JPH104066A - 縦型反応装置 - Google Patents
縦型反応装置Info
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- JPH104066A JPH104066A JP15262396A JP15262396A JPH104066A JP H104066 A JPH104066 A JP H104066A JP 15262396 A JP15262396 A JP 15262396A JP 15262396 A JP15262396 A JP 15262396A JP H104066 A JPH104066 A JP H104066A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重ねて載置した2の石英治具の転倒防止機構
を提供する。 【解決手段】 第一の石英治具31上に,第一の石英治
具31と着脱自在に一体化して保持される第二の石英治
具32を備えた縦型反応装置において,第一の石英治具
31の上端31cの一角に,水平方向に突出する凸部又
は水平方向に窪む凹部31bを有し,かつ第二の石英治
具32の下端32cが嵌合する切欠き31aが設けら
れ,第二の石英治具32の下端32cの一角に,第一の
石英治具31の凹部31b又は凸部に嵌脱自在に水平方
向から嵌合する凸部32b又は凹部を有し,かつ第一の
石英治具31の上端31cが嵌合する切欠き32aが設
けられ,第二の石英治具32は,第一の石英治具31上
に凹部31bに凸部32bを水平に嵌挿させて水平方向
から嵌着される。
を提供する。 【解決手段】 第一の石英治具31上に,第一の石英治
具31と着脱自在に一体化して保持される第二の石英治
具32を備えた縦型反応装置において,第一の石英治具
31の上端31cの一角に,水平方向に突出する凸部又
は水平方向に窪む凹部31bを有し,かつ第二の石英治
具32の下端32cが嵌合する切欠き31aが設けら
れ,第二の石英治具32の下端32cの一角に,第一の
石英治具31の凹部31b又は凸部に嵌脱自在に水平方
向から嵌合する凸部32b又は凹部を有し,かつ第一の
石英治具31の上端31cが嵌合する切欠き32aが設
けられ,第二の石英治具32は,第一の石英治具31上
に凹部31bに凸部32bを水平に嵌挿させて水平方向
から嵌着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換可能な石英治具
を用いた縦型反応装置に関し,とくに石英治具の転倒防
止機構に関する。
を用いた縦型反応装置に関し,とくに石英治具の転倒防
止機構に関する。
【0002】半導体装置の製造工程では,装置の設置面
積を少なくするために縦型の反応装置,例えば化学的気
相成長装置,プラズマ反応装置又は拡散炉等の縦型反応
炉又は縦型熱処理炉が多用されている。これらの装置
は,半導体ウエーハの汚染を防止するため,ウエーハの
支持治具を石英製とするものが多い。しかし,石英治具
は壊れやすく,地震の揺れにより転倒して破壊され甚大
な被害を生ずるおそれがある。このため,石英治具の転
倒防止機構を有する縦型反応装置が必要とされている。
積を少なくするために縦型の反応装置,例えば化学的気
相成長装置,プラズマ反応装置又は拡散炉等の縦型反応
炉又は縦型熱処理炉が多用されている。これらの装置
は,半導体ウエーハの汚染を防止するため,ウエーハの
支持治具を石英製とするものが多い。しかし,石英治具
は壊れやすく,地震の揺れにより転倒して破壊され甚大
な被害を生ずるおそれがある。このため,石英治具の転
倒防止機構を有する縦型反応装置が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】従来の縦型反応装置を縦型反応炉の例を
参照して説明する。図4は従来例断面図であり,縦型反
応炉の反応管内部の主要な構造を表している。
参照して説明する。図4は従来例断面図であり,縦型反
応炉の反応管内部の主要な構造を表している。
【0004】縦型反応炉は,図4を参照して,水平な炉
底板1a上面に下端面を当接して気密保持された垂直円
筒状の反応管1bを有し,その反応管1b内部に回転台
2,保温筒3及び上部にバスケット部5を有する石英ボ
ート4を備える。回転台2は,炉底板1aの下方から垂
直軸廻りに回転駆動される。保温筒3は,底に円板状の
保温筒底板3bを有する円筒形の石英治具であり,反応
管1b内部の熱が炉底板1aに伝達することを防止す
る。なお,保温筒3は,保温筒底板3bを回転台2上に
治具を用いて固定することで固定される。石英ボート4
は,ウエーハ6を石英製支柱5aにより支持するバスケ
ット部5と一体となり,保温筒3の上に置かれる。
底板1a上面に下端面を当接して気密保持された垂直円
筒状の反応管1bを有し,その反応管1b内部に回転台
2,保温筒3及び上部にバスケット部5を有する石英ボ
ート4を備える。回転台2は,炉底板1aの下方から垂
直軸廻りに回転駆動される。保温筒3は,底に円板状の
保温筒底板3bを有する円筒形の石英治具であり,反応
管1b内部の熱が炉底板1aに伝達することを防止す
る。なお,保温筒3は,保温筒底板3bを回転台2上に
治具を用いて固定することで固定される。石英ボート4
は,ウエーハ6を石英製支柱5aにより支持するバスケ
ット部5と一体となり,保温筒3の上に置かれる。
【0005】一般に縦型反応装置に使用される石英ボー
ト4は,操作の便宜の理由から保温筒3と分離して保管
され,使用時に保温筒3上に載置されて保温筒3と一体
として使用される。
ト4は,操作の便宜の理由から保温筒3と分離して保管
され,使用時に保温筒3上に載置されて保温筒3と一体
として使用される。
【0006】従来の装置では,石英ボート4と保温筒3
との一体化は,保温筒3の上面に設けた窪み3aに石英
ボート4下面に設けた突起部4aを嵌合することでなさ
れていた。しかし,石英ボート4は上方にウエーハ6を
保持した重いバスケット部5が固定されるため重心位置
が高く,かかる方法で一体としたのでは,地震等により
装置が揺れた場合に,嵌合部が容易に離脱してバスケッ
ト部5が転倒し,ウエーハ及び石英治具の損壊,さらに
は反応管の破壊をも招来するおそれがある。
との一体化は,保温筒3の上面に設けた窪み3aに石英
ボート4下面に設けた突起部4aを嵌合することでなさ
れていた。しかし,石英ボート4は上方にウエーハ6を
保持した重いバスケット部5が固定されるため重心位置
が高く,かかる方法で一体としたのでは,地震等により
装置が揺れた場合に,嵌合部が容易に離脱してバスケッ
ト部5が転倒し,ウエーハ及び石英治具の損壊,さらに
は反応管の破壊をも招来するおそれがある。
【0007】かかる装置の揺動による石英ポートの転倒
を防止するため,石英ボートと保温筒との嵌合部に逆T
字型の突起を用いて,嵌合部の離脱を防止する機構が考
案され,公開特許公報第昭64−42121に開示され
ている。
を防止するため,石英ボートと保温筒との嵌合部に逆T
字型の突起を用いて,嵌合部の離脱を防止する機構が考
案され,公開特許公報第昭64−42121に開示され
ている。
【0008】図5は従来例転倒防止機構説明図であり,
石英ボートの転倒を防止するため逆T字型の突起を用い
て石英ボートと石英保温筒との嵌合部の離脱を防止する
機構を表している。なお,図5(a)は転倒防止機構主
要部の断面図,図5(b)はその保温筒天井板の斜視図
である。この逆T字型の突起を用いる考案では,図5
(a)を参照して,石英ボート底板42の下面にT字形
に突出するT字部42aを設け,図5(b)を参照し
て,これを保温筒天井板41のスリット41bから挿入
して保温筒天井板41の中心に開設された円形孔41a
に嵌挿する。嵌合は円形孔41aに嵌挿されたT字部4
2aによりなされるから,装置が揺動しても容易に離脱
することはない。
石英ボートの転倒を防止するため逆T字型の突起を用い
て石英ボートと石英保温筒との嵌合部の離脱を防止する
機構を表している。なお,図5(a)は転倒防止機構主
要部の断面図,図5(b)はその保温筒天井板の斜視図
である。この逆T字型の突起を用いる考案では,図5
(a)を参照して,石英ボート底板42の下面にT字形
に突出するT字部42aを設け,図5(b)を参照し
て,これを保温筒天井板41のスリット41bから挿入
して保温筒天井板41の中心に開設された円形孔41a
に嵌挿する。嵌合は円形孔41aに嵌挿されたT字部4
2aによりなされるから,装置が揺動しても容易に離脱
することはない。
【0009】しかし,石英ボートの底に逆T字型の突起
を設けるため,石英ボートを床面に直接置くことができ
ず,床面に置くためには治具が必要となる。また,逆T
字型の突起の製作は難しくコストがかかる。とくに,嵌
合精度は,T字部42aの垂直軸と円形孔41aとの中
心軸の合わせ精度で決まるためこの部分の製作精度に依
存するが,この部分の精密な加工は難しく,石英ボート
と保温筒との中心軸を精密に一致させることは困難であ
る。
を設けるため,石英ボートを床面に直接置くことができ
ず,床面に置くためには治具が必要となる。また,逆T
字型の突起の製作は難しくコストがかかる。とくに,嵌
合精度は,T字部42aの垂直軸と円形孔41aとの中
心軸の合わせ精度で決まるためこの部分の製作精度に依
存するが,この部分の精密な加工は難しく,石英ボート
と保温筒との中心軸を精密に一致させることは困難であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように,石英
治具を交換可能とするために一つの石英治具の上に他の
石英治具を載置する従来の縦型反応装置では,地震によ
る装置の揺動により載置した石英治具が分離して転倒
し,ウエーハ,石英治具又は装置を損壊するおそれがあ
る。また,二つの石英治具を逆T字型の突起部を用いて
嵌合する縦型反応装置では,床面に石英治具を置くこと
ができない,及び製作が難しく精密な形状を作れないた
め二つの治具の中心軸を一致させることが困難であると
いう問題がある。
治具を交換可能とするために一つの石英治具の上に他の
石英治具を載置する従来の縦型反応装置では,地震によ
る装置の揺動により載置した石英治具が分離して転倒
し,ウエーハ,石英治具又は装置を損壊するおそれがあ
る。また,二つの石英治具を逆T字型の突起部を用いて
嵌合する縦型反応装置では,床面に石英治具を置くこと
ができない,及び製作が難しく精密な形状を作れないた
め二つの治具の中心軸を一致させることが困難であると
いう問題がある。
【0011】本発明は,上下に重ねて載置される二つの
石英治具の接続を,水平方向に嵌挿される凹凸により嵌
合する切欠きを用いて行うことにより,装置の揺動によ
る石英治具の転倒が防止でき,かつ石英治具を精密な位
置に嵌着することができる縦型反応装置を提供すること
を目的とする。
石英治具の接続を,水平方向に嵌挿される凹凸により嵌
合する切欠きを用いて行うことにより,装置の揺動によ
る石英治具の転倒が防止でき,かつ石英治具を精密な位
置に嵌着することができる縦型反応装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第一実施
形態例分割斜視図であり,2個の石英治具の嵌合部を表
している。図2は本発明の第二実施形態例分割斜視図,
及び図3は本発明の第二実施形態例断面図であり,円筒
状の石英保温筒と円筒状の石英ボートとの嵌合部を表し
ている。
形態例分割斜視図であり,2個の石英治具の嵌合部を表
している。図2は本発明の第二実施形態例分割斜視図,
及び図3は本発明の第二実施形態例断面図であり,円筒
状の石英保温筒と円筒状の石英ボートとの嵌合部を表し
ている。
【0013】上記課題を解決するための本発明の第一の
構成は,図1を参照して,反応管内に保持された第一の
石英治具31上に,該第一の石英治具31と着脱自在に
一体化して保持される第二の石英治具32を備えた縦型
反応装置において,該第一の石英治具31は,該第一の
石英治具31の上端31cの一角に,水平方向に突出す
る凸部又は水平方向に窪む凹部31bと,該第二の石英
治具32の下端32cが嵌合する切欠き31aとを有
し,該第二の石英治具32は,該第二の石英治具32の
下端32cの一角に,該第一の石英治具31の凹部31
b又は凸部に嵌脱自在に水平方向から嵌合する凸部32
b又は凹部と,該第一の石英治具31の上端31cが嵌
合する切欠き32aとを有し,該第二の石英治具32
は,該第一の石英治具31上に,該凹部31bに該凸部
32bを水平に嵌挿させて水平方向から嵌着されること
を特徴として構成し,及び,第二の構成は,図2及び図
3を参照して,反応管内に円筒軸を垂直に保持された円
筒状石英保温筒3と,該保温筒3上に着脱自在に嵌着さ
れ,該保温筒3と一体化して一つの円筒状をなす円筒状
石英ボート4とを備えた縦型反応装置において,該保温
筒3の上端10の一角に設けられ,該保温筒3の切欠か
れた円筒側面の形状が該円筒軸に垂直な凹凸7を有する
第一の切欠き11と,該石英ボート4の下端9の一角に
設けられ,該石英ボート4の切欠かれた円筒側面の形状
が該円筒軸に垂直な凹凸8を有する第二の切欠き12と
を備え,該石英ボート4は,該第一及び該第二の切欠き
11,12の該凹凸7,8が相互に嵌挿するように,該
石英ボート4の下端9及び該保温筒3の上端10をそれ
ぞれ該第一及び該二の切欠き11,12に水平方向から
嵌合することで,該保温筒3上に嵌着されることを特徴
として構成する。
構成は,図1を参照して,反応管内に保持された第一の
石英治具31上に,該第一の石英治具31と着脱自在に
一体化して保持される第二の石英治具32を備えた縦型
反応装置において,該第一の石英治具31は,該第一の
石英治具31の上端31cの一角に,水平方向に突出す
る凸部又は水平方向に窪む凹部31bと,該第二の石英
治具32の下端32cが嵌合する切欠き31aとを有
し,該第二の石英治具32は,該第二の石英治具32の
下端32cの一角に,該第一の石英治具31の凹部31
b又は凸部に嵌脱自在に水平方向から嵌合する凸部32
b又は凹部と,該第一の石英治具31の上端31cが嵌
合する切欠き32aとを有し,該第二の石英治具32
は,該第一の石英治具31上に,該凹部31bに該凸部
32bを水平に嵌挿させて水平方向から嵌着されること
を特徴として構成し,及び,第二の構成は,図2及び図
3を参照して,反応管内に円筒軸を垂直に保持された円
筒状石英保温筒3と,該保温筒3上に着脱自在に嵌着さ
れ,該保温筒3と一体化して一つの円筒状をなす円筒状
石英ボート4とを備えた縦型反応装置において,該保温
筒3の上端10の一角に設けられ,該保温筒3の切欠か
れた円筒側面の形状が該円筒軸に垂直な凹凸7を有する
第一の切欠き11と,該石英ボート4の下端9の一角に
設けられ,該石英ボート4の切欠かれた円筒側面の形状
が該円筒軸に垂直な凹凸8を有する第二の切欠き12と
を備え,該石英ボート4は,該第一及び該第二の切欠き
11,12の該凹凸7,8が相互に嵌挿するように,該
石英ボート4の下端9及び該保温筒3の上端10をそれ
ぞれ該第一及び該二の切欠き11,12に水平方向から
嵌合することで,該保温筒3上に嵌着されることを特徴
として構成する。
【0014】本発明の第一の構成では,図1を参照し
て,第一の石英治具31の上端31cに,上端面の一部
を残して上端面から下方に切り欠いた切欠き31dが設
けられる。一方,第二の石英治具32の下端32cに,
下端面の一部を残して下端面から上方に切り欠いた切欠
き32aが設けられる。この第一及び第二の石英治具3
1,32に設けられた二つの切欠き31a,32aは,
互いの石英治具31,32の先端(上端31c及び下端
32c)と嵌合して,第一及び第二の石英治具31,3
2を一体の形状,例えば一つの円筒形となす。
て,第一の石英治具31の上端31cに,上端面の一部
を残して上端面から下方に切り欠いた切欠き31dが設
けられる。一方,第二の石英治具32の下端32cに,
下端面の一部を残して下端面から上方に切り欠いた切欠
き32aが設けられる。この第一及び第二の石英治具3
1,32に設けられた二つの切欠き31a,32aは,
互いの石英治具31,32の先端(上端31c及び下端
32c)と嵌合して,第一及び第二の石英治具31,3
2を一体の形状,例えば一つの円筒形となす。
【0015】この切欠き31a,32aの一方に水平方
向に形成された凹部が設けられ,他方にその凹部に嵌挿
される凸部が設けられる。従って,第一及び第二の石英
治具31,32は,凹部31bと凸部32bとが嵌挿す
るように,互いの切欠きに31a,32aに他方の石英
治具の先端を水平方向から嵌合することにより,嵌着さ
れ一体となる。
向に形成された凹部が設けられ,他方にその凹部に嵌挿
される凸部が設けられる。従って,第一及び第二の石英
治具31,32は,凹部31bと凸部32bとが嵌挿す
るように,互いの切欠きに31a,32aに他方の石英
治具の先端を水平方向から嵌合することにより,嵌着さ
れ一体となる。
【0016】かかる第一の構成では,第一及び第二の石
英治具は,凹部と凸部とを抜脱できる水平方向には嵌脱
自在である。これに対して,上下方向には凹部と凸部と
を抜脱することができないため,凹部に凸部を嵌挿して
嵌合された第一及び第二の石英治具は上下運動を伴う垂
直面内の回転,移動が封じられるので,第一の石英治具
上に嵌着された第二の石英治具は転倒しない。
英治具は,凹部と凸部とを抜脱できる水平方向には嵌脱
自在である。これに対して,上下方向には凹部と凸部と
を抜脱することができないため,凹部に凸部を嵌挿して
嵌合された第一及び第二の石英治具は上下運動を伴う垂
直面内の回転,移動が封じられるので,第一の石英治具
上に嵌着された第二の石英治具は転倒しない。
【0017】なお,切欠きに設けられる凹部及び凸部
は,何れの石英治具の側を凹部又は凸部としてもよく,
複数組をもうけることもできる。また,凹部及び凸部の
形状も上下運動を拘束するものであれば,例えば水平な
溝とこれに嵌合する水平なレールであってもよい。さら
に,石英治具の上端及び下端,並びに切欠き底面31
d,32dを水平とすることで,水平方向からの嵌合が
容易になる。
は,何れの石英治具の側を凹部又は凸部としてもよく,
複数組をもうけることもできる。また,凹部及び凸部の
形状も上下運動を拘束するものであれば,例えば水平な
溝とこれに嵌合する水平なレールであってもよい。さら
に,石英治具の上端及び下端,並びに切欠き底面31
d,32dを水平とすることで,水平方向からの嵌合が
容易になる。
【0018】本発明の第二の構成は,垂直に保持された
円筒状の石英保温筒上に同径の円筒状石英ボートを円筒
軸を一致させて嵌着し,一体の円筒形状に保持する石英
治具に関する。
円筒状の石英保温筒上に同径の円筒状石英ボートを円筒
軸を一致させて嵌着し,一体の円筒形状に保持する石英
治具に関する。
【0019】図2を参照して,保温筒3は,側面が石英
円筒から構成され,その上端部分に上端面の一部を上端
10として残し,残りの上端面を下方に切り欠いた形状
の切欠き11が設けられる。さらに,この切欠き11の
側から保温筒3側面を上端10から所定の深さの位置で
水平に切込み,保温筒3側面に水平に設けられた凹部7
b及びその上部に切込みにより形成される凸部7aが形
成される。
円筒から構成され,その上端部分に上端面の一部を上端
10として残し,残りの上端面を下方に切り欠いた形状
の切欠き11が設けられる。さらに,この切欠き11の
側から保温筒3側面を上端10から所定の深さの位置で
水平に切込み,保温筒3側面に水平に設けられた凹部7
b及びその上部に切込みにより形成される凸部7aが形
成される。
【0020】石英ボート4は,保温筒3と同径の石英円
筒からなり,その下端9に保温筒3と同様に,石英円筒
の側面が凹凸8形状をなす切欠き12が形成される。保
温筒3と石英ボート4とは,互いに凹部7b,8b及び
凸部7a,7bを噛み合せて水平に嵌着され,図3を参
照して,一体の円筒状をなす。
筒からなり,その下端9に保温筒3と同様に,石英円筒
の側面が凹凸8形状をなす切欠き12が形成される。保
温筒3と石英ボート4とは,互いに凹部7b,8b及び
凸部7a,7bを噛み合せて水平に嵌着され,図3を参
照して,一体の円筒状をなす。
【0021】本構成では,保温筒3上に嵌着された石英
ボート4は,互いの凹部7b,8b及び凸部7a,7b
が咬合しているので,上下運動が拘束され,石英ボート
4の転倒が阻止される。
ボート4は,互いの凹部7b,8b及び凸部7a,7b
が咬合しているので,上下運動が拘束され,石英ボート
4の転倒が阻止される。
【0022】また,本構成では,保温筒3と石英ボート
4との円筒軸の位置決めは,嵌挿方向については凹部7
b,8bの底面に凸部7a,7bの先端を突き当てるこ
とによりなされる。一般に水平方向の切欠き加工は精密
に加工できるから,かかる位置決めは精密になされる。
他方,嵌挿方向と直交する水平方向の位置決めは,保温
筒3と石英ボート4との円筒外径を合わせることで,容
易に精密な位置決めをすることができる。例えば,図2
を参照して,保温筒3の直径位置に保温筒3の外径に密
接して円筒軸に平行に設けられた2本のピン13により
石英ボート4をガイドすることで,高精度の位置決めを
実現することができる。
4との円筒軸の位置決めは,嵌挿方向については凹部7
b,8bの底面に凸部7a,7bの先端を突き当てるこ
とによりなされる。一般に水平方向の切欠き加工は精密
に加工できるから,かかる位置決めは精密になされる。
他方,嵌挿方向と直交する水平方向の位置決めは,保温
筒3と石英ボート4との円筒外径を合わせることで,容
易に精密な位置決めをすることができる。例えば,図2
を参照して,保温筒3の直径位置に保温筒3の外径に密
接して円筒軸に平行に設けられた2本のピン13により
石英ボート4をガイドすることで,高精度の位置決めを
実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施形態例は,接続
部分が石英の切削加工により製造された石英治具を有す
る反応装置に関する。本実施形態例の第一の石英治具3
1は,鉛直に保持された石英円柱の上端31cをL字型
に切欠き,上端31cと平行な切欠き底面31dを有す
る切欠き31aが設けられる。さらに,切欠き31aの
鉛直面に水平な凹部31b,例えば水平に掘穿された孔
を設ける。この第一の石英治具31は,その底に円板状
の底板31eを有し,反応装置内の回転台上に載置さ
れ,底板31eの周縁を回転台に押止されて保持され
る。
部分が石英の切削加工により製造された石英治具を有す
る反応装置に関する。本実施形態例の第一の石英治具3
1は,鉛直に保持された石英円柱の上端31cをL字型
に切欠き,上端31cと平行な切欠き底面31dを有す
る切欠き31aが設けられる。さらに,切欠き31aの
鉛直面に水平な凹部31b,例えば水平に掘穿された孔
を設ける。この第一の石英治具31は,その底に円板状
の底板31eを有し,反応装置内の回転台上に載置さ
れ,底板31eの周縁を回転台に押止されて保持され
る。
【0024】第二の石英治具32は,石英円柱の下端を
Γ字型に切欠き,その切欠き32aの鉛直面に第一の石
英治具31の凹部31bと嵌合する凸部32b,例えば
切欠き32aの鉛直面に水平に穿設した孔に圧入された
水平に突出する棒を設ける。第一及び第二の石英治具3
1,32は,切欠き31a,32aがそれぞれ他方の石
英治具の先端(上端31c及び下端32c)と嵌合し,
一つの円柱状になる。
Γ字型に切欠き,その切欠き32aの鉛直面に第一の石
英治具31の凹部31bと嵌合する凸部32b,例えば
切欠き32aの鉛直面に水平に穿設した孔に圧入された
水平に突出する棒を設ける。第一及び第二の石英治具3
1,32は,切欠き31a,32aがそれぞれ他方の石
英治具の先端(上端31c及び下端32c)と嵌合し,
一つの円柱状になる。
【0025】この実施形態例では,2つの石英治具の嵌
合の位置決めは,切欠かれた垂直面の突当と,凹部と凸
部の嵌合とによりなされる。これらの加工精度は通常の
切削加工により容易に精密になされるから,精密な位置
に嵌合することができる。また,嵌合は凹部に凸部を嵌
挿してなされるから,第二の石英治具32の転倒が防止
される。
合の位置決めは,切欠かれた垂直面の突当と,凹部と凸
部の嵌合とによりなされる。これらの加工精度は通常の
切削加工により容易に精密になされるから,精密な位置
に嵌合することができる。また,嵌合は凹部に凸部を嵌
挿してなされるから,第二の石英治具32の転倒が防止
される。
【0026】本発明の第二実施形態例は,ウエーハの加
熱を伴う縦型反応装置,例えば図4に示した縦型反応炉
の改良に関し,図4を参照して,2つの石英治具,即ち
石英ボート4及び石英保温筒3を除いて,他は従来の縦
型反応炉と同様である。
熱を伴う縦型反応装置,例えば図4に示した縦型反応炉
の改良に関し,図4を参照して,2つの石英治具,即ち
石英ボート4及び石英保温筒3を除いて,他は従来の縦
型反応炉と同様である。
【0027】保温筒3の主要部をなす円筒石英は,上部
に切欠き11を有し,その底に円板周辺が鍔状に突出す
る円板状の保温筒底板3bが設けられる。切欠き11の
形成は,保温筒3の上端10面から円筒軸に平行に下方
にかつ保温筒3の直径ABに平行に切欠き,さらに上端
から所定の距離離れた保温筒3の側面を切欠いた側から
平行に切込み,保温筒3側面に水平に切り込まれて形成
された凹部と,その上部に水平に切欠き側に突出する凸
部とを形成することでなされる。なお,切欠きの形状が
同じであれば,他の製作方法を用いてもよい。
に切欠き11を有し,その底に円板周辺が鍔状に突出す
る円板状の保温筒底板3bが設けられる。切欠き11の
形成は,保温筒3の上端10面から円筒軸に平行に下方
にかつ保温筒3の直径ABに平行に切欠き,さらに上端
から所定の距離離れた保温筒3の側面を切欠いた側から
平行に切込み,保温筒3側面に水平に切り込まれて形成
された凹部と,その上部に水平に切欠き側に突出する凸
部とを形成することでなされる。なお,切欠きの形状が
同じであれば,他の製作方法を用いてもよい。
【0028】石英ボート4は,保温筒3と同一径の円筒
石英からなり,保温筒3と円筒中心軸を一致させて嵌合
するように,その下端9に上述した保温筒3の切欠きと
嵌合する形状の切欠き12が設けられる。即ち,石英ボ
ート4の下端9に水平に突出する凸部8aが形成され,
その上に水平に切りこまれた凹部8bが形成される。ま
た,石英ボート4の上面には,図3を参照して,ウエー
ハ6を搭載するバスケット5が支柱5aにより固定され
る。
石英からなり,保温筒3と円筒中心軸を一致させて嵌合
するように,その下端9に上述した保温筒3の切欠きと
嵌合する形状の切欠き12が設けられる。即ち,石英ボ
ート4の下端9に水平に突出する凸部8aが形成され,
その上に水平に切りこまれた凹部8bが形成される。ま
た,石英ボート4の上面には,図3を参照して,ウエー
ハ6を搭載するバスケット5が支柱5aにより固定され
る。
【0029】保温筒3は,図3を参照して,反応炉の炉
底板1aの下方から回転駆動される回転台2上に円筒軸
を垂直にして載置され,保温筒底板3bを止具2aによ
り押止することで回転台上に固定される。石英ボート4
は,保温筒3に水平方向から凹部7a,8aと凸部7
b,8bとを互いに咬合させて嵌着される。位置合わせ
は,凹部7a,8aと凸部7b,8bの先端の突き合わ
せによりなされる。なお,この凹部7a,8a及び凸部
7b,8bの先端の位置は,強度の観点から及び次に述
べるピン13の利用の観点から,直径ABを挟む位置,
即ち直径ABの両側にあることが好ましい。
底板1aの下方から回転駆動される回転台2上に円筒軸
を垂直にして載置され,保温筒底板3bを止具2aによ
り押止することで回転台上に固定される。石英ボート4
は,保温筒3に水平方向から凹部7a,8aと凸部7
b,8bとを互いに咬合させて嵌着される。位置合わせ
は,凹部7a,8aと凸部7b,8bの先端の突き合わ
せによりなされる。なお,この凹部7a,8a及び凸部
7b,8bの先端の位置は,強度の観点から及び次に述
べるピン13の利用の観点から,直径ABを挟む位置,
即ち直径ABの両側にあることが好ましい。
【0030】図2を参照して,保温筒3の直径ABの外
径に接して,2本のピン13が設けられる。このピン1
3は,石英ボート4を保温筒3に嵌合するときのガイド
として使用され,嵌合後は直径ABの方向へのずれを防
止する。ピン13の形状は例えば円柱又は多角柱でよ
く,円筒側面に熔着又は保温筒底板3bに垂設された孔
に嵌挿されて保温筒3に固定することができる。
径に接して,2本のピン13が設けられる。このピン1
3は,石英ボート4を保温筒3に嵌合するときのガイド
として使用され,嵌合後は直径ABの方向へのずれを防
止する。ピン13の形状は例えば円柱又は多角柱でよ
く,円筒側面に熔着又は保温筒底板3bに垂設された孔
に嵌挿されて保温筒3に固定することができる。
【0031】本実施例形態例では,円筒状の石英治具を
嵌合するとき,ピンをガイドとして利用できるので嵌合
が容易になる。また,切欠きとガイドとを用いて円筒軸
を精密に合わせて嵌着することができる。さらに,石英
治具の下端が平坦なので,特別の治具を用いることなく
そのまま床に置くことができ,取扱に便利である。
嵌合するとき,ピンをガイドとして利用できるので嵌合
が容易になる。また,切欠きとガイドとを用いて円筒軸
を精密に合わせて嵌着することができる。さらに,石英
治具の下端が平坦なので,特別の治具を用いることなく
そのまま床に置くことができ,取扱に便利である。
【0032】さらに,第一及び第二の実施形態例の石英
治具は,単純な切削加工により精密に製作することがで
きるので,装置の製造価格を低減することができる。
治具は,単純な切削加工により精密に製作することがで
きるので,装置の製造価格を低減することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の縦型反応装置では,水平方向に
凹凸を有する切込みが設けられた石英治具を,その凹凸
を互いに咬合させて水平に嵌合して一体とするため,装
置の揺動による石英治具の転倒を防止することができる
ので,装置又はウエーハの損壊を防止することができ,
電子機器の製造コストの低減及び製造工程での安全性の
向上に寄与するところが大きい。
凹凸を有する切込みが設けられた石英治具を,その凹凸
を互いに咬合させて水平に嵌合して一体とするため,装
置の揺動による石英治具の転倒を防止することができる
ので,装置又はウエーハの損壊を防止することができ,
電子機器の製造コストの低減及び製造工程での安全性の
向上に寄与するところが大きい。
【図1】 本発明の第一実施例分割斜視図
【図2】 本発明の第二実施例分割斜視図
【図3】 本発明の第二実施例断面図
【図4】 従来例断面図
【図5】 従来例転倒防止機構説明図
1a 炉底板 1b 反応管 2 回転台 3 保温筒 3a 窪み 3b 保温筒底板 4 石英ボート 4a 突起 5 バスケット部 5a 支柱 6 ウエーハ 7,8 凹凸 7a,8a 凸部 7b,8b 凹部 9 下端 10 上端 11,12 切欠き 13 ピン 31 第一の石英治具 31a,32a 切欠き 31b 凹部 31c 上端 31d,32d 切欠き底面 32 第二の石英治具 32b 凸部 32c 下端 32e 底板 41 保温筒天井板 41a 円形孔 41b スリット 42 石英ボート底板 42a T字部
Claims (2)
- 【請求項1】 反応管内に保持された第一の石英治具上
に,該第一の石英治具と着脱自在に一体化して保持され
る第二の石英治具を備えた縦型反応装置において,該第
一の石英治具は,該第一の石英治具の上端の一角に,水
平方向に突出する凸部又は水平方向に窪む凹部と,該第
二の石英治具の下端が嵌合する切欠きとを有し,該第二
の石英治具は,該第二の石英治具の下端の一角に,該第
一の石英治具の凹部又は凸部に嵌脱自在に水平方向から
嵌合する凸部又は凹部と,該第一の石英治具の上端が嵌
合する切欠きとを有し,該第二の石英治具は,該第一の
石英治具上に,該凹部に該凸部を水平に嵌挿させて水平
方向から嵌着されることを特徴とする縦型反応装置。 - 【請求項2】 反応管内に円筒軸を垂直に保持された円
筒状石英保温筒と,該保温筒上に着脱自在に嵌着され,
該保温筒と一体化して一つの円筒状をなす円筒状石英ボ
ートとを備えた縦型反応装置において,該保温筒の上端
の一角に設けられ,該保温筒の切欠かれた円筒側面の形
状が該円筒軸に垂直な凹凸を有する第一の切欠きと,該
石英ボートの下端の一角に設けられ,該石英ボートの切
欠かれた円筒側面の形状が該円筒軸に垂直な凹凸を有す
る第二の切欠きとを備え,該石英ボートは,該第一及び
該第二の切欠きの該凹凸が相互に嵌挿するように,該石
英ボートの下端及び該保温筒の上端をそれぞれ該第一及
び該二の切欠きに水平方向から嵌合することで,該保温
筒上に嵌着されることを特徴とする縦型反応装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15262396A JPH104066A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 縦型反応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15262396A JPH104066A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 縦型反応装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH104066A true JPH104066A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15544433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15262396A Withdrawn JPH104066A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 縦型反応装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH104066A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022121392A (ja) * | 2021-02-08 | 2022-08-19 | エーエスエム・アイピー・ホールディング・ベー・フェー | ウエハボート |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15262396A patent/JPH104066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022121392A (ja) * | 2021-02-08 | 2022-08-19 | エーエスエム・アイピー・ホールディング・ベー・フェー | ウエハボート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |