JPH1034489A - テレスコカバー - Google Patents

テレスコカバー

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JPH1034489A
JPH1034489A JP19322296A JP19322296A JPH1034489A JP H1034489 A JPH1034489 A JP H1034489A JP 19322296 A JP19322296 A JP 19322296A JP 19322296 A JP19322296 A JP 19322296A JP H1034489 A JPH1034489 A JP H1034489A
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cover
frames
moving
telescopic
frame
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JP19322296A
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English (en)
Inventor
Yukio Enomoto
行雄 榎本
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Enomoto Industry Co Ltd
Original Assignee
Enomoto Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緩衝部材の数を少なくしてテレスコカバー全体
の製造コストを低減する。 【解決手段】テーブル12の左右両側にカバー本体A,
Bを設ける。左右両カバー本体A,Bを左右方向へ移動
可能な複数のカバー枠13a〜13d,14a〜14d
から構成する。そして、テーブル12が移動方向に移動
するのに伴い、左右両カバー本体A,Bが相対的に伸縮
自在となるようにする。前記各カバー枠13a〜13
d,14a〜14dにショックアブソーバ19a〜19
c,20a〜20cを設ける。このショックアブソーバ
19a〜19c,20a〜20cにより、カバー伸縮時
に隣接するカバー枠13a〜13d,14a〜14dと
の間で発生する衝撃を吸収して減衰させるようにする。
又、左側カバー本体Aの各カバー枠13a〜13dと、
左側カバー本体Aの各カバー枠13a〜13dに対応位
置する右側カバー本体Bの各カバー枠14a〜14dを
連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、工作機械
のテーブルの移動に伴って伸縮し、テーブルの摺動面を
切粉、塵埃などから保護するテレスコカバーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のテレスコカバーとし
ては、例えば、図7に示すものがある。即ち、このテレ
スコカバーでは、左右方向に移動可能な移動体としての
テーブル30の左右両測には、左側及び右側カバー本体
31,32がそれぞれ設けられている。左右両カバー本
体31,32は金属製のカバー枠33が相対移動可能に
複数積層されて構成されている。左右両カバー本体3
1,32における最も内側のカバー枠33がテーブル3
0に、又、最も外側のカバー枠33が工作機械本体(図
示せず)に固定されている。そして、テーブル30の移
動に伴い各カバー枠33が自身と接触するカバー枠33
上をスライドすることにより、左右両カバー本体31,
32が相対的に伸縮する。即ち、左側カバー本体31が
伸長するのに伴い、右側カバー本体32が収縮し、反対
に左側カバー本体31が収縮するのに伴い、右側カバー
本体32が伸長する。このカバー伸縮時において、左右
両カバー本体31,32で対応する位置にある各カバー
枠33同士は一体的に移動しないようになっている。即
ち、左右両カバー本体31,32における最も内側と中
間及び最も外側のカバー枠33同士は、一体的に移動し
ないようになっている。
【0003】前記左右両カバー本体31,32の各カバ
ー枠33には、カバー収縮時において隣接するカバー枠
33間で発生する衝撃を緩和する収縮用緩衝ゴム34が
それぞれ設けられている。又、左右両カバー本体31,
32の各カバー枠33には、カバー伸長時に隣接するカ
バー枠33間で発生する衝撃を緩和する伸長用緩衝ゴム
35がそれぞれ設けられている。そして、左右両カバー
本体31,32が伸縮する際において、隣接する各カバ
ー枠33同士が衝突すると、その衝突する際に発生する
衝撃を収縮用及び伸長用緩衝ゴム34,35の弾性によ
り吸収していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のテレ
スコカバーにおいては、カバー伸縮時に発生する衝撃を
吸収するために、左右両カバー本体31,32の各カバ
ー枠33に収縮専用の収縮用緩衝ゴム34と伸長専用の
伸長用緩衝ゴム35とが必要である。そのため、緩衝ゴ
ム34,35の部品点数が多くなるとともに、各緩衝ゴ
ム34,35を組み付けるための組み付け作業工程が多
かった。その結果、テレスコカバーの製造コストが高く
なるという問題があった。
【0005】又、テーブル30の移動速度が速くなる
(50m/min)と、隣接する各カバー枠33同士が
衝突した際に発生する衝撃も大きくなり、前記収縮用及
び伸長用緩衝ゴム34,35では、その衝撃に対して自
ずと限界があった。
【0006】この発明は、前記各問題点を解決するため
になされたものであり、第1の目的は、部品点数を少な
くすることにより、テレスコカバーの製造コストを低減
することにある。又、第2の目的は、各カバー枠が衝突
した際に発生する衝撃音を減じ、衝撃に対して十分に耐
え得ることにある。それとともに、衝撃を緩和し、工作
機械本体への影響を少なくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、直線経路上を移動する移動体の一端に第1のカバー
本体と、他端に第2のカバー本体とを備え、前記第1及
び第2のカバー本体を移動体の移動方向へ移動可能な複
数のカバー枠から構成し、移動体が移動方向に移動する
のに伴い、前記各カバー本体が移動体の移動方向へ相対
的に伸縮自在となるようにしたテレスコカバーにおい
て、前記各カバー枠にはカバー伸縮時に隣接するカバー
枠間で発生する衝撃を緩和する緩衝部材を設け、前記第
1のカバー本体の各カバー枠と、同第1のカバー本体の
各カバー枠に対応位置する第2のカバー本体の各カバー
枠とを、移動体の移動に伴ってその移動方向へ一体的に
移動させるための連結手段を設けたことを要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によれば、移動体が移動
すると、第1のカバー本体の各カバー枠と、この各カバ
ー枠に対応する第2のカバー本体の各カバー枠とが、移
動体の移動方向へ一体的に移動する。そのため、第1及
び第2のカバー体のうち何れか一方のカバー本体が収縮
する際において隣接するカバー枠間で発生する衝撃と、
他方のカバー本体が伸長する際において隣接するカバー
枠間で発生する衝撃とが同時に発生する。よって、カバ
ー伸縮時に発生する衝撃が一つの緩衝部材で吸収され
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記連結手段
は、前記第1及び第2のカバー本体の対応位置する各カ
バー枠同士を連結する長尺部材から構成されていること
を要旨とする。従って、請求項2に記載の発明の作用に
よれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、移動体が
移動する際において、第1及び第2のカバー本体の対応
位置するカバー枠が長尺部材により連結されているた
め、各カバー枠は同時に移動する。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記緩衝部材は
ショックアブソーバから構成されていることを要旨とす
る。従って、請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の作用に加え、移動体の移動
速度が速くなる程、隣接するカバー枠との間で発生する
衝撃が増大するが、その衝撃が増大してもショックアブ
ソーバにより確実に緩和される。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記緩衝部材
は、各カバー本体のカバー枠に少なくとも一つ設けら
れ、同緩衝部材は移動体の移動方向に直交する方向に位
置をずらして配置されていることを要旨とする。従っ
て、請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜請求項
3のうち何れかに記載の発明の作用に加え、隣接するカ
バー枠との間で衝撃が発生しても、各緩衝部材の位置が
ずれているため、各カバー本体が伸縮する際の衝撃力は
分散して緩衝される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を工作機械の摺動面
を保護するテレスコカバーに具体化した一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0012】図1(a),(b)、図2(a),(b)
に示すように、直線経路としての摺動面11には、移動
体としてのテーブル12が左右方向(移動方向)へ移動
可能に設けられている。このテーブル12の左右両端に
は第1及び第2のカバー本体としての左側及び右側カバ
ー本体A,Bが設けられている。
【0013】前記左右両カバー本体A,Bは、複数(図
1(a),(b)では4体)のカバー枠13a〜13
d,14a〜14dをそれぞれ相対移動可能に積層させ
て構成されている。各カバー枠13a〜13d,14a
〜14dを構成する板状をなす左側接触部15a〜15
d及び右側接触部16a〜16dは、前記摺動面11に
対して摺動可能に支持されている。各カバー本体A,B
において、最も内側にある左右両接触部15a,16a
はテーブル12の左右両側面に固定されている。左右両
接触部15a〜15d,16a〜16dの一側面にはそ
の外縁に沿って逆凹字状をなすカバー部17a〜17
d,18a〜18dが溶接されている。
【0014】最も外側を除くカバー部17a〜17c,
18a〜18cの先端縁にはワイパー機能を有する係止
部材24が設けられている。そして、この係止部材24
が前記最も内側を除く左右接触部15b〜15d,16
b〜16dの上端縁に当接することにより、各カバー本
体A,Bの伸長動作が規制されるようになっている。
又、左右両カバー本体A,Bにおいて、最も外側にある
カバー部17d,18dの先端は図示しない工作機械に
固定されている。
【0015】そして、テーブル12が移動するのに伴
い、前記各カバー本体A,Bが左右方向へ相対的に伸縮
するようになっている。即ち、図1(a)に示すよう
に、テーブル12が右方向に移動すると、左側カバー本
体Aが伸長するのに伴い、右側カバー本体Bが収縮す
る。反対に、図1(a)に示すように、テーブル12が
左方向に移動すると、左側カバー本体Aが収縮するのに
伴い、右側カバー本体Bが伸長する。
【0016】図2(a),(b)、図3に示すように、
各カバー本体A,Bにおいて、最も内側を除く左右両接
触部15b〜15d,16b〜16dの両側には、一対
のショックアブソーバ(緩衝部材)19a〜19c,2
0a〜20cが貫通支持されている。このショックアブ
ソーバ19a〜19c,20a〜20cは、カバー伸縮
時に隣接する各カバー枠13a〜13d,14a〜14
dとの間で発生する衝撃を吸収して減衰させることによ
り緩和するものである。又、各ショックアブソーバ19
a〜19c,20a〜20cは、図示しない調整部を調
整することにより、衝撃エネルギーの吸収量を複数段階
に調節できるようになっている。
【0017】各カバー本体A,Bにおける各ショックア
ブソーバ19a〜19c,20a〜20cは、何れも同
一水平面上に配置され、テーブル12の幅方向に並設さ
れている。即ち、各ショックアブソーバ19a〜19
c,20a〜20cは、テーブル12の移動する左右方
向に直交する方向に位置をずらして配置されている。各
ショックアブソーバ19a〜19c,20a〜20cの
ロッド21の先端は、テーブル12側へ向けられてお
り、同ロッド21の先端側に対向している最も外側を除
く左右両接触部15a〜15c,16a〜16cの一側
面に対し、各カバー本体A,Bの収縮に伴って当接可能
となっている。なお、前記各ショックアブソーバ19a
〜19c,20a〜20cの上方における左右両接触部
15b〜15d,16b〜16dの他側面には、ゴム材
からなるストッパ23が設けられている。
【0018】図3,図4に示すように、前記最も内側を
除く各左側接触部15b〜15dの他側面両端と、各左
側接触部15b〜15dに対応位置する各右側接触部1
6b〜16dの他側面両端には、一対の断面アングル状
をなす長尺連結棒(連結手段、長尺部材)22a〜22
cが溶接されている。即ち、最も外側から内側へ2つ目
の左右両接触部15b,16b同士、最も外側から内側
へ1つ目の左右両接触部15c,16c同士、最も外側
の左右両接触部15d,16d同士が、前記長尺連結棒
22a〜22cにより連結されている。そして、左右両
カバー本体A,Bが伸縮するのに伴い、最も内側を除く
左右両接触部15b〜15d,16b〜16dは長尺連
結棒22a〜22cにより一体となって左右方向へ移動
するようになっている。なお、最も内側の左右両接触部
15a,16aはテーブル12に固定されているため、
テーブル12と一体となって左右方向へ移動するように
なっている。
【0019】次に、上記のように構成されたテレスコカ
バーの作用について説明する。まず、最も内側にある左
側カバー枠13a及び右側カバー枠14aの間発生する
衝撃が吸収される場合の作用について説明する。図1
(a)に示す左側カバー本体Aが伸長し、右側カバー本
体Bが収縮した状態でテーブル12が左側に移動する
と、最も内側にある左右両カバー枠13a,14aがテ
ーブル12と一体となって左側に移動する。この移動に
より、最も内側にある左側接触部15aが静止している
左側接触部15bに対して接近するとともに、最も内側
にある右側接触部16aがその右側にある右側接触部1
6bから離間する。
【0020】そして、左側接触部15aがその左側にあ
る左側接触部15bに接触する直前、かつ右側カバー部
18aの係止部材24がその右側にある右側接触部16
bに接触する直前で左側接触部15aがショックアブソ
ーバ19aのロッド21に当接する。この当接した際に
発生した際に発生した衝撃がショックアブソーバ19a
により吸収されて緩和されるが、このショックアブソー
バ19aよる吸収には、ゴム材が衝撃を吸収する場合と
違って衝撃の反発が全くない。従って、左側カバー本体
Aが収縮する際において隣接する左右両カバー枠13
a,13b間で発生する衝撃と、右側カバー本体Bが伸
長する際において隣接するカバー枠14a,14b間で
同時に発生する衝撃は、一つのショックアブソーバ19
aにて吸収される。
【0021】その後、テーブル12が左側に移動する
と、内側から2番目の左側カバー枠13b及び3番目の
左側カバー枠13cと、内側から2番目の右側カバー枠
14b及び左側カバー枠14cとの間で衝撃が同時に発
生するが、この衝撃は、一つのショックアブソーバ19
bにて吸収される。更に、テーブル12が左側に移動す
ると、内側から3番目の左側カバー枠13c及び内側か
ら4番目の左側カバー枠13dと、内側から3番目の右
側カバー枠14c及び内側から4番目の左側カバー枠1
4dとの間で衝撃が同時に発生するが、この衝撃は、一
つのショックアブソーバ19cにより吸収されて減衰さ
れる。
【0022】逆に、左側カバー本体Aが収縮し、かつ右
側カバー本体Bが伸長した状態からテーブル12が右側
に移動すると、左側カバー本体Aが伸長し、右側カバー
本Bが収縮する。この場合においては、各左側カバー枠
13a〜13d及び各右側カバー本体14a〜14dの
間で発生する衝撃は、各ショックアブソーバ20a〜2
0cにより内側から順に吸収されて減衰される。
【0023】又、左右両カバー本体A,Bが伸縮する際
に衝撃が発生しても、ショックアブソーバ19a〜19
c,20a〜20cは、テーブル12の移動する左右方
向に直交する方向に位置をずらして配置されているた
め、衝撃力は分散して緩衝される。そのため、左側接触
部15b〜15d,右側接触部16b〜16dの特定位
置に集中して負荷がかかりにくくなる。
【0024】本実施形態は以下に示す(1)〜(6)の
効果を有する。 (1)左側カバー本体Aが収縮する際において隣接する
各左側カバー枠13a〜13dとの間で発生する衝撃
と、右側カバー本体Bが伸長する際において隣接する各
右側カバー枠14a〜14dとの間で同時に発生する衝
撃は、左側にある各ショックアブソーバ19a〜19c
にて吸収させた。即ち、左右両カバー本体A,Bの収縮
と伸長時に発生する衝撃を左側にある各ショックアブソ
ーバ19a〜19cだけで吸収することができる。逆
に、左側カバー本体Aが伸長する際において隣接する各
左側カバー枠13a〜13dとの間で発生する衝撃と、
右側カバー本体Bが収縮する際において隣接する各右側
カバー枠14a〜14dとの間で同時に発生する衝撃
は、右側にある各ショックアブソーバ20a〜20cに
て吸収させた。即ち、左右両カバー本体A,Bの収縮と
伸長時に発生する衝撃を右側にある各ショックアブソー
バ20a〜20cだけで吸収することができる。そのた
め、各左側カバー枠13a〜13d及び各右側カバー枠
14a〜14dに収縮用のショックアブソーバと伸縮用
のショックアブソーバを設ける必要がない。従って、左
右両カバー本体A,Bの伸縮時に発生する衝撃を一つの
ショックアブソーバ19a〜19c,20a〜20cで
兼用して吸収することができるため、ショックアブソー
バ19a〜19c,20a〜20cの部品点数を少なく
することができ、テレスコカバー全体の製造コストを低
減することができる。また、左右両カバー本体A,Bの
伸縮時において発生する衝撃音を減じ、衝撃に対して十
分に耐えることができるとともに、衝撃吸収能力が向上
することで工作機械への影響を少なくすることができ
る。
【0025】(2)各左側接触部15b〜15dの他側
面両端と、同各左側接触部15b〜15dに対応位置す
る各右側接触部16b〜16dの他側面両端とを長尺連
結棒22a〜22cで連結した。そのため、簡単な構成
でもって、左側及び右側カバー本体A,Bの各カバー枠
13b〜13d,14b〜14dを一体的に移動させる
ことができるため、製造コストが上昇するのを防止する
ことができる。
【0026】(3)左右両各カバー本体A,Bに発生す
る衝撃をショックアブソーバ19aで吸収したため、衝
撃が吸収される際において、ゴム材のように弾性反発し
ない。従って、左右両各カバー本体A,Bが伸縮した際
に、反動による伸縮とは逆方向への戻りを確実に防止す
ることができる。
【0027】(4)緩衝部材としてショックアブソーバ
19aを使用したため、工作機械等の仕様変更等によ
り、テーブル12の移動速度が増加するのに伴い、隣接
する左右両各カバー枠13a〜13d,14a〜14d
との間で発生する衝撃が増大しても、ゴム材等を緩衝部
材として使用する場合と異なり、吸収能力も高く、衝撃
力の変動に柔軟に対向することができる。従って、ゴム
材等を使用するよりも緩衝効果を向上することができ
る。
【0028】(5)各ショックアブソーバ19a〜19
c,20a〜20cをテーブル12の移動方向に直交す
る方向に位置をずらして配置したため、左右両カバー本
体A,Bが伸縮する際に衝撃が発生しても、その衝撃力
を分散することができる。そのため、左側接触部15b
〜15d,右側接触部16b〜16dの特定位置に集中
して負荷がかかるのを防ぐことができ、左右両接触部1
5b〜15d,16b〜16dに補強材等を使用しなく
てもよい。従って、テレスコカバー全体の製造コストが
上昇するのを防止することができる。
【0029】(6)各ショックアブソーバ19a〜19
c,20a〜20cは、衝撃エネルギーの吸収量を複数
段階に調節できるため、仕様変更等によりテーブル12
の移動速度が変わっても柔軟に対応することができる。
【0030】なお、本発明は前記実施の形態以外に以下
のように構成してもよい。 (a)前記実施形態では、摺動面11を保護するテレス
コカバーに具体化したが工作機械のボールネジ等を保護
するものに応用してもよい。
【0031】(b)前記実施形態では、各カバー部17
a〜17d,18a〜18dの形状を逆凹字状に形成し
たものを使用したが、例えば、山形形状、円筒形状等の
ようにどのような形状に具体化することも可能である。
【0032】(c)前記実施形態では、緩衝部材として
のショックアブソーバ19a〜19c,20a〜20c
を使用したが、例えば、テーブル12の移動速度が遅い
場合等には、ショックアブソーバ19a〜19c,20
a〜20cに代えて、安価なゴム材からなる緩衝部材と
してもよい。
【0033】(d)前記実施形態では、各ショックアブ
ソーバ19a〜19c,20a〜20cは、水平方向に
位置をずらして配置した。これ以外にも、テーブル12
の移動方向に沿って配置してもよいし、又、上下方向に
位置をずらして配置してもよいし、更に斜め方向に位置
をずらして配置してもよい。
【0034】(e)前記実施形態では、各カバー枠13
a〜13d,14a〜14dの全体形状が水平方向に長
いタイプのテレスコカバーを使用したが、例えば、図5
(a),(b)に示すタイプのテレスコカバーにしても
よい。このテレスコカバーでは、四角枠状をなす支持フ
レーム41内に移動枠42が移動可能に収容され、この
移動枠42の左右両側にカバー本体A1,B1が設けら
れている。このカバー本体A1,B1は互いに相対移動
可能な左右両カバー枠43a〜43c,44a〜44c
から構成され、それらの全体形状は鉛直方向に長くなっ
ている。最も内側にある左右両カバー枠43a,44a
は前記移動枠42の左右両側に固定されている。又、移
動枠42には左右方向へ移動可能な工作機械のスピンド
ル45等が取り付けられている。そして、この構成によ
れば、スピンドル45の移動に伴って、左右両カバー本
体A1,B1が伸縮する。
【0035】(f)前記実施形態では、各カバー枠13
a〜13d,14a〜14dを各本体カバーA,Bの外
側から順に積層した。これ以外にも、図6(a)に示す
ように、左右両カバー本体A2,B2の内側から順に各
カバー枠51a〜51d,52a〜52dを積層しても
よい。又、図6(b)に示すように、左右両側の各カバ
ー枠51a〜51d,52a〜52dの下端両側部に折
曲部53a〜53dを設け、これらの折曲部53a〜5
3dを各カバー枠51a〜51d,52a〜52dを積
層順で積層するようにしてもよい。
【0036】次に、前記実施形態から把握できる請求項
以外の技術的思想について、それらの効果とともに記載
する。 (A)前記緩衝部材は、カバー伸縮時に隣接するカバー
枠との間で発生する衝撃を吸収して減衰させるものであ
る請求項1又は請求項4に記載のテレスコカバー。この
構成によれば、ゴム材等のと異なり衝撃力が反発しない
ため、緩衝能力を向上することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、カバー
伸縮時に発生する衝撃を一つの緩衝部材で吸収すること
ができるため、緩衝部材の部品点数を少なくすることが
でき、テレスコカバー全体の製造コストを低減すること
ができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、簡単な構成でもって、第1
及び第2のカバー本体のカバー枠を一体的に移動させる
ことができるため、製造コストの上昇を防止することが
できる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、隣接するカバ
ー枠との間で発生する衝撃が増大しても、その衝撃の変
動に柔軟に対応することができる。従って、ゴム材等を
使用するよりも緩衝効果を向上することができる。
【0040】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3に記載の発明のうち何れかに記載の発明の効
果に加え、隣接するカバー枠との間で衝撃が発生して
も、各衝撃力を分散して緩衝することができるため、カ
バー枠に負荷がかかるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)はテーブル
が右側にあるテレスコカバーの正断面図、(b)はテー
ブルが左側にあるテレスコカバーの正断面図。
【図2】同じく、(a)は左側カバー本体が伸長した場
合の拡大正断面図、(b)は右側カバー本体が伸長した
場合の拡大正断面図。
【図3】同じく、テレスコカバーの接触部を示す側面
図。
【図4】同じく、テレスコカバーの接触部を示す斜視
図。
【図5】他の実施形態を示し、(a)はテレスコカバー
の平断面図、(b)は、テレスコカバーの正面図。
【図6】同じく、(a)はテレスコカバーの正断面図、
(b)は各カバー枠の断面図。
【図7】従来の技術を示すテレスコカバーの正面図。
【符号の説明】
11…摺動面(直線経路)、12…テーブル(移動
体)、13…左側カバー枠(カバー枠)、14…右側カ
バー枠(カバー枠)、19a〜19c…ショックアブソ
ーバ(緩衝部材)、20a〜20c…ショックアブソー
バ(緩衝部材)、22a〜22c…長尺連結連結棒(連
結手段、長尺部材)、A…左側カバー本体(第1のカバ
ー本体)、B…右側カバー本体(第2のカバー本体)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線経路上を移動する移動体の一端に第1
    のカバー本体と、他端に第2のカバー本体とを備え、前
    記第1及び第2のカバー本体を移動体の移動方向へ移動
    可能な複数のカバー枠から構成し、移動体が移動方向に
    移動するのに伴い、前記各カバー本体が移動体の移動方
    向へ相対的に伸縮自在となるようにしたテレスコカバー
    において、 前記各カバー枠にはカバー伸縮時に隣接するカバー枠と
    の間で発生する衝撃を緩和する緩衝部材を設け、前記第
    1のカバー本体の各カバー枠と、同第1のカバー本体の
    各カバー枠に対応位置する第2のカバー本体の各カバー
    枠とを、移動体の移動に伴ってその移動方向へ一体的に
    移動させるための連結手段を設けたテレスコカバー。
  2. 【請求項2】前記連結手段は、前記第1及び第2のカバ
    ー本体の対応位置する各カバー枠同士を連結する長尺部
    材から構成されている請求項1に記載のテレスコカバ
    ー。
  3. 【請求項3】前記緩衝部材はショックアブソーバから構
    成されている請求項1又は請求項2に記載のテレスコカ
    バー。
  4. 【請求項4】前記緩衝部材は、各カバー本体のカバー枠
    に少なくとも一つ設けられ、同緩衝部材は移動体の移動
    方向に直交する方向に位置をずらして配置されている請
    求項1〜請求項3のうち何れかに記載のテレスコカバ
    ー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050501A (ja) * 2005-07-22 2007-03-01 Brother Ind Ltd 工作機械のテレスコピックカバー
JP2007152512A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fanuc Ltd 工作機械
CN104033524A (zh) * 2014-06-26 2014-09-10 重庆长安汽车股份有限公司 一种减震器防尘罩

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JP2007152512A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fanuc Ltd 工作機械
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