JPH1036360A - 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法 - Google Patents
2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法Info
- Publication number
- JPH1036360A JPH1036360A JP3752297A JP3752297A JPH1036360A JP H1036360 A JPH1036360 A JP H1036360A JP 3752297 A JP3752297 A JP 3752297A JP 3752297 A JP3752297 A JP 3752297A JP H1036360 A JPH1036360 A JP H1036360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloro
- propene
- thiazole
- chloromethyl
- trans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 農薬等の中間体として有用な2−クロロ−5
−クロロメチル−1,3−チアゾールを工業的に有利に
製造する方法を提供する。 【解決手段】 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1
−プロペンを塩素化剤と反応させることを特徴とする2
−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製
造方法。
−クロロメチル−1,3−チアゾールを工業的に有利に
製造する方法を提供する。 【解決手段】 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1
−プロペンを塩素化剤と反応させることを特徴とする2
−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製
造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−クロロ−5−
クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法に関す
る。本発明により製造される2−クロロ−5−クロロメ
チル−1,3−チアゾールは、農薬等の合成中間体とし
て、例えば殺虫剤として有用なヘキサヒドロトリアジン
化合物の合成中間体として有用である(特公平6−77
6号公報参照)。
クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法に関す
る。本発明により製造される2−クロロ−5−クロロメ
チル−1,3−チアゾールは、農薬等の合成中間体とし
て、例えば殺虫剤として有用なヘキサヒドロトリアジン
化合物の合成中間体として有用である(特公平6−77
6号公報参照)。
【0002】
【従来の技術】2−クロロ−5−クロロメチル−1,3
−チアゾールの製造方法としては、イソチオシアン酸
アリルを塩素化剤と反応させる方法(特開昭63−83
079号公報参照)、およびイソチオシアン酸2−ク
ロロアリルを塩素化剤と反応させる方法(特開平4−2
34864号公報参照)等が知られている。
−チアゾールの製造方法としては、イソチオシアン酸
アリルを塩素化剤と反応させる方法(特開昭63−83
079号公報参照)、およびイソチオシアン酸2−ク
ロロアリルを塩素化剤と反応させる方法(特開平4−2
34864号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の方法は大過剰量の塩素化剤と高温を必要とする非常に
激しい反応であり、目的とする2−クロロ−5−クロロ
メチル−1,3−チアゾールの他に複数個の副生物が生
成することから、得られる2−クロロ−5−クロロメチ
ル−1,3−チアゾールの純度が低いという問題点があ
る。また、上記の方法は、出発原料であるイソチオシ
アン酸2−クロロアリルを安価に入手し難いという問題
点がある。したがって、いずれの方法も2−クロロ−5
−クロロメチル−1,3−チアゾールの工業的に優れた
製造方法とは言い難い。しかして、本発明の目的は、大
過剰量の塩素化剤を使用することなく、温和な条件下
で、しかも安価で入手容易な出発原料を用いて2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールを高純度
で、かつ収率よく製造する方法を提供することにある。
の方法は大過剰量の塩素化剤と高温を必要とする非常に
激しい反応であり、目的とする2−クロロ−5−クロロ
メチル−1,3−チアゾールの他に複数個の副生物が生
成することから、得られる2−クロロ−5−クロロメチ
ル−1,3−チアゾールの純度が低いという問題点があ
る。また、上記の方法は、出発原料であるイソチオシ
アン酸2−クロロアリルを安価に入手し難いという問題
点がある。したがって、いずれの方法も2−クロロ−5
−クロロメチル−1,3−チアゾールの工業的に優れた
製造方法とは言い難い。しかして、本発明の目的は、大
過剰量の塩素化剤を使用することなく、温和な条件下
で、しかも安価で入手容易な出発原料を用いて2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールを高純度
で、かつ収率よく製造する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロ
ペンを塩素化剤と反応させることを特徴とする2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法
を提供することにより達成される。
目的は、3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロ
ペンを塩素化剤と反応させることを特徴とする2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法
を提供することにより達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の反応は、溶媒の存在下ま
たは不存在下に行うことができる。使用する溶媒は、反
応に悪影響を与えない限り特に制限されないが、例えば
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−
ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン等の炭化水素;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン等のエーテル;アセトニト
リル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルム
アミド等のアミド;ジメチルスルホキシド等が挙げられ
る。溶媒の使用量は、3−クロロ−1−イソチオシアナ
ト−1−プロペンに対して0.5〜10重量倍の範囲が
好ましく、0.5〜2.0重量倍の範囲がより好まし
い。
たは不存在下に行うことができる。使用する溶媒は、反
応に悪影響を与えない限り特に制限されないが、例えば
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−
ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン等の炭化水素;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン等のエーテル;アセトニト
リル、プロピオニトリル等のニトリル;ジメチルホルム
アミド等のアミド;ジメチルスルホキシド等が挙げられ
る。溶媒の使用量は、3−クロロ−1−イソチオシアナ
ト−1−プロペンに対して0.5〜10重量倍の範囲が
好ましく、0.5〜2.0重量倍の範囲がより好まし
い。
【0006】反応に使用される塩素化剤としては、塩素
または反応条件下に塩素を放出する化合物、例えば塩化
スルフリル等を使用することができる。収率の点から
は、塩化スルフリルが好ましい。塩素化剤の使用量は3
−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペンに対し
て通常1.0〜1.5当量の範囲が好ましい。塩素化剤
として塩素を用いる場合は、塩素ガスを直接反応系内に
吹き込んでもよく、また、塩素を溶媒に溶解させたもの
を用いてもよい。溶媒としては、上記と同様の溶媒が挙
げられる。
または反応条件下に塩素を放出する化合物、例えば塩化
スルフリル等を使用することができる。収率の点から
は、塩化スルフリルが好ましい。塩素化剤の使用量は3
−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペンに対し
て通常1.0〜1.5当量の範囲が好ましい。塩素化剤
として塩素を用いる場合は、塩素ガスを直接反応系内に
吹き込んでもよく、また、塩素を溶媒に溶解させたもの
を用いてもよい。溶媒としては、上記と同様の溶媒が挙
げられる。
【0007】反応温度は−20〜150℃の範囲が好ま
しく、0〜60℃の範囲がより好ましい。反応時間は、
反応条件によっても異なるが、通常1〜4時間が適当で
ある。
しく、0〜60℃の範囲がより好ましい。反応時間は、
反応条件によっても異なるが、通常1〜4時間が適当で
ある。
【0008】原料となる3−クロロ−1−イソチオシア
ナト−1−プロペンは、1,3−ジクロロ−1−プロペ
ンとチオシアン酸塩とを反応させることにより3−クロ
ロ−1−チオシアナト−2−プロペンを得、得られた3
−クロロ−1−チオシアナト−2−プロペンを塩化マグ
ネシウム、塩化コバルト、塩化第二銅等の金属塩の存在
下に転位させることにより得ることができる。なお、
1,3−ジクロロ−1−プロペンは殺線虫剤として大量
生産されている安価で入手容易な化合物である。
ナト−1−プロペンは、1,3−ジクロロ−1−プロペ
ンとチオシアン酸塩とを反応させることにより3−クロ
ロ−1−チオシアナト−2−プロペンを得、得られた3
−クロロ−1−チオシアナト−2−プロペンを塩化マグ
ネシウム、塩化コバルト、塩化第二銅等の金属塩の存在
下に転位させることにより得ることができる。なお、
1,3−ジクロロ−1−プロペンは殺線虫剤として大量
生産されている安価で入手容易な化合物である。
【0009】本発明の製造方法においては、原料として
トランス−3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プ
ロペンを使用するのが、高収率で目的化合物が得られる
点で好ましい。トランス−3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペンは、上記のようにして得られた3
−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペン(シス
体とトランス体の混合物)を蒸留分離することにより得
ることができる。ここで分離されたシス体は異性化する
ことによりトランス体に変換できる。また、予めトラン
ス体を単離することなく、3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペンのシス体とトランス体の混合物を
原料として用い、シス体をトランス体へ異性化しながら
本発明の反応を行うこともできる。シス体からトランス
体への異性化は、通常二重結合の異性化に用いられる触
媒の存在下に行うことができ、かかる触媒としては、例
えばヨウ素;チオフェノール等のチオール;ルイス酸等
が挙げられる。
トランス−3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プ
ロペンを使用するのが、高収率で目的化合物が得られる
点で好ましい。トランス−3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペンは、上記のようにして得られた3
−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペン(シス
体とトランス体の混合物)を蒸留分離することにより得
ることができる。ここで分離されたシス体は異性化する
ことによりトランス体に変換できる。また、予めトラン
ス体を単離することなく、3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペンのシス体とトランス体の混合物を
原料として用い、シス体をトランス体へ異性化しながら
本発明の反応を行うこともできる。シス体からトランス
体への異性化は、通常二重結合の異性化に用いられる触
媒の存在下に行うことができ、かかる触媒としては、例
えばヨウ素;チオフェノール等のチオール;ルイス酸等
が挙げられる。
【0010】また、3−クロロ−1−イソチオシアナト
−1−プロペンを製造する工程の、3−クロロ−1−チ
オシアナト−2−プロペンを転位させる反応において、
金属塩として塩化マグネシウムを使用することにより、
トランス体がリッチな3−クロロ−1−イソチオシアナ
ト−1−プロペンを得ることができる。
−1−プロペンを製造する工程の、3−クロロ−1−チ
オシアナト−2−プロペンを転位させる反応において、
金属塩として塩化マグネシウムを使用することにより、
トランス体がリッチな3−クロロ−1−イソチオシアナ
ト−1−プロペンを得ることができる。
【0011】このようにして得られた2−クロロ−5−
クロロメチル−1,3−チアゾールの反応混合物からの
単離・精製は常法にしたがって行うことができる。例え
ば、反応混合物を冷却したのち、重炭酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液中
にあけ、クロロホルム等で抽出し、抽出液を水洗したの
ち乾燥し、減圧下に濃縮し、濃縮物を減圧蒸留、再結
晶、クロマトグラフィー等で分離精製することにより行
う。
クロロメチル−1,3−チアゾールの反応混合物からの
単離・精製は常法にしたがって行うことができる。例え
ば、反応混合物を冷却したのち、重炭酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液中
にあけ、クロロホルム等で抽出し、抽出液を水洗したの
ち乾燥し、減圧下に濃縮し、濃縮物を減圧蒸留、再結
晶、クロマトグラフィー等で分離精製することにより行
う。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。
【0013】参考例1 チオシアン酸ナトリウム200gを水250mlに溶か
し、この溶液に1,3−ジクロロプロペン250gおよ
びテトラブチルアンモニウムクロリド2.5gを加え、
60℃で3時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却
し、水200ml中にあけたのち、キシレン500ml
で1回抽出した。有機層を飽和食塩水500mlで洗浄
したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に濃
縮した。濃縮物を減圧蒸留に付すことにより、3−クロ
ロ−1−チオシアナト−2−プロペン258gを得た。 収率:84.1% 純度:98.1% 沸点:83〜88℃/5mmHg
し、この溶液に1,3−ジクロロプロペン250gおよ
びテトラブチルアンモニウムクロリド2.5gを加え、
60℃で3時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却
し、水200ml中にあけたのち、キシレン500ml
で1回抽出した。有機層を飽和食塩水500mlで洗浄
したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に濃
縮した。濃縮物を減圧蒸留に付すことにより、3−クロ
ロ−1−チオシアナト−2−プロペン258gを得た。 収率:84.1% 純度:98.1% 沸点:83〜88℃/5mmHg
【0014】参考例2 3−クロロ−1−チオシアナト−2−プロペン198
g、キシレン1375mlおよび塩化第二銅9.35g
の混合物をキシレン還流温度で1時間加熱した。反応混
合物を室温まで冷却し、銅錯体を濾過により取り除き、
減圧下に濃縮した。濃縮物を減圧蒸留に付すことによ
り、3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペン
184gを得た。 収率:90.7% 純度:97.6% 沸点:60〜75℃/5mmHg1 H−NMRスペクトル(CDCl3 )δ:4.06(d,J=5.
7Hz,(trans)), 4.18(d,J=7.4Hz,(cis)), 5.60(dt,J=8.1
Hz,5.7Hz,(cis)), 5.92(dt,J=13.5Hz,7.4Hz,(trans)),
6.15(d,J=8.1Hz,(cis)), 6.27(d,J=13.5Hz,(trans))
g、キシレン1375mlおよび塩化第二銅9.35g
の混合物をキシレン還流温度で1時間加熱した。反応混
合物を室温まで冷却し、銅錯体を濾過により取り除き、
減圧下に濃縮した。濃縮物を減圧蒸留に付すことによ
り、3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペン
184gを得た。 収率:90.7% 純度:97.6% 沸点:60〜75℃/5mmHg1 H−NMRスペクトル(CDCl3 )δ:4.06(d,J=5.
7Hz,(trans)), 4.18(d,J=7.4Hz,(cis)), 5.60(dt,J=8.1
Hz,5.7Hz,(cis)), 5.92(dt,J=13.5Hz,7.4Hz,(trans)),
6.15(d,J=8.1Hz,(cis)), 6.27(d,J=13.5Hz,(trans))
【0015】実施例1 反応容器に3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プ
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=2:3)26.8g、およびクロロホ
ルム30mlを入れて0℃に冷却し、内温を10℃以下
に保ちながら塩化スルフリル28.0gを1時間かけて
滴下した。滴下終了後、50〜60℃まで昇温し、同温
度で3時間加熱した。室温まで冷却し、10%炭酸ナト
リウム水溶液350ml中に反応混合物をあけたのち、
クロロホルム100mlで2回抽出した。有機層を飽和
食塩水100mlで2回洗浄したのち、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、溶媒を留去することにより粗反応物3
5.2gを得た。次に減圧蒸留により精製し、2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾール24.9g
を得た。 収率:69.2% 純度:93.8% 沸点:107〜109℃/17mmHg1 H−NMR(CDCl3 )δ:4.72(s,2H), 7.50(s,1
H)
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=2:3)26.8g、およびクロロホ
ルム30mlを入れて0℃に冷却し、内温を10℃以下
に保ちながら塩化スルフリル28.0gを1時間かけて
滴下した。滴下終了後、50〜60℃まで昇温し、同温
度で3時間加熱した。室温まで冷却し、10%炭酸ナト
リウム水溶液350ml中に反応混合物をあけたのち、
クロロホルム100mlで2回抽出した。有機層を飽和
食塩水100mlで2回洗浄したのち、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、溶媒を留去することにより粗反応物3
5.2gを得た。次に減圧蒸留により精製し、2−クロ
ロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾール24.9g
を得た。 収率:69.2% 純度:93.8% 沸点:107〜109℃/17mmHg1 H−NMR(CDCl3 )δ:4.72(s,2H), 7.50(s,1
H)
【0016】実施例2 反応容器に3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プ
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=2:3)26.8g、およびクロロホ
ルム30mlを入れて0℃に冷却し、内温を10℃以下
に保ちながら塩素ガスを1時間30分かけて吹き込ん
だ。塩素ガスの使用量は22.3gであった。反応終了
を確認し、窒素ガスをバブリングして過剰の塩素ガス、
塩化水素ガスを除去した。10%炭酸ナトリウム水溶液
350ml中に反応混合物をあけたのち、クロロホルム
100mlで2回抽出した。有機層を飽和食塩水100
mlで2回洗浄したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
し、溶媒を留去することにより粗反応物34.3gを得
た。次に減圧蒸留により精製し、2−クロロ−5−クロ
ロメチル−1,3−チアゾール23.0gを得た。 収率:62.4% 純度:91.6% 沸点:109〜111℃/18mmHg
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=2:3)26.8g、およびクロロホ
ルム30mlを入れて0℃に冷却し、内温を10℃以下
に保ちながら塩素ガスを1時間30分かけて吹き込ん
だ。塩素ガスの使用量は22.3gであった。反応終了
を確認し、窒素ガスをバブリングして過剰の塩素ガス、
塩化水素ガスを除去した。10%炭酸ナトリウム水溶液
350ml中に反応混合物をあけたのち、クロロホルム
100mlで2回抽出した。有機層を飽和食塩水100
mlで2回洗浄したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
し、溶媒を留去することにより粗反応物34.3gを得
た。次に減圧蒸留により精製し、2−クロロ−5−クロ
ロメチル−1,3−チアゾール23.0gを得た。 収率:62.4% 純度:91.6% 沸点:109〜111℃/18mmHg
【0017】実施例3 反応容器に3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プ
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=4:1)26.8gを入れて0℃に冷
却し、内温を10℃以下に保ちながら塩化スルフリル2
8.0gを1時間かけて滴下した。滴下終了後80℃ま
で昇温し、同温度で1時間加熱した。反応混合物を室温
まで冷却し、10%炭酸ナトリウム水溶液200ml中
にあけたのち、酢酸エチル200mlで2回抽出した。
有機層を飽和食塩水100mlで1回洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去することによ
り粗反応物を35.2g得た。粗反応物を減圧蒸留に付
すことにより、2−クロロ−5−クロロメチル−1,3
−チアゾールを16.5g得た。 収率:45.3% 純度:92.6% 沸点:107〜109℃/17mmHg
ロペン(シス体とトランス体の混合物;混合比はシス
体:トランス体=4:1)26.8gを入れて0℃に冷
却し、内温を10℃以下に保ちながら塩化スルフリル2
8.0gを1時間かけて滴下した。滴下終了後80℃ま
で昇温し、同温度で1時間加熱した。反応混合物を室温
まで冷却し、10%炭酸ナトリウム水溶液200ml中
にあけたのち、酢酸エチル200mlで2回抽出した。
有機層を飽和食塩水100mlで1回洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去することによ
り粗反応物を35.2g得た。粗反応物を減圧蒸留に付
すことにより、2−クロロ−5−クロロメチル−1,3
−チアゾールを16.5g得た。 収率:45.3% 純度:92.6% 沸点:107〜109℃/17mmHg
【0018】参考例3 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペン(シ
ス体とトランス体の混合物;混合比はシス体:トランス
体=2:3)184gを長さ30cmの精留塔で分留す
ることにより、トランス−3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペン93.8gを得た。 トランス体の回収率:85.0% トランス体の純度:98.5% 沸点:74〜75℃/5mmHg
ス体とトランス体の混合物;混合比はシス体:トランス
体=2:3)184gを長さ30cmの精留塔で分留す
ることにより、トランス−3−クロロ−1−イソチオシ
アナト−1−プロペン93.8gを得た。 トランス体の回収率:85.0% トランス体の純度:98.5% 沸点:74〜75℃/5mmHg
【0019】実施例4 反応容器にトランス−3−クロロ−1−イソチオシアナ
ト−1−プロペン26.8gを入れて0℃に冷却し、内
温を10℃以下に保ちながら塩化スルフリル28.0g
を1.5時間かけて滴下した。滴下終了後80℃まで昇
温し、同温度で1時間加熱した。反応混合物を室温まで
冷却し、10%炭酸水素ナトリウム水溶液200ml中
にあけたのち、酢酸エチル200mlで2回抽出した。
有機層を飽和食塩水100mlで1回洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去することによ
り粗反応物を37.9g得た。粗反応物を減圧蒸留に付
すことにより、2−クロロ−5−クロロメチル−1,3
−チアゾールを31.8g得た。 収率:91.2% 純度:96.6% 沸点:108〜110℃/17mmHg
ト−1−プロペン26.8gを入れて0℃に冷却し、内
温を10℃以下に保ちながら塩化スルフリル28.0g
を1.5時間かけて滴下した。滴下終了後80℃まで昇
温し、同温度で1時間加熱した。反応混合物を室温まで
冷却し、10%炭酸水素ナトリウム水溶液200ml中
にあけたのち、酢酸エチル200mlで2回抽出した。
有機層を飽和食塩水100mlで1回洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去することによ
り粗反応物を37.9g得た。粗反応物を減圧蒸留に付
すことにより、2−クロロ−5−クロロメチル−1,3
−チアゾールを31.8g得た。 収率:91.2% 純度:96.6% 沸点:108〜110℃/17mmHg
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、2−クロロ−5−クロ
ロメチル−1,3−チアゾールを高純度かつ収率よく、
工業的に有利に製造する方法が提供される。
ロメチル−1,3−チアゾールを高純度かつ収率よく、
工業的に有利に製造する方法が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1
−プロペンを塩素化剤と反応させることを特徴とする2
−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製
造方法。 - 【請求項2】 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1
−プロペンがトランス体である請求項1記載の製造方
法。 - 【請求項3】 塩素化剤が塩化スルフリルである請求項
1または2に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752297A JPH1036360A (ja) | 1996-02-21 | 1997-02-21 | 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3364996 | 1996-02-21 | ||
| JP8-33649 | 1996-02-21 | ||
| JP12869596 | 1996-05-23 | ||
| JP8-128695 | 1996-05-23 | ||
| JP3752297A JPH1036360A (ja) | 1996-02-21 | 1997-02-21 | 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036360A true JPH1036360A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=27288160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3752297A Pending JPH1036360A (ja) | 1996-02-21 | 1997-02-21 | 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036360A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000247963A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Bayer Ag | 2−クロロ−5−クロロメチルチアゾールの製造方法 |
| JP2004506725A (ja) * | 2000-08-23 | 2004-03-04 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 触媒作用下におけるチアゾール誘導体の製法 |
| JP2004506724A (ja) * | 2000-08-23 | 2004-03-04 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 農薬クロロチアゾールの連続製法 |
| US8314249B2 (en) | 2009-04-30 | 2012-11-20 | Sanofi | Process for the preparation of [4-(2-chloro-4-methoxy-5-methylphenyl)-5-methyl-thiazolo-2-yl]-[2-cyclopropyl-1-(3-fluoro-4-methylphenyl |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP3752297A patent/JPH1036360A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000247963A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Bayer Ag | 2−クロロ−5−クロロメチルチアゾールの製造方法 |
| JP2004506725A (ja) * | 2000-08-23 | 2004-03-04 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 触媒作用下におけるチアゾール誘導体の製法 |
| JP2004506724A (ja) * | 2000-08-23 | 2004-03-04 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 農薬クロロチアゾールの連続製法 |
| US8314249B2 (en) | 2009-04-30 | 2012-11-20 | Sanofi | Process for the preparation of [4-(2-chloro-4-methoxy-5-methylphenyl)-5-methyl-thiazolo-2-yl]-[2-cyclopropyl-1-(3-fluoro-4-methylphenyl |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6245927B1 (en) | Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole | |
| EP1078921B1 (en) | Novel intermediates and processes for the preparation of optically active octanoic acid derivatives | |
| JPH1036360A (ja) | 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの製造方法 | |
| JP4270524B2 (ja) | シクロアルキルおよびハロアルキルo−アミノフエニルケトン類の改良された製造方法 | |
| JPH0759562B2 (ja) | 1,3−ジアルキルピラゾール−5−カルボン酸エステル類の製造法 | |
| CN1298384A (zh) | 制备n-(1-氰基烷基)-2-苯氧基丙酰胺衍生物的改进方法 | |
| JPH0511110B2 (ja) | ||
| Smithers | . alpha.-Bromoalkylides in trisubstituted olefin synthesis. Regiospecific entry to 4-bromo-1, 4-dienes | |
| JPH1045710A (ja) | 3−クロロ−1−チオシアナト−2−プロペンの製造法 | |
| JP3486911B2 (ja) | 5−アミノ−4−クロロ−3−メチルピラゾール塩酸塩の製造方法 | |
| JP2002363112A (ja) | 塩素化炭化水素の製造方法 | |
| JP3657363B2 (ja) | 3−クロロ−1−イソチオシアナト−1−プロペンの製造方法 | |
| JP3071621B2 (ja) | (−)−8α,13−エポキシ−14,15,16−トリノルラブダ−12−エンの製法およびその新規中間体 | |
| JP3056359B2 (ja) | 2,2,4−トリメチル−シクロヘキセンカルボアルデヒドの製法 | |
| JPS5978153A (ja) | 3−クロロ−2−フエニル−2−ブテンニトリル誘導体及び製造方法 | |
| JPH10182523A (ja) | 1位置換−2,2−ジフロロ−3−ブテン−1−オール類の製造法 | |
| JPH07285913A (ja) | 3−アシルオキシ−2,3−不飽和ケトン類の製造法 | |
| EP0339815A2 (en) | Process for the preparation of pure cis-cyclopropane carboxylic acids and intermediates therefor | |
| JPH0623116B2 (ja) | 2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルアルコール及びその製造方法 | |
| NO166361B (no) | Fremgangsmaate for fremstilling av methyl-4-okso-5-tetradecynoat. | |
| JPS6136824B2 (ja) | ||
| JPH0564137B2 (ja) | ||
| MXPA00011021A (en) | Novel intermediates and processes for the preparation of optically active octanoic acid derivatives | |
| JPH054980A (ja) | エポキシ基含有化合物の製造方法 | |
| JPS61152637A (ja) | p−メチルフエナシルハライドの製造法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |