JPH1037050A - アクチュエータのフィンガの製法 - Google Patents
アクチュエータのフィンガの製法Info
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- JPH1037050A JPH1037050A JP20546196A JP20546196A JPH1037050A JP H1037050 A JPH1037050 A JP H1037050A JP 20546196 A JP20546196 A JP 20546196A JP 20546196 A JP20546196 A JP 20546196A JP H1037050 A JPH1037050 A JP H1037050A
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- finger
- forming
- needle
- knitting
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】編機の編成針の選針動作などを行わせるアクチ
ュエータのフィンガ9の製法を提供する。 【解決手段】下記(1)〜(3)を工程を含む(1)フ
ィンガ形成用基板21のフィンガ本体形成部22の後端
部の内方に向けての切欠部23打抜き工程と切欠部23
打抜きによる両外側部分26と内側部分27との区画工
程、(2)フィンガ本体形成部22においてフィンガ長
手方向に切断線28を入れる工程、(3)フィンガ本体
形成部22において両外側部分26側と内側部分27側
とを曲げ加工し、フィンガ本体形成部22にピンヒンジ
部29を形成する工程とフィンガ本体形成部22の後端
部に圧電体を装着できる装着部30を形成する工程。 【効果】一枚の軽量基板を使用し、簡単なプレス工程と
曲げ工程だけでフィンガを形成でき、製法が簡単で、製
造期間が短縮され、生産コストを大幅に安くする。
ュエータのフィンガ9の製法を提供する。 【解決手段】下記(1)〜(3)を工程を含む(1)フ
ィンガ形成用基板21のフィンガ本体形成部22の後端
部の内方に向けての切欠部23打抜き工程と切欠部23
打抜きによる両外側部分26と内側部分27との区画工
程、(2)フィンガ本体形成部22においてフィンガ長
手方向に切断線28を入れる工程、(3)フィンガ本体
形成部22において両外側部分26側と内側部分27側
とを曲げ加工し、フィンガ本体形成部22にピンヒンジ
部29を形成する工程とフィンガ本体形成部22の後端
部に圧電体を装着できる装着部30を形成する工程。 【効果】一枚の軽量基板を使用し、簡単なプレス工程と
曲げ工程だけでフィンガを形成でき、製法が簡単で、製
造期間が短縮され、生産コストを大幅に安くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編機の編成針の選
針動作などを行わせたりすることのできるアクチュエー
タのフィンガの製法に関するものである。
針動作などを行わせたりすることのできるアクチュエー
タのフィンガの製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】靴下丸編機等の編機において、その編成
針の選針動作を行うために、選針装置(選針アクチュエ
ータ)が使用される。その一例を説明するに、図5に示
すように、編成シリンダ−1に配した編成針2の上下動
をつかさどる選針装置3を、編成シリンダ−1の周囲に
多数配設し、この選針装置3を柄出しコントローラ4に
接続し、柄出しコントローラ4から柄編成手順を送り込
み、編成針2の上下動を行って、靴下の柄編み編成を行
う。ここでは図示していないが、編成針2の下部には、
バットを突設した選針ジャックを多数配設し、当該ジャ
ックの上部に編成針2を多数当接し、編成シリンダ−1
に糸5をボビン6から供給し、選針装置3を選針ジャッ
クに作用させて上記のような編成針2の上下動を行って
靴下の柄編み編成を行う。尚、選針装置3を、直接、編
成針2に作用させてもよい。
針の選針動作を行うために、選針装置(選針アクチュエ
ータ)が使用される。その一例を説明するに、図5に示
すように、編成シリンダ−1に配した編成針2の上下動
をつかさどる選針装置3を、編成シリンダ−1の周囲に
多数配設し、この選針装置3を柄出しコントローラ4に
接続し、柄出しコントローラ4から柄編成手順を送り込
み、編成針2の上下動を行って、靴下の柄編み編成を行
う。ここでは図示していないが、編成針2の下部には、
バットを突設した選針ジャックを多数配設し、当該ジャ
ックの上部に編成針2を多数当接し、編成シリンダ−1
に糸5をボビン6から供給し、選針装置3を選針ジャッ
クに作用させて上記のような編成針2の上下動を行って
靴下の柄編み編成を行う。尚、選針装置3を、直接、編
成針2に作用させてもよい。
【0003】当該選針装置3の一例は、図3に示すよう
に、圧電体7を多段に支持体8に支持させ、圧電体7の
端部にフィンガ9を取り付け、フィンガ9の先端部を支
持体8のストッパ−部10の開口部11から突き出しさ
せて、上記のようにパッドの押圧あるいは非押圧により
編成針2の選針を行っている。当該選針装置3における
圧電体7は、例えば、図4に示すように、シム材12の
両面に、ジルコン酸−チタン酸鉛(P.Z.T.)等を
焼成して作られたセラミック材より成る圧電素子13を
貼着して成るものから構成されている。圧電素子に電圧
(パルス)を印加すると、歪みを生じ、あるいは機械的
な応力を発生する。こうした圧電現象による機械的振動
を、編成針の選針を行わせるのに利用したもので、図示
のように、柄出しコントローラ4からリード線14を介
して当該圧電体7を動作させ、当該フィンガ9の作動に
より、編成針2の選針を行っている。ここでは、圧電式
の駆動方式について説明しているが、電磁式の駆動方式
等もある。
に、圧電体7を多段に支持体8に支持させ、圧電体7の
端部にフィンガ9を取り付け、フィンガ9の先端部を支
持体8のストッパ−部10の開口部11から突き出しさ
せて、上記のようにパッドの押圧あるいは非押圧により
編成針2の選針を行っている。当該選針装置3における
圧電体7は、例えば、図4に示すように、シム材12の
両面に、ジルコン酸−チタン酸鉛(P.Z.T.)等を
焼成して作られたセラミック材より成る圧電素子13を
貼着して成るものから構成されている。圧電素子に電圧
(パルス)を印加すると、歪みを生じ、あるいは機械的
な応力を発生する。こうした圧電現象による機械的振動
を、編成針の選針を行わせるのに利用したもので、図示
のように、柄出しコントローラ4からリード線14を介
して当該圧電体7を動作させ、当該フィンガ9の作動に
より、編成針2の選針を行っている。ここでは、圧電式
の駆動方式について説明しているが、電磁式の駆動方式
等もある。
【0004】選針動作の一例を、圧電式のプレス方式に
ついて説明するに、柄出しコントローラ4から、図4
(B)に示すように、リード線14を介して圧電素子1
3に電圧を印加した時(あるいは正のパルスを印加した
時)には、圧電体7を湾曲させ、フィンガ9を下向きに
し、選針ジャック15のバット16をプレスせず、その
為、選針ジャック15は、垂直位置を保ち、その結果、
選針ジャック15の下端の上げカム用バット17が上げ
カム18に係合し、選針ジャック15およびその上方に
当接する編成針2を上昇運動させ、その結果、編成針2
による編み目の形成が行われる。一方、図4(A)に示
すように、電圧を印加しない時(あるいは負のパルスを
印加した時)には、圧電体7が湾曲せず、したがって、
選針ジャック15のバット16をプレスし、その為、選
針ジャック15の下端の上げカム用バット16が上げカ
ム18に係合せず、選針ジャック15の上方に当接した
網成針2に編成作動を与えないようになっている。
ついて説明するに、柄出しコントローラ4から、図4
(B)に示すように、リード線14を介して圧電素子1
3に電圧を印加した時(あるいは正のパルスを印加した
時)には、圧電体7を湾曲させ、フィンガ9を下向きに
し、選針ジャック15のバット16をプレスせず、その
為、選針ジャック15は、垂直位置を保ち、その結果、
選針ジャック15の下端の上げカム用バット17が上げ
カム18に係合し、選針ジャック15およびその上方に
当接する編成針2を上昇運動させ、その結果、編成針2
による編み目の形成が行われる。一方、図4(A)に示
すように、電圧を印加しない時(あるいは負のパルスを
印加した時)には、圧電体7が湾曲せず、したがって、
選針ジャック15のバット16をプレスし、その為、選
針ジャック15の下端の上げカム用バット16が上げカ
ム18に係合せず、選針ジャック15の上方に当接した
網成針2に編成作動を与えないようになっている。
【0005】上記のような選針装置に使用されるフィン
ガ9は、その中途位置を、図3に示すように、支持体8
のフィンガ支持部19に支持し、そこを支点として作動
するようになっている。フィンガ9をこのように作動さ
せるために、フィンガ9の中途位置には、当該フィンガ
9の幅方向にピンヒンジ部(貫通孔)が孔設されてお
り、当該フィンガ9のピンヒンジ部(貫通孔)に、支持
用ピン(軸)20を通し、当該ピン20の両端部をフィ
ンガ支持部19の左右両端壁の孔に入れ、当該ピン20
の両端を当該フィンガ9の中途位置でフィンガ支持部1
9に回転可能な状態に固定する。
ガ9は、その中途位置を、図3に示すように、支持体8
のフィンガ支持部19に支持し、そこを支点として作動
するようになっている。フィンガ9をこのように作動さ
せるために、フィンガ9の中途位置には、当該フィンガ
9の幅方向にピンヒンジ部(貫通孔)が孔設されてお
り、当該フィンガ9のピンヒンジ部(貫通孔)に、支持
用ピン(軸)20を通し、当該ピン20の両端部をフィ
ンガ支持部19の左右両端壁の孔に入れ、当該ピン20
の両端を当該フィンガ9の中途位置でフィンガ支持部1
9に回転可能な状態に固定する。
【0006】従来、当該フィンガについては、ロストワ
ックス製法や金属粉末焼結による製法等一体成形によ
り、あるいは、中央部で曲げ重ねてスポット溶接する等
の方法により製造されていたが、製法が複雑で、生産コ
ストが高く、その製造に多くの日数を要する、精度上問
題がある、また、フィンガが上がらない等の欠点があっ
た。また、当該フィンガの選針スピードの高速化は、フ
ィンガの重量にも関係し、フィンガが軽くなれば、それ
だけ選針のスピードも速くなるが、従来の製法によるフ
ィンガでは、フィンガが重くなってしまうという欠点が
あった。一方、フィンガを軽くすれば、こんどは強度的
に耐久性がないものになってしまい選針装置の商品寿命
を短命化するので、これらのバランスをとることが必要
である。
ックス製法や金属粉末焼結による製法等一体成形によ
り、あるいは、中央部で曲げ重ねてスポット溶接する等
の方法により製造されていたが、製法が複雑で、生産コ
ストが高く、その製造に多くの日数を要する、精度上問
題がある、また、フィンガが上がらない等の欠点があっ
た。また、当該フィンガの選針スピードの高速化は、フ
ィンガの重量にも関係し、フィンガが軽くなれば、それ
だけ選針のスピードも速くなるが、従来の製法によるフ
ィンガでは、フィンガが重くなってしまうという欠点が
あった。一方、フィンガを軽くすれば、こんどは強度的
に耐久性がないものになってしまい選針装置の商品寿命
を短命化するので、これらのバランスをとることが必要
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する欠点を解消することのできる技術を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的や新規な特徴は
本明細書全体の記載および添付図面からも明らかとなる
であろう。
技術の有する欠点を解消することのできる技術を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的や新規な特徴は
本明細書全体の記載および添付図面からも明らかとなる
であろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明は、編機の編成針の選針動作などを行わせた
りすることのできるアクチュエータのフィンガの製法で
あって、次の(1)〜(3)の工程を含むアクチュエー
タのフィンガの製法に係るものである。 (1)フィンガ形成用基板のフィンガ本体形成部の後端
部の内方に向けての切欠部打抜き工程と当該切欠部打抜
きによる両外側部分と内側部分との区画工程、(2)当
該フィンガ本体形成部においてフィンガ長手方向に切断
線を入れる工程、(3)前記フィンガ本体形成部におい
て前記両外側部分側と内側部分側とを曲げ加工し、当該
フィンガ本体形成部にピンヒンジ部を形成する工程と当
該フィンガ本体形成部の後端部に圧電体または電磁セレ
クタレバーを装着できる装着部を形成する工程。
めの本発明は、編機の編成針の選針動作などを行わせた
りすることのできるアクチュエータのフィンガの製法で
あって、次の(1)〜(3)の工程を含むアクチュエー
タのフィンガの製法に係るものである。 (1)フィンガ形成用基板のフィンガ本体形成部の後端
部の内方に向けての切欠部打抜き工程と当該切欠部打抜
きによる両外側部分と内側部分との区画工程、(2)当
該フィンガ本体形成部においてフィンガ長手方向に切断
線を入れる工程、(3)前記フィンガ本体形成部におい
て前記両外側部分側と内側部分側とを曲げ加工し、当該
フィンガ本体形成部にピンヒンジ部を形成する工程と当
該フィンガ本体形成部の後端部に圧電体または電磁セレ
クタレバーを装着できる装着部を形成する工程。
【0009】
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例をその作用と共に図面
に基づいて説明する。本発明では、先ず、図1(A)に
示すように、フィンガ形成用基板21のフィンガ本体形
成部22の後端部に、その内方に向けて、2個の切欠部
23を形成する。例えば、プレス打抜きにより形成する
ことができる。当該実施例では、四角形に打抜きする例
を示す。フィンガ形成用基板21は、フィンガ先端部形
成部24と、該フィンガ先端部形成部24およびフィン
ガ本体形成部22間を連結している連結基板部25とを
備えてなる。図1(A)に例示されたフィンガ形成用基
板21は、例えば四角形の金属等よりなる基板(図示せ
ず)から、所定形状に、フィンガ先端部形成部24およ
び連結基板部25をプレスにより打抜きするとともに、
2個の切欠部23をプレスにより打抜きすれば形成する
ことができる。当該切欠部23打抜きにより、フィンガ
本体形成部22の後端部では、両外側部分26と内側部
分27とに区画される。当該実施例では、これら四角形
の両外側部分26の各々と内側部分27とが等しい幅に
形成されている例を示す。
に基づいて説明する。本発明では、先ず、図1(A)に
示すように、フィンガ形成用基板21のフィンガ本体形
成部22の後端部に、その内方に向けて、2個の切欠部
23を形成する。例えば、プレス打抜きにより形成する
ことができる。当該実施例では、四角形に打抜きする例
を示す。フィンガ形成用基板21は、フィンガ先端部形
成部24と、該フィンガ先端部形成部24およびフィン
ガ本体形成部22間を連結している連結基板部25とを
備えてなる。図1(A)に例示されたフィンガ形成用基
板21は、例えば四角形の金属等よりなる基板(図示せ
ず)から、所定形状に、フィンガ先端部形成部24およ
び連結基板部25をプレスにより打抜きするとともに、
2個の切欠部23をプレスにより打抜きすれば形成する
ことができる。当該切欠部23打抜きにより、フィンガ
本体形成部22の後端部では、両外側部分26と内側部
分27とに区画される。当該実施例では、これら四角形
の両外側部分26の各々と内側部分27とが等しい幅に
形成されている例を示す。
【0011】当該フィンガ形成用基板21には、図1
(B)に示すように、長手方向に、平行に、2本の切断
線28を入れる。当該切断線28は、図示のように、切
欠部23の中央を通るような形態で設ければよい。当該
切断線28は、切欠部23の内端縁に連っていないよう
にすることが好ましい。
(B)に示すように、長手方向に、平行に、2本の切断
線28を入れる。当該切断線28は、図示のように、切
欠部23の中央を通るような形態で設ければよい。当該
切断線28は、切欠部23の内端縁に連っていないよう
にすることが好ましい。
【0012】次いで、図1(C)および図1(D)に示
すように、フィンガ本体形成部22において、連結基板
部25の後端縁から当該外側部分26の後端縁にかけ
て、各外側部分26に連なる部分を、先ず、上方向に膨
らみを持たせて曲げ、次いで、下方向に曲げる。一方、
2本の切断線28により区画された内側部分27に連な
る部分においては、先ず、下方向に膨らみを持たせて曲
げ、次いで、上方向に曲げる。これにより、フィンガ本
体形成部22において、フィンガの先端側に、前記フィ
ンガ本体部を支持する支持用ピン20を挿着させること
のできるピンヒンジ部29を形成することができる。ま
た、フィンガの後端側に、圧電体7の端部と連結できる
装着部(開放端部)30を形成することができる。即
ち、外側部分26側と内側部分27側とでは、膨らみ部
分での曲げ方向を異ならせ、また、それら後端部側で
は、外側部分26側と内側部分27側とを交互に配置
し、平行になるようにしているので、ピンヒンジ部29
を形成でき、かつ、圧電体7の端部と連結できる装着部
(開放端部)30を形成することができる。かくて得ら
れたフィンガ9の斜視図は、図1(D)に示すようなも
のになり、当該フィンガ9は、フィンガ先端部31と連
結部32とフィンガ本体部33とを備え、また、ピンヒ
ンジ部29と開放端部30とを有したものとなる。上記
において、当該外側部分26側と内側部分27側とは、
一部で連なった状態で曲げ加工が施される。即ち、前記
したように、フィンガ形成用基板21において、切断線
28は、切欠部23の内端縁に連っていないようにして
いるので、一部で連なった状態で曲げ加工が施されるよ
うになる。このように一部で連なった状態で曲げ加工を
施すことにより、フィンガ9の精度を向上できる。即
ち、フィンガ9の製造に際しては、例えば金属素材の場
合、焼き入れが行なわれるが、当該焼き入れに際し、切
断線28が切欠部23の内端縁に連り分離されている
と、焼き入れによる歪みの影響がピンヒンジ部29側に
も及んで来るのに対し、切断線28が切欠部23の内端
縁に連っていず、固定された状態にすることにより、焼
き入れによる歪みの影響が開放端部30側でのみ止ま
り、ピンヒンジ部29側にまで及んで来ることが少なく
なるからである。また、本発明のフィンガ9は、外側部
分26側と内側部分27側とで曲げ方向を異ならせ、こ
れらが交互に配置された構造としている為に、相互の干
渉、接触がなく、前記のように、圧電体7の端部にフィ
ンガ9を取り付け上下方向に多段に支持体8に支持さ
せ、編成針2の選針等を行う場合に、それらフィンガピ
ッチを狭くすることができ、上下に隣接したフィンガ9
が互いに逆の動きをしても、接触しない構造となってい
る。
すように、フィンガ本体形成部22において、連結基板
部25の後端縁から当該外側部分26の後端縁にかけ
て、各外側部分26に連なる部分を、先ず、上方向に膨
らみを持たせて曲げ、次いで、下方向に曲げる。一方、
2本の切断線28により区画された内側部分27に連な
る部分においては、先ず、下方向に膨らみを持たせて曲
げ、次いで、上方向に曲げる。これにより、フィンガ本
体形成部22において、フィンガの先端側に、前記フィ
ンガ本体部を支持する支持用ピン20を挿着させること
のできるピンヒンジ部29を形成することができる。ま
た、フィンガの後端側に、圧電体7の端部と連結できる
装着部(開放端部)30を形成することができる。即
ち、外側部分26側と内側部分27側とでは、膨らみ部
分での曲げ方向を異ならせ、また、それら後端部側で
は、外側部分26側と内側部分27側とを交互に配置
し、平行になるようにしているので、ピンヒンジ部29
を形成でき、かつ、圧電体7の端部と連結できる装着部
(開放端部)30を形成することができる。かくて得ら
れたフィンガ9の斜視図は、図1(D)に示すようなも
のになり、当該フィンガ9は、フィンガ先端部31と連
結部32とフィンガ本体部33とを備え、また、ピンヒ
ンジ部29と開放端部30とを有したものとなる。上記
において、当該外側部分26側と内側部分27側とは、
一部で連なった状態で曲げ加工が施される。即ち、前記
したように、フィンガ形成用基板21において、切断線
28は、切欠部23の内端縁に連っていないようにして
いるので、一部で連なった状態で曲げ加工が施されるよ
うになる。このように一部で連なった状態で曲げ加工を
施すことにより、フィンガ9の精度を向上できる。即
ち、フィンガ9の製造に際しては、例えば金属素材の場
合、焼き入れが行なわれるが、当該焼き入れに際し、切
断線28が切欠部23の内端縁に連り分離されている
と、焼き入れによる歪みの影響がピンヒンジ部29側に
も及んで来るのに対し、切断線28が切欠部23の内端
縁に連っていず、固定された状態にすることにより、焼
き入れによる歪みの影響が開放端部30側でのみ止ま
り、ピンヒンジ部29側にまで及んで来ることが少なく
なるからである。また、本発明のフィンガ9は、外側部
分26側と内側部分27側とで曲げ方向を異ならせ、こ
れらが交互に配置された構造としている為に、相互の干
渉、接触がなく、前記のように、圧電体7の端部にフィ
ンガ9を取り付け上下方向に多段に支持体8に支持さ
せ、編成針2の選針等を行う場合に、それらフィンガピ
ッチを狭くすることができ、上下に隣接したフィンガ9
が互いに逆の動きをしても、接触しない構造となってい
る。
【0013】次に、本発明のフィンガ9を適用した選針
装置3の一例について説明する。図2に示すように、選
針装置3において、フィンガ9のピンヒンジ部29に支
持用ピン20を挿通し、これを支持体8のフィンガ支持
部19に支持させる。図2に示すように、圧電体7の一
端部に球状体34を取り付け、球状体34を取付けた圧
電体7の一端部(後端部)を、支持体8の圧電体取付部
35の溝部36内に嵌挿し、当該球状体34の球状部が
圧電体取付部35の溝部36内で回動できるようにし、
それに伴い、圧電体7の後端部を可動可能とする。ま
た、圧電体7の他端部(先端部)にも、同様の球状体3
4を取り付け、当該球状体34をフィンガ9の後端部の
開放端部30に挟持連結し、当該球状体34が当該フィ
ンガ9の後端部内で回動することができるようにし、そ
れにより、圧電体7の先端部をも可動可能とする。さら
に、圧電体7の後端部と先端部との中途位置に、図2に
示すように、回転体37を取付ける。当該回転体37
を、樹脂で構成し、例えば樹脂の射出成形により、圧電
体7に、固着させる。回転体37の両端部は、支持体8
の回転体取付部(途中支点部)38に孔設された孔に回
転可能に架設されている。回転体37に、圧電体7を挿
通できる程度の大きさの貫通穴を設け、圧電体7を回転
体37の当該貫通穴に挿通し、貫通穴内で、接着剤など
により固定してもよい。このように圧電体7の一端部お
よび他端部を可動可能とし、さらに、当該圧電体7の中
途位置に途中支点を設けた圧電方式による選針装置によ
れば、従来の圧電方式による選針装置や電磁方式による
選針装置に比較して格段に選針スピードが早くすること
ができ、また、圧電体7の寿命を延ばすことができる。
装置3の一例について説明する。図2に示すように、選
針装置3において、フィンガ9のピンヒンジ部29に支
持用ピン20を挿通し、これを支持体8のフィンガ支持
部19に支持させる。図2に示すように、圧電体7の一
端部に球状体34を取り付け、球状体34を取付けた圧
電体7の一端部(後端部)を、支持体8の圧電体取付部
35の溝部36内に嵌挿し、当該球状体34の球状部が
圧電体取付部35の溝部36内で回動できるようにし、
それに伴い、圧電体7の後端部を可動可能とする。ま
た、圧電体7の他端部(先端部)にも、同様の球状体3
4を取り付け、当該球状体34をフィンガ9の後端部の
開放端部30に挟持連結し、当該球状体34が当該フィ
ンガ9の後端部内で回動することができるようにし、そ
れにより、圧電体7の先端部をも可動可能とする。さら
に、圧電体7の後端部と先端部との中途位置に、図2に
示すように、回転体37を取付ける。当該回転体37
を、樹脂で構成し、例えば樹脂の射出成形により、圧電
体7に、固着させる。回転体37の両端部は、支持体8
の回転体取付部(途中支点部)38に孔設された孔に回
転可能に架設されている。回転体37に、圧電体7を挿
通できる程度の大きさの貫通穴を設け、圧電体7を回転
体37の当該貫通穴に挿通し、貫通穴内で、接着剤など
により固定してもよい。このように圧電体7の一端部お
よび他端部を可動可能とし、さらに、当該圧電体7の中
途位置に途中支点を設けた圧電方式による選針装置によ
れば、従来の圧電方式による選針装置や電磁方式による
選針装置に比較して格段に選針スピードが早くすること
ができ、また、圧電体7の寿命を延ばすことができる。
【0014】以上本発明によってなされた発明を実施例
にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。即ち、前記
製法は一例であり、その順序は適宜変更可能である。
にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。即ち、前記
製法は一例であり、その順序は適宜変更可能である。
【0015】本発明による選針装置は、靴下編み機等各
種の編機に適用することができる。丸編機では針板、す
なわち編成シリンダは丸編機の機台に対して回転し、選
針装置は丸編機の機台に対して固定して設けられる。丸
編機に本発明による選針装置が用いられる場合には、機
台に固定されている選針装置の個々のフインガが作動し
た時に、回転している編成シリンダ中の編成針のフイン
ガ用バットあるいは編成針の下端に当接するように構成
することが必要である。一方、本発明による選針装置
は、横編機にも用いることができる。横編機では、針板
が横編機の機台に固定して設けられ、選針装置と糸供給
装置とを含んで成るスライドが針板に沿って摺動するこ
とによって柄編地が編成されるので、前記スライドが摺
動する際に、前記選針装置のフインガの先端部が作動し
て、固定している針板中の編成針のフィンガ用バットあ
るいは前記編成針の下端に当接して配置されたジャック
のフィンガ用バットに当接するように構成されているこ
とが必要である。
種の編機に適用することができる。丸編機では針板、す
なわち編成シリンダは丸編機の機台に対して回転し、選
針装置は丸編機の機台に対して固定して設けられる。丸
編機に本発明による選針装置が用いられる場合には、機
台に固定されている選針装置の個々のフインガが作動し
た時に、回転している編成シリンダ中の編成針のフイン
ガ用バットあるいは編成針の下端に当接するように構成
することが必要である。一方、本発明による選針装置
は、横編機にも用いることができる。横編機では、針板
が横編機の機台に固定して設けられ、選針装置と糸供給
装置とを含んで成るスライドが針板に沿って摺動するこ
とによって柄編地が編成されるので、前記スライドが摺
動する際に、前記選針装置のフインガの先端部が作動し
て、固定している針板中の編成針のフィンガ用バットあ
るいは前記編成針の下端に当接して配置されたジャック
のフィンガ用バットに当接するように構成されているこ
とが必要である。
【0016】また、本発明は、選針装置の他、織機のた
て糸制御装置など各種装置、機械、部品に適用すること
ができる。
て糸制御装置など各種装置、機械、部品に適用すること
ができる。
【0017】さらに、上記のような圧電式の駆動源に限
定されず、電磁式の駆動源の場合にも適用でき、圧電体
に代えて電磁セレクタレバーをフインガに装着できる。
定されず、電磁式の駆動源の場合にも適用でき、圧電体
に代えて電磁セレクタレバーをフインガに装着できる。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明によれば、一枚の軽量基板
を使用し、簡単なプレス工程と曲げ工程だけでフィンガ
を形成できるので、従来のようなロストワックス製法や
金属粉末焼結による製法や基板を中央部で曲げ重ねてス
ポット溶接する方法等に比較して、製法が簡単で、その
製造に多くの日数を要せず、生産コストを大幅に安くす
ることができる。また、一枚の軽量基板を使用し、簡単
なプレス工程と曲げ工程だけでフィンガを形成するよう
にするので、従来フィンガに比較して格段に軽量化を図
ることができ、因みに、従来例のフィンガに対して半分
近くに軽量化することができ、従って、選針スピードを
格段に早くすることができた。それ故、前記したような
当該圧電体の一端部および他端部を可動可能とし、さら
に、当該圧電体の中途位置に途中支点を設けた選針装置
のような格段に選針スピードの早い選針装置にも充分対
応することができ、最小必要量の重量でフインガの機能
を得ることができる。しかも、かかる軽量化にもかかわ
らず、機械的強度も高く、むしろ、フィンガの軽量化か
ら、圧電体への負荷も軽減され、選針装置の商品寿命を
長くすることができる。さらに、焼き入れによる歪みの
影響が軽減され、フィンガの精度を向上でき、また、当
該フィンガは、その構造上、上下に隣接したフィンガが
互いに逆の動きをしても、相互の干渉、接触がなく、フ
ィンガピッチを狭くすることができる。
を使用し、簡単なプレス工程と曲げ工程だけでフィンガ
を形成できるので、従来のようなロストワックス製法や
金属粉末焼結による製法や基板を中央部で曲げ重ねてス
ポット溶接する方法等に比較して、製法が簡単で、その
製造に多くの日数を要せず、生産コストを大幅に安くす
ることができる。また、一枚の軽量基板を使用し、簡単
なプレス工程と曲げ工程だけでフィンガを形成するよう
にするので、従来フィンガに比較して格段に軽量化を図
ることができ、因みに、従来例のフィンガに対して半分
近くに軽量化することができ、従って、選針スピードを
格段に早くすることができた。それ故、前記したような
当該圧電体の一端部および他端部を可動可能とし、さら
に、当該圧電体の中途位置に途中支点を設けた選針装置
のような格段に選針スピードの早い選針装置にも充分対
応することができ、最小必要量の重量でフインガの機能
を得ることができる。しかも、かかる軽量化にもかかわ
らず、機械的強度も高く、むしろ、フィンガの軽量化か
ら、圧電体への負荷も軽減され、選針装置の商品寿命を
長くすることができる。さらに、焼き入れによる歪みの
影響が軽減され、フィンガの精度を向上でき、また、当
該フィンガは、その構造上、上下に隣接したフィンガが
互いに逆の動きをしても、相互の干渉、接触がなく、フ
ィンガピッチを狭くすることができる。
【図1】本発明の実施例工程の説明図で、(A)はフィ
ンガ形成用基板の必要個所の打抜き工程の平面図、
(B)は切断選を入れてなる実施例工程の平面図、
(C)は曲げ加工による断面図、(D)は本発明の実施
例を示すフィンガの斜視図、
ンガ形成用基板の必要個所の打抜き工程の平面図、
(B)は切断選を入れてなる実施例工程の平面図、
(C)は曲げ加工による断面図、(D)は本発明の実施
例を示すフィンガの斜視図、
【図2】選針装置の要部中央縦断面図、
【図3】選針装置の一例構成図、
【図4】(A)、(B)はそれぞれ選針装置の動作説明
図、
図、
【図5】編機の構成図、
1・・・編成シリンダ− 2・・・編成針 3・・・選針装置 4・・・コントローラ 5・・・糸 6・・・ボビン 7・・・圧電体 8・・・支持体 9・・・フィンガ 10・・・ストッパー部 11・・・開口部 12・・・シム材 13・・・圧電素子 14・・・リード線 15・・・選針ジャック 16・・・バット 17・・・上げカム用バット 18・・・上げカム 19・・・フィンガ支持部 20・・・支持用ピン 21・・・フィンガ形成用基板 22・・・フィンガ本体形成部 23・・・切欠部 24・・・フィンガ先端部形成部 25・・・連結基板部 26・・・両外側部分 27・・・内側部分 28・・・切断線 29・・・ピンヒンジ部 30・・・装着部(開放端部) 31・・・フィンガ先端部 32・・・連結部 33・・・フィンガ本体部 34・・・球状体 35・・・圧電体取付部 36・・・溝部 37・・・回転体 38・・・回転体取付部(途中支点部)
Claims (2)
- 【請求項1】 編機の編成針の選針動作などを行わせた
りすることのできるアクチュエータのフィンガの製法で
あって、次の(1)〜(3)の工程を含むアクチュエー
タのフィンガの製法。 (1)フィンガ形成用基板のフィンガ本体形成部の後端
部の内方に向けての切欠部打抜き工程と当該切欠部打抜
きによる両外側部分と内側部分との区画工程、(2)当
該フィンガ本体形成部においてフィンガ長手方向に切断
線を入れる工程、(3)前記フィンガ本体形成部におい
て前記両外側部分側と内側部分側とを曲げ加工し、当該
フィンガ本体形成部にピンヒンジ部を形成する工程と当
該フィンガ本体形成部の後端部に圧電体または電磁セレ
クタレバーを装着できる装着部を形成する工程。 - 【請求項2】 請求項1の(2)の工程における切断線
が、切欠部の内端縁に連っていないことを特徴とする、
請求項1に記載のアクチュエータのフィンガの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20546196A JPH1037050A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | アクチュエータのフィンガの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20546196A JPH1037050A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | アクチュエータのフィンガの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037050A true JPH1037050A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16507268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20546196A Withdrawn JPH1037050A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | アクチュエータのフィンガの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037050A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148399A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | Wac Data Service Kabushiki Kaisha | 編機用選針装置 |
| KR100915841B1 (ko) | 2007-06-28 | 2009-09-07 | 정진곤 | 편물기용 액추에이터 및 이를 구비한 편물기 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP20546196A patent/JPH1037050A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148399A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | Wac Data Service Kabushiki Kaisha | 編機用選針装置 |
| KR100915841B1 (ko) | 2007-06-28 | 2009-09-07 | 정진곤 | 편물기용 액추에이터 및 이를 구비한 편물기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |