JPH1040705A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JPH1040705A
JPH1040705A JP8198934A JP19893496A JPH1040705A JP H1040705 A JPH1040705 A JP H1040705A JP 8198934 A JP8198934 A JP 8198934A JP 19893496 A JP19893496 A JP 19893496A JP H1040705 A JPH1040705 A JP H1040705A
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JP
Japan
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reflector
sub
light
light source
source bulb
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JP8198934A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yoneyama
洋一 米山
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源バルブの光の有効利用。部品点数及び組
み付け工程数の軽減化。 【解決手段】 光源バルブ4からの光のうちメインリフ
レクタ5以外に進む光を、レンズ2側に反射させて利用
するサブリフレクタ80、90A、90Bを使用するこ
とにより、光源バルブ4のフィラメント40、41から
の光のうち、メインリフレクタ5以外に進む光を有効利
用するので、外部照射に有効に利用される範囲を広げる
ことができる。また、サブリフレクタ80、90A、9
0Bとシェード6とを一体に固定することにより、サブ
リフレクタ80、90A、90Bを使用するにも拘らず
部品点数及び組み付け工程数の軽減化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォグランプやヘ
ッドランプ等の車両用前照灯であって、光源バルブから
の光のうちメインリフレクタに進む光を妨げずにかつレ
ンズに直接進む直射光やグレア光を遮断でき、しかも光
源バルブからの光のうちメインリフレクタ以外に進む光
を有効利用するフォグランプやヘッドランプ等の車両用
前照灯に係り、特に光源バルブからの光をさらに有効利
用することができ、しかも部品点数及び組み付け工程数
の軽減化を図ることができる車両用前照灯に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の従来の車両用前照灯を図
15乃至図19を参照して説明する。この例は、リフレ
クタ可動タイプの車両用前照灯について説明する。図に
おいて、1は例えば合成樹脂製のランプハウジングであ
る。このランプハウジング1の前面および後部には開口
部10および11がそれぞれ設けられている。その前面
開口部10にはシール凹部12が設けられている。
【0003】図において、2は合成樹脂製若しくはガラ
ス製のレンズである。このレンズ2は、皿形形状をな
し、開口部の全周にシール脚20が一体に設けられてい
る。このレンズ2のシール脚20がランプハウジング1
のシール凹部12にホットメルト等21によりシールさ
れて、灯室14が画成される。なお、このレンズ2の内
面には後述するメインリフレクタ5からの反射光を屈
折、拡散させるプリズム素子群(図示せず)が設けられ
ている。
【0004】図において、3は可動リフレクタである。
この可動リフレクタ3は、例えば熱硬化性樹脂(BM
C)等からなる。この可動リフレクタ3は、前記灯室1
4内にピボット軸受等(図示せず)で回動傾動可能に配
設される。この可動リフレクタ3の前面及び後部には、
開口部30及び31がそれぞれ設けられている。この可
動リフレクタ3の後部開口部31の周縁部には、後述す
る取付スプリング48の取付用のボス部32及び後述す
るシェード6の取付用のボス部33がそれぞれ設けられ
ている。このボス部32には取付スプリング48がスク
リュウ49により取り付けられている。また、この可動
リフレクタ3の後部開口部31の周縁部には、後述する
光源バルブ4の鍔部45が圧接されて取り付けられる圧
接面34と、後述するシェード6が取り付けられる取付
面35とがそれぞれ設けられている。この可動リフレク
タ3の内面のうち、中央側の後述する光源バルブ4の取
付部分の反射無効部分、すなわち後部開口部部31及び
の周縁部のボス部32及び33等の反射無効部分36
と、上部壁37及び下部壁38及び左右両側部壁39の
側部壁との間には、前面(レンズ2に対向する面)側が
例えば回転放物面若しくは回転楕円面等の回転曲線面か
ら構成されたメインリフレクタ(主反射面)5が、設け
られている。このメインリフレクタ5は、図に示すよう
に、光軸Z−Zに対して上下に2分割されている。な
お、このメインリフレクタ5は、図に示すように、上下
に2分割にする必要はない。
【0005】図において、4は光源バルブである。この
光源バルブ4は、所謂H4型バルブであって、メインフ
ィラメント40及びサブフィラメント41及び遮光板4
2を封入したガラス管球43と、そのガラス管球43の
後部に一体に設けた円筒形状の口金44と、その口金4
4の中間部に一体に設けた鍔部45と、その口金44の
後端から後方に突設した端子46と、から構成されてい
る。
【0006】この光源バルブ4の遮光板42は、ほぼ半
球形をなし、前記サブフィラメント41の下半分を覆
う。この光源バルブ4のガラス管球43の先端部には、
不透明塗料により塗装された遮光部47が設けられてい
る。この遮光部47は、後述するシェード6との共同作
用により、この光源バルブ4のフィラメント40又は及
び41からレンズ2側に直接進む直射光を遮蔽するもの
である。
【0007】かくしてなる光源バルブ4のガラス管球4
3がランプハウジング1の後部開口部11及び可動リフ
レクタ3の後部開口部31から可動リフレクタ3のメイ
ンリフレクタ5側に挿入され、その光源バルブ4の鍔部
45が可動リフレクタ3の圧接面34に当接されること
により、取付スプリング48により光源バルブ4が可動
リフレクタ3に着脱可能に取り付けられる。このとき、
光源バルブ4のフィラメント40及び41は光軸Z−Z
上に位置すると共に、メインフィラメント40のほぼ前
部がメインリフレクタ5の焦点F上に位置する。
【0008】図において、7は所謂ゴムカバーの防水カ
バーである。この防水カバー7の周縁部が前記ランプハ
ウジング1の後部開口部11の周縁に装着キャップ(図
示せず)により着脱可能にかつ水密に取り付けられ、そ
れから、前記防水カバー7の中央ボス部が光源バルブ4
の口金44に水密に外嵌して、水がランプハウジング1
の後部開口部11から灯室14内に侵入するのを防ぐよ
うに構成されている。
【0009】図において、6は例えば金属板製であっ
て、中空状の円筒形状をなすシェードである。このシェ
ード6は、前記光源バルブ4からの光のうち、前記メイ
ンリフレクタ5に進む光を妨げずに、前記レンズ3側に
直接進む直射光やグレア光を遮断するものである。すな
わち、このシェード6は、図16及び図17前記光源バ
ルブ4からの光を、前記メインリフレクタ5に入射させ
るための開口部60と、前記レンズ2及び反射無効部分
36及び側壁部37、38、39に入射するのを遮断す
るための遮断部61と、取付脚部62とから構成されて
いる。この取付脚部62が前記可動リフレクタ3の取付
面35にスクリュウ63により取り付けられて、シェー
ド6が灯室14内の所定の位置に配設される。
【0010】そして、光源バルブ4のメインフィラメン
ト40を点灯すると、図15中の実線矢印に示すよう
に、その光源バルブ4のメインフィラメント40からの
光が可動リフレクタ3の上下両メインリフレクタ5に入
射して反射し、その反射光がほぼ平行光(メインフィラ
メント40は、点光源ではなく、有る程度の長さや幅を
有する立体光源であるから、完全なる平行光ではない)
L1としてレンズ2を経て外部に所定の配光パターンで
照射される。このとき、上述の光源バルブ4のメインフ
ィラメント40からの光のうち上述の外部照射に有効に
利用される範囲は、図18に示すように、上述の上下両
メインリフレクタ5に入射される範囲Aである。
【0011】一方、光源バルブ4のサブフィラメント4
1を点灯すると、図15中の破線矢印に示すように、そ
の光源バルブ4のサブフィラメント41からの光が可動
リフレクタ3の上メインリフレクタ5に入射して反射
し、その反射光がほぼ下向き光(サブフィラメント41
がメインフィラメント40上にあるメインリフレクタ5
の焦点Fよりも若干(この例では約7mm)レンズ2側
に位置しているのでメインフィラメント40からの平行
光に比較して下向きとなる)L2としてレンズ2を経て
外部に所定の配光パターンで照射される。このとき、上
述の光源バルブ4のサブフィラメント41からの光のう
ち上述の外部照射に有効に利用される範囲は、図19に
示すように、上述の上メインリフレクタ5に入射される
範囲Bである。なお、このサブフィラメント41の点灯
時においては、このサブフィラメント41の下半分が遮
光板42で覆われているので、下メインリフレクタ5に
はこのサブフィラメント41からの光が入射されない。
【0012】それから、光源バルブ4の遮光部47及び
シェード6の遮断部61との共同作用により、図15中
の一点鎖線矢印に示すように、光源バルブ4のフィラメ
ント40又は及び41からレンズ2側に直接進む直射光
が遮蔽される。また、シェード6の遮断部61により、
光源バルブ4のフィラメント40又は及び41から可動
リフレクタ3の反射無効部分36(特に光源バルブ4が
挿通する後部開口部31の周縁部分)及び側壁部37、
38、39に入射する光が遮断される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用前照灯において、光源バルブ4のフィラメント
40及び41からの光のうち外部照射に有効に利用され
る範囲は、メインフィラメント40の場合、図18に示
すように、上下両メインリフレクタ5に入射される範囲
Aであり、サブフィラメント41の場合、図19に示す
ように、上メインリフレクタ5に入射される範囲Bであ
り、狭い範囲に限られている。
【0014】本発明の目的は、サブリフレクタを使用し
て光源バルブのフィラメントからの光のうち外部照射に
有効に利用される範囲を広げることができ、しかもサブ
リフレクタを使用するにも拘らず部品点数及び組み付け
工程数の軽減化を図ることができる車両用前照灯を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源バルブか
らの光のうちメインリフレクタ以外に進む光を、レンズ
側に反射させて利用するサブリフレクタを備え、このサ
ブリフレクタをシェードに一体に固定したことを特徴と
する。
【0016】この結果、本発明の車両用前照灯は、サブ
リフレクタを使用することにより、光源バルブのフィラ
メントからの光のうち、メインリフレクタ以外に進む光
を有効利用するので、外部照射に有効に利用される範囲
を広げることができる。すなわち、光源バルブからの光
をさらに有効利用することができる。しかも、このサブ
リフレクタとシェードとを一体に固定したものであるか
ら、サブリフレクタを使用するにも拘らず部品点数及び
組み付け工程数の軽減化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用前照灯の実
施の形態の3例を図1乃至図14を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の車両用前照灯の第1の実施の形
態を示す。この例は、可動リフレクタ可動タイプの車両
用前照灯について説明する。図中、図15乃至図19と
同符号は同一のものを示す。
【0018】図において、8は例えば金属板製のサブリ
フレクタ部材である。このサブリフレクタ部材8は、前
面側が例えばメインリフレクタ5と同じく回転放物面若
しくは回転楕円面等の回転曲線面から構成されたサブリ
フレクタ(副反射面)80と、固定脚部81との一体構
造からなる。上述のサブリフレクタ80は、正面から見
て円形の環状形状をなし、内側には光源バルブ4が通過
し得る程度の透孔82が設けられている。このサブリフ
レクタ80の外側(外径)は、光源バルブ4のフィラメ
ント40及び41からメインリフレクタ5に進む光の妨
げとならない程度の大きさである。上述の固定脚部81
の前面側には、サブリフレクタ80と同様に回転放物面
若しくは回転楕円面等の回転曲線面からなる反射面が構
成されている。この固定脚部81の先端部が後方に折り
曲げられており、この折り曲げ端部がシェード6の左右
両側の開口部60の間であって、前部側の遮断部61と
後部側の遮断部61とを連結する連結部64の内側に溶
接等の適宜手段により固定されている。この結果、サブ
リフレクタ部材8(サブリフレクタ80)は、円筒形状
をなすシェード6の内側に設置される。また、このサブ
リフレクタ80(固定脚部81の反射面を含む)の焦点
は、メインリフレクタ5の焦点Fと一致し、又はそのメ
インリフレクタ5の焦点Fよりも若干(この例では約7
mm)レンズ2側に位置している。
【0019】この実施の形態における本発明の車両用前
照灯は、以上の如き構成からなるので、光源バルブ4の
メインフィラメント40を点灯すると、上述の図15中
の実線矢印に示すように、その光源バルブ4のメインフ
ィラメント40からの光が可動リフレクタ3の上下両メ
インリフレクタ5に入射して反射し、その反射光がほぼ
平行光L1としてレンズ2を経て外部に所定の配光パタ
ーンで照射される。また、図1中の実線矢印に示すよう
に、その光源バルブ4のメインフィラメント40からの
光がサブリフレクタ80に入射して反射し、その反射光
がほぼ平行光(サブリフレクタ80の焦点がメインリフ
レクタ5の焦点Fと一致する場合は平行光となるが、サ
ブリフレクタ80の焦点がメインリフレクタ5の焦点F
より前方(レンズ2側)に位置する場合は若干上向き光
となる)L3としてレンズ2を経て外部に所定の配光パ
ターンで照射される。このとき、上述の光源バルブ4の
メインフィラメント40からの光のうち上述の外部照射
に有効に利用される範囲は、図4に示すように、上述の
上下両メインリフレクタ5に入射される範囲Aと、上述
のサブリフレクタ80に入射される範囲Cとである。
【0020】一方、光源バルブ4のサブフィラメント4
1を点灯すると、上述の図15中の破線矢印に示すよう
に、その光源バルブ4のサブフィラメント41からの光
が可動リフレクタ3の上メインリフレクタ5に入射して
反射し、その反射光がほぼ下向き光L2としてレンズ2
を経て外部に所定の配光パターンで照射される。また、
図1中の破線矢印に示すように、その光源バルブ4のサ
ブフィラメント41からの光がサブリフレクタ80に入
射して反射し、その反射光がほぼ下向き光(サブリフレ
クタ80の焦点がメインリフレクタ5の焦点Fと一致す
る場合は下向き光となるが、サブリフレクタ80の焦点
がメインリフレクタ5の焦点Fより前方(レンズ2側)
に位置する場合はほぼ平行光となる)L4としてレンズ
2を経て外部に所定の配光パターンで照射される。この
とき、上述の光源バルブ4のサブフィラメント41から
の光のうち上述の外部照射に有効に利用される範囲は、
図5に示すように、上述の上メインリフレクタ5に入射
される範囲Bと、上述のサブリフレクタ80に入射され
る範囲Dとである。
【0021】このように、この実施の形態における本発
明の車両用前照灯において、光源バルブ4のフィラメン
ト40及び41からの光のうち外部照射に有効に利用さ
れる範囲は、メインフィラメント40の場合、図4に示
すように、上下両メインリフレクタ5に入射される範囲
Aとサブリフレクタ80に入射される範囲Cとであり、
またサブフィラメント41の場合、図5に示すように、
上メインリフレクタ5に入射される範囲Bとサブリフレ
クタ80に入射される範囲Dとであり、従来の車両用前
照灯と比較して、メインフィラメント40の場合範囲
C、サブフィラメント41の場合範囲Dの分広くするこ
とができる。すなわち、この実施の形態における本発明
の車両用前照灯は、サブリフレクタ80を使用すること
により、光源バルブ4のフィラメント40又は及び41
からの光のうち可動リフレクタ3の反射無効部分36に
入射する光であって、従来無駄となっていた光を有効利
用することができる。しかも、光源バルブ4の遮光部4
7及びシェード6の遮断部61との共同作用により、上
述の図15中の一点鎖線矢印に示すように、光源バルブ
4のフィラメント40又は及び41からレンズ2側に直
接進む直射光が遮蔽され、また、シェード6の遮断部6
1により、図5及び図6に示すように、光源バルブ4の
フィラメント40又は及び41(特にサブフィラメント
41)から可動リフレクタ3の反射無効部分36(特に
光源バルブ4が挿通する後部開口部31の周縁部分)及
び側壁部37、38、39に入射する光が遮断される。
【0022】また、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯は、サブリフレクタ80を有するサブリフレ
クタ部材8がシェード6に一体に固定されているので、
サブリフレクタ80を使用するにも拘らず部品点数及び
組み付け工程数の軽減化を図ることができる。
【0023】特に、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯においては、サブリフレクタ部材8のうちシ
ェード6の連結部64に固定した固定脚部81の前面側
がサブリフレクタ80と同様の反射面を構成しているの
で、シェード6の連結部64による光源バルブ4からメ
インリフレクタ5への光の入射に対する影響(なお、こ
の影響は後述するように極めて小さい)を補完できる。
なお、上述のシェード6の連結部64、すなわち前部側
の遮断部61と後部側の遮断部61とのを連結するため
に左右両側の開口部60の間に設けられた連結部64の
幅は狭いので、光源バルブ4のフィラメント40、41
からの光がメインリフレクタ5に入射するのに対する影
響は極めて少ない。
【0024】特に、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯においては、サブリフレクタ80がシェード
6の内側に配置されているので、可動リフレクタ3の反
射無効部分36が明るく見え、可動リフレクタ3の反射
無効部分36が暗く見える従来の車両用前照灯と比較し
て見栄えが向上される。
【0025】また、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯において、サブリフレクタ80は1個のもの
から構成されているが、上下に2分割された構成のもの
であっても良い。この上下2分割の場合、下サブリフレ
クタの焦点はメインリフレクタ5の焦点Fと一致し、上
サブリフレクタの焦点はメインリフレクタ5の焦点Fよ
りも若干(この例では約7mm)レンズ2側に位置して
いる。
【0026】図7乃至図12は本発明の車両用前照灯の
第2の実施の形態を示す。この例は、可動リフレクタ可
動タイプの車両用前照灯について説明する。図中、図1
乃至図6及び図15乃至図19と同符号は同一のものを
示す。
【0027】図において、9A及び9Bは例えば金属板
製の下サブリフレクタ部材及び上サブリフレクタ部材で
ある。この上下両サブリフレクタ部材9A及び9Bは、
前面側が例えばメインリフレクタ5と同じく回転放物面
若しくは回転楕円面等の回転曲線面から構成された上下
両サブリフレクタ(副反射面)90A及び90Bと、上
下両固定脚部91A及び91Bとから一体に構成されて
いる。上述の上下両サブリフレクタ90A及び90B
は、正面から見て円形の環状の一部をなす。この上下両
サブリフレクタ90A及び90Bの内側(内径)は、光
源バルブ4のフィラメント40及び41からメインリフ
レクタ5に進む光の妨げとならない程度の大きさであ
り、またこの上下両サブリフレクタ90A及び90Bの
外側(外形)は、メインリフレクタ5の中央側の光源バ
ルブ4の取付部分の反射無効部分36よりも若干大であ
る。すなわち、メインリフレクタ5の中央側の部分であ
って、反射無効部分36と近接する部分300(なお、
この部分300は、成形上また表面処理上、設計上の所
定の反射面を構成し難く、この部分300に光源バルブ
4からの光が入射されると、散乱光となり易い)を覆い
得る程度の大きさ(図7中符号900にて示す)であ
る。この上下両サブリフレクタ90A及び90Bの内側
の端部が折り曲げられていて、この折り曲げ端部がシェ
ード6の外側に溶接等の適宜手段により固定されてい
る。また、上述の上下両固定脚部91A及び91Bは側
面から見てL字形状をなし、その一折り曲げ片の先端が
上述の上下両サブリフレクタ90A及び90Bの外側の
中央から一体に連結されており、他折り曲げ片がシェー
ド6の外側に溶接等の適宜手段により固定されている。
この結果、上下両サブリフレクタ部材9A及び9B(上
下両サブリフレクタ90A及び90B)は、円筒形状を
なすシェード6の外側に設置される。また、下サブリフ
レクタ90Aは、メインリフレクタ5の焦点Fと一致
し、上サブリフレクタ90Bは、メインリフレクタ5の
焦点Fよりも若干(この例では約7mm)レンズ2側に
位置している。
【0028】この実施の形態における本発明の車両用前
照灯は、以上の如き構成からなるので、光源バルブ4の
メインフィラメント40を点灯すると、上述の図15中
の実線矢印に示すように、その光源バルブ4のメインフ
ィラメント40からの光が可動リフレクタ3の上下両メ
インリフレクタ5に入射して反射し、その反射光がほぼ
平行光L1としてレンズ2を経て外部に所定の配光パタ
ーンで照射される。また、図7中の実線矢印に示すよう
に、その光源バルブ4のメインフィラメント40からの
光が下サブリフレクタ90Aに入射して反射し、その反
射光がほぼ平行光L5として、また光源バルブ4のメイ
ンフィラメント40からの光が上サブリフレクタ90B
に入射して反射し、その反射光が若干上向き光L6とし
てそれぞれレンズ2を経て外部に所定の配光パターンで
照射される。このとき、上述の光源バルブ4のメインフ
ィラメント40からの光のうち上述の外部照射に有効に
利用される範囲は、図11に示すように、上述の上下両
メインリフレクタ5に入射される範囲Aと、上述の上下
両サブリフレクタ90Aおよび90Bに入射される範囲
Eとである。
【0029】一方、光源バルブ4のサブフィラメント4
1を点灯すると、上述の図15中の破線矢印に示すよう
に、その光源バルブ4のサブフィラメント41からの光
が可動リフレクタ3の上メインリフレクタ5に入射して
反射し、その反射光がほぼ下向き光L2としてレンズ2
を経て外部に所定の配光パターンで照射される。また、
図7中の破線矢印に示すように、その光源バルブ4のサ
ブフィラメント41からの光が上サブリフレクタ90B
に入射して反射し、その反射光がほぼ平行光L7として
レンズ2を経て外部に所定の配光パターンで照射され
る。このとき、上述の光源バルブ4のサブフィラメント
41からの光のうち上述の外部照射に有効に利用される
範囲は、図12に示すように、上述の上メインリフレク
タ5に入射される範囲Bと、上述の上サブリフレクタ9
0Bに入射される範囲Gとである。
【0030】このように、この実施の形態における本発
明の車両用前照灯において、光源バルブ4のフィラメン
ト40及び41からの光のうち外部照射に有効に利用さ
れる範囲は、メインフィラメント40の場合、図11に
示すように、上下両メインリフレクタ5に入射される範
囲Aと上下両サブリフレクタ90A及び90Bに入射さ
れる範囲Eとであり、またサブフィラメント41の場
合、図12に示すように、上メインリフレクタ5に入射
される範囲Bと上サブリフレクタ90Bに入射される範
囲Gとであり、従来の車両用前照灯と比較して、メイン
フィラメント40の場合範囲E、サブフィラメント41
の場合範囲Gの分広くすることができる。すなわち、こ
の実施の形態における本発明の車両用前照灯は、上下両
サブリフレクタ90A及び90Bを使用することによ
り、光源バルブ4のフィラメント40又は及び41から
の光のうち可動リフレクタ3の反射無効部分36に入射
する光であって、従来無駄となっていた光を有効利用す
ることができる。しかも、光源バルブ4の遮光部47及
びシェード6の遮断部61との共同作用により、上述の
図15中の一点鎖線矢印に示すように、光源バルブ4の
フィラメント40又は及び41からレンズ2側に直接進
む直射光が遮蔽され、また、シェード6の遮断部61に
より、図11及び図12に示すように、光源バルブ4の
フィラメント40又は及び41(特にサブフィラメント
41)から可動リフレクタ3の反射無効部分36(特に
光源バルブ4が挿通する後部開口部31の周縁部分)及
び側壁部37、38、39に入射する光が遮断される。
【0031】また、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯は、上下両サブリフレクタ90A及び90B
を有する上下両サブリフレクタ部材9A及び9Bがシェ
ード6に一体に固定されているので、上下両サブリフレ
クタ90A及び90Bを使用するにも拘らず部品点数及
び組み付け工程数の軽減化を図ることができる。
【0032】特に、この実施の形態における本発明の車
両用前照灯において、上下両サブリフレクタ90A及び
90Bの外側(外形)は、メインリフレクタ5の中央側
の部分であって、反射無効部分36と近接する部分30
0を覆い得る程度の大きさ(図7中の符号900にて示
す)であるから、成形上また表面処理上、設計上の所定
の反射面を構成し難いこの部分300に光源バルブ4か
らの光が入射されて散乱光となるのを防ぐことができ
る。しかも、上述の光源バルブ4からメインリフレクタ
5の中央側の部分300への光の入射の損失は、上下両
サブリフレクタ90A及び90Bの外側において補完で
きるので、正面から見てその部分300は明るく見えて
見栄えを向上できる。
【0033】なお、上述の実施の形態における本発明の
車両用前照灯は、2分割の上下両サブリフレクタ90A
及び90Bを使用したものであるが、一体構成のサブリ
フレクタを使用しても良い。この一体構成の場合、その
焦点はメインリフレクタ5の焦点Fと一致し、又はメイ
ンリフレクタ5の焦点Fよりも若干(この例では約7m
m)レンズ2側に位置させる。
【0034】図13及び図14は本発明の車両用前照灯
の第3の実施の形態を示す。図中、図1乃至図12及び
図15乃至図19と同符号は同一のものを示す。この第
3の実施の形態における本発明の車両用前照灯は、上述
の第1の実施の形態のサブリフレクタ80と、上述の第
2の実施の形態のサブリフレクタ90A及び90Bとを
シェード6にそれぞれ固定したものであり、上述の第1
及び第2の実施の形態における本発明の車両用前照灯と
同一の作用効果を達成することができる。
【0035】上述の第1及び第2及び第3の実施の形態
における本発明の車両用前照灯において、可動リフレク
タ3の後部開口部31の周縁部であって、シェード6取
付用のボス部33の近傍の後面側の、光源バルブ4の鍔
部45が圧接されて取り付けられる圧接面34は、光軸
Z−Zに対して垂直でありる。また、同じく、この圧接
面34の近傍でかつこの圧接面34と平行なシェード6
取付用のボス部33の前面側の、シェード6取付用の取
付面35も、光軸Z−Zに対して垂直である。さらに、
光源バルブ4の鍔部45は、フィラメント40及び41
を通る軸(上述の光軸Z−Z)に対して直交する。さら
にまた、シェード6の取付脚部62は、シェード6の軸
(光軸Z−Z)に対して直交する。
【0036】この結果、光源バルブ4の鍔部45が可動
リフレクタ3の圧接面34に圧接されて光源バルブ4が
可動リフレクタ3に取り付けられた際に、この光源バル
ブ4のメインフィラメント40がメインリフレクタ5の
焦点F上に正確に位置する。一方、サブリフレクタ80
及び又は90A及び90Bが固定されたシェード6の取
付脚部62が可動リフレクタ3の取付面35にスクリュ
ウ63で取り付けられると、このシェード6を介してサ
ブリフレクタ80及びまた90A及び90Bが所定の位
置に精度良く取り付けられることとなる。すなわち、上
述のサブリフレクタ80及び又は90A及び90Bは光
源バルブ4及びメインリフレクタ5に対して精度良く取
り付ける必要があるが、上述の本発明の車両用前照灯の
取付構造により、サブリフレクタ80及び又は90A及
び90Bを光源バルブ4及びメインリフレクタ5に対し
て精度良く取り付けることができる。
【0037】なお、上述の実施の形態にいては、光源バ
ルブ4としては、メインフィラメント40及びサブフィ
ラメント41とからなるダブルフィラメントについて説
明したが、本発明の車両用前照灯はシングルフィラメン
トの光源バルブにも適用できる。
【0038】また、上述の実施の形態においては、ラン
プハウジング1と別体の可動リフレクタ3にメインリフ
レクタ5を設けたものであるが、本発明の車両用前照灯
はメインフィラメントをランプハウジングと一体となし
たものにも適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用前照灯は、シェードにより直射光やグレア光をカット
でき、その上サブリフレクタを使用することにより、光
源バルブのフィラメントからの光のうち、メインリフレ
クタ以外に進む光を有効利用するので、外部照射に有効
に利用される範囲を広げることができる。すなわち、光
源バルブからの光をさらに有効利用することができる。
しかも、このサブリフレクタとシェードとを一体に固定
したものであるから、サブリフレクタを使用するにも拘
らず部品点数及び組み付け工程数の軽減化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用前照灯の第1の実施の形態を示
した縦断面図である。
【図2】サブリフレクタとシェードとの斜視図である。
【図3】サブリフレクタとシェードとの正面図である。
【図4】サブリフレクタとシェードとの断面図である。
【図5】メインフィラメント点灯時におけるメインリフ
レクタ及びサブリフレクタの有効利用範囲を示した説明
図である。
【図6】サブフィラメント点灯時におけるメインリフレ
クタ及びサブリフレクタの有効利用範囲を示した説明図
である。
【図7】本発明の車両用前照灯の第2の実施の形態を示
した縦断面図である。
【図8】サブリフレクタとシェードとの斜視図である。
【図9】サブリフレクタとシェードとの正面図である。
【図10】サブリフレクタとシェードとの断面図であ
る。
【図11】メインフィラメント点灯時におけるメインリ
フレクタ及びサブリフレクタの有効利用範囲を示した説
明図である。
【図12】サブフィラメント点灯時におけるメインリフ
レクタ及びサブリフレクタの有効利用範囲を示した説明
図である。
【図13】本発明の車両用前照灯の第3の実施の形態を
示したサブリフレクタとシェードとの正面図である。
【図14】同じくサブリフレクタとシェードとの断面図
である。
【図15】従来の車両用前照灯を示した縦断面図であ
る。
【図16】サブリフレクタとシェードとの斜視図であ
る。
【図17】サブリフレクタとシェードとの正面図であ
る。
【図18】メインフィラメント点灯時におけるメインリ
フレクタの有効利用範囲を示した説明図である。
【図19】サブフィラメント点灯時におけるメインリフ
レクタの有効利用範囲を示した説明図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、14…灯室、2…レンズ、3…
可動リフレクタ、34…圧接面、35…取付面、36…
反射無効部分、300…設計上の所定の反射面を構成し
難い部分、4…光源バルブ、40…メインフィラメン
ト、41…サブフィラメント、5…メインリフレクタ、
6…シェード、7…防水カバー、80、90A、90B
…サブリフレクタ、F…メインリフレクタの焦点。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング及びレンズにより画成
    された灯室と、前記灯室内に配設された光源バルブと、
    前記灯室内に配設され、前記光源バルブからの光を前記
    レンズ側に反射させるメインリフレクタと、前記灯室内
    に配設され、前記光源バルブからの光のうち、前記メイ
    ンリフレクタに進む光を妨げずに、前記レンズ側に直接
    進む直射光やグレア光を遮断するシェードと、を備えた
    車両用前照灯において、 前記光源バルブからの光のうち前記メインリフレクタ以
    外に進む光を、前記レンズ側に反射させて利用するサブ
    リフレクタを備え、前記サブリフレクタは前記シェード
    に一体に固定されていることを特徴とする車両用前照
    灯。
  2. 【請求項2】 前記メインリフレクタには、前記光源バ
    ルブと一体の鍔部が圧接されて取り付けられる圧接面
    と、この圧接面の近傍でかつこの圧接面と平行な取付面
    とがそれぞれ設けられており、この取付面には前記シェ
    ードが取り付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用前照灯。
  3. 【請求項3】 前記サブリフレクタは筒形状をなす前記
    シェードの内側に設置され、前記サブリフレクタは回転
    放物面若しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回
    転放物面若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレ
    クタの焦点と一致又はそのメインリフレクタの焦点の近
    傍に位置し、前記サブリフレクタの内側には前記光源バ
    ルブが通過し得る程度の透孔が設けられており、前記サ
    ブリフレクタの外側は前記光源バルブから前記メインリ
    フレクタに進む光の妨げとならない程度の大きさである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照
    灯。
  4. 【請求項4】 前記サブリフレクタは上下に2分割さ
    れ、前記上下サブリフレクタは筒形状をなす前記シェー
    ドの内側に設置され、前記下サブリフレクタは回転放物
    面若しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回転放
    物面若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレクタ
    の焦点と一致し、前記上サブリフレクタは回転放物面若
    しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回転放物面
    若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレクタの焦
    点の近傍に位置し、前記上下サブリフレクタの内側には
    前記光源バルブが通過し得る程度の透孔が設けられてお
    り、前記サブリフレクタの外側は前記光源バルブから前
    記メインリフレクタに進む光の妨げとならない程度の大
    きさであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
    両用前照灯。
  5. 【請求項5】 前記サブリフレクタは筒形状をなす前記
    シェードの外側に設置され、前記サブリフレクタは回転
    放物面若しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回
    転放物面若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレ
    クタの焦点と一致又はそのメインリフレクタの焦点の近
    傍に位置し、前記サブリフレクタの内側は前記光源バル
    ブから前記メインリフレクタに進む光の妨げとならない
    程度の大きさであり、前記サブリフレクタの外側は前記
    メインリフレクタの中央側の前記光源バルブの取付部分
    の反射無効部分よりも若干大であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の車両用前照灯。
  6. 【請求項6】 前記サブリフレクタは上下に2分割さ
    れ、前記上下サブリフレクタは筒形状をなす前記シェー
    ドの外側に設置され、前記下サブリフレクタは回転放物
    面若しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回転放
    物面若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレクタ
    の焦点と一致し、前記上サブリフレクタは回転放物面若
    しくは回転楕円面をなし、その焦点は同じく回転放物面
    若しくは回転楕円面からなる前記メインリフレクタの焦
    点の近傍に位置し、前記上下サブリフレクタの内側は前
    記光源バルブから前記メインリフレクタに進む光の妨げ
    とならない程度の大きさであり、前記上下サブリフレク
    タの外側は前記メインリフレクタの中央側の前記光源バ
    ルブの取付部分の反射無効部分よりも若干大であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005046508A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Naito Shokai:Kk 弾球遊技機の電飾装置
JP2008216613A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Eye Lighting Syst Corp 表示灯

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