JPH1038722A - 糸のテンションセンサ - Google Patents

糸のテンションセンサ

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JPH1038722A
JPH1038722A JP8209157A JP20915796A JPH1038722A JP H1038722 A JPH1038722 A JP H1038722A JP 8209157 A JP8209157 A JP 8209157A JP 20915796 A JP20915796 A JP 20915796A JP H1038722 A JPH1038722 A JP H1038722A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/20Sensing or detecting means using electric elements
    • B65H2553/21Variable resistances, e.g. rheostats, potentiometers or strain gauges

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配置スペースが低減でき、かつ取り付け方向
の自由度があり、測定の信頼性の向上を図ることができ
るテンションセンサを得る。 【解決手段】 糸ガイド4Aと、糸ガイド4Aを支持す
る糸ガイド支持体4と、弾性板3と、弾性板3の歪みを
測定する歪み測定部材5とを備え、特に糸ガイド支持体
4が弾性板3に対して略直角に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト式仮撚装置
等を用いた延伸仮撚機の解撚張力を測定する等に用いら
れる糸のテンションセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より延伸仮撚機等の糸の張力を測定
するものとして、歪みゲージを応用したテンションセン
サが知られている。上記テンションセンサは、延伸仮撚
機の各錘毎に設けられており、糸ガイド板を支持する弾
性板が糸に対して直交する方向に延長して設けられたも
のである。また、弾性板の延長方向に平行する側面に歪
みゲージ等の歪み測定部材を配置したものである。そし
て、糸ガイド板に作用する糸の張力を弾性板の変形に変
換して、この変形を歪み測定部材で測定することによ
り、糸の張力を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テンションセンサでは、弾性板を糸の走行方向と直角な
方向に延長するようにしているので、糸張力の測定方向
が一定であり、テンションセンサの取り付け方向に制限
を受けるという問題があった。また、糸に対して直角な
方向に配置スペースが大きくなり、しいては複数の錘を
並設して構成される延伸仮撚機や紡績機の機器配置が、
窮屈になるという問題を引き起こしていた。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、取り付け方向の自由度があり、配置
スペースが低減でき、かつ測定の信頼性の向上を図れる
テンションセンサを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明のうち請求項1のテンションセンサは、糸ガイドと、
この糸ガイドを支持する糸ガイド支持体と、弾性板と、
この弾性板の歪みを測定する歪み測定部材とを備え、前
記糸ガイド支持体が前記弾性板に略直角に取り付けられ
ているものである。これにより、糸ガイドに作用する力
が突設状態の糸ガイド支持体を経て、弾性板の変形に変
換され、この変形を歪み測定部材で測定できる。また、
糸ガイド支持体は360°どの方向にも傾すことがで
き、その傾した方向に応じて弾性板が歪み、張力が測定
できる。
【0006】また、請求項2のテンションセンサは、前
記糸ガイドに案内される糸が前記弾性板に対して略平行
となるよう、前記糸ガイドが前記糸ガイド支持体に支持
されているものである。これにより、弾性板を糸に対し
て平行配置すると、糸と直角方向のスペースを最小限に
してテンションセンサを構成することできる。
【0007】請求項3のテンションセンサでは、糸ガイ
ド支持体の移動可能な範囲を制限するストッパが設けら
れているものである。糸ガイド支持体に過度の力が作用
すると、前記ストッパが糸ガイド支持体を支える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテンションセンサ
について、図面を参照して説明する。図1は本発明のテ
ンションセンサの構成を示す断面図、図2は本発明のテ
ンションセンサの構成を示す正面図である。
【0009】図1および図2において、テンションセン
サ1は、センサ本体2内に配置される弾性板3と、ガイ
ド棒体(糸ガイド支持体)4および歪み測定部材5とを
有して構成されている。
【0010】センサ本体2は、外ケース8内に挿入され
る内ケース9とで構成されている。外ケース8は、一端
側に開口する空所を有する4角ハウジング部8aと、こ
のハウジング部8aの閉塞側に連続して形成され糸Y側
に突出する円筒部8bとを有しており、円筒部8bには
上記空所に開口してその軸方向に貫通する連絡孔が形成
されている。
【0011】また、内ケース9は、外ケース8の4角ハ
ウジング部8aの間に所定隙間を区画して挿入される4
角ハウジング部9aを有し、この4角ハウジング部9a
内には弾性板3を収納する収納空所が区画されている。
また、内ケース9の4角ハウジング部9aには、この閉
塞側から突出して筒状部8b内に圧入された円筒部9b
を有しており、この円筒部9bには上記収納空所に開口
してその軸方向に貫通する連結孔が形成されている。そ
して、内ケース9の収納空所は、その開口側に嵌め込ま
れた板部材9dで閉塞されている。
【0012】また、各4角ハウジング部8aと9aとの
間の隙間と、板部材9dより開口側の4角ハウジング部
8a内には、樹脂層12を形成するように樹脂が充填さ
れて内ケース9の上記収納空所を密閉状態にしている。
【0013】糸ガイド支持体としてのガイド棒体4は、
弾性板3に対して直角方向(略直角方向)に突設状態と
なるよう、その基端側が弾性板3に固設されている。ま
た、ガイド棒体4は、内ケース9の円筒部9bに挿通さ
れ、その先端側が円筒部9bから外部へ突出されてい
る。ガイド棒体4の先端部には、糸ガイド4Aが取り外
し自在に支持されている。糸ガイド棒体4Aは、糸Yを
案内する一対の糸ガイド6,7と同一平面に設けられ、
かつ糸Yを屈曲状態で案内するために糸ガイド6,7を
結ぶ直線からずれて配置されている。このようにして、
ガイド棒体4は糸Yに対して直角方向に設けられ、屈曲
状態の糸Yが形成する屈曲面A(図2に示す)に直交し
ている。ガイド棒体4の外周面と円筒部9bの内周面と
の周方向に均等な隙間が設けられていて、この隙間の分
だけガイド棒体4及び糸ガイド4Aが移動可能になって
いる。つまり、円筒部9b(厳密には円筒部9bの先端
部)はガイド棒体の移動可能な範囲を制限するストッパ
となっている。
【0014】弾性板3は、例えばホーロ金属板で構成さ
れ、上記屈曲面(糸Y)に平行してセンサ本体2の内部
空所内に配置されている。また弾性板3は、図2に示す
ように、ガイド棒体4を境えにして糸Yの上流側(糸ガ
イド6側)と下流側(糸ガイド7側)に加わる張力Tの
合力が作用する方向の両端を、内ケース4の閉塞側で上
記収納空所側に突出形成された2つの取付座9bにボル
ト等により2点で支持されている。これにより、ガイド
棒体4が上記合力Fにより撓む(揺動する)と、その合
力が弾性板3に伝達されるので、各取付座9cに2点支
持された弾性板3はガイド棒体4の基端側を基準に、2
点支持の間で波状変形される。すなわち、ガイド棒体4
が撓むと、弾性板3は上記合力が作用する側で糸Y側か
ら離れるように窪み、合力Fの反対側が糸Yに近接する
ように膨らむように波状変形される。尚、弾性板36の
厚さは、微妙に変化する糸Yの張力に対応して上記波状
変形のできる厚さにすることが好ましい。
【0015】歪み測定部材5は、弾性板3に備えられた
複数枚の歪みゲージ(例えば、メタルグレード歪み感応
抵抗体)10で構成されている。歪みゲージ10は、ガ
イド棒体4を境えにして上記合力が作用する方向で弾性
板3の波状変形が顕著に現れる箇所にそれぞれ固着さ
れ、上記波状変形(窪み、膨らみ)による弾性板3の伸
びと縮み(歪み)を測定できるようになっている。そし
て、各歪みゲージ10はコントローラ基板14に接続さ
れており、コントローラ基板14は弾性板3の歪み量
(糸Yの張力)を張力測定信号として出力するものであ
る。また、コントローラ基板14は、上記の4角ハウジ
ング部8aの開口側に充填された樹脂層12内に埋設さ
れている。符号11の基板は機種毎に別機能を持たせる
際に付加的に使用される基板であり、必要に応じて設け
られる。なお、歪みゲージ10は、弾性板3に貼り合わ
せて配置するものでもよく、また、平面印刷工法等によ
って弾性板3に直接配置するようにしたものであっても
よい。また、歪みゲージ10は、必ずしも2つ配置する
必要はなく、ガイド棒体4を境にして一方側の弾性板3
に配置するようにしてもよい。
【0016】そして、上記のように構成されるテンショ
ンセンサ1は、各糸ガイド6,7の間で、糸ガイド6を
通過する糸Yを屈曲して糸ガイド7に向かうように走行
方向を変更するように、センサ本体2の外ケース8に一
体形成された鍔部13(図2に示す)により所定位置に
固定されている。なお、図1及び図2ので説明したテン
ションセンサ1は、内ケース9と外ケース8の二重構造
であるが、弾性板3、糸ガイド支持体4、歪み測定部材
5及びコントローラ基板13を内蔵した内ケース9だけ
でテンションセンサ1を構成し、外ケース8と樹脂層1
2を省略することもできる。この場合、内ケース9に取
付用の鍔部又はフランジを設ける。
【0017】本発明のテンションセンサ1は、以上のよ
うに構成されるが、次に、このテンションセンサ1によ
る糸Yの張力を測定する手順について説明する。
【0018】糸Yが糸ガイド6からテンションセンサ1
のガイド棒体(糸ガイド支持体)4を通過すると、ガイ
ド棒体4を基点として屈曲状態にされた糸Yの上流側
(糸ガイド6側)と下流側(糸ガイド7側)に加わる張
力Tの合力F(図2に示す)により、ガイド棒体4が倒
れることで、弾性板3が各取付材9c間で波状に変形す
る。これにより、各歪みゲージ10が、弾性板3の上記
波状変形による弾性板3の伸び縮み(歪み)を連続して
測定して、コントローラ基板14を介して張力測定信号
を順次、出力するものである。
【0019】すなわち、糸Yの張力が低下してガイド棒
体4の倒れが、正常な(欠陥のない)糸Yの張力による
倒れより減少することから、弾性板3の波状変形も減少
し、これと逆に糸Yの張力が増加してガイド棒体4の撓
みが増加することから、弾性板3の波状変形も増加す
る。このように、各歪みゲージ10は、糸Yの張力の変
動に応じて、変動する弾性板3の波状変形の増減を測定
して、上記のようにコントローラ基板14を介して張力
測定信号を順次、出力するようになっている。
【0020】このように、本発明のテンションセンサ1
は、糸ガイド8に作用する上記合力Fが突設状態のガイ
ド棒体4を経て、弾性板3の波状変形に変換され、その
波状変形を歪みゲージ10で測定することで、糸Yの張
力を測定するようにしているので、省スペースで感度の
高い張力測定が可能になる。特に、弾性板3を上記屈曲
面Aに平行に配置すると、弾性板3と糸Yとの間(幅方
向)の大きさが小さくなり、特に多数の糸が並列に走行
する延伸仮撚機や紡績機等に用いた場合に有利である。
【0021】なお、本発明のテンションセンサ1は、弾
性板3を2点支持し、2つの歪みゲージ10で弾性板3
の2方向の波状形状を測定して、糸Yの張力を測定する
ようにしたものを示したが、これに限定されるものでな
く、一点支持や3点支持であってもよい。一点支持の場
合は、弾性板の一端側に糸ガイド支持体を突設し、弾性
板の他端側を支持し、弾性板の途中に歪み測定部材を張
りつけたものにする。3点支持の場合は、図3に示すよ
うなものがある。
【0022】図3において、テンションセンサ1の弾性
板3はT字形状にされており、そのT字状の交差点にガ
イド棒体4が弾性板3に対して直角方向に突設状態で固
定されている。そして、弾性板3のT字状の各位置の3
腕部にそれぞれ歪みゲージ10を配置する。すなわち、
歪みゲージ10は、糸ガイド8で屈曲状態にされた糸Y
で形成される屈曲面Aに直交しているが、糸Y(糸の走
行方向)に対しては略平行となるように、かつ相互に直
交するように配置するものである。また、弾性板3は、
T字形状の3腕部の各端側で3点支持されている。これ
により、歪みゲージ10を相互に直交するように弾性板
3に配置して、弾性体3を3点支持することで、ガイド
棒体4を介して弾性板3が容易に多方向に波状変形で
き、波状変形する弾性板3の伸び縮み(歪み)を、各歪
みゲージ10により少なくとも4方向(縦横方向)に亘
って測定できる。ガイド棒体4は360°いずれの方向
にも倒せるが、ガイド棒体4を歪みゲージ10の方向に
倒せば、当然歪ゲージ10から出力が生じる。歪みゲー
ジ10と異なる方向に倒しても分力に応じた出力が生じ
る。このことは、テンションセンサ1の取付方向の自由
度が高いということである。また、言い換えればセンサ
の取付方向を変えることで、検出する荷重範囲を変えれ
るということである。これは、図1のセンサにも言える
ことであるが、図1のセンサでは歪みゲージと直角方向
の出力は0となる。なお、図3のセンサでは、異なる方
向の力を同時に測定することが可能となる。
【0023】次に、上記テンションセンサ1が適用され
た延伸仮撚機を、図4乃至図6に基づいて説明する。
尚、このテンションセンサ1は延伸仮撚機に限らず、糸
の張力を測定する必要のある種々の繊維機械、例えば精
紡機、自動ワインダ、紡糸巻取機、二重撚糸機等に適用
可能である。
【0024】先ず、図4において、上記のテンションセ
ンサ1が用いられる延伸仮撚機50の機器構成を説明す
る。給糸パッケージP1からフィラメント糸Yが引き出
され、第1フィードローラ51から一次ヒータH1内へ
導入される。該ヒータH1を出たフィラメント糸Yはバ
ルーン制御プレートBCを経てベルト式仮撚装置55に
入り、更に第2フィードローラ54,二次ヒータH2,
第3フィードローラ52を経て巻取パッケージP2に巻
き形成される。ベルト式仮撚装置55で形成された撚り
は第1フィードローラ51まで伝搬し、一次ヒータH1
で熱固定される。すなわち、ベルト式仮撚装置55の上
流側が加撚側であり、下流側が解撚側となっている。延
伸仮撚機ではこのようなユニットを一錘として、該錘が
紙面厚み方向に多数配置されている。
【0025】このように、ベルト式仮撚装置55による
延伸仮撚機50は、高い撚り数の仮撚を高速で加えるこ
とができる反面、安定した運転を維持するための監視が
必要である。この監視のために、ベルト式仮撚装置55
の下流側に上記で示したテンションセンサ1を配置し、
解撚張力を測定し、解撚張力が所定値から外れることで
異常を検出することが有効である。そのためには、各錘
毎(図6に示す)に上記のテンションセンサ1を配置
し、所定の張力値が出力されるように調整する必要があ
る。
【0026】そして、図5において、本発明のテンショ
ンセンサ1の配置を、延伸仮撚機50とともに具体的に
説明する。
【0027】図5において、ベルト式仮撚装置55の下
流の解撚張力T2を測定するために、ベルト式仮撚装置
55と第2フィールドローラ54との間の糸Yの屈曲部
にセンサ本体2が配置されている。このとき、テンショ
ンセンサ1は、上記で説明したように、この弾性板2が
屈曲される糸Yで形成される屈曲面Aに平行するように
固定する。
【0028】また、ベルト式仮撚装置55においては、
2本の無端ベルトB1,B2が各々2個ずつのプーリ5
5a,55b間に巻掛けられ、両ベルトB1,B2は図
に示す如く互いに交差して設けられている。上記プーリ
55a,55bのうち一方のプーリ55aはタンジェン
シャルベルト55cで駆動される駆動プーリであり、他
方のプーリ55bはベルトB1,B2を介して従動回転
される従動プーリである。
【0029】糸Yは両ベルトB1,B2の交差部分のN
点においてニップされ、各ベルトB1,B2が逆方向に
走行することにより、下方に送出されると同時に施撚作
用を受ける。糸Yに所定のニップ圧を与えるには、一方
のベルトB2側はその位置を固定しておき、他方のベル
トB1側をその駆動プーリ55aを中心として従動プー
リ55bと共に旋回可能とし、一方のベルトB2方向に
押圧付勢することによって行われる。そして、ニップ点
Nを固定するために、糸ガイド64,65が設けられて
いる。糸ガイド64はアーム先端にスリット付ガイド孔
64aを有しており、ニップ点Nの直近にそのガイド孔
が位置している。糸ガイド65は鼓状であって、次に述
べるトラバースガイド54cによる糸の往復動の影響が
ニップ点Nに及ばないようになっている。
【0030】第2フィードローラ54はローラ54aと
エプロンベルト54bの組合わせである。そして、第2
フィードローラ54の入口に紙面厚み方向に往復動する
トラバースガイド54cが付設され、ローラ54aとエ
プロンベルト54bの寿命を延ばしている。
【0031】上述したベルト式仮撚装置55は交差し互
いに逆方向に走行するベルトの間に糸Yをニップして施
撚するものであり、所定の品質の加工糸を得るために
は、加撚張力T1と解撚張力T2が適切に維持される必
要がある。このため解撚張力T2をテンションセンサ1
で常時監視できるようにしている。テンションセンサ1
のセンサ本体2内に埋設されたコントローラ基板14の
出力(張力測定信号)はフィードバックコントローラ2
0に入り、所定の糸張力から外れると、エアコントロー
ラ21を介してベルト式仮撚装置55のニップ圧を調整
して、所定の解撚張力T2を保つ制御が行われる。
【0032】次に、図6により延伸仮撚機全体の解撚張
力制御システムについて説明する。延伸仮撚機50は、
図示例では1〜216錘(SP)を有しており、12錘
毎にスパンを形成し、全部で18スパンが存在する。そ
して、各スパン毎に、フィードバックコントローラ20
が設けられ、12個のテンションセンサ1に基づく12
個のベルト式仮撚装置55をエアコントローラ21を介
して制御している。各フィードバックコントローラ20
はモニター26に接続されている。このモニター26は
プリンタ27と操作装置28を有しており、適切な解撚
張力T2を操作装置28を通じて設定し、各錘毎に設け
られたテンションセンサ1でベルト式仮撚装置55を調
整し、所定の解撚張力T2を維持する。また、プリンタ
27には、各錘の実際の解撚張力T2が記録され、オペ
レータが定期的にプリンタ27のデータを確認し、解撚
張力T2の異常値から一次ヒータの故障やベルト式仮撚
装置のベルト磨耗を早期に知ることができる。尚、モニ
ター26にプリンタ27と共にアラーム装置を設けるこ
とも可能である。また、延伸仮撚機の仮撚装置55はベ
ルト式に限らずディスク式であってもよい。
【0033】このように、延伸仮撚機50の各錘毎にテ
ンションセンサ1を設けても、上述の如くテンションセ
ンサ1自体が、従来に比して、幅方向の小型化が図られ
ているので、省スペースで各錘毎に配置でき、延伸仮撚
機50を大型にすることを防止できる。また、上記のよ
うに、テンションセンサ1を用いると、その耐久性を保
持しつつ、解撚張力T2を精度良く測定できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のテンシ
ョンセンサによると、糸ガイドと、この糸ガイドを支持
する糸ガイド支持体と、弾性板と、この弾性板の歪みを
測定する歪み測定部材とを備えるという簡単な構成にな
り、また、糸ガイドに作用する力が突設状態の糸ガイド
支持体を経て、弾性板の変形に変換され、この変形を歪
みを測定できるために、感度高い張力を測定することが
可能となるとともに、取り付け方向性も必要がなくなる
という効果を奏する。
【0035】請求項2のテンションセンサによると、糸
ガイドに案内される糸が弾性板に対して略平行となるよ
う糸ガイドが糸ガイド支持体に支持されているものであ
るために、請求項1の効果に加えて、延伸仮撚機や紡績
機等のように各錘毎に糸の張力を測定するテンションセ
ンサを必要とする機器においては、テンションセンサの
省スペース化により直接機械の小型化に寄与するという
効果を奏する。
【0036】請求項3のテンションセンサによると、糸
ガイド支持体の移動可能な範囲を制限するストッパが設
けられているものであるために、請求項1又は2の効果
に加えて、誤って大きな力がセンサに加わっても、セン
サが破壊するのを防止することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】テンションセンサの構成を示す断面図である。
【図2】テンションセンサの構成を示す正面図である。
【図3】テンションセンサの変形例の構成を示す模式斜
視図である。
【図4】テンションセンサが適用された延伸仮撚機の機
器構成図である。
【図5】テンションセンサが適用された延伸仮撚機の要
部の側面図である。
【図6】延伸仮撚機の解撚張力を制御するシステム図で
ある。
【符号の説明】
1 テンションセンサ 2 センサ本体 3 弾性板 4 ガイド棒体(糸ガイド支持体) 4A 糸ガイド 5 歪み測定部材 9b 円筒部(ストッパ) 10 歪みゲージ A 屈曲面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸ガイドと、この糸ガイドを支持する糸
    ガイド支持体と、弾性板と、この弾性板の歪みを測定す
    る歪み測定部材とを備え、前記糸ガイド支持体が前記弾
    性板に略直角に取り付けられている糸のテンションセン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記糸ガイドに案内される糸が前記弾性
    板に対して略平行となるよう、前記糸ガイドが前記糸ガ
    イド支持体に支持されている請求項1記載の糸のテンシ
    ョンセンサ。
  3. 【請求項3】 前記糸ガイド支持体の移動可能な範囲を
    制限するストッパが設けられている請求項1又は2記載
    の糸のテンションセンサ。
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