JPH1034841A - 農業用被覆材 - Google Patents

農業用被覆材

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JPH1034841A
JPH1034841A JP8191156A JP19115696A JPH1034841A JP H1034841 A JPH1034841 A JP H1034841A JP 8191156 A JP8191156 A JP 8191156A JP 19115696 A JP19115696 A JP 19115696A JP H1034841 A JPH1034841 A JP H1034841A
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JP
Japan
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resin
layer
film
adhesive layer
covering material
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Pending
Application number
JP8191156A
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English (en)
Inventor
Shigemi Seki
重己 関
Yukichi Deguchi
雄吉 出口
Toshinori Inagaki
敏則 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】4フッ化エチレン共重合樹脂フィルムと二
軸配向ポリエステルフィルムとが接着層を介して積層さ
れてなることを特徴とする農業用被覆材。 【効果】強度及び引裂抵抗に優れる農業用被覆材を提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用被覆材に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、農業ハウスの普及は目覚しく、野
菜、果物、草花等の促成栽培や抑制栽培に広く用いられ
ている。これらの農業ハウスの被覆材には、軽く施工の
容易なプラスチックフィルムとして耐熱性、耐薬品性、
機械的特性等に優れる二軸配向ポリエステルフィルムが
用いられている。この様な二軸配向プラスチックフィル
ムからなる農業用被覆材としては、例えば特開昭60−
178049号公報、特公昭59−17735号公報、
特公昭58−38303号公報等が開示されている。
【0003】さらには、農業ハウスの経済性や省力化等
の追求から、被覆材にあってもより耐久性の優れたもの
が要求されてきており、かかる被覆材として、プラスチ
ックフィルム中、最も優れた耐候性を有するフッ素樹脂
フィルムの適用化が急速に進み、他種被覆材に比較し価
格面で不利であったのにもかかわらず使用が拡大してい
る。
【0004】特に4フッ化エチレン共重合樹脂フィルム
は、2フッ化ビニリデン重合樹脂フィルムや1フッ化エ
チレン重合樹脂フィルム等に比較しフッ素樹脂フィルム
の中でも光学的特性、防汚性、機械的特性等がバランス
しており、多く適用されている。この様な4フッ化エチ
レン共重合樹脂フィルムからなる農業用被覆材として
は、例えば特開平5−59202号公報、特開平6−4
6683号公報等が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
二軸配向プラスチックフィルムからなる農業用被覆材に
おいては、フィルム自体の機械的強度は確かに優れてお
り、その利点も大きいが、反面、引裂抵抗が低いことか
らハウス展張時や雹等で破れを生じた場合、フィルムの
破れが伝播し易く、破れ対策や破れ補修作業に労力を要
した。
【0006】また、4フッ化エチレン共重合樹脂フィル
ムからなる農業用被覆材においては、フィルム自体の引
裂抵抗は極めて大きいが、反面、機械的強度が低いこと
からハウス用としての実用特性を出す為にフィルムを厚
くする必要があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決し、
農業用被覆材として機械的特性、特に強度と引裂抵抗に
優れ、しかも耐久性等も有する農業用被覆材を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的に浴う本発明の
農業用被覆材は、4フッ化エチレン共重合樹脂フィルム
と二軸配向ポリエステルフィルムとが接着層を介して積
層されてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、4フッ化エチレ
ン共重合樹脂とは、代表的なものとしてエチレン−4フ
ッ化エチレン共重合体、6フッ化プロピレン−4フッ化
エチレン共重合体、パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル−4フッ化エチレン共重合体等やこれらの共重合体や
混合体等を用いることができる。機械的特性、製膜性、
加工適性等の面からエチレン−4フッ化エチレン共重合
体、6フッ化プロピレン−4フッ化エチレン共重合体を
適用するのが好ましく、中でもエチレン−4フッ化エチ
レン共重合体を主成分としたものが特に好ましい。尚、
主成分とは、そのものが樹脂成分中50重量%以上を占
め、さらに好ましくは70重量%以上のものを指し、適
宜、他の物質を含有してもよい。添加する樹脂は特に限
定されないが、例えばポリオレフィン系樹脂、アクリル
系樹脂等を用いることができる。また、4フッ化エチレ
ン共重合樹脂フィルムには必要に応じて、本発明の効果
を損なわない量で適宜な添加剤、例えば耐熱安定剤、耐
酸化安定剤、耐侯安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、
無機又は有機の粒子、分散剤、カップリング剤、充填剤
等を配合してもよい。
【0010】さらに、4フッ化エチレン共重合樹脂フィ
ルムは未配向、一軸配向、二軸配向のいずれでも用い得
る。
【0011】4フッ化エチレン共重合樹脂フィルムの厚
みは、特に限定されず、1〜50μm程度の範囲から適
当な厚みを設定することができる。また、4フッ化エチ
レン共重合樹脂フィルムの表面粗さや光学的特性等につ
いても、特に限定されないが、農業ハウスでは透明性の
点から全光線透過率が、好ましくは70%以上であるも
のが特性上好適である。
【0012】さらに、本発明では、4フッ化エチレン共
重合樹脂フィルムの表面に表面処理や下塗り処理を施す
ことによって、防汚層や接着層との密着性、耐水性等が
改良されるのでより好ましく使用できる。表面処理とし
ては、例えばコロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガ
ス中等)やプラズマ処理(高圧、低圧)、アルカリ金属
溶液処理、高周波スパッタエッチング処理等が用いられ
る。尚、表面処理の場合、処理強度は、特に限定され
ず、所望の値とすることができるが、処理強度の目安と
して、JIS−K−6768に基づいて測定したフィル
ムの表面濡れ指数を35dyn/cm以上が好ましく、
さらに好ましくは40dyn/cm以上とするのがよ
い。
【0013】本発明におけるポリエステルとは、ジオー
ルとジカルボン酸とから縮重合によって得られるポリマ
ーであり、ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピ
ン酸、セバシン酸等で代表されるものであり、またジオ
ールとしては、エチレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、シクロヘキサンジ
メタノール等で代表されるものである。具体的には、例
えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−p−
オキシベンゾエート、ポリ−1,4−シクロヘキシレン
ジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレンジカルボキシレート等が用いられる。
【0014】これらのポリエステルはホモポリエステル
であっても、コポリエステルであってもよく、コポリエ
ステルの場合、共重合成分として、例えばジエチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレング
リコール等のジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、
フタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等のジカルボ
ン酸成分が用いられる。
【0015】また、このポリエステルの中には、各種の
添加剤、例えば酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、帯
電防止剤、紫外線吸収剤等が添加されていてもよい。
【0016】中でも、本発明においては、紫外線吸収剤
を添加するのがポリエステルの耐久性の面でより好まし
く、紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、
ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系等の中から
選ばれた1種以上が適用できる。特に好ましいものとし
ては、ポリエステルとの相溶性に優れる2,2’,4,
4’−テトラハイドロキシ−ベンゾフェノン、ビス(5
−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニ
ル)メタン、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾト
リアゾール−2−イル)フェノール]等を用いることが
できる。
【0017】ポリエステルにおける紫外線吸収剤の含有
量は0.1〜5重量%が好ましく、0.5〜3重量%の
範囲にあるものがより好ましい。含有量が上記範囲外で
は、十分な耐久性が得られなかったりポリエステルの特
性低下をまねき易い。
【0018】本発明には、ポリエステルとして、耐水
性、耐薬品性、強度等に優れるポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン−2,6ナフタレンジカルボキシレ
ートを用いた場合、特に優れた効果が得られるので好ま
しい。
【0019】本発明を構成するポリエステルフィルム
は、二軸配向させたものであり、フィルムの厚みは、特
に限定されず、10〜300μm程度の範囲から適当な
厚みを設定することができる。また、二軸配向ポリエス
テルフィルムの表面粗さや光学的特性等についても、特
に限定されないが、農業ハウスでは透明性の点から全光
線透過率が、好ましくは70%以上であるものが特性上
好適である。
【0020】さらに、本発明では、二軸配向ポリエステ
ルフィルムの表面に表面処理を施すことによって、防滴
層や接着層との密着性、耐水性等が改良されるのでより
好ましく使用できる。表面処理としては、例えばコロナ
放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中等)等が用いら
れる。
【0021】本発明において、接着層とは、特に限定さ
れるものではなく、一般的な接着剤層や熱接着性樹脂
層、粘着剤層などが適応でき、各基材との接着性に優れ
たものを好ましく用いることができる。
【0022】本発明でいう一般的な接着剤層とは、例え
ばエポキシ樹脂系、尿素樹脂系、フェノール樹脂系、ポ
リイソシアネート系、シリコーン系等の熱硬化性接着剤
や各種アクリル及びメタクリル酸エステル系、シアノア
クリル酸エステル系、ポリアミド等の熱可塑性接着剤、
エポキシ樹脂/ナイロン樹脂系、ゴム/フェノール樹脂
系等の複合ポリマー型接着剤等が用いられる。
【0023】本発明でいう熱接着性樹脂層とは、熱可塑
性樹脂或いはそれらの混合体、さらに低分子量のパラフ
ィン等を添加した樹脂で、加熱すると溶融し、冷却する
と固化する接着性樹脂からなる層であり、具体的には、
例えばエチレン及びその共重合体としてのエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アクリレート共重合樹
脂やアイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポ
リエステルウレタン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリメ
タクリル系樹脂等が用いられる。
【0024】本発明でいう粘着剤層とは、特に限定され
ないが、(1)天然ゴム、スチレン・ブタジェンラバ
ー、ポリイソブチレン、ポリクロロプレン、ポリアリレ
ート系ゴム、ポリビニルエーテル系ゴムのような高分
子、(2)ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルの
共重合体、ポリビニルブチラール、塩化ゴム、塩酸ゴ
ム、ポリアクリル酸エステル及びその共重合体のような
高分子物質と可塑剤との混合物、(3)ロジン、ロジン
エステル、クマロン樹脂、テルペン樹脂、炭化水素樹
脂、油溶性フェノール樹脂等の粘着付与剤、(4)充填
剤、顔料、老化防止剤、安定剤等の種々の添加剤、以上
(1)〜(4)の種々の組合せやシリコーン系粘着剤を
その代表例として用いることができる。
【0025】本発明では、接着層厚みは、特に限定され
ず、所望の値とすることが可能であるが、1〜500μ
mが好ましく、10〜100μmの範囲にあるものが層
の均一形成性やラミネート等の加工性、密着性等の点で
望ましい。
【0026】また、接着層には、必要に応じて発明の効
果を損なわない量で添加剤、例えば可塑剤、安定剤、無
機或いは有機の滑剤、紫外線吸収剤、難燃剤等を含有せ
しめてもよい。
【0027】中でも、本発明においては、接着層に紫外
線吸収剤を含有せしめるのが接着層の耐久性の面で好ま
しく、紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系等の中
から選ばれた1種以上が適用できる。特に好ましいもの
としては、紫外線吸収能に優れ接着層内に均一分散する
ものとして2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−(2’−ハイドロキシ−5’−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロ
キシ−5’−t−オクチルフェノール)ベンゾトリアゾ
ール等が用いられる。
【0028】接着層における紫外線吸収剤の含有量は
0.05〜30重量%が好ましく、0.1〜15重量%
の範囲にあるものがより好ましい。含有量が上記範囲外
では十分な耐久性が得られなかったり接着力が低下し易
い。
【0029】本発明においては、接着層として、熱接着
性樹脂層を用いるのが本発明の農業用被覆材の製造面で
特に好ましく、熱接着性樹脂を主成分とする組成物と
は、そのものが接着層中50重量%以上であるものを指
す。
【0030】熱接着性樹脂の中でも、本発明にはポリエ
ステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステルウレ
タン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリメタクリル系樹脂
等を用いるのが望ましい。
【0031】本発明では、本発明の農業用被覆材を紫外
線による劣化から防止するため、さらには作物栽培上、
紫外線を遮断した方が好ましい場合等に紫外線吸収層を
設けることが望ましい。
【0032】紫外線吸収層とは、紫外線吸収能を有する
層であれば特に限定されるものではなく、好ましくは、
かかる紫外線吸収層が前記4フッ化エチレン共重合樹脂
フィルムと接着層の間に設けられる。
【0033】本発明においては、紫外線吸収層として、
一般的な高分子結着剤及び紫外線吸収剤の混合体を主成
分とした組成物が好ましく適用できる。主成分とは、そ
のものが層中50重量%以上であるものを指す。
【0034】本発明でいう高分子結着剤とは、熱可塑性
樹脂又は硬化性樹脂より選択され、有機溶媒等に可溶な
樹脂であって、具体例としては、例えばポリエステル、
ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリビニルアセター
ル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、ポリイミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリメチルペンテン、ポリオレフィン、ハ
ロゲン化ポリオレフィン、アルキド樹脂、ポリアミド樹
脂、ケイ素樹脂、フッ素樹脂等が用いられる。
【0035】また、光、熱、酸素等により硬化する硬化
性樹脂として、例えばフェノール樹脂、メラミン樹脂、
エポキシ樹脂、架橋型ケイ素樹脂等が用いられる本発明
では、紫外線吸収層の耐水性、耐溶剤性、耐熱性、耐摩
耗性、機械強度等から熱硬化性樹脂の適用が好ましく、
さらには架橋剤の併用で架橋化の図れるものがより好ま
しい。
【0036】さらに本発明では、上記高分子結着剤のな
かでもポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル
共重合樹脂を用いるのが好ましく、さらに好ましいのは
アクリル共重合樹脂であり、中でもポリ(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体である。
【0037】なお、上記高分子結着剤の有機溶媒として
は、例えばアルコール系、カルボン酸エステル系、ケト
ン系、脂肪族炭化水素、脂環式又は芳香族炭化水素系及
びこれらの混合系が用いられ、塗布性等に悪影響を及ぼ
さないものの選択が好ましい。
【0038】本発明で使用される紫外線吸収剤は、耐熱
性に優れ、前述高分子結着剤との相溶性がよく均一分散
できるとともに、着色が少なく、樹脂に悪影響を及ぼさ
ないものの選択が望ましい。
【0039】紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェ
ノン系、べンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系、
オキザリックアッシド系等の各種の適応が可能であり、
具体的には、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−
2−メトキシフェニル)メタン、2,2’−4,4’−
テトラハイドロキシ−ベンゾフェノン、2,2’−ジハ
イドロキシ−4,4’−ジメトキシ−ベンゾフェノン、
2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3’,5’−ジ−t
−ブチル−4’−ハイドロキシベンゾエート、2−
(3’,5’−ジターシャリアミル−2’−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ
−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2(2’−ハイドロキシ−
3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−エトキシ−2’−エチルオキザックアシッド
ビスアニリド、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−
3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ハイドロキシベン
ゾエート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケート、コハク酸ジメチル・1−(2
−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン重縮合物等を用いることが
できる。
【0040】紫外線吸収剤は、特に限定されるものでは
なく、単独、場合によっては2種以上の併用であっても
よい。
【0041】層中における紫外線吸収剤の含有量は0.
01〜50重量%が好ましく、0.1〜20重量%の範
囲にあるものがより好ましい。含有量が上記範囲より低
いと充分な紫外線遮断性が得にくく、上記範囲を超える
ものは均一分散性が低下し易い。
【0042】本発明では、紫外線吸収層の積層厚みは、
特に限定されるものではないが0.05〜50μmが好
ましく、0.1〜20μmの範囲にあるものが紫外線吸
収層の均一形成性、密着性等の点でより好ましい。ま
た、紫外線吸収層には必要に応じて、本発明の効果を損
なわない量で各種の添加剤、例えば消泡剤、塗布性改良
材、増粘剤、帯電防止剤、染料等を含有せしめてもよ
い。
【0043】本発明においては、紫外線吸収層として紫
外線吸収型アクリル系樹脂を用いるのが耐久性等の点で
特に好ましく、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主成分と
する組成物とは、そのものが紫外線吸収層中50重量%
以上であるものを指し、適宜、他の物質を添加してもよ
い。添加する樹脂は特に限定されないが、例えばポリエ
ステル系樹脂、アクリル系樹脂等を用いることができ
る。
【0044】本発明において、紫外線吸収型アクリル系
樹脂とは、具体的には、紫外線吸収能を有する反応性ベ
ンゾフェノン系化合物或いは反応性ベンゾトリアゾール
系化合物と重合性不飽和基を有するアクリル系モノマー
との共重合体樹脂である。
【0045】ここで反応性のベンゾフェノン系化合物或
いは反応性ベンゾトリアゾール系化合物とは、いずれも
分子内に共重合が可能な不飽和基を有するモノマーであ
り、反応性ベンゾフェノン系化合物としては、例えば2
−ヒドロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ルオキシ)プロポキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシべンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−ビニルオキシカルボニルメト
キシベンゾフェノン等が用いられ、反応性ベンゾトリア
ゾール系化合物としては、例えば2−(2′−ヒドロキ
シ−3′−第三ブチル−5′−メチルフェニル)−5−
(2″−メタクリロイルオキシエチル)ベンゾトリアゾ
ール、2(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)
−5−(2″−メタクリロイルオキシエチル)ベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′メタクリル
オキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシエチ
ルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール
等が用いられる。
【0046】また、重合性不飽和基を有するアクリル系
モノマーとは、次に示す化学式1(R:水素又はメチル
基、R’:炭素数1〜18のアルキル基)で示されるア
ルキルアクリレート、及びアルキルメタクリレート、ア
クリル酸、メタクリル酸、β−ヒドロキシアクリレー
ト、β−ヒドロキシメタクリレート、β−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、β−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ポリオキシエチレングリコールモノメタクリレ
ート、ポリエチレンポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールモノメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−メチルメタクリル
アミド、N−n−ブトキシメチルアクリルアミド、アシ
ッドホスホオキシエチルメタクリレート、3−クロロ−
2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリレート、3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、テ
トラヒドロフルフリルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルメタクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート、3−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド、ポリオキシエチ
レングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレング
リコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ジプロムネオペンチルグリコールメタクリレート、テト
ラメチロールメタントリアクリレート等から選ばれた少
なくとも1種以上が用いられる。
【0047】
【化1】 中でも、共重合体は、その重合性や塗膜特性等の点でア
ルキルメタクリレート、アルキルアクリレートが好まし
く、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレートを
例示することができる。さらには基材との密着性の点で
カルボキシル基、メチロール基含有アクリルモノマーの
適用が好ましい。
【0048】尚、紫外線吸収型アクリル系樹脂の組成面
では、反応性ベンゾフェノン系化合物として、2−ヒド
ロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン或いは2
−ヒドロキシ−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシ
ベンゾフェノン、反応性ベンゾトリアゾール化合物とし
て、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシ
エチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール或いは2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシエチル
フェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールと
アクリル系モノマーとして、メタクリル酸メチルとの組
み合わせを主体としたものが特性面で好ましい。また、
アクリル系モノマーは20重量%以上80重量%以下含
有させた場合、透明性、塗膜特性が優れるのでより好ま
しい。
【0049】該紫外線吸収型アクリル系樹脂は水分散体
或いは有機溶媒体としも用い得るが、有機溶媒体の場合
は、有機溶媒として、例えばアルコール系、カルボン酸
エステル系、ケトン系、脂肪族炭化水素、脂環式又は芳
香族炭化水素系及びこれらの混合系が用いられ、塗布性
等に悪影響を及ぼさないものの選択が好ましい。
【0050】本発明では、接着層や紫外線吸収層の密着
性、耐溶剤性、耐水性、耐スクラッチ性、耐熱性等をよ
り良化せしめるため、該層に架橋結合剤を含有させるこ
とが好ましい。
【0051】本発明でいう架橋結合剤とは、該層を構成
する樹脂等に存在する官能基、例えば、ヒドロキシル
基、カルボキシル基、グリシジル基、アミド基等と架橋
反応し、最終的には三次元網状構造を有する層とするた
めの架橋剤で、代表例としてはメチロール化或いはアル
キロール化した尿素系、メラミン系、アクリルアミド
系、ポリアミド系樹脂、及びエポキシ化合物、イソシア
ネート化合物、カップリング剤、アジリジン化合物等を
用いることができる。
【0052】本発明では、これらの中でも支持体との密
着性、架橋性等からイソシアネート化合物を用いること
が好ましい。
【0053】これらの架橋剤は、単独、場合によっては
2種以上を併用してもよい。添加する架橋結合剤の量は
架橋剤の種類によって適宜選択されるが、通常は樹脂固
形分100部に対し、0.01〜50重量部が好まし
く、0.2〜30重量部がより好ましい。架橋結合剤に
は、架橋触媒を併用するとより架橋が進むために更に好
ましい。架橋剤を加えた塗材は支持体に塗布後、加熱、
紫外線、電子線等によって架橋されるが、通常は加熱に
よる方法が一般的である。
【0054】本発明において、防汚層とは、汚れない或
いは汚れにくい性質、汚れても汚れが容易に除去できる
性質等を有する層を意味し、その機能を有する防汚層と
しては、表面に撥水撥油作用を与えるフッ素系、シリコ
ーン系、ワックス系等の化合物或いは樹脂、さらには、
表面に親水性を与え帯電防止作用や洗浄作用を高める界
面活性剤、水性樹脂等及びこれらを組み合わせた混合体
等からなる層が例示される。しかしながら本発明におい
ては、特に防汚性及びその耐久性等から無機親水性コロ
イド物質を主成分とする組成物からなる層の適用が最も
好ましい。主成分とする組成物とは、そのものが防汚層
中30重量%以上であるものを指し、適宜、他の物質を
含有していてもよい。含有させる物質は特に限定される
ものではないが、本発明においては、特に防汚層中に界
面活性剤やリチュウムシリケート及び/又はシラン誘導
体、高分子樹脂バインダー等を含有させた場合、その防
汚性が良化するのでより好ましい。本発明においては、
かかる防汚層を、前記4フッ化エチレン共重合体樹脂フ
ィルム側の最表層に設けるのが好ましい。
【0055】防汚層には、必要に応じて本発明の効果を
損なわない量で各種の添加剤、例えば消泡剤、紫外線吸
収剤、顔料、染料、架橋剤、酸化防止剤、塗布性改良剤
等を含有せしめてもよい。また、防汚層の積層厚みは、
特に限定されるものではないが0.01〜15μmが好
ましく、より好ましくは0.05〜5μmの範囲にある
ものが層の均一形成性、取り扱い性、防汚性等の点で好
ましい。
【0056】本発明の被覆材を農業用ハウスに適用した
時、被覆材内面にはハウス内の土壌や植物から発散した
水蒸気が凝縮して細かい水滴となって付着し、かかる水
滴が光線透過率の悪化など種々の弊害を起こすことか
ら、本発明の被覆材には防滴層を設けることが好まし
い。防滴層には、防滴剤として各種のものの適用が可能
であり、通常、親水性ポリマー、界面活性剤、コロイダ
ルシリカ、アルミナゾル等やこれらの各種混合体を主成
分とするものが好適に用い得る。本発明においては、か
かる防滴層を、前記二軸配向ポリエステルフィルム側の
最表層に設けるのが好ましい。
【0057】防滴層には、必要に応じて各種の添加剤、
例えば消泡剤、顔料、染料、酸化防止剤、塗布性改良剤
等を含有せしめてもよい。また、防滴層の積層厚みは、
特に限定されるものではないが0.01〜5μmが好ま
しく、より好ましくは0.05〜1μmの範囲にあるも
のが防滴性等の点で好ましい。
【0058】次に本発明の農業用被覆材の製造方法につ
いて、いくつかの例を説明するが、かかる例のみに限定
されるものではない。
【0059】(1)4フッ化エチレン共重合体樹脂フィ
ルムの製膜工程内で該フィルムに予め所定量に調整した
それぞれの塗液を塗布し、しかる後に乾燥して防汚層、
紫外線吸収層、接着層を有する基体フィルムを作る。こ
の基体フィルムと二軸配向ポリエステルフィルムとをラ
ミネートロールで加圧或いは加圧熱接着し、必要に応じ
て熱処理する方法である。
【0060】(2)4フッ化エチレン共重合体樹脂フィ
ルムを単膜として卷き取った後に、塗布−乾燥の工程を
設けて、防汚層、紫外線吸収層、接着層を有する基体フ
ィルムを作る。以下、上記(1)と同様の方法である。
【0061】(3)二軸配向ポリエステルフィルム上
に、塗布−乾燥の工程を設けて防滴層、接着層を作った
後、防汚層、紫外線吸収層の形成された4フッ化エチレ
ン共重合体樹脂フィルムをラミネートロールで加圧或い
は加圧熱接着して一体化する方法である。
【0062】また、塗布方法は特に限定されず押出しラ
ミネート法、メルトコーティング法等を用いてもよい
が、高速で薄膜コートすることが可能であるという理由
からグラビヤコート法、リバースコート法、スプレイコ
ート法、キッスコート法、ダイコート法、メタリングバ
ーコート法等の方法を用いることができる。尚、塗膜乾
燥条件や加圧熱接着条件は各基材の諸特性に悪影響を及
ぼさない範囲で行うのが望ましい。
【0063】次に接着層として熱接着性樹脂層を適用す
る場合は、樹脂ペレットを押出機に供給し、溶融する温
度以上、樹脂が分解する温度以下で溶融せしめ、押出ラ
ミネート法で前記フィルム表面上に形成する方法、或い
は樹脂を有機溶媒に均一溶解し所定量に調整した溶液と
し、前記フィルム表面上に塗布する方法等を好ましく用
いることができる。
【0064】
【特性の測定方法および評価方法】本発明の特性値は、
次の評価方法、評価基準による。
【0065】(1)引張り強度 JIS−C−2318に従い、評価した。
【0066】(2)引裂伝播抵抗 JIS−P−8116い従い、評価した。
【0067】(3)防滴性 屋外の約22坪の鉄骨ハウスの屋根部に水平面から15
度の角度に被覆材を展張し、作物栽培下で冬期3ケ月間
(1月〜3月)の防滴性能を観察した。判定基準は以下
の如くとした。
【0068】 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る
【0069】(4)防汚性 上記(3)の鉄骨ハウスのフィルム表面に付着した塵埃
程度を経時で比較観察し、次の基準で評価した。暴露期
間は冬期6ケ月間(10月〜3月)とした。
【0070】 ○:良好 △:やや劣る(若干、汚れが目立つ) ×:劣る(汚れがかなり目立つ)
【0071】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0072】実施例1 厚さ50μmの4フッ化エチレン共重合樹脂フィルム
“トヨフロン”ETFE(東レ(株)製)の一表面をコ
ロナ放電処理し、該表面に塗材としてトルエン/メチル
エチルケトン(混合比1:1)を希釈溶媒しと、これに
飽和熱可塑性ポリエステル樹脂“バイロン”200(東
洋紡績(株)製)と該樹脂の固形分当たり10重量部の
イソシアネート化合物“コロネート”HX(日本ポリウ
レタン工業(株)製)を均一溶解させた濃度20重量%
の塗材を塗布し、厚さ15μmの接着層を形成した。次
に、二軸配向ポリエステルフィルムとして接着面をコロ
ナ放電処理した厚さ50μmの“ルミラー”T60(東
レ(株)製)を前記接着層を介して160℃のラミネー
トロールで加圧接着させ、45℃で40時間熱処理し、
農業用被覆材を得た。農業用被覆材の特性は表1に示し
たように、各特性に優れていた。
【0073】実施例2 実施例1に基づき、二軸配向ポリエステルフィルムとし
て、厚さ50μmの紫外線吸収剤を含有した“ルミラ
ー”Q37(東レ(株)製)の接着面をコロナ放電処理
したしたものを用いた他は、実施例1と同一手法で農業
用被覆材を得た。表1に示したように、農業用被覆材は
各特性に優れていた。
【0074】実施例3 実施例1に基づき、接着層として、トルエン/メチルエ
チルケトン(混合比1:1)を希釈溶媒しと、これに飽
和熱可塑性ポリエステル樹脂“バイロン”200(東洋
紡績(株)製)と紫外線吸収剤“アデカスタブ”LA−
31(旭電化工業(株)製)を固形分重量比90:10
に混合した濃度10重量%の均一塗材を塗布後、塗布層
を120℃で1分乾燥させ、厚さ15μmの紫外線吸収
剤を含有した接着層を形成させた他は、実施例1と同一
手法で農業用被覆材を得た。表1に示した如く、農業用
被覆材は各特性に優れていた。
【0075】実施例4 実施例2に基づき、接着層として、トルエンを希釈溶媒
とし、これにシリコーン粘着剤“トレファーム”SD4
570PSAと架橋剤“キャタリスト”SRX212
(共に東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)の
配合物(100:0.9)を濃度20重量%とした塗材
を塗布後、塗布層を120℃で乾燥させ厚さ20μmの
接着層を形成させた。次に、該接着層上に実施例2と同
一のポリエステルフィルムを重ね合わせ、ラミネートロ
ールで加圧接着し農業用被覆材を得た。表1に示した通
り、農業用被覆材は各特性に優れていた。
【0076】実施例5 実施例1に基づき、実施例1のコロナ放電処理したフッ
素フィルム表面上に、塗材としてトルエン/メチルエチ
ルケトン(混合比1:1)を希釈溶媒しと、これに紫外
線吸収型アクリル系樹脂(一方社(株)製ULS−93
5LH)と該樹脂の固形分当たり5重量部のイソシアネ
ート化合物“コロネート”HX(日本ポリウレタン工業
(株)製)を均一溶解させた濃度15重量%の塗材を塗
布後、塗布層を120℃で1分間乾燥させ、厚さ3μm
の紫外線吸収層を設けた後、該紫外線吸収層上に実施例
1と同一方法で接着層を形成し、以下、実施例1と同一
方法で農業用被覆材を得た。表1に示した通り、農業用
被覆材は各特性に優れていた。
【0077】実施例6 実施例1のフッ素樹脂フィルムの両面をコロナ放電処理
し、一面に、防汚剤としてメタノールを希釈溶媒とし、
これにコロイダルシリカ(触媒化成工業(株)製イソプ
ロピルアルコール分散“OSCAL”(a)、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン(b)、ポリオキシエチレン(10モル)−ラ
ウリルエーテル(c)の各々を固形分重量比がa:b:
c=85:4:11となるように混合し、有効成分20
重量%に調整した後、該塗材の固形分に対してアクリル
酸エステル系接着剤“サイビノール”EK1005(サ
イデン化学(株)製)を10重量部、さらに水を同量添
加し均一分散化させた塗材を塗布し、塗布層を100℃
で乾燥させ厚さ0.3μmの防汚層を設けた。
【0078】次に、実施例5に基づき、防汚層を設けた
反対面に実施例5と同一方法で紫外線吸収層を形成し、
以下、実施例5と同一方法で農業用被覆材を得た。表1
に示した通り、農業用被覆材は各特性に優れていた。
【0079】実施例7 実施例1のポリエステルフィルムの両面をコロナ放電処
理し、一面に、防滴剤として水を希釈溶媒とし、これに
ポリビニルアルコール“デンカポバール”K−24E
(電気化学工業(株)製)とコロイダルシリカ“キャタ
ロイド”S−30L(触媒化成工業(株)製)、非イオ
ン系界面活性剤“ノニオン”NS−210(日本油脂工
業(株)製)を固形分重量比が80:19.7:0.3
の組成で均一分散させた濃度10重量%の塗材を塗布
し、塗布層を120℃で1分間乾燥させ、厚さ0.8μ
mの防滴層を設けた。
【0080】次に、実施例5に基づき、防滴層を設けた
反対面を利用し、実施例5と同一方法で農業用被覆材を
得た。表1に示した通り、農業用被覆材は各特性に優れ
ていた。
【0081】比較例1 実施例1で用いたフッ素樹脂フィルムの特性を表1に示
した。表1に示したように、フッ素樹脂フィルムは引張
り強度が低いことが判る。
【0082】比較例2 実施例1で用いたポリエステルフィルムの特性を表1に
示した。表1に示したように、ポリエステルフィルムは
引裂抵抗が低いことが判る。
【0083】
【表1】
【0084】
【発明の効果】本発明の農業用被覆材においては、4フ
ッ化エチレン共重合樹脂フィルムと二軸配向ポリエステ
ルフィルムとを接着層を介して積層せしめたので、次の
ような優れた効果を得ることができた。
【0085】まず、本発明の農業用被覆材は、優れた引
張り強度と引裂抵抗を兼備しているので取扱い性に優れ
ている。
【0086】また、本発明の農業用被覆材を被覆した農
業ハウスは、優れた防汚性と防滴性を有しており、しか
もその優れた効果をそのまま持続させることができるの
で入射光の透過を妨げない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 B32B 27/36

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4フッ化エチレン共重合樹脂フィルムと
    二軸配向ポリエステルフィルムとが接着層を介して積層
    されてなることを特徴とする農業用被覆材。
  2. 【請求項2】 二軸配向ポリエステルフィルム及び/又
    は接着層が紫外線吸収剤を含有してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の農業用被覆材。
  3. 【請求項3】 4フッ化エチレン共重合樹脂フィルムと
    接着層との間に紫外線吸収層を設けてなることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の農業用被覆材。
  4. 【請求項4】 紫外線吸収層が紫外線吸収型アクリル系
    樹脂を主成分とする組成物からなることを特徴とする請
    求項3に記載の農業用被覆材。
  5. 【請求項5】 接着層が熱接着性樹脂を主成分とする組
    成物からなることを特徴とする請求項1〜請求項4に記
    載の農業用被覆材。
  6. 【請求項6】 4フッ化エチレン共重合樹脂フィルム側
    の最表層に防汚層を設けてなることを特徴とする請求項
    1〜請求項5に記載の農業用被覆材。
  7. 【請求項7】 二軸配向ポリエステルフィルム側の最表
    層に防滴層を設けてなることを特徴とする請求項1〜請
    求項6のいずれかに記載の農業用被覆材。
  8. 【請求項8】 4フッ化エチレン共重合樹脂フィルムが
    エチレン−4フッ化エチレン共重合樹脂を主成分とする
    組成物からなることを特徴とする請求項1〜請求項7の
    いずれかに記載の農業用被覆材。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102822A1 (ja) 2007-02-20 2008-08-28 Fujifilm Corporation 紫外線吸収剤を含む高分子材料
WO2008123504A1 (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Fujifilm Corporation 紫外線吸収剤組成物
WO2009022736A1 (ja) 2007-08-16 2009-02-19 Fujifilm Corporation ヘテロ環化合物、紫外線吸収剤及びこれを含む組成物
WO2009123141A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物
WO2009123142A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物
WO2009136624A1 (ja) 2008-05-09 2009-11-12 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物
JP2016054702A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 デンカ株式会社 農業用フッ素含有多層フィルム、その製造方法及び農業用被覆資材

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