JPH1037464A - マルチワイヤプッシング装置および該マルチワイヤ接合具 - Google Patents

マルチワイヤプッシング装置および該マルチワイヤ接合具

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JPH1037464A
JPH1037464A JP21548396A JP21548396A JPH1037464A JP H1037464 A JPH1037464 A JP H1037464A JP 21548396 A JP21548396 A JP 21548396A JP 21548396 A JP21548396 A JP 21548396A JP H1037464 A JPH1037464 A JP H1037464A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤを送り出す一対のプーリーの間でワイ
ヤの一部が交叉する可能性があり、円滑で高速な送り出
しができなかった。 【解決手段】 ワイヤWの、ローラ1、3への入口近傍
およびローラ1、3からの出口近傍の双方にガイド機構
6および7を配設し、ワイヤWの、ワイヤ移動方向と直
角な方向の位置をワイヤ単体毎に拘束する構成として、
ローラ1、3間におけるワイヤ交叉の発生を確実に防止
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレストレスト
コンクリート用の型枠内へのコンクリート打設工事にお
いて、このプレストレスを付加するための複数本のワイ
ヤを当該型枠内のパイプ内に挿入する場合等に使用され
るマルチワイヤプッシング装置および該マルチワイヤ接
合具に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】プレ
ストレスの付与により引張力を補強したいわゆるプレス
トレストコンクリートが、広範囲の建設工事で多用され
ている。そして、このプレストレスを付与するために、
高強度の鋼材、通常、PC鋼線やPC鋼より線(strand
wire)(以下、単にワイヤという)が使用される。
【0003】このため、具体例として、例えば大規模な
橋梁工事等では、橋梁を構成するプレストレストコンク
リート用の型枠内に形成された100m程度の長さのパ
イプ内に1本約15mmの外径のワイヤを10本前後挿
入するという作業が必要となる。
【0004】例えば、実開平7−25009号公報に
は、この種の作業を行うための機械としてのPC鋼材挿
入装置が紹介されている。当該装置は、軸を水平にして
上下に設けられた上部モータープーリーと下部モーター
プーリーとの間でワイヤを挟持し、該プーリーの相互逆
回動によりワイヤを移送するというものである。ウイン
チなど汎用の機械を利用した従前の方法に比較すると、
当該装置はこの種ワイヤ挿入作業用の専用機械であり、
一定の作業効率の向上が期待できるものである。
【0005】しかし、このワイヤはいわゆるピアノ線を
より合わせた極めて弾性力の高い材料で構成されてお
り、製作されるコンクリートの寸法諸元の増大により、
1本のワイヤの太さが増大するとともに、その使用本数
も増加し、それにつれて、以下のような問題点が生じて
くる。
【0006】即ち、上記挿入装置は、ワイヤを強圧で挟
持する一対のプーリー(ローラ)を回動してワイヤを移
動させる構造であるので、ワイヤ単体の太さが増大し、
かつその本数が増えてくると、プーリー間の圧力も増大
させる必要があり、これと相俟って、プーリーの間でワ
イヤの一部が交叉し、円滑な回動操作が得られなくなる
とともに、すべてのワイヤを均等な力で送り出すという
ことができなくなり、操作が中断するとともに、プーリ
ー軸の損傷が生じる可能性が高くなる。この不具合を回
避するためには、プーリーの回動速度を遅くして作業員
の十分な監視下のもとで操作する必要がある。いずれに
しろ、作業能率の低下は免れ得ない。
【0007】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、ワイヤの太さや本数が増大し
ても、常に円滑な操作が得られ作業能率の向上が期待で
きるマルチワイヤプッシング装置を得ることを目的とす
る。また、この発明の第2の目的は、複数本のワイヤの
取扱いを容易簡便にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るマルチワ
イヤプッシング装置は、少なくとも一方の外周が弾性材
からなる一対のローラを、その外周面が互いに当接可能
なように互いに平行にフレームに回転可能に取付け、複
数のワイヤを上記ローラ間に軸と直角の方向から挿入し
た状態で上記ローラを互いに逆向きに回転駆動すること
により、上記複数のワイヤを上記ローラ軸と直角の方向
に移動させるマルチワイヤプッシング装置において、上
記ワイヤの、上記ローラへの入口近傍またはローラから
の出口近傍のいずれか一方あるいは双方に配設され、上
記ワイヤの、上記ワイヤ移動方向と直角の方向の位置を
上記ワイヤの単体毎に拘束するガイド機構を備えたもの
である。
【0009】また、請求項2に係るマルチワイヤプッシ
ング装置のガイド機構は、基台と、ワイヤ移動方向と直
角の方向に沿って所定の間隔で上記基台に垂直に植設さ
れた複数の柱材とからなるものである。
【0010】また、請求項3に係るマルチワイヤプッシ
ング装置は、請求項1または2において、その複数のワ
イヤの一端は互いに接合されているものである。
【0011】また、請求項4に係るマルチワイヤプッシ
ング装置は、請求項3において、その一対のローラをそ
れぞれフレームの上部および下部に取り付けるとともに
上記フレームの上部と下部とを蝶番で結合する構造と
し、上記蝶番を軸として上記フレーム上部を回動するこ
とにより上記フレーム下部に取り付けられたローラの上
方を開放可能としたものである。
【0012】また、請求項5に係るマルチワイヤ接合具
は、複数のワイヤの一端を互いに接合するものであっ
て、軸方向先端にいくに従い外径が減少するテーパ状の
外形を有し、その軸中心に形成された凹部に導入したワ
イヤを係止する係止手段を設けた先端キャップと、筒状
でその内部に挿通したワイヤを係止する係止手段を設け
た中間スリーブとを備え、上記複数本のワイヤの内の一
部本数の先端を上記先端キャップの凹部に導入しその係
止手段により一体に接合するとともに、上記先端キャッ
プの後方において、上記一部本数のワイヤの途中部分と
その外周に添わせた残りのワイヤの先端とを上記中間ス
リーブの内部に挿通しその係止手段により一体に接合す
るようにしたものである。
【0013】また、請求項6に係るマルチワイヤ接合具
は、請求項5において、その先端キャップは略円錐台形
の外形を有し、中間スリーブは略円筒形の外形を有し、
係止手段は上記先端キャップまたは中間スリーブの側壁
を径方向に貫通して形成されたねじ穴とこのねじ穴に螺
合するねじ棒とで構成されたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態にお
けるマルチワイヤプッシング装置を示す構成図で、同図
(1)はその平面図、同図(2)はその側面図である。
なお、同図では、ワイヤ、ローラ、および後述するガイ
ド機構を中心に図示し、ローラ等を取付けているフレー
ム等、本願発明との関連が比較的希薄な部分は、図示を
適宜簡略化するか省略している。
【0015】図において、1は軸方向を水平としてフレ
ーム下部2に回転可能に取付けられた下ローラで、図示
しないインバータ駆動のモータおよび回転伝達機構によ
り回転駆動される。3は下ローラ1と対となって同様に
軸方向を水平としてフレーム上部4に回転可能に取付け
られた上ローラで、後述するように、下ローラ1の回転
により従動回転する構造となっている。更に、上ローラ
3の回転軸は、上下に移動できるように、摺動ガイドを
介してフレーム上部4に取付けられており、下ローラ1
との間に挟持するワイヤWに所望の押圧力を付加するた
めのバネによって下方へ押し下げ可能な構成となってい
る。
【0016】なお、両ローラ1、3の外周には、両ロー
ラ間で挟持するワイヤWに均等に押圧力が加わるよう、
ウレタンゴム等の弾性材が使用されている。また、フレ
ーム下部2とフレーム上部4とは図中右端の蝶番5で結
合されており、図に二点鎖線4′で示すように、フレー
ム上部4は蝶番を軸として上方へ回動可能な構造となっ
ている。
【0017】6および7は、ワイヤWの、それぞれロー
ラ1、3への入口近傍およびローラ1、3からの出口近
傍に設けられたガイド機構で、いずれも、フレーム下部
2に水平に取付け固定された基台8およびワイヤ移動方
向と直角の方向、即ち、ローラ1、3の軸方向に沿って
所定の間隔で基台8に垂直に取付け固着された複数の柱
材9から構成されている。従って、図、特に図1(1)
で判るように、このガイド機構6、7のくし構造によっ
てワイヤWは、その1本づつのローラ軸方向位置が拘束
される。
【0018】10および11は、それぞれガイド機構6
および7の近傍でワイヤWの上下位置を一定の範囲内に
拘束するためのガイドローラ、12および13はワイヤ
Wの導入部で、ワイヤWのそれぞれ上下位置および両サ
イド位置を拘束するためのガイドローラである。
【0019】次に動作について説明する。先ず、ワイヤ
であるが、これは所望の仕様、本数、長さのものが、特
製のドラムに巻き取られた形態でワイヤメーカから建設
現場に運び込まれる。各ワイヤはその高い弾性力から直
線形状に戻ろうとするが、これを強制的に巻回し、強固
なドラム内に収容して搬送する訳である。
【0020】フレーム上部4を図1(2)の4′で示す
ように、上方へ傾動させた状態で、ドラムから引き出し
たワイヤWの各先端を図の右方から左方へ導き、先端が
装置から数m出たところでフレーム上部4を下方へ傾動
して正規の位置に戻し、図示しないピン機構等を操作し
てフレーム下部2と一体構造とする。その際、隣接する
柱材9の間に1本のワイヤWが入るように、各ワイヤW
の位置を整える。隣接する柱材9の隙間は、ワイヤWの
外径に多少の余裕(2〜3mm程度)をプラスした寸法
とする。ワイヤWの先端は、後述するマルチワイヤ接合
具により一体に接合されており、この接合具の先端が、
コンクリート用型枠内に形成されたパイプの入口に入り
込む形にワイヤWの位置調整がなされる。
【0021】以上で、挿入作業の準備が完了し、次にイ
ンバータを操作してモータを駆動し下ローラ1を矢印の
向きに回転させる。一方、上ローラ3の軸にはバネによ
り下向きの力が付加されており、両ローラ1、3の間で
ワイヤWを押圧挟持しているので、下ローラ1の回転に
従動して上ローラ3はその矢印の向きに回転しワイヤW
をその矢印の向き(図の右方から左方へ)に移動させ
る。即ち、複数のワイヤWが連続的にコンクリート型枠
内のパイプ内に送り出されていく。
【0022】この間、ローラ1、3の入口、出口の双方
にガイド機構6、7が設けられ、各ワイヤW毎のローラ
軸方向位置が拘束されているので、ワイヤWを挟持する
両ローラ1、3の間でワイヤWが互いに交叉することが
確実に防止される。従って、ローラ1、3による押圧力
は、各ワイヤWのすべてにわたって均等となり、極めて
円滑な送り出し操作が実現する訳である。因みに、本願
発明者等が本願発明になるマルチワイヤプッシング装置
の試作機により、単体外径:15.2mm、同時送り本
数9本、長さ110mのワイヤの送り出し操作を行った
ところ、約1分で送り出しを完了した。なお、始動、停
止時のローラの速度は、インバータによる連続制御でな
される。
【0023】図2は、先に触れたマルチワイヤ接合具を
示す図で、同図(1)は同接合具により接合されたワイ
ヤWの先端部分を一部断面で示す図、同図(2)は接合
具である先端キャップ14をワイヤ先端側から見た図、
同図(3)は同じく接合具である中間スリーブ15を反
ワイヤ先端側から見た図である。ここでは、ワイヤ本数
=12の場合を例に示している。
【0024】略円錐台形の外形を有する先端キャップ1
4は一部本数、ここでは対称に配置された3本のワイヤ
Wを、内部に形成された凹部14aに導入して係止接合
している。この係止は、側壁を径方向に貫通して形成さ
れたねじ穴14bに図示しないねじ棒(ボルト)を螺合
することにより行う。略円筒形の外形を有する中間スリ
ーブ15は、先の3本のワイヤWと更にその外周に対称
に添わせた残りの9本のワイヤWとを一緒にして内部に
挿通させ係止接合している。この係止も、先端キャップ
14と同様、側壁を径方向に貫通して形成されたねじ穴
15aに図示しないねじ棒(ボルト)を螺合することに
より行う。
【0025】このように、接合具14、15を用いて、
予め工場内で複数のワイヤWを互いに接合しておき、こ
れをドラムに巻き取ったものを工事現場へ搬入するよう
にすれば、現場での準備作業が極めて簡便となり、作業
時間が短縮される。しかも、先端キャップ14は先端に
いくに従い外径が減少するテーパ状の外形に仕上げられ
ているので、型枠のパイプ内をワイヤWが円滑に進行す
る。
【0026】なお、型枠内パイプへの挿入作業が終了す
るとワイヤW先端の接合を解除する必要があるが、接合
具14、15へのワイヤWの係止は、ねじ穴14b、1
5aに螺合するねじ棒でワイヤWを押圧係止する方式を
採用しているので、各ねじ棒を緩めて接合具14、15
を抜き取ればよく、この接合解除のための作業が簡便に
なるとともに、当該接合具14、15の再利用が可能で
この分経済的となる。
【0027】なお、図2ではワイヤ本数=12の場合に
ついて示したが、本数がこれより少ない場合、例えば9
本の場合等には、中間スリーブ15の内部形状を9本用
に変えたものとしてもよいが、図2の形状のままで、中
間スリーブ15内にダミーワイヤ3本を添えて係止する
ようにしてもよい。逆に本数が増えた場合には、図2に
示す中間スリーブ15の更に後方(反先端側)により外
径の大きい中間スリーブを設け、全体のワイヤを係止す
る構造とすればよい。
【0028】また、図2に示すように、接合具によりワ
イヤWの先端を予め接合しておいた場合、最初の作業工
程であるワイヤW先端の本装置への導入が問題となる
が、図1(2)で示したように、フレーム上部4を上方
へ回動して下ローラ1の上方を開放可能な構造としてお
くことにより、この導入作業は全く支障なく行うことが
できる。なお、図1(2)では、蝶番5をワイヤWの移
動方向の一端に設けた構造としたが、ローラ1、3の軸
方向の一端に蝶番を設け、フレーム下部2とフレーム上
部4とを結合する構造としてもよい。
【0029】また、図1に示す例では、ガイド機構をロ
ーラの入口、出口の双方に設けたが、その一方のみに設
けた構造としても、ローラ間でのワイヤ交叉を防止する
効果がある。更に、ガイド機構の柱材9の断面形状とし
ては、必ずしも図1(1)に示したような小判形である
必要はなく、例えば円形のものであってもよい。
【0030】また、図1では、ローラ1、3の回転方向
は固定としているが、逆回転も可能として、ワイヤの送
り出し/引き戻しの両作業が可能なものとしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るマルチワ
イヤプッシング装置においては、ワイヤの、ローラへの
入口近傍またはローラからの出口近傍のいずれか一方あ
るいは双方に配設され、上記ワイヤの、上記ワイヤ移動
方向と直角の方向の位置を上記ワイヤの単体毎に拘束す
るガイド機構を備えたので、ローラ間におけるワイヤの
交叉が確実に防止され、複数のワイヤの送り出しが常に
円滑になされる。
【0032】また、請求項2に係るマルチワイヤプッシ
ング装置のガイド機構は、基台と、ワイヤ移動方向と直
角の方向に沿って所定の間隔で上記基台に垂直に植設さ
れた複数の柱材とからなるので、簡単な構成で、ワイヤ
の単体毎の位置を確実に拘束することができる。
【0033】また、請求項3に係るマルチワイヤプッシ
ング装置においては、その複数のワイヤの一端は互いに
接合されているので、送り出したワイヤの扱いが容易と
なる。
【0034】また、請求項4に係るマルチワイヤプッシ
ング装置においては、その一対のローラをそれぞれフレ
ームの上部および下部に取り付けるとともに上記フレー
ムの上部と下部とを蝶番で結合する構造とし、上記蝶番
を軸として上記フレーム上部を回動することにより上記
フレーム下部に取り付けられたローラの上方を開放可能
としたので、予めその一端が接合された複数のワイヤの
本装置への導入が支障なく行える。
【0035】また、請求項5に係るマルチワイヤ接合具
においては、複数のワイヤの一端を互いに接合するもの
であって、軸方向先端にいくに従い外径が減少するテー
パ状の外形を有し、その軸中心に形成された凹部に導入
したワイヤを係止する係止手段を設けた先端キャップ
と、筒状でその内部に挿通したワイヤを係止する係止手
段を設けた中間スリーブとを備え、上記複数本のワイヤ
の内の一部本数の先端を上記先端キャップの凹部に導入
しその係止手段により一体に接合するとともに、上記先
端キャップの後方において、上記一部本数のワイヤの途
中部分とその外周に添わせた残りのワイヤの先端とを上
記中間スリーブの内部に挿通しその係止手段により一体
に接合するようにしたので、複数のワイヤの取扱いが簡
便になるとともに、その先端の進行が円滑になされる。
【0036】また、請求項6に係るマルチワイヤ接合具
においては、その先端キャップは略円錐台形の外形を有
し、中間スリーブは略円筒形の外形を有し、係止手段は
上記先端キャップまたは中間スリーブの側壁を径方向に
貫通して形成されたねじ穴とこのねじ穴に螺合するねじ
棒とで構成されたので、ワイヤの接合具への係止、およ
びその解除の作業が容易になるとともに、接合具の再利
用も可能となり経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態におけるマルチワイヤ
プッシング装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の一実施形態におけるマルチワイヤ
接合具を示す構成図である。
【符号の説明】
1 下ローラ、2 フレーム下部、3 上ローラ、4
フレーム上部、5 蝶番、6,7 ガイド機構、8 基
台、9 柱材、14 先端キャップ、14a 凹部、1
4b ねじ穴、15 中間スリーブ、15a ねじ穴、
W ワイヤ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の外周が弾性材からなる
    一対のローラを、その外周面が互いに当接可能なように
    互いに平行にフレームに回転可能に取付け、複数のワイ
    ヤを上記ローラ間に軸と直角の方向から挿入した状態で
    上記ローラを互いに逆向きに回転駆動することにより、
    上記複数のワイヤを上記ローラ軸と直角の方向に移動さ
    せるマルチワイヤプッシング装置において、 上記ワイヤの、上記ローラへの入口近傍またはローラか
    らの出口近傍のいずれか一方あるいは双方に配設され、
    上記ワイヤの、上記ワイヤ移動方向と直角の方向の位置
    を上記ワイヤの単体毎に拘束するガイド機構を備えたこ
    とを特徴とするマルチワイヤプッシング装置。
  2. 【請求項2】 ガイド機構は、基台と、ワイヤ移動方向
    と直角の方向に沿って所定の間隔で上記基台に垂直に植
    設された複数の柱材とからなることを特徴とする請求項
    1記載のマルチワイヤプッシング装置。
  3. 【請求項3】 複数のワイヤの一端は互いに接合されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のマルチワ
    イヤプッシング装置。
  4. 【請求項4】 一対のローラをそれぞれフレームの上部
    および下部に取り付けるとともに上記フレームの上部と
    下部とを蝶番で結合する構造とし、上記蝶番を軸として
    上記フレーム上部を回動することにより上記フレーム下
    部に取り付けられたローラの上方を開放可能としたこと
    を特徴とする請求項3記載のマルチワイヤプッシング装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のワイヤの一端を互いに接合するも
    のであって、軸方向先端にいくに従い外径が減少するテ
    ーパ状の外形を有し、その軸中心に形成された凹部に導
    入したワイヤを係止する係止手段を設けた先端キャップ
    と、筒状でその内部に挿通したワイヤを係止する係止手
    段を設けた中間スリーブとを備え、上記複数本のワイヤ
    の内の一部本数の先端を上記先端キャップの凹部に導入
    しその係止手段により一体に接合するとともに、上記先
    端キャップの後方において、上記一部本数のワイヤの途
    中部分とその外周に添わせた残りのワイヤの先端とを上
    記中間スリーブの内部に挿通しその係止手段により一体
    に接合するようにしたマルチワイヤ接合具。
  6. 【請求項6】 先端キャップは略円錐台形の外形を有
    し、中間スリーブは略円筒形の外形を有し、係止手段は
    上記先端キャップまたは中間スリーブの側壁を径方向に
    貫通して形成されたねじ穴とこのねじ穴に螺合するねじ
    棒とで構成されたことを特徴とする請求項5記載のマル
    チワイヤ接合具。
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