JPH1041017A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH1041017A
JPH1041017A JP8193690A JP19369096A JPH1041017A JP H1041017 A JPH1041017 A JP H1041017A JP 8193690 A JP8193690 A JP 8193690A JP 19369096 A JP19369096 A JP 19369096A JP H1041017 A JPH1041017 A JP H1041017A
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俊和 佐波
Hiroki Osawa
寛樹 大澤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
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    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半嵌合の検知を高い信頼性を持って行う。 【解決手段】 雌ハウジングF1にはシーソー状のロッ
ク片8が設けられ、雄ハウジングM1にはロック片8の
前端の鈎部12に係止する係止部13が突設されてい
る。ロック片8の上面側に沿った摺動自由に検知部材1
5が設けられている。両ハウジングM1,F1の嵌合操
作を行ったのち検知部材15を前方に押し込む。半嵌合
状態に留め置かれていると、鈎部12が係止部13に乗
り上げてロック片8が揺動した状態にあるので、検知部
材15の押圧部17が被押圧部22に突き当たって押し
込みが規制される。それにより半嵌合が検知される。引
き続き検知部材15を押し込むと、ロック片8を介して
雌ハウジングF1が押し込まれて正規嵌合される。検知
部材15はロック片8の前端の直上位置で保持されて、
二重ロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グが半嵌合状態に留め置かれたことを検知する機能を備
えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタハウジングの半嵌合を検
知するためにロック片の変位動作を利用することが考え
られ、その一例として以下のようなものが提案されてい
る。このものは、一方のコネクタハウジングに、前端側
に鈎部を設けたシーソー状のロック片が設けられるとと
もに、相手のコネクタハウジングに鈎部に係止可能な係
止部が突設されており、両ハウジングを嵌合すると、鈎
部が係止部に乗り上げてロック片が支点を中心に揺動し
つつ押し込まれ、両ハウジングが正規に嵌合されると、
ロック片が復動して鈎部が係止部に係止されることでロ
ックされる。そして、ロック片の後端部の下面側に挿入
される検知部材が備えられており、両ハウジングが正規
に嵌合されていれば、ロック片が元姿勢に復動してその
後端部の下面が開いていることで検知部材が挿入可能で
あり、一方、両ハウジングが半嵌合状態に留め置かれて
いると、鈎部が係止部に乗り上げて後端側が下がった状
態にロック片が揺動しているため、検知部材を挿入して
も突き当たって挿入できず、これを持って半嵌合を検知
するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは以下のような欠点がある。すなわちロック片がシ
ーソー式であった場合、前端の鈎部が係止部に乗り上げ
ていればその反対側の後端は下がるものと考えられる
が、ロック片自体は弾性を有する合成樹脂で形成されて
いるから、その形状等の条件によっては、鈎部が乗り上
げた場合に前端側のみが撓んだ状態となって、後端側で
は下方に変位しなかったり、変位したとしても僅かだっ
たりすることが有り得る。そうすると、ハウジングが半
嵌合状態に留め置かれているにも拘らず、検知部材がロ
ック片の後端部の下面に入ってしまって検知ができない
という事態を招くこととなる。すなわち、信頼性に乏し
いという欠点があった。本発明は上記のような事情に基
づいて完成されたものであって、その目的は、半嵌合の
検知を高い信頼性を持って行うことができるようにする
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
一対のコネクタハウジングのいずれか一方には弾性的に
傾動可能なロック片が設けられ、そのロック片は、両コ
ネクタハウジングの嵌合に伴い相手のコネクタハウジン
グに設けられた係止部を通過することで傾動し、両コネ
クタハウジングが正規に嵌合されたところで復動して前
記係止部に係止されることにより、両コネクタハウジン
グが正規の嵌合状態にロックされるようにしたコネクタ
において、前記ロック片を設けた側のコネクタハウジン
グには、前記ロック片の傾動端側の外方に対応する位置
に向けて進出可能な検知部材が設けられ、前記ロック片
は、前記係止部を通過して傾動している間は、その傾動
端側が前記検知部材の進出領域に突出する構成となって
いるところに特徴を有する。請求項2の発明は、請求項
1の発明において、前記検知部材はコネクタハウジング
の嵌合方向に沿って後方から前方に向けて進出可能とさ
れ、前記検知部材が前記ロック片に突き当たった場合に
その進出力によってロック片を押し込み可能となってい
る構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項3の発明は、互いに嵌合される一対
のコネクタハウジングのいずれか一方には弾性的に傾動
可能なロック片が設けられ、そのロック片は、両コネク
タハウジングの嵌合に伴い相手のコネクタハウジングに
設けられた係止部を通過することで傾動し、両コネクタ
ハウジングが正規に嵌合されたところで復動して前記係
止部に係止されることにより、両コネクタハウジングが
正規の嵌合状態にロックされるようにしたコネクタにお
いて、前記ロック片には、このロック片に沿って進出可
能な検知部材が設けられるとともに、このロック片を設
けた側のコネクタハウジングには、ロック片の傾動端の
外方に対応する位置に突当部が設けられ、かつこの突当
部は、前記検知部材が傾動したロック片に沿って進出し
た場合にその検知部材の進出領域に相対的に突出する構
成となっているところに特徴を有する。請求項4の発明
は、請求項1、請求項2または請求項3の発明におい
て、前記検知部材を、復動したロック片の傾動端側の外
方で保持する保持手段が備えられている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>両コネクタハウジングが半嵌合状態
に留め置かれていると、ロック片が傾動してその傾動端
側が検知部材の進出領域に突出した状態にある。したが
って検知部材を進出させた場合に、検出部材がロック片
の傾動端に突き当たってその進出が規制される。これに
より半嵌合状態が検知される。ロック片が係止部を通過
した場合に確実に傾動変位する傾動端側に検知部材を進
出させる構造としたから、半嵌合の検知を確実に行うこ
とができる。 <請求項2の発明>両コネクタハウジングが半嵌合状態
に留め置かれていても、検知部材の進出動作に伴いロッ
ク片を介してコネクタハウジングが押し込まれ、両コネ
クタハウジングが正規に嵌合されてロックされる。
【0007】<請求項3の発明>両コネクタハウジング
が半嵌合状態に留め置かれた状態において検知部材をロ
ック片に沿って進出させると、相対的に突出した突当部
に検出部材が突き当たってその進出が規制される。これ
により半嵌合状態が検知される。検出部材が突当部に当
たったのちさらに押し込むと、コネクタハウジングが相
手のコネクタハウジング側に押し込まれて正規嵌合され
る。ロック片が係止部を通過した場合に確実に傾動変位
する傾動端の外方に突当部を設けたから、半嵌合の検知
を確実に行うことができる。また、半嵌合が検知された
のち引き続き検知部材を押し込むことで、自動的に正規
嵌合に持ち来すことができる。 <請求項4の発明>検知部材によりロック片の不用意な
傾動が阻止され、二重ロックを行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、図1ないし図5によって本発明
の第1実施形態を説明する。この第1実施形態のコネク
タは、防水型でかつ慣性ロック方式を採用しており、図
1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハウ
ジングM1(以下、単に雄ハウジングという)と、雌側
のコネクタハウジングF1(以下、単に雌ハウジングと
いう)とを備えている。雄ハウジングM1は、エンジン
補機等の合成樹脂製の機器から直に突出して形成されて
おり、嵌合面となる前面が開放された有底の略角筒形に
形成され、内部が嵌合凹部1となっており、その嵌合凹
部1内に図示しない複数の雄型端子金具が奥面から整列
して突出されている。
【0009】一方の雌ハウジングF1は同じく合成樹脂
材により形成されており、本体部2の前端側(図1の左
側)の回りに略角筒形をなすフード部3が設けられてい
る。このフード部3の内側に上記した雄ハウジングM1
が嵌められ、本体部2の前端側が嵌合凹部1内に突入さ
れるようになっている。本体部2内には、複数のキャビ
ティ4が雄ハウジングM1の雄型端子金具と対応して整
列して形成されており、各キャビティ4内には、電線の
端末に固着された図示しない雌型端子金具が後面側から
挿入され、キャビティ4内に設けられたランス5で係止
されて抜け止め状態で収容されるようになっている。な
お、各雌型端子金具の後端側には防水ゴム栓が固着され
て、各キャビティ4の入り口がシールされるとともに、
フード部3内の奥側における本体部2の回りにはゴムリ
ング6が装着され、両ハウジングM1,F1が嵌合され
ると、雄ハウジングM1の周壁との間でゴムリング6が
挟み付けられることによって、両ハウジングM1,F1
間がシールされるようになっている。
【0010】両ハウジングM1,F1の間には、これら
を正規に嵌合された状態にロックするロック機構が備え
られている。そのため、雌ハウジングF1の上面におけ
る幅方向の中央部にはロック片8が設けられている。こ
のロック片8は、前後方向に細長く、かつ背の低い門形
断面に形成されていて、長さ方向の略中央部分における
左右の側壁の下縁が支点部9を介して本体部2と一体に
連結されており、その支点部9を中心としてシーソー状
に揺動可能となっている。なおフード部3には、その上
面の幅方向の中央部に切欠溝10が開口されており、そ
の切欠溝10内にロック片8の前端側が進入している。
【0011】ロック片8の前端側は塞がれており、それ
により係止用の鈎部12が形成されている。その鈎部1
2における後記する係止部13との突き当たり面となる
前面12aは、ほぼ鉛直面状に形成されている。一方、
雄ハウジングM1の上面には、上記したロック片8の鈎
部12に係止可能な係止部13が突設されている。この
係止部13の鈎部12との当接面となる前面は、急な上
り勾配となった傾斜面13aとなっている。すなわち雌
ハウジングF1を雄ハウジングM1に押し込むと、ロッ
ク片8の鈎部12が係止部13に突き当たって傾斜面1
3aに沿って係止部13上に乗り上げつつ、ロック片8
が時計回り方向に揺動し(図4参照)、両ハウジングM
1,F1が正規に嵌合されると、鈎部12が係止部13
を越えるため、ロック片8が元姿勢に復元して鈎部12
が係止部13の後面に係止されることで、ロックされる
ようになっている(図5参照)。なお、ロック片8の後
端側を押圧すると、ロックの解除が可能となる。
【0012】ここで、鈎部12と係止部13との当接面
12a,13aは上記のような形状に形成されていて、
鈎部12が係止部13に乗り上がり難くなっているの
で、乗り上げさせるためには大きな力を要する。そし
て、鈎部12が係止部13に乗り上がるのに要する力の
ピークを、雌雄の端子金具同士が嵌合する際の摩擦力等
のピークよりも大きくなるように設定しておくと、雌ハ
ウジングF1を押し込んでロック片8の鈎部12を係止
部13に乗り上げさえすれば、後は慣性力によって雌ハ
ウジングF1が正規位置まで押し込まれて、雌雄の端子
金具同士が正規に嵌合接続され、かつ両ハウジングM
1,F1同士がロックされるといった、いわゆる慣性ロ
ックが構成される。
【0013】上記のように慣性ロック形式を採用した場
合は、両ハウジングM1,F1が半嵌合状態に留め置か
れるおそれは少ないのであるが、それでも例えば、ロッ
ク片8を予めロックの解除方向に押圧した状態で雌ハウ
ジングF1を押し込んだ場合には、慣性ロックが機能し
ないために、図4に示すように、ロック片8の鈎部12
が係止部13に乗り上がったままで半嵌合状態に留め置
かれることがあり得る。
【0014】上記のような半嵌合状態を検知するため
に、雌ハウジングF1には検知部材15が装備されてい
る。この検知部材15は合成樹脂材によって別ピースと
して形成されている。この検知部材15は、図3に詳細
に示すように、ロック片8の上面を跨ぐような背の低い
門形に形成されており、左右の側面の下端には、外方に
突出するようにして脚部16が形成されている。検知部
材15の前縁の幅方向の中央部には所定幅の押圧部17
が突設されているとともに、その押圧部17の付け根側
の上面には本係止用の突起18が形成されており、さら
にその突起18から所定寸法後方側は、一段高くなった
操作部19が形成されている。ロック片8の上面には、
長さ方向の中央部から少し前端寄りの位置から後端にか
けて、検知部材15の押圧部17と略同幅の溝21が形
成され、その溝21の先端縁が被押圧部22となってい
る。また、ロック片8の後端上面には、押圧操作部23
が一段高くなって左右方向にわたされるようにして形成
されている。
【0015】一方、雌ハウジングF1の上面におけるロ
ック片8を設けた部分の両側には、左右の側壁25が立
てられていて、各側壁25の内面には、検知部材15の
両脚部16をそれぞれ嵌めて摺動案内する前後方向のガ
イド溝26が形成されている。両側壁25の前端側には
一段高くなった屋根部27が形成されており、その屋根
部27の後縁側がロック片8の前端の直上に位置してい
て、その後縁には、検知部材15の突起18と操作部1
9との間に嵌合可能な下向きの鈎部28が形成されてい
る。また、検知部材15の脚部16の外面には突部30
が形成されているとともに、ガイド溝26には、図2に
示すように、それらの突部30が嵌合可能な左右一対ず
つの係止孔31,32が、前後2組形成されており、後
側の係止孔31は仮保持用、前側の係止孔32は本保持
用となっている。
【0016】すなわち検知部材15は、押圧操作部23
を押圧してロック片8をロック解除方向に揺動させた状
態において、両脚部16が対応するガイド溝26の後端
から差し込まれることで装着され、まず突部30が後側
の係止孔31に嵌まることで仮保持される。この仮保持
位置では、図1に示すように、復動したロック片8の押
圧操作部23が丁度検知部材15の後縁に係止し得るよ
うになっている。また、検知部材15がガイド溝26に
沿って押し込まれて、ロック片8の前端側の上方位置に
達すると、突部30が前側の係止孔32に嵌まることで
本保持され、併せて屋根部27の鈎部28が突起18と
操作部19の間に嵌合し得る設定となっている。
【0017】この第1実施形態は上記のような構造であ
って、続いてその作動を説明する。検知部材15は既述
した要領によって、雌ハウジングF1に対して図1に示
す仮保持位置に予め保持される。そして、雌ハウジング
F1内に雌型端子金具を収容したら、雌ハウジングF1
を雄ハウジングM1に対して押し込む。続いて、突部3
0を後側の係止孔31から外しつつ検知部材15をガイ
ド溝26に沿って前方に押し出す。
【0018】ここで上記のハウジングの嵌合操作におい
て、両ハウジングM1,F1が正規に嵌合されずに半嵌
合状態に留め置かれていると、図4に示すように、ロッ
ク片8の鈎部12が係止部13に乗り上げたままで時計
回り方向に揺動した姿勢を取っている。そのため、検知
部材15が押し出されると、押圧部17が傾いたロック
片8の上面の溝21内に進入してその先端の被押圧部2
2に突き当たり、それにより半嵌合が検知される。
【0019】引き続いてさらに検知部材15を押し込む
と、被押圧部22が押圧されることでロック片8すなわ
ち雌ハウジングF1が一緒に押し込まれ、雌ハウジング
F1が正規位置まで押し込まれたところで、ロック片8
が復動しつつその鈎部12が係止部13の後面に係止す
ることで両ハウジングM1,F1がロックされる。さら
に検知部材15の押し込みを継続すると、検知部材15
がロック片8の前端の直上の所定位置まで押し込まれた
ところで、図5に示すように、屋根部27の鈎部28が
検知部材15の突起18と操作部19の間に嵌まり込
み、また検知部材15の脚部16の突部30がガイド溝
26の前側の係止孔32に嵌まって、検知部材15が保
持される。検知部材15がこのようにロック片8の前端
の直上位置で保持されることによって、ロック片8の前
端の不用意な浮き上がりが防止され、二重ロックされ
る。なお、両ハウジングM1,F1が初めから正規に嵌
合された場合は、押し出された検知部材15はガイド溝
26で案内されつつ復動したロック片8の上面を通過
し、ロック片8の前端の直上位置で上記と同様に本保持
される。
【0020】以上説明したようにこの第1実施形態によ
れば、雌ハウジングF1を雄ハウジングM1に嵌合した
のち、検知部材15の押し込み操作を行うと、半嵌合状
態にあった場合には検知部材15がロック片8に突き当
たることでそれを検知することができる。しかも、ロッ
ク片8が係止部13に乗り上げた場合に確実に変位する
前端側に検知部材15を突き当てるようにしたから、信
頼性の高い半嵌合検知を行うことができる。さらに、半
嵌合が検知されたのち引き続き検知部材15を押し込む
ことで、雌ハウジングF1を正規位置まで押し込んでロ
ックすることができる。また、押し込まれた検知部材1
5を復動したロック片8の前端の直上位置で保持し得る
ようにしたから、検知部材15を二重ロック用部材とし
て併せて機能させることができる。
【0021】<第2実施形態>次に、図6ないし図10
によって本発明の第2実施形態を説明する。この第2実
施形態のコネクタは、図6,7に示すように互いに嵌合
される雄ハウジングM2と雌ハウジングF2とを備えて
いる。雄ハウジングM2は、前面に嵌合凹部41の設け
られた有底の略角筒形をなし、嵌合凹部41内に複数の
雄型端子金具が奥面から整列して突出されている。一方
の雌ハウジングF2は簡略して図示されているが、本体
部42の前端側に、上記した雄ハウジングM2を内側に
嵌合可能とするフード部43が形成されており、本体部
42内には雌型端子金具が対応する雄型端子金具と嵌合
接続可能に収容されている。
【0022】両ハウジングM2,F2間には慣性ロック
機構が設けられている。そのため、雌ハウジングF2の
上面における幅方向の中央部にはロック片45が設けら
れている。このロック片45は、前後方向に細長く、か
つ背の低い門形断面に形成されていて、長さ方向の略中
央部分における左右の側壁の下縁が支点部46を介して
本体部42と一体に連結され、その支点部46を中心と
してシーソー状に揺動可能となっている。フード部43
は、その上面の幅方向の中央部が切り欠かれていて、そ
の中にロック片45の前端側が進入している。
【0023】ロック片45の前端側は塞がれており、そ
れにより係止用の鈎部47が形成されている。ロック片
45の後端部の上面には一段高くなった段付部48が形
成されている。一方、雄ハウジングM2の上面には、上
記したロック片45の鈎部47に係止可能な係止部49
が突設されている。この係止部49と鈎部47の当接面
はほぼ鉛直状に形成され、これにより慣性ロックが構成
されている。すなわち雌ハウジングF2を雄ハウジング
M2に向けて押し込むと、ロック片45の鈎部47が係
止部49に突き当たったのち、大きな抵抗を受けつつ係
止部49上に乗り上げてロック片45が時計回り方向に
揺動し(図9参照)、乗り上げた後は慣性力によって雌
ハウジングF2が正規位置まで押し込まれる。そして正
規に嵌合されたところで鈎部47が係止部49を越える
ため、ロック片45が元姿勢に復元して鈎部47が係止
部49の後面に係止されることで、ロックされるように
なっている(図10参照)。なお、ロック片45の後端
側を押圧すればロックの解除が可能となる。
【0024】上記のような慣性ロック式のものでも、前
記第1実施形態で説明したと同様、図9に示すようにロ
ック片45の鈎部47が係止部49に乗り上がったまま
で半嵌合状態に留め置かれることがあり得る。このよう
な半嵌合状態を検知するために、雌ハウジングF2のロ
ック片45には、別ピースとして形成された検知部材5
1が装備されている。この検知部材51は、ロック片4
5よりも少し長い全長を有していて、図8の鎖線に示す
ように、ロック片45の上面を跨いでロック片45の長
さ方向に沿って摺動自由に装着されるようになってい
る。より詳細には、検知部材51の前端側には、先端に
上向きの突部53を設けた撓み変形可能な検知片52が
突設されている。突部53の前面の上端部はテーパ面5
3aとされている。一方、フード部43の上面には、ロ
ック片45の前端側の上面からその前方を覆うようにし
て門形のドーム55が形成されており、そのドーム55
の天井面には、その後縁から所定寸法入った位置から前
縁に開口するようにして溝56が切られ、その溝56の
奥の部分が検知片52の突部53に係止する係止部57
となっている。
【0025】検知部材51の左右の脚部59の内面に
は、図8にも示すように、ガイド溝60が長さ方向に沿
って形成されているとともに、ロック片45の後端側の
左右の側面には、上記のガイド溝60に摺動自由に嵌合
する突条61が形成されている。また、検知部材51の
両脚部59の前端側の外面には突条62が形成されてい
るとともに、上記したドーム55の左右の側壁の内面に
は、上記の突条62を摺動自由に嵌合するガイド溝63
が切られている。さらに、検知部材51の後端側の天井
面には、ロック片45の後端上面の段付部48が嵌まる
嵌合溝65が後縁から所定寸法入り込んで形成されてい
る。
【0026】そして検知部材51は、図6の矢線に示す
ように上方から押し込まれて、左右の脚部59を広げつ
つガイド溝60内に突条61を嵌めることでロック片4
5に取り付けられ、嵌合溝65の奥縁がロック片45の
段付部48に当たることで後方への抜け止めがなされる
(図7参照)。この位置が検知部材51の退避位置であ
って、このとき検知部材51の後端側がロック片45の
後端から所定寸法突出し、また検知片52の先端がドー
ム55のすぐ後方に位置して、突部53のテーパ面53
aがドーム55の天井部55aの後縁に対応するように
なっている。したがって検知部材51は、ロック片45
の突条61がガイド溝60に嵌まり、また自身の突条6
2がドーム55のガイド溝63に嵌まりつつ案内され
て、退避位置からロック片45に沿って前方に押し込み
可能となる。また検知片52は、突部53のテーパ面5
3aがドーム55の天井部55aの後縁に当たることで
下方へ撓み変形して、天井部55aの下側に潜り、検知
部材51が所定位置まで前進したところで、検知片52
が復元変形して突部53が係止部57により係止され、
また検知片52の付け根側の段付き部分52aが天井部
55aの後縁に当接することで、前後の移動が規制され
た状態に保持されるようになっている。このとき、検知
部材51の後端は丁度ロック片45の後端と整合する設
定となっている。
【0027】続いて第2実施形態の作動を説明する。検
知部材51は既述した要領によって、雌ハウジングF2
のロック片45に対して図7に示す退避位置に予め装着
される。そして、同図の矢線に示すように、雌ハウジン
グF2を雄ハウジングM2に対して押し込む。続いて、
退避位置にある検知部材51を前方に押し出す。ここで
上記のハウジングの嵌合操作において、両ハウジングM
2,F2が正規に嵌合されずに半嵌合状態に留め置かれ
ていると、図9に示すように、ロック片45の鈎部47
が係止部49に乗り上げたままで時計回り方向に揺動し
た姿勢を取っている。そのため、検知部材51はロック
片45の揺動姿勢に倣って斜め上方に向けて押し込ま
れ、検知片52はその突部53の下端部がドーム55の
天井部55aの後縁に突き当たる。この場合は検知片5
2が撓み変形できないので、検知部材51のロック片4
5上での押し込みが規制される。これにより半嵌合が検
知される。
【0028】引き続いてさらに検知部材51を押し込む
と、ドーム55が検知部材51で押圧されることにより
雌ハウジングF2全体が押し込まれ、雌ハウジングF2
が正規位置まで押し込まれたところで、ロック片45が
復動しつつその鈎部47が係止部49の後面に係止する
ことで両ハウジングM2,F2がロックされる。ロック
片45の復動に伴い検知部材51も同方向に揺動し、検
知片52の突部53のテーパ面53aがドーム55の天
井部55aと対応するので、検知部材51の押し込みを
さらに継続すると、既述のように、検知片52が下方へ
撓み変形して天井部55aの下側に潜り、検知部材51
が所定位置まで前進したところで、検知片52が復元変
形して突部53が係止部57により係止され、また検知
片52の付け根側の段付き部分52aが天井部55aの
後縁に当接することで、前後の移動が規制された状態に
保持される。検知部材51がこのようにロック片45の
直上で保持されることによって、ロック片45の不用意
な揺動が防止され、二重ロックされる。なお、両ハウジ
ングM2,F2が初めから正規に嵌合された場合は、押
し出された検知部材51は検知片52を撓み変形させつ
つ押し込まれ、上記と同様に保持される。
【0029】以上説明したようにこの第2実施形態によ
れば、雌ハウジングF2を雄ハウジングM2に嵌合した
のち検知部材51の押し込み操作を行うと、半嵌合状態
にあった場合には、検知部材51の検知片52がドーム
55に突き当たることで押し込みが規制されて、半嵌合
状態を検知することができる。また、そのとき、検知部
材51の後端がロック片45の後端から突出した状態に
あるので、それを目視することによっても半嵌合を検知
することができる。しかも、ロック片45が係止部49
に乗り上げた場合にはその前端側が確実に変位するので
あって、ロック片45に沿って押し込まれる検知部材5
1を、ロック片45の前端部の上方にあるドーム55に
突き当てるようにしたから、信頼性の高い半嵌合検知を
行うことができる。また、検知部材51がロック片45
上に設けられていることで、その押し込み操作がしやす
い。さらに、半嵌合が検知されたのち引き続き検知部材
51を押し込むことで、雌ハウジングF2を正規位置ま
で押し込んでロックすることができる。また、押し込ま
れた検知部材51を復動したロック片45の直上で保持
し得るようにしたから、検知部材51を二重ロック用部
材として併せて機能させることができる。
【0030】<第3実施形態>図11および図12は本
発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態は、検知
部材51aのロック片45a上における摺動案内構造に
変更を加えたものである。ここでは、ロック片45aの
上面に、左右に出っ張るようにしてレール71が長さ方
向に沿って形成される一方、検知部材51aの両脚部5
9aの内面に、それらのレール71が摺動自由に嵌まる
ガイド溝72が形成されている。その他の構造ならびに
作用効果については、第2実施形態と同様である。
【0031】<第4実施形態>図13および図14は本
発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態も、検知
部材51bのロック片45b上における摺動案内構造に
変更を加えたものである。この第4実施形態では、ロッ
ク片45bの左右の側面にレール73が長さ方向に沿っ
て形成される一方、検知部材51bの両脚部59bの内
面に、それらのレール73が摺動自由に嵌まるガイド溝
74が形成されている。その他の構造ならびに作用効果
については、第2実施形態と同様である。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第1実施形態において、検知部材はロック片の後
端側から前端側に向けて押し込まれる構造となっている
が、ロック片の前端側に向けて側方から交差するように
検知部材を押し込むようにしても、半嵌合を検知するこ
とが可能であり、そのようなものも本発明に含まれる。 (2)本発明は上記実施形態に例示した慣性ロックに限
らず、通常のロック形式のものにも同様に適用すること
ができる。 (3)また、シーソー式のロック片に限らず、片持ち梁
状に撓み変形可能に設けられたアーム式のロック片を備
えたものにも同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るハウジングの嵌合
前の状態の断面図である。
【図2】雌ハウジングの一部切欠平面図である。
【図3】検知部材の装着構造を示す斜視図である。
【図4】半嵌合を検知した状態の断面図である。
【図5】両ハウジングが正規に嵌合されて検知部材が本
保持位置に保持された状態の断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る分解断面図であ
る。
【図7】ハウジングの嵌合前の状態の断面図である。
【図8】雌ハウジングの背面図である。
【図9】半嵌合を検知した状態の断面図である。
【図10】両ハウジングが正規嵌合されて検知部材が保
持された状態の断面図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る雌ハウジングの
断面図である。
【図12】その背面図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る雌ハウジングの
断面図である。
【図14】その背面図である。
【符号の説明】
M1…雄ハウジング F1…雌ハウジング 8…ロック片 12…鈎部 13…係止部 15…検知部材 17…押圧部 18…突起 22…被押圧部 26…ガイド溝 27…屋根部 28…鈎部 M2…雄ハウジング F2…雌ハウジング 45…ロック片 47…鈎部 49…係止部 51…検知部材 52…検知片 55…ドーム 55a…(ドーム55の)天井部(突当部) 60…ガイド溝 61…突条 62…突条 63…ガイド溝 45a…ロック片 51a…検知部材 71…レール 72…ガイド溝 45b…ロック片 51b…検知部材 73…レール 74…ガイド溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタハウジ
    ングのいずれか一方には弾性的に傾動可能なロック片が
    設けられ、そのロック片は、両コネクタハウジングの嵌
    合に伴い相手のコネクタハウジングに設けられた係止部
    を通過することで傾動し、両コネクタハウジングが正規
    に嵌合されたところで復動して前記係止部に係止される
    ことにより、両コネクタハウジングが正規の嵌合状態に
    ロックされるようにしたコネクタにおいて、 前記ロック片を設けた側のコネクタハウジングには、前
    記ロック片の傾動端側の外方に対応する位置に向けて進
    出可能な検知部材が設けられ、前記ロック片は、前記係
    止部を通過して傾動している間は、その傾動端側が前記
    検知部材の進出領域に突出する構成となっていることを
    特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記検知部材はコネクタハウジングの嵌
    合方向に沿って後方から前方に向けて進出可能とされ、
    前記検知部材が前記ロック片に突き当たった場合にその
    進出力によってロック片を押し込み可能となっているこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 互いに嵌合される一対のコネクタハウジ
    ングのいずれか一方には弾性的に傾動可能なロック片が
    設けられ、そのロック片は、両コネクタハウジングの嵌
    合に伴い相手のコネクタハウジングに設けられた係止部
    を通過することで傾動し、両コネクタハウジングが正規
    に嵌合されたところで復動して前記係止部に係止される
    ことにより、両コネクタハウジングが正規の嵌合状態に
    ロックされるようにしたコネクタにおいて、 前記ロック片には、このロック片に沿って進出可能な検
    知部材が設けられるとともに、このロック片を設けた側
    のコネクタハウジングには、ロック片の傾動端の外方に
    対応する位置に突当部が設けられ、かつこの突当部は、
    前記検知部材が傾動したロック片に沿って進出した場合
    にその検知部材の進出領域に相対的に突出する構成とな
    っていることを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記検知部材を、復動したロック片の傾
    動端側の外方で保持する保持手段が備えられていること
    を特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の
    コネクタ。
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