JPH1036658A - 難燃性ウレタン組成物を用いるコンクリート構造物の 防水工法 - Google Patents
難燃性ウレタン組成物を用いるコンクリート構造物の 防水工法Info
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- JPH1036658A JPH1036658A JP8196446A JP19644696A JPH1036658A JP H1036658 A JPH1036658 A JP H1036658A JP 8196446 A JP8196446 A JP 8196446A JP 19644696 A JP19644696 A JP 19644696A JP H1036658 A JPH1036658 A JP H1036658A
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- concrete
- retardant
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 コンクリート層とコンクリート層との間
に防水層を形成する工法であり、防水層として加水分解
によりアミンが生成する潜在性硬化剤と、イソシアネー
ト基を有するポリウレタンプレポリマーと、難燃化剤と
を含有する難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を使用
するコンクリート構造物の防水工法。 【効果】 この防水工法は、施工時の作業性に優れ、且
つ火災事故の危険が無く、又、施工後硬化した防水層の
水密性に対する信頼性が高く、防水機能が長期間に渡っ
て保持される。
に防水層を形成する工法であり、防水層として加水分解
によりアミンが生成する潜在性硬化剤と、イソシアネー
ト基を有するポリウレタンプレポリマーと、難燃化剤と
を含有する難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を使用
するコンクリート構造物の防水工法。 【効果】 この防水工法は、施工時の作業性に優れ、且
つ火災事故の危険が無く、又、施工後硬化した防水層の
水密性に対する信頼性が高く、防水機能が長期間に渡っ
て保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート等か
らなる構造物に防水性を付与する為にコンクリート層と
コンクリート層との間に防水層を形成する工法に関し、
特に防水層として加水分解によりアミンが生成する潜在
性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレ
ポリマーと難燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を使用する防水工法に関する。
らなる構造物に防水性を付与する為にコンクリート層と
コンクリート層との間に防水層を形成する工法に関し、
特に防水層として加水分解によりアミンが生成する潜在
性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレ
ポリマーと難燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を使用する防水工法に関する。
【0002】
【従来の技術】交通用トンネル、水路トンネル、洞道等
のトンネル、或いは地下鉄道、地下道、地下駐車場、地
下街、共同溝、地下電力施設、地下貯蔵施設、地下雨水
貯留施設、地下下水道施設、廃棄物地下輸送施設等の地
下空間利用施設等の様々なコンクリート地下構造物は、
常に圧力を持った地下水に曝されている。従って、これ
らのコンクリート地下構造物では、施工継目や、或いは
地震、地殻変動等の外荷重の作用等により生じるひび割
れからの漏水が問題となる。これを防止する手段として
コンクリート層とコンクリート層との間に、アスファル
ト、合成ゴム、合成樹脂等のシートにより防水層を形成
する工法が多く採用されている。
のトンネル、或いは地下鉄道、地下道、地下駐車場、地
下街、共同溝、地下電力施設、地下貯蔵施設、地下雨水
貯留施設、地下下水道施設、廃棄物地下輸送施設等の地
下空間利用施設等の様々なコンクリート地下構造物は、
常に圧力を持った地下水に曝されている。従って、これ
らのコンクリート地下構造物では、施工継目や、或いは
地震、地殻変動等の外荷重の作用等により生じるひび割
れからの漏水が問題となる。これを防止する手段として
コンクリート層とコンクリート層との間に、アスファル
ト、合成ゴム、合成樹脂等のシートにより防水層を形成
する工法が多く採用されている。
【0003】しかしこの工法の場合、シートを張る作業
に時間がかかると同時に熟練を要し、複雑な形状への適
用が困難であり、更にはシートの接合部分の施工ミスや
剥がれ、突起物への押し付けによるシートの破れ、或い
はコンクリートの亀裂に対する追従性の欠如によるシー
トの切断等の原因による水密性の低下により漏水を引き
起こす等の問題が有る。又、これらのシートは可燃性で
ある為、防水シート施工の際に、溶接、溶断時の火花や
炎、電熱器の過熱、回転機器の摩擦熱、静電気による火
花等の火源による火災等の重大事故を招く危険性があ
る。
に時間がかかると同時に熟練を要し、複雑な形状への適
用が困難であり、更にはシートの接合部分の施工ミスや
剥がれ、突起物への押し付けによるシートの破れ、或い
はコンクリートの亀裂に対する追従性の欠如によるシー
トの切断等の原因による水密性の低下により漏水を引き
起こす等の問題が有る。又、これらのシートは可燃性で
ある為、防水シート施工の際に、溶接、溶断時の火花や
炎、電熱器の過熱、回転機器の摩擦熱、静電気による火
花等の火源による火災等の重大事故を招く危険性があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題点を
克服すること、即ち施工時の作業性に優れ、施工後は防
水層の水密性に対する信頼性が高く、防水機能が長期間
に渡って保持され、防水層施工時に於いても火災事故の
危険が無いようなコンクリート構造物の防水工法が強く
望まれていた。
克服すること、即ち施工時の作業性に優れ、施工後は防
水層の水密性に対する信頼性が高く、防水機能が長期間
に渡って保持され、防水層施工時に於いても火災事故の
危険が無いようなコンクリート構造物の防水工法が強く
望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点について鋭意研究した結果、防水層を形成するに際
し、加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤とイ
ソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと難
燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成
物を塗布することにより解決されることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
題点について鋭意研究した結果、防水層を形成するに際
し、加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤とイ
ソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと難
燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成
物を塗布することにより解決されることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、(1) コンクリー
ト等からなる構造物に防水性を付与するに際し、コンク
リート層とコンクリート層との間に防水層を形成する工
法であって、防水層として加水分解によりアミンが生成
する潜在性硬化剤と、イソシアネート基を有するポリウ
レタンプレポリマーと、難燃化剤とを含有する難燃性一
液湿気硬化性ウレタン組成物を使用することを特徴とす
るコンクリート構造物の防水工法、(2) 加水分解に
よりアミンが生成する潜在性硬化剤が、下記一般式
(1)[化2]
ト等からなる構造物に防水性を付与するに際し、コンク
リート層とコンクリート層との間に防水層を形成する工
法であって、防水層として加水分解によりアミンが生成
する潜在性硬化剤と、イソシアネート基を有するポリウ
レタンプレポリマーと、難燃化剤とを含有する難燃性一
液湿気硬化性ウレタン組成物を使用することを特徴とす
るコンクリート構造物の防水工法、(2) 加水分解に
よりアミンが生成する潜在性硬化剤が、下記一般式
(1)[化2]
【0007】
【化2】 Y−(−N=CH−X)n (1) (但し式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を示す。
Yは炭素数2〜15、かつ2価もしくは3価の炭化水素
基、又は分子量が70〜6000で2価もしくは3価の
ポリオキシアルキレン基を示す。nは2又は3を示
す。)で表されるポリアルジミンであることを特徴とす
る(1)に記載のコンクリート構造物の防水工法、
(3) 難燃化剤が、赤燐であることを特徴とする
(1)または(2)に記載のコンクリート構造物の防水
工法、(4) 赤燐の含有量が、組成物中0.5〜20
重量%であることを特徴とする(3)に記載のコンクリ
ート構造物の防水工法、(5) 難燃化剤が、水酸化ア
ルミニウム、又は水酸化マグネシウムであることを特徴
とする(1)または(2)に記載のコンクリート構造物
の防水工法、(6) 水酸化アルミニウム又は水酸化マ
グネシウムの含有量が、組成物中5〜70重量%である
ことを特徴とする請求項5に記載のコンクリート構造物
の防水工法、を提供するものである。
Yは炭素数2〜15、かつ2価もしくは3価の炭化水素
基、又は分子量が70〜6000で2価もしくは3価の
ポリオキシアルキレン基を示す。nは2又は3を示
す。)で表されるポリアルジミンであることを特徴とす
る(1)に記載のコンクリート構造物の防水工法、
(3) 難燃化剤が、赤燐であることを特徴とする
(1)または(2)に記載のコンクリート構造物の防水
工法、(4) 赤燐の含有量が、組成物中0.5〜20
重量%であることを特徴とする(3)に記載のコンクリ
ート構造物の防水工法、(5) 難燃化剤が、水酸化ア
ルミニウム、又は水酸化マグネシウムであることを特徴
とする(1)または(2)に記載のコンクリート構造物
の防水工法、(6) 水酸化アルミニウム又は水酸化マ
グネシウムの含有量が、組成物中5〜70重量%である
ことを特徴とする請求項5に記載のコンクリート構造物
の防水工法、を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
とは加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤とイ
ソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと難
燃化剤とを含有するものである。
本発明において、難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
とは加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤とイ
ソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと難
燃化剤とを含有するものである。
【0009】加水分解によりアミンが生成する潜在性硬
化剤としてはエナミン(英国特許1575666)、ポ
リアルジミン或いはポリケチミン(英国特許10648
41、独国特許3133769、特開平2−28371
0、特開平4−279620)、β−ラクタム(特開平
2−168)、オキサゾリジン(特開平2−5571
5)等が知られている。特に、特開平4−279620
にて開示されている下記一般式(1)[化3]で表され
るポリアルジミンは、これを潜在性硬化剤として含有す
る一液湿気硬化性ウレタン組成物の硬化性、貯蔵性、硬
化物物性等の性能バランスが優れ、最も好ましい。
化剤としてはエナミン(英国特許1575666)、ポ
リアルジミン或いはポリケチミン(英国特許10648
41、独国特許3133769、特開平2−28371
0、特開平4−279620)、β−ラクタム(特開平
2−168)、オキサゾリジン(特開平2−5571
5)等が知られている。特に、特開平4−279620
にて開示されている下記一般式(1)[化3]で表され
るポリアルジミンは、これを潜在性硬化剤として含有す
る一液湿気硬化性ウレタン組成物の硬化性、貯蔵性、硬
化物物性等の性能バランスが優れ、最も好ましい。
【0010】
【化3】 Y−(−N=CH−X)n (1) (但し式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を示す。
Yは炭素数2〜15、かつ2価もしくは3価の炭化水素
基、又は分子量が70〜6000で2価もしくは3価の
ポリオキシアルキレン基を示す。nは2又は3を示
す。) 本発明において、上記一般式(1)で表されるポリアル
ジミンは、ポリアミンとアルデヒドとをトルエンまたは
キシレン等の溶剤を用いて、酸触媒下にて、共沸による
脱水反応を行ない、水滴分離器内へ、水分の留出が停止
するまで反応を続行して得られる。
Yは炭素数2〜15、かつ2価もしくは3価の炭化水素
基、又は分子量が70〜6000で2価もしくは3価の
ポリオキシアルキレン基を示す。nは2又は3を示
す。) 本発明において、上記一般式(1)で表されるポリアル
ジミンは、ポリアミンとアルデヒドとをトルエンまたは
キシレン等の溶剤を用いて、酸触媒下にて、共沸による
脱水反応を行ない、水滴分離器内へ、水分の留出が停止
するまで反応を続行して得られる。
【0011】上記一般式(1)で表されるポリアルジミ
ンの製造に使用されるポリアミンとしては、例えば、 1)エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、テ
トラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプ
タメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメ
チレンジアミン、等の脂肪族ジアミン、4,4’−ジア
ミノジシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビ
スアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6−
ジアミノメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ジア
ミノシクロヘキサン、3(4),8(9)−ビス(アミ
ノメチル)−トリシクロ[5.2.1.02.6]デカン
等の脂環族ジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジア
ミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェニ
レンジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,4−又
は2,6−ジアミン等の芳香族ジアミン、水、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等にプロピレンオキ
サイド及び/又はエチレンオキサイドを付加重合して得
たポリオキシアルキレングリコール類のヒドロキシル基
をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレンジ
アミン等のジアミン、 2)1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼン、
1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサン等
のトリアミン、グリセリン、トリメチロールプロパン等
にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサイド
を付加重合して得たポリオキシアルキレントリオール類
のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオ
キシアルキレントリアミン等のトリアミン等がある。
ンの製造に使用されるポリアミンとしては、例えば、 1)エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、テ
トラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプ
タメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメ
チレンジアミン、等の脂肪族ジアミン、4,4’−ジア
ミノジシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビ
スアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6−
ジアミノメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ジア
ミノシクロヘキサン、3(4),8(9)−ビス(アミ
ノメチル)−トリシクロ[5.2.1.02.6]デカン
等の脂環族ジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジア
ミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェニ
レンジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,4−又
は2,6−ジアミン等の芳香族ジアミン、水、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等にプロピレンオキ
サイド及び/又はエチレンオキサイドを付加重合して得
たポリオキシアルキレングリコール類のヒドロキシル基
をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレンジ
アミン等のジアミン、 2)1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼン、
1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサン等
のトリアミン、グリセリン、トリメチロールプロパン等
にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサイド
を付加重合して得たポリオキシアルキレントリオール類
のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオ
キシアルキレントリアミン等のトリアミン等がある。
【0012】又、上記ポリアミンと反応させるアルデヒ
ドとしては、例えば、ベンズアルデヒド、o−トルアル
デヒド、m−トルアルデヒド、p−トルアルデヒド、4
−エチルベンズアルデヒド、4−プロピルベンズアルデ
ヒド、4−ブチルベンズアルデヒド、2,4−ジメチル
ベンズアルデヒド、2,4,5−トリメチルベンズアル
デヒド、p−アニスアルデヒド、p−エトキシベンズア
ルデヒド等がある。
ドとしては、例えば、ベンズアルデヒド、o−トルアル
デヒド、m−トルアルデヒド、p−トルアルデヒド、4
−エチルベンズアルデヒド、4−プロピルベンズアルデ
ヒド、4−ブチルベンズアルデヒド、2,4−ジメチル
ベンズアルデヒド、2,4,5−トリメチルベンズアル
デヒド、p−アニスアルデヒド、p−エトキシベンズア
ルデヒド等がある。
【0013】本発明において、イソシアネート基を有す
るポリウレタンプレポリマーとは公知のポリイソシアネ
ート化合物と公知のポリオール、公知のポリアミン、等
一分子中に二個以上の活性水素を持つ公知の化合物とを
公知の方法で遊離イソシアネート基が残存するように反
応せしめたものである。即ちポリイソシアネート化合物
と活性水素を持つ化合物とを100℃にて数時間反応さ
せて製造する。そのイソシアネート基含有量は0.3〜
20.0重量%が好ましく特に好ましい範囲は0.5〜
15.0重量%である。ここに用いるポリイソシアネー
トとは、 1)トリレンジイソシアネート(異性体の各種混合物を
含む)、ジフェニルメタンジイソシアネート(異性体の
各種混合物を含む)、3・3’−ジメチル−4・4’−
ビフェニレンジイソシアネート、1・4−フェニレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタン−4・4’−ジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、水素化キシジレンジイソシア
ネート、1・4−シクロヘキシルジイソシアネート、1
−メチル−2・4−ジイソシアナト−シクロヘキサン、
2・4・4−トリメチル−1・6−ジイソシアナト−ヘ
キサン、等のジイソシアネート、 2)4・4’・4”−トリフェニルメタントリイソシア
ネート、トリス(4−フェニルイソシアナト)チオフォ
スフェート、等のトリイソシアネート、 3)前記イソシアネート類のウレタン化変性品、イソシ
アヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、ビュー
レット化変性品、粗製トリレンジイソシアネート、ポリ
メチレン・ポリフェニルイソシアネート、等の多官能性
イソシアネートである。
るポリウレタンプレポリマーとは公知のポリイソシアネ
ート化合物と公知のポリオール、公知のポリアミン、等
一分子中に二個以上の活性水素を持つ公知の化合物とを
公知の方法で遊離イソシアネート基が残存するように反
応せしめたものである。即ちポリイソシアネート化合物
と活性水素を持つ化合物とを100℃にて数時間反応さ
せて製造する。そのイソシアネート基含有量は0.3〜
20.0重量%が好ましく特に好ましい範囲は0.5〜
15.0重量%である。ここに用いるポリイソシアネー
トとは、 1)トリレンジイソシアネート(異性体の各種混合物を
含む)、ジフェニルメタンジイソシアネート(異性体の
各種混合物を含む)、3・3’−ジメチル−4・4’−
ビフェニレンジイソシアネート、1・4−フェニレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタン−4・4’−ジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、水素化キシジレンジイソシア
ネート、1・4−シクロヘキシルジイソシアネート、1
−メチル−2・4−ジイソシアナト−シクロヘキサン、
2・4・4−トリメチル−1・6−ジイソシアナト−ヘ
キサン、等のジイソシアネート、 2)4・4’・4”−トリフェニルメタントリイソシア
ネート、トリス(4−フェニルイソシアナト)チオフォ
スフェート、等のトリイソシアネート、 3)前記イソシアネート類のウレタン化変性品、イソシ
アヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、ビュー
レット化変性品、粗製トリレンジイソシアネート、ポリ
メチレン・ポリフェニルイソシアネート、等の多官能性
イソシアネートである。
【0014】更に、ここで用いる一分子中に二個以上の
活性水素を持つ公知の化合物とは、ヒドロキシル基を二
個以上、或はアミノ基を一個以上、或はメルカプト基を
二個以上、或はヒドロキシル基とアミノ基を有する化合
物、或はヒドロキシル基とメルカプト基を有する化合物
であって、例えば、水、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール、しょ糖等の多価
アルコール或はアニリン、トリレンジアミン、p,p’
−ジアミノ−ジフェニルメタン、等の芳香族アミン、エ
チレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、等の脂肪族アミン或はアルカノールアミンおよびこ
れら前記の一分子中に二個以上の活性水素を持つ化合物
あるいはこれら化合物の混合物にプロピレンオキサイド
またはプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付
加重合して得たポリエーテルポリオール類、前記ポリエ
ーテルポリオール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換
して得られるポリエーテルポリアミン類、ポリテトラメ
チレンエーテルポリオール類、ポリカーボネートポリオ
ール類、ポリカプロラクトンポリオール類、ポリエチレ
ンアジペートのようなポリエステルポリオール類、ポリ
ブタジエンポリオール類、ヒマシ油のような高級脂肪酸
のエステル類、ポリエーテルポリオール又はポリエステ
ルポリオールにビニルモノマーをグラフトして得たポリ
マーポリオール類、一分子中に一個以上の活性水素を持
つ公知のエチレン性不飽和単量体を共重合して得られる
化合物、メルカプト基を有するエーテル類である。
活性水素を持つ公知の化合物とは、ヒドロキシル基を二
個以上、或はアミノ基を一個以上、或はメルカプト基を
二個以上、或はヒドロキシル基とアミノ基を有する化合
物、或はヒドロキシル基とメルカプト基を有する化合物
であって、例えば、水、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール、しょ糖等の多価
アルコール或はアニリン、トリレンジアミン、p,p’
−ジアミノ−ジフェニルメタン、等の芳香族アミン、エ
チレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、等の脂肪族アミン或はアルカノールアミンおよびこ
れら前記の一分子中に二個以上の活性水素を持つ化合物
あるいはこれら化合物の混合物にプロピレンオキサイド
またはプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付
加重合して得たポリエーテルポリオール類、前記ポリエ
ーテルポリオール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換
して得られるポリエーテルポリアミン類、ポリテトラメ
チレンエーテルポリオール類、ポリカーボネートポリオ
ール類、ポリカプロラクトンポリオール類、ポリエチレ
ンアジペートのようなポリエステルポリオール類、ポリ
ブタジエンポリオール類、ヒマシ油のような高級脂肪酸
のエステル類、ポリエーテルポリオール又はポリエステ
ルポリオールにビニルモノマーをグラフトして得たポリ
マーポリオール類、一分子中に一個以上の活性水素を持
つ公知のエチレン性不飽和単量体を共重合して得られる
化合物、メルカプト基を有するエーテル類である。
【0015】本発明において、上記潜在性硬化剤と上記
イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマー
は、潜在性硬化剤が加水分解して生ずるポリアミンのア
ミノ基の数とイソシアネート基を有するポリウレタンプ
レポリマーに含まれるイソシアネート基の数との比が、
0.5から2.0、好ましくは0.7から1.5となる
割合に配合する。
イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマー
は、潜在性硬化剤が加水分解して生ずるポリアミンのア
ミノ基の数とイソシアネート基を有するポリウレタンプ
レポリマーに含まれるイソシアネート基の数との比が、
0.5から2.0、好ましくは0.7から1.5となる
割合に配合する。
【0016】本発明にいて使用される難燃化剤として
は、例えばデカブロモジフェニルエーテル、オクタブロ
モジフェニルエーテル、テトラブロモジフェニルエーテ
ル、ヘキサブロモシクロドデカン、ビストリブロモフェ
ノキシエタン、エチレンビステトラブロモフタルイミド
等の臭素系難燃剤、トリエチルフォスフェート、トリブ
チルフォスフェート、トリオクチルフォスフェート、ト
リブトキシエチルフォスフェート、オクチルジフェニル
フォスフェート、トリクレジルフォスフェート、クレジ
ルフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェー
ト、トリクロロエチルフォスフェート、トリス(2−ク
ロロプロピル)フォスフェート、トリス(2,3−ジク
ロロプロピル)フォスフェート、ポリフォスフォネー
ト、ポリフォスフェート、トリス(2,3−ジブロモプ
ロピル)フォスフェート、トリス(ブロモクロロプロピ
ル)フォスフェート、2,3−ジブロモプロピル,2,
3−クロロプロピルフォスフェート、ポリ燐酸塩、赤燐
等の燐系難燃剤、塩素化パラフィン、パークロロシクロ
ペンタデカン、塩素化ビフェニル等の塩素系難燃剤、三
酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、アルミン酸カルシウム、硼酸
亜鉛、メタ硼酸バリウム、酸化モリブデン、モリブデン
酸アンモニウム、酸化ジルコニウム、水酸化ジルコニウ
ム、酸化錫、水酸化錫、等の無機系難燃剤等の単独或い
は混合物であり、組成物中に最大70重量%、好ましく
は1〜60重量%の範囲で配合する。難燃化剤の配合量
が前記範囲よりも少ない場合は十分な難燃性が得られ
ず、多い場合は硬化物の機械的強度が著しく低下した
り、組成物の性状が目標と著しくかけ離れた実用性に乏
しいものとなる傾向にある。この中でも、赤燐、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウムは、火災時における
発煙量が少なく、有害なハロゲン系ガスの発生も無い為
特に好ましい。赤燐は、組成物中に含有された状態に於
いて元素燐として存在するもので、組成物中に混練する
際は赤燐の粒子表面で酸化還元反応が起こらないよう
に、生成した燐酸分の吸湿性により表面に水分が付着し
ないように、又、温度を上げる事により発火しないよう
に、微粒子赤燐の表面を樹脂、無機物等で被覆したもの
を混練するのが好ましく、組成物中に0.5〜20重量
%、好ましくは1〜15重量%の範囲で配合する。赤燐
の配合量が前記範囲よりも少ない場合は十分な難燃性が
得られず、多い場合は赤燐自体可燃物の為、難燃効果に
問題を生ずる。水酸化アルミニウム、及び水酸化マグネ
シウムは、組成物中に5〜70重量%、好ましくは10
〜60重量%の範囲で配合する。配合量が前記範囲より
も少ない場合は十分な難燃性が得られず、多い場合は硬
化物の機械的強度が著しく低下したり、組成物の性状が
目標と著しくかけ離れた実用性に乏しいものとなる。難
燃性の目安としては自己消火性を示すことが必要であ
り、難燃性試験に於ける酸素指数で23以上を示す必要
がある。
は、例えばデカブロモジフェニルエーテル、オクタブロ
モジフェニルエーテル、テトラブロモジフェニルエーテ
ル、ヘキサブロモシクロドデカン、ビストリブロモフェ
ノキシエタン、エチレンビステトラブロモフタルイミド
等の臭素系難燃剤、トリエチルフォスフェート、トリブ
チルフォスフェート、トリオクチルフォスフェート、ト
リブトキシエチルフォスフェート、オクチルジフェニル
フォスフェート、トリクレジルフォスフェート、クレジ
ルフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェー
ト、トリクロロエチルフォスフェート、トリス(2−ク
ロロプロピル)フォスフェート、トリス(2,3−ジク
ロロプロピル)フォスフェート、ポリフォスフォネー
ト、ポリフォスフェート、トリス(2,3−ジブロモプ
ロピル)フォスフェート、トリス(ブロモクロロプロピ
ル)フォスフェート、2,3−ジブロモプロピル,2,
3−クロロプロピルフォスフェート、ポリ燐酸塩、赤燐
等の燐系難燃剤、塩素化パラフィン、パークロロシクロ
ペンタデカン、塩素化ビフェニル等の塩素系難燃剤、三
酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、アルミン酸カルシウム、硼酸
亜鉛、メタ硼酸バリウム、酸化モリブデン、モリブデン
酸アンモニウム、酸化ジルコニウム、水酸化ジルコニウ
ム、酸化錫、水酸化錫、等の無機系難燃剤等の単独或い
は混合物であり、組成物中に最大70重量%、好ましく
は1〜60重量%の範囲で配合する。難燃化剤の配合量
が前記範囲よりも少ない場合は十分な難燃性が得られ
ず、多い場合は硬化物の機械的強度が著しく低下した
り、組成物の性状が目標と著しくかけ離れた実用性に乏
しいものとなる傾向にある。この中でも、赤燐、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウムは、火災時における
発煙量が少なく、有害なハロゲン系ガスの発生も無い為
特に好ましい。赤燐は、組成物中に含有された状態に於
いて元素燐として存在するもので、組成物中に混練する
際は赤燐の粒子表面で酸化還元反応が起こらないよう
に、生成した燐酸分の吸湿性により表面に水分が付着し
ないように、又、温度を上げる事により発火しないよう
に、微粒子赤燐の表面を樹脂、無機物等で被覆したもの
を混練するのが好ましく、組成物中に0.5〜20重量
%、好ましくは1〜15重量%の範囲で配合する。赤燐
の配合量が前記範囲よりも少ない場合は十分な難燃性が
得られず、多い場合は赤燐自体可燃物の為、難燃効果に
問題を生ずる。水酸化アルミニウム、及び水酸化マグネ
シウムは、組成物中に5〜70重量%、好ましくは10
〜60重量%の範囲で配合する。配合量が前記範囲より
も少ない場合は十分な難燃性が得られず、多い場合は硬
化物の機械的強度が著しく低下したり、組成物の性状が
目標と著しくかけ離れた実用性に乏しいものとなる。難
燃性の目安としては自己消火性を示すことが必要であ
り、難燃性試験に於ける酸素指数で23以上を示す必要
がある。
【0017】本発明で用いられる難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物は、粘度、樹脂物性、耐性、硬化速度を
調節するために充填剤、チクソ性付与剤、可塑剤、溶
剤、接着付与剤、着色剤、安定剤、防黴剤、有機酸等を
混合して使用出来る。これらを配合する方法には特に制
限はなく、単に混合したり、その他の公知の方法で、例
えば難燃化剤、充填剤、可塑剤、チクソ性付与剤、その
他の助剤等、必要な添加物をプラネタリーミキサー又は
ディゾルバー等の混合機を用いて攪拌混合した後、イソ
シアネート基を有するポリウレタンプレポリマー及び潜
在性硬化剤を加えて充分混合する事もできる。各種添加
剤の水分含有率が高い時は、予め脱水を施すか、又はゼ
オライト等の脱水剤を添加する必要がある。得られた難
燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物は窒素気流中にて密
閉缶に詰めて貯蔵する。
ウレタン組成物は、粘度、樹脂物性、耐性、硬化速度を
調節するために充填剤、チクソ性付与剤、可塑剤、溶
剤、接着付与剤、着色剤、安定剤、防黴剤、有機酸等を
混合して使用出来る。これらを配合する方法には特に制
限はなく、単に混合したり、その他の公知の方法で、例
えば難燃化剤、充填剤、可塑剤、チクソ性付与剤、その
他の助剤等、必要な添加物をプラネタリーミキサー又は
ディゾルバー等の混合機を用いて攪拌混合した後、イソ
シアネート基を有するポリウレタンプレポリマー及び潜
在性硬化剤を加えて充分混合する事もできる。各種添加
剤の水分含有率が高い時は、予め脱水を施すか、又はゼ
オライト等の脱水剤を添加する必要がある。得られた難
燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物は窒素気流中にて密
閉缶に詰めて貯蔵する。
【0018】本発明に係わる防水工法は上記難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を用いる事を特徴とし、その
施工方法については常法に従って実施する事が出来る。
例えば、コンクリート壁面に難燃性一液湿気硬化性ウレ
タン組成物を吹き付け、該組成物が硬化した後、その上
からコンクリートを施工する。難燃性一液湿気硬化性ウ
レタン組成物の吹き付けは建築用吹付ガン器の如き小型
のスプレー器具か或いは大型の建築仕上材吹付圧送機器
等が使用出来る。1回あたりの塗布厚は0.5mmから
5mmの範囲が好ましく、更に好ましくは1.0mmか
ら3mmの範囲である。塗布厚がこれよりも薄い場合は
コンクリートの亀裂に対する防水層の追従性が乏しい
為、長期に渡る水密性の確保が困難となり、これよりも
厚い場合は吹き付けた組成物に垂れが生ずる。尚、本工
法に於いては地下水の排水対策を設けても良い。例えば
NATM工法に於ける如く、地山を掘削した後吹付けコ
ンクリートを施工しその上にコンクリートのひび割れ等
からの地下水の漏水を通す為の透水層を設け、その上に
本特許の難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を均一に
吹き付けて防水層を形成し、該組成物の硬化後その上に
コンクリートにより覆工を施工する等の工法にも使用出
来る。
湿気硬化性ウレタン組成物を用いる事を特徴とし、その
施工方法については常法に従って実施する事が出来る。
例えば、コンクリート壁面に難燃性一液湿気硬化性ウレ
タン組成物を吹き付け、該組成物が硬化した後、その上
からコンクリートを施工する。難燃性一液湿気硬化性ウ
レタン組成物の吹き付けは建築用吹付ガン器の如き小型
のスプレー器具か或いは大型の建築仕上材吹付圧送機器
等が使用出来る。1回あたりの塗布厚は0.5mmから
5mmの範囲が好ましく、更に好ましくは1.0mmか
ら3mmの範囲である。塗布厚がこれよりも薄い場合は
コンクリートの亀裂に対する防水層の追従性が乏しい
為、長期に渡る水密性の確保が困難となり、これよりも
厚い場合は吹き付けた組成物に垂れが生ずる。尚、本工
法に於いては地下水の排水対策を設けても良い。例えば
NATM工法に於ける如く、地山を掘削した後吹付けコ
ンクリートを施工しその上にコンクリートのひび割れ等
からの地下水の漏水を通す為の透水層を設け、その上に
本特許の難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を均一に
吹き付けて防水層を形成し、該組成物の硬化後その上に
コンクリートにより覆工を施工する等の工法にも使用出
来る。
【0019】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定さ
れるものではない。また、実施例及び比較例中、特に断
らない限り部は重量部を示す。難燃性は、JIS K7
201に従って評価した。即ち、難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を3mm厚に施工し、23℃、50%R
H中に14日間放置して硬化させた後、得られた硬化物
シートについて酸素指数を測定した。
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定さ
れるものではない。また、実施例及び比較例中、特に断
らない限り部は重量部を示す。難燃性は、JIS K7
201に従って評価した。即ち、難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を3mm厚に施工し、23℃、50%R
H中に14日間放置して硬化させた後、得られた硬化物
シートについて酸素指数を測定した。
【0020】亀裂追従性は、横120mm×縦200m
m、8mm厚の2枚のスレート板を縦方向に突き合わせ
たものの上に難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を2
mm厚に塗布し、23℃、50%RH中に14日間放置
して硬化させた後、引張試験機により5mm/分の速度
で縦方向に引っ張り、塗膜切断時の伸びを測定した。
m、8mm厚の2枚のスレート板を縦方向に突き合わせ
たものの上に難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を2
mm厚に塗布し、23℃、50%RH中に14日間放置
して硬化させた後、引張試験機により5mm/分の速度
で縦方向に引っ張り、塗膜切断時の伸びを測定した。
【0021】実施例1 特開平4−279620に従ってテトラメチレンジアミ
ンとp−トルアルデヒドとを脱水縮合反応させジアルジ
ミンA−1(アミン価381mgKOH/g)を得た。
次に、2,4−トリレンジイソシアネート598部と、
ポリオキシプロピレングリコール(分子量2000)2
600部と、ポリオキシプロピレントリオール(分子量
3000)1802部とを100℃で10時間反応さ
せ、イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマ
ーを得た。該プレポリマーの末端NCO基は1.89重
量%であった。
ンとp−トルアルデヒドとを脱水縮合反応させジアルジ
ミンA−1(アミン価381mgKOH/g)を得た。
次に、2,4−トリレンジイソシアネート598部と、
ポリオキシプロピレングリコール(分子量2000)2
600部と、ポリオキシプロピレントリオール(分子量
3000)1802部とを100℃で10時間反応さ
せ、イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマ
ーを得た。該プレポリマーの末端NCO基は1.89重
量%であった。
【0022】3リットルのプラネタリーミキサーにジオ
クチルフタレート200部、予め乾燥させた炭酸カルシ
ウム450部、赤燐200部、ポリウレタンプレポリマ
ー700部、ジアルジミン(A−1)42部、接着付与
剤(日本ユニカー社製グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン:商品名A−187)10部を挿入し、常温に
て30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(日本アエロ
ジル社製造疎水性シリカ:商品名アエロジル#R−97
2)50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下
で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬化性ウレタ
ン組成物を得た。
クチルフタレート200部、予め乾燥させた炭酸カルシ
ウム450部、赤燐200部、ポリウレタンプレポリマ
ー700部、ジアルジミン(A−1)42部、接着付与
剤(日本ユニカー社製グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン:商品名A−187)10部を挿入し、常温に
て30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(日本アエロ
ジル社製造疎水性シリカ:商品名アエロジル#R−97
2)50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下
で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬化性ウレタ
ン組成物を得た。
【0023】この難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
の亀裂追従性試験に於ける伸びは11mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は25を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
の亀裂追従性試験に於ける伸びは11mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は25を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
【0024】実施例2 特開平4−279620に従って2,5−異性体約60
%と2,6−異性体約40%の混合物であるジアミノメ
チルビシクロ[2.2.1]ヘプタンとベンズアルデヒ
ドとを脱水縮合反応させジアルジミンA−2(アミン価
337mgKOH/g)を得た。
%と2,6−異性体約40%の混合物であるジアミノメ
チルビシクロ[2.2.1]ヘプタンとベンズアルデヒ
ドとを脱水縮合反応させジアルジミンA−2(アミン価
337mgKOH/g)を得た。
【0025】3リットルのプラネタリーミキサーにジオ
クチルフタレート200部、予め乾燥させた水酸化アル
ミニウム600部、赤燐150部、実施例1で使用した
ポリウレタンプレポリマー700部、ジアルジミン(A
−2)48部、接着付与剤(A−187)10部を挿入
し、常温にて30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤
(R−972)50部、キシレン150部を挿入し、常
温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬
化性ウレタン組成物を得た。
クチルフタレート200部、予め乾燥させた水酸化アル
ミニウム600部、赤燐150部、実施例1で使用した
ポリウレタンプレポリマー700部、ジアルジミン(A
−2)48部、接着付与剤(A−187)10部を挿入
し、常温にて30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤
(R−972)50部、キシレン150部を挿入し、常
温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬
化性ウレタン組成物を得た。
【0026】この難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
の亀裂追従性試験に於ける伸びは11mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は27を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
の亀裂追従性試験に於ける伸びは11mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は27を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
【0027】実施例3 特開平4−279620に従ってポリオキシプロピレン
トリアミン(Texaco Chemical Com
pany製、商標:JEFFAMINE T−403、
分子量440)とp−イソプロピルベンズアルデヒドと
を脱水縮合反応させトリアルジミンA−3(アミン価3
04mgKOH/g)を得た。
トリアミン(Texaco Chemical Com
pany製、商標:JEFFAMINE T−403、
分子量440)とp−イソプロピルベンズアルデヒドと
を脱水縮合反応させトリアルジミンA−3(アミン価3
04mgKOH/g)を得た。
【0028】3リットルのプラネタリーミキサーにジオ
クチルフタレート200部、予め乾燥させた水酸化マグ
ネシウム650部、実施例1で使用したポリウレタンプ
レポリマー700部、トリアルジミン(A−3)53
部、接着付与剤(A−187)10部を挿入し、常温に
て30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(R−97
2)50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下
で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬化性ウレタ
ン組成物を得た。
クチルフタレート200部、予め乾燥させた水酸化マグ
ネシウム650部、実施例1で使用したポリウレタンプ
レポリマー700部、トリアルジミン(A−3)53
部、接着付与剤(A−187)10部を挿入し、常温に
て30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(R−97
2)50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下
で20分攪拌し、本発明の難燃性一液湿気硬化性ウレタ
ン組成物を得た。
【0029】この難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
の亀裂追従性試験に於ける伸びは8mmと優れ、長期に
渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試験
に於ける酸素指数は23を示した。又、該難燃性一液湿
気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
の亀裂追従性試験に於ける伸びは8mmと優れ、長期に
渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試験
に於ける酸素指数は23を示した。又、該難燃性一液湿
気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
【0030】実施例4 特開平2−168に従って1,4−ビス{3,3−ジメ
チル−2−オキソ−1−[3−(2−(2−エトキシエ
トキシ)エトキシカルボニルアミノメチル)ベンジル]
アゼチジン−4−イル}ピペラジンを合成し、β−ラク
タムA−4(アミン価133mgKOH/g)を得た。
チル−2−オキソ−1−[3−(2−(2−エトキシエ
トキシ)エトキシカルボニルアミノメチル)ベンジル]
アゼチジン−4−イル}ピペラジンを合成し、β−ラク
タムA−4(アミン価133mgKOH/g)を得た。
【0031】3リットルのプラネタリーミキサーにトリ
ス(2−クロロプロピル)フォスフェート200部、予
め乾燥させた炭酸カルシウム650部、実施例1で使用
したポリウレタンプレポリマー700部、β−ラクタム
(A−4)121部、接着付与剤(A−187)10部
を挿入し、常温にて30分攪拌した。次に、チクソ性付
与剤(R−972)50部、キシレン150部を挿入
し、常温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
ス(2−クロロプロピル)フォスフェート200部、予
め乾燥させた炭酸カルシウム650部、実施例1で使用
したポリウレタンプレポリマー700部、β−ラクタム
(A−4)121部、接着付与剤(A−187)10部
を挿入し、常温にて30分攪拌した。次に、チクソ性付
与剤(R−972)50部、キシレン150部を挿入
し、常温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
【0032】この難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
の亀裂追従性試験に於ける伸びは35mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は24を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
の亀裂追従性試験に於ける伸びは35mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は24を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
【0033】実施例5 3リットルのプラネタリーミキサーにトリス(2−クロ
ロプロピル)フォスフェート200部、予め乾燥させた
水酸化マグネシウム250部、炭酸カルシウム400
部、赤燐50部、実施例1で使用したポリウレタンプレ
ポリマー700部、ビスオキサゾリジン(MILES社
製、商品名:HARDENER OZ、アミン価:23
0mgKOH/g)70部、接着付与剤(A−187)
10部を挿入し、常温にて30分攪拌した。次に、チク
ソ性付与剤(R−972)50部、キシレン150部を
挿入し、常温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性
一液湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
ロプロピル)フォスフェート200部、予め乾燥させた
水酸化マグネシウム250部、炭酸カルシウム400
部、赤燐50部、実施例1で使用したポリウレタンプレ
ポリマー700部、ビスオキサゾリジン(MILES社
製、商品名:HARDENER OZ、アミン価:23
0mgKOH/g)70部、接着付与剤(A−187)
10部を挿入し、常温にて30分攪拌した。次に、チク
ソ性付与剤(R−972)50部、キシレン150部を
挿入し、常温、減圧下で20分攪拌し、本発明の難燃性
一液湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
【0034】この難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物
の亀裂追従性試験に於ける伸びは10mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は27を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
の亀裂追従性試験に於ける伸びは10mmと優れ、長期
に渡って防水機能を充分に果たすものであり、難燃性試
験に於ける酸素指数は27を示した。又、該難燃性一液
湿気硬化性ウレタン組成物を建築用吹付ガン器を使用し
て、垂直に立てた1m×1mの大きさのスレート板表面
上に約2mmの厚さで塗布し、翌日硬化物を観察した
所、発泡や垂れも無く均一に仕上がっていた。
【0035】比較例1 3リットルのプラネタリーミキサーに、ジオクチルフタ
レート200部、予め乾燥させた炭酸カルシウム650
部、実施例1で使用したポリウレタンプレポリマー70
0部、接着付与剤(A−187)10部、硬化促進触媒
としてジブチル錫ジラウレート2部を挿入し、常温にて
30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(R−972)
50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下で2
0分攪拌し、一液湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
レート200部、予め乾燥させた炭酸カルシウム650
部、実施例1で使用したポリウレタンプレポリマー70
0部、接着付与剤(A−187)10部、硬化促進触媒
としてジブチル錫ジラウレート2部を挿入し、常温にて
30分攪拌した。次に、チクソ性付与剤(R−972)
50部、キシレン150部を挿入し、常温、減圧下で2
0分攪拌し、一液湿気硬化性ウレタン組成物を得た。
【0036】この一液湿気硬化性ウレタン組成物を建築
用吹付ガン器を使用して、垂直に立てた1m×1mの大
きさのスレート板表面上に約2mmの厚さで塗布し、翌
日硬化物を観察した所、激しく発泡しており、防水機能
が全く果たせないものであった。又、難燃性試験に於け
る酸素指数は18を示し、可燃性であった。
用吹付ガン器を使用して、垂直に立てた1m×1mの大
きさのスレート板表面上に約2mmの厚さで塗布し、翌
日硬化物を観察した所、激しく発泡しており、防水機能
が全く果たせないものであった。又、難燃性試験に於け
る酸素指数は18を示し、可燃性であった。
【0037】比較例2 3リットルのプラネタリーミキサーにジオクチルフタレ
ート200部、予め乾燥させた炭酸カルシウム650
部、実施例1で使用したポリウレタンプレポリマー70
0部、ジアルジミン(A−1)42部、接着付与剤(A
−187)10部を挿入し、常温にて30分攪拌した。
次に、チクソ性付与剤(R−972)50部、キシレン
150部を挿入し、常温、減圧下で20分攪拌し、一液
湿気硬化性ウレタン組成物を得た。この一液湿気硬化性
ウレタン組成物の難燃性試験に於ける酸素指数は18を
示し、可燃性であった。次に、コンクリート構造物の防
水工法の一例としてNATM工法に於ける本発明の実施
例を示す。
ート200部、予め乾燥させた炭酸カルシウム650
部、実施例1で使用したポリウレタンプレポリマー70
0部、ジアルジミン(A−1)42部、接着付与剤(A
−187)10部を挿入し、常温にて30分攪拌した。
次に、チクソ性付与剤(R−972)50部、キシレン
150部を挿入し、常温、減圧下で20分攪拌し、一液
湿気硬化性ウレタン組成物を得た。この一液湿気硬化性
ウレタン組成物の難燃性試験に於ける酸素指数は18を
示し、可燃性であった。次に、コンクリート構造物の防
水工法の一例としてNATM工法に於ける本発明の実施
例を示す。
【0038】実施例6 地山に公知の方法でトンネルを掘削した後、その掘削面
にコンクリートを吹付けて一次吹付コンクリートを形成
する。尚、この間に、公知のNATM工法に於いて通常
行われるロックボルトの打設作業、その他の作業を行
う。一次吹付コンクリートの硬化後、本特許の難燃性一
液湿気硬化性ウレタン組成物を吹付けて防水層を形成す
る。該防水層が硬化して、漏水がない事を確認した後、
防水層より適宜の間隔を置いて型枠を組み、該型枠と防
水層との間にコンクリートを流し込んで硬化させる事に
より二次覆工コンクリートを形成する。
にコンクリートを吹付けて一次吹付コンクリートを形成
する。尚、この間に、公知のNATM工法に於いて通常
行われるロックボルトの打設作業、その他の作業を行
う。一次吹付コンクリートの硬化後、本特許の難燃性一
液湿気硬化性ウレタン組成物を吹付けて防水層を形成す
る。該防水層が硬化して、漏水がない事を確認した後、
防水層より適宜の間隔を置いて型枠を組み、該型枠と防
水層との間にコンクリートを流し込んで硬化させる事に
より二次覆工コンクリートを形成する。
【0039】尚、以上はトンネル工事のNATM工法の
場合を説明したが、一次コンクリートがセメントやボッ
クスカルバートの如きプレキャストコンクリートや型枠
打設のコンクリートの場合、二次コンクリートが吹付け
コンクリートやセメントの場合等にも適用可能である。
場合を説明したが、一次コンクリートがセメントやボッ
クスカルバートの如きプレキャストコンクリートや型枠
打設のコンクリートの場合、二次コンクリートが吹付け
コンクリートやセメントの場合等にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、、コンクリート等から
なる構造物に防水性を付与するに際し、コンクリート層
とコンクリート層との間に防水層を形成する工法に於い
て、防水層として加水分解によりアミンが生成する潜在
性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレ
ポリマーと難燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を使用することにより、防水層施工時に
於いて作業性に優れ、且つ火災事故の危険が無く、又、
施工後硬化した防水層の水密性に対する信頼性が高く、
防水機能が長期間に渡って保持されるコンクリート構造
物の防水工法が得られる。
なる構造物に防水性を付与するに際し、コンクリート層
とコンクリート層との間に防水層を形成する工法に於い
て、防水層として加水分解によりアミンが生成する潜在
性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレ
ポリマーと難燃化剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性
ウレタン組成物を使用することにより、防水層施工時に
於いて作業性に優れ、且つ火災事故の危険が無く、又、
施工後硬化した防水層の水密性に対する信頼性が高く、
防水機能が長期間に渡って保持されるコンクリート構造
物の防水工法が得られる。
【0041】さらに詳しく述べれば、本発明の防水工法
に於いて、防水層の形成に使用する一液型ウレタン組成
物は、施工作業が簡単であり、且つ施工中での粘度が一
定の為仕上がり状態が均一となり、二液型を施工する際
に行われるような攪拌混合作業が無い為、硬化不良の問
題も無く、均一な硬化物物性が得られる等の利点が有
る。そして、防水層は塗膜により形成される為シート法
に於けるような接合部が無く、更に塗膜の硬化に際して
は従来の湿気硬化性ウレタン組成物に於けるような炭酸
ガスの発生が無い為、発泡による欠陥部分等が無く、従
って優れた水密性を有し、又難燃性防水層であるが為に
火災事故の危険も回避される。又、ウレタン樹脂の優れ
たゴム弾性、及び耐寒性は、コンクリートの亀裂に対す
る追従性、及び冷熱サイクルに対する耐久性等に優れた
性能を示す為、防水層の機能が長期間に渡って保持され
る。
に於いて、防水層の形成に使用する一液型ウレタン組成
物は、施工作業が簡単であり、且つ施工中での粘度が一
定の為仕上がり状態が均一となり、二液型を施工する際
に行われるような攪拌混合作業が無い為、硬化不良の問
題も無く、均一な硬化物物性が得られる等の利点が有
る。そして、防水層は塗膜により形成される為シート法
に於けるような接合部が無く、更に塗膜の硬化に際して
は従来の湿気硬化性ウレタン組成物に於けるような炭酸
ガスの発生が無い為、発泡による欠陥部分等が無く、従
って優れた水密性を有し、又難燃性防水層であるが為に
火災事故の危険も回避される。又、ウレタン樹脂の優れ
たゴム弾性、及び耐寒性は、コンクリートの亀裂に対す
る追従性、及び冷熱サイクルに対する耐久性等に優れた
性能を示す為、防水層の機能が長期間に渡って保持され
る。
Claims (6)
- 【請求項1】コンクリート等からなる構造物に防水性を
付与するに際し、コンクリート層とコンクリート層との
間に防水層を形成する工法であって、防水層として加水
分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤と、イソシア
ネート基を有するポリウレタンプレポリマーと、難燃化
剤とを含有する難燃性一液湿気硬化性ウレタン組成物を
使用することを特徴とするコンクリート構造物の防水工
法。 - 【請求項2】加水分解によりアミンが生成する潜在性硬
化剤が、下記一般式(1)[化1] 【化1】 Y−(−N=CH−X)n (1) (但し式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を示す。
Yは炭素数2〜15、かつ2価もしくは3価の炭化水素
基、又は分子量が70〜6000で2価もしくは3価の
ポリオキシアルキレン基を示す。nは2又は3を示
す。)で表されるポリアルジミンであることを特徴とす
る請求項1に記載のコンクリート構造物の防水工法。 - 【請求項3】難燃化剤が、赤燐であることを特徴とする
請求項1または2に記載のコンクリート構造物の防水工
法。 - 【請求項4】赤燐の含有量が、組成物中0.5〜20重
量%であることを特徴とする請求項3に記載のコンクリ
ート構造物の防水工法。 - 【請求項5】難燃化剤が、水酸化アルミニウム、又は水
酸化マグネシウムであることを特徴とする請求項1また
は2に記載のコンクリート構造物の防水工法。 - 【請求項6】水酸化アルミニウム又は水酸化マグネシウ
ムの含有量が、組成物中5〜70重量%であることを特
徴とする請求項5に記載のコンクリート構造物の防水工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8196446A JPH1036658A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 難燃性ウレタン組成物を用いるコンクリート構造物の 防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8196446A JPH1036658A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 難燃性ウレタン組成物を用いるコンクリート構造物の 防水工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036658A true JPH1036658A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16357963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8196446A Pending JPH1036658A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 難燃性ウレタン組成物を用いるコンクリート構造物の 防水工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036658A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012219127A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Rin Kagaku Kogyo Kk | ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム |
| JP2013533332A (ja) * | 2010-06-03 | 2013-08-22 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ハロゲンを含まない難燃剤tpu複合体 |
| WO2014041668A1 (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-20 | 燐化学工業株式会社 | ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04279620A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-10-05 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリアルジミンを含有する湿気硬化性ポリウレタン組成物、同組成物を含有してなる防水材、床材、シーリング材、壁材、及び塗料 |
| JPH05163684A (ja) * | 1991-12-12 | 1993-06-29 | Achilles Corp | 皮革様シート状物の製造方法 |
| JPH0718048A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 難燃性一液型ポリウレタン組成物、同組成物からなる床材及び防水材 |
| JPH09112195A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-04-28 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | トンネルの防水方法 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP8196446A patent/JPH1036658A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04279620A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-10-05 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリアルジミンを含有する湿気硬化性ポリウレタン組成物、同組成物を含有してなる防水材、床材、シーリング材、壁材、及び塗料 |
| JPH05163684A (ja) * | 1991-12-12 | 1993-06-29 | Achilles Corp | 皮革様シート状物の製造方法 |
| JPH0718048A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 難燃性一液型ポリウレタン組成物、同組成物からなる床材及び防水材 |
| JPH09112195A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-04-28 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | トンネルの防水方法 |
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2012219127A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Rin Kagaku Kogyo Kk | ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム |
| WO2014041668A1 (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-20 | 燐化学工業株式会社 | ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050727 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051227 |