JPH1039913A - Ncデ−タ作成方法及びnc装置 - Google Patents
Ncデ−タ作成方法及びnc装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 NC装置の補間後直線加減速制御特性を利用
して所望の送り速度でサーボモータを制御し得るNCデ
ータ作成方法及びNC装置を提供する。 【解決手段】 所望の送り速度制御曲線を表した残距離
と送り速度との関係表を予め用意する。先ず残距離x
(j)が0の時の送り速度F(j)を上記関係表より求め、該
残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータをLI
FOメモリに貯える。次に、前回の残距離x(j)及び送
り速度F(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)
を式x(j+1)=x(j)+F(j)・Tsより算出するとともに
送り速度を上記関係表より求め、該両者の組み合わせデ
ータをLIFOメモリに貯える。そして、このような残
距離及び送り速度の算出並びに組み合わせデータのLI
FOメモリへの記憶を関係表より求めた送り速度が前回
のそれと一致するまで繰り返した後、最後に上記LIF
Oメモリに貯えた残距離と送り速度の組み合わせデータ
から逆に順次読み出しNCデータを作成する。
して所望の送り速度でサーボモータを制御し得るNCデ
ータ作成方法及びNC装置を提供する。 【解決手段】 所望の送り速度制御曲線を表した残距離
と送り速度との関係表を予め用意する。先ず残距離x
(j)が0の時の送り速度F(j)を上記関係表より求め、該
残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータをLI
FOメモリに貯える。次に、前回の残距離x(j)及び送
り速度F(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)
を式x(j+1)=x(j)+F(j)・Tsより算出するとともに
送り速度を上記関係表より求め、該両者の組み合わせデ
ータをLIFOメモリに貯える。そして、このような残
距離及び送り速度の算出並びに組み合わせデータのLI
FOメモリへの記憶を関係表より求めた送り速度が前回
のそれと一致するまで繰り返した後、最後に上記LIF
Oメモリに貯えた残距離と送り速度の組み合わせデータ
から逆に順次読み出しNCデータを作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械の加
工時に切削負荷を一定とするなど所望の送り速度でサー
ボモータを制御するためのNCデータを作成するNCデ
ータ作成方法及びNC装置に関するものである。
工時に切削負荷を一定とするなど所望の送り速度でサー
ボモータを制御するためのNCデータを作成するNCデ
ータ作成方法及びNC装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、NC工作機械のNC装置は、例
えば図1に示すように、NCデ−タを順次解析して各軸
の移動量及び送り速度に関する位置指令情報を出力する
デ−タ解析部1と、該解析部1からの位置指令情報に対
し補間動作を行いサーボ指令値を出力する補間器2と、
該補間器2からのサーボ指令値を各軸(図ではX軸とY
軸)に分配する分配器3と、該分配器3からの各軸のサ
ーボ指令値を基に各軸のサーボモータ5a,5bをそれ
ぞれ駆動させる複数のサーボ回路4a,4bとを備えて
いる。また、このNC装置においては、例えば特公平7
−11764号公報に開示するように、NCデータの階
段状の速度指令に起因する速度急変によるショックを機
械に伝えなくするために加減速制御回路を設けて速度変
化を平滑化した後、サーボモータ5a,5bを動かすよ
うにすることが行われており、加減速制御には、補間前
加減速方式と補間後加減速方式の2種類がある。
えば図1に示すように、NCデ−タを順次解析して各軸
の移動量及び送り速度に関する位置指令情報を出力する
デ−タ解析部1と、該解析部1からの位置指令情報に対
し補間動作を行いサーボ指令値を出力する補間器2と、
該補間器2からのサーボ指令値を各軸(図ではX軸とY
軸)に分配する分配器3と、該分配器3からの各軸のサ
ーボ指令値を基に各軸のサーボモータ5a,5bをそれ
ぞれ駆動させる複数のサーボ回路4a,4bとを備えて
いる。また、このNC装置においては、例えば特公平7
−11764号公報に開示するように、NCデータの階
段状の速度指令に起因する速度急変によるショックを機
械に伝えなくするために加減速制御回路を設けて速度変
化を平滑化した後、サーボモータ5a,5bを動かすよ
うにすることが行われており、加減速制御には、補間前
加減速方式と補間後加減速方式の2種類がある。
【0003】補間前加減速方式は、図1に示すように、
デ−タ解析部1と補間器2との間に補間前加減速制御回
路8を設け、補間・分配の処理をする前にNCデ−タの
工具経路に沿って一定の補間周期毎に加減速制御された
速度を求め、次に該速度と補間周期の積(距離)だけ隔
たった経路上の補間点を順次を求めていくため、半径減
少やコーナのダレ等加減速による経路誤差が発生しない
という利点があり、最近の高速高精度加工用として多用
されている。この方式においては、デ−タ解析部1にて
NCデータを先読みし、終点前後での接線速度ベクトル
変化が許容値以内に収まるような終点速度が求められ
る。ここで、許容加速度をA、補間周期をΔTとすれ
ば、その後残距離を識別しての速度制御は、下記の式 F(i)=F(i-1)±A×ΔT より計算されるため、図2に示すような勾配一定(α)
の直線パターンとなる。尚、この方式の加減速を実施し
ても分配後の各軸の指令速度に多少ステップ状の段差が
残り、それを平滑化するために通常以下の補間後加減速
方式も併用される(特開平6−282323号公報参
照)。
デ−タ解析部1と補間器2との間に補間前加減速制御回
路8を設け、補間・分配の処理をする前にNCデ−タの
工具経路に沿って一定の補間周期毎に加減速制御された
速度を求め、次に該速度と補間周期の積(距離)だけ隔
たった経路上の補間点を順次を求めていくため、半径減
少やコーナのダレ等加減速による経路誤差が発生しない
という利点があり、最近の高速高精度加工用として多用
されている。この方式においては、デ−タ解析部1にて
NCデータを先読みし、終点前後での接線速度ベクトル
変化が許容値以内に収まるような終点速度が求められ
る。ここで、許容加速度をA、補間周期をΔTとすれ
ば、その後残距離を識別しての速度制御は、下記の式 F(i)=F(i-1)±A×ΔT より計算されるため、図2に示すような勾配一定(α)
の直線パターンとなる。尚、この方式の加減速を実施し
ても分配後の各軸の指令速度に多少ステップ状の段差が
残り、それを平滑化するために通常以下の補間後加減速
方式も併用される(特開平6−282323号公報参
照)。
【0004】一方、補間後加減速方式は、図3に示すよ
うに、分配器3と各軸のサーボ回路4a,4bとの間に
それぞれ補間後加減速制御回路9a,9bを設け、一定
のNCデータ指令速度で求められた補間点の座標値を各
軸に分配した後、各軸独自に軸速度指令に対し加減速制
御を行う。この方式の代表的なものとしては指数加減速
と直線加減速とがあり、図4に示すように、予め設定さ
れた時間(加減速時定数)で指数曲線又は直線状に(目
標)指令速度に追従するパターンとなる。尚、図4
(a),(b)はそれぞれX軸補間後加減速制御回路9
aの入力側及び出力側での速度パターンを示し、図4
(c),(d)はそれぞれY軸補間後加減速制御回路9
bの入力側及び出力側での速度パターンを示す。また、
これらの加減速制御を行うときにはサーボサンプリング
周期毎に位置指令をザーボ回路4a,4bへ入力するこ
とにより追従制御をする必要があるが、サーボ回路の位
置指令に対し、指数加減速では下記の数式1−(a)
で、また直線加減速では数式1−(b)でそれぞれ計算
を施すことにより加減速制御された位置指令を作ること
ができる。
うに、分配器3と各軸のサーボ回路4a,4bとの間に
それぞれ補間後加減速制御回路9a,9bを設け、一定
のNCデータ指令速度で求められた補間点の座標値を各
軸に分配した後、各軸独自に軸速度指令に対し加減速制
御を行う。この方式の代表的なものとしては指数加減速
と直線加減速とがあり、図4に示すように、予め設定さ
れた時間(加減速時定数)で指数曲線又は直線状に(目
標)指令速度に追従するパターンとなる。尚、図4
(a),(b)はそれぞれX軸補間後加減速制御回路9
aの入力側及び出力側での速度パターンを示し、図4
(c),(d)はそれぞれY軸補間後加減速制御回路9
bの入力側及び出力側での速度パターンを示す。また、
これらの加減速制御を行うときにはサーボサンプリング
周期毎に位置指令をザーボ回路4a,4bへ入力するこ
とにより追従制御をする必要があるが、サーボ回路の位
置指令に対し、指数加減速では下記の数式1−(a)
で、また直線加減速では数式1−(b)でそれぞれ計算
を施すことにより加減速制御された位置指令を作ること
ができる。
【0005】
【数1】 x0(k)=x0(k-1)+Δt・{xi(k)−x0(kー1)}/Ts (a) x0(k)=x0(k-1)+Δt・{xi(k)−xi(kーN)}/Ts (b) 但し、x0はサーボ回路への入力となる加減速制御され
た位置指令、xiは加減速制御前の位置指令、NはTs/
Δtなる定数、Tsは加減速時定数、Δtはサーボサン
プリング周期である。
た位置指令、xiは加減速制御前の位置指令、NはTs/
Δtなる定数、Tsは加減速時定数、Δtはサーボサン
プリング周期である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、NC工作機
械において、切削負荷が一定になるような送り速度でサ
ーボモータを制御すれば工具寿命及び加工精度の向上に
有効であることは従来から知られている。また、例えば
図5に示すような工具軌跡がX軸方向からY軸方向に直
角に変化するポケットコーナ部の場合、工具の径方向切
込み量は、図6に破線で示すようにX軸の残距離が0の
終点に向かうに従って増加することから、切削負荷を一
定とする送り速度は、図6に実線で示すような曲線にな
ることも知られている。
械において、切削負荷が一定になるような送り速度でサ
ーボモータを制御すれば工具寿命及び加工精度の向上に
有効であることは従来から知られている。また、例えば
図5に示すような工具軌跡がX軸方向からY軸方向に直
角に変化するポケットコーナ部の場合、工具の径方向切
込み量は、図6に破線で示すようにX軸の残距離が0の
終点に向かうに従って増加することから、切削負荷を一
定とする送り速度は、図6に実線で示すような曲線にな
ることも知られている。
【0007】しかしながら、上記従来の加減速制御は、
いずれの方式も切込み量の変化による切削負荷変動など
切削過程を考慮したものではなく、ポケットコーナ部で
切削負荷一定の送り速度制御を実行することができず、
工具寿命の低下及び工具の弾性変形量の変動による加工
精度の低下をきたす一因となっている。
いずれの方式も切込み量の変化による切削負荷変動など
切削過程を考慮したものではなく、ポケットコーナ部で
切削負荷一定の送り速度制御を実行することができず、
工具寿命の低下及び工具の弾性変形量の変動による加工
精度の低下をきたす一因となっている。
【0008】そこで、このような問題を解決するため、
CAD/CAMなどでNCデ−タを作成するとき、切削
負荷を一定とするなど所望の送り速度制御曲線に対応し
て、指令速度を階段状に変化させNCデータを作成する
試みがなされているが、NC装置の加減速制御との関連
について充分に考慮していないため、サーボモータへの
速度指令も階段状の変動を含んだものとなり、所望の送
り速度制御を実現できていないのが実情である。
CAD/CAMなどでNCデ−タを作成するとき、切削
負荷を一定とするなど所望の送り速度制御曲線に対応し
て、指令速度を階段状に変化させNCデータを作成する
試みがなされているが、NC装置の加減速制御との関連
について充分に考慮していないため、サーボモータへの
速度指令も階段状の変動を含んだものとなり、所望の送
り速度制御を実現できていないのが実情である。
【0009】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、特にNC装置の補間
後直線加減速制御の場合、送り速度と時定数との積が移
動距離のとき時定数毎に送り速度が直線状に変化すると
いう特性を有することに着目し、この特性を利用して所
望の送り速度でサーボモータを制御し得るNCデータ作
成方法及びNC装置を提供するものである。
であり、その目的とするところは、特にNC装置の補間
後直線加減速制御の場合、送り速度と時定数との積が移
動距離のとき時定数毎に送り速度が直線状に変化すると
いう特性を有することに着目し、この特性を利用して所
望の送り速度でサーボモータを制御し得るNCデータ作
成方法及びNC装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、従来のNC装置を変更する
ことなく、CAD/CAMなどでNCデータを作成する
ときの作成方法を従来のものと変更するものである。具
体的には、所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送
り速度との関係表を予め用意する。そして、先ず残距離
x(j)が0の時の送り速度F(j)を上記関係表より求め、
該残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータをL
IFOメモリに貯える。次に、前回の残距離x(j)及び
送り速度F(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+
1)を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯える。
そして、このような残距離及び送り速度の算出並びに組
み合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より
求めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出しNCデータ
を作成する。
め、請求項1に係る発明は、従来のNC装置を変更する
ことなく、CAD/CAMなどでNCデータを作成する
ときの作成方法を従来のものと変更するものである。具
体的には、所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送
り速度との関係表を予め用意する。そして、先ず残距離
x(j)が0の時の送り速度F(j)を上記関係表より求め、
該残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータをL
IFOメモリに貯える。次に、前回の残距離x(j)及び
送り速度F(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+
1)を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯える。
そして、このような残距離及び送り速度の算出並びに組
み合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より
求めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出しNCデータ
を作成する。
【0011】このような方法で作成したNCデータをN
C装置に用いてサーボモータを制御する場合、送り速度
は加減速時定数Ts毎に折れ線状に変化し、残距離と送
り速度との関係表における所望の送り速度制御曲線に近
似するようになるので、サーボモータを所望の送り速度
で制御することができることになる。ここで、所望の送
り速度とは、切削負荷を一定にすることに限らず、例え
ば始動開始時等での振動を低減するために送り速度をい
わゆるS字状曲線で増加させることなども含む。また、
残距離が0の地点とは、ポケットコーナ部の如く一方の
軸方向の移動量が0となる終点を意味するだけでなく、
所望の送り速度が上述したS字状曲線の場合には送り速
度が最大となる最初の地点を意味する。つまり、送り速
度が変化するときの変化終了地点を意味するものであ
る。
C装置に用いてサーボモータを制御する場合、送り速度
は加減速時定数Ts毎に折れ線状に変化し、残距離と送
り速度との関係表における所望の送り速度制御曲線に近
似するようになるので、サーボモータを所望の送り速度
で制御することができることになる。ここで、所望の送
り速度とは、切削負荷を一定にすることに限らず、例え
ば始動開始時等での振動を低減するために送り速度をい
わゆるS字状曲線で増加させることなども含む。また、
残距離が0の地点とは、ポケットコーナ部の如く一方の
軸方向の移動量が0となる終点を意味するだけでなく、
所望の送り速度が上述したS字状曲線の場合には送り速
度が最大となる最初の地点を意味する。つまり、送り速
度が変化するときの変化終了地点を意味するものであ
る。
【0012】請求項2に係る発明は、従来のNC装置を
変更し、NC装置自体に加減速制御特性を利用した補間
データを作成する機能を持たせるようにするものであ
る。具体的には、NCデータ(補間デ−タを含む) を
基に所望の送り速度でサーボモータを制御するNC装置
として、所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送り
速度との関係表を予め作成して用意する残距離・送り速
度関係表作成手段と、LIFOメモリを有する補間デー
タ作成手段とを備える。そして、上記補間データ作成手
段は、補間データの作成に際し、先ず残距離x(j)が0
の時の送り速度F(j)を上記残距離・送り速度関係表作
成手段の作成した関係表より求め、該残距離x(j)と送
り速度F(j)の組み合わせデータをLIFOメモリに貯
え、次に、前回の残距離x(j)及び送り速度F(j)と時定
数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯え、そ
して、このような残距離及び送り速度の算出並びに組み
合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より求
めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出し補間データ
を作成するように設けられている。
変更し、NC装置自体に加減速制御特性を利用した補間
データを作成する機能を持たせるようにするものであ
る。具体的には、NCデータ(補間デ−タを含む) を
基に所望の送り速度でサーボモータを制御するNC装置
として、所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送り
速度との関係表を予め作成して用意する残距離・送り速
度関係表作成手段と、LIFOメモリを有する補間デー
タ作成手段とを備える。そして、上記補間データ作成手
段は、補間データの作成に際し、先ず残距離x(j)が0
の時の送り速度F(j)を上記残距離・送り速度関係表作
成手段の作成した関係表より求め、該残距離x(j)と送
り速度F(j)の組み合わせデータをLIFOメモリに貯
え、次に、前回の残距離x(j)及び送り速度F(j)と時定
数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯え、そ
して、このような残距離及び送り速度の算出並びに組み
合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より求
めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出し補間データ
を作成するように設けられている。
【0013】このような構成のNC装置によれば、補間
データ作成手段により補間デ−タが作成され、該補間デ
ータでは、送り速度が加減速時定数Ts毎に折れ線状に
変化し、残距離と送り速度との関係表における所望の送
り速度制御曲線に近似するようになっているので、上記
補間データを基にサーボモータを制御すれば所望の送り
速度で制御することができることになる。
データ作成手段により補間デ−タが作成され、該補間デ
ータでは、送り速度が加減速時定数Ts毎に折れ線状に
変化し、残距離と送り速度との関係表における所望の送
り速度制御曲線に近似するようになっているので、上記
補間データを基にサーボモータを制御すれば所望の送り
速度で制御することができることになる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明を、切削負荷を一定とする送り速度制御に適用するも
のである。すなわち、上記残距離・送り速度関係表作成
手段において、終点計算以外にピック量やコーナ角度等
のデータを解析する工具経路解析部と、工具半径や工具
物半径等の形状データを予め記憶している形状データ記
憶部とを有し、上記解析データ及び形状データを基に切
削負荷一定の送り速度制御曲線を表した残距離と送り速
度との関係表を作成するように構成する。
明を、切削負荷を一定とする送り速度制御に適用するも
のである。すなわち、上記残距離・送り速度関係表作成
手段において、終点計算以外にピック量やコーナ角度等
のデータを解析する工具経路解析部と、工具半径や工具
物半径等の形状データを予め記憶している形状データ記
憶部とを有し、上記解析データ及び形状データを基に切
削負荷一定の送り速度制御曲線を表した残距離と送り速
度との関係表を作成するように構成する。
【0015】これにより、ポケットコーナ部等でも切削
負荷一定の送り速度制御が実現されるので、工具寿命が
改善されるとともに、工具の弾性変形量の変動による加
工精度の低下が抑制されることになる。また、従来は工
具に最も切削負荷がかかるコーナ部を考え、送り速度を
低く抑えた加工が行われていたが、切削負荷一定の送り
速度制御により最良の送り速度を指令することができる
ため、加工時間の短縮化も可能となる。
負荷一定の送り速度制御が実現されるので、工具寿命が
改善されるとともに、工具の弾性変形量の変動による加
工精度の低下が抑制されることになる。また、従来は工
具に最も切削負荷がかかるコーナ部を考え、送り速度を
低く抑えた加工が行われていたが、切削負荷一定の送り
速度制御により最良の送り速度を指令することができる
ため、加工時間の短縮化も可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図7は補間前加減速制御と補間後加減速制
御とを併用するNC工作機械のNC装置Aを示す。この
NC装置Aは、NCデ−タ10を順次解析して各軸の移
動量及び送り速度に関する位置指令情報を出力するデ−
タ解析部11と、該解析部11からの送り速度を加減速
制御する補間前加減速制御回路12と、該加減速制御回
路12からの加減速指令値及び上記デ−タ解析部11か
ら加減速制御回路12をバイパスして入力する各軸の移
動量を基に補間動作を行いサーボ指令値を出力する補間
器13と、該補間器13からのサーボ指令値を各軸(図
ではX軸とY軸)に分配する分配器14と、該分配器1
4からの各軸のサーボ指令値(詳しくは速度指令分)を
それぞれ加減速制御する各軸の補間後加減速制御回路1
5a,15bと、該各加減速制御回路15a,15bで
加減速制御されたサーボ指令値を基にそれぞれ各軸のサ
ーボモータ17a,17bを駆動させる各軸のサーボ回
路16a,16bとを備えている。各軸のサーボモータ
17a,17bの作動により各軸の送り機構18a,1
8bが送り動作をする。
御とを併用するNC工作機械のNC装置Aを示す。この
NC装置Aは、NCデ−タ10を順次解析して各軸の移
動量及び送り速度に関する位置指令情報を出力するデ−
タ解析部11と、該解析部11からの送り速度を加減速
制御する補間前加減速制御回路12と、該加減速制御回
路12からの加減速指令値及び上記デ−タ解析部11か
ら加減速制御回路12をバイパスして入力する各軸の移
動量を基に補間動作を行いサーボ指令値を出力する補間
器13と、該補間器13からのサーボ指令値を各軸(図
ではX軸とY軸)に分配する分配器14と、該分配器1
4からの各軸のサーボ指令値(詳しくは速度指令分)を
それぞれ加減速制御する各軸の補間後加減速制御回路1
5a,15bと、該各加減速制御回路15a,15bで
加減速制御されたサーボ指令値を基にそれぞれ各軸のサ
ーボモータ17a,17bを駆動させる各軸のサーボ回
路16a,16bとを備えている。各軸のサーボモータ
17a,17bの作動により各軸の送り機構18a,1
8bが送り動作をする。
【0018】上記補間前加減速制御回路12は、補間器
13の残距離を監視しながらデ−タ解析部11からの送
り速度を加減速制御する本来の機能に加えて、本発明の
一実施形態として、NCデータ10とは別に独自に補間
データを作成する補間データ作成機能を備えている。す
なわち、補間前加減速制御回路12は、図8に示すよう
に、終点計算並びにそれ以外にピック量(取り代)やコ
ーナ角等のデータを解析する工具経路解析部21と、工
具半径や工具物半径等の形状データを予め記憶している
形状データ記憶部22と、上記解析データ(終点計算結
果を含む)及び形状データを基に切削負荷一定の送り速
度制御曲線を表した残距離と送り速度との関係表を作成
する残距離・送り速度関係表作成部23と、LIFO
(Last InFast Out)メモリ24を有する補間データ作
成手段としての補間データ作成部25とを備えている。
13の残距離を監視しながらデ−タ解析部11からの送
り速度を加減速制御する本来の機能に加えて、本発明の
一実施形態として、NCデータ10とは別に独自に補間
データを作成する補間データ作成機能を備えている。す
なわち、補間前加減速制御回路12は、図8に示すよう
に、終点計算並びにそれ以外にピック量(取り代)やコ
ーナ角等のデータを解析する工具経路解析部21と、工
具半径や工具物半径等の形状データを予め記憶している
形状データ記憶部22と、上記解析データ(終点計算結
果を含む)及び形状データを基に切削負荷一定の送り速
度制御曲線を表した残距離と送り速度との関係表を作成
する残距離・送り速度関係表作成部23と、LIFO
(Last InFast Out)メモリ24を有する補間データ作
成手段としての補間データ作成部25とを備えている。
【0019】上記残距離・送り速度関係表作成部23
は、切削負荷一定の送り速度制御曲線を表した残距離と
送り速度との関係表を作成するに際し、先ず、任意の残
距離xiで径方向切込み量t(xi)を求める。その算出式
は、例えば図9に示す直角コーナ(いわゆるポケットコ
ーナ部)では φ<0°の時 t(xi)=t0 0°≦φ<90°の時 t(xi)=t0+R0(1−COSφ) φ≧90°の時 t(xi)=R+√{R2−(R−t0+xi)2} となる。但し、t0は取り代(定常時の径方向切込み
量)、R0は工作物半径、Rは工具径である。また、
は、切削負荷一定の送り速度制御曲線を表した残距離と
送り速度との関係表を作成するに際し、先ず、任意の残
距離xiで径方向切込み量t(xi)を求める。その算出式
は、例えば図9に示す直角コーナ(いわゆるポケットコ
ーナ部)では φ<0°の時 t(xi)=t0 0°≦φ<90°の時 t(xi)=t0+R0(1−COSφ) φ≧90°の時 t(xi)=R+√{R2−(R−t0+xi)2} となる。但し、t0は取り代(定常時の径方向切込み
量)、R0は工作物半径、Rは工具径である。また、
【0020】
【数2】φ=COS-1{(R02+D02−R2)/(2・D0
・R0)}+θ θ=TAN-1{(Y0−xi)/Y0} Y0=R0+t0−R D0=√{Y02+(Y0−xi)2} の関係式も成立する。
・R0)}+θ θ=TAN-1{(Y0−xi)/Y0} Y0=R0+t0−R D0=√{Y02+(Y0−xi)2} の関係式も成立する。
【0021】次に、切削負荷は単位時間当たりの切削断
面積、すなわち残距離xiでの切込み量t(xi)、送り速
度F(xi)とすればF(xi)・t(xi)に略比例するた
め、残距離xiでの切削負荷一定の送り速度は、 Fi=F(xi)=F0・t0/t(xi) で得られる。最終的には加工時の補正後直線加減速制御
(時定数=Ts)による遅れを予想し、下記の補正式 xi=xi−Fi・Ts/2 にて補正を行い、(xi,Fi)の組み合わせで図10に
示すような残距離と送り速度との関係表を作成する。従
って、上記残距離・送り速度関係表作成部23と工具径
路解析部21と形状データ記憶部22とにより、請求項
2に係る発明にいう、所望の送り速度制御曲線(本実施
形態では切削負荷一定の送り速度制御曲線)を表した残
距離と送り速度との関係表を予め作成して用意する残距
離・送り速度関係表作成手段26が構成されている。
面積、すなわち残距離xiでの切込み量t(xi)、送り速
度F(xi)とすればF(xi)・t(xi)に略比例するた
め、残距離xiでの切削負荷一定の送り速度は、 Fi=F(xi)=F0・t0/t(xi) で得られる。最終的には加工時の補正後直線加減速制御
(時定数=Ts)による遅れを予想し、下記の補正式 xi=xi−Fi・Ts/2 にて補正を行い、(xi,Fi)の組み合わせで図10に
示すような残距離と送り速度との関係表を作成する。従
って、上記残距離・送り速度関係表作成部23と工具径
路解析部21と形状データ記憶部22とにより、請求項
2に係る発明にいう、所望の送り速度制御曲線(本実施
形態では切削負荷一定の送り速度制御曲線)を表した残
距離と送り速度との関係表を予め作成して用意する残距
離・送り速度関係表作成手段26が構成されている。
【0022】また、上記補間データ作成部25は、上記
残距離・送り速度関係表作成部23で作成された残距離
と送り速度との関係表を用いて補間データを作成する。
この補間データの作成は、図12に示すフローチャート
に従って行われる。
残距離・送り速度関係表作成部23で作成された残距離
と送り速度との関係表を用いて補間データを作成する。
この補間データの作成は、図12に示すフローチャート
に従って行われる。
【0023】すなわち、補間データの作成においては、
与えられた終点(残距離が0の地点)で関係表から求め
られる送り速度に合わせて出力する必要があるため、先
ず残距離x(j)が0の時の送り速度F(j)を残距離・送り
速度関係表より求め(ステップS1,S2)、該残距離
x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータ(x(j),F
(j))をLIFOメモリ24に貯える(ステップS
4)。
与えられた終点(残距離が0の地点)で関係表から求め
られる送り速度に合わせて出力する必要があるため、先
ず残距離x(j)が0の時の送り速度F(j)を残距離・送り
速度関係表より求め(ステップS1,S2)、該残距離
x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータ(x(j),F
(j))をLIFOメモリ24に貯える(ステップS
4)。
【0024】次に、前回の残距離x(j)及び送り速度F
(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)を下記の
式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出しかつカウンターjをインクリメントするとと
もに(ステップS5)、新たな残距離に対応した送り速
度を残距離・送り速度関係表より求め、その組み合わせ
データを同じくLIFOメモリ24に貯える。ここで、
送り速度を残距離・送り速度関係表より求めるときに
は、図11に示すように、残距離x(j)に対して上記関
係表からx(i)≦x(j)≦x(i+1)なる区間を選び出し、
残距離がx(j)の時の送り速度F(j)を下記の数式3によ
り算出する。
(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)を下記の
式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出しかつカウンターjをインクリメントするとと
もに(ステップS5)、新たな残距離に対応した送り速
度を残距離・送り速度関係表より求め、その組み合わせ
データを同じくLIFOメモリ24に貯える。ここで、
送り速度を残距離・送り速度関係表より求めるときに
は、図11に示すように、残距離x(j)に対して上記関
係表からx(i)≦x(j)≦x(i+1)なる区間を選び出し、
残距離がx(j)の時の送り速度F(j)を下記の数式3によ
り算出する。
【0025】
【数3】F(j)=F(i)+{F(i+1)−F(i)}・{x(j)
−x(i)}/{x(i+1)−x(i)} そして、このような残距離及び送り速度の算出並びに組
み合わせデータのLIFOメモリ24への記憶を関係表
より求めた送り速度が前回のそれと一致する(F(j)=
F(j-1))まで繰り返す(ステップS3)。しかる後、
カウンターjをディクリメントし(ステップS6)、最
後に上記LIFOメモリ24に貯えた残距離と送り速度
の組み合わせデータ(x(j),F(j))から逆に順次読み
出し、残距離x(j)から位置又は移動量を求めて補間デ
ータを作成し出力する(ステップS8)。そして、カウ
ンターjが0以下(j<0)になったとき(ステップS
7)、つまりLIFOメモリ24に貯えられた全ての組
み合わせデータの読み出しが完了したときに、補間デー
タの作成を終了する。
−x(i)}/{x(i+1)−x(i)} そして、このような残距離及び送り速度の算出並びに組
み合わせデータのLIFOメモリ24への記憶を関係表
より求めた送り速度が前回のそれと一致する(F(j)=
F(j-1))まで繰り返す(ステップS3)。しかる後、
カウンターjをディクリメントし(ステップS6)、最
後に上記LIFOメモリ24に貯えた残距離と送り速度
の組み合わせデータ(x(j),F(j))から逆に順次読み
出し、残距離x(j)から位置又は移動量を求めて補間デ
ータを作成し出力する(ステップS8)。そして、カウ
ンターjが0以下(j<0)になったとき(ステップS
7)、つまりLIFOメモリ24に貯えられた全ての組
み合わせデータの読み出しが完了したときに、補間デー
タの作成を終了する。
【0026】このようにして補間前加減速制御回路12
の補間データ作成部25で作成された補間データは、補
間器13及び分配器14を介して各軸の補間後加減速制
御回路15a,15bに入力し、該加減速制御回路15
a,15bで加減速制御された後、サーボ指令値として
サーボ回路16a,16bに送られる。その際、上記補
間データでは、補間後加減速制御の時定数Ts毎に送り
速度F(j)が、切削負荷一定の送り速度制御曲線を表し
た残距離と送り速度との関係表より求められているた
め、各軸のサーボモータ17a,17bは、例えばポケ
ットコーナ部では図13に示すように、切削負荷一定の
送り速度制御曲線(図6参照)に近似した折れ線状に調
整制御されることになる。この結果、工具寿命を改善で
きるとともに、工具の弾性変形量の変動による加工精度
の低下を抑制することができる。また、従来は工具に最
も切削負荷がかかるコーナ部を考え、送り速度を低く抑
えた加工が行われていたが、切削負荷一定の送り速度制
御により最良の送り速度を指令することができるので、
加工時間の短縮化も可能となる。
の補間データ作成部25で作成された補間データは、補
間器13及び分配器14を介して各軸の補間後加減速制
御回路15a,15bに入力し、該加減速制御回路15
a,15bで加減速制御された後、サーボ指令値として
サーボ回路16a,16bに送られる。その際、上記補
間データでは、補間後加減速制御の時定数Ts毎に送り
速度F(j)が、切削負荷一定の送り速度制御曲線を表し
た残距離と送り速度との関係表より求められているた
め、各軸のサーボモータ17a,17bは、例えばポケ
ットコーナ部では図13に示すように、切削負荷一定の
送り速度制御曲線(図6参照)に近似した折れ線状に調
整制御されることになる。この結果、工具寿命を改善で
きるとともに、工具の弾性変形量の変動による加工精度
の低下を抑制することができる。また、従来は工具に最
も切削負荷がかかるコーナ部を考え、送り速度を低く抑
えた加工が行われていたが、切削負荷一定の送り速度制
御により最良の送り速度を指令することができるので、
加工時間の短縮化も可能となる。
【0027】図14はポケットコーナ部において本発明
例の切削負荷一定制御(実線)と従来例の高速高精度制
御(破線)とを行った場合の速度パターンを示し、図1
5は同じく形状誤差を示す。尚、図14には、参考とし
て工具の半径方向切込み量の変化パターンを二点鎖線
で、切削体積一定の速度パターンを一点鎖線で、本発明
例の切削負荷一定制御の指令点変化パターンをプロット
点付き実線でそれぞれ示す。図14から分かるように、
本発明例の速度パターンは従来例のものに比べて切削体
積一定速度パターンに非常に近似することになり、理想
的な速度パターンが得られる。また、図15から分かる
ように、本発明例ではコーナ部での形状誤差が従来例の
ものに比べて約半分に低減する。
例の切削負荷一定制御(実線)と従来例の高速高精度制
御(破線)とを行った場合の速度パターンを示し、図1
5は同じく形状誤差を示す。尚、図14には、参考とし
て工具の半径方向切込み量の変化パターンを二点鎖線
で、切削体積一定の速度パターンを一点鎖線で、本発明
例の切削負荷一定制御の指令点変化パターンをプロット
点付き実線でそれぞれ示す。図14から分かるように、
本発明例の速度パターンは従来例のものに比べて切削体
積一定速度パターンに非常に近似することになり、理想
的な速度パターンが得られる。また、図15から分かる
ように、本発明例ではコーナ部での形状誤差が従来例の
ものに比べて約半分に低減する。
【0028】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の実施形態を包含するものであ
る。例えば上記実施形態では、補間前加減速制御と補間
後加減速制御とを併用したNC装置について述べたが、
本発明は、図3に示す補間後加減速方式のNC装置にも
同様に適用することができる。
のではなく、その他種々の実施形態を包含するものであ
る。例えば上記実施形態では、補間前加減速制御と補間
後加減速制御とを併用したNC装置について述べたが、
本発明は、図3に示す補間後加減速方式のNC装置にも
同様に適用することができる。
【0029】また、本発明のNCデ−タ作成方法は、N
C装置自体を変更することなく、CAD/CAM等でN
Cデ−タ10を作成する場合に適用することができる。
すなわち、NCデ−タ10の作成過程において、切削負
荷を一定とするなど所望の送り速度制御曲線を表した残
距離と送り速度との関係表を予め用意し、上述した図1
2と同様のフローチャートに従ってNCデータを作成す
るようにすればよい。図16はこの方法で作成した、直
角コ−ナ部で切削負荷一定の送り速度制御をするための
NCデ−タ例を示す。
C装置自体を変更することなく、CAD/CAM等でN
Cデ−タ10を作成する場合に適用することができる。
すなわち、NCデ−タ10の作成過程において、切削負
荷を一定とするなど所望の送り速度制御曲線を表した残
距離と送り速度との関係表を予め用意し、上述した図1
2と同様のフローチャートに従ってNCデータを作成す
るようにすればよい。図16はこの方法で作成した、直
角コ−ナ部で切削負荷一定の送り速度制御をするための
NCデ−タ例を示す。
【0030】さらに、本発明は、上記実施形態の如く二
軸のサーボモータを備えたNC工作機械に限定されるも
のではなく、三軸又はそれ以上のサーボモータを備えた
NC工作機械にも適用することができるのは言うまでも
ない。
軸のサーボモータを備えたNC工作機械に限定されるも
のではなく、三軸又はそれ以上のサーボモータを備えた
NC工作機械にも適用することができるのは言うまでも
ない。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明のNCデータ作成方
法及びNC装置によれば、送り速度が加減速時定数毎に
折れ線状に変化し、残距離と送り速度との関係表におけ
る所望の送り速度制御曲線に近似するようになるので、
所望の送り速度制御を確実に実現することができ、実用
的に優れた効果を有する。
法及びNC装置によれば、送り速度が加減速時定数毎に
折れ線状に変化し、残距離と送り速度との関係表におけ
る所望の送り速度制御曲線に近似するようになるので、
所望の送り速度制御を確実に実現することができ、実用
的に優れた効果を有する。
【0032】特に、請求項3に係る発明の如く切削負荷
一定の送り速度制御に適用した場合には、工具寿命の改
善及び工具の弾性変形量の変動による加工精度の低下抑
制を図ることができるとともに、最良の送り速度を指令
して加工時間の短縮化を図ることができる。
一定の送り速度制御に適用した場合には、工具寿命の改
善及び工具の弾性変形量の変動による加工精度の低下抑
制を図ることができるとともに、最良の送り速度を指令
して加工時間の短縮化を図ることができる。
【図1】補間前加減速方式のNC装置のブロック構成図
である。
である。
【図2】補間前加減速制御の速度パターン図である。
【図3】補間後加減速方式のNC装置のブロック構成図
である。
である。
【図4】補間後加減速制御の速度パターン図である。
【図5】ポケットコーナ部を示す模式図である。
【図6】ポケットコーナ部での切込み量の変化と切削負
荷一定送り速度を示す図である。
荷一定送り速度を示す図である。
【図7】補間前加減速方式と補間後加減速方式とを併用
するNC装置のブロック構成図である。
するNC装置のブロック構成図である。
【図8】補間前加減速制御回路の補間デ−タ作成機能を
発揮する部分のブロック構成図である。
発揮する部分のブロック構成図である。
【図9】直角コーナ部での切込み量を説明するための図
である。
である。
【図10】残距離と送り速度との関係表を示す図であ
る。
る。
【図11】残距離がx(j)の時の送り速度F(j)を算出す
る方法を説明するための図である。
る方法を説明するための図である。
【図12】補間データ作成のフローチャート図である。
【図13】コーナ部における本発明の切削負荷一定制御
の送り速度の変化を示す図である。
の送り速度の変化を示す図である。
【図14】ポケットコーナ部において本発明例の切削負
荷一定制御と従来例の高速高精度制御とを行った場合の
速度パターンを示す図である。
荷一定制御と従来例の高速高精度制御とを行った場合の
速度パターンを示す図である。
【図15】同じく形状誤差を示す図である。
【図16】本発明の方法で作成したNCデ−タ例を示す
図である。
図である。
A NC装置 21 工具経路解析部 22 形状データ記憶部 23 残距離・送り速度関係表作成部 24 LIFOメモリ 25 補間データ作成部(補間データ作成手段) 26 残距離・送り速度関係表作成手段
Claims (3)
- 【請求項1】 所望の送り速度でサーボモータを制御す
るためのNCデータを作成するNCデータ作成方法であ
って、 所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送り速度との
関係表を予め用意し、 先ず残距離x(j)が0の時の送り速度F(j)を上記関係表
より求め、該残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせ
データをLIFOメモリに貯え、 次に、前回の残距離x(j)及び送り速度F(j)と時定数T
sを用いて新たに残距離x(j+1)を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯え、 そして、このような残距離及び送り速度の算出並びに組
み合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より
求めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出しNCデータ
を作成することを特徴とするNCデータ作成方法。 - 【請求項2】 NCデータを基に所望の送り速度でサー
ボモータを制御するNC装置であって、 所望の送り速度制御曲線を表した残距離と送り速度との
関係表を予め作成して用意する残距離・送り速度関係表
作成手段と、 LIFOメモリを有する補間データ作成手段とを備えて
おり、 上記補間データ作成手段は、補間データの作成に際し、
先ず残距離x(j)が0の時の送り速度F(j)を上記残距離
・送り速度関係表作成手段の作成した関係表より求め、
該残距離x(j)と送り速度F(j)の組み合わせデータをL
IFOメモリに貯え、次に、前回の残距離x(j)及び送
り速度F(j)と時定数Tsを用いて新たに残距離x(j+1)
を下記の式 x(j+1)=x(j)+F(j)・Ts より算出するとともに送り速度を上記関係表より求め、
該両者の組み合わせデータをLIFOメモリに貯え、そ
して、このような残距離及び送り速度の算出並びに組み
合わせデータのLIFOメモリへの記憶を関係表より求
めた送り速度が前回のそれと一致するまで繰り返した
後、最後に上記LIFOメモリに貯えた残距離と送り速
度の組み合わせデータから逆に順次読み出し補間データ
を作成するように設けられていることを特徴とするNC
装置。 - 【請求項3】 上記残距離・送り速度関係表作成手段
は、終点計算以外にピック量やコーナ角度等のデータを
解析する工具経路解析部と、工具半径や工具物半径等の
形状データを予め記憶している形状データ記憶部とを有
し、上記解析データ及び形状データを基に切削負荷一定
の送り速度制御曲線を表した残距離と送り速度との関係
表を作成するように設けられている請求項2記載のNC
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21302996A JPH1039913A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Ncデ−タ作成方法及びnc装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21302996A JPH1039913A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Ncデ−タ作成方法及びnc装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039913A true JPH1039913A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16632337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21302996A Withdrawn JPH1039913A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Ncデ−タ作成方法及びnc装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1039913A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068745A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Programmable controller |
| CN113721547A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-30 | 中原内配集团安徽有限责任公司 | 一种气缸套加工刀具补偿控制系统 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP21302996A patent/JPH1039913A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068745A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Programmable controller |
| US6842651B1 (en) | 1999-05-06 | 2005-01-11 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Programmable controller having plural speed pattern generators |
| CN113721547A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-30 | 中原内配集团安徽有限责任公司 | 一种气缸套加工刀具补偿控制系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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