JPH1039944A - クロック回路 - Google Patents

クロック回路

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JPH1039944A
JPH1039944A JP8193273A JP19327396A JPH1039944A JP H1039944 A JPH1039944 A JP H1039944A JP 8193273 A JP8193273 A JP 8193273A JP 19327396 A JP19327396 A JP 19327396A JP H1039944 A JPH1039944 A JP H1039944A
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JP
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clock
phase
point
circuit
supply path
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JP8193273A
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Yoshimi Asada
善巳 浅田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はクロック回路に関し,内部クロック
を外部クロックの位相に合わせることを目的とする。 【解決手段】 外部クロックを入力して流すクロック供
給路と,クロック供給路を流れるクロックをもとに内部
クロックの供給を受ける回路部と,該クロック供給路の
クロックをもとに回路部に供給する内部クロックの位相
を調整する位相調整部とを備え,位相調整部は,クロッ
ク供給路の折り返し点から等距離にある往路のA点と復
路のB点を通過するクロックを観測し,A点を通過して
からB点を通過するまでの平均値の時間だけ遅れた時間
だけ後のA点を通過してからの時間で内部クロックを回
路部に出力するクロック回路において,往路および復路
のクロック供給路を複数に分割してクロックの波形を成
形する回路により分割されたクロック供給路を接続する
構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路に供給する内部
クロックの位相を揃えて回路システムの各回路部もしく
は半導体装置のチップ等に高精度に分配するクロック回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】外部クロックを入力してクロックを流
し,内部回路に内部クロックを供給するクロック供給路
が途中で折り返され,往路と復路が対称的に構成されて
いる回路システムの場合,その対称性を利用して回路部
に供給する内部クロックの位相を高精度に揃えて回路各
部に供給することができる(特願平4ー63337号
(特開平5ー268206号公報)参照)。
【0003】図9,図10によりこのような従来のクロ
ック供給方法を説明する。図9は回路システムの例であ
る。図9において,110はクロック供給路の往路であ
る。
【0004】111はクロック供給路の復路である。1
21は位相調整回路であって,X0 点,X1 点を通過す
るクロックのエッジを観測することにより回路部124
に供給するクロックのタイミング(位相)を調整する回
路である。
【0005】122は位相調整回路であって,Y0 点,
1 点を通過するクロックのエッジを観測することによ
り回路部125に供給するクロックのタイミングを調整
する回路である。
【0006】123は位相調整回路であって,Z0 点,
1 点を通過するクロックのエッジを観測することによ
り回路部126に供給するクロックのタイミングを調整
する回路である。
【0007】124は回路部であって,位相調整回路1
21で調整されたタイミングでクロックの供給を受ける
回路である。125は回路部であって,位相調整回路1
22で調整されたタイミングでクロックの供給を受ける
回路である。
【0008】126は回路部であって,位相調整回路1
23で調整されたタイミングでクロックの供給を受ける
回路である。X0 はクロックの通過する往路の点であ
る。
【0009】X1 はクロックの通過する復路の点であ
る。X0 点から折り返し点Z0 までの距離およびX1
から折り返し点Z1 までの距離は等しい。Y0 はクロッ
クの通過する往路の点である。
【0010】Y1 はクロックの通過する復路の点であ
る。Y0 点から折り返し点Z0 までの距離およびY1
から折り返し点Z1 までの距離は等しい。Z0 は回路部
126にクロックを供給する往路の点であり,折り返し
点であるる。
【0011】Z1 はクロックの通過を検出する点であ
り,折り返し点である。図10は従来技術の動作説明図
である。図10 (a)は,X0 ,X1 ,Y0 ,Y1
0 ,Z1 の各点を通過するクロックのエッジの時間経
過を表す。
【0012】往路を時刻T0 に通過したエッジは折り返
し点(Z0 ,Z1 )で折り返され,時刻T4 にX1 点を
通過する。往路のX0 点を時刻T0 に通過したエッジは
時刻T1 にY0 を通過し,折り返し点(Z0 ,Z1 )で
折り返され,時刻T3 にY1 点を通過する。
【0013】ΔtA は往路においてX0 点を通過してか
らY0 点を通過するまでの時間,および復路においてY
1 点を通過してからX1 点を通過するまでの時間であ
る。ΔtB は往路においてY0 点を通過してから折り返
し点(Z0 ,Z1 )に到達するまでの時間および,折り
返し点を通過したからY1 点を通過するまでの時間であ
る。
【0014】図10 (b)は,Y0 点とY1 点との2点に
おいて観測されるクロックの説明図である。LからHに
変化するクロックのエッジを考える。時刻T1 でY0
を通過したエッジは時刻T3 でY1 点を通過する。Y0
点において時刻T1 でHを観測する。このときY1 点で
はLが観測される。時刻T3 でY1 点においてHが観測
される。この時Y0 点はHである。この関係からクロッ
クのエッジがY0 点を通過してから折り返し点で折り返
され,Y1 点を通過するまでの時間を観測することがで
きる。
【0015】図10 (a)に示すように,X0 点を通過し
てから折り返し点を通過し,X1 点を通過するまでの時
間は2(ΔtA+ΔtB)であり,その1/2に対応す
る時間は(ΔtA+ΔtB)である。そして,X0 点を
通過してからその2/1に対応する時間((ΔtA+Δ
tB)経過後の時刻はT2 である。また,Y0 点を通過
してから折り返し点を通過し,Y1 点を通過するまでの
時間は2ΔtBであり,その1/2に対応する時間はΔ
tBである。そして,Y0 点を通過してからその1/2
に対応する時間ΔtB)経過後の時刻はT2 である。従
って,X0 点とX1 点を通過するまでの時間の1/2に
対応する時間(ΔtA+ΔtB)だけX 0 点を通過する
クロックを遅らせれば,そのクロックは時刻T2 に出力
される。また,Y0 点とY1 点を通過するまでの時間の
1/2に対応する時間ΔtBだけY0 点を通過するクロ
ックを遅らせれば,そのクロックは時刻T2 に出力され
る。このようにして,往路と復路のクロックを観測する
ことによりその平均時間だけクロックを遅らせて回路部
に供給することにより回路部に出力する内部クロックの
タイミングを同じ時刻に揃えることができる。
【0016】図11は,従来の技術の位相調整回路の構
成の例である。図11において,110はクロック供給
路(往路)である。
【0017】111はクロック供給路(復路)である。
122は位相調整回路である。124は回路部である。
【0018】131は遅延部であって,A点からZ点
(折り返し点)までの遅延量を定める遅延回路である。
132は遅延部であって,Z点からB点までの遅延量を
定める遅延回路である。
【0019】133は位相比較器であって,A点とB点
のクロックの位相を比較するものである。133’は位
相比較器の例であって,アンド回路で構成した場合を示
す。
【0020】134は遅延制御信号発生部であって,遅
延部131,遅延部132の遅延量を定める信号を発生
するものであり,発振器,カウンタ等で構成されるもの
である。
【0021】図11の構成の動作を説明する。位相比較
器133はA点とB点のクロック信号を入力し,位相を
比較する。そして,位相がずれている場合にはその旨を
表す信号を出力する(例えば,位相がずれている場合に
はHを出力する)ものとし,その遅延制御信号発生部1
34はカウンタのカウント値を進め,遅延部131,1
32の遅延量を増加するものである。位相比較器133
に入力されるクロックの位相の違いがなくなったら,位
相比較器133は位相が一致した旨の信号(例えばLの
信号)を出力する。その時,遅延制御信号発生部134
のカウント値は変更されない。この時,遅延部131で
遅延される時間はクロックがA点からB点に到達するま
での時間の半分になり,A点を通過した信号がZ点(折
り返し点)に到達するまでの時間になる。
【0022】なお,図11において,位相比較器133
と遅延制御信号発生部134による遅延信号の発生にD
LL回路を使用しても良い。図12は,従来の技術の位
相調整回路の別の例であって,クロック供給路に内部ク
ロックと同じ周期もしくは長い周期の外部クロック(P
C)を流して,内部クロックを出力するタイミングを調
整するとともにPLL回路に外部クロック(CK)と位
相調整回路から出力されるタイミング信号を入力し,P
LLから出力する内部クロックの位相を揃えるようにし
たものである。
【0023】図12において,図11と同じ参照番号は
同じ構成を表す。136はPLL回路であって,外部ク
ロック(CK)と位相調整回路122から出力されるタ
イミング信号を入力し,内部クロックを回路部124に
出力するものである。
【0024】図12の構成において,クロック供給路
(往路)110に入力される外部クロックは,PLL回
路136に入力される外部クロック(CK)より長い周
期もしくは同じ周期のクロックで良い。PLL回路13
6に入力される外部クロック(CK)と内部クロックの
周期は同じである。
【0025】図12の構成の動作を説明する。位相比較
器133によるA点とB点の位相差の有無の判定,およ
び位相比較器133の出力する信号に応じて,遅延制御
信号発生部134が遅延部131,132の遅延量を表
す信号を出力すること,および遅延制御信号発生部13
4の出力する遅延量に応じて遅延部131,132の遅
延量を制御する点は図11の構成と同じである。そのた
め,遅延部131で遅延される遅延量は,A点を通過し
た外部クロック(PC)が折り返し点(Z点)を通過す
るまでの時間となり,位相調整回路122はその時刻に
タイミング信号をPLL回路136に出力する。PLL
回路136は,位相調整回路122から出力されるタイ
ミング信号に外部クロック(CK)の位相を合わせて,
内部クロックとして出力する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】先行技術では,位相調
整回路から出力される内部クロックの位相を外部クロッ
クに一致させるようにはされていなかった。また,クロ
ック供給路の各点の位相を正確に測定する必要があり,
各点におけるクロック信号が劣化していると正確に位相
調整することができない。そのため,各点にクロックが
劣化することがないようにする必要があるが,このよう
にすることについては考慮されていなかった。
【0027】先行技術では,外部クロックは,往路と復
路から構成されるクロック供給路を通って回路部に供給
される。外部回路は外部クロックに従って動作するが内
部回路(図9の回路部124,125,126)は,ク
ロック供給路の折り返し点のタイミングを基準に動作す
る。そのため,外部回路のクロック信号とクロック供給
路の往路を伝播する時間に基づく位相の相違が生じてい
た。これはシステムの動作あるいは設計の上から好まし
くないことである。
【0028】本発明は,各回路部を動作させる内部クロ
ックを外部クロックの位相に合わせ,さらにクロック供
給路の各部において歪みのないクロックとするクロック
回路を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の基本構成(1)
は,往路と復路が対称的に構成され,外部クロックを入
力して流すクロック供給路と,クロック供給路を流れる
クロックをもとに内部クロックの供給を受ける回路部
と,該クロック供給路のクロックをもとに回路部に供給
する内部クロックの位相を調整する位相調整部とを備
え,位相調整回路は,クロック供給路の折り返し点から
等距離にある往路のA点と復路のB点を通過するクロッ
クを観測し,A点を通過してからB点を通過するまでの
時間の1/2の値の時間だけ遅れた時間だけ後のA点を
通過してからの時間で内部クロックを回路部に出力する
クロック回路において,往路および復路のクロック供給
路を複数に分割してクロックの波形を整形する回路によ
り分割されたクロック供給路を接続する構成を持つ。
【0030】本発明の基本構成(2) は,往路と復路が対
称的に構成され,外部クロックを入力して流すクロック
供給路と,クロック供給路を流れるクロックをもとに内
部クロックの供給を受ける回路部と,該クロック供給路
のクロックをもとに回路部に供給する内部クロックの位
相を調整する位相調整部とを備え,位相調整部は,クロ
ック供給路の折り返し点から等距離にある往路のA点と
復路のB点を通過するクロックを観測し,A点を通過し
てからB点を通過するまでの時間の1/2の値の時間だ
け遅れた時間だけ後のA点を通過してからの時間で内部
クロックを回路部に出力するクロック回路において,外
部クロックを入力して遅延させてクロック供給路に遅延
クロックとして入力する信号遅延部と,外部クロックと
クロック供給路の復路の端部から出力される遅延クロッ
クの出力もしくは外部クロックと往路と復路の折り返し
点における遅延クロックを入力して位相を比較する位相
比較部とを備え,位相比較部の出力する位相差を表す信
号に基づいて信号遅延部の遅延時間を変更し,回路部に
供給される内部クロックの位相と外部クロックの位相を
揃える構成を持つ。
【0031】図1は本発明の基本構成(1) であり,クロ
ック供給路を分割し,間にバッファもしくはインバータ
を設け,クロックの劣化を防止した場合の基本構成であ
る(図1はバッファの場合を例として示す。以下,他の
図の場合も同様である)。
【0032】1,2,3,4,5,6はそれぞれクロッ
ク供給路A,クロック供給路B,クロック供給路C,ク
ロック供給路D,クロック供給路E,クロック供給路F
であって,往路と復路のあるクロック供給路を分割した
ものである。但し,クロック供給路Aとクロック供給路
Fはほぼ同じ形状であって,接近して配置されほぼ同一
の電気的特性を持つ。クロック供給路Bとクロック供給
路Eもほぼ同じ形状であり,接近して配置され,同一の
電気的特性である。クロック供給路Cとクロック供給路
Dもほぼ同じ形状であって,接近して配置され,折り返
し点で折り返される。
【0033】11,12,13,14,15はそれぞれ
バッファA,バッファB,バッファC,バッファD,バ
ッファEである。全てのバッファはぼぼ同一の電気的特
性を持つものとする。
【0034】21は位相調整部であって,A点およびF
点を通過するクロックを観測し,その位相のずれを求め
て,A点を通過するクロックを遅延させ,回路部22に
出力するものである。
【0035】22は回路部である。23は位相調整部で
あって,B点およびE点を通過するクロックを観測し,
その位相のずれを求めて,B点を通過するクロックを遅
延させ,回路部24に出力するものである。
【0036】24は回路部である。図1の構成の動作を
説明する。外部クロックはバッファAに入力され,クロ
ック供給路A,バッファB,クロック供給路B,バッフ
ァC,クロック供給路C,クロック供給路D,バッファ
D,クロック供給路E,バッファE,クロック供給路F
を通過して外に出力される。この時,バッファBはクロ
ック供給路Aを通過して劣化したクロックを整形し,ク
ロック供給路Bに転送する。バッファCはクロック供給
路Bを通過して劣化したクロックを整形してクロック供
給路Cに出力する。バッファDはクロック供給路C,ク
ロック供給路Dを通過して劣化したクロックを整形す
る。バッファEは,クロック供給路Eを通過して劣化し
たクロックを整形する。
【0037】位相調整部21はA点とF点を通過するク
ロックを観測する。そして,A点を通過するクロックを
入力し,その位相を遅らせ,F点の位相と一致するまで
遅らせる。そして,A点とF点の位相が一致した時の遅
延量の半分の時間だけA点を通過したクロックを遅延さ
せたクロックを回路部22に出力する。
【0038】同様に,位相調整部23はB点とE点を通
過するクロックを観測する。そして,E点を通過するク
ロックを入力してその位相を遅らせ,E点の位相と一致
するまで遅らせる。そして,B点とE点の位相が一致し
た時の遅延量の半分の時間だけB点を通過したクロック
を遅らせたクロックを回路部24に出力する。
【0039】本発明の基本構成(1) によれば,位相を観
測するクロックの劣化がないので,正確な位相の調整が
可能である。図2は,本発明の基本構成(2) であって,
外部クロックと内部クロックの位相を合わせるための基
本構成である。
【0040】図2 (a)は,外部クロックとのクロック供
給路の出力端部におけるクロックの位相を比較すること
により外部クロックと内部クロックの位相の同期をとる
ようにするための基本構成である。
【0041】図2(a) において,31はクロック供給路
(往路)である。32はクロック供給路(復路)であ
る。
【0042】33は信号遅延部であって,クロック供給
路31に入力されるクロックを遅延させるものである。
33’は信号遅延部であって,クロック供給路32から
出力されるクロックを遅延させるものである。信号遅延
部33と信号遅延部33’での遅延量は同じである。
【0043】34は遅延制御部であって,信号遅延部3
3,33’でのクロックの遅延量を求めるものである。
35は位相比較部であって,外部クロックの位相と信号
遅延部33’から出力されるクロックの位相を比較する
ものである。
【0044】36は位相調整部であって,A点を通過す
る内部クロックとB点を通過する内部クロックの位相を
比較し,回路部37に出力するクロックのタイミングを
調整するものである。
【0045】図2 (a)の動作を説明する。外部クロック
は信号遅延部33で遅延されてクロック供給路(往路)
31に入力され,折り返し点で折り返されて,クロック
供給路(復路)32を通過し,出力端部から出力された
クロックが位相比較部35に入力される。
【0046】一方,位相調整部36はA点を通過するク
ロック(信号遅延部33で遅延されたクロックであっ
て,以後遅延クロックと称する)とB点を通過する遅延
クロックの位相を比較し,両者の位相が一致するまで,
A点から入力した遅延クロックを遅延させ,その遅延量
の半分の時間だけ遅延させて回路部37に出力する。
【0047】位相比較部35は外部クロックと信号遅延
部33’から出力される遅延クロックの位相を比較す
る。そして,その差がクロック周期の偶数倍に一致して
いるかを検出し,一致しない場合には,一致しない旨を
表す信号を遅延制御部34に出力する。信号遅延制御部
34は位相比較部35の出力に従って,外部クロックお
よびクロック供給路32から出力されるクロックの位相
を遅延させる。位相比較部35は信号遅延部33’から
出力される遅延クロックの位相が偶数倍周期だけ外部ク
ロックの位相とずれた場合には遅延制御部34にそのこ
とを表す信号を出力する。このようにして,外部クロッ
クの位相とクロック供給路32から出力される遅延クロ
ックの位相を偶数倍周期だけずれるようにする。このと
き,外部クロックとクロック供給路31,32の折り返
し点における遅延クロックの位相は一致している。一
方,位相調整部36から回路部37に出力される内部ク
ロックの位相はクロック供給路31,32の折り返し点
を通過する遅延クロックの位相に一致しているので,回
路部37に出力される内部回路の位相は,外部クロック
の位相と一致する。
【0048】図2 (b)は外部クロックの位相と折り返し
点の位相を一致させるための基本構成である。図2 (b)
において,図2 (a)と共通番号は共通部分である。図2
の構成は折り返し点を通過する遅延クロックの位相と外
部クロックの位相を一致させるようにしたものである。
【0049】位相比較部35はクロック供給路(往路)
31の折り返し点の遅延クロックの位相と外部クロック
およびクロック供給路32から出力されるクロックの位
相を比較する。そして,遅延制御部34はその出力に従
って,外部クロックの位相を遅延させ,クロック供給路
(往路)に入力する。そして,外部クロックとクロック
供給路31,32の折り返し点を通過する遅延クロック
が一致するように信号遅延部33で外部クロックを遅延
させ,クロック供給路31に入力する。
【0050】一方,位相調整部36はA点を通過する内
部クロックとB点を通過する内部クロックの位相を比較
し,両者の位相が一致するまで,A点から入力したクロ
ックを遅延させ,その遅延量の半分の時間だけ遅延させ
て回路部37に出力する。位相調整部36から回路部3
7に出力される内部クロックの位相はクロック供給路3
1,32の折り返し点を通過する遅延クロックの位相に
一致しているので,回路部37に出力される内部クロッ
クの位相は,外部クロックの位相と一致する。
【0051】本発明の基本構成(2) によれば,外部クロ
ックとクロック供給路から各回路部に供給する内部クロ
ックの位相を一致させることができる。外部クロックの
位相とクロック供給路の復路の出力端(終端)における
遅延クロックの位相を比較する場合には,クロック供給
路に印加するクロックの位相と終端の遅延クロックの位
相が偶数倍周期ずれるようにする。この時,クロック供
給路に印加するクロックの位相と折り返し点の遅延クロ
ックの位相が一致する。
【0052】なお,上記説明においては,クロック供給
路に供給されるクロック周期の内部クロックを生成する
場合の構成について説明したが,本発明は,図12のよ
うに,PLL回路を使用して,外部クロック(CK)よ
り長い周期もしくは同じ周期の外部クロック(PC)を
もとに内部クロックを生成する場合にも適用できる。
【0053】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施例1であっ
て,外部クロックと内部クロックの位相を一致させる場
合の実施例である。
【0054】図3 (a)は全体の装置構成を示す。31は
クロック供給路(往路)であって,回路部37,37’
に供給するクロックを流すものである。
【0055】32は,クロック供給路(復路)であっ
て,回路部37,37’に供給するクロックを流すもの
である。クロック供給路31,32は折り返し点で折り
返され,往路と復路は対称的に構成されている。
【0056】33,33’は信号遅延部である(信号遅
延部の具体的実施例は図8参照)。34は遅延制御部で
ある。35は位相比較部であって,外部クロックの位相
とクロック供給路の終端から出力される遅延クロックの
位相を比較するものである。位相比較部35は,例え
ば,位相比較器とローパスフィルタにより構成される。
【0057】36は位相調整部であって,A0 点とB0
点の位相を比較し,位相が一致したタイミングで内部ク
ロックを回路部37に出力するものである。36’は位
相調整部であって,A1 点とB1 点の位相を比較し,位
相が一致したタイミングで内部クロックを回路部37’
に出力するものである。
【0058】37は回路部であって,位相調整部36か
ら供給されるクロックにより動作するものである。3
7’は回路部であって,位相調整部36’から供給され
るクロックにより動作するものである。
【0059】図3 (a)の構成の動作を説明する。外部ク
ロックはバッファ40に入力され,信号遅延部33は,
遅延制御部34から出力される遅延制御信号に従って外
部クロックを遅延させる。また,外部クロックは位相比
較部35にも入力される。クロック供給路(往路)31
に入力された遅延クロックはクロック供給路(往路)3
1を伝播し,折り返し点で折り返されて,クロック供給
路(復路)32を伝播し,クロック供給路(復路)32
を出て,位相比較部35に入力される。位相比較部35
は外部クロックと信号遅延部33’から出力される遅延
クロックを比較し,位相が偶数倍周期だけずれていれば
そのことを表す信号を出力し,その関係になければ,そ
のことを表す信号を出力する(例えば,図11の位相比
較器の例133’と同様の回路で構成する)。遅延制御
部34は,位相比較部35の出力に従って,遅延制御信
号を生成する(詳細は後述する)。信号遅延部33,3
3’は遅延制御部34の出力に応じて外部クロックおよ
びクロック供給路32の出力のクロックを遅延させ,ク
ロック供給路(往路)31に入力する。位相比較部35
で位相が偶数倍周期だけずれたことを検出した時には,
遅延制御部34はその旨を表す信号を出力し,遅延制御
部34は,信号遅延部33,33’に対して信号遅延を
行わない。信号遅延部33,33’はその時点の遅延量
で外部クロックを遅延させる。
【0060】そのようにしてクロック供給路(往路)3
1に入力された遅延クロックについて,位相調整部36
はA0 点とB0 点のクロックの位相を比較し,位相の一
致したタイミングで内部クロックを回路部37に出力す
る。同様に,位相調整部36’はA1 点とB1 点のクロ
ックの位相を比較し,位相の一致したタイミングで内部
クロックを回路部37’に出力する。
【0061】図3 (b)は遅延制御部34の実施例であっ
て,ファームウェアにより構成する場合の例を示す。遅
延制御部34において,41は位相比較信号入力部であ
って,位相比較部35からの位相差に基づく信号を入力
するものである。
【0062】42は遅延量決定部であって,外部クロッ
クを遅延させる量を求めるものであって,例えば,CP
Uと演算プログラム(ファームウェア)により構成され
るものである。
【0063】43は遅延制御信号発生部であって,遅延
量決定部42の求めた遅延量に従って,信号遅延部33
を制御する制御信号を発生するものである(例えば,遅
延量に応じてデジタル値を決めるマルチプレクサ,ある
いは遅延量決定部42から出力されるデジタルの遅延量
に応じてアナログ信号を発生するデジタルーアナログ回
路等である)。
【0064】次に,遅延制御部の位相調整の手順(遅延
量を求める手順)について説明する。 (1) 初期値として,システムクロック(外部クロック,
遅延クロック,内部クロックの総称)の周期(Tcyc
とクロック供給路のクロック信号遅延時間(T line)は
既知である。
【0065】(2) クロック供給路の信号遅延時間が,シ
ステムクロックの周期の2倍より短い場合(即ち,T
line<2Tcyc )の場合,遅延制御部に遅延値(T
delay )を設定し,外部クロックから,信号遅延部を通
過して信号遅延部33’の出力までの内部クロックが伝
播する時間Tline+2Tdelay が1.5×Tcyc となる
ように設定する。
【0066】(3) Tdelay を順次増加させて(信号遅延
部に与える遅延量を増加させ)外部クロックの位相と信
号遅延部33’の出力の一致する遅延量を求める。この
時T line+2Tdelay =2Tcyc となっている。この時
に外部クロックの位相とシステム内(回路部)に供給さ
れる内部クロックの位相が一致している状態であるの
で,この遅延の設定を保持する。
【0067】(4) 信号遅延部の信号遅延量が増加させ
て,Tline+2Tdelay が2.5×T cyc に到達した場
合,外部クロックとクロック供給路を通ったクロックの
位相比較に失敗したのでエラー処理をする。
【0068】上記の手順を一般化した場合には次のよう
になる。 (1) 初期として,システムクロック(外部クロック)の
周期(Tcyc )と内部クロックのクロック信号遅延時間
(Tline)は既知である。
【0069】(2) クロック供給路の信号遅延時間が,シ
ステムクロックの関係より,Tline+2Tdelay が2n
×Tcyc となるようなnを求める。このnを基に,信号
遅延部に遅延値(Tdelay )を設定し,外部クロックか
ら,信号遅延部を通過してクロック供給路の終端まで内
部クロックが伝播する時間Tline+2Tdelay が(2n
−0.5)×Tcyc となるように設定する。
【0070】(3) 信号遅延部に与える遅延値を順次増大
させ,外部クロックの位相と信号遅延部を通過した遅延
クロックの位相が2n周期だけずれる遅延量を求める。
この時に,外部クロックの位相とシステムの回路部に供
給される内部クロックの位相が一致している状態である
ので,この遅延の設定を保持する。
【0071】この時Tline+2Tdelay =2n×Tcyc
の関係になっている。 (4) 信号遅延部の信号遅延量が増加して,Tline+2T
delay が(2n+0.5)×Tcyc に到達した場合,外
部クロックとクロック供給路を通った遅延クロックの位
相比較に失敗したのでエラー処理をする。エラー処理
は,再度位相比較を行い,これを規定回数繰り返す。そ
して,それでも,位相比較で一致が得られない場合には
エラーとして外部に通知する。
【0072】図4は,遅延量決定部のフローチャートで
ある。図4において,42は遅延量決定部である。4
2’は最大遅延時間保持部である。
【0073】S1 位相比較信号入力部から入力される
位相比較信号に基づいて 位相が2n周期ずれているか
を判定する。2n周期ずれていなければS2に進み,2
n周期ずれていればS5に進む。
【0074】S2 遅延時間を増加する。 S3,S4 最大遅延時間と比較し,最大遅延時間を越
えていなければS6に進み,最大遅延時間を越えていれ
ばS7に進む。
【0075】S5 S1で位相が2n周期のずれている
ので,その時の遅延時間を保持する。 S6 保持した遅延時間を遅延制御信号発生部に出力す
る。
【0076】S7 遅延時間をクリアする。 S8 エラー回数をインクリメントする。 S9 最大エラー処理回数以上か判定し,最大処理回数
以上であればS10に進み,最大処理回数以下であれば
S1以後の処理を繰り返す。
【0077】S10 エラー処理をする。図5は,本発
明の実施例2である。図5は,外部クロックとの位相の
比較をクロック供給路の折り返し点を通過するクロック
の位相と比較する場合の構成である。
【0078】図5において,図3と共通の参照番号は共
通部分である。図5の構成において,外部クロックはバ
ッファ40に入力され,信号遅延部33は,遅延制御部
34から出力される遅延制御信号に従って外部クロック
を遅延させる。また,外部クロックは位相比較部35に
も入力される。クロック供給路(往路)31に入力され
た遅延クロックはクロック供給路(往路)31を伝播
し,折り返し点で位相比較部35に入力される。位相比
較部35は外部入力クロックとクロック供給路(復路)
32の折り返し点から出力される遅延クロックを比較
し,位相が一致していれば 一致していることを表す信
号を出力し,一致していなければ一致していないことを
表す信号を出力する。遅延制御部34は,位相比較部3
5の出力に従って,遅延制御信号を生成する(詳細は後
述する)。信号遅延部33は遅延制御部34の出力に応
じて外部クロックを遅延させ,クロック供給路(往路)
31に入力する。位相比較部35で位相が一致したこと
を検出した時には,位相比較部35はその旨を表す信号
を出力し,遅延制御部34は,信号遅延部33に対して
信号遅延を行わない。信号遅延部33はその時点の遅延
量で外部クロックを遅延させる。
【0079】クロック供給路(往路)31に入力された
遅延クロックについて,位相調整部36はA0 点とB0
点の遅延クロックの位相を比較し,位相の一致したタイ
ミングで内部クロックを回路部37に出力する。同様
に,位相調整部36’はA1 点とB1 点のクロックの位
相を比較し,位相の一致したタイミングで内部クロック
を回路部37’に出力する。
【0080】図5の構成において,外部クロックと折り
返し点の遅延クロックの位相が一致するように信号遅延
部の遅延量を設定する。それ以外の手順は図3の場合と
同様である。即ち,一般化した場合, (1) 初期値として,システムクロックの周期(Tcyc
とクロック供給路のクロック信号遅延時間(Tline)は
既知である。
【0081】(2) 信号遅延部に与える遅延値を順次増大
させ,外部クロックの位相と折り返し点の内部クロック
の位相が一致する遅延量を求める。この時に,外部クロ
ックの位相とシステム内に供給される内部クロックの位
相が一致している状態であるので,この遅延の設定を保
持する。
【0082】(3) 信号遅延部の信号遅延量が増加して,
信号遅延量の増加分が1.5×Tcy c に到達した場合,
外部クロックとクロック供給経路を通った遅延クロック
の位相比較に失敗したのでエラー処理をする。エラー処
理は,再度位相比較を行い,これを規定回数繰り返す。
そして,それでも,位相比較で一致が得られない場合に
はエラーとして外部に通知する。
【0083】図6は図3の本発明の実施例3であって,
本発明の実施例1の外部クロックの遅延制御をDLL
(ディレイラインロジック)回路により構成した場合を
示す。図6において,図3と同じ番号は同一部分を示
す。
【0084】30はDLL回路である。35’は位相比
較器である。35”はローパスフィルタである。
【0085】図6において,位相比較器は外部クロック
とクロック供給路(復路)32から出力される遅延クロ
ックを入力し,その位相を比較する。ローパスフィルタ
は位相比較器35’において発生する高調波を除去す
る。遅延制御部34はローパスフィルタ35”を通過し
た位相比較結果の信号を入力し,遅延量を表す信号を生
成して,信号遅延部33,33’に入力し,信号遅延部
33は外部クロックを遅延してクロック供給路(往路)
31に入力する。また,信号遅延部33’はクロック供
給路32がら出力されるクロックを遅延させる。信号遅
延部33と信号遅延部33’の遅延量は同じである。
【0086】位相調整部36,36’,回路部37,3
7’の動作は図3と同じである。図7は本発明の基本構
成(1) のバッファを可変遅延バッファとするとともに,
本発明の基本構成(2) の外部クロックの遅延を信号遅延
部で行うかわりに分割されたクロック供給路を接続する
可変遅延バッファで行うようにしたものである。
【0087】34は遅延制御部である。35は位相比較
部である。36,36’は位相調整部である。
【0088】37,37’は回路部である。61,6
2,63はそれぞれクロック供給路A,クロック供給路
B,クロック供給路Cであって,往路である。
【0089】64,65,66はそれぞれクロック供給
路D,クロック供給路E,クロック供給路Fであって,
復路である。70はバッファであって,入力される外部
クロックのバッファである。
【0090】71,72,73はそれぞれ遅延量可変バ
ッファであって,往路の信号の波形整形および信号遅延
をするものである。74,75,76はそれぞれ遅延量
可変バッファてあって,復路の信号の波形整形および信
号遅延をするものである。
【0091】図7の構成の動作を説明する。位相比較部
35は入力される外部クロックの位相とクロック供給路
(復路)から出力される遅延クロックの位相を比較す
る。そして,その位相の差が偶数倍周期でなければ,遅
延制御部34に外部クロックの遅延を指示する信号を出
力する。遅延制御部34は,位相比較部35から出力さ
れる信号に従って,各遅延量可変バッファ(71,7
2,73,74,75,76)に遅延制御信号を送り,
各遅延量可変バッファ(71,72,73,74,7
5,76)においてクロックが整形されるとともに遅延
される。そして,クロック供給路F(66)から出力さ
れるクロックと外部クロックとの位相差が偶数倍周期で
あれば,遅延制御部34にクロックに対する遅延の指示
をしない。その場合,遅延制御部34は,その時点で保
持する遅延量を保持する。
【0092】位相調整部36はクロック供給路A(6
1)とクロック供給路F(66)のクロックの位相を比
較し,位相の一致するクロックを回路部37に出力す
る。同様に,位相調整部36’はクロック供給路B(6
2)とクロック供給路E(65)のクロックの位相を比
較し,位相の一致するタイミングで内部クロックを回路
部37’に出力する。
【0093】図8は遅延量可変バッファの例である。図
8 (a)はアナログ制御するものであり,制御信号(アナ
ログ)の大きさに従って,入力されるクロックが遅延さ
れて出力される。図8 (b)はデジタル制御するものであ
り,制御信号(デジタル)の値に応じて,セレクタによ
り信号が通過するバッファが選択され,制御信号のデジ
タル値に応じた遅延時間でクロックを遅延させて出力す
る。
【0094】
【発明の効果】本発明の基本構成(1) によれば,クロッ
ク供給路の往路と復路を通過するクロックの平均時間で
タイミングを揃えることにより位相を揃えて内部クロッ
クを供給する回路において,位相を観測するクロックの
劣化がないので,正確な位相調整が可能である。そのた
め,システムの動作を安定にすることができる。
【0095】本発明の基本構成(2) によれば,外部クロ
ックとクロック供給路からシステムの各回路部に供給す
る内部クロックの位相を一致させることができる。その
システムの回路の全体の動作を安定させることができ
る。また,システムのクロックタイミングの設計を容易
にすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成(1) を示す図である。
【図2】本発明の基本構成(2) を示す図である。
【図3】本発明の実施例1を示す図である。
【図4】本発明の遅延量決定部のフローチャートを示す
図である。
【図5】本発明の実施例2を示す図である。
【図6】本発明の実施例3を示す図である。
【図7】本発明の実施例4を示す図である
【図8】遅延量可変バッファの例を示す図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【図10】従来の技術の動作説明図を示す図である。
【図11】従来の技術の位相調整回路を示す図である。
【図12】従来の技術の位相調整回路を示す図である。
【符号の説明】
1:クロック供給路A 2:クロック供給路B 3:クロック供給路C 4:クロック供給路D 5:クロック供給路E 6:クロック供給路F 11:バッファA 12:バッファB 13:バッファC 14:バッファD 15:バッファE 21:位相調整部 22:回路部 23:位相調整部 24:回路部 31:クロック供給路(往路) 32:クロック供給路(復路) 33:信号遅延部 34:遅延制御部 35:位相比較部 36:位相調整部 37:回路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往路と復路が対称的に構成され,外部ク
    ロックを入力して流すクロック供給路と,クロック供給
    路を流れるクロックをもとに内部クロックの供給を受け
    る回路部と,該クロック供給路のクロックをもとに回路
    部に供給する内部クロックの位相を調整する位相調整部
    とを備え,位相調整部は,クロック供給路の折り返し点
    から等距離にある往路のA点と復路のB点を通過するク
    ロックを観測し,A点を通過してからB点を通過するま
    での平均値の時間だけ遅れた時間だけ後のA点を通過し
    てからの時間で内部クロックを回路部に出力するクロッ
    ク回路において,往路および復路のクロック供給路を複
    数に分割してクロックの波形を整形する回路により分割
    されたクロック供給路を接続することを特徴とするクロ
    ック回路。
  2. 【請求項2】 往路と復路が対称的に構成され,外部ク
    ロックを入力して流すクロック供給路と,クロック供給
    路を流れるクロックをもとに内部クロックの供給を受け
    る回路部と,該クロック供給路のクロックをもとに回路
    部に供給する内部クロックの位相を調整する位相調整部
    とを備え,位相調整部は,クロック供給路の折り返し点
    から等距離にある往路のA点と復路のB点を通過するク
    ロックを観測し,A点を通過してからB点を通過するま
    での平均値の時間だけ遅れた時間だけ後のA点を通過し
    てからの時間で内部クロックを回路部に出力するクロッ
    ク回路において,外部クロックを入力して遅延させてク
    ロック供給路に遅延クロックとして入力する信号遅延部
    と,外部クロックとクロック供給路の復路の端部から出
    力される遅延クロックの出力もしくは外部クロックと往
    路と復路の折り返し点における遅延クロックを入力して
    位相を比較する位相比較部とを備え,位相比較部の出力
    する位相差を表す信号に基づいて信号遅延部の遅延時間
    を変更し,回路部に供給される内部クロックの位相と外
    部クロックの位相を揃えることを特徴とするクロック回
    路。
  3. 【請求項3】 クロック供給路からの出力される遅延ク
    ロックの位相と外部クロックの位相を比較する場合には
    その位相差がクロック周期の偶数倍の位相差となるよう
    に信号遅延部の信号遅延時間を定め,クロック供給の折
    り返し点の遅延クロックの位相と外部クロックの位相を
    比較する場合には,両者の位相が一致するように信号遅
    延部の信号遅延時間を定めることを特徴とする請求項2
    に記載のクロック回路。
  4. 【請求項4】 クロックの波形を整形する回路は,遅
    延量を変化できる遅延量可変回路であり,外部クロック
    とクロック供給路の復路の端部から出力される遅延クロ
    ックの出力もしくは外部クロックと往路と復路の折り返
    し点における遅延クロックを入力して位相を比較する位
    相比較部を備え,位相比較部の出力する位相差を表す信
    号に基づいて遅延量可変回路の遅延時間を変更し,回路
    部に供給される内部クロックの位相と外部クロックの位
    相を揃えることを特徴とする特徴とする請求項1に記載
    のクロック回路。
JP8193273A 1996-07-23 1996-07-23 クロック回路 Withdrawn JPH1039944A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6218877B1 (en) 1998-12-16 2001-04-17 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device with delay locked loop
JP2003308133A (ja) * 2002-02-18 2003-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多相クロック伝送回路及び多相クロック伝送方法
JP2010271841A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Mitsubishi Electric Corp クロック信号同期回路

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