JPH1039408A - カメラ - Google Patents
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- JPH1039408A JPH1039408A JP8194651A JP19465196A JPH1039408A JP H1039408 A JPH1039408 A JP H1039408A JP 8194651 A JP8194651 A JP 8194651A JP 19465196 A JP19465196 A JP 19465196A JP H1039408 A JPH1039408 A JP H1039408A
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Landscapes
- Viewfinders (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般的な一眼レフカメラと同様の測距素子の
配置、同程度のミラーボックスサイズでありながら、銀
塩撮影とビデオ撮影が可能なカメラを提供する。 【解決手段】 ペリクルミラーPMは撮影レンズTL通
過後の光束L0を第1光束L1と第2光束L2とに分割
し、可動ミラーRMは第2光束L2の光路を第3光束L
3が進む光路と第4光束L4が進む光路とのいずれかに
切り替える。ペリクルミラーPMでの光束分割によっ
て、銀塩撮影系Gに第1光束L1を入射させるとともに
可動ミラーRMに第2光束L2を入射させ、可動ミラー
RMでの光路切替によって、光学ファインダー系Fに第
3光束L3を入射させるか又はビデオ撮影系Vに第4光
束L4を入射させる。
配置、同程度のミラーボックスサイズでありながら、銀
塩撮影とビデオ撮影が可能なカメラを提供する。 【解決手段】 ペリクルミラーPMは撮影レンズTL通
過後の光束L0を第1光束L1と第2光束L2とに分割
し、可動ミラーRMは第2光束L2の光路を第3光束L
3が進む光路と第4光束L4が進む光路とのいずれかに
切り替える。ペリクルミラーPMでの光束分割によっ
て、銀塩撮影系Gに第1光束L1を入射させるとともに
可動ミラーRMに第2光束L2を入射させ、可動ミラー
RMでの光路切替によって、光学ファインダー系Fに第
3光束L3を入射させるか又はビデオ撮影系Vに第4光
束L4を入射させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関するも
のであり、更に詳しくは、銀塩撮影とビデオ撮影(電子
写真方式の動画撮影と静止画撮影を含む。)が可能なカ
メラに関するものである。
のであり、更に詳しくは、銀塩撮影とビデオ撮影(電子
写真方式の動画撮影と静止画撮影を含む。)が可能なカ
メラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラでは銀塩撮影を行
うことができず、一眼レフカメラ等の銀塩写真方式のカ
メラではビデオ撮影を行うことができない。これに対
し、特開平1−133038号公報には、銀塩撮影とビ
デオ撮影が可能なカメラが提案されている。そのカメラ
は、図9(A),(B)に示すように、90°の角度で回転
してミラー位置が切り替えられるハーフミラーHMを備
えている。ハーフミラーHMは、撮影レンズ(不図示)通
過後の光束を反射光束と透過光束とに分割する。
うことができず、一眼レフカメラ等の銀塩写真方式のカ
メラではビデオ撮影を行うことができない。これに対
し、特開平1−133038号公報には、銀塩撮影とビ
デオ撮影が可能なカメラが提案されている。そのカメラ
は、図9(A),(B)に示すように、90°の角度で回転
してミラー位置が切り替えられるハーフミラーHMを備
えている。ハーフミラーHMは、撮影レンズ(不図示)通
過後の光束を反射光束と透過光束とに分割する。
【0003】図9(A)に示すミラー位置では、ハーフミ
ラーHMでの反射光束が光学ファインダー系Fに進み、
透過光束が銀塩撮影系Gに進む。従って、光学ファイン
ダー系Fで被写体を観察しながら銀塩撮影を行うことが
できる。一方、図9(B)に示すミラー位置では、ハーフ
ミラーHMでの反射光束がビデオ撮影系Vに進み、透過
光束が銀塩撮影系Gに進む。従って、ビデオ撮影系Vの
電子ビューファインダー(不図示)で被写体を観察しなが
らビデオ撮影と銀塩撮影を行うことができる。以上のよ
うに、特開平1−133038号公報で提案されている
カメラでは、ハーフミラーHMの光半透過性を利用した
光束分割と、ハーフミラーHMの回転を利用した光路切
替と、によって、銀塩撮影とビデオ撮影を可能にしてい
る。
ラーHMでの反射光束が光学ファインダー系Fに進み、
透過光束が銀塩撮影系Gに進む。従って、光学ファイン
ダー系Fで被写体を観察しながら銀塩撮影を行うことが
できる。一方、図9(B)に示すミラー位置では、ハーフ
ミラーHMでの反射光束がビデオ撮影系Vに進み、透過
光束が銀塩撮影系Gに進む。従って、ビデオ撮影系Vの
電子ビューファインダー(不図示)で被写体を観察しなが
らビデオ撮影と銀塩撮影を行うことができる。以上のよ
うに、特開平1−133038号公報で提案されている
カメラでは、ハーフミラーHMの光半透過性を利用した
光束分割と、ハーフミラーHMの回転を利用した光路切
替と、によって、銀塩撮影とビデオ撮影を可能にしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カメラには、測距
素子の配置が制限されるといった問題がある。一般的な
一眼レフカメラでは、AF(autofocus)のための測距素
子がミラーボックスの上方又は下方に配置されている。
図9(A),(B)に示すようにハーフミラーHMが回転す
る構成においては、測距素子をミラーボックスの上方又
は下方に配置しようとすると、ミラーを回転させるため
の駆動機構によって、測距素子や(測距素子に光を導く
ための)AFミラーの配置が制限され、AFミラーを駆
動するための構成も複雑化してしまう。また、測距素子
をミラーボックスの横方向に配置すると、AFミラーの
待避構成が複雑化したり、待避スペースの確保が困難に
なったりする。
素子の配置が制限されるといった問題がある。一般的な
一眼レフカメラでは、AF(autofocus)のための測距素
子がミラーボックスの上方又は下方に配置されている。
図9(A),(B)に示すようにハーフミラーHMが回転す
る構成においては、測距素子をミラーボックスの上方又
は下方に配置しようとすると、ミラーを回転させるため
の駆動機構によって、測距素子や(測距素子に光を導く
ための)AFミラーの配置が制限され、AFミラーを駆
動するための構成も複雑化してしまう。また、測距素子
をミラーボックスの横方向に配置すると、AFミラーの
待避構成が複雑化したり、待避スペースの確保が困難に
なったりする。
【0005】上記カメラには、大きなミラーボックスが
必要になるといった問題もある。一般的な一眼レフカメ
ラには、撮影レンズ通過後の光束をファインダー系に全
反射させる跳ね上げミラーが設けられている。ファイン
ダー系に向けて光束を反射させるのに大きなミラーは必
要ないので、跳ね上げミラーのサイズは小さくてもよ
い。これに対し、図9(A),(B)に示すように、ハーフ
ミラーHMでの透過光束が銀塩撮影系Gに用いられる構
成においては、サイズの大きなハーフミラーHMが必要
になる。ハーフミラーHMが小さいと、大口径の交換レ
ンズを使用した場合に銀塩撮影系Gに向かう光束にケラ
レが生じてしまうからである。ハーフミラーHMは光路
切替のために回転するので、ハーフミラーHMが大きい
とミラーボックスも大きくなり、カメラ全体が大型化す
ることになる。
必要になるといった問題もある。一般的な一眼レフカメ
ラには、撮影レンズ通過後の光束をファインダー系に全
反射させる跳ね上げミラーが設けられている。ファイン
ダー系に向けて光束を反射させるのに大きなミラーは必
要ないので、跳ね上げミラーのサイズは小さくてもよ
い。これに対し、図9(A),(B)に示すように、ハーフ
ミラーHMでの透過光束が銀塩撮影系Gに用いられる構
成においては、サイズの大きなハーフミラーHMが必要
になる。ハーフミラーHMが小さいと、大口径の交換レ
ンズを使用した場合に銀塩撮影系Gに向かう光束にケラ
レが生じてしまうからである。ハーフミラーHMは光路
切替のために回転するので、ハーフミラーHMが大きい
とミラーボックスも大きくなり、カメラ全体が大型化す
ることになる。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、一般的な一眼レフカメラと
同様の測距素子の配置が可能で、しかも、一般的な一眼
レフカメラと同程度のミラーボックスサイズでありなが
ら銀塩撮影とビデオ撮影が可能なカメラを提供すること
にある。
ものであって、その目的は、一般的な一眼レフカメラと
同様の測距素子の配置が可能で、しかも、一般的な一眼
レフカメラと同程度のミラーボックスサイズでありなが
ら銀塩撮影とビデオ撮影が可能なカメラを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明のカメラは、入射してきた光束を感光記
録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束で形成さ
れる像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系と、入射
してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系と、撮影レ
ンズ通過後の光束を第1光束と第2光束とに分割する光
束分割手段と、前記第2光束の光路を第3光束が進む光
路と第4光束が進む光路とのいずれかに切り替える光路
切替手段と、を備えたカメラであって、前記光束分割手
段での光束分割によって、前記銀塩撮影系,ビデオ撮影
系又は光学ファインダー系に前記第1光束を入射させる
とともに前記光路切替手段に前記第2光束を入射させ、
前記光路切替手段での光路切替によって、前記第1光束
が入射されない系のうちの一方に前記第3光束を入射さ
せるか又は他方に第4光束を入射させることを特徴とす
る。
め、第1の発明のカメラは、入射してきた光束を感光記
録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束で形成さ
れる像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系と、入射
してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系と、撮影レ
ンズ通過後の光束を第1光束と第2光束とに分割する光
束分割手段と、前記第2光束の光路を第3光束が進む光
路と第4光束が進む光路とのいずれかに切り替える光路
切替手段と、を備えたカメラであって、前記光束分割手
段での光束分割によって、前記銀塩撮影系,ビデオ撮影
系又は光学ファインダー系に前記第1光束を入射させる
とともに前記光路切替手段に前記第2光束を入射させ、
前記光路切替手段での光路切替によって、前記第1光束
が入射されない系のうちの一方に前記第3光束を入射さ
せるか又は他方に第4光束を入射させることを特徴とす
る。
【0008】第2の発明のカメラは、入射してきた光束
を感光記録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束
で形成される像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系
と、入射してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系
と、撮影レンズ通過後の光束の光路を第1光束が進む光
路と第2光束が進む光路とのいずれかに切り替える光路
切替手段と、前記第2光束を第3光束と第4光束とに分
割する光束分割手段と、を備えたカメラであって、前記
光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮影系,
ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光束を
入射させるか又は前記光束分割手段に前記第2光束を入
射させ、前記光束分割手段での光束分割によって、前記
第1光束が入射されない系のうちの一方に前記第3光束
を入射させるとともに他方に第4光束を入射させること
を特徴とする。
を感光記録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束
で形成される像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系
と、入射してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系
と、撮影レンズ通過後の光束の光路を第1光束が進む光
路と第2光束が進む光路とのいずれかに切り替える光路
切替手段と、前記第2光束を第3光束と第4光束とに分
割する光束分割手段と、を備えたカメラであって、前記
光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮影系,
ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光束を
入射させるか又は前記光束分割手段に前記第2光束を入
射させ、前記光束分割手段での光束分割によって、前記
第1光束が入射されない系のうちの一方に前記第3光束
を入射させるとともに他方に第4光束を入射させること
を特徴とする。
【0009】第3の発明のカメラは、入射してきた光束
を感光記録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束
で形成される像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系
と、入射してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系
と、撮影レンズ通過後の光束の光路を第1光束が進む光
路と第2光束が進む光路とのいずれかに切り替える第1
の光路切替手段と、前記第2光束の光路を第3光束が進
む光路と第4光束が進む光路とのいずれかに切り替える
第2の光路切替手段と、を備えたカメラであって、第1
の光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮影
系,ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光
束を入射させるか又は前記第2の光路切替手段に前記第
2光束を入射させ、前記第2の光路切替手段での光路切
替によって、前記第1光束が入射されない系のうちの一
方に前記第3光束を入射させるか又は他方に第4光束を
入射させることを特徴とする。
を感光記録媒体に導く銀塩撮影系と、入射してきた光束
で形成される像の位置に撮像素子を備えたビデオ撮影系
と、入射してきた光束を瞳に導く光学ファインダー系
と、撮影レンズ通過後の光束の光路を第1光束が進む光
路と第2光束が進む光路とのいずれかに切り替える第1
の光路切替手段と、前記第2光束の光路を第3光束が進
む光路と第4光束が進む光路とのいずれかに切り替える
第2の光路切替手段と、を備えたカメラであって、第1
の光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮影
系,ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光
束を入射させるか又は前記第2の光路切替手段に前記第
2光束を入射させ、前記第2の光路切替手段での光路切
替によって、前記第1光束が入射されない系のうちの一
方に前記第3光束を入射させるか又は他方に第4光束を
入射させることを特徴とする。
【0010】第4の発明のカメラは、前記第1又は第2
の発明の構成において、前記光束分割手段が固定式のハ
ーフミラーであることを特徴とする。第5の発明のカメ
ラは、前記第1,第2又は第3の発明の構成において、
前記光路切替手段が可動式のミラーであることを特徴と
する。
の発明の構成において、前記光束分割手段が固定式のハ
ーフミラーであることを特徴とする。第5の発明のカメ
ラは、前記第1,第2又は第3の発明の構成において、
前記光路切替手段が可動式のミラーであることを特徴と
する。
【0011】第6の発明のカメラは、前記第1の発明の
構成において、前記光束分割手段が前記第1光束を前記
銀塩撮影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3光
束を前記光学ファインダー系に入射させるか又は前記第
4光束を前記ビデオ撮影系に入射させることを特徴とす
る。第7の発明のカメラは、前記第1の発明の構成にお
いて、前記光束分割手段が前記第1光束を前記ビデオ撮
影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3光束を前
記銀塩撮影系に入射させるか又は前記第4光束を前記光
学ファインダー系に入射させることを特徴とする。
構成において、前記光束分割手段が前記第1光束を前記
銀塩撮影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3光
束を前記光学ファインダー系に入射させるか又は前記第
4光束を前記ビデオ撮影系に入射させることを特徴とす
る。第7の発明のカメラは、前記第1の発明の構成にお
いて、前記光束分割手段が前記第1光束を前記ビデオ撮
影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3光束を前
記銀塩撮影系に入射させるか又は前記第4光束を前記光
学ファインダー系に入射させることを特徴とする。
【0012】第8の発明のカメラは、前記第6の発明の
構成において、前記光束分割手段に入射する光束のうち
の50〜70%が前記銀塩撮影系に入射することを特徴
とする。第9の発明のカメラは、前記第7の発明の構成
において、前記光束分割手段に入射する光束のうちの3
0〜50%が前記ビデオ撮影系に入射することを特徴と
する。
構成において、前記光束分割手段に入射する光束のうち
の50〜70%が前記銀塩撮影系に入射することを特徴
とする。第9の発明のカメラは、前記第7の発明の構成
において、前記光束分割手段に入射する光束のうちの3
0〜50%が前記ビデオ撮影系に入射することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施したカメラを
図面を参照しつつ説明する。なお、実施の形態の相互で
同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して、重
複説明を適宜省略する。
図面を参照しつつ説明する。なお、実施の形態の相互で
同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して、重
複説明を適宜省略する。
【0014】《実施の形態の基本構成(図1,図2)》ま
ず、図1に基づいて、本発明の実施の形態に用いられて
いるミラーM1,M2及びその配置を説明する。撮影レ
ンズ(不図示)通過後の光束L0は、被写体側に配置され
ているミラーM1と像側に配置されているミラーM2と
で操作される。ミラーM1,M2には、光束分割手段と
して用いられるミラーと、光路切替手段として用いられ
るミラーとがある。光束分割手段として用いられるミラ
ーは、入射してくる光束を透過光束と反射光束との2つ
の光束に分割する。光路切替手段として用いられるミラ
ーは、入射してくる光束がそのまま通過する光路と反射
光束の光路とのいずれかに光路の切り替えを行う。
ず、図1に基づいて、本発明の実施の形態に用いられて
いるミラーM1,M2及びその配置を説明する。撮影レ
ンズ(不図示)通過後の光束L0は、被写体側に配置され
ているミラーM1と像側に配置されているミラーM2と
で操作される。ミラーM1,M2には、光束分割手段と
して用いられるミラーと、光路切替手段として用いられ
るミラーとがある。光束分割手段として用いられるミラ
ーは、入射してくる光束を透過光束と反射光束との2つ
の光束に分割する。光路切替手段として用いられるミラ
ーは、入射してくる光束がそのまま通過する光路と反射
光束の光路とのいずれかに光路の切り替えを行う。
【0015】光束分割手段を構成するミラーとしては、
ペリクルミラー等の固定式のハーフミラーが挙げられ
る。光路切替手段を構成するミラーとしては、所定角度
の回転が可能な可動式のミラー(全反射ミラー,全面ハ
ーフミラー,一部分ハーフミラー等)が挙げられる。な
お、光束分割手段として光半透過性の反射面を有するプ
リズムを用いてもよく、光路切替手段として反射面の傾
きが可変の可動式のプリズムを用いてもよい。光束分割
手段や光路切替手段としてプリズムを用いる場合には、
プリズムを反転系に兼用してもよい。
ペリクルミラー等の固定式のハーフミラーが挙げられ
る。光路切替手段を構成するミラーとしては、所定角度
の回転が可能な可動式のミラー(全反射ミラー,全面ハ
ーフミラー,一部分ハーフミラー等)が挙げられる。な
お、光束分割手段として光半透過性の反射面を有するプ
リズムを用いてもよく、光路切替手段として反射面の傾
きが可変の可動式のプリズムを用いてもよい。光束分割
手段や光路切替手段としてプリズムを用いる場合には、
プリズムを反転系に兼用してもよい。
【0016】1つの光学系に2枚のミラーM1,M2が
用いられている場合には、撮影レンズ通過後の光束を光
学系の3箇所から取り出して、3つの系に導くことが可
能である。また、ミラーM1,M2は光束分割手段又は
光路切替手段として用いられるため、3種類の光束(す
なわち、反射光束,透過光束,そのまま通過する光束)
の取り出しが可能である。従って、ミラーM1,M2に
よる光束分割,光路切替の作用に着目した場合(つま
り、像の反転,光束の反射方向等を考慮しない場合)、
2枚のミラーM1,M2の配置は、図1(A)に示す場合
と図1(B)に示す場合とに分けられる。
用いられている場合には、撮影レンズ通過後の光束を光
学系の3箇所から取り出して、3つの系に導くことが可
能である。また、ミラーM1,M2は光束分割手段又は
光路切替手段として用いられるため、3種類の光束(す
なわち、反射光束,透過光束,そのまま通過する光束)
の取り出しが可能である。従って、ミラーM1,M2に
よる光束分割,光路切替の作用に着目した場合(つま
り、像の反転,光束の反射方向等を考慮しない場合)、
2枚のミラーM1,M2の配置は、図1(A)に示す場合
と図1(B)に示す場合とに分けられる。
【0017】図1(A)に示すようにミラーM1,M2を
配置した場合の各ミラーM1,M2の作用を説明する。
ミラーM1が光束分割手段である場合、撮影レンズ通過
後の光束L0は、一部(光束L1)がミラーM1で反射さ
れて系P1に進み、残り(光束L2)がミラーM1を透過
してミラーM2に進む。ミラーM1が光路切替手段であ
る場合、撮影レンズ通過後の光束L0は、ミラーM1で
反射されて(光束L1として)系P1に進むか、あるいは
ミラーM1で操作されることなく(光束L2として)その
ままミラーM2に進む。ミラーM2が光束分割手段であ
る場合、ミラーM2に入射した光束L2は、一部(光束
L3)がミラーM2で反射されて系P2又はP2’に進
み、残り(光束L4)がミラーM2を透過して系P2’又
はP2に進む。ミラーM2が光路切替手段である場合、
ミラーM2に入射した光束L2は、ミラーM2で反射さ
れて(光束L3として)系P2又はP2’に進むか、ある
いはミラーM2で操作されることなく(光束L4として)
そのまま系P2’又はP2に進む。
配置した場合の各ミラーM1,M2の作用を説明する。
ミラーM1が光束分割手段である場合、撮影レンズ通過
後の光束L0は、一部(光束L1)がミラーM1で反射さ
れて系P1に進み、残り(光束L2)がミラーM1を透過
してミラーM2に進む。ミラーM1が光路切替手段であ
る場合、撮影レンズ通過後の光束L0は、ミラーM1で
反射されて(光束L1として)系P1に進むか、あるいは
ミラーM1で操作されることなく(光束L2として)その
ままミラーM2に進む。ミラーM2が光束分割手段であ
る場合、ミラーM2に入射した光束L2は、一部(光束
L3)がミラーM2で反射されて系P2又はP2’に進
み、残り(光束L4)がミラーM2を透過して系P2’又
はP2に進む。ミラーM2が光路切替手段である場合、
ミラーM2に入射した光束L2は、ミラーM2で反射さ
れて(光束L3として)系P2又はP2’に進むか、ある
いはミラーM2で操作されることなく(光束L4として)
そのまま系P2’又はP2に進む。
【0018】図1(B)に示すようにミラーM1,M2を
配置した場合の各ミラーM1,M2の作用を説明する。
ミラーM1が光束分割手段である場合、撮影レンズ通過
後の光束L0は、一部(光束L2)がミラーM1で反射さ
れてミラーM2に進み、残り(光束L1)がミラーM1を
透過して系P1に進む。ミラーM1が光路切替手段であ
る場合、撮影レンズ通過後の光束L0は、ミラーM1で
反射されて(光束L2として)ミラーM2に進むか、ある
いはミラーM1で操作されることなく(光束L1として)
そのまま系P1に進む。ミラーM2が光束分割手段であ
る場合、ミラーM2に入射した光束L2は、一部(光束
L3)がミラーM2で反射されて系P2又はP2’に進
み、残り(光束L4)がミラーM2を透過して系P2’又
はP2に進む。ミラーM2が光路切替手段である場合、
ミラーM2に入射した光束L2は、ミラーM2で反射さ
れて(光束L3として)系P2又はP2’に進むか、ある
いはミラーM2で操作されることなく(光束L4として)
そのまま系P2’又はP2に進む。
配置した場合の各ミラーM1,M2の作用を説明する。
ミラーM1が光束分割手段である場合、撮影レンズ通過
後の光束L0は、一部(光束L2)がミラーM1で反射さ
れてミラーM2に進み、残り(光束L1)がミラーM1を
透過して系P1に進む。ミラーM1が光路切替手段であ
る場合、撮影レンズ通過後の光束L0は、ミラーM1で
反射されて(光束L2として)ミラーM2に進むか、ある
いはミラーM1で操作されることなく(光束L1として)
そのまま系P1に進む。ミラーM2が光束分割手段であ
る場合、ミラーM2に入射した光束L2は、一部(光束
L3)がミラーM2で反射されて系P2又はP2’に進
み、残り(光束L4)がミラーM2を透過して系P2’又
はP2に進む。ミラーM2が光路切替手段である場合、
ミラーM2に入射した光束L2は、ミラーM2で反射さ
れて(光束L3として)系P2又はP2’に進むか、ある
いはミラーM2で操作されることなく(光束L4として)
そのまま系P2’又はP2に進む。
【0019】以上のように、図1(A)に示すミラー配置
と図1(B)に示すミラー配置とでは、各ミラーM1,M
2で取り出される光束の種類は異なる。しかし、撮影レ
ンズ通過後の光束L0が光学系外へ(光束L1,L3,
L4として)取り出されて3つの系に導かれるように、
光束分割や光路切替によって光路形成される点では、基
本的に同じである。
と図1(B)に示すミラー配置とでは、各ミラーM1,M
2で取り出される光束の種類は異なる。しかし、撮影レ
ンズ通過後の光束L0が光学系外へ(光束L1,L3,
L4として)取り出されて3つの系に導かれるように、
光束分割や光路切替によって光路形成される点では、基
本的に同じである。
【0020】次に、図1(A)に示すミラー配置により3
つの系に光束L1,L3,L4を導く場合を例に挙げ
て、本発明に係る実施の形態の基本構成等を説明する。
ただし、上記3つの系とは、入射してきた光束を感光記
録媒体(例えば、銀塩フィルム)に導く銀塩撮影系G、
入射してきた光束で形成される像の位置に撮像素子を備
えたビデオ撮影系V、入射してきた光束を瞳に導く光学
ファインダー系Fである。表1にミラーM1,M2によ
る光操作のマトリックスを示し、図2に表1のミラー・
系の配置を模式的に示す。
つの系に光束L1,L3,L4を導く場合を例に挙げ
て、本発明に係る実施の形態の基本構成等を説明する。
ただし、上記3つの系とは、入射してきた光束を感光記
録媒体(例えば、銀塩フィルム)に導く銀塩撮影系G、
入射してきた光束で形成される像の位置に撮像素子を備
えたビデオ撮影系V、入射してきた光束を瞳に導く光学
ファインダー系Fである。表1にミラーM1,M2によ
る光操作のマトリックスを示し、図2に表1のミラー・
系の配置を模式的に示す。
【0021】
【表1】
【0022】図1における系P2と系P2’との配置が
入れ替わっても、ミラーM1,M2による光束分割,光
路切替の作用に変わりはない。従って、3つの系G,
V,Fの配置の組み合わせは3通りとなる。また、ミラ
ーM1,M2には、光束分割の作用を有するものと光路
切替の作用を有するものとがあるので、ミラー配置の組
み合わせは4通りとなる。従って、2枚のミラーM1,
M2を有する光学系の基本構成は、表1と図2に示すタ
イプNo.1〜12の12通りとなる。なお、前述したよ
うに、図1(A),(B)のミラー配置は、光束L0が光学
系外へ取り出されて3つの系G,V,Fに導かれるよう
に光路形成される点で基本的に同じであるため、各タイ
プNo.1〜12はそれぞれ図1(B)のようにミラー配置され
た場合をも含むものとする。
入れ替わっても、ミラーM1,M2による光束分割,光
路切替の作用に変わりはない。従って、3つの系G,
V,Fの配置の組み合わせは3通りとなる。また、ミラ
ーM1,M2には、光束分割の作用を有するものと光路
切替の作用を有するものとがあるので、ミラー配置の組
み合わせは4通りとなる。従って、2枚のミラーM1,
M2を有する光学系の基本構成は、表1と図2に示すタ
イプNo.1〜12の12通りとなる。なお、前述したよ
うに、図1(A),(B)のミラー配置は、光束L0が光学
系外へ取り出されて3つの系G,V,Fに導かれるよう
に光路形成される点で基本的に同じであるため、各タイ
プNo.1〜12はそれぞれ図1(B)のようにミラー配置され
た場合をも含むものとする。
【0023】タイプNo.1,5,9では、ミラーM1が第1の
光束分割手段であり、ミラーM2が第2の光束分割手段
である。ミラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0を
第1光束L1と第2光束L2とに分割する。この光束分
割によって、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学フ
ァインダー系Fに第1光束L1が入射するとともにミラ
ーM2に第2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2
光束L2を第3光束L3と第4光束L4とに分割する。
この光束分割によって、第1光束L1が入射されない系
のうちの一方に第3光束L3が入射するとともに他方に
第4光束L4が入射する。
光束分割手段であり、ミラーM2が第2の光束分割手段
である。ミラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0を
第1光束L1と第2光束L2とに分割する。この光束分
割によって、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学フ
ァインダー系Fに第1光束L1が入射するとともにミラ
ーM2に第2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2
光束L2を第3光束L3と第4光束L4とに分割する。
この光束分割によって、第1光束L1が入射されない系
のうちの一方に第3光束L3が入射するとともに他方に
第4光束L4が入射する。
【0024】タイプNo.2,6,10では、ミラーM1が光束
分割手段であり、ミラーM2が光路切替手段である。ミ
ラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0を第1光束L
1と第2光束L2とに分割する。この光束分割によっ
て、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダ
ー系Fに第1光束L1が入射するとともにミラーM2に
第2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2光束L2
の光路を第3光束L3が進む光路と第4光束L4が進む
光路とのいずれかに切り替える。この光路切替によっ
て、第1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3
光束L3が入射するか又は他方に第4光束L4が入射す
る。
分割手段であり、ミラーM2が光路切替手段である。ミ
ラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0を第1光束L
1と第2光束L2とに分割する。この光束分割によっ
て、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダ
ー系Fに第1光束L1が入射するとともにミラーM2に
第2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2光束L2
の光路を第3光束L3が進む光路と第4光束L4が進む
光路とのいずれかに切り替える。この光路切替によっ
て、第1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3
光束L3が入射するか又は他方に第4光束L4が入射す
る。
【0025】タイプNo.3,7,11では、ミラーM1が光路
切替手段であり、ミラーM2が光束分割手段である。ミ
ラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0の光路を第1
光束L1が進む光路と第2光束L2が進む光路とのいず
れかに切り替える。この光路切替によって、銀塩撮影系
G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダー系Fに第1光
束L1が入射するか又はミラーM2に第2光束L2が入
射する。ミラーM2は、第2光束L2を第3光束L3と
第4光束L4とに分割する。この光束分割によって、第
1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3光束L
3が入射するとともに他方に第4光束L4が入射する。
切替手段であり、ミラーM2が光束分割手段である。ミ
ラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0の光路を第1
光束L1が進む光路と第2光束L2が進む光路とのいず
れかに切り替える。この光路切替によって、銀塩撮影系
G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダー系Fに第1光
束L1が入射するか又はミラーM2に第2光束L2が入
射する。ミラーM2は、第2光束L2を第3光束L3と
第4光束L4とに分割する。この光束分割によって、第
1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3光束L
3が入射するとともに他方に第4光束L4が入射する。
【0026】タイプNo.4,8,12では、ミラーM1が第1
の光路切替手段であり、ミラーM2が第2の光路切替手
段である。ミラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0
の光路を第1光束L1が進む光路と第2光束L2が進む
光路とのいずれかに切り替える。この光路切替によっ
て、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダ
ー系Fに第1光束L1が入射するか又はミラーM2に第
2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2光束L2の
光路を第3光束L3が進む光路と第4光束L4が進む光
路とのいずれかに切り替える。この光路切替によって、
第1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3光束
L3が入射するか又は他方に第4光束L4が入射する。
の光路切替手段であり、ミラーM2が第2の光路切替手
段である。ミラーM1は、撮影レンズ通過後の光束L0
の光路を第1光束L1が進む光路と第2光束L2が進む
光路とのいずれかに切り替える。この光路切替によっ
て、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V又は光学ファインダ
ー系Fに第1光束L1が入射するか又はミラーM2に第
2光束L2が入射する。ミラーM2は、第2光束L2の
光路を第3光束L3が進む光路と第4光束L4が進む光
路とのいずれかに切り替える。この光路切替によって、
第1光束L1が入射されない系のうちの一方に第3光束
L3が入射するか又は他方に第4光束L4が入射する。
【0027】表1中の「必要光量」の欄において、 ○:系G,V,Fに対する光量が充分であること、 ×:系G,V,Fに対する光量が不充分であること、 を意味する。光量が不充分なタイプは、No.1,5,9であ
る。タイプNo.1,5,9では、ミラーM1,M2が共に光束
分割を行って系G,V,Fに同時に光束を導くため、い
ずれの系G,V,Fも通常の使用に耐えられない程度の
光量不足となり、各々の機能が充分に働かなくなる。
る。タイプNo.1,5,9では、ミラーM1,M2が共に光束
分割を行って系G,V,Fに同時に光束を導くため、い
ずれの系G,V,Fも通常の使用に耐えられない程度の
光量不足となり、各々の機能が充分に働かなくなる。
【0028】ミラーM1,M2が共に光束分割を行う場
合を、更に詳しく説明する。例えば、タイプNo.9におい
て、光束L0の光量の60%を銀塩撮影系Gに配光す
る。手ぶれを考慮した場合、配光率60%程度は必要で
ある。光学ファインダー系Fには、暗くて見えにくくな
る限度である27.5%を配光する。この場合、FNo.=
5.6の撮影レンズを装着しても、FNo.=11の撮影レンズ
を装着した場合(光学系ファインダー系Fへの配光率1
00%の条件下)と同じ明るさになる。系G,Fへの配
光率が計87.5%なので、ビデオ撮影系Vへの配光率
は12.5%となる。ビデオ撮影系Vへの配光率が1
2.5%では、ビデオ撮影系Vに内蔵されているリレー
レンズ(不図示)の明るさがFNo.=2であっても、ビデオ
撮影系Vの実質的な明るさはFNo.=5.6のリレーレンズ
が用いられている場合(ビデオ撮影系Vへの配光率10
0%の条件下)と同じになる。従って、ビデオ撮影は不
可能である。なお、撮像素子{例えば、CCD(Charge C
oupled Device)}の感度を考慮しても、FNo.=3.5程度は
必要である。
合を、更に詳しく説明する。例えば、タイプNo.9におい
て、光束L0の光量の60%を銀塩撮影系Gに配光す
る。手ぶれを考慮した場合、配光率60%程度は必要で
ある。光学ファインダー系Fには、暗くて見えにくくな
る限度である27.5%を配光する。この場合、FNo.=
5.6の撮影レンズを装着しても、FNo.=11の撮影レンズ
を装着した場合(光学系ファインダー系Fへの配光率1
00%の条件下)と同じ明るさになる。系G,Fへの配
光率が計87.5%なので、ビデオ撮影系Vへの配光率
は12.5%となる。ビデオ撮影系Vへの配光率が1
2.5%では、ビデオ撮影系Vに内蔵されているリレー
レンズ(不図示)の明るさがFNo.=2であっても、ビデオ
撮影系Vの実質的な明るさはFNo.=5.6のリレーレンズ
が用いられている場合(ビデオ撮影系Vへの配光率10
0%の条件下)と同じになる。従って、ビデオ撮影は不
可能である。なお、撮像素子{例えば、CCD(Charge C
oupled Device)}の感度を考慮しても、FNo.=3.5程度は
必要である。
【0029】上記とは逆に、タイプNo.1において、光束
L0の光量の33%をビデオ撮影系Vに配光する。この
場合、リレーレンズの明るさがFNo.=2であっても、ビ
デオ撮影系Vの実質的な明るさはFNo.=3.5のリレーレ
ンズが用いられている場合(ビデオ撮影系Vへの配光率
100%の条件下)と同じになる。残りの67%の光量
のうち、光学ファインダー系Fに上記と同じ27.5%
を配光する。系V,Fへの配光率が計60.5%なの
で、銀塩撮影系Gへの配光率は39.5%となる。銀塩
撮影系Gへの配光率が39.5%では、FNo.=5.6の撮
影レンズを装着しても、FNo.=9.0の撮影レンズを装着
した場合(銀塩撮影系Gへの配光率100%の条件下)と
同じ明るさになる。従って、非常に手ぶれを起こしやす
くなる。
L0の光量の33%をビデオ撮影系Vに配光する。この
場合、リレーレンズの明るさがFNo.=2であっても、ビ
デオ撮影系Vの実質的な明るさはFNo.=3.5のリレーレ
ンズが用いられている場合(ビデオ撮影系Vへの配光率
100%の条件下)と同じになる。残りの67%の光量
のうち、光学ファインダー系Fに上記と同じ27.5%
を配光する。系V,Fへの配光率が計60.5%なの
で、銀塩撮影系Gへの配光率は39.5%となる。銀塩
撮影系Gへの配光率が39.5%では、FNo.=5.6の撮
影レンズを装着しても、FNo.=9.0の撮影レンズを装着
した場合(銀塩撮影系Gへの配光率100%の条件下)と
同じ明るさになる。従って、非常に手ぶれを起こしやす
くなる。
【0030】以上のように、タイプNo.1,5,9では充分な
光量が得られないため、タイプNo.1,5,9の構成を採用す
ることは困難である。この点から、第1の発明に係る実
施の形態ではタイプNo.2,6,10の構成を採用しており、
第2の発明に係る実施の形態ではタイプNo.3,7,11の構
成を採用しており、第3の発明に係る実施の形態ではタ
イプNo.4,8,12の構成を採用している。タイプNo.2,6,10
では、同時に光束が導かれる系は、ビデオ撮影系V,光
学ファインダー系F,銀塩撮影系Gのうちの2つであ
る。タイプNo.3,7,11では、同時に光束が導かれる系
は、ビデオ撮影系V,光学ファインダー系F,銀塩撮影
系Gのうちの1つ又は2つである。タイプNo.4,8,12で
は、同時に光束が導かれる系は、ビデオ撮影系V,光学
ファインダー系F,銀塩撮影系Gのうちの1つである。
このように、3つの系G,V,Fに同時に光束が導かれ
ることがないため、通常使用に耐えられる光量を確保す
ることができる。しかも、後述するように、使用する3
つの系G,V,Fの組み合わせにより、様々な撮影が可
能である。
光量が得られないため、タイプNo.1,5,9の構成を採用す
ることは困難である。この点から、第1の発明に係る実
施の形態ではタイプNo.2,6,10の構成を採用しており、
第2の発明に係る実施の形態ではタイプNo.3,7,11の構
成を採用しており、第3の発明に係る実施の形態ではタ
イプNo.4,8,12の構成を採用している。タイプNo.2,6,10
では、同時に光束が導かれる系は、ビデオ撮影系V,光
学ファインダー系F,銀塩撮影系Gのうちの2つであ
る。タイプNo.3,7,11では、同時に光束が導かれる系
は、ビデオ撮影系V,光学ファインダー系F,銀塩撮影
系Gのうちの1つ又は2つである。タイプNo.4,8,12で
は、同時に光束が導かれる系は、ビデオ撮影系V,光学
ファインダー系F,銀塩撮影系Gのうちの1つである。
このように、3つの系G,V,Fに同時に光束が導かれ
ることがないため、通常使用に耐えられる光量を確保す
ることができる。しかも、後述するように、使用する3
つの系G,V,Fの組み合わせにより、様々な撮影が可
能である。
【0031】表1中の「系の同時使用」の欄において、 ○:系(VとG,FとV,FとG)の同時使用が可能であ
ること、 ×:系(VとG,FとV,FとG)の同時使用が不可能で
あること、 を意味する。タイプNo.1,5,9では全ての系の同時使用が
可能であるが、前述したように充分な光量を各系で得る
ことができないため、ここでは説明を省略する。
ること、 ×:系(VとG,FとV,FとG)の同時使用が不可能で
あること、 を意味する。タイプNo.1,5,9では全ての系の同時使用が
可能であるが、前述したように充分な光量を各系で得る
ことができないため、ここでは説明を省略する。
【0032】ビデオ撮影系Vと銀塩撮影系Gとに同時に
光束を導くことができれば、ビデオ撮影系Vと銀塩撮影
系Gとの同時使用が可能である。従って、銀塩撮影とビ
デオ撮影とを同時に行うこと(つまり、ビデオの動画撮
影中に銀塩撮影を行ったり、ビデオの静止画撮影と銀塩
撮影とを同時に行ったりすること)ができる。このよう
にビデオ撮影系Vと銀塩撮影系Gとの同時使用が可能な
タイプは、No.2,7,10である。これに対し、ビデオ撮影
系Vへの光路と銀塩撮影系Gへの光路との光路切替が行
われるタイプNo.3,4,6,8,11,12では、ビデオ撮影系Vと
銀塩撮影系Gとの同時使用は不可能である。なお、ビデ
オの静止画撮影と銀塩撮影とを同時に行うことによっ
て、後で説明するレリーズビューが可能である。
光束を導くことができれば、ビデオ撮影系Vと銀塩撮影
系Gとの同時使用が可能である。従って、銀塩撮影とビ
デオ撮影とを同時に行うこと(つまり、ビデオの動画撮
影中に銀塩撮影を行ったり、ビデオの静止画撮影と銀塩
撮影とを同時に行ったりすること)ができる。このよう
にビデオ撮影系Vと銀塩撮影系Gとの同時使用が可能な
タイプは、No.2,7,10である。これに対し、ビデオ撮影
系Vへの光路と銀塩撮影系Gへの光路との光路切替が行
われるタイプNo.3,4,6,8,11,12では、ビデオ撮影系Vと
銀塩撮影系Gとの同時使用は不可能である。なお、ビデ
オの静止画撮影と銀塩撮影とを同時に行うことによっ
て、後で説明するレリーズビューが可能である。
【0033】光学ファインダー系Fとビデオ撮影系Vと
に同時に光束を導くことができれば、光学ファインダー
系Fとビデオ撮影系Vとの同時使用が可能である。従っ
て、光学ファインダー系Fで被写体観察を行いながらビ
デオ撮影(つまり、ビデオの動画撮影,静止画撮影)を行
うことができる。この撮影においてはビデオ撮影系Vに
設けられているモニター装置{例えば、液晶等から成る
電子ビューファインダー(被写体モニターや再生モニタ
ーとして機能するモニター装置であり、以下「EVF」
と略する。),パーソナルコンピュータ用モニター等}を
動作させる必要がないので、電気が無駄に消費されない
というメリットがある(すなわち、省エネビデオ撮影が
可能。)。このように光学ファインダー系Fとビデオ撮
影系Vとの同時使用が可能なタイプは、No.2,6,11であ
る。これに対し、光学ファインダー系Fへの光路とビデ
オ撮影系Vへの光路との光路切替が行われるタイプNo.
3,4,7,8,10,12では、光学ファインダー系Fとビデオ撮
影系Vとの同時使用は不可能である。
に同時に光束を導くことができれば、光学ファインダー
系Fとビデオ撮影系Vとの同時使用が可能である。従っ
て、光学ファインダー系Fで被写体観察を行いながらビ
デオ撮影(つまり、ビデオの動画撮影,静止画撮影)を行
うことができる。この撮影においてはビデオ撮影系Vに
設けられているモニター装置{例えば、液晶等から成る
電子ビューファインダー(被写体モニターや再生モニタ
ーとして機能するモニター装置であり、以下「EVF」
と略する。),パーソナルコンピュータ用モニター等}を
動作させる必要がないので、電気が無駄に消費されない
というメリットがある(すなわち、省エネビデオ撮影が
可能。)。このように光学ファインダー系Fとビデオ撮
影系Vとの同時使用が可能なタイプは、No.2,6,11であ
る。これに対し、光学ファインダー系Fへの光路とビデ
オ撮影系Vへの光路との光路切替が行われるタイプNo.
3,4,7,8,10,12では、光学ファインダー系Fとビデオ撮
影系Vとの同時使用は不可能である。
【0034】光学ファインダー系Fと銀塩撮影系Gとに
同時に光束を導くことができれば、光学ファインダー系
Fと銀塩撮影系Gとの同時使用が可能である。従って、
光学ファインダー系Fで被写体観察を行いながら銀塩撮
影を行うことができる。この銀塩撮影においてはビデオ
撮影系Vに設けられているビデオ回路(モニター装置等
を含む。)を動作させる必要がないので、電気が無駄に
消費されないというメリットがある(すなわち、省エネ
銀塩撮影が可能。)。また、撮影時に光学ファインダー
系Fがブラックアウトしないというメリットもある。こ
のように光学ファインダー系Fと銀塩撮影系Gとの同時
使用が可能なタイプは、No.3,6,10である。これに対
し、光学ファインダー系Fへの光路と銀塩撮影系Gへの
光路との光路切替が行われるタイプNo.2,4,7,8,11,12で
は、光学ファインダー系Fと銀塩撮影系Gとの同時使用
は不可能である。
同時に光束を導くことができれば、光学ファインダー系
Fと銀塩撮影系Gとの同時使用が可能である。従って、
光学ファインダー系Fで被写体観察を行いながら銀塩撮
影を行うことができる。この銀塩撮影においてはビデオ
撮影系Vに設けられているビデオ回路(モニター装置等
を含む。)を動作させる必要がないので、電気が無駄に
消費されないというメリットがある(すなわち、省エネ
銀塩撮影が可能。)。また、撮影時に光学ファインダー
系Fがブラックアウトしないというメリットもある。こ
のように光学ファインダー系Fと銀塩撮影系Gとの同時
使用が可能なタイプは、No.3,6,10である。これに対
し、光学ファインダー系Fへの光路と銀塩撮影系Gへの
光路との光路切替が行われるタイプNo.2,4,7,8,11,12で
は、光学ファインダー系Fと銀塩撮影系Gとの同時使用
は不可能である。
【0035】表1中の「焦点板」の欄において、 ○:通常の焦点板(拡散特性を変化させることができ
ず、常に光線を拡散させる焦点板)を1次像面位置に配
置することが可能であること、 △:通常の焦点板を1次像面位置に配置することは不可
能であるが、焦点板が液晶拡散板から成る場合には1次
像面位置に焦点板を配置することが可能であり、また、
2次像面には通常の焦点板を配置することが可能である
こと、を意味する。なお、焦点板を像面位置に配置すれ
ば、AF機能を用いなくても、光学ファインダー系Fで
被写体を見ながら手動操作でピント合わせを行うことが
できる。
ず、常に光線を拡散させる焦点板)を1次像面位置に配
置することが可能であること、 △:通常の焦点板を1次像面位置に配置することは不可
能であるが、焦点板が液晶拡散板から成る場合には1次
像面位置に焦点板を配置することが可能であり、また、
2次像面には通常の焦点板を配置することが可能である
こと、を意味する。なお、焦点板を像面位置に配置すれ
ば、AF機能を用いなくても、光学ファインダー系Fで
被写体を見ながら手動操作でピント合わせを行うことが
できる。
【0036】No.1〜4では、ミラーM1でビデオ撮影系
Vへ進む光が取り出されるので、フィルム面等価位置に
ある光学ファインダー系F側の1次像面位置に焦点板を
配置すれば、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばな
い。No.5〜8では、ミラーM1で光学ファインダー系F
へ進む光が取り出されるので、フィルム面等価位置にあ
る光学ファインダー系F側の1次像面位置に焦点板を配
置すれば、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばない。
以上のように、No.1〜8では、銀塩撮影系Gのフィルム
面(像面)と等価な1次像面の位置に、通常の焦点板を配
置することができる。
Vへ進む光が取り出されるので、フィルム面等価位置に
ある光学ファインダー系F側の1次像面位置に焦点板を
配置すれば、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばな
い。No.5〜8では、ミラーM1で光学ファインダー系F
へ進む光が取り出されるので、フィルム面等価位置にあ
る光学ファインダー系F側の1次像面位置に焦点板を配
置すれば、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばない。
以上のように、No.1〜8では、銀塩撮影系Gのフィルム
面(像面)と等価な1次像面の位置に、通常の焦点板を配
置することができる。
【0037】No.9〜12では、ミラーM1で銀塩撮影系G
へ進む光が取り出されるので、銀塩撮影系Gのフィルム
面と等価な1次像面は、ミラーM1とミラーM2との間
に位置することになる。ビデオ撮影系Vが系P2又はP
2’(図1)の位置に配置されているので、1次像面位置
に通常の焦点板を配置すると、ビデオ撮影系Vに進む光
線が拡散されてしまう。ビデオ撮影系Vに影響が及ばな
いようにするには、液晶拡散板(印加電圧によって拡散
特性が変化する拡散板)から成る焦点板を用いるか、焦
点板を2次像面に配置する必要がある。通常の焦点板を
2次像面に配置する場合には、焦点板はミラーM2より
も光学ファインダー系F側に位置することになるので、
ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばない。
へ進む光が取り出されるので、銀塩撮影系Gのフィルム
面と等価な1次像面は、ミラーM1とミラーM2との間
に位置することになる。ビデオ撮影系Vが系P2又はP
2’(図1)の位置に配置されているので、1次像面位置
に通常の焦点板を配置すると、ビデオ撮影系Vに進む光
線が拡散されてしまう。ビデオ撮影系Vに影響が及ばな
いようにするには、液晶拡散板(印加電圧によって拡散
特性が変化する拡散板)から成る焦点板を用いるか、焦
点板を2次像面に配置する必要がある。通常の焦点板を
2次像面に配置する場合には、焦点板はミラーM2より
も光学ファインダー系F側に位置することになるので、
ビデオ撮影系Vに焦点板の影響は及ばない。
【0038】上記タイプNo.1〜12のように、1つの光学
系に2枚のミラーM1,M2を有するカメラにおいて
は、光を操作する機能が各ミラーM1,M2に分担され
る。このため、光束分割には固定式のハーフミラーを用
いることができ、光路切替には、一般的な一眼レフカメ
ラと同様、45°程度の回転が可能な可動式のミラーを
用いることができる。このような2枚のミラーの組み合
わせによって、AFのための測距素子や(測距素子に光
を導くための)AFミラーの配置の制限が緩和されるた
め、測距素子やAFミラーを一般的な一眼レフカメラと
同様に配置することが可能となる。また、光束分割に用
いるミラーが固定の場合や光路切替に用いるミラーが可
動の場合には、ミラーボックスを大きくする必要がない
ので、一般的な一眼レフカメラと同程度のミラーボック
スサイズでありながら銀塩撮影とビデオ撮影が可能なカ
メラを実現することができる。
系に2枚のミラーM1,M2を有するカメラにおいて
は、光を操作する機能が各ミラーM1,M2に分担され
る。このため、光束分割には固定式のハーフミラーを用
いることができ、光路切替には、一般的な一眼レフカメ
ラと同様、45°程度の回転が可能な可動式のミラーを
用いることができる。このような2枚のミラーの組み合
わせによって、AFのための測距素子や(測距素子に光
を導くための)AFミラーの配置の制限が緩和されるた
め、測距素子やAFミラーを一般的な一眼レフカメラと
同様に配置することが可能となる。また、光束分割に用
いるミラーが固定の場合や光路切替に用いるミラーが可
動の場合には、ミラーボックスを大きくする必要がない
ので、一般的な一眼レフカメラと同程度のミラーボック
スサイズでありながら銀塩撮影とビデオ撮影が可能なカ
メラを実現することができる。
【0039】また、上記タイプNo.1〜12のように、撮影
レンズ通過後の光束L0を操作する構成では、カメラボ
ディ内で光束分割や光路切替を行うことができる。撮影
レンズの途中で光束分割や光路切替を行う構成では、撮
影レンズが大型化・複雑化する(例えば、交換レンズの
鏡胴側面に撮像素子が設けられた構成になる)といった
問題やフォーカスに影響が及ぶといった問題が生じてし
まう。これに対し、カメラボディ内で光束分割や光路切
替を行う構成とすれば、通常の撮影レンズを用いること
が可能となり、撮影レンズとして通常の交換レンズ(例
えば、135フォーマット用の既存の交換レンズ)を用
いることも可能となる。
レンズ通過後の光束L0を操作する構成では、カメラボ
ディ内で光束分割や光路切替を行うことができる。撮影
レンズの途中で光束分割や光路切替を行う構成では、撮
影レンズが大型化・複雑化する(例えば、交換レンズの
鏡胴側面に撮像素子が設けられた構成になる)といった
問題やフォーカスに影響が及ぶといった問題が生じてし
まう。これに対し、カメラボディ内で光束分割や光路切
替を行う構成とすれば、通常の撮影レンズを用いること
が可能となり、撮影レンズとして通常の交換レンズ(例
えば、135フォーマット用の既存の交換レンズ)を用
いることも可能となる。
【0040】タイプNo.10のように、光束分割手段であ
るミラーM1が第1光束L1を銀塩撮影系Gに入射さ
せ、光路切替手段であるミラーM2が第3光束L3を光
学ファインダー系Fに入射させるか又は第4光束L4を
ビデオ撮影系Vに入射させる構成とすることが望まし
い。また、タイプNo.2のように、光束分割手段であるミ
ラーM1が第1光束L1をビデオ撮影系Vに入射させ、
光路切替手段であるミラーM2が第3光束L3を銀塩撮
影系Gに入射させるか又は第4光束L4を光学ファイン
ダー系Fに入射させる構成とすることが望ましい。
るミラーM1が第1光束L1を銀塩撮影系Gに入射さ
せ、光路切替手段であるミラーM2が第3光束L3を光
学ファインダー系Fに入射させるか又は第4光束L4を
ビデオ撮影系Vに入射させる構成とすることが望まし
い。また、タイプNo.2のように、光束分割手段であるミ
ラーM1が第1光束L1をビデオ撮影系Vに入射させ、
光路切替手段であるミラーM2が第3光束L3を銀塩撮
影系Gに入射させるか又は第4光束L4を光学ファイン
ダー系Fに入射させる構成とすることが望ましい。
【0041】タイプNo.10やタイプNo.2では、銀塩撮影
系Gとビデオ撮影Vとの同時使用が可能であるため、銀
塩撮影とビデオの動画撮影との同時撮影が可能であり、
また、銀塩撮影と同じタイミングでビデオの静止画を撮
影することも可能である。さらに、ミラーM2としてク
イックリターンミラーを用いた場合には、被写体観察時
にビデオ回路を動作させない省エネ銀塩撮影において
も、撮影直後に撮影内容(例えば、銀塩撮影で得られる
画像と同じ静止画)をモニター装置で確認すること(いわ
ゆるレリーズビュー)が可能である。例えば、新写真シ
ステム(Advanced Photo System)においては、銀塩フィ
ルムの現像前にプリントすべきコマや焼き増し枚数等を
指定することができるが、この指定を撮影直後にモニタ
ー装置で見て確認しながら行うことができる。また、上
記レリーズビューだけでなく、ビデオ撮影系Vで得られ
た静止画をメモリー等に保存しておいて必要なときに見
ること(いわゆるアフタービュー)も可能である。
系Gとビデオ撮影Vとの同時使用が可能であるため、銀
塩撮影とビデオの動画撮影との同時撮影が可能であり、
また、銀塩撮影と同じタイミングでビデオの静止画を撮
影することも可能である。さらに、ミラーM2としてク
イックリターンミラーを用いた場合には、被写体観察時
にビデオ回路を動作させない省エネ銀塩撮影において
も、撮影直後に撮影内容(例えば、銀塩撮影で得られる
画像と同じ静止画)をモニター装置で確認すること(いわ
ゆるレリーズビュー)が可能である。例えば、新写真シ
ステム(Advanced Photo System)においては、銀塩フィ
ルムの現像前にプリントすべきコマや焼き増し枚数等を
指定することができるが、この指定を撮影直後にモニタ
ー装置で見て確認しながら行うことができる。また、上
記レリーズビューだけでなく、ビデオ撮影系Vで得られ
た静止画をメモリー等に保存しておいて必要なときに見
ること(いわゆるアフタービュー)も可能である。
【0042】タイプNo.10では、前述したように通常の
焦点板を1次像面位置に配置することは不可能である
(表1)。しかし、液晶拡散板から成る焦点板を1次像面
位置に配置する(つまり、第2光束L2の1次像面上
に、印加電圧によって拡散特性の変化する液晶を位置さ
せる)か、あるいは、(第4光束L4の)2次像面位置に
通常の焦点板を配置することは可能である。このように
すれば、ビデオ撮影系Vに進む光線が焦点板によって拡
散されないようにすることができるため、焦点板による
ビデオ画像の画質劣化を防止し、かつ、光学ファインダ
ー系Fで被写体を見ながら手動操作でピント合わせを行
うことが可能となる。タイプNo.2では、前述したよう
に、フィルム面等価位置にある光学ファインダー系F側
の1次像面位置に、通常の焦点板を配置することが可能
である(表1)。ミラーM1でビデオ撮影系Vへ進む光が
取り出される結果、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響が及
ばないからである。従って、通常の一眼レフカメラと同
様の焦点板配置で、手動のピント合わせを行うことがで
きる。
焦点板を1次像面位置に配置することは不可能である
(表1)。しかし、液晶拡散板から成る焦点板を1次像面
位置に配置する(つまり、第2光束L2の1次像面上
に、印加電圧によって拡散特性の変化する液晶を位置さ
せる)か、あるいは、(第4光束L4の)2次像面位置に
通常の焦点板を配置することは可能である。このように
すれば、ビデオ撮影系Vに進む光線が焦点板によって拡
散されないようにすることができるため、焦点板による
ビデオ画像の画質劣化を防止し、かつ、光学ファインダ
ー系Fで被写体を見ながら手動操作でピント合わせを行
うことが可能となる。タイプNo.2では、前述したよう
に、フィルム面等価位置にある光学ファインダー系F側
の1次像面位置に、通常の焦点板を配置することが可能
である(表1)。ミラーM1でビデオ撮影系Vへ進む光が
取り出される結果、ビデオ撮影系Vに焦点板の影響が及
ばないからである。従って、通常の一眼レフカメラと同
様の焦点板配置で、手動のピント合わせを行うことがで
きる。
【0043】前述した必要光量に関しては、光束L0の
うちの50〜70%が銀塩撮影系Gに入射し、30〜5
0%がビデオ撮影系Vに入射することが望ましい。例え
ば、タイプNo.10では、ミラーM1で光束L0のうちの
50〜70%が銀塩撮影系Gに入射することが望まし
く、タイプNo.2では、ミラーM1で光束L0のうちの3
0〜50%がビデオ撮影系Vに入射することが望まし
い。銀塩撮影系Gへの配光率は、手ぶれしやすいかどう
かに関わり、許される限り大きくすることが望ましい。
しかし、銀塩撮影系Gへの配光率を大きくすると、光学
ファインダー系Fが暗くなったり、暗い場所でビデオ撮
影を行うことができなくなったりする。同じ条件下で
は、シャッター速度が0.5〜1.0EV分下がること
が限度となるため、各タイプNo.10,2において配光率が
上記範囲を外れると、手ぶれしやすい,光学ファインダ
ー系Fが暗い,暗い所でビデオ撮影できない等の不都合
が生じることになる。光学ファインダー系Fが暗くなら
ないようにするには、上記条件下で、光束L0のうちの
30〜50%が光学ファインダー系Fに入射することが
望ましい。
うちの50〜70%が銀塩撮影系Gに入射し、30〜5
0%がビデオ撮影系Vに入射することが望ましい。例え
ば、タイプNo.10では、ミラーM1で光束L0のうちの
50〜70%が銀塩撮影系Gに入射することが望まし
く、タイプNo.2では、ミラーM1で光束L0のうちの3
0〜50%がビデオ撮影系Vに入射することが望まし
い。銀塩撮影系Gへの配光率は、手ぶれしやすいかどう
かに関わり、許される限り大きくすることが望ましい。
しかし、銀塩撮影系Gへの配光率を大きくすると、光学
ファインダー系Fが暗くなったり、暗い場所でビデオ撮
影を行うことができなくなったりする。同じ条件下で
は、シャッター速度が0.5〜1.0EV分下がること
が限度となるため、各タイプNo.10,2において配光率が
上記範囲を外れると、手ぶれしやすい,光学ファインダ
ー系Fが暗い,暗い所でビデオ撮影できない等の不都合
が生じることになる。光学ファインダー系Fが暗くなら
ないようにするには、上記条件下で、光束L0のうちの
30〜50%が光学ファインダー系Fに入射することが
望ましい。
【0044】《カメラの外観(図3)》図3に、後で詳述
する第1,第3,第4の実施の形態の背面側外観を示
す。第1〜第5の実施の形態のカメラは、カメラボディ
BOとレンズ鏡胴OPとから成っており、レンズ鏡胴O
Pには撮影レンズTL(撮影レンズTL内には絞りAP
が設けられている。)が内蔵されている。第1,第3,
第4の実施の形態では、カメラボディBOの背面にEV
F18がモニター装置として設けられており、第2,第
5の実施の形態では、EVF18の代わりにコネクタ2
0(図5,図8)が後記分離型ファインダー・ビデオ部R
FVに設けられている。
する第1,第3,第4の実施の形態の背面側外観を示
す。第1〜第5の実施の形態のカメラは、カメラボディ
BOとレンズ鏡胴OPとから成っており、レンズ鏡胴O
Pには撮影レンズTL(撮影レンズTL内には絞りAP
が設けられている。)が内蔵されている。第1,第3,
第4の実施の形態では、カメラボディBOの背面にEV
F18がモニター装置として設けられており、第2,第
5の実施の形態では、EVF18の代わりにコネクタ2
0(図5,図8)が後記分離型ファインダー・ビデオ部R
FVに設けられている。
【0045】上記コネクタ20は、PCモニター22が
接続されたパーソナルコンピュータ(PC)21と接続可
能になっており、PCモニター22がモニター装置とし
て使用される。第2,第5の実施の形態の外観は、第
1,第3,第4の実施の形態の外観とほぼ同じである
が、モニター装置としてEVF18の代わりにPCモニ
ター22が用いられるため、ボタンS0〜S2はカメラ
ボディBOに設けられていない。つまり、撮影モード選
択ボタンS0は後記分離型ファインダー・ビデオ部RF
Vに設けられており、ビデオ録画ボタンS1,静止画ボ
タンS2の機能はパーソナルコンピュータ21の操作で
実現される。あるいは、分離型ファインダー・ビデオ部
RFV上でのボタン操作、分離型ファインダー・ビデオ
部RFVからのレリーズケーブルの操作等で実現しても
よい。
接続されたパーソナルコンピュータ(PC)21と接続可
能になっており、PCモニター22がモニター装置とし
て使用される。第2,第5の実施の形態の外観は、第
1,第3,第4の実施の形態の外観とほぼ同じである
が、モニター装置としてEVF18の代わりにPCモニ
ター22が用いられるため、ボタンS0〜S2はカメラ
ボディBOに設けられていない。つまり、撮影モード選
択ボタンS0は後記分離型ファインダー・ビデオ部RF
Vに設けられており、ビデオ録画ボタンS1,静止画ボ
タンS2の機能はパーソナルコンピュータ21の操作で
実現される。あるいは、分離型ファインダー・ビデオ部
RFV上でのボタン操作、分離型ファインダー・ビデオ
部RFVからのレリーズケーブルの操作等で実現しても
よい。
【0046】図3に示すように、カメラボディBOに
は、撮影モード選択ボタンS0,ビデオ録画ボタンS
1,静止画ボタンS2,銀塩レリーズボタンS3等の記
録制御操作部が設けられている(再生制御操作部等も設
けられているが、ここでは図示省略する。)。撮影モー
ド選択ボタンS0を押すと、撮影モードがサイクリック
に切り替わって、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、その撮影モードにおける被写体観察系がEVF18
である場合には、EVF18に被写体の映像が映し出さ
れる。
は、撮影モード選択ボタンS0,ビデオ録画ボタンS
1,静止画ボタンS2,銀塩レリーズボタンS3等の記
録制御操作部が設けられている(再生制御操作部等も設
けられているが、ここでは図示省略する。)。撮影モー
ド選択ボタンS0を押すと、撮影モードがサイクリック
に切り替わって、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、その撮影モードにおける被写体観察系がEVF18
である場合には、EVF18に被写体の映像が映し出さ
れる。
【0047】ビデオ撮影には、動画撮影と静止画撮影と
があり、操作ボタンS1,S2は独立している。ビデオ
録画ボタンS1は、動画撮影を行う際に操作するボタン
である。ビデオの動画撮影が可能な撮影モードの撮影ス
タンバイ状態において、ビデオ録画ボタンS1を押すと
動画撮影の動作がスタートする。動画撮影中にビデオ録
画ボタンS1押すと動画撮影の動作がストップする。ビ
デオの静止画撮影が可能な撮影モードの撮影スタンバイ
状態において、静止画ボタンS2を押すと静止画撮影の
動作が行われる。また、銀塩撮影が可能な撮影モードに
おいて、銀塩レリーズボタンS3を押すと銀塩撮影の動
作が行われる。なお、静止画ボタンS2と銀塩レリーズ
ボタンS3とを共用にして、1つの操作ボタンとしても
よい。その場合、撮影モードが増えることになるが、よ
く似た撮影モードを省略することにより対応することが
できる。
があり、操作ボタンS1,S2は独立している。ビデオ
録画ボタンS1は、動画撮影を行う際に操作するボタン
である。ビデオの動画撮影が可能な撮影モードの撮影ス
タンバイ状態において、ビデオ録画ボタンS1を押すと
動画撮影の動作がスタートする。動画撮影中にビデオ録
画ボタンS1押すと動画撮影の動作がストップする。ビ
デオの静止画撮影が可能な撮影モードの撮影スタンバイ
状態において、静止画ボタンS2を押すと静止画撮影の
動作が行われる。また、銀塩撮影が可能な撮影モードに
おいて、銀塩レリーズボタンS3を押すと銀塩撮影の動
作が行われる。なお、静止画ボタンS2と銀塩レリーズ
ボタンS3とを共用にして、1つの操作ボタンとしても
よい。その場合、撮影モードが増えることになるが、よ
く似た撮影モードを省略することにより対応することが
できる。
【0048】《第1の実施の形態(Ex.1,タイプNo.10,
図4)》図4に、第1の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.10(表
1,図2)である。なお、図4中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
図4)》図4に、第1の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.10(表
1,図2)である。なお、図4中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
【0049】〈各部の構成と機能〉撮影レンズTLを内
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOとバヨネットマウントで結合
しており、カメラボディBOに対して着脱自在になって
いる。従って、様々な交換レンズと取り替えることによ
り、撮影に応じた撮影レンズTLに交換することができ
る。
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOとバヨネットマウントで結合
しており、カメラボディBOに対して着脱自在になって
いる。従って、様々な交換レンズと取り替えることによ
り、撮影に応じた撮影レンズTLに交換することができ
る。
【0050】カメラボディBO内のミラーボックスMB
は、ペリクルミラーPMやAFミラーSM等を支持して
いる。ペリクルミラーPMは、前記ミラーM1に相当
し、撮影レンズTL通過後の光束L0を透過光束(第1
光束)L1と反射光束(第2光束)L2とに分割する。フ
ィルム5側(銀塩撮影系G)へ進む第1光束L1の配光率
(透過率)は67%であり、コンデンサーレンズCL側
(光学ファインダー系F及びビデオ撮影系V)へ進む第2
光束L2の配光率(反射率)は33%である。このよう
に、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V,光学ファインダー
系Fへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影
系G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%,
光学ファインダー系F:30〜50%)を満たしてい
る。
は、ペリクルミラーPMやAFミラーSM等を支持して
いる。ペリクルミラーPMは、前記ミラーM1に相当
し、撮影レンズTL通過後の光束L0を透過光束(第1
光束)L1と反射光束(第2光束)L2とに分割する。フ
ィルム5側(銀塩撮影系G)へ進む第1光束L1の配光率
(透過率)は67%であり、コンデンサーレンズCL側
(光学ファインダー系F及びビデオ撮影系V)へ進む第2
光束L2の配光率(反射率)は33%である。このよう
に、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V,光学ファインダー
系Fへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影
系G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%,
光学ファインダー系F:30〜50%)を満たしてい
る。
【0051】ミラーボックスMBの後方に位置する銀塩
撮影系Gは、第1光束L1で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
撮影系Gは、第1光束L1で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
【0052】また、ペリクルミラーPMの後方には、A
FミラーSMが配置されている。フィルム5側へ導かれ
た第1光束L1の一部が、AFミラーSMによってミラ
ーボックスMB底部に向けて反射され、その反射光束が
結像レンズLFによって測距素子SF上で結像する。測
距素子SFは、例えばラインCCDから成り、この測距
素子SFで得られたAF情報に基づいてAFが行われ
る。なお、AFミラーSMは、フィルム露光時に第1光
束L1の光路外へ待避する。
FミラーSMが配置されている。フィルム5側へ導かれ
た第1光束L1の一部が、AFミラーSMによってミラ
ーボックスMB底部に向けて反射され、その反射光束が
結像レンズLFによって測距素子SF上で結像する。測
距素子SFは、例えばラインCCDから成り、この測距
素子SFで得られたAF情報に基づいてAFが行われ
る。なお、AFミラーSMは、フィルム露光時に第1光
束L1の光路外へ待避する。
【0053】第2光束L2は、コンデンサーレンズCL
近傍で一旦結像し、コンデンサーレンズCLによって収
束する方向に曲げられて、リレーレンズRL1に導かれ
る。リレーレンズRL1を通過した第2光束L2は、可
動ミラーRMに導かれる。以上のように、ペリクルミラ
ーPMでの光束分割によって、銀塩撮影系Gに第1光束
L1が入射するとともに可動ミラーRMに第2光束L2
が入射することになる。
近傍で一旦結像し、コンデンサーレンズCLによって収
束する方向に曲げられて、リレーレンズRL1に導かれ
る。リレーレンズRL1を通過した第2光束L2は、可
動ミラーRMに導かれる。以上のように、ペリクルミラ
ーPMでの光束分割によって、銀塩撮影系Gに第1光束
L1が入射するとともに可動ミラーRMに第2光束L2
が入射することになる。
【0054】可動ミラーRMは、前記ミラーM2に相当
する可動式の全反射ミラーであり、回転軸P10を中心
とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位置し
うるようになっている。可動ミラーRMの位置PA,P
Bの切り替えによって、反射光束(第3光束)L3の光路
と、入射してくる第2光束L2がそのまま通過する(第
4光束L4の)光路と、のいずれかに光路が切り替えら
れる。
する可動式の全反射ミラーであり、回転軸P10を中心
とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位置し
うるようになっている。可動ミラーRMの位置PA,P
Bの切り替えによって、反射光束(第3光束)L3の光路
と、入射してくる第2光束L2がそのまま通過する(第
4光束L4の)光路と、のいずれかに光路が切り替えら
れる。
【0055】可動ミラーRMが位置PAに位置するとき
は、リレーレンズRL1を通過した第2光束L2が可動
ミラーRMで反射されて、その反射光束(第3光束L3)
が光学ファインダー系Fに入射する。光学ファインダー
系Fは、可動ミラーRM側から順に、リレーレンズRL
2と接眼レンズELとを備えている。そして、この光学
ファインダー系Fによって第3光束L3が瞳EPに導か
れる。このとき観察される像は、コンデンサーレンズC
L近傍に形成された1次像が、リレーレンズRL1,R
L2でリレーされた後、接眼レンズELで瞳EPに導か
れたものである。従って、光学ファインダー系Fによれ
ば、リレーレンズRL1,RL2と接眼レンズELとの
総合特性で形成される被写体像を観察することができ
る。
は、リレーレンズRL1を通過した第2光束L2が可動
ミラーRMで反射されて、その反射光束(第3光束L3)
が光学ファインダー系Fに入射する。光学ファインダー
系Fは、可動ミラーRM側から順に、リレーレンズRL
2と接眼レンズELとを備えている。そして、この光学
ファインダー系Fによって第3光束L3が瞳EPに導か
れる。このとき観察される像は、コンデンサーレンズC
L近傍に形成された1次像が、リレーレンズRL1,R
L2でリレーされた後、接眼レンズELで瞳EPに導か
れたものである。従って、光学ファインダー系Fによれ
ば、リレーレンズRL1,RL2と接眼レンズELとの
総合特性で形成される被写体像を観察することができ
る。
【0056】可動ミラーRMが位置PBに位置するとき
は、リレーレンズRL1を通過した第2光束L2が、そ
のまま第4光束L4としてビデオ撮影系Vに入射する。
ビデオ撮影系Vは、可動ミラーRM側から順に、反射ミ
ラーVM,リレーレンズRL3,NDフィルター12,
IRカットフィルター・光学ローパスフィルター13,
撮像素子としてのCCD14,相関2重サンプリング回
路(CDS)15,画像処理部16,記録媒体17,及び
EVF18を備えている。
は、リレーレンズRL1を通過した第2光束L2が、そ
のまま第4光束L4としてビデオ撮影系Vに入射する。
ビデオ撮影系Vは、可動ミラーRM側から順に、反射ミ
ラーVM,リレーレンズRL3,NDフィルター12,
IRカットフィルター・光学ローパスフィルター13,
撮像素子としてのCCD14,相関2重サンプリング回
路(CDS)15,画像処理部16,記録媒体17,及び
EVF18を備えている。
【0057】反射ミラーVMで後方に反射された第4光
束L4は、リレーレンズRL3に入射する。このリレー
レンズRL3には、CCD14への露光量を調整するた
めのリレー絞り11が設けられている。そして、リレー
レンズRL3の後方には、更にCCD14への露光量を
調整するためのNDフィルター12が設けられている。
リレーレンズRL3とNDフィルター12を通過した第
4光束L4は、赤外線カット用のIRカットフィルター
とモアレ防止用の光学ローパスフィルター13を通過し
た後、CCD14の受光面上で再結像する。CCD14
の受光面上に形成される2次像は、コンデンサーレンズ
CL近傍に形成された1次像が、リレーレンズRL1,
RL3でリレーされ再結像したものである。従って、ビ
デオ撮影系Vによれば、2つのリレーレンズRL1,R
L3の総合特性で形成される被写体像を観察することが
できる。
束L4は、リレーレンズRL3に入射する。このリレー
レンズRL3には、CCD14への露光量を調整するた
めのリレー絞り11が設けられている。そして、リレー
レンズRL3の後方には、更にCCD14への露光量を
調整するためのNDフィルター12が設けられている。
リレーレンズRL3とNDフィルター12を通過した第
4光束L4は、赤外線カット用のIRカットフィルター
とモアレ防止用の光学ローパスフィルター13を通過し
た後、CCD14の受光面上で再結像する。CCD14
の受光面上に形成される2次像は、コンデンサーレンズ
CL近傍に形成された1次像が、リレーレンズRL1,
RL3でリレーされ再結像したものである。従って、ビ
デオ撮影系Vによれば、2つのリレーレンズRL1,R
L3の総合特性で形成される被写体像を観察することが
できる。
【0058】CCD14で光電変換された画像は、CD
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
【0059】第1の実施の形態は、焦点板なしに光学フ
ァインダー系Fで被写体の空中像を観察する構成となっ
ている。前述したように、タイプNo.10に相当する構成
では、通常の焦点板を1次像面位置(コンデンサーレリ
ーズCL近傍)に配置すると、ビデオ画像の画質劣化が
生じてしまうからである。焦点板がないと、ピント状態
を確認することができず、また、瞳のマッチングが悪い
場合にはファインダー視野の周辺が欠けるおそれがあ
る。前記液晶焦点板を像面位置に配置するか、あるいは
リレーレリーズRL2近傍に生じる2次像面の位置に焦
点板を配置すれば、このような問題を解消することがで
きる。
ァインダー系Fで被写体の空中像を観察する構成となっ
ている。前述したように、タイプNo.10に相当する構成
では、通常の焦点板を1次像面位置(コンデンサーレリ
ーズCL近傍)に配置すると、ビデオ画像の画質劣化が
生じてしまうからである。焦点板がないと、ピント状態
を確認することができず、また、瞳のマッチングが悪い
場合にはファインダー視野の周辺が欠けるおそれがあ
る。前記液晶焦点板を像面位置に配置するか、あるいは
リレーレリーズRL2近傍に生じる2次像面の位置に焦
点板を配置すれば、このような問題を解消することがで
きる。
【0060】〈各撮影モードにおける動作制御〉次に、
表2に基づいて、第1の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。本実施の形態は
3つの系G,V,Fを備えているので、使用可能な被写
体観察系はEVF18と光学ファインダー系Fであり、
使用可能な撮影系は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系Vであ
る。また、撮影可能なフォーマットは、135フォーマ
ット,IX240フォーマット(新写真システム)を含む
銀塩フォーマット;動画,静止画を含むビデオフォーマ
ットである。
表2に基づいて、第1の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。本実施の形態は
3つの系G,V,Fを備えているので、使用可能な被写
体観察系はEVF18と光学ファインダー系Fであり、
使用可能な撮影系は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系Vであ
る。また、撮影可能なフォーマットは、135フォーマ
ット,IX240フォーマット(新写真システム)を含む
銀塩フォーマット;動画,静止画を含むビデオフォーマ
ットである。
【0061】表2中、光学ファインダー系Fを「光学
F」と略する。また、表2中、○は被写体観察可能又は
撮影可能を示しており、×は被写体観察不可能又は撮影
不可能を示している。また、○に付されているBは、銀
塩撮影時又はビデオの静止画撮影時に被写体観察系がブ
ラックアウトすることを示しており、○に付されている
S1〜S3は、そのボタンS1〜S3を押すと対応する撮影
が可能であることを示している。
F」と略する。また、表2中、○は被写体観察可能又は
撮影可能を示しており、×は被写体観察不可能又は撮影
不可能を示している。また、○に付されているBは、銀
塩撮影時又はビデオの静止画撮影時に被写体観察系がブ
ラックアウトすることを示しており、○に付されている
S1〜S3は、そのボタンS1〜S3を押すと対応する撮影
が可能であることを示している。
【0062】
【表2】
【0063】[撮影モード1]この撮影モード1は、EV
F18で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮影,ビ
デオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画撮影と
銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影モード
選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを『1』にす
ると、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラ
ーRM(M2)が位置PBに固定される。可動ミラーR
Mが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4
(光量は光束L0の33%)が入射することになるた
め、被写体観察系としてはEVF18のみが使用可能と
なる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF1
8に被写体の映像が映し出される。
F18で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮影,ビ
デオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画撮影と
銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影モード
選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを『1』にす
ると、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラ
ーRM(M2)が位置PBに固定される。可動ミラーR
Mが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4
(光量は光束L0の33%)が入射することになるた
め、被写体観察系としてはEVF18のみが使用可能と
なる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF1
8に被写体の映像が映し出される。
【0064】撮影スタンバイ状態においてビデオ録画ボ
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ状
態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)を押
すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャッタ
ー4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光
量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ状
態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)を押
すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャッタ
ー4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光
量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
【0065】[撮影モード2]この撮影モード2は、EV
F18で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオの静
止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前述し
たレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の場合と
同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。
可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに
第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射すること
になるため、被写体観察系としてはEVF18のみが使
用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、
EVF18に被写体の映像が映し出される。
F18で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオの静
止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前述し
たレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の場合と
同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。
可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに
第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射すること
になるため、被写体観察系としてはEVF18のみが使
用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、
EVF18に被写体の映像が映し出される。
【0066】撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1
光束L1(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1
光束L1(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
【0067】[撮影モード3]この撮影モード3は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影の
みを行うモードである。この撮影モード3ではEVF1
8等のビデオ回路が動作しないので、電気が無駄に消費
されない省エネ銀塩撮影が可能である。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影の
みを行うモードである。この撮影モード3ではEVF1
8等のビデオ回路が動作しないので、電気が無駄に消費
されない省エネ銀塩撮影が可能である。
【0068】撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モ
ードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定され
る。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファイン
ダー系Fに第3光束L3(光量は光束L0の33%)が入
射することになるため、被写体観察系としては光学ファ
インダー系Fのみが使用可能となる。撮影スタンバイ状
態において銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影
動作が行われる。このとき、シャッター4が開き、銀塩
撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束L0の6
7%)によってフィルム5が感光する。
ードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定され
る。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファイン
ダー系Fに第3光束L3(光量は光束L0の33%)が入
射することになるため、被写体観察系としては光学ファ
インダー系Fのみが使用可能となる。撮影スタンバイ状
態において銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影
動作が行われる。このとき、シャッター4が開き、銀塩
撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束L0の6
7%)によってフィルム5が感光する。
【0069】[撮影モード4]この撮影モード4は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではEVF18が動作しないので、電気
が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時撮影が可
能である。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではEVF18が動作しないので、電気
が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時撮影が可
能である。
【0070】撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モ
ードを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位置
PAにあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
ードを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位置
PAにあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
【0071】撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1
光束L1(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーのよう
に位置PA,PB間を1往復移動する。
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第1
光束L1(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーのよう
に位置PA,PB間を1往復移動する。
【0072】可動ミラーRMが位置PBに移動する(つ
まり、待避する)と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光
量は光束L0の33%)が入射することになる。シャッ
ター4が開くタイミングでCCD14の光電変換が開始
される。CCD14側の露光は、リレー絞り11,ND
フィルター12及び電子シャッターによって制御され
る。CCD14の露光が終了すると、可動ミラーRMが
位置PBから位置PAに戻る(つまり、復帰する)。この
ようにして、フィルム5に潜像として形成された画像と
ほぼ等しいビデオ静止画が得られる。なお、可動ミラー
RMが位置PBに移動したとき、光学ファインダー系F
はブラックアウトする。第1の実施の形態では、この撮
影モード4の場合のみ被写体観察系のブラックアウトが
生じる。
まり、待避する)と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光
量は光束L0の33%)が入射することになる。シャッ
ター4が開くタイミングでCCD14の光電変換が開始
される。CCD14側の露光は、リレー絞り11,ND
フィルター12及び電子シャッターによって制御され
る。CCD14の露光が終了すると、可動ミラーRMが
位置PBから位置PAに戻る(つまり、復帰する)。この
ようにして、フィルム5に潜像として形成された画像と
ほぼ等しいビデオ静止画が得られる。なお、可動ミラー
RMが位置PBに移動したとき、光学ファインダー系F
はブラックアウトする。第1の実施の形態では、この撮
影モード4の場合のみ被写体観察系のブラックアウトが
生じる。
【0073】第1の実施の形態は上記4つの撮影モード
を備えているが、例えば、撮影モード1を、ビデオの動
画撮影時に銀塩レリーズボタンS3を押すと銀塩撮影す
ることができるモードと、ビデオ撮影のみのモード(ビ
デオ動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3を押しても銀
塩撮影できない。)と、に分けてもよい。これによりビ
デオの動画撮影中に、誤って銀塩撮影を行ってしまうと
いったことを回避することができる。また、使用者が光
学ファインダー系Fを覗いていることを検知する検知手
段を設け、それを検知した場合にはEVF18をOFF
にして、撮影モード3,4のみの選択を可能とするよう
にしてもよい。上記のように、撮影モードを分けたり、
使用者が光学ファインダー系Fを覗いていることを検知
する検知手段を設けて撮影モードの選択肢を減らしたり
する制御は、後記第2〜第5の実施の形態についても同
様に適用することができる。
を備えているが、例えば、撮影モード1を、ビデオの動
画撮影時に銀塩レリーズボタンS3を押すと銀塩撮影す
ることができるモードと、ビデオ撮影のみのモード(ビ
デオ動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3を押しても銀
塩撮影できない。)と、に分けてもよい。これによりビ
デオの動画撮影中に、誤って銀塩撮影を行ってしまうと
いったことを回避することができる。また、使用者が光
学ファインダー系Fを覗いていることを検知する検知手
段を設け、それを検知した場合にはEVF18をOFF
にして、撮影モード3,4のみの選択を可能とするよう
にしてもよい。上記のように、撮影モードを分けたり、
使用者が光学ファインダー系Fを覗いていることを検知
する検知手段を設けて撮影モードの選択肢を減らしたり
する制御は、後記第2〜第5の実施の形態についても同
様に適用することができる。
【0074】《第2の実施の形態(Ex.2,タイプNo.10,
図5)》図5に、第2の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.10(表
1,図2)である。なお、図5中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
図5)》図5に、第2の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.10(表
1,図2)である。なお、図5中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
【0075】〈各部の構成と機能〉撮影レンズTLを内
蔵しているレンズ鏡胴OPは、第1の実施の形態と同じ
ものであり、カメラボディBOに対してバヨネットマウ
ントで着脱自在になっている。従って、様々な交換レン
ズと取り替えることにより、撮影に応じた撮影レンズT
Lに交換することができる。
蔵しているレンズ鏡胴OPは、第1の実施の形態と同じ
ものであり、カメラボディBOに対してバヨネットマウ
ントで着脱自在になっている。従って、様々な交換レン
ズと取り替えることにより、撮影に応じた撮影レンズT
Lに交換することができる。
【0076】カメラボディBO内のミラーボックスMB
は、ペリクルミラーPMやAFミラーSM等を支持して
いる。ペリクルミラーPMは、前記ミラーM1に相当
し、撮影レンズTL通過後の光束L0を透過光束(第1
光束)L1と反射光束(第2光束)L2とに分割する。フ
ィルム5側(銀塩撮影系G)へ進む第1光束L1の配光率
(透過率)は50%であり、コンデンサーレンズCL側
(光学ファインダー系F及びビデオ撮影系V)へ進む第2
光束L2の配光率(反射率)は50%である。このよう
に、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V,光学ファインダー
系Fへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影
系G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%,
光学ファインダー系F:30〜50%)を満たしてい
る。
は、ペリクルミラーPMやAFミラーSM等を支持して
いる。ペリクルミラーPMは、前記ミラーM1に相当
し、撮影レンズTL通過後の光束L0を透過光束(第1
光束)L1と反射光束(第2光束)L2とに分割する。フ
ィルム5側(銀塩撮影系G)へ進む第1光束L1の配光率
(透過率)は50%であり、コンデンサーレンズCL側
(光学ファインダー系F及びビデオ撮影系V)へ進む第2
光束L2の配光率(反射率)は50%である。このよう
に、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系V,光学ファインダー
系Fへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影
系G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%,
光学ファインダー系F:30〜50%)を満たしてい
る。
【0077】ミラーボックスMBの後方に位置する銀塩
撮影系Gは、第1光束L1で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
撮影系Gは、第1光束L1で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
【0078】また、ペリクルミラーPMの後方には、A
FミラーSMが配置されている。フィルム5側へ導かれ
た第1光束L1の一部が、AFミラーSMによってミラ
ーボックスMB底部に向けて反射され、その反射光束が
結像レンズLFによって測距素子SF上で結像する。測
距素子SFは、例えばラインCCDから成り、この測距
素子SFで得られたAF情報に基づいてAFが行われ
る。なお、AFミラーSMは、フィルム露光時に第1光
束L1の光路外へ待避する。
FミラーSMが配置されている。フィルム5側へ導かれ
た第1光束L1の一部が、AFミラーSMによってミラ
ーボックスMB底部に向けて反射され、その反射光束が
結像レンズLFによって測距素子SF上で結像する。測
距素子SFは、例えばラインCCDから成り、この測距
素子SFで得られたAF情報に基づいてAFが行われ
る。なお、AFミラーSMは、フィルム露光時に第1光
束L1の光路外へ待避する。
【0079】コンデンサーレンズCLの前側近傍には、
焦点板FPが配置されている。第2光束L2は、この焦
点板FP位置で一旦結像する。焦点板FPは、液晶拡散
板から成っている。そして、被写体像(1次像)を光学フ
ァインダー系Fで観察するときには光線を拡散させ、ビ
デオ撮影時には光線を拡散させないように、焦点板FP
が制御される。従って、ビデオ撮影系Vが焦点板FPの
影響を受けることはない。
焦点板FPが配置されている。第2光束L2は、この焦
点板FP位置で一旦結像する。焦点板FPは、液晶拡散
板から成っている。そして、被写体像(1次像)を光学フ
ァインダー系Fで観察するときには光線を拡散させ、ビ
デオ撮影時には光線を拡散させないように、焦点板FP
が制御される。従って、ビデオ撮影系Vが焦点板FPの
影響を受けることはない。
【0080】焦点板FPを通過した第2光束L2は、コ
ンデンサーレンズCLによって収束する方向に曲げられ
て、台形プリズムTPに導かれる。台形プリズムTP上
部には、焦点板FP上の1次像をにらむように測光素子
SEが配置されている。この測光素子SEで得られたA
E(Autoexposure)情報に基づいてAEが行われる。第2
光束L2は、台形プリズムTP内で3回反射した後、分
離型ファインダー・ビデオ部RFV内の可動ミラーRM
に導かれる。以上のように、ペリクルミラーPMでの光
束分割によって、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射す
るとともに可動ミラーRMに第2光束L2が入射するこ
とになる。
ンデンサーレンズCLによって収束する方向に曲げられ
て、台形プリズムTPに導かれる。台形プリズムTP上
部には、焦点板FP上の1次像をにらむように測光素子
SEが配置されている。この測光素子SEで得られたA
E(Autoexposure)情報に基づいてAEが行われる。第2
光束L2は、台形プリズムTP内で3回反射した後、分
離型ファインダー・ビデオ部RFV内の可動ミラーRM
に導かれる。以上のように、ペリクルミラーPMでの光
束分割によって、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射す
るとともに可動ミラーRMに第2光束L2が入射するこ
とになる。
【0081】分離型ファインダー・ビデオ部RFVは、
可動ミラーRM,光学ファインダー系F及びビデオ撮影
系Vを内蔵している。光学ファインダー系F及びビデオ
撮影系VがカメラボディBOに対して分離可能になって
いる点が、第1の実施の形態と大きく異なる点である。
分離型ファインダー・ビデオ部RFVは、カメラボディ
BOとバヨネットマウントで結合しており、カメラボデ
ィBOに対して着脱自在になっている。従って、分離型
ファインダー・ビデオ部RFV以外の交換ユニット(例
えば、光学ファインダー系Fのみを備えたユニット,ビ
デオ撮影系Vのみを備えたユニット等)を用意し、撮影
に応じて取り替えて使用することができる。なお、分離
型ファインダー・ビデオ部RFVとカメラボディBOと
の間の信号の伝達は、バヨネットマウント部の接点(ケ
ーブルでもよい。)を介して行われる。
可動ミラーRM,光学ファインダー系F及びビデオ撮影
系Vを内蔵している。光学ファインダー系F及びビデオ
撮影系VがカメラボディBOに対して分離可能になって
いる点が、第1の実施の形態と大きく異なる点である。
分離型ファインダー・ビデオ部RFVは、カメラボディ
BOとバヨネットマウントで結合しており、カメラボデ
ィBOに対して着脱自在になっている。従って、分離型
ファインダー・ビデオ部RFV以外の交換ユニット(例
えば、光学ファインダー系Fのみを備えたユニット,ビ
デオ撮影系Vのみを備えたユニット等)を用意し、撮影
に応じて取り替えて使用することができる。なお、分離
型ファインダー・ビデオ部RFVとカメラボディBOと
の間の信号の伝達は、バヨネットマウント部の接点(ケ
ーブルでもよい。)を介して行われる。
【0082】可動ミラーRMは、前記ミラーM2に相当
する可動式の全反射ミラーであり、回転軸P10を中心
とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位置し
うるようになっている。可動ミラーRMの位置PA,P
Bの切り替えによって、入射してくる第2光束L2がそ
のまま通過する(第3光束L3の)光路と、反射光束(第
4光束)L4の光路と、のいずれかに光路が切り替えら
れる。
する可動式の全反射ミラーであり、回転軸P10を中心
とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位置し
うるようになっている。可動ミラーRMの位置PA,P
Bの切り替えによって、入射してくる第2光束L2がそ
のまま通過する(第3光束L3の)光路と、反射光束(第
4光束)L4の光路と、のいずれかに光路が切り替えら
れる。
【0083】可動ミラーRMが位置PAに位置するとき
は、分離型ファインダー・ビデオ部RFVに入射した第
2光束L2が、そのまま第3光束L3として光学ファイ
ンダー系Fに入射する。光学ファインダー系Fは、可動
ミラーRM側から順に、リレーレンズRL1と接眼レン
ズELとを備えている。そして、この光学ファインダー
系Fによって第3光束L3が瞳EPに導かれる。このと
き観察される像は、焦点板FP上に形成された1次像で
ある。従って、光学ファインダー系Fを通してピント状
態を確認することができる。
は、分離型ファインダー・ビデオ部RFVに入射した第
2光束L2が、そのまま第3光束L3として光学ファイ
ンダー系Fに入射する。光学ファインダー系Fは、可動
ミラーRM側から順に、リレーレンズRL1と接眼レン
ズELとを備えている。そして、この光学ファインダー
系Fによって第3光束L3が瞳EPに導かれる。このと
き観察される像は、焦点板FP上に形成された1次像で
ある。従って、光学ファインダー系Fを通してピント状
態を確認することができる。
【0084】可動ミラーRMが位置PBに位置するとき
は、分離型ファインダー・ビデオ部RFVに入射した第
2光束L2が、可動ミラーRMで反射されて、その反射
光束(第4光束L4)がビデオ撮影系Vに入射する。ビデ
オ撮影系Vは、可動ミラーRM側から順に、リレーレン
ズRL2,IRカットフィルター・光学ローパスフィル
ター13,撮像素子としてのCCD14,相関2重サン
プリング回路(CDS)15,画像処理部16,及びコネ
クタ20を備えている。
は、分離型ファインダー・ビデオ部RFVに入射した第
2光束L2が、可動ミラーRMで反射されて、その反射
光束(第4光束L4)がビデオ撮影系Vに入射する。ビデ
オ撮影系Vは、可動ミラーRM側から順に、リレーレン
ズRL2,IRカットフィルター・光学ローパスフィル
ター13,撮像素子としてのCCD14,相関2重サン
プリング回路(CDS)15,画像処理部16,及びコネ
クタ20を備えている。
【0085】第4光束L4は、まず、リレーレンズRL
2に入射する。このリレーレンズRL2には、CCD1
4への露光量を調整するためのリレー絞り11が設けら
れている。リレーレンズRL2を通過した第4光束L4
は、赤外線カット用のIRカットフィルターとモアレ防
止用の光学ローパスフィルター13を通過した後、CC
D14の受光面上で再結像する。CCD14の受光面上
に形成される2次像は、焦点板FP位置に形成された1
次像であるが、焦点板FPでの光線の拡散はないので、
ビデオ画像の画質劣化は生じない。
2に入射する。このリレーレンズRL2には、CCD1
4への露光量を調整するためのリレー絞り11が設けら
れている。リレーレンズRL2を通過した第4光束L4
は、赤外線カット用のIRカットフィルターとモアレ防
止用の光学ローパスフィルター13を通過した後、CC
D14の受光面上で再結像する。CCD14の受光面上
に形成される2次像は、焦点板FP位置に形成された1
次像であるが、焦点板FPでの光線の拡散はないので、
ビデオ画像の画質劣化は生じない。
【0086】CCD14で光電変換された画像は、CD
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、RGB信号が形成される。このRGB信号は、コネ
クタ20から外部に出力される。コネクタ20は、PC
モニター22が接続されたパーソナルコンピュータ(P
C)21と、ケーブルで接続可能になっている。従っ
て、分離型ファインダー・ビデオ部RFVとパーソナル
コンピュータ21との間の信号の伝達は、コネクタ20
に接続されたケーブルを介して行われる。コネクタ20
から出力された信号は、パーソナルコンピュータ21に
入力される。パーソナルコンピュータ21は、ビデオ撮
影系Vで得られたビデオ画像をPCモニター22の画面
に映し出す。撮影者は、PCモニター22の画面上で被
写体画像や再生画像を観察することができる。
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、RGB信号が形成される。このRGB信号は、コネ
クタ20から外部に出力される。コネクタ20は、PC
モニター22が接続されたパーソナルコンピュータ(P
C)21と、ケーブルで接続可能になっている。従っ
て、分離型ファインダー・ビデオ部RFVとパーソナル
コンピュータ21との間の信号の伝達は、コネクタ20
に接続されたケーブルを介して行われる。コネクタ20
から出力された信号は、パーソナルコンピュータ21に
入力される。パーソナルコンピュータ21は、ビデオ撮
影系Vで得られたビデオ画像をPCモニター22の画面
に映し出す。撮影者は、PCモニター22の画面上で被
写体画像や再生画像を観察することができる。
【0087】〈各撮影モードにおける動作制御〉次に、
表3に基づいて、第2の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。本実施の形態は
3つの系G,V,Fを備えているので、使用可能な被写
体観察系はPCモニター22と光学ファインダー系Fで
あり、使用可能な撮影系は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系
Vである。
表3に基づいて、第2の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。本実施の形態は
3つの系G,V,Fを備えているので、使用可能な被写
体観察系はPCモニター22と光学ファインダー系Fで
あり、使用可能な撮影系は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系
Vである。
【0088】また、撮影可能なフォーマットは、120
(220)フォーマット,135フォーマット,IX24
0フォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマッ
ト;動画,静止画を含むビデオフォーマットである。こ
こで、120(220)フォーマットの撮影が可能である
のは、全てのリレーレンズRL1,RL2をカメラボデ
ィBO外に(つまり、分離型ファインダー・ビデオ部R
FV内に)配置することによって、大きい銀塩フォーマ
ットに対応しうるようにしているからである。なお、表
3中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」は
光学ファインダー系Fを表し、表3中の○,×,○に付
されているB,○に付されているS3も、前述した通りで
ある。さらに、○に付されているPは、パーソナルコン
ピュータ21の操作によって対応する撮影が可能である
ことを示している。
(220)フォーマット,135フォーマット,IX24
0フォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマッ
ト;動画,静止画を含むビデオフォーマットである。こ
こで、120(220)フォーマットの撮影が可能である
のは、全てのリレーレンズRL1,RL2をカメラボデ
ィBO外に(つまり、分離型ファインダー・ビデオ部R
FV内に)配置することによって、大きい銀塩フォーマ
ットに対応しうるようにしているからである。なお、表
3中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」は
光学ファインダー系Fを表し、表3中の○,×,○に付
されているB,○に付されているS3も、前述した通りで
ある。さらに、○に付されているPは、パーソナルコン
ピュータ21の操作によって対応する撮影が可能である
ことを示している。
【0089】
【表3】
【0090】[撮影モード1]この撮影モード1は、PC
モニター22で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画
撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影
モード選択ボタンS0(分離型ファインダー・ビデオ部
RFVに設けられている。)を押して撮影モードを
『1』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。可
動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第
4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射することに
なるため、被写体観察系としてはPCモニター22のみ
が使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入る
と、PCモニター22に被写体の映像が映し出される。
モニター22で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画
撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影
モード選択ボタンS0(分離型ファインダー・ビデオ部
RFVに設けられている。)を押して撮影モードを
『1』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。可
動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第
4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射することに
なるため、被写体観察系としてはPCモニター22のみ
が使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入る
と、PCモニター22に被写体の映像が映し出される。
【0091】撮影スタンバイ状態においてパーソナルコ
ンピュータ21を操作することにより、ビデオの動画撮
影動作をスタートさせることができる。ここで、パーソ
ナルコンピュータ21内の記録媒体(ディスク等)に被写
体のビデオ動画が記録される。動画撮影動作をストップ
させるには、パーソナルコンピュータ21を再び操作す
ればよい。静止画撮影も、撮影スタンバイ状態でのパー
ソナルコンピュータ21の操作によって行うことができ
る。撮影スタンバイ状態又は動画撮影中に銀塩レリーズ
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。このとき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入
射した第1光束L1(光量は光束L0の50%)によって
フィルム5が感光する。系G,Vの同時使用が可能であ
るため、ビデオの動画撮影中でも銀塩撮影は可能であ
る。
ンピュータ21を操作することにより、ビデオの動画撮
影動作をスタートさせることができる。ここで、パーソ
ナルコンピュータ21内の記録媒体(ディスク等)に被写
体のビデオ動画が記録される。動画撮影動作をストップ
させるには、パーソナルコンピュータ21を再び操作す
ればよい。静止画撮影も、撮影スタンバイ状態でのパー
ソナルコンピュータ21の操作によって行うことができ
る。撮影スタンバイ状態又は動画撮影中に銀塩レリーズ
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。このとき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入
射した第1光束L1(光量は光束L0の50%)によって
フィルム5が感光する。系G,Vの同時使用が可能であ
るため、ビデオの動画撮影中でも銀塩撮影は可能であ
る。
【0092】[撮影モード2]この撮影モード2は、PC
モニター22で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデ
オの静止画撮影とを同時に行うモードである。従って、
前述したレリーズビューが可能である。撮影モード選択
ボタンS0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影
スタンバイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の
場合と同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定さ
れる。可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影
系Vに第4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射す
ることになるため、被写体観察系としてはPCモニター
22のみが使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状
態に入ると、PCモニター22に被写体の映像が映し出
される。
モニター22で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデ
オの静止画撮影とを同時に行うモードである。従って、
前述したレリーズビューが可能である。撮影モード選択
ボタンS0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影
スタンバイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の
場合と同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定さ
れる。可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影
系Vに第4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射す
ることになるため、被写体観察系としてはPCモニター
22のみが使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状
態に入ると、PCモニター22に被写体の映像が映し出
される。
【0093】撮影スタンバイ状態において、パーソナル
コンピュータ21を操作するか、あるいは、銀塩レリー
ズボタンS3を押すと、銀塩撮影動作と静止画撮影動作
とが同時に行われる。前述したように、パーソナルコン
ピュータ21と分離型ファインダー・ビデオ部RFVと
カメラボディBOとの間の信号の伝達は、バヨネットマ
ウント部の接点やケーブルを介して行われる。同時撮影
がスタートすると、銀塩撮影系Gではシャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束
L0の50%)によってフィルム5が感光する。一方、
ビデオ撮影系Vでは、パーソナルコンピュータ21の操
作信号又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受け
て、シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビ
デオ静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD1
4側の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及
び電子シャッターによって制御される。このようにし
て、フィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等し
いビデオ静止画が得られる。
コンピュータ21を操作するか、あるいは、銀塩レリー
ズボタンS3を押すと、銀塩撮影動作と静止画撮影動作
とが同時に行われる。前述したように、パーソナルコン
ピュータ21と分離型ファインダー・ビデオ部RFVと
カメラボディBOとの間の信号の伝達は、バヨネットマ
ウント部の接点やケーブルを介して行われる。同時撮影
がスタートすると、銀塩撮影系Gではシャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束
L0の50%)によってフィルム5が感光する。一方、
ビデオ撮影系Vでは、パーソナルコンピュータ21の操
作信号又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受け
て、シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビ
デオ静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD1
4側の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及
び電子シャッターによって制御される。このようにし
て、フィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等し
いビデオ静止画が得られる。
【0094】[撮影モード3]この撮影モード3は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影の
みを行うモードである。この撮影モード3ではPCモニ
ター22等のビデオ回路が動作しないので、電気が無駄
に消費されない省エネ銀塩撮影が可能である。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影の
みを行うモードである。この撮影モード3ではPCモニ
ター22等のビデオ回路が動作しないので、電気が無駄
に消費されない省エネ銀塩撮影が可能である。
【0095】撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モ
ードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定され
る。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファイン
ダー系Fに第3光束L3(光量は光束L0の50%)が入
射することになるため、被写体観察系としては光学ファ
インダー系Fのみが使用可能となる。撮影スタンバイ状
態において銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影
動作が行われる。このとき、シャッター4が開き、銀塩
撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束L0の5
0%)によってフィルム5が感光する。
ードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定され
る。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファイン
ダー系Fに第3光束L3(光量は光束L0の50%)が入
射することになるため、被写体観察系としては光学ファ
インダー系Fのみが使用可能となる。撮影スタンバイ状
態において銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影
動作が行われる。このとき、シャッター4が開き、銀塩
撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束L0の5
0%)によってフィルム5が感光する。
【0096】[撮影モード4]この撮影モード4は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではPCモニター22が動作しないの
で、電気が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時
撮影が可能である。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではPCモニター22が動作しないの
で、電気が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時
撮影が可能である。
【0097】撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モ
ードを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位
置PAにあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3
(光量は光束L0の50%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
ードを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位
置PAにあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3
(光量は光束L0の50%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
【0098】撮影スタンバイ状態において、パーソナル
コンピュータ21を操作するか、あるいは、銀塩レリー
ズボタンS3を押すと、銀塩撮影動作と静止画撮影動作
とが同時に行われる。前述したように、パーソナルコン
ピュータ21と分離型ファインダー・ビデオ部RFVと
カメラボディBOとの間の信号の伝達は、バヨネットマ
ウント部の接点やケーブルを介して行われる。同時撮影
がスタートすると、銀塩撮影系Gではシャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束
L0の50%)によってフィルム5が感光する。一方、
ビデオ撮影系Vでは、パーソナルコンピュータ21の操
作信号又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受け
て、可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーの
ように位置PA,PB間を1往復移動する。
コンピュータ21を操作するか、あるいは、銀塩レリー
ズボタンS3を押すと、銀塩撮影動作と静止画撮影動作
とが同時に行われる。前述したように、パーソナルコン
ピュータ21と分離型ファインダー・ビデオ部RFVと
カメラボディBOとの間の信号の伝達は、バヨネットマ
ウント部の接点やケーブルを介して行われる。同時撮影
がスタートすると、銀塩撮影系Gではシャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第1光束L1(光量は光束
L0の50%)によってフィルム5が感光する。一方、
ビデオ撮影系Vでは、パーソナルコンピュータ21の操
作信号又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受け
て、可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーの
ように位置PA,PB間を1往復移動する。
【0099】可動ミラーRMが位置PBに移動する(つ
まり、待避する)と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光
量は光束L0の50%)が入射することになる。シャッ
ター4が開くタイミングでCCD14の光電変換が開始
される。CCD14側の露光は、リレー絞り11及び電
子シャッターによって制御される。CCD14の露光が
終了すると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに
戻る(つまり、復帰する)。このようにして、フィルム5
に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデオ静止画
が得られる。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動し
たとき、光学ファインダー系Fはブラックアウトする。
第2の実施の形態では、この撮影モード4の場合のみ被
写体観察系のブラックアウトが生じる。
まり、待避する)と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光
量は光束L0の50%)が入射することになる。シャッ
ター4が開くタイミングでCCD14の光電変換が開始
される。CCD14側の露光は、リレー絞り11及び電
子シャッターによって制御される。CCD14の露光が
終了すると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに
戻る(つまり、復帰する)。このようにして、フィルム5
に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデオ静止画
が得られる。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動し
たとき、光学ファインダー系Fはブラックアウトする。
第2の実施の形態では、この撮影モード4の場合のみ被
写体観察系のブラックアウトが生じる。
【0100】第2の実施の形態のようにパーソナルコン
ピュータ21との接続によってシステムが構成されるカ
メラは、撮影モード2,4のようにレリーズビューが可
能なモードで使用される場合に有効である。PC21に
よる画像処理によって、フィルム5に潜像として形成さ
れた画像にビデオ静止画を近づけることができるからで
ある。例えば、撮影レンズTL内の絞りAPを絞り込む
ことによって生じる陰りは、PC21による画像処理
(つまり、PC21内に予め設定されたテーブルによる
画像処理)で取り除くことができる。従って、陰りのな
い画像をPCモニター22上で観察することができる。
このようにPC21を用いて画像処理を行うようにすれ
ば、例えば、写真館等の業務使用において、被写体(お
客様)に自分の気に入った写真をその場で電子映像に基
づいて選択してもらうことができるので、確実に満足す
る必要な写真のみをプリントすることができる。
ピュータ21との接続によってシステムが構成されるカ
メラは、撮影モード2,4のようにレリーズビューが可
能なモードで使用される場合に有効である。PC21に
よる画像処理によって、フィルム5に潜像として形成さ
れた画像にビデオ静止画を近づけることができるからで
ある。例えば、撮影レンズTL内の絞りAPを絞り込む
ことによって生じる陰りは、PC21による画像処理
(つまり、PC21内に予め設定されたテーブルによる
画像処理)で取り除くことができる。従って、陰りのな
い画像をPCモニター22上で観察することができる。
このようにPC21を用いて画像処理を行うようにすれ
ば、例えば、写真館等の業務使用において、被写体(お
客様)に自分の気に入った写真をその場で電子映像に基
づいて選択してもらうことができるので、確実に満足す
る必要な写真のみをプリントすることができる。
【0101】《第3の実施の形態(Ex.3,タイプNo.2,
図6)》図6に、第3の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.2(表
1,図2)である。なお、図6中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
図6)》図6に、第3の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.2(表
1,図2)である。なお、図6中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
【0102】〈各部の構成と機能〉撮影レンズTLを内
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOと一体化しているが、第1の
実施の形態のように交換可能に構成してもよい。
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOと一体化しているが、第1の
実施の形態のように交換可能に構成してもよい。
【0103】カメラボディBO内のミラーボックスMB
は、ペリクルミラーPM,可動ミラーRM,AFミラー
SM等を支持している。ペリクルミラーPMは、前記ミ
ラーM1に相当し、撮影レンズTL通過後の光束L0を
反射光束(第1光束)L1と透過光束(第2光束)L2とに
分割する。コンデンサーレンズCL側(ビデオ撮影系V)
へ進む第1光束L1の配光率(反射率)は33%であり、
可動ミラーRM側(光学ファインダー系F及び銀塩撮影
系G)へ進む第2光束L2の配光率(透過率)は67%で
ある。このように、ビデオ撮影系Vへの配光率は、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たしている。
は、ペリクルミラーPM,可動ミラーRM,AFミラー
SM等を支持している。ペリクルミラーPMは、前記ミ
ラーM1に相当し、撮影レンズTL通過後の光束L0を
反射光束(第1光束)L1と透過光束(第2光束)L2とに
分割する。コンデンサーレンズCL側(ビデオ撮影系V)
へ進む第1光束L1の配光率(反射率)は33%であり、
可動ミラーRM側(光学ファインダー系F及び銀塩撮影
系G)へ進む第2光束L2の配光率(透過率)は67%で
ある。このように、ビデオ撮影系Vへの配光率は、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たしている。
【0104】ビデオ撮影系Vは、ペリクルミラーPM側
から順に、コンデンサーレンズCL,リレーレンズR
L,NDフィルター12,IRカットフィルター・光学
ローパスフィルター13,撮像素子としてのCCD1
4,相関2重サンプリング回路(CDS)15,画像処理
部16,記録媒体17,及びEVF18を備えている。
から順に、コンデンサーレンズCL,リレーレンズR
L,NDフィルター12,IRカットフィルター・光学
ローパスフィルター13,撮像素子としてのCCD1
4,相関2重サンプリング回路(CDS)15,画像処理
部16,記録媒体17,及びEVF18を備えている。
【0105】ペリクルミラーPMでコンデンサーレンズ
CL側に導かれた第1光束L1は、コンデンサーレンズ
CLによって収束する方向に曲げられて、リレーレンズ
RLに導かれる。このリレーレンズRLには、CCD1
4への露光量を調整するためのリレー絞り11が設けら
れている。そして、リレーレンズRLの後方には、更に
CCD14への露光量を調整するためのNDフィルター
12が設けられている。リレーレンズRLとNDフィル
ター12を通過した第1光束L1は、赤外線カット用の
IRカットフィルターとモアレ防止用の光学ローパスフ
ィルター13を通過した後、CCD14の受光面上で結
像する。
CL側に導かれた第1光束L1は、コンデンサーレンズ
CLによって収束する方向に曲げられて、リレーレンズ
RLに導かれる。このリレーレンズRLには、CCD1
4への露光量を調整するためのリレー絞り11が設けら
れている。そして、リレーレンズRLの後方には、更に
CCD14への露光量を調整するためのNDフィルター
12が設けられている。リレーレンズRLとNDフィル
ター12を通過した第1光束L1は、赤外線カット用の
IRカットフィルターとモアレ防止用の光学ローパスフ
ィルター13を通過した後、CCD14の受光面上で結
像する。
【0106】CCD14で光電変換された画像は、CD
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
【0107】ペリクルミラーPMでの光束分割によっ
て、ビデオ撮影系Vに第1光束L1が入射するとともに
可動ミラーRMに第2光束L2が入射する。可動ミラー
RMは、前記ミラーM2に相当する可動式のミラーであ
り、回転軸P10を中心とした所定角度の回転によって
位置PA,PBに位置しうるようになっている。可動ミ
ラーRMの位置PA,PBの切り替えによって、入射し
てくる第2光束L2がそのまま通過する(第3光束L3
の)光路と、反射光束(第4光束)L4の光路と、のいず
れかに光路が切り替えられる。
て、ビデオ撮影系Vに第1光束L1が入射するとともに
可動ミラーRMに第2光束L2が入射する。可動ミラー
RMは、前記ミラーM2に相当する可動式のミラーであ
り、回転軸P10を中心とした所定角度の回転によって
位置PA,PBに位置しうるようになっている。可動ミ
ラーRMの位置PA,PBの切り替えによって、入射し
てくる第2光束L2がそのまま通過する(第3光束L3
の)光路と、反射光束(第4光束)L4の光路と、のいず
れかに光路が切り替えられる。
【0108】可動ミラーRMが位置PBに位置するとき
は、第2光束L2が(第3光束L3として)そのまま銀塩
撮影系Gに入射する。その結果、光束L0の光量の67
%が銀塩撮影系Gに導かれることになる。このように、
銀塩撮影系Gへの配光率は、前述の望ましい条件範囲
(光束L0の光量の50〜70%)を満たしている。
は、第2光束L2が(第3光束L3として)そのまま銀塩
撮影系Gに入射する。その結果、光束L0の光量の67
%が銀塩撮影系Gに導かれることになる。このように、
銀塩撮影系Gへの配光率は、前述の望ましい条件範囲
(光束L0の光量の50〜70%)を満たしている。
【0109】ミラーボックスMBの後方に位置する銀塩
撮影系Gは、第3光束L3で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
撮影系Gは、第3光束L3で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
【0110】可動ミラーRMが位置PAに位置するとき
は、第2光束L2が可動ミラーRMで反射されて、その
反射光束(第4光束L4)が光学ファインダー系Fに入射
する。光学ファインダー系Fは、可動ミラーRM側から
順に、焦点板FP,ペンタプリントPP及び接眼レンズ
ELを備えている。焦点板FPは、第4光束L4の結像
位置に配置されている。この焦点板FPは、常に光線を
拡散させる拡散板から成り、一般的な一眼レフカメラに
用いられているものである。焦点板FP上に形成された
被写体像は、ペンタプリズムPPによって接眼レンズE
Lに導かれ、瞳EPで観察される。従って、光学ファイ
ンダー系Fで被写体を見ながら手動操作でピント合わせ
を行うことができる。また、ペンタプリズムPPの前方
には、焦点板FP上の被写体像をにらむように測光素子
SEが配置されている。この測光素子SEで得られたA
E情報に基づいてAEが行われる。
は、第2光束L2が可動ミラーRMで反射されて、その
反射光束(第4光束L4)が光学ファインダー系Fに入射
する。光学ファインダー系Fは、可動ミラーRM側から
順に、焦点板FP,ペンタプリントPP及び接眼レンズ
ELを備えている。焦点板FPは、第4光束L4の結像
位置に配置されている。この焦点板FPは、常に光線を
拡散させる拡散板から成り、一般的な一眼レフカメラに
用いられているものである。焦点板FP上に形成された
被写体像は、ペンタプリズムPPによって接眼レンズE
Lに導かれ、瞳EPで観察される。従って、光学ファイ
ンダー系Fで被写体を見ながら手動操作でピント合わせ
を行うことができる。また、ペンタプリズムPPの前方
には、焦点板FP上の被写体像をにらむように測光素子
SEが配置されている。この測光素子SEで得られたA
E情報に基づいてAEが行われる。
【0111】また、可動ミラーRMは、第2光束L2の
一部をAFミラーSMに導くために、一部分がハーフミ
ラー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は50%以上である。従って、位置PAに可動
ミラーRMを位置させたとき、光束L0の光量の33%
以上を光学ファインダー系Fに導くことができる。この
ようにして、光学ファインダー系Fへの配光率が、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たすようになっている。
一部をAFミラーSMに導くために、一部分がハーフミ
ラー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は50%以上である。従って、位置PAに可動
ミラーRMを位置させたとき、光束L0の光量の33%
以上を光学ファインダー系Fに導くことができる。この
ようにして、光学ファインダー系Fへの配光率が、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たすようになっている。
【0112】可動ミラーRMが位置PAに位置すると
き、前記ハーフミラー部分を透過した第2光束L2は、
可動ミラーRMの後方に配置されているAFミラーSM
によって、ミラーボックスMB底部に向けて反射され
る。その反射光束は、結像レンズLFによって測距素子
SF上で結像する。測距素子SFは、例えばラインCC
Dから成り、この測距素子SFで得られたAF情報に基
づいてAFが行われる。なお、AFミラーSMは、フィ
ルム露光時に第3光束L3の光路外へ待避する。
き、前記ハーフミラー部分を透過した第2光束L2は、
可動ミラーRMの後方に配置されているAFミラーSM
によって、ミラーボックスMB底部に向けて反射され
る。その反射光束は、結像レンズLFによって測距素子
SF上で結像する。測距素子SFは、例えばラインCC
Dから成り、この測距素子SFで得られたAF情報に基
づいてAFが行われる。なお、AFミラーSMは、フィ
ルム露光時に第3光束L3の光路外へ待避する。
【0113】図6に示すように、第3の実施の形態は、
ペリクルミラーPMによるビデオ撮影系Vへの光束反射
方向と、可動ミラーRMによる光学ファインダー系Fへ
の光束反射方向と、が逆方向となるように構成されてい
る。この構成によると、ミラーボックスMBの厚さを前
後方向に薄くしても、前方のペリクルミラーPMが後方
の可動ミラーRMの移動を妨げず、また、互いに反射光
束の光路を遮ることもない。従って、レンズ鏡胴OPの
フランジバック(つまり、交換レンズの嵌合面からフィ
ルム面までの距離)を短くすることができる。
ペリクルミラーPMによるビデオ撮影系Vへの光束反射
方向と、可動ミラーRMによる光学ファインダー系Fへ
の光束反射方向と、が逆方向となるように構成されてい
る。この構成によると、ミラーボックスMBの厚さを前
後方向に薄くしても、前方のペリクルミラーPMが後方
の可動ミラーRMの移動を妨げず、また、互いに反射光
束の光路を遮ることもない。従って、レンズ鏡胴OPの
フランジバック(つまり、交換レンズの嵌合面からフィ
ルム面までの距離)を短くすることができる。
【0114】〈各撮影モードにおける動作制御〉次に、
表4に基づいて、第3の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第1の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はEVF18と
光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系は銀塩
撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
表4に基づいて、第3の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第1の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はEVF18と
光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系は銀塩
撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
【0115】また、撮影可能なフォーマットも、第1の
実施の形態と同様、135フォーマット,IX240フ
ォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマット;
動画,静止画を含むビデオフォーマットである。なお、
表4中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」
は光学ファインダー系Fを表し、表4中の○,×,○に
付されているB,○に付されているS1〜S3も、前述した
通りである。
実施の形態と同様、135フォーマット,IX240フ
ォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマット;
動画,静止画を含むビデオフォーマットである。なお、
表4中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」
は光学ファインダー系Fを表し、表4中の○,×,○に
付されているB,○に付されているS1〜S3も、前述した
通りである。
【0116】
【表4】
【0117】[撮影モード1]この撮影モード1は、EV
F18及び光学ファインダー系Fで被写体を観察しなが
ら、ビデオの動画撮影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮
影,又はビデオの動画撮影と銀塩撮影との同時撮影を行
うモードである。被写体観察系としてEVF18と光学
ファインダー系Fとを同時に使用することができるの
で、例えば、EVF18を撮影レンズTL側に切替移動
可能に構成すれば、撮影者が光学ファインダー系Fを覗
くと同時に被写体がEVF18を見ることができる。ま
た、撮影者が光学ファインダー系Fを覗いていることを
検知する検知手段を設け、それを検知した場合には後記
撮影モード3に移行して、EVF18がOFFになるよ
うにしてもよい。
F18及び光学ファインダー系Fで被写体を観察しなが
ら、ビデオの動画撮影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮
影,又はビデオの動画撮影と銀塩撮影との同時撮影を行
うモードである。被写体観察系としてEVF18と光学
ファインダー系Fとを同時に使用することができるの
で、例えば、EVF18を撮影レンズTL側に切替移動
可能に構成すれば、撮影者が光学ファインダー系Fを覗
くと同時に被写体がEVF18を見ることができる。ま
た、撮影者が光学ファインダー系Fを覗いていることを
検知する検知手段を設け、それを検知した場合には後記
撮影モード3に移行して、EVF18がOFFになるよ
うにしてもよい。
【0118】撮影モード選択ボタンS0(図3)を押して
撮影モードを『1』にすると、撮影スタンバイ状態に入
る。このとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定
される。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファ
インダー系Fに第4光束L4(光量は光束L0の33%
以上)が入射することになるため、被写体観察系として
光学ファインダー系Fを使用することができる。このよ
うに、系F,Vの同時使用が可能であるため、光学ファ
インダー系Fを覗きながらビデオ撮影を行うことができ
る。一方、ペリクルミラーPMでの光束分割によって、
ビデオ撮影系Vに第1光束L1(光量は光束L0の33
%)が入射することになるため、被写体観察系としてE
VF18を使用することができる。そして、撮影スタン
バイ状態に入ると、EVF18に被写体の映像が映し出
される。
撮影モードを『1』にすると、撮影スタンバイ状態に入
る。このとき、可動ミラーRM(M2)が位置PAに固定
される。可動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファ
インダー系Fに第4光束L4(光量は光束L0の33%
以上)が入射することになるため、被写体観察系として
光学ファインダー系Fを使用することができる。このよ
うに、系F,Vの同時使用が可能であるため、光学ファ
インダー系Fを覗きながらビデオ撮影を行うことができ
る。一方、ペリクルミラーPMでの光束分割によって、
ビデオ撮影系Vに第1光束L1(光量は光束L0の33
%)が入射することになるため、被写体観察系としてE
VF18を使用することができる。そして、撮影スタン
バイ状態に入ると、EVF18に被写体の映像が映し出
される。
【0119】撮影スタンバイ状態においてビデオ録画ボ
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。
【0120】撮影スタンバイ状態又は動画撮影中に銀塩
レリーズボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が
行われる。まず、可動ミラーRMが通常のクイックリタ
ーンミラーのように位置PA,PB間を1往復移動す
る。可動ミラーRMが位置PBに移動する(つまり、待
避する)と、銀塩撮影系Gに第3光束L3が入射する。
このとき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射し
た第3光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィ
ルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動ミ
ラーRMが位置PBから位置PAに戻る(つまり、復帰
する)。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動したと
き、光学ファインダー系Fはブラックアウトするが、E
VF18はブラックアウトしない。また、系G,Vの同
時使用が可能であるため、ビデオの動画撮影中でも銀塩
撮影は可能である。
レリーズボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が
行われる。まず、可動ミラーRMが通常のクイックリタ
ーンミラーのように位置PA,PB間を1往復移動す
る。可動ミラーRMが位置PBに移動する(つまり、待
避する)と、銀塩撮影系Gに第3光束L3が入射する。
このとき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射し
た第3光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィ
ルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動ミ
ラーRMが位置PBから位置PAに戻る(つまり、復帰
する)。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動したと
き、光学ファインダー系Fはブラックアウトするが、E
VF18はブラックアウトしない。また、系G,Vの同
時使用が可能であるため、ビデオの動画撮影中でも銀塩
撮影は可能である。
【0121】[撮影モード2]この撮影モード2は、EV
F18及び光学ファインダー系Fで被写体を観察しなが
ら、銀塩撮影とビデオの静止画撮影とを同時に行うモー
ドである。従って、前述したレリーズビューが可能であ
る。上記撮影モード1の場合と同様、被写体観察系とし
てEVF18と光学ファインダー系Fとの同時使用が可
能である。従って、前述したように、EVF18を撮影
レンズTL側に切替移動可能に構成すれば、撮影者が光
学ファインダー系Fを覗くと同時に被写体がEVF18
を見ることができる。また、撮影者が光学ファインダー
系Fを覗いていることを検知する検知手段を設け、それ
を検知した場合には後記撮影モード4に移行して、EV
F18がOFFになるようにしてもよい。
F18及び光学ファインダー系Fで被写体を観察しなが
ら、銀塩撮影とビデオの静止画撮影とを同時に行うモー
ドである。従って、前述したレリーズビューが可能であ
る。上記撮影モード1の場合と同様、被写体観察系とし
てEVF18と光学ファインダー系Fとの同時使用が可
能である。従って、前述したように、EVF18を撮影
レンズTL側に切替移動可能に構成すれば、撮影者が光
学ファインダー系Fを覗くと同時に被写体がEVF18
を見ることができる。また、撮影者が光学ファインダー
系Fを覗いていることを検知する検知手段を設け、それ
を検知した場合には後記撮影モード4に移行して、EV
F18がOFFになるようにしてもよい。
【0122】撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モ
ードを『2』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード1の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定され、EVF18に被写体の
映像が映し出される。撮影スタンバイ状態において静止
画ボタンS2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀
塩撮影動作と静止画撮影動作とが同時に行われる。ま
ず、可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーの
ように位置PA,PB間を1往復移動する。
ードを『2』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。こ
のとき、上記撮影モード1の場合と同様、可動ミラーR
M(M2)が位置PAに固定され、EVF18に被写体の
映像が映し出される。撮影スタンバイ状態において静止
画ボタンS2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀
塩撮影動作と静止画撮影動作とが同時に行われる。ま
ず、可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーの
ように位置PA,PB間を1往復移動する。
【0123】可動ミラーRMが位置PBに移動する(つ
まり、待避する)と、銀塩撮影系Gに第3光束L3が入
射する。このとき銀塩撮影系Gでは、シャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3(光量は光束
L0の67%)によってフィルム5が感光する。フィル
ム露光が終了すると、可動ミラーRMが位置PBから位
置PAに戻る(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーR
Mが位置PBに移動したとき、光学ファインダー系Fは
ブラックアウトするが、EVF18はブラックアウトし
ない。
まり、待避する)と、銀塩撮影系Gに第3光束L3が入
射する。このとき銀塩撮影系Gでは、シャッター4が開
き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3(光量は光束
L0の67%)によってフィルム5が感光する。フィル
ム露光が終了すると、可動ミラーRMが位置PBから位
置PAに戻る(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーR
Mが位置PBに移動したとき、光学ファインダー系Fは
ブラックアウトするが、EVF18はブラックアウトし
ない。
【0124】一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
【0125】[撮影モード3]この撮影モード3は、光学
ファインダー系Fのみで被写体を観察しながら、ビデオ
の動画撮影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデ
オの動画撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードであ
る。この撮影モード3では、被写体観察系としてEVF
18を使用しないので、ビデオ撮影においても電気が無
駄に消費されない省エネビデオ撮影が可能であり、ま
た、銀塩撮影においては電気が無駄に消費されない省エ
ネ銀塩撮影が可能である。なお、被写体観察系として光
学ファインダー系Fのみが用いられるほかは撮影モード
1と同様の制御が行われるので、制御動作等の説明は省
略する。
ファインダー系Fのみで被写体を観察しながら、ビデオ
の動画撮影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデ
オの動画撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードであ
る。この撮影モード3では、被写体観察系としてEVF
18を使用しないので、ビデオ撮影においても電気が無
駄に消費されない省エネビデオ撮影が可能であり、ま
た、銀塩撮影においては電気が無駄に消費されない省エ
ネ銀塩撮影が可能である。なお、被写体観察系として光
学ファインダー系Fのみが用いられるほかは撮影モード
1と同様の制御が行われるので、制御動作等の説明は省
略する。
【0126】[撮影モード4]この撮影モード4は、光学
ファインダー系Fのみで被写体を観察しながら、銀塩撮
影とビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。
従って、前述したレリーズビューが可能である。しか
も、この撮影モード4ではEVF18が動作しないの
で、電気が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時
撮影が可能である。なお、被写体観察系として光学ファ
インダー系Fのみが用いられるほかは撮影モード2と同
様の制御が行われるので、制御動作等の説明は省略す
る。
ファインダー系Fのみで被写体を観察しながら、銀塩撮
影とビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。
従って、前述したレリーズビューが可能である。しか
も、この撮影モード4ではEVF18が動作しないの
で、電気が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時
撮影が可能である。なお、被写体観察系として光学ファ
インダー系Fのみが用いられるほかは撮影モード2と同
様の制御が行われるので、制御動作等の説明は省略す
る。
【0127】[撮影モード5]この撮影モード5は、EV
F18のみで被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画
撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影
モード選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを
『5』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。可
動ミラーRMが位置PBにあると、第4光束L4が光学
ファインダー系Fに入射できず、被写体観察系としては
EVF18のみが使用可能となる。ビデオ撮影系Vには
第1光束L1(光量は光束L0の33%)が入射している
ので、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18に被写
体の映像が映し出される。
F18のみで被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影,ビデオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画
撮影と銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影
モード選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを
『5』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定される。可
動ミラーRMが位置PBにあると、第4光束L4が光学
ファインダー系Fに入射できず、被写体観察系としては
EVF18のみが使用可能となる。ビデオ撮影系Vには
第1光束L1(光量は光束L0の33%)が入射している
ので、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18に被写
体の映像が映し出される。
【0128】撮影スタンバイ状態においてビデオ録画ボ
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ状
態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)を押
すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャッタ
ー4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3(光
量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)を
押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17に
被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ状
態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)を押
すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャッタ
ー4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3(光
量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
【0129】[撮影モード6]この撮影モード6は、EV
F18のみで被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオ
の静止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前
述したレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボ
タンS0を押して撮影モードを『6』にすると、撮影ス
タンバイ状態に入る。このとき、上記撮影モード5の場
合と同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定され
る。可動ミラーRMが位置PBにあると、第4光束L4
が光学ファインダー系Fに入射できず、被写体観察系と
してはEVF18のみが使用可能となる。ビデオ撮影系
Vには第1光束L1(光量は光束L0の33%)が入射し
ているので、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18
に被写体の映像が映し出される。
F18のみで被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオ
の静止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前
述したレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボ
タンS0を押して撮影モードを『6』にすると、撮影ス
タンバイ状態に入る。このとき、上記撮影モード5の場
合と同様、可動ミラーRM(M2)が位置PBに固定され
る。可動ミラーRMが位置PBにあると、第4光束L4
が光学ファインダー系Fに入射できず、被写体観察系と
してはEVF18のみが使用可能となる。ビデオ撮影系
Vには第1光束L1(光量は光束L0の33%)が入射し
ているので、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18
に被写体の映像が映し出される。
【0130】撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
【0131】《第4の実施の形態(Ex.4,タイプNo.7,
図7)》図7に、第4の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.7(表
1,図2)である。なお、図7中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
図7)》図7に、第4の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.7(表
1,図2)である。なお、図7中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
【0132】〈各部の構成と機能〉撮影レンズTLを内
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOと一体化しているが、第1の
実施の形態のように交換可能に構成してもよい。
蔵しているレンズ鏡胴OPは、被写体からの光が撮影レ
ンズTLを通過した後フィルム5の位置で結像するよう
に、レンズバックが設定されている。また、レンズ鏡胴
OPは、カメラボディBOと一体化しているが、第1の
実施の形態のように交換可能に構成してもよい。
【0133】カメラボディBO内のミラーボックスMB
は、可動ミラーRM,ペリクルミラーPM,AFミラー
SM等を支持している。可動ミラーRMは、前記ミラー
M1に相当する可動式のミラーであり、回転軸P10を
中心とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位
置しうるようになっている。可動ミラーRMの位置P
A,PBの切り替えによって、反射光束(第1光束)L1
の光路と、撮影レンズTL通過後の光束L0がそのまま
通過する(第2光束L2の)光路と、のいずれかに光路が
切り替えられる。
は、可動ミラーRM,ペリクルミラーPM,AFミラー
SM等を支持している。可動ミラーRMは、前記ミラー
M1に相当する可動式のミラーであり、回転軸P10を
中心とした所定角度の回転によって位置PA,PBに位
置しうるようになっている。可動ミラーRMの位置P
A,PBの切り替えによって、反射光束(第1光束)L1
の光路と、撮影レンズTL通過後の光束L0がそのまま
通過する(第2光束L2の)光路と、のいずれかに光路が
切り替えられる。
【0134】可動ミラーRMが位置PAに位置するとき
は、光束L0が可動ミラーRMで反射されて、その反射
光束(第1光束L1)が光学ファインダー系Fに入射す
る。光学ファインダー系Fは、可動ミラーRM側から順
に、反射ミラーFM,焦点板FP,リレーレンズRL2
及び接眼レンズELを備えている。焦点板FPは、第1
光束L1の結像位置に配置されている。この焦点板FP
は、常に光線を拡散させる拡散板から成り、一般的な一
眼レフカメラに用いられているものである。焦点板FP
上に形成された被写体像は、リレーレンズRL2によっ
て接眼レンズELに導かれ、瞳EPで観察される。従っ
て、光学ファインダー系Fで被写体を見ながら手動操作
でピント合わせを行うことができる。また、反射ミラー
FMの裏側には、焦点板FP上の被写体像をにらむよう
に測光素子SEが配置されている(測光素子SEが位置
する反射ミラーFM部分は、ハーフミラーになってい
る。)。この測光素子SEで得られたAE情報に基づい
てAEが行われる。
は、光束L0が可動ミラーRMで反射されて、その反射
光束(第1光束L1)が光学ファインダー系Fに入射す
る。光学ファインダー系Fは、可動ミラーRM側から順
に、反射ミラーFM,焦点板FP,リレーレンズRL2
及び接眼レンズELを備えている。焦点板FPは、第1
光束L1の結像位置に配置されている。この焦点板FP
は、常に光線を拡散させる拡散板から成り、一般的な一
眼レフカメラに用いられているものである。焦点板FP
上に形成された被写体像は、リレーレンズRL2によっ
て接眼レンズELに導かれ、瞳EPで観察される。従っ
て、光学ファインダー系Fで被写体を見ながら手動操作
でピント合わせを行うことができる。また、反射ミラー
FMの裏側には、焦点板FP上の被写体像をにらむよう
に測光素子SEが配置されている(測光素子SEが位置
する反射ミラーFM部分は、ハーフミラーになってい
る。)。この測光素子SEで得られたAE情報に基づい
てAEが行われる。
【0135】また、可動ミラーRMは、光束L0の一部
を後記AFミラーSMに導くために、一部分がハーフミ
ラー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は33%以上である。従って、位置PAに可動
ミラーRMを位置させたとき、光束L0の光量の33%
以上を光学ファインダー系Fに導くことができる。この
ようにして、光学ファインダー系Fへの配光率が、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たすようになっている。
を後記AFミラーSMに導くために、一部分がハーフミ
ラー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は33%以上である。従って、位置PAに可動
ミラーRMを位置させたとき、光束L0の光量の33%
以上を光学ファインダー系Fに導くことができる。この
ようにして、光学ファインダー系Fへの配光率が、前述
の望ましい条件範囲(光束L0の光量の30〜50%)を
満たすようになっている。
【0136】可動ミラーRMが位置PBに位置すると
き、光束L0が(第2光束L2として)そのままペリクル
ミラーPMに入射する。ペリクルミラーPMは、前記ミ
ラーM2に相当し、第2光束L2を透過光束(第3光束)
L3と反射光束(第4光束)L4とに分割する。シャッタ
ー4側(銀塩撮影系G)へ進む第3光束L3の配光率(透
過率)は67%であり、コンデンサーレンズCL側(ビデ
オ撮影系V)へ進む第4光束L4の配光率(反射率)は3
3%である。このように、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系
Vへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影系
G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%)を
満たしている。
き、光束L0が(第2光束L2として)そのままペリクル
ミラーPMに入射する。ペリクルミラーPMは、前記ミ
ラーM2に相当し、第2光束L2を透過光束(第3光束)
L3と反射光束(第4光束)L4とに分割する。シャッタ
ー4側(銀塩撮影系G)へ進む第3光束L3の配光率(透
過率)は67%であり、コンデンサーレンズCL側(ビデ
オ撮影系V)へ進む第4光束L4の配光率(反射率)は3
3%である。このように、銀塩撮影系G,ビデオ撮影系
Vへの配光率は、前述の望ましい条件範囲(銀塩撮影系
G:50〜70%,ビデオ撮影系V:30〜50%)を
満たしている。
【0137】ミラーボックスMBの後方に位置する銀塩
撮影系Gは、第3光束L3で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
撮影系Gは、第3光束L3で形成される像の位置にフィ
ルム5が位置しうるように、フィルム5の前方にシャッ
ター4及びフィルムレール7を備えており、フィルム5
の後方にフィルム圧板6を備えている。シャッター4は
フィルム5への露光を制御し、フィルムレール7はフィ
ルム5をガイドし、フィルム圧板6はフィルム5の平坦
性を確保する。そして、通常の一眼レフカメラと同様、
フィルム5面上に形成された像は、銀塩写真方式で記録
される(すなわち、フィルム露光が行われる。)ことにな
る。なお、フィルム5の代わりに銀塩写真方式の記録に
用いることができる他の感光記録媒体を用いてもよい。
【0138】ペリクルミラーPMとシャッター4との間
には、AFミラーSMが配置されている。可動ミラーR
Mが位置PAに位置するとき、可動ミラーRMの前記ハ
ーフミラー部分を透過した光束L0は、ペリクルミラー
PMを透過した後、AFミラーSMでミラーボックスM
Bの上方に向けて反射される。その反射光束は、結像レ
ンズLFによって測距素子SF上で結像する。測距素子
SFは、例えばラインCCDから成り、この測距素子S
Fで得られたAF情報に基づいてAFが行われる。な
お、AFミラーSMは、フィルム露光時に第3光束L3
の光路外へ待避する。
には、AFミラーSMが配置されている。可動ミラーR
Mが位置PAに位置するとき、可動ミラーRMの前記ハ
ーフミラー部分を透過した光束L0は、ペリクルミラー
PMを透過した後、AFミラーSMでミラーボックスM
Bの上方に向けて反射される。その反射光束は、結像レ
ンズLFによって測距素子SF上で結像する。測距素子
SFは、例えばラインCCDから成り、この測距素子S
Fで得られたAF情報に基づいてAFが行われる。な
お、AFミラーSMは、フィルム露光時に第3光束L3
の光路外へ待避する。
【0139】ビデオ撮影系Vは、ペリクルミラーPM側
から順に、コンデンサーレンズCL,反射ミラーVM,
リレーレンズRL1,NDフィルター12,IRカット
フィルター・光学ローパスフィルター13,撮像素子と
してのCCD14,相関2重サンプリング回路(CDS)
15,画像処理部16,記録媒体17,及びEVF18
を備えている。
から順に、コンデンサーレンズCL,反射ミラーVM,
リレーレンズRL1,NDフィルター12,IRカット
フィルター・光学ローパスフィルター13,撮像素子と
してのCCD14,相関2重サンプリング回路(CDS)
15,画像処理部16,記録媒体17,及びEVF18
を備えている。
【0140】ペリクルミラーPMでコンデンサーレンズ
CL側に導かれた第4光束L4は、コンデンサーレンズ
CLによって収束する方向に曲げられた後、反射ミラー
VMでリレーレンズRL1に導かれる。このリレーレン
ズRL1には、CCD14への露光量を調整するための
リレー絞り11が設けられている。そして、リレーレン
ズRL1の後方には、更にCCD14への露光量を調整
するためのNDフィルター12が設けられている。リレ
ーレンズRLとNDフィルター12を通過した第4光束
L4は、赤外線カット用のIRカットフィルターとモア
レ防止用の光学ローパスフィルター13を通過した後、
CCD14の受光面上で結像する。
CL側に導かれた第4光束L4は、コンデンサーレンズ
CLによって収束する方向に曲げられた後、反射ミラー
VMでリレーレンズRL1に導かれる。このリレーレン
ズRL1には、CCD14への露光量を調整するための
リレー絞り11が設けられている。そして、リレーレン
ズRL1の後方には、更にCCD14への露光量を調整
するためのNDフィルター12が設けられている。リレ
ーレンズRLとNDフィルター12を通過した第4光束
L4は、赤外線カット用のIRカットフィルターとモア
レ防止用の光学ローパスフィルター13を通過した後、
CCD14の受光面上で結像する。
【0141】CCD14で光電変換された画像は、CD
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
S15でサンプリングされてアナログ信号になる。そし
て、画像処理部16でA/D変換され各種処理が施され
て、輝度信号と色信号が形成される。画像処理部16か
ら出力されたこれらの信号は、EVF18に送られる。
このEVF18は、カメラボディBO背面(図3)に設け
られた、液晶等から成るモニター装置である。所定の撮
影モードの撮影スタンバイ状態において記録制御操作部
(例えば、ビデオ録画ボタンS1)が操作されると、画像
処理部16から出力された上記信号が記録媒体17(例
えば、ビデオテープ等)に記録される。記録媒体17に
記録されている画像(動画,静止画)は、再生制御操作部
(不図示)の操作によって読み出され、EVF18に映し
出される。
【0142】〈各撮影モードにおける動作制御〉次に、
表5に基づいて、第4の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第1の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はEVF18と
光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系は銀塩
撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
表5に基づいて、第4の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第1の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はEVF18と
光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系は銀塩
撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
【0143】また、撮影可能なフォーマットも、第1の
実施の形態と同様、135フォーマット,IX240フ
ォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマット;
動画,静止画を含むビデオフォーマットである。なお、
表5中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」
は光学ファインダー系Fを表し、表5中の○,×,○に
付されているB,○に付されているS1〜S3も、前述した
通りである。
実施の形態と同様、135フォーマット,IX240フ
ォーマット(新写真システム)を含む銀塩フォーマット;
動画,静止画を含むビデオフォーマットである。なお、
表5中の表示は表2中の表示と同じであり、「光学F」
は光学ファインダー系Fを表し、表5中の○,×,○に
付されているB,○に付されているS1〜S3も、前述した
通りである。
【0144】
【表5】
【0145】[撮影モード1]この撮影モード1は、EV
F18で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮影,ビ
デオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画撮影と
銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影モード
選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを『1』にす
ると、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラ
ーRM(M1)が位置PBに固定される。可動ミラーRM
が位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としてはEVF18のみが使用可能とな
る。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18
に被写体の映像が映し出される。
F18で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮影,ビ
デオの静止画撮影,銀塩撮影,又はビデオの動画撮影と
銀塩撮影との同時撮影を行うモードである。撮影モード
選択ボタンS0(図3)を押して撮影モードを『1』にす
ると、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラ
ーRM(M1)が位置PBに固定される。可動ミラーRM
が位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としてはEVF18のみが使用可能とな
る。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、EVF18
に被写体の映像が映し出される。
【0146】撮影スタンバイ状態においてビデオ録画ボ
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)
を押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17
に被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ
状態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)
を押すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャ
ッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3
(光量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
タンS1(図3)を押すと、ビデオの動画撮影動作がスタ
ートする。ここで、記録媒体17に被写体のビデオ動画
が記録される。動画撮影の動作中にビデオ録画ボタンS
1を再び押すと、動画撮影動作がストップする。また、
撮影スタンバイ状態において静止画ボタンS2(図3)
を押すと、静止画撮影の動作が行われて、記録媒体17
に被写体のビデオ静止画が記録される。撮影スタンバイ
状態又は動画撮影中に銀塩レリーズボタンS3(図3)
を押すと、銀塩撮影の動作が行われる。このとき、シャ
ッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3光束L3
(光量は光束L0の67%)によってフィルム5が感光す
る。系G,Vの同時使用が可能であるため、ビデオの動
画撮影中でも銀塩撮影は可能である。
【0147】[撮影モード2]この撮影モード2は、EV
F18で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオの静
止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前述し
たレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の場合と
同様、可動ミラーRM(M1)が位置PBに固定される。
可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに
第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射すること
になるため、被写体観察系としてはEVF18のみが使
用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、
EVF18に被写体の映像が映し出される。
F18で被写体を観察しながら、銀塩撮影とビデオの静
止画撮影とを同時に行うモードである。従って、前述し
たレリーズビューが可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『2』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、上記撮影モード1の場合と
同様、可動ミラーRM(M1)が位置PBに固定される。
可動ミラーRMが位置PBにあると、ビデオ撮影系Vに
第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射すること
になるため、被写体観察系としてはEVF18のみが使
用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、
EVF18に被写体の映像が映し出される。
【0148】撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
シャッター4が開くタイミングでCCD14の(ビデオ
静止画撮影用の)光電変換が開始される。CCD14側
の露光は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電
子シャッターによって制御される。このようにして、フ
ィルム5に潜像として形成された画像とほぼ等しいビデ
オ静止画が得られる。
【0149】[撮影モード3]この撮影モード3は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、ビデオの静
止画撮影又は銀塩撮影を行うモードである。この撮影モ
ード3ではEVF18が動作しないので、電気が無駄に
消費されない省エネ銀塩撮影や省エネ静止画撮影が可能
である。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モード
を『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M1)が位置PAに固定される。可
動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファインダー系
Fに第1光束L1(光量は光束L0の33%以上)が入射
することになるため、被写体観察系としては光学ファイ
ンダー系Fのみが使用可能となる。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、ビデオの静
止画撮影又は銀塩撮影を行うモードである。この撮影モ
ード3ではEVF18が動作しないので、電気が無駄に
消費されない省エネ銀塩撮影や省エネ静止画撮影が可能
である。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モード
を『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。このと
き、可動ミラーRM(M1)が位置PAに固定される。可
動ミラーRMが位置PAにあると、光学ファインダー系
Fに第1光束L1(光量は光束L0の33%以上)が入射
することになるため、被写体観察系としては光学ファイ
ンダー系Fのみが使用可能となる。
【0150】撮影スタンバイ状態において銀塩レリーズ
ボタンS3を押すと、銀塩撮影動作が行われる。このと
き、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2を押すと、ビデオの静止画撮影動作が行われる。こ
のとき、静止画ボタンS2の操作信号を受けて、可動ミ
ラーRMが通常のクイックリターンミラーのように位置
PA,PB間を1往復移動する。可動ミラーRMが位置
PBに移動する(つまり、待避する)と、ビデオ撮影系V
に第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射し、C
CD14の光電変換が開始される。CCD14側の露光
は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電子シャ
ッターによって制御される。CCD14の露光が終了す
ると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに戻る
(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーRMが位置PB
に移動したとき、光学ファインダー系Fはブラックアウ
トする。
ボタンS3を押すと、銀塩撮影動作が行われる。このと
き、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2を押すと、ビデオの静止画撮影動作が行われる。こ
のとき、静止画ボタンS2の操作信号を受けて、可動ミ
ラーRMが通常のクイックリターンミラーのように位置
PA,PB間を1往復移動する。可動ミラーRMが位置
PBに移動する(つまり、待避する)と、ビデオ撮影系V
に第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射し、C
CD14の光電変換が開始される。CCD14側の露光
は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電子シャ
ッターによって制御される。CCD14の露光が終了す
ると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに戻る
(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーRMが位置PB
に移動したとき、光学ファインダー系Fはブラックアウ
トする。
【0151】[撮影モード4]この撮影モード4は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではEVF18が動作しないので、電気
が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時撮影が可
能である。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モー
ドを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。この
とき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーRM
(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位置
PAにあると、光学ファインダー系Fに第1光束L1
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影と
ビデオの静止画撮影とを同時に行うモードである。従っ
て、前述したレリーズビューが可能である。しかも、こ
の撮影モード4ではEVF18が動作しないので、電気
が無駄に消費されない省エネ銀塩・静止画同時撮影が可
能である。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影モー
ドを『4』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。この
とき、上記撮影モード3の場合と同様、可動ミラーRM
(M2)が位置PAに固定される。可動ミラーRMが位置
PAにあると、光学ファインダー系Fに第1光束L1
(光量は光束L0の33%)が入射することになるため、
被写体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用
可能となる。
【0152】撮影スタンバイ状態において静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーのよう
に位置PA,PB間を1往復移動する。可動ミラーRM
が位置PBに移動する(つまり、待避する)と、ビデオ撮
影系Vに第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射
することになる。シャッター4が開くタイミングでCC
D14の光電変換が開始される。CCD14側の露光
は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電子シャ
ッターによって制御される。CCD14の露光が終了す
ると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに戻る
(つまり、復帰する)。このようにして、フィルム5に潜
像として形成された画像とほぼ等しいビデオ静止画が得
られる。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動したと
き、光学ファインダー系Fはブラックアウトする。
S2又は銀塩レリーズボタンS3を押すと、銀塩撮影動
作と静止画撮影動作とが同時に行われる。銀塩撮影系G
ではシャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第3
光束L3(光量は光束L0の67%)によってフィルム5
が感光する。一方、ビデオ撮影系Vでは、静止画ボタン
S2又は銀塩レリーズボタンS3の操作信号を受けて、
可動ミラーRMが通常のクイックリターンミラーのよう
に位置PA,PB間を1往復移動する。可動ミラーRM
が位置PBに移動する(つまり、待避する)と、ビデオ撮
影系Vに第4光束L4(光量は光束L0の33%)が入射
することになる。シャッター4が開くタイミングでCC
D14の光電変換が開始される。CCD14側の露光
は、リレー絞り11,NDフィルター12及び電子シャ
ッターによって制御される。CCD14の露光が終了す
ると、可動ミラーRMが位置PBから位置PAに戻る
(つまり、復帰する)。このようにして、フィルム5に潜
像として形成された画像とほぼ等しいビデオ静止画が得
られる。なお、可動ミラーRMが位置PBに移動したと
き、光学ファインダー系Fはブラックアウトする。
【0153】《第5の実施の形態(Ex.5,タイプNo.12,
図8)》図8に、第5の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.12(表
1,図2)である。なお、図8中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
図8)》図8に、第5の実施の形態の内部縦断面構造を
示す。このカメラのタイプは、前述したタイプNo.12(表
1,図2)である。なお、図8中、各光束L0〜L4を
近軸光線で表現する。
【0154】〈各部の構成と機能〉第5の実施の形態
は、前述した第2の実施の形態(図5)において、ペリク
ルミラーPMの代わりに可動ミラーRM1が用いられた
ものである。つまり、可動ミラーRM1(前記ミラーM
1に相当する。)と可動ミラーRM2(前記ミラーM2に
相当し、第2の実施の形態における可動ミラーRMと同
じものである。)との2枚で、光操作を行う実施の形態
である。可動ミラーRM1とそれに関連する部分以外の
構成は第2の実施の形態と同じであり、また、カメラボ
ディBO内は一般的な一眼レフカメラと同様の構成とな
っている。そこで、可動ミラーRM1とそれに関連する
部分を以下に説明し、それ以外の部分の構成等の説明は
省略することにする。
は、前述した第2の実施の形態(図5)において、ペリク
ルミラーPMの代わりに可動ミラーRM1が用いられた
ものである。つまり、可動ミラーRM1(前記ミラーM
1に相当する。)と可動ミラーRM2(前記ミラーM2に
相当し、第2の実施の形態における可動ミラーRMと同
じものである。)との2枚で、光操作を行う実施の形態
である。可動ミラーRM1とそれに関連する部分以外の
構成は第2の実施の形態と同じであり、また、カメラボ
ディBO内は一般的な一眼レフカメラと同様の構成とな
っている。そこで、可動ミラーRM1とそれに関連する
部分を以下に説明し、それ以外の部分の構成等の説明は
省略することにする。
【0155】可動ミラーRM1は、一般的な一眼レフカ
メラに用いられているものと同様の可動式のミラーであ
り、回転軸P11を中心とした所定角度の回転によって
位置QA,QBに位置しうるようになっている。可動ミ
ラーRMの位置QA,QBの切り替えによって、撮影レ
ンズTL通過後の光束L0がそのまま通過する(第1光
束L1の)光路と、反射光束(第2光束)L2の光路と、
のいずれかに光路が切り替えられる。
メラに用いられているものと同様の可動式のミラーであ
り、回転軸P11を中心とした所定角度の回転によって
位置QA,QBに位置しうるようになっている。可動ミ
ラーRMの位置QA,QBの切り替えによって、撮影レ
ンズTL通過後の光束L0がそのまま通過する(第1光
束L1の)光路と、反射光束(第2光束)L2の光路と、
のいずれかに光路が切り替えられる。
【0156】また、可動ミラーRM1は、光束L0の一
部をAFミラーSMに導くために、一部分がハーフミラ
ー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は50%である。従って、位置QAに可動ミラ
ーRM1を位置させたとき、光束L0の光量の50%を
光学ファインダー系F又はビデオ撮影系Vに導くことが
できる。このようにして、光学ファインダー系F及びビ
デオ撮影系Vへの配光率が、前述の望ましい条件範囲
(光束L0の光量の30〜50%)を満たすようになって
いる。
部をAFミラーSMに導くために、一部分がハーフミラ
ー、それ以外の部分が全反射ミラーで構成されている
(全面ハーフミラーで構成してもよい)。可動ミラーRM
の反射率は50%である。従って、位置QAに可動ミラ
ーRM1を位置させたとき、光束L0の光量の50%を
光学ファインダー系F又はビデオ撮影系Vに導くことが
できる。このようにして、光学ファインダー系F及びビ
デオ撮影系Vへの配光率が、前述の望ましい条件範囲
(光束L0の光量の30〜50%)を満たすようになって
いる。
【0157】〈各撮影モードにおける動作制御〉次に、
表6に基づいて、第5の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第2の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はPCモニター
22と光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系
は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
表6に基づいて、第5の実施の形態における撮影モー
ド;各撮影モードにおけるミラー制御,使用される被写
体観察系,撮影系の制御等を説明する。第2の実施の形
態と同様、本実施の形態も3つの系G,V,Fを備えて
いる。従って、使用可能な被写体観察系はPCモニター
22と光学ファインダー系Fであり、使用可能な撮影系
は銀塩撮影系Gとビデオ撮影系Vである。
【0158】また、撮影可能なフォーマットも、第2の
実施の形態と同様、120(220)フォーマット,13
5フォーマット,IX240フォーマット(新写真シス
テム)を含む銀塩フォーマット;動画,静止画を含むビ
デオフォーマットである。なお、表6中の表示は表3中
の表示と同じであり、「光学F」は光学ファインダー系
Fを表し、表6中の○,×,○に付されているB,○に
付されているP,S3も、前述した通りである。
実施の形態と同様、120(220)フォーマット,13
5フォーマット,IX240フォーマット(新写真シス
テム)を含む銀塩フォーマット;動画,静止画を含むビ
デオフォーマットである。なお、表6中の表示は表3中
の表示と同じであり、「光学F」は光学ファインダー系
Fを表し、表6中の○,×,○に付されているB,○に
付されているP,S3も、前述した通りである。
【0159】
【表6】
【0160】[撮影モード1]この撮影モード1は、PC
モニター22で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影又は静止画撮影を行うモードである。撮影モード選択
ボタンS0(分離型ファインダー・ビデオ部RFVに設
けられている。)を押して撮影モードを『1』にする
と、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラー
RM1(M1)が位置QAに固定され、可動ミラーRM2
(M2)が位置PBに固定される。可動ミラーRM2が位
置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光量
は光束L0の50%)が入射することになるため、被写
体観察系としてはPCモニター22のみが使用可能とな
る。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、PCモニタ
ー22に被写体の映像が映し出される。
モニター22で被写体を観察しながら、ビデオの動画撮
影又は静止画撮影を行うモードである。撮影モード選択
ボタンS0(分離型ファインダー・ビデオ部RFVに設
けられている。)を押して撮影モードを『1』にする
と、撮影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラー
RM1(M1)が位置QAに固定され、可動ミラーRM2
(M2)が位置PBに固定される。可動ミラーRM2が位
置PBにあると、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光量
は光束L0の50%)が入射することになるため、被写
体観察系としてはPCモニター22のみが使用可能とな
る。そして、撮影スタンバイ状態に入ると、PCモニタ
ー22に被写体の映像が映し出される。
【0161】撮影スタンバイ状態においてパーソナルコ
ンピュータ21を操作することにより、ビデオの動画撮
影動作をスタートさせることができる。ここで、パーソ
ナルコンピュータ21内の記録媒体(ディスク等)に被写
体のビデオ動画が記録される。動画撮影動作をストップ
させるには、パーソナルコンピュータ21を再び操作す
ればよい。静止画撮影も、撮影スタンバイ状態でのパー
ソナルコンピュータ21の操作によって行うことができ
る。
ンピュータ21を操作することにより、ビデオの動画撮
影動作をスタートさせることができる。ここで、パーソ
ナルコンピュータ21内の記録媒体(ディスク等)に被写
体のビデオ動画が記録される。動画撮影動作をストップ
させるには、パーソナルコンピュータ21を再び操作す
ればよい。静止画撮影も、撮影スタンバイ状態でのパー
ソナルコンピュータ21の操作によって行うことができ
る。
【0162】[撮影モード2]この撮影モード2は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、ビデオの静
止画撮影を行うモードである。この撮影モード2では、
PCモニター22が動作しないので、電気が無駄に消費
されない省エネ静止画撮影が可能である。撮影モード選
択ボタンS0を押して撮影モードを『2』にすると、撮
影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラーRM1
(M1)が位置QAに固定され、可動ミラーRM2(M2)
が位置PAに固定される。可動ミラーRM2が位置PA
にあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3(光量
は光束L0の50%)が入射することになるため、被写
体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用可能
となる。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、ビデオの静
止画撮影を行うモードである。この撮影モード2では、
PCモニター22が動作しないので、電気が無駄に消費
されない省エネ静止画撮影が可能である。撮影モード選
択ボタンS0を押して撮影モードを『2』にすると、撮
影スタンバイ状態に入る。このとき、可動ミラーRM1
(M1)が位置QAに固定され、可動ミラーRM2(M2)
が位置PAに固定される。可動ミラーRM2が位置PA
にあると、光学ファインダー系Fに第3光束L3(光量
は光束L0の50%)が入射することになるため、被写
体観察系としては光学ファインダー系Fのみが使用可能
となる。
【0163】撮影スタンバイ状態において、パーソナル
コンピュータ21を操作すると、静止画撮影動作がスタ
ートする。パーソナルコンピュータ21の操作信号を受
けて、可動ミラーRM2が通常のクイックリターンミラ
ーのように位置PA,PB間を1往復移動する。可動ミ
ラーRM2が位置PBに移動する(つまり、待避する)
と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光量は光束L0の
50%)が入射し、CCD14の光電変換が開始され
る。CCD14側の露光は、リレー絞り11及び電子シ
ャッターによって制御される。CCD14の露光が終了
すると、可動ミラーRM2が位置PBから位置PAに戻
る(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーRMが位置P
Bに移動したとき、光学ファインダー系Fはブラックア
ウトする。
コンピュータ21を操作すると、静止画撮影動作がスタ
ートする。パーソナルコンピュータ21の操作信号を受
けて、可動ミラーRM2が通常のクイックリターンミラ
ーのように位置PA,PB間を1往復移動する。可動ミ
ラーRM2が位置PBに移動する(つまり、待避する)
と、ビデオ撮影系Vに第4光束L4(光量は光束L0の
50%)が入射し、CCD14の光電変換が開始され
る。CCD14側の露光は、リレー絞り11及び電子シ
ャッターによって制御される。CCD14の露光が終了
すると、可動ミラーRM2が位置PBから位置PAに戻
る(つまり、復帰する)。なお、可動ミラーRMが位置P
Bに移動したとき、光学ファインダー系Fはブラックア
ウトする。
【0164】[撮影モード3]この撮影モード3は、PC
モニター22で被写体を観察しながら、銀塩撮影を行う
モードである。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影
モードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。
このとき、可動ミラーRM1(M1)が位置QAに固定さ
れ、可動ミラーRM2(M2)が位置PBに固定される。
可動ミラーRM2が位置PBにあると、ビデオ撮影系V
に第4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射するこ
とになるため、被写体観察系としてはPCモニター22
のみが使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に
入ると、PCモニター22に被写体の映像が映し出され
る。
モニター22で被写体を観察しながら、銀塩撮影を行う
モードである。撮影モード選択ボタンS0を押して撮影
モードを『3』にすると、撮影スタンバイ状態に入る。
このとき、可動ミラーRM1(M1)が位置QAに固定さ
れ、可動ミラーRM2(M2)が位置PBに固定される。
可動ミラーRM2が位置PBにあると、ビデオ撮影系V
に第4光束L4(光量は光束L0の50%)が入射するこ
とになるため、被写体観察系としてはPCモニター22
のみが使用可能となる。そして、撮影スタンバイ状態に
入ると、PCモニター22に被写体の映像が映し出され
る。
【0165】撮影スタンバイ状態において銀塩レリーズ
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。まず、可動ミラーRM1が通常のクイックリターン
ミラーのように位置QA,QB間を1往復移動する。可
動ミラーRM1が位置QBに移動する(つまり、待避す
る)と、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射する。この
とき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第
1光束L1(光量は光束L0のほぼ100%)によってフ
ィルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動
ミラーRM1が位置QBから位置QAに戻る(つまり、
復帰する)。なお、可動ミラーRM1が位置QBに移動
したとき、PCモニター22はブラックアウトする。
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。まず、可動ミラーRM1が通常のクイックリターン
ミラーのように位置QA,QB間を1往復移動する。可
動ミラーRM1が位置QBに移動する(つまり、待避す
る)と、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射する。この
とき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第
1光束L1(光量は光束L0のほぼ100%)によってフ
ィルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動
ミラーRM1が位置QBから位置QAに戻る(つまり、
復帰する)。なお、可動ミラーRM1が位置QBに移動
したとき、PCモニター22はブラックアウトする。
【0166】[撮影モード4]この撮影モード4は、光学
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影撮
影を行うモードである。この撮影モード2では、PCモ
ニター22が動作しないので、電気が無駄に消費されな
い省エネ銀塩撮影が可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『4』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、可動ミラーRM1(M1)が
位置QAに固定され、可動ミラーRM2(M2)が位置P
Aに固定される。可動ミラーRM2が位置PAにある
と、光学ファインダー系Fに第3光束L3(光量は光束
L0の50%)が入射することになるため、被写体観察
系としては光学ファインダー系Fのみが使用可能とな
る。
ファインダー系Fで被写体を観察しながら、銀塩撮影撮
影を行うモードである。この撮影モード2では、PCモ
ニター22が動作しないので、電気が無駄に消費されな
い省エネ銀塩撮影が可能である。撮影モード選択ボタン
S0を押して撮影モードを『4』にすると、撮影スタン
バイ状態に入る。このとき、可動ミラーRM1(M1)が
位置QAに固定され、可動ミラーRM2(M2)が位置P
Aに固定される。可動ミラーRM2が位置PAにある
と、光学ファインダー系Fに第3光束L3(光量は光束
L0の50%)が入射することになるため、被写体観察
系としては光学ファインダー系Fのみが使用可能とな
る。
【0167】撮影スタンバイ状態において銀塩レリーズ
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。まず、可動ミラーRM1が通常のクイックリターン
ミラーのように位置QA,QB間を1往復移動する。可
動ミラーRM1が位置QBに移動する(つまり、待避す
る)と、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射する。この
とき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第
1光束L1(光量は光束L0のほぼ100%)によってフ
ィルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動
ミラーRM1が位置QBから位置QAに戻る(つまり、
復帰する)。なお、可動ミラーRM1が位置QBに移動
したとき、光学ファインダー系Fはブラックアウトす
る。
ボタンS3(図3)を押すと、銀塩撮影の動作が行われ
る。まず、可動ミラーRM1が通常のクイックリターン
ミラーのように位置QA,QB間を1往復移動する。可
動ミラーRM1が位置QBに移動する(つまり、待避す
る)と、銀塩撮影系Gに第1光束L1が入射する。この
とき、シャッター4が開き、銀塩撮影系Gに入射した第
1光束L1(光量は光束L0のほぼ100%)によってフ
ィルム5が感光する。フィルム露光が終了すると、可動
ミラーRM1が位置QBから位置QAに戻る(つまり、
復帰する)。なお、可動ミラーRM1が位置QBに移動
したとき、光学ファインダー系Fはブラックアウトす
る。
【0168】第5の実施の形態では、2つの系の同時使
用は不可能であるが、光を導く系が1つに絞られるた
め、使用される系に対して大きな光量を確保することが
できる。また、カメラボディBO内が一般的な一眼レフ
カメラと同様に構成されているため、分離型ファインダ
ー・ビデオ部RFV等の追加のみで、ビデオの動画・静
止画撮影,銀塩撮影が可能なシステムを構成することが
できる。
用は不可能であるが、光を導く系が1つに絞られるた
め、使用される系に対して大きな光量を確保することが
できる。また、カメラボディBO内が一般的な一眼レフ
カメラと同様に構成されているため、分離型ファインダ
ー・ビデオ部RFV等の追加のみで、ビデオの動画・静
止画撮影,銀塩撮影が可能なシステムを構成することが
できる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、第1〜第9の発明
によれば、一般的な一眼レフカメラと同様の測距素子の
配置が可能で、しかも、一般的な一眼レフカメラと同程
度のミラーボックスサイズでありながら銀塩撮影とビデ
オ撮影が可能である。
によれば、一般的な一眼レフカメラと同様の測距素子の
配置が可能で、しかも、一般的な一眼レフカメラと同程
度のミラーボックスサイズでありながら銀塩撮影とビデ
オ撮影が可能である。
【図1】本発明に係る実施の形態の基本構成を説明する
ための光路図。
ための光路図。
【図2】本発明に係る実施の形態の基本構成を示す光路
図。
図。
【図3】第1,第3,第4の実施の形態の背面側外観を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】第1の実施の形態を模式的に示す縦断面図。
【図5】第2の実施の形態を模式的に示す縦断面図。
【図6】第3の実施の形態を模式的に示す縦断面図。
【図7】第4の実施の形態を模式的に示す縦断面図。
【図8】第5の実施の形態を模式的に示す縦断面図。
【図9】従来例の基本構成を示す光路図。
PM …ペリクルミラー(光束分割手段) RM …可動ミラー(光路切替手段) M1,M2…ミラー(光束分割手段,光路切替手段) L0 …撮影レンズ通過後の光束 L1 …第1光束 L2 …第2光束 L3 …第3光束 L4 …第4光束 G …銀塩撮影系 5 …フィルム(感光記録媒体) V …ビデオ撮影系 14 …CCD(撮像素子) 18 …EVF 21 …パーソナルコンピュータ(PC) 22 …PCモニター F …光学ファインダー系 EP …瞳 OP …レンズ鏡胴 TL …撮影レンズ BO …カメラボディ MB …ミラーボックス S0 …撮影モード選択ボタン S1 …ビデオ録画ボタン S2 …静止画ボタン S3 …銀塩レリーズボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 H04N 5/225 D
Claims (9)
- 【請求項1】 入射してきた光束を感光記録媒体に導く
銀塩撮影系と、入射してきた光束で形成される像の位置
に撮像素子を備えたビデオ撮影系と、入射してきた光束
を瞳に導く光学ファインダー系と、撮影レンズ通過後の
光束を第1光束と第2光束とに分割する光束分割手段
と、前記第2光束の光路を第3光束が進む光路と第4光
束が進む光路とのいずれかに切り替える光路切替手段
と、を備えたカメラであって、 前記光束分割手段での光束分割によって、前記銀塩撮影
系,ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光
束を入射させるとともに前記光路切替手段に前記第2光
束を入射させ、前記光路切替手段での光路切替によっ
て、前記第1光束が入射されない系のうちの一方に前記
第3光束を入射させるか又は他方に第4光束を入射させ
ることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 入射してきた光束を感光記録媒体に導く
銀塩撮影系と、入射してきた光束で形成される像の位置
に撮像素子を備えたビデオ撮影系と、入射してきた光束
を瞳に導く光学ファインダー系と、撮影レンズ通過後の
光束の光路を第1光束が進む光路と第2光束が進む光路
とのいずれかに切り替える光路切替手段と、前記第2光
束を第3光束と第4光束とに分割する光束分割手段と、
を備えたカメラであって、 前記光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮影
系,ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1光
束を入射させるか又は前記光束分割手段に前記第2光束
を入射させ、前記光束分割手段での光束分割によって、
前記第1光束が入射されない系のうちの一方に前記第3
光束を入射させるとともに他方に第4光束を入射させる
ことを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】 入射してきた光束を感光記録媒体に導く
銀塩撮影系と、入射してきた光束で形成される像の位置
に撮像素子を備えたビデオ撮影系と、入射してきた光束
を瞳に導く光学ファインダー系と、撮影レンズ通過後の
光束の光路を第1光束が進む光路と第2光束が進む光路
とのいずれかに切り替える第1の光路切替手段と、前記
第2光束の光路を第3光束が進む光路と第4光束が進む
光路とのいずれかに切り替える第2の光路切替手段と、
を備えたカメラであって、 第1の光路切替手段での光路切替によって、前記銀塩撮
影系,ビデオ撮影系又は光学ファインダー系に前記第1
光束を入射させるか又は前記第2の光路切替手段に前記
第2光束を入射させ、前記第2の光路切替手段での光路
切替によって、前記第1光束が入射されない系のうちの
一方に前記第3光束を入射させるか又は他方に第4光束
を入射させることを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 前記光束分割手段が固定式のハーフミラ
ーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
のカメラ。 - 【請求項5】 前記光路切替手段が可動式のミラーであ
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記光束分割手段が前記第1光束を前記
銀塩撮影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3光
束を前記光学ファインダー系に入射させるか又は前記第
4光束を前記ビデオ撮影系に入射させることを特徴とす
る請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項7】 前記光束分割手段が前記第1光束を前記
ビデオ撮影系に入射させ、前記光路切替手段が前記第3
光束を前記銀塩撮影系に入射させるか又は前記第4光束
を前記光学ファインダー系に入射させることを特徴とす
る請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項8】 前記光束分割手段に入射する光束のうち
の50〜70%が前記銀塩撮影系に入射することを特徴
とする請求項6に記載のカメラ。 - 【請求項9】 前記光束分割手段に入射する光束のうち
の30〜50%が前記ビデオ撮影系に入射することを特
徴とする請求項7に記載のカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194651A JPH1039408A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | カメラ |
| US08/899,800 US6041195A (en) | 1996-07-24 | 1997-07-24 | Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194651A JPH1039408A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039408A true JPH1039408A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16328062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194651A Pending JPH1039408A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1039408A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005164914A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Nikon Corp | カメラのファインダー装置およびカメラ |
| JP2006171658A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Olympus Imaging Corp | ファインダー光学系及びそれを備えた撮像装置 |
| EP1250628A4 (en) * | 2000-01-28 | 2006-08-23 | Concord Camera Corp | COMPACT DIGITAL CAMERA THROUGH THE PURPOSE |
| US7656454B2 (en) | 2006-10-03 | 2010-02-02 | Sony Corporation | Image pickup apparatus including adjustable reflection surface |
| CN102621777A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 佳能株式会社 | 摄像设备 |
| JP2017517924A (ja) * | 2014-07-28 | 2017-06-29 | ゾウリン ワン、 | 一眼レフカメラ外部接続電子ビューファインダー |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194651A patent/JPH1039408A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1250628A4 (en) * | 2000-01-28 | 2006-08-23 | Concord Camera Corp | COMPACT DIGITAL CAMERA THROUGH THE PURPOSE |
| JP2005164914A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Nikon Corp | カメラのファインダー装置およびカメラ |
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| US7656454B2 (en) | 2006-10-03 | 2010-02-02 | Sony Corporation | Image pickup apparatus including adjustable reflection surface |
| CN102621777A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 佳能株式会社 | 摄像设备 |
| US8636428B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-01-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and method for controlling the same |
| JP2017517924A (ja) * | 2014-07-28 | 2017-06-29 | ゾウリン ワン、 | 一眼レフカメラ外部接続電子ビューファインダー |
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