JPH103608A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH103608A
JPH103608A JP15253896A JP15253896A JPH103608A JP H103608 A JPH103608 A JP H103608A JP 15253896 A JP15253896 A JP 15253896A JP 15253896 A JP15253896 A JP 15253896A JP H103608 A JPH103608 A JP H103608A
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JP
Japan
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magnetic
track width
width regulating
groove
track
Prior art date
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JP15253896A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Hoshi
一廣 星
Tadashi Saito
正 斎藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、隣接クロストークの影響を少なく
抑えることができる磁気及びその製造方法を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 略同一形状で溝深さdの異なるトラック
幅規制溝24a,24bを交互に形成し、これら溝深さ
dの異なるトラック幅規制溝24a,24bを位置合わ
せすることで、各磁気コア半体5,6の磁気ギャップ形
成用突部24Aの突き合わせ位置にトラック幅規制溝2
4の溝深さdの相違に応じたズレを付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダー(VTR)やデジタルオーディオテープレ
コーダー(R−DAT)等の高密度記録可能な磁気記録
再生装置に搭載して好適な磁気ヘッド及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高密度記録化を行うためには、
磁気記録媒体に記録されているトラックパターンをなる
べく狭くすることが必要となる。その一つの手法とし
て、トラック間にガードバンドを設けずに記録を行う、
いわゆるガードバンドレス記録方式がある。かかる記録
方式では、ガードバンドがないことから記録密度の向上
を図ることができる。
【0003】しかし、このガードバンドレス記録方式に
おいては、各トラック間にガードバンドがないことか
ら、磁気ヘッドが隣接するトラックの信号をトレース
(再生)する際に生じる、いわゆる隣接クロストークが
問題となる。
【0004】これを、家庭用VTRに搭載される磁気ヘ
ッドにより説明すると、図1に示すように、この磁気ヘ
ッドでは、通常、記録と再生は兼用になっており、この
ため再生の互換性を確保するために、記録トラックピッ
チよりも再生ヘッドのヘッド幅(ギャップの幅)HWの
方が広く形成されている。
【0005】したがって、この家庭用VTRに搭載され
る磁気ヘッドによりガードバンドがない記録パターンを
再生する場合、上記磁気ギャップのズレが生じている部
分G1が求めるトラックTAに隣接する記録トラックT
Bの信号を拾うこととなり、上記隣接クロストークが生
じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の磁気
ヘッドでは、例えば家庭用デジタルVTRの場合、アジ
マス記録された信号を再生してみると、再生C/Nを一
定にしても、得られるエラーレートに±1桁程度のバラ
ツキがあり、このバラツキの下限で磁気ヘッドが搭載さ
れる家庭用デジタルVTR等の磁気記録再生装置を設計
しなければならなかった。
【0007】また、従来の磁気ヘッドでは、例えば家庭
用VTRの標準テープ送り速度を2/3にして、録画再
生時間を1.5倍にしようとする長時間録画において、
C/N不足で再生に充分なエラーレートが得られないと
いう問題を有してした。
【0008】他方、高密密度記録化に伴い、磁気テープ
上に記録されるパターンのピッチであるトラックピッチ
が狭くなると、上記隣接クロストークの影響が大きくな
り、S/Nやエラーレートの劣化の原因となることが知
られている。
【0009】このため、従来の磁気ヘッドにおいて、再
生時の隣接クロストークの影響をできるだけ抑えるため
には、トラック幅規制溝の角度を磁気ギャップ対向面に
対してほぼ垂直になるように形成することが考えられ
る。
【0010】しかしながら、このような形状の磁気ヘッ
ドは、磁気ギャップ近傍の磁気コアの断面積が小さくな
り、記録再生の点で好ましくない。
【0011】さらに、従来の磁気ヘッドの製造方法は、
一対の磁気コア半体の磁気ギャップ形成用突部が両端部
まで完全に一致して突き合わされるわけでなく、一対の
磁気コア半体の磁気ギャップ形成用突部の端部のズレが
生じる。このズレにより、隣接クロストークが生じるこ
とが知られているが、このズレと隣接クロストークとの
関係については具体的に明らかにされていない。
【0012】このため、例えば、トラック幅規制溝の角
度を大きく、すなわち大きな角度のV字状溝に形成する
ことにより、一対の磁気コア半体の磁気ギャップ形成用
突部の両端縁まで可能な限り一致させることが考えられ
る。
【0013】しかしながら、トラック幅規制溝の角度を
大きくすると、従来の磁気ヘッドの製造方法は、このト
ラック幅規制溝のエッジでのみ磁気ギャップの突き合わ
せ作業を行うために、加工歩留まりが著しく劣化する問
題を有していた。
【0014】そこで、本発明は、かかる従来の技術的な
課題に鑑みて提案されたものであって、隣接クロストー
クの影響を少なく抑えることができる磁気ヘッドを提供
するとともに、このような磁気ヘッドを加工歩留まり良
く製造する磁気ヘッドの製造方法を提供することを課題
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するために鋭意研究した結果、磁気ギャップの
トラック幅のズレ量、方向を規制することにより、隣接
クロストークの影響を少なく抑えることができることを
見い出すとともに、この磁気ギャップのトラック幅のズ
レ量、方向を一定にする磁気ヘッドの製造方法を見い出
した。
【0016】すなわち、本発明者等は、図4及び図5に
示す実験結果を得たが、かかる実験結果を詳細に検討し
て、後述する作用・効果を実現し得る発明を完成した。
【0017】まず、磁気ギャップのズレが生じている場
合としては、図3に示すように、一対の磁気コア半体の
磁気ギャップ形成用突部の端部のズレにより生じる中心
線Fの方向が求める記録トラックTAと隣接する記録ト
ラックTBのアジマス角に近くなる方向となる場合と、
図2に示すように、一対の磁気コア半体の磁気ギャップ
形成用突部の端部のズレにより生じる中心線Fの方向が
求める記録トラックTAと隣接する記録トラックTBの
アジマス角と遠くなる方向となる場合に分けられる。
【0018】すなわち、ここで、磁気ギャップgのズレ
G1による開き角θの二等分線Fの方向と隣接する記録
トラックのアジマス記録の角度との関係を問題として、
図2の場合を「+方向の磁気ギャップのズレ」とし、図
3の場合、「−方向の磁気ギャップのズレ」と言うこと
とする。
【0019】なお、再生ヘッドのヘッド幅(ギャップの
幅)HWが隣接する記録トラックTBに及ぶ部分G2で
は、正規の磁気ギャップによって求められるトラックT
Aの信号が拾われ、いわゆる逆アジマスをスキャンする
ために、隣接する記録トラックTBの信号を拾うような
ことはない。
【0020】そこで、これら両者の場合の隣接クロスト
ークの影響を検討すると、上記+方向の磁気ギャップの
ズレの場合は、図4に示すように、隣接クロストークの
影響が小さいことが分かる。他方、−方向の磁気ギャッ
プのズレの場合には、図5に示すように、隣接クロスト
ークの影響が大きいことが分かる。
【0021】ここで、図4及び図5は、上記磁気ギャッ
プのズレが生じている場合の隣接クロストークによりエ
ラーレートがどのように変化するかを示す特性図であ
る。また、図4及び図5は、磁気ヘッドのアジマス角が
±20°の場合である。また、図4及び図5に示すプロ
ット(縦線)は、隣接クロストークの影響を、「有
り」、「無し」で測定した結果であり、縦線の下はクロ
ストークの影響のない分のプロットであり、縦線の上は
クロストークの影響のある分のプロットである。一つの
線が1つの磁気ヘッドのデータを示す。
【0022】ところで、正規の磁気ギャップgで拾う隣
接のパターン成分は、アジマス損失によって周波数の高
い部分は抑えられるが、磁気ギャップのズレによる隣接
パターンは、−方向の磁気ギャップのズレの場合、アジ
マス損失はほとんど期待することができない。実際に、
周波数の高い部分では、正規の磁気ギャップから拾う量
よりも5dB程度高い場合がある。したがって、例え
ば、パーシャルレスポンスクラス4の信号のように、低
域の成分を信号検出に使わないシステムでは、このよう
な比較的高周波の隣接トラックからの漏れ込みが信号検
出にかなり影響を与えていることになる。
【0023】以上の結果から、上記+方向の磁気ギャッ
プのズレとなるように製造するか、或いは、磁気ギャッ
プのズレが生じないように製造すれば良いことになる
が、従来の磁気ヘッドの製造方法により、磁気ギャップ
のズレの方向を一定にしながら磁気ギャップの突き合わ
せ作業を行うと、磁気ギャップのトラック幅方向のズレ
量の制御が困難であり、トラック精度を高精度に保つこ
とができない。
【0024】そこで、本発明の磁気ヘッドは、上述の課
題を解決するために、トラック幅規制溝が形成され磁気
ギャップ形成用突部が形成された一対の磁気コア半体
を、トラック幅規制溝形成面が互いに対向するように突
き合わせて接合一体化し、上記磁気ギャップ形成用突部
の突き合わせ面間に所定のアジマス角を有する磁気ギャ
ップを形成してなる磁気ヘッドにおいて、各トラック幅
規制溝の形状が略同一形状とされるとともに、互いに対
向するトラック幅規制溝及び互いに隣接するトラック幅
規制溝において溝形状における変曲点の位置が溝深さ方
向で異なる位置とされ、各磁気コア半体の磁気ギャップ
形成用突部の突き合わせ位置にトラック幅方向のズレが
付与されていることを特徴とする。
【0025】他方、本発明の磁気ヘッドの製造方法は、
トラック幅規制溝が形成され磁気ギャップ形成用突部が
形成された一対の磁気コア半体を、トラック幅規制溝形
成面が互いに対向するように突き合わせて接合一体化
し、上記磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ面間に所
定のアジマス角を有する磁気ギャップを形成する磁気ヘ
ッドの製造方法において、略同一形状で溝深さの異なる
トラック幅規制溝を交互に形成し、これら溝深さの異な
るトラック幅規制溝を位置合わせすることで、各磁気コ
ア半体の磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ位置にト
ラック幅規制溝の溝深さの相違に応じたズレを付与する
ことを特徴とする。
【0026】また、上記ズレは、磁気ギャップ形成用突
部の突き合わせ面とこれと対向するトラック幅規制溝の
壁面との中心線と、隣接する記録トラックのアジマス方
向とがなす角度が、磁気ギャップと前記隣接する記録ト
ラックのアジマス方向とがなす角度よりも大きくなるズ
レであることを特徴とする。
【0027】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、
略同一形状で溝深さの異なるトラック幅規制溝を交互に
形成し、これら溝深さの異なるトラック幅規制溝を位置
合わせすることで、各磁気コア半体の磁気ギャップ形成
用突部の突き合わせ位置にトラック幅規制溝の溝深さの
相違に応じたズレを付与することにより、磁気ギャップ
のトラック幅方向のズレ量を一方向のみに一定に調整し
た高精度な突き合わせが行われる。
【0028】ここで、溝深さの異なるトラック幅規制溝
は、同じ形状のスライサー等を用いて、その深さのみを
制御することで容易に形成することができる。
【0029】そして、磁気ギャップ形成用突部の突き合
わせ面とこれと対向するトラック幅規制溝の壁面との中
心線と、隣接する記録トラックのアジマス方向とがなす
角度が、磁気ギャップと前記隣接する記録トラックのア
ジマス方向とがなす角度よりも大きくなるようにズレを
付与することより、再生する際に隣接チャンネルからの
クロストークを抑制することができる磁気ヘッドが製造
される。
【0030】このような製造方法により製造された磁気
ヘッドは、各トラック幅規制溝の形状が略同一形状とさ
れるとともに、互いに対向するトラック幅規制溝及び互
いに隣接するトラック幅規制溝において溝形状における
変曲点の位置が溝深さ方向で異なる位置とされ、各磁気
コア半体の磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ位置に
トラック幅方向のズレが付与されているが、この磁気ヘ
ッドは、再生する際に隣接チャンネルからのクロストー
クを抑制することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0032】本実施の形態は、磁気ギャップ部を金属磁
性膜により形成するようにしたメタル・イン・ギャップ
(Metal in Gap)型の磁気ヘッド(以下、
「MIGヘッド」と称する。)に適用したものである。
【0033】本例の磁気ヘッドは、図6に示すように、
フェライトよりなる磁気コア基板1,2とこの磁気コア
基板1,2の突き合わせ面にそれぞれ被着形成される金
属磁性膜3,4とからなる一対の磁気コア半体5,6と
によって閉磁路が構成され、その金属磁性膜3,4の突
き合わせ面間に記録再生ギャップとして動作するアジマ
ス角が付与された磁気ギャップgが形成されている。
【0034】上記磁気コア基板1,2は、例えばフェラ
イト等の酸化物磁性材料からなり、主コアとして機能す
るコア断面積が小さい金属磁性膜3,4をバックアップ
する補助コアとして機能するようになっている。つま
り、金属磁性膜3,4のコア断面積が小さい分、この磁
気コア基板1,2のコアボリュームによって再生出力の
劣化を防止するようになっている。
【0035】また、この磁気コア基板1,2において
は、その突き合わせ面側の形状が断面略々台形状として
形成されている。すなわち、この磁気コア基板1,2の
突き合わせ面側は、上記磁気ギャップgと平行なギャッ
プ形成面7,8と、このギャップ形成面7,8の両端部
に上記磁気ギャップgのトラック幅Twを規制するため
のトラック幅規制溝9,10,11,12が形成されて
いる。
【0036】なお、上記トラック幅規制溝7,8,9,
10内には、それぞれ磁気記録媒体との当たり特性を確
保すると共に摺接による偏摩耗を防止する目的で、ガラ
ス等の非磁性材14が充填されている。
【0037】また、一方の磁気コア基板1の突き合わせ
面には、磁気ギャップgのデプスを規制するとともに、
図示しないコイルを巻装するための断面略コ字状の巻線
溝13がコア厚方向に形成されている。
【0038】一方、金属磁性膜3,4は、磁気コア基板
1,2の突き合わせ面に、フロント側よりバック側にわ
たって成膜されている。すなわち、上記金属磁性膜3,
4は、磁気コア基板1,2のギャップ形成面7,8及び
この両端縁側に設けられるトラック幅規制溝9,10,
11,12上にそのフロント側よりバック側にわたって
形成されている。
【0039】上記金属磁性膜3、4には、高い飽和磁束
密度を有し、且つ軟磁気特性に優れた強磁性材料が使用
されるが、この強磁性材料としては、従来より公知の結
晶質、非結晶質、あるいは微結晶質のものが使用でき
る。
【0040】例示するならば、Fe−Al−Si系合金
(センダスト)、Fe−Si−Co系合金、Fe−Ni
系合金、Fe−Al−Ge系合金、Fe−Ga−Ge系
合金、Fe−Si−Ge系合金、Fe−Si−Ga系合
金、Fe−Si−Ga−Ru系合金、Fe−Co−Si
−Al系合金等が挙げられる。また、耐蝕性や耐摩耗性
等の一層の向上を図るために、Ti,Cr,Mn,Z
r,Nb,Mo,Ta,W,Ru,Os,Rh,Ir,
Re,Ni,Pd,Pt,Hf,V等の少なくとも一種
を添加したものであってもよい。また、酸素含有センダ
スト,窒素含有センダスト、酸素含有Fe−Si−Ga
−Ru系合金、窒素含有Fe−Si−Ga−Ru系合金
等の結晶質磁性膜でも良い。さらには、Fe系微結晶
膜、Co系微結晶膜を用いてもよい。
【0041】これら金属磁性膜3,4の成膜方法として
は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法、クラスター・イオンビーム法等に代表される真
空薄膜形成技術がいずれも採用される。
【0042】また、金属磁性膜3,4は、前記強磁性合
金材料の中間層であっても良いが、例えばSiO2 ,T
23 ,ZrO2 ,Si3 NO4 等の絶縁膜を介して
何層にも積層した積層膜とするようにしても良い。
【0043】また、上記基板3,4には、フェライト材
の他、非磁性フェライト、酸化ジルコニウム系セラミッ
ク、結晶化ガラス、非磁性酸化鉄系セラミック、BaT
iO3 ,K2 TiO3 等のチタン酸系セラミック等が用
いられる。
【0044】そして、本例の磁気ヘッドにおいては特
に、図2に示すように、各磁気コア半体5,6の磁気ギ
ャップ形成用突部24Aの突き合わせ位置にトラック幅
方向のズレG1が付与されている。
【0045】前記ズレG1は、磁気ギャップ形成用突部
24Aの突き合わせ面8とこれと対向するトラック幅規
制溝の壁面10との中心線Fと、隣接する記録トラック
TBのアジマス方向とがなす角度θ2が、磁気ギャップ
gと前記隣接する記録トラックTBのアジマス方向とが
なす角度θよりも大きくなる方向にズレである(前記
「+方向の磁気ギャップのズレ」)。
【0046】これは、図4に示すように、磁気ギャップ
のズレG1の部分が拾う隣接パターン信号の量は磁気ギ
ャップのズレG1の方向に強く依存するためである。す
なわち、トラック幅Twを規制するトラック幅規制溝1
0,11の磁気ギャップgのズレG1による開き角θの
二等分線Fの方向が隣接する記録トラックのアジマス記
録の角度から遠くなる方向に形成することにより、隣接
する記録トラックのアジマス記録に影響を与えるような
ことがなくなり、隣接チャンネルからのクロストークを
減少させることができるからである。
【0047】そこで、本実施の形態では、トラック幅T
wを規制するトラック幅規制溝10,11の磁気ギャッ
プgのズレG1による開き角θの二等分線Fの方向が隣
接する記録トラックのアジマス記録の角度から遠くなる
方向に形成されている。
【0048】さらに、上記のように構成された一対の磁
気コア半体5,6は、ギャップ形成面7,8上に成膜さ
れた金属磁性膜3,4同士をトラック位置合わせをしな
がら突き合わせ、該磁気ギャップgの両端縁に形成され
る第1の傾斜面9,10と第2の傾斜面11,12の対
向部分に融着ガラス14を充填させることによって接合
一体化され、その金属磁性膜3,4間に磁気ギャップg
のトラック幅Twは、高密度磁気記録を目的として、1
3ミクロン以下となされている。なお、第1の傾斜面
9,10と第2の傾斜面11,12の対向部分に充填さ
れる融着ガラス14は、磁気記録媒体に対する当たりを
確保するようになっている。
【0049】そして特に、図18に示すように、各トラ
ック幅規制溝7,8,9,10,11,12の形状が略
同一形状とされるとともに、互いに対向するトラック幅
規制溝及び互いに隣接するトラック幅規制溝において溝
形状における変曲点O1,O2の位置が溝深さ方向で異
なる位置とされている。
【0050】すなわち、トラック幅規制溝の第1の傾斜
面9,10近傍のギャップ形成面7,8の垂線M1がト
ラック幅規制溝の底面に相当する位置Z1までの長さL
1と、第2の傾斜面11,12近傍のギャップ形成面
7,8の垂線M2がトラック幅規制溝の底面に相当する
位置Z2までの長さL2が異なる長さとされている(L
1<L2)。これは、後述する製造方法により製造する
に際して、容易な製造方法で、磁気ギャップの幅方向の
ズレ量δを一定に調整することができるようにするため
である。
【0051】本実施の形態では、これら垂線M1とM2
の長さL1とL2の差dは、1.3μmとされている。
本発明では、この差dは、0.5〜3.0μmのもので
あれば、本実施の形態にかかるものには限られない。
【0052】この値は、第1の傾斜面9,10近傍のギ
ャップ形成面7,8の垂線M1がトラック幅規制溝の底
面に相当する位置Z1までの長さL1と、第2の傾斜面
11,12近傍のギャップ形成面7,8の垂線M2がト
ラック幅規制溝の底面に相当する位置Z2までの長さL
2との差をd、第1の傾斜面9,10とギャップ形成面
7,8の垂線とのなす角度をθ2、第2の傾斜面11,
12とギャップ形成面7,8の垂線とのなす角度をθ
3、上記磁気ギャップの幅方向のズレ量をδとした場
合、d=δ/(tanθ2+tanθ3)の式で求めら
れる。
【0053】ところで、トラック幅規制溝の溝形状は、
磁気ヘッドの種類によって異なる。例えば、図19、図
20に示すような磁気ヘッドがあるが、これらの場合、
これらの図19,図20に示すように、第1の傾斜面
9,10の長さL1と第2の傾斜面11,12の長さL
2は、各々その変曲点O1,O2までの長さとする。な
お、図中、符号S1は磁気記録媒体摺動面を示し、S2
は当たり幅加工部を示す。
【0054】次に、本実施の形態の磁気ヘッドの製造方
法について説明する。
【0055】先ず、図7に示すように、フェライト材よ
りなる基板21を用意する。そして、平面研削盤を用い
て基板21の平面出しを行う。
【0056】本例では、上記基板21として、磁性フェ
ライト材の単結晶あるいは多結晶、これらの接合材、又
は、非磁性フェライト,BaTiO3 ,K2 TiO3
結晶化ガラス等の非磁性のものが挙げられる。
【0057】また、本実施の形態に用いた単結晶フェラ
イトの面方位は図7に示す通りであるが、他の面方位の
単結晶基板、多結晶基板や、単結晶フェライトと多結晶
フェライトとの接合基板等を用いてもよい。
【0058】次に、スライサーを用いて、図8に示すよ
うに、基板21の長手方向に巻線溝22と、ガラス溝2
3を二つずつ形成する。すなわち、基板21の中央から
これら巻線溝22と、ガラス溝23が各々対称となるよ
うにして形成する。このように形成することにより、上
記一つの基板21から一対の磁気コア半体となる一対の
磁気コアブロック21a,21bが形成されることにな
る。
【0059】次いで、スライサーを用いて、図9に示す
ように、巻線溝22、ガラス溝23と直角の方向、すな
わち基板21の幅方向にトラック幅規制溝24を形成す
る。なお、これらトラック幅規制溝24を形成した後
は、ポリッシング等により基板21の表面の鏡面加工を
行う。
【0060】ここで、このトラック幅規制溝24の形成
に際しては、溝深さ(d)が異なるとともに、開口幅W
1,W2が異なるトラック幅規制溝24a,24bを交
互に形成する。
【0061】本実施の形態では、図10に示すように、
広い方の開口幅W1が201.5μmであり、狭い方の
開口幅W2が200μmである。また、磁気ギャップ形
成用突部24Aの幅H1が13μmであり、隣接するト
ラック幅規制溝24a,24bの溝深さの差dは、1.
3μmである。
【0062】この点、従来のトラック幅規制溝の形成に
際しては、トラック幅規制溝のギャップ対向面から底面
までの距離がすべて均一になるように形成していた。ま
た、トラック幅規制溝は、基板の垂直方向に対して30
°とし、すべて均一になるように形成していた。
【0063】しかし、従来の磁気ヘッドの製造方法は、
一対の磁気コア半体の磁気ギャップ形成用突部の端部の
ズレが生じ、このズレは、いわゆる疑似ギャップとなっ
て上述した隣接クロストークの問題を生じさせていた。
このために、基板にトラック幅規制溝を形成する際に、
基板の一部にマーカとなる溝を入れたり、突き合わせの
ための特別の加工を施すことが考えられるが、このよう
な特別の加工は、時間がかかったり、生産性が悪くな
る。
【0064】これに対して、本実施の形態では、図10
に示すように、磁気ギャップの幅方向のズレ量δを一定
に調整するために、第1の傾斜面9,10近傍のギャッ
プ形成面7,8の垂線M1がトラック幅規制溝24の底
面に相当する位置Z1までの長さL1と、第2の傾斜面
11,12近傍のギャップ形成面7,8の垂線M2がト
ラック幅規制溝24の底面に相当する位置Z2までの長
さL2が異なるように形成する。すなわち、トラック幅
規制溝24a,24bのギャップ形成面7,8から溝底
面までの距離L1,L2を異なるように形成する。
【0065】このようなトラック幅規制溝24の形成に
際しては、このトラック幅規制溝24と同じ形状をした
スライサーを用いて、このスライサーを基板21に対し
て深く研磨するか浅く研磨するかにより形成すれば足り
る。このように形成することにより、磁気ギャップの幅
方向のズレ量δの調整のためだけに特別の加工を複数回
施すような必要がなく、又、加工のために時間がかかる
こともない。
【0066】なお、本実施の形態では、略々台形状のト
ラック幅規制溝24を用いたが、このトラック幅規制溝
24の形状は、例えば、上述した図19、図20に示す
ように、トラック幅規制溝24がV字状のものや溝内に
変曲点O1,O2を有する等の他の形状であっても良
い。
【0067】次いで、図11に示すように、上記基板2
1をその中央から切断して、切断された基板21a,2
1bを作製する。
【0068】ここで、本実施の形態では、1つの基板2
1に、巻線溝22、ガラス溝23の他、トラック幅規制
溝24を形成するものであることから、上記切断によ
り、各々対称な上記1つおきに溝深さ(d)と開口幅W
1,W2が異なるトラック幅規制溝24が形成されるこ
ととなる。
【0069】次いで、上記切断された基板21a,21
bに、図12及び図13に示すように、スパッタリング
を用いて金属磁性膜27を形成し、その上にギャップ膜
28を形成する。この金属磁性膜27の成膜に際して
は、図13に示すように、先のトラック幅規制溝内も含
めて成膜する。この金属磁性膜27としては、本実施の
形態では、Fe−Si−Ga−Ru系合金を用いた。
【0070】ここで、基板21a,21bと金属磁性膜
27との付着力の向上のために、SiO2,Ta2 5
の酸化物膜、Si3 4 等の窒化物膜、或いは、Cr,
Al、Si,Pt等の金属膜及びこれらの合金膜、さら
に、これらを組み合わせた積層膜を金属磁性膜27の下
地膜として用いても良い。本実施の形態では、この付着
力の向上のために、厚さ5nmのSiO2 膜を用いた。
【0071】また、ギャップ膜には、SiO2 単層膜を
用いたが、融着ガラス11との反応防止膜として、上層
に例えばCr膜等を設けた2層膜、多層膜を用いても良
い。
【0072】次いで、以上のようにして作製された基板
21a,21bを圧着しながら500〜700°Cに加
熱して、図14に示すように、低融点ガラス14にて接
合して接合基板30を作製する。
【0073】この接合に際しては、図15に示すよう
に、基板21a,21bに形成された異なるトラック幅
規制溝24a,24bが対向するように突き合わせを行
った。
【0074】ここで、溝深さと開口幅が異なるトラック
幅規制溝24a,24bは、各基板21a,21bに形
成されているため、基板21a,21bの突き合わせの
際に、トラック幅規制溝24a,24bを一つずらした
上で、交互にトラックズレがないようにギャップ突き合
わせを行うことにより、磁気ギャップの幅方向のズレ量
δを一定に生じさせながら高精度で接合されることにな
る。この例では、磁気ギャップの幅方向のズレ量δは、
上述したように、1.5μmである。
【0075】次いで、上記接合基板30を平面研削除盤
を用いて所定の厚みにした後に、磁気記録媒体摺動面と
なる部分を円筒研削を行う。
【0076】次いで、磁気記録媒体摺動面に磁気記録媒
体との当たりを確保するために、図16に示すように、
当たり幅加工、上記巻線溝22等の加工を行った後に、
図17に示すように、目的とするアジマス角と同角度で
切り出し、多数のヘッドチップ31を製作する。
【0077】今回の切り出しに際しては、アジマス角が
±20°となるように作製したが、その際、前述した+
方向の磁気ギャップのズレが生じるようにアジマス角を
決定した。このようにして、磁気ヘッドが図6に示すよ
うに完成する。
【0078】以上のようにして作製された磁気ヘッドの
磁気ギャップのトラック幅方向のズレ量δを測定した。
【0079】その結果、従来の磁気ヘッドのトラック幅
規制溝のみで一方向にずらしてギャップの突き合わせ作
業を行った場合には、3σ=1.5μmであったが、本
実施の形態により製造された磁気ヘッドは、3σ=0.
7μmと大幅な改善が見られた。
【0080】以上、このように製造された磁気ヘッド
は、再生信号のエラーレートの向上が図られる高精度の
磁気ヘッドである。したがって、家庭用デジタルVTR
によれば、長時間録画においても充分なエラーレートが
得られ、過去の判定状況を記憶しておくことによりエラ
ーレートを向上させる回路である、ビタビ複合器を不要
とすることが期待される。
【0081】なお、本発明を適用した具体的な実施の形
態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限
定されることなく種々の変更が可能である。例えば先の
例では、金属磁性膜を主コアとしたが、かかる膜を磁気
コア基板に成膜せずに、フェライトコアのみによって閉
磁路を構成した磁気ヘッドとしても良い。もちろん、こ
の場合のヘッドでも先の磁気ヘッドと同様な作用効果が
得られる。また、このような磁気ヘッドを用いた磁気記
録再生装置は、家庭用デジタルVTRのほかにもデータ
ストリーマなどのデジタル信号蓄積装置にも応用可能で
ある。
【0082】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、略同一形状で溝深さの異なるトラック幅規制溝を交
互に形成し、これら溝深さの異なるトラック幅規制溝を
位置合わせすることで、各磁気コア半体の磁気ギャップ
形成用突部の突き合わせ位置にトラック幅規制溝の溝深
さの相違に応じたズレを付与することにより、磁気ギャ
ップのトラック幅方向のズレ量を一定に調整した高精度
な突き合わせが行われる。
【0083】そして、磁気ギャップ形成用突部の突き合
わせ面とこれと対向するトラック幅規制溝の壁面との中
心線と、隣接する記録トラックのアジマス方向とがなす
角度が、磁気ギャップと前記隣接する記録トラックのア
ジマス方向とがなす角度よりも大きくなるようにズレを
付与することより、再生する際に隣接チャンネルからの
クロストークを抑制することができる磁気ヘッドが製造
される。
【0084】このような製造方法により製造された磁気
ヘッドは、各トラック幅規制溝の形状が略同一形状とさ
れるとともに、互いに対向するトラック幅規制溝及び互
いに隣接するトラック幅規制溝において溝形状における
変曲点の位置が溝深さ方向で異なる位置とされ、各磁気
コア半体の磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ位置に
トラック幅方向のズレが付与されているが、この磁気ヘ
ッドは、再生する際に隣接チャンネルからのクロストー
クを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ヘッドが磁気テープの記録パターンを再生
する状態を示す模式図である。
【図2】+方向の磁気ギャップのズレが生じている場合
の磁気ヘッドが磁気テープの記録パターンを再生する状
態を示す模式図である。
【図3】−方向の磁気ギャップのズレが生じている場合
の磁気ヘッドが磁気テープの記録パターンを再生する状
態を示す模式図である。
【図4】+方向の磁気ギャップのズレの場合のエラーレ
ートとC/Nとの関係を示す特性図である。
【図5】−方向の磁気ギャップのズレの場合のエラーレ
ートとC/Nとの関係を示す特性図である。
【図6】本発明を適用した磁気ヘッドの一例を示す斜視
図である。
【図7】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、基板
の平面出しを行う工程を示す斜視図である。
【図8】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、基板
に巻線溝とガラス溝を形成する工程を示す斜視図であ
る。
【図9】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、基板
にトラック幅規制溝と突出部を形成する工程を示す斜視
図である。
【図10】図9のa部の拡大斜視図であり、トラック幅
規制溝を示す。
【図11】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、基
板を切断する工程を示す斜視図である。
【図12】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、金
属磁性膜を成膜する工程を示す斜視図である。
【図13】図12のd部の拡大斜視図であり、トラック
幅規制溝とギャップ部に金属磁性膜が成膜された状態を
示す斜視図である。
【図14】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、切
断された基板を突き合わせて接合する状態を示す斜視図
である。
【図15】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、磁
気ギャップにズレを生じさせる方向を調整して突き合わ
せる工程を示す模式図である。
【図16】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、磁
気記録媒体摺動面を円筒研磨する工程を示す斜視図であ
る。
【図17】上記磁気ヘッドの製造工程を示すもので、所
定の大きさのヘッドチップに切断する工程を示す斜視図
である。
【図18】本発明を適用した磁気ヘッドの一例を模式的
に示す平面図である。
【図19】本発明を適用した磁気ヘッドの他の例を模式
的に示す平面図である。
【図20】本発明を適用した磁気ヘッドの他の例を模式
的に示す平面図である。
【符号の説明】
1,2 磁気コア基板、3,4,27 金属磁性膜、
5,6 磁気コア半体、7,8 ギャップ形成面、9,
10,11,12,24,24a,24b トラック幅
規制溝、21 基板、21a,21b 磁気コアブロッ
ク(基板)、24A 磁気ギャップ形成用突部、O1,
O2 トラック幅規制溝の変曲点、Twトラック幅、F
磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ面とこれと対向
するトラック幅規制溝の壁面との中心線、θ 磁気ギャ
ップと隣接する記録トラックのアジマス方向とがなす角
度、θ1 磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ面とこ
れと対向するトラック幅規制溝の壁面との中心線と隣接
する記録トラックのアジマス方向とがなす角度、δ 磁
気ギャップのトラック幅方向のズレ量、θ2 第1の傾
斜面とギャップ形成面の垂線とのなす角度、θ3 第2
の傾斜面とギャップ形成面の垂線とのなす角度、H1
磁気ギャップ形成用突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック幅規制溝が形成され磁気ギャッ
    プ形成用突部が形成された一対の磁気コア半体を、トラ
    ック幅規制溝形成面が互いに対向するように突き合わせ
    て接合一体化し、上記磁気ギャップ形成用突部の突き合
    わせ面間に所定のアジマス角を有する磁気ギャップを形
    成してなる磁気ヘッドにおいて、 各トラック幅規制溝の形状が略同一形状とされるととも
    に、互いに対向するトラック幅規制溝及び互いに隣接す
    るトラック幅規制溝において溝形状における変曲点の位
    置が溝深さ方向で異なる位置とされ、 各磁気コア半体の磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ
    位置にトラック幅方向のズレが付与されていることを特
    徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記ズレは、磁気ギャップ形成用突部の
    突き合わせ面とこれと対向するトラック幅規制溝の壁面
    との中心線と、隣接する記録トラックのアジマス方向と
    がなす角度が、磁気ギャップと前記隣接する記録トラッ
    クのアジマス方向とがなす角度よりも大きくなるズレで
    あることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 トラック幅規制溝が形成され磁気ギャッ
    プ形成用突部が形成された一対の磁気コア半体を、トラ
    ック幅規制溝形成面が互いに対向するように突き合わせ
    て接合一体化し、上記磁気ギャップ形成用突部の突き合
    わせ面間に所定のアジマス角を有する磁気ギャップを形
    成する磁気ヘッドの製造方法において、 略同一形状で溝深さの異なるトラック幅規制溝を交互に
    形成し、これら溝深さの異なるトラック幅規制溝を位置
    合わせすることで、各磁気コア半体の磁気ギャップ形成
    用突部の突き合わせ位置にトラック幅規制溝の溝深さの
    相違に応じたズレを付与することを特徴とする磁気ヘッ
    ドの製造方法。
  4. 【請求項4】 磁気ギャップ形成用突部の突き合わせ面
    とこれと対向するトラック幅規制溝の壁面との中心線
    と、隣接する記録トラックのアジマス方向とがなす角度
    が、磁気ギャップと前記隣接する記録トラックのアジマ
    ス方向とがなす角度よりも大きくなるようにズレを付与
    することを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッドの製造
    方法。
JP15253896A 1996-06-13 1996-06-13 磁気ヘッド及びその製造方法 Withdrawn JPH103608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059146A1 (fr) * 1998-05-14 1999-11-18 Sony Corporation Tete magnetique et procede de fabrication

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