JPH1035341A - 車両用カーペットアンダー材の成形方法 - Google Patents
車両用カーペットアンダー材の成形方法Info
- Publication number
- JPH1035341A JPH1035341A JP21329296A JP21329296A JPH1035341A JP H1035341 A JPH1035341 A JP H1035341A JP 21329296 A JP21329296 A JP 21329296A JP 21329296 A JP21329296 A JP 21329296A JP H1035341 A JPH1035341 A JP H1035341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- molding
- carpet
- concave
- under material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 40
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 claims abstract description 11
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 7
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 6
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 6
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 2
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 2
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 2
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 235000012766 Cannabis sativa ssp. sativa var. sativa Nutrition 0.000 description 1
- 235000012765 Cannabis sativa ssp. sativa var. spontanea Nutrition 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- -1 and for example Substances 0.000 description 1
- 235000009120 camo Nutrition 0.000 description 1
- 235000005607 chanvre indien Nutrition 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000011487 hemp Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成簡易に浮き発生をなくし、高品質化を達
成することができるアンダー材の成形方法を提供する。 【解決手段】 所定大に切断された不織布原反1を加熱
し、成形金型2にて車体パネルに応じた凹凸部12aを
有する形状に圧縮成形する車両用カーペットアンダー材
の成形方法において、前記パネルの凹凸部に対応して、
前記不織布原反1の裏面側部位に原反厚さ方向に複数の
スリット1aを設けておくことにより、前記不織布原反
1が成形金型2による圧縮成形過程でスリット1aを介
して鋭角な凸凹部12a形状に形成されるようにした。
成することができるアンダー材の成形方法を提供する。 【解決手段】 所定大に切断された不織布原反1を加熱
し、成形金型2にて車体パネルに応じた凹凸部12aを
有する形状に圧縮成形する車両用カーペットアンダー材
の成形方法において、前記パネルの凹凸部に対応して、
前記不織布原反1の裏面側部位に原反厚さ方向に複数の
スリット1aを設けておくことにより、前記不織布原反
1が成形金型2による圧縮成形過程でスリット1aを介
して鋭角な凸凹部12a形状に形成されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室やトランク内
などに敷設されるカーペットの裏打ち層である車両用カ
ーペットアンダー材の成形方法に関するものである。
などに敷設されるカーペットの裏打ち層である車両用カ
ーペットアンダー材の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用カーペット構造は、フロア
側のパネル形状に合わせて立体的な一枚物として作成さ
れるとともに、例えば、表皮層に裏打ち層として不織布
などのカーペットアンダー材(以下、アンダー材と略す
こともある)を設けることにより、表皮層が主に外観特
性を付与し、アンダー材が防音性能,剛性ないしは保持
性能などを付与する。また、カーペットを敷設する車室
やトランク内のパネル形状は平坦であることは希で、一
般的に大小の凹凸部を有しており、カーペットがそのパ
ネルに隙間なく敷かれないと、外観の平面性や防音性能
などが損なわれる。このパネルへの密着性は直に接する
アンダー材の成形性に専ら左右される。アンダー材とし
ては発泡ウレタン系と繊維を圧縮成形した不織布系に大
別されるが、車両用としては不織布の方が防音性能など
で優れているため多用されている。
側のパネル形状に合わせて立体的な一枚物として作成さ
れるとともに、例えば、表皮層に裏打ち層として不織布
などのカーペットアンダー材(以下、アンダー材と略す
こともある)を設けることにより、表皮層が主に外観特
性を付与し、アンダー材が防音性能,剛性ないしは保持
性能などを付与する。また、カーペットを敷設する車室
やトランク内のパネル形状は平坦であることは希で、一
般的に大小の凹凸部を有しており、カーペットがそのパ
ネルに隙間なく敷かれないと、外観の平面性や防音性能
などが損なわれる。このパネルへの密着性は直に接する
アンダー材の成形性に専ら左右される。アンダー材とし
ては発泡ウレタン系と繊維を圧縮成形した不織布系に大
別されるが、車両用としては不織布の方が防音性能など
で優れているため多用されている。
【0003】図3はアンダー材として不織布原反を用い
た場合の従来成形方法を模式的に示している。同図の不
織布原反1は、高融点であるポリエステル繊維を70〜
95重量%程度と、低融点(110℃)のポリエステル
繊維を5〜30重量%程度含む繊維配合であり、低融点
である熱可塑性のポリエステル繊維が成形時に加熱溶融
して成形性とともにバインダーとして機能する。そし
て、この不織布原反1は、製品に応じて設計されたブラ
ンク大に切断されており、熱風炉などの加熱手段によっ
て、約200℃に加熱された後、成形金型2にセットさ
れて、上下型3,4の型締めにより圧縮されつつプレス
成形されて形状出しされる。なお、下型4の成形面には
パネル側の凹部に対応した凹部4a,4bが設けられて
いる。したがって、成形されたアンダー材10にはその
凹部4a,4bに応じた凸部11a,11bが形成され
ている。
た場合の従来成形方法を模式的に示している。同図の不
織布原反1は、高融点であるポリエステル繊維を70〜
95重量%程度と、低融点(110℃)のポリエステル
繊維を5〜30重量%程度含む繊維配合であり、低融点
である熱可塑性のポリエステル繊維が成形時に加熱溶融
して成形性とともにバインダーとして機能する。そし
て、この不織布原反1は、製品に応じて設計されたブラ
ンク大に切断されており、熱風炉などの加熱手段によっ
て、約200℃に加熱された後、成形金型2にセットさ
れて、上下型3,4の型締めにより圧縮されつつプレス
成形されて形状出しされる。なお、下型4の成形面には
パネル側の凹部に対応した凹部4a,4bが設けられて
いる。したがって、成形されたアンダー材10にはその
凹部4a,4bに応じた凸部11a,11bが形成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、カー
ペットアンダー材の成形方法において、下型4に設けら
れた凹部4a,4bなどが比較的浅いような態様では、
不織布原反1が圧縮成形される過程でその窪み内に充填
ないしは埋め込まれて設計通りに形状出しされる。 と
ころが、成形面に形成される凹部等の窪みが、20mm
というように深い態様では、同図(b)に示す如く圧縮
成形によっても不織布原反1が凹部内に完全に充填され
難くなり、同図の拡大部のように成形されたアンダー材
10の凸部11aが凹部4aの底面に当たらない部分、
いわゆる浮きができて丸みを持ったり、部分的に欠ける
という不具合が生じる。この浮き発生は、不織布原反の
繊維素材や圧縮度合によっても異なるが、アンダー材1
0の形状が平坦な表面10aで、その裏面10bに比較
的深く、かつ鋭角な立ち上がりを持つ凸部を形成する場
合に生じ易い。そして、このような浮きは、パネル面と
の密着性を損ねて使用状態での平面性を維持できず、表
面に波打ちなどを形成して外観低下の要因になってい
る。
ペットアンダー材の成形方法において、下型4に設けら
れた凹部4a,4bなどが比較的浅いような態様では、
不織布原反1が圧縮成形される過程でその窪み内に充填
ないしは埋め込まれて設計通りに形状出しされる。 と
ころが、成形面に形成される凹部等の窪みが、20mm
というように深い態様では、同図(b)に示す如く圧縮
成形によっても不織布原反1が凹部内に完全に充填され
難くなり、同図の拡大部のように成形されたアンダー材
10の凸部11aが凹部4aの底面に当たらない部分、
いわゆる浮きができて丸みを持ったり、部分的に欠ける
という不具合が生じる。この浮き発生は、不織布原反の
繊維素材や圧縮度合によっても異なるが、アンダー材1
0の形状が平坦な表面10aで、その裏面10bに比較
的深く、かつ鋭角な立ち上がりを持つ凸部を形成する場
合に生じ易い。そして、このような浮きは、パネル面と
の密着性を損ねて使用状態での平面性を維持できず、表
面に波打ちなどを形成して外観低下の要因になってい
る。
【0005】本発明は、上記した問題を解消するもので
あり、その目的は構成簡易に浮き発生をなくし、高品質
化を達成することができるアンダー材の成形方法を提供
することにある。他の目的は以下の内容説明とともに明
らかにする。
あり、その目的は構成簡易に浮き発生をなくし、高品質
化を達成することができるアンダー材の成形方法を提供
することにある。他の目的は以下の内容説明とともに明
らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の車両
用カーペットアンダー材の成形方法は、所定大に切断さ
れた不織布原反を加熱し、成形金型にて車体パネルに応
じた凹凸部を有する形状に圧縮成形する車両用カーペッ
トアンダー材の成形方法において、前記パネルの凹凸部
に対応して、前記不織布原反の裏面側部位に原反厚さ方
向に複数のスリットを設けておくことにより、前記不織
布原反が前記成形金型による圧縮成形過程で前記スリッ
トを介して鋭角な凸凹部形状に形成されるようにしたも
のである。
用カーペットアンダー材の成形方法は、所定大に切断さ
れた不織布原反を加熱し、成形金型にて車体パネルに応
じた凹凸部を有する形状に圧縮成形する車両用カーペッ
トアンダー材の成形方法において、前記パネルの凹凸部
に対応して、前記不織布原反の裏面側部位に原反厚さ方
向に複数のスリットを設けておくことにより、前記不織
布原反が前記成形金型による圧縮成形過程で前記スリッ
トを介して鋭角な凸凹部形状に形成されるようにしたも
のである。
【0007】以上の本発明指向は、従来方法で生じる浮
きを解消する手法として、不織布原反の繊維素材構成を
問わず、不織布原反に対し最も圧縮変形される部位にス
リットを設けて、そのスリットの物理的作用により不織
布原反の対応部分が凹部内に充填変形ないしは圧縮充填
し易くしたものである。したがって、本発明において、
不織布原反の繊維素材としては、ポリエステル繊維に限
らず、例えば、ポリスチレン,ナイロンなどの合成繊
維、羊毛や麻などの天然繊維、これらの再生繊維などを
使用することができる。またその繊維素材の目付け量や
繊維径および長さも通常の態様であれば特に規制されな
い。
きを解消する手法として、不織布原反の繊維素材構成を
問わず、不織布原反に対し最も圧縮変形される部位にス
リットを設けて、そのスリットの物理的作用により不織
布原反の対応部分が凹部内に充填変形ないしは圧縮充填
し易くしたものである。したがって、本発明において、
不織布原反の繊維素材としては、ポリエステル繊維に限
らず、例えば、ポリスチレン,ナイロンなどの合成繊
維、羊毛や麻などの天然繊維、これらの再生繊維などを
使用することができる。またその繊維素材の目付け量や
繊維径および長さも通常の態様であれば特に規制されな
い。
【0008】また、カーペットアンダー材は、不織布原
反を加熱し、成形金型にて車体パネルに応じた凹凸部を
有する形状に圧縮成形されることを前提要件としてい
る。この場合の態様としては、カーペットアンダー材の
みを形成する場合と、不織布原反の上面に表皮層である
繊維材等を付設しておき、カーペットアンダー材の成形
と同時に表皮層を一体化して製品を得る場合とがあり、
本発明は何れであってよい。
反を加熱し、成形金型にて車体パネルに応じた凹凸部を
有する形状に圧縮成形されることを前提要件としてい
る。この場合の態様としては、カーペットアンダー材の
みを形成する場合と、不織布原反の上面に表皮層である
繊維材等を付設しておき、カーペットアンダー材の成形
と同時に表皮層を一体化して製品を得る場合とがあり、
本発明は何れであってよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車両用カーペ
ットアンダー材の成形方法の要部工程を示し、同(a)
は型締め前、同(b)は型締め後の状態である。なお、
図1の成形方法は、従来方法に対し不織布原反に予めス
リットを形成する点で相違し、使用する成形金型などは
同じことから、図3と同じ部位には同じ符号を付してい
る。本発明の車両用カーペットアンダー材の成形方法
は、不織布原反1にスリット1aを形成するスリット形
成工程と、不織布原反1を加熱する加熱工程および成形
金型2により圧縮成形する成形工程とからなっている。
以下、各工程毎に詳述する。
ットアンダー材の成形方法の要部工程を示し、同(a)
は型締め前、同(b)は型締め後の状態である。なお、
図1の成形方法は、従来方法に対し不織布原反に予めス
リットを形成する点で相違し、使用する成形金型などは
同じことから、図3と同じ部位には同じ符号を付してい
る。本発明の車両用カーペットアンダー材の成形方法
は、不織布原反1にスリット1aを形成するスリット形
成工程と、不織布原反1を加熱する加熱工程および成形
金型2により圧縮成形する成形工程とからなっている。
以下、各工程毎に詳述する。
【0010】使用される織布原反1は、高融点であるポ
リエステル繊維を80重量%程度と、低融点(融点が約
110℃)のポリエステル繊維を20重量%程度含む繊
維配合であり、低融点である熱可塑性のポリエステル繊
維が成形時に加熱溶融して成形性とともにバインダーと
して機能する点、製品に応じて設計されたブランク大に
切断される点で従来と同様である。しかし、この不織布
原反1には、加熱工程に送られる前に複数のスリット1
aが形成される点で相違している。なお、不織布原反1
の厚さT1は約40mmである。
リエステル繊維を80重量%程度と、低融点(融点が約
110℃)のポリエステル繊維を20重量%程度含む繊
維配合であり、低融点である熱可塑性のポリエステル繊
維が成形時に加熱溶融して成形性とともにバインダーと
して機能する点、製品に応じて設計されたブランク大に
切断される点で従来と同様である。しかし、この不織布
原反1には、加熱工程に送られる前に複数のスリット1
aが形成される点で相違している。なお、不織布原反1
の厚さT1は約40mmである。
【0011】このスリット1aは、敷設面である車体フ
ロアなどのパネルの凹凸部に対応して形成されている。
すなわち、下型4の成形面は前記パネルの形状に対応
し、パネルの凹部に相当する位置に凹部4aが設けられ
ている。この凹部4aの深さは約20mmであり、底面
と側面とが直角になっている。そして、前記スリット1
a,1aは、凹部4aに対応する不織布原反1の裏面側
部位にあって、同図(a)に示す如く凹部4aの開口幅
とほぼ同じ間隔を保って形成されている。この場合、ス
リット幅は2〜5mmにすることが好ましくしい。ま
た、スリット1aの深さT2は、不織布原反1の厚さT1
や圧縮率、凹部4aの大きさや深さなどによって異なる
が、一般的には不織布原反1の厚さT1の約1/2以下
に抑えることが好ましい。スリット1aをこれ以上の深
さまで形成した場合は、成形後にもスリット部分が残る
恐れがあるからである。
ロアなどのパネルの凹凸部に対応して形成されている。
すなわち、下型4の成形面は前記パネルの形状に対応
し、パネルの凹部に相当する位置に凹部4aが設けられ
ている。この凹部4aの深さは約20mmであり、底面
と側面とが直角になっている。そして、前記スリット1
a,1aは、凹部4aに対応する不織布原反1の裏面側
部位にあって、同図(a)に示す如く凹部4aの開口幅
とほぼ同じ間隔を保って形成されている。この場合、ス
リット幅は2〜5mmにすることが好ましくしい。ま
た、スリット1aの深さT2は、不織布原反1の厚さT1
や圧縮率、凹部4aの大きさや深さなどによって異なる
が、一般的には不織布原反1の厚さT1の約1/2以下
に抑えることが好ましい。スリット1aをこれ以上の深
さまで形成した場合は、成形後にもスリット部分が残る
恐れがあるからである。
【0012】加熱工程では前記スリット付きの不織布原
反1が熱風炉内にセットされて、約200℃で、約30
〜60秒の間、加熱される。この後、下型4の成形面に
セットされて、上下型3,4の型締めにより圧縮されつ
つプレス成形されて形状出しされる。これらの工程は従
来と同様に行われる。
反1が熱風炉内にセットされて、約200℃で、約30
〜60秒の間、加熱される。この後、下型4の成形面に
セットされて、上下型3,4の型締めにより圧縮されつ
つプレス成形されて形状出しされる。これらの工程は従
来と同様に行われる。
【0013】図1(b)は型締めが終了した状態であ
る。成形品であるアンダー材10は、型成形面に対応し
た形状に圧縮成形されているとともに、凹部4aに対応
する凸部12aを除く一般部(平坦部)の厚さt1が約
10mmとなっている。そして、問題となる凸部12a
は、凹部4aの内部を埋め尽くし、設計通りないしは凹
部4aに相当する鋭角な凸部形状をなしている。このよ
うな鋭角な凸部形状は、従来の様にスリットを設けない
状態で圧縮成形して得られるものと顕著に異なり、従来
の凹部4aの底面に当たらない部分、いわゆる浮きを防
ぐうえで極めて有効であることが分かった。
る。成形品であるアンダー材10は、型成形面に対応し
た形状に圧縮成形されているとともに、凹部4aに対応
する凸部12aを除く一般部(平坦部)の厚さt1が約
10mmとなっている。そして、問題となる凸部12a
は、凹部4aの内部を埋め尽くし、設計通りないしは凹
部4aに相当する鋭角な凸部形状をなしている。このよ
うな鋭角な凸部形状は、従来の様にスリットを設けない
状態で圧縮成形して得られるものと顕著に異なり、従来
の凹部4aの底面に当たらない部分、いわゆる浮きを防
ぐうえで極めて有効であることが分かった。
【0014】図2は本発明方法の変形例を図1と同様な
態様で示している。なお、この変形例では、図1の成形
方法に対し、下型4の凹部4a内にマジックファスナ部
材15を設けた構成だけが相違している。したがって、
図1を参照して説明したことはこの変形例にもそのまま
当てはまるので、以下、マジックファスナ部材15につ
いてのみ詳述する。
態様で示している。なお、この変形例では、図1の成形
方法に対し、下型4の凹部4a内にマジックファスナ部
材15を設けた構成だけが相違している。したがって、
図1を参照して説明したことはこの変形例にもそのまま
当てはまるので、以下、マジックファスナ部材15につ
いてのみ詳述する。
【0015】このマジックファスナ部材15は、成形さ
れる不織布原反1を圧縮過程で吸着可能であり、凹部4
aを形成している底面と側面とにわたって貼着されてい
る。そして、成形金型2による圧縮成形過程において
は、不織布原反1のうち、特にスリット1a,1a間に
ある原反部分が圧縮されつつ凹部4a内に充填変形され
るとともに、マジックファスナ部材15の吸着作用によ
っても凹部4a内に引き込まれ易くなる結果、より正確
な鋭角の凸部形に形状だしされるのである。なお、マジ
ックファスナ部材15の設ける部位は、図3(b)の拡
大部に示した浮きが生じ易い部分に対応しており、この
部分が成形面側に専ら吸着される。また、圧縮成形後は
不織布原反1を構成していた繊維素材がバインダーで結
合されるため、マジックファスナ部材15との吸着がほ
とんど解放されて、成形品を脱型する際の不具合は生じ
ない。このように、本発明の成形方法は、請求項1に記
載の要件を具備している範囲で種々変形ないしは展開で
きるものである。
れる不織布原反1を圧縮過程で吸着可能であり、凹部4
aを形成している底面と側面とにわたって貼着されてい
る。そして、成形金型2による圧縮成形過程において
は、不織布原反1のうち、特にスリット1a,1a間に
ある原反部分が圧縮されつつ凹部4a内に充填変形され
るとともに、マジックファスナ部材15の吸着作用によ
っても凹部4a内に引き込まれ易くなる結果、より正確
な鋭角の凸部形に形状だしされるのである。なお、マジ
ックファスナ部材15の設ける部位は、図3(b)の拡
大部に示した浮きが生じ易い部分に対応しており、この
部分が成形面側に専ら吸着される。また、圧縮成形後は
不織布原反1を構成していた繊維素材がバインダーで結
合されるため、マジックファスナ部材15との吸着がほ
とんど解放されて、成形品を脱型する際の不具合は生じ
ない。このように、本発明の成形方法は、請求項1に記
載の要件を具備している範囲で種々変形ないしは展開で
きるものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る車両
用カーペットアンダー材の成形方法は次のような効果を
有している。 、不織布原反にスリットを形成するだけで、成形品で
あるアンダー材の凹凸部が大きな場合にも常に型形状な
いしは設計通りの凸凹部形状に形成され、従来のような
浮き発生を最小工数で確実になくすることができる。 、この結果、敷設面であるパネルに大きな凹凸部があ
る仕様では、不織布原反の繊維素材構成や圧縮度合など
を決める際に浮き発生を考慮する必要がなくなり、この
点から設計の自由度を拡大できる。 、また、従来のような浮きができないことから、成形
されたアンダー材を用いたカーペットは敷設面であるパ
ネルへの密着性が向上する。したがって、使用状態での
表面の波打ちなどが生じ難くなり、外観性や吸音性など
も向上できる。
用カーペットアンダー材の成形方法は次のような効果を
有している。 、不織布原反にスリットを形成するだけで、成形品で
あるアンダー材の凹凸部が大きな場合にも常に型形状な
いしは設計通りの凸凹部形状に形成され、従来のような
浮き発生を最小工数で確実になくすることができる。 、この結果、敷設面であるパネルに大きな凹凸部があ
る仕様では、不織布原反の繊維素材構成や圧縮度合など
を決める際に浮き発生を考慮する必要がなくなり、この
点から設計の自由度を拡大できる。 、また、従来のような浮きができないことから、成形
されたアンダー材を用いたカーペットは敷設面であるパ
ネルへの密着性が向上する。したがって、使用状態での
表面の波打ちなどが生じ難くなり、外観性や吸音性など
も向上できる。
【図1】本発明に係るカーペットアンダー材の成形方法
の主工程を示す模式断面図である。
の主工程を示す模式断面図である。
【図2】本発明の変形例を図1と同様な態様で示す模式
断面図である。
断面図である。
【図3】カーペットアンダー材の従来成形方法の主工程
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
1 不織布原反 1a スリット 2 成形金型 3 上型 4 下型 4a 凹部 10 カーペットアンダー材 12a 凸部 T1 不織布原反の厚さ T2 スリットの深さ t1 カーペットアンダー材の平坦部の厚さ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定大に切断された不織布原反を加熱
し、成形金型にて車体パネルに応じた凹凸部を有する形
状に圧縮成形する車両用カーペットアンダー材の成形方
法において、 前記パネルの凹凸部に対応して、前記不織布原反の裏面
側部位に原反厚さ方向に複数のスリットを設けておくこ
とにより、前記不織布原反が前記成形金型による圧縮成
形過程で前記スリットを介して鋭角な凸凹部形状に形成
されるようにしたことを特徴とする車両用カーペットア
ンダー材の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21329296A JPH1035341A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用カーペットアンダー材の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21329296A JPH1035341A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用カーペットアンダー材の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035341A true JPH1035341A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16636712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21329296A Pending JPH1035341A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 車両用カーペットアンダー材の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035341A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013233886A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Hayashi Telempu Co Ltd | 敷設材の製造方法、車両用成形内装材の製造方法、及び、敷設材 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21329296A patent/JPH1035341A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013233886A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Hayashi Telempu Co Ltd | 敷設材の製造方法、車両用成形内装材の製造方法、及び、敷設材 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6802389B2 (en) | Multi-density sound attenuating laminates and methods of making same | |
| KR101207148B1 (ko) | 성형되고 쉐이핑된 음향의 방음이 가능한 차량용 패널 및 이를 제조하는 방법 | |
| US4529639A (en) | Molded foam-backed carpet assembly and method of producing same | |
| CA2159364C (en) | Method of making a door panel with integrated bolster | |
| US6896321B2 (en) | Vehicle headliner | |
| JP3264230B2 (ja) | 車両用内装材 | |
| US6977019B2 (en) | Method of producing a vehicle interior lining and vehicle interior lining | |
| JPH1035341A (ja) | 車両用カーペットアンダー材の成形方法 | |
| JP4209723B2 (ja) | 成形敷設材 | |
| JP2000006705A (ja) | 車両用フロアカーペット及びその製造方法 | |
| JP3188598B2 (ja) | 遮音構造体及びその製造方法 | |
| JP3813279B2 (ja) | 自動車用フロア敷設内装材およびその製造方法 | |
| JP2704981B2 (ja) | 成形カーペット | |
| JP4767378B2 (ja) | 車両用内装品の製造方法 | |
| JP3529484B2 (ja) | 吸音材付き車両内装品及びその製造方法 | |
| JP3094409B2 (ja) | 車両用内装材の成形方法 | |
| EP4434713A1 (en) | Vehicle interior panel with non-uniform hardness | |
| JPS63269749A (ja) | 自動車用天井材およびその製造方法 | |
| JPH1016659A (ja) | 自動車天井材 | |
| JPH0667676A (ja) | 波形吸音材 | |
| JP2002002352A (ja) | 自動車用フロアカーペット | |
| JPH0627249U (ja) | 自動車用内装部品 | |
| JP2000168458A (ja) | 凹溝形成方法および内装材の製造方法 | |
| JP2000095036A (ja) | 車両用成形天井 | |
| JPH08290511A (ja) | 積層シ−ト |