JPH1036802A - 感圧接着剤とその接着シート類 - Google Patents

感圧接着剤とその接着シート類

Info

Publication number
JPH1036802A
JPH1036802A JP8197450A JP19745096A JPH1036802A JP H1036802 A JPH1036802 A JP H1036802A JP 8197450 A JP8197450 A JP 8197450A JP 19745096 A JP19745096 A JP 19745096A JP H1036802 A JPH1036802 A JP H1036802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
weight
parts
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8197450A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Oji
勝也 大路
Yoshinao Kitamura
佳直 北村
Hiroshi Sugawa
浩志 須川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP8197450A priority Critical patent/JPH1036802A/ja
Publication of JPH1036802A publication Critical patent/JPH1036802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温度条件下における優れた保持力特性と室
温付近における高い接着力を両立させることができ、さ
らに、感圧接着剤の粘度が著しく上昇して、塗工性を低
下させることのない感圧接着剤を提供する。 【解決手段】 N・N−ジ置換(メタ)アクリルアミド
を必須の共重合成分として含有するアクリル系重合体1
00重量部に対して、アミノ基を有するシランカップリ
ング剤を0.01〜3重量部配合して感圧接着剤を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリル系重合体
を主成分とした感圧接着剤と、これをシート状やテープ
状などの形態とした接着シート類に関する。
【0002】
【従来の技術】接着作業の簡便化や安全衛生の向上を目
的として、液状タイプの接着剤に代えて、感圧接着剤を
単独あるいは支持体と共にシート状やテープ状に形成し
た、所謂粘着テープを用いた接着作業が広く実施されて
いる。粘着テープの使用用途が拡がるにつれて要求され
る特性も多岐に渡り、例えば高温度条件下における保持
力(粘着テープを被着体に貼り付け、長さ方向に一定の
静荷重をかけたとき粘着剤がずれに耐える力)もその1
種である。通常、アクリル系重合体からなる感圧接着剤
を使用した粘着テープの高温度条件下における保持力
(以下、耐熱保持性という。)を向上させるために最も
一般的に行われているのは、感圧接着剤に架橋処理を施
し、高分子量化させて感圧接着剤の流動化を抑制する方
法である。しかしながら、耐熱保持性を向上させるため
に感圧接着剤の架橋度を高くすると室温以下の低温領域
における接着力が低下するという傾向があり、耐熱保持
性と室温付近における接着性を両立させることは困難で
ある。
【0003】一方、室温(常態)において好適な接着特
性を有する感圧接着剤の特性を実質的に低下させること
なく、高温高湿下における接着特性を向上させる手段と
して、アクリル系重合体からなる感圧接着剤にビニルシ
ラン、エポキシシラン、メタクリルシランから選択され
た少なくとも1種が配合された感圧接着剤組成物が開示
されている。(特公昭62−30233号公報) しかしながら、アクリル系重合体からなる感圧接着剤
に、特公昭62−30233号公報に記載されているよ
うな所謂シランカップリング剤を添加すると感圧接着剤
の粘度が著しく上昇することがあり、感圧接着剤をシー
ト状やテープ状に塗工することが困難になるといった塗
工性の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の事情に鑑み、耐熱保
持性と室温付近における良好な接着性を両立させること
ができるとともに、感圧接着剤にシランカップリング剤
を配合した場合に、感圧接着剤の粘度が著しく上昇し、
塗工することが困難になることがない塗工性にすぐれた
感圧接着剤とその接着シート類を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
点を解決するために鋭意研究した結果、アクリル系重合
体を構成する単量体成分としてN・N−ジ置換(メタ)
アクリルアミドを加え、さらに、前記アクリル系重合体
にアミノ基を有するシランカップリング剤を配合するこ
とにより、シランカップリング剤の添加による粘度上昇
が起こりにくい感圧接着剤が得られることを知り、さら
に上記感圧接着剤は耐熱保持性に優れているだけでな
く、架橋剤の添加に伴う室温付近における接着力の低下
がないことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、つぎのa〜c成分; a)一般式(1);CH2 =C(R1 )COOR2 (式
中、R1 は水素またはメチル基、R2 は炭素数が4〜1
4のアルキル基である)で表されるアクリル系単量体5
9〜94重量% b)一般式(2);CH2 =C(R3 )CONR4 5
(式中、R3 は水素またはメチル基、R4 ,R5 はアル
キル基であるか、あるいは両者が結合しこれとN原子と
で複素環を構成する有機基である)で表されるN・N−
ジ置換(メタ)アクリルアミド5〜40重量% c)酸性基を含む単量体1〜10重量%からなるアクリ
ル系重合体100重量部に対して、 d)アミノ基を有するシランカップリング剤を0.01
〜3重量部配合したことを特徴とする感圧接着剤、およ
び、支持体の片面または両面に上記の感圧接着剤からな
る層を有することを特徴とする接着シート類とに係るも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるa成分としてのア
クリル系単量体は、たとえば、一般式(1)中のR2
ブチル基、イソブチル基、イソアミル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、イソオクチル基、
イソノニル基、イソデシル基など、炭素数が4〜14で
あるアルキル基からなるアクリル酸またはメタクリル酸
のエステルが挙げられる。R2 の炭素数が4未満では感
圧接着剤のぬれ性が低下して初期接着性が悪くなり、ま
た14を超えると接着力に劣る問題があり、いずれも好
ましくない。
【0008】このa成分としてのアクリル系単量体は、
単量体全体の59〜94重量%、好ましくは65〜90
重量%の範囲で、その1種または2種以上が用いられ
る。59重量%未満では、アクリル系感圧接着剤として
の性能を発揮できず、また94重量%を超えると、その
ぶん後述するb、c成分が不足するため、接着特性と塗
工性に優れた感圧接着剤が得られなくなる。
【0009】本発明におけるb成分としてのN・N−ジ
置換(メタ)アクリルアミドは、後述するd成分のアミ
ノ基を有するシランカップリング剤をアクリル系重合体
に添加した場合に、感圧接着剤の粘度が著しく上昇した
りゲル化したりして、感圧接着剤の支持体への塗工性が
低下することを防止するためのものであり、本発明にお
いては、アクリル系重合体に共重合させることが必要な
必須の単量体成分である。
【0010】上記N・N−ジ置換(メタ)アクリルアミ
ドは、一般式(2)中のR4 ,R5がいずれもアルキル
基である非環状の(メタ)アクリルアミドと、同R4
5が結合しこれとN原子とで複素環を構成する環状の
(メタ)アクリルアミドとが含まれ、使用目的に応じ
て、そのいずれか一方または両方が用いられる。
【0011】上記の非環状の(メタ)アクリルアミドと
しては、N・N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N
・N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N・N−ジブ
チル(メタ)アクリルアミドなどがある。上記の環状の
(メタ)アクリルアミドとしては、N−(メタ)アクリ
ロイルモルホリン、N−(メタ)アクリロイルピロリド
ン、N−(メタ)アクリロイルピペリジン、N−(メ
タ)アクリロイルピロリジン、N−(メタ)アクリロイ
ル−4−ピペリドンなどがある。
【0012】このb成分としてのN・N−ジ置換(メ
タ)アクリルアミドは、単量体全体量の5〜40重量
%、好ましくは10〜35重量%の範囲で、その1種ま
たは2種以上が用いられる。5重量%未満では、アクリ
ル系重合体にシランカップリング剤を配合したときの感
圧接着剤の粘度上昇やゲル化を十分に抑制することがで
きない。また40重量%を超えると、感圧接着剤として
の弾性率が増大して、感圧接着剤の濡れ性が低下するた
め、室温付近での接着力低下が起こる。
【0013】本発明におけるc成分としての酸性基を含
む単量体には、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、クロトン酸などのカルボキシル基
含有単量体のほか、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸などのスルホン酸基含有単量体、2−
ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリロイルホスフェートなどのリン酸
基含有単量体などがある。
【0014】このc成分としての酸性基を含む単量体
は、単量体全量の1〜10重量%、好ましくは2〜8重
量%の範囲で、その1種または2種以上が用いられる。
1重量%未満では耐熱保持性が低下し、また10重量%
を超えると、室温付近における接着力が低下し、いずれ
の場合も良好な接着特性を発現させにくい。
【0015】本発明のアクリル系重合体は、上記のa〜
c三成分からなる単量体混合物を、常法により、溶液重
合法、乳化重合法、塊状重合法、懸濁重合法などの方法
で共重合させることにより得ることができ、塊状重合法
では、紫外線照射による重合方式が好ましく採用され
る。
【0016】重合に際して用いられる重合開始剤として
は、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサ
イド、クメンパーオキサイドの如き有機過酸化物、2,
2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビ
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)の如きアゾ系化
合物、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフェノンの如きアセトフ
ェノン化合物、ベンゾインエチルエーテルやベンゾイン
イソプロピルエーテルの如きベンゾインエーテル系化合
物、ベンゾフェノンやベンゾイル安息香酸の如きベンゾ
フェノン化合物などがある。
【0017】本発明において、上記a〜c三成分からな
るアクリル系重合体に配合されるd成分としてのシラン
カップリング剤は、感圧接着剤の室温付近における接着
力低下を防止するために使用されるものである。本発明
において使用する上記d成分のシランカップリング剤
は、アミノ基を有していることが必要であり、かかる特
定のシランカップリング剤を使用することにより、N・
N−ジ置換(メタ)アクリルアミドを共重合成分として
含有するアクリル系重合体にシランカップリング剤を配
合したときの感圧接着剤の粘度上昇やゲル化を防止する
ことができる。
【0018】かかるアミノ基を有するシランカップリン
グ剤としては例えば、N−β−(アミノエチル)γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β
−(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N
−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン、γ−ウレイ
ドプロピルトリエトキシシラン、アミノシラン、N−β
−(N−ビニルベンジルアミノエチル)γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン塩酸塩、オクタデシルジメチル
〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕アンモニウム
クロリドなどがある。
【0019】このd成分としてのシランカップリング剤
は、前記アクリル系重合体100重量部に対して0.0
1〜3重量部、好ましくは0.05〜1重量部の範囲で
配合される。0.01重量部未満では室温付近における
接着力が不足し、3重量部よりも多く添加しても室温付
近における接着力のさらなる向上には効果が認められな
い。
【0020】また、本発明の感圧接着剤には必要に応じ
て架橋剤を配合することができる。かかる架橋剤の種類
は特に限定されるものではなく、例えば、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラ(メタ)アクリレート、1,2−エチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジ(メタ)アクリレート、1,12−ドデカン
ジオールジ(メタ)アクリレートなどの多官能(メタ)
アクリレートや、トリメチロールプロパンのトリレンジ
イソシアネート付加物、エチレンジイソシアネート、ブ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、シクロペンチレンジイソシアネート、シクロヘキ
シレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、2,4−トリレンジイソシアネート、4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネートなどの多官能イソシアネート化合物などがあ
る。
【0021】架橋剤を配合する場合、その配合量は特に
限定されるものではないが、好ましくは、前記アクリル
系重合体100重量部に対して0.01〜10重量部の
範囲で配合することが望ましい。
【0022】本発明の感圧接着剤は、a〜c成分からな
るアクリル系重合体に、d成分のシランカップリング剤
をそれぞれ所定量配合し、必要に応じて架橋剤を配合し
た後、撹拌することにより作製される。本発明の感圧接
着剤には、必要に応じてガラス繊維や金属粉などの充填
剤、顔料、着色剤などの添加剤成分をさらに配合するこ
とができる。
【0023】本発明の接着シート類は、上記のような感
圧接着剤からなる層を、支持体の片面または両面に所望
厚さに設けて、シート状やテープ状などの形態としたも
のである。上記の支持体としては、プラスチックフィル
ム、紙、不織布、ゴム系や合成樹脂系の発泡シート、金
属箔などを用いることができ、その片面または両面に剥
離処理または接着処理を施したものを使用してもよい。
【0024】
【実施例】以下に具体的実施例を挙げて本発明を説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。なお、以下において部とあるのは重量部を意味す
る。
【0025】(実施例1)冷却管、窒素導入管、温度
計、紫外線照射装置、撹拌装置を備えた反応容器にイソ
ノニルアクリレート75部、ジエチルアクリルアミド2
0部、アクリル酸6部、重合開始剤として2,2−ジメ
トキシ−2−フェニルアセトフェノン0.07部を入
れ、紫外線の照射により重合して、重合率15%のポリ
マー/モノマー混合物を得た。このポリマー/モノマー
混合物100部に、トリメチロールプロパントリアクリ
レート0.1部、N−β−(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン0.1部を添加し、混合し
てシロップ(感圧接着剤溶液)を得た。シロップを厚さ
25μmのポリエステルフィルム上に塗布し、紫外線を
照射することにより、厚さ50μmの感圧接着剤の層を
有する接着テープを作製した。
【0026】(実施例2)冷却管、窒素導入管、温度
計、撹拌装置を備えた反応容器に2−エチルヘキシルア
クリレート65部、アクリロイルモルホリン35部、ア
クリル酸3部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイ
ソブチロニトリル0.14部、酢酸エチル100部を入
れ、60℃で12時間反応させてポリマー溶液を得た。
このポリマー溶液に、ポリマー固形分100部に対して
トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネート付
加物(商品名:コロネートL、日本ポリウレタン株式会
社製)1.0部、N−β−(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン1.0部を添加し、混合し
てシロップを得た。シロップを厚さ25μmのポリエス
テルフィルム上に塗布し、乾燥することにより、厚さ5
0μmの感圧接着剤の層を有する接着テープを作製し
た。
【0027】(実施例3)単量体組成を、イソノニルア
クリレート85部、ジエチルアクリルアミド10部、ア
クリル酸8部に変更した以外は、実施例1と同様に重合
し、重合率15%のポリマー/モノマー混合物を得た。
このポリマー/モノマー混合物100部に、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート0.1部、N−β−(ア
ミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
0.5部を添加し、混合してシロップ(感圧接着剤溶
液)を得た。シロップを厚さ25μmのポリエステルフ
ィルム上に塗布し、紫外線を照射することにより、厚さ
50μmの感圧接着剤の層を有する接着テープを作製し
た。
【0028】(比較例1)単量体組成を、イソノニルア
クリレート90部、アクリル酸8部に変更した以外は、
実施例1と同様に重合させて、重合率15%のポリマー
/モノマー混合物を得た。このポリマー/モノマー混合
物100部に、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト0.1部、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン1.0部を添加し、混合してシ
ロップ(感圧接着剤溶液)を得た。このシロップを厚さ
25μmのポリエステルフィルム上に塗布しようとした
が、シロップの粘度が高く、フィルム上に塗布すること
ができなかった。
【0029】(比較例2)単量体組成を、2−エチルヘ
キシルアクリレート90部、アクリル酸8部に変更した
以外は、実施例2と同様に重合させて、ポリマー溶液を
得た。このポリマー溶液に、ポリマー固形分100部に
対してコロネートLを1.0部、N−β−(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン1.0部を
添加し、混合してシロップを得た。このシロップを厚さ
25μmのポリエステルフィルム上に塗布しようとした
が、シロップの粘度が高く、フィルム上に塗布すること
ができなかった。
【0030】(比較例3)実施例1と同様のポリマー/
モノマー混合物100部に、トリメチロールプロパント
リアクリレート0.1部を添加し、混合してシロップを
得た。シロップを厚さ25μmのポリエステルフィルム
上に塗布し、紫外線を照射することにより、厚さ50μ
mの感圧接着剤の層を有する接着テープを作製した。
【0031】(比較例4)実施例2と同様のポリマー溶
液に、ポリマー固形分100部に対してコロネートL
1.0部を添加し、混合してシロップを得た。シロップ
を厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗布し、乾
燥することにより、厚さ50μmの感圧接着剤の層を有
する接着テープを作製した。
【0032】(比較例5)単量体組成を、イソノニルア
クリレート75部、ジエチルアクリルアミド25部に変
更した以外は、実施例1と同様に重合させて、重合率1
5%のポリマー/モノマー混合物を得た。このポリマー
/モノマー混合物100部に、トリメチロールプロパン
トリアクリレート0.1部、N−β−(アミノエチル)
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン1.0部を添加
し、混合してシロップを得た。シロップを厚さ25μm
のポリエステルフィルム上に塗布し、紫外線を照射する
ことにより、厚さ50μmの感圧接着剤の層を有する接
着テープを作製した。
【0033】(比較例6)単量体組成を、2−エチルヘ
キシルアクリレート65部、アクリロイルモルホリン3
5部に変更した以外は、実施例2と同様に重合させて、
ポリマー溶液を得た。このポリマー溶液に、ポリマー固
形分100部に対してコロネートLを1.0部、N−β
−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン1.0部を添加し、混合してシロップを得た。シロ
ップを厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗布
し、乾燥することにより、厚さ50μmの感圧接着剤の
層を有する接着テープを作製した。
【0034】(比較例7)実施例1と同様のポリマー/
モノマー混合物100部に、トリメチロールプロパント
リアクリレート0.1部、γ−グリシドキシプロピルメ
トキシシラン0.1部を添加し、混合してシロップを得
た。このシロップを厚さ25μmのポリエステルフィル
ム上に塗布しようとしたが、シロップの粘度が高く、フ
ィルム上に塗布することができなかった。
【0035】(比較例8)実施例2と同様のポリマー溶
液に、ポリマー固形分100部に対してコロネートL
1.0部、γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン
1.0部を添加し、混合してシロップを得た。このシロ
ップを厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗布し
ようとしたが、シロップの粘度が高く、フィルム上に塗
布することができなかった。
【0036】上記の実施例1〜3および比較例1〜8で
得られた感圧接着剤および接着テープについて、以下の
評価を行った。
【0037】〔粘度〕シロップ(感圧接着剤溶液)の粘
度をB型粘度計を使用して測定した。(測定温度30
℃)
【0038】〔溶剤不溶分〕接着テープより感圧接着剤
が約0.1gとなる量を採取し精秤した。これを50m
lの酢酸エチルが入ったガラス瓶に入れ、超音波洗浄器
を使用して20分間抽出処理を行った後、10分間静置
後、さらに20分間抽出処理を行った。抽出処理後の残
存物をナイロン織布(80メッシュ)で濾過し、ナイロ
ン織布上に残った残渣を130℃の雰囲気下で2時間乾
燥させ残渣の乾燥重量を測定した。この乾燥重量の採取
サンプルの重量に対する比を溶剤不溶分(重量%)とし
た。
【0039】〔剥離接着力〕20mm×100mmの接着テ
ープを、被着体として、サンドペーパー(#280)で
サンディングしたステンレス板に、2kgのローラを1
往復させる方法で圧着し、20分放置後、23℃,65
%RHの雰囲気下、引張速度300mm/分で、180度
剥離接着力を測定した。
【0040】〔保持力〕幅10mmの接着テープを、被着
体として、サンドペーパー(#280)でサンディング
したステンレス板に対し10mm×20mmの接着面積で貼
り付け、20分経過後80℃に20分放置した後、ステ
ンレス板を垂下し、接着テープの自由端に500gの均
一荷重を負荷して、80℃での接着テープの落下時間
(分)と、240分後のずれ量(mm)を測定した。
【0041】結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1から明らかなように、N・N−ジ置換
(メタ)アクリルアミドを共重合成分とするアクリル系
重合体にアミノ基を有するシランカップリング剤を配合
した本発明の実施例1〜3の感圧接着剤は、比較例1、
2、7、8で認められる様な感圧接着剤の粘度上昇が認
められない。また、実施例の接着テープは、室温付近に
おける接着力が高く、さらに、高温度条件下における保
持力特性も良好であることがわかる。
【0044】
【発明の効果】本発明の感圧接着剤は、上記の如き構成
を有することにより、感圧接着剤にシランカップリング
剤を配合することによる、感圧接着剤の粘度上昇を抑制
することができる。したがって、本発明の感圧接着剤
は、従来の感圧接着剤に比較して塗工性に優れていると
共に、感圧接着剤のポットライフ(可使時間)が長くな
り、工業的使用において非常に有用な感圧接着剤を提供
することができる。また、上記感圧接着剤を使用した本
発明の接着テープは、高温度条件下における保持力特性
と室温付近における高い接着力を両立させることがで
き、例えば、自動車など車両関連の部品固定用途に要求
される、高温から低温までの広い温度範囲における接着
特性の信頼性を向上させることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎのa〜c成分; a)一般式(1);CH2 =C(R1 )COOR2 (式
    中、R1 は水素またはメチル基、R2 は炭素数が4〜1
    4のアルキル基である)で表されるアクリル系単量体5
    9〜94重量% b)一般式(2);CH2 =C(R3 )CONR4 5
    (式中、R3 は水素またはメチル基、R4 ,R5 はアル
    キル基であるか、あるいは両者が結合しこれとN原子と
    で複素環を構成する有機基である)で表されるN・N−
    ジ置換(メタ)アクリルアミド5〜40重量% c)酸性基を含む単量体1〜10重量%からなるアクリ
    ル系重合体100重量部に対して、 d)アミノ基を有するシランカップリング剤を0.01
    〜3重量部配合したことを特徴とする感圧接着剤。
  2. 【請求項2】 支持体の片面または両面に、請求項1に
    記載の感圧接着剤からなる層を有することを特徴とする
    接着シート類。
JP8197450A 1996-07-26 1996-07-26 感圧接着剤とその接着シート類 Pending JPH1036802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197450A JPH1036802A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 感圧接着剤とその接着シート類

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197450A JPH1036802A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 感圧接着剤とその接着シート類

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1036802A true JPH1036802A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16374716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8197450A Pending JPH1036802A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 感圧接着剤とその接着シート類

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1036802A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094372A1 (ja) * 2011-12-22 2013-06-27 日東電工株式会社 粘着剤、粘着剤層、および粘着シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094372A1 (ja) * 2011-12-22 2013-06-27 日東電工株式会社 粘着剤、粘着剤層、および粘着シート
JP2013129789A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Nitto Denko Corp 粘着剤、粘着剤層、および粘着シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6677402B2 (en) Pressure sensitive adhesives possessing high load bearing capability
EP0600428B1 (en) Pressure-sensitive adhesive and adhesive sheets using the same
JP3481888B2 (ja) 酸性雨耐性自動車塗料に対して改良された接着性を有する感圧接着剤を含むフォームテープ
EP0619831B1 (en) Removable, low melt viscosity acrylic pressure sensitive adhesives
CN1131289C (zh) 压敏粘合剂组合物及压敏粘合片
EP2557135B1 (en) Adhesive composition, adhesive sheet, and touch panel
JP4776272B2 (ja) 粘着剤用重合体組成物、表面保護フィルム用粘着剤組成物および表面保護フィルム
JP3382638B2 (ja) 粘着テープ
JP2018016785A (ja) 樹脂組成物、樹脂層、および積層シート
JP4067173B2 (ja) 粘着剤組成物
JP2019119845A (ja) 樹脂組成物、樹脂層、および積層シート
JP3842829B2 (ja) 接着シ―ト類
JPH0570752A (ja) アクリル系粘着剤組成物および粘着テープ、ラベルもしくはシート
WO2018012161A1 (ja) 樹脂組成物、樹脂層、および積層シート
JPH07138544A (ja) アクリル系感圧性接着剤組成物
JPH09310050A (ja) ウエハ加工用粘着剤とその粘着シ―ト類
JP3612355B2 (ja) 粘着剤及びその粘着部材
JPH0987601A (ja) アクリル系粘着剤組成物及び粘着テープ
JPH1036802A (ja) 感圧接着剤とその接着シート類
JPH10158617A (ja) 再剥離用水分散型感圧性接着剤組成物とこれを用いた再剥離用感圧性接着シ―ト類
JP2000265137A (ja) 感圧性接着剤組成物とその接着シ―ト類
JP7681955B2 (ja) 粘着シート
JPH08253750A (ja) 再剥離型感圧接着剤とその接着シ―ト類
JP2018090712A (ja) 樹脂層、および積層シート
JPH06166858A (ja) 感圧接着剤とその接着シ―ト類

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061031