JPH1035844A - コンベアベルトおよびその製造法 - Google Patents

コンベアベルトおよびその製造法

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JPH1035844A
JPH1035844A JP19513296A JP19513296A JPH1035844A JP H1035844 A JPH1035844 A JP H1035844A JP 19513296 A JP19513296 A JP 19513296A JP 19513296 A JP19513296 A JP 19513296A JP H1035844 A JPH1035844 A JP H1035844A
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JP
Japan
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resistant
wear
ceramic
belt
conveyor belt
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Pending
Application number
JP19513296A
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English (en)
Inventor
Kenichi Maeda
謙一 前田
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱鋼を基体とするベルト部品と、該ベルト部
品の上面側に露出させて保持された多数のセラミックス
製耐摩耗チップとからなるコンベアベルトにおいて、焼
結炉内など高温状態でも耐摩耗チップが脱落しにくいよ
うにすること。 【解決手段】耐熱鋼を基体とするベルト部品1と、該ベ
ルト部品の上面側に露出させて保持した多数のセラミッ
クス製耐摩耗チップ2とからなり、前記セラミックス製
耐摩耗チップがセラミックス多孔体3を介してベルト部
品に設置する。セラミックス耐摩耗チップは、セラミッ
クス多孔体とともに高温で焼成し、両者が一体となった
ものをさらにベルト部品と一体化する方法で該ベルト部
品上面に露出するような形で取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼結炉など高温状
態で使用する、短冊状の板をつなげてエンドレス状態に
したコンベアベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐摩耗性、耐熱性等の向上を図るため
に、特開昭61−2606に開示されているように表面
層に多数のセラミックスチップを取り付けたコンベアベ
ルトが開発され使用されている。このコンベアベルトは
ベルト本体にゴムを使用しているため高温状態において
使用できないが、一般に高温状態においては図2に示し
たように短冊状のベルト部品1を相互に接続した構造の
コンベアベルトが用いられる。図2においてベルト部品
1は、Ni−Cr鋼等耐熱鋼を基体とする。耐摩耗チッ
プ2の材質としてはシリカ、アルミナなどが用いられ
る。接着剤には耐熱性および柔軟性を備えたシリコン系
接着剤が使用されている。シリコン系接着剤の分解が始
まる温度は不活性気体中で500〜600℃、大気中で
約300℃である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のこの種
のコンベアベルトでは、ベルト部品1と耐摩耗チップ2
とをつなぐ接着剤4にシリコン系接着剤を使用している
ため、耐摩耗チップ、ベルト部品の材質、大きさなどに
もよるが、例えば焼結炉など不活性気体中1000℃以
上の高温状態で一年以上の長時間使用する場合、接着剤
が分解し耐摩耗チップが脱落する。
【0004】またベルト部品が金属でこれに拡散接合な
どによりセラミックス耐摩耗チップを直接取り付けたコ
ンベアベルトの場合には、ベルト部品と耐摩耗チップの
熱膨張率の違いにより接合部に亀裂が生じベルト表面に
配置した該耐摩耗チップが脱落することがある。
【0005】本発明は、焼結炉内など高温状態で、耐摩
耗チップが脱落しにくいコンベアベルトを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述課題を解決するため
に本発明のコンベアベルトでは、耐熱鋼を基体とするベ
ルト部品と、該ベルト部品の上面側に露出させて保持し
た多数のセラミックス製耐摩耗チップとからなり、前記
セラミックス製耐摩耗チップがセラミックス多孔体を介
してベルト部品に設置する。
【0007】本発明のコンベアベルトの構成要素である
ベルト部品は、Ni−Cr鋼等耐熱鋼を基体として構成
される。
【0008】本発明のコンベアベルトの他の構成要素で
あるセラミックス耐摩耗チップは、セラミックス多孔体
とともに高温で焼成し、両者が一体となったものをさら
にベルト部品と一体化する方法で該ベルト部品上面に露
出するような形で取り付けられている。
【0009】ここで耐摩耗チップが上面側に露出してい
るとは、ベルト部品の上面側から耐摩耗チップが見える
という意味である。従って耐摩耗チップの上面はベルト
部品の上面とほぼ同一面上であってもよいし、ベルト部
品の上面よりも上方に位置していてもよいが、望ましく
はベルト部品の上方にあるのがよい。
【0010】耐摩耗チップは図1(a)に例示した球形
の他、方形、円柱形、その他の形状としてもよい。
【0011】耐摩耗チップの材料は、一般に用いられる
セラミックスを用いることができる。例えばアルミナ、
窒化珪素等の構造用セラミックスを用いることができ
る。しかし高温において使用する場合には、耐熱性およ
び熱間強度を有し耐スポーリング性にも優れている炭化
珪素を用いるのが望ましい。耐摩耗チップの種類は1種
類のみでもよく、また2種類あるいはそれ以上の耐摩耗
チップを組み合わせてもよい。
【0012】本発明に係るセラミックス製耐摩耗チップ
は、セラミックス多孔体を介して耐熱鋼製ベルト部品に
設置されている。故に、ベルト部品と耐摩耗チップとを
つなぐ接着剤にシリコン系接着剤を使用している従来技
術の場合に比べて、高温状態で脱落しにくい。
【0013】また耐摩耗チップをベルト部品に直接設置
した場合には熱歪みの発生により、これが脱落しやすい
が、本発明においてはセラミックス多孔体がベルト部品
と耐摩耗チップとの熱膨張率の違いを緩和しているため
この心配はなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一例であるコンベアベル
トの上面の一部を図1(a)に、図1(a)のA−A矢
視断面図を図1(b)に示す。このコンベアベルトは、
短冊状のベルト部品1とセラミックス耐摩耗チップ2お
よびセラミックス製多孔体3とで構成されている。本例
の耐摩耗チップ2はセラミックス多孔体3(t10mm×
W185mm×L65mm)を介してベルト部品(t20mm
×W185mm×L65mm)の上面側に保持固定されてい
る。耐摩耗チップ2はアルミナ製でありφ20mmの球形
をなす。セラミックス多孔体は空孔率約80%、材質:
アルミナ、繊維の太さ平均0.5mmのフェルト状のもの
を用いた。
【0015】製造方法は、薄板状のセラミックス多孔体
3の上に耐摩耗チップ2を所定の位置に配列し両者を焼
成した後、一体化したセラミックス焼成体を鋳型にセッ
トしベルト部品の溶融金属を前記耐摩耗チップのない側
から注湯した。
【0016】以下、本発明のコンベアベルトの製造方法
の一例を図面に基づき説明する。
【0017】図3(a)は本発明の実施に直接使用され
るセラミックス多孔体の一例を示す平面視説明図、図3
(b)は図3(a)のB−B矢視断面説明図である。
【0018】セラミックス多孔体3は耐摩耗チップ整列
用モールドのあるもの5(t9mm×W185mm×L65
mm)とないもの6(t3mm×W185mm×L65mm)の
2枚が重ねられている。耐摩耗チップ整列用モールドの
表面に、多数の耐摩耗チップ2を載置した後あるいは載
置しつつ、セラミックス多孔体3を適宜手段で振動させ
て間隔をおいて配置された各凹部7内に各耐摩耗チップ
2を収容する。
【0019】その後、耐摩耗チップ2とセラミックス多
孔体3を大気中1600℃の雰囲気温度で30分間焼成
して図4に示すセラミックス焼成体8を形成する。
【0020】つづいて図5に示すようにこのセラミック
ス焼成体8を鋳型9のキャビティ内にセットし溶湯(温
度:1550℃、化学成分:Ni18%,Cr5%,S
i5%、組織:オーステナイト+黒鉛)を注入し放冷
後、鋳造品(t30mm×W185mm×L65mm)を取り
出す。鋳造品のバリをとりベルト部品1を得る。なお注
湯の際の熱衝撃を緩和するためセラミックス焼成体8お
よび鋳型9を1000〜1200℃に加熱しておくのが
望ましい。
【0021】ベルト部品1を相互につなぐことにより本
発明のコンベアベルトを得る。
【0022】このベルトを断面で切断したところ図6に
示すように、ベルト部品1、耐摩耗チップ2、セラミッ
クス多孔体3、およびセラミックス多孔体の中に注湯し
た金属が入り込んだ中間層10(厚さ3mm)からなるこ
とが分かった。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るセラミックス製耐摩耗チッ
プは、セラミックス多孔体を介して耐熱鋼製ベルト部品
に設置されている。故に、ベルト部品と耐摩耗チップと
をつなぐ接着剤にシリコン系接着剤を使用している従来
技術の場合に比べて、高温状態で耐摩耗チップが脱落し
にくい。
【0024】また耐摩耗チップをベルト部品に拡散接合
により直接設置した場合、昇温時の膨張および冷却収縮
により耐摩耗チップが脱落しやすい。
【0025】この点本発明においてはセラミックス多孔
体がベルト部品と耐摩耗チップとの熱膨張率の違いを緩
和しているため耐摩耗チップは脱落しにくい。
【0026】還元雰囲気中、1200℃の温度雰囲気
で、2000h使用した結果、シリコン系接着剤を使用
した従来技術では32%、拡散接合により直接設置した
ものでは21%の耐摩耗チップが脱落していたのに対
し、本発明におけるコンベアベルトでは0%であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベアベルトの一例を示すもの
で、(a)は上面の平面視説明図、(b)は図1(a)
のA−A矢視断面説明図である。
【図2】従来のコンベアベルトにおけるベルト部品と耐
摩耗チップとの接着構造断面である。
【図3】本発明に係るコンベアベルトに直接使用される
セラミックス多孔体の耐摩耗チップ整列用モールドの一
例を示すもので、(a)は平面視説明図、(b)は図3
(a)のB−B矢視断面説明図である。
【図4】セラミックス焼成体の断面図である。
【図5】セラミックス焼成体をキャビティ内にセットし
た鋳型の断面図である。
【図6】本発明に係るコンベアベルトの断面図である。
【符号の説明】
1はベルト部品、2は耐摩耗チップ、3はセラミックス
多孔体、4は接着剤、5はセラミックス多孔体1(耐摩
耗チップ整列用モールドあり)、6はセラミックス多孔
体2(耐摩耗チップ整列用モールドなし)、7は耐摩耗
チップ整列用モールド凹部、8はセラミックス焼成体、
9は鋳型、10は中間層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱鋼を基体とするベルト部品の上面側に
    多数のセラミックス製耐摩耗チップを露出させて保持し
    たコンベアベルトにおいて、前記セラミックス製耐摩耗
    チップはセラミックス多孔体を介してベルト部品の上面
    側に配置されており、前記セラミックス製耐摩耗チップ
    とセラミックス多孔体が固着され、且つ該セラミックス
    多孔体と前記ベルト部品が固着されていることを特徴と
    するコンベアベルト。
  2. 【請求項2】耐熱鋼を基体とするベルト部品の上面側に
    多数のセラミックス製耐摩耗チップを露出させて保持し
    たコンベアベルトの製造法において、薄板状のセラミッ
    クス多孔体の上に耐摩耗チップを所定の位置に配列し両
    者を焼成した後、一体化したセラミックス焼成体を鋳型
    にセットし注湯することを特徴とするコンベアベルトの
    製造法。
JP19513296A 1996-07-25 1996-07-25 コンベアベルトおよびその製造法 Pending JPH1035844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343109B2 (en) 2000-01-27 2002-01-29 Siemens Aktiengesellschaft CT apparatus with reduced data transmission rate from the detector system to the image reconstruction computer
CN103910174A (zh) * 2013-11-27 2014-07-09 大连隆星新材料有限公司 石蜡颗粒传送系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343109B2 (en) 2000-01-27 2002-01-29 Siemens Aktiengesellschaft CT apparatus with reduced data transmission rate from the detector system to the image reconstruction computer
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