JPH10412A - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents
塗布装置および塗布方法Info
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- JPH10412A JPH10412A JP17553296A JP17553296A JPH10412A JP H10412 A JPH10412 A JP H10412A JP 17553296 A JP17553296 A JP 17553296A JP 17553296 A JP17553296 A JP 17553296A JP H10412 A JPH10412 A JP H10412A
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- JP
- Japan
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- coating
- slit
- liquid
- coating liquid
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- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型ガラス基板等の枚葉タイプの被塗布基板
に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置および塗
布方法を提供する。 【解決手段】 上方に向って開口するとともに水平方向
に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドを備えた塗
布装置において、塗布ヘッドはスリットと平行に延びる
とともに全域に亘って連通する中空状の液溜りをスリッ
トの下方に備え、かつ、この液溜り内およびスリット内
の少なくとも一方にズレ応力付加部材を有する。
に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置および塗
布方法を提供する。 【解決手段】 上方に向って開口するとともに水平方向
に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドを備えた塗
布装置において、塗布ヘッドはスリットと平行に延びる
とともに全域に亘って連通する中空状の液溜りをスリッ
トの下方に備え、かつ、この液溜り内およびスリット内
の少なくとも一方にズレ応力付加部材を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大型ガラス基
板等の枚葉タイプの被塗布基板等に塗布液を均一、か
つ、効率良く塗布するための塗布装置および塗布方法に
関する。
板等の枚葉タイプの被塗布基板等に塗布液を均一、か
つ、効率良く塗布するための塗布装置および塗布方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LCD用カラーフィルタ等の大
型ガラス基板に塗布液を塗布する方式としては、スピン
塗布方式が多く用いられている。
型ガラス基板に塗布液を塗布する方式としては、スピン
塗布方式が多く用いられている。
【0003】このスピン塗布方式には大気開放型および
密閉カップ型があるが、何れの方式も、その塗布効率が
10パーセント程度と低く、しかも基板のコーナ部分の
塗布膜厚が厚くなりすぎるという欠点があり、今後見込
まれる基板サイズの大型化に伴って、塗布液の使用量、
膜厚分布およびスループット等の点において問題が指摘
されている。
密閉カップ型があるが、何れの方式も、その塗布効率が
10パーセント程度と低く、しかも基板のコーナ部分の
塗布膜厚が厚くなりすぎるという欠点があり、今後見込
まれる基板サイズの大型化に伴って、塗布液の使用量、
膜厚分布およびスループット等の点において問題が指摘
されている。
【0004】上述のようなスピン塗布方式の欠点を解決
するための方式としては、ナイフ塗布方式、ロール塗布
方式またはダイ塗布方式がある。
するための方式としては、ナイフ塗布方式、ロール塗布
方式またはダイ塗布方式がある。
【0005】これらの方式は、何れも、基板上に塗布用
クリアランスを設け、その設定値によって塗布膜厚を決
定して塗布面の平滑性を得る方式であるが、この方式で
は、基板表面の平滑度(凹凸度)が塗布精度以上に低い
(凹凸度が大きい)ものに対しては、均一な膜厚を得る
ことが困難である。
クリアランスを設け、その設定値によって塗布膜厚を決
定して塗布面の平滑性を得る方式であるが、この方式で
は、基板表面の平滑度(凹凸度)が塗布精度以上に低い
(凹凸度が大きい)ものに対しては、均一な膜厚を得る
ことが困難である。
【0006】また、基板表面の凹凸に影響され難い塗布
液の塗布方法としては、一般にディップ塗布方式が知ら
れているが、この方式では、非塗布部を被覆することが
不可欠であり、作業が煩雑なものとなる。
液の塗布方法としては、一般にディップ塗布方式が知ら
れているが、この方式では、非塗布部を被覆することが
不可欠であり、作業が煩雑なものとなる。
【0007】そこで、上記のような各塗布方式における
欠点を解消して、枚葉基板に塗布液の物性に影響を受け
ることなく安定した状態で均一な塗布膜を形成すること
のできるビード塗布方式の塗布装置が提案されている
(特願平5−146757号)。
欠点を解消して、枚葉基板に塗布液の物性に影響を受け
ることなく安定した状態で均一な塗布膜を形成すること
のできるビード塗布方式の塗布装置が提案されている
(特願平5−146757号)。
【0008】この塗布装置では、上向きに開口する直線
状のスリットを有する塗布ヘッドを備え、基板保持部材
に保持された基板が、その先端部が塗布ヘッドのスリッ
トの直上に所定のクリアランスを介して対向するように
位置される。そして、塗布ヘッドに塗布液が供給される
と、塗布液がスリットから吐出されてビードを形成し、
被塗布基板の先端部下面に付着する。この状態から基板
保持部材が一定速度で斜め上方にスライドされ、ビード
から塗布液が基板の下面に順次付着され、塗布液の層が
形成される。このとき、塗布ヘッドには連続して塗布液
の供給が行われ、ビードにおける塗布液の量が一定に保
たれている。そして、基板が斜め上方に上昇してその後
端部が塗布ヘッドのスリット上に到達すると、基板保持
部材のスライドが停止され、ビードを形成する塗布液が
塗布ヘッド内に吸引されてビードが消滅される。これに
よって、塗布ヘッドと基板上の塗布液の層が分離され
る。
状のスリットを有する塗布ヘッドを備え、基板保持部材
に保持された基板が、その先端部が塗布ヘッドのスリッ
トの直上に所定のクリアランスを介して対向するように
位置される。そして、塗布ヘッドに塗布液が供給される
と、塗布液がスリットから吐出されてビードを形成し、
被塗布基板の先端部下面に付着する。この状態から基板
保持部材が一定速度で斜め上方にスライドされ、ビード
から塗布液が基板の下面に順次付着され、塗布液の層が
形成される。このとき、塗布ヘッドには連続して塗布液
の供給が行われ、ビードにおける塗布液の量が一定に保
たれている。そして、基板が斜め上方に上昇してその後
端部が塗布ヘッドのスリット上に到達すると、基板保持
部材のスライドが停止され、ビードを形成する塗布液が
塗布ヘッド内に吸引されてビードが消滅される。これに
よって、塗布ヘッドと基板上の塗布液の層が分離され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなビード塗布方式に使用する塗布液が非ニュートン
流体である場合、塗布ヘッドおよび/または基板保持部
材の搬送系において発生する振動等により塗布液にズレ
応力(シェア(γ))がかかり、塗布液の粘度が変化し
て塗布ムラが生じ易いという問題がある。塗布液にとし
てニュートン流体を使用すれば上記の問題は生じない
が、塗布液に要求される特性との関係から非ニュートン
流体の塗布液を使用せざるを得ない場合がある。また、
塗布ヘッドや基板保持部材の搬送系の機械精度を高くす
ることにより振動の発生を防止することが行われている
が、加工精度にも限界があり、塗布液へのズレ応力(シ
ェア(γ))の影響をなくすことは困難である。
ようなビード塗布方式に使用する塗布液が非ニュートン
流体である場合、塗布ヘッドおよび/または基板保持部
材の搬送系において発生する振動等により塗布液にズレ
応力(シェア(γ))がかかり、塗布液の粘度が変化し
て塗布ムラが生じ易いという問題がある。塗布液にとし
てニュートン流体を使用すれば上記の問題は生じない
が、塗布液に要求される特性との関係から非ニュートン
流体の塗布液を使用せざるを得ない場合がある。また、
塗布ヘッドや基板保持部材の搬送系の機械精度を高くす
ることにより振動の発生を防止することが行われている
が、加工精度にも限界があり、塗布液へのズレ応力(シ
ェア(γ))の影響をなくすことは困難である。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、大型ガラス基板等の枚葉タイプの被塗布
基板に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置およ
び塗布方法を提供することを目的とする。
たものであり、大型ガラス基板等の枚葉タイプの被塗布
基板に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置およ
び塗布方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塗布装置は、上方に向って開口するととも
に水平方向に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッド
と、被塗布基板を前記塗布ヘッドの上方を通って斜め上
方向に移動させるための基板保持部材とを備え、前記塗
布ヘッドに塗布液を供給し、前記基板保持部材に保持さ
れた前記被塗布基板と前記塗布ヘッドとの間に前記スリ
ットから吐出される塗布液によってビードを形成し、前
記塗布ヘッドと被塗布基板との相対移動にともなってビ
ードから被塗布基板の塗布面に塗布液を付着させること
によって前記被塗布基板への塗布液の塗布を行う塗布装
置において、前記塗布ヘッドは、前記スリットと平行に
延びるとともに全域に亘って連通する中空状の液溜め部
を前記スリットの下方に備え、該液溜め部内および前記
スリット内の少なくとも一方にズレ応力付加部材を有す
るような構成とした。
に、本発明の塗布装置は、上方に向って開口するととも
に水平方向に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッド
と、被塗布基板を前記塗布ヘッドの上方を通って斜め上
方向に移動させるための基板保持部材とを備え、前記塗
布ヘッドに塗布液を供給し、前記基板保持部材に保持さ
れた前記被塗布基板と前記塗布ヘッドとの間に前記スリ
ットから吐出される塗布液によってビードを形成し、前
記塗布ヘッドと被塗布基板との相対移動にともなってビ
ードから被塗布基板の塗布面に塗布液を付着させること
によって前記被塗布基板への塗布液の塗布を行う塗布装
置において、前記塗布ヘッドは、前記スリットと平行に
延びるとともに全域に亘って連通する中空状の液溜め部
を前記スリットの下方に備え、該液溜め部内および前記
スリット内の少なくとも一方にズレ応力付加部材を有す
るような構成とした。
【0012】また、本発明の塗布方法は、上方に向って
開口するとともに水平方向に延びる帯状のスリットを有
する塗布ヘッドに塗布液を供給しながら被塗布基板を前
記塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動させ、ズ
レ応力を付加しながら塗布液を前記スリットから吐出さ
せて前記塗布ヘッドと前記被塗布基板との間にビードを
形成し、前記塗布ヘッドと被塗布基板との相対移動にと
もなってビードから被塗布基板の塗布面に塗布液を付着
させることによって前記被塗布基板への塗布液の塗布を
行うような構成とした。
開口するとともに水平方向に延びる帯状のスリットを有
する塗布ヘッドに塗布液を供給しながら被塗布基板を前
記塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動させ、ズ
レ応力を付加しながら塗布液を前記スリットから吐出さ
せて前記塗布ヘッドと前記被塗布基板との間にビードを
形成し、前記塗布ヘッドと被塗布基板との相対移動にと
もなってビードから被塗布基板の塗布面に塗布液を付着
させることによって前記被塗布基板への塗布液の塗布を
行うような構成とした。
【0013】このような本発明では、ズレ応力付加部材
によりズレ応力(シェア(γ))が付加された状態で塗
布液がスリットから吐出され、塗布液が非ニュートン流
体である場合、その粘度は安定状態となるまで変化(減
少)しており、例えば、塗布ヘッドおよび/または基板
保持部材の搬送系において発生する振動等により塗布液
にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液の粘
度が変化することはない。
によりズレ応力(シェア(γ))が付加された状態で塗
布液がスリットから吐出され、塗布液が非ニュートン流
体である場合、その粘度は安定状態となるまで変化(減
少)しており、例えば、塗布ヘッドおよび/または基板
保持部材の搬送系において発生する振動等により塗布液
にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液の粘
度が変化することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好ましいと思
われる実施の形態について説明する。
われる実施の形態について説明する。
【0015】図1は本発明の塗布装置の実施形態の一例
を示す概略構成図である。図1において、本発明の塗布
装置10は、装置本体11の一対の支持フレーム11A
間に基板Sのスライド方向において下流側の端部が高く
なるように傾斜した状態で取り付けられた直線状のガイ
ドフレーム12と、このガイドフレーム12にスライド
自在に取り付けられた基板保持部材13と、上向きに開
口する直線状の第1スリットS1 と第2スリットS2 を
相互に平行となるように有し、かつ、ガイドフレーム1
2の軸方向と直交する方向に延びるようにガイドフレー
ム12の下方に配置された塗布ヘッド1とを備えてい
る。
を示す概略構成図である。図1において、本発明の塗布
装置10は、装置本体11の一対の支持フレーム11A
間に基板Sのスライド方向において下流側の端部が高く
なるように傾斜した状態で取り付けられた直線状のガイ
ドフレーム12と、このガイドフレーム12にスライド
自在に取り付けられた基板保持部材13と、上向きに開
口する直線状の第1スリットS1 と第2スリットS2 を
相互に平行となるように有し、かつ、ガイドフレーム1
2の軸方向と直交する方向に延びるようにガイドフレー
ム12の下方に配置された塗布ヘッド1とを備えてい
る。
【0016】そして、基板保持部材13は、ガイドフレ
ーム12に沿って設置されたボールねじ15に螺合され
ていて、このボールねじ15がモータMによって回転さ
れることによりガイドフレーム12に沿ってスライドさ
れるようになっている。そして、基板保持部材13の吸
引管接続部13Aに接続されている図示しない吸引機構
の作動により、その下向きの吸着面に被塗布基板Sを吸
着して保持するようになっている。また塗布ヘッド1
は、図示しない塗布液供給機構から供給される塗布液を
第1スリットS1 から上方に吐出するようになってい
る。
ーム12に沿って設置されたボールねじ15に螺合され
ていて、このボールねじ15がモータMによって回転さ
れることによりガイドフレーム12に沿ってスライドさ
れるようになっている。そして、基板保持部材13の吸
引管接続部13Aに接続されている図示しない吸引機構
の作動により、その下向きの吸着面に被塗布基板Sを吸
着して保持するようになっている。また塗布ヘッド1
は、図示しない塗布液供給機構から供給される塗布液を
第1スリットS1 から上方に吐出するようになってい
る。
【0017】ここで、塗布ヘッド1の一例を図2乃至図
4を参照して説明する。
4を参照して説明する。
【0018】まず、塗布ヘッド1の概略構造を説明す
る。図2は塗布ヘッド1の一例を示す斜視図であり、図
3は図2に示される塗布ヘッドの III−III 線における
拡大縦断面図である。図2および図3において、塗布ヘ
ッド1は隔壁部3と、この隔壁部3を挟むように位置す
る前壁部2と後壁部4と、これらの前壁部2、隔壁部3
および後壁部4の両端部に位置する側壁部5とを備えて
いる。そして、前壁部2の上部の側面はスリット面2a
をなし、このスリット面2aが隔壁部3の上部側面3a
と対向する箇所に、軸方向に沿って延びるとともに上方
に向って開口する第1スリットS1 が形成されている。
また、隔壁部3と後壁部4の上部の対向する面によっ
て、軸方向に沿って延びるとともに上方に向って開口す
る第2スリットS2 が形成されており、この第2スリッ
トS2 は上記の第1スリットS1 と平行であり、かつ、
第2スリットS2 の開口面は第1スリットS1 の開口面
よりも若干低い位置(例えば、5〜10mm程度)とな
っている。そして、この第1スリットS1 と第2スリッ
トS2 を挟むようにその両側に一対の斜面2bおよび4
bが形成されている。そして、第1スリットS1 内には
ズレ応力付加部材である超音波振動子6が塗布ヘッド1
の軸方向に略平行に配設されている。
る。図2は塗布ヘッド1の一例を示す斜視図であり、図
3は図2に示される塗布ヘッドの III−III 線における
拡大縦断面図である。図2および図3において、塗布ヘ
ッド1は隔壁部3と、この隔壁部3を挟むように位置す
る前壁部2と後壁部4と、これらの前壁部2、隔壁部3
および後壁部4の両端部に位置する側壁部5とを備えて
いる。そして、前壁部2の上部の側面はスリット面2a
をなし、このスリット面2aが隔壁部3の上部側面3a
と対向する箇所に、軸方向に沿って延びるとともに上方
に向って開口する第1スリットS1 が形成されている。
また、隔壁部3と後壁部4の上部の対向する面によっ
て、軸方向に沿って延びるとともに上方に向って開口す
る第2スリットS2 が形成されており、この第2スリッ
トS2 は上記の第1スリットS1 と平行であり、かつ、
第2スリットS2 の開口面は第1スリットS1 の開口面
よりも若干低い位置(例えば、5〜10mm程度)とな
っている。そして、この第1スリットS1 と第2スリッ
トS2 を挟むようにその両側に一対の斜面2bおよび4
bが形成されている。そして、第1スリットS1 内には
ズレ応力付加部材である超音波振動子6が塗布ヘッド1
の軸方向に略平行に配設されている。
【0019】また、塗布ヘッド1の内部には、第1スリ
ットS1 と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に
亘って連通される中空状の液溜り1Aが前壁部2、隔壁
部3および側壁部5との間に形成され、また、第2スリ
ットS2 と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に
亘って連通される中空状の液溜り1Bが隔壁部3、後壁
部4および側壁部5との間に形成されている。そして、
液溜り1Aには図示されていない塗布液供給口が接続さ
れており、この塗布液供給口から導入される塗布液が液
溜り1Aを介して第1スリットS1 から吐出され、ビー
ドBを形成するようになっている。また、液溜り1Bに
は図示されていない塗布液排出口が接続されており、ビ
ードBから第2スリットS2 を介して液溜り1Bに流れ
た塗布液は、この塗布液排出口から排出されるようにな
っている。
ットS1 と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に
亘って連通される中空状の液溜り1Aが前壁部2、隔壁
部3および側壁部5との間に形成され、また、第2スリ
ットS2 と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に
亘って連通される中空状の液溜り1Bが隔壁部3、後壁
部4および側壁部5との間に形成されている。そして、
液溜り1Aには図示されていない塗布液供給口が接続さ
れており、この塗布液供給口から導入される塗布液が液
溜り1Aを介して第1スリットS1 から吐出され、ビー
ドBを形成するようになっている。また、液溜り1Bに
は図示されていない塗布液排出口が接続されており、ビ
ードBから第2スリットS2 を介して液溜り1Bに流れ
た塗布液は、この塗布液排出口から排出されるようにな
っている。
【0020】図2および図3に示された塗布ヘッド1の
各部の寸法の一例としては、以下の寸法が可能である。
各部の寸法の一例としては、以下の寸法が可能である。
【0021】塗布ヘッド1の長さa =670mm 塗布ヘッド1の幅b =48mm 塗布ヘッド1の高さc =55mm 第1スリットS1 と第2スリットS2 の長さd=650
mm 第1スリットS1 の幅e1 =2mm 第2スリットS2 の幅e2 =5mm 第1スリットS1 の深さf=10mm 液溜り1Aの深さg =30mm 図4は図2〜図3に示される塗布ヘッド1の前壁部2方
向からの側面図であり、本発明の塗布ヘッド1では、第
1スリットS1 内にズレ応力付加部材である超音波振動
子6が配設されている。すなわち、塗布ヘッド1の左右
の側壁部5に設けられた孔部5aにそれぞれ超音波振動
子6が挿入され、この超音波振動子6は塗布ヘッド1の
軸方向と略平行に第1スリットS1 内に延設されてい
る。第1スリットS1 内に位置する超音波振動子6の長
さは、例えば、第1スリットS1 の長さdの80〜10
0%の範囲であることが好ましい。超音波振動子6は図
示されていない発振機に接続されており、この発振機に
より周波数18〜20kHz、最大振幅20〜40μm
の範囲で振動するようになっている。
mm 第1スリットS1 の幅e1 =2mm 第2スリットS2 の幅e2 =5mm 第1スリットS1 の深さf=10mm 液溜り1Aの深さg =30mm 図4は図2〜図3に示される塗布ヘッド1の前壁部2方
向からの側面図であり、本発明の塗布ヘッド1では、第
1スリットS1 内にズレ応力付加部材である超音波振動
子6が配設されている。すなわち、塗布ヘッド1の左右
の側壁部5に設けられた孔部5aにそれぞれ超音波振動
子6が挿入され、この超音波振動子6は塗布ヘッド1の
軸方向と略平行に第1スリットS1 内に延設されてい
る。第1スリットS1 内に位置する超音波振動子6の長
さは、例えば、第1スリットS1 の長さdの80〜10
0%の範囲であることが好ましい。超音波振動子6は図
示されていない発振機に接続されており、この発振機に
より周波数18〜20kHz、最大振幅20〜40μm
の範囲で振動するようになっている。
【0022】また、本発明では、図5に示されるよう
に、ズレ応力付加部材である超音波振動子6を塗布ヘッ
ド1の左右の側壁部5に設けられた孔部5aから液溜り
1A内に挿入してもよい。
に、ズレ応力付加部材である超音波振動子6を塗布ヘッ
ド1の左右の側壁部5に設けられた孔部5aから液溜り
1A内に挿入してもよい。
【0023】図4あるいは図5に示されるように、ズレ
応力付加部材である超音波振動子6を備えた塗布ヘッド
1では、液溜り1Aに供給され第1スリットS1 から吐
出される塗布液に超音波振動子6からズレ応力(シェア
(γ))が付加される。そして、塗布液が非ニュートン
流体である場合、超音波振動子6から付加されるズレ応
力(シェア(γ))によって塗布液の粘度は安定状態と
なるまで変化(減少)している。図6は、このようなズ
レ応力(シェア(γ))を付加した場合の非ニュートン
流体の粘度変化の一例を示す図である。図6に示される
ように、非ニュートン流体はズレ応力(シェア(γ))
が付加されることにより、その粘度が低下するが、対象
となる非ニュートン流体に固有のズレ応力(シェア
(γ))以上では、粘度の変化がほとんどない安定状態
となる。したがって、例えば、基板保持部材13を搬送
するボールねじ15等において発生する振動等により塗
布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液
の粘度が更に変化することはなく、したがって塗布ムラ
のない均一な塗布が可能となる。
応力付加部材である超音波振動子6を備えた塗布ヘッド
1では、液溜り1Aに供給され第1スリットS1 から吐
出される塗布液に超音波振動子6からズレ応力(シェア
(γ))が付加される。そして、塗布液が非ニュートン
流体である場合、超音波振動子6から付加されるズレ応
力(シェア(γ))によって塗布液の粘度は安定状態と
なるまで変化(減少)している。図6は、このようなズ
レ応力(シェア(γ))を付加した場合の非ニュートン
流体の粘度変化の一例を示す図である。図6に示される
ように、非ニュートン流体はズレ応力(シェア(γ))
が付加されることにより、その粘度が低下するが、対象
となる非ニュートン流体に固有のズレ応力(シェア
(γ))以上では、粘度の変化がほとんどない安定状態
となる。したがって、例えば、基板保持部材13を搬送
するボールねじ15等において発生する振動等により塗
布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液
の粘度が更に変化することはなく、したがって塗布ムラ
のない均一な塗布が可能となる。
【0024】尚、図4および図5に示される塗布ヘッド
1では、左右の側壁部5から1組の超音波振動子6が配
設されているが、これに限定されるものではなく、一方
の側壁部5から1個の超音波振動子6を第1スリットS
1 あるいは液溜り1Aに配設してもよい。
1では、左右の側壁部5から1組の超音波振動子6が配
設されているが、これに限定されるものではなく、一方
の側壁部5から1個の超音波振動子6を第1スリットS
1 あるいは液溜り1Aに配設してもよい。
【0025】上述の態様では、ズレ応力付加部材として
超音波振動子が使用されているが、本発明では他の態様
のズレ応力付加部材を使用することもできる。例えば、
第1スリットS1 内あるいは液溜り1Aに、塗布ヘッド
1の軸方向と平行にフィルターを配設し、液溜り1Aに
供給され第1スリットS1 から吐出される塗布液がこの
フィルターを通過するようにしてズレ応力(シェア
(γ))を塗布液に付加することができる。この場合の
フィルターとしては、絶対ろ過精度0.5〜10(液体
・μm)のものを使用することが好ましい。
超音波振動子が使用されているが、本発明では他の態様
のズレ応力付加部材を使用することもできる。例えば、
第1スリットS1 内あるいは液溜り1Aに、塗布ヘッド
1の軸方向と平行にフィルターを配設し、液溜り1Aに
供給され第1スリットS1 から吐出される塗布液がこの
フィルターを通過するようにしてズレ応力(シェア
(γ))を塗布液に付加することができる。この場合の
フィルターとしては、絶対ろ過精度0.5〜10(液体
・μm)のものを使用することが好ましい。
【0026】ここで、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構について説明する。
供給機構について説明する。
【0027】図7は、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構の一例を示す構成図である。図7において、塗
布ヘッド1の液溜り1Aには、その塗布液供給口に供給
パイプP1およびP2を介して塗布液供給ポンプPの吐
出側が接続されており、この塗布液供給ポンプPから塗
布液供給口を介して液溜り1Aに塗布液が供給されるよ
うになっている。供給パイプP1とP2の間には、フィ
ルタFが接続されている。尚、塗布液供給口は、塗布ヘ
ッド1の長手方向において前壁部2の中央部に1個設け
られていればよいが、塗布ヘッド1の長手方向に沿って
複数個設けるようにしてもよい。
供給機構の一例を示す構成図である。図7において、塗
布ヘッド1の液溜り1Aには、その塗布液供給口に供給
パイプP1およびP2を介して塗布液供給ポンプPの吐
出側が接続されており、この塗布液供給ポンプPから塗
布液供給口を介して液溜り1Aに塗布液が供給されるよ
うになっている。供給パイプP1とP2の間には、フィ
ルタFが接続されている。尚、塗布液供給口は、塗布ヘ
ッド1の長手方向において前壁部2の中央部に1個設け
られていればよいが、塗布ヘッド1の長手方向に沿って
複数個設けるようにしてもよい。
【0028】また、塗布ヘッド1の液溜り1Bには、そ
の塗布液排出口に塗布液の循環パイプP3の一端部が接
続され、この循環パイプP3の他端部が、塗布液供給ポ
ンプPの吸い込み側に接続されている。
の塗布液排出口に塗布液の循環パイプP3の一端部が接
続され、この循環パイプP3の他端部が、塗布液供給ポ
ンプPの吸い込み側に接続されている。
【0029】上記の塗布液供給機構では、塗布ヘッド1
の液溜り1A,1B、供給パイプP1,P2および循環
パイプP3内に、塗布液が充満されている。そして、塗
布液供給ポンプPが常時駆動されていて、この塗布液供
給ポンプPによって液溜り1Aに導入された塗布液は、
超音波振動子6が配設されている第1スリットS1 から
塗布ヘッド1の上面に吐出してビードBを形成する。
の液溜り1A,1B、供給パイプP1,P2および循環
パイプP3内に、塗布液が充満されている。そして、塗
布液供給ポンプPが常時駆動されていて、この塗布液供
給ポンプPによって液溜り1Aに導入された塗布液は、
超音波振動子6が配設されている第1スリットS1 から
塗布ヘッド1の上面に吐出してビードBを形成する。
【0030】このビードBには、塗布液供給ポンプPが
常時駆動されていることによって常時第1スリットS1
から塗布液が供給され、この塗布液の供給によってビー
ドBにおける塗布液の量が増加するが、この増加分の塗
布液は、第2スリットS2 の方向に流れる。
常時駆動されていることによって常時第1スリットS1
から塗布液が供給され、この塗布液の供給によってビー
ドBにおける塗布液の量が増加するが、この増加分の塗
布液は、第2スリットS2 の方向に流れる。
【0031】そして、後壁部4の塗布液排出口および循
環パイプP3を介して接続されている塗布液供給ポンプ
Pの吸引力によって、ビードBから第2スリットS2 に
流れた塗布液が液溜り1B内に吸い込まれる。この液溜
り1B内に吸い込まれた塗布液は、塗布液排出口→循環
パイプP3→塗布液供給ポンプP→供給パイプP1→フ
ィルタF→供給パイプP2の経路で循環して、前壁部2
の塗布液供給口から再び液溜り1A内に導入される。
環パイプP3を介して接続されている塗布液供給ポンプ
Pの吸引力によって、ビードBから第2スリットS2 に
流れた塗布液が液溜り1B内に吸い込まれる。この液溜
り1B内に吸い込まれた塗布液は、塗布液排出口→循環
パイプP3→塗布液供給ポンプP→供給パイプP1→フ
ィルタF→供給パイプP2の経路で循環して、前壁部2
の塗布液供給口から再び液溜り1A内に導入される。
【0032】基板への塗布液の塗布は、塗布液供給ポン
プPが駆動されている状態で、基板が塗布ヘッド1の上
方を斜め上方に向ってスライド(図7において左から右
の方向)して、基板に接触するビードBから基板に塗布
液が供給されることにより行われる。そして、基板が塗
布ヘッド1の上方を通過して基板とビードBの接触状態
が解除された後も、塗布液供給ポンプPの駆動が継続さ
れることによって、塗布液が第1スリットS1 から第2
スリットS2 の方向に流される。
プPが駆動されている状態で、基板が塗布ヘッド1の上
方を斜め上方に向ってスライド(図7において左から右
の方向)して、基板に接触するビードBから基板に塗布
液が供給されることにより行われる。そして、基板が塗
布ヘッド1の上方を通過して基板とビードBの接触状態
が解除された後も、塗布液供給ポンプPの駆動が継続さ
れることによって、塗布液が第1スリットS1 から第2
スリットS2 の方向に流される。
【0033】このように塗布ヘッド1内には常時塗布液
が充満され、かつ、この塗布液が循環されているので、
塗布液の粘度上昇や固化を生じて基板への塗布が不均一
になることが有効に防止される。
が充満され、かつ、この塗布液が循環されているので、
塗布液の粘度上昇や固化を生じて基板への塗布が不均一
になることが有効に防止される。
【0034】また、塗布液が塗布液供給ポンプPから塗
布ヘッド1に供給される際に、塗布液がフィルタFを通
過することによって、万一塗布液に固化部分がある場合
であってもこの固化部分が除去されるので、均一な塗布
液の塗布を行うことができる。
布ヘッド1に供給される際に、塗布液がフィルタFを通
過することによって、万一塗布液に固化部分がある場合
であってもこの固化部分が除去されるので、均一な塗布
液の塗布を行うことができる。
【0035】図7に示される上記塗布液供給機構は塗布
液の循環路が密閉型であるため、基板への塗布液の塗布
によって循環路内における塗布液の量が徐々に減ってい
くことになるが、塗布液供給機構の循環路の総容積を十
分に大きくすることによって、塗布液の減少による塗布
膜の厚さへの影響を無くすことができる。
液の循環路が密閉型であるため、基板への塗布液の塗布
によって循環路内における塗布液の量が徐々に減ってい
くことになるが、塗布液供給機構の循環路の総容積を十
分に大きくすることによって、塗布液の減少による塗布
膜の厚さへの影響を無くすことができる。
【0036】なお、塗布液供給機構への塗布液の補給
は、供給パイプP1,P2または循環パイプP3内に図
示しない三方弁を介して補給タンクから塗布液を供給す
る等の方法によって行うことができる。
は、供給パイプP1,P2または循環パイプP3内に図
示しない三方弁を介して補給タンクから塗布液を供給す
る等の方法によって行うことができる。
【0037】図8は、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構の他の例を示す構成図である。
供給機構の他の例を示す構成図である。
【0038】図8において、塗布ヘッド1の前壁部2の
塗布液供給口には供給パイプP1,フィルタFおよび供
給パイプP2を介して塗布液供給ポンプPの吐出側が接
続されているのは、図7の場合と同様である。
塗布液供給口には供給パイプP1,フィルタFおよび供
給パイプP2を介して塗布液供給ポンプPの吐出側が接
続されているのは、図7の場合と同様である。
【0039】塗布ヘッド1の後壁部4の塗布液排出口に
は、排出パイプP4を介してサブタンク21が接続さ
れ、このサブタンク21には下端部が塗布液供給タンク
22内に挿入された排出パイプP5が接続されている。
は、排出パイプP4を介してサブタンク21が接続さ
れ、このサブタンク21には下端部が塗布液供給タンク
22内に挿入された排出パイプP5が接続されている。
【0040】サブタンク21は、後述するようにその中
を循環する塗布液の液面が、塗布ヘッド1の第2スリッ
トS2 の開口面と同じ高さをとることができる位置に配
置されており、排出パイプP4はサブタンク21の底部
に接続され、排出パイプP5はサブタンク21の側壁に
第2スリットS2 の開口面とほぼ同じ高さ位置で接続さ
れている。
を循環する塗布液の液面が、塗布ヘッド1の第2スリッ
トS2 の開口面と同じ高さをとることができる位置に配
置されており、排出パイプP4はサブタンク21の底部
に接続され、排出パイプP5はサブタンク21の側壁に
第2スリットS2 の開口面とほぼ同じ高さ位置で接続さ
れている。
【0041】塗布液供給ポンプPの吸引側には吸引パイ
プP6が接続され、この吸引パイプP6の下端部は、塗
布液供給タンク22内に挿入されている。この塗布液供
給タンク22の上部は開放されている。
プP6が接続され、この吸引パイプP6の下端部は、塗
布液供給タンク22内に挿入されている。この塗布液供
給タンク22の上部は開放されている。
【0042】図8の示した塗布液供給機構では、塗布液
供給タンク22内には塗布液が充填されており、排出パ
イプP5の下端部が塗布液供給タンク22内において塗
布液の液面の下方に位置されている。さらに、塗布ヘッ
ド1の液溜り1A,1B、供給パイプP1,P2、排出
パイプP4およびサブタンク21内には、塗布液が充満
されている。
供給タンク22内には塗布液が充填されており、排出パ
イプP5の下端部が塗布液供給タンク22内において塗
布液の液面の下方に位置されている。さらに、塗布ヘッ
ド1の液溜り1A,1B、供給パイプP1,P2、排出
パイプP4およびサブタンク21内には、塗布液が充満
されている。
【0043】塗布液供給タンク22内の塗布液は、塗布
液供給ポンプPの駆動によって吸引パイプP6に吸い上
げられることにより、供給パイプP1,フィルタFおよ
び供給パイプP2を介して塗布液供給口から塗布ヘッド
1の液溜り1Aに導入される。そして、液溜り1Aに導
入された塗布液は、図7の塗布液供給機構の場合と同様
に、超音波振動子6が配設されている第1スリットS1
から塗布ヘッド1の上面に吐出してビードBを形成し、
さらに、このビードBから過剰な塗布液が第2スリット
S2 の方向に流れる。
液供給ポンプPの駆動によって吸引パイプP6に吸い上
げられることにより、供給パイプP1,フィルタFおよ
び供給パイプP2を介して塗布液供給口から塗布ヘッド
1の液溜り1Aに導入される。そして、液溜り1Aに導
入された塗布液は、図7の塗布液供給機構の場合と同様
に、超音波振動子6が配設されている第1スリットS1
から塗布ヘッド1の上面に吐出してビードBを形成し、
さらに、このビードBから過剰な塗布液が第2スリット
S2 の方向に流れる。
【0044】このとき、後壁部4の塗布液排出口とサブ
タンク21の底部とが排出パイプP4によって連通され
ていることによりサブタンク21内の塗布液の液面と第
2スリットS2 における塗布液の液面とが平衡して同一
高さに維持される。このため、ビードBから第2スリッ
トS2 に流れる塗布液によって第2スリットS2 におけ
る塗布液の液面が上昇するとサブタンク21内における
塗布液の液面も上昇して、その上昇分だけ塗布液がサブ
タンク21から排出パイプP5を介して塗布液供給タン
ク22内に排出される。すなわち、サブタンク21内の
塗布液の液面は常にほぼ一定の高さにあり、この液面と
平衡の関係をもつ第2スリットS2 における塗布液の液
面の高さが一定に保たれることになる。
タンク21の底部とが排出パイプP4によって連通され
ていることによりサブタンク21内の塗布液の液面と第
2スリットS2 における塗布液の液面とが平衡して同一
高さに維持される。このため、ビードBから第2スリッ
トS2 に流れる塗布液によって第2スリットS2 におけ
る塗布液の液面が上昇するとサブタンク21内における
塗布液の液面も上昇して、その上昇分だけ塗布液がサブ
タンク21から排出パイプP5を介して塗布液供給タン
ク22内に排出される。すなわち、サブタンク21内の
塗布液の液面は常にほぼ一定の高さにあり、この液面と
平衡の関係をもつ第2スリットS2 における塗布液の液
面の高さが一定に保たれることになる。
【0045】図8に示される塗布液供給機構において
は、塗布液供給ポンプPによる塗布液の吸引のために塗
布液供給タンク22は開放型とされ、さらに塗布ヘッド
1からの塗布液の排出のために塗布液供給タンク22は
塗布ヘッド1よりも低い位置に設置される。もし後壁部
4の塗布液排出口から塗布液供給タンク22に直接塗布
液を排出すると、塗布ヘッド1と塗布液供給タンク22
との高低差のために液溜り1B内の塗布液が塗布液供給
タンク22に流出してしまう。その結果、この液溜り1
B内における塗布液と空気との接触面積が大幅に増大し
て塗布液の乾燥を招来してしまう。しかし、上述のよう
にサブタンク21が設けられることによって、第2スリ
ットS2 における塗布液の液面が一定の高さに維持さ
れ、液溜り1Bから塗布液が流出して塗布液と空気との
接触面積が増大することが防止される。
は、塗布液供給ポンプPによる塗布液の吸引のために塗
布液供給タンク22は開放型とされ、さらに塗布ヘッド
1からの塗布液の排出のために塗布液供給タンク22は
塗布ヘッド1よりも低い位置に設置される。もし後壁部
4の塗布液排出口から塗布液供給タンク22に直接塗布
液を排出すると、塗布ヘッド1と塗布液供給タンク22
との高低差のために液溜り1B内の塗布液が塗布液供給
タンク22に流出してしまう。その結果、この液溜り1
B内における塗布液と空気との接触面積が大幅に増大し
て塗布液の乾燥を招来してしまう。しかし、上述のよう
にサブタンク21が設けられることによって、第2スリ
ットS2 における塗布液の液面が一定の高さに維持さ
れ、液溜り1Bから塗布液が流出して塗布液と空気との
接触面積が増大することが防止される。
【0046】また、上記の塗布液供給機構によれば、塗
布液供給タンク22から塗布ヘッド1に常に一定量の塗
布液を供給することができるとともに、塗布液供給ポン
プPを常時駆動することによって塗布液を循環させるこ
とができるので、塗布液の乾燥を防止することができる
とともに塗布液の供給制御を簡便に行うことができる。
そして、塗布液供給ポンプPの駆動を停止した場合であ
っても、塗布ヘッド1の液溜り1Aおよび1B内には塗
布液が充満されたままとなり、塗布液と空気の接触面積
は極めて少なく、液溜り1Aおよび1B内における塗布
液の乾燥が防止される。このとき、塗布ヘッド1の第1
スリットS1 および第2スリットS2 のそれぞれの開口
面においては、塗布液に若干の乾燥が生じるが、この乾
燥は塗布ヘッド1の露出部分において生じるものである
ため、容易に拭き取ることができる。
布液供給タンク22から塗布ヘッド1に常に一定量の塗
布液を供給することができるとともに、塗布液供給ポン
プPを常時駆動することによって塗布液を循環させるこ
とができるので、塗布液の乾燥を防止することができる
とともに塗布液の供給制御を簡便に行うことができる。
そして、塗布液供給ポンプPの駆動を停止した場合であ
っても、塗布ヘッド1の液溜り1Aおよび1B内には塗
布液が充満されたままとなり、塗布液と空気の接触面積
は極めて少なく、液溜り1Aおよび1B内における塗布
液の乾燥が防止される。このとき、塗布ヘッド1の第1
スリットS1 および第2スリットS2 のそれぞれの開口
面においては、塗布液に若干の乾燥が生じるが、この乾
燥は塗布ヘッド1の露出部分において生じるものである
ため、容易に拭き取ることができる。
【0047】上述の本発明の塗布装置の実施形態は、い
ずれも塗布ヘッドが2つの液溜り(1Aと1B)と、こ
の液溜め部に連通した2つのスリット(第1スリットS
1 と第2スリットS2 )とを備えるものであるが、本発
明の塗布装置に使用可能な塗布ヘッドは1つの液溜り
と、これに連通したスリットからなるものでもよい。
ずれも塗布ヘッドが2つの液溜り(1Aと1B)と、こ
の液溜め部に連通した2つのスリット(第1スリットS
1 と第2スリットS2 )とを備えるものであるが、本発
明の塗布装置に使用可能な塗布ヘッドは1つの液溜り
と、これに連通したスリットからなるものでもよい。
【0048】図9はこのような塗布ヘッドの一例を示す
断面図である。図9において、塗布ヘッド31は、前壁
部32と後壁部34とを備え、前壁部32の上部の側面
はスリット面32aをなし、このスリット面32aが後
壁部34の上部側面34aと対向する箇所に、軸方向に
沿って延びるとともに上方に向って開口するスリットS
´が形成されている。また、塗布ヘッド31の内部に
は、スリットS´と平行に延びるとともに、その軸方向
の全域に亘って連通される中空状の液溜り31Aが前壁
部32と後壁部34との間に形成されている。
断面図である。図9において、塗布ヘッド31は、前壁
部32と後壁部34とを備え、前壁部32の上部の側面
はスリット面32aをなし、このスリット面32aが後
壁部34の上部側面34aと対向する箇所に、軸方向に
沿って延びるとともに上方に向って開口するスリットS
´が形成されている。また、塗布ヘッド31の内部に
は、スリットS´と平行に延びるとともに、その軸方向
の全域に亘って連通される中空状の液溜り31Aが前壁
部32と後壁部34との間に形成されている。
【0049】そして、塗布ヘッド31のスリットS´内
には、塗布ヘッド31の軸方向と平行にズレ応力付加部
材である超音波振動子36(破線で示されている)が配
設されている。すなわち、塗布ヘッド31の図示されて
いない左右の側壁部に設けられた孔部からそれぞれ超音
波振動子36がスリットS´内に挿入されている。そし
て、この超音波振動子36は図示されていない発振機に
接続されており、この発振機により周波数18〜20k
Hz、最大振幅20〜40μmの範囲で振動するように
なっている。スリットS´内に位置する超音波振動子3
6の長さは、例えば、スリットS´の長さの80〜10
0%の範囲であることが好ましい。また、ズレ応力付加
部材である超音波振動子36を塗布ヘッド31の左右の
側壁部に設けられた孔部から液溜り31A内に挿入して
もよい。
には、塗布ヘッド31の軸方向と平行にズレ応力付加部
材である超音波振動子36(破線で示されている)が配
設されている。すなわち、塗布ヘッド31の図示されて
いない左右の側壁部に設けられた孔部からそれぞれ超音
波振動子36がスリットS´内に挿入されている。そし
て、この超音波振動子36は図示されていない発振機に
接続されており、この発振機により周波数18〜20k
Hz、最大振幅20〜40μmの範囲で振動するように
なっている。スリットS´内に位置する超音波振動子3
6の長さは、例えば、スリットS´の長さの80〜10
0%の範囲であることが好ましい。また、ズレ応力付加
部材である超音波振動子36を塗布ヘッド31の左右の
側壁部に設けられた孔部から液溜り31A内に挿入して
もよい。
【0050】尚、超音波振動子36は、上述のように塗
布ヘッド31の左右の側壁部から1組の超音波振動子3
6がスリットS´あるいは液溜り31Aに配設されても
よく、また、一方の側壁部から1個の超音波振動子36
をスリットS´あるいは液溜り31Aに配設してもよ
い。
布ヘッド31の左右の側壁部から1組の超音波振動子3
6がスリットS´あるいは液溜り31Aに配設されても
よく、また、一方の側壁部から1個の超音波振動子36
をスリットS´あるいは液溜り31Aに配設してもよ
い。
【0051】上述の塗布ヘッド31では、ズレ応力付加
部材として超音波振動子が使用されているが、本発明で
は他の態様のズレ応力付加部材を使用することもでき
る。例えば、スリットS´内あるいは液溜り31Aに、
塗布ヘッド31の軸方向と平行にフィルターを配設し、
液溜り31Aに供給されスリットS´から吐出される塗
布液がこのフィルターを通過するようにしてズレ応力
(シェア(γ))を塗布液に付加することができる。こ
の場合のフィルターとしては、絶対ろ過精度0.5〜1
0(液体・μm)のものを使用することが好ましい。
部材として超音波振動子が使用されているが、本発明で
は他の態様のズレ応力付加部材を使用することもでき
る。例えば、スリットS´内あるいは液溜り31Aに、
塗布ヘッド31の軸方向と平行にフィルターを配設し、
液溜り31Aに供給されスリットS´から吐出される塗
布液がこのフィルターを通過するようにしてズレ応力
(シェア(γ))を塗布液に付加することができる。こ
の場合のフィルターとしては、絶対ろ過精度0.5〜1
0(液体・μm)のものを使用することが好ましい。
【0052】次に、本発明の塗布方法について説明す
る。本発明の塗布方法は、大型ガラス基板等の枚葉タイ
プの被塗布基板に対して均一な塗布膜を形成するもので
ある。すなわち、塗布液が非ニュートン流体である場
合、その粘度が安定状態となるまで変化(減少)するの
に必要なズレ応力(シェア(γ))を予め付加した状態
で塗布液をスリットから吐出させてビードを形成し、塗
布ヘッドと被塗布基板との相対移動にともなってビード
から被塗布基板の塗布面に塗布液を付着させることによ
って被塗布基板への塗布液の塗布を行うものである。こ
のような本発明の塗布方法では、例えば、塗布ヘッドお
よび/または基板保持部材の搬送系において発生する振
動等により塗布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっ
ても、塗布液の粘度が更に変化することはない。したが
って、塗布液の粘度が変化して塗布ムラを生じることが
なく、塗布液に要求される特性との関係から非ニュート
ン流体の塗布液を使用せざるを得ない場合であっても、
膜厚の均一な塗布が可能である。また、塗布ヘッドや基
板保持部材の搬送系に要求される機械精度が比較的緩や
かであってもよく、設備コストの低減が可能である。
る。本発明の塗布方法は、大型ガラス基板等の枚葉タイ
プの被塗布基板に対して均一な塗布膜を形成するもので
ある。すなわち、塗布液が非ニュートン流体である場
合、その粘度が安定状態となるまで変化(減少)するの
に必要なズレ応力(シェア(γ))を予め付加した状態
で塗布液をスリットから吐出させてビードを形成し、塗
布ヘッドと被塗布基板との相対移動にともなってビード
から被塗布基板の塗布面に塗布液を付着させることによ
って被塗布基板への塗布液の塗布を行うものである。こ
のような本発明の塗布方法では、例えば、塗布ヘッドお
よび/または基板保持部材の搬送系において発生する振
動等により塗布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっ
ても、塗布液の粘度が更に変化することはない。したが
って、塗布液の粘度が変化して塗布ムラを生じることが
なく、塗布液に要求される特性との関係から非ニュート
ン流体の塗布液を使用せざるを得ない場合であっても、
膜厚の均一な塗布が可能である。また、塗布ヘッドや基
板保持部材の搬送系に要求される機械精度が比較的緩や
かであってもよく、設備コストの低減が可能である。
【0053】このような本発明の塗布方法は、上述のよ
うな本発明の塗布装置を使用して実施することが可能で
ある。また、本発明の塗布方法は、例えば、図2〜図3
に示されるような塗布ヘッドの第1スリットS1 の開口
部から第1スリットS1 内に超音波振動子を挿入するこ
とによっても実施可能である。
うな本発明の塗布装置を使用して実施することが可能で
ある。また、本発明の塗布方法は、例えば、図2〜図3
に示されるような塗布ヘッドの第1スリットS1 の開口
部から第1スリットS1 内に超音波振動子を挿入するこ
とによっても実施可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば上
方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状のス
リットを有する塗布ヘッドを備えた塗布装置において、
塗布ヘッドはスリットと平行に延びるとともに全域に亘
って連通する中空状の液溜りをスリットの下方に備え、
かつ、この液溜り内およびスリット内の少なくとも一方
にズレ応力付加部材を有するので、このズレ応力付加部
材によりズレ応力(シェア(γ))が付加された状態で
塗布液がスリットから吐出され、塗布液が非ニュートン
流体である場合、その粘度は安定状態となるまで変化
(減少)しており、例えば、塗布ヘッドおよび/または
基板保持部材の搬送系において発生する振動等により塗
布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液
の粘度が更に変化することはなく、したがって、均一な
塗布が可能である。
方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状のス
リットを有する塗布ヘッドを備えた塗布装置において、
塗布ヘッドはスリットと平行に延びるとともに全域に亘
って連通する中空状の液溜りをスリットの下方に備え、
かつ、この液溜り内およびスリット内の少なくとも一方
にズレ応力付加部材を有するので、このズレ応力付加部
材によりズレ応力(シェア(γ))が付加された状態で
塗布液がスリットから吐出され、塗布液が非ニュートン
流体である場合、その粘度は安定状態となるまで変化
(減少)しており、例えば、塗布ヘッドおよび/または
基板保持部材の搬送系において発生する振動等により塗
布液にズレ応力(シェア(γ))がかかっても、塗布液
の粘度が更に変化することはなく、したがって、均一な
塗布が可能である。
【図1】本発明の塗布装置の実施形態の一例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図2】図1に示される塗布ヘッドの一例を示す斜視図
である。
である。
【図3】図2に示される塗布ヘッドの III−III 線にお
ける拡大縦断面図である。
ける拡大縦断面図である。
【図4】図1乃至図3に示される塗布ヘッドの前壁部方
向からの側面図である。
向からの側面図である。
【図5】本発明の塗布装置に使用できる塗布ヘッドの他
の例を示す前壁部方向からの側面図である。
の例を示す前壁部方向からの側面図である。
【図6】ズレ応力(シェア(γ))を付加した場合の非
ニュートン流体の粘度変化の一例を示す図である。
ニュートン流体の粘度変化の一例を示す図である。
【図7】本発明の塗布装置における塗布ヘッドへの塗布
液供給機構の一例を示す構成図である。
液供給機構の一例を示す構成図である。
【図8】本発明の塗布装置における塗布ヘッドへの塗布
液供給機構の他の例を示す構成図である。
液供給機構の他の例を示す構成図である。
【図9】本発明の塗布装置に使用できる塗布ヘッドの他
の例を示す断面図である。
の例を示す断面図である。
1,31…塗布ヘッド 2,32…前壁部 3…隔壁部 4,34…後壁部 5…側壁部 6,36…超音波振動子(ズレ応力付加部材) 10…塗布装置 S1 …第1スリット S2 …第2スリット B…ビード S…基板
フロントページの続き (72)発明者 竹本 潤 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 上方に向って開口するとともに水平方向
に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドと、被塗布
基板を前記塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動
させるための基板保持部材とを備え、前記塗布ヘッドに
塗布液を供給し、前記基板保持部材に保持された前記被
塗布基板と前記塗布ヘッドとの間に前記スリットから吐
出される塗布液によってビードを形成し、前記塗布ヘッ
ドと被塗布基板との相対移動にともなってビードから被
塗布基板の塗布面に塗布液を付着させることによって前
記被塗布基板への塗布液の塗布を行う塗布装置におい
て、 前記塗布ヘッドは、前記スリットと平行に延びるととも
に全域に亘って連通する中空状の液溜め部を前記スリッ
トの下方に備え、該液溜め部内および前記スリット内の
少なくとも一方にズレ応力付加部材を有することを特徴
とする塗布装置。 - 【請求項2】 上方に向って開口するとともに水平方向
に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドに塗布液を
供給しながら被塗布基板を前記塗布ヘッドの上方を通っ
て斜め上方向に移動させ、ズレ応力を付加しながら塗布
液を前記スリットから吐出させて前記塗布ヘッドと前記
被塗布基板との間にビードを形成し、前記塗布ヘッドと
被塗布基板との相対移動にともなってビードから被塗布
基板の塗布面に塗布液を付着させることによって前記被
塗布基板への塗布液の塗布を行うことを特徴とした塗布
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17553296A JPH10412A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 塗布装置および塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17553296A JPH10412A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 塗布装置および塗布方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10412A true JPH10412A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15997725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17553296A Pending JPH10412A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 塗布装置および塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10412A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108722798A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-02 | 深圳市曼恩斯特科技有限公司 | 一种涂布模头机构 |
| CN110586417A (zh) * | 2019-10-15 | 2019-12-20 | 昌辉汽车电器(黄山)股份公司 | 一种涂油装置和涂油方法 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17553296A patent/JPH10412A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108722798A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-02 | 深圳市曼恩斯特科技有限公司 | 一种涂布模头机构 |
| CN110586417A (zh) * | 2019-10-15 | 2019-12-20 | 昌辉汽车电器(黄山)股份公司 | 一种涂油装置和涂油方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051025 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060411 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |