209
から入力する電流信号と電圧信号とをラインスプリット
217に出力している。また、RFモデム216は、信
号分配用のラインスプリット217から入力する制御信
号に基づき、計測・制御回路209にスイッチ205,
206のオン・オフ指示を与えている。電源214は、
これら機器に電源を供給している。これら機器は、光ノ
ード側の電源供給系統部218を構成している。
【0025】220は、入出力する信号を混合、分配す
る混合・分配増幅器であり、ラインスプリット217を
介したRFモデム216からの信号は、ここで増幅され
た後に分配されて出力される。光送信器221及び光受
光器222,223は、電力・光ファイバ分岐クロージ
ャ201で分岐された光ファイバケーブル312に接続
されている。光送信器221は、例えばセンタ局10か
らのポーリングに基づき、上記分配されたRFモデム2
16からの信号を、光ファイバケーブル312及びクロ
ージャ201を介して複合ケーブル31に光送信してい
る。光受信器は、図1に示した右回り及び左回りの複合
ケーブル31に対応して1つずつ設けられ、センタ局1
0からのデータを受光してスイッチ224を介して混合
・分配増幅器220に出力している。電源219は、こ
れら機器に電源を供給している。これらの機器は、光伝
送機器部225を構成している。
【0026】図4は、図1に示した分岐部の構成を示す
ブロック図である。図において、複合ケーブル31の電
力ケーブル311は、分岐部30で右回りループの電力
ケーブル313と左回りループの電力ケーブル314に
分岐される。電力ケーブル313,314には、電流電
圧検出器320が接続されており、電流電圧検出器32
0は、ラッチリレーからなるスイッチ321,322
と、変流器323,324と、計測・制御回路325
と、接点インターフェース326と、これら機器に電源
を供給する電源327とから構成されている。また、電
源供給系統部328は、降圧用の変圧器329と、AC
/DCコンバータ330と、バッテリユニット331
と、RFモデム332と、これら機器に電源を供給する
電源333とから構成されている。また、光伝送機器部
334は、混合・分配増幅器335と、スイッチ336
と、光送信器337と、光受光器338,339と、こ
れら機器に電源を供給する電源340とから構成されて
いる。各部の機能は、光ノード内の同じ名称の各部と同
様であるため、ここでは説明を省略する。分岐部30の
計測・制御回路325は、センタ局10からの送電方向
の指示に応じて、スイッチ321,322のオン・オフ
を制御して、電力の送電方向を選択している。
【0027】次に、図1の電源供給システムの動作につ
いて説明する。まず、センタ局10では、電源設備(無
停電電源装置101を含む)から、例えばAC100V
を各系統、すなわちCATVヘッドエンド機器部、光伝
送機器部及び電源供給系統部131へ供給する。無停電
電源装置101は、通常、商用電源による一括給電を行
い、災害等の停電時には、自家発電のバックアップ電源
による一括給電を行う。また、各光ノードへ給電される
電圧は、変圧器124でAC440Vに昇圧し、複合ケ
ーブル31によって分岐部30に出力される。また、光
伝送機器部は、通常のCATV用TV信号等の他に、各
光ノード及び分岐部内に設置されている系統監視・制御
を行っている電源供給系統部とのデータ伝送を行うため
の信号を伝送している。
【0028】分岐部30では、1条の電力ケーブル31
1を2条の電力ケーブル313,314に分岐し、この
分岐された電力ケーブル313,314を用いてループ
状に各光ノードを接続させている。各光ノードは、災害
時の各避難区域毎の避難所に、それぞれ1つずつ配設さ
れており、上記一括給電によって、センタ局10との光
信号の通信を可能としている。
【0029】そして、分岐部30は、センタ局10の指
示に応じてスイッチ321,322の切り替え制御を行
い、右回りループ又は左回りループでセンタ局10から
の電力を自装置内及び各光ノードに供給している。セン
タ局10からループ状に構成された複合ケーブル31
は、右回り及び左回りに配設されて、各光ノードの電力
・光ファイバ分岐クロージャ201に取り込まれる。上
記クロージャ201は、内部で電力ケーブルと光ファイ
バケーブルをそれぞれ独自のケーブルに分岐する。電力
ケーブルには、ループ内の電圧系統の監視を行う電流電
圧検出器204が接続されている。
【0030】電力ケーブル内に異常が検出されない場合
には、光ノード20〜23,26〜28の電流電圧検出
器204内のスイッチ205,206は、オン状態のま
ま、また光ノード24の電流電圧検出器内のスイッチ2
05又は光ノード25の電流電圧検出器内のスイッチ2
06のみをオン状態にして、電力をバックアップ付電源
供給系統部218に供給する。この電源供給系統部21
8は、センタ局10から給電されている電圧をCATV
伝送用の機器、電流電圧検出器204及びデータ伝送用
RFモデム216等に電源を供給するため、給電電圧を
適当な電源電圧に変換する。本実施例では、例えばAC
440VをDC24Vに変換して各部の機器へ電源を供
給している。この電源にバッテリユニット215による
バックアップ機能を持たせている理由は、何らかの障害
によってセンタ局10からの給電が停止してしまった際
に、危険防止等を考慮し、電流電圧検出器204内にあ
る電源供給系統の制御用スイッチ205,206及びR
Fモデム216、光伝送機器部225を作動させること
を可能にするためである。
【0031】センタ局10からループ状に構成された光
ファイバケーブルを伝送してきたCATV信号等は、光
ノードの光受信器で電気信号に変換され、ラインスプリ
ット217、各増幅器を介し、上記同軸伝送路を通って
各家庭等に伝送される。電源供給系統の制御に使用され
る信号は、光受信器で電気信号に変換された後、RFモ
デム216内に入力され、上記系統の監視・制御を行
う。センタ局10から各光ノード内の電流電圧検出器2
04への遠隔監視制御を行うためは、センタ局10から
上記構成でRFモデム216に入力される信号と、RF
モデム216から出力される信号が必要になる。RFモ
デム216から出力された信号は、光送信器221に入
力され、光信号に変換されてセンタ局10へ伝送され
る。本実施例では、上記光ファイバケーブルについても
ループ状に構成し、災害等によるケーブル断線等の事故
時でも、最低でもセンタ局10から各光ノードまでデー
タ内容の伝送が行えるようにする。また、上り用の光信
号をループ状に伝送するために、本実施例では、電力・
光ファイバ分岐クロージャ201内に光分岐器を設置し
て対応する。また、伝送損失が大きい場合等は、上り用
の光送信器を2台で構成して対応する。
【0032】なお、本実施例では、電力供給の対象を光
ノードとしたが、本発明はこれに限らず、例えば上記ノ
ードの接続台数や配線の距離や供給する電力量によって
は、上記ノードと同軸伝送路を介して接続される家庭の
端末装置にも電力を供給することが可能となる。このよ
うに、本実施例では、CATVの電源供給をセンタ局か
ら光ノードへ一括して行うことによって、CATV伝送
装置への電源供給系統の一括管理を行うことができるの
で、災害等の異常事態が発生しても、システムダウンを
防ぎ、CATVシステムを良好に運用することができ
る。
【0033】また、本実施例では、災害時の各避難区域
毎の避難所に光ノードを1つずつ配設するので、災害発
生等の事故によってその区域での商用電源による電力供
給が停止しても、CATVシステムを容易に運用するこ
とができ、これにより災害時に、CATVシステムがそ
の災害の情報を伝送することができる。また、本実施例
では、センタ局で一括給電を行うために、センタ局から
の給電電圧を昇圧してから各光ノードに供給するので、
細いケーブルで長距離・広範囲の送電が可能となる。
【0034】また、本実施例では、商用電源及びバック
アップ電源による電力供給を可能にし、電源供給系の運
用をセンタ局で一括で行うので、電力会社の運用状態に
依存しないCATVシステムの構成が可能となり、その
運用管理や保守を容易に行うことができる。また、本実
施例では、センタ局及び各光ノード、さらには同軸機器
への給電状態の監視及び制御が可能になる監視機能を電
源供給系統部に設けるので、電源供給の信頼性が高く、
電源供給系統の運用及び管理を容易に行うことができ
る。
【0035】また、本実施例では、電力供給用の導体に
光・電力複合ケーブルを用いるとともに、上記導体(電
力ケーブル)を分岐部で分岐される複数対の導体とする
ので、電力ケーブルの給電電圧に対する抵抗値を軽減し
て電圧降下を防ぎ、長距離の送電を可能にできる。さら
に、本実施例では、センタ局と各光ノードとの電源供給
ルートをループ状に構成するので、災害等により給電区
間に異常が発生しても別系統から給電が可能となり、信
頼性の高い電力供給が可能となる。
【0036】なお、上記実施例では、センタ局と各光ノ
ードとの電源供給ルートをループ状に構成したが、本発
明はこれに限らず、例えば図5に示すように、センタ局
10と各光ノードを別々の電力ケーブル31で接続する
スター状に構成することも可能である。この場合には、
ある電力ケーブルでの事故が、他の電力ケーブルに影響
を与えないという効果がある。
【0037】また、図6に示すように、ループ状の電源
供給ルートとは別に、パスルートを設けることも可能で
ある。本実施例では、光ノード22,26と分岐部30
とを電力ケーブル315,316によって接続すること
で、パスルートを構成している。この場合には、例えば
光ノード21(又は27)で異常が発生した時でも、わ
ざわざ左回りで電力供給を行わなくても、電源供給ルー
トを電力ケーブル315(又は316)に変更するだけ
で光ノード22〜24(又は26,25)に電力供給を
行うことができ、迅速な対応が可能となり、電力供給の
さらなる信頼性の向上が図られる。なお、この場合も、
光ノード24,25間で1点開放されているものとす
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光伝
送路を介してCATVのセンタ局と接続された複数のノ
ードに電力を供給するCATV電源供給システムにおい
て、災害の各避難区域に、少なくとも1つ設けられた前
記各ノードに前記センタ局から電力を一括して供給させ
る電源供給系統部を備えたので、災害等の異常事態が発
生しても、システムダウンを防ぐことができる。
【0039】また、本発明では、センタ局は、給電電圧
を昇圧した後に前記供給を行うので、細いケーブルでの
長距離及び広範囲送電が可能となる。また、本発明で
は、センタ局は、自局内に商用電源及びバックアップ電
源による電力を供給する無停電電源を有し、電源供給系
統部は、通常時には商用電源による電力を前記各ノード
に一括して供給させ、商用電源の異常時には、バックア
ップ電源による電力を前記各ノードに一括して供給させ
るので、電力会社の運用状態に依存せずに、CATVシ
ステムを運用できる。
【0040】また、本発明では、電源供給系統部は、前
記給電状態を監視する監視手段を有するので、電源供給
の信頼性を高めることができる。また、本発明では、電
源供給系統部は、前記複合ケーブルを用いて前記センタ
局と前記各ノードとをループ状に接続させるとともに、
前記センタ局と少なくとも1つの前記ノード間を電力線
で接続させてシステムを構築し、前記センタ局から前記
各ノードに電力を供給させるので、さらに電力供給の信
頼性を向上できる。
【0041】さらに、本発明では、電源供給系統部は、
前記センタ局からの電力線を分岐させる分岐部を有し、
該電力線は、前記分岐部で分岐される複数対の導体から
なるので、電圧降下を防ぎ、長距離の送電を可能にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCATV電源供給システムの第1
実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示したセンタ局の構成を示すブロック図
である。
【図3】同じく図1に示した光ノードの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】同じく図1に示した分岐部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明に係るCATV電源供給システムの電源
供給ルートをスター状に構成した場合の第2実施例を示
す構成図である。
【図6】同じくルート状の電源供給ルートにパスルート
を構成した場合の第3実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 センタ局 20〜28 光ノード 30 分岐部 31 光・電力複合ケーブル 101 無停電電源装置 113,114,221,337 光送信器 118,119,222,223,338,339 光
受光器 124,212,329 変圧器 125,204,320 電流電圧検出器 126 インターフェース回路 127 監視・制御用シーケンサ 128 ポーリング装置 129 FSK送信器 130 PSK受信器 201 電力・光ファイバ分岐クロージャ 202,203,311,313,314 電力ケーブ
ル 205,206,321,322 スイッチ 207,208,323,324 変流器 209,325 計測・制御回路 211,214,219,327,333,340 電
源 213,330 AC/DCコンバータ 215,331 バッテリユニット 216,332 RFモデム 218,328 電源供給系統部 220,335 混合・分配増幅器 225,334 光伝送機器部 312 光ファイバケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 保夫 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 冨田 雄三 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 加藤 耕市 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 寛 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 千原 勲 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 桑山 毅 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 石井 宗司 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 湯浅 康利 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路を介してCATVのセンタ局と
    接続された複数のノードに電力を供給するCATV電源
    供給システムにおいて、 少なくとも前記各ノードに前記センタ局から電力を一括
    して供給させる電源供給系統部を備えたことを特徴とす
    るCATV電源供給システム。
  2. 【請求項2】 前記ノードは、災害の各避難区域に、少
    なくとも1つ設けられ、前記センタ局からの電力供給を
    受けることを特徴とする請求項1に記載のCATV電源
    供給システム。
  3. 【請求項3】 前記センタ局は、給電電圧を昇圧した後
    に前記供給を行うことを特徴とする請求項1に記載のC
    ATV電源供給システム。
  4. 【請求項4】 前記センタ局は、自局内に商用電源及び
    バックアップ電源による電力を供給する無停電電源を有
    し、前記電源供給系統部は、通常時には前記商用電源に
    よる電力を前記各ノードに一括して供給させ、前記商用
    電源の異常時には、前記バックアップ電源による電力を
    前記各ノードに一括して供給させることを特徴とする請
    求項1又は3に記載のCATV電源供給システム。
  5. 【請求項5】 前記電源供給系統部は、前記給電状態を
    監視する監視手段を有することを特徴とする請求項1又
    は4に記載のCATV電源供給システム。
  6. 【請求項6】 前記電源供給系統部は、前記センタ局と
    前記各ノードとを電力線でスター状に接続させてシステ
    ムを構築し、前記センタ局から前記各ノードに電力を供
    給させることを特徴とする請求項1,4又は5に記載の
    CATV電源供給システム。
  7. 【請求項7】 前記電源供給系統部は、前記センタ局と
    前記各ノードとを電力線でループ状に接続させてシステ
    ムを構築し、前記センタ局から前記各ノードに電力を供
    給させることを特徴とする請求項1,4又は5に記載の
    CATV電源供給システム。
  8. 【請求項8】 前記電源供給系統部は、前記ループ状
    に接続された前記センタ局と少なくとも1つの前記ノー
    ド間を電力線で接続させてシステムを構築し、前記セン
    タ局から前記各ノードに電力を供給させることを特徴と
    する請求項7に記載のCATV電源供給システム。
  9. 【請求項9】 前記電源供給系統部は、前記電力線と前
    記光伝送路とを複合させた複合ケーブルを用いて前記セ
    ンタ局と前記各ノードとを接続させて、前記センタ局か
    ら前記各ノードに電力を供給させることを特徴とする請
    求項1,6から8のいずれかに記載のCATV電源供給
    システム。
  10. 【請求項10】 前記電力線は、複数対の導体からなる
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載のC
    ATV電源供給システム。
  11. 【請求項11】 前記電源供給系統部は、前記センタ局
    からの前記電力線を分岐させる分岐部を有し、該電力線
    は、前記分岐部で分岐された複数対の導体からなること
    を特徴とする請求項6から9のいずれかに記載のCAT
    V電源供給システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369366A (ja) * 2001-06-04 2002-12-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光成端箱
JP2018025935A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 富士電機株式会社 制御装置、制御システム及び制御方法

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JP2002369366A (ja) * 2001-06-04 2002-12-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光成端箱
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