JPH1037945A - ボールジョイント支持構造 - Google Patents
ボールジョイント支持構造Info
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- JPH1037945A JPH1037945A JP8189701A JP18970196A JPH1037945A JP H1037945 A JPH1037945 A JP H1037945A JP 8189701 A JP8189701 A JP 8189701A JP 18970196 A JP18970196 A JP 18970196A JP H1037945 A JPH1037945 A JP H1037945A
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- socket
- ball joint
- arm
- load
- burring
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0695—Mounting of ball-joints, e.g. fixing them to a connecting rod
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0619—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
- F16C11/0623—Construction or details of the socket member
- F16C11/0628—Construction or details of the socket member with linings
- F16C11/0633—Construction or details of the socket member with linings the linings being made of plastics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/416—Ball or spherical joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 板厚増加等の不利を招くことなく、ソケット
に揺動方向荷重が入力された場合にも確実にこれを支持
できるようにする。 【解決手段】 サスペンションアームを構成する開断面
形状のアームアッパ14、アームロア16には内径寸法
が異なるバーリング部46、48が形成されており、こ
れらのバーリング46、48によって閉断面が構成され
ている。さらに、ボールジョイント12のソケット32
には段部44が形成されており、各バーリング部46、
48の各々にソケット32の外周面が当接されている。
従って、ソケット32に揺動方向荷重W1 、W2 が入力
されると、当該荷重は二部材(バーリング部46、4
8)によって支持されて確実な支持状態が得られる。し
かも、荷重を分散して受けるので、板厚も増加しない。
に揺動方向荷重が入力された場合にも確実にこれを支持
できるようにする。 【解決手段】 サスペンションアームを構成する開断面
形状のアームアッパ14、アームロア16には内径寸法
が異なるバーリング部46、48が形成されており、こ
れらのバーリング46、48によって閉断面が構成され
ている。さらに、ボールジョイント12のソケット32
には段部44が形成されており、各バーリング部46、
48の各々にソケット32の外周面が当接されている。
従って、ソケット32に揺動方向荷重W1 、W2 が入力
されると、当該荷重は二部材(バーリング部46、4
8)によって支持されて確実な支持状態が得られる。し
かも、荷重を分散して受けるので、板厚も増加しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンションア
ームの所定部位に設けられた略円筒状の支持部にボール
ジョイントのソケットを圧入させることにより当該ボー
ルジョイントを当該支持部に支持させるボールジョイン
ト支持構造に関する。
ームの所定部位に設けられた略円筒状の支持部にボール
ジョイントのソケットを圧入させることにより当該ボー
ルジョイントを当該支持部に支持させるボールジョイン
ト支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボールジョイント支持構造の一例
として、実開昭60−52414号公報を挙げることが
でき、以下に簡単に説明する。
として、実開昭60−52414号公報を挙げることが
でき、以下に簡単に説明する。
【0003】図5には、サスペンションアーム100へ
のボールジョイント102の組付状態が示されている。
この図に示されるように、ボールジョイント102は、
周面に雄ねじが形成された軸部104A及びこの軸部1
04Aの下端部に一体形成された球状部104Bから成
るボールスタッド104と、このボールスタッド104
の球状部104Bを収容する略円筒形のソケット106
と、を主要構成要素として構成されている。このうち、
ソケット106の外周部には、環状の溝部108を軸方
向に等間隔で形成することで断面波形状の異形部110
が一体に形成されている。
のボールジョイント102の組付状態が示されている。
この図に示されるように、ボールジョイント102は、
周面に雄ねじが形成された軸部104A及びこの軸部1
04Aの下端部に一体形成された球状部104Bから成
るボールスタッド104と、このボールスタッド104
の球状部104Bを収容する略円筒形のソケット106
と、を主要構成要素として構成されている。このうち、
ソケット106の外周部には、環状の溝部108を軸方
向に等間隔で形成することで断面波形状の異形部110
が一体に形成されている。
【0004】一方、ボールジョイント102の取付相手
となるサスペンションアーム100は、平板をプレス加
工することにより開断面形状に形成されている。このサ
スペンションアーム100の所定部位には、板厚方向へ
膨出する略円筒状の支持部112が一体に形成されてい
る。この支持部112は加工前の状態では円筒形状とさ
れており、この状態でソケット106を支持部112内
へ挿入した後、支持部112の径方向外側から外力を加
えることでソケット106の異形部110に噛み合う断
面波形状に形成されている。
となるサスペンションアーム100は、平板をプレス加
工することにより開断面形状に形成されている。このサ
スペンションアーム100の所定部位には、板厚方向へ
膨出する略円筒状の支持部112が一体に形成されてい
る。この支持部112は加工前の状態では円筒形状とさ
れており、この状態でソケット106を支持部112内
へ挿入した後、支持部112の径方向外側から外力を加
えることでソケット106の異形部110に噛み合う断
面波形状に形成されている。
【0005】上記構成によれば、ソケット106の外周
部に形成された異形部110にサスペンションアーム1
00の支持部112が噛み合っていることから、ソケッ
ト106及び支持部112の相互の当接面の結合強度を
増加させることができる。これにより、ソケット106
の軸方向から荷重が入力された場合には、支持部112
に対するソケット106の相対的な滑動を防止すること
ができるというものである。
部に形成された異形部110にサスペンションアーム1
00の支持部112が噛み合っていることから、ソケッ
ト106及び支持部112の相互の当接面の結合強度を
増加させることができる。これにより、ソケット106
の軸方向から荷重が入力された場合には、支持部112
に対するソケット106の相対的な滑動を防止すること
ができるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、サスペンションアーム100の構造に起
因して、支持部112の支持剛性が低下し、入力荷重方
向によっては支持部112に対するソケット106の相
対的な滑動が生ずることがある。
成による場合、サスペンションアーム100の構造に起
因して、支持部112の支持剛性が低下し、入力荷重方
向によっては支持部112に対するソケット106の相
対的な滑動が生ずることがある。
【0007】更に詳述すれば、上述した構成において
は、平板をプレス加工して開断面構造としたサスペンシ
ョンアーム100を採用し、このサスペンションアーム
100に(加工前の)円筒状の支持部112を予め一体
形成しておくという手法を採っている。このことから、
支持部112は、サスペンションアーム100の一般面
に対して片持ち支持された部分として捉えることができ
る。そして、この支持部112内に前述した異形部11
0を備えたソケット106を挿入し、半径方向外側から
の加工によって支持部112の形状を異形部110の形
状に合致させることで、ソケット106の支持部112
への固定を行っている。
は、平板をプレス加工して開断面構造としたサスペンシ
ョンアーム100を採用し、このサスペンションアーム
100に(加工前の)円筒状の支持部112を予め一体
形成しておくという手法を採っている。このことから、
支持部112は、サスペンションアーム100の一般面
に対して片持ち支持された部分として捉えることができ
る。そして、この支持部112内に前述した異形部11
0を備えたソケット106を挿入し、半径方向外側から
の加工によって支持部112の形状を異形部110の形
状に合致させることで、ソケット106の支持部112
への固定を行っている。
【0008】このことから、前述した如く、ソケット1
06の軸方向から荷重が入力された場合には、相互に噛
み合ったソケット106及び支持部112によって充分
な支持剛性が得られるが、ソケット106の軸方向と軸
直角方向との中間方向から荷重(揺動方向荷重)が入力
されたような場合には、片持ち支持状態にある支持部1
12の基端部112Aに当該荷重が集中する。このた
め、基端部112Aにて変形が生じるおそれがあり、こ
のような変形が生じた場合には支持部112に対するソ
ケット106の相対的な滑動が発生し易くなる。従っ
て、従来では、支持部112の基端部112Aでの支持
剛性を上げるべく、支持部112を含めたサスペンショ
ンアーム100全体の板厚を増加する等の対策を講じて
おり、重量増加やコストアップ等の不利を招いていた。
06の軸方向から荷重が入力された場合には、相互に噛
み合ったソケット106及び支持部112によって充分
な支持剛性が得られるが、ソケット106の軸方向と軸
直角方向との中間方向から荷重(揺動方向荷重)が入力
されたような場合には、片持ち支持状態にある支持部1
12の基端部112Aに当該荷重が集中する。このた
め、基端部112Aにて変形が生じるおそれがあり、こ
のような変形が生じた場合には支持部112に対するソ
ケット106の相対的な滑動が発生し易くなる。従っ
て、従来では、支持部112の基端部112Aでの支持
剛性を上げるべく、支持部112を含めたサスペンショ
ンアーム100全体の板厚を増加する等の対策を講じて
おり、重量増加やコストアップ等の不利を招いていた。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、板厚増加等の
不利を招くことなく、ソケットに揺動方向荷重が入力さ
れた場合にも確実にこれを支持することができるボール
ジョイント支持構造を得ることが目的である。
不利を招くことなく、ソケットに揺動方向荷重が入力さ
れた場合にも確実にこれを支持することができるボール
ジョイント支持構造を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、サスペンションアームの所定部位に設けられた略円
筒状の支持部にボールジョイントのソケットを圧入させ
ることにより当該ボールジョイントを当該支持部に支持
させるボールジョイント支持構造であって、各々開断面
形状となるようにプレス成形された複数の部材を相互に
接合することで、前記支持部を閉断面又は略閉断面に構
成すると共に、当該ボールジョイントのソケットに入力
される揺動方向荷重を前記複数の部材に支持させた、こ
とを特徴としている。
は、サスペンションアームの所定部位に設けられた略円
筒状の支持部にボールジョイントのソケットを圧入させ
ることにより当該ボールジョイントを当該支持部に支持
させるボールジョイント支持構造であって、各々開断面
形状となるようにプレス成形された複数の部材を相互に
接合することで、前記支持部を閉断面又は略閉断面に構
成すると共に、当該ボールジョイントのソケットに入力
される揺動方向荷重を前記複数の部材に支持させた、こ
とを特徴としている。
【0011】請求項1記載の本発明によれば、ボールジ
ョイントのソケットに揺動方向荷重が入力された場合、
当該揺動方向荷重はソケットが圧入されているサスペン
ションアームの支持部に入力される。
ョイントのソケットに揺動方向荷重が入力された場合、
当該揺動方向荷重はソケットが圧入されているサスペン
ションアームの支持部に入力される。
【0012】ここで、従来構造では、サスペンションア
ームの支持部が一枚板をプレス成形することにより片持
ち支持構造的に構成されていたこと、及び当該揺動方向
荷重が片持ち支持構造的に構成された支持部の基端部
(成形部位)に入力されることから、所定の支持剛性を
確保するためには相当の板厚増加を要したが、本発明で
は当該揺動方向荷重が支持部を構成する各部材にそれぞ
れ支持される。すなわち、ボールジョイントのソケット
に入力される揺動方向荷重を複数の部材に分散させてこ
れを支持することができる。従って、支持部の板厚を増
加しなくても、所望の支持剛性が確保される。
ームの支持部が一枚板をプレス成形することにより片持
ち支持構造的に構成されていたこと、及び当該揺動方向
荷重が片持ち支持構造的に構成された支持部の基端部
(成形部位)に入力されることから、所定の支持剛性を
確保するためには相当の板厚増加を要したが、本発明で
は当該揺動方向荷重が支持部を構成する各部材にそれぞ
れ支持される。すなわち、ボールジョイントのソケット
に入力される揺動方向荷重を複数の部材に分散させてこ
れを支持することができる。従って、支持部の板厚を増
加しなくても、所望の支持剛性が確保される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の幾つかの実施形態について説明する。
明の幾つかの実施形態について説明する。
【0014】図2にはサスペンションアーム10がボー
ルジョイント12の組付状態で示されており、又図1に
はボールジョイント12を含む周辺構造が縦断面にて示
されている。なお、上述したサスペンションアーム10
は、ダブルウイッシュボーン式のフロントサスペンショ
ンのアッパアームである。
ルジョイント12の組付状態で示されており、又図1に
はボールジョイント12を含む周辺構造が縦断面にて示
されている。なお、上述したサスペンションアーム10
は、ダブルウイッシュボーン式のフロントサスペンショ
ンのアッパアームである。
【0015】これらの図に示されるように、サスペンシ
ョンアーム10はアームアッパ14及びアームロア16
によって構成されており、全体としては平面視で略Y字
形をなしている。上方側に配置されるアームアッパ14
は、一枚の板材をプレス成形することにより断面略コ字
形に形成されている。同様に、下方側に配置されるアー
ムロア16も、一枚の板材をプレス成形することにより
断面略コ字形に形成されている。従って、アームアッパ
14及びアームロア16は、いずれも単体では開断面形
状を成している。なお、アームアッパ14の両側部14
Aの内面間の距離はアームロア16の両側部16Aの外
面間の距離に一致されており、アームロア16の両側部
16Aの外側にアームアッパ14の両側部14Aを被嵌
させ、かつこの状態で両者の合わせ目を溶接することに
よりアームアッパ14とアームロア16とが一体化され
てサスペンションアーム10が構成されるようになって
いる。
ョンアーム10はアームアッパ14及びアームロア16
によって構成されており、全体としては平面視で略Y字
形をなしている。上方側に配置されるアームアッパ14
は、一枚の板材をプレス成形することにより断面略コ字
形に形成されている。同様に、下方側に配置されるアー
ムロア16も、一枚の板材をプレス成形することにより
断面略コ字形に形成されている。従って、アームアッパ
14及びアームロア16は、いずれも単体では開断面形
状を成している。なお、アームアッパ14の両側部14
Aの内面間の距離はアームロア16の両側部16Aの外
面間の距離に一致されており、アームロア16の両側部
16Aの外側にアームアッパ14の両側部14Aを被嵌
させ、かつこの状態で両者の合わせ目を溶接することに
よりアームアッパ14とアームロア16とが一体化され
てサスペンションアーム10が構成されるようになって
いる。
【0016】上述したサスペンションアーム10は、二
股に分岐された内端側のそれぞれにブシュ支持部18、
20を備えている。一方のブシュ支持部18は、アーム
アッパ14の上縁及びアームロア16の下縁から各々突
出された一対の突出片22に円筒体24を溶接させるこ
とにより構成されている。また、他方のブシュ支持部2
0は、アームアッパ14における頂部に切欠きを形成す
ると共に幅広に形成された両側部14A’を利用するこ
とにより構成されている。前者のブシュ支持部18にあ
ってはその円筒体24にブシュ(内筒の外周部に弾性体
(ゴム)を加硫接着させたもの又は内外筒間に弾性体を
加硫接着させたもの)が圧入されるようになっており、
又後者のブシュ支持部20にあってはアームアッパ14
の両側部14A’に同軸上に形成された貫通孔26の形
成位置にブシュ(内外筒間に弾性体を加硫接着させたも
の)が挿入配置されるようになっている。これにより、
サスペンションアーム10の内端側(即ち、一対のブシ
ュ支持部18、20側)は、これらのブシュを介して略
車両前後方向回りに揺動可能にかつ弾性的に車体側に連
結されている。
股に分岐された内端側のそれぞれにブシュ支持部18、
20を備えている。一方のブシュ支持部18は、アーム
アッパ14の上縁及びアームロア16の下縁から各々突
出された一対の突出片22に円筒体24を溶接させるこ
とにより構成されている。また、他方のブシュ支持部2
0は、アームアッパ14における頂部に切欠きを形成す
ると共に幅広に形成された両側部14A’を利用するこ
とにより構成されている。前者のブシュ支持部18にあ
ってはその円筒体24にブシュ(内筒の外周部に弾性体
(ゴム)を加硫接着させたもの又は内外筒間に弾性体を
加硫接着させたもの)が圧入されるようになっており、
又後者のブシュ支持部20にあってはアームアッパ14
の両側部14A’に同軸上に形成された貫通孔26の形
成位置にブシュ(内外筒間に弾性体を加硫接着させたも
の)が挿入配置されるようになっている。これにより、
サスペンションアーム10の内端側(即ち、一対のブシ
ュ支持部18、20側)は、これらのブシュを介して略
車両前後方向回りに揺動可能にかつ弾性的に車体側に連
結されている。
【0017】さらに、上述したサスペンションアーム1
0は、その外端側にボールジョイント12を支持するた
めのボールジョイント支持部28を備えており、以下に
詳細に説明する。
0は、その外端側にボールジョイント12を支持するた
めのボールジョイント支持部28を備えており、以下に
詳細に説明する。
【0018】図1に示されるように、ボールジョイント
12は、下端部周面に雄ねじが形成された軸部30A及
びこの軸部30Aの上端部に一体形成された球状部30
Bから成るボールスタッド30と、このボールスタッド
30の球状部30Bが収容されるソケット32と、を主
要構成要素として構成されている。
12は、下端部周面に雄ねじが形成された軸部30A及
びこの軸部30Aの上端部に一体形成された球状部30
Bから成るボールスタッド30と、このボールスタッド
30の球状部30Bが収容されるソケット32と、を主
要構成要素として構成されている。
【0019】ソケット32は有底円筒状を成しており、
その中央部には球状部30Bを収容可能な径寸法に設定
された凹部34が形成されている。この凹部34内には
略半球面状の樹脂シート36が装着されており、この樹
脂シート36内にボールスタッド30の球状部30Bが
装着されている。なお、樹脂シート36内に球状部30
Bが装着された後に、ソケット32の下端部内周に環状
のキャップ38が固定(かしめ)されることにより樹脂
シート36とボールスタッド30の抜止めがなされてい
る。また、ソケット32の周壁部の上端側には環状の溝
40が形成されており、この溝40にスナップリング4
2が嵌着されている。このスナップリング42は、ソケ
ット32が後述するバーリング部46、48に圧入され
た後にソケット32の溝40に嵌着されるようになって
いる。さらに、ソケット32の周壁部の下端側には、径
方向外側へ突出する鍔状の段部44が一体に形成されて
いる。この段部44の外径寸法Rは、ソケット32の外
径寸法rよりも大きく設定されている。
その中央部には球状部30Bを収容可能な径寸法に設定
された凹部34が形成されている。この凹部34内には
略半球面状の樹脂シート36が装着されており、この樹
脂シート36内にボールスタッド30の球状部30Bが
装着されている。なお、樹脂シート36内に球状部30
Bが装着された後に、ソケット32の下端部内周に環状
のキャップ38が固定(かしめ)されることにより樹脂
シート36とボールスタッド30の抜止めがなされてい
る。また、ソケット32の周壁部の上端側には環状の溝
40が形成されており、この溝40にスナップリング4
2が嵌着されている。このスナップリング42は、ソケ
ット32が後述するバーリング部46、48に圧入され
た後にソケット32の溝40に嵌着されるようになって
いる。さらに、ソケット32の周壁部の下端側には、径
方向外側へ突出する鍔状の段部44が一体に形成されて
いる。この段部44の外径寸法Rは、ソケット32の外
径寸法rよりも大きく設定されている。
【0020】一方、上述したボールジョイント12を支
持するボールジョイント支持部28は、サスペンション
アーム10を構成するアームアッパ14及びアームロア
16の外端側の所定部位をそれぞれバーリング加工する
ことにより構成されている。より具体的には、アームア
ッパ14の外端側の所定部位には、その両側部14Aの
屈曲方向(図上では略車両下方側)と同一方向へ屈曲さ
れた円筒状のバーリング部46が一体に形成されてい
る。このバーリング部46の内径寸法は、前述したソケ
ット32の外径寸法rに略一致するように設定されてい
る。同様に、アームロア16の外端側の所定部位には、
その両側部16Aの屈曲方向(図上では略車両上方側)
と同一方向へ屈曲された円筒状のバーリング部48が一
体に形成されている。このバーリング部48の内径寸法
は、前述した段部44の外径寸法Rに略一致するように
設定されている。従って、アームロア16にアームアッ
パ14が被嵌されて両者の合わせ目を溶接することによ
りサスペンションアーム10が構成された状態では、ア
ームロア16のバーリング部48にアームアッパ14の
バーリング部46が一部重合して閉断面を構成してい
る。
持するボールジョイント支持部28は、サスペンション
アーム10を構成するアームアッパ14及びアームロア
16の外端側の所定部位をそれぞれバーリング加工する
ことにより構成されている。より具体的には、アームア
ッパ14の外端側の所定部位には、その両側部14Aの
屈曲方向(図上では略車両下方側)と同一方向へ屈曲さ
れた円筒状のバーリング部46が一体に形成されてい
る。このバーリング部46の内径寸法は、前述したソケ
ット32の外径寸法rに略一致するように設定されてい
る。同様に、アームロア16の外端側の所定部位には、
その両側部16Aの屈曲方向(図上では略車両上方側)
と同一方向へ屈曲された円筒状のバーリング部48が一
体に形成されている。このバーリング部48の内径寸法
は、前述した段部44の外径寸法Rに略一致するように
設定されている。従って、アームロア16にアームアッ
パ14が被嵌されて両者の合わせ目を溶接することによ
りサスペンションアーム10が構成された状態では、ア
ームロア16のバーリング部48にアームアッパ14の
バーリング部46が一部重合して閉断面を構成してい
る。
【0021】そして、上述した双方のバーリング部4
6、48の内側にボールジョイント12のソケット32
が下方側から圧入されることにより、ボールジョイント
12のソケット32がサスペンションアーム10のボー
ルジョイント支持部28に固定されて支持されている。
なお、ボールジョイント支持部28に固定されたボール
ジョイント12のボールスタッド30の軸部30Aは、
車輪支持体である図示しないステアリングナックルの一
部に螺合されて固定される。これにより、サスペンショ
ンアーム10の外端側は、ボールジョイント12を介し
て揺動可能にステアリングナックルに連結されている。
6、48の内側にボールジョイント12のソケット32
が下方側から圧入されることにより、ボールジョイント
12のソケット32がサスペンションアーム10のボー
ルジョイント支持部28に固定されて支持されている。
なお、ボールジョイント支持部28に固定されたボール
ジョイント12のボールスタッド30の軸部30Aは、
車輪支持体である図示しないステアリングナックルの一
部に螺合されて固定される。これにより、サスペンショ
ンアーム10の外端側は、ボールジョイント12を介し
て揺動可能にステアリングナックルに連結されている。
【0022】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。車両走行時になると、ボールジョイント1
2のソケット32には、ボールジョイント軸方向荷重
(Y1 方向の荷重及びY2 方向の荷重)やボールジョイ
ント軸直角方向荷重(X1 方向の荷重及びX2 方向の荷
重)といった荷重の他に、ボールジョイント軸方向に対
して交差する方向の荷重(W1 方向の荷重及びW2 方向
の荷重;以下「揺動方向荷重」と称す)が入力される。
これらの荷重がボールジョイント12のソケット32に
入力された場合、当該入力荷重はソケット32が圧入さ
れているボールジョイント支持部28に直接伝達される
ことになる。
て説明する。車両走行時になると、ボールジョイント1
2のソケット32には、ボールジョイント軸方向荷重
(Y1 方向の荷重及びY2 方向の荷重)やボールジョイ
ント軸直角方向荷重(X1 方向の荷重及びX2 方向の荷
重)といった荷重の他に、ボールジョイント軸方向に対
して交差する方向の荷重(W1 方向の荷重及びW2 方向
の荷重;以下「揺動方向荷重」と称す)が入力される。
これらの荷重がボールジョイント12のソケット32に
入力された場合、当該入力荷重はソケット32が圧入さ
れているボールジョイント支持部28に直接伝達される
ことになる。
【0023】ここで、本実施形態では、ソケット32の
外周面がアームアッパ14側のバーリング部46の内周
面に面接触状態で当接していると共に段部44の外周面
がアームロア16側のバーリング部48の内周面に面接
触状態で当接していることから、例えば揺動方向荷重W
1 又はW2 がソケット32に入力されたとすると、この
入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ14
側のバーリング部46の内周面(P線矢視部)に伝達さ
れると共に、ソケット32の段部44の外周面からアー
ムロア16側のバーリング部48の内周面(Q線矢視
部)に伝達される。このため、揺動方向荷重W1 又はW
2 は、バーリング部46、48といった二部材で各々支
持されることになる。換言すれば、ボールジョイント1
2のソケットに入力された揺動方向荷重W1 又はW
2 は、各バーリング部46、48に分散されて支持され
る。
外周面がアームアッパ14側のバーリング部46の内周
面に面接触状態で当接していると共に段部44の外周面
がアームロア16側のバーリング部48の内周面に面接
触状態で当接していることから、例えば揺動方向荷重W
1 又はW2 がソケット32に入力されたとすると、この
入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ14
側のバーリング部46の内周面(P線矢視部)に伝達さ
れると共に、ソケット32の段部44の外周面からアー
ムロア16側のバーリング部48の内周面(Q線矢視
部)に伝達される。このため、揺動方向荷重W1 又はW
2 は、バーリング部46、48といった二部材で各々支
持されることになる。換言すれば、ボールジョイント1
2のソケットに入力された揺動方向荷重W1 又はW
2 は、各バーリング部46、48に分散されて支持され
る。
【0024】なお、上述した作用は、ボールジョイント
軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32に作用した場
合にも、同様に当てはまる。また、ボールジョイント軸
方向荷重Y1 、Y2 については、ソケット32の段部4
4の上端面にアームアッパ14側のバーリング部46の
下端面が当接していること、及びソケット32の溝40
に嵌着されたスナップリング42がアームアッパ14の
上面に当接していることから、支持剛性は充分に確保さ
れている。
軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32に作用した場
合にも、同様に当てはまる。また、ボールジョイント軸
方向荷重Y1 、Y2 については、ソケット32の段部4
4の上端面にアームアッパ14側のバーリング部46の
下端面が当接していること、及びソケット32の溝40
に嵌着されたスナップリング42がアームアッパ14の
上面に当接していることから、支持剛性は充分に確保さ
れている。
【0025】以上の作用から判るように、本実施形態で
は、サスペンションアーム10をアームアッパ14とア
ームロア16とに分割した上で内径寸法が異なるバーリ
ング部46、48を形成すると共に、各バーリング部4
6、48にソケット32の外周面が当接されるように段
部44を形成したので、ボールジョイント12のソケッ
ト32にボールジョイント軸方向と異なる方向の荷重
(ボールジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 及び揺動
方向荷重W1 、W2 であるが、特には後者の荷重)が入
力された場合に、当該荷重を二部材(バーリング部4
6、48)で支持することができる。このため、ソケッ
ト32に入力される荷重を確実に支持することができ
る。従って、当該荷重によってバーリング部46、48
が変形し、更にはこの変形に起因してソケット32がボ
ールジョイント支持部28に対して相対的に滑動するよ
うなことは生じない。
は、サスペンションアーム10をアームアッパ14とア
ームロア16とに分割した上で内径寸法が異なるバーリ
ング部46、48を形成すると共に、各バーリング部4
6、48にソケット32の外周面が当接されるように段
部44を形成したので、ボールジョイント12のソケッ
ト32にボールジョイント軸方向と異なる方向の荷重
(ボールジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 及び揺動
方向荷重W1 、W2 であるが、特には後者の荷重)が入
力された場合に、当該荷重を二部材(バーリング部4
6、48)で支持することができる。このため、ソケッ
ト32に入力される荷重を確実に支持することができ
る。従って、当該荷重によってバーリング部46、48
が変形し、更にはこの変形に起因してソケット32がボ
ールジョイント支持部28に対して相対的に滑動するよ
うなことは生じない。
【0026】さらに、前記の如く、ボールジョイント1
2のソケット32にボールジョイント軸方向と異なる方
向の荷重が入力された場合に、二部材(バーリング部4
6、48)で当該荷重を支持することができることか
ら、一部材(バーリング部46又はバーリング部48)
が負担すべき支持荷重を小さくすることができる。従っ
て、バーリング部46、48を含むアームアッパ14、
アームロア16の各板厚を増加させる必要もない。むし
ろ、アームアッパ14、アームロア16の板厚を薄くす
ることも可能となる。
2のソケット32にボールジョイント軸方向と異なる方
向の荷重が入力された場合に、二部材(バーリング部4
6、48)で当該荷重を支持することができることか
ら、一部材(バーリング部46又はバーリング部48)
が負担すべき支持荷重を小さくすることができる。従っ
て、バーリング部46、48を含むアームアッパ14、
アームロア16の各板厚を増加させる必要もない。むし
ろ、アームアッパ14、アームロア16の板厚を薄くす
ることも可能となる。
【0027】加えて、本実施形態では、ソケット32に
外径寸法R(>ソケット32の外径寸法r)の段部44
を形成し、この段部44の上端面をアームアッパ14側
のバーリング部46の下端面に当接させたので、ボール
ジョイント軸方向荷重Y1 (圧縮方向荷重)に対する支
持剛性を向上させることができるという効果も得られ
る。
外径寸法R(>ソケット32の外径寸法r)の段部44
を形成し、この段部44の上端面をアームアッパ14側
のバーリング部46の下端面に当接させたので、ボール
ジョイント軸方向荷重Y1 (圧縮方向荷重)に対する支
持剛性を向上させることができるという効果も得られ
る。
【0028】次に、図3を用いて、別の実施形態につい
て説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分に
ついては同一番号を付してその説明を省略する。
て説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分に
ついては同一番号を付してその説明を省略する。
【0029】この図に示されるように、この実施形態で
は、アームアッパ14には前述したバーリング部46が
同様に形成されているものの、アームロア16について
は前述したバーリング部48を廃止した点に特徴があ
る。より具体的には、アームロア16には、打ち抜きに
よる貫通孔52のみが形成されており、この貫通孔52
の内周端部52Aがソケット32の段部44の外周面に
当接されている。従って、この実施形態では、ソケット
32はアームアッパ14のバーリング部46にのみ圧入
されている。また、この実施形態では、アームアッパ1
4のバーリング部46とアームロア16の貫通孔52の
内周端部52Aとから成るボールジョイント支持部50
が完全な閉断面として構成されている訳ではないが、ア
ームアッパ14、ソケット32、アームロア16によっ
て実質的に閉断面(略閉断面)が構成されている。
は、アームアッパ14には前述したバーリング部46が
同様に形成されているものの、アームロア16について
は前述したバーリング部48を廃止した点に特徴があ
る。より具体的には、アームロア16には、打ち抜きに
よる貫通孔52のみが形成されており、この貫通孔52
の内周端部52Aがソケット32の段部44の外周面に
当接されている。従って、この実施形態では、ソケット
32はアームアッパ14のバーリング部46にのみ圧入
されている。また、この実施形態では、アームアッパ1
4のバーリング部46とアームロア16の貫通孔52の
内周端部52Aとから成るボールジョイント支持部50
が完全な閉断面として構成されている訳ではないが、ア
ームアッパ14、ソケット32、アームロア16によっ
て実質的に閉断面(略閉断面)が構成されている。
【0030】上記構成によっても、前述した実施形態と
同様の作用、効果が得られる。すなわち、ソケット32
に揺動方向荷重W1 又はW2 が入力されたとすると、こ
の入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ1
4のバーリング部46の内周面(P線矢視部)に伝達さ
れると共に、ソケット32の段部44の外周面からアー
ムロア16の貫通孔52の内周端部52Aに伝達され
る。このため、揺動方向荷重W1 又はW2 は、バーリン
グ部46及び貫通孔52の内周端部52Aといった二部
材に分散されて支持されることになる。なお、ボールジ
ョイント軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32に入
力された場合にも同様に作用する。従って、本実施形態
においても、ボールジョイント軸方向と異なる方向の荷
重(特には、揺動方向荷重W1 、W2 )がソケット32
に入力された場合に、板厚を増加させることなく、確実
に当該荷重を支持することができる。
同様の作用、効果が得られる。すなわち、ソケット32
に揺動方向荷重W1 又はW2 が入力されたとすると、こ
の入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ1
4のバーリング部46の内周面(P線矢視部)に伝達さ
れると共に、ソケット32の段部44の外周面からアー
ムロア16の貫通孔52の内周端部52Aに伝達され
る。このため、揺動方向荷重W1 又はW2 は、バーリン
グ部46及び貫通孔52の内周端部52Aといった二部
材に分散されて支持されることになる。なお、ボールジ
ョイント軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32に入
力された場合にも同様に作用する。従って、本実施形態
においても、ボールジョイント軸方向と異なる方向の荷
重(特には、揺動方向荷重W1 、W2 )がソケット32
に入力された場合に、板厚を増加させることなく、確実
に当該荷重を支持することができる。
【0031】なお、このことから判るように、請求項1
記載の「支持部を閉断面又は略閉断面に構成する」とい
うのは、揺動方向荷重W1 、W2 がソケット32に入力
された場合に、当該荷重を複数部材(ここでは二部材)
で受けて支持し得る断面に構成する意である。
記載の「支持部を閉断面又は略閉断面に構成する」とい
うのは、揺動方向荷重W1 、W2 がソケット32に入力
された場合に、当該荷重を複数部材(ここでは二部材)
で受けて支持し得る断面に構成する意である。
【0032】また、本実施形態においても、ソケット3
2に外径寸法R(>ソケット32の外径寸法r)の段部
44を形成し、この段部44の上端面をアームアッパ1
4側のバーリング部46の下端面に当接させた構成はそ
のまま踏襲しているので、ボールジョイント軸方向荷重
Y1 (圧縮方向荷重)に対する支持剛性を向上させるこ
とができるという効果も当然に得られる。
2に外径寸法R(>ソケット32の外径寸法r)の段部
44を形成し、この段部44の上端面をアームアッパ1
4側のバーリング部46の下端面に当接させた構成はそ
のまま踏襲しているので、ボールジョイント軸方向荷重
Y1 (圧縮方向荷重)に対する支持剛性を向上させるこ
とができるという効果も当然に得られる。
【0033】加えて、本実施形態では、前述した実施形
態と異なり、アームロア16にバーリング部48を形成
せずに、貫通孔52の内周端部52Aをそのままソケッ
ト32の段部44の外周面に突き当てる構成を採ってい
ることから、ソケット32に揺動方向荷重W1 、W2 或
いはボールジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 が入力
された場合に、当該荷重によってアームロア16側に曲
げモーメントは作用しない。つまり、前述した実施形態
では、これらの荷重が入力された場合には、各バーリン
グ部46、48に曲げモーメントが作用し、特にサンド
イッチ構造にないアームロア16側のバーリング部48
については曲げモーメントによる影響を受けやすいが、
本実施形態では、アームロア16の底部の面方向で当該
荷重を受けるので曲げモーメントは作用せず、変形に対
する耐力をより一層高めることができる。
態と異なり、アームロア16にバーリング部48を形成
せずに、貫通孔52の内周端部52Aをそのままソケッ
ト32の段部44の外周面に突き当てる構成を採ってい
ることから、ソケット32に揺動方向荷重W1 、W2 或
いはボールジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 が入力
された場合に、当該荷重によってアームロア16側に曲
げモーメントは作用しない。つまり、前述した実施形態
では、これらの荷重が入力された場合には、各バーリン
グ部46、48に曲げモーメントが作用し、特にサンド
イッチ構造にないアームロア16側のバーリング部48
については曲げモーメントによる影響を受けやすいが、
本実施形態では、アームロア16の底部の面方向で当該
荷重を受けるので曲げモーメントは作用せず、変形に対
する耐力をより一層高めることができる。
【0034】次に、図4を用いて、更に別の実施形態に
ついて説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部
分については同一番号を付してその説明を省略する。
ついて説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部
分については同一番号を付してその説明を省略する。
【0035】この図に示されるように、この実施形態で
は、ボールジョイント支持部60の構成要素であるアー
ムアッパ14及びアームロア16にバーリング部46、
48をそれぞれ形成している点では、図1に示される実
施形態と同様である。但し、この実施形態では、ソケッ
ト32に段部44は形成されていない点、相互のバーリ
ング部46、48が上下に対向して配置されている点
(即ち、径方向にオフセットしていない点)、及びアー
ムロア16側のバーリング部48をアームアッパ14側
のバーリング部46と同様にソケット32の外周面に当
接させている点の三点において、前述した図1に示され
る実施形態とは相違している。
は、ボールジョイント支持部60の構成要素であるアー
ムアッパ14及びアームロア16にバーリング部46、
48をそれぞれ形成している点では、図1に示される実
施形態と同様である。但し、この実施形態では、ソケッ
ト32に段部44は形成されていない点、相互のバーリ
ング部46、48が上下に対向して配置されている点
(即ち、径方向にオフセットしていない点)、及びアー
ムロア16側のバーリング部48をアームアッパ14側
のバーリング部46と同様にソケット32の外周面に当
接させている点の三点において、前述した図1に示され
る実施形態とは相違している。
【0036】上記構成によっても、前述した実施形態の
基本的効果については得られる。すなわち、ソケット3
2に揺動方向荷重W1 又はW2 が入力されたとすると、
この入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ
14のバーリング部46の内周面(P線矢視部)及びア
ームロア16のバーリング部48の内周面(Q線矢視
部)にそれぞれ伝達される。このため、揺動方向荷重W
1 又はW2 は、双方のバーリング部46、48といった
二部材に分散されて支持されることになる。なお、ボー
ルジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32
に入力された場合にも同様に作用する。従って、本実施
形態においても、ボールジョイント軸方向と異なる方向
の荷重(特には、揺動方向荷重W1 、W2 )がソケット
32に入力された場合に、板厚を増加させることなく、
確実に当該荷重を支持することができる。
基本的効果については得られる。すなわち、ソケット3
2に揺動方向荷重W1 又はW2 が入力されたとすると、
この入力荷重はソケット32の外周面からアームアッパ
14のバーリング部46の内周面(P線矢視部)及びア
ームロア16のバーリング部48の内周面(Q線矢視
部)にそれぞれ伝達される。このため、揺動方向荷重W
1 又はW2 は、双方のバーリング部46、48といった
二部材に分散されて支持されることになる。なお、ボー
ルジョイント軸直角方向荷重X1 、X2 がソケット32
に入力された場合にも同様に作用する。従って、本実施
形態においても、ボールジョイント軸方向と異なる方向
の荷重(特には、揺動方向荷重W1 、W2 )がソケット
32に入力された場合に、板厚を増加させることなく、
確実に当該荷重を支持することができる。
【0037】なお、上述した実施形態では、ボールジョ
イント支持部28、50、60のアームアッパ14側及
びアームロア16側のいずれもがソケット32の外周面
に当接するように構成したが、少なくとも一方がソケッ
ト32の外周面に当接する構成であればよい。すなわ
ち、アームアッパ14側及びアームロア16側のいずれ
かについてはソケット32の外周面との間に所定範囲の
隙間が設けてあっても差し支えない。
イント支持部28、50、60のアームアッパ14側及
びアームロア16側のいずれもがソケット32の外周面
に当接するように構成したが、少なくとも一方がソケッ
ト32の外周面に当接する構成であればよい。すなわ
ち、アームアッパ14側及びアームロア16側のいずれ
かについてはソケット32の外周面との間に所定範囲の
隙間が設けてあっても差し支えない。
【0038】例えば、図1に示される実施形態では、ソ
ケット32をアームアッパ14側のバーリング部46及
びアームロア16側のバーリング部48の双方に圧入さ
せる構成を採っているが、ソケット32の外周面とアー
ムアッパ14側のバーリング部46の内周面との間或い
はソケット32の段部44の外周面とアームロア16側
のバーリング部48の内周面との間のいずれかに所定範
囲の隙間が設けてあってもよい。但し、ここでいう「所
定範囲」とは、ボールジョイント12のソケット32に
揺動方向荷重W1 、W2 が入力された際に、バーリング
部46、48のいずれか一方が弾性限度内で弾性変形す
ることにより、バーリング部46、48のいずれか他方
がソケット32と干渉して当該荷重を二部材で支持し得
る間隙寸法の範囲をいう。
ケット32をアームアッパ14側のバーリング部46及
びアームロア16側のバーリング部48の双方に圧入さ
せる構成を採っているが、ソケット32の外周面とアー
ムアッパ14側のバーリング部46の内周面との間或い
はソケット32の段部44の外周面とアームロア16側
のバーリング部48の内周面との間のいずれかに所定範
囲の隙間が設けてあってもよい。但し、ここでいう「所
定範囲」とは、ボールジョイント12のソケット32に
揺動方向荷重W1 、W2 が入力された際に、バーリング
部46、48のいずれか一方が弾性限度内で弾性変形す
ることにより、バーリング部46、48のいずれか他方
がソケット32と干渉して当該荷重を二部材で支持し得
る間隙寸法の範囲をいう。
【0039】また、上述した実施形態では、実施のし易
さ等の理由からサスペンションアーム10をアームアッ
パ14及びアームロア16の二部材で構成した関係で、
ボールジョイント支持部28、50、60も二部材で構
成されているが、必ずしも二部材でボールジョイント支
持部28、50、60を構成する必要はなく、複数部材
で構成されていればよい。
さ等の理由からサスペンションアーム10をアームアッ
パ14及びアームロア16の二部材で構成した関係で、
ボールジョイント支持部28、50、60も二部材で構
成されているが、必ずしも二部材でボールジョイント支
持部28、50、60を構成する必要はなく、複数部材
で構成されていればよい。
【0040】さらに、上述した実施形態では、ダブルウ
イッシュボーン式のフロントサスペンションのアッパア
ームとして用いられるサスペンションアーム10のボー
ルジョイント支持部28、50、60に対して本発明を
適用したが、本発明の適用対象はこれに限らず、ダブル
ウイッシュボーン式のフロントサスペンションのロアア
ームに本発明を適用してもよいし、フロントサスペンシ
ョンではなくリヤサスペンションのサスペンションアー
ムに適用してもよい。さらに、種々のサスペンション形
式で用いられるサスペンションアームに本発明は適用可
能である。
イッシュボーン式のフロントサスペンションのアッパア
ームとして用いられるサスペンションアーム10のボー
ルジョイント支持部28、50、60に対して本発明を
適用したが、本発明の適用対象はこれに限らず、ダブル
ウイッシュボーン式のフロントサスペンションのロアア
ームに本発明を適用してもよいし、フロントサスペンシ
ョンではなくリヤサスペンションのサスペンションアー
ムに適用してもよい。さらに、種々のサスペンション形
式で用いられるサスペンションアームに本発明は適用可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るボールジョイント支持構造は、各々開断面形状
となるようにプレス成形された複数の部材を相互に接合
することで、サスペンションアームの所定部位に設けら
れた略円筒状の支持部を閉断面又は略閉断面に構成する
と共に、当該ボールジョイントのソケットに入力される
揺動方向荷重を前記複数の部材に支持させたので、ボー
ルジョイントのソケットに入力される揺動方向荷重を複
数の部材に分散させてこれを支持させることができ、こ
れにより板厚増加等の不利を招くことなく、ソケットに
揺動方向荷重が入力された場合にも確実にこれを支持す
ることができるという優れた効果を有する。
明に係るボールジョイント支持構造は、各々開断面形状
となるようにプレス成形された複数の部材を相互に接合
することで、サスペンションアームの所定部位に設けら
れた略円筒状の支持部を閉断面又は略閉断面に構成する
と共に、当該ボールジョイントのソケットに入力される
揺動方向荷重を前記複数の部材に支持させたので、ボー
ルジョイントのソケットに入力される揺動方向荷重を複
数の部材に分散させてこれを支持させることができ、こ
れにより板厚増加等の不利を招くことなく、ソケットに
揺動方向荷重が入力された場合にも確実にこれを支持す
ることができるという優れた効果を有する。
【図1】本実施形態に係るボールジョイント支持部の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示されるボールジョイント支持部を備え
たサスペンションアームの斜視図である。
たサスペンションアームの斜視図である。
【図3】別の実施形態に係るボールジョイント支持部の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】更に別の実施形態に係るボールジョイント支持
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図5】従来例に係るボールジョイント支持部の縦断面
図である。
図である。
10 サスペンションアーム 12 ボールジョイント 28 ボールジョイント支持部 32 ソケット 46 バーリング部(複数の部材の一つ) 48 バーリング部(複数の部材の他の一つ) 50 ボールジョイント支持部 52A 内周端部(複数の部材の他の一つ) 60 ボールジョイント支持部
Claims (1)
- 【請求項1】 サスペンションアームの所定部位に設け
られた略円筒状の支持部にボールジョイントのソケット
を圧入させることにより当該ボールジョイントを当該支
持部に支持させるボールジョイント支持構造であって、 各々開断面形状となるようにプレス成形された複数の部
材を相互に接合することで、前記支持部を閉断面又は略
閉断面に構成すると共に、 当該ボールジョイントのソケットに入力される揺動方向
荷重を前記複数の部材に支持させた、 ことを特徴とするボールジョイント支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8189701A JPH1037945A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | ボールジョイント支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8189701A JPH1037945A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | ボールジョイント支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037945A true JPH1037945A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16245754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8189701A Pending JPH1037945A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | ボールジョイント支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037945A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100423315B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량 현가장치의 볼조인트구조 |
| WO2007095983A1 (en) * | 2006-02-22 | 2007-08-30 | Trw Automotive Gmbh | Assembly comprising a carrier part and a ball joint housing |
| KR100837574B1 (ko) * | 2007-06-27 | 2008-06-12 | 주식회사 센트랄 | 볼 조인트의 하우징 코킹구조 |
| KR100846054B1 (ko) * | 2007-06-14 | 2008-07-11 | 위아 주식회사 | 하중분산 구조의 로워암 어셈블리 |
| JP2016101860A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | ダイハツ工業株式会社 | 車両のサスペンション |
| JP2020183163A (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社ワイテック | 車両用サスペンションアーム |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8189701A patent/JPH1037945A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100423315B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량 현가장치의 볼조인트구조 |
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| US8256980B2 (en) | 2006-02-22 | 2012-09-04 | Trw Automotive Gmbh | Assembly comprising a carrier part and a ball joint housing |
| KR100846054B1 (ko) * | 2007-06-14 | 2008-07-11 | 위아 주식회사 | 하중분산 구조의 로워암 어셈블리 |
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| JP2020183163A (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社ワイテック | 車両用サスペンションアーム |
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