JPH1041446A - 沸騰冷却装置 - Google Patents
沸騰冷却装置Info
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- JPH1041446A JPH1041446A JP19585696A JP19585696A JPH1041446A JP H1041446 A JPH1041446 A JP H1041446A JP 19585696 A JP19585696 A JP 19585696A JP 19585696 A JP19585696 A JP 19585696A JP H1041446 A JPH1041446 A JP H1041446A
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- Japan
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- refrigerant
- refrigerant tank
- extruded material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削加工を無くすことでコストダウンを図っ
た沸騰冷却装置1を提供すること。 【解決手段】 冷媒槽3と連結部4は、それぞれアルミ
ニウム製のブロック材から押し出し加工によって成形さ
れた押出材7、15が使用されている。冷媒槽3を構成
する押出材7は、横幅に対して厚み幅の薄い偏平形状に
設けられて、押し出し方向に貫通する蒸気通路9、凝縮
液通路10、及び非作動通路11を有し、これらの各通
路9、10、11が押し出し方向に延びる複数の通路壁
12によって区画されている。連結部4を構成する押出
材15は、冷媒槽3と同じ横幅、同じ厚さの偏平形状に
設けられて、押し出し方向に延びる1本の仕切壁17に
よって押出材15の内部が冷媒槽3の蒸気通路9及び非
作動通路11に通じる一方の連通室18と、冷媒槽3の
凝縮液通路10に通じる他方の連通室19とに区画され
ている。
た沸騰冷却装置1を提供すること。 【解決手段】 冷媒槽3と連結部4は、それぞれアルミ
ニウム製のブロック材から押し出し加工によって成形さ
れた押出材7、15が使用されている。冷媒槽3を構成
する押出材7は、横幅に対して厚み幅の薄い偏平形状に
設けられて、押し出し方向に貫通する蒸気通路9、凝縮
液通路10、及び非作動通路11を有し、これらの各通
路9、10、11が押し出し方向に延びる複数の通路壁
12によって区画されている。連結部4を構成する押出
材15は、冷媒槽3と同じ横幅、同じ厚さの偏平形状に
設けられて、押し出し方向に延びる1本の仕切壁17に
よって押出材15の内部が冷媒槽3の蒸気通路9及び非
作動通路11に通じる一方の連通室18と、冷媒槽3の
凝縮液通路10に通じる他方の連通室19とに区画され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IGBTモジュー
ル等の発熱体を冷却する沸騰冷却装置に関する。
ル等の発熱体を冷却する沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平3−28345
4号公報に開示された沸騰冷却装置がある。この沸騰冷
却装置は、放熱器のタンク内を冷媒槽で沸騰気化した蒸
気冷媒が流入する第1区分室と、放熱器で冷却されて液
化した凝縮液が流入する第2区分室とに区画するととも
に、この第2区分室から冷媒槽の底部まで凝縮液を導く
リターンパイプを設けている。これにより、冷媒槽から
放熱器へ向かう蒸気冷媒に影響されることなく、放熱器
で液化した凝縮液をリターンパイプで円滑に冷媒槽へ供
給できるため、冷却性能(放熱性能)の向上を図ること
ができる。ところが、上記の構造では、冷媒槽と放熱器
とを連結する連結管の内部にリターンパイプを通す必要
があるため、気密性が重視される沸騰冷却装置において
は極めて製造が困難であり、コストアップは避けられな
い。
4号公報に開示された沸騰冷却装置がある。この沸騰冷
却装置は、放熱器のタンク内を冷媒槽で沸騰気化した蒸
気冷媒が流入する第1区分室と、放熱器で冷却されて液
化した凝縮液が流入する第2区分室とに区画するととも
に、この第2区分室から冷媒槽の底部まで凝縮液を導く
リターンパイプを設けている。これにより、冷媒槽から
放熱器へ向かう蒸気冷媒に影響されることなく、放熱器
で液化した凝縮液をリターンパイプで円滑に冷媒槽へ供
給できるため、冷却性能(放熱性能)の向上を図ること
ができる。ところが、上記の構造では、冷媒槽と放熱器
とを連結する連結管の内部にリターンパイプを通す必要
があるため、気密性が重視される沸騰冷却装置において
は極めて製造が困難であり、コストアップは避けられな
い。
【0003】そこで、本出願人は、図5に示す様に、冷
媒槽を押出材で構成した沸騰冷却装置を出願した(特願
平7−264068号)。この沸騰冷却装置は、図5に
示す様に、押出材100で構成された冷媒槽110の内
部に支柱部120で区画された蒸気通路130と凝縮液
通路140とが設けられ、その蒸気通路130と凝縮液
通路140が、押出材100の上部壁面に開口する蒸気
流出口150と凝縮液流入口160とを通じて放熱器の
連通室170に連通している。ここで、凝縮液流入口1
60の方が蒸気流出口150より低い位置で連通室17
0に開口しているため、連通室170に溜まった凝縮液
は必然的に低い位置に開口する凝縮液流入口160から
凝縮液通路140へ流入することができる。この様に、
連通室170に通じる蒸気流出口150と凝縮液流入口
160とに高低差を付けるだけの簡単な構成によって蒸
気冷媒と凝縮液とを円滑に分離できるため、製造が容易
であり、製造コストを低く抑えることができる。
媒槽を押出材で構成した沸騰冷却装置を出願した(特願
平7−264068号)。この沸騰冷却装置は、図5に
示す様に、押出材100で構成された冷媒槽110の内
部に支柱部120で区画された蒸気通路130と凝縮液
通路140とが設けられ、その蒸気通路130と凝縮液
通路140が、押出材100の上部壁面に開口する蒸気
流出口150と凝縮液流入口160とを通じて放熱器の
連通室170に連通している。ここで、凝縮液流入口1
60の方が蒸気流出口150より低い位置で連通室17
0に開口しているため、連通室170に溜まった凝縮液
は必然的に低い位置に開口する凝縮液流入口160から
凝縮液通路140へ流入することができる。この様に、
連通室170に通じる蒸気流出口150と凝縮液流入口
160とに高低差を付けるだけの簡単な構成によって蒸
気冷媒と凝縮液とを円滑に分離できるため、製造が容易
であり、製造コストを低く抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先願の沸騰
冷却装置は、支柱部120によって区画された各蒸気通
路130と蒸気流出口150とを連通させるために、支
柱部120の上部を削除する(破線Aで示す部分)必要
がある。この支柱部120を削除する作業は、冷媒槽1
10の幅が薄くなる(冷媒のコストを低く抑えるため冷
媒槽110を薄型にする)程、あるいは、蒸気通路13
0から蒸気流出口150へ蒸気冷媒が通過する領域を拡
大するために支柱部120を削除する深さを深くする
程、その加工が困難となり、コストアップの要因とな
る。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、そ
の目的は、切削工程を無くすことでコストダウンを図っ
た沸騰冷却装置を提供することにある。
冷却装置は、支柱部120によって区画された各蒸気通
路130と蒸気流出口150とを連通させるために、支
柱部120の上部を削除する(破線Aで示す部分)必要
がある。この支柱部120を削除する作業は、冷媒槽1
10の幅が薄くなる(冷媒のコストを低く抑えるため冷
媒槽110を薄型にする)程、あるいは、蒸気通路13
0から蒸気流出口150へ蒸気冷媒が通過する領域を拡
大するために支柱部120を削除する深さを深くする
程、その加工が困難となり、コストアップの要因とな
る。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、そ
の目的は、切削工程を無くすことでコストダウンを図っ
た沸騰冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段によれ
ば、冷媒槽と連結部がそれぞれ押し出し成形された別々
の押出材を使用して構成されている。これにより、連結
部を構成する押出材の内部を通って冷媒槽から放熱器へ
蒸気冷媒を導くことができるため、冷媒槽を構成する押
出材を後加工(切削加工)する必要がない。従って、冷
媒槽を構成する押出材を切削加工する先願と比較してコ
ストを低減できる。
ば、冷媒槽と連結部がそれぞれ押し出し成形された別々
の押出材を使用して構成されている。これにより、連結
部を構成する押出材の内部を通って冷媒槽から放熱器へ
蒸気冷媒を導くことができるため、冷媒槽を構成する押
出材を後加工(切削加工)する必要がない。従って、冷
媒槽を構成する押出材を切削加工する先願と比較してコ
ストを低減できる。
【0006】請求項2の手段によれば、冷媒槽を構成す
る押出材は、押し出し方向に延びる通路壁によって押出
材の内部に蒸気通路と凝縮液通路とが設けられ、連結部
を構成する押出材は、押し出し方向に延びる仕切壁によ
って押出材の内部が蒸気通路に通じる一方の連通室と凝
縮液通路に通じる他方の連通室とに区画されている。こ
の構成により、蒸気冷媒の流れと凝縮液の流れとを円滑
に分離できるため、冷媒槽と放熱器との間で冷媒の循環
が効率良く行われて放熱性能の向上を図ることができ
る。
る押出材は、押し出し方向に延びる通路壁によって押出
材の内部に蒸気通路と凝縮液通路とが設けられ、連結部
を構成する押出材は、押し出し方向に延びる仕切壁によ
って押出材の内部が蒸気通路に通じる一方の連通室と凝
縮液通路に通じる他方の連通室とに区画されている。こ
の構成により、蒸気冷媒の流れと凝縮液の流れとを円滑
に分離できるため、冷媒槽と放熱器との間で冷媒の循環
が効率良く行われて放熱性能の向上を図ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置を図
面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図、図2は
沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例の沸騰冷却装
置1は、冷媒の沸騰/凝縮熱伝達によって発熱体2を冷
却するもので、冷媒槽3、連結部4、放熱器5、及び冷
却ファン(図示しない)から構成される。発熱体2は、
例えば電気自動車や一般電力制御機器のインバータ回路
を構成するIGBTモジュールであり、発熱体2の放熱
面が冷媒槽3の外壁面に密着した状態でボルト6の締め
付けにより冷媒槽3に固定されている。
面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図、図2は
沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例の沸騰冷却装
置1は、冷媒の沸騰/凝縮熱伝達によって発熱体2を冷
却するもので、冷媒槽3、連結部4、放熱器5、及び冷
却ファン(図示しない)から構成される。発熱体2は、
例えば電気自動車や一般電力制御機器のインバータ回路
を構成するIGBTモジュールであり、発熱体2の放熱
面が冷媒槽3の外壁面に密着した状態でボルト6の締め
付けにより冷媒槽3に固定されている。
【0008】冷媒槽3は、例えばアルミニウム製のブロ
ック材から押し出し加工によって成形された押出材7
と、この押出材7の下端面に被せられるエンドキャップ
8とから成る。押出材7は、横幅に対して厚み幅の薄い
偏平形状に設けられて、押し出し方向(図1の上下方
向)に貫通する蒸気通路9、凝縮液通路10、及び非作
動通路11を有している。この蒸気通路9、凝縮液通路
10、及び非作動通路11は、押し出し方向に延びる複
数の通路壁12によって区画され、更に蒸気通路9は押
し出し方向に延びる複数本のリブ13によって小通路に
区画されている。蒸気通路9は、発熱体2の熱を受けて
沸騰気化した蒸気冷媒が流出する通路で、押出材7の中
央部に2本形成されている。凝縮液通路10は、放熱器
5で冷却されて液化した凝縮液が流入する通路で、蒸気
通路9より外側に形成されている。非作動通路11は、
蒸気通路9の外側で凝縮液通路10と反対側に形成され
ている。
ック材から押し出し加工によって成形された押出材7
と、この押出材7の下端面に被せられるエンドキャップ
8とから成る。押出材7は、横幅に対して厚み幅の薄い
偏平形状に設けられて、押し出し方向(図1の上下方
向)に貫通する蒸気通路9、凝縮液通路10、及び非作
動通路11を有している。この蒸気通路9、凝縮液通路
10、及び非作動通路11は、押し出し方向に延びる複
数の通路壁12によって区画され、更に蒸気通路9は押
し出し方向に延びる複数本のリブ13によって小通路に
区画されている。蒸気通路9は、発熱体2の熱を受けて
沸騰気化した蒸気冷媒が流出する通路で、押出材7の中
央部に2本形成されている。凝縮液通路10は、放熱器
5で冷却されて液化した凝縮液が流入する通路で、蒸気
通路9より外側に形成されている。非作動通路11は、
蒸気通路9の外側で凝縮液通路10と反対側に形成され
ている。
【0009】エンドキャップ8は、押出材7と同じアル
ミニウム製で、押出材7の下端外周部に被せられてろう
付けにより接合されている。但し、エンドキャップ8と
押出材7の下端面との間には、押出材7に形成された各
通路9、10、11をそれぞれ連通する連通路14が設
けられている。
ミニウム製で、押出材7の下端外周部に被せられてろう
付けにより接合されている。但し、エンドキャップ8と
押出材7の下端面との間には、押出材7に形成された各
通路9、10、11をそれぞれ連通する連通路14が設
けられている。
【0010】連結部4は、例えばアルミニウム製のブロ
ック材から押し出し加工によって成形された押出材15
と、この押出材15の上端面を閉塞するエンドプレート
16から成り、冷媒槽3(押出材7)の上部に配置され
て、冷媒槽3と放熱器5とを気密に連結している。押出
材15は、冷媒槽3の押出材7と同じ横幅、同じ厚さの
偏平形状に設けられて、押し出し方向(図1の上下方
向)に延びる1本の仕切壁17を有し、この仕切壁17
によって押出材15の内部が冷媒槽3の蒸気通路9及び
非作動通路11に通じる一方の連通室18と、冷媒槽3
の凝縮液通路10に通じる他方の連通室19とに区画さ
れている。なお、仕切壁17は、押出材15の横幅方向
(図1の左右方向)で、押出材7に設けられた蒸気通路
9と凝縮液通路10とを仕切る通路壁12と略同位置に
設けられて、その通路壁12の上端面に仕切壁17の下
端面が当接している。また、押出材15の両側面には、
それぞれ一方の連通室18に開口する冷媒流出口20
と、他方の連通室19に開口する冷媒流入口21とが設
けられている。但し、冷媒流出口20より冷媒流入口2
1の方が低い位置に開口している(図1参照)。
ック材から押し出し加工によって成形された押出材15
と、この押出材15の上端面を閉塞するエンドプレート
16から成り、冷媒槽3(押出材7)の上部に配置され
て、冷媒槽3と放熱器5とを気密に連結している。押出
材15は、冷媒槽3の押出材7と同じ横幅、同じ厚さの
偏平形状に設けられて、押し出し方向(図1の上下方
向)に延びる1本の仕切壁17を有し、この仕切壁17
によって押出材15の内部が冷媒槽3の蒸気通路9及び
非作動通路11に通じる一方の連通室18と、冷媒槽3
の凝縮液通路10に通じる他方の連通室19とに区画さ
れている。なお、仕切壁17は、押出材15の横幅方向
(図1の左右方向)で、押出材7に設けられた蒸気通路
9と凝縮液通路10とを仕切る通路壁12と略同位置に
設けられて、その通路壁12の上端面に仕切壁17の下
端面が当接している。また、押出材15の両側面には、
それぞれ一方の連通室18に開口する冷媒流出口20
と、他方の連通室19に開口する冷媒流入口21とが設
けられている。但し、冷媒流出口20より冷媒流入口2
1の方が低い位置に開口している(図1参照)。
【0011】エンドプレート16は、押出材15と同じ
アルミニウム製で、押出材15の上端面に密着した状態
で接合されている。冷媒槽3と連結部4は、押出材7の
上端面に押出材15の下端面を合わせて、両者の継ぎ目
を全周ろう付けして気密に接合されている。
アルミニウム製で、押出材15の上端面に密着した状態
で接合されている。冷媒槽3と連結部4は、押出材7の
上端面に押出材15の下端面を合わせて、両者の継ぎ目
を全周ろう付けして気密に接合されている。
【0012】放熱器5は、所謂ドロンカップタイプの熱
交換器で、図2に示す様に、偏平な放熱管22と放熱用
フィン23を複数積層して構成されている。放熱管22
は、プレス成形された2枚の長円形状を成すプレートを
互いの外周縁部で接合して中空体に設けられて、長手方
向の両端部にプレス時に打ち抜かれた連通口(図示しな
い)が開口している。放熱管22の内部には、一方の連
通口と他方の連通口との間にインナフィン24が挿入さ
れている。この放熱管22は、連結部4の両側に接続プ
レート25を介してそれぞれ複数個ずつ積層されて、互
いの連通口を通じて相互に連通している。
交換器で、図2に示す様に、偏平な放熱管22と放熱用
フィン23を複数積層して構成されている。放熱管22
は、プレス成形された2枚の長円形状を成すプレートを
互いの外周縁部で接合して中空体に設けられて、長手方
向の両端部にプレス時に打ち抜かれた連通口(図示しな
い)が開口している。放熱管22の内部には、一方の連
通口と他方の連通口との間にインナフィン24が挿入さ
れている。この放熱管22は、連結部4の両側に接続プ
レート25を介してそれぞれ複数個ずつ積層されて、互
いの連通口を通じて相互に連通している。
【0013】接続プレート25は、連結部4と放熱管2
2とを接続するもので、連結部4の冷媒流出口20と放
熱管22の一方の連通口とを連通し、連結部4の冷媒流
入口21と放熱管22の他方の連通口とを連通してい
る。放熱用フィン23は、積層方向に隣接する各放熱管
22同士の間に形成される偏平な空間に挿入されて、放
熱管22の外壁面にろう付けにより接合されている。な
お、この放熱器5は、連結部4の冷媒流出口20に通じ
る一方の連通口の方が冷媒流入口21に通じる他方の連
通口より高い位置となる様に、全体が傾斜した状態で取
り付けられている(図1参照)。冷却ファンは、放熱器
5に送風するもので、放熱器5に対して送風方向が略水
平方向となる様に、放熱器5の前方あるいは後方に配置
されている。
2とを接続するもので、連結部4の冷媒流出口20と放
熱管22の一方の連通口とを連通し、連結部4の冷媒流
入口21と放熱管22の他方の連通口とを連通してい
る。放熱用フィン23は、積層方向に隣接する各放熱管
22同士の間に形成される偏平な空間に挿入されて、放
熱管22の外壁面にろう付けにより接合されている。な
お、この放熱器5は、連結部4の冷媒流出口20に通じ
る一方の連通口の方が冷媒流入口21に通じる他方の連
通口より高い位置となる様に、全体が傾斜した状態で取
り付けられている(図1参照)。冷却ファンは、放熱器
5に送風するもので、放熱器5に対して送風方向が略水
平方向となる様に、放熱器5の前方あるいは後方に配置
されている。
【0014】次に、本実施例の沸騰冷却装置1の作用を
説明する。発熱体2から発生した熱が伝わって沸騰した
冷媒は、気泡となって各蒸気通路9を上昇し、各蒸気通
路9から連結部4の一方の連通室18を通って冷媒流出
口20より流出する。冷媒流出口20から接続プレート
25を通じて各放熱管22の一方の連通口へ流入した蒸
気冷媒は、各放熱管22内を流れる際に、冷却ファンの
送風を受けて低温となっている放熱管22の内壁面及び
放熱管22に挿入されたインナフィン24の表面に凝縮
液化する。液化して液滴となった冷媒は、放熱管22の
底面を流れて他方の連通口より流出し、接続プレート2
5を通じて連結部4の冷媒流入口21より他方の連通室
19を通って冷媒槽3の凝縮液通路10へ流入する。凝
縮液通路10を流下した凝縮液は、エンドキャップ8内
の連通路14を通って再び各蒸気通路9に供給される。
一方、放熱管22で蒸気冷媒が凝縮する際に放出した凝
縮潜熱は、放熱管22の壁面から放熱用フィン23へ伝
わり、冷却ファンによって送風される空気中へ放出され
る。
説明する。発熱体2から発生した熱が伝わって沸騰した
冷媒は、気泡となって各蒸気通路9を上昇し、各蒸気通
路9から連結部4の一方の連通室18を通って冷媒流出
口20より流出する。冷媒流出口20から接続プレート
25を通じて各放熱管22の一方の連通口へ流入した蒸
気冷媒は、各放熱管22内を流れる際に、冷却ファンの
送風を受けて低温となっている放熱管22の内壁面及び
放熱管22に挿入されたインナフィン24の表面に凝縮
液化する。液化して液滴となった冷媒は、放熱管22の
底面を流れて他方の連通口より流出し、接続プレート2
5を通じて連結部4の冷媒流入口21より他方の連通室
19を通って冷媒槽3の凝縮液通路10へ流入する。凝
縮液通路10を流下した凝縮液は、エンドキャップ8内
の連通路14を通って再び各蒸気通路9に供給される。
一方、放熱管22で蒸気冷媒が凝縮する際に放出した凝
縮潜熱は、放熱管22の壁面から放熱用フィン23へ伝
わり、冷却ファンによって送風される空気中へ放出され
る。
【0015】(第1実施例の効果)本実施例によれば、
冷媒槽3と連結部4がそれぞれ別々の押出材7、15を
使用して構成されている。これにより、蒸気通路9から
冷媒流出口20まで蒸気冷媒が通過する一方の連通室1
8を切削加工することなく形成できる。特に、本実施例
では、発熱体2の発熱量が大きく発生する蒸気冷媒の量
が多い場合でも、連結部4の高さ(押し出し長さ)を高
くするだけで容易に一方の連通室18を拡大できるた
め、切削加工を必要とする先願と比べてコストを低減で
きる。
冷媒槽3と連結部4がそれぞれ別々の押出材7、15を
使用して構成されている。これにより、蒸気通路9から
冷媒流出口20まで蒸気冷媒が通過する一方の連通室1
8を切削加工することなく形成できる。特に、本実施例
では、発熱体2の発熱量が大きく発生する蒸気冷媒の量
が多い場合でも、連結部4の高さ(押し出し長さ)を高
くするだけで容易に一方の連通室18を拡大できるた
め、切削加工を必要とする先願と比べてコストを低減で
きる。
【0016】(第2実施例)図3は沸騰冷却装置1の正
面図、図4は沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例
は、連結部4を構成する押出材15を冷媒槽3を構成す
る押出材7の上端外周に嵌合させる構造の一例を示す。
連結部4を構成する押出材15は、その横幅及び厚さ
が、冷媒槽3を構成する押出材7より嵌合厚さ分だけ大
きく形成されている。なお、押出材15の仕切壁17
は、第1実施例の位置に設けた場合、仕切壁17の下端
面が通路壁12の上端面に当たって嵌合できなくなるた
め、図3に示す様に、通路壁12とずれた位置に設けら
れている。但し、この場合でも、押出材7の側壁面に当
たる分だけ仕切壁17の両端部を削除する必要がある
が、その削除する量も極めて少なく、削除する深さも浅
いため、大きなコストアップの要因とはならない。な
お、仕切壁17を第1実施例の位置に設けて、嵌合する
深さ分だけ仕切壁17全体を削除しても良い。
面図、図4は沸騰冷却装置1の側面図である。本実施例
は、連結部4を構成する押出材15を冷媒槽3を構成す
る押出材7の上端外周に嵌合させる構造の一例を示す。
連結部4を構成する押出材15は、その横幅及び厚さ
が、冷媒槽3を構成する押出材7より嵌合厚さ分だけ大
きく形成されている。なお、押出材15の仕切壁17
は、第1実施例の位置に設けた場合、仕切壁17の下端
面が通路壁12の上端面に当たって嵌合できなくなるた
め、図3に示す様に、通路壁12とずれた位置に設けら
れている。但し、この場合でも、押出材7の側壁面に当
たる分だけ仕切壁17の両端部を削除する必要がある
が、その削除する量も極めて少なく、削除する深さも浅
いため、大きなコストアップの要因とはならない。な
お、仕切壁17を第1実施例の位置に設けて、嵌合する
深さ分だけ仕切壁17全体を削除しても良い。
【図1】沸騰冷却装置の正面図である(第1実施例)。
【図2】沸騰冷却装置の側面図である(第1実施例)。
【図3】沸騰冷却装置の正面図である(第2実施例)。
【図4】沸騰冷却装置の側面図である(第2実施例)。
【図5】先願の冷媒槽の断面図である。
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 4 連結部 5 放熱器 7 押出材(冷媒槽) 9 蒸気通路 10 凝縮液通路 12 通路壁 15 押出材(連結部) 17 仕切壁 18 一方の連通室 19 他方の連通室 20 冷媒流出口 21 冷媒流入口
Claims (2)
- 【請求項1】発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、 前記発熱体が取り付けられて、内部に前記発熱体の発す
る熱で気化する冷媒が収容された冷媒槽と、 この冷媒槽で気化した蒸気冷媒の熱を放出する放熱器
と、 前記冷媒槽と前記放熱器とを気密に連結して、前記冷媒
槽で沸騰気化した蒸気冷媒を前記放熱器へ導くととも
に、前記放熱器で液化した凝縮液を前記冷媒槽へ供給す
る連結部とを備え、 前記冷媒槽と前記連結部は、それぞれ押し出し成形され
た別々の押出材を使用して構成されていることを特徴と
する沸騰冷却装置。 - 【請求項2】前記冷媒槽を構成する前記押出材は、押し
出し方向に延びる通路壁を有し、この通路壁によって前
記押出材の内部に蒸気冷媒が流出する蒸気通路と凝縮液
が流入する凝縮液通路とが設けられ、且つ前記冷媒槽
は、前記蒸気通路と前記凝縮液通路とを連通する連通路
が設けられ、 前記連結部を構成する前記押出材は、押し出し方向に延
びる仕切壁を有し、この仕切壁によって前記押出材の内
部が前記蒸気通路に通じる一方の連通室と前記凝縮液通
路に通じる他方の連通室とに区画されていることを特徴
とする請求項1記載の沸騰冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19585696A JPH1041446A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 沸騰冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19585696A JPH1041446A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 沸騰冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1041446A true JPH1041446A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16348143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19585696A Pending JPH1041446A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 沸騰冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1041446A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040044057A (ko) * | 2002-11-21 | 2004-05-27 | 현진소재주식회사 | 선박용 커넥팅로드의 제조방법 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP19585696A patent/JPH1041446A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040044057A (ko) * | 2002-11-21 | 2004-05-27 | 현진소재주식회사 | 선박용 커넥팅로드의 제조방법 |
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