JPH103802A - 携帯式譜面台用照明器具 - Google Patents

携帯式譜面台用照明器具

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JPH103802A
JPH103802A JP8175499A JP17549996A JPH103802A JP H103802 A JPH103802 A JP H103802A JP 8175499 A JP8175499 A JP 8175499A JP 17549996 A JP17549996 A JP 17549996A JP H103802 A JPH103802 A JP H103802A
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JP
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music stand
shaft
portable music
rotation axis
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JP8175499A
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English (en)
Inventor
Sumie Kawai
須美恵 河合
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Individual
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21—LIGHTING
    • F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/08—Devices for easy attachment to any desired place, e.g. clip, clamp, magnet
    • F21V21/088—Clips; Clamps
    • F21V21/0885—Clips; Clamps for portable lighting devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 譜面台の背板または受板に取り付けることに
より、楽譜の譜面上の記載内容を読み取り可能に照らす
携帯式譜面台用照明器具を提供する。 【解決手段】 側方より光を照射する第一開口部12a
を備えた照明手段10と、前記照明手段10の長手方向
を向く第一回動軸11bを軸に一端に回動可能に軸止さ
れた第一結合部材11と、平面部22jを有する基台2
2を備え、平面部22jに略平行で基台22の長手方向
に略垂直な第四回動軸22hを軸に回動可能に軸止さ
れ、バネ22iにより付勢され、平面部22jとの間に
所定の付勢力により挟持できる挟着部を構成する挟着部
材23を備えた挟着手段20と、平面部22jに垂直な
第二回動軸21dを軸に基台22に回動可能に軸止さ
れ、第二回動軸21d及び第一回動軸11bの両方に垂
直な第三回動軸11dを軸に第一結合部材11に回動可
能に軸止された第二結合部材21とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯式譜面台用照
明器具に関するものであり、特に、ピアノその他各種楽
器等に使用する譜面台の背板または受板に取り付け、譜
面を照明する携帯式譜面台用照明器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽譜用の照明機具は特に存在
せず、通常の室内に設置された照明器具の明りをたより
に、演奏者は正面に置かれた譜面台上の楽譜に目を通
し、楽譜に記載された内容に従って、ピアノ、チェロ、
バイオリン等の各種楽器を演奏している。また、演奏会
は、比較的暗い照明環境の中で行われ、演奏会の会場に
は楽譜を見やすくするために、スポットライトがついて
いることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、室内に設置された照明器具だけでは、楽譜の譜面上
に充分な照度が得られないために、演奏者の目を大変疲
れさせていた。
【0004】また、演奏会は、比較的暗い照明環境の中
で行われるため、楽譜に記載してある内容は大変見づら
く、多人数の演奏者による演奏会ではスポットライトの
数が充分ではなかった。たとえ、スポットライトで楽譜
を照明できたとしても、楽譜照明用のスポットライトは
通常周囲の雰囲気をこわさないように照度を落としてあ
るため楽譜を容易に読み取るのに充分な明るさを確保す
ることができなかった。
【0005】そこで、本発明は、通常の練習や演奏会に
おいて、楽譜を使用する場合に、楽譜を設置する譜面台
の背板または受板に容易に取り付けることができ、楽譜
の譜面上を照らし、譜面上に記載してある内容を容易に
読み取ることを可能にする携帯式譜面台用照明器具の提
供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
携帯式譜面台用照明器具は、照明方向をあらゆる方向に
移動可能な照明手段と、前記照明手段に取り付けられ、
ピアノの譜面台等の板状の物に挟着できるとともにピア
ノの譜面台等の板状の物に前記照明手段を支持可能な挟
着手段とを備えたものである。
【0007】ここで、挟着手段には、洗濯バサミのよう
にバネを利用したものがあるが、万力のように捩子部材
に螺合された2つの挟着部材間で挟着するものでもよ
い。また、照明手段には、豆電球、発光ダイオード、ネ
オン等電気を利用したものがあるが、その他に、化学エ
ネルギーを利用した各種発光物質を使用してもよい。さ
らに、電気エネルギーを利用する場合の電源には、通常
の使い捨ての乾電池でもよいが、充電式の電池でもよ
く、交流電源からケーブルを通じて引き込んでもよい。
【0008】したがって、請求項1の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、楽譜を設置する譜面台の背板ま
たは受板に容易に挟着でき、楽譜の譜面上を照明するこ
とができる。
【0009】請求項2の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、長手方向側方より光を照射する第一開口部を
備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してある内
容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可能な
照明手段と、前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸
を軸に照明手段の長手方向一端に回動可能に軸止された
第一結合部材と、少なくとも片面において長手方向一端
より少なくとも略中央付近までが略平面をなす平面部を
有する略板状の基台を備え、基台の平面部を有する側に
おいて平面部に略平行で基台の長手方向に略垂直な第四
回動軸を軸に回動可能に軸止され、バネ等の付勢部材に
より一回転方向へ付勢され基台の平面部との間に所定の
押圧力により挟着できる挟着部を構成する挟着部材を備
えた挟着手段と、前記基台の平面部に垂直な第二回動軸
を軸に基台に回動可能に軸止され、基台の平面部と反対
側の面へと突出し、第二回動軸及び第一回動軸の両方に
垂直な第三回動軸を軸に第一結合部材に回動可能に軸止
された第二結合部材とを備えたものである。
【0010】ここで、挟着部材を付勢する付勢部材に
は、一部をコイル状に巻いたバネがあるが、板状のバネ
でもよい。また、照明手段には、豆電球、発光ダイオー
ド、ネオン等電気を利用したものがあるが、その他に、
化学エネルギーを利用した各種発光物質を使用してもよ
い。さらに、電気エネルギーを利用する場合の電源に
は、通常の使い捨ての乾電池でもよいが、充電式の電池
でもよく、交流電源からケーブルを通じて引き込んでも
よい。
【0011】したがって、請求項2の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、基台の平面側と挟着部材により
構成される挟着手段により、譜面台の背板または受板に
挟着でき、基台の挟着部を構成する面が略平面をなす平
面部であるため、譜面台の背板または受板に挟着する際
に基台の平面部が譜面台の背板または受板に密着する。
また、第一回動軸乃至第三回動軸の各々の軸に軸止され
ている各々の部材間の回動できる方向の違いにより、照
明手段の光が照射される第一開口部は、ほとんど全ての
方向に向きを変えることができる。
【0012】請求項3の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、請求項2の携帯式譜面台用照明器具におい
て、挟着部材が、折り畳み可能であるものである。
【0013】ここで、挟着部材の折り畳み箇所の個数に
は、特に制限はないが、折り畳み時に外部への突出部分
が少なくなりさえすれば、挟着部材の折り畳み箇所の個
数がより少ない方が簡易な構成となり好ましい。
【0014】したがって、請求項3の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、請求項2の携帯式譜面台用照明
器具の作用に加えて、通常、外部への突出部分が大き
く、携帯式譜面台用照明器具全体の大きさを大きくして
しまう挟着部材を折り畳むことができるため、折り畳み
時に、挟着部材の外部への突出部分を小さくすることが
できる。
【0015】請求項4の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、請求項2の携帯式譜面台用照明器具におい
て、挟着部材が、第四回動軸を軸に回動可能に軸止され
バネ等の付勢部材により基台の平面部との間でピアノの
譜面台等の板状の物に挟着できるように付勢された当接
部材と、一端が第四回動軸を軸に回動可能に軸止されバ
ネ等の付勢部材の押圧力の働く方向と反対方向に回動さ
せたときに所定の角度より先への回動については前記当
接部材と一体となって回動する作用部材とを備えたもの
である。
【0016】したがって、請求項4の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、請求項2の携帯式譜面台用照明
器具の作用に加えて、挟着部材は第四回動軸を軸に各々
に独立して回動できる当接部材と作用部材に分割されて
いるので、第四回動軸を軸に2つに折り畳むことがで
き、挟着部材の外部への突出部分を小さくすることがで
きる。
【0017】請求項5の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、長手方向側方より光を照射する第一開口部を
備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してある内
容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可能な
照明手段と、前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸
を軸に照明手段の長手方向一端に回動可能に軸止された
第一結合部材と、少なくとも片面において長手方向一端
より少なくとも略中央付近までが略平面をなす平面部を
有する略板状の基台と、前記基台の平面部を有する側に
おいて、平面部に略平行で前記基台の長手方向に略垂直
な第四回動軸を軸に、一端を回動可能に軸止され、バネ
等の付勢部材により一回転方向へ付勢され、他端と前記
基台の平面部との間に所定の押圧力を有し、他端に第四
回動軸に平行な第五回動軸が軸止された軸部材と、一端
に当接部を有し、他端に作用部を有し、中央より当接部
寄りにおいて前記第五回動軸を軸に前記軸部材の他端に
回動可能に軸止され、第五回動軸を軸に前記付勢部材の
付勢する方向と反対方向に回動させたときに所定角度に
おいて軸部材と一体となって第四回動軸を軸に回動する
とともに、当接部と基台の平面部との間でピアノの譜面
台等の板状の物に挟着でき、ピアノの譜面台等の板状の
物に前記照明手段を支持可能な構成となる挟着部材と、
前記基台の平面部に垂直な第二回動軸を軸に基台に回動
可能に軸止され、基台の平面部と反対側の面へと突出
し、第二回動軸及び第一回動軸の両方に垂直な第三回動
軸を軸に第一結合部材に回動可能に軸止された第二結合
部材とを備えたものである。
【0018】したがって、請求項5の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、略直線部材であり曲がりのほと
んどない部材を挟着部材及び軸部材に使用しても、挟着
部材及び軸部材が一体化するときの軸部材と挟着部材と
の角度を90°乃至120°に決めれば、基台の平面部
と当接部との間でピアノの譜面台等に挟着する際に、当
接部は先端のみが当接するようにできるため、安定した
ピアノの譜面台等への挟着ができるとともに、略直線部
材であり曲がりのほとんどない部材を挟着部材及び軸部
材に使用できるので、挟着部材の当接部を第四回動軸側
に向けて、軸部材を付勢するバネ等の付勢部材の付勢力
に従って基台の平面部に挟着部材の側部を当接させたと
き、挟着部材及び軸部材の外部への突出部分はほとんど
ない。
【0019】請求項6の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、請求項5の携帯式譜面台用照明器具におい
て、挟着部材が、当接部を第四回動軸側に向けて、軸部
材を付勢するバネ等の付勢部材の付勢力に従って基台の
平面部に側部を当接させたとき、作用部が基台の端部よ
り突出し、該端部の突出部分の略中央に第二回動軸に平
行な方向に切り欠かれ、壁等に突出して設けられたハン
ガー、釘等が挿通できるとともに携帯式譜面台用照明器
具全体をハンガー、釘等に支持できる切欠部を有するも
のである。
【0020】したがって、請求項6の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、請求項5の携帯式譜面台用照明
器具の作用に加えて、挟着部材が、壁等に突出して設け
られたハンガー、釘等が挿通できるとともに携帯式譜面
台用照明器具全体をハンガー、釘等に支持できる切欠部
を有するため、壁等に突出して設けられたハンガー、釘
等に吊り支持させておけば、収納に便利であるととも
に、非常用の照明器具としても使用できる。
【0021】請求項7の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、長手方向側方より光を照射する第一開口部を
備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してある内
容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可能な
照明手段と、前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸
を軸に照明手段の長手方向一端に回動可能に軸止された
第一結合部材と、少なくとも片面において長手方向一端
より少なくとも略中央付近までが略平面をなす平面部を
有する略板状の基台と、前記基台の平面部を有する側に
おいて、平面部に略平行で前記基台の長手方向に略垂直
な第四回動軸を軸に、一端を回動可能に軸止され、バネ
等の付勢部材により一回転方向へ付勢され、他端と前記
基台の平面部との間に所定の押圧力を有し、他端に第四
回動軸に平行な第五回動軸が軸止された軸部材と、上方
から見ると略コの字状を呈し、閉じた方の端部に作用部
を、解放側の端部に当接部を形成され、照明手段、基台
及び、軸部材の他端を挟んで第五回動軸に回動可能に軸
止され、軸部材が付勢される方向に回動させると作用部
が照明手段の上面に当接するとともに第五回動軸が挿通
されている部分近傍から当接部までの部分が基台の平面
部に略平行に基台の平面部に当接し、軸部材が付勢され
る方向と反対方向に回動させると所定角度において軸部
材と一体となって第四回動軸を軸に回動するとともに、
当接部と基台の平面部との間でピアノの譜面台等の板状
の物に挟着でき、ピアノの譜面台等の板状の物に前記照
明手段を支持可能な構成となる挟着部材と、前記基台の
平面部に垂直な第二回動軸を軸に基台に回動可能に軸止
され、基台の平面部と反対側の面へと突出し、第二回動
軸及び第一回動軸の両方に垂直な第三回動軸を軸に第一
結合部材に回動可能に軸止された第二結合部材とを備え
ているものである。
【0022】したがって、請求項7の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、挟着部材を軸部材が付勢される
方向に回動させると作用部が照明手段の上面に当接する
とともに第五回動軸が挿通されている部分近傍から当接
部までの部分が基台の平面部に略平行に基台の平面部に
当接するため、挟着部材の外部への突出部分はほとんど
なくなる。また、挟着部材を軸部材が付勢される方向と
反対方向に回動させると所定角度において軸部材と一体
となって第四回動軸を軸に回動するとともに、当接部と
基台の平面部との間でピアノの譜面台等の板状の物に挟
着でき、ピアノの譜面台等の板状の物に前記照明手段を
支持可能な構成となるので、請求項2に記載の携帯式譜
面台用照明器具と同様の作用を奏する。
【0023】請求項8の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、請求項2乃至請求項7のいずれか1つの携帯
式譜面台用照明器具において、挟着部材が、譜面台等に
挟着する際に当接する部分が凸状の曲面を呈している当
接部を備えているものである。
【0024】したがって、請求項8の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、請求項2乃至請求項7のいずれ
か1つの携帯式譜面台用照明器具の作用に加えて、挟着
部材が、譜面台等を挟着する際に当接する部分が凸状の
曲面であるため、挟着する譜面台の背板または受板の厚
さによって、基台及び挟着部材を軸止している第四回動
軸から挟着部材が譜面台の背板または受板に当接する位
置までの距離がほとんど変わらない。
【0025】請求項9の発明にかかる携帯式譜面台用照
明器具は、請求項2乃至請求項8のいずれか1つの携帯
式譜面台用照明器具において、照明手段の光を照射する
第一開口部周囲が基台の板厚の範囲内の高さで突出し、
第一回動軸乃至第三回動軸の各々に軸止されている各々
の部材を回動させ、照明手段の第一開口部を基台側に向
け、照明手段を基台に当接させる場合において、第二回
動軸に平行な方向から見て照明手段の外周及び基台の外
周が略一致するように調節可能で、第二回動軸に平行な
方向から見て照明手段の外周及び基台の外周が略一致す
るように調節したとき、照明手段の突出する部分を介在
できる第五開口部が基台に穿設されており、照明手段の
突出する部分が第五開口部に介在されるものである。こ
こで、照明手段の光を照射する第一開口部周囲を突出さ
せる高さは、基台の板厚の範囲内であればよいが、でき
るだけ高い方がよい。
【0026】したがって、請求項9の発明の携帯式譜面
台用照明器具によれば、請求項2乃至請求項8のいずれ
か1つの携帯式譜面台用照明器具の作用に加えて、照明
手段の光を照射する第一開口部周囲が基台の板厚の範囲
内の高さで突出しているので、この突出した照明手段の
空間を光の発光源である豆電球等を収納する空間の一部
として利用できる。また、照明手段の外周及び基台の外
周が略一致するように調節可能で、このとき、照明手段
の突出した第一開口部周囲は、基台に穿設された第五開
口部内の空間に介在できるので、照明手段の第一開口部
周囲を突出させる前に比べて、収納時における携帯式譜
面台用照明器具自体の外観の形状及び大きさは何ら変わ
るところがない。
【0027】請求項10の発明にかかる携帯式譜面台用
照明器具は、請求項1乃至請求項9のいずれか1つの携
帯式譜面台用照明器具において、照明手段の光を照射す
るエネルギー源が、電池であるものである。
【0028】ここで、電池の種類には、マンガン乾電池
があるが、その他に、アルカリ乾電池、リチウム電池等
でもよい。
【0029】したがって、請求項10の発明の携帯式譜
面台用照明器具によれば、請求項1乃至請求項9のいず
れか1つの携帯式譜面台用照明器具の作用に加えて、照
明手段の光を照射するエネルギー源が、電池であるの
で、交流電源のようにコンセントを探し、コードを接続
する等の面倒が不要である。
【0030】請求項11の発明にかかる携帯式譜面台用
照明器具は、請求項10の携帯式譜面台用照明器具にお
いて、電池が、充放電可能であるものである。
【0031】ここで、充放電可能な電池の種類には、ニ
ッケル・カドミウム乾電池があるが、その他の種類の電
池でもよい。
【0032】したがって、請求項11の発明の携帯式譜
面台用照明器具によれば、請求項10の携帯式譜面台用
照明器具の作用に加えて、電池が充放電可能であるた
め、わざわざ乾電池を購入しに出かけることなく、自宅
で充電するだけで何度も使用できる。
【0033】請求項12の発明にかかる携帯式譜面台用
照明器具は、請求項10または請求項11のいずれかの
携帯式譜面台用照明器具において、電池が、基台に設置
されているものである。
【0034】したがって、請求項12の発明の携帯式譜
面台用照明器具によれば、請求項10または請求項11
のいずれかの携帯式譜面台用照明器具の作用に加えて、
電池が、基台に設置されているため、照明手段には電池
を設置する必要がなく軽量な構成にすることができる。
【0035】請求項13の発明にかかる携帯式譜面台用
照明器具は、請求項10または請求項11のいずれかの
携帯式譜面台用照明器具において、電池が、照明手段に
設置されているものである。
【0036】したがって、請求項13の発明の携帯式譜
面台用照明器具によれば、請求項10または請求項11
のいずれかの携帯式譜面台用照明器具の作用に加えて、
電池が、照明手段に設置されているため、照明手段内部
で、直接、電池を発光媒体である豆電球等に接続でき、
外部配線が一切不要である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態につ
いて説明をする。図1は本発明の第一実施形態である携
帯式譜面台用照明器具を示す側面図、図2の(a)は本
発明の第一実施形態である携帯式譜面台用照明器具を示
す平面図、(b)は裏面図、図3は図2の(a)の携帯
式譜面台用照明器具のA−A断面を示す断面図である。
【0038】図1乃至図3に示すように、本実施形態の
携帯式譜面台用照明器具1は、ピアノの譜面台等の板状
の物に挟着可能な挟着手段20と、前記挟着手段20に
取り付けられ照明方向をあらゆる方向に移動可能な照明
手段10とを備えている。
【0039】挟着手段20は、板状の基台22と、該基
台22と回動可能に軸止された挟着部材23とで略全体
を構成されている。基台22は、厚さが3mm乃至5mm、
幅が30mm乃至40mm、長さが80mm乃至100mmの略
長方形の板材であり、長さ方向一端は、直径が幅に略等
しい円弧状を呈し、長さ方向他端は、長方形の2つの角
部分に半径3mm乃至5mmの円弧状の曲面を形成されてい
る。そして、基台22の長さ方向一端寄りには、長径4
0mm乃至50mm、短径20mm乃至30mmの楕円形をした
第五開口部22aが穿設されており、基台22の長さ方
向他端より一端に向かって20mm乃至40mmの位置に
は、基台22の幅方向両端より、2つの支持部22fが
基台22の下面に垂直に下方へ延設されており、互いに
向かい合っている。支持部22fは、幅6mm乃至10m
m、厚さ2mm乃至4mm、高さ6mm乃至10mmで、先端が
幅に略等しい直径の円弧状を呈している。2つの支持部
22fの略中央には、厚さ方向に、直径2mm乃至4mmの
孔22gが各々に穿設されており、2つの孔22gは連
通している。また、基台22の裏面には、特に、一端よ
り支持部22fが延設されている位置までは平面をなし
た平面部22jが形成されている。
【0040】挟着部材23は、側方から見ると、図3に
示すように、直線状の部材が2箇所にて、各々の位置で
反対方向に略90°乃至120°にて、折れ曲がった形
状を呈しており、下方から見ると、図2の(b)に示す
ように、長手方向の他端から一端方向に向かって支持部
22fを通り過ぎるまでは、略幅が2つの支持部22f
の間に介在できる幅であり、そこから一端までは、基台
22の幅と略等しい幅である。
【0041】そして、挟着部材23の幅が基台22の幅
に略等しい部分は、長手方向に所定幅にて中央部を切り
込まれ、この切り込み部分は一端まで達している。その
ため、挟着部材23を下方から見ると、全体が略Y字状
を呈している。また、側方から見たときに、折れ曲がっ
た部分であり、下方から見たときに、幅の狭い方の部分
である支持部23aには、2つの支持部22fに介在さ
れたとき、2つの支持部22fに穿設された各々の孔2
2gに連通し直径が孔22gに略等しい孔23bが穿設
されており、2つの孔22g及び孔23bには、第四回
動軸22hが連通し、第四回動軸22hを軸に基台22
及び挟着部材23は回動可能に軸止されている。
【0042】このとき、下方から見て、挟着部材23の
基台22と幅が略等しい部分は、側方から見て、折れ曲
がった部分の山方向が基台22から遠ざかる方向を向い
ており、一端近傍が基台22の裏面の平面部22jに当
接している。この挟着部材23の一端近傍には、長手方
向に向かって円弧状に凸をなした当接部23dが形成さ
れている。つまり、当接部23dが基台22の裏面の平
面部22jに当接している。また、挟着部材23の支持
部23aの幅方向中央付近には空洞部23eが形成され
ており、第四回動軸22hは、この空洞部23eにおい
て外部に露出している。この空洞部23eに露出した第
四回動軸22h周囲には中央をコイル状に巻かれたバネ
22iが、巻き部分中央を第四回動軸22hに挿通され
係止されている。そして、バネ22iの両端部により、
第四回動軸22hを軸に、基台22及び挟着部材23
は、所定の回転方向に所定の付勢力にて押圧されてい
る。このバネ22iの付勢力のため当接部23dは基台
22の裏面の平面部22jに所定の付勢力にて押圧され
ている。つまり、挟着部材23の当接部23dと、基台
22の裏面の平面部22jの間に挟着部が構成され、こ
の挟着部により携帯式譜面台用照明器具1は、譜面台等
の背板または受板に挟着することができる。このとき、
基台22の裏面の平面部22jは平面であるので、設置
先のピアノの譜面台等の平面部分と密着し、携帯式譜面
台用照明器具1は、がたつかず安定する。また、挟着部
材23は、支持部23aと当接部23dとの間が基台2
2の裏面から遠ざかる方向に略中央で折れ曲がっている
ため、設置先の譜面台等の板厚に関係なく挟着時に譜面
台等に接するのは、基台22の平面部22jと挟着部材
23の当接部23dだけである。さらに、挟着部材23
の当接部23dは、挟着部材23の長手方向に円弧状に
凸を成している。そのため、挟着時の第四回動軸22h
から当接部23dが譜面台等に当接する位置までの水平
距離は、設置先の譜面台等の板厚に関係なく、常に略一
定となり、常に安定した挟着力で携帯式譜面台用照明器
具1を譜面台等に挟着できる。
【0043】基台22の他端より一端に向かって略10
mmで、幅方向の中央には、基台22の裏面に垂直に、第
六開口部22bが穿設されており、第六開口部22b
は、基台22の裏面及び上面より所定の深さまでは内径
が9mm乃至10mmの係止部材埋込溝22e及びガイド部
22cからなり、厚さ方向中央付近では、内径が5mm乃
至7mmの貫通部22dからなる。
【0044】第六開口部22bには、第二結合部材21
が回動可能に軸止されている。第二結合部材21は、幅
及び高さがともに15mm乃至20mm、厚さが10mm乃至
20mmの直方体の上端を幅方向に略等しい直径からなる
円弧状にし、下端の中央より第六開口部22bのガイド
部22cの凹形状と略合同な凸形状をなしガイド部22
cに嵌合可能なガイド部21cが下方へ延設され、さら
に、ガイド部21cの中央から、第六開口部22bの貫
通部22dより若干直径の小さい第二回動軸21dが下
方へ延設された形状を呈している。このとき、ガイド部
21c及び第二回動軸21dをあわせた全体の高さは、
基台22の板厚に略等しい。そして、ガイド部21cが
ガイド部22cに嵌合し、第二回動軸21dが、貫通部
22dに挿通され係止部材埋込溝22eへと突出してい
る。係止部材埋込溝22eには、厚さが係止部材埋込溝
22eの深さに略等しく外径が係止部材埋込溝22eの
直径より小さいとともに貫通部22dの直径より大き
く、略中央に第二回動軸21dの直径に略等しい直径の
孔が穿設された係止部材21eが中央の孔に第二回動軸
21dを嵌着された状態で介在されている。つまり、第
二結合部材21は、第六開口部22bに、ガイド部21
c、第二回動軸21d、係止部材21eからなる回動部
21bを介在させた状態で第二回動軸21dを軸に回動
可能に軸止されており、ガイド部21c及びガイド部2
2cが同形状であることからがたつきが防止され、係止
部材21eにより第二結合部材21が第六開口部22b
より抜けないように係止されている。
【0045】また、第二結合部材21の幅方向及び高さ
方向の略中央には、厚さ方向に孔21aが穿設されお
り、孔21aには、第三回動軸11dが挿通され、第一
結合部材11が回動可能に軸止されている。
【0046】第一結合部材11は、幅が基台22の幅に
略等しく、長さが第二結合部材21の幅より少し長く、
高さが第二結合部材21の高さに略等しい直方体の長さ
方向の一端を側方から見て高さ方向に略等しい直径の円
弧状に形成され、上方から見て、この面の幅方向両端の
角部分を半径略3mm乃至5mmの曲面をなすように形成さ
れている。この第一結合部材11の長さ方向の一端の面
の幅方向略中央には、幅が第二結合部材21の厚さに略
等しく、深さが第二結合部材21の幅より若干長い溝部
11eが形成されている。そして、第一結合部材11に
は、第二結合部材21の厚さ方向が溝部11eの幅方向
になるように、溝部11eに第二結合部材21を介在さ
せるとともに、第二結合部材21の上端の曲面と第一結
合部材11の上端の曲面を一致させた時に、第二結合部
材21の孔21aに連通する位置に、孔11aが穿設さ
れている。つまり、第三回動軸11dは第二結合部材2
1の孔21a及び第一結合部材11の孔11aに連通し
て挿通され、第二結合部材21と第一結合部材11は第
三回動軸11dを軸に回動可能に軸止されている。ま
た、第一結合部材11の長さ方向の他端の面の略中央に
は、この面に垂直に突出して第一回動軸11bが延設さ
れている。
【0047】第一結合部材11の第一回動軸11bに
は、照明手段10が回動可能に軸止されている。照明手
段10は、長さが基台22の長さから第一結合部材11
の第一回動軸11b以外の部分の長さを差し引いた長さ
に略等しく、幅が基台22の幅に略等しく、高さが第二
結合部材21及び第一結合部材11の高さに略等しい。
照明手段10の下面には、基台22の第五開口部22a
に当接する位置において、第五開口部22aの内周の形
状と略合同な外周で、基台22の板厚の範囲内で略中央
が一番高くなるように滑らかに曲面をなして突出した突
出部分がある。この突出部分は、略中央に穿設された略
楕円形の第一開口部12aと、第一開口部12aを覆い
可視光線に対して透明な材質からなる発光媒体保護部1
5とを備えている。第一開口部12aの裏面には、凹面
状の反射鏡13固着され、反射鏡13の略中央には、豆
電球等の発光媒体14が装着されている。照明手段10
の上面には長さ方向に並んで、第四開口部12d及び第
三開口部12cが穿設されており、第四開口部12d及
び第三開口部12cには端子部材17及びスイッチ16
が設置されている。照明手段10の内部には、充放電可
能な電池18が介装されており、端子部材17、スイッ
チ16、電池18、発光媒体14は内部で導線等により
結線されている。そして、スイッチ16を操作すること
で、発光媒体14は点灯させることができ、電池18の
電気が消耗したときには端子部材17を通じて外部充電
器等(図示せず)に接続することにより充電することが
できる。
【0048】照明手段10の長手方向の一端の面の略中
央には、第一結合部材11の第一回動軸11bの直径よ
り若干大きめの直径の第二開口部12bが穿設されてい
る。第二開口部12bには、第一結合部材11の第一回
動軸11bが挿通され、内径が第一回動軸11bの直径
に略等しく、外径が第二開口部12bの直径より大きい
ドーナッツ状の係止部材11cが、照明手段10の内部
から、中央の孔に第一回動軸11bを挿通され嵌着され
ている。つまり、第一結合部材11と照明手段10は第
一回動軸11bを軸に回動可能に軸止されており、係止
部材11cにより第一結合部材11と照明手段10は離
脱不能に係止されている。
【0049】続いて、本実施形態の携帯式譜面台用照明
器具1の使用方法について説明する。まず、図4に示す
ように、第三回動軸11dを軸に、照明手段10と挟着
手段20が離れる方向に第一結合部材11を回動させ
る。照明手段10の下方への突出部分が基台22の第五
開口部22aより離脱するまで、第一結合部材11を回
動させたら、図5に示すように、第二回動軸21d方向
から見て照明手段10の長手方向と基台22の長手方向
が略直角になるまで、第二回動軸21dを軸に第二結合
部材21を回動させる。次は、図6に示すように、照明
手段10の第一開口部12aが、基台22の長手方向の
第五開口部22aが穿設されている方向に向くように、
第一回動軸11bを軸に照明手段10を略90°回動さ
せる。この状態で、図7に示すように、ピアノ30の譜
面台31の受板33に、携帯式譜面台用照明器具1を挟
着させる。つまり、基台22の上端と挟着部材23の作
用部23cを指で押圧し、挟着部材23の当接部23d
を基台22の平面部22jより離脱させ、この間に受板
33を介在させ、受板33の上面に基台22の平面部2
2jが、受板33の下面に挟着部材23の当接部23d
が当接するように、受板33に携帯式譜面台用照明器具
1を挟着する。そして、スイッチ16を閉じて発光媒体
14を点灯させ、第一回動軸11b、第二回動軸21d
及び第三回動軸11dの各々を軸に各部材を回動させる
ことによって、楽譜34の譜面全体が見やすく照らし出
されるように、調節を行う。なお、図4は本発明の第一
実施形態である携帯式譜面台用照明器具の使用方法を示
す説明図、図5は図4に続く携帯式譜面台用照明器具の
使用方法を示す説明図、図6は図5に続く携帯式譜面台
用照明器具の使用方法を示す説明図、図7は本発明の第
一実施形態である携帯式譜面台用照明器具の使用状態を
示す説明図である。
【0050】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具1は、長手方向側方より光を照射する第一開口
部12aを備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載
してある内容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに
照明可能な照明手段10と、前記照明手段10の長手方
向を向く第一回動軸11bを軸に照明手段10の長手方
向一端に回動可能に軸止された第一結合部材11と、少
なくとも片面において長手方向一端より少なくとも略中
央付近までが略平面をなす平面部22jを有する略板状
の基台22を備え、基台22の平面部22jを有する側
において平面部22jに略平行で基台22の長手方向に
略垂直な第四回動軸22hを軸に回動可能に軸止され、
バネ22iにより一回転方向へ付勢され基台22の平面
部22jとの間に所定の付勢力により挟着できる挟着部
を構成する挟着部材23を備えた挟着手段20と、前記
基台22の平面部22jに垂直な第二回動軸21dを軸
に基台22に回動可能に軸止され、基台22の平面部2
2jと反対側の面へと突出し、第二回動軸21d及び第
一回動軸11bの両方に垂直な第三回動軸11dを軸に
第一結合部材11に回動可能に軸止された第二結合部材
21とを備えた携帯式譜面台用照明器具において、照明
手段10の光を照射する第一開口部12a周囲が基台2
2の板厚の範囲内の高さで突出し、第一回動軸11b乃
至第三回動軸11dの各々に軸止されている各々の部材
を回動させ、照明手段10の第一開口部12aを基台2
2側に向け、照明手段10を基台22に当接させる場合
において、第二回動軸21dに平行な方向から見て照明
手段10の外周及び基台22の外周が略一致するように
調節可能で、第二回動軸21dに平行な方向から見て照
明手段10の外周及び基台22の外周が略一致するよう
に調節したとき、照明手段10の突出する部分を介在で
きる第五開口部22aを基台22に穿設されており、照
明手段10の突出する部分が第五開口部22aに介在さ
れるものである。
【0051】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具1は、挟着手段20が譜面台31の背板32ま
たは受板33に挟持されるとき、略平面をなす基台22
の平面部22jが譜面台31の背板32または受板33
に密着するため、挟着手段20は設置位置において安定
し、ぐらつかない。また、第一回動軸11b乃至第三回
動軸11dの各々の軸に軸止されている各々の部材間の
回動できる方向の違いにより、照明手段10の光が照射
される第一開口部12aは、ほとんど全ての方向に向き
を変えることができるため、譜面上に記載されている内
容が最も見やすい方向に照明方向を設定することができ
る。
【0052】さらに、照明手段10の光を照射する第一
開口部12a周囲が基台22の板厚の範囲内の高さで突
出しているので、照明手段10の突出した空間を光の発
光源である豆電球等の発光媒体14を収納する空間の一
部として利用でき、照明手段10のその他の部分の内部
空間にゆとりができる。また、照明手段10の外周及び
基台22の外周が略一致するように調節可能で、このと
き、照明手段10の突出した第一開口部12a周囲は、
基台22に穿設された第五開口部22a内の空間に介在
でき、照明手段10の第一開口部12a周囲を突出させ
る前に比べて、収納時における携帯式譜面台用照明器具
1自体の外観の形状及び大きさは何ら変わるところがな
いため、照明手段10を小型化できるとともに、携帯式
譜面台用照明器具1全体の大きさを小型化することにも
つながる。
【0053】なお、上記説明では、挟着部材23を押圧
するバネ22iには、本実施形態のような一部をコイル
状に巻いたバネがあるが、板状のバネにしても構わな
い。
【0054】また、上記説明では、照明手段10の光を
照射する第一開口部12a周囲を突出させる高さは、基
台22の板厚の範囲内であれば特に制限はないが、でき
るだけ高い方が内部空間を有効に利用できるため好まし
い。
【0055】続いて、本発明の第二実施形態について説
明をする。図8は本発明の第二実施形態である携帯式譜
面台用照明器具を示す側面図、図9は本発明の第二実施
形態である携帯式譜面台用照明器具を示す平面図、図1
0は本発明の第二実施形態である携帯式譜面台用照明器
具を示す裏面図、図11は図9の携帯式譜面台用照明器
具のB−B断面を示す断面図である。図中、上記第一実
施形態と同一符号及び記号は上記第一実施形態と同一ま
たは相当部分である。
【0056】図8乃至図11に示すように、本実施形態
の携帯式譜面台用照明器具40は、ピアノの譜面台等の
板状の物に挟着可能な挟着手段41と、前記挟着手段4
1に取り付けられ照明方向をあらゆる方向に移動可能な
照明手段50とを備えている。
【0057】挟着手段41は、板状の基台26と、該基
台26と回動可能に軸止された挟着部材23とで略全体
を構成されている。基台26は、厚さが3mm乃至5mm、
幅が30mm乃至40mm、長さが80mm乃至100mmの略
長方形の板材であり、長さ方向一端は、直径が幅に略等
しい円弧状を呈し、長さ方向他端は、長方形の2つの角
部分に半径3mm乃至5mmの円弧状の曲面を形成されてい
る。そして、基台26の長さ方向一端寄りの幅方向略中
央には、開口部26aが穿設され、開口部26aには、
端子部材17が装着されている。つまり、基台26の裏
面より上面に向かって途中までが直径略8mm乃至10mm
の端子部材埋込溝26cが、そこから上面までが端子部
材埋込溝26cより小さな直径の貫通部26bが穿設さ
れ、端子部材埋込溝26cと貫通部26bとで開口部2
6aが形成されている。そして、開口部26aには、板
厚が端子部材埋込溝26cの深さ以下で、直径が端子部
材埋込溝26cの直径以下であるとともに貫通部26b
の直径より大きい部分と、この部分の中央より上方へ延
設され直径が貫通部26bの直径に略等しい突出部分を
備えた端子部材17が、突出部分を貫通部26bに挿通
され、基台26の裏面から何も突出しない状態で装着さ
れている。また、基台26の上面には内部が空洞のカバ
ー部材24が端子部材17を覆い隠すように装着されて
おり、カバー部材24内部には、電池25が介装されて
いる。基台26の長さ方向他端より一端に向かって20
mm乃至40mmの位置には、基台26の幅方向両端より、
2つの支持部26hが基台26の下面に垂直に下方へ延
設されており、互いに向かい合っている。支持部26h
は、幅6mm乃至10mm、厚さ2mm乃至4mm、高さ6mm乃
至10mmで、先端が幅に略等しい直径の円弧状を呈して
いる。2つの支持部26hの略中央には、厚さ方向に、
直径2mm乃至4mmの孔26iが各々に穿設されており、
2つの孔26iは連通している。また、基台26の裏面
は、特に、一端より支持部26hが延設されている位置
までは平面をなした平面部26lが形成されている。
【0058】挟着部材23は、上記第一実施形態の挟着
部材23と同様の挟着部材23であり、挟着部材23の
孔23bと、基台26の孔26iに連通して、第四回動
軸26jが挿通されており、基台26と挟着部材23が
第四回動軸26jを軸に回動可能に軸止されている。
【0059】このとき、下方から見て、挟着部材23の
基台26と幅が略等しい部分は、側方から見て、折れ曲
がった部分の山方向が基台26から遠ざかる方向を向い
ており、一端近傍が基台26の裏面の平面部26lに当
接している。この挟着部材23の一端近傍には、長手方
向に向かって円弧状に凸をなした当接部23dが形成さ
れている。つまり、当接部23dが基台26の裏面の平
面部26lに当接している。また、挟着部材23の支持
部23aの幅方向中央付近には空洞部23eが形成され
ており、第四回動軸26jは、この空洞部23eにおい
て外部に露出している。この空洞部23eに露出した第
四回動軸26j周囲には中央をコイル状に巻かれたバネ
26kが、巻き部分中央を第四回動軸26jに挿通され
係止されている。そして、バネ26kの両端部により、
第四回動軸26jを軸に、基台26及び挟着部材23
は、所定の回転方向に所定の付勢力にて押圧されてい
る。このバネ26kの付勢力のため当接部23dは基台
26の裏面の平面部26lに所定の付勢力にて押圧され
ている。つまり、挟着部材23の当接部23dと、基台
26の裏面の平面部26lとの間に挟着部が構成され、
この挟着部により携帯式譜面台用照明器具40は、譜面
台等の背板または受板に挟着することができる。このと
き、基台26の裏面の平面部26lは平面であるので、
設置先のピアノの譜面台等の平面部分と密着し、携帯式
譜面台用照明器具40は、がたつかず安定する。また、
挟着部材23は、支持部23aと当接部23dの間が基
台26の裏面から遠ざかる方向に略中央で折れ曲がって
いるため、設置先の譜面台等の板厚に関係なく挟着時に
譜面台等に接するのは、基台26の平面部26lと挟着
部材23の当接部23dだけである。さらに、挟着部材
23の当接部23dは、挟着部材23の長手方向に円弧
状に凸を成している。そのため、挟着時の第四回動軸2
6jから当接部23dが譜面台等に当接する位置までの
水平距離は、設置先の譜面台等の板厚に関係なく、常に
略一定となり、常に安定した挟着力で携帯式譜面台用照
明器具40を譜面台等に挟着できる。
【0060】基台26の他端より一端に向かって略10
mmで、幅方向の中央には、基台26の裏面に垂直に、開
口部26dが穿設されており、開口部26dは、基台2
6の裏面及び上面より所定の深さまでは内径が9mm乃至
10mmの係止部材埋込溝26g及びガイド部26eから
なり、厚さ方向中央付近では、内径が5mm乃至7mmの貫
通部26fからなる。
【0061】開口部26dには、第二結合部材27が回
動可能に軸止されている。第二結合部材27は、直径が
略20mm、高さがともに25mm乃至30mmの円柱の上端
を滑らかに曲面に形成され、この曲面形成された側から
所定の幅で高さ方向に中央を所定の深さまで凹状に溝部
27bを形成された形状を略呈している。第二結合部材
27の側方には、溝部27bの形成されている方向と、
第二結合部材27の高さ方向の両方に垂直に、孔27g
が穿設されている。第二結合部材27の下端の中央に
は、開口部26dのガイド部26eの凹形状と略合同な
凸形状をなしガイド部26eに嵌合可能なガイド部27
dが下方へ延設され、さらに、ガイド部27dの中央か
ら、開口部26dの貫通部26fより若干直径の小さい
第二回動軸27eが下方へ延設されている。このとき、
ガイド部27d及び第二回動軸27eをあわせた全体の
高さは、基台26の板厚に略等しい。そして、ガイド部
27dがガイド部26eに嵌合し、第二回動軸27e
が、貫通部26fに挿通され係止部材埋込溝26gへと
突出している。係止部材埋込溝26gには、厚さが係止
部材埋込溝26gの深さに略等しく外径が係止部材埋込
溝26gの直径より小さいとともに貫通部26fの直径
より大きく、略中央に第二回動軸27eの直径に略等し
い直径の孔が穿設された係止部材27fが中央の孔に第
二回動軸27eを嵌着された状態で介在されている。つ
まり、第二結合部材27は、開口部26dに、ガイド部
27d、第二回動軸27e、係止部材27fからなる回
動部27cを介在させた状態で第二回動軸27eを軸に
回動可能に軸止されており、ガイド部27d及びガイド
部26eが同形状であることからがたつきが防止され、
係止部材27fにより第二結合部材27が開口部26d
より抜けないように係止されている。
【0062】そして、第二結合部材27の溝部27bに
は、第一結合部材51が介在され、第三回動軸27aを
軸に回動可能に軸止されている。
【0063】第一結合部材51は、直径が第二結合部材
27の溝部27bの幅に略等しく、長さが40mm乃至5
0mmの円柱の一端を滑らかな凸状の曲面に形成し、他端
より長さ方向に25mm乃至30mmの深さまで、略円柱状
の凹部51aを形成された形状を略呈している。第一結
合部材51の一端近傍には側方より孔51bが穿設され
ており、この孔51bが第二結合部材27の孔27gに
連通するように第二結合部材27の溝部27bに第一結
合部材51は介在され、孔27g及び孔51bに連通し
て第三回動軸27aが挿通され、第二結合部材27と第
一結合部材51は第三回動軸27aを軸に回動可能に軸
止されている。また、第一結合部材51の他端には、照
明手段50が回動可能に取付けられている。
【0064】照明手段50は、パイプ状の第一回動軸5
2と発光部位53とで構成されている。発光部位53は
カバー部材57と、反射鏡54と、発光媒体保護部56
と、発光媒体55と、スイッチ58とを備えている。カ
バー部材57は、外観が略円柱状で内部が空洞であり、
側面には、全長より少し短い長さの長径を有する楕円形
の第一開口部57aが穿設され、この第一開口部57a
に向かい合って反対側に長方形の第三開口部57cが穿
設されている。そして、第一開口部57aは、可視光線
に対して透明な材質からなる発光媒体保護部56に覆わ
れ、第一開口部57aの裏面には、反射鏡54が、反射
鏡54の略中央には、豆電球等の光を照射する発光源で
ある発光媒体55が設けられている。第三開口部57c
には、スイッチ58が、設けられている。また、カバー
部材57の長さ方向に一端には、内径が第一回動軸52
の直径に略等しい第二開口部57bが穿設されており、
第二開口部57bには第一回動軸52が一端を挿通さ
れ、固着されている。
【0065】そして、第一回動軸52の他端近傍外周に
はリング状の係止部材52aが2つ所定距離をおいて並
んで固着され、第一回動軸52の他端は、第一結合部材
51の凹部51aに挿通されている。第一回動軸52の
発光部位53と係止部材52aの設けられている間の部
分には、あらかじめ、第一結合部材51の凹部51aを
他端にて閉蓋できる蓋状のものの中央に第一回動軸52
の直径に略等しい孔を穿設された形状の係止部材51c
が挿通されており、第一回動軸52の他端を第一結合部
材51の凹部51aに挿通し、凹部51aを係止部材5
1cで閉蓋し固着することで、第一回動軸52は、第一
結合部材51に着脱不能で回動可能に取り付けられてい
る。つまり、照明手段50は、第一回動軸52を軸に第
一結合部材51に回動可能に軸止されている。また、発
光媒体55及びスイッチ58は発光部位53内部で銅線
等(図示せず)により結線され、銅線は、第一回動軸5
2内部を通り、第一結合部材51内へと引き込まれ外部
へと引き出された後に、カバー部材24内の電池25及
び端子部材17と結ばれている。そして、スイッチ58
を操作することにより、発光媒体55を点灯させること
ができ、電池25の電気が消耗したときには端子部材1
7を通じて外部充電器等(図示せず)に接続することに
より充電することができる。
【0066】続いて、本実施形態の携帯式譜面台用照明
器具40の使用方法について説明する。図12に示すよ
うに、譜面台31の受板33に挟着手段41により挟着
させ、スイッチ58により発光媒体55を点灯させた
ら、第一回動軸52乃至第三回動軸27aを軸に各々に
軸止されている部材を回動させ、第一開口部57aから
照射される光で楽譜34全体が見やすく照らし出される
ように調節を行う。なお、図12は本発明の第二実施形
態である携帯式譜面台用照明器具の使用状態を示す説明
図である。
【0067】すなわち、本実施形態の携帯式譜面台用照
明器具40は、照明手段50内部に電池25を内臓せ
ず、電池25は基台26の上面に固着されたカバー部材
24内に内臓されている点で上記第一実施形態の携帯式
譜面台用照明器具1と相違する。
【0068】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具40は、長手方向側方より光を照射する第一開
口部57aを備え、譜面台31に立てかけられた楽譜等
に記載してある内容を所定の距離をおいて解読可能な明
るさに照明可能な照明手段50と、前記照明手段50の
長手方向を向く第一回動軸52を軸に照明手段50の長
手方向一端に回動可能に軸止された第一結合部材51
と、少なくとも片面において長手方向一端より少なくと
も略中央付近までが略平面をなす平面部26lを有する
略板状の基台26を備え、基台26の平面部26lを有
する側において平面部26lに略平行で基台26の長手
方向に略垂直な第四回動軸26jを軸に回動可能に軸止
され、バネ26kにより一回転方向へ付勢され基台26
の平面部26lとの間に所定の付勢力により挟着できる
挟着部を構成する挟着部材23を備えた挟着手段41
と、前記基台26の平面部26lに垂直な第二回動軸2
7eを軸に基台26に回動可能に軸止され、基台26の
平面部26lと反対側の面へと突出し、第二回動軸27
e及び第一回動軸52の両方に垂直な第三回動軸27a
を軸に第一結合部材51に回動可能に軸止された第二結
合部材27とを備えたものである。
【0069】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具40は、挟着手段41が譜面台31の背板32
または受板33に挟着されるとき、略平面をなす基台2
6の平面部26lが譜面台31の背板32または受板3
3に密着するため、挟着手段41は設置位置において安
定し、ぐらつかない。また、第一回動軸52乃至第三回
動軸27aの各々の軸に軸止されている各々の部材間の
回動できる方向の違いにより、照明手段50の光が照射
される第一開口部57aは、ほとんど全ての方向に向き
を変えることができるため、譜面上に記載されている内
容が最も見やすい方向に照明方向を設定することができ
る。
【0070】さらに、本実施形態の携帯式譜面台用照明
器具40は、照明手段50内部に電池25を内臓せず、
電池25は基台26の上面に固着されたカバー部材24
内に内臓されているため、照明手段50が内部に電池を
内臓している場合に比べ、照明手段50が軽量化されて
いるため、照明手段50を様々な角度に傾斜させても不
安定にならない。
【0071】なお、上記説明では、挟着部材23を押圧
するバネ26kには、本実施形態のような一部をコイル
状に巻いたバネがあるが、板状のバネにしても構わな
い。
【0072】続いて、本発明の第三実施形態について説
明をする。図13は本発明の第三実施形態である携帯式
譜面台用照明器具を示す側面図、図14は本発明の第三
実施形態である携帯式譜面台用照明器具を示す裏面図で
ある。図中、上記第一実施形態及び第二実施形態と同一
符号及び記号は上記第一実施形態及び第二実施形態と同
一または相当部分である。
【0073】図13及び図14に示すように、本実施形
態の携帯式譜面台用照明器具60は、上記第二実施形態
の携帯式譜面台用照明器具40において、挟着部材23
の代わりに挟着手段62を備え、基台26の代わりに、
基台26の開口部26aの位置を長さ方向の中央より第
二結合部材27が軸止されている側寄りに移動させた基
台61を備えたものである。
【0074】挟着手段62は、バネ部材63と、作用部
材65と、滑り止め部材64から構成されている。バネ
部材63は、略コの字状に曲げ形成された板バネからな
り、両端部である第一当接部63a及び第二当接部63
bが略当接しているため、側方から見ると略三角形に見
える。この第一当接部63a及び第二当接部63bの内
側には、ゴム等からなる滑り止め部材64が貼設され、
第一当接部63aと第二当接部63bの間でピアノの譜
面台等に挟着すると、譜面台は両面から滑り止め部材6
4を介して挟着されるため、傷がつかないとともに、滑
らない。また、バネ部材63の端部のうち第二当接部6
3bは、外側へ巻加工されており、この巻部分には、容
易に変形しない細い棒状のものを短辺の長さがバネ部材
63の幅より短い略長方形のループ状に曲げ加工された
作用部材65が、短い方の直線部分を介在され、回動可
能に固着されている。
【0075】そして、挟着手段62は、作用部材65の
端部と、第二結合部材27の上端を指等で押圧すれば第
一当接部63aと第二当接部63bの間を開くことがで
き、この部分で上記第一実施形態の携帯式譜面台用照明
器具1及び第二実施形態の携帯式譜面台用照明器具40
と同様に譜面台等に挟着することができる。
【0076】つまり、本実施形態の携帯式譜面台用照明
器具60についても、譜面台等に挟着後、スイッチ58
により発光媒体55を点灯させ、第一回動軸52乃至第
三回動軸27aを軸に各々に軸止されている部材を回動
させ、第一開口部57aから照射される光で楽譜34全
体が見やすく照らし出されるように調節を行うことがで
きる。
【0077】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具60は、照明方向をあらゆる方向に移動可能な
照明手段50と、前記照明手段50に取り付けられ、ピ
アノの譜面台等の板状の物に挟着できるとともにピアノ
の譜面台等の板状の物に前記照明手段50を支持可能な
挟着手段62とを備えたものである。
【0078】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具60は、楽譜を設置する譜面台の背板または受
板に容易に挟着でき、楽譜の譜面上を照明することがで
きるので、各種楽器を演奏する際に、譜面上に記載され
ている内容を読み取りやすい。
【0079】また、本実施形態の携帯式譜面台用照明器
具60においても上記第二実施形態の携帯式譜面台用照
明器具40の場合と同様に、照明手段50内部に電池2
5を内臓せず、電池25は基台61の上面に固着された
カバー部材24内に内臓されているため、照明手段50
が内部に電池を内臓している場合に比べ、照明手段50
が、軽量化されているため、照明手段50を様々な角度
に傾斜させても不安定にならない。
【0080】続いて、本発明の第四実施形態について説
明をする。図15は本発明の第四実施形態である携帯式
譜面台用照明器具を示す側面図、図16の(a)は本発
明の第四実施形態である携帯式譜面台用照明器具を示す
平面図、(b)は裏面図、図17は図16の(a)の携
帯式譜面台用照明器具のC−C断面を示す断面図であ
る。図中、上記第一実施形態乃至第三実施形態と同一符
号及び記号は上記第一実施形態乃至第三実施形態と同一
または相当部分である。
【0081】図15乃至図17に示すように、本実施形
態の携帯式譜面台用照明器具70は、上記第一実施形態
の携帯式譜面台用照明器具1において、挟着手段20の
代わりに、挟着手段71を備えたものである。挟着手段
71は、折り畳み可能な挟着部材73と、基台72とを
備えており、つまり、本実施形態の携帯式譜面台用照明
器具70は、上記第一実施形態の携帯式譜面台用照明器
具1において、挟着部材23を折り畳み可能にしたもの
である。
【0082】基台72は、厚さが3mm乃至5mm、幅が3
0mm乃至40mm、長さが80mm乃至100mmの略長方形
の板材であり、長さ方向一端は、直径が幅に略等しい円
弧状を呈し、長さ方向他端は、2つの角部分に円弧状の
曲面を形成されている。そして、基台72の長さ方向一
端寄りには、楕円形をした第五開口部72aが穿設され
ており、基台72の長さ方向の略中央の幅方向両端より
幅の略3分の1の位置には、各々に支持部72fが基台
72の下面に垂直に下方へ延設されており、互いに向か
い合っている。支持部72fは、所定の厚さの正方形の
板材の一端を一辺の長さに略等しい直径の円弧状に凸に
局面加工した形状を略呈している。2つの支持部72f
の略中央には、厚さ方向に、孔72gがが各々に穿設さ
れており、2つの孔72gは連通している。また、基台
72の裏面は、特に、一端より支持部72fが延設され
ている位置までは平面をなした平面部72jが形成され
ている。
【0083】挟着部材73は、当接部材74と、作用部
材75で構成されている。当接部材74は側方から見る
と、図15に示すように、直線状の部材が略中央にて、
略90°乃至120°にて、折れ曲がった形状を呈して
おり、一端近傍には側方より孔74bが穿設されてお
り、他端にはピアノの譜面台等に挟着する際に当接する
当接部74aが形成されている。当接部材74を下方か
ら見ると、図16の(b)に示すように、側方から見て
丁度折れ曲がり部分を境に、孔74bが穿設されている
部分までは外側面が基台72の幅方向の外周部分に略一
致するように真直ぐに延び、もう一方の端部までは内側
面が基台72の幅方向の外周部分に略一致するように真
直ぐに延びた形状を呈している。
【0084】作用部材75は、下方から見ると、略U字
状をしており、両端部には側方より連通する孔75bが
各々に穿設されている。作用部材75の外周の形状は、
曲がり部分が、基台72の、第五開口部72aが穿設さ
れている側の端部近傍の外周の形状に略等しく、両端部
近傍では、外周部分を当接部材74の板厚の分だけ除去
した形状を略呈している。作用部材75の内周部分の幅
方向の距離は、向かい合って並ぶ2つの支持部72fの
外側の面どうしの距離に略等しい。
【0085】そして、向かい合って並ぶ2つの支持部7
2fには、外側の面より、作用部材75が挟むように、
作用部材75の外側には、2つの当接部材74が幅方向
両側を挟むようにして、各々の部材に穿設された孔72
g、孔75b、孔74bに連通して、第四回動軸72h
が挿通され、基台72、当接部材74、作用部材75は
第四回動軸72hを軸に回動可能に軸止されている。こ
のとき、2つの当接部材74は、孔74bが穿設されて
いる端部から支持部72fの幅方向端部より少し離れた
位置において、板状の係止部材74eによりつながれ一
体化されている。そのため、係止部材74eに外力を加
えれば2つの当接部材74は第四回動軸72hを軸に同
時に回動する。また、2つの支持部72fの間には、コ
イル状のバネ72iが、中央の巻部分を第四回動軸72
hに挿通され、一端を基台72の裏面に、他端を係止部
材74eの裏面に当接させ、所定の付勢力にて、係止部
材74eを基台72の平面部72j方向に押圧してい
る。そのため、当接部材74の当接部74aと、基台7
2の平面部72jとの間には、挟着力が働く。さらに、
当接部材74及び作用部材75の各々の部材の第四回動
軸72h近傍において重なり合う部分には、図16の
(b)に示すような、ひっかかり部分が形成されてい
る。つまり、当接部材74には突出部74cが、作用部
材75には切欠部75dが形成されており、突出部74
c及び切欠部75dは重ね合わされているが、突出部7
4c及び切欠部75dには、作用部材75と当接部材7
4が所定角度において当接する当接面74d及び当接面
75eが形成されている。そのため、作用部材75を第
四回動軸72hを軸に基台72の平面部72jから離れ
る方向に回動させると、側方からみて、当接部材74及
び作用部材75の各々の部材の第四回動軸72h近傍に
おいてなす角度が略90°になったときに、各々の部材
は図18に示すように一体となって回動する。そして、
当接部材74の当接部74aは平面部72jから離れ
る。つまり、当接部材74の当接部74aと、基台72
の裏面の平面部72jの間に挟着部が構成され、作用部
材75の作用部75aを指でつまんで基台72の平面部
72jから離れる方向に第四回動軸72hを軸に回動さ
せれば、所定の角度において、当接部材74は作用部材
75と一体となって第四回動軸72hを軸に回動を始
め、平面部72jと当接部74aとの距離をあけること
ができる。この状態で、平面部72jと当接部74aの
間にピアノの楽譜等を介在させて、手を離せば、ピアノ
の楽譜等に本実施形態の携帯式譜面台用照明器具70を
挟着させることができる。このとき、基台72の裏面の
平面部72jは平面であるので、設置先のピアノの譜面
台等の平面部分と密着し、携帯式譜面台用照明器具70
は、がたつかず安定する。また、当接部材74は、中央
が基台72の裏面から遠ざかる方向に折れ曲がっている
ため、設置先の譜面台等の板厚に関係なく挟着時に譜面
台等に接するのは、基台72の平面部72jと当接部材
74の当接部74aだけである。なお、当接部材74の
当接部74aを、当接部材74の長手方向に円弧状に凸
形成すれば、挟着時の第四回動軸72hから当接部材7
4が譜面台等に当接する位置までの水平距離は、設置先
の譜面台等の板厚に関係なく、常に略一定となり、常に
安定した挟着力で携帯式譜面台用照明器具70を譜面台
等に挟着できる。
【0086】基台72の他端近傍で、幅方向の中央に
は、上記第一実施形態の携帯式譜面台用照明器具1の第
六開口部22bと略同様の第六開口部72bが穿設され
ており、第六開口部72bは、基台72の裏面及び上面
より所定の深さまでは内径が略等しい係止部材埋込溝7
2e及びガイド部72cからなり、厚さ方向中央付近で
は、係止部材埋込溝72e及びガイド部72cより内径
小さい貫通部72dからなる。
【0087】第六開口部72bには、上記第一実施形態
の携帯式譜面台用照明器具1の第二結合部材21、第一
結合部材11、照明手段10からなる部分と同一構成の
部分が上記第一実施形態の携帯式譜面台用照明器具1と
同様に第二結合部材21の第二回動軸21dを軸に回動
可能に軸止されている。
【0088】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具70は、上記第一実施形態の携帯式譜面台用照
明器具1において、挟着部材73が、第四回動軸72h
を軸に回動可能に軸止されバネ72iにより基台の平面
部72jとの間でピアノの譜面台等の板状の物に挟着で
きるように付勢された当接部材74と、一端が第四回動
軸72hを軸に回動可能に軸止されバネ72iの押圧力
の働く方向と反対方向に回動させたときに所定の角度よ
り先への回動については前記当接部材74と一体となっ
て回動する作用部材75とを備えたものである。
【0089】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具70は、上記第一実施形態の携帯式譜面台用照
明器具1の作用及び効果に加えて、挟着部材73は第四
回動軸72hを軸に各々に独立して回動できる当接部材
74と作用部材75に分割されているので、第四回動軸
72hを軸に2つに折り畳むことができ、挟着部材73
の外部への突出部分を小さくすることができる。そのた
め、携帯式譜面台用照明器具70全体の大きさを小さく
することができ、携帯に便利である。
【0090】なお、上記説明では、係止部材74eを押
圧するバネ72iには、本実施形態のような一部をコイ
ル状に巻いたバネがあるが、板状のバネにしても構わな
い。
【0091】また、上記説明では、照明手段10の光を
照射する第一開口部12a周囲を突出させる高さは、基
台72の板厚の範囲内であれば特に制限はないが、でき
るだけ高い方が内部空間を有効に利用できるため好まし
い。
【0092】続いて、本発明の第五実施形態について説
明をする。図19は本発明の第五実施形態である携帯式
譜面台用照明器具を示す側面図、図20は本発明の第五
実施形態である携帯式譜面台用照明器具を示す平面図、
図21は本発明の第五実施形態である携帯式譜面台用照
明器具を示す裏面図、図22は図20の携帯式譜面台用
照明器具のD−D断面を示す断面図である。図中、上記
第一実施形態乃至第四実施形態と同一符号及び記号は上
記第一実施形態乃至第四実施形態と同一または相当部分
である。
【0093】図19乃至図22に示すように、本実施形
態の携帯式譜面台用照明器具80は、上記第一実施形態
の携帯式譜面台用照明器具1において、挟着手段20の
代わりに、挟着手段81を備えたものである。挟着手段
81は、軸部材84との組み合わせで折り畳み収納可能
な挟着部材83と、基台82とを備えており、つまり、
本実施形態の携帯式譜面台用照明器具80は、上記第一
実施形態の携帯式譜面台用照明器具1において、挟着部
材23を折り畳み収納可能にしたものである。
【0094】基台82は、下方から見ると上記第一実施
形態の携帯式譜面台用照明器具1の基台22と略同形状
であり第一開口部12a周囲の突出部分を介装する第五
開口部82aと、第二結合部材21を軸止する第六開口
部82bとを備えている。また、基台82は、側方から
見ると平面部82k側の面より第六開口部82bの周囲
が突出し板厚が厚くなっている。そして、この板厚が厚
くなっている部分から平面部82kに差しかかる部分に
は幅方向両側を除去された溝部82fが形成され、これ
ら2つの溝部82fに挟まれた中央の部分には幅方向に
孔82gが穿設されている。2つの溝部82fには棒状
で一端に孔84aを穿設された軸部材84が各々に介在
されており、孔84a及び孔82gに連通して第四回動
軸82hが挿通され基台82及び軸部材84は第四回動
軸82hを軸に回動可能に軸止されている。また、2つ
の軸部材84は略中央において係止部材84dにより固
着されており、下方から見ると軸部材84及び係止部材
84dは略H状である。なお、2つの軸部材84の他端
には孔84bが穿設されており、2つの孔84bは基台
82の幅方向に連通している。そして、2つの軸部材8
4の各々の孔84bには第五回動軸84cが連通して挿
通されており、第五回動軸84cには下方から見て略U
字状の挟着部材83が回動可能に軸止されている。挟着
部材83は、中央を切り欠かれ切欠部83fが形成され
ているために略U字状を呈し、略U字状の閉じた側に作
用部83bを、解放側に当接部83aを形成されてい
る。また、挟着部材83の当接部83aから作用部83
b方向に1/3程の位置において幅方向に連通して孔8
3eが穿設されている。つまり、第五回動軸84cは軸
部材84の孔84bと、挟着部材83の孔83eに連通
して挿通され軸部材84及び挟着部材83は第五回動軸
84cを軸に回動可能に軸止されている。また、2つの
溝部82fの間の部分には更に中央に凹状の溝部82j
が形成され、溝部82jには第四回動軸82hが露出し
ている。この第四回動軸82hの露出部分にはバネ82
iが中央の巻部分を挿通されて溝部82jに介挿されて
いる。そして、バネ82iは一端を基台82の裏面に当
接させ他端を係止部材84dの裏面に当接させており、
所定の付勢力で係止部材84dを平面部82k側に押圧
している。そのため、軸部材84は平面部82kに押圧
されている。なお、軸部材84は側方から見ると下方に
凸になるように少し湾曲しており、図22に示すように
係止部材84dは軸部材84の下方に位置するため、挟
着部材83の当接部83aを第四回動軸82h側に向け
ても係止部材84dはほとんど邪魔にならず、そのた
め、挟着部材83は略全体が平面部82kに平行に密着
し、下方が基台82の板厚が厚くなっている部分の下面
と略面一になる。このとき、切欠部83fにより壁に突
出して設けられたハンガー等に携帯式譜面台用照明器具
80全体を吊り支持させることができる。また、挟着部
材83には、幅方向外側面のうち軸部材84が重なる部
分に軸部材84の幅の分だけ段差になった切欠部83c
が形成されており、挟着部材83を軸部材84が付勢さ
れている方向と反対方向に回動させると所定の角度にお
いて軸部材84の外周面に当接する当接面83dが形成
されている。つまり、挟着部材83は、軸部材84がバ
ネ82iに付勢されている方向と反対方向に第五回動軸
84cを軸に回動させると所定の角度において軸部材8
4と一体となり、その先は、第四回動軸82hを軸に回
動する。そして、このとき、平面部82kと当接部83
aの間には、図23に示すように挟着部が構成され、ピ
アノの譜面台等の板状のものに挟着できる。図23は本
発明の第五実施形態である携帯式譜面台用照明器具の使
用方法を示す説明図である。
【0095】なお、第二結合部材21、第一結合部材1
1、照明手段10は、上記第一実施形態の携帯式譜面台
用照明器具1と同様の構成になっており、第二結合部材
21は、ガイド部82cにガイド部21cを嵌合させ、
貫通部82dに第二回動軸21dを挿通させ、係止部材
埋込溝82eにおいて第二回動軸21dの先端を係止部
材21eにより固着されて第二回動軸21dを軸に回動
可能に軸止されている。
【0096】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具80は、長手方向側方より光を照射する第一開
口部12aを備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記
載してある内容を所定の距離をおいて解読可能な明るさ
に照明可能な照明手段10と、前記照明手段10の長手
方向を向く第一回動軸11bを軸に照明手段10の長手
方向一端に回動可能に軸止された第一結合部材11と、
少なくとも片面において長手方向一端より少なくとも略
中央付近までが略平面をなす平面部82kを有する略板
状の基台82と、前記基台82の平面部82kを有する
側において、平面部82kに略平行で前記基台82の長
手方向に略垂直な第四回動軸82hを軸に、一端を回動
可能に軸止され、バネ82iにより一回転方向へ付勢さ
れ、他端と前記基台82の平面部82kとの間に所定の
押圧力を有し、他端に第四回動軸82hに平行な第五回
動軸84cが軸止された軸部材84と、一端に当接部8
3aを有し、他端に作用部83bを有し、中央当接部8
3a寄りにおいて前記第五回動軸84cを軸に前記軸部
材84の他端に回動可能に軸止され、第五回動軸84c
を軸に前記バネ82iの付勢する方向と反対方向に回動
させたときに所定角度において軸部材84と一体となっ
て第四回動軸82hを軸に回動するとともに、当接部8
3aと基台82の平面部82kとの間でピアノの譜面台
等の板状の物に挟着でき、ピアノの譜面台等の板状の物
に前記照明手段10を支持可能な構成となる挟着部材8
3と、前記基台82の平面部82kに垂直な第二回動軸
21dを軸に基台82に回動可能に軸止され、基台82
の平面部82kと反対側の面へと突出し、第二回動軸2
1d及び第一回動軸11bの両方に垂直な第三回動軸1
1dを軸に第一結合部材11に回動可能に軸止された第
二結合部材21とを備えたものである。なお、挟着部材
83には、当接部83aを第四回動軸82h側に向け
て、軸部材84を付勢するバネ82iの付勢力に従って
基台82の平面部82kに側部を当接させたとき、作用
部83bが基台82の端部より突出し、該端部の突出部
分の略中央に第二回動軸21dに平行な方向に切り欠か
れ、壁等に突出して設けられたハンガー、釘等が挿通で
きるとともに携帯式譜面台用照明器具80全体をハンガ
ー、釘等に支持できる切欠部83fを有する。
【0097】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具80は、略直線部材であり曲がりのほとんどな
い部材を挟着部材83及び軸部材84に使用しても、挟
着部材83及び軸部材84が一体化するときの軸部材8
4と挟着部材83との角度を90°乃至120°に決め
れば、基台82の平面部82kと当接部83aとの間で
ピアノの譜面台等に挟着する際に、当接部83aは先端
のみが当接するようにできるため、安定したピアノの譜
面台等への挟着ができるとともに、略直線部材であり曲
がりのほとんどない部材を挟着部材83及び軸部材84
に使用できるので、挟着部材83の当接部83aを第四
回動軸82h側に向けて、軸部材84を付勢するバネ8
2iの付勢力に従って基台82の平面部82kに挟着部
材83の側部を当接させたとき、挟着部材83及び軸部
材84の外部への突出部分はほとんどない。そのため、
非常にコンパクトに収納できる。しかも、上記各実施形
態の挟着手段と比べて挟着性能は何ら変わるところがな
い。また、挟着部材83が、壁等に突出して設けられた
ハンガー、釘等が挿通できるとともに携帯式譜面台用照
明器具80全体をハンガー、釘等に支持できる切欠部8
3fを有するため、壁等に突出して設けられたハンガ
ー、釘等に吊り支持させて収納でき、使用したいときに
探しまわることがないとともに、非常用の照明器具とし
ても使用できるので、わざわざ滅多に使用しない非常用
専用の照明器具を用意する必要がない。
【0098】なお、上記説明では、係止部材84dを押
圧するバネ82iには、本実施形態のような一部をコイ
ル状に巻いたバネがあるが、板状のバネにしても構わな
い。
【0099】また、上記説明では、照明手段10の光を
照射する第一開口部12a周囲を突出させる高さは、基
台82の第五開口部82a周囲の板厚の範囲内であれば
特に制限はないが、できるだけ高い方が内部空間を有効
に利用できるため好ましい。
【0100】続いて、本発明の第六実施形態について説
明をする。図24は本発明の第六実施形態である携帯式
譜面台用照明器具を示す側面図、図25は本発明の第六
実施形態である携帯式譜面台用照明器具の使用方法を示
す説明図である。図中、上記第一実施形態乃至第五実施
形態と同一符号及び記号は上記第一実施形態乃至第五実
施形態と同一または相当部分である。
【0101】図24及び図25に示すように、本実施形
態の携帯式譜面台用照明器具90は、上記第五実施形態
の携帯式譜面台用照明器具80において、挟着部材83
を挟着部材92に代えたものである。
【0102】挟着部材92は、上方から見ると略コの字
状を呈し、閉じた方の端部には作用部92bを、解放側
の端部には当接部92aを形成されている。挟着部材9
2の当接部92aから作用部92bに向かって略1/3
の位置には孔92eが穿設されており、照明手段10、
基台82及び、軸部材93の他端を挟んだ状態で第五回
動軸93cに孔92eを挿通され回動可能に軸止されて
いる。なお、軸部材93がバネ82i(図示せず)に付
勢される方向に挟着部材92を回動させると作用部92
bが照明手段10の上面に当接するとともに孔92eか
ら当接部92aまでの部分が基台82の平面部82kに
略平行に基台82の平面部82kに当接する。また、挟
着部材92には、孔92e近傍作用部92b寄りに孔9
2dが穿設されており、孔92dには係止軸92cが挿
通されている。そして、軸部材93がバネ82i(図示
せず)に付勢される方向と反対方向に挟着部材92を回
動させると所定角度において係止軸92cが軸部材93
の外周に当接し軸部材93と一体となり、その先の回転
については第四回動軸82hを軸に回動する。このと
き、当接部92aと基台82の平面部82kとの間に
は、図25に示すように、挟着部が構成され、ピアノの
譜面台等の板状の物に挟着できる。図25は本発明の第
六実施形態である携帯式譜面台用照明器具の使用方法を
示す説明図である。
【0103】つまり、挟着部材92は、軸部材93がバ
ネ82i(図示せず)に付勢されている方向に回動させ
れば、折り畳み収納され、外部への突出部分がほとんど
なくなり、逆方向に回動させれば、軸部材93と一体と
なって、平面部82kと当接部92aの間に挟着部を構
成する。
【0104】このように、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具90は、長手方向側方より光を照射する第一開
口部12a(図示せず)を備え、譜面台に立てかけられ
た楽譜等に記載してある内容を所定の距離をおいて解読
可能な明るさに照明可能な照明手段10と、前記照明手
段10の長手方向を向く第一回動軸11b(図示せず)
を軸に照明手段10の長手方向一端に回動可能に軸止さ
れた第一結合部材11(図示せず)と、少なくとも片面
において長手方向一端より少なくとも略中央付近までが
略平面をなす平面部82kを有する略板状の基台82
と、前記基台82の平面部82kを有する側において、
平面部82kに略平行で前記基台82の長手方向に略垂
直な第四回動軸82hを軸に、一端を回動可能に軸止さ
れ、バネ82i(図示せず)により一回転方向へ付勢さ
れ、他端と前記基台82の平面部82kとの間に所定の
押圧力を有し、他端に第四回動軸82hに平行な第五回
動軸93cが軸止された軸部材93と、上方から見ると
略コの字状を呈し、閉じた方の端部に作用部92bを、
解放側の端部に当接部92aを形成され、照明手段1
0、基台82及び、軸部材93の他端を挟んで第五回動
軸93cに回動可能に軸止され、軸部材93が付勢され
る方向に回動させると作用部92bが照明手段10の上
面に当接するとともに第五回動軸93cが挿通されてい
る部分近傍から当接部92aまでの部分が基台82の平
面部82kに略平行に基台82の平面部82kに当接
し、軸部材93が付勢される方向と反対方向に回動させ
ると所定角度において軸部材93と一体となって第四回
動軸82hを軸に回動するとともに、当接部92aと基
台82の平面部82kとの間でピアノの譜面台等の板状
の物に挟着でき、ピアノの譜面台等の板状の物に前記照
明手段10を支持可能な構成となる挟着部材92と、前
記基台82の平面部82kに垂直な第二回動軸21d
(図示せず)を軸に基台82に回動可能に軸止され、基
台82の平面部82kと反対側の面へと突出し、第二回
動軸21d(図示せず)及び第一回動軸11b(図示せ
ず)の両方に垂直な第三回動軸11d(図示せず)を軸
に第一回動軸11b(図示せず)に回動可能に軸止され
た第二結合部材21とを備えているものである。
【0105】したがって、本実施形態の携帯式譜面台用
照明器具90は、挟着部材92を軸部材93が付勢され
る方向に回動させると作用部92bが照明手段10の上
面に当接するとともに第五回動軸93cが挿通されてい
る部分近傍から当接部92aまでの部分が基台82の平
面部82kに略平行に基台82の平面部82kに当接す
るため、挟着部材92の外部への突出部分はほとんどな
くなり、そのため、全体の大きさがコンパクトになり携
帯に便利である。また、挟着部材92を軸部材93が付
勢される方向と反対方向に回動させると所定角度におい
て軸部材93と一体となって第四回動軸82hを軸に回
動するとともに、当接部92aと基台82の平面部82
kとの間でピアノの譜面台等の板状の物に挟着でき、ピ
アノの譜面台等の板状の物に前記照明手段10を支持可
能な構成となるので、上記第一実施形態の携帯式譜面台
用照明器具1と同様の作用を奏し、そのため、挟着手段
は設置位置において、ぐらつかず安定し、譜面上に記載
されている内容が最も見やすい方向に照明方向を設定す
ることができる。
【0106】なお、上記説明では、軸部材93を一回転
方向へ付勢するバネ82iには、一部をコイル状に巻い
たバネがあるが、板状のバネにしても構わない。
【0107】また、上記説明では、照明手段10の光を
照射する第一開口部12a(図示せず)周囲を突出させ
る高さは、基台82の第五開口部82a(図示せず)周
囲の板厚の範囲内であれば特に制限はないが、できるだ
け高い方が内部空間を有効に利用できるため好ましい。
【0108】なお、上記各実施形態の携帯式譜面台用照
明器具では、発光媒体には、豆電球、発光ダイオード、
ネオン等電気を利用したものがあるが、その他に、化学
エネルギーを利用した各種発光物質を使用してもよい。
さらに、電気エネルギーを利用する場合の電源には、通
常の使い捨ての乾電池でもよいが、充電式の電池でもよ
く、交流電源からケーブルを通じて引き込んでもよい。
【0109】また、上記各実施形態の携帯式譜面台用照
明器具では、挟着手段により挟着する位置は特に限定さ
れるものではなく、譜面台の背板及び受板のどこに挟着
しても構わない。
【0110】さらに、上記各実施形態の携帯式譜面台用
照明器具の使用目的は譜面台の照明に限定されるもので
はなく、その他に、読書、勉強、非常用照明、懐中電灯
として使用しても構わない。
【0111】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の携帯式
譜面台用照明器具は、楽譜を設置する譜面台の背板また
は受板に容易に挟着でき、楽譜の譜面上を照明すること
ができるので、各種楽器を演奏する際に、譜面上に記載
されている内容を容易に読み取ることができる。
【0112】請求項2の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、挟着手段が譜面台の背板または受板に挟着されると
き、略平面をなす基台の平面部が譜面台の背板または受
板に密着するため、挟着手段は設置位置において安定
し、ぐらつかない。また、第一回動軸乃至第三回動軸の
各々の軸に軸止されている各々の部材間の回動できる方
向の違いにより、照明手段の光が照射される第一開口部
は、ほとんど全ての方向に向きを変えることができるた
め、譜面上に記載されている内容が最も見やすい方向に
照明方向を設定することができる。
【0113】請求項3の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、請求項2の携帯式譜面台用照明器具の効果に加え
て、折り畳み時に、挟着部材の外部への突出部分を小さ
くすることができるので、携帯式譜面台用照明器具全体
の大きさを小さくすることができ、携帯に便利である。
【0114】請求項4の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、請求項2の携帯式譜面台用照明器具の効果に加え
て、挟着部材の外部への突出部分を小さくすることがで
きるので、携帯式譜面台用照明器具全体の大きさを小さ
くすることができ、携帯に便利である。
【0115】請求項5の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、略直線部材であり曲がりのほとんどない部材を挟着
部材及び軸部材に使用すれば、挟着部材の当接部を第四
回動軸側に向けて、軸部材を付勢するバネ等の付勢部材
の付勢力に従って基台の平面部に挟着部材の側部を当接
させたとき、挟着部材及び軸部材の外部への突出部分は
ほとんどないので、非常にコンパクトに収納できる。し
かも、請求項1乃至請求項4の挟着手段と比べて挟着性
能は何ら変わるところがない。
【0116】請求項6の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、請求項5の携帯式譜面台用照明器具の効果に加え
て、壁等に突出して設けられたハンガー、釘等に吊り支
持させて収納できるので、使用したいときに探しまわる
ことがないとともに、非常用の照明器具としても使用で
きるので、わざわざ滅多に使用しない非常用専用の照明
器具を用意する必要がない。
【0117】請求項7の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、挟着部材の外部への突出部分はほとんどなくなるの
で、全体の大きさがコンパクトになり携帯に便利であ
る。また、請求項2に記載の携帯式譜面台用照明器具と
同様の作用を奏するので、挟着手段は設置位置におい
て、ぐらつかず安定し、譜面上に記載されている内容が
最も見やすい方向に照明方向を設定することができる。
【0118】請求項8の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、請求項2乃至請求項7のいずれか1つの携帯式譜面
台用照明器具の効果に加えて、挟着する譜面台の背板ま
たは受板の厚さによって、基台及び挟着部材を軸止して
いる第四回動軸から挟着部材が譜面台の背板または受板
に当接する位置までの距離がほとんど変わらないので、
挟着する譜面台の背板または受板の厚さによって、挟着
手段は設置位置における安定性を損なうことがなく、ぐ
らつかない。
【0119】請求項9の発明の携帯式譜面台用照明器具
は、請求項2乃至請求項8のいずれか1つの携帯式譜面
台用照明器具の効果に加えて、突出した照明手段の空間
を光の発光源である豆電球等を収納する空間の一部とし
て利用できるので、照明手段のその他の部分の内部空間
にゆとりができる。これに加えて、照明手段の外周及び
基台の外周が略一致するように調節可能で、このとき、
照明手段の突出した第一開口部周囲は、基台に穿設され
た第五開口部内の空間に介在でき、照明手段の第一開口
部周囲を突出させる前に比べて、収納時における携帯式
譜面台用照明器具自体の外観の形状及び大きさは何ら変
わるところがないため、照明手段の内部空間にできたゆ
とりの分だけ照明手段を小型化できるとともに、携帯式
譜面台用照明器具全体の大きさを小型化することにもつ
ながる。
【0120】請求項10の発明の携帯式譜面台用照明器
具は、請求項1乃至請求項9のいずれか1つの携帯式譜
面台用照明器具の効果に加えて、照明手段の光を照射す
るエネルギー源が、電池であり、交流電源のようにコン
セントを探し、コードを接続する等の面倒が不要である
ので、非常に使い勝手がよい。
【0121】請求項11の発明の携帯式譜面台用照明器
具は、請求項10の携帯式譜面台用照明器具の効果に加
えて、わざわざ乾電池を購入しに出かけることなく、自
宅で充電するだけで何度も使用できるので、時間的にも
経済的にも大変有効である。
【0122】請求項12の発明の携帯式譜面台用照明器
具は、請求項10または請求項11のいずれかの携帯式
譜面台用照明器具の効果に加えて、照明手段には電池を
設置する必要がなく軽量な構成にすることができるの
で、照明手段を様々な方向に向けても、挟着手段に大き
なモーメントが発生せず、ピアノの譜面台等に、より安
定して挟着できる。
【0123】請求項13の発明の携帯式譜面台用照明器
具は、請求項10または請求項11のいずれかの携帯式
譜面台用照明器具の効果に加えて、照明手段内部で、直
接、電池を発光媒体である豆電球等に接続でき、外部配
線が一切不要であるので、不必要な部品を極力省略で
き、よりコンパクトな携帯式譜面台用照明器具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である携帯式譜面台用照
明器具を示す側面図である。
【図2】(a)は本発明の第一実施形態である携帯式譜
面台用照明器具を示す平面図、(b)は裏面図である。
【図3】図2の(a)の携帯式譜面台用照明器具のA−
A断面を示す断面図である。
【図4】本発明の第一実施形態である携帯式譜面台用照
明器具の使用方法を示す説明図である。
【図5】図4に続く携帯式譜面台用照明器具の使用方法
を示す説明図である。
【図6】図5に続く携帯式譜面台用照明器具の使用方法
を示す説明図である。
【図7】本発明の第一実施形態である携帯式譜面台用照
明器具の使用状態を示す説明図である。
【図8】本発明の第二実施形態である携帯式譜面台用照
明器具を示す側面図である。
【図9】本発明の第二実施形態である携帯式譜面台用照
明器具を示す平面図である。
【図10】本発明の第二実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す裏面図である。
【図11】図9の携帯式譜面台用照明器具のB−B断面
を示す断面図である。
【図12】本発明の第二実施形態である携帯式譜面台用
照明器具の使用状態を示す説明図である。
【図13】本発明の第三実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す側面図である。
【図14】本発明の第三実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す裏面図である。
【図15】本発明の第四実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す側面図である。
【図16】(a)は本発明の第四実施形態である携帯式
譜面台用照明器具を示す平面図、(b)は裏面図であ
る。
【図17】図16の(a)の携帯式譜面台用照明器具の
C−C断面を示す断面図である。
【図18】本発明の第四実施形態である携帯式譜面台用
照明器具の使用方法を示す説明図である。
【図19】本発明の第五実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す側面図である。
【図20】本発明の第五実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す平面図である。
【図21】本発明の第五実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す裏面図である。
【図22】図20の携帯式譜面台用照明器具のD−D断
面を示す断面図である。
【図23】本発明の第五実施形態である携帯式譜面台用
照明器具の使用方法を示す説明図である。
【図24】本発明の第六実施形態である携帯式譜面台用
照明器具を示す側面図である。
【図25】本発明の第六実施形態である携帯式譜面台用
照明器具の使用方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1,40,60,70,80,90 携帯式譜面台用照
明器具 10,50 照明手段 11,51 第一結合部材 11a,21a,22g,23b,26i,27g,5
1b,72g,74b,75b,82g,83e,84
a,84b,92d,92e,93a,93b 孔 11b,52 第一回動軸 11c,21e,27f,51c,52a,74e,8
4d 係止部材 11d,27a 第三回動軸 11e,27b,82f,82j 溝部 12,24,57 カバー部材 12a,57a 第一開口部 12b,57b 第二開口部 12c,57c 第三開口部 12d 第四開口部 13,54 反射鏡 14,55 発光媒体 15,56 発光媒体保護部 16,58 スイッチ 17 端子部材 18,25 電池 20,41,62,71,81,91 挟着手段 21,27 第二結合部材 21b,27c 回動部 21c,22c,26e,27d,72c,82c ガ
イド部 21d,27e 第二回動軸 22,26,61,72,82 基台 22a,72a,82a 第五開口部 22b,72b,82b 第六開口部 22d,26b,26f,72d,82d 貫通部 22e,26g,61a,72e,82e 係止部材埋
込溝 22f,23a,26h,72f 支持部 22h,26j,72h,82h 第四回動軸 22i,26k,72i,82i バネ 22j,26l,72j,82k 平面部 23,73,83,92 挟着部材 23c,75a,83b,92b 作用部 23d,74a,83a,92a 当接部 23e 空洞部 26a,26d 開口部 26c 端子部材埋込溝 30 ピアノ 31 譜面台 32 背板 33 受板 34 楽譜 51a 凹部 53 発光部位 63 バネ部材 63a 第一当接部 63b 第二当接部 64 滑り止め部材 65,75 作用部材 74 当接部材 74c 突出部 74d,75e,83d 当接面 75c,75d,83c,83f 切欠部 84,93 軸部材 84c,93c 第五回動軸 92c 係止軸

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明方向をあらゆる方向に移動可能な照
    明手段と、 前記照明手段に取り付けられ、ピアノの譜面台等の板状
    の物に挟着できるとともにピアノの譜面台等の板状の物
    に前記照明手段を支持可能な挟着手段とを具備すること
    を特徴とする携帯式譜面台用照明器具。
  2. 【請求項2】 長手方向側方より光を照射する第一開口
    部を備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してあ
    る内容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可
    能な照明手段と、 前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸を軸に照明手
    段の長手方向一端に回動可能に軸止された第一結合部材
    と、 少なくとも片面において長手方向一端より少なくとも略
    中央付近までが略平面をなす平面部を有する略板状の基
    台を備え、基台の平面部を有する側において平面部に略
    平行で基台の長手方向に略垂直な第四回動軸を軸に回動
    可能に軸止され、バネ等の付勢部材により一回転方向へ
    付勢され基台の平面部との間に所定の押圧力により挟着
    できる挟着部を構成する挟着部材を備えた挟着手段と、 前記基台の平面部に垂直な第二回動軸を軸に基台に回動
    可能に軸止され、基台の平面部と反対側の面へと突出
    し、第二回動軸及び第一回動軸の両方に垂直な第三回動
    軸を軸に第一結合部材に回動可能に軸止された第二結合
    部材とを具備することを特徴とする携帯式譜面台用照明
    器具。
  3. 【請求項3】 前記挟着部材は、折り畳み可能であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の携帯式譜面台用照明器
    具。
  4. 【請求項4】 前記挟着部材は、第四回動軸を軸に回動
    可能に軸止されバネ等の付勢部材により基台の平面部と
    の間でピアノの譜面台等の板状の物に挟着できるように
    付勢された当接部材と、 一端が第四回動軸を軸に回動可能に軸止されバネ等の付
    勢部材の押圧力の働く方向と反対方向に回動させたとき
    に所定の角度より先への回動については前記当接部材と
    一体となって回動する作用部材とを備えたことを特徴と
    する請求項2に記載の携帯式譜面台用照明器具。
  5. 【請求項5】 長手方向側方より光を照射する第一開口
    部を備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してあ
    る内容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可
    能な照明手段と、 前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸を軸に照明手
    段の長手方向一端に回動可能に軸止された第一結合部材
    と、 少なくとも片面において長手方向一端より少なくとも略
    中央付近までが略平面をなす平面部を有する略板状の基
    台と、 前記基台の平面部を有する側において、平面部に略平行
    で前記基台の長手方向に略垂直な第四回動軸を軸に、一
    端を回動可能に軸止され、バネ等の付勢部材により一回
    転方向へ付勢され、他端と前記基台の平面部との間に所
    定の押圧力を有し、他端に第四回動軸に平行な第五回動
    軸が軸止された軸部材と、 一端に当接部を有し、他端に作用部を有し、中央より当
    接部寄りにおいて前記第五回動軸を軸に前記軸部材の他
    端に回動可能に軸止され、第五回動軸を軸に前記付勢部
    材の付勢する方向と反対方向に回動させたときに所定角
    度において軸部材と一体となって第四回動軸を軸に回動
    するとともに、当接部と基台の平面部との間でピアノの
    譜面台等の板状の物に挟着でき、ピアノの譜面台等の板
    状の物に前記照明手段を支持可能な構成となる挟着部材
    と、 前記基台の平面部に垂直な第二回動軸を軸に基台に回動
    可能に軸止され、基台の平面部と反対側の面へと突出
    し、第二回動軸及び第一回動軸の両方に垂直な第三回動
    軸を軸に第一結合部材に回動可能に軸止された第二結合
    部材とを具備することを特徴とする携帯式譜面台用照明
    器具。
  6. 【請求項6】 前記挟着部材は、当接部を第四回動軸側
    に向けて、軸部材を付勢するバネ等の付勢部材の付勢力
    に従って基台の平面部に側部を当接させたとき、作用部
    が基台の端部より突出し、該端部の突出部分の略中央に
    第二回動軸に平行な方向に切り欠かれ、壁等に突出して
    設けられたハンガー、釘等が挿通できるとともに携帯式
    譜面台用照明器具全体をハンガー、釘等に支持できる切
    欠部を有することを特徴とする請求項5に記載の携帯式
    譜面台用照明器具。
  7. 【請求項7】 長手方向側方より光を照射する第一開口
    部を備え、譜面台に立てかけられた楽譜等に記載してあ
    る内容を所定の距離をおいて解読可能な明るさに照明可
    能な照明手段と、 前記照明手段の長手方向を向く第一回動軸を軸に照明手
    段の長手方向一端に回動可能に軸止された第一結合部材
    と、 少なくとも片面において長手方向一端より少なくとも略
    中央付近までが略平面をなす平面部を有する略板状の基
    台と、 前記基台の平面部を有する側において、平面部に略平行
    で前記基台の長手方向に略垂直な第四回動軸を軸に、一
    端を回動可能に軸止され、バネ等の付勢部材により一回
    転方向へ付勢され、他端と前記基台の平面部との間に所
    定の押圧力を有し、他端に第四回動軸に平行な第五回動
    軸が軸止された軸部材と、 上方から見ると略コの字状を呈し、閉じた方の端部に作
    用部を、解放側の端部に当接部を形成され、照明手段、
    基台及び、軸部材の他端を挟んで第五回動軸に回動可能
    に軸止され、軸部材が付勢される方向に回動させると作
    用部が照明手段の上面に当接するとともに第五回動軸か
    ら当接部までの部分が基台の平面部に略平行に基台の平
    面部に当接し、軸部材が付勢される方向と反対方向に回
    動させると所定角度において軸部材と一体となって第四
    回動軸を軸に回動するとともに、当接部と基台の平面部
    との間でピアノの譜面台等の板状の物に挟着でき、ピア
    ノの譜面台等の板状の物に前記照明手段を支持可能な構
    成となる挟着部材と、 前記基台の平面部に垂直な第二回動軸を軸に基台に回動
    可能に軸止され、基台の平面部と反対側の面へと突出
    し、第二回動軸及び第一回動軸の両方に垂直な第三回動
    軸を軸に第一結合部材に回動可能に軸止された第二結合
    部材とを具備することを特徴とする携帯式譜面台用照明
    器具。
  8. 【請求項8】 前記挟着部材は、譜面台等に挟着する際
    に当接する部分が凸状の曲面を呈している当接部を備え
    ていることを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれ
    か1つに記載の携帯式譜面台用照明器具。
  9. 【請求項9】 前記照明手段の光を照射する第一開口部
    周囲が基台の板厚の範囲内の高さで突出し、第一回動軸
    乃至第三回動軸の各々に軸止されている各々の部材を回
    動させ、照明手段の第一開口部を基台側に向け、照明手
    段を基台に当接させる場合において、第二回動軸に平行
    な方向から見て照明手段の外周及び基台の外周が略一致
    するように調節可能で、第二回動軸に平行な方向から見
    て照明手段の外周及び基台の外周が略一致するように調
    節したとき、照明手段の突出する部分を介在できる第五
    開口部が基台に穿設されており、照明手段の突出する部
    分が第五開口部に介在されることを特徴とする請求項2
    乃至請求項8のいずれか1つに記載の携帯式譜面台用照
    明器具。
  10. 【請求項10】 前記照明手段の光を照射するエネルギ
    ー源は、電池であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項9のいずれか1つに記載の携帯式譜面台用照明器具。
  11. 【請求項11】 前記電池は、充放電可能であることを
    特徴とする請求項10に記載の携帯式譜面台用照明器
    具。
  12. 【請求項12】 前記電池は、基台に設置されているこ
    とを特徴とする請求項10または請求項11のいずれか
    に記載の携帯式譜面台用照明器具。
  13. 【請求項13】 前記電池は、照明手段に設置されてい
    ることを特徴とする請求項10または請求項11のいず
    れかに記載の携帯式譜面台用照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102278604A (zh) * 2010-05-06 2011-12-14 罗伯特·博世有限公司 手提照明器具

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