JPH10175276A - 外装材およびそれを用いてなる農業用ハウス - Google Patents
外装材およびそれを用いてなる農業用ハウスInfo
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- JPH10175276A JPH10175276A JP8338476A JP33847696A JPH10175276A JP H10175276 A JPH10175276 A JP H10175276A JP 8338476 A JP8338476 A JP 8338476A JP 33847696 A JP33847696 A JP 33847696A JP H10175276 A JPH10175276 A JP H10175276A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ΔTcg(冷結晶化温度とガラス転移温度
との差)が60℃以下の共重合ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主成
分とした被覆層が設けられ、かつ、引張りヤング率が
0.1〜50kg/mm2 であることを特徴とする外装
材。 【効果】柔軟性と長期耐久性に優れる外装材を提供でき
る。
との差)が60℃以下の共重合ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主成
分とした被覆層が設けられ、かつ、引張りヤング率が
0.1〜50kg/mm2 であることを特徴とする外装
材。 【効果】柔軟性と長期耐久性に優れる外装材を提供でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装材に関するも
のである。詳しくは、ポリエステル系柔軟性基材を用い
てなり、柔軟性と長期耐久性に優れた外装材に関する。
のである。詳しくは、ポリエステル系柔軟性基材を用い
てなり、柔軟性と長期耐久性に優れた外装材に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル系柔軟性基材としては、ポ
リエチレンテレフタレート等のハードセグメントにドデ
カンジオン酸或いはダイマー酸等の長鎖脂肪族ジカルボ
ン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン酸等を共重合した
もの(特公昭42−8709号公報)、或いはポリブチ
レンテレフタレートにダイマー酸を共重合したもの(特
公昭54−15913号公報)などが開示されている。
リエチレンテレフタレート等のハードセグメントにドデ
カンジオン酸或いはダイマー酸等の長鎖脂肪族ジカルボ
ン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン酸等を共重合した
もの(特公昭42−8709号公報)、或いはポリブチ
レンテレフタレートにダイマー酸を共重合したもの(特
公昭54−15913号公報)などが開示されている。
【0003】また、該柔軟性基材を外装材に適用する場
合には、該柔軟性基材を紫外線による劣化や退色等の影
響を防ぐ必要があり、そのための手法として、基材表面
に各種の紫外線吸収剤を含む合成樹脂層を塗設する技
術、例えば特開平4−216830号報等が開示されて
いる。
合には、該柔軟性基材を紫外線による劣化や退色等の影
響を防ぐ必要があり、そのための手法として、基材表面
に各種の紫外線吸収剤を含む合成樹脂層を塗設する技
術、例えば特開平4−216830号報等が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ポリエステル系柔軟性基材からなる外装材においては、
樹脂バインダーと紫外線吸収剤との組合せを誤ると相溶
性の悪さから塗膜の白濁化を生じたり、経時と共に紫外
線吸収剤が表面に析出し飛散することから次第に樹脂層
の劣化が進行し、基材の柔軟性が悪化し易い等の欠点が
ある。さらに、樹脂バインダーに対して紫外線吸収剤が
量的に均一分散し難いことから充分な紫外線遮断性を得
るには塗布層を厚くする必要があり、しかも透明性、密
着性等の耐久性に不安を要す。
ポリエステル系柔軟性基材からなる外装材においては、
樹脂バインダーと紫外線吸収剤との組合せを誤ると相溶
性の悪さから塗膜の白濁化を生じたり、経時と共に紫外
線吸収剤が表面に析出し飛散することから次第に樹脂層
の劣化が進行し、基材の柔軟性が悪化し易い等の欠点が
ある。さらに、樹脂バインダーに対して紫外線吸収剤が
量的に均一分散し難いことから充分な紫外線遮断性を得
るには塗布層を厚くする必要があり、しかも透明性、密
着性等の耐久性に不安を要す。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決し、
優れた柔軟性と耐久性を有する外装材を提供することを
目的とする。
優れた柔軟性と耐久性を有する外装材を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に浴う本発明の
外装材は、ΔTcg(冷結晶化温度とガラス転移温度と
の差)が60℃以下の共重合ポリエステルフィルムの少
なくとも片面に、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主成分
とした被覆層が設けられ、かつ、該外装材の引張りヤン
グ率が0.1〜50kg/mm2 であるものからなる。
外装材は、ΔTcg(冷結晶化温度とガラス転移温度と
の差)が60℃以下の共重合ポリエステルフィルムの少
なくとも片面に、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主成分
とした被覆層が設けられ、かつ、該外装材の引張りヤン
グ率が0.1〜50kg/mm2 であるものからなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の柔軟性ポリエステルフィ
ルムを構成する共重合ポリエステルは、冷結晶化温度
(Tcc)及びガラス転移温度(Tg)との差(Tcc
−Tg)で定義されるΔTcgが60℃以下であること
が必要であり、好ましくは50℃以下である。ΔTcg
が大き過ぎると引張りヤング率が経時で上昇するおそれ
があり、柔軟性が悪化する等の問題を生じる。
ルムを構成する共重合ポリエステルは、冷結晶化温度
(Tcc)及びガラス転移温度(Tg)との差(Tcc
−Tg)で定義されるΔTcgが60℃以下であること
が必要であり、好ましくは50℃以下である。ΔTcg
が大き過ぎると引張りヤング率が経時で上昇するおそれ
があり、柔軟性が悪化する等の問題を生じる。
【0008】具体的な共重合ポリエステルとしては、次
のものが例示される。すなわち、ソフトセグメントとし
て、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール等のポリオキシアルキレングリコール或いはポリ
ε−カプロラクトン、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸、ダイマー酸等のHOOC−(CH2 )n
−COOHの脂肪族ジカルボン酸と脂肪族及び/又は脂
環族ジオールからなる脂肪族ポリエステルであることが
好ましいが、特にソフトセグメントとしては、長鎖脂肪
族ジカルボン酸を含有していることが柔軟性、耐候性、
透明性等を良好とする上で好ましい。
のものが例示される。すなわち、ソフトセグメントとし
て、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール等のポリオキシアルキレングリコール或いはポリ
ε−カプロラクトン、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸、ダイマー酸等のHOOC−(CH2 )n
−COOHの脂肪族ジカルボン酸と脂肪族及び/又は脂
環族ジオールからなる脂肪族ポリエステルであることが
好ましいが、特にソフトセグメントとしては、長鎖脂肪
族ジカルボン酸を含有していることが柔軟性、耐候性、
透明性等を良好とする上で好ましい。
【0009】本発明において長鎖脂肪族ジカルボン酸と
は、セバシン酸、エイコ酸、ドデカンジオン酸、ダイマ
ー酸等の炭素数が8〜60のアルキレン基を有するジカ
ルボン酸であり、特に炭素数は10〜50の範囲が柔軟
性が良好となるので好ましい。
は、セバシン酸、エイコ酸、ドデカンジオン酸、ダイマ
ー酸等の炭素数が8〜60のアルキレン基を有するジカ
ルボン酸であり、特に炭素数は10〜50の範囲が柔軟
性が良好となるので好ましい。
【0010】特に本発明では、長鎖脂肪族ジカルボン酸
の中でも分岐状構造を有している長鎖分岐脂肪族ジカル
ボン酸であることが好ましく、この中でもダイマー酸を
用いることが柔軟性、透明性を良好とする上で好まし
い。ここで、ダイマー酸とはオレイン酸メチル等の不飽
和脂肪族カルボン酸メチルエステルを2量化反応によつ
て得られる鎖状分岐構造体と環状分岐構造体との混合物
であり、通常不飽和結合を分子中に有するが、水添化し
臭素価を好ましくは0.05〜10g/100g、さら
に好ましくは0.1〜5g/100gとしたものが柔軟
性、透明性に優れる。
の中でも分岐状構造を有している長鎖分岐脂肪族ジカル
ボン酸であることが好ましく、この中でもダイマー酸を
用いることが柔軟性、透明性を良好とする上で好まし
い。ここで、ダイマー酸とはオレイン酸メチル等の不飽
和脂肪族カルボン酸メチルエステルを2量化反応によつ
て得られる鎖状分岐構造体と環状分岐構造体との混合物
であり、通常不飽和結合を分子中に有するが、水添化し
臭素価を好ましくは0.05〜10g/100g、さら
に好ましくは0.1〜5g/100gとしたものが柔軟
性、透明性に優れる。
【0011】上記共重合ポリエステルのハードセグメン
トとしては、単独でポリマーを構成した際の融点が20
0℃以上、ガラス転移温度が90℃以下、ΔTcgが8
0℃以下であることが耐薬品性、耐溶剤性等を良好とす
る上で好ましく、具体的にはエチレンテレフタレート、
ブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメチレンテ
レフタレート、シクロヘキサンジメチレンシクロヘキサ
ンジカルボキシレート、ブチレン−ナフタレンジカルボ
キシレート等の芳香族及び/又は脂環族エステルユニッ
トから選ばれた少なくとも一つより構成されていること
が好ましい。この中でも、特にテレフタル酸残基を有し
ているものが耐候性が良好となるので好ましい。
トとしては、単独でポリマーを構成した際の融点が20
0℃以上、ガラス転移温度が90℃以下、ΔTcgが8
0℃以下であることが耐薬品性、耐溶剤性等を良好とす
る上で好ましく、具体的にはエチレンテレフタレート、
ブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメチレンテ
レフタレート、シクロヘキサンジメチレンシクロヘキサ
ンジカルボキシレート、ブチレン−ナフタレンジカルボ
キシレート等の芳香族及び/又は脂環族エステルユニッ
トから選ばれた少なくとも一つより構成されていること
が好ましい。この中でも、特にテレフタル酸残基を有し
ているものが耐候性が良好となるので好ましい。
【0012】ここで、好ましく用いられる該共重合ポリ
エステルの固有粘度としては好ましくは0.5〜2dl
/g、さらに好ましくは0.7〜1.8dl/gであ
る。このような固有粘度の範囲とすることにより、ポリ
エステルの製膜性、機械特性ともに良好になる。
エステルの固有粘度としては好ましくは0.5〜2dl
/g、さらに好ましくは0.7〜1.8dl/gであ
る。このような固有粘度の範囲とすることにより、ポリ
エステルの製膜性、機械特性ともに良好になる。
【0013】さらに、該共重合ポリエステルの融点(T
m)は、実用上130〜250℃であることが好まし
く、さらに好ましくは140〜230℃の範囲である。
また、ガラス転移温度(Tg)は、10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは0℃以下である。
m)は、実用上130〜250℃であることが好まし
く、さらに好ましくは140〜230℃の範囲である。
また、ガラス転移温度(Tg)は、10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは0℃以下である。
【0014】本発明における共重合ポリエステルは、ア
ルコール成分としてHO−(CH2)2n−OH(n:1
〜10)から選ばれた少なくとも2種のジオール成分残
基を含有し、全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸残基
を40〜99モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を6
0〜1モル%含有することが好ましい。
ルコール成分としてHO−(CH2)2n−OH(n:1
〜10)から選ばれた少なくとも2種のジオール成分残
基を含有し、全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸残基
を40〜99モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を6
0〜1モル%含有することが好ましい。
【0015】ここで、アルコール成分HO−(CH2 )
2n−OH(n:1〜10)とは、エチレングリコール、
1,4ブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、1,
8−オクタンジオール等の脂肪族のジオール成分であ
り、好ましくはnが1〜4の範囲であることが柔軟性フ
ィルムの機械特性、耐薬品性を良好とする上で好まし
い。
2n−OH(n:1〜10)とは、エチレングリコール、
1,4ブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、1,
8−オクタンジオール等の脂肪族のジオール成分であ
り、好ましくはnが1〜4の範囲であることが柔軟性フ
ィルムの機械特性、耐薬品性を良好とする上で好まし
い。
【0016】本発明における共重合ポリエステルには、
上記のアルコール成分から少なくとも2つを含有するこ
とが好ましい。ここで、本発明では、各アルコール成分
が5モル%以上含有するとき存在すると定義する。アル
コール成分を1成分系で構成しようとすると、自己粘着
性が強くなりすぎたり、透明性が悪化したりするという
問題点を生じる。特にジオール成分の一つが1,4ブタ
ンジオールであると機械特性、透明性が良好となるので
好ましい。
上記のアルコール成分から少なくとも2つを含有するこ
とが好ましい。ここで、本発明では、各アルコール成分
が5モル%以上含有するとき存在すると定義する。アル
コール成分を1成分系で構成しようとすると、自己粘着
性が強くなりすぎたり、透明性が悪化したりするという
問題点を生じる。特にジオール成分の一つが1,4ブタ
ンジオールであると機械特性、透明性が良好となるので
好ましい。
【0017】また、若干量のプロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等の分岐状グリコール残基を含有
することは許されるが、通常10モル%未満、好ましく
は5モル%未満にとどめておくことが好ましい。また同
様に、ジエチレングリコール等のエーテル基を含有する
アルコール成分も副生成分として含有することが許され
る。通常0.01〜4モル%程度の範囲である。
オペンチルグリコール等の分岐状グリコール残基を含有
することは許されるが、通常10モル%未満、好ましく
は5モル%未満にとどめておくことが好ましい。また同
様に、ジエチレングリコール等のエーテル基を含有する
アルコール成分も副生成分として含有することが許され
る。通常0.01〜4モル%程度の範囲である。
【0018】そして、本発明の共重合ポリエステルは、
好ましくは芳香族ジカルボン酸残基を40〜99モル
%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1モル%含有
する。芳香族ジカルボン酸残基が40モル%未満である
場合、耐候性に劣ったものになってしまう。一方、芳香
族ジカルボン酸が99モル%を超える場合、柔軟性がな
くなってしまう。ここで、芳香族ジカルボン酸とは、テ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6ナフタレンジカルボ
ン酸、5ソディウムスルホイソフタル酸、ジフェン酸等
であって、この中でもテレフタル酸が耐候性、柔軟性と
もに良好となるので好ましい。また、長鎖脂肪族ジカル
ボン酸は、前述したとおりである。
好ましくは芳香族ジカルボン酸残基を40〜99モル
%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1モル%含有
する。芳香族ジカルボン酸残基が40モル%未満である
場合、耐候性に劣ったものになってしまう。一方、芳香
族ジカルボン酸が99モル%を超える場合、柔軟性がな
くなってしまう。ここで、芳香族ジカルボン酸とは、テ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6ナフタレンジカルボ
ン酸、5ソディウムスルホイソフタル酸、ジフェン酸等
であって、この中でもテレフタル酸が耐候性、柔軟性と
もに良好となるので好ましい。また、長鎖脂肪族ジカル
ボン酸は、前述したとおりである。
【0019】本発明の共重合ポリエステルには本発明の
効果を損なわない量で適宜な添加剤、例えば耐熱安定
剤、耐酸化安定剤、耐侯安定剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料、無機又は有機の粒子、分散剤、カップリング剤、
充填剤等を配合してもよい。
効果を損なわない量で適宜な添加剤、例えば耐熱安定
剤、耐酸化安定剤、耐侯安定剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料、無機又は有機の粒子、分散剤、カップリング剤、
充填剤等を配合してもよい。
【0020】本発明の共重合ポリエステルフィルムは、
未配向、一軸配向、二軸配向のいずれでも用い得るが、
実質的に無配向なフィルムであることが長期での寸法安
定性を良好とする上で好ましい。ここで、実質的に無配
向であるとは、分子鎖の配向程度が充分小さく機械特性
の異方性、光学特性の異方性が充分無視できるレベルに
あることを意味し、例えば長手方向と幅方向の破断強度
の比が0.6〜1.4の範囲、或いは長手方向、幅方
向、厚み方向それぞれの屈折率(Nx、Ny、Nz)の
差の絶対値|Ni−Nj|(i、j=x、y、z、i≠
j)が0.1未満、好ましくは0.05未満であること
が好ましい。実質的に配向性を有している場合には、長
期間放置した場合に変形し実用上問題を生じることがあ
る。
未配向、一軸配向、二軸配向のいずれでも用い得るが、
実質的に無配向なフィルムであることが長期での寸法安
定性を良好とする上で好ましい。ここで、実質的に無配
向であるとは、分子鎖の配向程度が充分小さく機械特性
の異方性、光学特性の異方性が充分無視できるレベルに
あることを意味し、例えば長手方向と幅方向の破断強度
の比が0.6〜1.4の範囲、或いは長手方向、幅方
向、厚み方向それぞれの屈折率(Nx、Ny、Nz)の
差の絶対値|Ni−Nj|(i、j=x、y、z、i≠
j)が0.1未満、好ましくは0.05未満であること
が好ましい。実質的に配向性を有している場合には、長
期間放置した場合に変形し実用上問題を生じることがあ
る。
【0021】さらに、共重合ポリエステルフィルムの厚
みは、特に限定されず、1〜500μm程度の範囲から
適当な厚みを設定することができる。また、共重合ポリ
エステルフィルムの表面粗さや光学的特性等について
も、特に限定されるものではないが、農業用ハウスに適
用する場合には透明性の点から全光線透過率が、好まし
くは70%以上であるものが特性上好適である。
みは、特に限定されず、1〜500μm程度の範囲から
適当な厚みを設定することができる。また、共重合ポリ
エステルフィルムの表面粗さや光学的特性等について
も、特に限定されるものではないが、農業用ハウスに適
用する場合には透明性の点から全光線透過率が、好まし
くは70%以上であるものが特性上好適である。
【0022】さらに、本発明では、共重合ポリエステル
フィルムの表面にプライマー処理や表面処理を施すこと
によって、被覆層や防滴層との密着性、耐水性等が改良
されるので好ましく使用できる。表面処理としては、例
えばコロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中等)
やプラズマ処理(高圧、低圧)等を用いることができ
る。
フィルムの表面にプライマー処理や表面処理を施すこと
によって、被覆層や防滴層との密着性、耐水性等が改良
されるので好ましく使用できる。表面処理としては、例
えばコロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中等)
やプラズマ処理(高圧、低圧)等を用いることができ
る。
【0023】本発明において被覆層とは、紫外線吸収型
アクリル系樹脂を主成分とする層である。主成分とする
層とは、そのものが被覆層中50重量%以上であるもの
を指し、適宜、他の物質を添加してもよい。添加する樹
脂は特に限定されないが、例えばポリエステル系樹脂、
アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等を用いることが
できる。本発明においては、かかる被覆層が、前記フィ
ルム支持体の少なくとも一表面上に設けられる。
アクリル系樹脂を主成分とする層である。主成分とする
層とは、そのものが被覆層中50重量%以上であるもの
を指し、適宜、他の物質を添加してもよい。添加する樹
脂は特に限定されないが、例えばポリエステル系樹脂、
アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等を用いることが
できる。本発明においては、かかる被覆層が、前記フィ
ルム支持体の少なくとも一表面上に設けられる。
【0024】本発明において、紫外線吸収型アクリル系
樹脂とは、具体的には、紫外線吸収能を有する反応性ベ
ンゾフェノン系化合物或いは反応性ベンゾトリアゾール
系化合物と重合性不飽和基を有するアクリル系モノマー
との共重合体樹脂である。
樹脂とは、具体的には、紫外線吸収能を有する反応性ベ
ンゾフェノン系化合物或いは反応性ベンゾトリアゾール
系化合物と重合性不飽和基を有するアクリル系モノマー
との共重合体樹脂である。
【0025】ここで反応性のベンゾフェノン系化合物或
いは反応性ベンゾトリアゾール系化合物とは、いずれも
分子内に共重合が可能な不飽和基を有するモノマーであ
り、反応性ベンゾフェノン系化合物としては、例えば2
−ヒドロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ルオキシ)プロポキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシべンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−ビニルオキシカルボニルメト
キシベンゾフェノン等が用いることができ、反応性ベン
ゾトリアゾール系化合物としては、例えば2−(2′−
ヒドロキシ−3′−第三ブチル−5′−メチルフェニ
ル)−5−(2″−メタクリロイルオキシエチル)ベン
ゾトリアゾール、2(2′−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)−5−(2″−メタクリロイルオキシエチ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′メタクリルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタク
リルオキシエチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベン
ゾトリアゾール等が用いることができる。
いは反応性ベンゾトリアゾール系化合物とは、いずれも
分子内に共重合が可能な不飽和基を有するモノマーであ
り、反応性ベンゾフェノン系化合物としては、例えば2
−ヒドロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ルオキシ)プロポキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシべンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−ビニルオキシカルボニルメト
キシベンゾフェノン等が用いることができ、反応性ベン
ゾトリアゾール系化合物としては、例えば2−(2′−
ヒドロキシ−3′−第三ブチル−5′−メチルフェニ
ル)−5−(2″−メタクリロイルオキシエチル)ベン
ゾトリアゾール、2(2′−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)−5−(2″−メタクリロイルオキシエチ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′メタクリルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタク
リルオキシエチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベン
ゾトリアゾール等が用いることができる。
【0026】また、重合性不飽和基を有するアクリル系
モノマーとは、次に示す化学式1(R:水素又はメチル
基、R’:炭素数1〜18のアルキル基)で示されるア
ルキルアクリレート、及びアルキルメタクリレート、ア
クリル酸、メタクリル酸、β−ヒドロキシアクリレー
ト、β−ヒドロキシメタクリレート、β−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、β−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ポリオキシエチレングリコールモノメタクリレ
ート、ポリエチレンポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールモノメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−メチルメタクリル
アミド、N−n−ブトキシメチルアクリルアミド、アシ
ッドホスホオキシエチルメタクリレート、3−クロロ−
2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリレート、3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、テ
トラヒドロフルフリルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルメタクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート、3−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド、ポリオキシエチ
レングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレング
リコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ジプロムネオペンチルグリコールメタクリレート、テト
ラメチロールメタントリアクリレート等から選ばれた少
なくとも1種以上が用いることができる。
モノマーとは、次に示す化学式1(R:水素又はメチル
基、R’:炭素数1〜18のアルキル基)で示されるア
ルキルアクリレート、及びアルキルメタクリレート、ア
クリル酸、メタクリル酸、β−ヒドロキシアクリレー
ト、β−ヒドロキシメタクリレート、β−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、β−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ポリオキシエチレングリコールモノメタクリレ
ート、ポリエチレンポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールモノメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−メチルメタクリル
アミド、N−n−ブトキシメチルアクリルアミド、アシ
ッドホスホオキシエチルメタクリレート、3−クロロ−
2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリレート、3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、テ
トラヒドロフルフリルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルメタクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート、3−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド、ポリオキシエチ
レングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレング
リコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ジプロムネオペンチルグリコールメタクリレート、テト
ラメチロールメタントリアクリレート等から選ばれた少
なくとも1種以上が用いることができる。
【0027】
【化1】 中でも、共重合体は、その重合性や塗膜特性等の点でア
ルキルメタクリレート、アルキルアクリレートが好まし
く、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレートを
例示することができる。さらには基材との密着性の点で
カルボキシル基、メチロール基含有アクリルモノマーを
用いるのが好ましい。
ルキルメタクリレート、アルキルアクリレートが好まし
く、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレートを
例示することができる。さらには基材との密着性の点で
カルボキシル基、メチロール基含有アクリルモノマーを
用いるのが好ましい。
【0028】尚、紫外線吸収型アクリル系樹脂の組成面
では、反応性ベンゾフェノン系化合物として、2−ヒド
ロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン或いは2
−ヒドロキシ−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシ
ベンゾフェノン、反応性ベンゾトリアゾール化合物とし
て、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシ
エチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール或いは2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシエチル
フェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールと
アクリル系モノマーとして、メタクリル酸メチルとの組
み合わせを主体としたものが特性面で好ましい。また、
アクリル系モノマーは20重量%以上80重量%以下含
有させた場合、透明性、塗膜特性が優れるのでより好ま
しい。
では、反応性ベンゾフェノン系化合物として、2−ヒド
ロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン或いは2
−ヒドロキシ−4−(2−メタクリルオキシ)エトキシ
ベンゾフェノン、反応性ベンゾトリアゾール化合物とし
て、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシ
エチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール或いは2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリルオキシエチル
フェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールと
アクリル系モノマーとして、メタクリル酸メチルとの組
み合わせを主体としたものが特性面で好ましい。また、
アクリル系モノマーは20重量%以上80重量%以下含
有させた場合、透明性、塗膜特性が優れるのでより好ま
しい。
【0029】該紫外線吸収型アクリル系樹脂は水分散体
或いは有機溶媒体としも用い得るが、有機溶媒体の場合
は、有機溶媒として、例えばアルコール系、カルボン酸
エステル系、ケトン系、脂肪族炭化水素、脂環式又は芳
香族炭化水素系及びこれらの混合系を用いることがで
き、塗布性等に悪影響を及ぼさないものの選択が好まし
い。
或いは有機溶媒体としも用い得るが、有機溶媒体の場合
は、有機溶媒として、例えばアルコール系、カルボン酸
エステル系、ケトン系、脂肪族炭化水素、脂環式又は芳
香族炭化水素系及びこれらの混合系を用いることがで
き、塗布性等に悪影響を及ぼさないものの選択が好まし
い。
【0030】また、本発明では、紫外線吸収型アクリル
系樹脂のガラス転移温度が20〜80℃が好ましく、3
0〜60℃の範囲にあるものが取扱い性や被覆層の柔軟
性の点でより好ましい。
系樹脂のガラス転移温度が20〜80℃が好ましく、3
0〜60℃の範囲にあるものが取扱い性や被覆層の柔軟
性の点でより好ましい。
【0031】本発明では、被覆層の積層厚みは、特に限
定されるものではないが0.05〜50μmが好まし
く、0.1〜20μmの範囲にあるものが被覆層の均一
形成性、密着性等の点でより好ましい。また、被覆層に
は必要に応じて、本発明の効果を損なわない量で各種の
添加剤、例えば消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防
止剤、可塑剤、顔料、染料、無機又は有機の粒子、分散
剤等を含有せしめてもよい。
定されるものではないが0.05〜50μmが好まし
く、0.1〜20μmの範囲にあるものが被覆層の均一
形成性、密着性等の点でより好ましい。また、被覆層に
は必要に応じて、本発明の効果を損なわない量で各種の
添加剤、例えば消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防
止剤、可塑剤、顔料、染料、無機又は有機の粒子、分散
剤等を含有せしめてもよい。
【0032】本発明では、被覆層の密着性、耐溶剤性、
耐水性、耐スクラッチ性、耐熱性等をより良化せしめる
ため、該層に架橋結合剤を含有させることが好ましい。
耐水性、耐スクラッチ性、耐熱性等をより良化せしめる
ため、該層に架橋結合剤を含有させることが好ましい。
【0033】本発明でいう架橋結合剤とは、該層を構成
する樹脂等に存在する官能基、例えば、ヒドロキシル
基、カルボキシル基、グリシジル基、アミド基等と架橋
反応し、最終的には三次元網状構造を有する層とするた
めの架橋剤で、代表例としてはメチロール化或いはアル
キロール化した尿素系、メラミン系、アクリルアミド
系、ポリアミド系樹脂、及びエポキシ化合物、イソシア
ネート化合物、カップリング剤、アジリジン化合物等を
用いることができる。
する樹脂等に存在する官能基、例えば、ヒドロキシル
基、カルボキシル基、グリシジル基、アミド基等と架橋
反応し、最終的には三次元網状構造を有する層とするた
めの架橋剤で、代表例としてはメチロール化或いはアル
キロール化した尿素系、メラミン系、アクリルアミド
系、ポリアミド系樹脂、及びエポキシ化合物、イソシア
ネート化合物、カップリング剤、アジリジン化合物等を
用いることができる。
【0034】本発明では、これらの中でも支持体との密
着性、架橋性等からイソシアネート化合物を用いること
が好ましい。これらの架橋剤は、単独、場合によっては
2種以上を併用してもよい。添加する架橋結合剤の量は
架橋剤の種類によって適宜選択されるが、通常は樹脂固
形分100部に対し、0.01〜50重量部が好まし
く、0.2〜30重量部がより好ましい。架橋結合剤に
は、架橋触媒を併用するとより架橋が進むために更に好
ましい。架橋剤を加えた塗材は支持体に塗布後、加熱、
紫外線、電子線等によって架橋されるが、通常は加熱に
よる方法が一般的である。
着性、架橋性等からイソシアネート化合物を用いること
が好ましい。これらの架橋剤は、単独、場合によっては
2種以上を併用してもよい。添加する架橋結合剤の量は
架橋剤の種類によって適宜選択されるが、通常は樹脂固
形分100部に対し、0.01〜50重量部が好まし
く、0.2〜30重量部がより好ましい。架橋結合剤に
は、架橋触媒を併用するとより架橋が進むために更に好
ましい。架橋剤を加えた塗材は支持体に塗布後、加熱、
紫外線、電子線等によって架橋されるが、通常は加熱に
よる方法が一般的である。
【0035】本発明の外装材は、引張りヤング率が0.
1〜50kg/mm2 の範囲であることが必要であり、
好ましくは1〜30kg/mm2 の範囲である。引張り
ヤング率が小さ過ぎても大き過ぎても、フィルム製膜時
のワインディング性、他種基材との加工性等に問題を生
じる。また、農業用ハウスに適用した場合には特に展張
時の適性等に問題を生じる。
1〜50kg/mm2 の範囲であることが必要であり、
好ましくは1〜30kg/mm2 の範囲である。引張り
ヤング率が小さ過ぎても大き過ぎても、フィルム製膜時
のワインディング性、他種基材との加工性等に問題を生
じる。また、農業用ハウスに適用した場合には特に展張
時の適性等に問題を生じる。
【0036】さらに、本発明では、本発明の外装材を着
色基材の表面保護材に用いた場合、着色基材の退色防止
性から波長300〜350nm域の光線透過率が5%以
下が好ましく、さらに好ましくは1%以下であることが
望ましい。光線透過率が5%を超えるものは、経時によ
る退色が問題となり易い。
色基材の表面保護材に用いた場合、着色基材の退色防止
性から波長300〜350nm域の光線透過率が5%以
下が好ましく、さらに好ましくは1%以下であることが
望ましい。光線透過率が5%を超えるものは、経時によ
る退色が問題となり易い。
【0037】本発明の外装材を農業用ハウスに適用した
とき、外装材内面にはハウス内の土壌や植物から発散し
た水蒸気が凝縮して細かい水滴となって付着し、かかる
水滴が光線透過率の悪化など種々の弊害を起こすことか
ら本発明の外装材には防滴層を設けることが好ましい。
防滴層には、防滴剤として各種のものを用いることが可
能であり、通常、親水性ポリマー、界面活性剤、コロイ
ダルシリカ、アルミナゾル等やこれらの各種混合体を主
成分とするものが好適に用い得る。本発明においては、
かかる防滴層を、前記外装材の共重合ポリエステルフィ
ルム側の表層に設けるのが好ましい。
とき、外装材内面にはハウス内の土壌や植物から発散し
た水蒸気が凝縮して細かい水滴となって付着し、かかる
水滴が光線透過率の悪化など種々の弊害を起こすことか
ら本発明の外装材には防滴層を設けることが好ましい。
防滴層には、防滴剤として各種のものを用いることが可
能であり、通常、親水性ポリマー、界面活性剤、コロイ
ダルシリカ、アルミナゾル等やこれらの各種混合体を主
成分とするものが好適に用い得る。本発明においては、
かかる防滴層を、前記外装材の共重合ポリエステルフィ
ルム側の表層に設けるのが好ましい。
【0038】防滴層には、必要に応じて各種の添加剤、
例えば消泡剤、顔料、染料、酸化防止剤、塗布性改良剤
等を含有せしめてもよい。また、防滴層の積層厚みは、
特に限定されるものではないが0.01〜5μmが好ま
しく、より好ましくは0.05〜1μmの範囲にあるも
のが防滴性等の点で望ましい。
例えば消泡剤、顔料、染料、酸化防止剤、塗布性改良剤
等を含有せしめてもよい。また、防滴層の積層厚みは、
特に限定されるものではないが0.01〜5μmが好ま
しく、より好ましくは0.05〜1μmの範囲にあるも
のが防滴性等の点で望ましい。
【0039】次に本発明の外装材の製造方法について説
明するが、かかる例のみに限定されるものではない。
明するが、かかる例のみに限定されるものではない。
【0040】A.共重合ポリエステルの製造 所定のハードセグメントを構成する芳香族及び/又は脂
環族ジカルボン酸又はこれらよりなるジメチルエステル
とソフトセグメント及びこれに見合うアルコール成分と
を加え、周知のポリエステル重合法によって共重合ポリ
エステルを得る。
環族ジカルボン酸又はこれらよりなるジメチルエステル
とソフトセグメント及びこれに見合うアルコール成分と
を加え、周知のポリエステル重合法によって共重合ポリ
エステルを得る。
【0041】B.共重合ポリエステルフィルムの製造 こうして得られた共重合ポリエステルを乾燥後、押出機
より溶融押出して、T型口金を用いてシート状に口金よ
り吐出させ、冷却ロール又は水等の冷媒中に導いて固化
させる(こうして得られたシート状物を以下キャストフ
ィルムと称する。)通常押出温度は融点+10〜融点+
80℃の温度範囲であり、また、冷却温度は5〜90℃
の範囲、好ましくは15〜70℃の範囲であると好まし
い。
より溶融押出して、T型口金を用いてシート状に口金よ
り吐出させ、冷却ロール又は水等の冷媒中に導いて固化
させる(こうして得られたシート状物を以下キャストフ
ィルムと称する。)通常押出温度は融点+10〜融点+
80℃の温度範囲であり、また、冷却温度は5〜90℃
の範囲、好ましくは15〜70℃の範囲であると好まし
い。
【0042】次いで、該キャストフィルムを熱処理する
が、熱処理温度としては、Tcc〜該共重合ポリエステ
ルの融点(Tm)の温度範囲、好ましくはTcc〜Tm
−10℃の温度範囲である。処理時間としては特に限定
されないが、通常1秒〜30分であり、特に好ましい方
法としては、所定の温度コントロールされた加熱ロー
ル、温水中もしくは、水蒸気中で熱処理を施すと均一に
処理され効果的であるので好ましい。次いで、該熱処理
を施した後、必要に応じて乾燥ロール或いは乾燥オーブ
ンに導き、冷却ロールで室温に冷却し、必要に応じて、
表面処理等を施し巻き取る。
が、熱処理温度としては、Tcc〜該共重合ポリエステ
ルの融点(Tm)の温度範囲、好ましくはTcc〜Tm
−10℃の温度範囲である。処理時間としては特に限定
されないが、通常1秒〜30分であり、特に好ましい方
法としては、所定の温度コントロールされた加熱ロー
ル、温水中もしくは、水蒸気中で熱処理を施すと均一に
処理され効果的であるので好ましい。次いで、該熱処理
を施した後、必要に応じて乾燥ロール或いは乾燥オーブ
ンに導き、冷却ロールで室温に冷却し、必要に応じて、
表面処理等を施し巻き取る。
【0043】C.外装材の製造 前記共重合ポリエステルフィルムに被覆層、防滴層を設
ける方法としては、製膜工程内で、該フィルムに予め所
定量に調整したそれぞれの塗液を塗布し、しかる後に乾
燥して被覆層、防汚層を設ける方法、基体フィルム単膜
として卷き取った後に、塗布−乾燥の工程を設ける方法
などが好ましく適用できる。塗布方法は特に限定されず
押出しラミネート法、メルトコーティング法等を用いて
もよいが、高速で薄膜コートすることが可能であるとい
う理由からグラビヤコート法、リバースコート法、スプ
レイコート法、キッスコート法、ダイコート法、メタリ
ングバーコート法等の方法を用いることができる。尚、
塗材濃度、塗膜乾燥条件等は特に限定されるものではな
いが、塗膜乾燥条件は被覆層や基体フィルムの諸特性に
悪影響を及ぼさない範囲で行うのが望ましい。
ける方法としては、製膜工程内で、該フィルムに予め所
定量に調整したそれぞれの塗液を塗布し、しかる後に乾
燥して被覆層、防汚層を設ける方法、基体フィルム単膜
として卷き取った後に、塗布−乾燥の工程を設ける方法
などが好ましく適用できる。塗布方法は特に限定されず
押出しラミネート法、メルトコーティング法等を用いて
もよいが、高速で薄膜コートすることが可能であるとい
う理由からグラビヤコート法、リバースコート法、スプ
レイコート法、キッスコート法、ダイコート法、メタリ
ングバーコート法等の方法を用いることができる。尚、
塗材濃度、塗膜乾燥条件等は特に限定されるものではな
いが、塗膜乾燥条件は被覆層や基体フィルムの諸特性に
悪影響を及ぼさない範囲で行うのが望ましい。
【0044】
【特性の測定方法および評価方法】本発明の特性値は、
次の評価方法、評価基準による。
次の評価方法、評価基準による。
【0045】(1)引張りヤング率、破断伸度 ASTM−D−882−81(A法)に準じて、測定し
た。
た。
【0046】(2)固有粘度(IV) o−クロロフェノールを溶媒として、25℃で測定し
た。単位はdl/gである。
た。単位はdl/gである。
【0047】(3)臭素化 ASTM−D−1159に準じて、測定した。単位はg
/100gである。
/100gである。
【0048】(4)融点(Tm)、ガラス転移温度(T
m)、冷結晶化温度(Tcc)、ΔTcg 示差走査型熱量計DSC−2型(パーキンエルマー社
製)を用いて、測定した。詳しくは、窒素気流下にて、
280℃×5分間溶融保持し、次いで液体窒素を用いて
冷却した。こうして得られたサンプルを10℃/分の昇
温速度で昇温していった際に、ガラス状態からゴム状態
への転移にもとづく比熱変化を読み取りこの温度をガラ
ス転移温度(Tg)とする。また、結晶化に伴う発熱ピ
ーク温度を冷結晶化温度(Tcc)、結晶融熱に基づく
吸熱ピーク温度を融点(Tm)とした。また、ΔTcg
は以下の式により定義される。
m)、冷結晶化温度(Tcc)、ΔTcg 示差走査型熱量計DSC−2型(パーキンエルマー社
製)を用いて、測定した。詳しくは、窒素気流下にて、
280℃×5分間溶融保持し、次いで液体窒素を用いて
冷却した。こうして得られたサンプルを10℃/分の昇
温速度で昇温していった際に、ガラス状態からゴム状態
への転移にもとづく比熱変化を読み取りこの温度をガラ
ス転移温度(Tg)とする。また、結晶化に伴う発熱ピ
ーク温度を冷結晶化温度(Tcc)、結晶融熱に基づく
吸熱ピーク温度を融点(Tm)とした。また、ΔTcg
は以下の式により定義される。
【0049】ΔTcg=Tcc−Tg
【0050】(6)紫外線遮断性 日立340型広帯域自記分光光度計((株)日立製作所
製)を用いて、波長300〜700nm域の吸収スペク
トルを測定し、以下の如く判定した。
製)を用いて、波長300〜700nm域の吸収スペク
トルを測定し、以下の如く判定した。
【0051】 ○:良好(波長300〜350nm域の光線透過率5%
未満) △:やや劣る(波長300〜350nm域の光線透過率
5%以上10%未満) ×:不良(波長300〜350nm域の光線透過率10
%以上)
未満) △:やや劣る(波長300〜350nm域の光線透過率
5%以上10%未満) ×:不良(波長300〜350nm域の光線透過率10
%以上)
【0052】(7)耐久性 ユーブコン試験器((株)東洋精機製作所製)を用い
て、80時間照射した後のフィルム破断伸度を測定し、
伸度保持率から以下の基準で判定した。
て、80時間照射した後のフィルム破断伸度を測定し、
伸度保持率から以下の基準で判定した。
【0053】 ○:良好(伸度保持率60%以上) △:やや劣る(伸度保持率30%以上60%未満) ×:劣る(伸度保持率30%未満)
【0054】(8)防滴性 屋外の約22坪の鉄骨ハウスの屋根部に水平面から15
度の角度に外装材を展張し、作物栽培下で冬期3ケ月間
(1月〜3月)の防滴性能を観察した。判定基準は以下
の如くとした。
度の角度に外装材を展張し、作物栽培下で冬期3ケ月間
(1月〜3月)の防滴性能を観察した。判定基準は以下
の如くとした。
【0055】 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る
【0056】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0057】実施例1 酸成分として、ダイマー酸ジメチル(ユニケマ社製、臭
素化1g/100g)10モル%、アジピン酸5モル%
及びテレフタル酸85モル%、アルコール成分として、
エチレングリコール55モル%及び1,4−ブタンジオ
ール45モル%を用い、固有粘度(IV)0.85の共
重合ポリエステルを重合した。得られたポリマーを常法
によって120℃で真空乾燥した後、押出機にて220
℃で溶融し、Tダイよりシート状に押出し、20℃の冷
却ロール上に水を凝結させた状態で静電印加キャストし
た。得られたフィルムに更に80℃、10秒の熱処理を
施し、厚さ100μmの透明フィルムを作製した。
素化1g/100g)10モル%、アジピン酸5モル%
及びテレフタル酸85モル%、アルコール成分として、
エチレングリコール55モル%及び1,4−ブタンジオ
ール45モル%を用い、固有粘度(IV)0.85の共
重合ポリエステルを重合した。得られたポリマーを常法
によって120℃で真空乾燥した後、押出機にて220
℃で溶融し、Tダイよりシート状に押出し、20℃の冷
却ロール上に水を凝結させた状態で静電印加キャストし
た。得られたフィルムに更に80℃、10秒の熱処理を
施し、厚さ100μmの透明フィルムを作製した。
【0058】かくして得られたフィルムの一表面をコロ
ナ放電処理し、該表面に塗材としてトルエン/メチルエ
チルケトン(混合比1:1)を希釈溶媒しと、これにベ
ンゾフェノン誘導体を含む紫外線吸収型アクリル系樹脂
ULS−935LH(一方社油脂工業(株)製)と該樹
脂の固形分当たり5重量部のイソシアネート化合物“コ
ロネート”HX(日本ポリウレタン工業(株)製)を均
一溶解させた濃度15重量%の塗材を塗布後、塗布層を
120℃で1分間乾燥させ、厚さ2.5μmの被覆層を
有する外装材を得た。外装材は表1に示した通り、各特
性に優れるものであった。
ナ放電処理し、該表面に塗材としてトルエン/メチルエ
チルケトン(混合比1:1)を希釈溶媒しと、これにベ
ンゾフェノン誘導体を含む紫外線吸収型アクリル系樹脂
ULS−935LH(一方社油脂工業(株)製)と該樹
脂の固形分当たり5重量部のイソシアネート化合物“コ
ロネート”HX(日本ポリウレタン工業(株)製)を均
一溶解させた濃度15重量%の塗材を塗布後、塗布層を
120℃で1分間乾燥させ、厚さ2.5μmの被覆層を
有する外装材を得た。外装材は表1に示した通り、各特
性に優れるものであった。
【0059】実施例2 酸成分として、ダイマー酸ジメチル20モル%、及びテ
レフタル酸80モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール37モル%及び1,4−ブタンジオール6
3モル%を用い、固有粘度(IV)0.80の共重合ポ
リエステルを重合した。得られたポリマーから、実施例
1と同様に透明フィルムを作製し、以下、被覆層として
ベンゾトリアゾール誘導体を含む紫外線吸収型アクリル
系樹脂003(一方社油脂工業(株)製)を用いた他
は、実施例1と同一手法で外装材を得た。表1に示した
様に外装材は各特性に優れていた。
レフタル酸80モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール37モル%及び1,4−ブタンジオール6
3モル%を用い、固有粘度(IV)0.80の共重合ポ
リエステルを重合した。得られたポリマーから、実施例
1と同様に透明フィルムを作製し、以下、被覆層として
ベンゾトリアゾール誘導体を含む紫外線吸収型アクリル
系樹脂003(一方社油脂工業(株)製)を用いた他
は、実施例1と同一手法で外装材を得た。表1に示した
様に外装材は各特性に優れていた。
【0060】実施例3 酸成分として、ダイマー酸ジメチル20モル%、イソフ
タル酸15モル%及びテレフタル酸65モル%、アルコ
ール成分として、エチレングリコール25モル%及び
1,4−ブタンジオール75モル%を用い、固有粘度
(IV)0.89の共重合ポリエステルAを重合した。
一方、これとは別に、組成は共重合ポリエステルAと同
等、固有粘度が0.8の共重合ポリエステルBを重合し
た。得られたポリマーを常法によって120℃で真空乾
燥し、2基の押出機と3層溶融共押出が可能な口金を備
えた押出機にて、一方の押出機に共重合ポリエステル
A、他方の押出機に共重合ポリエステルBを供して22
0℃で溶融し、TダイよりB/A/Bの3層の共押出を
行い、実施例1と同様にしてフィルムを作製した。積層
比は、B/A/B:5μm/9μm/5μmとした。
タル酸15モル%及びテレフタル酸65モル%、アルコ
ール成分として、エチレングリコール25モル%及び
1,4−ブタンジオール75モル%を用い、固有粘度
(IV)0.89の共重合ポリエステルAを重合した。
一方、これとは別に、組成は共重合ポリエステルAと同
等、固有粘度が0.8の共重合ポリエステルBを重合し
た。得られたポリマーを常法によって120℃で真空乾
燥し、2基の押出機と3層溶融共押出が可能な口金を備
えた押出機にて、一方の押出機に共重合ポリエステル
A、他方の押出機に共重合ポリエステルBを供して22
0℃で溶融し、TダイよりB/A/Bの3層の共押出を
行い、実施例1と同様にしてフィルムを作製した。積層
比は、B/A/B:5μm/9μm/5μmとした。
【0061】かくして得られたフィルムの表面に、実施
例1と同一手法で被覆層を設け外装材を得た。表1に示
した如く、外装材は各特性に優れたものであった。
例1と同一手法で被覆層を設け外装材を得た。表1に示
した如く、外装材は各特性に優れたものであった。
【0062】実施例4 実施例1の被覆層を設けたポリエステルフィルムの反対
面をコロナ放電処理し、該面に防滴剤として水を希釈溶
媒とし、これにポリビニルアルコール“デンカポバー
ル”K−24E(電気化学工業(株)製)とコロイダル
シリカ“キャタロイド”S−30L(触媒化成工業
(株)製)、非イオン系界面活性剤“ノニオン”NS−
210(日本油脂工業(株)製)を固形分重量比が8
0:19.7:0.3の組成で均一分散させた濃度10
重量%の塗材を塗布し、塗布層を120℃で1分間乾燥
させ、厚さ0.8μmの防滴層を設けた。表1に外装材
の特性を示す。かくして得られた外装材を農業用ハウス
に被覆した。該農業用ハウスは紫外線遮断性を有しつつ
防滴性が良好で、光線透過率に優れるものであった。
面をコロナ放電処理し、該面に防滴剤として水を希釈溶
媒とし、これにポリビニルアルコール“デンカポバー
ル”K−24E(電気化学工業(株)製)とコロイダル
シリカ“キャタロイド”S−30L(触媒化成工業
(株)製)、非イオン系界面活性剤“ノニオン”NS−
210(日本油脂工業(株)製)を固形分重量比が8
0:19.7:0.3の組成で均一分散させた濃度10
重量%の塗材を塗布し、塗布層を120℃で1分間乾燥
させ、厚さ0.8μmの防滴層を設けた。表1に外装材
の特性を示す。かくして得られた外装材を農業用ハウス
に被覆した。該農業用ハウスは紫外線遮断性を有しつつ
防滴性が良好で、光線透過率に優れるものであった。
【0063】比較例1 酸成分としてダイマー酸ジメチル12モル%とジメチル
テレフタレート88モル%、アルコール成分としてエチ
レングリコール100モル%をから、固有粘度(IV)
0.88の共重合ポリエステルを重合した。得られたポ
リマーから、実施例1と同様に製膜しフィルムを作製し
たが、該フィルムからなる外装材は硬く柔軟性に欠ける
ものであった。
テレフタレート88モル%、アルコール成分としてエチ
レングリコール100モル%をから、固有粘度(IV)
0.88の共重合ポリエステルを重合した。得られたポ
リマーから、実施例1と同様に製膜しフィルムを作製し
たが、該フィルムからなる外装材は硬く柔軟性に欠ける
ものであった。
【0064】比較例2 実施例1で被覆層を設けずに作製した外装材の特性は表
1に示したように耐久性に劣ることが判る。
1に示したように耐久性に劣ることが判る。
【0065】比較例3 実施例1に基づき、実施例1と同じ基材に、被覆層を形
成する塗材としてポリエステル樹脂“バイロン”200
(東洋紡績(株)製)とベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤“Tinuvin”P(チバ・ガイギー社製)を固
形分重量比80:20に混合した濃度15重量%の均一
塗材を塗布し、塗布層を110℃で1分間乾燥させ厚さ
4.5μmの被覆層を有する外装材を得た。得られた外
装材の特性を表1に示した。このような被覆層の系では
耐久性に不安のあることが判る。
成する塗材としてポリエステル樹脂“バイロン”200
(東洋紡績(株)製)とベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤“Tinuvin”P(チバ・ガイギー社製)を固
形分重量比80:20に混合した濃度15重量%の均一
塗材を塗布し、塗布層を110℃で1分間乾燥させ厚さ
4.5μmの被覆層を有する外装材を得た。得られた外
装材の特性を表1に示した。このような被覆層の系では
耐久性に不安のあることが判る。
【表1】
【0066】
【発明の効果】本発明の外装材においては、特定の共重
合ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、特定の樹
脂組成物を主成分とした被覆層を形成せしめたので、次
のような優れた効果を得ることができた。
合ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、特定の樹
脂組成物を主成分とした被覆層を形成せしめたので、次
のような優れた効果を得ることができた。
【0067】まず、本発明の外装材は、優れた柔軟性を
有しているので他素材との加工性に優れている。
有しているので他素材との加工性に優れている。
【0068】また、本発明の外装材は、ブリードアウト
等を生じることなく、優れた紫外線遮断性を有してお
り、しかもその耐久性に優れている。
等を生じることなく、優れた紫外線遮断性を有してお
り、しかもその耐久性に優れている。
【0069】さらに、本発明の外装材を展張した農業用
ハウスは、優れた防滴性を有しており、しかもその優れ
た効果をそのまま持続させることができるので入射光の
透過を妨げない。
ハウスは、優れた防滴性を有しており、しかもその優れ
た効果をそのまま持続させることができるので入射光の
透過を妨げない。
【0070】本発明の外装材は、上記のような優れた特
性を有するので、光学用、グラフィック用、各種基材
(プラスチック、ガラス、金属、木材、紙、布、無機材
料等)のオーバーレイ用、マーキングフィルム用、ラベ
ル用、テント用、屋外展張用(農業用ハウス等)など広
範囲に適用できる。
性を有するので、光学用、グラフィック用、各種基材
(プラスチック、ガラス、金属、木材、紙、布、無機材
料等)のオーバーレイ用、マーキングフィルム用、ラベ
ル用、テント用、屋外展張用(農業用ハウス等)など広
範囲に適用できる。
Claims (8)
- 【請求項1】 ΔTcg(冷結晶化温度とガラス転移温
度との差)が60℃以下の共重合ポリエステルフィルム
の少なくとも片面に、紫外線吸収型アクリル系樹脂を主
成分とした被覆層が設けられ、かつ、引張りヤング率が
0.1〜50kg/mm2 であることを特徴とする外装
材。 - 【請求項2】 共重合ポリエステルが、アルコール成分
としてHO−(CH2)2n−OH(n:1〜10)から
選ばれた少なくとも2種のジオール成分残基を含有し、
全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸残基を40〜99
モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1モル%
含有してなることを特徴とする請求項1に記載の外装
材。 - 【請求項3】 長鎖脂肪族ジカルボン酸がダイマー酸で
あることを特徴とする請求項2に記載の外装材。 - 【請求項4】 紫外線吸収型アクリル系樹脂のガラス転
移温度が20〜80℃であることを特徴とする請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の外装材。 - 【請求項5】 波長300〜350nm域の光線透過率
が5%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項4
のいずれかに記載の外装材。 - 【請求項6】 被覆層が架橋されてなることを特徴とす
る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の外装材。 - 【請求項7】 被覆層を設けた面の反対側の面に防滴層
を設けてなることを特徴とする請求項1〜請求項6のい
ずれかに記載の外装材。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
外装材を用いてなることを特徴とする農業用ハウス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338476A JPH10175276A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 外装材およびそれを用いてなる農業用ハウス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338476A JPH10175276A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 外装材およびそれを用いてなる農業用ハウス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175276A true JPH10175276A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18318525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8338476A Pending JPH10175276A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 外装材およびそれを用いてなる農業用ハウス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175276A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000177070A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-27 | Nippon Shokubai Co Ltd | 紫外線吸収性積層型樹脂材 |
| WO2007037501A1 (en) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition for forming ultraviolet absorbing layer and laminate comprising ultraviolet absorbing layer |
| JP2007197668A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-08-09 | Lintec Corp | マーキング用粘着シート |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8338476A patent/JPH10175276A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000177070A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-27 | Nippon Shokubai Co Ltd | 紫外線吸収性積層型樹脂材 |
| WO2007037501A1 (en) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition for forming ultraviolet absorbing layer and laminate comprising ultraviolet absorbing layer |
| JP2009510189A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | 株式会社日本触媒 | 紫外線吸収層形成用樹脂組成物および紫外線吸収層含有積層体 |
| EP1928941A4 (en) * | 2005-09-27 | 2011-01-12 | Nippon Catalytic Chem Ind | RESIN COMPOSITION FOR ULTRAVIOLET ABSORBENT LAYER FORMATION AND LAMINATE COMPRISING SAID LAYER |
| US8003222B2 (en) | 2005-09-27 | 2011-08-23 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition for forming ultraviolet absorbing layer and laminate comprising ultraviolet absorbing layer |
| JP2007197668A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-08-09 | Lintec Corp | マーキング用粘着シート |
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