JPH1038198A - 高圧ガス充填装置 - Google Patents

高圧ガス充填装置

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Publication number
JPH1038198A
JPH1038198A JP21549496A JP21549496A JPH1038198A JP H1038198 A JPH1038198 A JP H1038198A JP 21549496 A JP21549496 A JP 21549496A JP 21549496 A JP21549496 A JP 21549496A JP H1038198 A JPH1038198 A JP H1038198A
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JP
Japan
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container
filling
conveyor
pressure gas
cylinder
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JP21549496A
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Inventor
Bunjiro Nakamura
文次郎 中村
Takeshi Saotome
武 早乙女
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SOUKOUKEN KK
Wako KK
Original Assignee
SOUKOUKEN KK
Wako KK
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定置式充填機の能力を有効に活用し、液化ガ
スの充填作業全体を効率化して作業性を向上できるよう
にする。 【解決手段】 搬入コンベア11の下流端側と搬出コン
ベア13の上流端側とを複数の連結コンベア15,1
5,…で連結し、各連結コンベア15の途中にはボンベ
1の方向修正装置30と定置式充填機60とを搬送方向
の前,後で互いに離間させて設ける。また、搬入コンベ
ア11の途中には検査装置24を設け、液化ガスを充填
する前の各ボンベ1が良品であるか否かを検査装置24
で検査する。そして、不良品のボンベ1を仕分け装置2
5により搬入コンベア11上から不良品排出路26側に
自動排出し、良品のボンベ1に対してのみ方向修正装置
30による方向修正と定置式充填機60による充填作業
とを行い、定置式充填機60の能力をフルに活用して液
化ガスの充填処理に要する時間を短縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液化プロパ
ンガス等の高圧ガスをボンベ等の容器内に充填するのに
好適に用いられる高圧ガス充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用や業務用の燃料となる高
圧の液化ガスを充填するため上端側に充填口部を開閉す
るバルブが設けられた容器と、該容器を充填ステーショ
ンに向けて搬入する搬入コンベアと、充填ステーション
の回転テーブル上に複数個設けられ、該搬入コンベアで
搬入されてくる各容器に液化ガスを充填する充填機と、
該各充填機の支持枠等にそれぞれ設けられ、前記容器の
充填口部を各充填機の充填ノズルの位置に配向させるた
め前記回転テーブル上で容器を回転させる複数の方向修
正機構と、前記各充填機により液化ガスが充填された各
容器を充填ステーションから搬出する搬出コンベアとか
らなる高圧ガス充填装置は、例えば特開平6−2010
95号公報(特公平7−99238号公報)等で知られ
ている。
【0003】そして、この種の従来技術では、搬入コン
ベアによって空の容器(実際には残ガスがある)が充填
ステーションに搬入されてくると、まず、容器の充填口
部が充填機の充填ノズルと一致した位置となるように前
記方向修正機構により回転テーブル上で容器を回転さ
せ、該容器の充填口部を充填機の充填ノズルの位置に向
けて配向させる。次に、この状態で充填機の充填ノズル
を容器の充填口部に嵌着させると共に、該容器のバルブ
をバルブハンドル等を介して開,閉することにより、こ
の容器内に充填ノズルを介して高圧の液化ガスを充填
し、充填後の各容器は搬出コンベアによって出荷ヤード
等に向けて搬出するようにしている。
【0004】また、この種の容器には、該容器に固有の
管理情報(例えば容器の充填有効期間、風袋重量、販売
店名および各種の識別情報等)が予め書込まれたバーコ
ードラベル等からなる標識が貼着されている。そして、
当該容器に液化ガスを充填するときには、バーコードリ
ーダ等の読取り装置を容器の標識箇所に近接または接触
させてこの標識から容器に固有の管理情報を読取り、こ
れによって不良品と良品の容器とを判別した後に、良品
の容器に対してのみ読取った情報に基づいて充填作業を
行うようにしている。
【0005】この場合、液化ガス充填工場のホストコン
ピュータ等には前記管理情報に対応する情報が予め登録
されおり、良品の容器に対しては前記読取り装置で読取
った管理情報から当該容器に充填すべき液化ガスの充填
量等を算定し、定量充填を行うと共に、過充填等の発生
を防止するようにしている。
【0006】一方、特開平5−172300号公報(以
下、他の従来技術という)には、定置式充填機を採用し
た高圧ガスの充填装置が記載されている。そして、この
場合でも、充填機の支持枠等に容器の方向修正機構およ
びバーコードリーダ等の読取り装置が、各充填機毎に一
体的に組込まれ、搬送ラインの途中に設けた高圧ガスの
充填位置において容器の方向修正、バーコード等の読取
り作業および高圧ガスの充填作業等を順次行うようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、充填ステーションの回転テーブル上に設け
た各充填機に対して、容器の方向修正機構およびバーコ
ードリーダ等の読取り装置が一体的に組込まれ、容器の
搬送ラインの途中で高圧ガスの充填位置となる所定位置
で容器の方向修正、バーコード等の読取り作業および高
圧ガスの充填作業を順次行うようにしているから、充填
機の能力を有効に活用することが難しいという問題があ
る。
【0008】即ち、高圧ガスの充填位置において容器の
方向修正とバーコード等の読取り作業と行う場合には、
容器の充填口部が充填機の充填ノズルと一致した位置と
なるように、まず、回転テーブル上から一定のリフト量
をもって容器を上昇させた後に前記方向修正機構により
回転テーブル上で容器を回転させ、該容器の充填口部が
充填機の充填ノズルの位置に配向されたときに前記方向
修正機構による容器の回転を停止させ、その後に容器を
回転テーブル上に下降させると共に、バーコード等の読
取り装置を移動させる必要がある。
【0009】そして、これらの各工程が終了した後に、
充填機の充填ノズルを容器の充填口部に嵌着させると共
に、該容器のバルブをバルブハンドル等を介して開,閉
することにより、この容器内に充填ノズルを介して高圧
の液化ガスを充填する充填工程を行うことになり、高圧
ガスの充填作業が完了するまでに、例えば3分程度の時
間を費やしてしまう。
【0010】この場合、例えば50kgボンベの容器に
液化ガスを充填するときに、充填機は通常で約2〜2.
5分程度の時間内に充填工程を終える能力を有してい
る。これに対し従来技術では、充填工程と同一の位置に
おいて容器の方向修正工程とバーコード等の読取り工程
とを前工程として行うために、これらの前工程の間は充
填機を停止したままの状態に待機させておく必要が生
じ、充填機の能力をフルに活用することができず、液化
ガスの充填作業全体を効率的に行うことができなくな
る。
【0011】特に、液化プロパンガス(LPG)等の充
填工場では、1台の充填機で1日当りに150〜200
本の容器に対してガスの充填作業を行うから、容器の方
向修正とバーコード等の読取り工程とを行う間に亘って
充填機を停止(待機)させるようにすると、工場全体の
稼働率が低下し、全体の生産性を高めることができない
という問題がある。
【0012】また、搬入コンベアにより前記充填位置ま
で搬入されてきた容器のなかには、前記標識が貼着され
ていない容器やホストコンピュータに未登録の容器、ま
たは充填有効期間の過ぎた容器が不良品として混在する
ことがある。そして、これらの不良品の容器を前記充填
位置でバーコードリーダ等の読取り装置を介して検出し
たときには、例えば作業者が不良品の容器を搬送ライン
上から排出しなければならず、排出作業に手間がかか
り、これによっても作業性が悪くなるという問題があ
る。
【0013】特に、回転式充填装置の場合には、不良品
の容器を搬送ラインから排出するときに、充填ステーシ
ョンの回転テーブル上に設けた各充填機に搬入コンベア
からの容器を連続的に供給できなくなり、回転テーブル
が1回転する間に充填作業を行わない充填機が発生する
ことになって充填時の作業効率が低下してしまうという
問題がある。
【0014】一方、前記他の従来技術による定置式充填
機を採用した高圧ガスの充填装置においても、定置式充
填機の支持枠等に容器の方向修正機構およびバーコード
リーダ等の読取り装置が一体的に組込まれており、容器
の方向修正、バーコード等の読取り工程および高圧ガス
の充填工程を同一の位置で行う構成であるから、容器の
方向修正およびバーコード等の読取り工程の間は充填機
を停止したままの状態に待機させておく必要が生じ、充
填機の能力をフルに活用することができず、充填時の作
業性を高めることができないという問題がある。
【0015】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は容器の方向修正と高圧ガスの充
填作業とを別の位置で行うことにより、定置式充填機の
能力を有効に活用でき、充填時の作業性や生産性を大幅
に向上できるようにした高圧ガス充填装置を提供するこ
とを目的としている。
【0016】また、本発明の他の目的は、定置式充填機
の上流側で容器が良品であるか不良品であるかを検査す
ることにより、良品の容器に対しては方向修正や充填作
業を速やかに実施できると共に、不良品の容器は搬送ラ
インから早期に排出させることができ、液化ガスの充填
作業全体を効率化して作業性を大幅に向上できるように
した高圧ガス充填装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、高圧ガスを充填するため上
端側に充填口部を開閉する弁手段が設けられた容器と、
該容器を高圧ガスの充填位置に搬入する搬入手段と、高
圧ガスが充填された容器を前記充填位置から搬出する搬
出手段と、前記充填位置に配設され、前記容器の弁手段
を開閉する弁開閉機構と前記充填口部に嵌着される充填
ノズルとを備えた定置式充填機と、該定置式充填機の上
流側に位置して前記搬入手段の途中に設けられ、前記容
器の充填口部を前記充填ノズルの位置に配向させるため
に前記搬入手段上で容器を回転させる容器の方向修正手
段とからなる構成を採用している。
【0018】上記構成によれば、搬入手段で搬送されて
くる容器に対し充填位置の上流側において、まず容器の
方向修正手段により容器の充填口部が定置式充填機の充
填ノズルと一致した位置となるように前記搬入手段上で
容器を回転させ、容器の充填口部を充填ノズルと同方向
に配向させた状態で充填位置へと搬入する。そして、高
圧ガスの充填位置では定置式充填機により充填ノズルを
容器の充填口部に嵌着させると共に、弁開閉機構で容器
の弁手段を開閉することにより、この容器内に充填ノズ
ルを介して高圧ガスを充填し、充填後の容器を搬出手段
によって出荷ヤード等に向けて搬出する。
【0019】また、請求項2の発明は、高圧ガスを充填
するため上端側に充填口部を開閉する弁手段が設けられ
た容器と、該容器を高圧ガスの充填位置に搬入する搬入
手段と、高圧ガスが充填された容器を前記充填位置から
搬出する搬出手段と、前記充填位置に配設され、前記容
器の弁手段を開閉する弁開閉機構と前記充填口部に嵌着
される充填ノズルとを備えた定置式充填機と、該定置式
充填機の上流側に位置して前記搬入手段の途中に設けら
れ、前記容器の充填口部を前記充填ノズルの位置に配向
させるために前記搬入手段上で容器を回転させる容器の
方向修正手段と、前記搬入手段の途中に設けられ、該搬
入手段により搬送されてくる前記容器が良品であるか不
良品であるかを検査する検査手段と、該検査手段による
検査結果に基づき良品の容器に対しては前記定置式充填
機による高圧ガスの充填を許し、不良品として検査され
た容器を不良品排出路へと排出させる容器の仕分け手段
とからなる構成を採用している。
【0020】これにより、請求項1の発明と同様に、容
器の方向修正と高圧ガスの充填とを搬入手段の前,後に
分離して別々に実施できる上に、充填位置の上流側にお
いて搬入手段により搬送されてくる前記容器が良品であ
るか不良品であるかを検査手段で検査し、該検査手段に
よる検査結果に基づき良品の容器に対しては定置式充填
機による高圧ガスの充填を行わせ、不良品として検査さ
れた容器は仕分け手段によって不良品排出路へと排出さ
せることができる。
【0021】一方、請求項3の発明は、高圧ガスを充填
するため上端側に充填口部を開閉する弁手段が設けられ
た容器と、該容器を高圧ガスの充填位置に向けて搬入す
る搬入コンベアと、高圧ガスが充填された容器を搬出す
る搬出コンベアと、該搬出コンベアと搬入コンベアとの
間を連結し、前記充填位置の前,後で前記容器を搬入・
出する連結コンベアと、該連結コンベアの途中で前記充
填位置に配設され、前記容器の弁手段を開閉する弁開閉
機構および前記充填口部に嵌着され高圧ガスの充填を行
う充填ノズルを備えた定置式充填機と、該定置式充填機
の上流側に位置して前記連結コンベアの途中に設けら
れ、前記容器の充填口部を前記充填ノズルの位置に配向
させるために前記連結コンベア上で容器を回転させる容
器の方向修正手段と、前記搬入コンベアの途中に設けら
れ、該搬入コンベアにより前記連結コンベアに向けて搬
送されてくる前記容器が良品であるか不良品であるかを
検査する容器の検査手段と、該検査手段よりも下流側に
位置して前記搬入コンベアの途中に設けられ、該検査手
段により不良品として検査された容器を前記搬入コンベ
アから排出させる不良品排出手段とからなる構成を採用
している。
【0022】上記構成によれば、まず搬入コンベアの途
中で検査手段により容器が良品か不良品かを検査し、不
良品排出手段により不良品の容器を搬入コンベアから自
動的に排出できると共に、良品の容器が連結コンベア側
に搬入されるのを許すことができる。そして、連結コン
ベア上では容器の方向修正手段により容器の充填口部が
定置式充填機の充填ノズルと一致した位置となるように
容器を回転させ、容器の充填口部を充填ノズルと同方向
に配向させた後に、この容器を高圧ガスの充填位置に搬
入し、定置式充填機によって充填ノズルを容器の充填口
部に嵌着させると共に、弁開閉機構で容器の弁手段を開
閉することにより、この容器内に充填ノズルを介して高
圧ガスを自動充填することができ、充填後の容器は搬出
コンベアによって出荷ヤード等に向けて搬出できる。
【0023】また、請求項4の発明では、前記連結コン
ベアを、前記搬入コンベアと搬出コンベアとの間で互い
に並列となるように複数本配設し、該各連結コンベアの
途中にはそれぞれ前記容器の方向修正手段と定置式充填
機とを配設する構成としている。
【0024】これにより、搬入コンベアで搬入されてく
る複数本の容器を複数の連結コンベア上に予め決められ
た順序で次々と送り込みつつ、各連結コンベア毎の方向
修正手段と定置式充填機とを用いて容器の方向修正と高
圧ガスの充填とを連続的に行うことができ、搬入コンベ
アおよび搬出コンベアの搬送速度を速めて充填工場全体
の稼働率を確実に高めることができる。
【0025】さらに、請求項5の発明では、前記容器の
方向修正手段を、前記連結コンベアから容器を上方に持
ち上げる容器リフタと、該容器リフタで持ち上げられた
容器を前記連結コンベア上で回転させる容器回転機構
と、該容器回転機構で回転される前記容器の方向を前記
弁手段を介して検出し前記充填口部が予め決められた位
置に配向されたときに該容器回転機構の回転を停止させ
る容器の配向位置検出機構とから構成している。
【0026】これにより、容器が連結コンベア上の方向
修正位置に搬送されてくると、まず容器リフタで連結コ
ンベアから容器を上方に持ち上げつつ、この容器を容器
回転機構により連結コンベア上で回転させる。そして、
該容器回転機構で回転される容器の方向を配向位置検出
機構で容器の弁手段を介して検出することにより、該容
器の充填口部が予め決められた位置に配向されたときに
容器回転機構を停止させ、容器の充填口部が定置式充填
機の充填ノズルと一致した位置となるように容器の方向
修正を簡単に行うことができる。
【0027】さらにまた、請求項6の発明では、前記高
圧ガスの充填位置に、前記連結コンベアの下側に位置し
て前記容器の重量を検出する重量検出器と、該重量検出
器上に設けられ前記連結コンベア上から容器を持ち上げ
ることにより該容器を連結コンベアから離間させる容器
リフタと、該容器リフタで持ち上げられた容器を前記定
置式充填機の弁開閉機構に対してセンタリングさせるセ
ンタリング手段とを設け、前記定置式充填機には、該セ
ンタリング手段でセンタリングされた容器の弁手段に向
け前記弁開閉機構を充填ノズルと共に進退させる進退機
構を設けてなる構成としている。
【0028】これにより、方向修正済の容器が充填位置
に搬送されてくると、容器リフタで連結コンベア上から
容器を持ち上げつつ、該容器を連結コンベアから離間さ
せることによって容器を重量検出器上で受承させ、該容
器の重量を正確に検出することができる。次に、この状
態でセンタリング手段により容器を定置式充填機の弁開
閉機構に対してセンタリングさせつつ、充填機の進退機
構により容器の弁手段に向けて弁開閉機構を充填ノズル
と共に進退させ、充填ノズルを容器の充填口部に自動的
に嵌着できると共に、弁開閉機構で容器の弁手段を開閉
でき、この容器内に充填ノズルを介して高圧ガスを自動
充填することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0030】ここで、図1ないし図11は本発明の実施
例による高圧ガス充填装置を、液化ガスの充填工場に適
用した場合を示している。
【0031】図において、1,1,…はサイフォン管と
称される液化ガス充填用の容器となるボンベを示し、該
各ボンベ1は図2等に示す如く、高強度の金属材料によ
り密閉容器として形成されたボンベ本体2と、該ボンベ
本体2の上端側中央部に設けられた充填用のバルブボデ
ィ3および取出し用のバルブボディ(図示せず)とから
大略構成されている。そして、バルブボディ3には後述
のバルブコック6上から有蓋筒状の保護キャップ(図示
せず)が螺着され、この保護キャップはボンベ1の運搬
時等にバルブボディ3を外側から保護するようになって
いる。
【0032】ここで、バルブボディ3はボンベ1の弁手
段を構成し、ボンベ本体2内に液化ガスを充填するため
に径方向に突出し外部に開口した充填口部4と、該充填
口部4をボンベ本体2内に対して開閉すべくバルブボデ
ィ3内に可動に配設された弁体(図示せず)と、この弁
体を開,閉操作するため弁軸5を介して弁体に連結され
たバルブハンドルとしてのバルブコック6とを備えてい
る。また、バルブボディ3には充填口部4の背面側でキ
ャップ7の上側に位置してくぼみ部3Aが形成され、該
くぼみ部3Aにはクランプ等が係合される。
【0033】8はボンベ1の転倒時等にバルブボディ3
およびバルブコック6を保護するプロテクタを示し、該
プロテクタ8は金属パイプをリング状に湾曲させること
により、例えば直径が25〜30cm程度の円環状リン
グとして形成されている。そして、該プロテクタ8はボ
ンベ本体2の上端側に円弧状に湾曲した支持板9を介し
て取付けられ、バルブコック6よりも所定寸法高い位置
で支持板9と共にバルブボディ3の周囲を取囲んでい
る。また、支持板9には充填口部4と対応する位置に開
口部9Aが形成され、該開口部9Aは後述の充填ノズル
63等が充填口部4に向けて水平方向に挿入されるのを
許すものである。
【0034】11は液化ガスを充填すべき各ボンベ1を
搬入する搬入手段としての搬入コンベアで、該搬入コン
ベア11はチェーンコンベア等からなり、入荷ヤード1
2側からの各ボンベ1を正立状態で後述する各定置式充
填機60の位置に向けて矢示A方向に搬送する。
【0035】13は液化ガスが充填された充填済の各ボ
ンベ1を搬出する搬出手段としての搬出コンベアで、該
搬出コンベア13は搬入コンベア11と同様にチェーン
コンベア等によって構成され、充填済の各ボンベ1を正
立させた状態で出荷ヤード14側に向けて矢示B方向に
搬送する。
【0036】15,15,…は搬入コンベア11の下流
端側と搬出コンベア13の上流端側とを連結した連結コ
ンベアで、該各連結コンベア15は搬入コンベア11と
同様にチェーンコンベア等によって構成され、図5およ
び図10に例示するように4本のチェーン15A,15
A,…により各ボンベ1を正立させた状態で矢示C方向
に搬送する。ここで、各連結コンベア15は各定置式充
填機60の位置よりも上流側の部分が搬入コンベア11
と共に搬入手段を構成し、各定置式充填機60の位置よ
りも下流側の部分が搬出コンベア13と共に搬出手段を
構成するものである。
【0037】16は搬入コンベア11の途中に設けられ
た1対のストッパアームを示し、該各ストッパアーム1
6はその基端側が搬入コンベア11の左,右両側に回動
可能に取付けられ、先端側が搬入コンベア11上に進退
するように配設されている。そして、該各ストッパアー
ム16は後述するキャップ脱着装置17のキャップ除去
機19で前記保護キャップをボンベ1から除去するとき
に、その先端側が搬入コンベア11上に進出することに
よりボンベ1の外周面に所定位置で当接し、該ボンベ1
を搬入コンベア11の中心線上に一時的に停止させて位
置決めする。
【0038】また、キャップ除去機19によりボンベ1
から保護キャップが除去されると、各ストッパアーム1
6は搬入コンベア11上から後退し、保護キャップが除
去されたボンベ1を搬入コンベア11により下流側へと
搬送するのを許す構成となっている。
【0039】17は各ストッパアーム16に対応する位
置で搬入コンベア11と搬出コンベア13との間に設け
られたキャップ脱着装置を示し、該キャップ脱着装置1
7は本出願人が先に、特開平6−265100号公報で
提案したキャップ移送機、キャップ除去機およびキャッ
プ供給機等とほぼ同様に構成されている。
【0040】そして、キャップ脱着装置17は図1中に
示すように、搬入コンベア11と搬出コンベア13との
間に前後方向に伸長したキャップ移送機18と、該キャ
ップ移送機18の一端側と搬入コンベア11との間に設
けられ、搬入コンベア11上のボンベ1から保護キャッ
プを除去するキャップ除去機19と、キャップ移送機1
8の他端側と搬出コンベア13との間に設けられ、該キ
ャップ除去機19で除去した保護キャップを搬出コンベ
ア13上のボンベ1に供給するキャップ供給機20とか
ら大略構成されている。
【0041】21はキャップ供給機20の近傍に位置し
て搬出コンベア13の途中に設けられた1対のストッパ
アームを示し、該各ストッパアーム21は前記各ストッ
パアーム16と同様に構成され、搬出コンベア13上に
進退することにより、液化ガス充填済みの各ボンベ1を
所定のキャップ供給位置に順次停止させて位置決めす
る。そして、このキャップ供給位置では搬入コンベア1
1側からキャップ除去機19およびキャップ移送機18
を介して移送されてくる各保護キャップを搬出コンベア
13上のボンベ1に供給することにより、ボンベ1の出
荷時等に該ボンベ1のバルブボディ3等を保護キャップ
で確実に保護するようにしている。
【0042】22,23は各ストッパアーム16の下流
側に位置して搬入コンベア11の途中にそれぞれ設けら
れた他のストッパアームを示し、該各ストッパアーム2
2,23も各ストッパアーム16と同様に構成され、各
ストッパアーム22は前記保護キャップを除去した後の
各ボンベ1を搬入コンベア11により後述する検査装置
24の位置へと1本ずつ間隔をあけて搬送させる。ま
た、各ストッパアーム23は検査装置24の位置で各ボ
ンベ1を検査終了時まで一時的に停止させ、検査終了後
の各ボンベ1が順次下流側に搬送されるのを許すもので
ある。
【0043】24は各ストッパアーム23に対応する位
置で搬入コンベア11の途中に設けられた検査手段とし
て検査装置で、該検査装置24は液化ガス充填前のボン
ベ1から当該ボンベ1の情報をバーコード等の標識(図
示せず)を介して読取ることにより、当該ボンベ1が良
品であるか不良品であるかを検査するものである。この
場合、搬入コンベア11で搬入されてくる各ボンベ1の
なかには、前記標識が貼着されていないボンベ、充填工
場のホストコンピュータ(図示せず)等に未登録のボン
ベ、または充填有効期間の過ぎたボンベ等が不良品とし
て混在していることがある。
【0044】そこで、検査装置24は搬入コンベア11
で搬入されてくる各ボンベ1が良品であるか不良品であ
るかを1本毎に検査し、その検査結果を後述の仕分け装
置25に前記ホストコンピュータ等を介して出力するこ
とにより、良品のボンベ1と不良品のボンベ1との仕分
け作業を行わせるものである。
【0045】25は検査装置24と各連結コンベア15
との間に位置して搬入コンベア11の途中に設けられた
仕分け手段として仕分け装置を示し、該仕分け装置25
は分流ガイド25Aを搬入コンベア11上に進退させる
ことにより、良品のボンベ1と不良品のボンベ1との仕
分け作業を行う。そして、不良品のボンベ1は分流ガイ
ド25Aで不良品排出路26側に押出されるようにして
搬入コンベア11上から不良品排出路26へと排出され
る。また、良品のボンベ1に対しては分流ガイド25A
が搬入コンベア11上から後退した状態に保持され、良
品のボンベ1が搬入コンベア11により各連結コンベア
15側に搬送されるのを許す。なお、仕分け装置25は
不良品排出路26と共に不良品排出手段を構成するもの
である。
【0046】27,27,…は各連結コンベア15と対
応する位置で搬入コンベア11の下流端側に配設された
容器ガイドとしてのボンベガイドで、該各ボンベガイド
27は前記仕分け装置25とほぼ同様に構成され、前記
ホストコンピュータからの信号に基づいてガイド部27
Aを搬入コンベア11上に進退させることにより、各連
結コンベア15上に各ボンベ1を選択的に供給するもの
である。そして、前記ホストコンピュータは各ボンベガ
イド27を駆動制御することにより、各連結コンベア1
5上に各ボンベ1をほぼ均等に分配させ、各連結コンベ
ア15のうちいずれか一の連結コンベア15上にボンベ
1が過剰に供給されるのを防止する構成となっている。
【0047】28,28,…は各連結コンベア15の途
中に設けられたストッパアームを示し、該各ストッパア
ーム28は図3、図4および図5に示す如く、その基端
側が連結コンベア15の左,右両側に回動可能に取付け
られ、先端側が連結コンベア15の上流側に向けて斜め
に延び、連結コンベア15の搬送方向に対して左,右対
称となるように配設されている。そして、該各ストッパ
アーム28はその先端側がボンベ1の外周面に所定位置
で当接することによって、該ボンベ1を連結コンベア1
5の中心線上に一時的に停止させつつ位置決めする。
【0048】また、各ストッパアーム28は各エアシリ
ンンダ29によって図5中に仮想線で示す位置から実線
で示す位置へと回動され、後述する方向修正装置30の
位置に向けてボンベ1が1本ずつ連結コンベア15によ
り下流側(矢示C方向)へと搬送されるのを許す構成と
なっている。そして、方向修正装置30に向けて1本の
ボンベ1が各ストッパアーム28の下流側に搬送される
と、該各ストッパアーム28は再び図5中に仮想線で示
す位置に復帰し、次なるボンベ1を連結コンベア15上
の所定位置に位置決めし、先のボンベ1に対する後述の
方向修正が完了するまでこの位置に待機する。
【0049】30,30,…は各ストッパアーム28の
下流側に位置して各連結コンベア15の途中に設けられ
たボンベ1用の方向修正手段である方向修正装置を示
し、該各方向修正装置30は後述の容器リフタ31、容
器回転機構35および配向位置検出機構44等からな
り、ボンベ1の充填口部4を後述する充填ノズル63の
位置に配向させる構成となっている。
【0050】31は連結コンベア15の下側に配設さ
れ、ボンベ1を上方に持ち上げる容器リフタで、該リフ
タ31は図4および図7に示す如く、連結コンベア15
の中心線に沿って前,後に離間して配設された一対のロ
ーラ32,32と、該各ローラ32を回転可能に支持し
たローラ支持器33と、該ローラ支持器33を介して各
ローラ32を一定寸法だけ昇降させる持上げシリンダ3
4とから大略構成されている。そして、持上げシリンダ
34により各ローラ32を上昇させたときには、該各ロ
ーラ32の上面側が連結コンベア15から上方に僅かに
突出し、この状態でボンベ1は底部側が各ローラ32上
に載置されることにより連結コンベア15の上方に持ち
上げられる。
【0051】35はボンベ1を連結コンベア15上で回
転させる容器回転機構で、該回転機構35は図3ないし
図7に示す如く連結コンベア15の搬送方向に対して
左,右両側に離間して配設され、先端側にそれぞれクラ
ンプローラ36,37,37,…が回転可能に設けられ
たクランプ手段としてのクランプアーム38,38と、
該各クランプアーム38を連結コンベア15の中心線に
対して左右対称に移動させるクランプガイド39と、該
クランプガイド39を介して各クランプアーム38を駆
動するエアシリンダ40と、前記クランプローラ36を
自在継手41およびプーリ42等を介して回転駆動する
電動モータ等の回転源43とから構成されている。
【0052】ここで、各クランプローラ36,37は
上,下に離間してそれぞれが一組をなすように配設さ
れ、合計4組のクランプローラ36,37のうち、駆動
側となるクランプローラ36は従動側の1組のクランプ
ローラ37と共に一方のクランプアーム38に取付けら
れ、従動側となる他の2組のクランプローラ37は他方
のクランプアーム38に取付けられている。
【0053】また、クランプガイド39は図7に示すよ
うに、中央の回動リンク39Aと、該回動リンク39A
の両端側にピン結合された一対の連結リンク39B,3
9B等からなり、図5に示すエアシリンダ40の伸縮時
に各クランプアーム38が連結コンベア15の中心線に
対して左右対称に移動するのを補償する構成となってい
る。
【0054】そして、ボンベ1が方向修正位置まで搬送
されてくると、エアシリンダ40が縮小することにより
各クランプアーム38は互いに接近するようにクランプ
ガイド39を介して駆動され、各クランプローラ36,
37をボンベ1の外周面に押し付ける。これにより、ボ
ンベ1は連結コンベア15上で左,右両側から均等にク
ランプされ、後述する検出ヘッド48の下側で連結コン
ベア15上にセンタリングされる。
【0055】また、各クランプローラ36,37は各ク
ランプアーム38に対して上下方向に一定寸法だけ変位
可能に軸支され、前記リフタ31によりボンベ1が連結
コンベア15上に持ち上げられるのを補償する構成とな
っている。さらに、この状態で回転源43により自在継
手41およびプーリ42等を介してクランプローラ36
を回転駆動したときには、各クランプローラ37がこれ
に従動して回転し、ボンベ1は連結コンベア15上でセ
ンタリングされたままの状態で方向修正されるように回
転(自転)する。
【0056】44は方向修正手段の一部を構成する配向
位置検出機構で、該配向位置検出機構44は図4ないし
図9に示すように、複数本の支柱45と、該支柱45に
対して上,下に昇降可能に設けられた昇降ガイド46
と、該昇降ガイド46に対して前,後、左,右に位置調
整可能に取付けられたヘッドホルダ47と、該ヘッドホ
ルダ47から下向きに垂下され、ボンベ1のバルブボデ
ィ3上に嵌合する有蓋筒状の検出ヘッド48と、後述の
方向検出器50とから大略構成されている。そして、検
出ヘッド48とヘッドホルダ47との間にはスプリング
49が配設され、該スプリング49は検出ヘッド48を
ボンベ1のバルブボディ3上に嵌合させるときの衝撃を
緩衝するものである。
【0057】50,50,…は検出ヘッド48に設けら
れた方向検出器で、該各方向検出器50は発光器と受光
器とからなる光センサ等によって構成され、検出ヘッド
48を図8および図9に示す如くボンベ1のバルブボデ
ィ3上に嵌合させたときに、発光器側から受光器側に向
けて図9中の矢示D,E,F方向に光を送出する。そし
て、前記方向修正位置で連結コンベア15上にセンタリ
ングされたボンベ1が回転機構35で回転される間に、
各方向検出器50は受光器側で矢示D,E,F方向の光
を受光しているか否かを監視し、いずれかの光がバルブ
ボディ3等で遮断されている間は回転機構35によるボ
ンベ1の回転を続けさせる。
【0058】そして、各方向検出器50の受光器側で矢
示D,E,F方向の光を全て受光したときには、ボンベ
1の充填口部4が予め決められた位置に配向された状態
となっているから、前記ホストコンピュータ等を介して
回転機構35に停止信号を出力させ、ボンベ1の回転を
停止させることによってボンベ1の充填口部4を後述の
充填ノズル63と一致する方向に配向させる。
【0059】51は検出ヘッド48内に回転可能に設け
られたコック受けで、該コック受け51は図8に示す如
く、検出ヘッド48の蓋部48A側に軸受52等を介し
て回転可能に取付けられ、その下端側はバルブコック6
を上側から覆うようにカップ状に形成されている。そし
て、検出ヘッド48を図8に示す如くボンベ1のバルブ
ボディ3上に嵌合させたときには、コック受け51がバ
ルブコック6上に嵌合し、この状態でボンベ1を回転機
構35で回転させた場合でも、コック受け51はボンベ
1(バルブコック6)と一体的に回転することにより、
バルブコック6がバルブボディ3に対し誤って回転され
るのを防止する構成となっている。
【0060】60,60,…は各方向修正装置30の下
流側に位置して各連結コンベア15の途中に設けられた
定置式充填機を示し、該各充填機60は図4、図10お
よび図11に示す如く、各支柱61に後述の進退機構6
5等を介して昇降可能に取付けられたバルブ開閉ヘッド
62A等からなる弁開閉機構62と、該弁開閉機構62
のバルブ開閉ヘッド62Aに対して水平移動可能に取付
けられ、先端側がボンベ1の充填口部4に嵌着される充
填ノズル63と、該充填ノズル63とは反対側でバルブ
開閉ヘッド62Aに水平移動可能に取付けられたバック
アップアーム64等とから構成されている。
【0061】ここで、バックアップアーム64は充填ノ
ズル63を充填口部4に嵌着するときにバルブボディ3
の背面側からキャップ7(図2参照)等に当接し、充填
ノズル63が充填口部4内に強く嵌着されるのを補償す
るものである。また、弁開閉機構62には図11に示す
如くエアモータ62Bが設けられ、該エアモータ62B
は、バルブ開閉ヘッド62Aをボンベ1のバルブコック
6に嵌合させた状態でバルブ開閉ヘッド62Aを回転駆
動することにより、ボンベ1のバルブコック6を回転さ
せバルブボディ3内の弁体を開閉させる構成となってい
る。なお、充填機60の弁開閉機構62および充填ノズ
ル63等は本出願人が先に、特願平7−197017号
で提案したボンベのバルブ開閉装置とほぼ同様の構成を
有するものである。
【0062】65は各支柱61に沿って弁開閉機構62
等を昇降させる進退機構で、該進退機構65は図4およ
び図10等に示す如く、各支柱61に沿って上下方向に
延びた各ガイドロッド66と、該各ガイドロッド66に
摺動可能に設けられ、各支持アーム67を介して弁開閉
機構62等を支持した昇降スライダ68と、該各昇降ス
ライダ68を各ガイドロッド66に沿って上,下に昇降
させる昇降シリンダ69とから大略構成されている。
【0063】ここで、進退機構65は、液化ガスの充填
位置まで搬送されたボンベ1が後述の各センタリングア
ーム77間にセンタリング状態で位置決めされたとき
に、弁開閉機構62等をボンベ1のバルブコック6上に
向けて降下させ、バルブ開閉ヘッド62Aをバルブコッ
ク6に嵌合させる。そして、定置式充填機60はボンベ
1の充填口部4に充填ノズル63を嵌着させた状態で、
ボンベ1のバルブコック6をバルブ開閉ヘッド62Aに
より開弁しつつ、このボンべ1内に充填ノズル63側か
ら液化ガスを自動充填する。
【0064】70は液化ガスの充填位置で連結コンベア
15の下側に配設された重量検出器としての電子秤を示
し、該電子秤70は定置式充填機60の位置にボンベ1
が搬送されてくると、後述の容器リフタ71を介してボ
ンベ1を下側から支えることにより、該ボンベ1の重量
を液化ガスの充填前と充填後とでそれぞれ計量するもの
である。そして、電子秤70はこのときの計量信号を前
記ホストコンピュータ等に出力することにより、ボンベ
1内に所要量の液化ガスが充填されたか否かを判別させ
る。
【0065】71は電子秤70上に位置して連結コンベ
ア15の下側に配設された容器リフタで、該リフタ71
は図4、図10および図11等に示す如く、連結コンベ
ア15の幅方向で互いに離間し各チェーン15Aと平行
に延びた合計3本のローラ72,72,…と、該各ロー
ラ72を回転可能に支持したローラ支持器73と、該ロ
ーラ支持器73を介して各ローラ72を一定寸法だけ昇
降させる持上げシリンダ74とから大略構成されてい
る。
【0066】ここで、リフタ71は、連結コンベア15
によりボンベ1が電子秤70の真上位置まで搬送されて
くると、持上げシリンダ74によって各ローラ72を上
昇させ、該各ローラ72の上面側を連結コンベア15か
ら上方に僅かに突出させる。これにより、ボンベ1は底
部側が図10に示す如く、合計3本のローラ72,7
2,…上に安定した状態で載置され、ボンベ1の重量は
電子秤70で受承されることになる。そして、ボンベ1
は連結コンベア15から完全に離間した状態となり、電
子秤70によってボンベ1の重量を正確に計量すること
が可能となる。
【0067】75はリフタ71上でボンベ1をセンタリ
ングするためのセンタリング手段としてのセンタリング
機構を示し、該センタリング機構75は図4、図10お
よび図11等に示す如く、連結コンベア15の搬送方向
に対して左,右両側に離間して配設され、先端側にそれ
ぞれクランプローラ76,76,76,…が回転可能に
設けられた左,右のセンタリングアーム77,77と、
該各センタリングアーム77を連結コンベア15の中心
線に対して左右対称に移動させるクランプガイド78
と、該クランプガイド78を介して各センタリングアー
ム77を駆動するエアシリンダ79とから構成されてい
る。
【0068】ここで、クランプガイド78は前記回転機
構35のクランプガイド39と同様に構成され、図10
に示すエアシリンダ79の伸縮時に各センタリングアー
ム77が連結コンベア15の中心線に対して左右対称に
移動するのを補償するものである。そして、リフタ71
によりボンベ1を連結コンベア15から持ち上げたとき
に、センタリング機構75はエアシリンダ79を縮小さ
せることにより、各センタリングアーム77を互いに接
近させるようにクランプガイド78を介して駆動し、各
クランプローラ76をボンベ1の外周面に押し付けつ
つ、該ボンベ1をバルブ開閉ヘッド62Aの下側にセン
タリングさせる。
【0069】また、液化ガスの充填前と充填後とで前記
電子秤70によりボンベ1の重量を計量するときには、
各センタリングアーム77がクランプ解除位置に駆動さ
れ、各クランプローラ76をボンベ1の外周面から離間
させる。これにより、ボンベ1の重量はリフタ71を介
して電子秤70で受承されるようになり、センタリング
機構75はこのクランプ解除位置で電子秤70によるボ
ンベ1の正確な重量測定を補償する。
【0070】本実施例による高圧ガス充填装置は上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0071】まず、液化ガスを充填すべきボンベ1が搬
入コンベア11によって保護キャップ除去位置まで図1
中の矢示A方向に搬送されてくると、このボンベ1は各
ストッパアーム16の先端に当接して搬入コンベア11
上でセンタリングされるように位置決めされる。そし
て、ボンベ1がキャップ除去位置に位置決めされると、
キャップ脱着装置17のキャップ除去機19によりボン
ベ1から保護キャップが除去され、除去された保護キャ
ップはキャップ移送機18によりキャップ供給機20側
へと順次移送される。
【0072】次に、保護キャップが除去された各ボンベ
1は各ストッパアーム22等を介して1本ずつ検査位置
へと搬送され、この検査位置ではボンベ1が各ストッパ
アーム23を介して搬入コンベア11上にセンタリング
状態で位置決めされる。この場合、ボンベ1の上端側外
周面には該ボンベ1に固有の管理情報(例えば各ボンベ
1の充填有効期間、風袋重量、販売店名および各種の識
別情報等)が予め書込まれたバーコードラベル等の標識
(図示せず)が貼着されている。
【0073】そこで、検査装置24はボンベ1が検査位
置に位置決めされると、バーコードリーダ(図示せず)
をボンベ1の周囲で1周するように旋回させ、この間に
ボンベ1の前記標識から該ボンベ1に固有の管理情報を
読取ることにより、充填工場のホストコンピュータによ
って当該ボンベ1が良品であるか、不良品であるかを判
別させる。
【0074】即ち、搬入コンベア11により液化ガスの
充填位置に向けて搬入される各ボンベ1のなかには、前
記標識がまだ貼着されていないもの、標識は貼着されて
いるが充填工場のホストコンピュータには未登録のも
の、または充填有効期間が既に過ぎたボンベ1等が混在
することがあり、このようなボンベ1はホストコンピュ
ータで不良品として判別される。
【0075】そして、検査装置24により不良品と判定
されたボンベ1は仕分け装置25により不良品排出路2
6側に排出され、良品のボンベ1のみが搬入コンベア1
1によってさらに下流側へと搬送される。また、搬入コ
ンベア11の下流端側では各ボンベガイド27が選択的
に駆動され、搬入コンベア11の下流端側に搬送されて
きた良品の各ボンベ1をそれぞれの連結コンベア15,
15,…上に均等に分配供給させる。
【0076】次に、各連結コンベア15上に供給された
各ボンベ1は、各ストッパアーム28を介して1本ずつ
方向修正装置30の位置へと矢示C方向に搬送される。
そして、ボンベ1が方向修正位置まで搬送されてくる
と、リフタ31が作動してボンベ1を連結コンベア15
よりも僅かに高い位置に持ち上げると共に、回転機構3
5の各クランプアーム38間で各クランプローラ36,
37を介してボンベ1をクランプし、該ボンベ1を検出
ヘッド48の下側でリフタ31上にセンタリングさせ
る。
【0077】次に、この状態で方向修正装置30の検出
ヘッド48がヘッドホルダ47等と共に下向きに降下さ
れ、ボンベ1のバルブボディ3上に検出ヘッド48を嵌
合させる。このとき、検出ヘッド48とヘッドホルダ4
7との間に配設されたスプリング49は、検出ヘッド4
8をボンベ1のバルブボディ3上に嵌合させるときの衝
撃を緩衝し、図8に示すコック受け51がボンベ1のバ
ルブコック6上に強く衝突するのを防止できる。
【0078】そして、この状態で回転機構35の各クラ
ンプローラ36等によりリフタ31上でボンベ1を回転
させつつ、検出ヘッド48内の各方向検出器50でバル
ブボディ3の配向位置を監視し、図9に示す如く各方向
検出器50の受光器側で矢示D,E,F方向の光を全て
受光したときに、ボンベ1の回転を停止させることによ
ってボンベ1の充填口部4を充填ノズル63と一致する
方向に配向させる。また、検出ヘッド48内に回転可能
に設けたコック受け51は、ボンベ1を回転機構35で
回転させた場合でもボンベ1(バルブコック6)と一体
的に回転することにより、バルブコック6がバルブボデ
ィ3に対し誤って回転されるのを確実に防止できる。
【0079】次に、方向修正装置30で充填口部4が充
填ノズル63と一致する方向にボンベ1を配向した後に
は、方向修正装置30の検出ヘッド48をヘッドホルダ
47等と共に上向きに上昇させると共に、回転機構35
の各クランプアーム38をボンベ1から左,右へと離間
させ、リフタ31を降下させることによりボンベ1を連
結コンベア15上に載置させる。
【0080】次に、この状態でボンベ1を連結コンベア
15により下流側の定置式充填機60の位置へと矢示C
方向に搬送し、この充填位置ではボンベ1をリフタ71
により連結コンベア15よりも僅かに高い位置に再び持
ち上げる。これにより、ボンベ1は連結コンベア15か
ら離間した状態で電子秤70上に載置され、該電子秤7
0によって充填前の重量が計量され、例えばホストコン
ピュータ側でボンベ1に充填すべき液化ガスの充填量を
演算する。
【0081】また、この状態でセンタリング機構75を
作動させることにより各センタリングアーム77間にボ
ンベ1をセンタリングし、該ボンベ1をバルブ開閉ヘッ
ド62Aの下側に一時的に位置決めする。そして、定置
式充填機60の進退機構65により弁開閉機構62等を
ボンベ1のバルブコック6上に向けて降下させ、バルブ
開閉ヘッド62Aをバルブコック6に嵌合させると共
に、ボンベ1の充填口部4に充填ノズル63を嵌着させ
る。
【0082】次に、この状態で定置式充填機60のバル
ブ開閉ヘッド62Aによりボンベ1のバルブコック6を
開弁方向に回転させると共に、このボンべ1内に充填ノ
ズル63側から液化ガスを自動充填する。また、この間
は各センタリングアーム77をクランプ解除位置に駆動
し、ボンベ1の重量がリフタ71を介して電子秤70で
受承されるように各クランプローラ76をボンベ1の外
周面から離間させる。そして、定置式充填機60による
液化ガスの充填量が所要量に達したときには、これをボ
ンベ1の重量増加として電子秤70により正確に測定で
き、過充填の発生を効果的に防止できる。
【0083】次に、定置式充填機60による液化ガスの
充填が完了すると、弁開閉機構62および充填ノズル6
3等を進退機構65により上方へと後退させると共に、
センタリング機構75の各センタリングアーム77をク
ランプ解除位置で左,右へと離間させ、リフタ71を降
下させることによりボンベ1を連結コンベア15上に載
置させる。これにより液化ガス充填済のボンベ1は連結
コンベア15で搬出コンベア13側に搬送され、該搬出
コンベア13により図1中の矢示B方向に搬出される。
【0084】そして、充填済のボンベ1がキャップ供給
位置まで搬送されてくると、ボンベ1は各ストッパアー
ム21によりセンタリング状態で位置決めされ、保護キ
ャップがキャップ供給機20で供給されることにより、
バルブボディ3等が保護キャップで保護されるようにな
り、この状態で液化ガス充填済の各ボンベ1は出荷ヤー
ド14側から各販売店等に向けて出荷される。
【0085】かくして、本実施例によれば、搬入コンベ
ア11の下流端側と搬出コンベア13の上流端側とを複
数の連結コンベア15,15,…で連結し、該各連結コ
ンベア15の途中にはボンベ1の方向修正装置30と定
置式充填機60とを搬送方向の前,後で互いに離間させ
て設ける構成としたから、ボンベ1の方向修正工程と液
化ガスの充填工程とを完全に分離して行うことができ、
定置式充填機60の能力をフルに活用して液化ガスの充
填処理に要する時間を確実に短縮することができる。
【0086】即ち、方向修正装置30によりボンベ1の
方向修正を行っている間に定置式充填機60側では、既
に方向修正されたボンベ1に対して液化ガスの充填作業
を同時並行的に行うことができるので、従来技術のよう
にボンベ1の方向修正を行っている間に充填機側に特別
な待機時間等を与える必要がなくなり、液化ガスの充填
作業全体を効率的に行うことができる。
【0087】また、搬入コンベア11の途中には検査装
置24を設け、液化ガスを充填する前の各ボンベ1が良
品であるか否かを検査装置24で検査することによっ
て、不良品のボンベ1を仕分け装置25により搬入コン
ベア11上から不良品排出路26側に自動排出する構成
としたから、前記方向修正装置30によるボンベ1の方
向修正作業や定置式充填機60による充填作業に影響を
与えることなく、ボンベ1の仕分け作業を効率的に行う
ことができ、これによっても充填工場における全体の作
業性や生産性を確実に向上できる。
【0088】さらに、搬入コンベア11の途中に1台の
検査装置24を設けることにより、複数の連結コンベア
15,15,…を介して各定置式充填機60の位置に供
給される各ボンベ1を、1台の検査装置24のみで一括
して検査する構成としているから、例えば耐圧防爆式の
バーコードリーダ等からなる検査装置24を、従来技術
に比較して大幅に減らすことができ、充填工場における
搬送ライン等の設計を簡略化し、設計・施工時等の作業
性を確実に向上できる。
【0089】さらにまた、搬送ラインの途中に図4およ
び図6等に示す如く、50kg用のボンベ1と、20〜
40kg用の他のボンベ101,102,103等とが
混在するような場合でも、これらのボンベ1,101,
102,103等に対して検査装置24による検査を円
滑に行うことができると共に、方向修正装置30による
ボンベ1,101,102,103等の方向修正や定置
式充填機60による充填作業を短時間で行うことがで
き、液化ガスの充填作業全体を効率化することができ
る。
【0090】従って、本実施例によれば、各連結コンベ
ア15上に搬送されてきた各ボンベ1(101,10
2,103)等の方向修正と液化ガスの充填作業とを搬
送方向の前,後に分離して行うことにより、定置式充填
機60の能力をフルに有効活用でき、充填時の作業性や
生産性を大幅に向上させることができる。
【0091】また、各定置式充填機60の上流側となる
搬入コンベア11の途中位置に検査装置24を設け、該
検査装置24で各ボンベ1(101,102,103)
等が良品であるか不良品であるかを検査することによ
り、不良品のボンベ1(101,102,103)を搬
入コンベア11上から早期に排出できると共に、良品の
ボンベ1(101,102,103)に対しては方向修
正や充填作業を速やかに行うことができ、液化ガスの充
填作業全体を効率化して作業性を大幅に向上できる。
【0092】なお、前記実施例では、搬入コンベア11
の途中位置に検査装置24を設けた場合を例に挙げて説
明したが、本発明はこれに限らず、例えば図6中に仮想
線で示したように、方向修正装置30にバーコードリー
ダ等の読取り装置81を付設し、該読取り装置81によ
って検査手段を構成してもよい。そして、この場合には
読取り装置81を昇降ガイド46から一定寸法だけ下側
に配設し、昇降ガイド46と共に読取り装置81をボン
ベ1(101,102,103)の上端外周側に向けて
昇降させる構成とすればよい。
【0093】これにより、回転機構35でボンベ1(1
01,102,103)等を回転させている間に、読取
り装置81を用いてボンベ1(101,102,10
3)の標識を読取ることができ、ボンベ1(101,1
02,103)に固有の管理情報を読取りつつ、ホスト
コンピュータによって当該ボンベ1(101,102,
103)が良品であるか不良品であるかを判別すること
ができる。
【0094】また、前記実施例では、検出ヘッド48内
に図9に示す如く発光器と受光器とからなる3組の方向
検出器50を設ける場合を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限らず、例えば図9中に示す矢示D,E,F
方向の光のうち、矢示E方向または矢示F方向の光を省
略し、2組の方向検出器50によって充填口部4の方向
等を検出する構成としてもよい。
【0095】さらに、前記実施例では、搬入コンベア1
1と搬出コンベア13との間に3本の連結コンベア15
を配設した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、各充填工場毎の処理能力等に応じ
て連結コンベア15の本数を増加または減少させてもよ
いものである。
【0096】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、容器を高圧ガスの充填位置に搬入す
る搬入手段の途中には、定置式充填機の上流側に位置し
て容器の方向修正手段を設け、容器が充填位置に搬入さ
れる前に容器の充填口部を充填ノズルの位置に予め配向
させる構成としたから、搬入手段で搬送されてくる容器
に対し充填位置の上流側において、容器の方向修正手段
により容器の充填口部が定置式充填機の充填ノズルと一
致した位置となるように容器を回転させた状態で当該容
器を充填位置に自動搬入でき、定置式充填機の能力をフ
ルに活用することができると共に、充填時の作業性や生
産性を大幅に向上できる。
【0097】また、請求項2に記載の発明では、前記搬
入手段の途中に該搬入手段により搬送されてくる容器が
良品であるか不良品であるかを検査する検査手段を設
け、該検査手段による検査結果に基づき仕分け手段で良
品の容器に対しては前記定置式充填機による高圧ガスの
充填を許し、不良品として検査された容器を不良品排出
路へと排出させる構成としたから、請求項1の発明と同
様に、容器の方向修正と高圧ガスの充填とを搬入手段の
前,後に分離して別々に実施できる上に、定置式充填機
の上流側で容器が良品であるか不良品であるかを検査す
ることにより、良品の容器に対しては方向修正や充填作
業を速やかに実施できる。また、不良品の容器は搬送ラ
インから早期に排出させることができ、液化ガスの充填
作業全体を効率化して作業性を大幅に向上できる。
【0098】一方、請求項3に記載の発明では、搬入コ
ンベアと搬出コンベアとの間を連結する連結コンベアの
途中に定置式充填機を設け、該定置式充填機の上流側に
は容器の方向修正手段を設けると共に、前記搬入コンベ
アの途中には容器の検査手段と不良品排出手段とを設け
る構成としたから、検査手段による容器の検査結果に基
づき不良品の容器に対しては不良品排出手段で搬入コン
ベアから自動的に排出でき、良品の容器のみを選択して
連結コンベア側に搬入できる。そして、連結コンベア上
では方向修正手段により容器の方向修正を行った後に、
この容器を高圧ガスの充填位置に搬入して高圧ガスを自
動充填することができ、定置式充填機の能力をフルに活
用できると共に、液化ガスの充填作業全体を効率的に行
い、充填時の作業性や生産性を大幅に向上させることが
できる。
【0099】また、請求項4に記載の発明では、搬入コ
ンベアと搬出コンベアとの間で互いに並列となるように
複数本配設した各連結コンベアの途中に、方向修正手段
と定置式充填機とをそれぞれ設ける構成としたから、搬
入コンベアで搬入されてくる複数本の容器を複数の連結
コンベア上に予め決められた順序で次々と送り込みつ
つ、各連結コンベア毎の方向修正手段と定置式充填機と
を用いて容器の方向修正と高圧ガスの充填作業とを連続
的に行うことができ、これによって搬入コンベアおよび
搬出コンベアの搬送速度を速めることが可能となり、充
填工場全体の稼働率を確実に高め、生産性を向上させる
ことができる。
【0100】さらに、請求項5に記載の発明では、容器
の方向修正手段を容器リフタ、容器回転機構および容器
の配向位置検出機構により構成したから、連結コンベア
上の方向修正位置に容器が搬送されてくると、これを容
器リフタで連結コンベアから上方に持ち上げることによ
り、容器回転機構で容器を円滑に連結コンベア上で回転
させることができる。そして、該容器回転機構で回転さ
れる容器の方向を配向位置検出機構で容器の弁手段を介
して検出することにより、該容器の充填口部が予め決め
られた位置に配向されたときに容器回転機構を停止さ
せ、容器の方向修正を簡単に行うことができ、容器の充
填口部を定置式充填機の充填ノズルと一致した位置に確
実に配向できる。
【0101】さらにまた、請求項6に記載の発明では、
前記高圧ガスの充填位置に重量検出器、容器リフタおよ
び容器のセンタリング手段を設け、該センタリング手段
でセンタリングされた容器の弁手段に向けて進退機構に
より前記弁開閉機構を充填ノズルと共に進退させる構成
としているから、方向修正済の容器が充填位置に搬送さ
れてきたときには、容器リフタで連結コンベア上から容
器を持ち上げつつ、該容器を連結コンベアから離間させ
ることにより重量検出器で容器の重量を正確に検出で
き、過充填等の発生を確実に防止できる。また、センタ
リング手段により定置式充填機の弁開閉機構に対しセン
タリングされた容器に向けて、充填機の弁開閉機構およ
び充填ノズルを進退させることによって、充填ノズルを
容器の充填口部に自動的に嵌着でき、弁開閉機構で容器
の弁手段を自動開閉できると共に、この容器内に充填ノ
ズルを介して高圧ガスを自動充填でき、充填作業を効率
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による液化ガス充填装置を示す
全体図である。
【図2】液化ガス充填用のボンベを示す一部破断の外観
図である。
【図3】連結コンベア、方向修正装置および定置式充填
機等を示す図1中の矢示 III−III 方向からみた一部破
断の外観図である。
【図4】図3中の要部拡大図である。
【図5】連結コンベア、ストッパアームおよび方向修正
装置等を拡大して示す図4の平面図である。
【図6】方向修正装置等を示す図4中の矢示VI−VI方向
からみた一部破断の側面図である。
【図7】方向修正装置の容器リフタおよび容器回転機構
等を示す図6中の要部拡大図である。
【図8】図6中の検出ヘッドを拡大して示す縦断面図で
ある。
【図9】図8中の矢示IX−IX方向断面図である。
【図10】連結コンベア、定置式充填機およびセンタリ
ング機構等を拡大して示す図4の平面図である。
【図11】定置式充填機およびセンタリング機構等を示
す図4中の矢示XI−XI方向からみた一部破断の側面図で
ある。
【符号の説明】
1,101,102,103 ボンベ(容器) 3 バルブボディ(弁手段) 4 充填口部 6 バルブコック(バルブハンドル) 11 搬入コンベア(搬入手段) 13 搬出コンベア(搬出手段) 15 連結コンベア(搬入・搬出手段) 24 検査装置(検査手段) 25 仕分け装置(仕分け手段) 26 不良品排出路(不良品排出手段) 27 ボンベガイド(容器ガイド) 30 方向修正装置(方向修正手段) 31 容器リフタ 35 容器回転機構 44 配向位置検出機構 48 検出ヘッド 50 方向検出器 60 定置式充填機 62 弁開閉機構 62A バルブ開閉ヘッド 63 充填ノズル 65 進退機構 69 昇降シリンダ 70 電子秤(重量検出器) 71 容器リフタ 75 センタリング機構(センタリング手段) 81 読取り装置(検査手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ガスを充填するため上端側に充填口
    部を開閉する弁手段が設けられた容器と、 該容器を高圧ガスの充填位置に搬入する搬入手段と、 高圧ガスが充填された容器を前記充填位置から搬出する
    搬出手段と、 前記充填位置に配設され、前記容器の弁手段を開閉する
    弁開閉機構と前記充填口部に嵌着される充填ノズルとを
    備えた定置式充填機と、 該定置式充填機の上流側に位置して前記搬入手段の途中
    に設けられ、前記容器の充填口部を前記充填ノズルの位
    置に配向させるために前記搬入手段上で容器を回転させ
    る容器の方向修正手段とから構成してなる高圧ガス充填
    装置。
  2. 【請求項2】 高圧ガスを充填するため上端側に充填口
    部を開閉する弁手段が設けられた容器と、 該容器を高圧ガスの充填位置に搬入する搬入手段と、 高圧ガスが充填された容器を前記充填位置から搬出する
    搬出手段と、 前記充填位置に配設され、前記容器の弁手段を開閉する
    弁開閉機構と前記充填口部に嵌着される充填ノズルとを
    備えた定置式充填機と、 該定置式充填機の上流側に位置して前記搬入手段の途中
    に設けられ、前記容器の充填口部を前記充填ノズルの位
    置に配向させるために前記搬入手段上で容器を回転させ
    る容器の方向修正手段と、 前記搬入手段の途中に設けられ、該搬入手段により搬送
    されてくる前記容器が良品であるか不良品であるかを検
    査する検査手段と、 該検査手段による検査結果に基づき良品の容器に対して
    は前記定置式充填機による高圧ガスの充填を許し、不良
    品として検査された容器を不良品排出路へと排出させる
    容器の仕分け手段とから構成してなる高圧ガス充填装
    置。
  3. 【請求項3】 高圧ガスを充填するため上端側に充填口
    部を開閉する弁手段が設けられた容器と、 該容器を高圧ガスの充填位置に向けて搬入する搬入コン
    ベアと、 高圧ガスが充填された容器を搬出する搬出コンベアと、 該搬出コンベアと搬入コンベアとの間を連結し、前記充
    填位置の前,後で前記容器を搬入・出する連結コンベア
    と、 該連結コンベアの途中で前記充填位置に配設され、前記
    容器の弁手段を開閉する弁開閉機構と前記充填口部に嵌
    着され高圧ガスの充填を行う充填ノズルとを備えた定置
    式充填機と、 該定置式充填機の上流側に位置して前記連結コンベアの
    途中に設けられ、前記容器の充填口部を前記充填ノズル
    の位置に配向させるために前記連結コンベア上で容器を
    回転させる容器の方向修正手段と、 前記搬入コンベアの途中に設けられ、該搬入コンベアに
    より前記連結コンベアに向けて搬送されてくる前記容器
    が良品であるか不良品であるかを検査する容器の検査手
    段と、 該検査手段よりも下流側に位置して前記搬入コンベアの
    途中に設けられ、該検査手段により不良品として検査さ
    れた容器を前記搬入コンベアから排出させる不良品排出
    手段とから構成してなる高圧ガス充填装置。
  4. 【請求項4】 前記連結コンベアは、前記搬入コンベア
    と搬出コンベアとの間で互いに並列となるように複数本
    配設し、該各連結コンベアの途中にはそれぞれ前記容器
    の方向修正手段と定置式充填機とを配設する構成として
    なる請求項3に記載の高圧ガス充填装置。
  5. 【請求項5】 前記容器の方向修正手段は、前記連結コ
    ンベアから容器を上方に持ち上げる容器リフタと、該容
    器リフタで持ち上げられた容器を前記連結コンベア上で
    回転させる容器回転機構と、該容器回転機構で回転され
    る前記容器の方向を前記弁手段を介して検出し前記充填
    口部が予め決められた位置に配向されたときに該容器回
    転機構の回転を停止させる容器の配向位置検出機構とか
    ら構成してなる請求項3または4に記載の高圧ガス充填
    装置。
  6. 【請求項6】 前記高圧ガスの充填位置には、前記連結
    コンベアの下側に位置して前記容器の重量を検出する重
    量検出器と、該重量検出器上に設けられ前記連結コンベ
    ア上から容器を持ち上げることにより該容器を連結コン
    ベアから離間させる容器リフタと、該容器リフタで持ち
    上げられた容器を前記定置式充填機の弁開閉機構に対し
    てセンタリングさせるセンタリング手段とを設け、前記
    定置式充填機には、該センタリング手段でセンタリング
    された容器の弁手段に向け前記弁開閉機構を充填ノズル
    と共に進退させる進退機構を設けてなる請求項3,4ま
    たは5に記載の高圧ガス充填装置。
JP21549496A 1996-07-26 1996-07-26 高圧ガス充填装置 Pending JPH1038198A (ja)

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