JPH1035862A - 搬送装置及び外観検査装置 - Google Patents

搬送装置及び外観検査装置

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JPH1035862A
JPH1035862A JP21299496A JP21299496A JPH1035862A JP H1035862 A JPH1035862 A JP H1035862A JP 21299496 A JP21299496 A JP 21299496A JP 21299496 A JP21299496 A JP 21299496A JP H1035862 A JPH1035862 A JP H1035862A
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JP
Japan
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conveyor belt
belt
skewed
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conveyed
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JP21299496A
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English (en)
Inventor
Hayao Inoue
速男 井上
Yasuaki Akimoto
泰明 秋本
Shizuo Yamane
志津夫 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によって、楕円球状の錠剤を搬送
しながら反転させることができ、錠剤の外観検査を行う
際に好適に使用される搬送装置を得る。 【解決手段】 被搬送物tを平ベルト状のコンベアベル
ト9上に載置して搬送するベルトコンベア10と、上記
コンベアベルト9の上側に搬送方向に沿って形成された
貫通溝状の通路11とを具備してなり、上記ベルトコン
ベア10のコンベアベルト9上に被搬送物tを載置して
上記通路11内を搬送する搬送装置において、上記通路
11の一部に斜行部12を設け、該斜行部12で被搬送
物tを斜行させて、該被搬送物tをコンベアベルト9上
で搬送方向と直交する方向に転がしながら搬送すること
により、被搬送物tを搬送中に上記斜行部12で反転さ
せるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楕円球状の錠剤を
外観検査する場合に好適に使用される搬送装置及び該搬
送装置を用いた外観検査装置に関し、更に詳述すると、
被搬送物を搬送途中で反転させることができると共に、
被搬送物が楕円球状のものであっても安定した姿勢で搬
送することができ、効率よく確実に外観検査を行うこと
ができる搬送装置及び外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】錠剤やカプセル剤などについては、異物
の混入、変形、割れ等の不良を有するものを取り除くた
めの外観検査が行われており、このような外観検査は、
検査対象物である錠剤やカプセル剤などを整列配置した
状態で搬送し、搬送中の錠剤やカプセル剤の中から不良
品を検査員が取り除く目視検査が一般的である。また近
年、搬送中の錠剤やカプセル剤をカメラで撮影し、コン
ピュータを用いて取り込んだ画像に種々の画像処理を施
して良否判定を行い、不良品を分別することにより、自
動的に検査を行う検査装置も普及し始めている。
【0003】ここで、上記錠剤やカプセル剤の外観検査
を行う場合、当然表側と裏側の両方(カプセル剤の場合
は全周)を検査する必要があり、そのためには目視検査
であっても自動検査であっても搬送中に錠剤やカプセル
剤を反転させる必要がある。
【0004】この場合、カプセル剤の場合には、これを
転がしながら搬送することにより、全周を検査すること
が可能である。また、錠剤の場合には、多数の収容ポケ
ットを有する搬送ドラムを用い、その収容ポケット内に
錠剤を収容して搬送し、2つのドラム間で錠剤の受け渡
しを行うことにより、搬送中に錠剤を反転させるドラム
方式や、平行して配置された一対の紐状の丸ベルト間に
錠剤を載置し、ブロワの吸引力でこれを吸着させて錠剤
を搬送すると共に、丸ベルトの上下両側からそれぞれ錠
剤の表裏を検査する丸ベルト方式などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
ラム方式はドラムの加工費が非常に高く、また錠剤のサ
イズが変わるごとにドラムを交換しなければならないの
で、高価なドラムが錠剤のサイズだけ必要であり、その
交換作業も煩雑である。更に、このドラム方式は複数の
搬送ドラムを上下に連ねた構成とされるため、装置の高
さが高くなり取扱い性に劣るという欠点がある。
【0006】また、上記丸ベルト方式は錠剤を吸着させ
るために、強力なブロワが必要であり、大きな騒音を発
生させる上、周囲の塵埃を吸い寄せて錠剤に付着させ易
い、という問題がある。
【0007】更に、カプセル剤などに採用される転がし
なが搬送する方式は、例えば楕円球状の錠剤の場合その
転がり方が不安定で、目視であれカメラで撮影する自動
式であれ、搬送しながら外観検査を行うことは困難であ
る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、楕円球状の錠剤を搬送しながら反転させることがで
きると共に、騒音や塵埃の問題を生じることもなく、し
かも取扱いが容易で煩雑な作業を要することなく簡単に
サイズ変更を行うことができる上、比較的安価に構成す
ることができる搬送装置、及び該搬送装置を用いた外観
検査装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、被搬送物を平ベルト状のコンベアベルト上
に載置して搬送するベルトコンベアと、上記コンベアベ
ルトの上側に搬送方向に沿って形成された貫通溝状の通
路とを具備してなり、上記ベルトコンベアのコンベアベ
ルト上に被搬送物を載置して上記通路内を搬送する搬送
装置において、上記通路の一部に斜行部を設け、該斜行
部で被搬送物を斜行させて、該被搬送物をコンベアベル
ト上で搬送方向と直交する方向に転がしながら搬送する
ことにより、被搬送物を搬送中に上記斜行部で反転させ
るように構成したことを特徴とする搬送装置を提供す
る。
【0010】本発明の搬送装置は、上記のように、平ベ
ルト状のコンベアベルト上に被搬送物を載置して該被搬
送物を搬送する場合に、その搬送方向に沿って設けられ
た貫通溝状の通路内を被搬送物が通るようにしたことに
より、被搬送物が楕円球状の錠剤であっても、該楕円球
の長さ方向に沿って錠剤を搬送するようにすれば、上記
通路にガイドされて一定の軌道上を安定した姿勢で搬送
することができる。更にこの場合、本発明の装置では、
この通路の一部に斜行部を設けて、被搬送物を搬送方向
に対して斜めに斜行させるように構成されているので、
被搬送物は、この斜行部でコンベアベルト上を搬送方向
と直交する方向に転がりながら搬送されることとなり、
この斜行部で楕円球状の被搬送物を反転させることがで
きる。
【0011】従って、上記斜行部の搬送方向手前側で被
搬送物の表面側の外観検査を行い、上記斜行部の搬送方
向後側で裏面側の外観検査を行うことができ、しかもこ
れら検査が行われる斜行部の前後は、上述のように、被
搬送物が一定軌道上を安定した姿勢で搬送されるので、
確実に外観検査を行うことができるものである。
【0012】また、本発明の搬送装置は、搬送ドラムの
ような高価な部品を必要とせず、比較的安価に構成する
ことができると共に、上記貫通溝状の通路の幅を変更す
るだけで、容易に種々のサイズの被搬送物に対応するこ
とができるので、取扱いが容易で煩雑な作業を要するこ
となく簡単にサイズ変更を行うことができる。更に、被
搬送物の錠剤等を吸着させるためのブロワも必要ないの
で、騒音や塵埃の問題を生じることもない。
【0013】更に、本発明はこの搬送装置を用いた外観
検査装置として、被検査物を平ベルト状のコンベアベル
ト上に載置して搬送するベルトコンベアと、上記コンベ
アベルトの上側に搬送方向に沿って形成され、一部に斜
行部を有する貫通溝状の通路と、上記コンベアベルト上
に被検査物を連続的に供給する被検査物供給手段と、上
記斜行部の搬送方向手前側において被検査物を撮影する
第1のカメラと、上記斜行部の搬送方向後側において被
検査物を撮影する第2のカメラとを具備してなり、上記
被検査物供給手段により上記ベルトコンベアのコンベア
ベルト上に被検査物を連続的に供給し、該コンベアベル
ト上に被検査物を載置して上記通路内を搬送すると共
に、上記斜行部で被検査物を斜行させて、該被検査物を
コンベアベルト上で搬送方向と直交する方向に転がしな
がら搬送することにより、被検査物を搬送中に上記斜行
部で反転させ、上記斜行部の搬送方向手前側において上
記第1のカメラで被検査物を撮影して被検査物の表面を
検査すると共に、上記斜行部の搬送方向後側において上
記第2のカメラで被検査物を撮影して被検査物の裏面を
検査することを特徴とする外観検査装置を提供する。
【0014】即ち、この外観検査装置は、上記本発明の
搬送装置を用いて被検査物を搬送し、被検査物を反転さ
せる上記斜行部の手前側で第1のカメラにより被検査物
を撮影して被検査物の表面側の画像を取り込むと共に、
斜行部の後方で第2のカメラにより反転後の被検査物を
撮影して被検査物の裏面側の画像を取り込み、得られた
画像を用いて公知の方法により外観検査を行うことによ
り、被検査物の全面を検査するようにしたものである。
【0015】従って、この外観検査装置によれば、自動
的に外観検査を行うことができると共に、被検査物が楕
円球状の錠剤であっても確実に外観検査を行うことがで
きるものである。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明の実施例
につき図面を参照して説明する。図1及び図2は、本発
明の一実施例に係る搬送装置を備えた外観検査装置を示
すものであり、この外観検査装置は、例えば楕円球状の
糖衣錠について、異物の混入や付着、部分的な変形や汚
れ、傷や割れなどを自動検査して不良品を分別するもの
である。
【0017】この外観検査装置は、被検査物である楕円
球状の錠剤tを供給するための錠剤供給部(被検査物供
給手段)1と、供給された錠剤tを搬送する搬送部2
と、搬送中の錠剤tを検査して良否判定を行う検査部3
と、不良品を分別する分別部4とを具備している。
【0018】上記錠剤供給部1は、四角ロート状のホッ
パー5と振動フィーダー6と振動板7とで構成されてお
り、上記振動板7は上記振動フィーダー6により細かく
振動するようになっていると共に、、この振動板7上に
上記ホッパー5内の錠剤tが供給されるようになってい
る。上記振動板7の上面は、図1に示されているよう
に、複数の仕切壁8によって複数のレーン(図では5つ
のレーン)に区画されていると共に、一方向(図中左
側)に若干傾斜した状態になっており、振動フィーダー
6によって振動が与えられることにより、各レーン内の
錠剤tを整列状態で一方向へと送るようになっている。
【0019】上記搬送部2は、平ベルト状のコンベアベ
ルト9を有するベルトコンベア10と、上記コンベアベ
ルト9の上側に配設された複数(図では5つ)の貫通溝
状の通路11とから構成されている。
【0020】上記ベルトコンベア10は一端部が上記振
動板7の先端部に近接した状態に配設されており、上記
振動板7から供給された錠剤tをコンベアベルト9上に
載せて他端側に設けられた分別部4へと搬送するように
なっている。この場合、このベルトコンベア10による
錠剤tの搬送速度は、上記振動フィーダー6による錠剤
tの送り速度よりもやや速く設定されており、これによ
り上記振動板7から供給された錠剤tが所定間隔離間し
た状態で搬送されるようになっている。なお、上記コン
ベアベルト9は、比較的摩擦抵抗の大きな材質で形成す
ることが好ましく、特に制限されるものではないが、ゴ
ム製の平ベルトであることが好ましい。
【0021】また、上記各通路11は、上記振動板7の
各レーンから連続する如くベルトコンベア10による搬
送方向に沿って設けられており、上記振動板7からコン
ベアベルト9上に供給載置された錠剤tはこの通路内を
搬送されるようになっている。更に、この各通路11の
中間部には搬送方向に対して斜めに斜行する斜行部12
が形成されており、この斜後部12で錠剤tを反転させ
るようになっている。
【0022】ここで、上記通路11の斜行部12につい
て図5を参照して説明すると、上記斜行部12の斜行幅
s((C)図参照)は、楕円球状の錠剤tの短径r1部
分における外周長の半分1/2c((A),(B)図参
照)とほぼ同じ幅とされるものであり、これにより錠剤
tをこの斜行部12で180゜回転させて反転させるこ
とができる。この場合、上記斜行幅sは搬送方向d1に
対する斜行方向d2の角度θと斜行部12の長さLとの
関係で決定されるものであるが((C)図参照)、上記
角度θがあまりに大きいと錠剤tがこの斜行部12で引
っかかり、スムーズに搬送することができなくなる場合
があると共に、錠剤tの反転動作も不安定なものとなる
場合があり、一方角度θが小さすぎると錠剤tを180
゜回転させるために斜行部12の長さLを長くしなけれ
ばならず、装置が大型化してしまう。従って、特に制限
されるものではないが、上記斜行角度θは14゜程度と
することが好ましい。また、通路11の幅wは、楕円球
状の錠剤tが長径r2((A)図参照)方向に沿って移
動することができるように、錠剤tの短径r1よりも若
干広く設定されるが、この場合この斜行部12で錠剤t
を良好に斜行させるため、錠剤tと通路11内壁との間
に1mm程度のクリアランスが得られるように設定する
ことが好ましい。なお、この通路11を形成する両側壁
は表面をテトラフルオロエチレン等で処理した摩擦抵抗
の少ないものであることが好ましい。
【0023】次に、上記検査部3は2台のラインセンサ
カメラ13a,13bと、照明装置14a,14bと、
画像処理及び良否判定を行うコンピュータ(図示せず)
とから構成されている。上記2台のカメラのうち、第1
のカメラ13aは上記斜行部12の搬送方向手前側にお
いて搬送中の錠剤tを撮影するように設置されており、
第2のカメラ13bは上記斜行部12の搬送方向後側に
おいて搬送中の錠剤tを撮影するように設置されてい
る。また、上記照明装置14a,14bはそれぞれ上記
第1,第2カメラ13a,13bの撮影箇所を照明する
ようになっている。更に、上記コンピュータ(図示せ
ず)は第1カメラ13a及び第2カメラ13bにより得
られた画像に種々の画像処理を施し、得られた画像から
公知の方法に従って異物の混入、変形、割れ等の不良を
検出して良否判定を行うものである。なお、図1中一点
鎖線20a,20bはそれぞれ上記カメラ13a,13
bによる撮影線である。
【0024】更に、上記分別部4は、ピストンシリンダ
ー17と分配管18とからなる分別機19と、良品回収
缶15と、不良品回収缶16とから構成されている。こ
の分別部4は上記ベルトコンベア10の後端部に設けら
れており、搬送されてきた錠剤tを上記コンピュータに
よる良否判定に基づいて、良品回収缶15と不良品回収
缶16とに分別回収するものである。
【0025】即ち、図4に示したように、常時は(A)
図に示されているように、搬送されてきた錠剤tを分配
管18を通して良品回収缶15へと回収し、上記コンピ
ュータの良否判定の結果、不良と判定された場合には、
(B)図に示されているように、ピストンシリンダー1
7が作動して上記分配管18を後方へと移動させ、不良
の錠剤t’をベルトコンベア10から直接不良品回収缶
16へと回収するものである。なお、上記ピストンシリ
ンダー17と分配管18とからなる分別機19は、図1
に示されているように、上記各通路11毎に設けられて
おり、各通路11毎に上記コンピュータで良否判定を行
って不良品を分別するようになっている。
【0026】次に、この外観検査装置を用いて楕円球状
の錠剤を外観検査する場合の一連の動作について説明す
る。
【0027】まず、上記錠剤供給部1のホッパー5内に
被検査物である楕円球状の錠剤tを収容し、振動フィー
ダー6、ベルトコンベア10、分配機19、カメラ13
a,13b、照明装置14a,14b及びコンピュータ
(図示せず)を起動させる。
【0028】上記ホッパー5内の錠剤tは、振動板7上
の各レーン内に整列状態に載置され、振動フィーダー6
による振動によってベルトコンベア10へと順次送られ
ていき、ベルトコンベア10のコンベアベルト9上へと
供給される。この場合、上述したように、ベルトコンベ
ア10による搬送速度は、上記振動フィーダー6による
錠剤tの送り速度よりもやや速く設定されているので、
コンベアベルト9上に順次載置された錠剤tは所定間隔
をもって搬送される。
【0029】ベルトコンベア10のコンベアベルト9上
に載置された錠剤tは、コンベアベルト10の循環運動
により分別部4へと搬送される。このとき、錠剤tはコ
ンベアベルト9上に載置された状態で上記通路11内を
移動し、この通路11にガイドされながら搬送される。
そして、上記斜行部12の手前位置で、第1のカメラ1
3aにより撮影され、表面側(このとき上を向いている
面)の画像が取り込まれ、次いで錠剤tは通路11の上
記斜行部12を通過し、このときこの斜行部12にガイ
ドされて斜行しながら搬送されると共に、180゜回転
して反転し、該斜行部12を通過した後第2のカメラ1
3bにより撮影され、裏面側(斜行部12通過後に上を
向いている面)の画像が取り込まれた後、上記分別部4
へと送られる。
【0030】上記第1のカメラ13aにより取り込まれ
た錠剤tの表面画像及び上記第2のカメラ13bにより
取り込まれた錠剤tの裏面画像は、コンピュータ(図示
せず)でそれぞれ公知の手段によって画像処理され、異
物の混入、変形、割れ等の不良の検出を行って良否判定
が行われる。そして、その良否判定の結果に応じて上記
分別機19が上述したように動作し、不良品と良品とを
分別回収するものである。
【0031】ここで、上記斜行部12における錠剤tの
反転動作について、図3を参照して説明すると、(A)
図に示されているように、斜行部12を通過する際、錠
剤tはこの斜行部12にガイドされてベルトコンベア1
0による搬送方向(図中矢印F方向)に対して斜め方向
(図中矢印f1方向)に斜行する。このときに、錠剤t
にかかる力を考えると、(A)図に示したように、コン
ベアベルト9が動くことにより錠剤tの重量とコンベア
ベルト9の摩擦係数で生じる力Fは通路11の内側壁
(以下、単に「内側壁」という)に平行して斜行する力
f1と内側壁に対して垂直に生じる力f2とに分解で
き、f1により錠剤tが斜行すると共に、(B)図に示
したように、錠剤tと内側壁との接点から上記力f2に
対する効力rが生じ、内側壁との摩擦力による反転阻止
モーメントf3に打ち勝った分だけの回転モーメントが
錠剤tに働き、錠剤tがコンベアベルト9上を転がるよ
うに回転する。これにより、錠剤tは、この斜行部12
でコンベアベルト9上を搬送方向と直交する方向に転が
りながら搬送されることとなり、この斜行部12で反転
するものである。
【0032】このように、本実施例の外観検査装置は、
コンベアベルト9上に錠剤tを載置して該錠剤tを搬送
する場合に、その搬送方向に沿って設けられた貫通溝状
の通路11内を錠剤tが通るようにしたことにより、こ
の錠剤tが楕円球状のものであっても、該楕円球の長さ
方向に沿って錠剤tを搬送することにより、上記通路1
1にガイドされて一定の軌道上を安定した姿勢で搬送す
ることができる。更にこの場合、上記通路11の一部に
斜行部12を設け、錠剤tを搬送方向に対して斜めに斜
行させるように構成されているので、錠剤tは、この斜
行部12でコンベアベルト9上を搬送方向と直交する方
向に転がりながら搬送されることとなり、この斜行部1
2で楕円球状の錠剤tを反転させることができる。
【0033】従って、上記斜行部12の搬送方向手前側
で錠剤tの表面側の外観検査を行い、上記斜行部12の
搬送方向後側で裏面側の外観検査を行うことができ、し
かもこれら検査が行われる斜行部12の前後は、上述の
ように錠剤tが一定軌道上を安定した姿勢で搬送される
ので、確実に外観検査を行うことができるものである。
【0034】また、この外観検査装置に用いられている
搬送装置は、搬送ドラムのような高価な部品を必要とせ
ず、比較的安価に構成することができると共に、上記貫
通溝状の通路11の幅を変更するだけで、容易に種々の
サイズの錠剤t(被搬送物)に対応することができるの
で、取扱いが容易で煩雑な作業を要することなく簡単に
サイズ変更を行うことができる。更に、錠剤tを吸着さ
せるためのブロワも必要ないので、騒音や塵埃の問題を
生じることもないものである。
【0035】なお、本発明の搬送装置及び外観検査装置
は、上記実施例に限定されるものではなく、錠剤供給部
1、検査部3、分別部4などの構成は、適宜変更するこ
とができ、また上記実施例では搬送中の錠剤tをカメラ
13a,13bで撮影して、外観検査を行うように構成
したが、搬送中の錠剤tを検査員が目視により検査する
ようにしてもよく、その他の構成についても本発明の要
旨を逸脱しない限り、適宜変更して差し支えない。更
に、本発明の搬送装置及び外観検査装置は、楕円球状の
錠剤以外の搬送又は外観検査にも使用することもでき、
例えばカプセル剤についても同様に搬送,検査すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送装置
は、楕円球状の錠剤を搬送しながら反転させることがで
きると共に、騒音や塵埃の問題を生じることもなく、し
かも取扱いが容易で煩雑な作業を要することなく簡単に
サイズ変更を行うことができる上、比較的安価に構成す
ることができるものである。従って、この搬送装置を用
いた本発明の外観検査装置によれば、比較的簡易な構造
であるにもかかわらず、楕円球状の被検査物をその全表
面について確実に外観検査を行うことができ、しかも騒
音や塵埃やコストの問題を生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる搬送装置及び外観検
査装置を示す概略平面図である。
【図2】同装置を示す概略断面図である。
【図3】同装置において被搬送物(被検査物)を反転さ
せる機構を説明する説明図であるり、(A)は部分拡大
平面図、(B)は(A)図のB−B線に沿った断面図で
ある。
【図4】同装置において良品と不良品とを分別する機構
を説明する説明図である。
【図5】同装置を構成する通路の斜行部と被搬送物(被
検査物)との関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 錠剤供給部(被検査物供給部) 2 搬送部(搬送装置) 3 検査部 4 分別部 9 コンベアベルト 10 ベルトコンベア 11 通路 12 斜行部 13a 第1のカメラ 13b 第2のカメラ t 錠剤(被搬送物,被検査物)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を平ベルト状のコンベアベルト
    上に載置して搬送するベルトコンベアと、上記コンベア
    ベルトの上側に搬送方向に沿って形成された貫通溝状の
    通路とを具備してなり、上記ベルトコンベアのコンベア
    ベルト上に被搬送物を載置して上記通路内を搬送する搬
    送装置において、上記通路の一部に斜行部を設け、該斜
    行部で被搬送物を斜行させて、該被搬送物をコンベアベ
    ルト上で搬送方向と直交する方向に転がしながら搬送す
    ることにより、被搬送物を搬送中に上記斜行部で反転さ
    せるように構成したことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 被搬送物が楕円球状の錠剤であり、この
    錠剤を該錠剤の長手方向に沿って多数整列配置して通路
    内に載置し、連続的に搬送する請求項1記載の搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 被検査物を平ベルト状のコンベアベルト
    上に載置して搬送するベルトコンベアと、上記コンベア
    ベルトの上側に搬送方向に沿って形成され、一部に斜行
    部を有する貫通溝状の通路と、上記コンベアベルト上に
    被検査物を連続的に供給する被検査物供給手段と、上記
    斜行部の搬送方向手前側において被検査物を撮影する第
    1のカメラと、上記斜行部の搬送方向後側において被検
    査物を撮影する第2のカメラとを具備してなり、上記被
    検査物供給手段により上記ベルトコンベアのコンベアベ
    ルト上に被検査物を連続的に供給し、該コンベアベルト
    上に被検査物を載置して上記通路内を搬送すると共に、
    上記斜行部で被検査物を斜行させて、該被検査物をコン
    ベアベルト上で搬送方向と直交する方向に転がしながら
    搬送することにより、被検査物を搬送中に上記斜行部で
    反転させ、上記斜行部の搬送方向手前側において上記第
    1のカメラで被検査物を撮影して被検査物の表面を検査
    すると共に、上記斜行部の搬送方向後側において上記第
    2のカメラで被検査物を撮影して被検査物の裏面を検査
    することを特徴とする外観検査装置。
JP21299496A 1996-07-24 1996-07-24 搬送装置及び外観検査装置 Pending JPH1035862A (ja)

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JP21299496A JPH1035862A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 搬送装置及び外観検査装置

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