JPH1037871A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH1037871A
JPH1037871A JP25967096A JP25967096A JPH1037871A JP H1037871 A JPH1037871 A JP H1037871A JP 25967096 A JP25967096 A JP 25967096A JP 25967096 A JP25967096 A JP 25967096A JP H1037871 A JPH1037871 A JP H1037871A
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勝毅 土屋
Yasunori Kiyokawa
保則 清川
Yoshinori Nobori
義典 登
Hideki Wadayama
秀樹 和田山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、部品点数を増加したりすることな
く、2系統のオイル供給を可能とし、安価で潤滑特性に
優れたスクロール圧縮機を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、オイルポンプ601は、第一ス
ロット606、第一吸入孔602、第一吐出孔603、
第二スロット613、第二吸入孔604、第二吐出孔6
05、を有するハウジング607と、このハウジング6
07の第一シリンダ608内に収容され第一キー部61
1を前記第一スロット606に収容されて第一シリンダ
608内を揺動運動しハウジング607の第二シリンダ
612の開口を閉塞する第一ロータ610と、ハウジン
グの第二シリンダ612内に収容され第二キー部621
を前記第二スロット613に収容されて前記第二シリン
ダ612内を揺動運動する第二ロータ620と、このハ
ウジングの前記第一シリンダ608の開口を閉塞するカ
バーとから構成され、前記回転軸の偏心部342によっ
て第一ロータ610と第二ロータ620が揺動運動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスクロール圧縮要
素及び軸受け部分に給油を行うオイルポンプを改良して
なるスクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦形のスクロール圧縮機におい
て、図11のように回転軸の一端に装着された1個のオ
イルポンプ100を介して圧縮機底部にある油溜め10
1の潤滑油を前記回転軸の他端に装着されたスクロール
圧縮要素及び軸受へオイルを供給するよう構成されてい
る。
【0003】これを横置きにした場合図12の様に仕切
板205によって圧縮機内を密閉室201と密閉室20
2に分割することによって密閉室202を油溜めとす
る。そして、オイルポンプ400については、スクロー
ル圧縮要素や各軸受部を潤滑し終えて密閉室201内の
内底部に溜まったオイルを203のパイプを介して密閉
室202に送油するオイルポンプと、密閉室202内の
オイルを回転軸410の給油孔414を介してスクロー
ル圧縮要素及び各軸受部に給油するポンプの2個で構成
されている。
【0004】前記オイルポンプ400はシリンダ415
と吸入孔402と吐出孔403を有するハウジング40
4とこのハウジング404の前記シリンダ415の開口
を閉塞するカバー401と、シリンダ416と吸入孔4
09を有するハウジング407とこのハウジング407
の前記シリンダ416の開口を閉塞するカバー411、
412と、回転軸410によってシリンダ415内を回
転するロータ405とシリンダ416内を回転するロー
タ408、シリンダ415とシリンダ416を分割する
仕切板406とから成り立っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造の横形スクロール圧縮機におけるオイルポン
プでは、密閉室201から密閉室202へ送油するオイ
ルポンプと密閉室202からスクロール圧縮要素及び軸
受け部分に給油するオイルポンプとの2個のオイルポン
プが必要になる。
【0006】具体的には、オイルポンプ400はシリン
ダ415と吸入孔402と吐出孔403を有するハウジ
ング404とこのハウジング404の前記シリンダ41
5の開口を閉塞するカバー401と、シリンダ416と
吸入孔409を有するハウジング407とこのハウジン
グ407の前記シリンダ416の開口を閉塞するカバー
411、412と、回転軸410によってシリンダ41
5内を回転するロータ405とシリンダ407内を回転
するロータ408、シリンダ415とシリンダ416を
分割する仕切板406とから成り立っている。こうする
ことで、密閉室201内のオイルを203のパイプを介
して密閉室202に送油するオイルポンプと密閉室20
2内のオイルを回転軸410の給油孔414を介してス
クロール圧縮要素及び軸受け部に給油するオイルポンプ
を構成している。
【0007】しかし、この場合、シリンダ404、40
7やロータ405、408やカバー401、406、4
11、412等の部品が2倍に増加しコスト高となると
いう問題があった。
【0008】この発明は部品点数を増加したりすること
なく、送油ポンプと給油ポンプの2系統のオイル供給を
可能としたオイルポンプを備えたスクロール圧縮機を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
構成により、回転軸の一端に装着されたオイルポンプを
介して前記回転軸の他端に装着されたスクロール圧縮要
素及び軸受け部分にオイルを供給するよう構成したスク
ロール圧縮機において、前記オイルポンプは、第一スロ
ット、第一吸入孔、第一吐出孔、第二スロット、第二吸
入孔、第二吐出孔、を有するハウジングと、このハウジ
ングの第一シリンダ内に収容され第一キー部を前記第一
スロットに収容されて第一シリンダ内を揺動運動しハウ
ジングの第二シリンダの開口を閉塞する第一ロータと、
ハウジングの第二シリンダ内に収容され第二キー部を前
記第二スロットに収容されて前記第二シリンダ内を揺動
運動する第二ロータと、このハウジングの前記第一シリ
ンダの開口を閉塞するカバーとから構成され、前記回転
軸によって第一ロータと第二ロータが揺動運動すること
で構成されているものである。
【0010】また請求項2の構成により、回転軸の一端
に装着されたオイルポンプを介して前記回転軸の他端に
装着されたスクロール圧縮要素及び軸受け部分へオイル
を供給するように構成したスクロール圧縮機において、
前記オイルポンプは、楕円形のシリンダ、第一吸入孔、
第一吐出孔、第二吸入孔、第二吐出孔、を有するハウジ
ングと、このハウジングの前記楕円形シリンダ内に収容
されその外周に180度対向して2個のスロットを有す
るロータと、このロータの両スロット内に収容されると
共に前記シリンダ内を摺接移動する仕切ロータとから構
成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明すると、図1はこの発明に関するス
クロール圧縮機の全体構成を示すものである。
【0012】密閉容器301は、円筒状ケース302
と、このケース302の左右両端部に被冠されたエンド
キャップ303、ボトム304とで形成される。前記円
筒状ケース302の左右両端部側には固定スクロール3
11と副軸受部材となる軸支部材360とがシール状態
にて固定されている。この固定スクロール311と軸支
部材360との間には第二の密閉室306を形成してい
る。そして、この第二の密閉室306内の主軸支部材と
なるメインフレーム380と軸支部材360との間には
電動要素350が、メインフレーム380とエンドキャ
ップ303との間には電動要素350によって駆動され
るスクロール圧縮要素310が各々収納されている。
【0013】前記電動要素350は、固定子351と、
この固定子351に回転自在に挿入される回転子343
と、この回転子343の中心軸を形成する回転軸340
とから構成されていて、この回転軸340の左右両端部
341、342側は、前記メインフレーム380及び軸
支部材360に軸受部材を介して回転自在に軸支されて
いる。
【0014】また、前記スクロール圧縮要素310は、
左右に相対向する固定スクロール311と揺動スクロー
ル320とからなり、この固定スクロール311の鏡板
313に形成したインボリュート歯314を、前記揺動
スクロール320の鏡板321に形成したインボリュー
ト歯322とを互いに噛み合わせることにより、複数の
圧縮空間が外方から内方に向かって次第に縮小するよう
な圧縮室pを形成している。
【0015】そして、前記揺動スクロール320は、前
記電動要素350の駆動軸340の偏心端部341と連
動させて、前記メインフレーム380に揺動運動自在に
軸支され、オルダム継ぎ手330と連動させて、前記揺
動スクロール320を前記固定スクロール311に対し
て自転しないよう公転させて偏心運動させることによ
り、前記第2の密閉室306内に外側から臨む吸入口3
08から冷媒ガスを吸入し、前記圧縮室p内にて圧縮
し、この圧縮された高圧な冷媒ガスを前記固定スクロー
ル311の中央部に設けた吐出ポート312から吐出さ
せるようになっている。
【0016】また、前記スクロール圧縮要素310にお
ける固定スクロール311の吐出ポート312の吐出側
面には、前記第2の密閉室306と隔離するチャンバ3
07が設けられ、このチャンバ307を介して前記吐出
ポート312から吐出する高圧な冷媒ガスを吐出口30
9から吐出させるようになっている。また、軸支部材3
60とボトム304とで形成される第1の密閉室305
の内底空間部を潤滑油の油溜め390としている。
【0017】そして、この油溜め390に収容された潤
滑油は、前記電動要素350の回転軸340の他端の偏
心部342を軸支する軸支部材360の軸支部位に設け
たオイルポンプ370に形成された給油側ポンプの吸入
管371から吸込まれてスクロール圧縮要素及び各軸受
摺動部に給油されるようになっている。また、前記第2
の密閉室306を形成するケース302の底部側にはオ
イル通路となるパイプ372がありオイルポンプ370
に形成される送油側ポンプの吸入口につながっている。
そして、前記送油ポンプの吐出口は密閉室305につな
がっている。これにより密閉室306内の回転軸端にあ
るスクロール圧縮要素や各軸受摺動部を潤滑し終えて密
閉室306を形成するケース302の底部に溜まってい
るオイルを密閉室305の油溜めに送る構成になってい
る。
【0018】ここで、前記第2の密閉室306内の底部
に溜まる潤滑油の油面は、前記第1の密閉室305の内
底部の油溜め390に溜まる潤滑油の油面よりも低下
し、これによって、前記第2の密閉室306内に収納し
た電動要素350の回転子343による潤滑油の攪袢を
防止することにより、前記オイルポンプ370による潤
滑を円滑にするとともに、従前のような電動要素350
の回転子343による潤滑油の攪袢によって生じる入力
損失、あるいは、油吐出の増加による圧縮効率の悪化を
防止してなる構成を有するものである。
【0019】ここで、前記オイルポンプ601は、第一
スロット606、第一吸入孔602、第一吐出孔60
3、第二スロット613、第二吸入孔604、第二吐出
孔605、を有するハウジング607と、このハウジン
グ607の第一シリンダ608内に収容され第一キー部
611を前記第一スロット606に収容されて第一シリ
ンダ608内を揺動運動しハウジング607の第二シリ
ンダ612の開口を閉塞する第一ロータ610と、ハウ
ジングの第二シリンダ612内に収容され第二キー部6
21を前記第二スロット613に収容されて前記第二シ
リンダ612内を揺動運動する第二ロータ620と、こ
のハウジングの前記第一シリンダ608の開口を閉塞す
るカバーとから構成され、前記回転軸の偏心部342に
よって第一ロータ610と第二ロータ620が揺動運動
する。
【0020】このように構成されたオイルポンプ601
は、回転軸340の偏心部342の揺動運動に伴い、第
一及び第二シリンダ608、612内を第一及び第二ロ
ータ610、620が揺動し、第一吸入孔602、第二
吸入孔604からそれぞれ別々にオイルを吸入圧縮し、
第一及び第二吐出孔603、605から別々に吐出され
る。
【0021】斯る構成により、オイルポンプ601は、
シリンダ608、612及びロータ610、620を2
個有しているため、2系統のオイル供給が可能となるば
かりでなく、第二ロータ620に対するシリンダ612
を閉塞する機能は第一ロータ610が兼ねるので、シリ
ンダ間の仕切板が要らなくなる。これにより、ハウジン
グが1個で済むので部品点数を低減できる。
【0022】また、図2に示す様に、前記オイルポンプ
507は、楕円形のシリンダ502、第一吸入孔50
3、第一吐出孔504、第二吸入孔505、第二吐出孔
506を有するハウジング501と、このハウジング5
01の前記楕円形のシリンダ502内に収容されその外
周に180度対向して2個のスロット511、512を
有しシリンダ502内を回転するロータ510と、この
ロータ510の両スロット511、512内に収容され
ると共に前記シリンダ502内を摺接移動する仕切ロー
タ513、514とから構成される。斯る構成により、
オイルポンプ507は、シリンダ502及びロータ51
0が1個で、2系統のオイル供給が可能となるので、部
品点数を低減できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
は請求項1の構成により、オイルポンプは、シリンダ及
びロータを2個有しているため、2系統のオイル供給が
可能となるばかりでなく、第二ロータに対する第二シリ
ンダを閉塞する機能は第一ロータが兼ねるので、シリン
ダ間の仕切板が要らなくなる。これにより、ハウジング
が1個で済むので部品点数を低減できる。
【0024】従って、部品点数を増加することなく、2
系統のオイル供給を可能とし、安価で潤滑特性に優れた
スクロール圧縮機を提供することができる。
【0025】また、請求項2の構成により、オイルポン
プは、シリンダ及びロータが1個で、2系統のオイル供
給が可能となるので、部品点数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るスクロール圧縮機の全体構成
を示す断面図である。
【図2】 請求項2のオイルポンプの吐出完了時の平断
面図である。
【図3】 請求項1のオイルポンプの吐出完了時の平断
面図である。
【図4】 請求項2のオイルポンプの吸入開始時の平断
面図である。
【図5】 請求項1のオイルポンプの吸入開始時の平断
面図である。
【図6】 請求項1のオイルポンプの圧縮途中の平断面
図である。
【図7】 請求項1のオイルポンプの吐出時の平断面図
である。
【図8】 請求項2のオイルポンプの圧縮途中の平断面
図である。
【図9】 請求項2のオイルポンプの吐出時の平断面図
である。
【図10】請求項1のオイルポンプの断面図である。
【図11】従来例を示す縦形のスクロール圧縮機の全体
構成を示す断面図である。
【図12】従来例を示す横形のスクロール圧縮機の全体
構成を示す断面図である。
【図13】従来例を示すオイルポンプの断面図である。
【符号の説明】
301 密閉容器 380 メインフレーム 360 軸支部材 350 電動要素 340 回転軸 341 偏心部 310 スクロール圧縮要素 311 固定スクロール 314 固定スクロールのインボリュート歯 320 揺動スクロール 322 揺動スクロールのインボリュート歯 p 圧縮室 601 第一請求項オイルポンプ 608 第一シリンダ 606 第一スロット 602 第一吸入孔 603 第一吐出孔 604 第二吸入孔 605 第二吐出孔 607 ハウジング 611 第一キー部 612 第二シリンダ 613 第二スロット 610 第一ロータ 621 第二キー部 620 第二ロータ 507 第二請求項オイルポンプ 501 ハウジング 502 シリンダ 503 第一吸入孔 504 第二吐出孔 505 第二吸入孔 506 第二吐出孔 510 ロータ 511 スロット 512 スロット 513 仕切ロータ 514 仕切ロータ
フロントページの続き (72)発明者 和田山 秀樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の一端に装着されたオイルポンプを
    介して前記回転軸の他端に装着されたスクロール圧縮要
    素及び軸受け部分にオイルを供給するよう構成したスク
    ロール圧縮機において、前記オイルポンプは、第一スロ
    ット、第一吸入孔、第一吐出孔、第二スロット、第二吸
    入孔、第二吐出孔、を有するハウジングと、このハウジ
    ングの第一シリンダ内に収容され第一キー部を前記第一
    スロットに収容されて第一シリンダ内を揺動運動しハウ
    ジングの第二シリンダの開口を閉塞する第一ロータと、
    ハウジングの第二シリンダ内に収容され第二キー部を前
    記第二スロットに収容されて前記第二シリンダ内を揺動
    運動する第二ロータと、このハウジングの前記第一シリ
    ンダの開口を閉塞するカバーとから構成され、前記回転
    軸によって第一ロータと第二ロータが揺動運動すること
    を特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】回転軸の一端に装着されたオイルポンプを
    介して前記回転軸の他端に装着されたスクロール圧縮要
    素及び軸受け部分へオイルを供給するように構成したス
    クロール圧縮機において、前記オイルポンプは、楕円形
    のシリンダ、第一吸入孔、第一吐出孔、第二吸入孔、第
    二吐出孔、を有するハウジングと、このハウジングの前
    記楕円形シリンダ内に収容されその外周に180度対向
    して2個のスロットを有するロータと、このロータの両
    スロット内に収容されると共に前記シリンダ内を摺接移
    動する仕切ロータとから構成されていることを特徴とす
    るスクロール圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101226850B1 (ko) 2005-03-31 2013-01-25 산요덴키가부시키가이샤 압축기의 패킹 장치 및 패킹 방법

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