JPH103863A - 陰極線管用電子銃とその製造方法 - Google Patents
陰極線管用電子銃とその製造方法Info
- Publication number
- JPH103863A JPH103863A JP15548696A JP15548696A JPH103863A JP H103863 A JPH103863 A JP H103863A JP 15548696 A JP15548696 A JP 15548696A JP 15548696 A JP15548696 A JP 15548696A JP H103863 A JPH103863 A JP H103863A
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- electron gun
- bead
- bead glass
- electrode
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ビードガラスの埋設時の軟化条件を多種の仕様
に同一とすることができ、また組立中あるいは組立後の
種類別の分別と良否の判別を容易にする。 【解決手段】ビードガラス8の三極部および複数の格子
電極を埋設固定する側の面を除く表面に当該ビードガラ
スの種別、ビーディング処理条件の情報および検査結果
の情報を示す目視可能もしくは機械読取可能な符号8b
を刻印した導電性被膜8aを有し、かつ導電性被膜8a
とシールドワイヤー9とを導電細条とを電気的に接続し
た。
に同一とすることができ、また組立中あるいは組立後の
種類別の分別と良否の判別を容易にする。 【解決手段】ビードガラス8の三極部および複数の格子
電極を埋設固定する側の面を除く表面に当該ビードガラ
スの種別、ビーディング処理条件の情報および検査結果
の情報を示す目視可能もしくは機械読取可能な符号8b
を刻印した導電性被膜8aを有し、かつ導電性被膜8a
とシールドワイヤー9とを導電細条とを電気的に接続し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管用電子銃
に係り、特に電子銃ごとに適応するビードガラスの種別
およびビーディング処理条件を識別可能とした機能を有
するビードガラスを備えた陰極線管用電子銃とその製造
方法に関する。
に係り、特に電子銃ごとに適応するビードガラスの種別
およびビーディング処理条件を識別可能とした機能を有
するビードガラスを備えた陰極線管用電子銃とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機や、パーソナルコンピュー
タに代表される情報機器の情報端末用モニター(モニタ
ー端末)のディスプレイデバイスとして、カラー陰極線
管を始めとしてモノクロ陰極線管、投射型陰極線管が知
られている。
タに代表される情報機器の情報端末用モニター(モニタ
ー端末)のディスプレイデバイスとして、カラー陰極線
管を始めとしてモノクロ陰極線管、投射型陰極線管が知
られている。
【0003】図7は本発明を適用する陰極線管の一例と
してのカラー陰極線管の構造例を説明する断面図であっ
て、40はパネル部、41はネック部、42はファンネ
ル部、43は蛍光面、44はシャドウマスク、45はマ
スクフレーム、46は磁気シールド、47はシャドウマ
スク懸架機構、48はインライン型電子銃、49は偏向
ヨークである。なお、10は電子銃に映像信号やその他
の各種電圧を供給するためのステムピン11を貫通植立
したステムである。
してのカラー陰極線管の構造例を説明する断面図であっ
て、40はパネル部、41はネック部、42はファンネ
ル部、43は蛍光面、44はシャドウマスク、45はマ
スクフレーム、46は磁気シールド、47はシャドウマ
スク懸架機構、48はインライン型電子銃、49は偏向
ヨークである。なお、10は電子銃に映像信号やその他
の各種電圧を供給するためのステムピン11を貫通植立
したステムである。
【0004】この種のカラー陰極線管は、パネル部40
とネック部41、およびパネル部40とネック部41と
を連接するファンネル部42とから真空外囲器が形成さ
れる。パネル部40の内面には3色の蛍光体を塗布した
蛍光面43が形成されてパネル部40にスクリーンを構
成する。
とネック部41、およびパネル部40とネック部41と
を連接するファンネル部42とから真空外囲器が形成さ
れる。パネル部40の内面には3色の蛍光体を塗布した
蛍光面43が形成されてパネル部40にスクリーンを構
成する。
【0005】ネック部41の内部には3本の電子ビーム
Br,Bg,Bbをインラインに出射する電子銃48が
収納され、また、パネル部40の内部の蛍光面43に近
接して多数の開孔を有する薄板もしくはすだれ形状のグ
リッドを有する色選択電極であるシャドウマスク44が
設置されている。
Br,Bg,Bbをインラインに出射する電子銃48が
収納され、また、パネル部40の内部の蛍光面43に近
接して多数の開孔を有する薄板もしくはすだれ形状のグ
リッドを有する色選択電極であるシャドウマスク44が
設置されている。
【0006】なお、ファンネル部42とネック部4の遷
移領域には偏向ヨーク49が外装されている。
移領域には偏向ヨーク49が外装されている。
【0007】電子銃48からインラインに発射された3
本の電子ビームBr,Bg,Bbは偏向ヨーク10で発
生される垂直偏向磁界および水平偏向磁界により水平と
垂直の2方向に偏向され、シャドウマスク44で色選択
を受けて蛍光面43を形成するそれぞれの蛍光体に射突
することでスクリーンにカラー画像を形成する。
本の電子ビームBr,Bg,Bbは偏向ヨーク10で発
生される垂直偏向磁界および水平偏向磁界により水平と
垂直の2方向に偏向され、シャドウマスク44で色選択
を受けて蛍光面43を形成するそれぞれの蛍光体に射突
することでスクリーンにカラー画像を形成する。
【0008】図8は図7に示したカラー陰極線管に用い
られるインライン電子銃の一例を説明する側面図であっ
て、1は陰極、2は第1格子電極、3は第2格子電極、
4は第3格子電極、5は第4格子電極、6は第5格子電
極、7は第6格子電極、7aはシールドカップ、8はビ
ードガラス、9は導電細条(シールドワイヤ)、10は
ステム、11はステムピンである。
られるインライン電子銃の一例を説明する側面図であっ
て、1は陰極、2は第1格子電極、3は第2格子電極、
4は第3格子電極、5は第4格子電極、6は第5格子電
極、7は第6格子電極、7aはシールドカップ、8はビ
ードガラス、9は導電細条(シールドワイヤ)、10は
ステム、11はステムピンである。
【0009】陰極と第1格子電極2および第2格子電極
3は、所謂三極部を構成し、第3格子電極4、第4格子
電極5、第5格子電極6でプリフォーカスレンズを構成
し、第6格子電極7が集束レンズを、また第6格子電極
7で主レンズを構成する。
3は、所謂三極部を構成し、第3格子電極4、第4格子
電極5、第5格子電極6でプリフォーカスレンズを構成
し、第6格子電極7が集束レンズを、また第6格子電極
7で主レンズを構成する。
【0010】第1格子電極2〜第6格子電極7は所定の
アライメントと間隔で管軸方向に整列され、それぞれの
電極側壁に溶接固定された電極支持体をマルチフォーム
ガラスでできたビードガラス8に埋設して固定される。
アライメントと間隔で管軸方向に整列され、それぞれの
電極側壁に溶接固定された電極支持体をマルチフォーム
ガラスでできたビードガラス8に埋設して固定される。
【0011】シールドワイヤ9は陰極線管のネック管内
壁に帯電する電荷による不要電界が電子銃のレンズ部に
影響を及ぼすのを防止するために設置されており、ステ
ムにアースピンまたは適当な格子電極に接続されてい
る。
壁に帯電する電荷による不要電界が電子銃のレンズ部に
影響を及ぼすのを防止するために設置されており、ステ
ムにアースピンまたは適当な格子電極に接続されてい
る。
【0012】なお、このシールドワイヤ9は図示の位置
に限るものではなく、ネック管内壁に帯電する電荷によ
る不要電界を効果的に遮蔽する位置であれば他の位置に
設置してもよい。
に限るものではなく、ネック管内壁に帯電する電荷によ
る不要電界を効果的に遮蔽する位置であれば他の位置に
設置してもよい。
【0013】一般に、陰極線管の電子銃は、僅かに使用
の異なる多品種が平行して生産され、あるいは保管され
ることが多い。これらの電子銃は外観が酷似しており、
外観から使用の違いを識別することは困難である。
の異なる多品種が平行して生産され、あるいは保管され
ることが多い。これらの電子銃は外観が酷似しており、
外観から使用の違いを識別することは困難である。
【0014】電子銃は真空外囲器内に収納されるため
に、電子銃の品種を識別するために、格子電極等にペン
キやインクで記号等の識別手段を記入することはガス発
生源となることから採用できない手段である。
に、電子銃の品種を識別するために、格子電極等にペン
キやインクで記号等の識別手段を記入することはガス発
生源となることから採用できない手段である。
【0015】また、格子電極等の表面にレーザー加工で
識別マークを付与する方法もあるが、面積の小さい電極
に十分な情報を読取可能な大きさで付与することは不可
能である。
識別マークを付与する方法もあるが、面積の小さい電極
に十分な情報を読取可能な大きさで付与することは不可
能である。
【0016】そこで、ビードガラスに種々の色を着色
し、その着色で種別の識別を行っているのが現状であ
る。
し、その着色で種別の識別を行っているのが現状であ
る。
【0017】ビードガラスは、一個の電子銃に少なくと
も一対使用されており、これらを同色または異なる色の
組合せで用いることにより、相当数の仕様識別が可能で
あり、従来から仕様に応じた多種の着色ビードガラスを
用意しておき、その色を基準として電子銃の仕様を識別
している。
も一対使用されており、これらを同色または異なる色の
組合せで用いることにより、相当数の仕様識別が可能で
あり、従来から仕様に応じた多種の着色ビードガラスを
用意しておき、その色を基準として電子銃の仕様を識別
している。
【0018】一方、特開昭58−100340号公報に
は、ビードガラスの表面に金属被膜をコーティングし、
このコーティングに当該ビードガラスの種別を識別する
ための幾何学形状あるいは記号を付与した電子銃が示さ
れている。
は、ビードガラスの表面に金属被膜をコーティングし、
このコーティングに当該ビードガラスの種別を識別する
ための幾何学形状あるいは記号を付与した電子銃が示さ
れている。
【0019】しかし、上記公報に開示の幾何学形状ある
いは記号を付与したビードガラスは、単にビードガラス
の種別を識別する機能をもつのみである。
いは記号を付与したビードガラスは、単にビードガラス
の種別を識別する機能をもつのみである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ビードガラスを使用し
て電子銃の各構成電極(格子電極)を所定のアライメン
トで組み立てる作業であるビーディング作業では、治具
組でアライメントした各構成電極の電極支持体を加熱軟
化したビードガラスに埋め込んで固定する。
て電子銃の各構成電極(格子電極)を所定のアライメン
トで組み立てる作業であるビーディング作業では、治具
組でアライメントした各構成電極の電極支持体を加熱軟
化したビードガラスに埋め込んで固定する。
【0021】上記治具の電極間隔はスペーサで行い、軸
出しはマンドレルで行う。各電極のうち、第1格子電極
はマンドレルにガイドされる部分が厚さ0.1mm程度
の板状であり、その電子ビーム通過孔の孔径も0.3〜
0.7mmと小さい。
出しはマンドレルで行う。各電極のうち、第1格子電極
はマンドレルにガイドされる部分が厚さ0.1mm程度
の板状であり、その電子ビーム通過孔の孔径も0.3〜
0.7mmと小さい。
【0022】したがって、この格子電極に無理な力がか
かると簡単に電子ビーム通過孔が変形し、またマンドレ
ルの撓みなどによるアライメントずれが起き、電子銃の
特性を劣化させることになる。
かると簡単に電子ビーム通過孔が変形し、またマンドレ
ルの撓みなどによるアライメントずれが起き、電子銃の
特性を劣化させることになる。
【0023】ビーディング作業では、上記のような電子
銃の特性劣化をもたらす無理な力を与えることなく各構
成電極を所定のアライメントと間隔で組み立てることが
重要である。
銃の特性劣化をもたらす無理な力を与えることなく各構
成電極を所定のアライメントと間隔で組み立てることが
重要である。
【0024】ビーディング作業における上記のような無
理な力の発生は、主として電極支持体をビードガラスに
埋設する際の反力であり、これをバランスさせてマンド
レルと格子電極の間に無理な力が発生するのを回避する
必要がある。この要因として、ビードガラスへの埋込の
同時性の欠如があり、さらに他の要因としてはビードガ
ラスの軟化度の不均一性である。
理な力の発生は、主として電極支持体をビードガラスに
埋設する際の反力であり、これをバランスさせてマンド
レルと格子電極の間に無理な力が発生するのを回避する
必要がある。この要因として、ビードガラスへの埋込の
同時性の欠如があり、さらに他の要因としてはビードガ
ラスの軟化度の不均一性である。
【0025】ビーディング装置を適正に調整すること
で、安定した埋込の同時性を達成することに問題はな
く、各構成電極の埋め込みのタイミングにずれは生じな
い。しかし、ビードサポートの軟化度は均一な加熱条件
においてもビードガラスの着色ごとに変化するため、異
なる着色を施したビードガラスを同時に使用する場合に
は、微妙な加熱条件の調整が必要となり、その調整には
多くの時間を要し、ビーディング装置の稼働率を低下さ
せる原因となる。これがビーディング作業の隘路となっ
ており、着色の種類にお係わらずに一定の加熱条件下で
安定した軟化度を得ることが望まれている。
で、安定した埋込の同時性を達成することに問題はな
く、各構成電極の埋め込みのタイミングにずれは生じな
い。しかし、ビードサポートの軟化度は均一な加熱条件
においてもビードガラスの着色ごとに変化するため、異
なる着色を施したビードガラスを同時に使用する場合に
は、微妙な加熱条件の調整が必要となり、その調整には
多くの時間を要し、ビーディング装置の稼働率を低下さ
せる原因となる。これがビーディング作業の隘路となっ
ており、着色の種類にお係わらずに一定の加熱条件下で
安定した軟化度を得ることが望まれている。
【0026】また、陰極線管の性能向上のためには、電
子銃の高性能化、高精度化が不可欠であり、特に組立作
業における治具の精度の向上と各構成電極に取り付けた
電極支持体をビードガラスに埋め込む際の反力を低減す
ることが必要である。
子銃の高性能化、高精度化が不可欠であり、特に組立作
業における治具の精度の向上と各構成電極に取り付けた
電極支持体をビードガラスに埋め込む際の反力を低減す
ることが必要である。
【0027】ビードガラスは埋設治具であるビードベー
スに背面(すなわち完成電子銃の表面側に位置する部
分)を収容して保持し、上記電極支持体の埋設側(すな
わち、電子銃の各構成電極側)をバーナー等で加熱する
ことにより行われる。
スに背面(すなわち完成電子銃の表面側に位置する部
分)を収容して保持し、上記電極支持体の埋設側(すな
わち、電子銃の各構成電極側)をバーナー等で加熱する
ことにより行われる。
【0028】電極支持体の埋設時の上記反力の低減を実
現するための一般的な方法はビードガラスの軟化度を高
くすることであるが、軟化度を高くするとビードベース
側のビードガラスの軟化度も上昇し、ビードガラスの背
面とビードベースとの粘着力が上昇する。
現するための一般的な方法はビードガラスの軟化度を高
くすることであるが、軟化度を高くするとビードベース
側のビードガラスの軟化度も上昇し、ビードガラスの背
面とビードベースとの粘着力が上昇する。
【0029】上記粘着力が上昇すると、ビーディング作
業の終了時点でビードベースを引き剥がす際に、ガラス
の微細な欠けが発生して作業の進行と共に、このガラス
の欠け(粉)がビードベースに堆積する。ビードベース
に堆積したガラス粉は定期的に清掃して除去する必要が
ある。そのため、ビーディング装置の稼働率を低下させ
ると共に、ガラス粉が電子銃の構造体に付着して性能を
低下させる原因ともなる。
業の終了時点でビードベースを引き剥がす際に、ガラス
の微細な欠けが発生して作業の進行と共に、このガラス
の欠け(粉)がビードベースに堆積する。ビードベース
に堆積したガラス粉は定期的に清掃して除去する必要が
ある。そのため、ビーディング装置の稼働率を低下させ
ると共に、ガラス粉が電子銃の構造体に付着して性能を
低下させる原因ともなる。
【0030】したがって、前記埋設時の反力を低下させ
るためには、ビードサポートとビードベースとの剥離性
を向上させることが必要となる。
るためには、ビードサポートとビードベースとの剥離性
を向上させることが必要となる。
【0031】さらに、現在では、電子銃の仕様が多様化
し、従来のビードガラスの着色による仕様の識別には限
界がきており、これを解決するためにより多くの情報量
を表記可能な識別マーク等を付与する必要があると共
に、この識別マーク等を自動読み取りすることで、製造
ラインの高度自動化、ビードガラス及び完成電子銃の保
管と払出しの自動化を実現することが要求されている。
し、従来のビードガラスの着色による仕様の識別には限
界がきており、これを解決するためにより多くの情報量
を表記可能な識別マーク等を付与する必要があると共
に、この識別マーク等を自動読み取りすることで、製造
ラインの高度自動化、ビードガラス及び完成電子銃の保
管と払出しの自動化を実現することが要求されている。
【0032】本発明の第1の目的は、上記従来技術の諸
問題を解消したビードガラスを用いた陰極線管用電子銃
を提供することにある。
問題を解消したビードガラスを用いた陰極線管用電子銃
を提供することにある。
【0033】また、本発明の第2の目的は、上記電子銃
の製造方法を提供することにある。
の製造方法を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビードサポー
トを構成するマルチフォームガラスの成分を統一するこ
とで、加熱軟化条件を単純化すると共に、ビーディング
作業時において電子銃の各構成電極にかかる力をバラン
スさせて品質向上と作業効率の向上を図り、かつビード
ベースとの剥離性を向上させ、品種の識別と各工程での
処理条件、あるいは品質検査データ等の密度の高い情報
を当該ビードガラスに担持させたことを特徴とする。
トを構成するマルチフォームガラスの成分を統一するこ
とで、加熱軟化条件を単純化すると共に、ビーディング
作業時において電子銃の各構成電極にかかる力をバラン
スさせて品質向上と作業効率の向上を図り、かつビード
ベースとの剥離性を向上させ、品種の識別と各工程での
処理条件、あるいは品質検査データ等の密度の高い情報
を当該ビードガラスに担持させたことを特徴とする。
【0035】すなわち、上記第1の目的を達成するた
め、請求項1に記載の第1の発明は、陰極と第1格子電
極および第2格子電極からなる三極部と、集束および加
速レンズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定の
アライメントと間隔で配列し、前記三極部および複数の
格子電極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスか
らなる一対のビードガラスに埋設固定すると共にビード
ガラスの外周とネック管内壁の間に周回した導電細条を
有する陰極線管用電子銃において、前記ビードガラスの
前記三極部および複数の格子電極を埋設固定する側の面
を除く表面に当該ビードガラスの種別、ビーディング処
理条件の情報および検査結果の情報を示す目視可能もし
くは機械読取可能な符号を刻印した導電性被膜を有し、
かつ前記導電性被膜と前記導電細条とを電気的に接続し
たことを特徴とする。
め、請求項1に記載の第1の発明は、陰極と第1格子電
極および第2格子電極からなる三極部と、集束および加
速レンズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定の
アライメントと間隔で配列し、前記三極部および複数の
格子電極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスか
らなる一対のビードガラスに埋設固定すると共にビード
ガラスの外周とネック管内壁の間に周回した導電細条を
有する陰極線管用電子銃において、前記ビードガラスの
前記三極部および複数の格子電極を埋設固定する側の面
を除く表面に当該ビードガラスの種別、ビーディング処
理条件の情報および検査結果の情報を示す目視可能もし
くは機械読取可能な符号を刻印した導電性被膜を有し、
かつ前記導電性被膜と前記導電細条とを電気的に接続し
たことを特徴とする。
【0036】この第1の発明の構成としたことにより、
ビードガラスの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一と
することができ、また組立中あるいは組立後の種類別の
分別と良否の判別が容易となる。
ビードガラスの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一と
することができ、また組立中あるいは組立後の種類別の
分別と良否の判別が容易となる。
【0037】さらに、導電性被膜と導電細条とを電気的
に接続したことで、管璧に帯電した電荷による不要な電
界をシールドして電子銃の特性への影響を回避できる。
に接続したことで、管璧に帯電した電荷による不要な電
界をシールドして電子銃の特性への影響を回避できる。
【0038】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック管内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別と
ビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドサポートを識別すると共に、電子銃の組立工程中もし
くは組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜
にレーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻
印を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の
分別を行うことを特徴とする。
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック管内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別と
ビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドサポートを識別すると共に、電子銃の組立工程中もし
くは組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜
にレーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻
印を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の
分別を行うことを特徴とする。
【0039】上記第2の発明の構成により、ビードガラ
スの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一とすることが
でき、また組立中でのビードガラスの組み合わせの誤り
が皆無となると共に、組立中あるいは組立後の検査結果
を即時に刻印することで、種類別の分別の容易さに加え
て製品としての良否の判別が容易となり、量産効果が向
上する。
スの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一とすることが
でき、また組立中でのビードガラスの組み合わせの誤り
が皆無となると共に、組立中あるいは組立後の検査結果
を即時に刻印することで、種類別の分別の容易さに加え
て製品としての良否の判別が容易となり、量産効果が向
上する。
【0040】なお、上記本発明におけるビードガラスの
形成する皮膜は、金および/または白金あるいはその他
の金属の樹脂酸塩、あるいはニッケル、あるいはクロム
等の金属酸化物の塗布後のベーキング、あるいはこれら
金属の蒸着により形成する。
形成する皮膜は、金および/または白金あるいはその他
の金属の樹脂酸塩、あるいはニッケル、あるいはクロム
等の金属酸化物の塗布後のベーキング、あるいはこれら
金属の蒸着により形成する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図示実施例を参照して詳細に説明する。
き、図示実施例を参照して詳細に説明する。
【0042】図1は本発明による陰極線管用電子銃の1
実施例を説明する側面図、図2は図1のA−A線で切断
した断面図であって、1は陰極、2は第1格子電極、3
は第2格子電極、4は第3格子電極、5は第4格子電
極、6は第5格子電極、6aは第5格子電極の電極支持
体、7は第6格子電極、7aはシールドカップ、8はビ
ードガラス、8aは導電皮膜、8bは刻印、9は導電細
条(シールドワイヤ)、10はステム、11はステムピ
ンである。
実施例を説明する側面図、図2は図1のA−A線で切断
した断面図であって、1は陰極、2は第1格子電極、3
は第2格子電極、4は第3格子電極、5は第4格子電
極、6は第5格子電極、6aは第5格子電極の電極支持
体、7は第6格子電極、7aはシールドカップ、8はビ
ードガラス、8aは導電皮膜、8bは刻印、9は導電細
条(シールドワイヤ)、10はステム、11はステムピ
ンである。
【0043】この電子銃の基本的な構成は前記図7で説
明したものと同様であるので、繰り返しの説明は省略す
る。
明したものと同様であるので、繰り返しの説明は省略す
る。
【0044】同図において、電子銃の各構成電極は、そ
の電極支持体をビードガラス8に埋設して固定されてい
る。
の電極支持体をビードガラス8に埋設して固定されてい
る。
【0045】ビードガラス8はマルチフォームガラスを
基材とした略矩形断面をもつ棒状体であり、その表面
側、すなわち電極支持体の埋設側とは反対側の表面全面
に金属クロムの導電皮膜8aが成膜されている。
基材とした略矩形断面をもつ棒状体であり、その表面
側、すなわち電極支持体の埋設側とは反対側の表面全面
に金属クロムの導電皮膜8aが成膜されている。
【0046】そして、この導電皮膜8aには、当該電子
銃の仕様に対応した識別記号、軟化条件、検査結果、そ
の他の必要な情報を表す符号等8bがレーザー光で刻印
されて担持されている。
銃の仕様に対応した識別記号、軟化条件、検査結果、そ
の他の必要な情報を表す符号等8bがレーザー光で刻印
されて担持されている。
【0047】そして、この導電皮膜8aには、図2の断
面図に示したように、電子銃の上記ビードガラス8を周
回して設置されるシールドワイヤ9が当接して電気的に
接続している。
面図に示したように、電子銃の上記ビードガラス8を周
回して設置されるシールドワイヤ9が当接して電気的に
接続している。
【0048】なお、この導電皮膜8aは前記したビーデ
ィング作業の際に加熱軟化工程で使用されるビードベー
スからビードガラスのガラス材が剥離し易くする効果も
有し、ビーディング後のビードベースの引き剥がし時の
ガラス粉の発生を防止する機能を有する。
ィング作業の際に加熱軟化工程で使用されるビードベー
スからビードガラスのガラス材が剥離し易くする効果も
有し、ビーディング後のビードベースの引き剥がし時の
ガラス粉の発生を防止する機能を有する。
【0049】図3は本実施例におけるビードガラスの構
成例を説明する斜視図であって、8はビードガラス、8
aは導電皮膜、8bは刻印である。
成例を説明する斜視図であって、8はビードガラス、8
aは導電皮膜、8bは刻印である。
【0050】図示したように、このビードガラス8はマ
ルチフォームガラスから構成され、矢印B方向から電子
銃の各構成電極の電極支持体を埋設する。
ルチフォームガラスから構成され、矢印B方向から電子
銃の各構成電極の電極支持体を埋設する。
【0051】この電極支持体の埋設側とは反対側の表面
には、前記した導電皮膜8aが全面にわたって形成され
ている。そして、この導電皮膜8aの一部には、予め、
適用される電子銃の仕様に適合する旨の情報とビーディ
ング作業条件を示す情報8bが記号として刻印(第1の
刻印)されている。
には、前記した導電皮膜8aが全面にわたって形成され
ている。そして、この導電皮膜8aの一部には、予め、
適用される電子銃の仕様に適合する旨の情報とビーディ
ング作業条件を示す情報8bが記号として刻印(第1の
刻印)されている。
【0052】図4はビードガラスに第1の刻印を施すた
めの一手段の説明図であって、30は下型、30aは下
型30の底面に設けた刻印パターン、31は上型、8’
はビードガラスの素材、8aは導電皮膜である。また、
図5は成形されたビードガラスの側面図である。
めの一手段の説明図であって、30は下型、30aは下
型30の底面に設けた刻印パターン、31は上型、8’
はビードガラスの素材、8aは導電皮膜である。また、
図5は成形されたビードガラスの側面図である。
【0053】ビードガラスは、図4に示したように、予
め一方の面に導電皮膜8aを被覆した素材8’を下型3
0と上型31の間でプレスすることにより、電子銃の電
極を組み込むための所定の形状に成形される。このと
き、下型の底面に上記した第1の刻印に相当する刻印パ
ターン30aを凹状または凸状に設けておくことによ
り、図5に示した成形後のビードガラス8の表面(導電
皮膜8aの面)に第1の刻印が形成される。
め一方の面に導電皮膜8aを被覆した素材8’を下型3
0と上型31の間でプレスすることにより、電子銃の電
極を組み込むための所定の形状に成形される。このと
き、下型の底面に上記した第1の刻印に相当する刻印パ
ターン30aを凹状または凸状に設けておくことによ
り、図5に示した成形後のビードガラス8の表面(導電
皮膜8aの面)に第1の刻印が形成される。
【0054】なお、第1の刻印は上記のような方法での
形成に限るものではなく、ビードガラス8を成形後にレ
ーザー光で刻み付けてもよい。
形成に限るものではなく、ビードガラス8を成形後にレ
ーザー光で刻み付けてもよい。
【0055】このようにして、ビードガラス8aには、
予め、適用する電子銃の仕様を識別する情報、およびビ
ーディング処理条件等の固有の情報が刻印される。
予め、適用する電子銃の仕様を識別する情報、およびビ
ーディング処理条件等の固有の情報が刻印される。
【0056】図6は本発明による電子銃の製造方法の1
実施例を説明する要部工程図であって、20は電子銃組
立工程ライン、21はレーザー加工装置、22はビデオ
カメラ、23は画像処理装置、24は分別装置、25
a,25b,・・25nは区分収納手段である。
実施例を説明する要部工程図であって、20は電子銃組
立工程ライン、21はレーザー加工装置、22はビデオ
カメラ、23は画像処理装置、24は分別装置、25
a,25b,・・25nは区分収納手段である。
【0057】同図では、電子銃組立工程ラインを流れる
電子銃のビードガラス8のみを示してある。すなわち、
電子銃を組み立てる工程中あるは組立後(同図では組立
完了後)の検査工程の結果を、レーザー加工装置21に
よりビードガラスの導電皮膜8bに刻印する(第2の刻
印)。
電子銃のビードガラス8のみを示してある。すなわち、
電子銃を組み立てる工程中あるは組立後(同図では組立
完了後)の検査工程の結果を、レーザー加工装置21に
よりビードガラスの導電皮膜8bに刻印する(第2の刻
印)。
【0058】なお、第2の刻印は第1の刻印とは別の場
所に加工を施され、最終検査結果のみならず、製造工程
の必要な場所でさらに刻印することもできる。
所に加工を施され、最終検査結果のみならず、製造工程
の必要な場所でさらに刻印することもできる。
【0059】この第2の刻印および先の第1の刻印をビ
デオカメラ22で撮影し、これを画像処理装置23で解
析して、その結果を分別装置24に与えることで、仕様
毎、あるいは製品の良否ごとに区分収納手段に区分けす
る。
デオカメラ22で撮影し、これを画像処理装置23で解
析して、その結果を分別装置24に与えることで、仕様
毎、あるいは製品の良否ごとに区分収納手段に区分けす
る。
【0060】上記では、ビードガラスを組み込んだ後に
第2の刻印を施こす例を説明したが、電子銃の組立工程
前にビードガラスを仕様毎に区分けすることもでき、こ
の場合は第1の刻印をビデオカメラで撮影し、これを解
析してその仕様ごとに区分して電子銃の組立工程に供給
する。
第2の刻印を施こす例を説明したが、電子銃の組立工程
前にビードガラスを仕様毎に区分けすることもでき、こ
の場合は第1の刻印をビデオカメラで撮影し、これを解
析してその仕様ごとに区分して電子銃の組立工程に供給
する。
【0061】このように、色付け等を施さない単一のビ
ードガラスを用いるため、コストダウンを図ることがで
き、仕様を誤った組立が防止される。
ードガラスを用いるため、コストダウンを図ることがで
き、仕様を誤った組立が防止される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビードガラスの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一と
することができ、また組立中あるいは組立後の種類別の
分別と良否の判別が容易となる。
ビードガラスの埋設時の軟化条件を多種の仕様に同一と
することができ、また組立中あるいは組立後の種類別の
分別と良否の判別が容易となる。
【0063】さらに、導電性被膜と導電細条とを電気的
に接続したことで、管璧に帯電した電荷による不要な電
界をシールドして電子銃の特性への影響を回避できると
共に、また組立中でのビードガラスの組み合わせの誤り
が皆無となると共に、組立中あるいは組立後の検査結果
を即時に刻印することで、種類別の分別の容易さに加え
て製品としての良否の判別が容易となり、量産効果が向
上すると共に製造ラインの高度自動化、ビードガラスの
保管と払出しの自動化を実現することができる。
に接続したことで、管璧に帯電した電荷による不要な電
界をシールドして電子銃の特性への影響を回避できると
共に、また組立中でのビードガラスの組み合わせの誤り
が皆無となると共に、組立中あるいは組立後の検査結果
を即時に刻印することで、種類別の分別の容易さに加え
て製品としての良否の判別が容易となり、量産効果が向
上すると共に製造ラインの高度自動化、ビードガラスの
保管と払出しの自動化を実現することができる。
【図1】本発明による陰極線管用電子銃の1実施例を説
明する側面図である。
明する側面図である。
【図2】図1のA−A線で切断した断面図である。
【図3】本実施例におけるビードガラスの構成例を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図4】ビードガラスに第1の刻印を施すための一手段
の説明図である。
の説明図である。
【図5】成形ごのビードガラスの側面図である。
【図6】本発明による電子銃の製造方法の1実施例を説
明する要部工程図である。
明する要部工程図である。
【図7】本発明を適用する陰極線管の一例としてのカラ
ー陰極線管の構造例を説明する断面図である。
ー陰極線管の構造例を説明する断面図である。
【図8】図7に示したカラー陰極線管に用いられるイン
ライン電子銃の一例を説明する側面図である。
ライン電子銃の一例を説明する側面図である。
1 陰極 2 第1格子電極 3 第2格子電極 4 第3格子電極 5 第4格子電極 6 第5格子電極 7 第6格子電極 7a シールドカップ 8 ビードガラス 8a 導電皮膜 8b 刻印 9 導電細条(シールドワイヤ) 10 ステム 11 ステムピン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ビーディング装置を適正に調整すること
で、安定した埋込の同時性を達成することに問題はな
く、各構成電極の埋め込みのタイミングにずれは生じな
い。しかし、ビードガラスの軟化度は均一な加熱条件に
おいてもビードガラスの着色ごとに変化するため、異な
る着色を施したビードガラスを同時に使用する場合に
は、微妙な加熱条件の調整が必要となり、その調整には
多くの時間を要し、ビーディング装置の稼働率を低下さ
せる原因となる。これがビーディング作業の隘路となっ
ており、着色の種類に係わらずに一定の加熱条件下で安
定した軟化度を得ることが望まれている。
で、安定した埋込の同時性を達成することに問題はな
く、各構成電極の埋め込みのタイミングにずれは生じな
い。しかし、ビードガラスの軟化度は均一な加熱条件に
おいてもビードガラスの着色ごとに変化するため、異な
る着色を施したビードガラスを同時に使用する場合に
は、微妙な加熱条件の調整が必要となり、その調整には
多くの時間を要し、ビーディング装置の稼働率を低下さ
せる原因となる。これがビーディング作業の隘路となっ
ており、着色の種類に係わらずに一定の加熱条件下で安
定した軟化度を得ることが望まれている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】したがって、前記埋設時の反力を低下させ
るためには、ビードガラスとビードベースとの剥離性を
向上させることが必要となる。
るためには、ビードガラスとビードベースとの剥離性を
向上させることが必要となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック館内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有視し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別
とビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドガラスを識別すると共に、電子銃の組立工程中もしく
は組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜に
レーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻印
を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の分
別を行うことを特徴とする。
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック館内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有視し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別
とビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドガラスを識別すると共に、電子銃の組立工程中もしく
は組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜に
レーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻印
を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の分
別を行うことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図1は本発明による陰極線管用電子銃の1
実施例を説明する側面図、図2は図1のA−A線で切断
した断面図であって、1は陰極、2は第1格子電極、3
は第2格子電極、4は第3格子電極、5は第4格子電
極、6は第5格子電極、6aは第5格子電極の電極支持
体(ビードサポート)、7は第6格子電極、7aはシー
ルドカップ、8はビードガラス、8aは導電皮膜、8b
は刻印、9は導電細条(シールドワイヤ)、10はステ
ム、11はステムピンである。
実施例を説明する側面図、図2は図1のA−A線で切断
した断面図であって、1は陰極、2は第1格子電極、3
は第2格子電極、4は第3格子電極、5は第4格子電
極、6は第5格子電極、6aは第5格子電極の電極支持
体(ビードサポート)、7は第6格子電極、7aはシー
ルドカップ、8はビードガラス、8aは導電皮膜、8b
は刻印、9は導電細条(シールドワイヤ)、10はステ
ム、11はステムピンである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック館内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別と
ビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドガラスを識別すると共に、電子銃の組立工程中もしく
は組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜に
レーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻印
を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の分
別を行うことを特徴とする。
求項2に記載の第2の発明は、陰極と第1格子電極およ
び第2格子電極からなる三極部と、集束および加速レン
ズを構成する複数の格子電極を管軸方向に所定のアライ
メントと間隔で配列し、前記三極部および複数の格子電
極に設けた電極支持体をマルチフォームガラスからなる
一対のビードガラスに埋設固定すると共にビードガラス
の外周とネック館内壁の間に周回した導電細条を有する
陰極線管用電子銃の製造方法において、前記ビードガラ
スの電極支持体の埋設側の面とは反対面に導電性皮膜を
有し、上記導電性皮膜に適用する電子銃の仕様の種別と
ビーディング条件の情報を示す記号を第1の刻印を有
し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕様に合うビー
ドガラスを識別すると共に、電子銃の組立工程中もしく
は組立工程後の検査結果を示す情報を上記導電性皮膜に
レーザー光で刻印して第2の刻印とし、この第2の刻印
を読み取ることにより電子銃の種別と良品/不良品の分
別を行うことを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 和好 千葉県茂原市早野3350番地 日立エレクト ロニックデバイシズ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】陰極と第1格子電極および第2格子電極か
らなる三極部と、集束および加速レンズを構成する複数
の格子電極を管軸方向に所定のアライメントと間隔で配
列し、前記三極部および複数の格子電極に設けた電極支
持体をマルチフォームガラスからなる一対のビードガラ
スに埋設固定すると共にビードガラスの外周とネック管
内壁の間に周回した導電細条を有する陰極線管用電子銃
において、 前記ビードガラスの前記三極部および複数の格子電極を
埋設固定する側の面を除く表面に当該ビードガラスの種
別、ビーディング処理条件の情報および検査結果の情報
を示す目視可能もしくは機械読取可能な符号を刻印した
導電性被膜を有し、かつ前記導電性被膜と前記導電細条
とを電気的に接続したことを特徴とする陰極線管用電子
銃。 - 【請求項2】陰極と第1格子電極および第2格子電極か
らなる三極部と、集束および加速レンズを構成する複数
の格子電極を管軸方向に所定のアライメントと間隔で配
列し、前記三極部および複数の格子電極に設けた電極支
持体をマルチフォームガラスからなる一対のビードガラ
スに埋設固定すると共にビードガラスの外周とネック管
内壁の間に周回した導電細条を有する陰極線管用電子銃
の製造方法において、 前記ビードガラスの電極支持体の埋設側の面とは反対面
に導電性皮膜を有し、上記導電性皮膜に適用する電子銃
の仕様の種別とビーディング条件の情報を示す記号を第
1の刻印を有し、この刻印を読み取ることで電子銃の仕
様に合うビードガラスを識別すると共に、電子銃の組立
工程中もしくは組立工程後の検査結果を示す情報を上記
導電性皮膜にレーザー光で刻印して第2の刻印とし、こ
の第2の刻印を読み取ることにより電子銃の種別と良品
/不良品の分別を行うことを特徴とする陰極線管用電子
銃の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15548696A JPH103863A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 陰極線管用電子銃とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15548696A JPH103863A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 陰極線管用電子銃とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103863A true JPH103863A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15607106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15548696A Pending JPH103863A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 陰極線管用電子銃とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103863A (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15548696A patent/JPH103863A/ja active Pending
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