JPH1037977A - 伝動装置の連回り防止装置 - Google Patents
伝動装置の連回り防止装置Info
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- JPH1037977A JPH1037977A JP8195844A JP19584496A JPH1037977A JP H1037977 A JPH1037977 A JP H1037977A JP 8195844 A JP8195844 A JP 8195844A JP 19584496 A JP19584496 A JP 19584496A JP H1037977 A JPH1037977 A JP H1037977A
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- drive
- shift sleeve
- drive shaft
- driven
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0643—Synchro friction clutches with flat plates, discs or lamellae
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連れ回り防止と油温上昇防止の両機能を備え
ながらも構造簡単で確実に作動する連回り防止装置を提
供する。 【解決手段】 同期手段Fを、シフトスリーブ26とシ
ンクロリング19と駆動クラッチボディー18のギヤ部
18aとを備えたシンクロメッシュ式に構成し、PTO
クラッチの入り操作時には、同期手段Fの作動完了後に
クラッチ接続作動が行われるように作動順序を付けるク
ラッチ制御手段Gを備え、このクラッチ制御手段Gは、
従動側クラッチボディー21のクラッチピストン24の
移動に連動してシフトスリーブ26をシフト移動させる
連動機構27と、シフトスリーブ26がギヤ部18aに
咬合した後に駆動側及び従動側のクラッチデイスク2
0,222どうしが接触し始めるべく、クラッチピスト
ン側部材22とクラッチディスク側部材20との間に設
けられた間隙とで構成される。
ながらも構造簡単で確実に作動する連回り防止装置を提
供する。 【解決手段】 同期手段Fを、シフトスリーブ26とシ
ンクロリング19と駆動クラッチボディー18のギヤ部
18aとを備えたシンクロメッシュ式に構成し、PTO
クラッチの入り操作時には、同期手段Fの作動完了後に
クラッチ接続作動が行われるように作動順序を付けるク
ラッチ制御手段Gを備え、このクラッチ制御手段Gは、
従動側クラッチボディー21のクラッチピストン24の
移動に連動してシフトスリーブ26をシフト移動させる
連動機構27と、シフトスリーブ26がギヤ部18aに
咬合した後に駆動側及び従動側のクラッチデイスク2
0,222どうしが接触し始めるべく、クラッチピスト
ン側部材22とクラッチディスク側部材20との間に設
けられた間隙とで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式クラッチの連
回りを有効に阻止させる技術に関するものである。トラ
クタやコンバインといった重負荷伝動部分に採用された
湿式クラッチ等に好適な技術である。
回りを有効に阻止させる技術に関するものである。トラ
クタやコンバインといった重負荷伝動部分に採用された
湿式クラッチ等に好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】湿式多板クラッチの特性として、クラッ
チを切っても、尚従動側の軸が回る連れ回り現象の生じ
易い傾向があり、特にエンジン起動直後といった作動油
が低温のときには顕著になるので、例えば、トラクタで
はPTOクラッチを切ってもPTO軸がクラッチ入りと
同じ様に回ってしまう不都合がある。そのため、クラッ
チ切りに伴って従動側のクラッチボディーに制動作用し
て強制的に回転停止させる連れ回り防止ブレーキを装備
したものがあった。
チを切っても、尚従動側の軸が回る連れ回り現象の生じ
易い傾向があり、特にエンジン起動直後といった作動油
が低温のときには顕著になるので、例えば、トラクタで
はPTOクラッチを切ってもPTO軸がクラッチ入りと
同じ様に回ってしまう不都合がある。そのため、クラッ
チ切りに伴って従動側のクラッチボディーに制動作用し
て強制的に回転停止させる連れ回り防止ブレーキを装備
したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】連れ回り防止ブレーキ
を装備したものでは、確かに、従動側の連れ回りは解消
されたのであるが、連れ回りさせようとするべく作動油
の粘性抵抗自体は作用するから、多数組対向配置される
クラッチディスクと摩擦プレート間での作動油の摩擦損
失によって作動油の温度が上昇し、ミッションの伝動効
率に悪影響を及ぼすおそれがあった。
を装備したものでは、確かに、従動側の連れ回りは解消
されたのであるが、連れ回りさせようとするべく作動油
の粘性抵抗自体は作用するから、多数組対向配置される
クラッチディスクと摩擦プレート間での作動油の摩擦損
失によって作動油の温度が上昇し、ミッションの伝動効
率に悪影響を及ぼすおそれがあった。
【0004】そこで、図5に示すように、駆動側クラッ
チボディーを備えた駆動軸34に入力ギヤ35を相対回
転自在に外嵌し、この入力ギヤ35と駆動軸34とに亘
ってシンクロメッシュ式の同期手段Fを設け、湿式クラ
ッチ7の入り操作時には、その同期手段Fの作動完了後
に湿式クラッチ7の入り作動が開始されるように油圧連
係操作構造で作動順序を付けるものが考えられた。つま
り、同期手段Fの作動解除による動力断絶作用によって
湿式多板クラッチ7部分での回転自体を無くせるので、
駆動側と従動側との各クラッチディスクどうしの相対回
転による作動油の不要な温度上昇が生じないようになる
とともに、最終的な動力接続は湿式多板クラッチ7で行
われるので、重負荷による高トルク断続にも十分に耐え
れるという利点がある。
チボディーを備えた駆動軸34に入力ギヤ35を相対回
転自在に外嵌し、この入力ギヤ35と駆動軸34とに亘
ってシンクロメッシュ式の同期手段Fを設け、湿式クラ
ッチ7の入り操作時には、その同期手段Fの作動完了後
に湿式クラッチ7の入り作動が開始されるように油圧連
係操作構造で作動順序を付けるものが考えられた。つま
り、同期手段Fの作動解除による動力断絶作用によって
湿式多板クラッチ7部分での回転自体を無くせるので、
駆動側と従動側との各クラッチディスクどうしの相対回
転による作動油の不要な温度上昇が生じないようになる
とともに、最終的な動力接続は湿式多板クラッチ7で行
われるので、重負荷による高トルク断続にも十分に耐え
れるという利点がある。
【0005】そして、その技術を発展させたものとし
て、特開平7‐119760号公報に示されたものが想
起された。これは、同期手段を湿式多板クラッチに内装
してあり、連れ回り防止、及び油温上昇防止の両機能は
そのままにしながら、装置全体としてのコンパクト化が
図られている。しかしながら、この手段では、クラッチ
ピストンに先立って突出移動させる操作ロッドの複数を
クラッチボディーに摺動自在に内装させること、及びそ
の操作ロッドのリターンバネとシフトスリーブのリター
ンバネとが必要であり、構造が複雑化するとともに部品
点数も多く、又、円滑に作動させるには高い加工及び寸
法精度が要求されるものでもあるため、さらなる改善の
余地があった。本発明の目的は、連れ回り防止と油温上
昇防止の両機能を備えながらも構造簡単で確実に作動す
る連回り防止装置を提供する点にある。
て、特開平7‐119760号公報に示されたものが想
起された。これは、同期手段を湿式多板クラッチに内装
してあり、連れ回り防止、及び油温上昇防止の両機能は
そのままにしながら、装置全体としてのコンパクト化が
図られている。しかしながら、この手段では、クラッチ
ピストンに先立って突出移動させる操作ロッドの複数を
クラッチボディーに摺動自在に内装させること、及びそ
の操作ロッドのリターンバネとシフトスリーブのリター
ンバネとが必要であり、構造が複雑化するとともに部品
点数も多く、又、円滑に作動させるには高い加工及び寸
法精度が要求されるものでもあるため、さらなる改善の
余地があった。本発明の目的は、連れ回り防止と油温上
昇防止の両機能を備えながらも構造簡単で確実に作動す
る連回り防止装置を提供する点にある。
【0006】
〔構成〕上記目的達成のために本発明は、駆動軸と従動
軸とに亘って湿式多板クラッチを介装するに、駆動側ク
ラッチボディーを相対回転自在に駆動軸に外嵌し、その
駆動側クラッチボディーと駆動軸との同期回転体を介し
ての摩擦連動により、これら駆動側クラッチボディーと
駆動軸との回転速度差を少なくしてから伝動させる同期
手段を設けてある伝動装置の連回り防止装置において、
同期手段を、駆動軸と一体回転するシフトスリーブと、
クラッチボディーのギヤ部と、同期回転体とを備え、シ
フトスリーブがそのシフト移動によって同期回転体に咬
合してからギヤ部に咬合する同期作動が行われる状態に
構成し、湿式多板クラッチの入り操作時には、同期手段
の作動開始後に湿式多板クラッチの入り作動が行われる
ように作動順序を付けるクラッチ制御手段を備えるとと
もに、このクラッチ制御手段は、従動側クラッチボディ
ーに装備されるクラッチピストンの軸方向移動に連動し
てシフトスリーブをシフト移動させる連動機構と、シフ
トスリーブがギヤ部に咬合した後に駆動側及び従動側の
クラッチデイスクどうしが接触し始めるべく、クラッチ
ピストン側部材とクラッチディスク側部材との間に設け
られた間隙とで構成されていることを特徴とする。
軸とに亘って湿式多板クラッチを介装するに、駆動側ク
ラッチボディーを相対回転自在に駆動軸に外嵌し、その
駆動側クラッチボディーと駆動軸との同期回転体を介し
ての摩擦連動により、これら駆動側クラッチボディーと
駆動軸との回転速度差を少なくしてから伝動させる同期
手段を設けてある伝動装置の連回り防止装置において、
同期手段を、駆動軸と一体回転するシフトスリーブと、
クラッチボディーのギヤ部と、同期回転体とを備え、シ
フトスリーブがそのシフト移動によって同期回転体に咬
合してからギヤ部に咬合する同期作動が行われる状態に
構成し、湿式多板クラッチの入り操作時には、同期手段
の作動開始後に湿式多板クラッチの入り作動が行われる
ように作動順序を付けるクラッチ制御手段を備えるとと
もに、このクラッチ制御手段は、従動側クラッチボディ
ーに装備されるクラッチピストンの軸方向移動に連動し
てシフトスリーブをシフト移動させる連動機構と、シフ
トスリーブがギヤ部に咬合した後に駆動側及び従動側の
クラッチデイスクどうしが接触し始めるべく、クラッチ
ピストン側部材とクラッチディスク側部材との間に設け
られた間隙とで構成されていることを特徴とする。
【0007】〔作用〕請求項1の構成による作用を、図
2〜図4を参照して説明すれば、クラッチを入り操作す
るべく圧油を供給すると、クラッチピストン24が、こ
れにシフター27で連動連結されたシフトスリーブ26
と共に駆動軸15側に移動し始め、シフトスリーブ26
がシンクロリング19に係合して先ずこのシンクロリン
グ19を同期させる。そして、シンクロリング19の押
し付けによるテーパー面18bとの摩擦伝動によって駆
動側クラッチボディー18が駆動軸15と同じ回転速度
になった後にシフトスリーブ26がギヤ部18aに咬合
して同期作動が完了するが、その同期完了までの間はク
ラッチピストン24端面に付勢接当されるアウタークラ
ッチディスク22が最も従動軸17側のインナークラッ
チディスク20に接触しないように、これら両者の間に
間隙が設けてある(図3参照)。従って、同期作動が完
了して駆動側クラッチボディー18が駆動軸15と同じ
回転速度になった後にクラッチが入り作動するのであ
り、クラッチショックがほぼ完全に解消されるようにな
る。
2〜図4を参照して説明すれば、クラッチを入り操作す
るべく圧油を供給すると、クラッチピストン24が、こ
れにシフター27で連動連結されたシフトスリーブ26
と共に駆動軸15側に移動し始め、シフトスリーブ26
がシンクロリング19に係合して先ずこのシンクロリン
グ19を同期させる。そして、シンクロリング19の押
し付けによるテーパー面18bとの摩擦伝動によって駆
動側クラッチボディー18が駆動軸15と同じ回転速度
になった後にシフトスリーブ26がギヤ部18aに咬合
して同期作動が完了するが、その同期完了までの間はク
ラッチピストン24端面に付勢接当されるアウタークラ
ッチディスク22が最も従動軸17側のインナークラッ
チディスク20に接触しないように、これら両者の間に
間隙が設けてある(図3参照)。従って、同期作動が完
了して駆動側クラッチボディー18が駆動軸15と同じ
回転速度になった後にクラッチが入り作動するのであ
り、クラッチショックがほぼ完全に解消されるようにな
る。
【0008】クラッチ切り操作するべく圧油を抜くと、
リターンバネ29によって端のアウタークラッチディス
ク22を介してクラッチピストン24が押し戻され、先
ず、端どうしのアウタークラッチディスク22とインナ
ークラッチディスク20との接触が解除されてクラッチ
切りになり、それからシフトスリーブ26がギヤ部18
a、シンクロリング19からこの順で離れ、クラッチピ
ストン24が戻り切った状態では駆動側クラッチボディ
ー18と駆動軸15との伝動が断たれており、駆動側ク
ラッチボディー18の回転は停止する。従って、駆動側
クラッチボディー18のインナークラッチディスク20
と従動側クラッチボディー21のアウタークラッチディ
スク22とは共に止まっており、作動油の掻き回し作用
がなく、連れ回りトルク自体が発生しないのである。
リターンバネ29によって端のアウタークラッチディス
ク22を介してクラッチピストン24が押し戻され、先
ず、端どうしのアウタークラッチディスク22とインナ
ークラッチディスク20との接触が解除されてクラッチ
切りになり、それからシフトスリーブ26がギヤ部18
a、シンクロリング19からこの順で離れ、クラッチピ
ストン24が戻り切った状態では駆動側クラッチボディ
ー18と駆動軸15との伝動が断たれており、駆動側ク
ラッチボディー18の回転は停止する。従って、駆動側
クラッチボディー18のインナークラッチディスク20
と従動側クラッチボディー21のアウタークラッチディ
スク22とは共に止まっており、作動油の掻き回し作用
がなく、連れ回りトルク自体が発生しないのである。
【0009】つまり、クラッチピストン24のシフトス
トローク前半部で同期手段Fを、かつ、ストローク後半
部でクラッチ作動を行わせるようにしたので、従来のよ
うに、複数の操作ロッドをクラッチピストンに摺動自在
に内装する構成や、操作ロッド及びシフトスリーブに作
用する各別のリターンバネも不要になるのである。
トローク前半部で同期手段Fを、かつ、ストローク後半
部でクラッチ作動を行わせるようにしたので、従来のよ
うに、複数の操作ロッドをクラッチピストンに摺動自在
に内装する構成や、操作ロッド及びシフトスリーブに作
用する各別のリターンバネも不要になるのである。
【0010】〔効果〕その結果、連れ回り防止と油温上
昇防止の両機能を現出する同期手段を、その操作構造を
簡単化してクラッチに内装できたので、機能はそのまま
にしながら構造の簡素化と部品点数削減が図れる合理的
な連れ回り防止装置を提供できた。
昇防止の両機能を現出する同期手段を、その操作構造を
簡単化してクラッチに内装できたので、機能はそのまま
にしながら構造の簡素化と部品点数削減が図れる合理的
な連れ回り防止装置を提供できた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
トラクタの伝動系に配備された湿式多板クラッチの場合
について図面に基づいて説明する。図1にトラクタの伝
動系が示され、1はエンジン、2は主クラッチ、3は変
速用(走行用)の油圧クラッチ、4は後輪、4aは後輪
用デフ機構、5は前輪、5aは前輪用デフ機構、6はP
TO変速機構、7はPTO用の油圧クラッチ、8はPT
O軸、Aは走行用の主変速機構、Bは走行用の第1副変
速機構、Cは前後進切換機構、Dは走行用の第2副変速
機構である。尚、一対のサイドブレーキ33,33を同
時操作可能な駐車ブレーキレバー23を備え、サイドブ
レーキ33,33で駐車ブレーキEを兼ねる構造として
ある。
トラクタの伝動系に配備された湿式多板クラッチの場合
について図面に基づいて説明する。図1にトラクタの伝
動系が示され、1はエンジン、2は主クラッチ、3は変
速用(走行用)の油圧クラッチ、4は後輪、4aは後輪
用デフ機構、5は前輪、5aは前輪用デフ機構、6はP
TO変速機構、7はPTO用の油圧クラッチ、8はPT
O軸、Aは走行用の主変速機構、Bは走行用の第1副変
速機構、Cは前後進切換機構、Dは走行用の第2副変速
機構である。尚、一対のサイドブレーキ33,33を同
時操作可能な駐車ブレーキレバー23を備え、サイドブ
レーキ33,33で駐車ブレーキEを兼ねる構造として
ある。
【0012】主変速機構Aは、2組のシフトギヤ9,1
0を備えたシンクロメッシュ形式に構成されて4段変速
が可能である。そして、高低2段の第1、第2副変速機
構B,D及び前後進切換機構Cも同様に、1個のシフト
ギヤ30,31,32を備えたシンクロメッシュ形式に
構成されている。主変速機構Aには、2組のシフトギヤ
9,10をスライド操作する油圧変速シリンダ11,1
2が、そして、第1、第2副変速機構B,Dには、各シ
フトギヤ30,32をスライド操作する油圧変速シリン
ダ13,14が夫々備えられている。前後進切換機構C
については、手動のシャトルレバー16で切換え操作す
るようにしてある。
0を備えたシンクロメッシュ形式に構成されて4段変速
が可能である。そして、高低2段の第1、第2副変速機
構B,D及び前後進切換機構Cも同様に、1個のシフト
ギヤ30,31,32を備えたシンクロメッシュ形式に
構成されている。主変速機構Aには、2組のシフトギヤ
9,10をスライド操作する油圧変速シリンダ11,1
2が、そして、第1、第2副変速機構B,Dには、各シ
フトギヤ30,32をスライド操作する油圧変速シリン
ダ13,14が夫々備えられている。前後進切換機構C
については、手動のシャトルレバー16で切換え操作す
るようにしてある。
【0013】次に、PTOクラッチ7の構造について説
明する。図2に示すように、湿式多板式のPTOクラッ
チ7は、PTO変速機構6の出力軸である駆動軸15と
PTO軸8の前端である従動軸17とに亘って構成され
ている。すなわち、駆動軸15にベアリング外嵌された
駆動側クラッチボディー18に複数のインナークラッチ
ディスク20を、かつ、従動軸17にスプライン外嵌さ
れた従動側クラッチボディー21に複数のアウタークラ
ッチディスク22を夫々軸方向にスライド可能で一体回
転する状態に支持するとともに、従動側クラッチボディ
ー21にクラッチピストン24が装備されている。最も
従動軸17側のアウタークラッチディスク22は、戻し
バネ29を受けるための複数の突出部22aが形成され
ている。
明する。図2に示すように、湿式多板式のPTOクラッ
チ7は、PTO変速機構6の出力軸である駆動軸15と
PTO軸8の前端である従動軸17とに亘って構成され
ている。すなわち、駆動軸15にベアリング外嵌された
駆動側クラッチボディー18に複数のインナークラッチ
ディスク20を、かつ、従動軸17にスプライン外嵌さ
れた従動側クラッチボディー21に複数のアウタークラ
ッチディスク22を夫々軸方向にスライド可能で一体回
転する状態に支持するとともに、従動側クラッチボディ
ー21にクラッチピストン24が装備されている。最も
従動軸17側のアウタークラッチディスク22は、戻し
バネ29を受けるための複数の突出部22aが形成され
ている。
【0014】一方、駆動軸15先端にはクラッチハブ2
5がスプライン外嵌され、このクラッチハブ25にシフ
トスリーブ26が軸方向にスライド自在にギヤ咬合外嵌
されるとともに、そのシフトスリーブ26をシフト操作
するためのリング状のシフター(連動機構の一例)27
を、スナップリング28を介してクラッチピストン24
に連動連結してある。又、駆動側クラッチボディー18
の従動軸側端部には、シフトスリーブ26と咬合可能な
ギヤ部18aと、シンクロリング19を外嵌支承するた
めのテーパー面18bとが形成されている。
5がスプライン外嵌され、このクラッチハブ25にシフ
トスリーブ26が軸方向にスライド自在にギヤ咬合外嵌
されるとともに、そのシフトスリーブ26をシフト操作
するためのリング状のシフター(連動機構の一例)27
を、スナップリング28を介してクラッチピストン24
に連動連結してある。又、駆動側クラッチボディー18
の従動軸側端部には、シフトスリーブ26と咬合可能な
ギヤ部18aと、シンクロリング19を外嵌支承するた
めのテーパー面18bとが形成されている。
【0015】図2に示す状態は、PTOクラッチ7が切
りの状態であり、シフトスリーブ26はクラッチハブ2
5のみに外嵌されている。又、図4に示す状態は、PT
Oクラッチ7が入りの状態であり、シフトスリーブ26
が駆動側クラッチボディー18のギヤ部18aに咬合
し、かつ、クラッチピストン24によってインナー及び
アウタークラッチディスク20,22が押圧接触されて
いる。そして、クラッチ切り状態では、戻しバネ29に
よって従動軸側端のアウタークラッチディスク22がク
ラッチピストン24の端面に接当しているが、そのアウ
タークラッチディスク22と端のインナークラッチディ
スク21との軸方向間隔は、シフトスリーブ26のスラ
イド移動量以上となるように構成されている。
りの状態であり、シフトスリーブ26はクラッチハブ2
5のみに外嵌されている。又、図4に示す状態は、PT
Oクラッチ7が入りの状態であり、シフトスリーブ26
が駆動側クラッチボディー18のギヤ部18aに咬合
し、かつ、クラッチピストン24によってインナー及び
アウタークラッチディスク20,22が押圧接触されて
いる。そして、クラッチ切り状態では、戻しバネ29に
よって従動軸側端のアウタークラッチディスク22がク
ラッチピストン24の端面に接当しているが、そのアウ
タークラッチディスク22と端のインナークラッチディ
スク21との軸方向間隔は、シフトスリーブ26のスラ
イド移動量以上となるように構成されている。
【0016】つまり、相対回転自在に駆動軸15に外嵌
される駆動側クラッチボディー18と、駆動軸15との
シンクロリング(同期回転体に相当)19を介しての摩
擦連動により、これら駆動側クラッチボディー18と駆
動軸15との回転速度差を少なくしてから伝動させる同
期手段Fが構成されているのである。そして、同期手段
Fを、駆動軸15と一体回転するシフトスリーブ26
と、駆動側クラッチボディー18のギヤ部18aと、シ
ンクロリング19とを備え、シフトスリーブ26がその
シフト移動によってシンクロリング19に咬合してから
ギヤ部18aに咬合する同期作動が行われる状態に構成
し、PTOクラッチ7の入り操作時には、同期手段Fの
作動開始後にPTOクラッチ7の入り作動が行われるよ
うに作動順序を付けるクラッチ制御手段Gを備えてあ
る。
される駆動側クラッチボディー18と、駆動軸15との
シンクロリング(同期回転体に相当)19を介しての摩
擦連動により、これら駆動側クラッチボディー18と駆
動軸15との回転速度差を少なくしてから伝動させる同
期手段Fが構成されているのである。そして、同期手段
Fを、駆動軸15と一体回転するシフトスリーブ26
と、駆動側クラッチボディー18のギヤ部18aと、シ
ンクロリング19とを備え、シフトスリーブ26がその
シフト移動によってシンクロリング19に咬合してから
ギヤ部18aに咬合する同期作動が行われる状態に構成
し、PTOクラッチ7の入り操作時には、同期手段Fの
作動開始後にPTOクラッチ7の入り作動が行われるよ
うに作動順序を付けるクラッチ制御手段Gを備えてあ
る。
【0017】このクラッチ制御手段Gは、従動側クラッ
チボディー21に装備されるクラッチピストン24の軸
方向移動に連動してシフトスリーブ26をシフト移動さ
せるシフター27と、シフトスリーブ27がギヤ部18
aに咬合した後にインナー及びアウターの両ディスク2
0,22どうしの押圧接触が始まるように、クラッチ切
り時における最従動軸側のインナー及びアウターの両デ
ィスク20,22の間隙を設定したことで構成されてい
る。尚、クラッチの入り操作及び切り操作における作動
状況は、「作用」の項で説明した通りである。
チボディー21に装備されるクラッチピストン24の軸
方向移動に連動してシフトスリーブ26をシフト移動さ
せるシフター27と、シフトスリーブ27がギヤ部18
aに咬合した後にインナー及びアウターの両ディスク2
0,22どうしの押圧接触が始まるように、クラッチ切
り時における最従動軸側のインナー及びアウターの両デ
ィスク20,22の間隙を設定したことで構成されてい
る。尚、クラッチの入り操作及び切り操作における作動
状況は、「作用」の項で説明した通りである。
【0018】〔別実施形態〕特許請求の範囲における
「前記クラッチピストン側部材と前記クラッチディスク
側部材との間に設けられた間隙」とは、前述した端のア
ウタークラッチディスク22と端のインナークラッチデ
ィスク20との間隙の他、クラッチピストン24を直接
戻し付勢することによって、そのクラッチピストン24
の端面と端のアウタークラッチディスク22との間隙も
考えられる。
「前記クラッチピストン側部材と前記クラッチディスク
側部材との間に設けられた間隙」とは、前述した端のア
ウタークラッチディスク22と端のインナークラッチデ
ィスク20との間隙の他、クラッチピストン24を直接
戻し付勢することによって、そのクラッチピストン24
の端面と端のアウタークラッチディスク22との間隙も
考えられる。
【0019】又、連動機構27は、ロッドやリンクでも
良い。
良い。
【図1】トラクタの伝動系を示す線図
【図2】PTOクラッチの構造を示す側面図
【図3】同期作動完了間際におけるPTOクラッチの状
態を示す作用図
態を示す作用図
【図4】PTOクラッチの入り状態を示す側面図
【図5】同期手段の比較例を示す線図
7 湿式多板クラッチ 15 駆動軸 17 従動軸 18 駆動側クラッチボディー 18a ギヤ部 19 同期回転体 20 クラッチデイスク、クラッチディスク側部材 21 従動側クラッチボディー 22 クラッチピストン側部材 24 クラッチピストン 26 シフトスリーブ 27 連動機構 F 同期手段 G クラッチ制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸と従動軸とに亘って湿式多板クラ
ッチを介装するに、駆動側クラッチボディーを相対回転
自在に前記駆動軸に外嵌し、その駆動側クラッチボディ
ーと前記駆動軸との同期回転体を介しての摩擦連動によ
り、これら駆動側クラッチボディーと駆動軸との回転速
度差を少なくしてから伝動させる同期手段を設けてある
伝動装置の連回り防止装置であって、 前記同期手段を、前記駆動軸と一体回転するシフトスリ
ーブと、前記クラッチボディーのギヤ部と、同期回転体
とを備え、前記シフトスリーブがそのシフト移動によっ
て前記同期回転体に咬合してから前記ギヤ部に咬合する
同期作動が行われる状態に構成し、 前記湿式多板クラッチの入り操作時には、前記同期手段
の作動開始後に前記湿式多板クラッチの入り作動が行わ
れるように作動順序を付けるクラッチ制御手段を備える
とともに、 このクラッチ制御手段は、従動側クラッチボディーに装
備されるクラッチピストンの軸方向移動に連動して前記
シフトスリーブをシフト移動させる連動機構と、前記シ
フトスリーブが前記ギヤ部に咬合した後に駆動側及び従
動側のクラッチデイスクどうしが接触し始めるべく、前
記クラッチピストン側部材と前記クラッチディスク側部
材との間に設けられた間隙とで構成されている伝動装置
の連回り防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195844A JPH1037977A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 伝動装置の連回り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195844A JPH1037977A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 伝動装置の連回り防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037977A true JPH1037977A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16347958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195844A Pending JPH1037977A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 伝動装置の連回り防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037977A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009513891A (ja) * | 2003-07-11 | 2009-04-02 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 油圧操作式シフト要素を有するオートマチックトランスミッション |
| WO2012100927A1 (de) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | Erlach Josef Martin | Schwerlast-schaltkupplung |
| CN103597233A (zh) * | 2011-04-13 | 2014-02-19 | 谢夫勒科技股份两合公司 | 带有离合器装置的换挡装置 |
| WO2014091770A1 (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Gkn ドライブライン ジャパン株式会社 | 断続装置及びこの断続装置を用いた動力伝達装置 |
| JP2017020654A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ヘルビガー・アントリーブシュテクニク・ホールディング・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングHOERBIGER Antriebstechnik Holding GmbH | 自動車変速機用シフト装置 |
| CN113994117A (zh) * | 2019-08-26 | 2022-01-28 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 轴向力执行器 |
| KR20220094365A (ko) * | 2020-12-29 | 2022-07-06 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기용 동력전달장치 |
| KR20220096641A (ko) * | 2020-12-31 | 2022-07-07 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기용 동력전달장치 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP8195844A patent/JPH1037977A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009513891A (ja) * | 2003-07-11 | 2009-04-02 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 油圧操作式シフト要素を有するオートマチックトランスミッション |
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| US9249878B2 (en) | 2011-04-13 | 2016-02-02 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Shifting device comprising a coupling device |
| CN103597233B (zh) * | 2011-04-13 | 2016-03-30 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 带有离合器装置的换挡装置 |
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| CN113994117A (zh) * | 2019-08-26 | 2022-01-28 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 轴向力执行器 |
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| KR20220096641A (ko) * | 2020-12-31 | 2022-07-07 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기용 동력전달장치 |
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