JPH1034756A - Frp成形方法および装置 - Google Patents
Frp成形方法および装置Info
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- JPH1034756A JPH1034756A JP8187020A JP18702096A JPH1034756A JP H1034756 A JPH1034756 A JP H1034756A JP 8187020 A JP8187020 A JP 8187020A JP 18702096 A JP18702096 A JP 18702096A JP H1034756 A JPH1034756 A JP H1034756A
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- fiber
- fibers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 均質なFRP成形体を比較的簡単な設備を用
いて比較的安価に製造する。 【構成】 補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス繊維とを
有する混合物からプリフォームを成形し、プリフォーム
を熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶融するに十分な温度
に加熱して熱可塑性樹脂マトリクス繊維を補強繊維を囲
むように流動させ、プリフォームを冷却して熱可塑性樹
脂マトリクス繊維を固化してFRP構造体を成形する。
混合物に十分な量の補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス
繊維が配合されていることにより、補強繊維がFRP構
造体に剛性を与え、熱可塑性樹脂マトリクス繊維がFR
P構造体に実質的な均質性を与える。
いて比較的安価に製造する。 【構成】 補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス繊維とを
有する混合物からプリフォームを成形し、プリフォーム
を熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶融するに十分な温度
に加熱して熱可塑性樹脂マトリクス繊維を補強繊維を囲
むように流動させ、プリフォームを冷却して熱可塑性樹
脂マトリクス繊維を固化してFRP構造体を成形する。
混合物に十分な量の補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス
繊維が配合されていることにより、補強繊維がFRP構
造体に剛性を与え、熱可塑性樹脂マトリクス繊維がFR
P構造体に実質的な均質性を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維強化プラスチッ
ク(FRP)構造体を製造するためのFRP成形方法お
よび装置に関する。
ク(FRP)構造体を製造するためのFRP成形方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FRP成形体ないし部品は公知であり、
様々な用途に供されている。FRP成形体は、一般に、
カーボン、ファイバーグラスその他の補強繊維がプラス
チック内に分散されて該プラスチックの強度を増大させ
ている。
様々な用途に供されている。FRP成形体は、一般に、
カーボン、ファイバーグラスその他の補強繊維がプラス
チック内に分散されて該プラスチックの強度を増大させ
ている。
【0003】FRP成形体を製造する方法の一つとして
レジントランスファ成形法(RTM)(別名レジンイン
ジェクション成形法)が知られている。このRTMは、
繊維材料をセットした型に樹脂を注入して繊維材料を樹
脂含浸し、硬化させて成形体を得るものである。RTM
の数例が米国特許第4740346号、第484914
7号、第4863771号および第5286326号に
開示されている。
レジントランスファ成形法(RTM)(別名レジンイン
ジェクション成形法)が知られている。このRTMは、
繊維材料をセットした型に樹脂を注入して繊維材料を樹
脂含浸し、硬化させて成形体を得るものである。RTM
の数例が米国特許第4740346号、第484914
7号、第4863771号および第5286326号に
開示されている。
【0004】RTMでは、しばしば、型に配置する前に
繊維材料を所定の予備的形状に成形することが行われ
る。この予備成形品はプリフォームと呼ばれ、金型のダ
イ表面形状に略対応するように成形される。
繊維材料を所定の予備的形状に成形することが行われ
る。この予備成形品はプリフォームと呼ばれ、金型のダ
イ表面形状に略対応するように成形される。
【0005】プリフォームは幾つかの異なる方法で成形
されてきた。一つの方法は、空気流によりチョップドフ
ァイバ(繊維片)をスクリーンに吹き付けてプリフォー
ムを成形するものである。この方法における一つの問題
は、所望の繊維配向を得ることが困難なことである。
されてきた。一つの方法は、空気流によりチョップドフ
ァイバ(繊維片)をスクリーンに吹き付けてプリフォー
ムを成形するものである。この方法における一つの問題
は、所望の繊維配向を得ることが困難なことである。
【0006】他の方法によれば、繊維材料のマットから
プリフォームを成形するが、膨大な量のスクラップが発
生すると共に多大な労働力を要するため、製造コストが
嵩むという不利がある。
プリフォームを成形するが、膨大な量のスクラップが発
生すると共に多大な労働力を要するため、製造コストが
嵩むという不利がある。
【0007】さらに別の方法はウエットスラリー法と呼
ばれるもので、Keounらによる文献に記載されてい
る。ウエットスラリー法は、ガラス繊維のチョップドス
トランドを含むスラリーを真空吸引して、スクリーンで
被覆されたチャンバー内に吹き付けて、繊維をスクリー
ン上に付着させるものである。しかしながら、この方法
にも幾つかの欠点がある。一つの欠点は、所望の繊維配
向と繊維密度とを両立させることが必ずしも容易ではな
いことである。加えて、スラリーを吸引してスクリーン
に付着させるためにはポンプその他の複雑な設備を用い
て必要な真空条件を作り出さなければならず、さらには
その保守にも多大な費用と労力を要する。また、この方
法は比較的緩慢であって製品歩留まりが良好でない。
ばれるもので、Keounらによる文献に記載されてい
る。ウエットスラリー法は、ガラス繊維のチョップドス
トランドを含むスラリーを真空吸引して、スクリーンで
被覆されたチャンバー内に吹き付けて、繊維をスクリー
ン上に付着させるものである。しかしながら、この方法
にも幾つかの欠点がある。一つの欠点は、所望の繊維配
向と繊維密度とを両立させることが必ずしも容易ではな
いことである。加えて、スラリーを吸引してスクリーン
に付着させるためにはポンプその他の複雑な設備を用い
て必要な真空条件を作り出さなければならず、さらには
その保守にも多大な費用と労力を要する。また、この方
法は比較的緩慢であって製品歩留まりが良好でない。
【0008】ウエットスラリー法の改良が米国特許第5
039465号に開示されている。この改良法は、繊維
のスラリーを収容するタンクからスクリーンを引き上げ
ることにより、繊維をスクリーンに付着させることを提
案するものである。さらに、スクリーンに特異形状の穴
を設けて繊維に所定の配向を与えている。
039465号に開示されている。この改良法は、繊維
のスラリーを収容するタンクからスクリーンを引き上げ
ることにより、繊維をスクリーンに付着させることを提
案するものである。さらに、スクリーンに特異形状の穴
を設けて繊維に所定の配向を与えている。
【0009】あらゆるプリフォーム成形法において、プ
リフォームの形状あるいは繊維配向を損なわずにプリフ
ォームを取り扱うことが重要である。このために、米国
特許第5286326号では、プリフォーム成形時に接
着性物質を繊維と共に付着させることを開示している。
接着性物質はプリフォームに十分な強度を与え、その形
状ないし繊維配向を損なわずにプリフォームを取り扱う
ことを可能にする。主として接着性物質には熱可塑性繊
維が用いられ、これをウエットスラリー処理法において
補強繊維と共にスラリーに混合する。あるいは空気吹き
付け法が用いられる場合には熱可塑性繊維を補強繊維と
共にスクリーン上に吹き付ける。
リフォームの形状あるいは繊維配向を損なわずにプリフ
ォームを取り扱うことが重要である。このために、米国
特許第5286326号では、プリフォーム成形時に接
着性物質を繊維と共に付着させることを開示している。
接着性物質はプリフォームに十分な強度を与え、その形
状ないし繊維配向を損なわずにプリフォームを取り扱う
ことを可能にする。主として接着性物質には熱可塑性繊
維が用いられ、これをウエットスラリー処理法において
補強繊維と共にスラリーに混合する。あるいは空気吹き
付け法が用いられる場合には熱可塑性繊維を補強繊維と
共にスクリーン上に吹き付ける。
【0010】スクリーン上に付着されたままの状態で成
形されたプリフォームは、次いで高周波電磁界において
数秒間の処理を受ける。これにより、接着性物質である
熱可塑性繊維が溶融し、プリフォームの補強繊維を接着
する。その後プリフォームは直ちにスクリーンから取り
除くことが可能であり、ダメージを与えずに取り扱うこ
とが可能となる。その後、型に樹脂を注入してプリフォ
ーム内の繊維に含浸させて所定の構造体を成形する。
形されたプリフォームは、次いで高周波電磁界において
数秒間の処理を受ける。これにより、接着性物質である
熱可塑性繊維が溶融し、プリフォームの補強繊維を接着
する。その後プリフォームは直ちにスクリーンから取り
除くことが可能であり、ダメージを与えずに取り扱うこ
とが可能となる。その後、型に樹脂を注入してプリフォ
ーム内の繊維に含浸させて所定の構造体を成形する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術はいず
れも若干の不利欠点を伴っている。改良されたウエット
スラリー法は概ね満足すべきものではあるが、なお一層
優れたFRP成形技術の開発が望まれる。
れも若干の不利欠点を伴っている。改良されたウエット
スラリー法は概ね満足すべきものではあるが、なお一層
優れたFRP成形技術の開発が望まれる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的とする。すなわち、本発明によるFR
P成形方法は、(a)補強繊維と熱可塑性樹脂マトリク
ス繊維とを有する混合物からプリフォームを成形し、
(b)プリフォームを熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶
融するに十分な温度に加熱して熱可塑性樹脂マトリクス
繊維を補強繊維を囲むように流動させ、(c)プリフォ
ームを冷却して熱可塑性樹脂マトリクス繊維を固化して
FRP構造体を成形し、(d)かくして、混合物に十分
な量の補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス繊維が配合さ
れていることにより、補強繊維がFRP構造体に剛性を
与え、熱可塑性樹脂マトリクス繊維がFRP構造体に実
質的な均質性を与えることを特徴とする。
決することを目的とする。すなわち、本発明によるFR
P成形方法は、(a)補強繊維と熱可塑性樹脂マトリク
ス繊維とを有する混合物からプリフォームを成形し、
(b)プリフォームを熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶
融するに十分な温度に加熱して熱可塑性樹脂マトリクス
繊維を補強繊維を囲むように流動させ、(c)プリフォ
ームを冷却して熱可塑性樹脂マトリクス繊維を固化して
FRP構造体を成形し、(d)かくして、混合物に十分
な量の補強繊維と熱可塑性樹脂マトリクス繊維が配合さ
れていることにより、補強繊維がFRP構造体に剛性を
与え、熱可塑性樹脂マトリクス繊維がFRP構造体に実
質的な均質性を与えることを特徴とする。
【0013】本発明の異なる態様によるFRP成形方法
は、(a)液体を充填したタンク内に所定形状のスクリ
ーンを配置し、(b)液体に補強繊維を加えてスラリー
とし、(c)スラリーに可溶性の樹脂マトリクス繊維を
加え、(d)スラリーにさらに可溶性のバインダー繊維
を加え、(e)スクリーンをタンク内において上昇さ
せ,てこれら繊維をスクリーン上に付着させ、(f)ス
クリーンをタンクから取り除き、(g)スクリーン上に
付着されたプリフォームを樹脂マトリクス繊維を溶融さ
せるに十分な温度に加熱することにより、樹脂マトリク
ス繊維をプリフォームの全体に流動させてFRP構造体
を得、(h)FRP構造体を回収することを特徴とす
る。
は、(a)液体を充填したタンク内に所定形状のスクリ
ーンを配置し、(b)液体に補強繊維を加えてスラリー
とし、(c)スラリーに可溶性の樹脂マトリクス繊維を
加え、(d)スラリーにさらに可溶性のバインダー繊維
を加え、(e)スクリーンをタンク内において上昇さ
せ,てこれら繊維をスクリーン上に付着させ、(f)ス
クリーンをタンクから取り除き、(g)スクリーン上に
付着されたプリフォームを樹脂マトリクス繊維を溶融さ
せるに十分な温度に加熱することにより、樹脂マトリク
ス繊維をプリフォームの全体に流動させてFRP構造体
を得、(h)FRP構造体を回収することを特徴とす
る。
【0014】さらに、本発明によるFRP成形装置は、
(a)補強繊維、熱可塑性バインダー繊維および熱可塑
性樹脂マトリクス繊維よりなる混合物を収容するタンク
と、(b)タンク内に設けられる所定形状のスクリーン
と、(c)スクリーンをタンク内において移動させるこ
とにより混合物をスクリーン上に堆積させてプリフォー
ムを得るための移動手段と、(d)プリフォームおよび
スクリーンに高温流体を通すことにより熱可塑性バイン
ダー繊維を溶融させてプリフォームの粘性を高めるため
の第1の加熱手段と、(e)プリフォームに高温流体を
通すことにより熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶融させ
て補強繊維を相互接着せしめるための第2の加熱手段と
を有することを特徴とする。
(a)補強繊維、熱可塑性バインダー繊維および熱可塑
性樹脂マトリクス繊維よりなる混合物を収容するタンク
と、(b)タンク内に設けられる所定形状のスクリーン
と、(c)スクリーンをタンク内において移動させるこ
とにより混合物をスクリーン上に堆積させてプリフォー
ムを得るための移動手段と、(d)プリフォームおよび
スクリーンに高温流体を通すことにより熱可塑性バイン
ダー繊維を溶融させてプリフォームの粘性を高めるため
の第1の加熱手段と、(e)プリフォームに高温流体を
通すことにより熱可塑性樹脂マトリクス繊維を溶融させ
て補強繊維を相互接着せしめるための第2の加熱手段と
を有することを特徴とする。
【0015】本発明によれば、補強繊維と可溶樹脂マト
リクス繊維との混合体としてのプリフォームが成形され
る。プリフォームは樹脂マトリクス繊維を溶融させるに
十分な温度に加熱され、これにより、溶融した樹脂マト
リクス繊維が流動して補強繊維を取り囲み、冷却後には
実質的に均質なFRP構造体が得られる。
リクス繊維との混合体としてのプリフォームが成形され
る。プリフォームは樹脂マトリクス繊維を溶融させるに
十分な温度に加熱され、これにより、溶融した樹脂マト
リクス繊維が流動して補強繊維を取り囲み、冷却後には
実質的に均質なFRP構造体が得られる。
【0016】好ましくは、2つの異なるタイプの熱可塑
性繊維を補強繊維と共にスラリーに導入するスラリー法
によってプリフォームを成形する。第1のタイプの熱可
塑性繊維はバインダーとしての熱可塑性繊維であり、第
2のタイプの熱可塑性繊維よりも低い融点を有し、プリ
フォームを仮接着ないし仮成形し、あるいはその粘着性
を高める働きをなす。第2の熱可塑性繊維は第1の熱可
塑性繊維よりも低い融点と低い配合量(concentration
)とを有する。第2の熱可塑性繊維は樹脂マトリクス
繊維として働き、加熱された後に補強繊維を保持して構
造体としての成形性を与えるためのマトリクスとなる。
性繊維を補強繊維と共にスラリーに導入するスラリー法
によってプリフォームを成形する。第1のタイプの熱可
塑性繊維はバインダーとしての熱可塑性繊維であり、第
2のタイプの熱可塑性繊維よりも低い融点を有し、プリ
フォームを仮接着ないし仮成形し、あるいはその粘着性
を高める働きをなす。第2の熱可塑性繊維は第1の熱可
塑性繊維よりも低い融点と低い配合量(concentration
)とを有する。第2の熱可塑性繊維は樹脂マトリクス
繊維として働き、加熱された後に補強繊維を保持して構
造体としての成形性を与えるためのマトリクスとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら本
発明の実施例について説明するが、本発明はこれら実施
例に限定されるものではなく、広範な範囲において様々
な変形態様を取りうることを理解されたい。
発明の実施例について説明するが、本発明はこれら実施
例に限定されるものではなく、広範な範囲において様々
な変形態様を取りうることを理解されたい。
【0018】以下に述べる実施例は、既述した米国特許
第5039465号に開示されるウエットスラリー法に
本発明を適用した例を示すものである。
第5039465号に開示されるウエットスラリー法に
本発明を適用した例を示すものである。
【0019】図1ないし図7を参照して、所定パターン
に配置された穴を有する所定形状のスクリーン16がマ
スク14の表面に形成された開口19内に配置されてい
る。開口19に臨むマスク14の内縁部の上面側はさね
はぎされて(図7参照)、このさねはぎ部に断面L字状
の端部形状を有するリング状のシール18が嵌着されて
おり、さらに該シール18上にスクリーン16の上端か
ら外方に延長しているリップ17が支持されている。シ
ール18とリップ17はマスク14の表面15と面一に
設けられている。
に配置された穴を有する所定形状のスクリーン16がマ
スク14の表面に形成された開口19内に配置されてい
る。開口19に臨むマスク14の内縁部の上面側はさね
はぎされて(図7参照)、このさねはぎ部に断面L字状
の端部形状を有するリング状のシール18が嵌着されて
おり、さらに該シール18上にスクリーン16の上端か
ら外方に延長しているリップ17が支持されている。シ
ール18とリップ17はマスク14の表面15と面一に
設けられている。
【0020】マスク14とスクリーン16はフレーム2
8とマトリクスサブフレーム30により支持されてい
る。サブフレーム30は金属製の垂直バーと水平バーと
による格子体である。サブフレーム30は全体としてス
クリーン16の形状に沿うように各垂直バーの頂部高さ
位置が定められており、スクリーン16の全表面に対す
る支持体として働く。サブフレーム30の底部はフレー
ム28上に支持されている。図5に示されるように、サ
ブフレーム30には複数の穴30が設けられ、液体がス
クリーン16を通過可能にしている。
8とマトリクスサブフレーム30により支持されてい
る。サブフレーム30は金属製の垂直バーと水平バーと
による格子体である。サブフレーム30は全体としてス
クリーン16の形状に沿うように各垂直バーの頂部高さ
位置が定められており、スクリーン16の全表面に対す
る支持体として働く。サブフレーム30の底部はフレー
ム28上に支持されている。図5に示されるように、サ
ブフレーム30には複数の穴30が設けられ、液体がス
クリーン16を通過可能にしている。
【0021】図1に示されるように、スクリーン16は
処理開始時にはタンク12の底部に配置される。次いで
タンク12には水とグラスファイバー、グラファイト、
ポリエステルその他の適当な補強繊維片(チョップドス
トランド)が充填される。補強繊維は一般に約500本
のフィラメントの束であり、その径は2.5〜25ミク
ロンであって、0.5〜6インチ(約1.3〜15.2
cm)の長さにカットされたものである。このスラリー
35にさらにバインダー繊維50を混合する。好適に
は、バインダー繊維は、スラリー35を形成するために
添加された繊維の全重量の約3〜10重量%、より好ま
しくは約6%とされる。
処理開始時にはタンク12の底部に配置される。次いで
タンク12には水とグラスファイバー、グラファイト、
ポリエステルその他の適当な補強繊維片(チョップドス
トランド)が充填される。補強繊維は一般に約500本
のフィラメントの束であり、その径は2.5〜25ミク
ロンであって、0.5〜6インチ(約1.3〜15.2
cm)の長さにカットされたものである。このスラリー
35にさらにバインダー繊維50を混合する。好適に
は、バインダー繊維は、スラリー35を形成するために
添加された繊維の全重量の約3〜10重量%、より好ま
しくは約6%とされる。
【0022】バインダー繊維50の一例が、熱可塑性材
料52に強磁性の充填材料54が分散された複合材料と
して、図8に示されている。熱可塑性材料52は熱可塑
性ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイ
ロン等の繊維に成形するに適当な任意の熱可塑性材料で
あってよい。充填材料54は任意の強磁性材料であって
よく、たとえば微粒状として熱可塑性マトリクス52に
分散される。好適な強磁性材料はたとえば米国特許第2
393541号に開示されるものであり、鉄、ニッケ
ル、コバルト、あるいはそれらの強磁性合金または酸化
物を含有する。好適な一例として、バインダー繊維50
には、熱可塑性ポリエステルのマトリクスに約0.5〜
5ミクロン径の不規則球形を有する酸化鉄粒子を5〜2
0重量%分散させたものを用いることができる。
料52に強磁性の充填材料54が分散された複合材料と
して、図8に示されている。熱可塑性材料52は熱可塑
性ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイ
ロン等の繊維に成形するに適当な任意の熱可塑性材料で
あってよい。充填材料54は任意の強磁性材料であって
よく、たとえば微粒状として熱可塑性マトリクス52に
分散される。好適な強磁性材料はたとえば米国特許第2
393541号に開示されるものであり、鉄、ニッケ
ル、コバルト、あるいはそれらの強磁性合金または酸化
物を含有する。好適な一例として、バインダー繊維50
には、熱可塑性ポリエステルのマトリクスに約0.5〜
5ミクロン径の不規則球形を有する酸化鉄粒子を5〜2
0重量%分散させたものを用いることができる。
【0023】高周波電磁界に晒されると、充填材料54
が発熱して熱可塑性材料52を溶融し、所定位置にセッ
トされたプリフォームの補強繊維同士を接着する。バイ
ンダー繊維50は、熱可塑性材料の塊を溶融し、これに
多量の強磁性材料を加えて混合して均質な混合物とし、
スピネレット(紡績口金)その他の適当な装置を介して
この混合物を押し出しもしくはスピニングして所定径に
成形することができる。この繊維は次いで所定長さにカ
ットされる。本発明ではバインダー繊維50は好ましく
は25〜50ミクロン径であり、約0.25〜1.25
インチ(約0.6〜3.2cm)の長さにカットされた
ものが用いられる。
が発熱して熱可塑性材料52を溶融し、所定位置にセッ
トされたプリフォームの補強繊維同士を接着する。バイ
ンダー繊維50は、熱可塑性材料の塊を溶融し、これに
多量の強磁性材料を加えて混合して均質な混合物とし、
スピネレット(紡績口金)その他の適当な装置を介して
この混合物を押し出しもしくはスピニングして所定径に
成形することができる。この繊維は次いで所定長さにカ
ットされる。本発明ではバインダー繊維50は好ましく
は25〜50ミクロン径であり、約0.25〜1.25
インチ(約0.6〜3.2cm)の長さにカットされた
ものが用いられる。
【0024】再び図1および図2を参照して、スクリー
ン16、マスク14およびフレーム28は、フレーム2
8に取り付けたピストン31を作動させることにより、
タンク12の頂部に向けて上昇する。スクリーン16を
タンク12の頂部に上昇させる際にスクリーン16の下
方に局部的な真空が形成されるように十分に速い速度で
上昇させることが好ましい。この局部的真空は、スラリ
ー35に対して作用する大気圧と相まって、スラリー3
5をスクリーン16に通過させ、スクリーン16上に繊
維を分散させる働きをなす。なお、スラリー35がマス
ク14とタンク12の壁との間を通過して漏出しないよ
うにシール20が設けられている。
ン16、マスク14およびフレーム28は、フレーム2
8に取り付けたピストン31を作動させることにより、
タンク12の頂部に向けて上昇する。スクリーン16を
タンク12の頂部に上昇させる際にスクリーン16の下
方に局部的な真空が形成されるように十分に速い速度で
上昇させることが好ましい。この局部的真空は、スラリ
ー35に対して作用する大気圧と相まって、スラリー3
5をスクリーン16に通過させ、スクリーン16上に繊
維を分散させる働きをなす。なお、スラリー35がマス
ク14とタンク12の壁との間を通過して漏出しないよ
うにシール20が設けられている。
【0025】上述の圧力差は、マスク14またはスクリ
ーン16の一部がスラリー35の表面上に現れ、スクリ
ーン16を通過するスラリー35の流動が停止したとき
に均衡化される。したがって、できるだけ長い間スクリ
ーン16がスラリー35の表面よりも下方に止まるよう
に維持することが好適である。
ーン16の一部がスラリー35の表面上に現れ、スクリ
ーン16を通過するスラリー35の流動が停止したとき
に均衡化される。したがって、できるだけ長い間スクリ
ーン16がスラリー35の表面よりも下方に止まるよう
に維持することが好適である。
【0026】図5に示されるように、タンク12の内壁
に接する端部から開口19に至る領域においてマスク1
4は平坦な表面15を有している。これにより、スクリ
ーン16がタンク12の頂部に到達するまでの間スクリ
ーン16およびマスク14の実質的にすべての部分がス
ラリー35の表面下に維持され、上述の圧力差が維持さ
れる時間が最大限確保されるように配慮されている。
に接する端部から開口19に至る領域においてマスク1
4は平坦な表面15を有している。これにより、スクリ
ーン16がタンク12の頂部に到達するまでの間スクリ
ーン16およびマスク14の実質的にすべての部分がス
ラリー35の表面下に維持され、上述の圧力差が維持さ
れる時間が最大限確保されるように配慮されている。
【0027】平坦なマスク表面15はまた、タンク12
の頂部に向けてスクリーン16を上昇させる際に、スラ
リー35の繊維の実質的全量をスクリーン16内に進入
させるべく働く。マスク14およびその平坦表面15の
もう一つの有利な点は、補強繊維を均一に混合するため
の手段を与えていることである。
の頂部に向けてスクリーン16を上昇させる際に、スラ
リー35の繊維の実質的全量をスクリーン16内に進入
させるべく働く。マスク14およびその平坦表面15の
もう一つの有利な点は、補強繊維を均一に混合するため
の手段を与えていることである。
【0028】図5および図6に示されるように、複数の
分散チューブ24が平坦表面15の下方位置にてマスク
14に埋設されており、孔26を介してマスク表面15
に開口している。空気や水その他の流体がその供給源3
4から中空のピストンロッド31を介して分散チューブ
24に供給される。チューブ24に供給された流体は孔
26を介してタンク12内に導入される。かくしてスラ
リー35はこの導入空気等の流体によりマスク表面15
の上方域において激しく攪拌されるため、スラリー35
内の補強繊維およびバインダー繊維を均一に分散させる
と共に、スラリー35の流動をマスク表面15からスク
リーン16に向けて円滑に案内する作用を果たす。
分散チューブ24が平坦表面15の下方位置にてマスク
14に埋設されており、孔26を介してマスク表面15
に開口している。空気や水その他の流体がその供給源3
4から中空のピストンロッド31を介して分散チューブ
24に供給される。チューブ24に供給された流体は孔
26を介してタンク12内に導入される。かくしてスラ
リー35はこの導入空気等の流体によりマスク表面15
の上方域において激しく攪拌されるため、スラリー35
内の補強繊維およびバインダー繊維を均一に分散させる
と共に、スラリー35の流動をマスク表面15からスク
リーン16に向けて円滑に案内する作用を果たす。
【0029】図2および図3には本発明装置の第1実施
例が処理終了時の位置にあるものとして示されている。
スクリーン16が上昇してタンク12の頂部に到達した
とき、スクリーン16の表面にはスラリー35の補強繊
維とバインダー繊維とが付着されて繊維プリフォーム3
6となる。次いで、高周波電磁界発生装置40が繊維プ
リフォーム36に近接する位置に下降する。この実施例
に示される高周波電磁界発生装置40においては、プリ
フォーム36と実質的に同一形状をなすプラグ42がベ
ース45に設けられている。プラグ42の表面43近く
には複数の電磁誘導コイル44が埋設されている。プラ
グ42がピストン48により下降すると、プリフォーム
36がプラグ42表面により圧縮され、且つ、高周波電
磁界が形成されることにより、熱可塑性のバインダー繊
維が溶融してプリフォーム36の補強繊維を一時的に接
着する。
例が処理終了時の位置にあるものとして示されている。
スクリーン16が上昇してタンク12の頂部に到達した
とき、スクリーン16の表面にはスラリー35の補強繊
維とバインダー繊維とが付着されて繊維プリフォーム3
6となる。次いで、高周波電磁界発生装置40が繊維プ
リフォーム36に近接する位置に下降する。この実施例
に示される高周波電磁界発生装置40においては、プリ
フォーム36と実質的に同一形状をなすプラグ42がベ
ース45に設けられている。プラグ42の表面43近く
には複数の電磁誘導コイル44が埋設されている。プラ
グ42がピストン48により下降すると、プリフォーム
36がプラグ42表面により圧縮され、且つ、高周波電
磁界が形成されることにより、熱可塑性のバインダー繊
維が溶融してプリフォーム36の補強繊維を一時的に接
着する。
【0030】本発明においては、適当な制御装置(図示
せず)により2KHz〜2MHzの範囲の高周波電磁界
が形成される。好適な一実施例においては、2〜15秒
間、特に好適には約5秒間、1MHzの高周波電磁界が
形成される。
せず)により2KHz〜2MHzの範囲の高周波電磁界
が形成される。好適な一実施例においては、2〜15秒
間、特に好適には約5秒間、1MHzの高周波電磁界が
形成される。
【0031】本発明による接着作用の詳細は必ずしも理
論的に完全には解明されていないが、電磁界によるバイ
ンダー繊維の加熱がその隣接領域の温度を高め、バイン
ダー繊維の近くの水滴を集中的に蒸発させるものと理解
される。また、電磁界形成中に水滴が高温のバインダー
繊維によって駆逐されるため、バインダー繊維の溶融を
助長し、隣接する補強繊維同士を接着させるための接着
剤としての作用を果たす。電磁界が取り除かれると、毛
細現象により隣接領域にある水滴が元の位置に戻ろうと
し、これによりバインダー繊維を冷却固化する。したが
って、電磁界の形成は、水分を多く含む取り扱いにくい
未硬化プリフォームを取り扱い容易な成形体とするに必
要且つ十分な短い時間に限定する必要がある。
論的に完全には解明されていないが、電磁界によるバイ
ンダー繊維の加熱がその隣接領域の温度を高め、バイン
ダー繊維の近くの水滴を集中的に蒸発させるものと理解
される。また、電磁界形成中に水滴が高温のバインダー
繊維によって駆逐されるため、バインダー繊維の溶融を
助長し、隣接する補強繊維同士を接着させるための接着
剤としての作用を果たす。電磁界が取り除かれると、毛
細現象により隣接領域にある水滴が元の位置に戻ろうと
し、これによりバインダー繊維を冷却固化する。したが
って、電磁界の形成は、水分を多く含む取り扱いにくい
未硬化プリフォームを取り扱い容易な成形体とするに必
要且つ十分な短い時間に限定する必要がある。
【0032】プリフォーム36の補強繊維同士が仮接着
された後、適当な方法によりプリフォーム36をスクリ
ーン16から取り除く。図示実施例により成形されるプ
リフォームが図4に例示されている。本発明の実施に際
しては、プリフォーム36の除去作業を容易にするため
に、スクリーン16の表面にテフロン(登録商標)その
他のコーティングを施して、プリフォーム36がスクリ
ーン表面に貼り付くことを防止することが好適である。
された後、適当な方法によりプリフォーム36をスクリ
ーン16から取り除く。図示実施例により成形されるプ
リフォームが図4に例示されている。本発明の実施に際
しては、プリフォーム36の除去作業を容易にするため
に、スクリーン16の表面にテフロン(登録商標)その
他のコーティングを施して、プリフォーム36がスクリ
ーン表面に貼り付くことを防止することが好適である。
【0033】スクリーン16から取り除かれたプリフォ
ーム36は、残余の水分を除去するために必要に応じて
乾燥される。プリフォーム36の乾燥は圧縮空気を対流
させる方法、その他本発明において採用可能な任意の方
法により行うことができる。プリフォーム36の乾燥
後、これを成形型に配置し、型に樹脂を注入することに
より、プリフォームの繊維に樹脂が含浸され、所定形状
のFRP成形体が得られる。
ーム36は、残余の水分を除去するために必要に応じて
乾燥される。プリフォーム36の乾燥は圧縮空気を対流
させる方法、その他本発明において採用可能な任意の方
法により行うことができる。プリフォーム36の乾燥
後、これを成形型に配置し、型に樹脂を注入することに
より、プリフォームの繊維に樹脂が含浸され、所定形状
のFRP成形体が得られる。
【0034】図9ないし図12は本発明の第2の実施例
を示す。これらの図において、先述の実施例と同様の要
素には同じ参照番号が付されている。
を示す。これらの図において、先述の実施例と同様の要
素には同じ参照番号が付されている。
【0035】図9に示されるように、所定形状のスクリ
ーン16の処理開始時の位置はタンク12の底部であ
る。次いでタンク12には水と補強繊維の切断小片が充
填され、得られたスラリー35に更にバインダー材料が
添加される。
ーン16の処理開始時の位置はタンク12の底部であ
る。次いでタンク12には水と補強繊維の切断小片が充
填され、得られたスラリー35に更にバインダー材料が
添加される。
【0036】この実施例で用いられるバインダー材料は
熱可塑性材料、好ましくは熱可塑性繊維の単一材料より
なるマトリクスである。このマトリクスとなる材料に
は、熱可塑性のポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ナイロンその他、繊維状に成形可能な任意の熱
可塑性材料が用いられ得る。バインダー材料の好適な一
例として、高温蒸気に晒されたときに溶融する熱可塑性
ポリエステル繊維を用いることができる。溶融した熱可
塑性ポリエステル繊維は後に冷却されたときに固化し
て、所定位置にセットされたプリフォームの補強繊維を
接着させる。
熱可塑性材料、好ましくは熱可塑性繊維の単一材料より
なるマトリクスである。このマトリクスとなる材料に
は、熱可塑性のポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ナイロンその他、繊維状に成形可能な任意の熱
可塑性材料が用いられ得る。バインダー材料の好適な一
例として、高温蒸気に晒されたときに溶融する熱可塑性
ポリエステル繊維を用いることができる。溶融した熱可
塑性ポリエステル繊維は後に冷却されたときに固化し
て、所定位置にセットされたプリフォームの補強繊維を
接着させる。
【0037】バインダー繊維は、熱可塑性材料の塊を溶
融し、これに多量の強磁性材料を加えて混合して均質な
混合物とし、スピネレット(紡績口金)その他の適当な
装置を介してこの混合物を押し出しもしくはスピニング
して所定径に成形することによって製造することができ
る。この繊維は次いで所定長さにカットされる。
融し、これに多量の強磁性材料を加えて混合して均質な
混合物とし、スピネレット(紡績口金)その他の適当な
装置を介してこの混合物を押し出しもしくはスピニング
して所定径に成形することによって製造することができ
る。この繊維は次いで所定長さにカットされる。
【0038】この実施例ではバインダー繊維は好ましく
は25〜50ミクロン径であり、約0.25〜1.25
インチ(約0.6〜3.2cm)の長さにカットされた
ものが用いられる。
は25〜50ミクロン径であり、約0.25〜1.25
インチ(約0.6〜3.2cm)の長さにカットされた
ものが用いられる。
【0039】図9および図10を参照して、フレーム2
8に取り付けられたピストン31を作動させることによ
り、先述の実施例におけると同様にして、取り外し可能
な所定形状のスクリーン16、マスク14およびフレー
ム28がタンク12の頂部に向けて上昇する。
8に取り付けられたピストン31を作動させることによ
り、先述の実施例におけると同様にして、取り外し可能
な所定形状のスクリーン16、マスク14およびフレー
ム28がタンク12の頂部に向けて上昇する。
【0040】図10および図11は処理終了位置にある
装置を示している。タンク12の頂部に到達すると、ス
ラリー35の補強繊維とバインダー繊維がスクリーン1
6に付着して所定形状のプリフォーム36が得られる。
この実施例ではプリフォーム36の内面の形状および大
きさに対応させた第2のスクリーン66がベース45に
設けられている。ピストン48の作動時に第2のスクリ
ーン66はベース45と共に下降し、スクリーン16内
に入れ子状に収容されて、補強繊維とバインダー繊維を
適所に保持する。スクリーン16、66には、それらの
間に配置される補強繊維とバインダー繊維を圧縮し、そ
れら繊維よりなるプリフォーム36内の水分を除去する
に十分な圧力が相対的に近づく方向に与えられる。
装置を示している。タンク12の頂部に到達すると、ス
ラリー35の補強繊維とバインダー繊維がスクリーン1
6に付着して所定形状のプリフォーム36が得られる。
この実施例ではプリフォーム36の内面の形状および大
きさに対応させた第2のスクリーン66がベース45に
設けられている。ピストン48の作動時に第2のスクリ
ーン66はベース45と共に下降し、スクリーン16内
に入れ子状に収容されて、補強繊維とバインダー繊維を
適所に保持する。スクリーン16、66には、それらの
間に配置される補強繊維とバインダー繊維を圧縮し、そ
れら繊維よりなるプリフォーム36内の水分を除去する
に十分な圧力が相対的に近づく方向に与えられる。
【0041】高温蒸気供給管68と冷却空気供給管70
がベース45に接続されている。ベース45には高温蒸
気供給管68に通ずる供給口72が設けられ、高温蒸気
を供給管68を通じてチャンバ76、更には第2のスク
リーン66の内面に供給することを可能にしている。高
温蒸気は、第2のスクリーン66に設けられた複数の排
出口78(図11)およびプリフォーム36から排出さ
れる。ベースには更に冷却空気供給管70に通ずる供給
口74が設けられ、冷却空気を供給管70からベース4
5を通じてプリフォーム36に供給することを可能にし
ている。
がベース45に接続されている。ベース45には高温蒸
気供給管68に通ずる供給口72が設けられ、高温蒸気
を供給管68を通じてチャンバ76、更には第2のスク
リーン66の内面に供給することを可能にしている。高
温蒸気は、第2のスクリーン66に設けられた複数の排
出口78(図11)およびプリフォーム36から排出さ
れる。ベースには更に冷却空気供給管70に通ずる供給
口74が設けられ、冷却空気を供給管70からベース4
5を通じてプリフォーム36に供給することを可能にし
ている。
【0042】この装置の稼働中、取り外し可能なスクリ
ーン16、補強繊維、バインダー繊維および第2のスク
リーン66は高温蒸気(またはその他の適当な加熱流
体)に晒されることになる。この高温蒸気はバインダー
繊維を溶融させるに十分に高温(少なくとも150℃)
であり、且つ、十分な時間(15ないし90秒間)維持
される。高温蒸気でバインダー繊維が加熱されることに
より、該バインダー繊維の周辺領域におけるプリフォー
ム温度が上昇され、該バインダー繊維の近くにある水滴
を蒸発させる。
ーン16、補強繊維、バインダー繊維および第2のスク
リーン66は高温蒸気(またはその他の適当な加熱流
体)に晒されることになる。この高温蒸気はバインダー
繊維を溶融させるに十分に高温(少なくとも150℃)
であり、且つ、十分な時間(15ないし90秒間)維持
される。高温蒸気でバインダー繊維が加熱されることに
より、該バインダー繊維の周辺領域におけるプリフォー
ム温度が上昇され、該バインダー繊維の近くにある水滴
を蒸発させる。
【0043】バインダー繊維が溶融した後、スクリーン
16、補強繊維、バインダー繊維および第2のスクリー
ン66は約10〜30秒間約150℃以下の冷却空気に
晒される。これによりバインダー繊維が固化し、補強繊
維を仮接着して適所に固定する。
16、補強繊維、バインダー繊維および第2のスクリー
ン66は約10〜30秒間約150℃以下の冷却空気に
晒される。これによりバインダー繊維が固化し、補強繊
維を仮接着して適所に固定する。
【0044】以上の説明から理解されるように、高温蒸
気および冷却空気による処理は、水分を多く含んで取り
扱い困難な未硬化状態のプリフォームを取り扱い容易な
成形体に変換するに必要且つ十分な限られた時間内で行
う必要がある。
気および冷却空気による処理は、水分を多く含んで取り
扱い困難な未硬化状態のプリフォームを取り扱い容易な
成形体に変換するに必要且つ十分な限られた時間内で行
う必要がある。
【0045】プリフォーム36の補強繊維同士を接着さ
せた後、第2のスクリーン66をタンク12の上方位置
に後退移動する。次いでスクリーン16、マスク14お
よびフレーム28をタンク12内に下降させる。これに
より、スラリー表面とマスク14底面との間に残存する
空気がスクリーン16を通じて排出されるため、この排
出空気により、プリフォーム36がスクリーン16から
離脱する。離脱したプリフォーム36は適当な任意の方
法で回収される。
せた後、第2のスクリーン66をタンク12の上方位置
に後退移動する。次いでスクリーン16、マスク14お
よびフレーム28をタンク12内に下降させる。これに
より、スラリー表面とマスク14底面との間に残存する
空気がスクリーン16を通じて排出されるため、この排
出空気により、プリフォーム36がスクリーン16から
離脱する。離脱したプリフォーム36は適当な任意の方
法で回収される。
【0046】回収したプリフォーム36は必要に応じて
残余水分を除去するために乾燥される。プリフォーム3
6の乾燥は圧縮空気を対流させる方法、その他本発明に
おいて採用可能な任意の方法により行うことができる。
残余水分を除去するために乾燥される。プリフォーム3
6の乾燥は圧縮空気を対流させる方法、その他本発明に
おいて採用可能な任意の方法により行うことができる。
【0047】プリフォーム36の乾燥後、これを成形型
に配置し、好ましくは既述したレジントランスファ成形
法(RTM)を用いて型に樹脂を注入することにより、
プリフォームの繊維に樹脂が含浸され、所定形状のFR
P成形体が得られる。
に配置し、好ましくは既述したレジントランスファ成形
法(RTM)を用いて型に樹脂を注入することにより、
プリフォームの繊維に樹脂が含浸され、所定形状のFR
P成形体が得られる。
【0048】図13ないし図17は本発明の第3の実施
例を示す。これらの図において、先述の実施例と同様の
要素は同じ符号で示されている。この実施例では、最終
製品のFRP成形体を得るための樹脂注入工程は不要で
ある。
例を示す。これらの図において、先述の実施例と同様の
要素は同じ符号で示されている。この実施例では、最終
製品のFRP成形体を得るための樹脂注入工程は不要で
ある。
【0049】第3の実施例によるFRP成形体の製造工
程が図13に簡潔に示されている。図13において工程
200として示され、また図14に示されるように、所
定形状のスクリーンは処理開始時にはタンク12の底部
に位置している。タンク12には次いで水と補強繊維片
81が充填されてスラリー35を形成する。この実施例
では、先述の実施例において述べたタイプのバインダー
繊維83が樹脂マトリクス繊維85と共にスラリー35
に添加される。
程が図13に簡潔に示されている。図13において工程
200として示され、また図14に示されるように、所
定形状のスクリーンは処理開始時にはタンク12の底部
に位置している。タンク12には次いで水と補強繊維片
81が充填されてスラリー35を形成する。この実施例
では、先述の実施例において述べたタイプのバインダー
繊維83が樹脂マトリクス繊維85と共にスラリー35
に添加される。
【0050】バインダー繊維83は熱可塑性材料で形成
され、樹脂マトリクス繊維85よりも低い融点と低い重
量比を有する。典型的には、バインダー繊維83はプリ
フォームの全重量の約2〜7%を占め、約280°F
(約130℃)以下の融点を有する。一方、熱可塑性樹
脂マトリクス繊維85はプリフォームの全重量の約30
〜70を占め、約300〜約450°F(約150〜2
30℃)の融点を有する。最終製品のFRP成形体の残
重量%は補強繊維81よりなる。
され、樹脂マトリクス繊維85よりも低い融点と低い重
量比を有する。典型的には、バインダー繊維83はプリ
フォームの全重量の約2〜7%を占め、約280°F
(約130℃)以下の融点を有する。一方、熱可塑性樹
脂マトリクス繊維85はプリフォームの全重量の約30
〜70を占め、約300〜約450°F(約150〜2
30℃)の融点を有する。最終製品のFRP成形体の残
重量%は補強繊維81よりなる。
【0051】先述の実施例でも述べたように、補強繊維
81はグラスファイバー、グラファイト、ポリエステル
その他の適当な補強繊維よりなる。典型的には、補強繊
維81は長さ約0.5〜4インチ(約1.3〜10.2
cm)で25〜50ミクロン径のものである。
81はグラスファイバー、グラファイト、ポリエステル
その他の適当な補強繊維よりなる。典型的には、補強繊
維81は長さ約0.5〜4インチ(約1.3〜10.2
cm)で25〜50ミクロン径のものである。
【0052】バインダー繊維83には約25〜50ミク
ロン径で長さ約0.25〜1.25インチ(約0.6〜
3.2cm)のものが典型的に用いられる。バインダー
繊維83は、先述の実施例と同様、熱可塑性ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の熱可
塑性樹脂よりなるものとすることができる。
ロン径で長さ約0.25〜1.25インチ(約0.6〜
3.2cm)のものが典型的に用いられる。バインダー
繊維83は、先述の実施例と同様、熱可塑性ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の熱可
塑性樹脂よりなるものとすることができる。
【0053】熱可塑性樹脂マトリクス繊維85はプリプ
ロピレン、熱可塑性ポリエステル(PETs)、ナイロ
ン等で成形可能であり、その長さは約0.5〜3インチ
(約1.3〜7.6cm)、その径は約25〜50ミク
ロンとすることができる。バインダー繊維83を熱可塑
性樹脂マトリクス繊維85と別に用いることに代えて、
単一の繊維を用いてもよい。この場合の繊維材料は、異
なる融点を有する2種またはそれ以上の熱可塑性樹脂を
異なる重量比で配合して得る。
ロピレン、熱可塑性ポリエステル(PETs)、ナイロ
ン等で成形可能であり、その長さは約0.5〜3インチ
(約1.3〜7.6cm)、その径は約25〜50ミク
ロンとすることができる。バインダー繊維83を熱可塑
性樹脂マトリクス繊維85と別に用いることに代えて、
単一の繊維を用いてもよい。この場合の繊維材料は、異
なる融点を有する2種またはそれ以上の熱可塑性樹脂を
異なる重量比で配合して得る。
【0054】図13の工程202を参照して、図14お
よび図15に示されるように、先述の実施例におけると
同様、フレーム28に取り付けたピストン31の作動に
より、取り外し可能な所定形状のスクリーン16、マス
ク14およびフレーム28がタンク12の頂部に上昇移
動する。
よび図15に示されるように、先述の実施例におけると
同様、フレーム28に取り付けたピストン31の作動に
より、取り外し可能な所定形状のスクリーン16、マス
ク14およびフレーム28がタンク12の頂部に上昇移
動する。
【0055】タンク12の頂部に到達したとき、スラリ
ー35の補強繊維81、接着繊維83および樹脂マトリ
クス繊維85はスクリーン16に付着して所定形状のプ
リフォーム36をなしている。
ー35の補強繊維81、接着繊維83および樹脂マトリ
クス繊維85はスクリーン16に付着して所定形状のプ
リフォーム36をなしている。
【0056】この実施例では、高含水状態のプリフォー
ム36がタンク12の頂部に到達した直後に、スクリー
ン16と高含水状態のプリフォーム36とがタンク12
から取り外されて、図13の工程204および図16に
示されるようにオーブン79に投入される。プリフォー
ム36の頂部と底部の間に負圧差を作ることにより蒸気
のような高温流体をプリフォーム36に吹き付ける。こ
のようにして発生した高温流体もしくは蒸気は熱可塑性
バインダー繊維83を溶融させるには十分であるが、よ
り高い融点を有する熱可塑性樹脂マトリクス繊維85を
溶融させるものではない。たとえばプリフォーム36は
オーブン79内で約1分間約300°F(約150℃)
に加熱される。
ム36がタンク12の頂部に到達した直後に、スクリー
ン16と高含水状態のプリフォーム36とがタンク12
から取り外されて、図13の工程204および図16に
示されるようにオーブン79に投入される。プリフォー
ム36の頂部と底部の間に負圧差を作ることにより蒸気
のような高温流体をプリフォーム36に吹き付ける。こ
のようにして発生した高温流体もしくは蒸気は熱可塑性
バインダー繊維83を溶融させるには十分であるが、よ
り高い融点を有する熱可塑性樹脂マトリクス繊維85を
溶融させるものではない。たとえばプリフォーム36は
オーブン79内で約1分間約300°F(約150℃)
に加熱される。
【0057】冷却後、補強繊維81は溶融したバインダ
ー繊維83により仮接着されて、高粘性プリフォーム8
0を作る。高粘性プリフォームとは、プリフォーム36
をスクリーンから除去可能であって且つ保形性をもって
取り扱い可能なほどに十分に一体的に成形されたものを
意味している。しかしながら、これは最終製品に必要と
される構造的一体性ないし剛性を有するものではない。
たとえば、高粘性プリフォームは約20psi(約14
0g/cm2)の圧力を受けても実質的に変形すること
なく耐えるが、より高い圧力を受けた場合には変形す
る。
ー繊維83により仮接着されて、高粘性プリフォーム8
0を作る。高粘性プリフォームとは、プリフォーム36
をスクリーンから除去可能であって且つ保形性をもって
取り扱い可能なほどに十分に一体的に成形されたものを
意味している。しかしながら、これは最終製品に必要と
される構造的一体性ないし剛性を有するものではない。
たとえば、高粘性プリフォームは約20psi(約14
0g/cm2)の圧力を受けても実質的に変形すること
なく耐えるが、より高い圧力を受けた場合には変形す
る。
【0058】図13の工程206および208に示さ
れ、また図17に示されるように、高粘性プリフォーム
80をスクリーン16から取り外した後、相補的形状の
キャビティ82に配置する。型84はスムースな成形表
面86を有する。
れ、また図17に示されるように、高粘性プリフォーム
80をスクリーン16から取り外した後、相補的形状の
キャビティ82に配置する。型84はスムースな成形表
面86を有する。
【0059】型84は開放されたものでもよいが、好ま
しくはカバー88を有する。カバー88は様々な形態を
取りうるが、真空条件下においてプリフォームの上面に
密着されるような柔軟なダイアフラムよりなるものとす
ることが好適な一例であると考えられる。しかしなが
ら、図17では、カバー88は、プリフォームに対応し
た下面形状を有する開閉可能な剛性の蓋体として示され
ている。カバー88は公知のヒンジ機構90により型8
4に取り付けられ、公知のラッチ機構92により閉塞位
置に保持される。カバー88は、型84のキャビティ8
2に支持されている高粘性プリフォーム80の外面に対
して圧接する位置に保持される。閉塞されたカバー88
により高粘性プリフォーム80に与えられる荷重は比較
的小さなものであるが、成形体の輪郭を定義するには十
分なものである。
しくはカバー88を有する。カバー88は様々な形態を
取りうるが、真空条件下においてプリフォームの上面に
密着されるような柔軟なダイアフラムよりなるものとす
ることが好適な一例であると考えられる。しかしなが
ら、図17では、カバー88は、プリフォームに対応し
た下面形状を有する開閉可能な剛性の蓋体として示され
ている。カバー88は公知のヒンジ機構90により型8
4に取り付けられ、公知のラッチ機構92により閉塞位
置に保持される。カバー88は、型84のキャビティ8
2に支持されている高粘性プリフォーム80の外面に対
して圧接する位置に保持される。閉塞されたカバー88
により高粘性プリフォーム80に与えられる荷重は比較
的小さなものであるが、成形体の輪郭を定義するには十
分なものである。
【0060】図13の工程208に示され、また図17
に示されるように、高温流体もしくは蒸気の供給源94
と冷却空気供給源96からの供給はバルブ98により制
御される。供給管99がバルブ98と型84とを接続す
る。型84内には熱交換路100が設けられ、供給源9
4からの高温流体ないし蒸気または供給源96からの冷
却空気を型84に供給することを可能にしている。熱交
換路100は型84を十分に加熱または冷却するために
公知のパターンで配置されている。型84が部分的に異
なる熱交換率を有するように熱交換路100を配置する
ことも可能である。
に示されるように、高温流体もしくは蒸気の供給源94
と冷却空気供給源96からの供給はバルブ98により制
御される。供給管99がバルブ98と型84とを接続す
る。型84内には熱交換路100が設けられ、供給源9
4からの高温流体ないし蒸気または供給源96からの冷
却空気を型84に供給することを可能にしている。熱交
換路100は型84を十分に加熱または冷却するために
公知のパターンで配置されている。型84が部分的に異
なる熱交換率を有するように熱交換路100を配置する
ことも可能である。
【0061】型84は、熱可塑性樹脂マトリクス繊維8
5の融点を越える温度に加熱される。これにより熱可塑
性樹脂マトリクス繊維85が溶融し、プリフォーム内を
流動し、補強繊維81を包囲する。典型的には、型84
は約30〜120秒間、約300〜約450°F(約1
50〜230℃)に加熱される。
5の融点を越える温度に加熱される。これにより熱可塑
性樹脂マトリクス繊維85が溶融し、プリフォーム内を
流動し、補強繊維81を包囲する。典型的には、型84
は約30〜120秒間、約300〜約450°F(約1
50〜230℃)に加熱される。
【0062】熱可塑性樹脂マトリクス繊維85が溶融し
た後、冷却空気供給源96から十分な量の冷却空気その
他の冷却流体がバルブ98、供給管99および熱交換路
100に供給されて、型84を冷却する。これにより高
粘性プリフォーム80が冷却され、溶融した繊維85が
固化し、補強繊維81を適所において接着させ、十分な
密度の樹脂マトリクス繊維と補強繊維を有して機械的強
度および剛性を高められた実質的に均質なFRP構造体
が得られる。典型的には、型は15〜30秒間約290
°F(約140℃)に冷却される。
た後、冷却空気供給源96から十分な量の冷却空気その
他の冷却流体がバルブ98、供給管99および熱交換路
100に供給されて、型84を冷却する。これにより高
粘性プリフォーム80が冷却され、溶融した繊維85が
固化し、補強繊維81を適所において接着させ、十分な
密度の樹脂マトリクス繊維と補強繊維を有して機械的強
度および剛性を高められた実質的に均質なFRP構造体
が得られる。典型的には、型は15〜30秒間約290
°F(約140℃)に冷却される。
【0063】冷却後、得られた最終製品を型84から取
り外す。最終製品は高粘性プリフォームに比べると格段
に優れた構造的剛性を有する。一例として、最終製品は
5000psi(約350kg/cm2)以上の引っ張
り荷重を受けても実質的に変形することなく耐えること
ができる。
り外す。最終製品は高粘性プリフォームに比べると格段
に優れた構造的剛性を有する。一例として、最終製品は
5000psi(約350kg/cm2)以上の引っ張
り荷重を受けても実質的に変形することなく耐えること
ができる。
【0064】上述の本発明の第3の実施例の方法および
装置の利点は、スラリー工程を経た時点で既に繊維がプ
リフォーム内に均等に分散されるため、従来のシートモ
ールディング成形法(SMC)に比べて繊維の偏りが実
質的に見られないことである。したがって、ニットライ
ン(knit line)に遭遇することなく、より良
好でスムースな製品表面を得ることができる。また、所
望のFRP構造体を成形するために大型のプレス装置を
用いる必要がない。本発明の熱可塑性製品はその後に再
加熱して再成形することも可能である。さらに、本発明
ではスチレンを用いないため、本発明の熱可塑性製品は
リサイクル可能であり、環境を守る上でも好適である。
装置の利点は、スラリー工程を経た時点で既に繊維がプ
リフォーム内に均等に分散されるため、従来のシートモ
ールディング成形法(SMC)に比べて繊維の偏りが実
質的に見られないことである。したがって、ニットライ
ン(knit line)に遭遇することなく、より良
好でスムースな製品表面を得ることができる。また、所
望のFRP構造体を成形するために大型のプレス装置を
用いる必要がない。本発明の熱可塑性製品はその後に再
加熱して再成形することも可能である。さらに、本発明
ではスチレンを用いないため、本発明の熱可塑性製品は
リサイクル可能であり、環境を守る上でも好適である。
【0065】他の顕著な利点は、先述の第1および第2
の実施例に関連して述べたRTM法とは異なって、最終
製品を成形するための樹脂注入工程が不要なことであ
る。
の実施例に関連して述べたRTM法とは異なって、最終
製品を成形するための樹脂注入工程が不要なことであ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、均質なFRP成形体を
比較的簡単な設備を用いて比較的安価に製造することが
できる。
比較的簡単な設備を用いて比較的安価に製造することが
できる。
【0067】
【図1】本発明のFRPプリフォーム成形装置を、その
スクリーンがタンク底部に位置するものとして示す図で
あり、図5中1−1切断線による縦断面図である。
スクリーンがタンク底部に位置するものとして示す図で
あり、図5中1−1切断線による縦断面図である。
【図2】図1の成形装置を、スクリーンがタンク頂部に
上昇すると共に、電磁界発生装置がFRPプリフォーム
に近接移動した後の状態として示す縦断面図である。
上昇すると共に、電磁界発生装置がFRPプリフォーム
に近接移動した後の状態として示す縦断面図である。
【図3】スクリーンに付着したFRPプリフォームの繊
維に電磁界発生装置が接して該繊維を圧縮している状態
を示す、成形装置の部分拡大横断面図である。
維に電磁界発生装置が接して該繊維を圧縮している状態
を示す、成形装置の部分拡大横断面図である。
【図4】本発明のFRPプリフォームの一例を示す斜視
図である。
図である。
【図5】成形装置の一部破断頂面図である。
【図6】成形装置の部分拡大横断面図であってスラリー
攪拌のための構成部分を詳細に示す図である。
攪拌のための構成部分を詳細に示す図である。
【図7】成形装置の部分拡大横断面図であってスクリー
ンの端部支持のための構成部分を詳細に示す図である。
ンの端部支持のための構成部分を詳細に示す図である。
【図8】本発明で用いられるバインダー繊維の一例を示
す部分斜視図である。
す部分斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施例によるFRPプリフォー
ム成形装置を、そのスクリーンがタンク底部に位置する
ものとして示す、図1と同様の縦断面図である。
ム成形装置を、そのスクリーンがタンク底部に位置する
ものとして示す、図1と同様の縦断面図である。
【図10】図9の成形装置を、そのスクリーンがタンク
頂部に上昇すると共に第2のスクリーンがFRPプリフ
ォームに近接移動した後の状態として示す縦断面図であ
る。
頂部に上昇すると共に第2のスクリーンがFRPプリフ
ォームに近接移動した後の状態として示す縦断面図であ
る。
【図11】スクリーン上のFRPプリフォームの補強繊
維とバインダー繊維に第2のスクリーンが接してこれら
繊維を圧縮している状態を示す、成形装置の部分拡大横
断面図である。
維とバインダー繊維に第2のスクリーンが接してこれら
繊維を圧縮している状態を示す、成形装置の部分拡大横
断面図である。
【図12】図10に示される状態から第2のスクリーン
をFRPプリフォームから後退させ、さらに第2のスク
リーンからFRPプリフォームを除去回収した状態を示
す縦断面図である。
をFRPプリフォームから後退させ、さらに第2のスク
リーンからFRPプリフォームを除去回収した状態を示
す縦断面図である。
【図13】本発明の第3の実施例によるFRP構造体の
成形方法を示す工程図である。
成形方法を示す工程図である。
【図14】本発明の第3の実施例によるFRP構造体の
成形装置を、その取り外し可能なスクリーンがタンク底
部に位置する状態として示す、図1および図9と同様の
縦断面図である。
成形装置を、その取り外し可能なスクリーンがタンク底
部に位置する状態として示す、図1および図9と同様の
縦断面図である。
【図15】図14の成形装置を、そのスクリーンがタン
ク頂部に上昇した後の状態として示す縦断面図である。
ク頂部に上昇した後の状態として示す縦断面図である。
【図16】本発明の第3の実施例においてオーブン内で
FRPプリフォームとスクリーンに高温蒸気(流体)を
通入して高粘性プリフォームとする工程を示す説明図で
ある。
FRPプリフォームとスクリーンに高温蒸気(流体)を
通入して高粘性プリフォームとする工程を示す説明図で
ある。
【図17】本発明の第3の実施例において高粘性プリフ
ォームが型内キャビティにセットされた状態を示す図で
ある。
ォームが型内キャビティにセットされた状態を示す図で
ある。
12 タンク 14 マスク 16 スクリーン 28 フレーム 30 サブフレーム 35 スラリー 36 プリフォーム 40 高周波電磁界発生装置 50 バインダー繊維 66 第2のスクリーン 79 オーブン 81 補強繊維 83 バインダー繊維 84 型 85 樹脂マトリクス繊維
Claims (22)
- 【請求項1】 (a)補強繊維と熱可塑性樹脂マトリク
ス繊維とを有する混合物からプリフォームを成形し、
(b)上記プリフォームを上記熱可塑性樹脂マトリクス
繊維を溶融するに十分な温度に加熱して上記熱可塑性樹
脂マトリクス繊維を上記補強繊維を囲むように流動さ
せ、(c)上記プリフォームを冷却して上記熱可塑性樹
脂マトリクス繊維を固化してFRP構造体を成形し、
(d)かくして、上記混合物に十分な量の上記補強繊維
と上記熱可塑性樹脂マトリクス繊維が配合されているこ
とにより、上記補強繊維が上記FRP構造体に剛性を与
え、上記熱可塑性樹脂マトリクス繊維が上記FRP構造
体に実質的な均質性を与えることを特徴とするFRP成
形方法。 - 【請求項2】 上記熱可塑性樹脂マトリクス繊維が第1
の熱可塑性繊維よりなると共に、上記プリフォームにさ
らに第2の熱可塑性繊維が用いられ、上記第1および第
2の熱可塑性繊維を実質的に均等に上記プリフォーム内
の上記補強繊維に分散することを特徴とする請求項1の
FRP成形方法。 - 【請求項3】 上記第2の熱可塑性繊維が上記第1の熱
可塑性繊維よりも低い融点と低い配合量とを有すること
を特徴とする請求項2のFRP成形方法。 - 【請求項4】 上記工程(a)が、上記補強繊維と上記
第1および第2の熱可塑性繊維をタンク内で混合してス
ラリーとし、上記タンク内のスクリーンを上昇させるこ
とによりこれら繊維を上記スクリーン上に付着させてプ
リフォームとし、上記プリフォームを上記第2の熱可塑
性繊維の融点よりも高く且つ上記第1の熱可塑性繊維の
融点よりも低い温度に加熱することにより上記プリフォ
ーム内の上記補強繊維同士を仮接着して高粘性プリフォ
ームとし、次いで上記高粘性プリフォームを上記第1の
熱可塑性繊維の融点よりも高い温度に加熱することによ
り上記第1の熱可塑性繊維を溶融させて上記高粘性プリ
フォームの全体に流動させ、その後上記プリフォームを
冷却することにより上記補強繊維が実質的に均等に分散
されると共に少なくとも上記第1の熱可塑性繊維により
相互接着されてなるFRP構造体を得ることからなるこ
とを特徴とする請求項2のFRP成形方法。 - 【請求項5】 上記熱可塑性樹脂マトリクス繊維が上記
プリフォームの全量の約30〜70重量%を占めること
を特徴とする請求項1のFRP成形方法。 - 【請求項6】 上記第2の熱可塑性繊維が上記プリフォ
ームの全量の約2〜7重量%を占め、その融点が約27
0°F(約130℃)よりも低いことを特徴とする請求
項2のFRP成形方法。 - 【請求項7】 上記工程(b)が、上記プリフォームに
高温流体を吹き付けて上記第2の熱可塑性繊維を溶融さ
せることにより比較的取り扱い容易な高粘性プリフォー
ムを成形し、その後上記高粘性プリフォームを上記スク
リーンから取り除くことを特徴とする請求項2のFRP
成形方法。 - 【請求項8】 上記高粘性プリフォームは最終製品とし
ての上記FRP構造体の形状に近いものとして成形さ
れ、上記工程(b)が、所定形状に成形された上記プリ
フォームを相補的形状の型キャビティに配置し、上記型
を上記第1の熱可塑性繊維の融点を上回る温度に加熱す
ることを特徴とする請求項7のFRP成形方法。 - 【請求項9】 上記加熱工程の間上記プリフォーム上に
カバーを配置し、上記加熱工程およびその後の冷却工程
の間上記プリフォームに圧力を掛けて所定形状に保持す
ることを特徴とする請求項8のFRP成形方法。 - 【請求項10】 (a)液体を充填したタンク内に所定
形状のスクリーンを配置し、(b)上記液体に補強繊維
を加えてスラリーとし、(c)上記スラリーに可溶性の
樹脂マトリクス繊維を加え、(d)上記スラリーにさら
に可溶性のバインダー繊維を加え、(e)上記スクリー
ンを上記タンク内において上昇させて上記各種繊維を上
記スクリーン上に付着させ、(f)上記スクリーンを上
記タンクから取り除き、(g)上記スクリーン上に付着
されたプリフォームを上記樹脂マトリクス繊維を溶融さ
せるに十分な温度に加熱することにより、上記樹脂マト
リクス繊維を上記プリフォームの全体に流動させてFR
P構造体を得、(h)上記FRP構造体を回収すること
を特徴とするFRP成形方法。 - 【請求項11】 上記可溶性の樹脂マトリクス繊維およ
び上記可溶性のバインダー繊維がいずれも熱可塑性繊維
よりなることを特徴とする請求項10のFRP成形方
法。 - 【請求項12】 上記バインダー繊維が上記樹脂マトリ
クス繊維よりも低い融点と低い配合量とを有することを
特徴とする請求項11のFRP成形方法。 - 【請求項13】 上記バインダー繊維が上記プリフォー
ムの全量の約2〜7重量%を占め、その融点が約270
°F(約130℃)よりも低いものであり、上記樹脂マ
トリクス繊維が上記プリフォームの全量の約30〜70
重量%を占め、その融点が約300〜約450°F(約
150〜230℃)であることを特徴とする請求項11
のFRP成形方法。 - 【請求項14】 上記樹脂マトリクス繊維と上記バイン
ダー繊維がいずれも熱可塑性ポリエステル繊維よりなる
ことを特徴とする請求項11のFRP成形方法。 - 【請求項15】 上記工程(f)の後、(1)上記プリ
フォームを上記バインダー繊維の融点よりも高く且つ上
記樹脂マトリクス繊維の融点よりも低い温度に加熱して
高粘性プリフォームとし、(2)上記高粘性プリフォー
ムを相補的形状の型キャビティに配置し、(3)上記高
粘性プリフォームを加熱して上記樹脂マトリクス繊維を
溶融させることにより上記樹脂マトリクス繊維を上記高
粘性プリフォームの全体に流動させ、(4)上記高粘性
プリフォームを冷却することにより上記補強繊維が実質
的に均等に分散されると共に少なくとも上記樹脂マトリ
クス繊維により相互接着されてなるFRP構造体を得、
(5)上記FRP構造体を上記型キャビティから取り除
くことを特徴とする請求項11のFRP成形方法。 - 【請求項16】 上記工程(2)の後、上記加熱工程の
間上記プリフォーム上にカバーを配置し、上記加熱工程
およびその後の冷却工程の間上記プリフォームに圧力を
掛けて所定形状に保持することを特徴とする請求項15
のFRP成形方法。 - 【請求項17】 (a)補強繊維、熱可塑性バインダー
繊維および熱可塑性樹脂マトリクス繊維よりなる混合物
を収容するタンクと、(b)上記タンク内に設けられる
所定形状のスクリーンと、(c)上記スクリーンを上記
タンク内において移動させることにより上記混合物を上
記スクリーン上に堆積させてプリフォームを得るための
移動手段と、(d)上記プリフォームおよび上記スクリ
ーンに高温流体を通すことにより上記熱可塑性バインダ
ー繊維を溶融させて上記プリフォームの粘性を高めるた
めの第1の加熱手段と、(e)上記プリフォームに高温
流体を通すことにより上記熱可塑性樹脂マトリクス繊維
を溶融させて上記補強繊維を相互接着せしめるための第
2の加熱手段とを有することを特徴とするFRP成形装
置。 - 【請求項18】 上記スクリーンが取り外し可能である
ことを特徴とする請求項17のFRP成形装置。 - 【請求項19】 上記熱可塑性バインダー繊維が上記熱
可塑性樹脂マトリクス繊維よりも低い融点と低い配合量
を有することを特徴とする請求項18のFRP成形装
置。 - 【請求項20】 上記バインダー繊維が上記プリフォー
ムの全量の約2〜7重量%を占め、その融点が約270
°F(約130℃)よりも低いものであり、上記樹脂マ
トリクス繊維が上記プリフォームの全量の約30〜70
重量%を占め、その融点が約300〜約450°F(約
150〜230℃)であることを特徴とする請求項19
のFRP成形装置。 - 【請求項21】 上記第2の加熱手段が、上記プリフォ
ームを収容するための相補的形状のキャビティを有する
加熱された型よりなることを特徴とする請求項17のF
RP成形装置。 - 【請求項22】 前記型が柔軟なダイアフラムよりなる
カバーを有し、上記カバーが上記プリフォーム上に配置
されることにより加熱中およびその後の冷却中に上記プ
リフォームに圧力を与えて上記FRP構造体の所定形状
を維持することを特徴とする請求項21のFRP成形装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187020A JPH1034756A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Frp成形方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187020A JPH1034756A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Frp成形方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034756A true JPH1034756A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16198796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187020A Pending JPH1034756A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Frp成形方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1034756A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011527957A (ja) * | 2008-07-17 | 2011-11-10 | スネクマ・プロピュルシオン・ソリド | 複合材でつくられるノズルまたは末広ノズル要素の製造方法 |
| JP5725405B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2015-05-27 | 東レ株式会社 | プリフォームの製造方法 |
| JP2018508381A (ja) * | 2015-01-12 | 2018-03-29 | ハーペー ペルツァー ホルディング ゲーエムベーハー | 三次元高強度繊維複合部材及びその製造方法 |
| GB2565521A (en) * | 2017-05-22 | 2019-02-20 | Mclaren Automotive Ltd | Tool heating elements |
| JP2019059227A (ja) * | 2017-08-14 | 2019-04-18 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | ハイブリッド不織複合部品 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8187020A patent/JPH1034756A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011527957A (ja) * | 2008-07-17 | 2011-11-10 | スネクマ・プロピュルシオン・ソリド | 複合材でつくられるノズルまたは末広ノズル要素の製造方法 |
| JP5725405B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2015-05-27 | 東レ株式会社 | プリフォームの製造方法 |
| JP2018508381A (ja) * | 2015-01-12 | 2018-03-29 | ハーペー ペルツァー ホルディング ゲーエムベーハー | 三次元高強度繊維複合部材及びその製造方法 |
| GB2565521A (en) * | 2017-05-22 | 2019-02-20 | Mclaren Automotive Ltd | Tool heating elements |
| GB2565521B (en) * | 2017-05-22 | 2021-08-25 | Mclaren Automotive Ltd | Tool heating elements |
| JP2019059227A (ja) * | 2017-08-14 | 2019-04-18 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | ハイブリッド不織複合部品 |
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